JP3825846B2 - Sheet processing apparatus and image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート処理装置に関し、詳細には、例えば、複写機、印刷機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置から画像形成後に排出される複写用紙等のシートを順次装置内に取り込み、該シートの整合やシートの略中央付近の綴じ、折り等の処理を行い、積載部に排出し積載するシート処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート処理装置300 は、図16に示すように、搬送ローラ301 ,302 、シートストッパ303 、シート整合手段304 、シート綴じ装置305 、突き出し板306 、折りローラ307 ,308 、排出ローラ309 , 310、及び積載トレイ311 により構成されている。
【0003】
従来のシート処理装置300 において、不図示の画像形成装置から排出されたシートはシート処理装置300 内に搬送される。前記シートは、先ず搬送ローラ301 に挟持搬送され、シート綴じ装置305 の近傍を通って搬送ローラ302 に受け渡される。更に前記シートは、第1積載位置で待機しているシートストッパ303 へ先端が到達するまで搬送され、シート整合手段304 により端部が揃えられ整合が行われる。この同様な動作が複数枚のシートに対して繰り返され、第1積載位置に複数枚のシートが積載される。積載されたシートはシート綴じ装置305 により束綴じされる。その後、シートストッパ303 は前記第1積載位置よりも上方である第2積載位置(図16に示す位置)まで移動する。そこで、前記束綴じされたシート束は突き出し板306 により突かれることによって折りローラ307 ,308 に突入し、2つ折りにされて、排出ローラ309 ,310 により積載トレイ311 上に排出される。このとき、排出ローラ309 は、図17に示すように同じ大きさの4つのローラ309a,309b,309c,309dにより形成されているので、比較的コシの強いとされる小さなサイズのシート束も、コシの弱いとされる大きなサイズのシート束も同様に搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来例では、コシの弱いシート束を搬送するときに、該シート束の先端が排出ローラ309 ,310 を抜けた直後から下を向いてしまい、そのまま落下するような形で積載トレイ311 と直角に近い角度で衝突してしまい、積載トレイ311 上に正しく積載されないおそれがあった。
【0005】
そこで、前記シート束を積載トレイ311 上に排出する際に、該シート束のサイズやコシの強さにかかわらず、シート束を搬送方向と直交する幅方向において湾曲させながら、いわゆる縦コシをつけながら搬送することが考えられる。しかしながら、幅が小さくコシの強いシート束の中には縦方向(搬送方向と平行な方向)に折れ易いものがあり、縦コシを付けようとすると縦方向に折れてしまうおそれがあった。
【0006】
また、縦の折れ目が入ったシート束は、積載トレイ311 上に排出されると、折りローラ307 ,308 によって折られた折り目がすぐに開いてしまい、積載トレイ311 上に正しく積載されないおそれがあった。
【0007】
そこで本発明の目的は、シート束がサイズやコシの強さに関係なく、常に正しい状態で積載トレイに排出され、積載されるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、複数枚のシートを積載することの可能な第1シート積載部と、第1シート積載部にシートを搬送する第1シート搬送手段と、第1シート積載部に積載されたシートを整合する整合手段と、整合された複数枚のシートの前記第1シート搬送手段による搬送方向の略中央部に綴じ止めを行うシート綴じ手段と、綴じ止めされたシート束を綴じ止め位置で2つ折りにするシート束折り手段と、2つ折りにされたシート束を積載する第2シート積載部と、第2シート積載部に2つ折りにされたシート束を搬送する第2シート搬送手段と、を有するシート処理装置において、シート束を第2シート積載部に搬送するときに、前記シート束の搬送方向と直交する幅方向の長さが所定の長さより短い場合にはシート束を湾曲させずに搬送し、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さより長い場合にはシート束を幅方向に湾曲させながら搬送し、前記第2シート搬送手段は、互いに外径の異なる第1搬送ローラと第2搬送ローラを有し、前記幅方向の長さが所定の長さより短いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送し、前記幅方向の長さが所定の長さより長いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送しつつ該シート束の幅方向端部付近が前記第1搬送ローラの挟持位置より高く又は低くなるように第2搬送ローラで搬送するとともに、前記第2搬送ローラを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラを形成している部材の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、シート束が第2シート積載部に搬送される際に、該シート束の幅方向の長さが所定の長さより長い場合には幅方向に湾曲させながら、いわゆる縦コシを付けて搬送されるため、搬送途中において前記シート束の先端が第2シート積載部に対して垂直方向に垂れてしまい積載不良になるようなことはない。一方で、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さより短い場合には湾曲させずに、いわゆる縦コシを付けずに搬送されるため、積載不良を招くシート束の縦方向の折れを防止することができる。依って、前記第2シート積載部に搬送されるシート束は、サイズやコシの強さに関係なく、常に正しい状態で搬送され、積載される。また、前記第2搬送ローラを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラを形成している部材の摩擦係数よりも小さくなっており、前記シート束を前記第1搬送ローラで挟持しながら搬送する際に、該シート束が滑ることによって生じるローラ跡が付かないようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を適用したシート処理装置の一実施形態について図面を参照して具体的に説明する。図15は本実施形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例を示す縦断正面図である。
【0011】
尚、以下の説明の順次としては、先ず画像形成装置(本実施形態では複写機を例示)の概略構成について簡単に説明し、次に本実施形態に係るシート処理装置について詳細に説明する。
【0012】
{画像形成装置の概略構成}
先ず、画像形成装置の概略構成について図15を参照して簡単に説明する。図15に示すように、画像形成装置本体900 には、原稿載置台としてのプラテンガラス906 、光源907 、レンズ系908 、給紙部909 、画像形成部902 等が備えられている。
【0013】
給紙部909 は、記録用のシートSを収納して装置本体900 に着脱自在なカセット910 ,911 、及びペディスタル912 に配置されたデッキ913 を有している。画像形成部902 には、円筒状の感光体ドラム914 とその回りの現像器915 、転写用帯電器916 、分離帯電器917 、クリーナ918 、一次帯電器919 等がそれぞれ備えられている。画像形成部902 の下流側には、搬送装置920 、定着装置904 、排出ローラ対905 等が配設されている。
【0014】
次に、この画像形成装置本体900 の動作を説明する。装置本体900 側に設けられている制御装置150 から給紙信号が出力されると、カセット910 ,911 又はデッキ913 からシートSが給送される。一方、原稿載置台としてのプラテンガラス906 に載置されている原稿Dに、光源907 から当てられて反射した光は、レンズ系908 を介して感光体ドラム914 に照射される。感光体ドラム914 は、予め一次帯電器919 により帯電されていて、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで現像器915 により静電潜像を現像してトナー像が形成される。
【0015】
給紙部909 から給送されたシートSは、レジストローラ901 で斜行が補正され、更にタイミングが合わされて画像形成部902 へ送られる。画像形成部902 では、感光体ドラム914 のトナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器916 によって転写される。トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器917 によって転写用帯電器916 と逆極性に帯電されて、感光体ドラム914 から分離される。
【0016】
そして、分離されたシートSは、搬送装置920 により定着装置904 に搬送されて、該定着装置904 によりシートSに転写画像(トナー像)が永久定着される。画像が定着されたシートSは、排出ローラ対905 により装置本体900 から排出される。
【0017】
このようにして、給紙部909 から給送されたシートSは、画像が形成された後、画像形成装置本体900 より排出され、後述するシート処理装置2に搬入される。
【0018】
{シート処理装置の構成}
次に本実施形態に係るシート処理装置について詳細に説明する。図1は本実施形態に係るシート処理装置の縦断側面図である。図1において、900 は前述した画像形成装置本体である。尚、本実施形態では、画像形成装置として複写機を例示しているが、これに限定されるものではなく、例えばプリンタや印刷装置等の他の画像形成装置であっても良い。
【0019】
905 は排出ローラ対であり、排出ローラ905aと、該排出ローラ905aに押圧された排出コロ905bとよりなる。2は本発明を適用したシート処理装置である。
【0020】
3は入口フラッパであり、この入口フラッパ3は入口ソレノイド3d(図3参照)に係合しており、該入口ソレノイド3dの電源ON、OFFによって製本モード/スタックモードの切り換えを行っている。
【0021】
(スタックモード構成)
4は排紙ガイドである。排紙ガイド4の下流にはスタッカ排出ローラ5とスタッカ排出コロ6が配置されている。7はスタッカトレイであって、スタッカ排出ローラ5から排出されたシートを積載するものである。
【0022】
シート処理でスタックモードが選択された時、画像形成装置900 により画像が形成され、排出されたシートは、入口フラッパ3により排紙ガイド4に導かれ、スタック排出ローラ5及びスタック排出コロ6によりスタッカトレイ7上に排出され、積載される。
【0023】
(製本モード構成)
11,12はガイドである。13は搬送ローラであって、その対向面には搬送コロ14が配置されている。この搬送コロ14は前記搬送ローラ13に押圧されている。
【0024】
15は切換フラッパ上、16は切換フラッパ下である。この切換フラッパ上、下15,16には切換ソレノイド上、下15d,16dが係合しており(図3参照)、電気的信号でON、OFFすることによって図1に示す一点鎖線と実線の2つの位置をとるように構成されている。
【0025】
17a,22aはそれぞれ搬送ローラであって、その対向面にはシートを搬送ローラ17a,22aに当接させる弾性部材17d,22dが配設され、搬送ローラ17a,22aに付勢されている。この搬送ローラ17a,22aは、搬送ローラ13により送られてくるシートを受けて、更に搬送する。
【0026】
前記搬送ローラ13、搬送コロ14や、搬送ローラ17a,22aによりシートを搬送する第1シート搬送手段が構成されている。
【0027】
この第1シート搬送手段により搬送されるシートの先端が、第1シート積載手段としての先端ストッパ23に達すると、該シート先端が先端ストッパ23に達したことがセンサ33によって検知され、前記第1シート搬送手段は停止する。
【0028】
18は後で説明するステイプラユニットであって、シート束を針綴じするシート綴じ手段である。20,21はステイプラユニット18の下流側に配置されたガイドである。
【0029】
24a,24bは幅寄せ部材であって、シートを両サイドから押さえて整合するための整合手段である。23は前述した先端ストッパであって、ガイド20,21間に進入してきたシートの先端を受ける第1シート積載部である。この先端ストッパ23は、ガイド20,21間を図中矢印方向に移動可能に構成されている。先端ストッパ23の目的は2つあり、1つは前記シートをステイプラユニット18で針綴じするときの位置決めと、他の1つは後述する折りの位置決めである。また、先端ストッパ23上には、前述したシート先端を検知する先端ストッパセンサ33が配設されている。
【0030】
25は突き出しユニットであって、折りを行う前はガイド12,21より下面に退避している。26,27はシート束折り手段としての折りローラであって、互いに押圧されている。28は排出ガイドであって、折りローラ26,27により折られながら搬送されるシート束を第2シート搬送手段としての排出ローラ30及び排出コロ31のニップ間に案内するためのものである。
【0031】
29は排出センサであり、折りローラ26,27により折られながら搬送されるシート束の先端及び後端を検知するものである。32は第2シート積載部としての積載トレイであり、前記排出ローラ30、排出コロ31により排出されたシート束を略水平方向の積載面に積載保持するものである。
【0032】
ここで、前記第2シート搬送手段について図2を用いて詳しく説明する。排出ローラ30は同一軸上に配設された4つのローラ30a,30b,30c,30dにより構成されている。この4つのローラのうち、軸の長手方向(搬送方向と直交する幅方向)中央付近に配設された第1搬送ローラとしてのローラ30b,30cは同じ外径であり、長手方向端部付近に配設された第2搬送ローラとしてのローラ30a,30dは同じ外径であり、該ローラ30a,30dの外径はローラ30b,30cの外径より大きい。また、前記ローラ30b,30cに対してのみ排出コロ31が対向している。そして、前記ローラ30a,30d間の間隔は所定の幅Xより広くなっていて、該所定幅Xより小さい幅のシート束は、前記ローラ30b,30cと排出コロ31のみで挟持搬送される(図2(b)参照)。一方、前記所定幅Xより大きい幅のシート束は、前記ローラ30b,30cと排出コロ31で挟持搬送しつつ前記ローラ30a,30dで搬送される(図2(a)参照)。この時、両端付近のローラ30a,30dは中央付近のローラ30b,30cより外径が大きいので、シート束は両端部が持ち上げられ湾曲させられた状態で、いわゆる縦コシが付けられながら搬送される。
【0033】
上述したように、上記構成によれば、シート束が積載トレイ32に搬送される際に、該シート束の幅方向の長さが所定の長さXより長い場合には幅方向に湾曲させながら、いわゆる縦コシを付けて搬送されるため、搬送途中において前記シート束の先端が積載トレイ32に対して垂直方向に垂れてしまい積載不良になるようなことはない。一方で、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さXより短い場合には湾曲させずに、いわゆる縦コシを付けずに搬送されるため、積載不良を招くシート束の縦方向の折れを防止することができる。依って、前記積載トレイ32に搬送されるシート束は、サイズやコシの強さに関係なく、常に正しい状態で搬送され、積載される。
【0034】
また、前記第2搬送ローラとしてのローラ30a,30dを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラとしてのローラ30b,30cを形成している部材の摩擦係数よりも小さくなっており、前記シート束をローラ30b,30cと排出コロ31で挟持しながら搬送する際に、該シート束が滑ることによって生じるローラ跡が付かないようにしている。
【0035】
次に、図3を用いて入口フラッパ3、切換フラッパ15,16、搬送ローラ13,17a,22aの駆動機構について説明する。
【0036】
(入口フラッパ駆動機構)
入口フラッパ3は中心軸3aを中心に揺動可能に構成されている。中心軸3aの一端にはリンク3bが固着されている。リンク3bにはバネ3cが係合しており、入口フラッパ3を一方向に付勢している。3dは入口ソレノイドであって、リンク3bの一端に係合している。入口ソレノイド3dの電源をONすると、鉄芯を吸引して入口フラッパ3が上部(図3の一点鎖線位置)に跳ね上がって製本モードに切り換わる。電源OFFの時はスタックモードになり、即ち入口フラッパ3はバネ3cの付勢力により下部(図3の実線位置)にあり、ガイド4の方向へシート束を案内する。
【0037】
(搬送ローラ駆動機構)
搬送ローラ13,17a,22aの各中心軸13a,17b,22b上には、それぞれ搬送ローラプーリ13b,17c,22cが固着されている。また、搬送ローラ17a,22aの対向位置には、それぞれ搬送ローラ17a,22aにシートを押圧するための弾性部材17d,22dが配置されている(図1参照)。
【0038】
51は搬送モータであって、その出力軸には、搬送モータプーリ52が固着されている。搬送モータプーリ52、搬送ローラプーリ13b,17cの外周には、タイミングベルト53が巻き回されており、更に搬送ローラプーリ17c,22c間には、タイミングベルト54が巻き回されている。従って、搬送モータ51の回転は、搬送モータプーリ52からタイミングベルト53に伝達され、搬送ローラプーリ13b,17cを回転させ、更にタイミングベルト54を介して、搬送ローラプーリ22cを回転させる。これにより、搬送ローラ13,17a,22aが回転する。このとき、搬送ローラプーリ17c,22cは同期して回転するため、搬送ローラ17a,22aも同期して回転する。
【0039】
(切換フラッパ駆動機構)
切換フラッパ15,16の各回転中心軸15a,16a上には、フラッパリンク15b,16bが固着されている。このフラッパリンク15b,16bの一端は、それぞれ切換ソレノイド15d,16dに係合している。また、フラッパリンク15b,16bの他端には、それぞれバネ15c,16cが係合しており、切換フラッパ15,16を図示する位置に保持している。この切換フラッパ15,16の電源をONすると、切換ソレノイド15d,16dが鉄芯を吸引して切換フラッパ15,16が図1の一点鎖線の位置に保持される。
【0040】
この切換フラッパ15,16は、本シート処理装置で処理されるシートサイズによって切り換えられ、本装置内で積載/整合されているシート束が重ねられる順序が常に一定になるように、つまり、後から積載されるシートは常にシート束の左上方に重なるようになっている。
【0041】
(幅寄せ機構)
次に、整合手段としての幅寄せ機構について図4を用いて説明する。図4において、24a,24bは搬送方向と直交する幅方向両端(図1の前後)に配設された幅寄せ部材であって、シート束の搬送方向と水平でシート束両サイドに垂直な壁面を有し、且つ中央部付近にラックギアを形成している。互いのラックギアには、ピニオンギア24cが係合している。24dは幅寄せモータであって、その出力軸上には、ピニオンギア24cが固着している。この幅寄せモータ24dはステッピングモータで構成されている。24eは幅寄せホームセンサであって、フォトインタラプタで構成されている。幅寄せホームセンサ24eは、幅寄せ部材24a,24bが整合しうる最大シート幅よりも所定量外側に待避した時に、幅寄せ部材24aの一部に形成されたフラグを検知する位置に配置されている。
【0042】
上記幅寄せ部材24a,24bは、幅寄せモータ24dの駆動力がピニオンギア24c及びラックギアを介して伝達されて駆動し、ストッパ23に搬入されたシートを整合する。
【0043】
(ストッパ駆動機構)
次に、ストッパ23の駆動機構について図1及び図4を用いて説明する。図において、23はストッパであって、ガイド20,21間に進入してきたシートの先端を受け止める。このストッパ23にはコロ23aが回転自在に取り付けられており、フレーム8に構成された溝部をスライドする。ストッパ23の両端にはラックギア23eが構成されている。このラックギア23eはそれぞれピニオンギア23bと係合している。このピニオンギア23bの中心には軸23cがあり、ピニオンギア23bに駆動を伝達している。前記軸23cの一端にはストッパギア23dが固着されている。
【0044】
61はストッパモータであって、ステッピングモータで構成されている。ストッパモータ61の出力軸上にはギア62が固着しており、該ギア62はストッパギア23dに噛合している。また、ストッパ23の一部にはフラグが形成されており、ホームポジションまで達したときに、ストッパホームセンサ63で検知する。
【0045】
33はストッパセンサであって、ストッパ部先端のシート束の有無を検知するものである。
【0046】
(ステイプラの駆動機構)
次に、シートを針綴じするシート綴じ手段としてのステイプラユニットの機構について図1,図4,及び図13を用いて説明する。
【0047】
前記ステイプラユニット(以下「ステイプラ」とも言う)18は、フレーム8に固定された支持板99により幅寄せ部材24a,24bで整合されたシート束のセンターに対し左右対称位置に配置されている。
【0048】
図12において、ステイプラ18は、回転軸18aを中心に揺動可能に支持された上側の針打ち込み手段としての針打ち込み部(以下フォーミング部と称する)101 と、駆動ユニット100 及びアンビル部(折り曲げ部)19とで構成されている。
【0049】
上記ステイプラ18の下方には、案内部材102 ,111 及びアンビル部19によってシート束を案内する紙パス部が形成されている。この紙パス部は、前記シート束を案内する案内部材102 の案内面102aと、案内されたシート束を針綴じするアンビル部19の綴じ面103 とが、互いに角度γを持つように構成されている。そして、前記角度γを持つ紙パス部を形成する上面側の案内部材111 には、ステイプラ18のフォーミング部101 が揺動した時に干渉しない大きさの切欠穴111aが切り欠かれている。
【0050】
前記フォーミング部101 には、針カートリッジ104 が着脱可能に装着されており、該針カートリッジ104 内には、板状に連結された綴じ針105 が約5000本装填されている。この針カートリッジ104 に装填された板状の綴じ針105 は、針カートリッジ104 の最上側に設けられたバネ106 によって下方に付勢されており、最下側に配置された送りローラ107 に搬送力を付与する構成になっている。
【0051】
前記送りローラ107 により送り出された針105 は、フォーミング部101 を回転軸18aを中心に図13の矢印a方向に揺動させることにより、一本ずつコ字状に形成される。即ち、ステイプラモータ108 が起動すると、ギア列109 を介して偏心カムギア110 が回転し、この偏心カムギア110 と一体に取り付けられている偏心カムの作用により、前記フォーミング部101 が図13の矢印a方向(アンビル部19側)へ揺動して針打ち込み動作(クリンチ動作)を行い、打ち込んだ針105 をシート束下面のアンビル部19で折り曲げることによりシート束を針綴じする。
【0052】
また偏心カムギア110 と同軸上に不図示のフラグが配設されており、このフラグを不図示のステイプラセンサで検知することによって、ステイプラ18がクリンチ中なのか或いはクリンチを終了したか(又はクリンチ開始前か)を検知することができる。
【0053】
(折り手段の駆動機構)
次に、綴じ止めされたシート束を綴じ止め位置で2つ折りにするシート束折り手段の駆動機構について、図5及び図6を用いて詳細に説明する。
【0054】
64は折りモータであって、その出力軸上にはプーリ65が固着されている。67はアイドラギアプーリであって、同軸上に2つのプーリ部と1つのギア部が構成されている。アイドラギアプーリ67の一方のプーリ部と前記プーリ65との間にはタイミングベルト66が巻き回されている。68,69は折りローラ26,27に固着され、互いに係合している折りギアである。折りギア68の一端は前記アイドラギアプーリ67のギア部に係合している。
【0055】
25は突き出しユニットであって、突き出し板25a,ホルダ25d,25b、軸25c,25e等により構成されている。前記突き出し板25aは、ホルダ25d,25bで保持されており、ホルダ25bには軸25c,25eが固着されている。この軸25c,25eの外周には、不図示のコロが回転自在に取り付けられ、該コロはフレーム8に構成された溝部8a内をスライドするようになっている。
【0056】
73はギアであって、軸72を一部に構成しており、アイドラギア75と係合している。このアイドラギア75は軸76に固着しており、軸76上には電磁クラッチ(突き出しクラッチ)74aが配設されている。この電磁クラッチ74a上のプーリ74から軸76への回転の伝達は、電源のON/OFF(電磁クラッチ74aのON/OFF)によって制御している。また、前記プーリ74の外周にはタイミングベルト70が巻き回されている。このタイミングベルト70の一方は、前記アイドラギアプーリ67の他方のプーリ部に巻き回されている。
【0057】
軸73a上にはフラグ81が固着しており、該フラグ81は一部に切欠を有している。このフラグ81の切欠を検知する位置に、突き出しホームセンサ82が配設され、突き出し板25aがガイド12,21の搬送面より最も落ち込んだ位置で検知するように配設されている。
【0058】
折りモータ64の回転は、プーリ65からタイミングベルト66を介してアイドラギアプーリ67に伝達される。アイドラギアプーリ67の回転は、折りギア68から折りギア69へ伝達され、折りローラ26,27が駆動される。一方、アイドラギアプーリ67の回転は、タイミングベルト70を介して電磁クラッチ74a上のプーリ74に伝達される。この電磁クラッチ74aのON/OFFによって、プーリ74の回転は軸76に伝達され、アイドラギア75が回転する。この回転転移によって、ギア73が回転して軸72は円運動する。この軸72にはリンク71の一端が嵌合しており、該リンク71の他端は突き出しユニット25の軸25cに嵌合している。従って、前記軸72の円運動はリンク71を介して突き出しユニット25の軸25cに伝達され、該軸25cが軸25cと共にコロ(不図示)を介して嵌合しているフレーム8の溝部8aに沿って直線運動を行う。即ち、突き出しユニット25が図5中矢印方向にスライド移動する。
【0059】
(排出ローラ部駆動機構)
排出ローラ30の駆動機構について図3を用いて説明する。図3に示すように、排出ローラ30の中心軸である軸30eにはプーリ30fが固着されている。91は排出モータであって、出力軸上にはプーリ92が固着されている。このプーリ92と前記プーリ30fとの間にはタイミングベルト93が巻き回されている。従って、排出モータ91の回転は、プーリ92からタイミングベルト93を介してプーリ30f伝達され、軸30eを介して排出ローラ30を駆動する。排出モータ91はステッピングモータで構成され、排出ローラ30の周速が折りローラ26,27の周速よりも速く設定されている。折りローラ26,27の搬送力は排出ローラ対30,31の搬送力よりも高く設定されているので、折りローラ26,27に挟持搬送されている間は排出ローラ対30,31間で滑りを生じ、折りローラ26,27を抜けると排出ローラ対30,31の搬送力で搬送される。
【0060】
また、軸30eの長手方向中心の近傍には、排出パドル(不図示)が配設されており、排出ローラ30が回転すると同時に排出パドルも回転し、シートの確実な排出を行う。
【0061】
(スタッカ排出部駆動機構)
スタッカ排出ローラ5の駆動機構について図3を用いて説明する。図3に示すように、スタッカ排出ローラ5の中心軸である軸5a上にはプーリ98が固着されている。95はスタッカ排出モータであって、出力軸上にはプーリ96が固着されている。このプーリ96と前記プーリ98との間にはタイミングベルト97が巻き回されている。従って、スタッカ排出モータ95の回転は、プーリ96からタイミングベルト97を介してプーリ98に伝達され、軸5aを介してスタッカ排出ローラ5を駆動する。スタッカ排出モータ95はステッピングモータで構成され、スタッカ排出ローラ5の周速が排出ローラ905aの周速よりも高く設定されている。排出ローラ対905a,905bの搬送力はスタッカ排出ローラ対5,6の搬送力よりも高く設定されているため、排出ローラ対905a,905bに挟持搬送されている間はスタッカ排出ローラ対5,6間で滑りを生じ、排出ローラ対905a,905bを抜けるとスタッカ排出ローラ対5,6の搬送力で搬送される。
【0062】
(制御系の構成)
図7を用いて、本シート処理装置における制御系の構成について簡単に説明する。図7において、170 はMPUであって、各センサ84,83,A,B,24e,63,33,82,29,34からの信号に基づいて、各ドライバD1 〜D12を介して、各ソレノイド3c,15d,16d、各モータ95,51,108A,108B,24d,61,64,91等の駆動を制御している。
【0063】
(制御シーケンス)
次に、図1、及び図8〜図12を用いて本シート処理装置の制御シーケンスについて説明する。
【0064】
図8〜図10はメインルーチンであって、本シート処理装置2が接続したる画像形成装置本体900 から各情報(製本モードがスタックモードかのモード情報、シートの縦長さLと横幅Wのサイド情報、枚数情報N、部数情報M)を受け取り、スタート信号を受けたところで、本シート処理装置2の動作を開始する(S201)。モード情報を確認して(S202)、製本モードでなければ、スタックモードのルーチンへとぶ(S205)。製本モードであれば、縦長さLが本シート処理装置2で処理し得る上限Lmax と下限Lmin の間にあるか確認して(S203)、この範囲以外の時はスタックモード処理を行う(S205)。
【0065】
次に、横幅Wについても同様に、本シート処理装置2で処理し得る上限Wmax と下限Wmin の間にあるか確認して(S204)、この範囲以外の時はスタックモード処理を行う(S205)。前記範囲内であれば、入口ソレノイド3cをONして、製本モードへのパスを開放する(S207)。搬送モータ51をONしてローラ類を回転させる(S208)。
【0066】
次に、切換ソレノイド15,16を制御するための切換ソレノイド15d,16dの制御ルーチンにとぶ(S209)。幅寄せ部材24a,24b間の距離Pが、P=W+α(ここでαはシート束と幅寄せ部材の突き当て部との隙間)となるステップ数を、幅寄せモータ24dに送って回転させる(S210)。ストッパ23がステイプラ18のステイプル位置19aから下流に、l=L/2なる位置まで移動する分のステップ数を、ストッパモータ61に送って回転させる。つまり、この時、シートの中心がステイプル位置19aと同位置になっている(S211)。枚数カウンタCNT1を0にセットして(S212)、入口センサ83の信号を確認する(S213)。ONであれば、入口センサ83の信号がOFFになったところで(S214)、シート束先端がストッパ23まで突き当たる所定時間t後、P=W−β(βは幅寄せ部材24a,24bがシートを押し込む量)なる位置まで幅寄せ部材24a,24bが移動する分のステップ数を送って、幅寄せモータ24dを回転させる(S215)。
【0067】
続いて幅寄せ部材24a,24bがP=W+αなる位置まで移動分のステップ数を幅寄せモータ24dに送る(S216)。枚数カウンタCNT1を1進める(S217)。枚数カウンタCNT1が所望の枚数Nに達したかを確認して(S218)、所望の枚数Nに達していなければS213に戻り、画像形成装置本体900 から送られてくるシートを同一処理する。所望の枚数Nに達していれば、幅寄せ部材24a,24bを外側へ移動する方向に回転させて(S219)、幅寄せホームセンサ24eがONするまで続ける(S220)。幅寄せホームセンサ24eがONになったところで幅寄せモータ24dをOFFする(S220a )
【0068】
次に、シート束のステイプルを行う。
【0069】
先ず、2個のステイプラ18A,18Bのうち、一方のステイプラ18Aによるステイプルを開始する。ステイプラモータ108AをONして(S221)、ステイプラセンサAが検知したところで(S222)、ステイプラモータ108AをOFFする(S223)。以下、ステイプラ18Bについても同様の動作をさせて(S224〜S226)、ステイプル作業を完了する。
【0070】
次に、ストッパ23がステイプル位置19aより下流側にl=(L/2)+Cとなるようなステップ分だけ、ストッパモータ61を回転させる。ここで、Cはステイプル位置19aと折り位置との間の距離である。この時、シート束の中心(ステイプルされた位置)が折りローラ26,27のニップ位置と突き出し板25aの中心を結んだ線上にある(S227)。そして、搬送モータ51、入口ソレノイド3c、切換ソレノイド15,16をOFFにして折り動作に入る準備をする(S228〜S230)。
【0071】
ストッパセンサ33がONであることを確認して(S231)、排出モータ91をONし(S232)、折りモータ64をONする(S233)。突き出しクラッチ74aをONすると(S234)、突き出し板25aが突き出し始めて、折りローラ26,27にシート束を案内する。
【0072】
突き出しホームセンサ82がONするまで続け(S235)、ONしたところで突き出しクラッチ74aをOFFする(S236)。排出センサ29がOFFしたところからタイマをスタートし(S237)、シート束後端が排出ローラ対30,31を抜けるのに充分な時間が経過したことをタイマで確認した後に、排出モータ91をOFFする(S239)。また、排出センサ29がOFFすると、直後に排出モータ91の速度も落とし、シート束の後端が低速で排出ローラ対30,31を抜けるようにする。部数カウンタCNT2を1進める(S240)。部数カウンタCNT2が所望の部数Mに達していなければ、S206へ戻る。所望の部数Mに達していれば、作業を終了する(S242)。
【0073】
次に、切換ソレノイドの制御ルーチンについて図10及び図12を用いて説明する。
【0074】
シートサイズの半分、即ちL/2がガイド11,12に沿って切換フラッパ15までの長さk1 と定数B(k1 +B)よりも大きければ(S252)、切換ソレノイド15d,16dはOFFのままとし、本ルーチンは終了とする。ここで定数Bは、ストッパ23が適正な位置にあって積載されたシート束の後端の位置を示す。この定数Bは積載されたシート束上に進入してきた次のシート束が、積載されたシート束中に潜り込むことなく、最上位に積載されるのに必要な量である。
【0075】
L/2が(k1 +B)よりも大きいときは、更にL/2(k2 +B)と比較する(S254)。ここでk2 はk1 と同様にガイド11,12間に沿って切換フラッパ16までの距離である。また定数Bは前記と同様の長さである。L/2がk2 +Bよりも大きければ(S254)、切換ソレノイド上15dをONして(S255)、シート束を切換フラッパ下16で案内する。L/2が(k2 +B)よりも小さければ、切換ソレノイド上15d、切換ソレノイド下16dを共にONして(S257)、ガイド11に沿って積載する。以上で切換ソレノイドの制御ルーチンを終える。
【0076】
次に、スタックモードルーチンについて図11を用いて述べる。
【0077】
枚数カウンタCNTを0にセットする(S272)。
【0078】
スタック排出モータ85をONして(S273)、スタック排出ローラ5を回転させる。スタックセンサ84がONか確認して(S275)、ONならば更にスタックセンサ84がOFFになるのを確認する(S275)。OFFになったら、枚数カウンタCNTに1を加え(S276)、枚数カウンタCNTが枚数Nと一致したか確認する(S277)。枚数カウンタCNTがNより小さければ、S274の前に戻る。枚数カウンタCNTが枚数がNになったら、シート束後端がスタックセンサ84を通過するのに充分な時間経過後、スタック排出モータ85をOFFする(S278)。以上でスタックモードルーチンを終了する(S279)。
【0079】
以上説明した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばプリンタ、印刷機等の他の画像形成装置であっても良い。
【0080】
更に、後処理の排出ローラに到達するまでの経路、構成は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えばシート束綴じ手段としてステイプラの代わりにステッチャーを使用しても良い。更にステイプラの使用個数は2個に限定されるものではなく、例えば1個又は3個以上使用しても良い。
【0081】
また更に、搬送ローラ、折りローラを数多く使用し、確実な搬送、折りを行う構成のものであっても良い。
【0082】
また上述した実施形態では、排出ローラ30は同軸上に4つのローラを分割配置した構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば同じ大きさの中央付近の2個のローラを一体にして3個のローラにしても良いし、それ以上に分割して使用しても良い。更に、上述した実施形態では、幅方向端部付近のローラが中心付近のローラより大きな外径のローラを使用したが、幅方向端部付近のローラを中心付近のローラより小さな外径のローラにしても同様の効果が得られる。また、上述した実施形態では、第2シート搬送手段として外径の異なる2種類のローラ(ローラ30b,30cとローラ30a,30d)を有する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば必要に応じて更に外径の異なる第3,第4のローラを有する構成としても良い。
【0083】
また上述した実施形態では、排出ローラの外径を変更してシート束のコシ付けを行う構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図14に示すように、同一外径の排出ローラ30と、リブ30gとでシート束のコシ付けを行う構成としても良い。前記排出ローラ30の外径は同一であって、その対向位置には排出コロ31が当接している。そして、排出ローラ30の同一軸上において幅方向端部付近に、排出ローラ対30,31のニップ位置よりも高い位置(図14(a)参照)又は低い位置(図14(b)参照)に突出したリブ30gを配設している。この構成により、所定幅より大きな幅のシート束の中央部付近を排出ローラ対30,31で挟持搬送しつつ端部付近をリブ30gにより持ち上げて、前記シート束に縦コシを付けて搬送することができ、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、この構成によれば、排出ローラを一種類のローラで作成できるので、より安価なローラが作成可能である。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シート束が第2シート積載部に搬送される際に、該シート束の幅方向の長さが所定の長さより長い場合には幅方向に湾曲させながら、いわゆる縦コシを付けて搬送されるため、搬送途中において前記シート束の先端が第2シート積載部に対して垂直方向に垂れてしまい積載不良になるようなことはない。一方で、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さより短い場合には湾曲させずに、いわゆる縦コシを付けずに搬送されるため、積載不良を招くシート束の縦方向の折れを防止することができる。依って、前記第2シート積載部に搬送されるシート束は、サイズやコシの強さに関係なく、常に正しい状態で搬送され、積載される。また、前記第2搬送ローラを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラを形成している部材の摩擦係数よりも小さくなっており、前記シート束を前記第1搬送ローラで挟持しながら搬送する際に、該シート束が滑ることによって生じるローラ跡が付かないようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置の縦断側面図である。
【図2】前記シート処理装置の排出ローラ対を排出口から見た正面図である。
【図3】前記シート処理装置の搬送機構の構成を表す説明図である。
【図4】前記シート処理装置の幅寄せ機構及びストッパの構成を示す正面図である。
【図5】前記シート処理装置の突き出し部及び折りローラ部の縦断側面図である。
【図6】前記シート処理装置の突き出し部及び折りローラ部の平面図である。
【図7】前記シート処理装置における制御系のブロック図である。
【図8】前記制御系によるメインルーチンを表すフローチャートである。
【図9】前記制御系によるメインルーチンを表すフローチャートである。
【図10】切換ソレノイドの制御ルーチンを表すフローチャートである。
【図11】スタックモードの制御ルーチンを表すフローチャートである。
【図12】前記シート処理装置の主要寸法図である。
【図13】前記シート処理装置のステイプラユニットの断面図である。
【図14】他の実施形態に係る排出ローラ対を排出口から見た正面図である。
【図15】前記シート処理装置を備える画像形成装置の一例を示す縦断正面図である。
【図16】従来のシート処理装置の縦断側面図である。
【図17】従来のシート処理装置の排出口から見た正面図である。
【符号の説明】
D…原稿
S…シート
2…シート処理装置
3…入口フラッパ
3a…中心軸
3b…リンク
3c…バネ
3d…入口ソレノイド
4…排紙ガイド
5…スタッカ排出ローラ
5a…軸
6…スタッカ排出コロ
7…スタッカトレイ
8…フレーム
8a…溝部
11,12,20,21…ガイド
13,17a,22a…搬送ローラ
13a,17b,22b…中心軸
13b,17c,22c…搬送ローラプーリ
14…搬送コロ
15…切換フラッパ上
16…切換フラッパ下
15a,16a…回転中心軸
15b,16b…フラッパリンク
15c,16c…バネ
15d…切換ソレノイド上
16d…切換ソレノイド下
17d,22d…弾性部材
18…ステイプラユニット
18a…回転軸
19…アンビル部(折り曲げ部)
19a…ステイプルポイント
23…ストッパ
23a…コロ
23b…ピニオンギア
23c…軸
23d…ストッパギア
23e…ラックギア
24a,24b…幅寄せ部材
24c…ピニオンギア
24d…幅寄せモータ
24e…幅寄せホームセンサ
25…突き出しユニット
25a…突き出し板
25d,25b…ホルダ
25c,25e…軸
26,27…折りローラ
28…排出ガイド
29…排出センサ
30…排出ローラ
30a,30b,30c,30d…ローラ
30e…軸
30f…プーリ
30g…リブ
31…排出コロ
32…積載トレイ
33…センサ
51…搬送モータ
52…搬送モータプーリ
53,54…タイミングベルト
61…ストッパモータ
62…ギア
63…ストッパホームセンサ
64…折りモータ
65…プーリ
66…タイミングベルト
67…アイドラギアプーリ
68,69…折りギア
70…タイミングベルト
71…リンク
72,73a,76…軸
73…ギア
74…プーリ
74a…電磁クラッチ
75…アイドラギア
81…フラグ
82…ホームセンサ
83…入口センサ
84…スタックセンサ
91…排出モータ
92…プーリ
93…タイミングベルト
95…スタッカ排出モータ
96,98…プーリ
97…タイミングベルト
99…支持板
100 …駆動ユニット
101 …打ち込み部(フォーミング部)
102 ,111 …案内部材
102a…案内面
103 …綴じ面
104 …針カートリッジ
105 …綴じ針
106 …バネ
107 …送りローラ
108 …ステイプラモータ
109 …ギア列
110 …偏心カムギア
111a…切欠穴
150 …制御装置
900 …画像形成装置本体
901 …レジストローラ
902 …画像形成部
904 …定着装置
905 …排出ローラ対
905a…排出ローラ
905b…排出コロ
906 …プラテンガラス
907 …光源
908 …レンズ系
909 …給紙部
910 ,911 …カセット
912 …ペディスタル
913 …デッキ
914 …感光体ドラム
915 …現像器
916 …転写用帯電器
917 …分離帯電器
918 …クリーナ
919 …一次帯電器
920 …搬送装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 16, the conventional
[0003]
In the conventional
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional example, when a sheet bundle having weak stiffness is conveyed, the leading end of the sheet bundle is turned down immediately after passing through the
[0005]
Therefore, when discharging the sheet bundle onto the
[0006]
In addition, when a sheet bundle having a vertical crease is discharged onto the
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to make sure that a sheet bundle is always discharged and stacked on a stacking tray in a correct state regardless of the size and stiffness.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a typical configuration of the present invention includes a first sheet stacking unit capable of stacking a plurality of sheets, and a first sheet transporting unit that transports sheets to the first sheet stacking unit. An aligning unit that aligns the sheets stacked on the first sheet stacking unit, a sheet binding unit that binds a plurality of aligned sheets to a substantially central portion in the transport direction by the first sheet transport unit, and a binding Sheet bundle folding means for folding the stopped sheet bundle in half at the binding position, a second sheet stacking section for stacking the folded sheet bundle, and a sheet bundle folded in half in the second sheet stacking section In the sheet processing apparatus having the second sheet conveying unit that conveys the sheet bundle, when the sheet bundle is conveyed to the second sheet stacking unit, the length in the width direction orthogonal to the conveyance direction of the sheet bundle is greater than a predetermined length. If short It conveyed while transports without bending the sheet bundle is curved sheet bundle in the width direction when the length in the width direction of the sheet bundle is longer than a predetermined lengthThe second sheet conveying means includes a first conveying roller and a second conveying roller having different outer diameters, and a sheet bundle whose width in the width direction is shorter than a predetermined length is nipped and conveyed by the first conveying roller. The sheet bundle having a length in the width direction longer than a predetermined length is nipped and conveyed by the first conveying roller, so that the vicinity of the width direction end of the sheet bundle is higher or lower than the nipping position of the first conveying roller. And the friction coefficient of the member forming the second conveyance roller is smaller than the friction coefficient of the member forming the first conveyance roller.It is characterized by that.
[0009]
According to the above configuration, when the sheet bundle is conveyed to the second sheet stacking unit, if the length in the width direction of the sheet bundle is longer than a predetermined length, the sheet bundle is curved in the width direction, so-called vertical stiffness is applied. Therefore, the leading edge of the sheet bundle does not hang down in the vertical direction with respect to the second sheet stacking portion during the transport, so that stacking failure does not occur. On the other hand, when the length in the width direction of the sheet bundle is shorter than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed without being curved and without so-called vertical stiffness. Can be prevented. Therefore, the sheet bundle conveyed to the second sheet stacking unit is always conveyed and stacked in the correct state regardless of the size and stiffness.Further, the coefficient of friction of the member forming the second conveying roller is smaller than the coefficient of friction of the member forming the first conveying roller, and the sheet bundle is sandwiched by the first conveying roller. However, when the sheet is conveyed, a roller mark caused by sliding of the sheet bundle is prevented.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of a sheet processing apparatus to which the present invention is applied will be specifically described with reference to the drawings. FIG. 15 is a longitudinal front view showing an example of an image forming apparatus including the sheet processing apparatus according to the present embodiment.
[0011]
In the following description, the schematic configuration of the image forming apparatus (in this embodiment, a copying machine is illustrated) will be described first, and then the sheet processing apparatus according to this embodiment will be described in detail.
[0012]
{Schematic configuration of image forming apparatus}
First, a schematic configuration of the image forming apparatus will be briefly described with reference to FIG. As shown in FIG. 15, the image forming apparatus
[0013]
The
[0014]
Next, the operation of the image forming apparatus
[0015]
The sheet S fed from the
[0016]
The separated sheet S is conveyed to the
[0017]
In this way, the sheet S fed from the
[0018]
{Configuration of sheet processing apparatus}
Next, the sheet processing apparatus according to the present embodiment will be described in detail. FIG. 1 is a longitudinal side view of a sheet processing apparatus according to the present embodiment. In FIG. 1,
[0019]
[0020]
[0021]
(Stack mode configuration)
[0022]
When the stack mode is selected in the sheet processing, an image is formed by the
[0023]
(Binding mode configuration)
11 and 12 are guides.
[0024]
15 is above the switching flapper and 16 is below the switching flapper. On the switching flapper, the lower 15 and 16 are engaged with the switching solenoid and the lower 15d and 16d (see FIG. 3). When the electrical signal is turned ON and OFF, the one-dot chain line and the solid line shown in FIG. It is configured to take two positions.
[0025]
[0026]
A first sheet conveying means for conveying the sheet is constituted by the conveying
[0027]
When the leading edge of the sheet conveyed by the first sheet conveying means reaches the
[0028]
[0029]
[0030]
[0031]
A
[0032]
Here, the second sheet conveying means will be described in detail with reference to FIG. The
[0033]
As described above, according to the above configuration, when the sheet bundle is conveyed to the stacking
[0034]
Further, the coefficient of friction of the members forming the
[0035]
Next, the drive mechanism of the
[0036]
(Inlet flapper drive mechanism)
The
[0037]
(Conveyance roller drive mechanism)
Conveying roller pulleys 13b, 17c and 22c are fixed on the
[0038]
51 is a transport motor, and a
[0039]
(Switching flapper drive mechanism)
Flapper links 15b and 16b are fixed on the
[0040]
The switching
[0041]
(Width adjustment mechanism)
Next, the width adjusting mechanism as the aligning means will be described with reference to FIG. In FIG. 4,
[0042]
The
[0043]
(Stopper drive mechanism)
Next, the driving mechanism of the
[0044]
[0045]
A
[0046]
(Stapler drive mechanism)
Next, a mechanism of a stapler unit as a sheet binding unit for binding sheets together will be described with reference to FIGS.
[0047]
The stapler unit (hereinafter also referred to as “stapler”) 18 is disposed at a symmetrical position with respect to the center of the sheet bundle aligned by the
[0048]
In FIG. 12, a
[0049]
A paper path portion for guiding the sheet bundle is formed below the
[0050]
A
[0051]
The
[0052]
In addition, a flag (not shown) is arranged coaxially with the
[0053]
(Folding means drive mechanism)
Next, a driving mechanism of the sheet bundle folding unit that folds the bound sheet bundle into two at the binding position will be described in detail with reference to FIGS.
[0054]
A
[0055]
[0056]
[0057]
A
[0058]
The rotation of the
[0059]
(Discharge roller drive mechanism)
The drive mechanism of the
[0060]
Further, a discharge paddle (not shown) is disposed in the vicinity of the longitudinal center of the
[0061]
(Stacker discharge unit drive mechanism)
The drive mechanism of the stacker discharge roller 5 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 3, a pulley 98 is fixed on a
[0062]
(Control system configuration)
The configuration of the control system in the sheet processing apparatus will be briefly described with reference to FIG. In FIG. 7,
[0063]
(Control sequence)
Next, a control sequence of the sheet processing apparatus will be described with reference to FIGS. 1 and 8 to 12.
[0064]
FIG. 8 to FIG. 10 are main routines, and each information (mode information indicating whether the bookbinding mode is the stack mode, the longitudinal length L and the lateral width W of the sheet) from the image forming apparatus
[0065]
Next, in the same manner, it is confirmed whether the width W is between the upper limit Wmax and the lower limit Wmin that can be processed by the sheet processing apparatus 2 (S204). When the width is outside this range, stack mode processing is performed (S205). . If it is within the above range, the
[0066]
Next, the control routine of the switching
[0067]
Subsequently, the number of steps for the movement of the
[0068]
Next, the sheet bundle is stapled.
[0069]
First, stapling by one of the two staplers 18A and 18B is started. The stapler motor 108A is turned on (S221), and when the stapler sensor A is detected (S222), the stapler motor 108A is turned off (S223). Thereafter, the same operation is performed for the stapler 18B (S224 to S226), and the stapling operation is completed.
[0070]
Next, the
[0071]
After confirming that the
[0072]
The process continues until the protruding
[0073]
Next, a control routine for the switching solenoid will be described with reference to FIGS.
[0074]
Half the sheet size, ie L / 2 is the length k along the
[0075]
L / 2 is (k1+ B) is greater than L / 2 (k2+ B) (S254). Where k2Is k1Similarly, the distance between the
[0076]
Next, the stack mode routine will be described with reference to FIG.
[0077]
The number counter CNT is set to 0 (S272).
[0078]
The stack discharge motor 85 is turned on (S273), and the stack discharge roller 5 is rotated. It is confirmed whether the
[0079]
In the embodiment described above, the copying machine is exemplified as the image forming apparatus. However, the image forming apparatus is not limited thereto, and may be another image forming apparatus such as a printer or a printing machine.
[0080]
Further, the path and configuration to reach the post-processing discharge roller are not limited to the above-described embodiment, and for example, a stitcher may be used instead of the stapler as the sheet bundle binding means. Furthermore, the number of staplers used is not limited to two. For example, one or three or more staplers may be used.
[0081]
Furthermore, a configuration in which a large number of conveyance rollers and folding rollers are used to perform reliable conveyance and folding may be used.
[0082]
In the above-described embodiment, the
[0083]
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the outer diameter of the discharge roller is changed and the sheet bundle is stiffened is illustrated, but the present invention is not limited to this, for example, as shown in FIG. A configuration may be adopted in which the sheet bundle is stiffened by the
[0084]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a sheet bundle is conveyed to the second sheet stacking unit, if the length in the width direction of the sheet bundle is longer than a predetermined length, the sheet bundle is curved in the width direction. However, since the sheet is conveyed with a so-called vertical stiffness, the leading edge of the sheet bundle does not hang in the vertical direction with respect to the second sheet stacking part during the conveyance, and does not cause a stacking failure. On the other hand, when the length in the width direction of the sheet bundle is shorter than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed without being curved and without so-called vertical stiffness. Can be prevented. Therefore, the sheet bundle conveyed to the second sheet stacking unit is always conveyed and stacked in the correct state regardless of the size and stiffness.Further, the coefficient of friction of the member forming the second conveying roller is smaller than the coefficient of friction of the member forming the first conveying roller, and the sheet bundle is sandwiched by the first conveying roller. However, when the sheet is conveyed, a roller mark caused by sliding of the sheet bundle is prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal side view of a sheet processing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of a discharge roller pair of the sheet processing apparatus as viewed from a discharge port.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a configuration of a conveyance mechanism of the sheet processing apparatus.
FIG. 4 is a front view illustrating a configuration of a width adjusting mechanism and a stopper of the sheet processing apparatus.
FIG. 5 is a longitudinal side view of a protruding portion and a folding roller portion of the sheet processing apparatus.
FIG. 6 is a plan view of a protruding portion and a folding roller portion of the sheet processing apparatus.
FIG. 7 is a block diagram of a control system in the sheet processing apparatus.
FIG. 8 is a flowchart showing a main routine by the control system.
FIG. 9 is a flowchart showing a main routine by the control system.
FIG. 10 is a flowchart showing a control routine of a switching solenoid.
FIG. 11 is a flowchart showing a stack mode control routine;
FIG. 12 is a main dimension view of the sheet processing apparatus.
FIG. 13 is a cross-sectional view of a stapler unit of the sheet processing apparatus.
FIG. 14 is a front view of a discharge roller pair according to another embodiment as viewed from a discharge port.
FIG. 15 is a longitudinal front view illustrating an example of an image forming apparatus including the sheet processing apparatus.
FIG. 16 is a longitudinal side view of a conventional sheet processing apparatus.
FIG. 17 is a front view of a conventional sheet processing apparatus as viewed from a discharge port.
[Explanation of symbols]
D ... Original
S ... Sheet
2. Sheet processing device
3 ... Entrance flapper
3a ... Center axis
3b ... Link
3c ... Spring
3d ... Inlet solenoid
4 ... Discharge guide
5 ... Stacker discharge roller
5a ... axis
6 ... Stacker discharge roller
7 ... Stacker tray
8 ... Frame
8a ... Groove
11, 12, 20, 21 ... Guide
13, 17a, 22a ... Conveying roller
13a, 17b, 22b ... central axis
13b, 17c, 22c ... Conveyance roller pulley
14… Conveyor roller
15… on switching flapper
16 ... under the switching flapper
15a, 16a ... Center of rotation
15b, 16b ... Flapper link
15c, 16c ... spring
15d: On switching solenoid
16d: Under switching solenoid
17d, 22d ... elastic member
18 ... Stapler unit
18a ... Rotating shaft
19… Anvil part (folded part)
19a ... Staple point
23… Stopper
23a ...
23b ... pinion gear
23c ... axis
23d ... Stopper gear
23e ... Rack gear
24a, 24b ... Alignment member
24c ... pinion gear
24d ... Alignment motor
24e ... Alignment home sensor
25 ... Extrusion unit
25a ... Extrusion board
25d, 25b ... Holder
25c, 25e ... shaft
26, 27 ... folding rollers
28… Ejection guide
29… Discharge sensor
30 ... Eject roller
30a, 30b, 30c, 30d ... Roller
30e ... axis
30f ... pulley
30g ... ribs
31 ... Discharge roller
32 ... Loading tray
33 ... Sensor
51 ... Conveyance motor
52… Transport motor pulley
53,54 ... Timing belt
61 ... Stopper motor
62 ... Gear
63… Stopper home sensor
64 ... Folding motor
65 ... pulley
66 ... Timing belt
67 ... Idler gear pulley
68, 69 ... folding gear
70 ... Timing belt
71 ... Link
72, 73a, 76 ... axis
73 ... Gear
74 ... pulley
74a ... Electromagnetic clutch
75 ... idler gear
81 ... Flag
82… Home sensor
83… Inlet sensor
84… Stack sensor
91… Discharge motor
92 ... pulley
93 ... Timing belt
95 ... Stacker discharge motor
96, 98 ... pulley
97 ... Timing belt
99 ... support plate
100… Drive unit
101… Driving part (forming part)
102, 111 ... guide members
102a… Guide surface
103 ... Binding surface
104 ... Needle cartridge
105 ... Stitching needle
106… Spring
107… feed roller
108… Stapler motor
109… Gear train
110… Eccentric cam gear
111a ... Notch hole
150 ... Control device
900 ... Image forming apparatus body
901… Registration roller
902 ... Image forming unit
904. Fixing device
905… discharge roller pair
905a ... Discharge roller
905b ... Discharge roller
906… Platen glass
907… Light source
908… Lens system
909 ... Paper feeding unit
910, 911 ... cassette
912… Pedestal
913… deck
914… Photosensitive drum
915… Developer
916… Transfer charger
917… Separation charger
918… cleaner
919… Primary charger
920 ... Conveying device
Claims (3)
シート束を第2シート積載部に搬送するときに、前記シート束の搬送方向と直交する幅方向の長さが所定の長さより短い場合にはシート束を湾曲させずに搬送し、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さより長い場合にはシート束を幅方向に湾曲させながら搬送し、前記第2シート搬送手段は、互いに外径の異なる第1搬送ローラと第2搬送ローラを有し、前記幅方向の長さが所定の長さより短いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送し、前記幅方向の長さが所定の長さより長いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送しつつ該シート束の幅方向端部付近が前記第1搬送ローラの挟持位置より高く又は低くなるように第2搬送ローラで搬送するとともに、
前記第2搬送ローラを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラを形成している部材の摩擦係数よりも小さいことを特徴とするシート処理装置。A first sheet stacking unit capable of stacking a plurality of sheets, a first sheet transporting unit configured to transport a sheet to the first sheet stacking unit, and an alignment unit configured to align the sheets stacked on the first sheet stacking unit Sheet binding means for binding the aligned plurality of sheets in a substantially central portion in the transport direction by the first sheet transport means, and a sheet bundle for folding the stapled sheet bundle in two at the binding position In a sheet processing apparatus comprising: a folding unit; a second sheet stacking unit that stacks a folded sheet bundle; and a second sheet transport unit that transports the folded sheet bundle to the second sheet stacking unit. ,
When the sheet bundle is conveyed to the second sheet stacking unit, if the length in the width direction perpendicular to the conveyance direction of the sheet bundle is shorter than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed without being bent, and the sheet bundle When the length in the width direction is longer than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed while being curved in the width direction, and the second sheet conveying means includes a first conveying roller and a second conveying roller having different outer diameters. A sheet bundle having a length in the width direction shorter than a predetermined length is nipped and conveyed by a first conveying roller, and a sheet bundle having a length in the width direction longer than a predetermined length is nipped and conveyed by a first conveying roller. While transporting with the second transport roller so that the vicinity of the width direction end of the sheet bundle is higher or lower than the clamping position of the first transport roller,
The sheet processing apparatus , wherein a coefficient of friction of a member forming the second conveying roller is smaller than a coefficient of friction of a member forming the first conveying roller .
シート束を第2シート積載部に搬送するときに、前記シート束の搬送方向と直交する幅方向の長さが所定の長さより短い場合にはシート束を湾曲させずに搬送し、前記シート束の幅方向の長さが所定の長さより長い場合にはシート束を幅方向に湾曲させながら搬送し、前記第2シート搬送手段は、幅方向中央付近に設けた第1搬送ローラと、該第1搬送ローラよりも外径が大きく幅方向両端部付近に設けた第2搬送ローラを有し、前記幅方向の長さが前記第2搬送ローラ間の間隔よりも短いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送し、前記幅方向の長さが前記第2搬送ローラ間の間隔よりも長いシート束は第1搬送ローラで挟持搬送しつつ該シート束の幅方向両端部付近が前記第1搬送ローラの挟持位置より高くなるように第2搬送ローラで搬送するとともに、
前記第2搬送ローラを形成している部材の摩擦係数は、前記第1搬送ローラを形成している部材の摩擦係数よりも小さいことを特徴とするシート処理装置。 A first sheet stacking unit capable of stacking a plurality of sheets, a first sheet transporting unit configured to transport a sheet to the first sheet stacking unit, and an alignment unit configured to align the sheets stacked on the first sheet stacking unit Sheet binding means for binding the aligned plurality of sheets in a substantially central portion in the transport direction by the first sheet transport means, and a sheet bundle for folding the stapled sheet bundle in two at the binding position In a sheet processing apparatus comprising: a folding unit; a second sheet stacking unit that stacks a folded sheet bundle; and a second sheet transport unit that transports the folded sheet bundle to the second sheet stacking unit. ,
When the sheet bundle is conveyed to the second sheet stacking unit, if the length in the width direction perpendicular to the conveyance direction of the sheet bundle is shorter than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed without being bent, and the sheet bundle When the length in the width direction is longer than a predetermined length, the sheet bundle is conveyed while being curved in the width direction, and the second sheet conveying means includes a first conveying roller provided near the center in the width direction, A sheet bundle having a second conveying roller having an outer diameter larger than that of one conveying roller and provided near both ends in the width direction is shorter than the interval between the second conveying rollers. The sheet bundle having a length in the width direction longer than the interval between the second conveyance rollers is nipped and conveyed by the first conveyance roller, and the vicinity of both ends in the width direction of the sheet bundle is the first conveyance roller. Carried by the second transport roller so that it is higher than the clamping position As well as,
The sheet processing apparatus , wherein a coefficient of friction of a member forming the second conveying roller is smaller than a coefficient of friction of a member forming the first conveying roller .
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