JP3820129B2 - Volume control device for telephone - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話機の音量調節装置に係り、とくに、受話器の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカの拡声音量、呼び出し音量等を個別に音量調節可能な電話機の音量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話機には使用環境やユーザの個人差によらず、つねに最適な音量で使用できるようにするため、音量調節機能が付いている。ところが、電話機には、受話器で通話中の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカの拡声音量、呼び出し音量など、多数の音量調節項目が有り、個々の調節項目に対し独立した音量調節操作手段を設けることにすると、多数の操作手段が必要となり、電話機が大型となってしまう。このため、従来から、1つの音量調節操作手段を兼用し、受話器で通話中の受話音量と呼び出し音量などの複数の音量調節項目を、電話機の動作状態に応じて自動的に切り換えて個別に音量調節可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
けれども、従来の1つの音量調節操作手段を兼用して音量調節する電話機では、音量調節操作をしたときの電話機の動作状態で一義的に調節対象が決まってしまうため、例えば、呼び出し音が鳴ったときに大き過ぎたので、受話器を持ち上げたあと、あわてて呼び出し音量を小さくしようとして音量調節操作をしたら、既に通話状態となっていたので、受話音量が小さくなってしまうという操作ミスを犯すことがあった。また、受話音量の調節は相手の声の大小に従い比較的頻繁に行うため、1つの兼用の音量調節操作手段を用いて受話音量の調節をすることに慣れてしまい、通話時に受話音量が小さかったとき、受話音量を増大しようとして通話後に兼用の音量調節操作手段を用いて音量調節してしまうことがある。すると、受話音量でなく呼び出し音量が変わって、大きな呼び出し音に驚くことがあった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、誤操作を少なくした電話機の音量調節装置を提供することを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電話機の音量調節装置では、1つの音量調節操作手段を兼用し、複数の音量調節項目を切り換えて個別に音量調節可能とした電話機において、1つの音量調節操作手段で兼用して、受話器の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカからの拡声音量を含む調節頻度の高い音声に関係する複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第1の音量調節操作手段と、1つの音量調節操作手段で兼用して、呼び出し音を含む調節頻度の低い音声に関係しない複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第2の音量調節操作手段と、第1の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節モードの切り換えと、第2の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第2の音量調節モードの切り換えを行う切り換え手段と、第1の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第1の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をし、第2の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第2の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をする音量調節制御手段と、を含むことを特徴としている。
請求項2では、請求項1において、切り換え手段は、電話機の動作状態に応じて第1の音量調節モードの切り換えを行うようにする。
請求項3では請求項2において、切り換え手段は、電話機が受話器による通話中のとき、第1の音量調節モードを受話器の受話音量とし、電話機がハンズフリー通話中または留守録音メッセージ再生中のとき、第1の音量調節モードを拡声スピーカの拡声音量とする。
請求項4では請求項1または2において、切り換え手段は、電話機の動作状態に応じて第2の音量調節モードの切り換えを行う。
請求項5では請求項4において、切り換え手段は、電話機が呼び出し中のとき、または電話機が待機中及び呼び出し中のとき、または電話機が呼び出し中及び通話中のとき、第2の音量調節操作手段の音量調節モードを呼び出し音量とする。
請求項6では請求項1において、第1の音量調節操作手段は上と下(または右と左)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーであり、第2の音量調節操作手段は第1の音量調節操作手段の近傍で右と左(または上と下)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーとしたこと、を特徴としている。
請求項7では請求項6において、音量の表示を行う表示手段と、第1の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に上下(左右)に変化するグラフで表示させ、第2の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に左右(上下)に変化するグラフで表示させる音量表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0005】
請求項8記載の電話機の音量調節装置では、1つの音量調節操作手段を兼用して、複数の音量調節項目を切り換えて個別に音量調節可能とした電話機の音量調節装置において、1つの音量調節操作手段で兼用して、受話器の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカからの拡声音量を含む調節頻度の高い音声に関係する複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第1の音量調節操作手段と、呼び出し音量の音量調節操作を行う第2の音量調節操作手段と、第1の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節操作手段の音量調節モードの切り換えを行う切り換え手段と、第1の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第1の音量調節操作手段の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をし、第2の音量調節操作手段が操作されると、呼び出し音量の音量調節制御をする音量調節制御手段と、を含むことを特徴としている。
請求項9では請求項8において、切り換え手段は、電話機の動作状態に応じて第1の音量調節操作手段の音量調節モードの切り換えを行う。
請求項10では請求項9において、切り換え手段は、電話機が受話器による通話中のとき、第1の音量調節操作手段の音量調節モードを受話器の受話音量とし、電話機がハンズフリー通話中または留守録音メッセージ再生中のとき、第1の音量調節操作手段の音量調節モードを拡声スピーカの拡声音量とする。
請求項11では請求項8において、第1の音量調節操作手段は上と下(または右と左)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーであり、第2の音量調節操作手段は第1の音量調節操作手段の近傍で右と左(または上と下)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーとしたこと、を特徴としている。
請求項12では請求項11において、音量の表示を行う表示手段と、第1の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に上下(左右)に変化するグラフで表示させ、第2の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に左右(上下)に変化するグラフで表示させる音量表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一つの実施の形態を図1を参照して説明する。図1は本発明に係る音量調節機能付の電話機の構成図である。
1は局側から延設された回線、2は回線1を介して局側の交換機と電話機との接続を行う回線接続部、3は待ち受け中に回線接続部を介して局側から呼び出し音信号が入力されると着信検出信号を出力する着信検出部、4は受話器であり、受話スピーカ5、送話マイク6を有する。受話スピーカ5の前段には音量調節用の電子ボリューム部7とアンプ部8が設けられており、送話マイク6の出力側にはマイクアンプ部9が設けられている。10は受話器4の上げ下げでオン・オフするフックスイッチ、11と12はハンズフリー通話に用いる拡声スピーカとマイクであり、拡声スピーカ11の前段には音量調節用の電子ボリューム部13とアンプ部14が設けられており、マイク12の出力側にはマイクアンプ部15が設けられている。16は録音・再生部であり、留守録モード時に着信が有ると、録音媒体17に録音された応答メッセージを再生して出力したり、相手のメッセージを録音媒体18に録音させ、留守録モード解除時に録音媒体18に録音された相手の留守録音メッセージを再生して出力したりする。19はビープ音信号を発生するビープ音発生部、20はキー操作時に確認用のビープ音を出力するビープ音スピーカであり、前段には音量調節用の電子ボリューム部21とアンプ部22が設けられている。
【0007】
23は通話路スイッチ部であり、後述するコントロール部の制御に従い、待ち受け中に着信が有ると、回線接続部2からの呼び出し音信号を拡声スピーカ11の側に出力し、受話器4を用いた通話時は回線接続部2からの信号を受話スピーカ5の側へ出力し、送話マイク6からの信号を回線接続部2へ出力する。また、ハンズフリー通話時は回線接続部2からの信号を拡声スピーカ11の側へ出力し、マイク12からの信号を回線接続部2へ出力する。更に、留守録モード時に着信が有ると、録音・再生部16で再生させた応答メッセージを回線接続部2へ出力して相手側に送出させ、回線接続部2からの信号を録音・再生部16へ出力して相手のメッセージを録音させる。
【0008】
24はキー操作部であり、0〜9の数字キー251 〜2510、*、#の記号キー2511、2512、留守録キー26、ハンズフリー通話用フックキー27のほか、音量アップキー28と音量ダウンキー29から成る第1の音量調節操作手段30と、音量アップキー31と音量ダウンキー32から成る第2の音量調節操作手段33が設けられている。第1の音量調節操作手段30は、1つの音量調整操作手段で兼用して、受話器の受話音量と、ハンズフリー通話時の拡声スピーカからの拡声出力または留守録音メッセージの拡声スピーカからの拡声出力時の拡声音量など、電話機において比較的調節頻度の高い音声に関係する調節項目を切り換えて音量調節するためのものである。第2の音量調節操作手段33は、1つの音量調整操作手段で兼用して、着信時の呼び出し音量、キー操作確認用のビープ音量など、音声に関係しない電話機において比較的調節頻度の低い調節項目を切り換えて音量調節するためのものである。34はメモリ部であり、受話器の受話音量データVDR、拡声スピーカの拡声音量データVDL、呼び出し音量データVDA、ビープ音量データVDBが読み書き自在に記憶されている。VDR、VDL、VDA、VDBはいずれも最小の1から最大の7まで7段階の値を取るものとする。メモリ部34には、第1の音量調節操作手段30での現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節モードデータVRM1と、第2の音量調節操作手段33での現在の音量調節対象項目を示す第2の音量調節モードデータVRM2と、拡声スピーカ11がハンズフリー通話のための拡声出力中または留守録音メッセージの拡声出力中か否かを示すフラグF(0;拡声出力中でない、1;拡声出力中)も記憶されている。
【0009】
35は表示部であり、第1の音量調節操作手段30または第2の音量調節操作手段33で音量調節操作がされたときに、現在の音量調節対象項目名と音量を表示する(図12、図13参照)。36はダイヤル操作時に数値に対応するトーン信号を発生し、回線接続部2を介して回線1の側に出力させるトーン発生部、37はマイコン構成のコントロール部であり、各部を制御し、待ち受け、発信通話、着信通話、留守録をさせたり、受話器の受話音量、拡声スピーカの拡声音量、呼び出し音量、ビープ音量等の各種音量調節項目の音量調節制御を行う。
【0010】
図2〜図8はコントロール部37のメインの制御処理を示すフローチャート、図9〜図11は周期的に実行される割り込み処理を示すフローチャート、図12と図13は音量調節操作時の表示部35の表示例を示す説明図であり、以下、これらの図を参照して上記した実施の形態の動作を説明する。
なお、予め、VDR、VDL、VDA、VDBはいずれも標準的な音量4に設定されており、受話器4が持ち上げられていないものとする(フックスイッチ10がオンフック状態)。
【0011】
(1)待ち受け
電源がオンすると、コントロール部37は拡声スピーカ11が現在ハンズフリー通話のための拡声音声出力中でなく、かつメッセージ出力のための拡声音声出力中でないことを登録するためF=0とし(図2のステップS10)、受話器の受話音量データVDRに基づき電子ボリューム部7に対する音量制御をして標準の受話器の受話音量に設定し、ビープ音量データVDBに基づき電子ボリューム部21に対する音量制御をして標準のビープ音量に設定し、第2の音量調節操作手段33の現在の音量調節対象項目を示す第2の音量調節モードデータVDM2を呼び出し音量とし、第1の音量調節操作手段30の現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節モードデータVDM1を受話器の受話音量とし、呼び出し音量データVDAに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をして標準呼び出し音量に設定する(ステップS11〜S15)。そして、待ち受け状態となり、局側から呼び出し音信号が入力されて着信検出部3で着信が検出されたか、受話器4が持ち上げられてフックスイッチ10がオフフック状態になったか、ハンズフリー通話用フックキー27のキー操作がされたか、留守録キー26が操作されたかのチェックをする(ステップS16〜S19)。
【0012】
(2)待ち受け中の受話器の受話音量の調節
ここで、待ち受け中に受話器の受話音量を大きく(小さく)しておきたい場合、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を単独で1回押す。すると、コントロール部37は、図9のステップS200(ステップS209)でYESと判断し、ビープ音発生部19を制御し、短時間だけビープ音信号を発生させ、ビープ音スピーカ20から標準ビープ音量でキー操作確認用のビープ音を出力させる(ステップS201(S210))。第1の音量調節モードが現在、受話器の受話音量なのでVDRを1段階大きく(小さく)する(ステップS202、S203(S211、S212))。そして、VDRに基づき電子ボリューム部7に対する音量制御をし、受話器の受話音量を1段階増大(減少)させる(ステップS204)。そして、表示部35にVDRに基づき現在の受話器受話音量と第1の音量調節操作手段30の現在の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS205、図12の(1)参照)。受話器の受話音量のバーグラフ表示が第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じ方向でなされるので、所望の音量調節項目について正しく操作しているか容易に判断できる。
【0013】
(3)呼び出し
待ち受け中に局側から自機宛に呼び出し音信号が送出されると、回線接続部2を介して着信検出部3に入力され、該着信検出部3は着信検出信号を出力する。すると、コントロール部37は着信有りと判断し(図2のステップS16でYES)、通話路スイッチ部23を制御して回線接続部2からの入力が拡声スピーカ11の側へ出力されるようにする(図3のステップS20)。これにより、拡声スピーカ11からは標準の音量で呼び出し音が出力される。
【0014】
(4−1)受話器での通話
このあと、コントロール部37はフックスイッチ10がオフフック状態になったか、ハンズフリー通話用フックキー27が押されたか、着信検出部3で呼び出し音が検出されなくなったかチェックし(ステップS21〜S23)、受話器4で通話するため受話器4を持ち上げると、フックスイッチ10がオフフック状態となるので、コントロール部37はステップS21でYESと判断し、回線接続部2をオフフック制御して、相手方との通話状態に移行させ(ステップS24)、また、通話路スイッチ部23を制御して回線接続部2からの入力が受話器4の受話スピーカ5の側へ出力され、送話マイク6の側からの入力が回線接続部2へ出力されるようにし、受話器4での通話を可能とする(ステップS25)。相手方からの音声はユーザ所望の受話音量で聴取できる。
【0015】
(4−2)受話器で通話中の受話音量の調節
若し、受話器4での受話音量がまだ小さい(大きい)場合、受話器4での通話中に、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を1回押す。すると、コントロール部37は短時間だけビープ音を出力させ、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードが現在、受話器の受話音量なのでVDRを1段階大きく(小さく)する(図9のステップS200〜S203(S209〜S212))。そして、VDRに基づき電子ボリューム部7に対する音量制御をし、受話器の受話音量を1段階増大(減少)させる(ステップS204)。そして、表示部35にVDRに基づき現在の受話器受話音量と第1の音量調節操作手段30の現在の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS205)。
【0016】
(4−3)終話
相手方との通話が終わり、ユーザが受話器4を置くとフックスイッチ10が開いてオンフック状態となる。すると、コントロール部37は図3のステップS26でYESと判断し、回線接続部2に対しオンフック制御をして通話を終了させ(ステップS27)、図2のステップS16に戻り待機状態となる。
【0017】
(5−1)ハンズフリー通話モードでの通話
若し、着信があったとき、手が塞がっているなどしてハンズフリー通話をしたい場合、受話器4は置いた状態のままハンズフリー通話用フックキー27を1回押す。すると、コントロール部37はステップS22でYESと判断し、短時間だけビープ音を出力させ、ハンズフリー通話モードとなり、回線接続部2をオフフック制御して、相手方との通話状態に移行させ、F=1とし、第1の音量調節モードデータVDM1を拡声音量とし、拡声音量データVDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をして標準の拡声音量に設定し、また、通話路スイッチ部23を制御して回線接続部2からの入力が拡声スピーカ11の側へ出力され、マイク12の側からの入力が回線接続部2へ出力されるようにし、マイク12と拡声スピーカ11を用いたハンズフリー通話が可能とする(図4のステップS30〜S36)。相手方からの音声は拡声スピーカ11からユーザ所望の拡声音量で聴取できる。
【0018】
(5−2)ハンズフリー通話中の拡声音量の調節
若し、拡声スピーカ11からの拡声音量が小さい(大きい)場合、ハンズフリー通話中に、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を1回押す。すると、コントロール部37は短時間だけビープ音を出力させ、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードが現在、拡声音量なのでVDLを1段階大きく(小さく)する(図9のステップS200〜S202、S206(S209〜S211、S213))。そして、VDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、拡声音量を1段階増大(減少)させる(ステップS207)。これにより相手の声が聞きやすくなる。そして、表示部35にVDLに基づき現在の受話器の受話音量と第1の音量調節操作手段30の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS208。図12の(2)参照)。拡声音量のバーグラフ表示も第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じ方向でなされるので、所望の音量調節項目について正しく操作しているか容易に判断できる。
【0019】
(5−3)終話
相手方との通話が終わり、ハンズフリー通話用フックキー27を1回押すと、コントロール部37は図4のステップS37でYESと判断し、短時間だけビープ音を出力させ、ハンズフリー通話モードを解除し、回線接続部2に対しオンフック制御をして通話を終了させ、F=0としたのち(ステップS38〜S41)、図2のステップS14に戻り、第1の音量調節モードデータVDM1を受話器の受話音量とし、呼び出し音量データVDAに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をしてユーザ所望の呼び出し音量に設定し(ステップS15)、待機状態となる。
【0020】
(6−1)受話器での発信通話
ユーザから発信し、受話器4で通話したい場合、まず受話器4を持ち上げるとフックスイッチ10がオフフック状態となるので、コントロール部37は図2のステップS17でYESと判断し、回線制御部2に対しオフフック制御をし、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部2からの入力が受話器4の受話スピーカ5の側へ出力されるようにし、送話マイク6の側からの入力が回線制御部2へ出力されるようにする(図5のステップS50、S51)。そして、相手の電話番号が123−4567の場合、「1」キー251 、「2」キー252 、「3」キー253 、「4」キー254 、「5」キー255 、「6」キー256 、「7」キー257 の順に1回ずつ押す。まず「1」キー251 を1回押したとき、コントロール部37は、短時間だけビープ音を出力させ、トーン発生部36を制御してダイヤル数値「1」に対応するトーン信号を発生させ、回線接続部2を介して局側に送出させる(ステップS52〜S54)。他のキーが押されたときも同様にして短時間だけビープ音を出力させ、数値に対応するトーン信号を発生させて局側へ出力させる。
相手側が電話に出ると、通話接続状態となり、相手方からの音声は受話スピーカ5からユーザ所望の受話音量で聴取できる。
【0021】
(6−2)受話器で通話中の受話音量の調節
若し、受話器4での受話音量がまだ小さい(大きい)場合、受話器4での通話中に、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を1回押す。すると、コントロール部37は短時間だけビープ音を出力させ、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードが現在、受話器の受話音量なのでVDRを1段階大きく(小さく)する(図9のステップS200〜S203(S209〜S212))。そして、VDRに基づき電子ボリューム部7に対する音量制御をし、受話器の受話音量を1段階増大(減少)させる(ステップS204)。そして、表示部35にVDRに基づき現在の受話器受話音量と第1の音量調節操作手段30の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS205)。
【0022】
(6−3)終話
相手方との通話が終わり、ユーザが受話器4を置くとフックスイッチ10が開いてオンフック状態となる。すると、コントロール部37は図5のステップS55でYESと判断し、回線接続部2に対しオンフック制御をして通話を終了させ(ステップS56)、図2のステップS16に戻り待機状態となる。
【0023】
(7−1)ハンズフリー通話モードでの発信通話
これと異なり、ユーザから発信し、マイク12と拡声スピーカ11を用いてハンズフリー通話をしたい場合、ハンズフリー通話用フックキー27を1回押すとコントロール部37は図2のステップS18でYESと判断し、短時間だけビープ音を出力させ、ハンズフリー通話モードとなり、回線接続部2をオフフック制御して、相手方との通話状態に移行させ、F=1とし、第1の音量調節モードデータVDM1を拡声音量とし、拡声音量データVDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をして所望の拡声音量に設定し、また、通話路スイッチ部23を制御して回線接続部2からの入力が拡声スピーカ11の側へ出力され、マイク12の側からの入力が回線接続部2へ出力されるようにする(図6のステップS60〜S66)。そして、相手の電話番号が123−4567の場合、「1」キー251 、「2」キー252 、「3」キー253 、「4」キー254 、「5」キー255 、「6」キー256 、「7」キー257 の順に1回ずつ押す。数値キーが押される度に、コントロール部37は、短時間だけビープ音を出力させ、トーン発生部36を制御してダイヤル数値に対応するトーン信号を発生させ、回線接続部2を介して局側に送出させる(ステップS67〜S69)。
相手側が電話に出ると、通話接続状態となり、相手方からの音声は拡声スピーカ11からユーザ所望の拡声音量で聴取できる。
【0024】
(7−2)ハンズフリー通話中の拡声音量の調節
若し、ハンズフリー通話中における拡声スピーカ11からの拡声音量がまだ小さい(大きい)場合、ハンズフリー通話中に、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を1回押す。すると、コントロール部37は短時間だけビープ音を出力させ、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードが現在、拡声音量なのでVDLを1段階大きく(小さく)する(図9のステップS200〜S202、S206(S209〜S211、S213))。そして、VDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、拡声音量を1段階増大(減少)させる(ステップS207)。これにより相手の声が聞きやすくなる。そして、表示部35にVDLに基づき現在の受話器受話音量と第1の音量調節操作手段30の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS208)。
【0025】
(7−3)終話
相手方との通話が終わり、ハンズフリー通話用フックキー27を1回押すと、コントロール部37は図6のステップS70でYESと判断し、短時間だけビープ音を出力させ、ハンズフリー通話モードを解除し、回線接続部2に対しオンフック制御をして通話を終了させ、F=0としたのち(ステップS71〜S74)、図2のステップS14に戻り、第1の音量調節モードデータVDM1を受話器の受話音量とし、呼び出し音量データVDAに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をしてユーザ所望の呼び出し音量に設定し(ステップS15)、待機状態となる。
【0026】
(8−1)留守録モード
若し、ユーザが留守にするため電話機を留守録モードに設定したい場合、待ち受け中に留守録キー26を1回押す。すると、コントロール部37は図2のステップS19でYESと判断し、短時間だけビープ音を発生させて留守録モードとなり、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部2からの入力が録音・再生部16の録音入力端子(IN)の側へ出力されるようにし、録音・再生部16の再生出力端子(OUT)の側からの入力が回線制御部2へ出力されるようにする。そして録音回数を示すKを0とし、着信検出部3で着信が検出されか、留守録キー26が押されるのを待つ(図7のステップS80〜S85)。
【0027】
(8−2)留守録モード中の着信
留守録モード中に外部から着信が有ると、コントロール部37はステップS84でYESと判断し、回線接続部2をオフフック制御し、録音・再生部16を制御し、録音媒体17に録音された応答メッセージ、たとえば「留守にしております。ご用件をお話し下さい。」を再生させ、相手側に送出させる。そして、録音・再生部16を制御し、相手方の要件を録音媒体18に先頭から一定時間分録音させる。そして、録音回数を示すKを1とし、回線接続部2をオンフック制御する(ステップS86〜S90)。
【0028】
外部から2回目の着信が有ると、コントロール部37は図7のステップS100でYESと判断し、回線接続部2をオフフック制御し、録音・再生部16を制御し、録音媒体17に録音された応答メッセージを再生させ、続いて、相手方の要件を録音媒体18に前回録音した続きの箇所から一定時間分録音させる。そして、録音回数を示すKを2とし、回線接続部2をオンフック制御する(ステップS84、S86〜S92)。
【0029】
(8−3)メッセージの再生
外出先から戻ったユーザが留守録モードを解除したい場合、留守録キー26を1回押す。すると、コントロール部37はステップS85でYESと判断し、短時間だけビープ音を発生させて留守録モードを解除する。そして、F=1とし、音量調節モードVDM1を拡声音量とし、VDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、所望の拡声音量とする(ステップS100〜S105)。通話路スイッチ部23を制御して録音・再生部16の再生出力端子OUTの側からの入力が拡声スピーカ11の側へ出力されるようにする。そして、今回の留守録中の録音回数が1以上かチェックし、NOであれば、録音・再生部16を制御し、録音媒体17に録音された案内メッセージ、たとえば「録音メッセージは有りません」を再生させ、拡声スピーカ11から拡声出力させる(ステップS106でNO、S107)。録音回数が1以上であれば、録音・再生部16を制御し、録音媒体18に録音された相手方からの各メッセージを順に再生させる。ユーザは拡声スピーカ11から相手方の録音した用件を所望の拡声音量で聴取できる。メッセージの再生が終われば、F=0、音量調節モードVDM1を受話器の受話音量としたのち、待ち受け状態となる(ステップS108、S109、図2のステップS14、S15)。
【0030】
(8−4)メッセージの再生音量の調節
若し、相手方のメッセージの声が小さすぎる(大き過ぎる)ため、メッセージの再生音量を増大(減少)したい場合、メッセージが拡声出力されている間(第1の音量調節モードが拡声音量となっている間)に、第1の音量調節操作手段30の音量アップキー28(音量ダウンキー29)を1回押す。すると、コントロール部37は短時間だけビープ音を出力させ、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードが現在、拡声音量なのでVDLを1段階大きく(小さく)する(図9のステップS200〜S202、S206(S209〜S211、S213))。そして、現在、F=1なのでVDLに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、拡声音量を1段階増大(減少)させる(ステップS207)。これにより相手の声が聞きやすくなる。そして、表示部35にVDLに基づき現在の拡声音量と第1の音量調節操作手段30の音量調節対象項目名を、第1の音量調節操作手段30のキー配置と同じく縦方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS208)。
【0031】
(9)呼び出し音量の調節
若し、着信時の呼び出し音が標準音量では小さかった(大きかった)ため、大きく(小さく)したい場合、待機中(待ち受け中)、呼び出し中、通話中、留守録モード中等の任意のタイミングで、第2の音量調節操作手段33の音量アップキー31(音量ダウンキー32)を単独で1回押す。すると、コントロール部37は図10のステップS220(図11のステップS240)でYESと判断し、音量ダウンキー32(音量アップキー31)が同時押しされたか判別し(ステップS221(S241))、NOなので、ビープ音発生部19を制御し、短時間だけビープ音信号を発生させ、ビープ音スピーカ20からビープ音を出力させる(ステップS222(S242))。そして、第2の音量調節操作手段33の現在の音量調節対象項目である第2の音量調節モードが呼び出し音量なので呼び出し音量データVDAを1段階大きく(小さく)する(ステップS223、S224(S243、S244))。
【0032】
そして、F=0であり、拡声スピーカ11を用いてハンズフリー通話中でなくメッセージ再生出力中でもなければ、呼び出し音量データVDAに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、呼び出し音量を1段階増大(減少)させる(ステップS225、S226(S245、S246))。そして、表示部35にVDAに基づき現在の呼び出し音量と音量調節対象項目名を、第2の音量調節操作手段33のキー配置と同じく横方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS227(S247)。図13の(1)参照)。呼び出し音量のバーグラフ表示が第2の音量調節操作手段33のキー配置と同じ方向でなされるとともに、受話器の受話音量や拡声音量とは直交する方向になされるので、所望の音量調節項目について正しく操作しているか容易に判断できる。
若し、ステップS225(S245)でF=1のときは、次にF=0となった所で、呼び出し音量データVDAに基づき電子ボリューム部13に対する音量制御をし、呼び出し音量を1段階増大(減少)させる(図4のステップS41または図6のステップS74または図8のステップS109、図2のステップS14、S15)。
【0033】
呼び出し音量の増大(減少)操作の結果、その後の呼び出し音の音量が1段階増大(減少)するので、聴きやすくなる。しかも、呼び出し音の音量調節頻度は比較的小さいが、受話器の受話音量や拡声音量の如く比較的音量調節頻度の高い音量調節項目用の第1の音量調節操作手段30ではなく、第1の音量調節操作手段30とは別個に設けた第2の音量調節操作手段33を用いて呼び出し音の音量調節を行うようになっているので、音量調節項目と音量調節操作手段との対応関係が判りやすい。よって、呼び出し音量の調節をしたいのに、間違って第1の音量調節操作手段30を操作し、呼び出し音量以外の項目を調節してしまう恐れが小さくなる。また、呼び出し音量の調節操作をいつでも行うことができる。
【0034】
(10)ビープ音量の調節
また、キー操作確認音としてのビープ音量を標準音量から変えたい場合、待機中(待ち受け中)、呼び出し中、通話中、留守録モード中等の任意のタイミングで、第2の音量調節操作手段33の音量アップキー31と音量ダウンキー32を同時押しする。すると、コントロール部37は図10のステップS220(図11のステップS240)でYESと判断し、音量ダウンキー32(音量アップキー31)が同時押しされたか判別し(ステップS221(S241))、ここでもYESなので、ビープ音発生部19を制御し、短時間だけビープ音信号を発生させ、ビープ音スピーカ20からビープ音を出力させる(ステップS228(S248))。そして、今回、音量アップキー31と音量ダウンキー32が同時押しされたことから、第2の音量調節モードの変更操作がされたと判断し、第2の音量調節モードを或る一定時間T0 (例えば、T0 =20秒)だけビープ音量とする。具体的には、第2の音量調節モードをビープ音量とし、タイマをスタートさせる(ステップS229、S230(ステップS249、S250))。そして、タイマが計時中の間タイマの計時時間tがT0 以上になったかチェックし(図11のステップS254、S255)、tがT0 以上になれば第2の音量調節モードを呼び出し音量に戻し、タイマを停止させる(ステップS256、S257)。
【0035】
第2の音量調節モードが一定時間T0 だけビープ音量となっている間に、第2の音量調節操作手段33の音量アップキー31(音量ダウンキー32)が単独で1回押されると、コントロール部37は、ビープ音発生部19を制御し、短時間だけビープ音を出力させる(図10のステップS220〜S222(図11のステップS240〜S242))。そして、今回、音量アップキー31(音量ダウンキー32)が単独で押されたことから、第2の音量調節操作手段33の現在の音量調節対象項目に対する音量調節操作がされたと判断し、第2の音量調節モードがビープ音量なのでビープ音量データVDBを1段階大きく(小さく)する(ステップS223、S231(S243、S251))。そして、VDBに基づき電子ボリューム部21に対する音量制御をし、ビープ音量を1段階増大(減少)させる(ステップS232(S252))。そして、表示部35にVDBに基づき現在のビープ音量と音量調節対象項目名を、第2の音量調節操作手段33のキー配置と同じく横方向のバーグラフで一定時間表示させる(ステップS233(S253))。これにより、その後のビープ音の音量が1段階増大(減少)するので、聴きやすくなる。また、ビープ音量のバーグラフ表示が第2の音量調節操作手段33のキー配置と同じ方向でなされるとともに、受話器の受話音量や拡声音量とは直交する方向になされるので、所望の音量調節項目について正しく操作しているか容易に判断できる。
【0036】
しかも、ビープ音の音量調節頻度は比較的小さいが、受話器の受話音量や拡声音量の如く比較的音量調節頻度の高い音量調節項目用の第1の音量調節操作手段30ではなく、第1の音量調節操作手段30とは別個に設けた第2の音量調節操作手段33を用いてビープ音の音量調節を行うようになっているので、音量調節項目と音量調節操作手段との対応関係が判りやすい。よって、ビープ音量の調節をしたいのに、間違って第1の音量調節操作手段30を操作し、呼び出し音量以外の項目を調節してしまう恐れが小さくなる。
【0037】
この実施の形態によれば、受話器の受話音量と、ハンズフリー通話時の拡声スピーカの拡声音量または留守録音メッセージの再生時の拡声スピーカの拡声音量の如く、音量調節頻度が比較的高い音声に関係する音量調節項目は、第1の音量調節操作手段30により兼用して、音量調節モードを切り換えて個別に音量調節するようにし、呼び出し音量とビープ音量の如く、音量調節頻度が比較的小さい音声に関係しない音量調節項目は、第1の音量調節操作手段30とは別に設けた第2の音量調節操作手段33により兼用して、音量調節モードを切り換えて個別に音量調節するようにしたので、音量調節項目と音量調節操作手段との対応関係が判りやすい。具体的には、通話中の相手の声の大小や、留守録音メッセージの声の大小に応じて、頻繁に調節する音声に関係する項目は同じ操作手段を繰り返し使用することで、操作間違いが少なくなる。一方、まれにしか調節することのない音声に関係しない項目は、音声に関して使用する操作手段とは異なる操作手段を用いることがすぐに判るので、操作間違いが少なくなる。よって、受話器の受話音量や拡声スピーカの拡声音量の調節をしたいのに、間違って第2の音量調節操作手段33を操作し、音声に関係しない項目を調節してしまう恐れが小さくなり、同様に、呼び出し音量やビープ音量の調節をしたいのに、間違って第1の音量調節操作手段30を操作し、音声に関係する項目を調節してしまう恐れが小さくなる。
また、第1の音量調節操作手段30では音声に関係する或る特定の調節項目しか調節できない場面でも、第2の音量調節操作手段33を用いて呼び出し音等の音声に関係しない項目の調節が可能である。
【0038】
そして、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードは、受話器での通話中は自動的に受話器の受話音量に切り換わり、ハンズフリー通話モードにより拡声スピーカ11から相手方の音声を拡声出力中またはメッセージを拡声スピーカ11から音声出力中は自動的に拡声スピーカの拡声音量に切り換わる。よって、受話器での通話中に受話音量が小さい(大きい)と思ったとき、すぐに第1の音量調節操作手段30で音量調節操作をすれば受話中の音量をすぐに増大(減少)でき、ハンズフリー通話モードにより拡声スピーカ11から相手方の音声を拡声出力中またはメッセージを拡声スピーカ11から音声出力中に拡声音量が小さい(大きい)と思ったとき、すぐに第1の音量調節操作手段30で音量調節操作をすれば拡声音量をすぐに増大(減少)できるので、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードをユーザがマニュアル操作で切り換えなくて済み、便利である。待機中は、第1の音量調節操作手段30の音量調節モードは、自動的に受話器の受話音量に切り換わるので、待機中に受話器の受話音量を調節することもできる。
【0039】
また、第2の音量調節操作手段33の音量調節モードは、通常は呼び出し音量に切り換わっているので、呼び出し音の出力中に呼び出し音量が小さい(大きい)と思ったとき、すぐに第2の音量調節操作手段33で音量調節操作をすれば呼び出し中の呼び出し音量をすぐに増大(減少)でき、呼び出し後の通話中や通話後に、第2の音量調節操作手段33で音量調節操作をすれば次の呼び出し時の呼び出し音量を増大(減少)できるなど、所望時に呼び出し音量を調節できる。
また、第2の音量調節操作手段33の音量アップキー31と音量ダウンキー32を同時押しすることで、第2の音量調節操作手段33の音量調節モードを一時的にビープ音量とすることができ、第2の音量調節操作手段33の音量調節モードがビープ音量となっている間に第2の音量調節操作手段33で音量調節操作をすれば次にビープ音を発生する際のビープ音量を増大(減少)できる。
【0040】
また、第1の音量調節操作手段30は上と下に配置された音量アップキー28と音量ダウンキー29とし、第2の音量調節操作手段33は第1の音量調節操作手段30の近傍で右と左に配置された音量アップキー31と音量ダウンキー32としたことで、音量調節操作をキー操作部24の特定箇所で集中して行えるため、音量調節の操作場所を探さなくて済み、第1の音量調節操作手段30と第2の音量調節操作手段33とでキーの配置方向を90°変えたことで第1の音量調節操作手段30と第2の音量調節操作手段33の混同による操作ミスを防ぐことができる。
また、受話器の受話音量と拡声スピーカの拡声音量の如く、音量調節頻度が比較的高い音声に関係する音量調節項目の音量調節をした場合と、呼び出し音量とビープ音量の如く音量調節頻度が比較的低い音声に関係しない音量調節項目の音量調節をした場合とで、音量アップキーと音量ダウンキーのキー配置方向に合わせて音量のバーグラフ表示方向が変わるようにしたため、音量調節項目と音量調節操作手段との対応関係が視覚的にも判りやすくなり、誤操作の恐れが一層少なくなる。
【0041】
なお、上記した実施の形態では、第2の音量調節操作手段は呼び出し音量の調節操作とビープ音量の調節操作を兼用して行えるようにしたが、呼び出し音量の調節操作だけ行えるようにしても良い。この場合、呼び出し音量の調節操作は待機中、呼び出し中、通話中等の電話機の動作状態によらず、いつでも行える。
【0042】
また、上記した実施の形態では、通常は第2の音量調節モードを呼び出し音量として呼び出し音量の調節操作は殆どいつでもできるようにし、ビープ音量の調節操作は、一時的に第2の音量調節モードを呼び出し音量からビープ音量に切り換えている間だけできるようにしたが、反対に、通常は第2の音量調節モードをビープ音量としてビープ音量の調節操作は殆どいつでもできるようにし、呼び出し音量の調節操作は、第2の音量調節操作手段33の音量アップキー31と音量ダウンキー32を同時押しするなどして、一時的に第2の音量調節モードをビープ音量から呼び出し音量に切り換えている間だけできるようにしても良い。
【0043】
また、電話機の動作状態に応じて、呼び出し中(呼び出し中と通話中)は第2の音量調節モードを強制的に呼び出し音量とし、呼び出し中(呼び出し中と通話中)以外は、通常は呼び出し音量とし、音量アップキー31と音量ダウンキー32の同時押し等のユーザのモード切り換え操作がされたとき、或る時間だけ一時的にビープ音量としても良い。具体的には、図9〜図11の割り込み処理の内、図11の部分を図14の如く変形し、ステップS255でNOとなったとき、ステップS258へ進み呼び出し中(呼び出し中または通話中)かチェックし(呼び出し中か否かのチェックは例えば着信検出部3の出力を監視して行うことができ、通話中か否かのチェックは例えば、フックスイッチ10がオフフック状態に有るか否かと(フックスイッチ10がオフフック状態にあるときは通話中とする)、ハンズフリー通話モードとなっているか否かのチェックで簡単に行える)、YESであれば、第2の音量調節モードを強制的に呼び出し音量とすれば良い(ステップS256、S257)。
【0044】
また、これと異なり、電話機の動作状態に応じて、呼び出し中(呼び出し中と通話中)は第2の音量調節モードを強制的に呼び出し音量とし、呼び出し中(呼び出し中と通話中)以外は、通常はビープ音量とし、音量アップキー31と音量ダウンキー32の同時押し等のユーザのモード切り換え操作がされたとき、或る時間だけ一時的に呼び出し音量としても良い。
【0045】
また、電話機の動作状態に応じて、待機中(待機中と呼び出し中)は第2の音量調節モードを強制的に呼び出し音量とし、待機中(待機中と呼び出し中)以外は、通常は呼び出し音量とし、音量アップキー31と音量ダウンキー32の同時押し等のユーザのモード切り換え操作がされたとき、或る時間だけ一時的にビープ音量としても良い。また、待機中(待機中と呼び出し中)は第2の音量調節モードを強制的に呼び出し音量とし、待機中(待機中と呼び出し中)以外は、通常はビープ音量とし、音量アップキー31と音量ダウンキー32の同時押し等のユーザのモード切り換え操作がされたとき、或る時間だけ一時的に呼び出し音量としても良い。
【0046】
また、第1の音量調節操作手段30は上と下に配置された音量アップキー28と音量ダウンキー29とし、第1の音量調節操作手段30で音量調節操作されたときの音量は上下に変化するバーグラフで表示するようにし、第2の音量調節操作手段33は左と右に配置された音量アップキー31と音量ダウンキー32とし、第2の音量調節操作手段33で音量調節操作されたときの音量は左右に変化するバーグラフで表示するようにしたが、反対に、第1の音量調節操作手段30は左と右に配置された音量アップキー31と音量ダウンキー32とし、第1の音量調節操作手段30で音量調節操作されたときの音量は図13の如く、左右に変化するバーグラフで表示するようにし、第2の音量調節操作手段33は上と下に配置された音量アップキー28と音量ダウンキー29とし、第2の音量調節操作手段33で音量調節操作されたときの音量は図12の如く、上下に変化するバーグラフで表示するようにしても良い。
また、電話機は固定電話機のほか携帯電話機、PHSなどにも同様に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば受話器の受話音量と拡声スピーカの拡声音量の如く、音量調節頻度が比較的高い音声に関係する音量調節項目は、第1の音量調節操作手段により兼用して、音量調節モードを切り換えて個別に音量調節するようにし、例えば呼び出し音量とビープ音量の如く、音量調節頻度が比較的小さい音声に関係しない音量調節項目は、第1の音量調節操作手段とは別に設けた第2の音量調節操作手段により音量調節するようにしたので、音量調節項目と音量調節操作手段との対応関係が判りやすくなり、誤操作の恐れが減る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る音量調節機能付の電話機の構成図である。
【図2】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図3】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図4】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図5】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図6】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図7】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図8】コントロール部のメインの制御処理を示すフローチャートである。
【図9】コントロール部の割り込み処理を示すフローチャートである。
【図10】コントロール部の割り込み処理を示すフローチャートである。
【図11】コントロール部の割り込み処理を示すフローチャートである。
【図12】第1の音量調節操作手段が操作されたときの音量表示の説明図である。
【図13】第2の音量調節操作手段が操作されたときの音量表示の説明図である。
【図14】図11の変形例に係るフローチャートである。
【符号の説明】
1 回線 2 回線接続部
3 着信検出部 4 受話器
5 受話スピーカ 6 送話マイク
7、13、21 電子ボリューム部 10 フックスイッチ
11 拡声スピーカ 12 マイク
16 録音・再生部 17、18 録音媒体
19 ビープ音発生部 20 ビープ音スピーカ
24 キー操作部 26 留守録キー
27 ハンズフリー通話用フックキー
28、31 音量アップキー 29、32 音量ダウンキー
30 第1の音量調節操作手段 33 第2の音量調節操作手段
34 メモリ部 35 表示部
36 トーン発生部 37 コントロール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
The phone has a volume adjustment function so that it can always be used at the optimum volume regardless of the usage environment and individual differences of users. However, the telephone has a number of volume adjustment items such as the reception volume during a call with the handset, the loudness of the loudspeaker during a hands-free call or message recording, and the ringing volume. If the volume adjusting operation means is provided, a large number of operation means are required, resulting in a large telephone. For this reason, conventionally, a single volume adjustment operation means is also used, and a plurality of volume adjustment items such as a reception volume and a ringing volume during a call on the handset are automatically switched according to the operating state of the telephone, and the volume is individually set. It is adjustable.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional telephone that adjusts the volume by using one volume adjustment operation means, the adjustment target is uniquely determined by the operation state of the telephone when the volume adjustment operation is performed. Sometimes it was too loud, so after picking up the handset, if you hurry and try to reduce the ringing volume, you could make an operational error that the incoming volume would be low because the call was already in a talking state there were. Also, since the reception volume is adjusted relatively frequently according to the volume of the other party's voice, the user is used to adjusting the reception volume using a single volume adjustment operation means, and the reception volume is low during a call. In some cases, the volume may be adjusted using the dual volume adjusting operation means after a call in an attempt to increase the received volume. Then, the ringing volume changed instead of the received volume, and there was a surprise in the loud ringing tone.
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and an object of the present invention is to provide a volume control device for a telephone that reduces erroneous operations.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In the volume control device for a telephone set according to
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the switching means switches the first volume control mode in accordance with the operating state of the telephone.
In
According to a fourth aspect of the present invention, in the first or second aspect, the switching means switches the second volume control mode in accordance with the operating state of the telephone.
In
According to a sixth aspect of the present invention, in the first aspect, the first volume adjusting operation means is a volume up key and a volume down key arranged up and down (or right and left), and the second volume adjusting operation means is the first volume control key. A volume up key and a volume down key arranged on the right and left (or up and down) in the vicinity of the adjusting operation means are characterized.
According to a seventh aspect of the present invention, in the sixth aspect, the display means for displaying the volume and the volume adjusted by the first volume adjustment operation means are displayed on the display means in a graph that changes vertically (left and right), Volume display control means for displaying the volume adjusted by the volume adjustment operation means in a graph that changes left and right (up and down) on the display means is provided.
[0005]
9. The volume control apparatus for a telephone set according to
In the ninth aspect, the switching means switches the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means in accordance with the operating state of the telephone.
In the tenth aspect of the present invention, in the ninth aspect, the switching means uses the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means as the reception volume of the receiver when the telephone is in a call with the receiver, and the telephone is in a hands-free call or an answering message. During reproduction, the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means is set to the loudness volume of the loudspeaker.
In the eleventh aspect, in the eighth aspect, the first volume adjusting operation means is a volume up key and a volume down key arranged above and below (or right and left), and the second volume adjusting operation means is the first volume. A volume up key and a volume down key arranged on the right and left (or up and down) in the vicinity of the adjusting operation means are characterized.
In a twelfth aspect, the display means for displaying the volume according to the eleventh aspect, and the volume adjusted by the first volume adjustment operation means are displayed on the display means in a graph that changes up and down (left and right). Volume display control means for displaying the volume adjusted by the volume adjustment operation means in a graph that changes left and right (up and down) on the display means is provided.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, one embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a configuration diagram of a telephone with a volume control function according to the present invention.
1 is a line extending from the station side, 2 is a line connection unit for connecting the exchange on the station side to the telephone via the
[0007]
A call
[0008]
[0009]
[0010]
2 to 8 are flowcharts showing main control processing of the control unit 37, FIGS. 9 to 11 are flowcharts showing interrupt processing executed periodically, and FIGS. 12 and 13 are
Note that VDR, VDL, VDA, and VDB are all set to a
[0011]
(1) Standby
When the power is turned on, the control unit 37 sets F = 0 to register that the loudspeaker 11 is not currently outputting loudspeaking voice for hands-free calling and not outputting loudspeaking voice for message output (FIG. 2). Step S10), the volume control for the
[0012]
(2) Adjusting the listening volume of the receiver in standby
Here, when it is desired to increase (decrease) the reception volume of the receiver during standby, the volume up key 28 (volume down key 29) of the first volume adjustment operation means 30 is pressed once alone. Then, the control unit 37 determines YES in step S200 (step S209) of FIG. 9, controls the beep
[0013]
(3) Call
When a ringing tone signal is sent from the station side to the own device during standby, it is input to the incoming
[0014]
(4-1) Phone call
Thereafter, the control unit 37 checks whether the hook switch 10 is in an off-hook state, whether the hands-free call hook key 27 is pressed, or whether the ringing tone is not detected by the incoming call detection unit 3 (steps S21 to S23). When the
[0015]
(4-2) Adjusting the receiving volume during a call with the handset
If the reception volume at the
[0016]
(4-3) End story
When the telephone conversation with the other party ends and the user puts the
[0017]
(5-1) Call in hands-free call mode
If there is an incoming call and you want to make a hands-free call because the hand is blocked, etc., the hands-free call hook key 27 is pressed once with the
[0018]
(5-2) Adjusting the loudness volume during a hands-free call
If the loudness volume from the loudspeaker 11 is small (large), the volume up key 28 (volume down key 29) of the first volume adjustment operation means 30 is pressed once during a hands-free call. Then, the control unit 37 outputs a beep sound for a short time, and the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means 30 is currently a loud sound volume, so that VDL is increased (decreased) by one level (steps S200 to S202 in FIG. 9). , S206 (S209 to S211, S213)). Then, the volume control for the electronic volume unit 13 is performed based on the VDL, and the loudness volume is increased (decreased) by one level (step S207). This makes it easier to hear the other party's voice. Then, on the
[0019]
(5-3) End story
When the call with the other party is completed and the hands-free call hook key 27 is pressed once, the control unit 37 determines YES in step S37 of FIG. 4, outputs a beep sound for a short time, and cancels the hands-free call mode. Then, on-hook control is performed on the
[0020]
(6-1) Outgoing call with handset
When the user makes a call and wants to talk on the
When the other party answers the call, a call connection state is established, and the voice from the other party can be heard from the receiving
[0021]
(6-2) Adjusting the volume of incoming call during a call with the handset
If the reception volume at the
[0022]
(6-3) End story
When the telephone conversation with the other party ends and the user puts the
[0023]
(7-1) Outgoing call in hands-free call mode
On the other hand, when a user calls and wants to make a hands-free call using the microphone 12 and the loudspeaker 11, when the hands-free call hook key 27 is pressed once, the control unit 37 determines YES in step S18 of FIG. The beep sound is output only for a short time, the hands-free call mode is set, the
When the other party answers the call, the call is connected, and the voice from the other party can be heard from the loudspeaker 11 at the loudness level desired by the user.
[0024]
(7-2) Adjusting loud sound volume during a hands-free call
If the loudness volume from the loudspeaker 11 during the hands-free call is still small (large), the volume up key 28 (volume down key 29) of the first volume adjustment operation means 30 is set to 1 during the hands-free call. Press once. Then, the control unit 37 outputs a beep sound for a short time, and the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means 30 is currently a loud sound volume, so that VDL is increased (decreased) by one level (steps S200 to S202 in FIG. 9). , S206 (S209 to S211, S213)). Then, the volume control for the electronic volume unit 13 is performed based on the VDL, and the loudness volume is increased (decreased) by one level (step S207). This makes it easier to hear the other party's voice. Then, on the
[0025]
(7-3) End story
When the call with the other party is completed and the hands-free call hook key 27 is pressed once, the control unit 37 determines YES in step S70 of FIG. 6, outputs a beep sound for a short time, and cancels the hands-free call mode. Then, the on-hook control is performed on the
[0026]
(8-1) Answering mode
If the user wants to set the telephone to the answering mode to leave, the user presses the answering key 26 once during standby. Then, the control unit 37 determines YES in step S19 of FIG. 2, generates a beep sound for a short time and enters the answering mode, and controls the speech path switch
[0027]
(8-2) Incoming call in voice mail mode
If there is an incoming call from the outside during the voice recording mode, the control unit 37 determines YES in step S84, controls the
[0028]
When there is a second incoming call from the outside, the control unit 37 determines YES in step S100 of FIG. 7, controls the
[0029]
(8-3) Message playback
When the user who has returned from the destination wants to cancel the voice recording mode, he / she presses the voice recording key 26 once. Then, the control unit 37 determines YES in step S85, generates a beep sound for a short time, and cancels the absence recording mode. Then, F = 1 is set, the volume adjustment mode VDM1 is set as the loud sound volume, the sound volume control is performed on the electronic volume unit 13 based on the VDL, and the desired loud sound volume is obtained (steps S100 to S105). The communication path switch
[0030]
(8-4) Adjustment of message playback volume
If the other party's message is too loud (too loud) and you want to increase (decrease) the playback volume of the message, while the message is being loudly output (the first volume control mode is the loud volume) The volume up key 28 (volume down key 29) of the first volume adjustment operating means 30 is pressed once. Then, the control unit 37 outputs a beep sound for a short time, and the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means 30 is currently a loud sound volume, so that VDL is increased (decreased) by one level (steps S200 to S202 in FIG. 9). , S206 (S209 to S211, S213)). Since F = 1 at present, the volume control for the electronic volume unit 13 is performed based on the VDL, and the loudness volume is increased (decreased) by one level (step S207). This makes it easier to hear the other party's voice. Based on the VDL, the current loudness volume and the name of the volume adjustment target item of the first volume adjustment operation means 30 are fixed on the
[0031]
(9) Adjusting the ring volume
If the ringtone at the incoming call is low (large) at the standard volume, and you want to make it louder (smaller), you can wait (waiting), ringing, talking, and answering mode at any time, The volume up key 31 (volume down key 32) of the second volume adjustment operation means 33 is pressed once alone. Then, the control unit 37 determines YES in step S220 in FIG. 10 (step S240 in FIG. 11), determines whether the volume down key 32 (volume up key 31) is simultaneously pressed (step S221 (S241)), and NO. Therefore, the beep
[0032]
If F = 0 and the hands-free call 11 is not being used and the message reproduction output is not being performed using the loudspeaker 11, the volume control for the electronic volume unit 13 is performed based on the call volume data VDA, and the call volume is increased by one level ( (Step S225, S226 (S245, S246)). Then, the current calling volume and volume adjustment target item name are displayed on the
If F = 1 in step S225 (S245), the volume control for the electronic volume unit 13 is performed based on the call volume data VDA at the next place where F = 0, and the call volume is increased by one level ( (Step S41 in FIG. 4, step S74 in FIG. 6, step S109 in FIG. 8, steps S14 and S15 in FIG. 2).
[0033]
As a result of the operation for increasing (decreasing) the ringing volume, the volume of the subsequent ringing tone is increased (decreased) by one step, which makes it easy to listen. In addition, although the volume adjustment frequency of the ringing tone is relatively small, the first volume adjustment operation means 30 for the volume adjustment item for the volume adjustment frequency that is relatively high, such as the reception volume of the receiver and the loudness volume, is not the first volume. Since the volume adjustment of the ringing tone is performed using the second volume adjustment operation means 33 provided separately from the adjustment operation means 30, the correspondence between the volume adjustment items and the volume adjustment operation means is easily understood. . Therefore, there is less risk of adjusting the volume other than the ringing volume by mistakenly operating the first volume adjusting operation means 30 in order to adjust the ringing volume. Also, the ringing volume can be adjusted at any time.
[0034]
(10) Adjusting the beep volume
Further, when the beep volume as the key operation confirmation sound is desired to be changed from the standard volume, the second volume adjustment operation means 33 can be set at any timing such as waiting (standby), calling, calling, or answering mode. Simultaneously press the volume up key 31 and the volume down key 32. Then, the control unit 37 determines YES in step S220 in FIG. 10 (step S240 in FIG. 11), and determines whether the volume down key 32 (volume up key 31) is simultaneously pressed (step S221 (S241)). However, since it is YES, the beep
[0035]
The second volume control mode is for a certain time T 0 When the volume up key 31 (volume down key 32) of the second volume adjusting operation means 33 is pressed once only while the beep volume is set, the control unit 37 controls the beep
[0036]
In addition, although the volume adjustment frequency of the beep sound is relatively small, the first volume control operation means 30 is not used for the volume adjustment item for the volume control frequency that is relatively high, such as the reception volume of the receiver and the loudness volume. Since the volume adjustment of the beep sound is performed using the second volume adjustment operation means 33 provided separately from the adjustment operation means 30, the correspondence relationship between the volume adjustment items and the volume adjustment operation means is easy to understand. . Therefore, it is less likely that the user wants to adjust the beep volume, but mistakenly operates the first volume adjustment operation means 30 to adjust items other than the ring volume.
[0037]
According to this embodiment, the reception volume of the receiver and the loudness of the loudspeaker during a hands-free call or the loudness of the loudspeaker during playback of an answering message is related to a sound with a relatively high volume adjustment frequency. The volume adjustment items to be performed are also used by the first volume adjustment operation means 30 to switch the volume adjustment mode and individually adjust the volume, such as the ringing volume and the beep volume. Since the volume control items that are not related are shared by the second volume control operation means 33 provided separately from the first volume control operation means 30, and the volume control mode is switched individually to adjust the volume. The correspondence between the adjustment items and the volume adjustment operation means is easy to understand. Specifically, items related to voice that is frequently adjusted according to the volume of the other party's voice during a call or the voice of an answering message can be used repeatedly by using the same operation means repeatedly. Become. On the other hand, for items that are rarely adjusted and that are not related to the voice, it is readily apparent that the operation means different from the operation means used for the voice is used. Therefore, there is less risk that the second volume adjusting operation means 33 will be operated by mistake and the items not related to the voice will be adjusted by mistake, even though it is desired to adjust the receiving volume of the receiver and the loudness volume of the loudspeaker. In this case, the user is less likely to accidentally operate the first volume adjustment operation means 30 and adjust items related to the voice even though he wants to adjust the call volume or the beep volume.
Further, even in a scene where the first volume adjustment operation means 30 can adjust only a specific adjustment item related to the voice, the second volume adjustment operation means 33 can be used to adjust items not related to the voice such as a ringing tone. Is possible.
[0038]
The volume control mode of the first volume control operating means 30 is automatically switched to the reception volume of the receiver during a call on the receiver, and the other party's voice is being output from the speaker 11 in the hands-free call mode. While a message is being output from the loudspeaker 11, the loudspeaker automatically switches to the loudspeaker volume. Therefore, when it is thought that the reception volume is low (high) during a call on the handset, the volume during the reception can be immediately increased (decreased) by immediately adjusting the volume with the first volume adjustment operation means 30. When the loudspeaker volume is being outputted from the loudspeaker 11 in the hands-free call mode or when the loudspeaker volume is thought to be low (large) while the message is being outputted from the loudspeaker 11, the first volume adjustment operation means 30 is immediately used. If the volume adjustment operation is performed, the loud sound volume can be immediately increased (decreased), which is convenient because the user does not have to switch the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means 30 by manual operation. During standby, the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means 30 automatically switches to the reception volume of the receiver, so that the reception volume of the receiver can be adjusted during standby.
[0039]
Further, since the volume adjustment mode of the second volume adjustment operation means 33 is normally switched to the ring volume, when the ring volume is thought to be low (large) during the output of the ring tone, the second volume adjustment mode 33 If the volume adjustment operation is performed by the volume adjustment operation means 33, the ringing volume during the call can be immediately increased (decreased), and if the second volume adjustment operation means 33 is operated by the second volume adjustment operation means 33 during or after the call. The ringing volume can be adjusted when desired, for example, the ringing volume at the next call can be increased (decreased).
Also, by simultaneously pressing the volume up key 31 and the volume down key 32 of the second volume adjustment operation means 33, the volume adjustment mode of the second volume adjustment operation means 33 can be temporarily set to beep volume. If the volume adjustment operation is performed with the second volume adjustment operation means 33 while the volume adjustment mode of the second volume adjustment operation means 33 is the beep volume, the beep volume when the next beep sound is generated is increased. (Decrease).
[0040]
The first volume adjustment operation means 30 is a volume up
In addition, the volume adjustment frequency such as the ringing volume and the beep volume is relatively low when the volume adjustment item related to the sound whose volume adjustment frequency is relatively high, such as the reception volume of the receiver and the loudness volume of the loudspeaker. The volume bar graph display direction changes according to the key arrangement direction of the volume up key and volume down key when the volume adjustment item that is not related to low sound is adjusted, so the volume adjustment item and volume adjustment operation Correspondence with the means becomes easy to understand visually, and the risk of erroneous operation is further reduced.
[0041]
In the above-described embodiment, the second volume adjusting operation unit can perform both the ringing volume adjusting operation and the beep volume adjusting operation. However, the second volume adjusting operation unit may perform only the ringing volume adjusting operation. . In this case, the ringing volume adjustment operation can be performed at any time regardless of the operating state of the telephone, such as during standby, during calling, or during a call.
[0042]
In the above-described embodiment, the second volume adjustment mode is normally used as the calling volume so that the ringing volume adjustment operation can be performed almost anytime, and the beep volume adjustment operation is temporarily performed in the second volume adjustment mode. Although it can only be performed while switching from the ring volume to the beep volume, the second volume adjustment mode is normally set to the beep volume so that the beep volume can be adjusted almost anytime. The second volume adjustment mode can be temporarily changed from the beep volume to the calling volume by pressing the volume up key 31 and the volume down key 32 of the second volume adjustment operation means 33 simultaneously. Anyway.
[0043]
Also, depending on the operating state of the telephone, the second volume adjustment mode is forcibly set as the ringing volume during ringing (calling and during a call), and the ringing volume is normally set except during ringing (during ringing and during a call). When the user performs a mode switching operation such as simultaneous pressing of the volume up key 31 and the volume down key 32, the beep volume may be temporarily set for a certain period of time. Specifically, in the interrupt processing of FIGS. 9 to 11, the portion of FIG. 11 is modified as shown in FIG. 14, and when NO is determined in step S255, the process proceeds to step S258 and is being called (calling or calling). (Checking whether or not a call is in progress can be performed by monitoring the output of the incoming
[0044]
Unlike this, the second volume adjustment mode is forcibly set to the ringing volume when ringing (calling and talking) depending on the operating state of the phone, and when calling (calling and talking), Normally, the beep volume may be set, and when a user mode switching operation such as simultaneous pressing of the volume up key 31 and the volume down key 32 is performed, the ring volume may be temporarily set for a certain period of time.
[0045]
Also, depending on the operating state of the telephone, the second volume adjustment mode is forcibly set to the ring volume during standby (standby and ringing), and the ring volume is normally set except during standby (standby and ringing). When the user performs a mode switching operation such as simultaneous pressing of the volume up key 31 and the volume down key 32, the beep volume may be temporarily set for a certain period of time. In addition, the second volume control mode is forcibly set to the ringing volume during standby (standby and calling), and normally the beep volume is set except during standby (waiting and calling), and the volume up key 31 and volume are set. When the user performs a mode switching operation such as simultaneous pressing of the down key 32, the ringing volume may be temporarily set for a certain period of time.
[0046]
The first volume adjustment operation means 30 is a volume up
Further, the telephone can be similarly applied to a mobile phone, PHS, etc. in addition to a fixed phone.
[0047]
【The invention's effect】
According to the present invention, for example, the volume adjustment item related to the sound whose volume adjustment frequency is relatively high, such as the reception volume of the handset and the loudness volume of the loudspeaker, is shared by the first volume adjustment operation means. Volumes are individually adjusted by switching modes. For example, volume adjustment items that are not related to a sound whose volume adjustment frequency is relatively low, such as ringing volume and beep volume, are provided separately from the first volume adjustment operation means. Since the volume adjustment is performed by the volume
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a telephone with a volume control function according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 3 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 4 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 5 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 6 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 7 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 8 is a flowchart showing main control processing of a control unit.
FIG. 9 is a flowchart showing interrupt processing of a control unit.
FIG. 10 is a flowchart showing interrupt processing of a control unit.
FIG. 11 is a flowchart showing interrupt processing of a control unit.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a volume display when the first volume adjustment operation means is operated.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a volume display when a second volume adjustment operation unit is operated.
14 is a flowchart according to a modification of FIG.
[Explanation of symbols]
1
3 Incoming
5 Receive
7, 13, 21 Electronic volume section 10 Hook switch
11 Loudspeaker 12 Microphone
16 Recording / playback unit 17, 18 Recording medium
19
24 Key operation section 26 Answering key
27 Hook key for hands-free calling
28, 31 Volume up key 29, 32 Volume down key
30 First volume adjustment operation means 33 Second volume adjustment operation means
34
36 Tone generator 37 Control unit
Claims (12)
1つの音量調節操作手段で兼用して、受話器の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカからの拡声音量を含む調節頻度の高い音声に関係する複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第1の音量調節操作手段と、
1つの音量調節操作手段で兼用して、呼び出し音を含む調節頻度の低い音声に関係しない複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第2の音量調節操作手段と、
第1の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節モードの切り換えと、第2の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第2の音量調節モードの切り換えを行う切り換え手段と、
第1の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第1の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をし、第2の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第2の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をする音量調節制御手段と、
を含むことを特徴とする電話機の音量調節装置。In a volume control device for a telephone that is also used as a single volume control operation means, and can be adjusted individually by switching a plurality of volume control items.
Multiple volume adjustment items related to high-frequency-adjusted sound, including the reception volume of the handset, the loudness volume from the loudspeaker during hands-free calls or the absence of recorded messages, can be switched with a single volume adjustment operation means First volume adjusting operation means for individually adjusting the volume;
A second volume adjusting operation means for switching a plurality of volume adjusting items not related to a low-adjustment sound including a ringing tone and performing a volume adjusting operation individually, which is shared by one volume adjusting operation means;
Switching of the first volume adjustment mode indicating the current volume adjustment target item of the first volume adjustment operation means, and switching of the second volume adjustment mode indicating the current volume adjustment target item of the second volume adjustment operation means. Switching means for performing
When the first volume adjustment operation means is operated, the volume adjustment control of the volume adjustment item corresponding to the first volume adjustment mode at that time is performed, and when the second volume adjustment operation means is operated, Volume adjustment control means for performing volume adjustment control of a volume adjustment item corresponding to the second volume adjustment mode at the time,
A volume control device for a telephone, comprising:
を特徴とする請求項1記載の電話機の音量調節装置。The switching means switches the first volume adjustment mode according to the operating state of the telephone,
The volume control device for a telephone set according to claim 1.
を特徴とする請求項2記載の電話機の音量調節装置。The switching means uses the first volume adjustment mode as the reception volume of the receiver when the telephone is in a call with the handset, and sets the first volume adjustment mode as a loudspeaker when the telephone is during a hands-free call or playing an answering message. That the loud sound of
The volume control device for a telephone set according to claim 2.
を特徴とする請求項1または2記載の電話機の音量調節装置。The switching means switches the second volume adjustment mode according to the operating state of the telephone;
The volume control device for a telephone set according to claim 1 or 2.
を特徴とする請求項4記載の電話機の音量調節装置。The switching means sets the volume adjustment mode of the second volume adjustment operation means as the calling volume when the telephone is ringing, when the telephone is waiting and calling, or when the telephone is calling and talking. What
The volume control apparatus for a telephone set according to claim 4.
第2の音量調節操作手段は第1の音量調節操作手段の近傍で右と左(または上と下)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーとしたこと、
を特徴とする請求項1記載の電話機の音量調節装置。The first volume control operation means is a volume up key and a volume down key arranged at the top and bottom (or right and left),
The second volume adjustment operation means is a volume up key and a volume down key arranged on the right and left (or up and down) in the vicinity of the first volume adjustment operation means,
The volume control device for a telephone set according to claim 1.
第1の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に上下(左右)に変化するグラフで表示させ、第2の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に左右(上下)に変化するグラフで表示させる音量表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項6記載の電話機の音量調節装置。Display means for displaying the volume;
The volume adjusted by the first volume adjusting operation means is displayed on the display means as a graph that changes up and down (left and right), and the volume adjusted by the second volume adjusting operation means is displayed on the display means left and right (up and down). Volume display control means for displaying in a graph that changes,
The apparatus for adjusting a volume of a telephone according to claim 6, further comprising:
1つの音量調節操作手段で兼用して、受話器の受話音量、ハンズフリー通話時または留守録音メッセージ再生時の拡声スピーカからの拡声音量を含む調節頻度の高い音声に関係する複数の音量調節項目を切り換えて、個別に音量調節操作を行う第1の音量調節操作手段と、
呼び出し音量の音量調節操作を行う第2の音量調節操作手段と、
第1の音量調節操作手段の現在の音量調節対象項目を示す第1の音量調節操作手段の音量調節モードの切り換えを行う切り換え手段と、
第1の音量調節操作手段が操作されると、その時点での第1の音量調節操作手段の音量調節モードに対応する音量調節項目の音量調節制御をし、第2の音量調節操作手段が操作されると、呼び出し音量の音量調節制御をする音量調節制御手段と、
を含むことを特徴とする電話機の音量調節装置。In a volume control device for a telephone that is also capable of individually adjusting the volume by switching a plurality of volume control items by using one volume control operation means.
Multiple volume adjustment items related to high-frequency-adjusted sound, including the reception volume of the handset, the loudness volume from the loudspeaker during hands-free calls or the absence of recorded messages, can be switched with a single volume adjustment operation means First volume adjusting operation means for individually adjusting the volume;
A second volume adjustment operation means for performing a volume adjustment operation of the ringing volume;
Switching means for switching the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means indicating the current volume adjustment target item of the first volume adjustment operation means;
When the first volume adjustment operation means is operated, the volume adjustment control of the volume adjustment item corresponding to the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means at that time is performed, and the second volume adjustment operation means is operated. A volume adjustment control means for controlling the volume adjustment of the ringing volume;
A volume control device for a telephone, comprising:
を特徴とする請求項8記載の電話機の音量調節装置。The switching means switches the volume adjustment mode of the first volume adjustment operation means in accordance with the operating state of the telephone;
The volume control device for a telephone set according to claim 8.
を特徴とする請求項9記載の電話機の音量調節装置。The switching means uses the volume control mode of the first volume control operation means as the reception volume of the receiver when the telephone is in a call with the receiver, and the first volume when the telephone is during a hands-free call or while playing a recorded message. The volume adjustment mode of the adjustment operation means is set to the loudness volume of the loudspeaker,
The volume control device for a telephone set according to claim 9.
第2の音量調節操作手段は第1の音量調節操作手段の近傍で右と左(または上と下)に配置された音量アップキーと音量ダウンキーとしたこと、
を特徴とする請求項8記載の電話機の音量調節装置。The first volume control operation means is a volume up key and a volume down key arranged at the top and bottom (or right and left),
The second volume adjustment operation means is a volume up key and a volume down key arranged on the right and left (or up and down) in the vicinity of the first volume adjustment operation means,
The volume control device for a telephone set according to claim 8.
第1の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に上下(左右)に変化するグラフで表示させ、第2の音量調節操作手段によって音量調節された音量を表示手段に左右(上下)に変化するグラフで表示させる音量表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項11記載の電話機の音量調節装置。Display means for displaying the volume;
The volume adjusted by the first volume adjusting operation means is displayed on the display means as a graph that changes up and down (left and right), and the volume adjusted by the second volume adjusting operation means is displayed on the display means left and right (up and down). Volume display control means for displaying in a graph that changes,
12. The telephone volume control apparatus according to claim 11, further comprising:
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