JP3819508B2 - Motorcycle body frame - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドパイプを前端に有する前部フレームと、箱形に形成されて前部フレームに連結される後部フレームとを備える自動二輪車の車体フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄製パイプから成る前部フレーム、プレス成形された左、右一対の金属製の後部半体およびリヤフェンダー等の複数の金属部品が溶接、結合されて車体フレームが構成されるものや、また特開平1−311975号公報で開示されるように車体フレーム全体を一体鋳造で形成するようにしたものや、英国特許1281731号明細書で開示されるように左、右一対のフレーム半体をボルト等で結合して車体フレームを構成するようにしたもの等が、従来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、複数の金属部品を溶接、結合して車体フレームを構成するようにしたものでは、金属部品のプレス成形にあたってブランク、ドロー、ホーム、トリムおよびピアス等の多くの工程が必要となるだけでなく、溶接結合にあたっても、スポット溶接、MIG溶接およびTIG溶接等が必要であって各溶接毎に治具への着脱工程が多くなり、車体フレームの組立工程が長くなる。
【0004】
また車体フレーム全体を一体鋳造で形成するようにしたもの(特開平1−311975号公報)では、鋳造製品形状が大きくなり、型割り構造が複雑になって鋳造が難しくなり、鋳造製品の取りまわしも容易ではない。
【0005】
さらに左、右一対のフレーム半体をボルト等で結合して車体フレームを構成するようにしたもの(英国特許1281731号明細書)では、上述の車体フレーム一体のものに比べて型割り構造が簡単となり、鋳造も比較的容易とはなるものの、鋳造製品形状は依然として大きいままであり、ボルト結合箇所が多くなってしまう。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームの少なくとも一部を容易に成形可能とするとともに取りまわしを容易とした上で、車体フレームの組立工数の低減を可能とした自動二輪車の車体フレームを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ヘッドパイプを前端に有する前部フレームと、箱形に形成されて前部フレームに連結される後部フレームとを備え、その後部フレームが、それぞれ型成形される左、右一対の後部フレーム半体を相互にボルト結合して構成される自動二輪車の車体フレームであって、後部フレーム内に前部フレームの後部が挿入され、その前部フレームの後部を貫通して左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結する第1ボルトで、前部フレームが後部フレームに結合されることを特徴とする。
【0008】
また請求項2の発明によれば、上記請求項1の発明の構成に加えて、前部フレームの後端部を貫通して左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結する第2ボルトを更に備え、その第2ボルトで、前部フレームの後端部、左、右一対の後部フレーム半体およびリヤフォークのピボット部が相互に連結されることを特徴とする。
【0009】
また請求項3の発明によれば、上記請求項1又は2の発明の構成に加えて、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結する第3ボルトを更に備え、その第3ボルトで、リヤキャリア、リヤクッション及び左、右一対の後部フレーム半体が相互に連結されることを特徴とする。
【0010】
また請求項4の発明によれば、上記請求項1,2又は3の発明の構成に加えて、左、右一対の後部フレーム半体には外側方に膨らんだ膨出部が設けられていて、それらの膨出部間に、上端に開口部を有するタンク室が形成され、そのタンク室の最大幅よりも開口部の幅が小さいことを特徴とする。
【0011】
また請求項5の発明は、ヘッドパイプを前端に有する前部フレームと、箱形に形成されて前部フレームに連結される後部フレームとを備え、その後部フレームが、それぞれ型成形される左、右一対の後部フレーム半体を相互にボルト結合して構成される自動二輪車の車体フレームであって、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結せしめる第1ボルトで前部フレームが後部フレームに結合されるとともに、前部フレームの後端部、左、右一対の後部フレーム半体およびリヤフォークのピボット部が第2ボルトで相互に連結される ことを特徴とする。
【0012】
このような請求項1〜5の各構成によれば、車体フレームのうち後部フレームを構成する一対の後部フレーム半体が型成形されることにより、プレス成形によるものと比べて成形工数が少なく、しかも車体フレームの前後方向全長にわたる成形型に比べて小さな成形型で両後部フレーム半体を成形可能であるので、成形が容易となるとともに取りまわしが楽になり、また溶接による結合に比べてボルト結合によるものでは組立工数が少なくてすむ。
【0013】
また特に請求項1の構成によれば、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結せしめる第1ボルトで前部フレームが後部フレームに結合されることにより、両後部フレーム半体をボルト結合するための第1ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合を兼ねることができるので、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0014】
また請求項2記載の構成によれば、前部フレームの後端部、左、右一対の後部フレーム半体およびリヤフォークのピボット部が第2ボルトで相互に連結されることにより、両後部フレーム半体をボルト結合するための第2ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合、並びにリヤフォークの車体フレームへの連結、支持を兼ねることができるので、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0015】
また請求項3の構成によれば、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結する第3ボルトを更に備え、その第3ボルトで、リヤキャリア、リヤクッション及び左、右一対の後部フレーム半体を相互に連結することができる。
【0016】
また請求項4の構成によれば、上端の幅よりも下方の幅を大きくして容量を増大させたタンクをタンク室に収納可能となる。
【0017】
また請求項5の構成によれば、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結せしめる第1ボルトで前部フレームが後部フレームに結合されるとともに、前部フレームの後端部、左、右一対の後部フレーム半体およびリヤフォークのピボット部が第2ボルトで相互に連結されることにより、両後部フレーム半体をボルト結合するための第1および第2ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合、ならびにリヤフォークの車体フレームへの連結、支持を兼ねることができるので、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0019】
図1ないし図6は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は車体フレームの全体構成を示す側面図、図3は分解状態での車体フレームの側面図、図4は前部フレームおよびリヤフォークと後部フレームの結合状態を示すための図2の4−4線に沿う拡大断面図、図5は後部フレームへの燃料タンクの収納状態を示すための図2の5−5線に沿う拡大断面図、図6は両後部フレーム半体の上部結合状態を示すための図2の6−6線に沿う拡大断面図である。
【0020】
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームF1 は、前部フレーム111 と、該前部フレーム111 の後部にボルト結合される後部フレーム121 と、後部フレーム121 の後端にボルト結合されるリヤフェンダ13とを備える。
【0021】
前部フレーム111 の前端に設けられているヘッドパイプ231 には、フロントフォーク14が操向可能に支承されており、前輪WF がフロントフォーク14の下端に軸支され、前記ヘッドパイプ231 よりも上方に配置されるステアリングハンドル15がフロントフォーク14に連結される。
【0022】
後部フレーム121 には、左、右一対のリヤフォーク16…を介して後輪WR が懸架されており、両リヤフォーク16…および後部フレーム121 間にはリヤクッション17…がそれぞれ設けられる。また前部フレーム111 および後部フレーム121 の結合部近傍で車体フレームF1 には、エンジンおよび減速機を含むパワーユニット18が搭載、支持されており、該パワーユニット18から後輪WR に駆動力が伝達される。
【0023】
前記前部フレーム111 の大部分は、レッグシールド部19aを有する合成樹脂製のカバー19で覆われる。後部フレーム121 の前部上にはシート20が前方側に起立させることを可能として取付けられており、該シート21よりも後方側で後部フレーム121 上にはリヤキャリア21が取付けられる。
【0024】
図2および図3において、前部フレーム111 は、金属製パイプ状のフレーム主体221 と、該フレーム主体221 の前端に溶接等により結合されるヘッドパイプ231 と、フレーム主体221 の前端部およびヘッドパイプ231 間にわたって設けられる補強材241 とで構成される。
【0025】
図4ないし図6において、後部フレーム121 は、アルミニウム合金等でそれぞれ鋳造成形される左、右一対の後部フレーム半体25,26が相互にボルト結合されて成るものであり、前部フレーム111 におけるフレーム主体221 の後部が後部フレーム12 1 の前部に挿入されると共に、該フレーム主体221 の長手方向に間隔をあけた2箇所で後部フレーム121 の前部にボルト結合される。
【0026】
前記フレーム主体221 の後端寄りの部分には、両端をフレーム主体221 の両側から突出させるようにして該フレーム主体221 を貫通する円筒状の第1ボス27が溶接される。この第1ボス27の両端に、左、右一対の後部フレーム半体25,26の前端部内面が当接された状態で、右側の後部フレーム半体26側から該後部フレーム半体26、第1ボス27および左側の後部フレーム半体25に第1ボルト28が挿通され、左側の後部フレーム半体25から突出した第1ボルト28の端部にナット29が螺合される。これにより、両後部フレーム半体25,26の前部が相互にボルト結合されるとともに前部フレーム111 の後部の1箇所が後部フレーム121 にボルト結合されることになる。
【0027】
また前記フレーム主体221 の後端下部には、両端をフレーム主体221 の両側から突出させるようにして円筒状の第2ボス30が溶接されており、第2ボス30の両端には、第2ボス30と同軸のリング状である支持部材31,31が固着される。一方、第2ボス30に対応する部分で両後部フレーム半体25,26の内面には第2ボス30の両端を緩やかに嵌合せしめる嵌合筒部25a,26aが一体に突設され、さらに第2ボス30に対応する部分で両後部フレーム半体25,26の外面には嵌合筒部25a,26aと同軸である円筒状の突部25b,26bが一体に突設される。
【0028】
上記嵌合筒部25a,26aは、車体フレームF1 およびリヤフォーク16,16の組立時に、前部フレーム111 と両後部フレーム半体25,26との間の相対位置をほぼ正確に定めることが可能であり、それにより組付作業が容易となる。
【0029】
左、右一対のリヤフォーク16,16の前端寄りの部分は連結杆32を介して相互に連結されており、両リヤフォーク16,16の前端部のピボット部16a,16aに円筒状の支持筒33,33が固着され、両支持筒33,33にゴムブッシュ34,34の外筒部34a,34aが圧入される。すなわちゴムブッシュ34は、金属製の外筒部34aの内周面と、外筒部34aと同軸である金属製の内筒部34bの外周面とにゴムから成る弾性部34cが焼付けられて成るものであり、外筒部34aが支持筒33に圧入される。
【0030】
両リヤフォーク16,16は、それら16,16の前端部のゴムブッシュ34,34における内筒部34b,34bを突部25b,26bの先端に当接させるように配置され、車体フレームF1 の前後方向に沿う右側から一方のゴムブッシュ34の内筒部34b、突部26b、両後部フレーム半体25,26間に在る第2ボス30の一端の支持部材31、第2ボス30、第2ボス30の他端の支持部材31、突部25b、ならびに他方のゴムブッシュ34の内筒部34bに第2ボルト35が挿通され、前記他方のゴムブッシュ34から突出した第2ボルト35の端部にナット36が螺合される。これにより、両後部フレーム半体25,26の前部が相互にボルト結合されるとともに前部フレーム111 の後端が後部フレーム121 にボルト結合されることになり、さらに両リヤフォーク16,16のピボット部16a,16aが揺動可能にして車体フレームF1 に連結されることになる。
【0031】
第1および第2ボルト28,35間で、両後部フレーム半体25,26には、右側の後部フレーム半体26側から締結ボルト37が挿通されており、左側の後部フレーム半体25から突出した締結ボルト37の端部にはナット38が螺合される。しかも締結ボルト37は、両後部フレーム半体25,26間に挟持されるハンガ部材39,40に挿通されるものであり、それらのハンガ部材39,40にパワーユニット18におけるエンジンが支持される。
【0032】
図5に特に注目して、両後部フレーム半体25,26の前端寄り上部には、外側方に膨らんだ膨出部25c,26cが設けられており、それらの膨出部25c,26c間にタンク室41が形成されるとともに、該タンク室41の上端の開口部42とが形成され、開口部42に上端を臨ませる燃料タンク43がタンク室41に収納される。しかも開口部42は、タンク室41の最大幅よりも小さい幅を有するように形成されるものであり、該開口部42は、図1で示したシート20で閉じられる。
【0033】
ところで、両後部フレーム半体25,26が相互にボルト結合されるものであることにより、開口部42の幅よりも大きな幅を有するタンク室41を形成して、上端の幅よりも下方の幅を大きくして容量を増大させた燃料タンク43をタンク室41に収納可能となる。それに対し、後部フレーム全体が一体鋳造されるものであるときには、開口部42よりも幅の大きなタンク室を形成することが困難であるとともに開口部42よりも幅の大きな燃料タンクを後部フレーム内に収納することが困難であり、図5の鎖線で示すように、開口部42の幅よりも幅を小さくした燃料タンクとせざるを得ず、燃料タンクの容量が比較的小さなものとならざるを得ない。
【0034】
タンク室41の底部を規定するようにして、両後部フレーム半体25,26の内面からは相互に近接する方向にリブ25d,26dが突設されており、それらのリブ25d,26dは、後輪WR の前方側上方を覆うリヤフェンダの機能をも果すべく、後輪WR の前方側上部に対応した円弧状に形成されて両後部フレーム半体25,26に一体に設けられる。しかも両リブ25d,26dの先端は、ゴム等の弾性材料から成るシール部材441 の両側部に差し込まれる。
【0035】
図6に明示するように、前記開口部42の前方側および後方側で、左側の後部フレーム半体25の上端縁25eは略L字形の段差状に形成されており、右側の後部フレーム半体26の上端縁26eは、前記上端縁25eに上方から重ねて突き合わせることが可能である。
【0036】
ところで、両後部フレーム半体25,26は、上述のシール部材441 を介在させた構造と、上述の上端縁25e,26eの重ね合わせ構造とが適宜位置で切換えられるようにして接合されるのであるが、シール部材441 を介在させた構造ならびに上記重ね合わせ構造のいずれかが、両後部フレーム半体25,26の接合部の全長にわたって設けられるようにしてもよい。
【0037】
左、右一対のリヤクッション17,17は、それら17,17の上端にリング状の連結部17a,17aを備えるものであり、各連結部17a,17aは、リヤキャリア21が備える左、右一対の取付け板部21a,21aとともに、第3ボルト45により後部フレーム121 に連結される。
【0038】
両リヤクッション17,17を連結すべき位置で、両後部フレーム半体25,26には側方に突出する円筒状のボス部25f,26fが一体に設けられる。また第3ボルト45の両端部が、それらのボス部25f,26fを貫通して外方に突出される。この第3ボルト45には半径方向外方に張出す一対の鍔部45a,45aが一体に設けられており、それらの鍔部45a,45aは、両後部フレーム半体25,26の内面にそれぞれ係合される。
【0039】
而してボス部25f,26fからの第3ボルト45の突出部は、リヤキャリア21の取付け板部21a,21aと、両リャクッション17,17の連結部17a,17aとに挿通され、連結部17a,17からの第3ボルト45の突出端にナット46,46が螺合される。これにより、両後部フレーム半体25,26が第3ボルト45で相互に結合されるとともに、両リヤクッション17,17の後部フレーム121 への連結ならびにリヤキャリア21の後部フレーム121 への取付けがなされることになる。
【0040】
リヤフェンダ13は、たとえば合成樹脂から成るものであり、両後部フレーム半体25,26が相互にボルト結合されて成る後部フレーム121 の後端部にボルト結合される。
【0041】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、車体フレームF1 のうち後部フレーム121 を構成する左、右一対の後部フレーム半体25,26が、たとえばアルミニウム合金等で鋳造成形されるものであることにより、プレス成形による従来のものと比べて成形工数が少なくなり、また車体フレームF1 の前後方向全長にわたる成形型に比べて小さな成形型で両後部フレーム半体25,26を鋳造可能であるので、鋳造が容易となるとともに鋳造製品を比較的小さくして取りまわしを容易とすることができる。しかも両後部フレーム半体25,26がボルト結合されるので、溶接によって結合する従来のものに比べて、組立工数が少なくてすむ。
【0042】
また前部フレーム111 のフレーム主体221 が閉断面である金属製のパイプ状のものであることにより、前部フレーム111 の小型化を可能としつつ、該前部フレーム111 の強度、剛性を確保することができる。
【0043】
さらに左、右一対の後部フレーム半体25,26を相互に締結せしめる第1ボルト28で前部フレーム111 が後部フレーム121 に結合され、前部フレーム111 の後端部、両後部フレーム半体25,26およびリヤフォーク16,16のピボット部16a,16aが第2ボルト35で相互に連結され、両後部フレーム半体25,26を相互に結合せしめる第3ボルト45で両リヤクッション17,17の後部フレーム121 への連結ならびにリヤキャリア21の後部フレーム121 への取付けがなされるので、両後部フレーム半体25,26をボルト結合するための第1、第2および第3ボルト28,35,45に、前部フレーム111 の後部フレーム121 への結合機能、リヤフォーク16,16の車体フレームF1 への連結、支持機能、リヤクッション17,17の後部フレーム121 への連結、ならびにリヤキャリア21の後部フレーム121 への取付け機能を持たせることができ、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0044】
ところで、タンク室41の底部を規定するとともに後輪WR の前方側上方を覆うリヤフェンダの機能をも果すようにして、両後部フレーム半体25,26に突設されたリブ25d,26dがそれぞれ差し込まれるシール部材441 は、押出し成形による形成が可能であり、優れた組立性を得ることが可能であるとともに、シール部材441 の形成を容易とすることができる。
【0045】
図7は上記第1実施例の第1変形例を示すものであり、リブ25d,26dの先端が上下に間隔をあけて配置されるようにして両後部フレーム半体25,26(図5参照)にリブ25d,26dが突設され、それらのリブ25d,26dの先端間に、一方のリブ25dの先端が一側上部に差し込まれるとともに他方のリブ26dが他側下部に差し込まれるようにして横断面略S字状に形成されるシール部材442 が設けられるようにしてもよく、また図8で示す第2変形例のように、両リブ25d,26dの先端間に横断面がたとえば楕円形状のシール部材443 が挟まれるようにしてもよい。
【0046】
本発明の第2実施例として、図9で示すように、車体フレームF2 が、前部フレーム111 と、該前部フレーム111 の後部にボルト結合される後部フレーム122 と、後部フレーム122 の後端にボルト結合されるリヤフェンダ13と、後部フレーム122 の前部にボルト結合されるタンク収納部48とで構成されるようにしてもよい。後部フレーム122 は、左、右の後部フレーム半体のボルト結合により構成され、タンク収納部48は、たとえば合成樹脂により形成され、燃料タンク43(図5参照)が該タンク収納部48に収納される。
【0047】
この第2実施例によれば、後部フレーム122 を構成する左、右の後部フレーム半体をそれぞれ鋳造する鋳造装置をより小型化することができ、両後部フレーム半体の取りまわしがより容易となる。
【0048】
また上記タンク収納部48を省略し、燃料タンクを後部フレーム122 上に配設するようにすることも可能である。
【0049】
図10および図11は本発明の第3実施例を示すものであり、前部フレーム112 が、たとえばアルミニウム合金等の鋳造により成形されるものであってもよく、前部フレーム112 は、たとえば下方に開放した横断面略U字状のフレーム主部222 と、該フレーム主部222 の前端に溶接等により結合されるヘッドパイプ232 と、フレーム主部222 の前端部およびヘッドパイプ232 間にわたって設けられる補強部242 とで構成され、フレーム主部222 には、複数のリブ49…が一体に設けられる。
【0050】
また上記フレーム主部が上方に開放した略U字状の横断面形状を有するようにして、アルミニウム合金等の鋳造により成形されるものであってもよい。
【0051】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0052】
たとえば、上記実施例では、左、右一対の後部フレーム半体がアルミニウム合金等の鋳造金属から成るものであったが、樹脂材料によって型成形されるものであってもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上のように請求項1〜5の各発明によれば、車体フレームのうち後部フレームを構成する一対の後部フレーム半体が型成形されることにより、プレス成形によるものと比べて成形工数が少なく、しかも車体フレームの前後方向全長にわたる成形型に比べて小さな成形型で両後部フレーム半体を成形可能であるので、左、右一対の後部フレーム半体を、成形を容易とするとともに取りまわしを容易として成形でき、成形工数を少なくするとともに組立工数を少なくすることができる。
【0054】
また特に請求項1の発明によれば、両後部フレーム半体をボルト結合するための第1ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合を兼ねるようにして、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0055】
また特に請求項2の発明によれば、両後部フレーム半体をボルト結合するための第2ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合、ならびにリヤフォークの車体フレームへの連結、支持を兼ねるようにして、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【0056】
また特に請求項3の発明によれば、左、右一対の後部フレーム半体を相互に締結する第3ボルトを更に備え、その第3ボルトで、リヤキャリア、リヤクッション及び左、右一対の後部フレーム半体を相互に連結することができる。
【0057】
また特に請求項4の発明によれば、上端の幅よりも下方の幅を大きくして容量を増大させたタンクをタンク室に収納可能となる。
【0058】
また特に請求項5の発明によれば、両後部フレーム半体をボルト結合するための第1および第2ボルトで、前部フレームの後部フレームへの結合、ならびにリヤフォークの車体フレームへの連結、支持を兼ねるようにして、部品点数の低減および組付工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の自動二輪車の側面図
【図2】 車体フレームの全体構成を示す側面図
【図3】 分解状態での車体フレームの側面図
【図4】 前部フレームおよびリヤフォークと後部フレームの結合状態を示すための図2の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】 後部フレームへの燃料タンクの収納状態を示すための図2の5−5線に沿う拡大断面図
【図6】 両後部フレーム半体の上部結合状態を示すための図2の6−6線に沿う拡大断面図
【図7】 第1実施例の第1変形例を示すための要部断面図
【図8】 第1実施例の第2変形例を示すための要部断面図
【図9】 第2実施例の図3に対応した車体フレームの側面図
【図10】 第3実施例の前部フレームの側面図
【図11】 図10の11矢視平面図
【符号の説明】
111 ,112 ・・・前部フレーム
121 ,122 ・・・後部フレーム
16・・・リヤフォーク
16a・・・ピボット部
231 ,232 ・・・ヘッドパイプ
25,26・・・後部フレーム半体
28・・・第1ボルト
35・・・第2ボルト
F1 ,F2 ・・・車体フレーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a body frame of a motorcycle including a front frame having a head pipe at a front end and a rear frame formed in a box shape and connected to the front frame.
[0002]
[Prior art]
A front frame made of iron pipe, a press-molded left and right pair of metal rear halves, and a plurality of metal parts such as a rear fender are welded and joined to form a vehicle body frame. As disclosed in JP-A-1-311975, the entire body frame is formed by integral casting, or as disclosed in British Patent No. 1281731, the pair of left and right frame halves are bolted or the like. Conventionally, a vehicle body frame that is combined to form a vehicle body frame is known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case where a body frame is constructed by welding and joining a plurality of metal parts, not only many processes such as blank, draw, home, trim and piercing are required for press forming of the metal parts. Also, in welding connection, spot welding, MIG welding, TIG welding, and the like are necessary, and the number of steps for attaching and detaching to the jig is increased for each welding, and the assembly process of the body frame becomes longer.
[0004]
Further, in the case where the entire body frame is formed by integral casting (Japanese Patent Laid-Open No. 1-3111975), the shape of the cast product becomes large, the mold splitting structure becomes complicated and casting becomes difficult, and the casting product is also handled. It's not easy.
[0005]
Furthermore, in the structure in which the body frame is constructed by connecting the left and right frame halves with bolts or the like (British Patent No. 1281731), the parting structure is simpler than that of the above-mentioned one integrated with the body frame. Thus, although casting is relatively easy, the shape of the cast product still remains large, and the number of bolt joints increases.
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances. A motorcycle that can easily form at least a part of a vehicle body frame and that can be easily handled and can reduce the number of assembly steps of the vehicle body frame. An object of the present invention is to provide a vehicle body frame.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention of
[0008]
According to the invention of claim 2, in addition to the structure of the invention of
[0009]
According to the invention of claim 3, in addition to the structure of the invention of
[0010]
According to the invention of claim 4, in addition to the structure of the invention of
[0011]
Further, the invention of
[0012]
According to each structure of such Claims 1-5, since a pair of rear frame half bodies which constitute a rear frame among body frames are die-molded, the number of molding processes is less than that by press molding, In addition, both rear frame halves can be molded with a smaller mold than the mold that covers the entire length of the body frame in the front-rear direction, making it easier to mold and easier to handle, and by bolting compared to welding. The assembly requires less assembly man-hours.
[0013]
In particular, according to the first aspect of the present invention, the front frame is coupled to the rear frame by the first bolt for fastening the pair of left and right rear frame halves to each other, so that both the rear frame halves are bolted together. Since the first bolt for doing so can also serve as a coupling to the rear frame of the front frame, it is possible to reduce the number of parts and the number of assembly steps.
[0014]
According to the second aspect of the present invention, the rear end portion of the front frame, the left and right pair of rear frame halves and the pivot portion of the rear fork are connected to each other by the second bolt, whereby both the rear frames The second bolt for bolting the halves can also be used to connect to the rear frame of the front frame and to connect and support the rear fork to the vehicle body frame, reducing the number of parts and reducing the number of assembly steps. Reduction can be achieved.
[0015]
According to the third aspect of the present invention, a third bolt for fastening the left and right pair of rear frame halves to each other is further provided, and the rear carrier, the rear cushion, and the left and right pair of rear frames are formed by the third bolt. The halves can be connected to each other.
[0016]
According to the fourth aspect of the present invention, it is possible to store in the tank chamber a tank whose capacity is increased by increasing the width below the upper end width.
[0017]
Further, according to the configuration of
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below based on the embodiments of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0019]
FIGS. 1 to 6 show a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a side view of a motorcycle, FIG. 2 is a side view showing the overall structure of the body frame, and FIG. 3 is a body frame in an exploded state. FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 2 for showing the front frame, the rear fork and the rear frame coupled together, and FIG. 5 shows the fuel tank stored in the rear frame. FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG. 2, and FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view taken along line 6-6 of FIG.
[0020]
First, in FIG. 1, the vehicle body frames F 1 of this motorcycle includes a
[0021]
The head pipe 23 1 is provided at the front end of the
[0022]
The rear frame 12 1, left, are the rear wheel W R is suspended through a pair of right
[0023]
Most of the
[0024]
2 and 3, the
[0025]
4 through 6, the rear frame 12 1 is to the left of an aluminum alloy or the like are cast respectively, a pair of right
[0026]
The portion of the frame main body 22 1 of the rear end, the first boss 27 a cylindrical penetrating the frame main 22 1 so as to protrude from both ends on both sides of the frame main body 22 1 is welded. With the inner surfaces of the front end portions of the left and right pair of rear frame halves 25 and 26 being in contact with both ends of the
[0027]
Also in the rear end lower portion of the frame main body 22 1, both ends have a
[0028]
The
[0029]
The portions near the front end of the pair of left and right
[0030]
Both
[0031]
Between the first and
[0032]
With particular attention to FIG. 5, bulging
[0033]
By the way, the rear frame halves 25 and 26 are bolted to each other, thereby forming a
[0034]
[0035]
As clearly shown in FIG. 6, the
[0036]
Meanwhile, both the
[0037]
The pair of left and right rear cushions 17, 17 are provided with ring-shaped connecting
[0038]
[0039]
Thus, the protruding portion of the
[0040]
The
[0041]
Next, to explain the action of this first embodiment, as the left which constitutes the rear frame 12 1 of the body frame F 1, the right pair of rear frames halves 25 and 26, being cast molded, for example, aluminum alloy or the like As a result, the number of molding steps is reduced compared to the conventional press molding, and both rear frame halves 25 and 26 can be cast with a smaller mold than the mold over the entire length in the front-rear direction of the body frame F 1. Therefore, casting becomes easy and the cast product can be made relatively small to facilitate handling. Moreover, since both the rear frame halves 25 and 26 are bolted together, the number of assembling steps can be reduced as compared with the conventional one that is joined by welding.
[0042]
Also by the frame main body 22 1 of the
[0043]
Further left, the
[0044]
Meanwhile, so as to perform also the function of the rear fender for covering the front side above the rear wheel W R together define the bottom of the
[0045]
FIG. 7 shows a first modification of the first embodiment. Both the rear frame halves 25 and 26 (see FIG. 5) are arranged such that the ends of the
[0046]
As a second embodiment of the present invention, as shown in Figure 9, the body frame F 2 is the
[0047]
According to the second embodiment, the left which constitutes the rear frame 12 2, it can be more compact casting apparatus for casting each rear frame halves on the right, both rear frame half maneuverability easier Become.
[0048]
Also omitted the
[0049]
10 and 11 show a third embodiment of the present invention, the
[0050]
Further, the main frame portion may be formed by casting an aluminum alloy or the like so as to have a substantially U-shaped cross-sectional shape opened upward.
[0051]
Although the embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various design changes can be made without departing from the present invention described in the claims. Is possible.
[0052]
For example, in the above embodiment, the left and right pair of rear frame halves are made of a cast metal such as an aluminum alloy, but may be molded by a resin material.
[0053]
【The invention's effect】
As described above, according to the first to fifth aspects of the present invention, the pair of rear frame halves constituting the rear frame of the vehicle body frame is molded so that the number of molding steps is less than that by press molding. In addition, both rear frame halves can be molded with a smaller mold than the mold that covers the entire length of the vehicle body frame in the front-rear direction. Therefore, the left and right pair of rear frame halves can be easily molded and handled easily. As a result, the number of molding steps can be reduced and the number of assembly steps can be reduced.
[0054]
In particular, according to the first aspect of the present invention, the first bolt for bolting both rear frame halves also serves as a coupling to the rear frame of the front frame, thereby reducing the number of parts and assembling man-hours. Can be reduced.
[0055]
In particular, according to the invention of claim 2, the second bolt for bolting the two rear frame halves also serves as a coupling to the rear frame of the front frame and a connection and support of the rear fork to the vehicle body frame. In this way, it is possible to reduce the number of parts and the number of assembly steps.
[0056]
In particular, according to the invention of claim 3, further comprising a third bolt for mutually fastening the left and right pair of rear frame halves, wherein the third bolt includes a rear carrier, a rear cushion and a pair of left and right rear portions. The frame halves can be connected to each other.
[0057]
In particular, according to the fourth aspect of the present invention, a tank whose capacity is increased by increasing the width below the width of the upper end can be stored in the tank chamber.
[0058]
In particular , according to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a motorcycle according to a first embodiment. FIG. 2 is a side view showing an entire structure of a body frame. FIG. 3 is a side view of the body frame in an exploded state. FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 2 for showing the coupling state of the rear frame. FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG. 2 for showing the storage state of the fuel tank in the rear frame. FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view taken along line 6-6 of FIG. 2 to show the upper combined state of both rear frame halves. FIG. 8 is a cross-sectional view of an essential part for showing a second modification of the first embodiment. FIG. 9 is a side view of a vehicle body frame corresponding to FIG. 3 of the second embodiment. Side view of front frame [FIG. 11] Plan view from
11 1 , 11 2 ... front frame 12 1 , 12 2 ...
Claims (5)
後部フレーム(12 1 ,12 2 )内に前部フレーム(11 1 ,11 2 )の後部が挿入され、その前部フレーム(11 1 ,11 2 )の後部を貫通して左、右一対の後部フレーム半体(25,26)を相互に締結する第1ボルト(28)で、前部フレーム(11 1 ,11 2 )が後部フレーム(12 1 ,12 2 )に結合されることを特徴とする、自動二輪車の車体フレーム。A front frame (11 1 , 11 2 ) having a head pipe (23 1 , 23 2 ) at the front end, and a rear frame (12 1 ) formed in a box shape and connected to the front frame (11 1 , 11 2 ) , 12 2 ), and the rear frame (12 1 , 12 2 ) is formed by bolting the left and right pair of rear frame halves (25, 26) to be respectively molded. A body frame of a motorcycle,
The rear part of the front frame (11 1 , 11 2 ) is inserted into the rear frame (12 1 , 12 2 ), penetrates the rear part of the front frame (11 1 , 11 2 ), and a pair of left and right rear parts The first frame (11 1 , 11 2 ) is connected to the rear frame (12 1 , 12 2 ) by a first bolt (28) for fastening the frame halves (25, 26) to each other. Motorcycle body frame.
左、右一対の後部フレーム半体(25,26)を相互に締結せしめる第1ボルト(28)で前部フレーム(11A first bolt (28) that fastens a pair of left and right rear frame halves (25, 26) to each other, 1 1 ,11, 11 2 2 )が後部フレーム(12) Is the rear frame (12 1 1 ,12, 12 2 2 )に結合されるとともに、前部フレーム(11) And the front frame (11 1 1 ,11, 11 2 2 )の後端部、左、右一対の後部フレーム半体(25,26)およびリヤフォーク(16)のピボット部(16a)が第2ボルト(35)で相互に連結されることを特徴とする、自動二輪車の車体フレーム。) The rear end portion, the left and right pair of rear frame halves (25, 26) and the pivot portion (16a) of the rear fork (16) are connected to each other by a second bolt (35). Motorcycle body frame.
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