JP3826260B2 - Soft foam substrate and component mounting structure using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば閉断面の構造物を硬質の充填部材で補強する際、同構造物に有る取付孔からクリップ等の係止具の挿入を許すのに用いられる軟質発泡基材および同発泡基材を用いた部品取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体、特に閉断面形状をなす骨格部品(ピラー、サイドシル、フレーム等)では、衝突や振動の対策のために、熱硬化型の硬質発泡基材(硬質の充填部材)を、骨格部品の閉断面内で発泡充填させて、満たされる硬質の充填物で骨格部品の剛性を高めたり、部品各部の振動を抑えることが行われている。
【0003】
これは、図7(a)に示されるように骨格部材a(例えばインナパネル、アウタパネルを組み合わせて筒状に構成される部材)の閉断面内に硬質発泡基材bを配設(ここでは、骨格部材aの内面に貼り付けている)し、これを外部から加熱、例えば塗装ラインの焼付け工程の熱を利用して発泡させて、骨格部材aの閉断面内を発泡充填、すなわち閉断面の空間を硬質部材で満たす技術である[(図7(b))]。
【0004】
ところが、各種の艤装部品を取付けるための取付孔、例えばクリップ孔cが骨格部材aに有る場合、図7(b)に示されるようにクリップ孔cは、発泡した硬質部分で塞がれてしまう。
【0005】
そこで、軟質の発泡基材を用いて、艤装部品の取付けが行えるようにした技術が提案されている(特許第2903196号)。
【0006】
これは、図8(a)に示されるようにクリップ孔cの裏面側(骨格部材aの内部)に、同クリップ孔cの開口を塞ぐよう、軟質で、かつ硬質発泡基材bより反応速度の速い軟質発泡基材eを貼り付け、同発泡基材eを硬質発泡基材bと同じ加熱工程で発泡させて、先に発泡する軟質発泡基材eで、骨格部材aの閉断面内にクリップ孔cからの挿入を許す領域を形成する技術である。これによると、硬質発泡基材bが発泡しても、クリップ孔cにはそのまま、同クリップ孔cからの挿入を許す領域が残るから、クリップ孔cから図9(a)に示されるように係止具であるクリップfに有る略円錐状の爪部gを差し込めば、クリップfが軟質の発泡部分hを押し退けるように進んで、クリップ孔cに嵌まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、差し込んだクリップfの爪部gが抜け出ることがある。
【0008】
この要因を調べた結果、軟質発泡基材eは、骨格部材aの内面に貼り付いているので、クリップfの爪部gを差込んで軟質の発泡部分h押し退けても、図9(b)に示されるようにクリップ孔cの開口縁部には軟質の発泡部分hが付着したままの残り、同発泡部分hがクリップ孔cの開口縁部と爪部gとの間に入り込み、これがクリップ孔cと爪部gとの係合を不完全することがわかった。具体的には、クリップ孔cの開口縁部と爪部gに入り込む軟質の発泡部分hが、開き側に戻ろうとするクリップfの爪部gの動きを阻害して、同爪部gにおける引掛かり代を不足させたり、さらには同発泡部分hで形成される傾斜面が爪部gを開口縁部へ向かって滑りやすくしており、これが要因で、一度、差し込んだクリップfの爪部gを抜けやすくしていた。しかも、クリップfの爪部gは、クリップ孔cの開口縁部でなく、発泡部分hに引っ掛かるために、クリップfがクリップ孔cに引っ掛かるときの節度感がなくなり、クリップfが引っ掛かったか否かの判断を作業者ができない不具合もあった。
【0009】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、取付孔から挿入される係止具が取付孔の開口縁部と係止できるようにした軟質発泡基材および同発泡基材を用いた部品取付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の軟質発泡基材は、上記目的を達成するために、当該基材のうち構造部材の取付孔と対向する部位に、当該開口および開口縁部を覆うようにシート部材を設け、かつ当該基材を、シート部材の周りから張り出す外形に形成して、当該張り出た基材部分が構造部材の内面に、直接、貼り付かせる構成を採用して、取付孔を塞ぐように軟質発泡基材を取付けても、同軟質発泡基材が、取付孔の開口縁部に着かずに発泡するようにした。
【0011】
これにより、軟質発泡基材を発泡させてから、部品を固定するための係止具が取付孔から挿入すると、当該係止具がシート部材を押し退ける挙動により、取付孔の開口縁部が露出するので、係止具と開口縁部とが、直接、係止されるようになり、係止具と取付孔の開口縁部との間で完全な係合が行われる。しかも、軟質発泡基材が有する強力な接着力で、強固に軟質発泡基材が構造部材に取付けられる。
【0013】
請求項2に記載の部品取付構造は、上記目的を達成するために、取付孔を有する構造部材の内面に、取付孔を塞ぐように貼り付け可能で、取付孔と対向する部位に、取付孔の開口および開口縁部を覆うようにシート部材を有するとともに、シート部材の周りから張り出す外形をもち、外部から熱が加わると発泡して、閉断面内に取付孔からの挿入を許す領域を形成する軟質発泡基材を有し、シート部材で取付孔の開口および開口縁部を覆うように、シート部材から張り出た基材部分を構造部材の内面に貼り付かせて軟質発泡基材を取り付け、外部から加わる熱で当該軟質発泡基材を発泡させることにより、部品を固定するための係止具が取付孔から挿入されたとき、シート部材が当該係止具で押し退けられて取付孔の開口縁部を露出させ、係止具と開口縁部とが、直接、係止される構造を採用して、係止具と取付孔の開口縁部との間で完全な係合が行われるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図4に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0015】
図1中1は、本発明が適用された例えば4ドアタイプの乗用車を構成する車体を示す。
【0016】
この車体1は、車体組立工程で各部の組付けと、焼付け塗装工程において塗装がなされた、艤装工程に入る前の状態を示している。
【0017】
この車体1を構成する閉断面部分を有する骨格部材のうち、例えばフロントピラー2(本願の構造部材に相当)の内部の略全体には発泡充填が施されている。
【0018】
具体的には、図2に示されるように例えばフロントピラー2は、最も車室寄りのフロントピラーインナパネル3、フロントピラーアウタパネル4、最も車外寄りのサイドアウタパネル5を溶接で接合して筒状にし、それぞれフロントピラーインナパネル3とフロントピラーアウタパネル4とで囲まれる部分と、フロントピラーアウタパネル4とサイドアウタパネル5とで囲まれる部分とを閉断面化してある。なお、フロントピラーインナパネル3のパネル部分には、例えば長手方向に所定の間隔で、クリップ孔6(本願の取付孔に相当)が穿設してある。但し、クリップ孔6は、例えば図1中の二点鎖線で示されるフロントピラー2に艤装される艤装部品、例えば信号の電送に使用するハーネス7をハーネスクリップ8(本願の係止具に相当)の差込みで固定するために使用するものである。そして、フロントピラーインナパネル3とフロントピラーアウタパネル4とで囲まれる内腔部と、フロントピラーアウタパネル4とサイドアウタパネル5とで囲まれる内腔部とは、いずれも例えばフロントピラーアウタパネル4の内面と外面とにそれぞれ貼り付けた熱硬化型の発泡充填材、例えば熱硬化型発泡シート10を加熱により発泡充填させることで中実にしてある。なお、10aは、同発泡シート10が発泡して形成される硬質の部分を示す。
【0019】
また図2に示されるように各取付孔6とこれと対向する発泡した硬化部分との間には、各取付孔6の開口を塞ぐように貼り付けた軟質発泡基材、例えば軟質発泡シート11が発泡させてある。軟質発泡シート11は、上記硬化型発泡シート10より速い反応を示す軟質発泡材が用いられ、同シート11が硬化型発泡シート10が発泡するよりも先に発泡して、クリップ孔6の開口を軟らかい部分である軟質発泡層Pで塞ぎ、クリップ差込み方向前側に、クリップ孔6からハーネスクリップ8の爪部8aの挿入を許す領域を形成している。
【0020】
この軟質発泡層Pとこれに対向する各クリップ孔6の開口および同開口の開口縁部との間には、テープ部材(本願のシート部材に相当)、例えば両面に接着面(弱)を有するアルミテープ13が介在され、同テープ13でインナーパネル内面側から、クリップ孔6の開口と同開口の開口縁部を覆っている。これで、クリップ孔6を塞いでいるアルミテープ部分に所定以上の外力が加わると、取付孔6の開口縁部に着いているアルミテープ部分が剥がれて、クリップ孔6の開口縁部が現れる構造にしてある。
【0021】
この剥がれ構造が簡単に得られるよう、本実施形態は、図3(a),(b)に示されるようなアルミテープ付き軟質発泡シート11が用いてある。
【0022】
ここで、同軟質発泡シート11の構造を、同シート11と硬化型発泡シート10とでフロントピラー2の内部が発泡充填されるまで工程と共に説明する。
【0023】
発泡充填は、車体1が出来上がるまでの工程を流用して行われる。そこで、車体1が出来上がるまでの流れを簡単にすれば、自動車の車体1は、周知のように車体組立工程において全体が組付けられ、その後、塗装ラインに入る。車体1は、この塗装ラインの電着工程、焼付け工程を経て塗装を終えた後、艤装工程、最終組立工程へ至り、製品となる。
【0024】
フロントピラー2の発泡充填は、この間の一部を利用して行われる。
【0025】
ここで、軟質発泡シート11は、図3(a),(b)に示されるようにクリップ孔6を含み同クリップ孔6の周辺を覆い隠す大きさにしたシート状の基材部分11aと、クリップ孔6の開口および同開口の開口縁部だけを覆い隠す大きさの外形にしたアルミテープ13とを組み合わせてある。具体的には、軟質発泡シート11は、基材部分11aのうちのクリップ孔6および同孔6の開口縁部と対向する部位に、アルミテープ13を、側面に有る接着面を利用して貼り付けて、1部品化している。また基材部分11aは、アルミテープ13の周りから張り出していて、張り出た部分11bをフロントピラーインナパネル3の内面に、直接、貼り付く部分としている。これで、剥がれやすいアルミテープ11b(接着力が弱いため)に頼らずに、高い接着力をもつ軟性発泡材の特徴を活用して、軟質発泡シート11を貼付できるようにしている。
【0026】
そして、車体1のフロントピラー2の組付前において、図3(a)に示されるようにフロントピラー2を構成するフロントピラーインナパネル3の内面に、各クリップ孔6をアルミテープ13で塞ぐように、上記アルミテープ付き軟質発泡シート11を貼り付ける(軟質発泡材自身がもたらす接着力による)。これにより、軟質発泡シート11は、クリップ孔6の開口縁部と直に触れずに、クリップ孔6の開口を覆い隠すよう、クリップ孔6の周辺のパネル面に貼付される。
【0027】
またフロントピラーアウタパネル4の両側面には、それぞれ熱硬化型発泡シート10を貼り付ける。このとき、各熱硬化型発泡シート10の大きさは、フロントピラーインナパネル3、フロントピラーアウタパネルパネル4、サイドアウタパネル5とで形成される閉断面空間を発泡充填させるのに必要な大きさである。
【0028】
車体組立工程において、図3(c)に示されるように軟質発泡シート11が付いているフロントピラーインナパネル3、熱硬化型発泡シート10が付いているフロントピラーアウタパネル4、サイドアウタパネル5を溶接で取着してフロントピラー2を組立てる。すると、両発泡シート10,11は、各パネル3〜5で形成される閉断面部分内に設置される。
【0029】
車体1の組立てが終了すると、車体1は電着工程に導かれ、電着塗装が車体1の表面に施される。続いて、同塗装を終えた車体1は焼付け塗装工程に導かれ、塗装は高温度の加熱によって乾燥され、焼付けられる。
【0030】
この焼付けの際の熱で、熱硬化型発泡シート10、軟質発泡シート11は反応していく。
【0031】
ここで、軟質発泡シート11は、熱硬化型発泡シート10より反応が速いので、図3(c)中の二点鎖線で示されるように、先に取付孔6を覆っている軟質発泡シート11が発泡して、クリップ孔6の裏面側に、同取付孔6と連なる軟らかい層、すなわち軟質発泡層Pを形成する。
【0032】
このとき、クリップ孔6の開口縁部は、アルミテープ13で覆われているから、軟質発泡シート11はクリップ孔6の開口縁部に付着せずに発泡する。つまり、クリップ8の挿入を妨げる要因となるクリップ孔6の開口縁部での付着を無くした軟質発泡層Pが形成される。なお、クリップ孔6の開口はアルミテープ13で塞がれているから、軟質発泡層Pがクリップ孔6から外部へ飛び出るのは抑えられる。
【0033】
その後、熱硬化型発泡シート10が発泡し、図2に示されるように残るセンタピラー2の閉断面空間内を充填し、硬化する。
【0034】
このとき、発泡した熱硬化型発泡シート10は、先に形成された軟質発泡層Pの周りの空間を発泡充填するから、フロントピラー2は、クリップ孔8からクリップ8を差込み可能とした状態を保ちながら、内部が発泡硬化される。これで、センタピラー2の補強、振動抑制など行われる。
【0035】
この後、艤装工程に入り、図2に示されるようにハーネスクリップ8をセンタピラー2の各クリップ孔6に取付ける作業が行われる。このハーネスクリップ8をセンタピラー2に取付けるときの状況が順に図4(a)〜(c)に拡大して示されている。
【0036】
ここで、ハーネスクリップ8は、図2に示されるように例えばプレート部8bの一側部にハーネス7を保持する保持部8cを有し、他側に例えば二つ割れの円錐状部で形成される爪部8aを有して構成される部品である。つまり、ハーネスクリップ8の爪部8aは、クリップ孔6に差し込むと、爪部8aが径方向に弾性変位して、クリップ孔6に嵌まり、同孔6の開口縁部に係止される構造である。
【0037】
このハーネスクリップ8の爪部8aを、アルミテープ13で塞がれているクリップ孔6へ差し込むことにより、確実にフロントピラー2に固定されていく。
【0038】
この点を説明すれば、軟質発泡層Pとクリップ孔6(孔の開口と開口縁部)との間に介在されているアルミテープ13は、接着力が小さい。また軟質発泡層Pは軟らかいから、ハーネス7を固定するためのクリップ8の爪部8aがクリップ孔6から差し込まれると、図4(a)〜(c)に示されるようにアルミテープ13は、爪部8aの先端で押されて、フロントピラーインナパネル3の内面から剥がされる。そして、差し込まれる爪部8aは、クリップ孔6ですぼまりながら、アルミテープ13を押し退け、軟質発泡層Pの奥側へ同発泡層Pを変形させながら進む。
【0039】
この押し退けにより、アルミテープ13の剥がれは進行し、図4(b)に示されるようにクリップ孔6の開口縁部を露出させる。
【0040】
そして、爪部8aがクリップ孔6を通過すると、図4(c)に示されるように弾性復帰して、爪部8aがクリップ孔6と嵌まり合い、爪部8aの基端部が、露出したクリップ孔6の開口縁部と係止して、ハーネスクリップ8をフロントピラー2に係合させ固定させる。
【0041】
このとき、ハーネスクリップ8の爪部8aとクリップ孔6の開口縁部とは、従来の技術の項で述べたように両者間に発泡部材が入り込むことなく、直接、係止されるので、両者間では完全な係合が行われる。そして、このハーネスクリップ8にハーネス7が付き、センタピラー2にフロントピラートリム14が付く(図2のみ図示)。
【0042】
したがって、クリップ孔6の開口および開口縁部を覆い隠すシート部材、すなわちアルミテープ13を採用した軟質発泡基材の採用、さらには同アルミテープ13を採用した部品取付構造の採用により、爪部8aの引掛かり代が不足したり、同爪部8aが滑りやすくなるなどの不具合は解消され、クリップ孔6に対してハーネスクリップ8を確実に係止させることができる。しかも、爪部8は、直接、クリップ孔6の開口縁部に引掛かるので、爪部8がクリップ孔6に固定されるときの節度感は明瞭であり、組付作業性の点にも優れる。
【0043】
そのうえ、軟質発泡シート10は、発泡する基材部分11aがアルミテープ13の周りから張り出す構造を採用して、張り出た部分11bがフロントピラーインナパネル3の内面に、直接、貼り付くようにしたので、軟質発泡部材がもつ強力な接着力で、強固にフロントピラーインナパネル3に取付けることができ、たとえフロントピラーインナパネル3を他の部材に溶接するときに衝撃が加わったようなときでも、軟質発泡シート10が脱落する心配はないので、安心して発泡充填の作業を進めることができる。
【0044】
図5は本発明の第2の実施形態、図6は本発明の第3の実施形態をそれぞれ示す。
【0045】
いずれも実施形態も、異なるアルミテープ13の組付け方を示している。
【0046】
具体的には、図5に示す第2の実施形態は、例えばシート状の基材部分11aより大きな外形のアルミテープ13を、フロントピラーインナパネル3の内面に貼付して、クリップ孔6の開口と開口縁部とを覆ってから、残るアルミテープ13の側面にシート状の基材部分11aを貼付する構造である。
【0047】
図6に示す第2の実施形態は、同外形のアルミテープ13をシート状の基材部分11aに貼付してから、アルミテープ13をフロントピラーインナパネル3の内面に貼付して、クリップ孔6の開口と開口縁部とを覆うようにした構造である。
【0048】
このようにしても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。なお、図5および図6において、第1の実施形態と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。
【0049】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述の実施形態では、本発明をフロントピラーに適用したが、これに限らず、車体の他の取付孔を有する骨格部材(例えばセンタピラー、リアピラー、サイドシル、サイドフレームなど)に適用してもよい。さらにシート部材としてアルミテープを採用したが、これに限らず、他のシート部材でもよい。しかも、接着面の無いシート部材でもいい場合がある(第1の実施形態の場合)。また実施形態では、取付孔として、クリップが差し込まれるクリップ孔を適用しているが、トリム部材の係止部などのように他の係止部が差し込まれる取付孔でも構わない。なお、本実施形態をトリム部材の係止部をクリップ孔cに係止させる場合に適用すれば、トリム部材の係止部はトリム部材の背後側になってしまうので、取付作業者がトリム部材の係止部とクリップ孔cとを直接、目視して位置合せすることが困難であり、取付作業者はトリム部材の係止部がクリップ孔cに位置合わせされたことを手探りで感じ取って作業しているが、図7(b)に示すように発泡した硬質部分bがクリップ孔cから膨出してしまうと、トリム部材の係止部がクリップ孔cに位置合わせされたことを手探りで感じ取ることが困難になってしまう問題に対して、発泡した硬質部分dがクリップ孔cから膨出することを防止できるので、トリム部材の係止部がクリップ孔cに位置合わせされたことを確実に手探りで感じ取ることができるようになる。
【0050】
さらに、本実施形態においては、フロントピラーインナパネル3、フロントピラーアウタパネル4、サイドアウタパネル5とで形成される閉断面空間を発泡充填させるのに熱硬化形発泡シート10を用いるようにしたが、この熱硬化形発泡シート10に代えて2液を混合させることにより発泡効果する材料を用いるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1、請求項2に記載の発明に記載の発明によれば、係止具を、取付孔から発泡した軟質発泡基材へ差し込めば、係止具と取付孔の開口縁部との両者は、両者間に発泡した軟質発泡基材が入り込むような支障なく、直接、係止され、両者で完全な係合が行われるようになる。
【0052】
したがって、取付孔に対して係止具を確実に係止させることができ、係止具が取付孔から不用意に外れるような事態を未然に防ぐことができる。しかも、軟質発泡基材自身がもつ強力な接着力で、シート部材付きの軟質発泡基材を強固に構造物材に取付けることができ、たとえ衝撃が加わるようなときでも、軟質発泡基材が脱落する心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る、フロントピラーが発泡充填された車体の一部を示す斜視図。
【図2】図1中A−A線に沿うフロントピラーの断面図。
【図3】センタピラーの内部で、軟質発泡部材と硬質発泡部材とを発泡させる手順を説明する図。
【図4】クリップの差込みで押し退けられるシート部材によって露出する取付孔の開口縁部にクリップの爪部が係合するまでの説明するための断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態の要部を説明するための断面図。
【図6】本発明の第3の実施形態の要部を説明するための断面図。
【図7】構造部材を発泡充填で補強する技術を説明するための断面図。
【図8】取付孔からクリップが差し込めるようにした発泡充填の技術を説明するための断面図。
【図9】同発泡充填で、クリップが抜けやすくなるのを説明するための断面図。
【符号の説明】
2…フロントピラー(構造部材)
3…フロントピラーインナパネル
6…クリップ孔(取付孔)
7…ハーネス
8…ハーネスクリップ(係止具)
8a…爪部
10…熱硬化型発泡シート(発泡充填材)
11…軟質発泡シート(軟質発泡基材)
11b…張り出た部分
13…アルミテープ(シート部材)。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention, for example, when a structure having a closed cross section is reinforced with a hard filling member, is provided with a soft foam base and a foam base used to allow insertion of a fastener such as a clip from a mounting hole in the structure. The present invention relates to a component mounting structure using materials.
[0002]
[Prior art]
For automobile body parts, especially skeleton parts (pillars, side sills, frames, etc.) that have a closed cross-sectional shape, a thermosetting hard foam base (hard filling member) is used for the skeleton parts to prevent collisions and vibrations. The foam filling is performed in a closed cross section, and the rigidity of the skeletal part is increased by the hard filling to be filled, and the vibration of each part of the part is suppressed.
[0003]
As shown in FIG. 7 (a), the hard foam base material b is disposed in a closed cross section of a skeleton member a (for example, a member configured in a cylindrical shape by combining an inner panel and an outer panel) (here, This is affixed to the inner surface of the skeleton member a), and this is heated from the outside, for example, foamed by using the heat of the baking process of the coating line, and the inside of the closed section of the skeleton member a is filled with foam, that is, the closed section This is a technique for filling a space with a hard member [(b) in FIG. 7].
[0004]
However, when the attachment hole for attaching various equipment parts, for example, the clip hole c is in the skeleton member a, the clip hole c is blocked by the foamed hard portion as shown in FIG. .
[0005]
In view of this, a technique has been proposed in which a fitting component can be attached using a soft foam substrate (Japanese Patent No. 2903196).
[0006]
As shown in FIG. 8 (a), the reaction speed is higher than that of the soft and hard foam base material b so as to block the opening of the clip hole c on the back side of the clip hole c (inside the skeleton member a). The soft foam base material e is pasted, the foam base material e is foamed in the same heating process as the hard foam base material b, and the soft foam base material e foams first, and within the closed cross section of the skeleton member a This is a technique for forming a region allowing insertion from the clip hole c. According to this, even if the hard foam base material b is foamed, the clip hole c remains as it is, and an area that allows insertion from the clip hole c remains as shown in FIG. 9A. When the substantially conical claw portion g in the clip f which is a locking tool is inserted, the clip f advances so as to push away the soft foamed portion h and fits into the clip hole c.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the nail | claw part g of the inserted clip f may come out.
[0008]
As a result of investigating this factor, the soft foam base material e is adhered to the inner surface of the skeleton member a. Therefore, even if the claw portion g of the clip f is inserted and the soft foam portion h is pushed away, FIG. As shown in FIG. 4, the soft foamed portion h remains attached to the opening edge of the clip hole c, and the foamed portion h enters between the opening edge of the clip hole c and the claw portion g. It was found that the engagement between the hole c and the claw part g was incomplete. Specifically, the soft foamed portion h that enters the opening edge of the clip hole c and the claw portion g hinders the movement of the claw portion g of the clip f that attempts to return to the open side, and pulls at the claw portion g. The slant surface formed by the foamed portion h makes the hooking portion short, and makes the claw portion g slip easily toward the opening edge. This is the reason, and the claw portion g of the clip f once inserted. It was easy to escape. Moreover, since the claw portion g of the clip f is caught not by the opening edge of the clip hole c but by the foamed portion h, there is no sense of moderation when the clip f is caught by the clip hole c, and whether or not the clip f is caught. There was also a problem that the operator could not make the judgment.
[0009]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and its object is to provide a flexible foam base material and a soft foam base material that can be engaged with an opening edge of the attachment hole. The object is to provide a component mounting structure using a foamed substrate.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the soft foam base material according to claim 1 is provided with a sheet member so as to cover the opening and the opening edge at a portion of the base material facing the mounting hole of the structural member. In addition, the base material is formed in an outer shape that protrudes from the periphery of the sheet member, and the protruding base material portion is directly attached to the inner surface of the structural member so as to block the mounting hole. Even when a soft foam base material is attached to the base material, the soft foam base material foams without reaching the opening edge of the attachment hole.
[0011]
Thereby, after foaming the soft foam base material, when the locking tool for fixing the component is inserted from the mounting hole, the opening edge of the mounting hole is exposed due to the behavior of the locking tool pushing away the sheet member. since the locking part and the opening edge, directly, now locked, Ru perform a complete engagement between the opening edge portion of the fastener and the mounting hole. Moreover, a strong adhesion with the soft foam substrate, Ru firmly soft foam substrate is attached to the structural member.
[0013]
In order to achieve the above object, the component mounting structure according to
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on a first embodiment shown in FIGS.
[0015]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a vehicle body constituting, for example, a four-door type passenger car to which the present invention is applied.
[0016]
The vehicle body 1 shows a state before entering the outfitting process after the assembly of each part in the vehicle body assembly process and the painting in the baking painting process.
[0017]
Of the skeletal member having a closed cross-sectional portion constituting the vehicle body 1, for example, substantially the entire interior of the front pillar 2 (corresponding to the structural member of the present application) is filled with foam.
[0018]
Specifically, as shown in FIG. 2, for example, the
[0019]
As shown in FIG. 2, a soft foam base material, for example, a
[0020]
A tape member (corresponding to a sheet member of the present application), for example, an adhesive surface (weak) is provided on both sides between the soft foam layer P and the opening of each
[0021]
In this embodiment, a
[0022]
Here, the structure of the
[0023]
The foam filling is performed by diverting the process until the vehicle body 1 is completed. Therefore, if the flow until the vehicle body 1 is completed is simplified, the vehicle body 1 of the automobile is assembled in the vehicle body assembly process as is well known, and then enters the painting line. After finishing painting through the electrodeposition process and baking process of this painting line, the vehicle body 1 reaches the outfitting process and the final assembly process to become a product.
[0024]
Foam filling of the
[0025]
Here, the
[0026]
Before the
[0027]
Further, a
[0028]
In the vehicle body assembly process, as shown in FIG. 3C, the front pillar
[0029]
When the assembly of the vehicle body 1 is completed, the vehicle body 1 is guided to an electrodeposition process, and electrodeposition coating is applied to the surface of the vehicle body 1. Subsequently, the vehicle body 1 that has finished the painting is guided to a baking painting process, and the painting is dried and baked by heating at a high temperature.
[0030]
The heat-curing
[0031]
Here, since the
[0032]
At this time, since the opening edge of the
[0033]
Thereafter, the thermosetting foamed
[0034]
At this time, since the foamed
[0035]
After this, the outfitting process is started, and the work of attaching the harness clip 8 to each
[0036]
Here, as shown in FIG. 2, the harness clip 8 has, for example, a holding portion 8 c that holds the
[0037]
By inserting the
[0038]
Explaining this point, the
[0039]
As a result of this displacement, the
[0040]
Then, when the
[0041]
At this time, the
[0042]
Therefore, by adopting a sheet member that covers the opening and the opening edge of the
[0043]
In addition, the
[0044]
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention, and FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention.
[0045]
Both embodiments show different ways of assembling the
[0046]
Specifically, in the second embodiment shown in FIG. 5, for example, an
[0047]
In the second embodiment shown in FIG. 6, after the
[0048]
Even if it does in this way, there exists an effect similar to 1st Embodiment. 5 and 6, the same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0049]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications may be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the present invention is applied to the front pillar. However, the present invention is not limited to this, and may be applied to a skeleton member having another mounting hole of the vehicle body (for example, a center pillar, a rear pillar, a side sill, a side frame, etc.). Good. Furthermore, although the aluminum tape was employ | adopted as a sheet | seat member, not only this but another sheet | seat member may be sufficient. In addition, a sheet member without an adhesive surface may be used (in the case of the first embodiment). Further, in the embodiment, a clip hole into which a clip is inserted is applied as the attachment hole, but an attachment hole into which another engagement portion such as an engagement portion of a trim member is inserted may be used. If this embodiment is applied to the case where the locking portion of the trim member is locked to the clip hole c, the locking portion of the trim member will be behind the trim member. It is difficult to align the engaging portion of the trimming member and the clip hole c by visual observation, and the installation operator feels that the engaging portion of the trim member has been aligned with the clip hole c. However, if the foamed hard portion b bulges out from the clip hole c as shown in FIG. 7 (b), it is felt by hand that the locking portion of the trim member is aligned with the clip hole c. Since it is possible to prevent the foamed hard portion d from bulging out from the clip hole c, it is ensured that the locking portion of the trim member is aligned with the clip hole c. Feeling by groping It becomes possible way.
[0050]
Further, in the present embodiment, the
[0051]
【The invention's effect】
Claim 1 as described above, according to the invention described in the invention of
[0052]
Therefore, the locking tool can be reliably locked with respect to the mounting hole, and a situation in which the locking tool is inadvertently detached from the mounting hole can be prevented. In addition, the strong foam strength of the soft foam base material itself allows the soft foam base material with a sheet member to be firmly attached to the structure material. Even when an impact is applied, the soft foam base material falls off. There is no worry to do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a part of a vehicle body in which a front pillar is foam-filled according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the front pillar along the line AA in FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating a procedure for foaming a soft foam member and a hard foam member inside a center pillar.
FIG. 4 is a cross-sectional view for explaining until the claw portion of the clip is engaged with the opening edge portion of the mounting hole exposed by the sheet member pushed away by insertion of the clip.
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining a main part of a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view for explaining a main part of a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view for explaining a technique for reinforcing a structural member by foam filling.
FIG. 8 is a cross-sectional view for explaining a foam filling technique in which a clip can be inserted from a mounting hole.
FIG. 9 is a cross-sectional view for explaining that the clip is easily pulled out by the foam filling.
[Explanation of symbols]
2. Front pillar (structural member)
3 ... Front pillar
7 ... Harness 8 ... Harness clip (locking tool)
8a ...
11 ... Soft foam sheet (soft foam base)
11b: Overhanging portion 13: Aluminum tape (sheet member).
Claims (2)
前記軟質発泡基材は、
当該基材のうち前記取付孔と対向する部位に、当該取付孔の開口および開口縁部を覆うシート部材を有し、
かつ当該基材が、前記シート部材の周りから張り出す外形に形成され、当該張り出た基材部分が前記構造部材の内面に、直接、貼り付かせる構成としてある
ことを特徴とする軟質発泡基材。Fastener to the inner surface of the structural member of closed section having an insertable mounting hole, the mounting hole can be pasted so as to close the a, foamed and heat is applied from outside, the attachment to the closed plane A soft foam substrate that forms a region allowing insertion of the locking tool from a hole,
The soft foam substrate is
In the portion of the base material facing the mounting hole, a sheet member that covers the opening and the opening edge of the mounting hole ,
And the substrate is formed to the outer shape protruding from the circumference of the sheet member, the inner surface of the clad out the substrate portion is the structural member, directly, soft foam, wherein the Ru configuration entirety in to stick the base material.
前記シート部材で前記取付孔の開口および開口縁部を覆うように、前記シート部材から張り出た基材部分を前記構造部材の内面に貼り付かせて前記軟質発泡基材を取り付け、外部から加わる熱で当該軟質発泡基材を発泡させることにより、
前記係止具が前記取付孔から挿入されたとき、前記シート部材が当該係止具で押し退けられて前記取付孔の開口縁部を露出させ、前記係止具と開口縁部とが、直接、係止されるようにしてある
ことを特徴とする部品取付構造。It can be affixed to the inner surface of a structural member having a closed cross section having a mounting hole into which a locking tool can be inserted so as to close the mounting hole, and the portion facing the mounting hole has an opening and an opening edge of the mounting hole. A soft foam that has a sheet member that covers a portion, has an outer shape that projects from the periphery of the sheet member, and foams when heat is applied from the outside to form a region allowing insertion from the mounting hole in the closed cross section Having a substrate ,
Attach the soft foam base material by attaching the base material portion protruding from the sheet member to the inner surface of the structural member so as to cover the opening and the opening edge of the attachment hole with the sheet member, and add from the outside By foaming the soft foam substrate with heat,
When the locking device is inserted from the mounting hole, wherein the sheet member is pushed away in the locking device to expose the opening edge of the mounting hole, and the locking member and the opening edge, directly, A component mounting structure characterized by being locked.
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