JP3824902B2 - Optical repeater and optical transmission terminal equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバを用いた光通信システムに用いる光中継装置および光伝送端局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信の大容量化、高速化の要望に伴い、光信号によって情報伝達を行う光通信システムの需要が増大している。光通信システムにおいては、送信側の端局装置と受信側の端局装置との間に複数の中継装置を設け、光信号を増幅することが一般的に行われている。図8は、光通信システムの概要構成を示す図である。端局装置101が送信した光信号は、光ファイバ102によって伝送され、中継装置103によって受信される。中継装置103は、受信した光信号を増幅し、光ファイバ104に出力する。中継装置103が出力した光信号は、光ファイバ104によって伝送され、中継装置105によって受信される。中継装置105は、受信した光信号を増幅し、光ファイバ106に出力する。中継装置105が出力した光信号は、光ファイバ106によって伝送され、端局装置107によって受信される。ここで、中継装置103,105は、光信号を増幅することで、光ファイバ102,104の内部における光信号の減衰を補償している。
【0003】
つぎに、従来の中継装置について説明する。図9は、従来の中継装置の概要構成を示す図である。中継装置103において、結合器131は、光ファイバ102、ラマン光源134およびOADM(光分岐挿入器)132と接続される。ラマン光源134は、光ファイバ102が伝送する光信号に対応したラマン励起光を出力する。結合器131は、ラマン光源134が出力したラマン励起光を光ファイバ102に入射する。したがって、光ファイバ102の内部でラマン増幅が発生し、信号光の強度が増幅される。また、結合器131は、光ファイバ102から光信号を受信し、OADM132に送信する。OADM132は、受信した光信号を増幅器133に出力する。また、OADM132は、さらに他の光ファイバと接続することができ、他の光ファイバから入力された光信号を増幅器133に出力することができる。
【0004】
増幅器133は、エルビウムドープファイバなどによって実現される光ファイバ増幅器であり、OADM132から入力された光信号を増幅して光ファイバ104に出力する。したがって、中継装置103は光ファイバ102内で光信号をラマン増幅し、増幅器133内でさらに増幅して光ファイバ104に出力する。
【0005】
中継装置105は、中継装置103と同様に、結合器151、OADM152、増幅器153およびラマン光源154を備え、光ファイバ104内で光信号をラマン増幅し、増幅器153内でさらに増幅して光ファイバ106に出力する。
【0006】
このように、ラマン増幅と光ファイバ増幅とを組み合わせて用いることで、光信号を効果的に増幅して伝送することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の中継装置や端局装置では、光ファイバ102,104,106に断線が生じた場合、切断点から高出力の光が放射され、作業者の目に入る危険があった。このため、光ファイバに切断が生じた場合、光ファイバから放射される光の出力を安全なレベルまで下げる安全メカニズムが必要である。
【0008】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、光ファイバに切断が生じた場合、光ファイバから放射される光の出力を安全なレベルまで自動的に下げ、作業者の安全性を確保可能な光中継装置および光伝送端局装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかる光中継装置は、第1の光伝送路の出力端に接続され、当該第1の光伝送路が伝送する光信号に対応したラマン励起光を当該第1の光伝送路に入射するラマン励起光源と、前記第1の光伝送路から受信した前記光信号の強度を測定する光信号モニタ手段と、前記光信号モニタ手段が測定した前記光信号の強度が、前記第1の光伝送路に入射される光信号の強度から当該第1の光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ前記第1の光伝送路内において発生する前記ラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい第1の閾値に比して小さい場合、前記ラマン励起光源の出力を低下させるラマン増幅制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、光中継装置は、第1の光伝送路から受信した光信号の強度をモニタし、受信した光信号の強度が、第1の光伝送路に入射される光信号の強度から第1の光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ第1の光伝送路内において発生するラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい第1の閾値に比して小さい場合、ラマン励起光源の出力を低下させるようにしている。
【0011】
また、この発明にかかる光中継装置は、上記の発明において、前記ラマン増幅制御手段は、前記ラマン励起光源の出力を低下させた後、前記光信号モニタ手段が測定した前記光信号の強度が前記第1の閾値を超えた場合に、前記ラマン励起光源の出力を回復させることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、光中継装置は、ラマン励起光源の出力を低下させた後、光信号モニタ手段が測定した光信号の強度が第1の閾値を超えた場合に、前記ラマン励起光源の出力を回復させ、ラマン増幅を自動的に再開するようにしている。
【0013】
また、この発明にかかる光中継装置は、上記の発明において、前記ラマン増幅制御手段は、前記光信号の強度が当該第1の閾値に比して小さい場合、前記ラマン励起光源の励起光出力動作を停止させることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、第1の光伝送路から受信した光信号の強度が、第1の閾値に比して小さい場合、ラマン励起光源をシャットダウンするようにしている。
【0015】
また、この発明にかかる光中継装置は、上記の発明において、第2の光伝送路の入力端側に設けられ、前記第1の光伝送路から受信した前記光信号を増幅して前記第2の光伝送路に入射する増幅手段と、前記第2の光伝送路の入力端から入射する残留ラマン励起光の強度を測定する残留励起光モニタ手段と、前記残留励起光モニタ手段が測定した前記残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時に前記第2の光伝送路の入力端から入射する残留ラマン励起光の強度に比して小さい第2の閾値に比して小さい場合、前記増幅手段の増幅率を低下させる増幅制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、光中継装置は、第2の光伝送路から入射した残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時の残留ラマン励起光の強度に比して小さい第2の閾値に比して小さい場合、増幅手段の増幅率を低下させるようにしている。
【0017】
また、この発明にかかる光中継装置は、上記の発明において、前記増幅制御手段は、前記残留ラマン励起光の強度が前記第2の閾値に比して小さい場合、前記光ファイバ増幅手段の増幅動作を停止させることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、光中継装置は、第2の光伝送路から流入する残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が第2の閾値に比して小さい場合光ファイバ増幅手段をシャットダウンするようにしている。
【0019】
また、この発明にかかる光伝送端局装置は、光伝送路終端に接続され、光信号を受信する光伝送端局装置において、前記光信号に対応したラマン励起光を前記光伝送路終端から入射するラマン励起光源と、前記光信号の強度を測定する光信号モニタ手段と、前記光信号モニタ手段が測定した前記光信号の強度が、前記光伝送路に入射される光信号の強度から当該光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ前記光伝送路内において発生する前記ラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい場合、前記ラマン励起光源の出力を低下させるラマン増幅制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、光伝送路端局装置は、光伝送路終端から受信した光信号の強度をモニタし、受信した光信号の強度が、光伝送路に入射される光信号の強度から光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ光伝送路内において発生するラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい場合、ラマン励起光源の出力を低下させるようにしている。
【0021】
また、この発明にかかる光伝送端局装置は、光伝送路開始端に接続され、光信号を光ファイバ増幅手段によって増幅して送信する光伝送端局装置において、前記光伝送路開始端から入射する残留ラマン励起光の強度を測定する残留励起光モニタ手段と、前記残留励起光モニタ手段が測定した前記残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時に前記光伝送路開始端から入射する残留ラマン励起光の強度に比して小さい場合、前記光ファイバ増幅手段の増幅率を低下させる増幅制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、光伝送端局装置は、光伝送路から入射した残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時の残留ラマン励起光の強度に比して小さい場合、増幅手段の増幅率を低下させるようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光中継装置および光伝送端局装置の好適な実施の形態について説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1である中継装置の概要構成を示す図である。図1において、中継装置1は、光ファイバ2および光ファイバ3と接続される。また、中継装置1の内部に、結合器11、分岐器12、フォトダイオード13、制御部14、ラマン光源15を設けている。
【0025】
ラマン光源15は、光ファイバ2,3が伝送する光信号の波長に比して約100nm短波長の光を励起光として発生させる。結合器11は、この励起光を光ファイバ2に、光信号の進行方向に対して後方から入射する。励起光が入射された光ファイバ2は、誘導ラマン散乱によって励起光波長から約100nm程度長波長側、すなわち光信号の波長帯域に利得が発生する。この励起された状態の光ファイバに光信号を入射することで、光信号はラマン増幅されて中継装置1に受信されることとなる。
【0026】
また、結合器11は、光ファイバ2から受信した光信号を分岐器12に出力する。分岐器12は、光信号をフォトダイオード13と光ファイバ3とに分岐して出力する。フォトダイオード13は、分岐器12から入力された光信号の強度を測定する。制御部14は、フォトダイオード13が測定した光信号の強度をもとに、ラマン光源15の制御を行う。
【0027】
ここで、図2を参照して制御部14の動作について説明する。なお、中継装置1が光ファイバ2から受信する光の強度を「Pout」、閾値を「Pth」とする。制御部14は、まず、フォトダイオード13の測定結果を取得する(ステップS101)。つぎに、制御部14は、フォトダイオード13の測定結果をもとに、光ファイバ2から受信した光の強度「Pout」を算出し、閾値「Pth」との比較を行う(ステップS102)。強度「Pout」が閾値「Pth」以上である場合(ステップS102,Yes)、制御部14は、ステップS101に移行し、フォトダイオード13の測定結果を新たに取得する。一方、強度「Pout」が閾値「Pth」に比して小さい場合(ステップS102,No)、制御部14は、光ファイバ2に異常が発生したと判定し、ラマン光源15の出力を安全なレベルまで低下させる(ステップS103)。この時、ラマン光源15の励起光出力動作を停止し、ラマン光源15をシャットダウンすることでラマン光源15の出力を「0」まで低下させるようにしてもよい。
【0028】
つぎに、閾値「Pth」の値について説明する。中継装置1が光ファイバ2から受信する光信号は、ラマン増幅によって増幅された光信号であり、ラマン光源15の出力によって光信号の強度は変動する。この光信号の強度の最小値は、ラマン光源15の出力が「0」である場合、すなわち光ファイバ2の内部でラマン増幅を行わない場合である。光ファイバ2の内部でラマン増幅を行わない場合、光ファイバ2の出力端から中継装置1に入射される光の強度「Pout」は、光ファイバ2に入射する光信号の強度を「Pin」、光ファイバ2の内部を光信号が伝送する場合に生じる減衰率を「T」とすると
Pout=Pin×T
と表される。中継装置1が光ファイバ2から受信した光信号の強度が、この「Pin×T」に比して小さい場合、光ファイバ2に断線などの異常が発生していると考えることができる。そこで、閾値「Pth」の値を「Pin×T」に比して小さくすることで、ラマン光源15の出力に関わらず、光ファイバ2の異常を検知する事ができる。
【0029】
一方、中継装置1から光ファイバ2に励起光が入射されている場合、光ファイバ2の内部において、励起光のラマン散乱によって自然放出光が発生する。この自然放出光は、光ファイバ2の内部で発生するので、光ファイバ2に断線などの異常が生じた場合においても光ファイバ2から中継装置1へ自然放出光が入射することとなる。光ファイバ2に断線などの異常が生じ、かつ光ファイバ2に励起光を入射している場合、光ファイバ2の出力端から中継装置1に入射される光の強度「Pout」は、励起光のラマン散乱によって発生する自然放出光の強度を「Pase」とすると、
Pout=Pase
と表される。すなわち、光ファイバ2における異常の有無に関わらず、光ファイバ2の出力端から中継装置1には、少なくとも強度「Pase」の光出力が存在する。したがって閾値「Pth」を「Pase」以下の値に設定した場合、自然放出光に反応して光ファイバ2の異常を看過する可能性がある。そこで、閾値「Pth」は「Pase」に比して大きい値に設定し、光ファイバ2の異常の看過を防止する必要がある。
【0030】
以上説明したように、閾値「Pth」の値は、「Pin×T」に比して小さい値に設定することで、ラマン光源15の出力に関わらず、光ファイバ2の異常を検知する事ができる。また、「Pase」に比して大きい値に設定することで、光ファイバ2の異常の看過を防止する必要がある。すなわち、
Pase<Pth<Pin×T
となるように設定することで、光ファイバ2における異常を適切に判定することができる。
【0031】
このように、光ファイバ2の出力端入射する光の強度と適切に設定した閾値「Pth」との比較によってラマン光源15の出力を制御することで、光ファイバ2に切断などの異常が生じた場合、光ファイバ2の切断面から放射される光の強度を自動的に低下させ、作業者の安全を図ることができる。
【0032】
なお、制御部14は、光ファイバ2の出力端から入射する光の強度が閾値「Pth」未満である場合に、ラマン光源15の出力を低下させるが、この後も光ファイバ2の出力端から入射する光の強度をモニタし、光ファイバ2の出力端から入射する光の強度が閾値「Pth」以上となった場合に、ラマン光源15の出力を回復させるようにしてもよい。このようにすることで、光ファイバ2に異常が生じた時点において自動的にラマン光源15の出力を低下させ、かつ光ファイバ2に生じた異常が復旧した時点において自動的にラマン光源15の出力を回復させることができる。
【0033】
また、制御部14がラマン光源15をシャットダウンすることで、ラマン光源15の出力を「0」とした場合においても、光ファイバ2の出力端から入射する光の強度のモニタを継続し、光ファイバ2の出力端から入射する光の強度が閾値「Pth」以上となった場合にラマン光源15を起動させ光ファイバ2におけるラマン増幅を再開することができる。
【0034】
なお、ここでは、ラマン光源15の出力の低下と出力の回復とに同じ閾値「Pth」を用いているが、ラマン光源15の出力を低下させる場合に用いる閾値と、ラマン光源15の出力を回復させる場合の閾値とを異なる値としてもよい。このようにすることで、ラマン光源15の出力の低下と出力の回復にマージンを持たせ、出力制御の安定を図ることができる。
【0035】
また、受信した光信号の強度によるラマン増幅の制御は、光通信システムの受信側の端局装置に適用してもよい。図3は、光信号の強度によるラマン増幅の制御機構を有した端局装置の概要構成を示す図である。図3において、端局装置4は、光ファイバ3に接続され、光ファイバ3から光信号を受信している。また、端局装置4の内部に、結合器41、分岐器42、フォトダイオード43、制御部44、ラマン光源45、光信号受信部46を設けている。
【0036】
ラマン光源45は、光ファイバ3が伝送する光信号の波長に比して約100nm短波長の光を励起光として発生させる。結合器41は、この励起光を光ファイバ3に、光信号の進行方向に対して後方から入射する。励起光が入射されることで光ファイバ3内でラマン増幅が発生し、端局装置4は、ラマン増幅された光信号を受信する。また、結合器41は、光ファイバ3から受信した光信号を分岐器42に出力する。分岐器42は、光信号をフォトダイオード43と光信号受信部46とに分岐して出力する。
【0037】
光信号受信部46は、光信号を受信し、光信号を電気信号に変換して光信号が有するデータの取り出しを行う。また、フォトダイオード43は、分岐器42から入力された光信号の強度を測定する。制御部44は、フォトダイオード43が測定した光信号の強度をもとに、端局装置4が受信した光信号の強度と閾値「Pth」とを比較し、端局装置4が受信した光信号の強度が閾値「Pth」に比して小さい場合、ラマン光源45の出力を安全なレベルまで低下させる。
【0038】
このように、端局装置4は、上述した中継装置1と同様に、光ファイバ3から受信する光信号の強度と適切に設定した閾値「Pth」との比較によってラマン光源45の出力を制御することで、光ファイバ3に切断などの異常が生じた場合、光ファイバ3の切断面から放射される光の強度を自動的に低下させ、作業者の安全を図ることができる。
【0039】
また、光ファイバ3に切断などの異常が生じた場合に、ラマン光源45が自動的にシャットダウンするように設定することで、作業者の安全性をさらに高めることができる。
【0040】
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、光信号の伝送方向に対して上流側の光ファイバから受信した光信号の強度をもとにラマン光源を制御することで、光信号の伝送方向に対して上流側の光ファイバの異常に自動的に対応するようにしていたが、この実施の形態2では、さらに、光信号の伝送方向に対して下流側の光ファイバの異常に対して自動的に対応可能な中継装置について説明する。図4は、この発明の実施の形態2である中継装置5の概要構成を示す図である。図4において、中継装置5は、上流側の光ファイバ2および下流側の光ファイバ3に接続される。光ファイバ2は、中継装置5に光信号を伝送する。光ファイバ3は、中継装置5が出力した光信号を端局装置4に伝送する。ここで、端局装置4は、実施の形態1に示した端局装置と同一であり、光ファイバ3の内部に励起光を入射することで、中継装置5が出力した光信号をラマン増幅して受信する。
【0041】
中継装置5は、実施の形態1に示した中継装置1と同様に、結合器11、分岐器12、フォトダイオード13、制御部14およびラマン光源15を備えている。したがって、中継装置1と同様に、光ファイバ2から受信する光の強度をフォトダイオード13によって測定し、制御部14がフォトダイオード13の測定結果をもとに、受信した光信号の強度と閾値「Pth」とを比較して、ラマン光源15の出力を制御することで、光ファイバ2の異常に対して自動的に対処することができる。
【0042】
さらに、中継装置5は、分岐器12と光ファイバ3との間にOADM(光分岐挿入器)51、増幅器52、フィルタ53を設けている。また、フィルタ53にフォトダイオード54を接続し、フォトダイオード54および増幅器52に制御部55を接続している。OADM51は、入力された光信号を増幅器52に出力する。ここで、OADM51は、図示しない他の光ファイバと接続することができ、他の光ファイバから入力された光信号を増幅器52に出力することができる。増幅器52は、エルビウムドープファイバなどによって実現される光ファイバ増幅器であり、OADM51から入力された光信号を増幅してフィルタ53に出力する。
【0043】
フィルタ53は、増幅器52から受信した光信号を光ファイバ3に出力する。光ファイバ3は、フィルタ53から受信した光信号を、端局装置4に伝送する。また、光ファイバ3は、端局装置4によって励起光を入射され、光信号をラマン増幅して端局装置4に伝送する。ここで、光ファイバ3に入射された励起光の大部分は、光ファイバ3の内部で光信号の増幅に用いられるが、励起光の一部は、残留ラマン励起光として中継装置5に到達する。フィルタ53は、中継装置5に到達した光から、残留ラマン励起光を抽出してフォトダイオード54に出力する。このフィルタ53の特性を図5に示す。フィルタ53は、増幅器52と光ファイバ3との間において、信号波長帯域およびOSC(Optical Supervisory Channel)波長帯域に対して高い透過率を有し、励起光波長帯域に対して低い透過率を有する。また、フィルタ53は、フォトダイオード54と光ファイバ3との間において、信号波長帯域およびOSC波長帯域に対して低い透過率を有し、励起光波長帯域に対して高い透過率を有する。したがって、フィルタ53は、光ファイバ3から中継装置5に到達した残留ラマン励起光を選択的に抽出し、フォトダイオード54に出力することができる。
【0044】
フォトダイオード54は、フィルタ53から入力された残留ラマン励起光の強度を測定する。制御部55は、フォトダイオード54が測定した残留ラマン励起光の強度をもとに、増幅器52の制御を行う。
【0045】
ここで、図6を参照して制御部55の動作について説明する。なお、中継装置5が光ファイバ3から受信する残留ラマン励起光の強度を「Ppump」、制御部55が内部に保持する閾値を「Pthr」とする。まず、制御部55は、フォトダイオード54の測定結果を取得する(ステップS201)。つぎに、制御部55は、フォトダイオード54の測定結果をもとに、光ファイバ3から受信した残留ラマン励起光の強度「Ppump」を算出し、閾値「Pthr」との比較を行う(ステップS202)。残留ラマン励起光の強度「Ppump」が閾値「Pthr」以上の値である場合(ステップS202,Yes)、制御部55は、ステップS201に移行し、フォトダイオード54の測定結果を新たに取得する。一方、残留ラマン励起光の強度「Ppump」が閾値「Pthr」に比して小さい場合(ステップS202,No)、制御部55は、光ファイバ3に異常が発生したと判定し、増幅器52の出力を安全なレベルまで低下させる(ステップS203)。この時、増幅器52の増幅動作を停止し、増幅器52をシャットダウンすることで増幅器52の出力を「0」まで低下させるようにしてもよい。
【0046】
ここで、閾値「Pthr」の値は、光ファイバ3が正常である場合光ファイバ3から中継装置5に到達する残留ラマン励起光の強度に比して小さくしておく。光ファイバ3に断線などの異常が生じた場合、端局装置4が光ファイバ3に入射した励起光は中継装置5に届かず、中継装置5に到達する残留ラマン励起光の強度「Ppump」は正常時に比して小さくなる。したがって、閾値「Pthr」を正常時の残留ラマン励起光の強度に比して小さい値に設定することで、中継装置5の下流側である光ファイバ3が切断されているか否かを判定することができる。
【0047】
このように、光ファイバ3から中継装置5に到達する残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度と適切に設定した閾値との比較によって増幅器52の出力を制御することで、光ファイバ3に切断などの異常が生じた場合、光ファイバ3の切断面から放射される光の強度を自動的に低下させ、作業者の安全を図ることができる。
【0048】
また、光ファイバ3に切断などの異常が生じた場合に、増幅器52が自動的にシャットダウンするように設定することで、作業者の安全性をさらに高めることができる。
【0049】
なお、制御部55は、残留ラマン励起光の強度が閾値「Pthr」未満である場合に、増幅器52の出力を低下させるが、この後も残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が閾値「Pthr」以上となった場合に、増幅器52の出力を回復させるようにしてもよい。このようにすることで、光ファイバ3に異常が生じた時点において自動的に増幅器52の出力を低下させ、かつ光ファイバ3に生じた異常が復旧した時点において自動的に増幅器52の出力を回復させることができる。
【0050】
また、制御部55が増幅器52をシャットダウンすることで、増幅器52の出力を「0」とした場合においても、残留ラマン励起光の強度のモニタを継続し、残留ラマン励起光の強度が閾値「Pthr」以上となった場合に増幅器52を起動させることができる。
【0051】
なお、ここでは、増幅器52の出力の低下と出力の回復とに同じ閾値「Pthr」を用いているが、増幅器52の出力を低下させる場合に用いる閾値と、増幅器52の出力を回復させる場合の閾値とを異なる値としてもよい。このようにすることで、増幅器52の出力の低下と出力の回復にマージンを持たせ、出力制御の安定を図ることができる。
【0052】
なお、光ファイバ3に断線が生じた場合、光ファイバの切断面から放射された光は、反射して切断面から再度光ファイバ3の内部に入る。したがって、光ファイバ3に断線が生じた場合、中継装置5から光ファイバ3に出力された光信号が切断点で反射して中継装置5に帰り、光ファイバ3から中継装置5に到達する光の強度は正常時に比して大きくなるが、この場合の光の強度は、光信号の反射によるものであるので、フィルタ53によってフィルタリングすることで、フォトダイオード54への到達を防ぐことができる。
【0053】
また、残留ラマン励起光の強度による増幅器の制御は、光通信システムの送信側の端局装置に適用してもよい。図7は、残留ラマン励起光の強度による増幅器の制御機構を有した端局装置の概要構成を示す図である。図7において、端局装置7は、光信号を発信する光信号発信部71を有し、この光信号発信部71において生成した光信号を、増幅器72およびフィルタ73を介して光ファイバ2に出力する。光ファイバ2は、端局装置7が出力した光信号を上述の中継装置5に伝送する。また、光ファイバ2は、中継装置5から励起光を入射され、端局装置7が出力した光信号をラマン増幅して伝送する。ここで、光ファイバ2に入射された励起光の大部分は、光ファイバ2の内部で光信号の増幅に用いられるが、励起光の一部は、残留ラマン励起光として端局装置7に到達する。
【0054】
フィルタ73は、端局装置7に到達した残留ラマン励起光を分離してフォトダイオード74に出力する。また、フォトダイオード74は、フィルタ73から入力された残留ラマン励起光の強度を測定する。制御部75は、フォトダイオード74が測定した強度をもとに、端局装置7に到達した残留ラマン励起光の強度と閾値「Pthr」とを比較し、残留ラマン励起光の強度が閾値「Pthr」に比して小さい場合、増幅器72の出力を安全なレベルまで低下させる。
【0055】
このように、端局装置7は、上述した中継装置5と同様に、光ファイバ2から端局装置7に到達する残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度と適切に設定した閾値との比較によって増幅器72の出力を制御することで、光ファイバ2に切断などの異常が生じた場合、光ファイバ2の切断面から放射される光の強度を自動的に低下させ、作業者の安全を図ることができる。
【0056】
なお、この実施の形態2において、中継装置5の内部に増幅器52を設け、端局装置7の内部に増幅器72を設けているが、この増幅器52,72の出力側に、反射光モニタを設けるようにしてもよい。この反射光モニタによって、光ファイバ3,2から入力される反射光をモニタし、反射光が異常に大きくなった場合光ファイバ3,2に切断が生じたと判定し、増幅器52,72の出力を低下させることで、光ファイバ3,2の異常をさらに精度よく検出し、作業者に対する安全性を向上することができる。
【0057】
一般的に、増幅器に反射光モニタを設け、さらにラマン増幅を併用した場合、反射光モニタがラマン増幅用の励起光に反応し、光ファイバが正常であるにも関わらず増幅器の出力を低下させるという誤作動の危険があった。しかしながらこの発明においては、光ファイバ3,2から入射された光に対してフィルタ53,73を設けて励起光を分離し、信号波長帯域およびOSC波長帯域の周波数を有する光を選択的に増幅器52,72に入射するようにしているので、反射光モニタの誤動作を防止することができる。
【0058】
また、従来の、反射モニタのみによって増幅器52,72の出力を制御する構成では、光ファイバ3の切断点が中継装置5から離れている場合および光ファイバ2の切断点が端局装置7から離れている場合、光ファイバ3,2から中継装置5または端局装置7に十分な強度の反射光が入射せず、反射モニタが光ファイバ3,2の切断を看過する可能性があった。しかしながら、この発明においては、光ファイバ3,2から入射する残留ラマン励起光の強度が所定の閾値未満である場合に増幅器52,72の出力を低下させるので、光ファイバ3,2の切断を確実に検出することができる。
【0059】
なお、この実施の形態2では、中継装置5の上流に送信側の端局装置4を設け、中継装置5の下流側に受信側の端局装置4を設けているが、中継装置5と同様の構成を有する中継装置を複数経由して端局装置4と端局装置7とを接続することで、長距離の光通信システムに適用することができる。
【0060】
また、中継装置5を介さずに、端局装置4と端局装置7とを接続することで、短距離の光通信システムに適用するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、光中継装置は、第1の光伝送路から受信した光信号の強度をモニタし、受信した光信号の強度が、第1の光伝送路に入射される光信号の強度から第1の光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ第1の光伝送路内において発生するラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい第1の閾値に比して小さい場合、ラマン励起光源の出力を低下させるようにしているので、光伝送路の異常を検知してラマン励起光源の出力を自動的に低下させる光中継装置を得ることができるという効果を奏する。
【0062】
また、この発明によれば、光中継装置は、ラマン励起光源の出力を低下させた後、光信号モニタ手段が測定した光信号の強度が第1の閾値を超えた場合に、前記ラマン励起光源の出力を回復させ、ラマン増幅を自動的に再開するようにしているので、光伝送路の異常を検知してラマン励起光源の出力を自動的に低下し、かつ光伝送路が復旧した場合に自動的にラマン励起光源の出力を回復する光中継装置を得ることができるという効果を奏する。
【0063】
また、この発明によれば、第1の光伝送路から受信した光信号の強度が、第1の閾値に比して小さい場合、ラマン励起光源をシャットダウンするようにしているので、光伝送路の異常を検知してラマン励起光源を自動的にシャットダウンし、作業者の安全をより確実に確保可能な光中継装置を得ることができるという効果を奏する。
【0064】
また、この発明によれば、光中継装置は、第2の光伝送路から入射した残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時の残留ラマン励起光の強度に比して小さい第2の閾値に比して小さい場合、増幅手段の増幅率を低下させるようにしているので、下流側の光伝送路の異常を検知し、光ファイバ増幅手段の増幅率を自動的に低下させる光中継装置を得ることができるという効果を奏する。
【0065】
また、この発明によれば、光中継装置は、第2の光伝送路から流入する残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が第2の閾値に比して小さい場合光ファイバ増幅手段をシャットダウンするようにしているので、下流側の光伝送路の異常を検知し、光ファイバ増幅手段を自動的にシャットダウンする光中継装置を得ることができるという効果を奏する。
【0066】
また、この発明によれば、光伝送端局装置は、光伝送路終端から受信した光信号の強度をモニタし、受信した光信号の強度が、光伝送路に入射される光信号の強度から光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ光伝送路内において発生するラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい場合、ラマン励起光源の出力を低下させるようにしているので、光伝送路の異常を検知してラマン励起光源の出力を自動的に低下させる光伝送端局装置を得ることができるという効果を奏する。
【0067】
また、この発明によれば、光伝送端局装置は、光伝送路から入射した残留ラマン励起光の強度をモニタし、残留ラマン励起光の強度が、通常運用状態時の残留ラマン励起光の強度に比して小さい場合、増幅手段の増幅率を低下させるようにしているので、光伝送路の異常を検知し、光ファイバ増幅手段の増幅率を自動的に低下させる光伝送端局装置を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である中継装置の概要構成を示す図である。
【図2】図1に示した制御部14の動作を示す図である。
【図3】光信号の強度によるラマン増幅の制御機構を有した端局装置の概要構成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態2である中継装置の概要構成を示す図である。
【図5】図4に示したフィルタ53の周波数特性を示す図である。
【図6】図1に示した制御部55の動作を示す図である。
【図7】残留ラマン励起光の強度による増幅器の制御機構を有した端局装置の概要構成を示す図である。
【図8】光通信システムの概要構成を示す図である。
【図9】従来の中継装置の概要構成を示す図である。
【符号の説明】
1,5 中継装置
2,3 光ファイバ
11,41 結合器
12,42 分岐器
13,43,54,74 フォトダイオード
14,44,55,75 制御部
15,45 ラマン光源
4,7 端局装置
46 光信号受信部
51 OADM
52,72 増幅器
53 フィルタ
71 光信号発信部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical repeater and an optical transmission terminal device used in an optical communication system using an optical fiber.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the demand for higher capacity and higher speed of communication, there is an increasing demand for optical communication systems that transmit information using optical signals. In an optical communication system, it is a common practice to amplify an optical signal by providing a plurality of relay devices between a terminal device on the transmission side and a terminal device on the reception side. FIG. 8 is a diagram showing a schematic configuration of the optical communication system. The optical signal transmitted from the terminal device 101 is transmitted through the
[0003]
Next, a conventional relay device will be described. FIG. 9 is a diagram illustrating a schematic configuration of a conventional relay device. In the
[0004]
The amplifier 133 is an optical fiber amplifier realized by an erbium-doped fiber or the like, and amplifies the optical signal input from the
[0005]
Similar to the
[0006]
Thus, by using a combination of Raman amplification and optical fiber amplification, an optical signal can be effectively amplified and transmitted.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional relay device or terminal device, when a break occurs in the
[0008]
The present invention has been made in view of the above. When the optical fiber is cut, the output of the light emitted from the optical fiber is automatically lowered to a safe level to ensure the safety of the worker. It is an object of the present invention to provide a repeater and an optical transmission terminal device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above objective, This invention The optical repeater is connected to the output end of the first optical transmission line, and the Raman pumping light corresponding to the optical signal transmitted by the first optical transmission line is incident on the first optical transmission line. An excitation light source, an optical signal monitoring means for measuring the intensity of the optical signal received from the first optical transmission line, and an intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means is the first optical transmission line. Spontaneously emitted light due to the Raman excitation light generated in the first optical transmission line, which is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation of the first optical transmission line itself from the intensity of the optical signal incident on the first optical transmission line And a Raman amplification control means for reducing the output of the Raman excitation light source when it is smaller than the first threshold value, which is larger than the first threshold value.
[0010]
This invention The optical repeater monitors the intensity of the optical signal received from the first optical transmission line, and the intensity of the received optical signal is determined from the intensity of the optical signal incident on the first optical transmission line. Compared to the first threshold value, which is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation of one optical transmission line itself and larger than the intensity of spontaneously emitted light generated by the Raman excitation light generated in the first optical transmission line. If it is small, the output of the Raman excitation light source is reduced.
[0011]
Also, This invention In the optical repeater according to the present invention, in the above invention, the Raman amplification control means reduces the output of the Raman pumping light source, and then the intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means is the first threshold value. The output of the Raman excitation light source is recovered when the value exceeds.
[0012]
This invention The optical repeater recovers the output of the Raman pumping light source when the intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means exceeds the first threshold after reducing the output of the Raman pumping light source. The Raman amplification is automatically restarted.
[0013]
Also, This invention In the optical repeater according to the present invention, the Raman amplification control means stops the pumping light output operation of the Raman pumping light source when the intensity of the optical signal is smaller than the first threshold. It is characterized by.
[0014]
This invention According to the above, when the intensity of the optical signal received from the first optical transmission line is smaller than the first threshold, the Raman excitation light source is shut down.
[0015]
Also, This invention In the above invention, the optical repeater according to the present invention is provided on the input end side of the second optical transmission line, amplifies the optical signal received from the first optical transmission line, and the second optical transmission line. An amplifying unit incident on the second optical transmission line, a residual pumping light monitoring unit that measures the intensity of the residual Raman pumping light incident from the input end of the second optical transmission line, and the residual Raman pumping light measured by the residual pumping light monitoring unit Is smaller than a second threshold value which is smaller than the intensity of the residual Raman pumping light incident from the input end of the second optical transmission line in the normal operation state, the amplification factor of the amplification means is And amplifying control means for lowering.
[0016]
This invention The optical repeater monitors the intensity of the residual Raman pumping light incident from the second optical transmission line, and the intensity of the residual Raman pumping light is compared with the intensity of the residual Raman pumping light in the normal operation state. If it is smaller than the second threshold value, the amplification factor of the amplification means is reduced.
[0017]
Also, This invention In the optical repeater according to the present invention, in the above invention, the amplification control means stops the amplification operation of the optical fiber amplification means when the intensity of the residual Raman pumping light is smaller than the second threshold value. It is characterized by.
[0018]
This invention The optical repeater monitors the intensity of the residual Raman pumping light flowing from the second optical transmission line, and if the intensity of the residual Raman pumping light is smaller than the second threshold value, the optical fiber amplifying means is used. I'm trying to shut it down.
[0019]
Also, This invention The optical transmission terminal apparatus according to claim 1 is connected to an optical transmission line terminal and receives an optical signal. In the optical transmission terminal apparatus, a Raman pumping light source that enters Raman pumping light corresponding to the optical signal from the optical transmission line terminal And an optical signal monitoring means for measuring the intensity of the optical signal, and the intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means is determined based on the intensity of the optical signal incident on the optical transmission path. Raman amplification control for reducing the output of the Raman excitation light source when the intensity is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation and larger than the intensity of the spontaneous emission light generated by the Raman excitation light generated in the optical transmission line Means.
[0020]
This invention The optical transmission line terminal device monitors the intensity of the optical signal received from the end of the optical transmission line, and the intensity of the received optical signal is determined from the intensity of the optical signal incident on the optical transmission line. When the intensity is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation of itself and larger than the intensity of spontaneously emitted light generated by the Raman excitation light generated in the optical transmission line, the output of the Raman excitation light source is reduced. .
[0021]
Also, This invention The optical transmission terminal device is connected to an optical transmission line start end, and in an optical transmission terminal device that amplifies and transmits an optical signal by an optical fiber amplification means, residual Raman excitation incident from the optical transmission line start end Residual excitation light monitoring means for measuring the intensity of light, and the intensity of the residual Raman excitation light measured by the residual excitation light monitoring means is the intensity of the residual Raman excitation light incident from the optical transmission line start end in a normal operation state And amplifying control means for reducing the amplification factor of the optical fiber amplifying means.
[0022]
This invention The optical transmission terminal equipment monitors the intensity of the residual Raman pumping light incident from the optical transmission line, and the intensity of the residual Raman pumping light is higher than the intensity of the residual Raman pumping light during normal operation. If it is small, the amplification factor of the amplification means is reduced.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of an optical repeater and an optical transmission terminal according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0024]
(Embodiment 1)
1 is a diagram showing a schematic configuration of a relay apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. In FIG. 1, the relay device 1 is connected to an optical fiber 2 and an
[0025]
The Raman
[0026]
Further, the
[0027]
Here, the operation of the
[0028]
Next, the value of the threshold “Pth” will be described. The optical signal received from the optical fiber 2 by the relay device 1 is an optical signal amplified by Raman amplification, and the intensity of the optical signal varies depending on the output of the Raman
Pout = Pin × T
It is expressed. When the intensity of the optical signal received from the optical fiber 2 by the relay device 1 is smaller than this “Pin × T”, it can be considered that an abnormality such as disconnection has occurred in the optical fiber 2. Therefore, by making the value of the threshold “Pth” smaller than “Pin × T”, it is possible to detect an abnormality in the optical fiber 2 regardless of the output of the Raman
[0029]
On the other hand, when excitation light is incident on the optical fiber 2 from the relay device 1, spontaneous emission light is generated inside the optical fiber 2 by Raman scattering of the excitation light. Since the spontaneous emission light is generated inside the optical fiber 2, the spontaneous emission light is incident on the relay device 1 from the optical fiber 2 even when an abnormality such as disconnection occurs in the optical fiber 2. When an abnormality such as disconnection occurs in the optical fiber 2 and excitation light is incident on the optical fiber 2, the intensity “Pout” of light incident on the relay device 1 from the output end of the optical fiber 2 If the intensity of spontaneously emitted light generated by Raman scattering is “Pase”,
Pout = Pase
It is expressed. That is, regardless of whether there is an abnormality in the optical fiber 2, there is at least an optical output of intensity “Pase” from the output end of the optical fiber 2 to the relay device 1. Therefore, when the threshold “Pth” is set to a value equal to or less than “Pase”, there is a possibility that an abnormality of the optical fiber 2 is overlooked in response to spontaneous emission light. Therefore, it is necessary to set the threshold value “Pth” to a value larger than “Pase” to prevent oversight of the optical fiber 2.
[0030]
As described above, the value of the threshold “Pth” is set to a value smaller than “Pin × T”, so that the abnormality of the optical fiber 2 can be detected regardless of the output of the Raman
Pase <Pth <Pin × T
Therefore, it is possible to appropriately determine an abnormality in the optical fiber 2.
[0031]
As described above, the output of the Raman
[0032]
The
[0033]
In addition, even when the output of the Raman
[0034]
Here, the same threshold value “Pth” is used for the decrease in the output of the Raman
[0035]
Further, the control of Raman amplification based on the intensity of the received optical signal may be applied to a terminal device on the receiving side of the optical communication system. FIG. 3 is a diagram illustrating a schematic configuration of a terminal device having a control mechanism for Raman amplification based on the intensity of an optical signal. In FIG. 3, the terminal device 4 is connected to the
[0036]
The Raman
[0037]
The optical signal receiving unit 46 receives an optical signal, converts the optical signal into an electrical signal, and extracts data included in the optical signal. The
[0038]
As described above, the terminal device 4 controls the output of the Raman
[0039]
In addition, the operator's safety can be further improved by setting the Raman
[0040]
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the first embodiment described above, the Raman light source is controlled based on the intensity of the optical signal received from the upstream optical fiber with respect to the optical signal transmission direction, so that the upstream side with respect to the optical signal transmission direction. However, in the second embodiment, it is possible to automatically cope with an abnormality in the downstream optical fiber with respect to the optical signal transmission direction. The relay device will be described. FIG. 4 is a diagram showing a schematic configuration of relay apparatus 5 according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 4, the relay device 5 is connected to the upstream optical fiber 2 and the downstream
[0041]
The relay device 5 includes a
[0042]
Further, the relay device 5 includes an OADM (optical add / drop multiplexer) 51, an
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
Here, the operation of the
[0046]
Here, the value of the threshold “Pthr” is set smaller than the intensity of the residual Raman pumping light that reaches the relay device 5 from the
[0047]
In this way, by monitoring the intensity of the residual Raman pumping light reaching the relay device 5 from the
[0048]
In addition, the operator's safety can be further enhanced by setting the
[0049]
Note that the
[0050]
Further, even when the output of the
[0051]
Here, the same threshold value “Pthr” is used for the decrease in the output of the
[0052]
When the
[0053]
The amplifier control based on the intensity of the residual Raman pumping light may be applied to a terminal device on the transmission side of the optical communication system. FIG. 7 is a diagram showing a schematic configuration of a terminal apparatus having an amplifier control mechanism based on the intensity of residual Raman pumping light. In FIG. 7, the terminal device 7 has an optical signal transmitter 71 that transmits an optical signal, and outputs the optical signal generated by the optical signal transmitter 71 to the optical fiber 2 through an
[0054]
The
[0055]
As described above, similarly to the relay device 5 described above, the terminal station device 7 monitors the intensity of the residual Raman pumping light that reaches the terminal device 7 from the optical fiber 2 and appropriately sets the intensity of the residual Raman pumping light. By controlling the output of the
[0056]
In the second embodiment, an
[0057]
Generally, when a reflected light monitor is provided in an amplifier and Raman amplification is used in combination, the reflected light monitor reacts to the pump light for Raman amplification, and the output of the amplifier is reduced even though the optical fiber is normal. There was a risk of malfunction. However, in the present invention, filters 53 and 73 are provided for the light incident from the
[0058]
Further, in the conventional configuration in which the outputs of the
[0059]
In the second embodiment, the transmitting-side terminal device 4 is provided upstream of the relay device 5 and the receiving-side terminal device 4 is provided downstream of the relay device 5. By connecting the terminal station apparatus 4 and the terminal station apparatus 7 via a plurality of relay apparatuses having the above configuration, it can be applied to a long-distance optical communication system.
[0060]
Further, the terminal station device 4 and the terminal station device 7 may be connected without using the relay device 5 to be applied to a short-distance optical communication system.
[0061]
【The invention's effect】
As explained above, This invention The optical repeater monitors the intensity of the optical signal received from the first optical transmission line, and the intensity of the received optical signal is determined from the intensity of the optical signal incident on the first optical transmission line. Compared to the first threshold value, which is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation of one optical transmission line itself and larger than the intensity of spontaneously emitted light generated by the Raman excitation light generated in the first optical transmission line. If it is small, the output of the Raman pumping light source is reduced, so that it is possible to obtain an optical repeater that detects the abnormality of the optical transmission path and automatically reduces the output of the Raman pumping light source. Play.
[0062]
Also, This invention The optical repeater recovers the output of the Raman pumping light source when the intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means exceeds the first threshold after reducing the output of the Raman pumping light source. Therefore, the Raman amplification is automatically restarted, so that when the optical transmission line is detected abnormally, the output of the Raman pumping light source is automatically reduced, and when the optical transmission line is restored, the Raman amplification is automatically performed. There is an effect that an optical repeater that recovers the output of the excitation light source can be obtained.
[0063]
Also, This invention Since the Raman pumping light source is shut down when the intensity of the optical signal received from the first optical transmission line is smaller than the first threshold, an abnormality in the optical transmission line is detected. As a result, the Raman pumping light source is automatically shut down, and an optical repeater capable of ensuring the safety of the worker can be obtained.
[0064]
Also, This invention The optical repeater monitors the intensity of the residual Raman pumping light incident from the second optical transmission line, and the intensity of the residual Raman pumping light is compared with the intensity of the residual Raman pumping light in the normal operation state. If the second threshold value is smaller than the second threshold value, the amplification factor of the amplifying unit is lowered, so that an abnormality in the downstream optical transmission line is detected and the amplification factor of the optical fiber amplifying unit is automatically set. There is an effect that it is possible to obtain a reduced optical repeater.
[0065]
Also, This invention The optical repeater monitors the intensity of the residual Raman pumping light flowing from the second optical transmission line, and if the intensity of the residual Raman pumping light is smaller than the second threshold value, the optical fiber amplifying means is used. Since the shutdown is performed, it is possible to obtain an optical repeater that detects an abnormality in the downstream optical transmission line and automatically shuts down the optical fiber amplifier.
[0066]
Also, This invention The optical transmission terminal equipment monitors the intensity of the optical signal received from the end of the optical transmission line, and the intensity of the received optical signal is determined from the intensity of the optical signal incident on the optical transmission line. If the intensity is smaller than the intensity after subtracting the attenuation, and larger than the intensity of the spontaneous emission light generated by the Raman excitation light generated in the optical transmission line, the output of the Raman excitation light source is reduced. Thus, there is an effect that it is possible to obtain an optical transmission terminal device that detects an abnormality of the optical transmission path and automatically reduces the output of the Raman excitation light source.
[0067]
Also, This invention The optical transmission terminal equipment monitors the intensity of the residual Raman pumping light incident from the optical transmission line, and the intensity of the residual Raman pumping light is higher than the intensity of the residual Raman pumping light during normal operation. If it is small, the amplification factor of the amplification means is reduced, so that it is possible to obtain an optical transmission terminal device that detects an abnormality in the optical transmission line and automatically reduces the amplification factor of the optical fiber amplification means. There is an effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a relay apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an operation of a
FIG. 3 is a diagram showing a schematic configuration of a terminal device having a control mechanism for Raman amplification based on the intensity of an optical signal.
FIG. 4 is a diagram showing a schematic configuration of a relay device according to a second embodiment of the present invention.
5 is a diagram showing frequency characteristics of the
6 is a diagram showing an operation of a
FIG. 7 is a diagram showing a schematic configuration of a terminal device having an amplifier control mechanism based on the intensity of residual Raman pumping light.
FIG. 8 is a diagram showing a schematic configuration of an optical communication system.
FIG. 9 is a diagram illustrating a schematic configuration of a conventional relay device.
[Explanation of symbols]
1,5 Relay device
2,3 optical fiber
11, 41 coupler
12,42 turnout
13, 43, 54, 74 Photodiode
14, 44, 55, 75 Control unit
15,45 Raman light source
4,7 Terminal equipment
46 Optical signal receiver
51 OADM
52,72 amplifier
53 Filter
71 Optical signal transmitter
Claims (4)
前記光伝送路から受信し、当該光中継装置内の分岐器で分岐された前記光信号の強度を測定する光信号モニタ手段と、
前記光信号モニタ手段が測定した前記光信号の強度が、前記光伝送路に入射される光信号の強度から該光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ前記光伝送路内において発生する前記ラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい閾値に比して小さい場合、前記ラマン励起光源の出力を低下させるラマン増幅制御手段と、
を備えたことを特徴とする光中継装置。Is connected to the output end of the optical transmission line, and Raman pump light source optical transmission line is incident on the optical transmission line Raman excitation light corresponding to the optical signal to be transmitted,
Optical signal monitoring means for measuring the intensity of the optical signal received from the optical transmission line and branched by a branching device in the optical repeater ;
Intensity of the optical signal the optical signal monitoring means has determined is smaller than the strength obtained by subtracting the attenuation amount of the optical transmission line itself from the intensity of the optical signal incident on the optical transmission path, and the optical transmission Raman amplification control means for lowering the output of the Raman excitation light source when the threshold value is smaller than a large threshold value compared to the intensity of spontaneous emission light generated by the Raman excitation light generated in the path ;
An optical repeater comprising:
前記光信号に対応したラマン励起光を前記光伝送路終端から入射するラマン励起光源と、
前記光信号の強度を測定する光信号モニタ手段と、
前記光信号モニタ手段が測定した前記光信号の強度が、前記光伝送路に入射される光信号の強度から当該光伝送路自体の減衰分を差し引いた強度に比して小さく、かつ前記光伝送路内において発生する前記ラマン励起光による自然放出光の強度に比して大きい場合、前記ラマン励起光源の出力を低下させるラマン増幅制御手段と、
を備えたことを特徴とする光伝送端局装置。In the optical transmission terminal equipment that is connected to the optical transmission line terminal and receives the optical signal,
A Raman pumping light source that enters Raman pumping light corresponding to the optical signal from the optical transmission line end; and
Optical signal monitoring means for measuring the intensity of the optical signal;
The intensity of the optical signal measured by the optical signal monitoring means is smaller than the intensity obtained by subtracting the attenuation of the optical transmission line itself from the intensity of the optical signal incident on the optical transmission line, and the optical transmission Raman amplification control means for reducing the output of the Raman excitation light source when the intensity is larger than the intensity of spontaneous emission light generated by the Raman excitation light generated in the road;
An optical transmission terminal device comprising:
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