JP3826811B2 - Manufacturing method of semiconductor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子の電極形成面の裏面に接着材により補強部材を接合して成る半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の基板などに実装される半導体装置は、ウェハ状態で回路パターン形成が行われた半導体素子にリードフレームのピンや金属バンプなどを接続するとともに樹脂などで封止するパッケージング工程を経て製造されている。最近の電子機器の小型化に伴って半導体装置の小型化も進み、中でも半導体素子を薄くする取り組みが活発に行われている。
【0003】
薄化された半導体素子は外力に対する強度が弱くハンドリング時のダメージを受けやすいことから、従来より薄化された半導体素子を用いた半導体装置は、半導体素子に補強部材を貼着することによって補強される。この補強部材の貼着は、半導体素子のバンプ形成面の反対側に、補強部材を接着材を用いて圧着することにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の補強部材の圧着工程においては、半導体素子のバンプ形成面の反対面と接着材の接合界面との間に空気が残留することに起因して、半導体素子の平坦度の不良や半導体装置の実装時の不具合が生じやすい。すなわち、半導体素子を補強部材に貼着する際には、接合界面に空気を巻き込みやすく、巻き込まれた空気は部分的にボイドを形成する。
【0005】
そして補強部材を半導体素子に押圧して接合する圧着工程においては、ボイドが存在する部分の半導体ウェハはボイド内の空気圧力によって部分的に変形することから、押圧状態を解除した後にボイド部分が他の部分と同一平面とはならず、平坦度の不良が生じる。またこのように接着界面に空気を内蔵したまま半導体装置が基板に実装されリフローに送られると、加熱によってボイド内の気体が膨張して破裂を生じる不具合が発生する場合がある。
【0006】
そこで本発明は、補強部材を接合する圧着工程において接合界面にボイドが形成されることがなく、ボイドに起因する平坦度の不良や実装不具合を防止することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の半導体装置の製造方法は、半導体素子の外部接続用の電極上にバンプが形成されたバンプ形成面の裏面に伸縮する材質の樹脂接着材を介して補強部材を接合して成る半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、複数の半導体素子の前記電極上にバンプが形成された半導体ウェハを半導体素子毎に分離する半導体素子分離工程と、半導体素子分離工程後に前記半導体素子の裏面に伸縮する材質の樹脂接着材を介して補強部材を圧着する補強部材圧着工程とを含み、前記半導体素子分離工程において、前記バンプ形成面にシートが貼着された状態で半導体ウェハを研磨して薄化した後に、半導体ウェハを切断することにより半導体素子毎に分離する。
【0010】
本発明によれば、複数の半導体素子の電極上にバンプが形成された半導体ウェハを半導体素子ごとに分離した後に、半導体素子の裏面に樹脂接着材を介して補強部材を圧着することにより、圧着工程において接合界面にボイドが形成されることがなく、ボイドに起因する平坦度の不良や実装後の不具合を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次の本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図5は本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法の工程説明図、図4は本発明の一実施の形態の半導体装置の実装方法の工程説明図である。
【0012】
まず図1、図2、図3を参照して、半導体装置の製造方法について説明する。この半導体装置の製造方法は、半導体素子の外部接続用の電極上にバンプが形成されたバンプ形成面の裏面に低弾性係数の樹脂接着材を介して補強部材を接合して成る半導体装置を製造するものである。
【0013】
図1(a)において、1は複数の半導体素子が形成された半導体ウェハである。半導体ウェハ1の上面の外部接続用の電極(図示省略)上には、バンプ2が形成されている。図1(b)に示すように半導体ウェハ1のバンプ形成面の反対面にはダイシングシート3が貼着される。そしてダイシングシート3が貼着された状態で半導体ウェハ1のダイシングが行われ、各半導体素子1aの境界には半導体ウェハ1の厚みを部分的に切断する切断溝1bが形成される。
【0014】
次いでこの状態で半導体ウェハ1はダイシングシート3とともに反転され、バンプ形成面が下向きの姿勢となる。そして半導体ウェハ1の各半導体素子1aのバンプ形成面には、図1(c)に示すように薄化工程での補強用の保護シート4が貼着される。ここで保護シート4の表面には粘着樹脂層4aが形成されており、各半導体素子1aのバンプ形成面を粘着樹脂層4aに対して押圧することにより、図1(d)に示すようにバンプ2が粘着樹脂層4a内に埋入するとともに、半導体素子1aの表面は粘着樹脂層4aの表面に密着する。そしてこの後、図1(e)に示すように半導体ウェハ1からダイシングシート3が剥離される。
【0015】
次にダイシングシート3の剥離後の半導体ウェハ1は研磨工程に送られる。図2(a)に示すように、研磨ツール5によって半導体ウェハ1のバンプ形成面の反対側を機械研磨する。これにより、バンプ形成面の反対側からダイシング工程における切断残りの厚み分が除去され、半導体ウェハ1は約50μmの厚さまで薄化されるとともに、各半導体素子1a毎に分離される(半導体素子分離工程)。
【0016】
次いで、プラズマエッチング処理によるストレス層除去が行われる。ここでは図2(b)に示すように、保護シート4で補強され機械研磨された半導体ウェハ1は、プラズマ処理装置6の処理室7内に設けられた載置部8上に載置される。そして処理室7内でプラズマを発生させることにより、前工程の機械研磨において研磨加工面に生じたマイクロクラックを含むストレス層をプラズマエッチングにより除去する。これにより、薄化された半導体ウェハ1の強度が向上する。なお、ストレス層の除去方法としては、プラズマエッチング以外にポリッシング工法による処理や、薬液を用いたケミカルエッチングでも良い。またストレス層を除去する工程は省略しても良い。
【0017】
この後、図2(c)に示すように、個片に分離され薄化された半導体素子1aのバンプ形成面の反対面(裏面)に接着材10を介して補強部材11を接合する。補強部材11は、樹脂やセラミックあるいは金属などの材質を板状に形成した補強部材である。また接着材10は低弾性係数の樹脂接着材であり、エラストマーなど接合状態における弾性係数が小さく、小さな外力で容易に伸縮する材質が用いられる。
【0018】
この補強部材11は、各半導体素子1a毎に切り分けられて半導体装置を形成した状態で、半導体装置のハンドリング用の保持部として機能すると共に、半導体素子1aを外力や衝撃から保護する補強部材としての役割をも有するものである。このため補強部材11は、半導体素子1aの曲げ剛性よりも大きな曲げ剛性を有する充分な厚さとなっている。
【0019】
補強部材接合の後、図2(d)に示すように、各半導体素子1aのバンプ形成面から保護シート4が剥離される。次いで補強部材11に接合された状態の半導体素子1aは補強部材圧着工程に送られる。図3(a)に示すように、個片の半導体素子1aが接合された補強部材11を圧着ヘッド12に保持させ、バンプ形成面を耐熱シート14が装着された熱圧着ステージ13の押圧面に対して所定の荷重で押圧する。これにより、半導体素子1aの裏面には、補強部材11が接着材10を介して接合される。
【0020】
この補強部材圧着工程において、半導体素子1aの裏面と接着材10との接合界面には空気を巻き込みやすく、図3(c)に示すように残留した空気がボイド10aを形成しやすい。このような場合にあっても、半導体素子1a相互の間にはダイシングによって切断溝1bが予め形成されていることから、熱圧着の過程において接合界面に残留したボイド10aは切断溝1bを介して大部分が排出され、熱圧着完了後に接合界面に残留するボイドはきわめて少ない。したがって、圧着ヘッド12による押圧状態を解除した後に、ボイドの存在によって生じる平坦度の不良発生がきわめて少ない。
【0021】
次いで、熱圧着後の半導体素子1aは個片分離工程に送られ個片の半導体装置に分割される。ここでは、図3(d)に示すように補強部材11を、各半導体素子1a毎に切断して個片の補強部材11aに分離する。このとき、図1(b)に示すダイシング工程における半導体素子1aのダイシング幅b1よりも狭いダイシング幅b2で、補強部材11を分離する。
【0022】
これにより、個片の半導体装置15が完成する。この半導体装置15は、外部接続用のバンプ2が形成された半導体素子1aと、この半導体素子1aのバンプ形成面の反対面に接着材10により接合された補強部材11aとを備えた構成となっている。そして補強部材11aのサイズB2は半導体素子1aのサイズB1よりも大きく、その外周端は半導体素子1aの外周端よりも外側に突出して、半導体装置15を側方からハンドリングする際にも半導体素子1aが保護されるような形状となっている。
【0023】
この半導体装置15の製造過程において、半導体ウェハ1にバンプ2を形成した状態で補強部材11を接合することにより、半導体ウェハ1が樹脂層で拘束された状態でバンプ形成を行う場合に発生する破損を防止することができ、加工歩留まりを向上させることができる。
【0024】
この半導体装置15の実装について図4を参照して説明する。図4(a)に示すように、半導体装置15は補強部材11aの上面を実装ヘッド16によって吸着して保持され、実装ヘッド16を移動させることにより、基板17の上方に位置する。そして半導体装置15のバンプ2を基板17の電極17aに位置合わせした状態で実装ヘッド16を下降させ、図4(b)に示すように半導体素子1aのバンプ2を電極17aに上に着地させる。
【0025】
その後基板17を加熱することにより、バンプ2を電極17aに半田接合する。すなわち、半導体装置15を基板17へ搭載する際のハンドリングにおいて、実装ヘッド16によって、補強部材11aを保持する。バンプ2の電極17aとの接合は、半田接合以外にバンプ2と電極17aを圧接させた状態で樹脂によって半導体装置15と基板17を接着する方法、あるいはバンプ2と電極17aとの金属間接合による方法、あるいは導電性樹脂接着材による接合方法を用いてもよい。この実装過程においては、接着材10と半導体素子1aとの接合界面にボイドの残留がきわめて少ないことから、加熱によってボイド内の気体が膨張して破裂を生じる不具合がほとんど発生しない。
【0026】
この半導体装置15を基板17に実装して成る実装構造は、半導体装置15の電極であるバンプ2を基板17の電極17aに接合することにより半導体装置15が基板17に固定される形態となっている。図4(c)に示すように、実装後に基板17に何らかの外力により、撓み変形が発生した場合には、半導体素子1aは薄くて撓みやすいくしかも接着材10は低弾性係数の変形しやすい材質を用いていることから、基板17の撓み変形に対して半導体素子1aと接着材10の接着層のみが追従して変形する。
【0027】
これにより、実装後にアンダーフィル樹脂を充填するなどの補強処理を必要とすることなく接合部の応力が緩和され、単に半導体素子1aと補強部材11aとを接着材10により接合するという簡易な形態のパッケージ構造で、実装後の信頼性の確保が実現される。
【0028】
なお上記実施の形態では、半導体素子分離工程において、半導体ウェハ1の厚みを部分的に切断した後に切断残りの厚み分を研磨除去することにより半導体ウェハ1を個片の半導体素子1aに分離するようにしているが、図5に説明するような方法を用いてもよい。すなわち、図5(a)に示すように、半導体ウェハ1のバンプ形成面を表面に粘着樹脂層4aが形成された保護シート4に貼着する。そしてこの状態で、バンプ形成面の反対面を研磨ツール5によって機械研磨することにより、半導体ウェハ1を薄化する。この後、研磨後の半導体ウェハ1は、図2(b)に示す方法と同様にしてストレス除去が行われる。なお、ストレス層の除去は、前述の実施の形態と同様に省略しても良い。
【0029】
薄化後の半導体ウェハ1のバンプ形成面の反対面は、図5(c)に示すようにダイシングシート3に貼着され、その後保護シート4がバンプ形成面から剥離される。この後、半導体ウェハ1はダイシング工程に送られ、ここで研磨における残りの厚み分を完全に切断する切断溝1b’が形成される。これにより、半導体ウェハ1は個片の半導体素子1aに分離される。
【0030】
その後、半導体素子1aをダイシングシートから剥離して補強部材11の接着材10に貼り付け、以下、図3(a)〜(d)に示す工程と同じ手順で半導体装置15を得る。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の半導体素子の電極上にバンプが形成された半導体ウェハを半導体素子ごとに分離した後に、半導体素子の裏面に樹脂接着材を介して補強部材を圧着するようにしたので、圧着工程において接合界面にボイドが形成されることがなく、ボイドに起因する平坦度の不良や実装後の不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法の工程説明図
【図2】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法の工程説明図
【図3】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法の工程説明図
【図4】本発明の一実施の形態の半導体装置の実装方法の工程説明図
【図5】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法の工程説明図
【符号の説明】
1 半導体ウェハ
1a 半導体素子
1b 切断溝
2 バンプ
4 保護シート
4a 粘着樹脂層
10 接着材
11、11a 補強部材
15 半導体装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing a semiconductor device in which a reinforcing member is bonded to the back surface of an electrode forming surface of a semiconductor element with an adhesive.
[0002]
[Prior art]
A semiconductor device mounted on a substrate of an electronic device is manufactured through a packaging process in which a lead frame pin or a metal bump is connected to a semiconductor element on which a circuit pattern is formed in a wafer state and sealed with a resin or the like. Has been. Along with the recent miniaturization of electronic devices, the miniaturization of semiconductor devices is also progressing, and in particular, efforts to make semiconductor elements thinner are being actively carried out.
[0003]
Since a thinned semiconductor element is weak against external force and easily damaged during handling, a semiconductor device using a semiconductor element thinner than the conventional one is reinforced by attaching a reinforcing member to the semiconductor element. The The reinforcement member is attached by pressure-bonding the reinforcement member to the opposite side of the bump formation surface of the semiconductor element using an adhesive.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described crimping step of the reinforcing member, the flatness of the semiconductor element or the semiconductor is caused by air remaining between the surface opposite to the bump forming surface of the semiconductor element and the bonding interface of the adhesive. Problems are likely to occur when mounting the device. That is, when the semiconductor element is attached to the reinforcing member, air is easily caught in the bonding interface, and the entrained air partially forms a void.
[0005]
In the crimping process in which the reinforcing member is pressed and joined to the semiconductor element, the semiconductor wafer in the part where the void exists is partially deformed by the air pressure in the void. This is not the same plane as this part, resulting in poor flatness. Further, when the semiconductor device is mounted on the substrate and sent to the reflow with air contained in the bonding interface in this way, there is a case where a gas in the void expands due to heating and causes a rupture.
[0006]
Accordingly, the present invention provides a method for manufacturing a semiconductor device in which voids are not formed at the bonding interface in the crimping process for bonding reinforcing members, and defects in flatness and mounting defects caused by the voids can be prevented. For the purpose.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a method for manufacturing a semiconductor device, comprising: bonding a reinforcing member via a resin adhesive material that expands and contracts on a back surface of a bump forming surface in which a bump is formed on an electrode for external connection of a semiconductor element. A semiconductor device manufacturing method for manufacturing a semiconductor device, wherein a semiconductor wafer having a bump formed on the electrodes of a plurality of semiconductor elements is separated for each semiconductor element, and the semiconductor is separated after the semiconductor element separation process. look including a reinforcing member bonding step of pressure bonding the reinforcing member through the material of the resin adhesive to stretch the back surface of the element, in the semiconductor device isolation process, a semiconductor wafer in a state in which the seat on the bump formation surface is adhered After polishing and thinning, the semiconductor wafer is cut to separate each semiconductor element .
[0010]
According to the present invention, a semiconductor wafer having bumps formed on electrodes of a plurality of semiconductor elements is separated for each semiconductor element, and then a reinforcing member is crimped to the back surface of the semiconductor element via a resin adhesive. In the process, voids are not formed at the bonding interface, and defects in flatness and defects after mounting due to the voids can be prevented.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1, 2, 3, and 5 are process explanatory views of a method for manufacturing a semiconductor device according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is an explanatory view of a process of a semiconductor device mounting method according to an embodiment of the present invention. It is.
[0012]
First, a method of manufacturing a semiconductor device will be described with reference to FIGS. This semiconductor device manufacturing method manufactures a semiconductor device in which a reinforcing member is joined to a back surface of a bump forming surface on which bumps are formed on an external connection electrode of a semiconductor element via a low elastic modulus resin adhesive. To do.
[0013]
In FIG. 1A,
[0014]
Next, in this state, the
[0015]
Next, the semiconductor wafer 1 from which the
[0016]
Next, the stress layer is removed by plasma etching. Here, as shown in FIG. 2B, the semiconductor wafer 1 reinforced by the
[0017]
Thereafter, as shown in FIG. 2C, the reinforcing
[0018]
The reinforcing
[0019]
After reinforcement member joining, as shown in FIG.2 (d), the
[0020]
In this reinforcing member crimping step, air is likely to be caught in the bonding interface between the back surface of the semiconductor element 1a and the adhesive 10, and the remaining air is likely to form the void 10a as shown in FIG. Even in such a case, since the cut groove 1b is formed in advance between the semiconductor elements 1a by dicing, the void 10a remaining at the bonding interface in the process of thermocompression bonding passes through the cut groove 1b. Most of the voids are discharged, and there are very few voids remaining at the joint interface after completion of thermocompression bonding. Therefore, after the pressing state by the crimping head 12 is released, the occurrence of a flatness defect caused by the presence of voids is extremely small.
[0021]
Next, the semiconductor element 1a after the thermocompression bonding is sent to the individual piece separation step and divided into individual semiconductor devices. Here, as shown in FIG. 3D, the reinforcing
[0022]
Thereby, the
[0023]
In the manufacturing process of the
[0024]
The mounting of the
[0025]
Thereafter, by heating the
[0026]
The mounting structure formed by mounting the
[0027]
As a result, the stress at the joint portion is relieved without requiring a reinforcement treatment such as filling with an underfill resin after mounting, and the semiconductor element 1a and the reinforcing member 11a are simply joined by the adhesive 10 in a simple form. The package structure ensures reliability after mounting.
[0028]
In the above embodiment, in the semiconductor element separation step, the
[0029]
The surface opposite to the bump forming surface of the
[0030]
Thereafter, the semiconductor element 1a is peeled off from the dicing sheet and attached to the adhesive 10 of the reinforcing
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, after the semiconductor wafer having the bumps formed on the electrodes of the plurality of semiconductor elements is separated for each semiconductor element, the reinforcing member is pressure-bonded to the back surface of the semiconductor element via the resin adhesive. In the crimping process, voids are not formed at the bonding interface, and it is possible to prevent defects in flatness and defects after mounting due to the voids.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a process explanatory diagram of a semiconductor device manufacturing method according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a process explanatory diagram of a semiconductor device manufacturing method according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a process explanatory diagram of a semiconductor device mounting method according to an embodiment of the present invention. FIG. 5 is a process explanatory diagram of a semiconductor device manufacturing method according to an embodiment of the present invention. Process description of the method 【Explanation of symbols】
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