JP3818931B2 - Weather forecast system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気象予報システムに関し、特に、気象予報に係る情報を作成しようとする時にその時の予報資料データと実況値データの両方またはいずれか一方を気象庁等から入手できないときであっても過去に入手した予報資料データ等を利用した予測情報または他の代用情報を用いて気象情報の常時予測を可能にし、リアルタイムの気象予報を行うことができ、気象情報が必要な時にはその時の気象予報を常に高い精度で行うことができる気象予報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の最も一般的な気象予報(天気予報)は、気象庁が発表する気象予報、あるいは民間の各気象会社が発表する気象予報であった。気象庁は自身が有する観測施設から得られる予報資料データと実況値データを用いて気象予報を行い、発表する。また民間の各気象会社は、代表的に気象庁から提供される予報資料データと、各種の気象情報配信施設(気象観測所等)から配信される実況値データとに基づいて気象予報を行い、発表していた。いずれであっても、原則的に、気象予報の基礎データである予報資料データと実況値データの両方に基づいて気象予報が行われていた。なお気象の内容に応じては、予報資料と実況値以外の他の情報が用いられることもある。
【0003】
ここで「予報資料」とは、各地点における各気象要素の数値情報に基づいてその地点における各気象要素の推移を予想した予報情報である。予報資料として、例えば、気象レーダ観測データから求めた解析雨量、降水短時間予報、ガイダンス予報や、51時間先までの3時間毎の予報である予報情報などが提供されていた。なお気象庁から提供される上記予報資料データには気象庁が予測する予測値データも含まれる。また「実況値」とは、各観測地点において観測された各気象要素の観測データである。実況値は、具体的に、例えば、降水量、風速、気温、日照、気象衛星による観測値などの気象の現況を表す気象要素の数値、あるいは気象要素から導き出される物理量である。
【0004】
民間の各気象会社では、一般的に気象庁または気象情報配信施設から予報資料と実況値の各データが配信されると、入手した予報資料データおよび実況値データを加味し、各気象会社ごとに予め定められた予報手法に基づいて、各観測地点における気象予報、あるいは所望の観測地点における気象予報を行っていた。
【0005】
従来における気象予報の発表または通知の仕方は次の通りである。発表の回数は、気象庁発表のものは1日に3回(朝、昼、夕)である。発表の仕方はテレビやラジオ等の放送手段が主であった。また各気象会社による気象予報の発表は、気象庁や気象情報配信施設から予報資料データと実況値データの配信がある度に、新たに配信された予報資料データおよび実況値データに基づき、かつ既に配信された予報資料データおよび実況値データを参照しつつ、行われていた。各気象会社による気象予報の具体的な発表の仕方(発表または通知の手段)としては、テレビジョンによる放送、電話回線による音声での提供、ファクシミリ送信による提供、あるいはインターネットによる提供があった。従来では、気象予報に係る情報提供手段としてはテレビジョンによる放送が一般的であるので、気象予報が行われる時間は定められおり、民間の気象会社による気象予報の発表も決まった時間に行われるのが一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の気象会社による気象予報は、原則的に、気象庁または各種気象情報配信手段から予報資料と実況値の配信があった場合のみに行うこととし、定められた時刻に気象庁等から与えられた予報資料と実況値の各データを用いて行われていた。そのため、従来の気象予報によれば、気象予報の発表の後で実況値である気象条件が時々刻々と変化したとしても、発表された気象予報はそのままであり、補正されることがなかった。さらに一旦発表された気象予報が、その後のより正確な気象情報(例えば予報資料と実況値の両方またはいずれか一方等)に基づいて、常時(例えば毎時間、あるいはそれよりも短い任意の時間間隔で)繰返し行われ、任意の設定時刻におけるリアルタイムでの気象予報が発表されるということはなかった。
【0007】
また従来において、気象会社によって気象予報を行うときには、その時以前に入手した予報資料データと実況値データに基づいて行われ、一度気象予報を公表すると、次の公表まで、それ以後に配信され実況値は気象予報には加味されなかった。そのため、予報資料データと実況値データを入手できない時には原則として気象予報は行われていなかった。
【0008】
さらに予報資料と実況値の入手がない場合において敢えて気象予報を行う必要のあるときには、最後に入手した予報資料と実況値、さらに最後の入手以前の予報資料と実況値等の過去の気象予報に係るデータをそのまま用いて気象予報を行うようにしていた。このため、得られた気象予報の情報に係る精度が非常に劣るという問題点を有していた。
【0009】
一方、通常の民間の気象会社からユーザに提供できる従来の気象予報の通知サービス内容は、ユーザが特定地点(目的地)の特定時刻(目的時刻)の気象予報の提供を望んだ場合に、その目的時刻に最も近い過去の発表時刻の気象予報を提供するか、または予めユーザが所望する特定地点を含む広い面積の地域の気象予報を、その地域の予測を行う度に提供していただけであった。従って、ユーザの利用形態の一例として、特にユーザが設定した特定地点および特定時刻に係る所望の気象予報データに、公表しようとする気象予報に係るデータが一致した場合にのみに当該ユーザに所望の気象予報データが提供されるという気象予報通知サービスは存在しなかった。今後、特定地点等における気象予報通知に関して、ユーザの求める気象条件に合致した気象予報をユーザに提供する気象予報通知サービスが求められる。さらにかかる気象予報通知サービスは、常時精度の高い気象予報をリアルタイムで行えるシステム構成を有した気象予報システムに基づいて行われることが望ましい。
【0010】
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、何時の時点でもより正確な気象予報を行うことができ、リアルタイムで気象予報データを作成し提供できる気象予報システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る気象予報システムは、上記の目的を達成するために、以下のように構成される。
【0013】
第1の気象予報システム(請求項1に対応)は、外部から予報資料データおよび/または実況値データ(予報資料データと実況値データのうち両方またはいずれか一方)を受信する受信手段と、予報資料データおよび/または実況値データの予測データを生成する予測データ生成手段と、受信手段で受信した予報資料データと、受信手段で受信した実況値データと、予測データ生成手段で生成された予測データのうち少なくとも1つのデータを用いて気象情報データを予測して生成する気象情報予測手段とを備え、また気象情報予測手段は、受信手段で予報資料データおよび実況値データを受信した場合には、新たに予報資料データおよび実況値データを用いて気象予報を行い、受信手段で予報資料データのみを受信した場合には、新たに入力された予報資料データと、予測データ生成手段で予測された実況値データとを用いて気象予報を行い、受信手段で実況値データのみを受信した場合には、新たに入力された実況値データと、予測データ生成手段で予測された予報資料データとを用いて気象予報を行い、受信手段で予報資料データおよび実況値データを受信しない場合には、予測データ生成手段で予測された予報資料データおよび実況値データを用いて前記気象予報を行い、さらにユーザが提供を望む特定地点の特定時刻における気象予報の情報を常時作成するように構成される。この構成によれば、予め定められた地域における任意の地点に関して任意の時刻の気象予報が必要になったときに、常時に気象予報情報を作成すること可能となり、リアルタイムでの気象予報を行うことができる。特に、このリアルタイムによる気象予報は、予め設定された地点ごとに行われ、ユーザが希望する地点ごとに行うことが可能となる。
【0014】
第2の気象予報システム(請求項2に対応)は、上記の第1のシステムにおいて、好ましくは、過去に用意された予報資料データと実況値データを格納する記憶手段を備え、予測データ生成手段は、記憶手段に格納されるデータに基づいて上記予測データを生成することを特徴とする。この構成によれば、予測データの作成に関して、過去に入力され、かつ記憶手段に保存されているデータを用いることができ、これによってリアルタイムの気象予報に行うための予測データ作成用の基礎データの充実させることができる。
【0015】
第3の気象予報システム(請求項3に対応)は、気象予報を常時行えるように気象庁や観測所等の外部から提供される気象予報基礎データを監視して任意の設定時刻に予報資料データおよび/または実況値データ(予報資料データと実況値データのうち両方またはいずれか一方)を受信する受信手段と、受信手段で設定時刻に予報資料データおよび/または実況値データを受信しないときに、受信しない予報資料データおよび/または実況値データについて予測データを生成する予測データ生成手段と、受信手段で受信した最新の予報資料データおよび/または実況値データと、予測データ生成手段で生成された最新の予測データとに基づいて、気象情報データを予測して生成する気象情報予測手段とを備え、また気象情報予測手段は、受信手段で予報資料データおよび実況値データを受信した場合には、新たに予報資料データおよび実況値データを用いて気象予報を行い、受信手段で予報資料データのみを受信した場合には、新たに入力された予報資料データと、予測データ生成手段で予測された実況値データとを用いて気象予報を行い、受信手段で実況値データのみを受信した場合には、新たに入力された実況値データと、予測データ生成手段で予測された予報資料データとを用いて気象予報を行い、受信手段で予報資料データおよび実況値データを受信しない場合には、予測データ生成手段で予測された予報資料データおよび実況値データを用いて前記気象予報を行い、さらに受信された最新の予報資料データおよび/または実況値データと最新の予測データとを用いて、ユーザが提供を望む特定地点の特定時刻における気象予報の情報を常時作成するように構成されている。この構成による気象予報システムによれば、受信された最新の予報資料データおよび/または実況値データと最新の予測データとを用いて気象予報の情報を常時作成するようにし、従来に比較して相対的に短い時間間隔で精度の高い気象予報を行うことが可能となり、実質的にリアルタイムでの気象予報が可能になる。このリアルタイムによる気象予報は、予め設定された地点ごとに行われ、ユーザが希望する地点ごとに行うことが可能となる。
【0016】
上記の気象予報システムでは、気象庁等から予報資料や実況値等の情報を入手できる定期的な時点以外の当該情報を入手できない時点であっても、過去に入手等して記憶手段に記憶されている予報資料等のデータを用いて予測処理を行い、最新であると考えられる予報資料等のデータを用いて気象予報が可能であるので、常時リアルタイムで精度の高い気象予報を行い、正確な気象情報を作成することができる。
【0017】
第4の気象予報システム(請求項4に対応)は、上記の第3のシステムにおいて、好ましくは、受信手段で受信した予報資料データおよび/または実況値データと、予測データ生成手段で生成された予測データとを記憶する記憶手段を備え、予測データ生成手段による予測処理は、記憶手段に記憶されたデータによって得られる時系列的傾向に基づいて行われることを特徴とする。
【0019】
の気象予報システム(請求項に対応)は、上記の各システムにおいて、好ましくは、気象情報予測手段は、既に過去の入力等によって記憶手段に記憶された予報資料データおよび/または実況値データを加味して気象予報を行うように構成される。外部から入力された最新データと、データが入力できなかった欠落データに関して用いられる予測データとに加えて、既に入力等で得られた過去のデータを加味するようにしたため、気象予報の精度をいっそう高めることが可能となる。
【0020】
他の気象予報システムは、気象予報を常時行えるように外部から提供される気象予報基礎データを監視して任意の設定時刻に予報資料データおよび/または実況値データが入力される受信手段と、受信手段で入力された予報資料データおよび/または実況値データを記憶する記憶手段と、受信手段で設定時刻に予報資料データおよび/または実況値データが入力されないときに、入力されないデータについて記憶手段に記憶されたデータを取り出すデータ取出し手段と、受信手段で入力された最新の予報資料データおよび/または実況値データと、データ取出し手段で取り出されたデータとに基づいて、気象情報データを予測して生成する気象情報予測手段とを備える。上記の構成を有する気象予報システムでは、入力された最新の予報資料データおよび/または実況値データと、記憶手段から取り出されたデータとを用いて気象予報を常時行い、気象情報を作成する。
【0021】
上記の他の気象予報システムによれば、過去に取得して記憶手段に記憶されているデータを用いて、入手できなかった欠落データを補うようにし、これにより入力された最新のデータと、記憶手段から取り出されたデータとを用いて精度の高い気象予報を行うことが可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0032】
図1は本発明に係る気象予報システムと気象情報通知システムの第1実施形態に係るシステム構成図であり、図2は第1実施形態に係る気象予報システムと気象情報通知システムの要部の処理動作を示すフローチャートであり、図3はユーザ端末の表示画面を示す図であり、図4は気象情報予測通知システムの構成を示すブロック図であり、図5は本実施形態の気象予報システムの特徴を示す説明図である。図3において、(a)はユーザ通知情報の登録を行う時に表示される画面を表し、(b)〜(e)は気象情報表示時の画面をそれぞれ示している。
【0033】
図1において、本実施形態に係る気象予報システム1は、当該気象予報システム1を利用する多数のユーザのそれぞれのユーザ端末2から送信される登録用通知情報Cを受信し、登録用通知情報Cにより設定・登録される地点における気象条件が気象予報システム1の予測した気象予報と一致したときに、各ユーザ端末2へ通知するように構成されている。上記の構成において、多数のユーザの各々は、好ましくは、気象予報システム1を利用する権利を有する登録会員となっている。
【0034】
図1において、気象予報システム1は、インターネット通信網NETを介して多数のユーザ端末2と接続されている。気象予報システム1はインターネット通信網NETを経由して多数のユーザ端末2のそれぞれと相互に通信可能である。気象予報システム1はインターネット通信網NETに直接接続される。各ユーザ端末2は電話回線を通じインターネットプロバイダを経由してインターネットと接続される。なお、ユーザ端末2は、ケーブルテレビジョンに用いられる光ファイバケーブルを通じてインターネットプロバイダと接続されるよう形成してもよい。
【0035】
気象予報システム1と各ユーザ端末2との接続については、例えば、電話回線、携帯電話回線、データ放送、ケーブルテレビジョン通信、双方向で情報送受信可能なテレビジョン通信、イントラネット、パソコン通信、衛星通信など、インターネット通信網NET以外の通信網によって接続されてもよい。
【0036】
気象予報システム1は、図1に示すように、気象情報予測および気象情報通知を行う気象情報予測通知システム3と、ユーザ端末2からの登録用通知情報Cの登録要求を受け付けて処理するユーザ登録システム4と、登録されるユーザ端末2からの登録用通知情報C等を記憶するデータベース5とから構成される。気象予報システム1は、ユーザ端末2から、通知を希望する気象条件である登録用通知情報Cをインターネット通信網NETを経由して受信し、予報資料Mのデータを提供する気象庁A、および実況値Dのデータを提供する複数の観測所Bとインターネット通信網NETを経由して接続され、予報資料Mおよび実況値Dの各データを受信する。さらに予報した気象予報WFをユーザ端末2へ送信することができる。
【0037】
気象情報予測通知システム3は、原則的に、外部から与えられる予報資料Mおよび実況値Dの各データを受信し、これらのデータに基づいて気象予報WFを行い、さらに、予測で得られた気象予報WFが既に受信されている登録用通知情報Cで設定された条件と一致した場合に、ユーザ端末2へ一致した旨を通知するように、構成されている。
【0038】
気象情報予測通知システム3がユーザ端末2へ予報を通知するか否かを判断するための登録用通知情報Cは、ユーザ登録システム4が予めユーザ端末2から受信する。受信した登録用通知情報Cはデータベース5へ記憶される。データベース5は、登録用通知情報Cによって指示される種々の情報をこれら情報の登録を行ったユーザ端末2に対応させて記憶し、気象情報予測通知システム3から読出しを希望された場合には、記憶した情報を気象情報予測通知システム3に対して出力する。
【0039】
データベース5には各地の地形に関する情報が予め記憶されている。データベース5は、気象情報予測通知システム3へ通知を希望する地点の情報を出力する場合に、通知希望地点周辺の地形に関する情報も出力する。
【0040】
以下、気象予報システム1で用いられる予報資料Mと実況値Dの内容、登録用通知情報Cの内容について説明する。
【0041】
予報資料Mは気象予報を行うための資料データである。予報資料Mは、気象庁Aまたは気象に関する情報を作成する機関、法人、並びに個人等の外部から提供される。例えば気象庁から提供される予報資料Mは、測定された気象に関する各種要素の観測数値に基づいて行う数値予報の結果求められた気象要素や物理量(渦度、鉛直速度など)の予測値をいう。この予測値は、各地点における各気象要素の数値情報に基づいて、その地点における各気象要素の推移を予想した情報である。当該予測値は、例えば、気象レーダー観測データを解析して得た値から予測する解析雨量・降水短時間予報・ガイダンス予報等である。上記の予報資料Mは、51時間先までの3時間毎の時刻における各種気象要素の予測値として気象庁Aから提供される。
【0042】
実況値Dは、各観測地点において観測された各気象要素の観測データ、および、観測結果を解析した解析データである。実況値Dは、気象庁Aまたは気象に関する情報を作成する機関、法人、並びに個人等の外部から提供される。例えば気象庁Aから提供される実況値Dは、降水量、風速、気温、日照、気象衛星による観測値等の気象の現況を表す気象要素の数値あるいは気象要素から導き出される物理量である。実況値Dは、主に、日本各地に約20Km間隔で設置された観測施設における観測時刻の観測値として気象庁Aの観測所Bから提供される。実況値Dは、予報資料Mと対をなして使用される。この実施形態では、実況値Dは、気象庁Aが設けた気象台等の観測所Bからのデータとするが、気象に拘わる各種情報配信施設等の観測所Bからも受信可能に形成してもよい。さらにこの実施形態では、実況値Dは10分ごとに観測所Bから受信するよう形成するが、観測所Bの観測した実況値Dが常時送信される場合には、実況値Dは常時入力され、この結果、リアルタイムでの気象予報を行うことが可能となる。
【0043】
登録用通知情報Cは、ユーザ端末2の利用者が、通知を希望する気象条件を含む情報であり、気象予報システム1においてユーザ登録システム4を経由して利用者登録データベース5に登録される。登録用通知情報Cは、通知を希望する地点に関する利用登録地点情報と、降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報等の気象条件に係る情報を含んでいる。かかる登録用通知情報Cは、予めこれらの情報が気象予報システム1に通知され、上記のごとく登録される。
【0044】
上記の「利用登録地点情報」は、通知を希望する地点に関する情報であり、住所を入力することで通知希望地点を特定する。この場合には、利用登録地点情報は固定地点となる。この利用登録地点情報は、気象予報システム1へ通知して登録される必須の情報である。
【0045】
また利用登録位置情報は、ユーザが自動車で移動する場合などには、出発地点、出発時刻、到着地点、移動速度を指定すると共に、表示される地図に移動ルート上の地点を指示することで移動ルートを指定して行い、出発時刻から移動速度によって算出される移動ルート上の地点としてもよい。この場合には、利用登録位置情報は、常に変化しており固定地点ではなく移動地点となる。利用登録位置情報が移動地点である場合に関する例については後述される。以下、利用登録位置情報の指示する地点は「通知希望地点」ともいう。なおユーザ端末2がGPS等の測位システムを備え、移動して変化するユーザ端末2の地点が随時通知される場合には、随時新たな位置である現在地点情報として認識されデータベース5へ記憶される。
【0046】
上記の「降水情報」は、降水量レベルと近接距離との情報であり、降水量レベルは1時間当たりの降水量(mm)を指示し、近接距離の情報は降水量レベルの予報降水域が通知希望地点に近接した時に通知を希望する距離の情報である。従って、
降水量レベル=1mm/時
近接距離 =20Km
であれば、降水量が1時間に1mm以上の降水域が通知希望地点から半径20Km以内になった場合に通知を希望することを指示する降水情報である。降水情報では、近接距離を指定しない場合には、降水量レベルの降水域が通知希望地点に到達した時に通知を希望することを指示する。また、降水情報は、通知を希望しない場合には、設定せずともよい。
【0047】
上記の「気温情報」は、気温上限と気温下限との情報であり、気温上限は、通知希望地点の予想気温が、指示する温度以上となった場合に通知を希望する気温を表し、例えば30℃というように温度で指示し、この場合には通知希望地点の予想気温が30℃以上となった場合に通知を希望することを表す。同様に、気温下限は、通知希望地点の気温が指示する温度を以下となった場合に通知を希望する気温を表し、例えば5℃というように温度で指示し、この場合には通知希望地点の予想気温が5℃以下となった場合に通知を希望することを表す。気温情報は、例えば、
気温上限=30℃
気温下限= 5℃
というように設定する。なお気温情報は、上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定せずともよい。
【0048】
上記の「風速情報」は、風速上限と風速下限との情報であり、気温情報と同様に通知希望地点における予想風速が風速上限以上となった場合、および、予想風速が風速下限以下となった場合に通知を希望することを表し、風速(m/sec)で指示する。例えば、
風速上限=15m/sec
風速下限= 3m/sec
というように設定する。この場合には、通知希望地点における風速が15m/sec以上或いは3m/sec以下の場合に通知を希望することを意味する。なお、風速情報も気温情報同様に上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定せずともよい。
【0049】
上記の「湿度情報」は、湿度に関する情報であり、気温情報同様、通知を希望する湿度の下限および上限を、例えば、
湿度上限=85%
湿度下限=30%
というように設定する。この場合には、通知希望地点における湿度の予報が85%以上或いは30%以下の場合に通知を希望することを意味する。湿度情報も気温情報同様に予想湿度の上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定せずともよい。
【0050】
上記の「波浪情報」も気温情報同様、通知希望地点における波高の上限および下限を、例えば、
波高上限=5.5m
波高下限=1.0m
というように設定する。この場合には、通知希望地点における波高が5.5m以上或いは1.0m以下の場合に通知を希望することを意味する。波浪情報も、上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定せずともよい。
【0051】
上記の「花粉情報」は、花粉飛散量に関する条件であり、花粉飛散量の上限と下限を設定する。花粉飛散量は単位面積当たりの花粉個数で表し、例えば、
花粉飛散量上限=10個/cm2/日
花粉飛散量下限= 5個/cm2/日
というように設定する。この場合には、通知希望地点における花粉飛散量が10個/cm2/日以上か5個/cm2/日以下の場合に通知を希望することを意味する。花粉情報も気温情報同様、上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定せずともよい。
【0052】
上記の「紫外線情報」は、通知希望地点に照射される紫外線の量に関する情報であり、やはり上限および下限の紫外線量を設定して行う。紫外線量は、単位Cal/cm2によって表し、例えば、
紫外線量上限=1.0Cal/cm2
紫外線量下限=0.5Cal/cm2
というように設定する。この場合には、通知希望地点における紫外線量が1.0Cal/cm2以上の場合か0.5Cal/cm2以下の場合に通知を希望することを表す。紫外線情報も、上限或いは下限の何れかを設定するだけでもよく、また通知を希望しない場合には設定しなくてもよい。
【0053】
上記の「大気汚染情報」は、大気中の窒素酸化物の拡散に関する情報であり、通知希望地点において大気中の窒素酸化物の濃度の上限を設定する。例えば、
窒素酸化物濃度=30ppb
というように設定する。この場合には、通知希望地点における大気中の窒素酸化物濃度が30ppb以上となった場合に通知を希望することを表す。大気汚染情報も、通知を希望しない場合には設定しなくてもよい。
【0054】
上記の「通知時刻情報」は、気温情報・降水量情報等の各情報によって設定した条件と合致する気象予報が発生した場合に、通知希望地点に発生すると予想される時刻の何時間前に通知を希望するかという情報であり、
通知希望時刻=1時間前
というように設定する。この場合には、例えば、気温情報によって、気温上限が30℃以上と設定されており、通知希望地点の気象予報では最高気温が30℃以上になる時刻が午後3時と予報されたならば、午後3時の1時間前、すなわち、午後2時に『1時間後に最高気温30℃』となる旨を通知する。通知時刻情報の指定がなければ、通知希望地点に気温情報等で設定した条件と合致する気象予報が発生した場合に、その時刻と予報とを通知する。
【0055】
なお、通知を希望する気象に関する条件は、降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報として説明したが、これらの他に、降雪量情報、水質情報、土壌情報等の観測値を伴う気象や環境に関する情報等を含めてもよい。
【0056】
また、気象予報システム1は、詳細な説明は行わないが、CPUとモニタとメモリとハードディスク等の記憶装置とで構成されるコンピュータシステムから構成される。気象予報システム1は、気象予報システム1が扱うユーザ端末2の数や気象予報を行う範囲等に応じて、複数のコンピュータシステムによって構成されてもよい。
【0057】
ユーザ端末2は、入力部、情報処理部、および出力表示用ディスプレイからなるコンピュータシステムから構成される。ユーザ端末2は、インターネット通信網NETに接続される。ユーザ端末2は、気象予報システム1に気象予報WFの通知を依頼する場合には、登録用通知情報Cを、気象予報システム1へインターネット通信網NETを介して送信する。ユーザ端末2が送信する登録用通知情報Cによって、上記の通知希望地点、降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報の中からユーザが希望する条件を通知する。
【0058】
ユー端末2による登録用通知情報Cによって設定・登録される一例を図3(a)に表す。図3(a)に表す画面は、ユーザ端末2が気象予報システム1へインターネット通信網NETを経由して接続し、ユーザ端末2を識別するためのユーザID等を登録するための手続時にユーザ端末2のディスプレイ(図示せず)に表示される例である。この表示例によれば、ユーザが気象情報の通知を希望する地点を「位置登録」の入力欄51に、通知を希望する降水域接近距離を「降水接近通知の距離登録」の入力欄52に、降水域接近距離に接近したときに通知を希望する降水量を「通知降水強度レベル登録」の入力欄53に、通知を希望する上限の気温を「気温通知上限」の入力欄54に、通知を希望する下限の気温を「気温通知下限」の入力欄55に、それぞれ入力して気象予報システム1へ送信することで、気象予報システム1が登録用通知情報Cを受領する。
【0059】
図3(a)に表す条件は、気象予報システム1によって通知可能な情報のうち、通知地点における接近降水域距離および降水量、上限の気温、下限の気温を通知を希望する条件として例示したが、通知点における降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染等種々の条件を設定するように形成してもよい。
【0060】
図3(b)乃至(e)はそれぞれ気象予報システム1がユーザ端末2へ気象予報WFを通知したときにユーザ端末2に表示される画面を表し、図3(b)は、登録地点に降水が予想されたときに表示させる情報を表し、図3(c)は「通知降水強度レベル登録」した情報に一致する予報がなされたときに表示させる情報を表し、図3(d)は登録地点における風速が20m/sec以上になると予想された場合に表示させる情報を表し、図3(e)は登録地点における気温通知上限が30℃以上になると予想されたときに表示させる情報を表している。
【0061】
この実施形態では、ユーザ端末2をコンピュータシステムとして説明するが、ユーザ端末2は、気象予報システム1と接続する通信網に接続可能であって、気象予報システム1に対して登録用通知情報Cを送信することが可能であり、さらに気象予報システム1から気象予報WFを受信可能であれば、ファクシミリ、双方向通信可能なテレビジョンシステム、携帯電話等他の手段によって形成してもよい。
【0062】
次に第1実施形態に係る気象予報システム1をさらに詳しく説明する。
【0063】
気象予報システム1は、前述の通り、気象情報予測通知システム3とユーザ登録システム4と利用者登録データベース5とから構成される。気象情報予測通知システム3の構成をさらに詳しく示すと、図4に示すごとく、実況値データ/予報資料データ監視予測部101と、気象情報予測処理部102と、ユーザ別情報処理部103と、情報通知処理部104とからなる。これらの構成要素の各々の働きに関しては、図2に示すごとく、実況値データ/予報資料データ監視予測部101は、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31を実施し、気象情報予測処理部102は気象情報予測処理工程32を実施し、ユーザ別情報処理部103はユーザ別情報処理工程33を実施し、情報通知処理部104は情報通知処理工程34を実施する。
【0064】
図2において、ユーザ登録システム4で実施される登録工程は、登録受付判断ステップ4aと、個別情報作成ステップ4bと、ユーザ情報登録ステップ4cとからなる。ユーザ登録システム4の登録受付判断ステップ4aは、ユーザから登録用通知情報Cの受付けがあるか否かを監視するステップであり、登録用通知情報Cの受付けがあった場合には個別情報作成ステップ4bを実行し、受付けがなかった場合には再び登録受付判断ステップ4aを実行し、常に受付けがあるか否かを監視する。個別情報作成ステップ4bは、ユーザ端末2から通知希望地点、通知を希望する条件、ユーザ端末2への通知方法、ID情報からなる登録用通知情報Cを受付けて個別情報を作成するステップである。ユーザ情報登録ステップ4cは、個別情報作成ステップ4bによって作成された個別情報を、ユーザ端末2に対応してデータベース5へ記憶する。
【0065】
データベース5は、個別情報作成ステップ4bによって作成された個別情報を保存する。この実施形態では、通知希望地点について通知を希望する気象条件と気象予報とが一致した場合にユーザ端末2に通知が行われるように構成されているので、登録用通知情報Cは通知を希望する気象条件に関する情報を含んでいるが、通知希望地点に関する気象予報WFを常に通知するように構成する場合には、登録用通知情報Cに通知を希望する条件に関する情報を含まなくてよい。従って、気象予報システム1がユーザ端末2へ通知する形態によって、登録用通知情報Cの形態も異なる。
【0066】
次に気象情報予測通知システム3による各工程での動作を説明する。
【0067】
実況値データ/予報資料データ監視予測工程31は、実況値データ受信確認ステップ31aと、実況値データ受信処理ステップ31bと、実況値データ解析ステップ31cと、実況値データ予測ステップ31d、予報資料データ受信確認ステップ31eと、予報資料データ受信処理ステップ31fと、予報資料データ解析ステップ31gと、予報資料データ予測ステップ31hとからなる。ステップ31a,31b,31c,31dは実況値Dのデータに関するステップである。ステップ31e,31f,31g,31hは予報資料Mのデータに関するステップである。
【0068】
実況値データ受信確認ステップ31aは、実況値Dに係るデータの受信があったか否かを判断するステップであり、受信があった場合には実況値データ受信処理ステップ31aを実行し、受信がなかった場合には実況値データ予測ステップ31dを実行する。
【0069】
実況値データ受信処理ステップ31bは、実況値データ受信確認ステップ31aが実況値Dに係るデータの受信を確認すると実行され、送信された実況値Dのデータを受信して記憶部(図示せず)に一時的に記憶する。
【0070】
実況値データ解析ステップ31cは、受信処理ステップ31bに続けて実行され、実況値データ受信処理ステップ31bで受信した実況値Dのデータを気象情報予測処理工程32で行う予測の資料として使用できるようにデータ処理するステップである。ステップ31cで解析された実況値Dの解析データは、記憶部に記憶される。このとき解析された解析データは、データベース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部(図示せず)に記憶してもよい。そして、記憶された実況値Dのデータは、受信した時刻と共に記憶されており、後に既に記憶した実況値Dのデータとして使用することが可能である。
【0071】
実況値データ予測ステップ31dは、実況値データ受信確認ステップ31aが実況値Dのデータの受信を確認しなかった場合に、当該受信のタイミングに応じて、受信確認ステップ31aに続けて実行される。実況値データ予測ステップ31dでは、既に受信し記憶装置に記憶された実況値Dのデータから現在時刻における実況値Dを予測するステップである。実況値データ予測ステップ31dで行われる実況値Dの予測は、最後に受信した実況値Dのデータとさらにそれ以前に受信した一連の実況値Dとに基づいて、予測処理時刻における実況値Dを予測する。従って、予測される実況値Dは、各データの要素を経時的に処理して求める。すなわち、時系列的傾向(トレンド)に基づいて実況値データが予測される。このとき予測で得られた実況値データは、データベース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部に記憶してもよい。
【0072】
予報資料データ受信確認ステップ31eは、予報資料Mに係るデータの受信があったか否かを判断するステップであり、受信があった場合には予報資料データ受信処理ステップ31fを実行し、受信がなかった場合には予報資料データ予測ステップ31hを実行する。
【0073】
予報資料データ受信処理ステップ31fは、受信確認ステップ31eが予報資料Mのデータの受信を確認すると実行され、送信される予報資料Mのデータを受信して記憶部に一時的に記憶する。
【0074】
予報資料データ解析ステップ31gは、受信処理ステップ31fに続けて実行され、受信処理ステップ31fで受信した予報資料Mのデータを気象情報予測処理工程32で行う予測の資料として使用できるようにデータ処理するステップである。予報資料データ解析ステップ31gで解析された予報資料Mの解析データは、図示しない記憶部に記憶され、実況値データ解析ステップ31cでの実況値Dの解析データ同様、データベース5に記憶してもよく、また、他に設ける記憶部に記憶してもよい。そして、記憶された予報資料Mに係るデータは、受信した時刻と共に記憶されており、後に既に記憶した予報資料Mのデータとして使用することが可能である。
【0075】
予報資料データ予測ステップ31hは、予報資料データ受信確認ステップ31eが予測資料Mのデータの受信を確認しない場合に、受信のタイミングに合わせて実行される。予報資料データ予測ステップ31hでは、既に受信した予報資料Mのデータから現在時刻における予報資料Mを予測するステップである。予報資料データ予測ステップ31hで行われる予報資料Mの予測は、最後に受信した予報資料Mのデータとそれ以前に受信した予報資料Mのデータとに基づいて、予測処理する時刻における予報資料を予測する。従って、予測される予報資料Mは、各データの要素を経時的に処理して求められる。すなわち、時系列的傾向(トレンド)に基づいた予報資料データの予測である。このとき予測で得られたデータは、データベース5に記憶してもよく、また他に設ける記憶部に記憶してもよい。
【0076】
上記の実施形態では、図2に示す気象情報予測通知システム3のフローチャートが終了すると、直ちに再び同フローチャートが実行される。従って、一定のタイミングで常時新たな予報資料Mのデータと実況値Dのデータを受信するか、あるいは、予報資料Mのデータと実況値Dのデータの両方またはいずれか一方(「予報資料データおよび/または(and/or)実況値データ」とも記す)を受信しなかったときに、当該受信タイミングで、受信しなかったデータについて時系列的傾向に基づいて予測を行って予測データを得ている。
【0077】
また予報資料データおよび/または実況値データを受信しなかったときの予報資料Mと実況値Dの各データの予測を、例えば5分毎等所定間隔毎に行うよう構成してもよい。この場合には、前述した受信確認ステップ31a,31eが、本来的に外部(気象庁A等)から提供される予報資料Mのデータまたは実況値Dのデータの未受信状態経過時間を監視し、所定時間経過後に実況値データ予測ステップ31dを実行し、さらに続けて予報資料データ予測ステップ31fを実行するよう形成すればよい。
【0078】
また未受信状態が5分未満に間に、実況値Dのデータを受信したときには、受信処理ステップ31b以下の処理を行い、未受信状態の監視時間を0からカウントし、同様に未受信状態が5分未満に予報資料Mのデータを受信したときには、データ予測ステップ31dを実行し、続けて受信確認ステップ31e乃至データ解析ステップ31gを実行する。
【0079】
以上のごとく、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31によれば、気象予報を常時(任意の時間間隔または任意の設定時刻)に行えるようにするべく、外部から提供される気象予報基礎データを適宜なタイミングで監視し、任意の設定時刻に予報資料データ(M)および/または実況値データ(D)が受信(入力)されるようにし、予報資料データおよび/または実況値データが受信されないときには、受信されなかったデータ(欠落データ)について予測データを生成するようにしている。
【0080】
次に気象情報予測処理工程32が実施される。この気象情報予測処理工程32は、監視位置読込ステップ32a、解析処理ステップ32b、気象予測ステップ32c、予報情報作成ステップ32dとからなる。
【0081】
監視位置読込ステップ32aは、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に続けて実行される。監視位置読込ステップ32aは、気象予測可能な全ての地点の情報およびこれら地点の地形に関する情報(以下「地形情報」という)を取得する。この時に取得する監視可能な全ての地点の情報および地形情報は、データベース5に予め記憶されており、データベース5から取得する。なお監視可能な全ての地点の情報および地形情報は、データベース5以外に設けた記憶部から取得するように構成してもよい。
【0082】
解析処理ステップ32bは、監視位置読込ステップ32aに続けて実行され、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31で取得された予報資料データ(M)および実況値データ(D)と、既に取得されている過去の予報資料データおよび実況値データとに基づいて、例えば51時間先までの気象変化傾向(この場合の「気象変化傾向」とは、連続的に監視している気象実況値のみの時系列的変化と量的変化をいう)を算出した気象変化傾向データを作成する。実況値データ/予報資料データ監視予測工程31で取得された予報資料データおよび実況値データは、前述した通り、受信された予報資料データおよび/または実況値データと、受信されなかったデータに関して予測によって得られた予報資料データおよび/または実況値データとからなる。
【0083】
解析処理ステップ32bでは、気象予報システム1の予報可能なすべての地点についての気象変化傾向データが作成される。気象予報システム1の予報可能な地点は、この実施形態では日本全土であり、日本各地を緯度および経度の方向に例えば約20Km毎に格子状に分割した際の緯度と経度の格子点について気象変化傾向データを作成する。これらデータは、1台のコンピュータによってすべての領域について作成してもよく、また、複数用意するコンピュータ毎に地域を割当て分割処理させて作成してもよく、あるいは、求める地点を複数のコンピュータに順次割当て作成させてもよく、地域全体のデータが作成可能であればどのような手段によってもよい。さらに、気象変化傾向データを求める地域は、日本全土ではなく、例えば関東地方等狭い地域でもよく、全世界であってもよい。
【0084】
次に気象予測ステップ32cは、解析処理ステップ32bに続けて実行され、上記の各格子点の表す地点における気象の時系列的変化および量的変化を、解析処理ステップ32bで作成した気象変化傾向データと、予報資料Mおよび実況値Dの各データとに基づいて予測する。ここで「予報資料Mおよび実況値Dの各データ」は、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31で取得された予報資料データおよび実況値データである。これは、前述した通り、受信された予報資料データおよび/または実況値データと、受信されなかったデータに関しては予測によって得られた予報資料データおよび/または実況値データである。気象予測ステップ32cによって予測されるデータは、気象予報システム1の予報可能な全地域の上記格子点の地点について予測された気象の時系列的変化および量的変化であり、日本各地を緯度および経度の方向に約20Km毎に格子状に分割した際の緯度と経度の格子点における気象予報データとなる。
【0085】
気象予測ステップ32cで行われる気象予測の詳細は次の通りである。
【0086】
気象情報予測通知システム3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に予報資料Mのデータと実況値Dのデータの両方が入力されるときには、気象予測ステップ32cでは、実況値データ解析ステップ31cによって解析されかつ記憶された実況値データ(D)と、予報資料データ解析ステップ31gによって解析されかつ記憶された予報資料データ(M)と、以前に入力して記憶した(または「既に入力して記憶している」、以下同じ)予報資料Mおよび実況値Dの各データとによって解析処理を行う。
【0087】
気象情報予測通知システム3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に予報資料Mのデータのみが入力されるときには、気象予測ステップ32cでは、実況値データ予測ステップ31dによって予測され記憶された実況値データと、予報資料データ解析ステップ31gによって解析され記憶された予報資料データと、以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dの各データとによって解析処理を行う。
【0088】
気象情報予測・通知システム3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に実況値Dのデータのみが入力されるときには、気象予測ステップ32cでは、実況値データ解析ステップ31cで解析され記憶された実況値データと、予報資料データ予測ステップ31hによって予測された予報資料データと、以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dの各データとによって解析処理を行う。
【0089】
さらに、気象情報予測通知システム3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に予報資料Mおよび実況値Dの両方のデータの入力がない場合には、気象予測ステップ32cでは、実況値データ予測ステップ31dと予報資料データ予測ステップ31hによって予測された実況値データおよび予報資料データと、以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dの各データとによって解析処理を行う。
【0090】
気象予測ステップ32cによる気象予測処理は、次のように変更することができる。
【0091】
予報資料Mおよび実況値Dの各データを新たに入力した場合に、新たに入力した予報資料Mおよび実況値Dのデータのみによって解析処理するように構成してもよい。同様に、実況値Dのデータのみ新たに入力した場合には新たに入力した実況値Dのデータと予測した予報資料Mのデータとのみによって解析処理するように構成することもできる。同様に、予報資料Mのデータのみ新たに入力した場合には、新たに入力した予報資料Mのデータと予測した実況値Dのデータとのみによって解析処理するように構成してもよい。同様に、予報資料Mおよび実況値Dの各データを入力しなかった場合には、予測した予報資料Mおよび実況値Dのデータのみによって解析処理するように構成してもよい。以上のように、以前に入力して記憶した予報資料Mおよび実況値Dのデータを気象予測ステップ32cでの解析処理に併用しないこともできる。これにより、短時間で解析処理を行うことが可能となり、気象予報システム1を利用するユーザ端末2が大量になった場合でも現行の気象予報システム1で対応できる。
【0092】
以上のごとく、気象予測ステップ32c(気象情報予測手段)によれば、受信手段で入力された最新の予報資料データおよび/または実況値データと、予測データ生成手段で生成された最新の予測データとを利用して、気象(気象情報データ)を予測して生成される。すなわち、入力された最新の予報資料データおよび/または実況値データと、入力されなかったデータに関する最新の予測データとを用いて、気象予報を常時行えるように構成されている。このような構成によって、リアルタイムの気象予報を行うことができる。
【0093】
さらにリアルタイムの気象予報を行えるシステムとしては、一般的な構成として、上記の気象予測ステップにおいて、入力した、または記憶している予報資料データ、実況値データ、予測で得た予測データのうち少なくとも1つのデータを用いて、これを予測解析の基礎資料として、適宜な組み合わせの下で、解析処理を行い、気象情報を常時作成することが可能である。本来外部から所定時刻で提供されるべき予報資料データと実況値データのうち両方またはいずれか一方が受信されない場合にのみに当該受信されないデータを予測するのではなく、受信とは関係なく、必要なデータを予測解析することにより予測データとして作成して用意することも可能である。以上によって、図5に示すように、リアルタイムにて気象予報の情報を作成を行うことができる。
【0094】
気象予測ステップ32cでは、各基礎資料に基づいて可能な任意な組合せ(256通りの組合せが想定される)によって解析処理を行うことが可能である。例えば実況値データ予測ステップ31dと予報資料データ予測ステップ31hの両方またはいずれか一方で予測処理したときのみ、既に入力して記憶した情報を併用するようにすることもできる。これによって解析時間を短くし、解析精度を高めてリアルタイムによる気象予報を行うことができる。
【0095】
予測情報作成ステップ32dは、気象予測ステップ32cで作成された全地域の気象予測データから、通知希望地点の気象予測データを作成する。すなわち、予測情報作成ステップ32dで作成される気象予測データは、既に作成された上記格子点における気象予測データから、ユーザ端末2が通知希望する地点(格子地点に限らない)の気象予測データを、通知希望地点に関するデータおよびその周辺の地形に関するデータ、さらには、通知希望地点の周辺地点の気象予測データに基づいて、上記格子状に分割した際の緯度と経度の格子点から位置的に補間作成する通知位置気象予測データである。このように求められる通知位置気象予測データは、データベース5に登録された全ての登録用通知情報Cが指示する地点について作成される。従って予測情報作成ステップ32dで作成された通知位置気象予測データはユーザ端末2が所望する地点の気象予測データである。
【0096】
ユーザ別情報処理工程33は、通知情報読込ステップ33a、通知判断ステップ33b、通知情報作成ステップ33cとからなる。
【0097】
通知情報読込ステップ33aは、データベース5に記憶された登録用通知情報Cを読込む。すなわち、通知情報読込ステップ33aでは、各ユーザ端末2によってデータベース5に登録された全ての登録用通知情報Cによって指示される通知希望地点における各情報(降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報)を読込む。
【0098】
通知判断ステップ33bは、予測情報作成ステップ32dで作成した通知位置気象予測データと、通知情報読込ステップ33aによって読み込まれた登録用通知情報Cの指示する通知希望地点における降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報とを比較し、前者の気象予測データと、同地点についての登録用通知情報Cが指示する降水情報等の各種情報の何れかとが一致するか否かを判断する。そして判断結果が一致していれば、続けて通知情報作成ステップ33cを実行し、一致していなければ、再び実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に戻る。通知判断ステップ33bが、一致しないと判断する限りは、実況データ/予報資料データ監視予測工程31、気象情報予測処理工程32、通知情報読込ステップ33a、通知判断ステップ33bの処理を繰返すこととなる。通知判断ステップ33bは、この実施形態では、各種情報の何れかが一致したか否かを判断するように形成したが、各種情報のいくつかが一致したか否かを判断可能に形成してもよい。
【0099】
通知判断ステップ33bでは、相対的に短い時間間隔で頻繁に気象予報が行われるので、気象予報を行う度に登録用通知情報Cと気象予報との一致が続きユーザ端末2への通知が頻繁に行われてしまわないように、通知判断の結果を各ユーザ端末2毎に記憶しておき、通知判断を行った結果が前回通知判断を行った結果と一致した場合にも通知しないと判断するよう構成される。従って、通知判断の結果、気象条件と気象予報とが一致したユーザ端末2でも、前回の判断結果が一致していた場合には、このユーザ端末2に対しては気象予報WFを通知しないと判定する。また、通知判断の結果、気象条件と気象予報とが一致しなくても、前回の判断結果が一致していた場合には、気象予報が気象条件と異なり、通知が解除された旨を通知するように判断できる。通知が解除された旨の通知を行うと判断した場合には、その旨をユーザ端末2に対応させて一時記憶させておく。この記憶のための領域は、データベース5でもよく、一時的に記憶可能な記憶部を別途設けてもよい。
【0100】
通知情報作成ステップ33cは、通知判断ステップ33bが一致すると判断した場合、あるいは、通知判断結果が一致していないものの前回一致していた場合に、通知判断ステップ33bに続けて実行され、登録用通知情報Cに一致する予測情報作成ステップ32dで作成された通知位置気象予測データから、ユーザ端末2へ実際に通知するユーザ通知情報を作成する。また通知判断結果が一致していないものの前回一致していた場合には通知状態が解除された旨を通知可能である。
【0101】
通知情報作成ステップ33cで作成されるユーザ通知情報は、ユーザ端末2に対して通知する気象予報WFであり、図6に示すように、ユーザの指定した登録用通知情報Cに関するデータをユーザが理解しやすい情報として表示する画面を形成可能である。図6に示すユーザ通知情報は、ユーザの指定した登録用通知情報Cが、通知希望地点(登録地点)における降水量が5mm以上の場合に気象情報を通知する画面で、ユーザ端末2が携帯電話である場合を想定して作成された画面であり、通知位置「成田空港」、降水量「5mm」以上の場合に通知される。図6に示す表示画面では、これら情報以外に、予報に用いた実況値の時間や、通知希望地点(登録地点)における各時刻の天気・気温・降水量を順次表示するよう形成した例である。図6の示す表示画面例は、ユーザ端末2所定の操作ボタンを操作することによって図中左の画面から右の画面へと表示画面を順次に変化させて表示する。また、通知状態が解除された旨を通知する場合や気象条件と一致する降水があった場合などには、晴れること或いは降水があることを表すマーク等画像によって通知してもよく、解除報告を文章にして通知してもよく、画像および文章によって通知してもよい。
【0102】
情報通知処理工程34は、データベース5を参照し、通知情報作成ステップ33cで作成されたユーザ通知情報を、ユーザの指定する通知先へ通知する工程である。情報通知処理工程34による処理後は、再び実況データ/予報資料データ監視予測工程31に戻る。情報通知処理工程34では、通知すべきユーザ端末2および通知すべき情報が複数存在した場合には、それらのユーザ通知情報をユーザ端末2へ通知する。情報通知処理工程34は、ユーザ情報読込ステップ34a、通知方法判定ステップ34b、通知処理ステップ34cとからなる。
【0103】
ユーザ情報読込ステップ34aは、通知情報作成ステップ33cで作成されたユーザ通知情報を通知するユーザ端末2の登録情報をデータベース5から参照して読込む。すなわちユーザ情報読込ステップ34aでは、データベース5からユーザ通知情報を送信するユーザ端末2への送信先についての情報を読込む。ユーザ情報読込ステップ34aでは、登録したユーザ端末2の希望する通信方法、すなわち、ユーザ端末2がインターネット通信網NETに接続されており、ユーザ端末2が情報の送信を希望するのか、気象予報システム1に開設する気象予報ウェブサイトへユーザ端末2が閲覧に来るのか、ユーザ端末2が携帯電話でありユーザ端末2の携帯電話へ携帯電話データ通信回線を通じての送信を希望するのか、ユーザ端末2である携帯電話へ或いはユーザ端末2の指定する携帯電話あるいは通常電話へその音声通信回線を通じて送信を希望するのかを、読込むことができる。なお、ユーザの携帯電話またはユーザが指定する携帯電話もしくは通常電話へ音声通信回線を通じて送信を行う場合には、ユーザの方から電話をかけて気象情報の音声による通知を求める場合も含まれる。ユーザの方からかけられる電話に対しては、気象予報システムでは、自動音声システム或いはコールセンタによって応答する。
【0104】
通知方法判定ステップ34bは、ユーザ情報読込ステップ34aによって読込まれたユーザ端末2への通信方法がどのような方法によるかを判定するステップである。
【0105】
本実施形態では、図3(b)乃至(e)で説明したように、ユーザ端末2がインターネット通信網NETに接続されたパーソナルコンピュータであり、ユーザ端末2への通知を気象予報システム1がインターネット通信網NETによって送信する場合を例にして説明する。
【0106】
通知処理ステップ34cは、ユーザ通知情報(ユーザ端末2に対する気象予報WF)を、通知方法判定ステップ34bによって判定された通知方法によって配信する処理を行うステップである。この実施形態では、通知処理ステップ34cでは、ユーザ端末2のインターネットアドレスへ図3(b)乃至(e)に例示するような通知画面を形成するユーザ通知情報を送信する。
【0107】
なおユーザ端末2が携帯電話であり、ユーザ端末2の携帯電話が気象予報システム1の提供する気象予報ウェブサイトへ接続してユーザ通知情報(ユーザ端末2に対する気象予報WF)を閲覧することによって気象予報の通知を受けることも可能である。このことは、前述のごとく、登録したユーザ端末2の希望する通信方法としてユーザ自身が望むことができる。このような場合には、好ましくは、図6に示すユーザ端末2の携帯電話に表示される画面に例示するような通知画面を、気象予報システム1の提供するウェブサイトに、データベース5にユーザ端末2と対応して記憶された携帯電話の番号等のID情報をキーに閲覧表示可能にウェブ頁を設けておき、ユーザ端末2である携帯電話がウェブサイトに接続してきたときには、携帯電話の電話番号等のID情報をキーに閲覧させるように構成される。勿論、閲覧のID情報をインターネット通信網NETに接続されたパーソナルコンピュータからなるユーザ端末2に対応させてデータベース5に記憶しておくことで、パーソナルコンピュータからなるユーザ端末2に対しても、パーソナルコンピュータからなるユーザ端末2に対応するウェブ頁の閲覧ができるようにしてもよい。
【0108】
次いで、上記の構成を有する本実施形態に係る気象予報システムおよび気象情報通知システムの作用および使用方法を説明する。
【0109】
以下の例では、ユーザ端末2はパーソナルコンピュータからなり、インターネット通信網NETによって気象予報システム1へ接続する場合であり、気象予報システム1からユーザ端末2へのユーザ通知情報の通知を、インターネット通信網NETによって送信する場合を例に説明する。また、ユーザ端末2が通知を希望する気象予報は、図3(a)に示すように、通知地点「東京都練馬区桜台」における接近降水域距離「20km」および降水量「30mm/h」、上限の気温「30°C」、下限の気温「5°C」を例に説明する。
【0110】
ユーザ端末2は、気象予報システム1へ接続し登録用通知情報Cを登録する。すなわち、ユーザ端末2がインターネット通信網NETを経由して気象予報システム1に接続すると、ユーザ登録システム4に接続される。ユーザ登録システム4では、ユーザ端末2から登録用通知情報Cの受付けがあったので、登録受付判断ステップ4aが、「受付け有り(ユーザアクセス有り)」と判断し、続けて個別情報作成ステップ4bが実行される。個別情報作成ステップ4bでは、ユーザ端末2からの登録用通知情報Cを受付け、ユーザ端末2が通知を希望する条件、ユーザ端末2への通知方法、ID情報をユーザ端末2に対応してデータベース5へ記憶させる。すなわち、ユーザ端末2へ、図3(a)に表す画面の情報を送信してユーザ端末2へ表示させ、ユーザ端末2では同画面内の所定箇所に通知地点「東京都練馬区桜台」、接近降水域距離「20km」、降水量「30mm/h」、上限の気温「30°C」、下限の気温「5°C」を入力し、ユーザ端末2が通知を希望する通信方法とユーザ端末2を識別するインターネットメールアドレス等のID情報と共に気象予報システム1へ送信する。すると、個別情報作成ステップ4bでは、これら情報を受信し、受付けたユーザ端末2に対応させて、通知方法(この実施形態ではインターネットメールによる通知)、メールアドレス、通知地点「東京都練馬区桜台」、接近降水域距離「20km」、降水量「30mm/h」、上限の気温「30°C」、下限の気温「5°C」である個別情報を作成する。次いで、ユーザ情報登録ステップ4cが、データベース5へ、個別情報作成ステップ4bで作成した個別情報を記憶させる。
【0111】
ユーザ端末2からのユーザの登録用通知情報Cの受付けは、随時行われており、複数のユーザ端末2を通して複数のユーザの各々は登録されることとなる。
【0112】
一方、気象情報予測・通知システム3では、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31の受信確認ステップ31aが、実況値Dのデータの受信を監視しており、実況値Dが送信されてくると、受信があった旨を判断して、受信処理ステップ31bを実行する。受信処理ステップ31bでは、送信される実況値Dのデータを受信して一時的に記憶し、次いでデータ解析ステップ31cが実行される。データ解析ステップ31cでは、受信処理ステップ31bで受信した実況値Dのデータを、気象情報予測処理工程32で行う予測資料として使用できるようにデータ処理する。
【0113】
また、実況値Dの受信がない旨を判断した場合には、実況値データ予測ステップ31dを実行する。予測ステップ31dでは、既に受信した予報資料M或いは実況値Dから現在時刻における実況値Dを予測する。データ予測ステップ31dで行われる実況値Dの予測は、最後に受信した予報資料Mおよび実況値Dのデータとそれ以前に受信した予報資料Mおよび実況値Dのデータとに基づいて、予測処理する時刻における予測である。従って、予測される実況値Dのデータは、時系列的傾向(トレンド)に基づいて予測される。予測ステップ31dが終了すると、続けて受信確認ステップ31eを実行する。
【0114】
受信確認ステップ31aでは、予報資料Mのデータの受信を監視しており、予報資料Mのデータが送信されると、受信があった旨を判断して、受信処理ステップ31fを実行する。受信処理ステップ31fでは、送信される予報資料Mのデータを受信して一時的に記憶し、次いでデータ解析ステップ31gが実行される。データ解析ステップ31gでは、受信処理ステップ31fで受信した予報資料Mのデータを気象情報予測処理工程32で行う予測の資料として使用できるようにデータ処理する。
【0115】
また、予報資料Mのデータの受信がない旨を判断した場合には、予報資料データ予測ステップ31hを実行する。予測ステップ31hでは、既に受信した予報資料M或いは実況値Dのデータから現在時刻における予報資料Mを予測する。予測ステップ31hで行われる予報資料Mの予測は、最後に受信した予報資料Mおよび実況値Dのデータとそれ以前に受信した予報資料Mおよび実況値Dのデータとに基づいて、予測処理する時刻における予測である。従って、予測される予報資料Mのデータは、時系列的傾向(トレンド)に基づいて予測される。
【0116】
次いで、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31に続けて、気象予報予測処理工程32の監視位置読込ステップ32aを実行する。監視位置読込ステップ32aでは、データベース5からユーザ端末2が登録した通知希望地点情報、および同地点周辺の地形情報を全て読込む。続けて、解析処理ステップ32bが実行される。解析処理ステップ32bでは、新たに取得した予報資料M或いは実況値Dのデータと、既に取得している過去の予報資料Mおよび実況値Dのデータから気象変化傾向データを作成する。
【0117】
続けて気象予測ステップ32cが実行される。気象予測ステップ32cで行われる気象予報の詳細は前述した通りである。要約的に述べると、[1]予報資料Mおよび実況値Dの各データを新たに入力した場合、[2]予報資料Mのデータのみを新たに入力し実況値Dのデータは入力しなかった場合、[3]実況値Dのデータのみを新たに入力し予報資料Mのデータは入力しなかった場合、[4]予報資料Mおよび実況値Dのデータを新たに入力しなかった場合の各々で使用する解析資料は、前述のごとく所定数の組合せパターンから予め選択して気象予報システム1に設定しておき、気象予測ステップ32cが、それぞれの場合に設定された解析資料を使用して解析処理を行う。
【0118】
続けて予報情報作成ステップ32dが実行される。予報情報作成ステップ32dでは、登録されたユーザ端末2が通知を希望する地点の情報をデータベース5から取得し、通知希望地点に関するデータおよびその周辺の地形に関するデータと、気象予測ステップ32cで既に作成された気象予測データとに基づいて、位置的に補間し、同地点における通知位置気象予測データを作成する。
【0119】
気象予報予測処理工程32での処理が終了すると、ユーザ別情報処理工程33が実行される。先ず、通知情報読込ステップ33aが実行される。通知情報読込ステップ33aでは、データベース5に記憶されている全ての登録用通知情報Cによって指示された降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報等の気象条件を読込む。
【0120】
次に通知判断ステップ33bが実行される。通知判断ステップ33bでは、予報情報作成ステップ32dで作成した通知位置気象予測データと通知情報読込ステップ33aによって読み込まれた気象条件である各情報とを比較判断し、通知位置気象予測データと読込んだ各情報とを判断した結果少なくとも1つが一致していれば、続けて気象予報作成ステップ33cを実行し、一致していなければ、再び実況値データ/予報資料データ監視予測工程31を実行する。比較した結果一致した気象条件(例えば降水量に関する降水情報)について、この実施形態では、図3に表す地点における通知位置気象予測データが、降水量が30mm/h以上と予想されたので、通知位置気象予測データと読込んだ降水情報とが一致すると判断して降水情報が一致したことを記憶部(図示せず)に記憶し、続けて気象予報作成ステップ33cを実行する。従って通知判断ステップ33bでは、比較した結果、気象条件の各情報が通知位置気象予報データと一致した場合には、一致したことおよびその気象条件である情報を記憶手段に記憶する。なお、上記の一致がなかった場合には通知しないと判断し、再び実況値データ/予報資料データ監視予測工程31へ戻り、受信確認ステップ31aを実行する。
【0121】
また通知判断ステップ33bでは、通知判断を行った結果、気象条件の情報が一致していても、前回の判断時に同じ気象条件の情報(例えば降水情報)が一致していると判断した場合にも通知しないと判断し、一致しなかった場合と同様に再び受信確認ステップ31aを実行する。従って、通知判断の結果、気象条件の情報と気象予報とが一致したユーザ端末2でも、前回の同情報の判断結果が一致していた場合には、このユーザ端末2には気象予報を通知しないと判断する。また、通知判断の結果、気象条件と気象予報とが一致しなくても、前回の判断結果が一致していた場合には、気象予報が気象条件と異なり、ユーザ端末2に通知が解除された旨を通知するように判断する。通知が解除された旨の通知を行うと判断した場合には、その旨をユーザ端末2に対応させて一時記憶させる。
【0122】
通知判断ステップ33bが一致すると判断した場合、或いは、通知判断結果が一致していないものの前回一致していた場合には続けて気象予報作成ステップ33cを実行する。気象予報作成ステップ33cでは、予報情報作成ステップ32dで作成された通知位置気象予測データのうち一致する通知位置気象予測データから、ユーザ端末2へ実際に通知するユーザ通知情報、或いは、通知判断結果が一致していないものの前回一致していた場合には通知状態が解除された旨を通知するユーザ通知情報を作成する。この実施形態では、図3(c)に表す情報を作成する。
【0123】
次いで、情報通知処理工程34のユーザ情報読込ステップ34aが実行される。ユーザ情報読込ステップ34aでは、データベース5からユーザ通知情報を送信するユーザ端末2への送信先についての情報を読込む。この実施形態では、ユーザ端末2にはインターネットメールでユーザ通知情報を送信するので、送信先のインターネットメールアドレスを読込む。
【0124】
続けて、通知方法判定ステップ34bが実行される。通知方法判定ステップ34bでは、ユーザ端末2への通信方法がインターネットメールアドレスへ送信する方法であると判断する。
【0125】
続けて、通知処理ステップ34cが実行される。通知処理ステップ34cでは、通知方法判定ステップ34bがインターネットメールアドレスへの送信によって送信すると判断したので、ユーザ通知情報を送信するユーザ端末2のインターネットメールアドレスへ、図3(c)に例示する通知画面をユーザ端末2が表示できるユーザ通知情報を作成して送信する。
【0126】
上述のように、第1の実施形態では、ユーザ端末2が現在地点等特定の一地点における気象予報WFの通知を、通知を希望する条件と一致するか否かを判断して通知する場合の例であるが、ユーザ端末2が指定する地点の気象情報を、通知を希望する条件と一致するか否かの判断をせずに通知してもよい。すなわち、登録用通知情報Cが地点に関する情報と予報希望時刻に関する情報のみからなる場合である。この場合には、ユーザ端末2が、通知を希望する通知希望気象条件を設定しない登録用通知情報Cを気象予報システム1へ通知し、気象予報システム1では、通知判断ステップ33bを設けず、全ての通知希望地点について通知するように形成する。従って、この場合には通知希望地点の気象予報をユーザ通知情報としてユーザ端末2へ通知できる。なお通知希望地点の通知希望気象条件を、例えば降水量0mm/hというように緩やかなものとして、常に通知されるように登録用通知情報Cを作成することによってもよく、或いは、ユーザ端末2が登録用通知情報Cを通知する際に、降水量等種々の条件とは別に、通知希望地点における気象予報WFの通知を常に希望する指示情報を含むことによって通知判断ステップ33bが通知すると判断するようにしてもよい。
【0127】
また第1の実施形態では、ユーザ端末2が現在地点等の特定の一地点における気象予報WFの通知を希望する場合の例であるが、ユーザ端末2が複数地点について、通知を希望する気象条件に一致した場合に気象予報WFの通知を希望する場合も、第1の実施の形態同様であり、図6に表すように、ユーザ端末2が気象予報システム1へ送信する登録用通知情報Cに、通知を希望する地点を複数記載することで実施できる。この場合には、通知を希望する各地点毎に、通知を希望する気象条件を変えて登録用通知情報Cとすることも可能であり、このように各地点における通知希望気象条件を変えることで、例えば、帰省時等には、希望するルート上の地点の気象予報が悪い結果の時に通知するようにしておけば、希望するルート上の地点の気象予報が悪いときには他のルートを通るようにルートを変更可能となる。
【0128】
さらにまた、複数地点について通知を希望するが、通知を希望する気象条件を設定せずに、各地点での気象予報を所定の時刻毎に通知するよう希望することも可能で、この場合には、ユーザ端末2が、通知を希望する地点のみ設定し、通知を希望する通知希望気象条件を設定しない登録用通知情報Cを気象予報システム1へ通知し、気象予報システム1では、通知判断ステップ33bを設けず、全ての通知希望地点について通知するように形成すればよい。従って、この場合には全ての通知希望地点の気象予報がユーザ通知情報としてユーザ端末2へ通知されることとなる。なお、各地点の通知希望気象条件をとても緩やかなものとして、常に通知されるように登録用通知情報Cを作成することによってもよく、或いは、登録用通知情報Cに全ての地点における気象予報WFの通知を希望する指示情報を含むことによって通知判断ステップ33bが通知すると判断するようにしてもよい。
【0129】
第1の実施形態においてユーザ端末2から指示される通知希望地点の情報は、ユーザ端末2から町名までの情報として受領したときには、同町名の代表地点(例えば同町の中心部)を通知希望地点として処理し、さらに同町名の番地までの情報として受領した場合には同番地の代表地点を通知希望地点として処理するが、緯度経度によって厳密に指示された場合には、その地点を通知希望地点として処理する。従って、気象予報システム1は、これら代表地点はデータベース5或いは他の記憶部に予め記憶されており、ユーザ端末2から受領した情報をその代表地点として処理するよう形成する。また、通知地点の指示は「町名まで指示する」というように定められた指示方法によって通知希望地点の指示が行われるようにしておき、指示された町名の代表地点を採用するように予め形成しておいてもよい。従って、ユーザから指示される地点(通知希望地点)は、緯度および経度によって厳密に定められる位置または少なくとも緯度経度にて示される位置地点を含む日本或いは世界各地の特定の領域をいい、例えば、関東地方などの地方、東京都などの都道府県、千代田区などの市区町村、大手町などの地域を特定するとして採用すればよい。
【0130】
次に本発明の第2の実施形態を説明する。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ユーザ端末2が気象予報システム1に登録した登録用通知情報Cに基づいて、気象予報システム1は、当該ユーザ端末2に対して気象予報WFを提供する。第2実施形態では、特に、ユーザ端末2から通知される通知希望地点の情報について、ユーザ端末2の存在する現在地点が現在地点情報として提供される。第2実施形態では、ユーザ端末2が移動し、現在位置が変わることを前提としている。ユーザ端末2が移動するということは、ユーザ端末2がモバイル装置であり、ユーザ自身が移動することを意味している。
【0131】
第2実施形態では、ユーザ端末2は自身の現在位置(地点)を認識できるように構成されている。ユーザ端末は2は、自身が備える測位システム、または他の測位システムによって、自身の位置を認識する。前述の図1に示したシステム構成において、ユーザ端末2は、気象予報システム1に対して、登録用通知情報Cと共に、現在地点情報を送信する。ユーザ端末2の測位システムまたは他の測位システムは、緯度・経度を測位でき、緯度・経度に基づいて自身の現在地点に係る情報を取得する。従って第2の実施形態における登録用通知情報Cには通知希望地点の情報は含まなくてよい。通知希望地点の情報は、側位システムによる測位で得られた現在地点の情報である。またユーザ端末2は、登録用通知情報Cを送信した後には、通知を希望する気象条件に変更がない限り、現在地点情報を気象予報システム1へ送信する。これは、ユーザ端末2が移動した後、その現在地点における気象予報が、通知を希望する気象条件となった場合に、通知を受けるためである。
【0132】
第2実施形態に係る気象予報システム1の処理工程を図8に示す。図8において、前述の第1実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。第2実施形態の気象予報システム1は、気象情報予測通知システム3を形成する実況値データ/予報資料データ監視予測工程31、気象情報予測処理工程32、ユーザ別情報処理工程33、情報通知処理工程34と、ユーザ登録システム4の登録工程とから構成されている。第2実施形態で、ユーザ登録システム4の登録工程は固有の特徴を有している。気象情報予測通知システム3は原則的に第1実施形態で説明したシステムと同じであるが、ユーザ登録システムの工程変更に伴ってその一部が変更されている。
【0133】
第2実施形態におけるユーザ登録システム4の登録工程を説明する。ユーザ登録システム4の登録工程は、登録受付判断ステップ4a、個別情報作成ステップ4b、ユーザ情報登録ステップ4c、位置情報判断ステップ4d、およびユーザ位置登録ステップ4eとからなる。ユーザ登録システム4は、ユーザ端末2から登録用通知情報Cを受け付けてデータベース5へ登録する。第2実施形態では、ユーザ端末2から気象予報システム1へユーザ端末2の現在地点が通知されてくるので、登録用通知情報Cと共に、または登録用通知情報Cとは別に、ユーザ端末2に係る現在地点情報が送信される。
【0134】
登録受付判断ステップ4aはユーザ端末2からの登録用通知情報Cの登録受付けを監視するステップであるが、第1実施形態とは異なり、登録の受付けがない場合には、続けてユーザ位置登録ステップ4eを実行する。
【0135】
個別情報作成ステップ4bおよびユーザ情報登録ステップ4cは、共に第1実施形態の場合と同じである。ただし第2実施形態では、登録用通知情報Cには通知希望地点の情報は含まれないので、個別情報作成ステップ4bおよびユーザ情報登録ステップ4cでは通知希望地点に関する処理は行わない。これは、第2実施形態では、現在地点情報が通知希望地点となるからである。
【0136】
位置情報判断ステップ4dは、ユーザ情報登録ステップ4c或いは登録受付判断ステップ4aに続けて実行され、ユーザ端末2からの現在地点情報の受信の有無を監視する。位置情報判断ステップ4dで現在地点情報の受付けがあった場合には続けてユーザ位置登録ステップ4eを実行し、同情報の受付けがなかった場合には、再び登録受付判断ステップ4aを実行する。
【0137】
ユーザ位置登録ステップ4eは、ユーザ端末2から受信した現在地点情報をユーザ端末2に対応させてユーザ端末2の現在位置としてデータベース5へ記憶させるステップである。従ってユーザ登録システム4は、ユーザ端末2からの登録用通知情報C或いは現在地点情報の受信を監視し、受信した場合にはそれぞれの情報をデータベース5へ登録する。
【0138】
気象情報通知予測システム3を説明する。気象情報通知予測システム3の実況値データ/予報資料データ監視予測工程31は、第1実施形態と同じである。気象情報予測処理工程32では、予測情報作成ステップ32dが、第1実施形態とは異なり、ユーザ端末2から送信されてデータベース5に記憶された現在地点情報を通知希望地点として取得する。その他の点は第1実施形態の場合と同じである。ユーザ別情報処理工程33では、第1実施形態とは異なり、通知情報読込ステップ33aが登録用通知情報Cの通知希望地点に代わりユーザ端末2の現在地点情報を読込む。その他の点は第1実施形態の場合と同じである。情報通知処理工程34の各ステップは、第1実施形態の場合と同じである。
【0139】
第2実施形態による気象予報システム1の動作(働き)を説明する。
【0140】
第2実施形態では、ユーザ端末2からの情報受付けは第1施形態と同様に行うが、受け付ける情報は第1実施形態と異なり、登録用通知情報Cおよび現在地点情報を受け付ける。登録用通知情報Cは、第1実施形態では通知希望地点の情報を含んだが、第2実施形態では通知希望地点の情報はユーザ(またはユーザ端末)の現在地点情報となる。
【0141】
ユーザ端末2は、登録用通知情報Cを送信すると共に現在地点情報を気象予報システム1へ送信する。
【0142】
ユーザ登録システム4では、ユーザ端末2からの受付けを登録受付判断ステップ4aが監視し、ユーザ端末2からの登録用通知情報Cおよび現在地点情報を受信すると、個別情報作成ステップ4bが受付けたユーザ端末2の登録用通知情報Cから個別に情報を作成してデータベース5へ記憶させる。ユーザ端末2からの登録用通知情報Cの受付けがない場合または個別情報作成ステップ4bに続けてユーザ情報登録ステップ4cが実行された場合には、位置情報判断ステップ4dが実行され、既にデータベース5へ登録されたユーザ端末2から現在地点情報の受付けを監視する。ユーザ端末2から現在地点情報の受信があると、ユーザ位置登録ステップ4eが実行されて受信した現在地点をユーザ端末2の通知希望地点としてデータベース5へ記憶させる。
【0143】
ユーザ位置登録ステップ4eの実行が終了するか或いは位置情報判断ステップ4dが現在地点情報を受信しない場合には再び登録受付判断ステップ4aを実行する。従ってユーザ登録システム4は、常にユーザ端末2からの情報の受付けを監視する。
【0144】
気象情報予測通知システム3は、通知希望地点が常にユーザ端末2の現在地点情報の表す現在地点となること以外は、第1実施形態の場合と同じである。ユーザ端末2におけるユーザ通知情報の登録画面、および、ユーザへの通知画面も、第1実施形態の場合と同じである。
【0145】
なお、ユーザ端末2からの現在地点情報の送信は、ユーザ端末2が任意の時刻に行ってもよく、また、所定時刻毎或いは15分おき等所定時間経過毎に行ってもよい。さらにまた、第2の実施の形態では、ユーザ端末2の現在地点における気象条件と同地点における気象情報通知システム3の予報した気象予報との少なくとも1つが一致した場合に通知するように形成したが、気象情報予測通知システム3が気象予報するたびにユーザ端末2が通知を希望する地点の気象予報をユーザ端末2へ通知するように形成してもよい。この場合には、第1実施形態と同様に、ユーザ端末2が、現在地点のみを設定し通知を希望する通知希望気象条件を設定しない登録用通知情報Cを気象予報システム1へ通知し、気象予報システム1では、通知判断ステップ33bを設けず、全ての通知希望地点について通知するように形成する。なお通知希望地点の通知希望気象条件を緩やかなものとして、常に通知されるように登録用通知情報Cを作成することによってもよく、或いは、登録用通知情報Cに全ての地点における気象予報WFの通知を希望する指示情報を含むことによって通知判断ステップ33bが通知すると判断するようにしてもよい。
【0146】
さらに、上記の第2実施形態ではユーザ端末2からは地点情報としてユーザ端末2の現在地点を示す現在地点情報のみが通知される場合を説明したが、ユーザ端末2が、現在地点情報の他にも通知を希望する地点情報を、登録用通知情報Cによって、通知希望地点情報として通知希望する気象情報と共に送信するようにし、気象情報予測通知システム3では現在地点情報に関する気象情報を通知すると共に他の通知希望地点の気象情報も通知するように形成してもよい。この場合には、ユーザ登録システム4の個別情報作成ステップ4bがデータベース5へ他の通知希望地点を記憶する。また気象情報予測通知システム3でも、予報情報作成ステップ32d、通知情報読込ステップ33aが、ユーザ端末2の現在地点の情報と共に他の通知希望地点の情報も読込むようにする。さらに通知判断ステップ33bでも、通知するか否かの判断を現在地点および他の通知希望地点について行い、通知希望気象条件の少なくとも1つが一致した地点があった場合には気象予報作成ステップ33cがその地点について通知を行う情報を作成するように形成し、以下情報通知処理部34でも一致した地点における気象予報をユーザ端末2へ通知するよう形成する。なお一致した地点があった場合のユーザ端末2への通知は、一致した地点の気象予報だけではなく、一致した地点が存在したユーザ端末2が希望する他の通知希望地点および現在地点の気象情報を通知するように形成してもよい。
【0147】
第2実施形態においてユーザ端末2から指示される通知希望地点の情報は、ユーザ端末2から町名までの情報として受領したときには、同町名の代表地点(例えば同町の中心部)を通知希望地点として処理し、さらに同町名の番地までの情報として受領した場合には同番地の代表地点を通知希望地点として処理するが、緯度経度によって厳密に指示された場合には、その地点を通知希望地点として処理する。現在地点の情報も、通知希望地点と同様に、ユーザ端末2からの受領形態によってそれぞれの処理を行い、ユーザ端末2が現在位置を通知するための測位システムによっては現在地点の情報形態も変わるので、それぞれの形態に対応するよう形成する。第2実施形態では、現在地点の情報は、ユーザ端末2から測位システムによって測位された経度および緯度の情報として受領するものとして説明した。従って気象予報システム1では、これら代表地点がデータベース5或いは他の記憶部に予め記憶されており、ユーザ端末2から受領した情報をその代表地点として処理するように形成する。また通知地点の指示は「町名まで指示する」というように定められた指示方法によって行われるようにしておき、指示された町名の代表地点を採用するように予め形成しておいてもよい。従ってユーザから指示される地点(通知希望地点)は、緯度および経度によって厳密に定められる位置または少なくとも緯度・経度にて示される位置を含む日本或いは世界各地の特定の領域をいい、例えば、関東地方などの地方、東京都などの都道府県、千代田区などの市区町村、大手町などの地域を特定するとして採用すればよい。勿論、緯度および経度による指示を採用してもよい。
【0148】
次に図9を参照して本発明に係る第3実施形態を説明する。第3実施形態は、ユーザ端末2が、気象予報システム1へ通知希望する気象条件と共に、測位システムを搭載したカーナビゲーションシステム等によって自動的に定まるユーザ端末2の現在地点情報と到着目的地までの移動ルートの情報とを通知可能な場合の例であり、気象予報システム1がユーザ端末2の移動ルート上の現在地点情報から到着目的地までの他の通知希望地点の情報を通知する場合の例である。また移動ルートも測位システムによって得られる現在地点と到着目的地点とから複数設定され、各移動ルート上の所定地点が通知される。
【0149】
気象予報システム1は、気象情報予測通知システム3およびユーザ登録システム4からなり、図9に示される処理工程が実施される。
【0150】
気象情報予測通知システム3は、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31と、気象情報予測処理工程32と、ユーザ別情報処理工程33と、情報通知処理工程34とからなる。気象情報予測処理工程32の予報情報作成ステップ32dで、通知希望地点の気象を予測して作成される気象予測データは、ユーザ端末2の現在地点および現在地点より先の移動ルート上の地点(到着地点側)について作成される。同様に通知情報読込ステップ33aによって読込まれ、通知判断ステップ33bによって判断する際の通知希望地点の情報も、ユーザ端末2の現在地点および現在地点より先の移動ルート上の地点(到着地点側)である。勿論、移動ルート上の地点は現在地点より先(到着地点側)に限らない移動ルート上の地点としてもよい。
【0151】
ユーザ登録システム4の登録工程は、登録受付判断ステップ4a、個別情報作成ステップ4b、ユーザ情報登録ステップ4c、位置情報判断ステップ4d、ユーザ位置登録ステップ4e、ルート情報処理ステップ4fからなる。登録工程は、登録受付判断ステップ4a、個別情報作成ステップ4b、ルート情報処理ステップ4f、ユーザ情報登録ステップ4c、位置情報判断ステップ4d、ユーザ位置登録ステップ4eの順に実行される。従って第3実施形態のユーザ登録システム4では、第2実施形態の登録工程での個別情報作成ステップ4bとユーザ情報登録ステップ4cの間に、ルート情報処理ステップ4fが追加される。ルート情報処理ステップ4fは、ユーザ端末2から送信される登録用通知情報Cからルート情報を読取る。読み取ったルート情報は、ユーザ情報登録ステップ4cによってデータベース5に記憶される。
【0152】
ユーザ端末2は、第1および第2の実施形態の場合とは異なり、カーナビゲーションシステムの機能を有して車載され、情報処理部およびディスプレイ部を有している。この実施形態では、ユーザ端末2は、車載システムとして構成され、現在地点の緯度および経度を衛星からの電波を受信することで測位する測位システムの機能を有し、ナビゲーションシステムの機能を有する携帯可能な端末である。ユーザ端末2は、その現在地点を測位でき、かつ現在地点情報と登録用通知情報Cとを気象予報システム1へ送信できる。かかる機能を有するならば、どのようなシステムからなるユーザ端末2であってもよい。またユーザ端末2は、気象予報システム1との通信できないカーナビゲーションシステムに気象予報システム1と通信可能な携帯情報端末を接続して形成する等の複数の装置から形成して用いてもよい。ユーザ端末2は、登録用通知情報Cおよび現在地点情報を気象予報システム1へ通知する。
【0153】
ユーザ端末2が気象予報システム1へ送信する登録用通知情報Cは、ユーザ端末2利用者が通知を希望する気象条件であり、利用登録位置情報、降水情報、気温情報、風速情報、湿度情報、波浪情報、花粉情報、紫外線情報、大気汚染情報、通知時刻情報等である。これらの情報は、予め、気象予報システム1に通知される。登録用通知情報Cは移動ルート情報を含む。移動ルート情報は、現在地点から到着地点までの経路上の主要地点と、これら地点への到達予定時刻である。ルート情報が気象予報システム1へ通知されることで、気象予報システム1では、予報情報作成ステップ32dが、ルート情報によって通知された現在地点から到着地点までの経路上の主要地点を通知希望地点とし、希望地点への到達予定時刻の気象を予測して通知位置気象予測データを作成することが可能となる。また移動ルートは、複数想定し、複数の移動経路上の主要地点を設定することができる。複数の移動ルートを設定することにより、移動途中にどちらの移動ルートにするかを選択できる。
【0154】
登録用通知情報Cに含まれるルート情報は、現在の時刻である指示時刻と、現在地点および到着地点と、現在地点から到着地点までの経路上の主要地点と、ユーザ端末2の予想移動速度からなる情報とすることもできる。この場合に、主要地点が通知希望地点である。気象予報システム1では、予報情報作成ステップ32dが、ルート情報によって指示された時刻と予想移動速度とによって、主要地点への到着時刻を算出し、主要地点の到着時刻における気象を予測して通知位置気象予測データを作成する。さらにルート情報は、現在の時刻である指示時刻と、現在地点から到着地点までの移動経路と、予想移動速度とから構成してもよい。この場合には、気象予報システム1が気象予報可能な全ての地域において主要地点を予め定めて情報として記憶しておく。予報情報作成ステップ32dでは、指示時刻と現在時刻とから移動経路上の予め定められた主要地点への予想到着時刻を算出し、気象予報システム1が予め定める主要地点の予想到着時刻における気象を予測して通知位置気象予測データを作成する。さらにはルート情報処理ステップ4fがこれら全ての機能を有するように形成してもよい。そして、予め定める主要地点の情報は、データベース5へ記憶しておいてもよく、また他の記憶部に記憶しておいてもよい。このように、気象予報システム1側で、主要地点の情報を予め定めて記憶して対応することで、ユーザ端末2が主要地点の通知をできなくても、気象予報システム1が気象予報を提供可能となる。
【0155】
次に第3実施形態の作用を説明する。ユーザ端末2は、第2実施形態と同様に、気象予報システム1に登録用通知情報Cおよび現在地点情報をインターネット通信網NETを経由して送信する。この時、送信する登録用通知情報Cには、通知を希望する気象条件と共に、ユーザ端末2の移動先到着地点である到着地点情報、現在地点から到着地点までの移動ルート、移動ルート上に指定する複数の地点を指定した通知希望地点の情報を含む。従ってユーザ端末2が到着する地点と現在地点から到着地点までの移動ルートが気象予報システム1へ通知され、さらに移動ルート上の複数地点が通知希望地点として通知される。また同時にユーザ端末2は、通知を希望する地点である現在地点情報も気象予報システム1へ送信する。なお現在地点情報は、ユーザ端末2が移動することで現在地点も変化するので、変化した現在地点に関して所定間隔の時刻毎に気象予報システム1へ送信される。この時、通知を希望する気象条件に変化がない場合は、現在地点情報のみを送信する。このように移動した位置を順次に送信することで、気象予報システム1はユーザ端末2の移動した先である現在地点を取得することになる。
【0156】
気象予報システム1では、ユーザ端末2から送信があると、送信された登録用通知情報Cおよび現在地点情報を受け付ける。すなわち、ユーザ登録システム4の登録工程における登録受付判断ステップ4aが、登録用通知情報Cの受信があったと判断し、続けて個別情報作成ステップ4bを実行する。
【0157】
個別情報作成ステップ4bでは、ユーザ端末2からの登録用通知情報Cを受付け、ユーザ端末2が通知を希望する条件、ユーザ端末2への通知方法、およびユーザのID情報を、ユーザ端末2に対応してデータベース5へ記憶させる。
【0158】
次いでルート情報処理ステップ4fを実行する。ルート情報処理ステップ4fでは、受信した登録用通知情報Cによって通知された情報から移動ルートに関する情報を生成する。その後、ユーザ情報登録ステップ4cが実行され、生成した情報をユーザ端末2に対応させてデータベース5へ記憶させる。このとき記憶されるルート情報は、現在地点から到着地点までの経路上の主要地点と、これら地点への到達予定時刻である。また、登録用通知情報Cが、現在の時刻である指示時刻と、現在地点および到着地点と、現在地点から到着地点までの経路上の主要地点と、ユーザ端末2の予想移動速度とからなる場合には、これらの情報をデータベース5へ記憶する。さらにまたルート情報が、現在の時刻である指示時刻と、現在地点から到着地点までの移動経路と、予想移動速度とからなる場合には、これら情報をデータベース5へ記憶する。なお予想移動速度は、予め気象予報システム1に時速40km等の初期設定値を設けておき、ユーザ端末2から予想移動速度の入力がなくても、初期設定値によって自動的に算出できるようにしておく。
【0159】
次いで位置情報判断ステップ4dが実行される。位置情報判断ステップ4dでは、登録用通知情報Cと共に現在地点情報がユーザ端末2からユーザ登録システム4へ送信されてきたので、続けてユーザ位置登録ステップ4eを実行する。ユーザ位置登録ステップ4eでは、受信したユーザの現在地点情報によって表される現在地点をユーザ端末2に対応させてデータベース5へ記憶させる。ユーザ位置登録ステップ4eの処理が終了すると、再び登録受付判断ステップ4aを実行する。
【0160】
またユーザ端末2から現在地点情報のみが送信された場合には、登録受付判断ステップ4aはユーザ端末2から登録用通知情報Cの受信がないので、続けて位置情報判断ステップ4dを実行する。位置情報判断ステップ4dでは、現在地点情報がユーザ端末2から送信されてきたので、受信有りと判断し、ユーザ位置登録ステップ4eを実行する。
【0161】
ユーザ位置登録ステップ4eでは、前述したのと同様に、ユーザ端末2の現在地点をデータベース5へユーザ端末2に対応させて記憶させる。この時、新たに生成した現在地点を既に記憶されていた現在地点と書換えて記憶してもよく、また、次受信するたびに、既に受付けた現在地点とは別に最新の現在地点として記憶してもよい。現在地点の記憶が終了すると、再び登録受付判断ステップ4aを実行する。
【0162】
なおユーザ端末2から情報を受け付けない場合には、ユーザ登録システム4では、登録受付判断ステップ4aが登録用通知情報Cの受信なしと判断して、次いで位置情報判断ステップ4dを実行し、位置情報判断ステップ4dでも現在地点情報の受付なしと判断して再び登録受付判断ステップ4aを実行するので、常に登録用通知情報Cまたは現在地点情報の受付けを監視することとなる。
【0163】
一方、気象情報通知システム1では、実況値データ/予報資料データ監視予測工程31が、前述した実施形態の場合と同様に、予報資料M、実況値Dの各データの受信を監視している。実況値データ/予報資料データ監視予測工程での作用は、第2実施形態等と同じである。
【0164】
気象情報予測処理工程32での作用は、原則的に第2実施形態と同じである。予報情報作成ステップ32dでは、データベース5から登録されたユーザ端末2が通知を希望する地点であるユーザの現在地点情報およびルート情報によって指示される通知希望地点の情報とを取得し、通知希望地点に関するデータおよびその周辺の地形に関するデータと、気象予測ステップ32cで既に作成された気象予測データとに基づいて位置的に補間し、同地点における通知位置気象予測データを作成する。すなわち、予報情報作成ステップ32dでは、ルート情報によって通知された現在地点から到着地点までの経路上の主要地点を通知希望地点とし、希望地点への到達予定時刻の気象を予測して通知位置気象予測データを作成する。同様に、ルート情報が、現在の時刻である指示時刻と、現在地点および到着地点と、現在地点から到着地点までの経路上の主要地点と、ユーザ端末2の予想移動速度とからなる場合には、予報情報作成ステップ32dは、ルート情報によって指示された時刻と予想移動速度とによって、主要地点への到着時刻を算出し、主要地点の到着時刻における気象を予測して通知位置気象予測データを作成する。さらに同様に、ルート情報が、現在の時刻である指示時刻と、現在地点から到着地点までの移動経路と、予想移動速度とからなる場合には、データベース5或いは他の記憶部に記憶された予め定められた主要地点の情報から移動経路上の主要地点の情報を取得し、指示時刻と現在時刻とから移動経路上の予め定められた主要地点への予想到着時刻を算出し、気象予報システム1が予め定める主要地点の予想到着時刻における気象を予測して通知位置気象予測データを作成する。同様に、ユーザ別情報処理工程33も、通知希望地点の情報を現在地点情報とルート情報によって指示される地点として処理する。その他の第3実施形態の作用は、第1実施形態と同じである。
【0165】
第3実施形態によれば、ユーザ端末2では、通常行われるカーナビゲーションシステム等の到着地点および移動ルート等の設定条件と測位システムによって得られる現在地点情報とが、ユーザ端末2が気象予報システム1へ送信する登録用通知情報Cとして使用できるようになるので、通知を希望する気象条件の設定を行うだけで、他のシステムの使用情報である現在地点および移動ルート上の各地点の情報を利用して、同地点における気象情報を得ることができる。
【0166】
また第3実施形態でも、通知希望地点の気象予報と通知を希望する気象条件との一致判断をせずに、現在地点および移動ルート上の各地点に関する気象予報WFを通知してもよい。さらにまた移動ルートを複数設定するよう形成してもよく、この場合にはよりよい気象条件のルートを選択可能となる。
【0167】
第3実施形態において、ユーザ端末2から指示される移動ルート情報の指示する通知希望地点は、ユーザ端末2から緯度および経度の情報として受領するので、その地点の情報として処理するが、ユーザ端末2から移動ルート上の町名等で受領した場合には、同町名の代表地点(例えば同町の中心部)を移動ルート上の情報として処理し、さらに同町名の番地までの情報として受領した場合には同番地の代表地点を通知希望地点として処理する。交差点名によって指示されたときも同様である。また現在地点の情報も同様である。これら地点に関する情報は、ユーザ端末2に備えた測位システムによって異なるため、種々の情報形態に対応可能に形成する。従って気象予報システム1では、これら代表地点がデータベース5或いは他の記憶部に予め記憶されており、ユーザ端末2から受領した情報をその代表地点として処理するように形成する。また通知地点の指示を「町名まで指示する」というように定められた指示方法によって行われるようにしておき、指示された町名の代表地点を採用するように予め形成しておいてもよい。従ってユーザから指示される地点(通知希望地点)は、緯度および経度によって厳密に定められる位置または少なくとも緯度・経度にて指示される位置を含む日本或は世界各地の特定の領域をいい、例えば、関東地方などの地方、東京都などの都道府県、千代田区などの市区町村、大手町などの地域を特定して採用すればよい。勿論、緯度および経度による指示を採用してもよい。
【0168】
なお第1乃至第3の実施形態に表す気象予報システム1では、ユーザ端末2から受領する地点の情報が代表地点を採用するような情報であった場合には、ユーザ登録システム4によって代表地点を生成し、気象情報通知システム3が気象予報を行う際には代表地点の情報として読出し可能としてもよい。また、気象情報通知システム3が通知希望地点を読出した時に気象情報通知システム3によって代表地点の情報を生成するようにしてもよい。
【0169】
なお各実施形態では、気象予報システム1の気象情報予測通知システム3は、最良な構成として、登録用通知情報Cを登録したユーザ端末2に対して予報結果を通知するよう形成するように説明した。上記通知システム3は、ユーザが通知した条件に合致したときに気象予報を通知するように構成されたが、この構成の適用は、本実施形態に係るリアルタイムでの気象予報を行う気象予報システム1に限定されない。また通知の仕方としては、例えば、気象予報システム1への登録用通知情報Cの登録をユーザが使用しているパーソナルコンピュータを利用して行い、気象予報システム1から通知される予報結果は、ユーザの使用しているファクシミリによって提供を受けるというように、登録用通知情報Cを気象予報システム1に登録する端末と気象予報システム1から通知を受ける端末とを異ならせて実施することも可能である。この場合には、ユーザ端末2が気象予報システム1に登録する登録用通知情報Cに、通知希望する端末の種類や電話番号等の通知に必要な情報を予め含めて気象予報システム1に登録し、気象予報システム1では、通知方法判定ステップ34bによって通知方法を判定し、通知処理ステップ34cによって所望の通知方法によって通知するよう処理可能に形成すればよい。
【0170】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明によれば、次の効果を奏する。
【0171】
本発明に係る気象予報システムによれば、気象庁等の外部から予報資料や実況値のデータが受信されない場合であっても、気象予報に必要な基礎データについて予測手段による予測データ等を用意し気象予報を行えるようにしたため、常にリアルタイムで精度の高い気象予報を行うことができる。
【0172】
本発明に係る気象予報システムによれば、ユーザが希望する任意の時点および任意の地点の気象予報を行うことができ、精度の高い気象情報を作成することができる。
【0173】
さらに本発明に係る気象予報システムによれば、気象庁等の外部から予報資料や実況値のデータが受信されない場合であっても、気象予報に必要な基礎データのうちの欠落データについて予測手段によって予測データを用意し気象予報を行えるようにしたため、常にリアルタイムで精度の高い気象予報を行うことができる。
【0174】
さらに本発明に係る気象予報システムによれば、予報資料データと実況値データの両方を受領する度には勿論、予報資料データおよび/または実況値データを受領しないときにも、受領しなかった欠落データについては時系列的傾向(トレンド)に基づいてデータの予測を行い、受領した最新のデータと予測した最新のデータに基づいて気象予報処理を行うことができ、より正確な気象予報による気象情報データを提供することができる。
【0175】
またユーザが気象予報を所望する地点について、予報資料および実況値に地形上の検討を加味して所定間隔の格子点である地点について気象の予報を行い、さらにこれら地点の予報からユーザの希望する地点について補間的に気象予報を行うので、ユーザの希望する地点についての気象予報をより正確に行って気象情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代表的な第1実施形態のシステム構成図である。
【図2】第1実施形態の動作工程を説明するフローチャートである。
【図3】各種の画面例を示し、(a)はユーザ通知情報の登録画面、(b)乃至(e)はユーザへの通知用の表示画面を示す図である。
【図4】気象情報予測通知システムの構成を示すブロック図である。
【図5】リアルタイムによる気象情報の通知のイメージを示す図である。
【図6】ユーザ端末へ通知するユーザ通知情報の表示例を示す説明図である。
【図7】ユーザ通知情報の他の登録画面を示す説明図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態の動作工程を説明するフローチャートである。
【図9】本発明に係る第3実施形態の動作工程を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
NET インターネット通信網
A 気象庁
B 観測所
C 登録用通知情報
M 予報資料
D 実況値
WF 気象予報
1 気象予報システム
2 ユーザ端末
3 気象情報予測通知システム
4 ユーザ登録システム
31 実況値データ/予報資料データ監視予測工程
32 気象情報予測処理工程
33 ユーザ別情報処理工程
34 情報通知処理工程
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides a weather forecasting system.ToIn particular, forecast data obtained in the past even when the forecast data and / or actual value data at that time cannot be obtained from the Japan Meteorological Agency, etc. Real-time weather forecasting is possible by using the forecast information used or other substitute information, and real-time weather forecasting can be performed. When weather information is needed, the weather forecast at that time can always be performed with high accuracy. Weather forecast systemToRelated.
[0002]
[Prior art]
The most common conventional weather forecast (weather forecast) has been a weather forecast released by the Japan Meteorological Agency or a weather forecast released by private weather companies. The Japan Meteorological Agency makes weather forecasts using forecast data and actual data obtained from its own observation facilities. In addition, each private weather company typically makes weather forecasts based on forecast data provided by the Japan Meteorological Agency and actual data delivered from various weather information distribution facilities (such as weather stations). Was. In any case, in principle, weather forecasting is performed based on both forecast data and actual value data, which are basic data for weather forecasting. Depending on the weather, information other than forecast data and actual values may be used.
[0003]
Here, the “forecast material” is forecast information that predicts the transition of each meteorological element at that point based on the numerical information of each meteorological element at each point. As the forecast data, for example, analysis rainfall obtained from meteorological radar observation data, short-term precipitation forecast, guidance forecast, forecast information which is forecast every 3 hours up to 51 hours ahead, and the like have been provided. Note that the forecast data provided by the Japan Meteorological Agency includes predicted value data predicted by the Japan Meteorological Agency. The “actual value” is observation data of each meteorological element observed at each observation point. The actual value is specifically a numerical value of a meteorological element representing the current state of the weather such as precipitation, wind speed, temperature, sunshine, a value observed by a meteorological satellite, or a physical quantity derived from the meteorological element.
[0004]
Each private weather company generally distributes forecast data and actual value data from the Japan Meteorological Agency or meteorological information distribution facilities, taking into account the obtained forecast data and actual value data, Based on a predetermined forecasting method, a weather forecast at each observation point or a weather forecast at a desired observation point was performed.
[0005]
Conventional weather forecast announcements or notifications are as follows. The number of announcements is three times a day (morning, noon, evening) for those announced by the Japan Meteorological Agency. Broadcasting methods such as television and radio were the main methods of presentation. In addition, each weather company announces weather forecasts based on the newly delivered forecast data and actual data each time the forecast data and actual data are distributed from the Japan Meteorological Agency or meteorological information distribution facility. It was done while referring to the forecast data and the actual value data. As a specific method of announcement (notification or notification) of weather forecasts by each weather company, there were broadcasting by television, provision by voice over a telephone line, provision by facsimile transmission, or provision by the Internet. Conventionally, television broadcasting is generally used as a means for providing information related to weather forecasts, so the time for which weather forecasts are made is fixed, and announcements of weather forecasts by private weather companies are also made at a fixed time It was common.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Conventional weather forecasts by meteorological companies are, in principle, only performed when forecast materials and actual values are delivered from the Japan Meteorological Agency or various weather information delivery means, and forecasts given by the Japan Meteorological Agency, etc. at specified times. It was done using data and actual data. Therefore, according to the conventional weather forecast, even if the weather condition which is the actual value changes from moment to moment after the announcement of the weather forecast, the announced weather forecast remains as it is and is not corrected. In addition, once a weather forecast has been released, any time interval that is always (eg, every hour or shorter) based on subsequent more accurate weather information (eg, forecast material and / or actual values). It was repeated and no real-time weather forecasts were announced at any set time.
[0007]
Conventionally, when a weather forecast is made by a weather company, it is based on the forecast data and actual value data obtained before that time. Once the weather forecast is published, it is distributed until the next announcement and then the actual value. Was not added to the weather forecast. Therefore, when forecast data and actual data were not available, weather forecasts were not made in principle.
[0008]
In addition, when it is necessary to make a weather forecast when forecast data and actual values are not available, the last obtained forecast data and actual values, as well as past weather forecasts such as forecast data and actual values before the last acquisition, etc. The weather forecast was made using the data as it was. For this reason, there was a problem that the accuracy related to the information of the obtained weather forecast was very inferior.
[0009]
On the other hand, the conventional weather forecast notification service that can be provided to users from ordinary private weather companies is that when the user wants to provide weather forecasts at a specific time (target time) at a specific point (destination) Either provide a weather forecast for the past announcement time closest to the target time, or provide a weather forecast for a large area including a specific point desired by the user in advance each time the forecast is made. It was. Therefore, as an example of the user's usage mode, the user only wants the desired weather forecast data related to the specific spot and specific time set by the user only when the data related to the weather forecast to be published matches. There was no weather forecast notification service that provided weather forecast data. In the future, a weather forecast notification service that provides a user with a weather forecast that matches a weather condition desired by the user will be required regarding the weather forecast notification at a specific point or the like. Further, it is desirable that such a weather forecast notification service is provided based on a weather forecast system having a system configuration capable of always providing a highly accurate weather forecast in real time.
[0010]
  The present inventionEyesThe objective is to provide a weather forecasting system that can perform more accurate weather forecasting at any time and can create and provide weather forecast data in real time in view of the above problems.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
  The weather forecast system according to the present inventionIsIn order to achieve the above object, the following configuration is provided.
[0013]
  The first weather forecasting system (corresponding to claim 1) includes receiving means for receiving forecast data and / or actual value data (forecast data and / or actual value data) from outside, Prediction data generation means for generating prediction data of document data and / or actual value data, forecast data received by the reception means, actual value data received by the reception means, and prediction data generated by the prediction data generation means Weather information prediction means for predicting and generating weather information data using at least one of the data,In addition, when the forecast information data and actual value data are received by the receiving means, the weather information prediction means performs a weather forecast using the forecast data and the actual value data, and the receiving means receives only the forecast data. If the weather forecast is made using the newly input forecast data and the actual value data predicted by the prediction data generation means, and only the actual value data is received by the receiving means, When the weather data is forecasted using the actual value data input to the forecast data and the forecast data generated by the forecast data generating means, and the forecast data and the actual value data are not received by the receiving means, the forecast data generating means The weather forecast is performed using the forecast data and actual value data predicted byIt is configured to always create weather forecast information at a specific time at a specific point that the user desires to provide. According to this configuration, it becomes possible to create weather forecast information at any time when a weather forecast at an arbitrary time is required for an arbitrary point in a predetermined area, and to perform a weather forecast in real time. Can do. In particular, this real-time weather forecast is performed for each preset point, and can be performed for each point desired by the user.
[0014]
The second weather forecasting system (corresponding to claim 2) preferably includes storage means for storing forecast material data and actual value data prepared in the past in the first system, and a forecast data generating means. Is characterized in that the prediction data is generated based on data stored in the storage means. According to this configuration, it is possible to use data that has been input in the past and stored in the storage means with respect to the creation of the prediction data, and thus the basic data for creating the prediction data for performing real-time weather forecasting can be used. It can be enriched.
[0015]
  The third weather forecasting system (corresponding to claim 3) monitors the weather forecast basic data provided from outside such as the Japan Meteorological Agency and observation stations so that the weather forecast can always be performed, Receiving means that receives actual value data (forecast data and / or actual value data) and received when the receiving means does not receive forecast data and / or actual value data at the set time do not doForecast data and / or live dataWeather information data based on predicted data generating means for generating predicted data, latest forecast data and / or actual value data received by the receiving means, and latest predicted data generated by the predicted data generating means Weather information prediction means for predicting and generatingIn addition, when the forecast information data and actual value data are received by the receiving means, the weather information prediction means performs a weather forecast using the forecast data and the actual value data, and the receiving means receives only the forecast data. If the weather forecast is made using the newly input forecast data and the actual value data predicted by the prediction data generation means, and only the actual value data is received by the receiving means, When the weather data is forecasted using the actual value data input to the forecast data and the forecast data generated by the forecast data generating means, and the forecast data and the actual value data are not received by the receiving means, the forecast data generating means The weather forecast is performed using the forecast data and actual value data predicted byUsing the received latest forecast data and / or actual value data and the latest forecast data, weather forecast information at a specific time at a specific point that the user desires to provide is constantly created. According to the weather forecast system of this configuration, the weather forecast information is always created using the latest received forecast data and / or the actual value data and the latest forecast data, and is relatively compared with the conventional one. Therefore, it is possible to perform highly accurate weather forecasts at short time intervals, and virtually real-time weather forecasts are possible. This real-time weather forecast is performed for each preset point, and can be performed for each point desired by the user.
[0016]
In the above weather forecasting system, even if it is not possible to obtain the information other than the regular time when information such as forecast materials and actual values can be obtained from the Japan Meteorological Agency, etc., it is obtained in the past and stored in the storage means. Predictive processing is performed using data such as forecast data, and weather forecast is possible using data such as forecast data that is considered to be up-to-date. Information can be created.
[0017]
The fourth weather forecast system (corresponding to claim 4) is preferably generated by the forecast data and / or the actual value data received by the receiving means and the forecast data generating means in the third system described above. Storage means for storing the prediction data is provided, and the prediction processing by the prediction data generation means is performed based on a time-series tendency obtained from the data stored in the storage means.
[0019]
  First5Weather forecast system (claims)5In each of the above systems, preferably, the weather information prediction means performs the weather forecast in consideration of the forecast data and / or the actual value data already stored in the storage means by the past input or the like. Configured. In addition to the latest data input from the outside and the predicted data used for missing data for which data could not be input, past data already obtained by input etc. was taken into account, thus further improving the accuracy of weather forecasts It becomes possible to raise.
[0020]
  Other weather forecast systemsThe receiving means for monitoring the weather forecast basic data provided from the outside so that the weather forecast can be performed at all times and inputting the forecast data and / or the actual value data at any set time, and the forecast input by the receiving means Storage means for storing the document data and / or actual value data, and data for retrieving data stored in the storage means for data that is not input when the forecast data and / or actual value data is not input at the set time by the receiving means A weather information predicting means for predicting and generating weather information data based on the latest forecast data and / or actual value data input by the receiving means and the data extracted by the data extracting means; Is provided. In the weather forecast system having the above-described configuration, weather forecast is always performed using the latest input forecast data and / or actual value data and the data extracted from the storage means, thereby creating weather information.
[0021]
  Other aboveAccording to the weather forecast system, missing data that could not be obtained is compensated by using data acquired in the past and stored in the storage means, and the latest data inputted thereby is retrieved from the storage means. It is possible to make a weather forecast with high accuracy using the collected data.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0032]
FIG. 1 is a system configuration diagram according to a first embodiment of a weather forecast system and a weather information notification system according to the present invention, and FIG. 2 is a process of a main part of the weather forecast system and the weather information notification system according to the first embodiment. FIG. 3 is a diagram showing a display screen of a user terminal, FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a weather information prediction notification system, and FIG. 5 is a feature of the weather forecast system of the present embodiment. It is explanatory drawing which shows. 3, (a) represents a screen displayed when registering user notification information, and (b) to (e) respectively represent screens when weather information is displayed.
[0033]
In FIG. 1, a weather forecast system 1 according to the present embodiment receives registration notification information C transmitted from each user terminal 2 of a large number of users who use the weather forecast system 1, and receives registration notification information C. Is configured to notify each user terminal 2 when the weather condition at the point set / registered by is coincident with the weather forecast predicted by the weather forecast system 1. In the above configuration, each of a large number of users is preferably a registered member who has the right to use the weather forecast system 1.
[0034]
In FIG. 1, a weather forecast system 1 is connected to a large number of user terminals 2 via an Internet communication network NET. The weather forecasting system 1 can communicate with each of a large number of user terminals 2 via the Internet communication network NET. The weather forecast system 1 is directly connected to the Internet communication network NET. Each user terminal 2 is connected to the Internet via an Internet provider via a telephone line. The user terminal 2 may be formed so as to be connected to an Internet provider through an optical fiber cable used for cable television.
[0035]
Regarding the connection between the weather forecast system 1 and each user terminal 2, for example, a telephone line, a mobile phone line, data broadcasting, cable television communication, television communication capable of bidirectionally transmitting and receiving information, intranet, personal computer communication, satellite communication For example, they may be connected by a communication network other than the Internet communication network NET.
[0036]
As shown in FIG. 1, the weather forecast system 1 includes a weather information prediction notification system 3 that performs weather information prediction and weather information notification, and a user registration that receives and processes a registration request for registration notification information C from the user terminal 2. The system 4 includes a database 5 that stores registration notification information C and the like from the registered user terminal 2. The weather forecast system 1 receives the registration notification information C, which is the weather condition desired to be notified, from the user terminal 2 via the Internet communication network NET, and provides the data of the forecast material M, and the actual value It is connected to a plurality of stations B that provide data of D via the Internet communication network NET, and receives each data of forecast data M and actual value D. Furthermore, the forecasted weather forecast WF can be transmitted to the user terminal 2.
[0037]
The weather information prediction notification system 3 receives, in principle, each of forecast data M and actual value D given from the outside, performs a weather forecast WF based on these data, and further obtains the weather obtained by the forecast. When the forecast WF matches the condition set in the registration notification information C that has already been received, the user terminal 2 is notified of the match.
[0038]
The registration information C for registration for determining whether the weather information prediction notification system 3 notifies the user terminal 2 of the forecast is received by the user registration system 4 from the user terminal 2 in advance. The received registration notification information C is stored in the database 5. The database 5 stores various information instructed by the registration notification information C corresponding to the user terminal 2 that has registered the information, and when reading from the weather information prediction notification system 3 is desired, The stored information is output to the weather information prediction notification system 3.
[0039]
The database 5 stores in advance information on the topography of each place. The database 5 also outputs information on the terrain around the desired notification point when outputting the information on the point desired to be notified to the weather information prediction notification system 3.
[0040]
Hereinafter, the contents of the forecast material M and the actual value D used in the weather forecast system 1 and the contents of the registration notification information C will be described.
[0041]
The forecast material M is material data for performing a weather forecast. The forecast material M is provided from the outside, such as the Japan Meteorological Agency A or an organization, corporation, and individual that creates information on weather. For example, the forecast data M provided by the Japan Meteorological Agency refers to the predicted values of meteorological elements and physical quantities (vorticity, vertical velocity, etc.) obtained as a result of numerical forecasting based on the observed numerical values of various elements relating to the measured weather. This predicted value is information that predicts the transition of each weather element at that point based on the numerical information of each weather element at each point. The predicted value is, for example, an analysis rainfall amount, a short precipitation forecast, a guidance forecast, or the like that is predicted from a value obtained by analyzing weather radar observation data. The forecast material M is provided by the Japan Meteorological Agency A as predicted values of various meteorological elements at the time every 3 hours up to 51 hours ahead.
[0042]
The actual value D is observation data of each meteorological element observed at each observation point and analysis data obtained by analyzing the observation result. The actual value D is provided from the outside of the Japan Meteorological Agency A or an organization, corporation, and individual that creates information related to the weather. For example, the actual value D provided by the Japan Meteorological Agency A is a numerical value of a meteorological element or a physical quantity derived from the meteorological element that represents the current state of the meteorological conditions such as precipitation, wind speed, temperature, sunshine, and observation values by meteorological satellites. The actual value D is mainly provided from the observation station B of the Japan Meteorological Agency A as an observation value at an observation time at observation facilities installed at intervals of about 20 km in various parts of Japan. The actual value D is used in a pair with the forecast material M. In this embodiment, the actual value D is data from an observation station B such as a weather station provided by the Japan Meteorological Agency A, but may be formed so as to be receivable from an observation station B such as various information distribution facilities related to the weather. . Furthermore, in this embodiment, the actual value D is configured to be received from the observation station B every 10 minutes. However, when the actual value D observed by the observation station B is constantly transmitted, the actual value D is always input. As a result, real-time weather forecasting can be performed.
[0043]
The registration notification information C is information including weather conditions that the user of the user terminal 2 desires to be notified, and is registered in the user registration database 5 through the user registration system 4 in the weather forecast system 1. Notification information C for registration includes use registration point information regarding a point for which notification is desired, precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet information, air pollution information, notification time information, etc. Contains information about the condition. Such notification information C for registration is notified in advance to the weather forecast system 1 and is registered as described above.
[0044]
The “use registration point information” is information relating to a point where notification is desired, and the point where notification is desired is specified by inputting an address. In this case, the usage registration point information is a fixed point. This use registration point information is essential information that is registered by being notified to the weather forecast system 1.
[0045]
In addition, when the user moves by car, the use registration position information specifies a departure point, a departure time, an arrival point, a moving speed, and moves by specifying a point on the moving route on the displayed map. The route may be designated and may be a point on the moving route calculated from the departure time based on the moving speed. In this case, the usage registration position information is constantly changing and is not a fixed point but a moving point. An example regarding the case where the use registration position information is a moving point will be described later. Hereinafter, the point indicated by the use registration position information is also referred to as “notification desired point”. In addition, when the user terminal 2 is equipped with a positioning system such as GPS and is notified of the location of the user terminal 2 that moves and changes as needed, it is recognized as current location information, which is a new location, and stored in the database 5 at any time. .
[0046]
The above "precipitation information" is information on the precipitation level and the proximity distance. The precipitation level indicates the precipitation amount (mm) per hour. The information on the proximity distance indicates the forecast precipitation area at the precipitation level. This is information on a distance desired to be notified when approaching a notification desired point. Therefore,
Precipitation level = 1 mm / hour
Proximity distance = 20km
If it is, it is the precipitation information which instruct | indicates that notification is desired when the precipitation area of 1 mm or more of precipitation falls within 20 Km radius from a notification desired point in 1 hour. In the precipitation information, if the proximity distance is not designated, it is instructed that notification is desired when the precipitation area at the precipitation level reaches the notification desired point. The precipitation information may not be set if notification is not desired.
[0047]
The above “temperature information” is information on the upper temperature limit and the lower temperature limit, and the upper temperature limit indicates the temperature desired to be notified when the expected temperature at the notification desired point is equal to or higher than the indicated temperature. The temperature is indicated as ° C. In this case, the notification is desired when the expected temperature at the notification desired point is 30 ° C or higher. Similarly, the lower temperature limit indicates the temperature at which notification is desired when the temperature at the notification desired point falls below, and is indicated by a temperature, for example, 5 ° C. Indicates that notification is desired when the predicted temperature falls below 5 ° C. For example, temperature information
Upper temperature limit = 30 ° C
Lower temperature limit = 5 ° C
And so on. It should be noted that the temperature information may only be set to either an upper limit or a lower limit, and may not be set if notification is not desired.
[0048]
The above "wind speed information" is information on the wind speed upper limit and wind speed lower limit. Like the temperature information, when the expected wind speed at the notification desired point is higher than the wind speed upper limit, and the expected wind speed is lower than the wind speed lower limit. In this case, it indicates that notification is desired, and the wind speed (m / sec) is indicated. For example,
Wind speed upper limit = 15m / sec
Wind speed lower limit = 3m / sec
And so on. In this case, it means that notification is desired when the wind speed at the notification desired point is 15 m / sec or more or 3 m / sec or less. As with the air temperature information, either the upper limit or the lower limit may be set for the wind speed information, or it may not be set if notification is not desired.
[0049]
The above-mentioned “humidity information” is information about humidity, and like the temperature information, the lower limit and the upper limit of the humidity desired to be notified, for example,
Humidity upper limit = 85%
Humidity lower limit = 30%
And so on. In this case, it means that notification is desired when the humidity forecast at the notification desired point is 85% or more or 30% or less. Similarly to the temperature information, the humidity information may be set only to the upper limit or the lower limit of the expected humidity, or may not be set if notification is not desired.
[0050]
As with the temperature information, the above “wave information” also sets the upper and lower limits of the wave height at the point where notification is desired.
Wave height upper limit = 5.5m
Wave height lower limit = 1.0m
And so on. In this case, it means that notification is desired when the wave height at the notification desired point is 5.5 m or more or 1.0 m or less. As for the wave information, either an upper limit or a lower limit may be set, or may not be set if notification is not desired.
[0051]
The above “pollen information” is a condition regarding the amount of pollen scattering, and sets an upper limit and a lower limit of the amount of pollen scattering. Pollen scattering amount is expressed by the number of pollen per unit area.
Pollen scattering amount upper limit = 10 / cm2/Day
Pollen scattering lower limit = 5 / cm2/Day
And so on. In this case, the amount of pollen scattering at the notification desired point is 10 / cm.2/ Day or more or 5 / cm2This means that you want to be notified if less than / day. As with the temperature information, the pollen information may only be set to either the upper limit or the lower limit, and may not be set if notification is not desired.
[0052]
The “ultraviolet information” is information relating to the amount of ultraviolet rays irradiated to the notification desired point, and is also performed by setting the upper limit and the lower limit ultraviolet rays. The amount of ultraviolet light is in units of Cal / cm.2For example,
Ultraviolet ray upper limit = 1.0 Cal / cm2
Ultraviolet ray lower limit = 0.5 Cal / cm2
And so on. In this case, the amount of ultraviolet rays at the notification desired point is 1.0 Cal / cm.2In the above case or 0.5 Cal / cm2Indicates that notification is desired in the following cases. The ultraviolet ray information may be set only at an upper limit or a lower limit, and may not be set when notification is not desired.
[0053]
The above “air pollution information” is information relating to the diffusion of nitrogen oxides in the atmosphere, and an upper limit of the concentration of nitrogen oxides in the atmosphere is set at the notification desired point. For example,
Nitrogen oxide concentration = 30 ppb
And so on. In this case, it indicates that notification is desired when the concentration of nitrogen oxides in the atmosphere at the notification request point is 30 ppb or more. The air pollution information may not be set if notification is not desired.
[0054]
The above “notification time information” is the number of hours before the expected time when a weather forecast that meets the conditions set by each information such as temperature information and precipitation information occurs. Information on whether or not
Notification time = 1 hour before
And so on. In this case, for example, if the upper temperature limit is set to 30 ° C. or higher according to the temperature information, and the time when the highest temperature is 30 ° C. or higher in the weather forecast of the notification desired point is predicted as 3 pm, 1 hour before 3:00 pm, that is, 2:00 pm is notified that “maximum temperature is 30 ° C. after 1 hour”. If the notification time information is not specified, when a weather forecast that matches the conditions set by the temperature information or the like occurs at the notification desired point, the time and the forecast are notified.
[0055]
In addition, the conditions related to the weather for which notification is desired are described as precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet information, and air pollution information. Information on weather and environment with observation values such as information and soil information may be included.
[0056]
The weather forecasting system 1 is configured by a computer system that includes a CPU, a monitor, a memory, and a storage device such as a hard disk, although not described in detail. The weather forecast system 1 may be configured by a plurality of computer systems according to the number of user terminals 2 handled by the weather forecast system 1, the range for performing weather forecast, and the like.
[0057]
The user terminal 2 includes a computer system that includes an input unit, an information processing unit, and an output display. The user terminal 2 is connected to the Internet communication network NET. When the user terminal 2 requests the weather forecast system 1 to notify the weather forecast WF, the user terminal 2 transmits registration notification information C to the weather forecast system 1 via the Internet communication network NET. According to the registration notification information C transmitted by the user terminal 2, from among the desired notification point, precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet information, air pollution information, and notification time information. Notify the conditions desired by the user.
[0058]
An example set and registered by the notification information C for registration by the user terminal 2 is shown in FIG. The screen shown in FIG. 3A is displayed when the user terminal 2 is connected to the weather forecasting system 1 via the Internet communication network NET and during the procedure for registering a user ID or the like for identifying the user terminal 2. It is an example displayed on 2 displays (not shown). According to this display example, the location where the user wishes to be notified of weather information is entered in the “Register Location” input field 51, and the precipitation area approach distance that he / she wishes to notify is entered in the “Registration Distance for Precipitation Notification” input field 52. The amount of precipitation desired to be notified when approaching the precipitation area approach distance is notified to the “Notification Precipitation Intensity Level Registration” input field 53, and the upper limit temperature desired to be notified is notified to the “Air Temperature Notification Upper Limit” input field 54. Is input to the “temperature notification lower limit” input field 55 and transmitted to the weather forecast system 1, so that the weather forecast system 1 receives the notification information C for registration.
[0059]
The conditions shown in FIG. 3A are exemplified as conditions for requesting notification of the approaching precipitation area distance and precipitation amount at the notification point, the upper limit temperature, and the lower limit temperature among the information that can be notified by the weather forecast system 1. It may be formed so as to set various conditions such as precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet information, air pollution at the notification point.
[0060]
FIGS. 3B to 3E show screens displayed on the user terminal 2 when the weather forecast system 1 notifies the user terminal 2 of the weather forecast WF, and FIG. 3 (c) shows the information to be displayed when the forecast coincides with the “notified precipitation intensity level registration” information, and FIG. 3 (d) shows the registered point. Represents the information to be displayed when the wind speed is predicted to be 20 m / sec or more, and FIG. 3E represents the information to be displayed when the temperature notification upper limit at the registration point is predicted to be 30 ° C. or more. .
[0061]
In this embodiment, the user terminal 2 will be described as a computer system. However, the user terminal 2 can be connected to a communication network connected to the weather forecast system 1, and the registration notification information C is sent to the weather forecast system 1. As long as the weather forecast WF can be received from the weather forecast system 1, it may be formed by other means such as a facsimile, a television system capable of two-way communication, and a mobile phone.
[0062]
Next, the weather forecast system 1 according to the first embodiment will be described in more detail.
[0063]
As described above, the weather forecast system 1 includes the weather information prediction notification system 3, the user registration system 4, and the user registration database 5. The configuration of the weather information prediction notification system 3 will be described in more detail. As shown in FIG. 4, the actual value data / forecast material data monitoring / prediction unit 101, the weather information prediction processing unit 102, the information processing unit 103 for each user, And a notification processing unit 104. With respect to the function of each of these components, as shown in FIG. 2, the actual value data / forecast material data monitoring / predicting unit 101 performs the actual value data / forecast material data monitoring / predicting step 31, and the weather information prediction processing unit 102 executes the weather information prediction processing step 32, the information processing unit 103 for each user executes the information processing step 33 for each user, and the information notification processing unit 104 executes the information notification processing step 34.
[0064]
In FIG. 2, the registration process performed in the user registration system 4 includes a registration acceptance determination step 4a, an individual information creation step 4b, and a user information registration step 4c. The registration acceptance determination step 4a of the user registration system 4 is a step for monitoring whether or not registration notification information C is received from the user. If registration notification information C is received, an individual information creation step is performed. 4b is executed, and if there is no acceptance, the registration acceptance determination step 4a is executed again to monitor whether or not there is acceptance. The individual information creation step 4b is a step for creating individual information by receiving notification notification points for registration consisting of a desired location for notification from the user terminal 2, conditions for requesting notification, a notification method to the user terminal 2, and ID information. In the user information registration step 4c, the individual information created in the individual information creation step 4b is stored in the database 5 corresponding to the user terminal 2.
[0065]
The database 5 stores the individual information created by the individual information creation step 4b. In this embodiment, since the notification is performed to the user terminal 2 when the weather condition for which notification is desired and the weather forecast coincide with each other for the notification desired point, the registration notification information C requests notification. The information about the weather condition is included, but when the weather forecast WF regarding the notification desired point is always notified, the registration notification information C does not need to include the information regarding the condition desired to be notified. Therefore, the form of the notification information C for registration varies depending on the form in which the weather forecast system 1 notifies the user terminal 2.
[0066]
Next, the operation | movement in each process by the weather information prediction notification system 3 is demonstrated.
[0067]
The actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31 includes an actual value data reception confirmation step 31a, an actual value data reception processing step 31b, an actual value data analysis step 31c, an actual value data prediction step 31d, and reception of forecast material data. It consists of a confirmation step 31e, a forecast material data reception processing step 31f, a forecast material data analysis step 31g, and a forecast material data prediction step 31h. Steps 31a, 31b, 31c, and 31d are steps relating to the actual value D data. Steps 31e, 31f, 31g, and 31h are steps relating to the data of the forecast material M.
[0068]
The actual value data reception confirmation step 31a is a step for determining whether or not the data related to the actual value D has been received. If there has been reception, the actual value data reception processing step 31a is executed, and there has been no reception. In this case, the actual value data prediction step 31d is executed.
[0069]
The actual value data reception processing step 31b is executed when the actual value data reception confirmation step 31a confirms reception of data related to the actual value D, and receives the transmitted actual value D data and stores it (not shown). Memorize temporarily.
[0070]
The actual value data analysis step 31c is executed subsequent to the reception processing step 31b so that the data of the actual value D received in the actual value data reception processing step 31b can be used as data for prediction performed in the weather information prediction processing step 32. This is the step of data processing. The analysis data of the actual value D analyzed in step 31c is stored in the storage unit. The analysis data analyzed at this time may be stored in the database 5 or may be stored in a storage unit (not shown) provided elsewhere. The stored actual value D data is stored together with the received time, and can be used later as already stored actual value D data.
[0071]
The actual value data prediction step 31d is executed following the reception confirmation step 31a according to the reception timing when the actual value data reception confirmation step 31a does not confirm the reception of the actual value D data. The actual value data prediction step 31d is a step of predicting the actual value D at the current time from the actual value D data that has already been received and stored in the storage device. The prediction of the actual value D performed in the actual value data prediction step 31d is based on the data of the actual value D received last and the series of actual values D received before that. Predict. Therefore, the predicted actual value D is obtained by processing each data element over time. That is, actual value data is predicted based on a time-series trend (trend). The actual value data obtained by the prediction at this time may be stored in the database 5 or may be stored in another storage unit.
[0072]
The forecast material data reception confirmation step 31e is a step of determining whether or not the data related to the forecast material M has been received. If there is reception, the forecast material data reception processing step 31f is executed, and no reception has been received. In this case, the forecast material data prediction step 31h is executed.
[0073]
The forecast material data reception processing step 31f is executed when the reception confirmation step 31e confirms reception of the data of the forecast material M, receives the data of the forecast material M to be transmitted, and temporarily stores it in the storage unit.
[0074]
The forecast material data analysis step 31g is executed subsequent to the reception processing step 31f, and performs data processing so that the data of the forecast material M received in the reception processing step 31f can be used as the prediction material performed in the weather information prediction processing step 32. It is a step. The analysis data of the forecast data M analyzed in the forecast data analysis step 31g is stored in a storage unit (not shown), and may be stored in the database 5 in the same manner as the analysis data of the actual value D in the actual value data analysis step 31c. Alternatively, it may be stored in a storage unit provided elsewhere. The stored data related to the forecast material M is stored together with the received time, and can be used as the data of the forecast material M already stored later.
[0075]
The forecast material data prediction step 31h is executed in accordance with the reception timing when the forecast material data reception confirmation step 31e does not confirm the reception of the data of the forecast material M. The forecast material data prediction step 31h is a step for predicting the forecast material M at the current time from the already received data of the forecast material M. Prediction of the forecast material M performed in the forecast material data prediction step 31h is based on the prediction data M received last and the data of the forecast data M received before that. To do. Therefore, the predicted forecast material M is obtained by processing each data element with time. That is, the forecast material data is predicted based on a time series trend. At this time, the data obtained by the prediction may be stored in the database 5 or may be stored in another storage unit provided.
[0076]
In the above embodiment, when the flowchart of the weather information prediction notification system 3 shown in FIG. 2 ends, the flowchart is immediately executed again. Therefore, new forecast data M and actual value D data are always received at a fixed timing, or both forecast data M and actual value D data ("forecast data and (Or (and / or) actual value data ”is not received), at the reception timing, the data not received is predicted based on a time-series trend to obtain prediction data. .
[0077]
Further, the prediction material data and / or the actual value D when the forecast material data and / or the actual value data are not received may be predicted every predetermined interval such as every five minutes. In this case, the above-described reception confirmation steps 31a and 31e monitor the unreceived state elapsed time of the data of the forecast data M or the data of the actual value D that is originally provided from the outside (such as the Japan Meteorological Agency A). The actual value data prediction step 31d may be executed after the elapse of time, and the forecast material data prediction step 31f may be executed subsequently.
[0078]
Also, when the data of the actual value D is received within the unreceived state for less than 5 minutes, the processing after the reception process step 31b is performed, the monitoring time of the unreceived state is counted from 0, and the unreceived state is similarly set. When the data of the forecast material M is received in less than 5 minutes, the data prediction step 31d is executed, and then the reception confirmation step 31e to the data analysis step 31g are executed.
[0079]
As described above, according to the actual value data / forecast data monitoring / prediction process 31, the weather forecast basic data provided from the outside is provided so that the weather forecast can be performed at any time (any time interval or any set time). Is monitored at an appropriate timing so that forecast data (M) and / or actual value data (D) is received (input) at an arbitrary set time, and forecast data and / or actual value data is not received. Sometimes, prediction data is generated for data that has not been received (missing data).
[0080]
Next, a weather information prediction processing step 32 is performed. The weather information prediction processing step 32 includes a monitoring position reading step 32a, an analysis processing step 32b, a weather prediction step 32c, and a prediction information creation step 32d.
[0081]
The monitoring position reading step 32 a is executed following the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31. The monitoring position reading step 32a acquires information on all points where weather prediction is possible and information on the topography of these points (hereinafter referred to as “topography information”). Information on all the points that can be monitored and terrain information acquired at this time are stored in advance in the database 5 and acquired from the database 5. Information on all points that can be monitored and terrain information may be acquired from a storage unit provided in addition to the database 5.
[0082]
The analysis processing step 32b is executed subsequent to the monitoring position reading step 32a, and has already been obtained with the forecast material data (M) and the actual value data (D) obtained in the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31. For example, the trend of weather change up to 51 hours ahead (in this case, “meteorological change trend” is the time when only the live weather value that is continuously monitored) Create weather change trend data that calculates serial and quantitative changes). As described above, the forecast material data and / or the actual value data acquired in the actual value data / forecast data data monitoring / predicting step 31 are based on the prediction of the received forecast data and / or the actual value data and the data not received. It consists of forecast data and / or actual value data obtained.
[0083]
In the analysis processing step 32b, meteorological change trend data is created for all points that can be forecasted by the weather forecasting system 1. In this embodiment, the forecastable points of the weather forecasting system 1 are all over Japan, and the latitude and longitude grid points when the various parts of Japan are divided into a grid pattern, for example, every about 20 km in the direction of latitude and longitude, change in weather. Create trend data. These data may be created for all areas by a single computer, or may be created by assigning and dividing regions for each of a plurality of computers, or a desired point may be sequentially assigned to a plurality of computers. Allocation may be created, and any means may be used as long as data for the entire region can be created. Furthermore, the area for which the weather change trend data is requested is not limited to the whole of Japan, but may be a narrow area such as the Kanto region or the whole world.
[0084]
Next, the weather prediction step 32c is executed following the analysis processing step 32b, and the time-series change and the quantitative change of the weather at the point represented by each of the lattice points described above are generated by the weather change tendency data generated in the analysis processing step 32b. And prediction data M and actual data D. Here, “each data of the forecast material M and the actual value D” is the forecast material data and the actual value data acquired in the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31. As described above, this is the received forecast material data and / or the actual value data, and the forecast material data and / or the actual value data obtained by the prediction for the data not received. The data predicted by the weather prediction step 32c is a time-series change and a quantitative change of the weather predicted for the points of the lattice points in all the regions where the weather prediction system 1 can predict, and the latitude and longitude of each place in Japan. The weather forecast data at the lattice points of latitude and longitude when divided in a grid pattern every about 20 km in the direction of.
[0085]
The details of the weather prediction performed in the weather prediction step 32c are as follows.
[0086]
When both the data of the forecast data M and the data of the actual value D are input to the actual value data / forecast data monitoring / prediction process 31 of the weather information prediction notification system 3, the actual value data analysis step 31c is performed in the weather prediction step 32c. The actual value data (D) analyzed and stored by the prediction data, and the prediction data (M) analyzed and stored by the prediction data analysis step 31g, and previously input and stored (or “already input The analysis process is performed with the forecast data M and the actual value D.
[0087]
When only the data of the forecast data M is input to the actual value data / forecast data monitoring and prediction step 31 of the weather information prediction notification system 3, in the weather prediction step 32c, the actual value predicted and stored by the actual value data prediction step 31d. Analysis processing is performed using the value data, the forecast data analyzed and stored in the forecast data analysis step 31g, and the forecast data M and the actual value D that have been previously input and stored.
[0088]
When only the actual value D data is input to the actual value data / forecast data monitoring / prediction process 31 of the weather information prediction / notification system 3, the actual value data analysis step 31c analyzes and stores the actual value D data. Analysis processing is performed using the actual value data, the prediction material data predicted in the prediction material data prediction step 31h, and the forecast material M and the actual value D that have been previously input and stored.
[0089]
Further, when neither the forecast data M nor the actual value D is input to the actual value data / forecast data monitoring / prediction process 31 of the weather information prediction notification system 3, the actual value data prediction is performed in the weather prediction step 32c. Analysis processing is performed based on the actual value data and the prediction material data predicted in step 31d and the prediction material data prediction step 31h, and the forecast material M and the actual value D that have been input and stored previously.
[0090]
The weather prediction process by the weather prediction step 32c can be changed as follows.
[0091]
When each data of the forecast material M and the actual value D is newly input, the analysis process may be performed only with the newly input forecast material M and the actual value D data. Similarly, when only the data of the actual value D is newly input, the analysis processing can be performed only by the newly input actual value D data and the predicted forecast data M data. Similarly, when only the data of the forecast material M is newly input, the analysis processing may be performed only with the newly input data of the forecast material M and the data of the predicted actual value D. Similarly, when each data of the forecast material M and the actual value D is not input, the analysis process may be performed only by the predicted data M and the actual value D data. As described above, the forecast material M and the actual value D data that have been input and stored before can be used together with the analysis processing in the weather prediction step 32c. Thereby, analysis processing can be performed in a short time, and even when the number of user terminals 2 using the weather forecast system 1 becomes large, the current weather forecast system 1 can cope.
[0092]
As described above, according to the weather prediction step 32c (weather information prediction means), the latest forecast material data and / or the actual value data input by the receiving means, the latest forecast data generated by the prediction data generating means, Is used to predict the weather (meteorological information data). In other words, the weather forecast can be always made using the latest forecast material data and / or actual value data that has been input and the latest forecast data that has not been input. With such a configuration, a real-time weather forecast can be performed.
[0093]
Furthermore, as a system capable of performing real-time weather forecasting, as a general configuration, at least one of forecast data, actual value data, and forecast data obtained by prediction in the above-described weather forecasting step is stored. It is possible to always create weather information by performing analysis processing under appropriate combinations using this data as basic data for predictive analysis. It is not necessary to predict data that is not received only when forecast data and / or actual value data that should be provided from the outside at the specified time is not received. It is also possible to prepare and prepare as prediction data by predicting and analyzing the data. As described above, the weather forecast information can be created in real time as shown in FIG.
[0094]
In the weather prediction step 32c, it is possible to perform the analysis process by any combination (256 combinations are assumed) that are possible based on each basic material. For example, information that has already been input and stored can be used together only when the actual value data prediction step 31d and / or the forecast material data prediction step 31h are predicted. As a result, the analysis time can be shortened, the analysis accuracy can be improved, and a weather forecast in real time can be performed.
[0095]
The prediction information creation step 32d creates weather prediction data of a desired point of notification from the weather prediction data of all regions created in the weather prediction step 32c. That is, the weather prediction data created in the prediction information creation step 32d is the weather forecast data of a point (not limited to a grid point) that the user terminal 2 desires to report from the weather forecast data already created at the grid point. Based on the data related to the notification desired point and the surrounding terrain, as well as the weather forecast data around the notification desired point, the position is interpolated from the lattice points of latitude and longitude when divided into the above grid pattern It is the notification position weather prediction data to be. The notification position weather prediction data obtained in this way is created for the points indicated by all the registration notification information C registered in the database 5. Therefore, the notification position weather prediction data generated in the prediction information generation step 32d is the weather prediction data of a point desired by the user terminal 2.
[0096]
The user-specific information processing step 33 includes a notification information reading step 33a, a notification determination step 33b, and a notification information creation step 33c.
[0097]
In the notification information reading step 33a, the registration notification information C stored in the database 5 is read. That is, in the notification information reading step 33a, each information (precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, etc.) at the notification desired point indicated by all the registration notification information C registered in the database 5 by each user terminal 2. Wave information, pollen information, ultraviolet information, air pollution information, notification time information).
[0098]
The notification determining step 33b includes precipitation information, temperature information, and wind speed information at the notification desired point indicated by the notification position weather prediction data generated in the prediction information generation step 32d and the registration notification information C read in the notification information reading step 33a. , Humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet light information, air pollution information, notification time information, various information such as the former weather forecast data and precipitation information indicated by the registration notification information C for the same point It is determined whether or not any of the above matches. If the judgment results match, the notification information creation step 33c is subsequently executed. If they do not match, the process returns to the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31 again. As long as the notification determination step 33b determines that they do not match, the actual data / forecast material data monitoring / prediction step 31, the weather information prediction processing step 32, the notification information reading step 33a, and the notification determination step 33b are repeated. In this embodiment, the notification determination step 33b is formed so as to determine whether or not any of the various types of information are matched. However, the notification determination step 33b may be configured to be able to determine whether or not some of the various types of information are matched. Good.
[0099]
In the notification determination step 33b, since the weather forecast is frequently performed at relatively short time intervals, the registration notification information C and the weather forecast are consistent each time the weather forecast is performed, and the notification to the user terminal 2 is frequently performed. The result of notification determination is stored for each user terminal 2 so as not to be performed, and it is determined that notification is not performed even when the result of notification determination matches the result of previous notification determination. Composed. Therefore, even if the user terminal 2 in which the weather condition matches the weather forecast as a result of the notification determination, if the previous determination result matches, it is determined not to notify the user terminal 2 of the weather forecast WF. To do. Even if the weather condition and the weather forecast do not match as a result of the notification judgment, if the previous judgment result matches, the fact that the weather forecast is different from the weather condition and the notification is canceled is notified. Can be judged. When it is determined that the notification that the notification has been canceled is to be performed, that fact is stored in correspondence with the user terminal 2. The storage area may be the database 5 or a separate storage unit that can be temporarily stored.
[0100]
The notification information creation step 33c is executed subsequent to the notification determination step 33b when it is determined that the notification determination step 33b matches, or when the notification determination result does not match but matches the previous time. User notification information that is actually notified to the user terminal 2 is generated from the notification position weather prediction data generated in the prediction information generation step 32d that matches the information C. In addition, if the notification determination result does not match but matches the previous time, it can be notified that the notification state has been released.
[0101]
The user notification information created in the notification information creation step 33c is the weather forecast WF to be notified to the user terminal 2, and the user understands the data related to the registration notification information C specified by the user as shown in FIG. A screen to be displayed as easy-to-use information can be formed. The user notification information shown in FIG. 6 is a screen for notifying the weather information when the notification information C for registration specified by the user has a precipitation amount of 5 mm or more at a notification desired point (registration point). It is a screen created assuming the case of, and is notified when the notification position is “Narita Airport” and the precipitation is “5 mm” or more. In addition to these pieces of information, the display screen shown in FIG. 6 is an example in which the actual value time used for the forecast and the weather / temperature / precipitation amount at each time at the notification desired point (registered point) are sequentially displayed. . The display screen example shown in FIG. 6 is displayed by sequentially changing the display screen from the left screen in the figure to the right screen by operating a predetermined operation button of the user terminal 2. In addition, when notifying that the notification state has been canceled or when there is precipitation that matches the weather conditions, it may be notified by an image such as a mark indicating that it is clear or there is precipitation, It may be notified as a sentence, or may be notified by an image and a sentence.
[0102]
The information notification processing step 34 is a step of referring to the database 5 and notifying the user notification information created in the notification information creation step 33c to the notification destination designated by the user. After the processing by the information notification processing step 34, the process returns to the actual data / forecast data monitoring / prediction step 31 again. In the information notification processing step 34, when there are a plurality of user terminals 2 to be notified and information to be notified, the user notification information is notified to the user terminal 2. The information notification processing step 34 includes a user information reading step 34a, a notification method determination step 34b, and a notification processing step 34c.
[0103]
In the user information reading step 34 a, the registration information of the user terminal 2 that notifies the user notification information created in the notification information creation step 33 c is read from the database 5. That is, in the user information reading step 34a, information about the transmission destination to the user terminal 2 that transmits the user notification information from the database 5 is read. In the user information reading step 34a, the communication method desired by the registered user terminal 2, that is, whether the user terminal 2 is connected to the Internet communication network NET and the user terminal 2 wishes to transmit information is met by the weather forecast system 1 Whether the user terminal 2 comes to the weather forecast website opened in the future, whether the user terminal 2 is a mobile phone and wants to transmit to the mobile phone of the user terminal 2 through the mobile phone data communication line, or the user terminal 2 It can be read whether transmission is desired to the mobile phone or to the mobile phone designated by the user terminal 2 or the normal phone through the voice communication line. In addition, when transmitting to a user's mobile phone or a mobile phone designated by the user or a normal phone through a voice communication line, the case where a call is made from the user to request weather information by voice is included. In the weather forecast system, an automatic voice system or a call center responds to a phone call made by a user.
[0104]
The notification method determination step 34b is a step of determining what method is used for the communication method to the user terminal 2 read by the user information reading step 34a.
[0105]
In the present embodiment, as described with reference to FIGS. 3B to 3E, the user terminal 2 is a personal computer connected to the Internet communication network NET, and the weather forecast system 1 notifies the user terminal 2 of the Internet. A case where transmission is performed through the communication network NET will be described as an example.
[0106]
The notification processing step 34c is a step of performing processing for distributing user notification information (weather forecast WF for the user terminal 2) by the notification method determined by the notification method determination step 34b. In this embodiment, in the notification processing step 34c, user notification information forming a notification screen as exemplified in FIGS. 3B to 3E is transmitted to the Internet address of the user terminal 2.
[0107]
Note that the user terminal 2 is a mobile phone, and the mobile phone of the user terminal 2 connects to a weather forecast website provided by the weather forecast system 1 and browses the user notification information (the weather forecast WF for the user terminal 2), thereby providing the weather. It is also possible to receive forecast notifications. As described above, this can be desired by the user himself as a communication method desired by the registered user terminal 2. In such a case, preferably, a notification screen as exemplified in the screen displayed on the mobile phone of the user terminal 2 shown in FIG. A web page is provided so that it can be browsed and displayed using the ID information such as the mobile phone number stored in correspondence with 2 as a key, and when the mobile phone as the user terminal 2 is connected to the website, the mobile phone It is configured to allow ID information such as a number to be viewed using a key. Of course, the browsing ID information is stored in the database 5 in correspondence with the user terminal 2 consisting of a personal computer connected to the Internet communication network NET, so that the personal computer can also be used for the user terminal 2 consisting of a personal computer. You may enable it to browse the web page corresponding to the user terminal 2 consisting of.
[0108]
Next, operations and usage methods of the weather forecast system and the weather information notification system according to the present embodiment having the above-described configuration will be described.
[0109]
In the following example, the user terminal 2 is a personal computer and is connected to the weather forecast system 1 via the Internet communication network NET. The user notification information from the weather forecast system 1 to the user terminal 2 is transmitted to the Internet communication network. A case where transmission is performed by NET will be described as an example. In addition, as shown in FIG. 3A, the weather forecast that the user terminal 2 wishes to notify is the approaching precipitation area distance “20 km” and the precipitation amount “30 mm / h” at the notification point “Sakuradai, Nerima-ku, Tokyo” The upper limit temperature “30 ° C.” and the lower limit temperature “5 ° C.” will be described as an example.
[0110]
The user terminal 2 connects to the weather forecast system 1 and registers registration notification information C. That is, when the user terminal 2 connects to the weather forecast system 1 via the Internet communication network NET, the user terminal 2 is connected to the user registration system 4. In the user registration system 4, since the registration notification information C is received from the user terminal 2, the registration reception determination step 4a determines that “acceptance is present (user access is present)”, and then the individual information creation step 4b is performed. Executed. In the individual information creation step 4b, registration notification information C from the user terminal 2 is received, the conditions that the user terminal 2 desires to notify, the notification method to the user terminal 2, and ID information corresponding to the user terminal 2 in the database 5 Remember me. That is, information on the screen shown in FIG. 3A is transmitted to the user terminal 2 to be displayed on the user terminal 2, and the user terminal 2 approaches the notification point “Sakuradai, Nerima-ku, Tokyo” at a predetermined location on the screen. A communication method and a user terminal 2 in which the user terminal 2 wishes to be notified by inputting the precipitation area distance “20 km”, the precipitation “30 mm / h”, the upper limit temperature “30 ° C.”, and the lower limit temperature “5 ° C.” Is transmitted to the weather forecasting system 1 together with ID information such as an Internet mail address for identifying. Then, in the individual information creation step 4b, in response to the received user terminal 2, the notification method (in this embodiment, notification by Internet mail), mail address, and notification point “Sakuradai, Nerima-ku, Tokyo” Individual information including the approaching precipitation area distance “20 km”, the precipitation “30 mm / h”, the upper limit temperature “30 ° C.”, and the lower limit temperature “5 ° C.” is created. Next, the user information registration step 4 c stores the individual information created in the individual information creation step 4 b in the database 5.
[0111]
The user registration notification information C is received from the user terminal 2 at any time, and each of the plurality of users is registered through the plurality of user terminals 2.
[0112]
On the other hand, in the weather information prediction / notification system 3, the reception confirmation step 31a of the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31 monitors the reception of the actual value D data, and the actual value D is transmitted. Then, it is determined that there is a reception, and the reception processing step 31b is executed. In the reception processing step 31b, the transmitted actual value D data is received and temporarily stored, and then the data analysis step 31c is executed. In the data analysis step 31c, the data of the actual value D received in the reception processing step 31b is subjected to data processing so that it can be used as a prediction material performed in the weather information prediction processing step 32.
[0113]
If it is determined that the actual value D has not been received, the actual value data prediction step 31d is executed. In the prediction step 31d, the actual value D at the current time is predicted from the already received forecast material M or actual value D. The prediction of the actual value D performed in the data prediction step 31d is performed based on the prediction data M and the actual value D data received last and the prediction data M and the actual value D data received before that. Prediction at time. Therefore, the data of the predicted actual value D is predicted based on a time-series trend (trend). When the prediction step 31d is completed, the reception confirmation step 31e is subsequently executed.
[0114]
In the reception confirmation step 31a, the reception of the data of the forecast material M is monitored. When the data of the forecast material M is transmitted, it is determined that the data has been received, and the reception processing step 31f is executed. In the reception processing step 31f, the data of the forecast material M to be transmitted is received and temporarily stored, and then the data analysis step 31g is executed. In the data analysis step 31g, the data of the forecast material M received in the reception processing step 31f is processed so that it can be used as the material for the prediction performed in the weather information prediction processing step 32.
[0115]
When it is determined that the data of the forecast material M is not received, the forecast material data prediction step 31h is executed. In the prediction step 31h, the forecast material M at the current time is predicted from the already received forecast material M or actual value D data. The prediction of the forecast material M performed in the prediction step 31h is based on the forecast data M and the actual value D data received last and the forecast data M and the actual value D data received before that time. Prediction. Accordingly, the data of the forecast material M to be predicted is predicted based on a time-series trend (trend).
[0116]
Subsequently, the monitoring position reading step 32 a of the weather forecast prediction processing step 32 is executed following the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31. In the monitoring position reading step 32a, all the desired notification point information registered by the user terminal 2 and the terrain information around the point are read from the database 5. Subsequently, the analysis processing step 32b is executed. In the analysis processing step 32b, weather change trend data is created from the newly acquired forecast data M or actual value D data and the already acquired past forecast data M and actual value D data.
[0117]
Subsequently, the weather prediction step 32c is executed. Details of the weather forecast performed in the weather forecast step 32c are as described above. In summary, when [1] Forecast data M and actual data D are newly entered, [2] Only data of forecast data M is newly entered, and actual data D is not entered. [3] When only the data of the actual value D is newly input and the data of the forecast material M is not input, [4] Each of the cases when the data of the forecast material M and the actual value D is not newly input As described above, the analysis material used in is selected in advance from a predetermined number of combination patterns and set in the weather forecast system 1, and the weather prediction step 32c performs analysis using the analysis material set in each case. Process.
[0118]
Subsequently, forecast information creation step 32d is executed. In the forecast information creation step 32d, the registered user terminal 2 obtains information on the point to which notification is desired from the database 5, and has already been created in the weather forecast step 32c. Based on the meteorological prediction data, the position is interpolated to create the notification position weather prediction data at the same point.
[0119]
When the processing in the weather forecast prediction processing step 32 is completed, the user-specific information processing step 33 is executed. First, the notification information reading step 33a is executed. In the notification information reading step 33a, precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, wave information, pollen information, ultraviolet ray information, air pollution information, instructed by all the registration notification information C stored in the database 5, Read weather conditions such as notification time information.
[0120]
Next, a notification determination step 33b is executed. In the notification determination step 33b, the notification position weather prediction data created in the prediction information creation step 32d is compared with each information that is the weather condition read in the notification information reading step 33a, and the notification position weather prediction data is read. If at least one of the information matches, the weather forecast creation step 33c is executed. If not, the actual value data / forecast material data monitoring / predicting step 31 is executed again. In this embodiment, for the meteorological conditions that match as a result of the comparison (for example, precipitation information related to precipitation), the notification position weather prediction data at the point shown in FIG. 3 is predicted to have a precipitation of 30 mm / h or more. It is determined that the weather forecast data matches the read precipitation information, and the fact that the precipitation information matches is stored in a storage unit (not shown), and then the weather forecast creation step 33c is executed. Therefore, in the notification determination step 33b, when the information on the weather condition matches with the notification position weather forecast data as a result of the comparison, the information on the coincidence and the weather condition is stored in the storage means. If there is no match, it is determined not to be notified, and the process returns to the actual value data / forecast material data monitoring / predicting step 31, and the reception confirmation step 31a is executed.
[0121]
In the notification determination step 33b, even if the weather condition information matches as a result of the notification determination, the same weather condition information (for example, precipitation information) is determined to match at the previous determination. It is determined not to notify, and the reception confirmation step 31a is executed again in the same manner as in the case where they do not match. Therefore, even if the user terminal 2 in which the weather condition information matches the weather forecast as a result of the notification determination, if the previous determination result of the same information matches, the user terminal 2 is not notified of the weather forecast. Judge. Also, as a result of the notification determination, even if the weather condition and the weather forecast do not match, if the previous determination result is the same, the weather forecast is different from the weather condition, and the notification is released to the user terminal 2 It is determined to notify the effect. If it is determined that a notification that the notification has been canceled is to be sent, that fact is temporarily stored in correspondence with the user terminal 2.
[0122]
If it is determined that the notification determination step 33b matches, or if the notification determination result does not match but matches the previous time, the weather forecast creation step 33c is executed. In the weather forecast creation step 33c, the user notification information or the notification judgment result that is actually notified to the user terminal 2 from the matching notification position weather prediction data among the notification position weather prediction data created in the forecast information creation step 32d is obtained. If not matched but previously matched, user notification information for notifying that the notification state has been released is created. In this embodiment, the information shown in FIG.
[0123]
Next, the user information reading step 34a of the information notification processing step 34 is executed. In the user information reading step 34a, information about the transmission destination to the user terminal 2 that transmits the user notification information from the database 5 is read. In this embodiment, since the user notification information is transmitted to the user terminal 2 by Internet mail, the destination Internet mail address is read.
[0124]
Subsequently, a notification method determination step 34b is executed. In the notification method determination step 34b, it is determined that the communication method to the user terminal 2 is a method of transmitting to the Internet mail address.
[0125]
Subsequently, the notification processing step 34c is executed. In the notification processing step 34c, since the notification method determination step 34b determines that transmission is performed by transmission to the Internet mail address, the notification screen illustrated in FIG. 3C is displayed to the Internet mail address of the user terminal 2 that transmits the user notification information. The user notification information that can be displayed by the user terminal 2 is created and transmitted.
[0126]
As described above, in the first embodiment, when the user terminal 2 notifies the weather forecast WF at a specific point such as the current point by determining whether or not it matches the condition for which notification is desired. Although it is an example, you may notify the weather information of the point which the user terminal 2 designates, without determining whether it corresponds with the conditions for which notification is desired. That is, this is a case where the registration notification information C consists only of information relating to the location and information relating to the desired forecast time. In this case, the user terminal 2 notifies the weather forecast system 1 of the registration notification information C that does not set the notification desired weather condition to be notified. In the weather forecast system 1, the notification determination step 33b is not provided. It is formed to notify about the desired notification point. Therefore, in this case, it is possible to notify the user terminal 2 of the weather forecast at the notification desired point as user notification information. Note that the notification desired weather condition at the notification desired point may be set to be moderate, for example, precipitation of 0 mm / h, and the registration notification information C may be created so that the notification is always notified. When notifying the registration notification information C, the notification determination step 33b determines that the notification determination step 33b always includes notification information of the weather forecast WF at the notification desired point separately from various conditions such as precipitation. It may be.
[0127]
In the first embodiment, the user terminal 2 is an example of a case where the user terminal 2 wishes to notify the weather forecast WF at a specific point such as the current point. In the case where it is desired to notify the weather forecast WF when it matches, the same as in the first embodiment, the registration notification information C transmitted from the user terminal 2 to the weather forecast system 1 as shown in FIG. This can be done by describing a plurality of points where notification is desired. In this case, it is also possible to change the weather conditions for which notification is desired for each point where notification is desired to be registered as notification information C for registration. For example, when returning home, etc., if the weather forecast at a point on the desired route is bad, if the weather forecast at the point on the desired route is bad, the other route is passed. The route can be changed.
[0128]
Furthermore, it is possible to request notification for multiple points, but it is also possible to notify the weather forecast at each point at a predetermined time without setting the weather conditions for which notification is desired. The user terminal 2 sets only the point where notification is desired, and notifies the weather forecast system 1 of registration notification information C which does not set the notification desired weather condition for which notification is desired. In the weather forecast system 1, the notification determination step 33b It is sufficient to form so as to notify all the desired notification points. Therefore, in this case, the weather forecasts for all the desired notification points are notified to the user terminal 2 as user notification information. Note that it is possible to create the notification information C for registration so that the notification desired weather condition at each point is very gradual so that the notification is always notified, or the weather forecast WF at all points in the notification information C for registration. The notification determination step 33b may determine that notification is to be made by including instruction information for which notification is desired.
[0129]
In the first embodiment, when the information on the desired location of notification instructed from the user terminal 2 is received as the information from the user terminal 2 to the town name, the representative location of the same town name (for example, the center of the town) is used as the desired location of notification. If it is processed and further received as information up to the address of the same town name, the representative point of the same address is processed as the desired point of notification, but if strictly specified by the latitude and longitude, that point is set as the desired point of notification To process. Therefore, the weather forecast system 1 is configured such that these representative points are stored in advance in the database 5 or other storage unit, and the information received from the user terminal 2 is processed as the representative point. In addition, the notification point is specified in advance so that the notification desired point is specified by an instruction method such as “instruct to the town name” and the representative point of the specified town name is adopted in advance. You may keep it. Therefore, a point (desired desired point) instructed by the user is a position that is strictly determined by latitude and longitude or a specific area in Japan or around the world including at least a position point indicated by latitude and longitude. For example, Kanto It may be adopted to specify a region such as a region, a prefecture such as Tokyo, a city such as Chiyoda Ward, and a region such as Otemachi.
[0130]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. Also in the second embodiment, as in the first embodiment, based on the registration notification information C registered by the user terminal 2 in the weather forecast system 1, the weather forecast system 1 makes a weather forecast to the user terminal 2. WF is provided. In the second embodiment, the current location where the user terminal 2 exists is provided as the current location information, particularly for information on the desired location to be notified from the user terminal 2. In the second embodiment, it is assumed that the user terminal 2 moves and the current position changes. The fact that the user terminal 2 moves means that the user terminal 2 is a mobile device and the user himself / herself moves.
[0131]
In the second embodiment, the user terminal 2 is configured to recognize its current position (point). The user terminal 2 recognizes its own position by its own positioning system or another positioning system. In the system configuration shown in FIG. 1 described above, the user terminal 2 transmits the current location information together with the registration notification information C to the weather forecast system 1. The positioning system of the user terminal 2 or another positioning system can measure the latitude / longitude, and obtains information related to its current location based on the latitude / longitude. Therefore, the notification information C for registration in the second embodiment does not have to include information on the desired location for notification. The information on the notification desired point is information on the current point obtained by positioning by the side system. Further, after transmitting the registration notification information C, the user terminal 2 transmits the current location information to the weather forecast system 1 as long as the weather conditions for which notification is desired are not changed. This is because after the user terminal 2 moves, a notification is received when the weather forecast at the current point becomes a weather condition for which notification is desired.
[0132]
The processing steps of the weather forecast system 1 according to the second embodiment are shown in FIG. In FIG. 8, elements that are substantially the same as those described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals. The weather forecast system 1 according to the second embodiment includes the actual value data / forecast material data monitoring / prediction process 31, the weather information prediction process 32, the user-specific information process 33, and the information notification process that forms the weather information forecast / notification system 3. 34 and the registration process of the user registration system 4. In the second embodiment, the registration process of the user registration system 4 has unique features. The weather information prediction / notification system 3 is basically the same as the system described in the first embodiment, but a part thereof is changed in accordance with the process change of the user registration system.
[0133]
A registration process of the user registration system 4 in the second embodiment will be described. The registration process of the user registration system 4 includes a registration acceptance determination step 4a, an individual information creation step 4b, a user information registration step 4c, a position information determination step 4d, and a user position registration step 4e. The user registration system 4 receives registration notification information C from the user terminal 2 and registers it in the database 5. In the second embodiment, since the current location of the user terminal 2 is notified from the user terminal 2 to the weather forecast system 1, the user terminal 2 is associated with the registration notification information C or separately from the registration notification information C. Current location information is transmitted.
[0134]
The registration acceptance determination step 4a is a step of monitoring registration acceptance of the registration notification information C from the user terminal 2. Unlike the first embodiment, if there is no registration acceptance, the user location registration step is continued. 4e is executed.
[0135]
The individual information creation step 4b and the user information registration step 4c are both the same as in the first embodiment. However, in the second embodiment, the registration notification information C does not include information on the desired location for notification, and therefore, the processing regarding the desired location for notification is not performed in the individual information creation step 4b and the user information registration step 4c. This is because in the second embodiment, the current location information is the notification desired location.
[0136]
The location information determination step 4d is executed following the user information registration step 4c or the registration reception determination step 4a, and monitors whether or not the current location information is received from the user terminal 2. If the current position information is received in the position information determination step 4d, the user position registration step 4e is executed. If the information is not received, the registration reception determination step 4a is executed again.
[0137]
The user location registration step 4 e is a step of storing the current location information received from the user terminal 2 in the database 5 as the current location of the user terminal 2 in association with the user terminal 2. Therefore, the user registration system 4 monitors the reception of the registration notification information C or the current location information from the user terminal 2 and registers the information in the database 5 when received.
[0138]
The weather information notification prediction system 3 will be described. The actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31 of the weather information notification prediction system 3 is the same as that in the first embodiment. In the weather information prediction processing step 32, unlike the first embodiment, the prediction information creation step 32d acquires the current location information transmitted from the user terminal 2 and stored in the database 5 as the notification desired location. Other points are the same as those in the first embodiment. In the user-specific information processing step 33, unlike the first embodiment, the notification information reading step 33a reads the current location information of the user terminal 2 in place of the notification desired location of the registration notification information C. Other points are the same as those in the first embodiment. Each step of the information notification processing step 34 is the same as that in the first embodiment.
[0139]
An operation (work) of the weather forecast system 1 according to the second embodiment will be described.
[0140]
In the second embodiment, information reception from the user terminal 2 is performed in the same manner as in the first embodiment, but the received information is different from the first embodiment, and the registration notification information C and the current location information are received. In the first embodiment, the registration notification information C includes information on the desired location for notification, but in the second embodiment, the information on the desired location for notification becomes the current location information of the user (or user terminal).
[0141]
The user terminal 2 transmits registration notification information C and transmits current location information to the weather forecast system 1.
[0142]
In the user registration system 4, when the registration reception determination step 4 a monitors the reception from the user terminal 2 and receives the registration notification information C and the current location information from the user terminal 2, the user terminal received by the individual information creation step 4 b The information is individually created from the registration notification information C 2 and stored in the database 5. When the registration notification information C is not received from the user terminal 2 or when the user information registration step 4c is executed subsequent to the individual information creation step 4b, the position information determination step 4d is executed and the database 5 is already stored. The reception of the current location information from the registered user terminal 2 is monitored. When the current location information is received from the user terminal 2, the user location registration step 4 e is executed and the received current location is stored in the database 5 as the notification desired location of the user terminal 2.
[0143]
When the execution of the user location registration step 4e is completed or the location information determination step 4d does not receive the current location information, the registration acceptance determination step 4a is executed again. Therefore, the user registration system 4 always monitors acceptance of information from the user terminal 2.
[0144]
The weather information prediction notification system 3 is the same as that in the first embodiment, except that the notification desired point is always the current point indicated by the current point information of the user terminal 2. The user notification information registration screen and the user notification screen on the user terminal 2 are the same as those in the first embodiment.
[0145]
The transmission of the current location information from the user terminal 2 may be performed by the user terminal 2 at an arbitrary time, or may be performed every predetermined time such as every predetermined time or every 15 minutes. In the second embodiment, notification is made when at least one of the weather conditions at the current location of the user terminal 2 matches the weather forecast predicted by the weather information notification system 3 at the same location. Each time the weather information prediction notification system 3 makes a weather forecast, the user terminal 2 may be configured to notify the user terminal 2 of a weather forecast at a point where the user terminal 2 desires to be notified. In this case, as in the first embodiment, the user terminal 2 notifies the weather forecast system 1 of registration notification information C that sets only the current location and does not set the notification desired weather condition for which notification is desired. In the forecast system 1, the notification determination step 33b is not provided, and all the desired notification points are notified. Note that the notification desired weather condition at the notification desired point may be moderated, and the registration notification information C may be created so as to be always notified. Alternatively, the registration notification information C may include the weather forecast WF at all points. The notification determination step 33b may determine that notification is to be made by including instruction information desired to be notified.
[0146]
Further, in the second embodiment, the case where only the current location information indicating the current location of the user terminal 2 is notified as the location information from the user terminal 2 has been described. The point information desired to be notified is transmitted together with the weather information desired to be notified as the notification desired point information by the registration notification information C, and the weather information prediction notification system 3 notifies the weather information related to the current point information and the like. You may form so that the weather information of the notification desired point may also be notified. In this case, the individual information creation step 4 b of the user registration system 4 stores other desired notification points in the database 5. Also in the weather information prediction notification system 3, the prediction information creation step 32 d and the notification information reading step 33 a are also configured to read information on other desired notification points as well as information on the current location of the user terminal 2. Further, also in the notification determination step 33b, whether or not to notify is determined for the current point and other desired notification points, and if there is a point where at least one of the notification desired weather conditions matches, the weather forecast creation step 33c Information to be notified about the point is created, and the information notification processing unit 34 is also configured to notify the user terminal 2 of the weather forecast at the matching point. The notification to the user terminal 2 when there is a coincident point is not only the weather forecast of the coincident point, but also other notification desired points desired by the user terminal 2 where the coincident point exists and the weather information of the current point You may form so that it may notify.
[0147]
In the second embodiment, when the information on the desired location of notification instructed from the user terminal 2 is received as information from the user terminal 2 to the town name, the representative location of the same town name (for example, the center of the town) is processed as the desired location of notification. In addition, if it is received as information up to the address of the same town name, the representative point of the same address is processed as the desired point of notification, but if strictly specified by latitude and longitude, that point is processed as the desired point of notification To do. Since the current location information is processed in accordance with the reception form from the user terminal 2 in the same manner as the notification desired location, the information format of the current location changes depending on the positioning system for the user terminal 2 to notify the current location. , To correspond to each form. In the second embodiment, the current location information is described as being received from the user terminal 2 as longitude and latitude information measured by the positioning system. Accordingly, in the weather forecast system 1, these representative points are stored in advance in the database 5 or other storage unit, and the information received from the user terminal 2 is processed as the representative point. The notification point may be instructed by an instruction method defined as “instruct to the town name” and may be formed in advance so as to adopt the representative point of the instructed town name. Therefore, a point (notification desired point) instructed by the user refers to a specific region in Japan or around the world including a position strictly determined by latitude and longitude, or at least a position indicated by latitude / longitude, for example, Kanto region It may be adopted to specify a region such as Tokyo, a prefecture such as Tokyo, a city such as Chiyoda Ward, and a region such as Otemachi. Of course, an instruction by latitude and longitude may be adopted.
[0148]
Next, a third embodiment according to the present invention will be described with reference to FIG. In the third embodiment, the current location information of the user terminal 2 and the arrival destination determined automatically by the car navigation system equipped with the positioning system, together with the weather conditions that the user terminal 2 wishes to notify the weather forecast system 1 This is an example in the case where it is possible to notify information on the travel route, and an example in which the weather forecast system 1 notifies information on other desired notification points from the current location information on the travel route of the user terminal 2 to the arrival destination. It is. In addition, a plurality of travel routes are set from the current point and arrival destination point obtained by the positioning system, and a predetermined point on each travel route is notified.
[0149]
The weather forecast system 1 includes a weather information forecast notification system 3 and a user registration system 4, and the processing steps shown in FIG. 9 are performed.
[0150]
The weather information prediction / notification system 3 includes an actual value data / forecast data monitoring / prediction process 31, a weather information prediction process 32, an information processing process 33 for each user, and an information notification process 34. In the forecast information creation step 32d of the weather information forecast processing step 32, the weather forecast data created by forecasting the weather at the desired location for notification is the current location of the user terminal 2 and a location on the moving route ahead of the current location (arrival) It is created for the point side). Similarly, the information of the desired notification point that is read by the notification information reading step 33a and is determined by the notification determination step 33b is also the current point of the user terminal 2 and a point on the moving route (arrival point side) ahead of the current point. is there. Of course, the point on the moving route may be a point on the moving route that is not limited to the current point (arrival point side).
[0151]
The registration process of the user registration system 4 includes a registration acceptance determination step 4a, an individual information creation step 4b, a user information registration step 4c, a position information determination step 4d, a user position registration step 4e, and a route information processing step 4f. The registration process is executed in the order of registration acceptance determination step 4a, individual information creation step 4b, route information processing step 4f, user information registration step 4c, position information determination step 4d, and user position registration step 4e. Therefore, in the user registration system 4 of the third embodiment, a route information processing step 4f is added between the individual information creation step 4b and the user information registration step 4c in the registration process of the second embodiment. The route information processing step 4 f reads route information from the registration notification information C transmitted from the user terminal 2. The read route information is stored in the database 5 by the user information registration step 4c.
[0152]
Unlike the case of the first and second embodiments, the user terminal 2 has a function of a car navigation system and is mounted on the vehicle, and has an information processing unit and a display unit. In this embodiment, the user terminal 2 is configured as an in-vehicle system, has a function of a positioning system that measures the latitude and longitude of the current location by receiving radio waves from a satellite, and has a function of a navigation system. Terminal. The user terminal 2 can measure the current location, and can transmit the current location information and registration notification information C to the weather forecast system 1. Any user terminal 2 may be used as long as it has such a function. Further, the user terminal 2 may be formed from a plurality of devices such as a portable information terminal that can communicate with the weather forecast system 1 connected to a car navigation system that cannot communicate with the weather forecast system 1. The user terminal 2 notifies the registration information C for registration and current location information to the weather forecast system 1.
[0153]
The registration notification information C transmitted from the user terminal 2 to the weather forecast system 1 is a weather condition that the user of the user terminal 2 desires to notify, and is registered use location information, precipitation information, temperature information, wind speed information, humidity information, Wave information, pollen information, ultraviolet information, air pollution information, notification time information, and the like. Such information is notified to the weather forecast system 1 in advance. Registration notification information C includes travel route information. The travel route information is a main point on the route from the current point to the arrival point, and a scheduled arrival time at these points. When the route information is notified to the weather forecast system 1, in the weather forecast system 1, the forecast information creation step 32d sets the main point on the route from the current point notified by the route information to the arrival point as the notification desired point. It is possible to create the notification position weather prediction data by predicting the weather at the scheduled time of arrival at the desired point. Further, assuming a plurality of movement routes, main points on a plurality of movement routes can be set. By setting a plurality of travel routes, it is possible to select which travel route to use during travel.
[0154]
The route information included in the registration notification information C includes the instruction time that is the current time, the current location and the arrival location, the main location on the route from the current location to the arrival location, and the expected travel speed of the user terminal 2. It can also be information. In this case, the main point is the notification desired point. In the weather forecast system 1, the forecast information creation step 32d calculates the arrival time at the main point based on the time indicated by the route information and the predicted moving speed, predicts the weather at the arrival time at the main point, and notifies the notification position. Create weather forecast data. Further, the route information may be composed of an instruction time that is the current time, a travel route from the current location to the arrival location, and an expected travel speed. In this case, main points are determined in advance and stored as information in all areas where the weather forecast system 1 can provide weather forecasts. In the forecast information creation step 32d, an expected arrival time at a predetermined main point on the movement route is calculated from the instruction time and the current time, and the weather at the predicted arrival time at the main point determined by the weather forecast system 1 is predicted. To create notification location weather forecast data. Furthermore, the route information processing step 4f may be formed to have all these functions. And the information of the main point determined beforehand may be memorize | stored in the database 5, and may be memorize | stored in another memory | storage part. As described above, the weather forecast system 1 provides the weather forecast even if the user terminal 2 cannot notify the major spot by predetermining and storing the major spot information on the weather forecast system 1 side. It becomes possible.
[0155]
Next, the operation of the third embodiment will be described. Similarly to the second embodiment, the user terminal 2 transmits the registration notification information C and the current location information to the weather forecast system 1 via the Internet communication network NET. At this time, in the registration notification information C to be transmitted, together with the weather conditions desired to be notified, the arrival point information that is the destination arrival point of the user terminal 2, the movement route from the current point to the arrival point, specified on the movement route It contains information on the desired location for notification that specifies multiple locations. Accordingly, the location where the user terminal 2 arrives and the travel route from the current location to the arrival location are notified to the weather forecast system 1, and a plurality of locations on the travel route are also notified as notification desired locations. At the same time, the user terminal 2 also transmits to the weather forecast system 1 current location information that is a location for which notification is desired. The current location information is also transmitted to the weather forecast system 1 at predetermined intervals with respect to the changed current location because the current location changes as the user terminal 2 moves. At this time, if there is no change in the weather conditions for which notification is desired, only the current location information is transmitted. By sequentially transmitting the moved positions in this manner, the weather forecast system 1 acquires the current location to which the user terminal 2 has moved.
[0156]
In the weather forecast system 1, when there is transmission from the user terminal 2, the transmitted registration notification information C and current location information are received. That is, the registration acceptance determination step 4a in the registration process of the user registration system 4 determines that the registration notification information C has been received, and subsequently executes the individual information creation step 4b.
[0157]
In the individual information creation step 4b, registration notification information C from the user terminal 2 is received, and the conditions that the user terminal 2 desires to notify, the notification method to the user terminal 2, and the user ID information correspond to the user terminal 2. And stored in the database 5.
[0158]
Next, route information processing step 4f is executed. In the route information processing step 4f, information on the travel route is generated from the information notified by the received registration notification information C. Thereafter, the user information registration step 4 c is executed, and the generated information is stored in the database 5 in association with the user terminal 2. The route information stored at this time is the main points on the route from the current point to the arrival point, and the scheduled arrival time at these points. In addition, the registration notification information C includes an instruction time that is the current time, a current location and an arrival location, a main location on the route from the current location to the arrival location, and an expected moving speed of the user terminal 2 Is stored in the database 5. Furthermore, when the route information includes an instruction time that is the current time, a travel route from the current location to the arrival location, and an expected travel speed, these pieces of information are stored in the database 5. Note that the predicted travel speed is set in advance in the weather forecast system 1 such as 40 km / h so that the predicted travel speed can be automatically calculated from the initial set value without the input of the predicted travel speed from the user terminal 2. deep.
[0159]
Next, position information determination step 4d is executed. In the position information determination step 4d, since the current location information is transmitted from the user terminal 2 to the user registration system 4 together with the registration notification information C, the user position registration step 4e is subsequently executed. In the user location registration step 4e, the current location represented by the received user current location information is stored in the database 5 in association with the user terminal 2. When the process of the user location registration step 4e is completed, the registration acceptance determination step 4a is executed again.
[0160]
If only the current location information is transmitted from the user terminal 2, the registration acceptance determination step 4 a does not receive the registration notification information C from the user terminal 2, and the position information determination step 4 d is subsequently executed. In the position information determination step 4d, since the current location information has been transmitted from the user terminal 2, it is determined that there is reception, and the user position registration step 4e is executed.
[0161]
In the user position registration step 4e, the current location of the user terminal 2 is stored in the database 5 in association with the user terminal 2 as described above. At this time, the newly generated current location may be rewritten and stored as the previously stored current location, and every time it is received next time, it is stored as the latest current location separately from the received current location. Also good. When the storage of the current location is completed, the registration acceptance determination step 4a is executed again.
[0162]
If the information is not received from the user terminal 2, the user registration system 4 determines that the registration reception determination step 4a has not received the registration notification information C, and then executes the position information determination step 4d. Even in the determination step 4d, since it is determined that the current location information is not received and the registration reception determination step 4a is executed again, the reception of the registration notification information C or the current location information is always monitored.
[0163]
On the other hand, in the weather information notification system 1, the actual value data / forecast material data monitoring prediction step 31 monitors the reception of each data of the forecast material M and the actual value D as in the case of the above-described embodiment. The action in the actual value data / forecast material data monitoring prediction process is the same as in the second embodiment.
[0164]
The operation in the weather information prediction processing step 32 is in principle the same as in the second embodiment. In the forecast information creation step 32d, the user terminal 2 registered from the database 5 acquires the current location information of the user, which is the location desired to be notified, and the information on the desired location to be notified indicated by the route information. Based on the data and the data related to the surrounding terrain and the weather prediction data already created in the weather prediction step 32c, the position is interpolated to create the notification position weather prediction data at the same point. That is, in the forecast information creation step 32d, the main point on the route from the current point to the arrival point notified by the route information is set as the desired point of notification, and the weather at the estimated time of arrival at the desired point is predicted to predict the notification position weather. Create data. Similarly, when the route information includes an instruction time that is the current time, a current location and an arrival location, a main location on the route from the current location to the arrival location, and an expected movement speed of the user terminal 2 In the forecast information creation step 32d, the arrival time at the main point is calculated based on the time indicated by the route information and the predicted moving speed, and the weather at the arrival time at the main point is predicted to create the notification position weather prediction data. To do. Similarly, when the route information includes an instruction time that is the current time, a travel route from the current location to the arrival location, and an expected travel speed, the database 5 or other storage unit stores in advance The information on the main point on the movement route is acquired from the information on the predetermined main point, the expected arrival time at the predetermined main point on the movement route is calculated from the instruction time and the current time, and the weather forecast system 1 Predicts the weather at the predicted arrival time of the main point determined in advance, and creates notification position weather prediction data. Similarly, the information processing step 33 for each user also processes the information on the notification desired point as a point indicated by the current point information and route information. The other operations of the third embodiment are the same as those of the first embodiment.
[0165]
According to the third embodiment, in the user terminal 2, the setting conditions such as the arrival point and moving route of the car navigation system or the like that are normally performed, and the current point information obtained by the positioning system, the user terminal 2 Because it can be used as registration notification information C to be sent to, just by setting the weather conditions that you want to notify, you can use the information of the current location and each location on the moving route that is the usage information of other systems Thus, weather information at the same point can be obtained.
[0166]
In the third embodiment, the weather forecast WF relating to the current point and each point on the moving route may be notified without determining whether the weather forecast at the point where the notification is desired matches the weather condition where the notification is desired. Furthermore, a plurality of travel routes may be set. In this case, a route with better weather conditions can be selected.
[0167]
In the third embodiment, the notification desired point indicated by the travel route information indicated from the user terminal 2 is received from the user terminal 2 as latitude and longitude information, and is therefore processed as information on the point. If the name of the town on the travel route is received, the representative point of the town name (for example, the center of the town) is processed as information on the travel route, and if the information is received up to the street address of the town name The representative point at the same address is processed as the notification desired point. The same applies when indicated by an intersection name. The same applies to the current location information. Since the information regarding these points differs depending on the positioning system provided in the user terminal 2, it is formed so as to be compatible with various information forms. Accordingly, in the weather forecast system 1, these representative points are stored in advance in the database 5 or other storage unit, and the information received from the user terminal 2 is processed as the representative point. Further, the notification point may be instructed by an instruction method defined as “instruct to the town name” and may be formed in advance so as to adopt the representative point of the instructed town name. Accordingly, the point designated by the user (notification desired point) refers to a specific region in Japan or around the world including a position strictly determined by latitude and longitude, or at least a position indicated by latitude and longitude. A region such as the Kanto region, a prefecture such as the Tokyo metropolitan area, a municipality such as Chiyoda Ward, or a region such as Otemachi may be specified and adopted. Of course, an instruction by latitude and longitude may be adopted.
[0168]
In the weather forecast system 1 shown in the first to third embodiments, when the information about the point received from the user terminal 2 is information that adopts the representative point, the user registration system 4 sets the representative point. When the weather information notification system 3 generates the weather forecast, the information may be read as representative point information. Further, when the weather information notification system 3 reads out the notification desired point, the weather information notification system 3 may generate information on the representative point.
[0169]
In each embodiment, the weather information prediction / notification system 3 of the weather forecast system 1 has been described as the best configuration so as to notify the user terminal 2 that has registered the registration notification information C so as to notify the prediction result. . The notification system 3 is configured to notify the weather forecast when the condition notified by the user is met. The application of this configuration is the weather forecast system 1 that performs the weather forecast in real time according to the present embodiment. It is not limited to. As a notification method, for example, registration of notification information C for registration in the weather forecast system 1 is performed using a personal computer used by the user, and the forecast result notified from the weather forecast system 1 The terminal that registers the registration notification information C in the weather forecast system 1 and the terminal that receives the notification from the weather forecast system 1 can also be implemented so that the registration notification information C is received by a facsimile that is used. . In this case, the notification information C for registration registered in the weather forecast system 1 by the user terminal 2 includes information necessary for notification such as the type of terminal desired to be notified and a telephone number, and is registered in the weather forecast system 1. In the weather forecast system 1, the notification method determination step 34b may be used to determine the notification method, and the notification processing step 34c may be configured so as to be notified by a desired notification method.
[0170]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the present invention has the following effects.
[0171]
According to the weather forecast system according to the present invention, even when forecast data and actual value data are not received from outside such as the Japan Meteorological Agency, the forecast data by the prediction means is prepared for the basic data necessary for the weather forecast. Since the forecasting can be performed, a highly accurate weather forecast can always be performed in real time.
[0172]
According to the weather forecast system according to the present invention, it is possible to make a weather forecast at an arbitrary time point and an arbitrary point desired by the user, and to create highly accurate weather information.
[0173]
Furthermore, according to the weather forecast system according to the present invention, even if forecast data and actual value data are not received from outside such as the Japan Meteorological Agency, missing data in basic data necessary for weather forecast is predicted by the prediction means. Since the data is prepared and the weather forecast can be performed, it is possible to always provide a highly accurate weather forecast in real time.
[0174]
Furthermore, according to the weather forecast system according to the present invention, every time both the forecast data and the actual value data are received, not only when the forecast data and / or the actual value data is not received, the missing data that has not been received. Data can be predicted based on time-series trends, and weather forecast processing can be performed based on the latest received data and the latest predicted data. Weather information based on more accurate weather forecasts Data can be provided.
[0175]
In addition, for points where the user wants weather forecasts, the forecasts and actual values are taken into consideration with topographical considerations, and weather forecasts are made for points that are grid points at predetermined intervals. Since the weather forecast is performed in an interpolated manner for the point, the weather information can be provided more accurately by performing the weather forecast for the point desired by the user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of a first exemplary embodiment according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating an operation process according to the first embodiment.
3A and 3B show examples of various screens, where FIG. 3A shows a registration screen for user notification information, and FIGS. 3B to 3E show display screens for notification to a user.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a weather information prediction notification system.
FIG. 5 is a diagram illustrating an image of weather information notification in real time;
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a display example of user notification information to be notified to a user terminal.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing another registration screen for user notification information;
FIG. 8 is a flowchart for explaining an operation process of the second embodiment according to the present invention.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an operation process according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
NET Internet communication network
A Japan Meteorological Agency
B Observatory
C Notification information for registration
M forecast materials
D Actual value
WF weather forecast
1 Weather forecast system
2 User terminal
3. Weather information forecast notification system
4 User registration system
31 Actual value data / forecast data monitoring process
32 Weather information prediction process
33 Information processing by user
34 Information notification process

Claims (5)

外部から予報資料データおよび/または実況値データを受信する受信手段と、
予報資料データおよび/または実況値データの予測データを生成する予測データ生成手段と、
前記受信手段で受信した前記予報資料データと、前記受信手段で受信した前記実況値データと、前記予測データ生成手段で生成された前記予測データのうち少なくとも1つのデータを用いて気象情報データを予測して生成する気象情報予測手段とを備え、
前記気象情報予測手段は、
前記受信手段で前記予報資料データおよび前記実況値データを受信した場合には、新たに前記予報資料データおよび前記実況値データを用いて前記気象予報を行い、
前記受信手段で前記予報資料データのみを受信した場合には、新たに入力された前記予報資料データと、前記予測データ生成手段で予測された前記実況値データとを用いて前記気象予報を行い、
前記受信手段で前記実況値データのみを受信した場合には、新たに入力された前記実況値データと、前記予測データ生成手段で予測された前記予報資料データとを用いて気象予報を行い、
前記受信手段で前記予報資料データおよび前記実況値データを受信しない場合には、前記予測データ生成手段で予測された前記予報資料データおよび前記実況値データを用いて前記気象予報を行い、
ユーザが提供を望む特定地点の特定時刻における気象予報の情報を常時作成するようにしたことを特徴とする気象予報システム。
Receiving means for receiving forecast data and / or actual value data from outside;
Forecast data generation means for generating forecast data and / or forecast data of actual value data;
Predicting weather information data using at least one of the forecast material data received by the receiving means, the actual value data received by the receiving means, and the prediction data generated by the prediction data generating means And weather information prediction means to be generated,
The weather information prediction means includes
When receiving the forecast material data and the actual value data by the receiving means, perform the weather forecast using the forecast material data and the actual value data newly,
When only the forecast material data is received by the receiving unit, the weather forecast is performed using the newly input forecast material data and the actual value data predicted by the prediction data generating unit,
When only the actual value data is received by the receiving means, a weather forecast is performed using the newly input actual value data and the forecast material data predicted by the prediction data generating means,
If the receiving means does not receive the forecast material data and the actual value data, the weather forecast is performed using the forecast data and the actual value data predicted by the prediction data generating means,
A weather forecast system characterized in that weather forecast information at a specific time at a specific point that a user wants to provide is constantly created.
過去に用意された予報資料データと実況値データを格納する記憶手段を備え、前記予測データ生成手段は、前記記憶手段に格納されるデータに基づいて前記予測データを生成することを特徴とする請求項1記載の気象予報システム。  A storage means for storing forecast material data and actual value data prepared in the past is provided, and the prediction data generation means generates the prediction data based on data stored in the storage means. Item 1. The weather forecasting system according to item 1. 外部から提供される気象予報基礎データを監視して任意の設定時刻に予報資料データおよび/または実況値データを受信する受信手段と、
前記受信手段で前記設定時刻に前記予報資料データおよび/または前記実況値データを受信しないときに、受信しない前記予報資料データおよび/または前記実況値データについて予測データを生成する予測データ生成手段と、
前記受信手段で受信した最新の前記予報資料データおよび/または前記実況値データと、前記予測データ生成手段で生成された最新の前記予測データとに基づいて、気象情報データを予測して生成する気象情報予測手段とを備え、
前記気象情報予測手段は、
前記受信手段で前記予報資料データおよび前記実況値データを受信した場合には、新たに前記予報資料データおよび前記実況値データを用いて前記気象予報を行い、
前記受信手段で前記予報資料データのみを受信した場合には、新たに入力された前記予報資料データと、前記予測データ生成手段で予測された前記実況値データとを用いて前記気象予報を行い、
前記受信手段で前記実況値データのみを受信した場合には、新たに入力された前記実況値データと、前記予測データ生成手段で予測された前記予報資料データとを用いて気象予報を行い、
前記受信手段で前記予報資料データおよび前記実況値データを受信しない場合には、前記予測データ生成手段で予測された前記予報資料データおよび前記実況値データを用いて前記気象予報を行い、
受信された最新の前記予報資料データおよび/または前記実況値データと最新の前記予測データとを用いて、ユーザが提供を望む特定地点の特定時刻における気象予報の情報を常時作成するようにしたことを特徴とする気象予報システム。
Receiving means for monitoring weather forecast basic data provided from outside and receiving forecast data and / or actual value data at an arbitrary set time;
Prediction data generating means for generating prediction data for the forecast material data and / or the actual value data not received when the receiving means does not receive the forecast data and / or the actual value data at the set time;
Meteorology generated by forecasting and generating weather information data based on the latest forecast material data and / or the actual value data received by the receiving means and the latest forecast data generated by the forecast data generating means Information prediction means,
The weather information prediction means includes
When receiving the forecast material data and the actual value data by the receiving means, perform the weather forecast using the forecast material data and the actual value data newly,
When only the forecast material data is received by the receiving unit, the weather forecast is performed using the newly input forecast material data and the actual value data predicted by the prediction data generating unit,
When only the actual value data is received by the receiving means, a weather forecast is performed using the newly input actual value data and the forecast material data predicted by the prediction data generating means,
If the receiving means does not receive the forecast material data and the actual value data, the weather forecast is performed using the forecast data and the actual value data predicted by the prediction data generating means,
Using the latest forecast data and / or the actual value data received and the latest forecast data received, weather forecast information at a specific time at a specific point that the user wants to provide is always created. A weather forecasting system characterized by
前記受信手段で受信した前記予報資料データおよび/または実況値データと、前記予測データ生成手段で生成された前記予測データとを記憶する記憶手段を備え、
前記予測データ生成手段による予測処理は、前記記憶手段に記憶されたデータによって得られる時系列的傾向に基づいて行われることを特徴とする請求項3記載の気象予報システム。
Storage means for storing the forecast material data and / or actual value data received by the receiving means, and the prediction data generated by the prediction data generating means;
The weather forecasting system according to claim 3, wherein the prediction process by the prediction data generation unit is performed based on a time-series trend obtained from data stored in the storage unit.
前記気象情報予測手段は、既に記憶手段に記憶された予報資料データおよび/または実況値データを加味して気象予報を行うことを特徴とする請求項3または4記載の気象予報システム。5. The weather forecasting system according to claim 3 or 4, wherein the weather information forecasting means performs a weather forecast in consideration of forecast material data and / or actual value data already stored in the storage means.
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