JP3818901B2 - Recording medium, network monitoring apparatus, and program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録媒体、ネットワーク監視装置、および、プログラムに関し、特に、ネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラム、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、および、そのような処理を実行するネットワーク監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークの運用管理を図るためには、先ず、対象となるネットワークをモニタリングして状態を把握し、その把握された状態に応じて設定条件を変更する等の適切な処置を講じる必要がある。
【0003】
ところで、従来において、ネットワークをモニタリングする場合には、事前に定義されたモニタリング条件である「ポリシー」に従って行われることが一般的であった。ところで、このポリシーは、たとえネットワークの状態が変化した場合でも不変のままでモニタリングが行われることが一般であった。
【0004】
また、モニタリングの条件を変更する必要が生じた場合には、ネットワークの管理者(以下、ネットワーク管理者と称する)が、ネットワークの状態変化に応じてポリシーを手動操作で能動的に変更する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ネットワークの状態変化をネットワーク管理者に通知する方法としては、例えば、閾値を設定し、所定の項目に関する条件が変化した場合には、ネットワーク管理者に警告を行う方法が採用されていた。従って、ネットワーク管理者がネットワークの状態変化に気づいてから、処置が講じられるまでには、タイムラグが存在するという問題点があった。
【0006】
また、閾値の設定や変更する条件は、ネットワーク管理者の主観的判断に委ねられる場合が多いので、ネットワークの管理状況がネットワーク管理者のスキルに依拠する結果となるという問題点があった。
【0007】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、ネットワークの状態に応じてポリシーを変更しながらネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびそのような処理を実行するネットワーク監視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、ネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、コンピュータを、図1に示す、監視内容を設定する監視内容設定手段1a、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容にてネットワーク2を監視する監視手段1b、監視手段1bの監視結果に応じて、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容を変更する監視内容変更手段1c、として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0009】
ここで、監視内容設定手段1aは、監視内容を設定する。監視手段1bは、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容にてネットワーク2を監視する。監視内容変更手段1cは、監視手段1bの監視結果を参照し、ネットワーク2のサービスレベルが低下した場合は、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容を変更して監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図において、本発明に係るネットワーク監視装置1は、監視内容設定手段1a、監視手段1b、監視内容変更手段1c、資源変更設定手段1d、および、イベント検出手段1eによって構成されており、ネットワーク2に接続された各装置または各装置間の状態を監視する。
【0011】
ここで、監視内容設定手段1aは、ネットワーク2を監視する際の監視内容を設定する。
監視手段1bは、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容にてネットワーク2を監視する。
【0012】
監視内容変更手段1cは、監視手段1bの監視結果に応じて、監視内容設定手段1aによって設定された監視内容を変更する。
資源変更設定手段1dは、監視手段1bの監視結果に応じて、ネットワーク2上の所定の資源の設定を変更する。
【0013】
イベント検出手段1eは、ネットワーク2上の所定の資源においてイベントが発生したことを検出し、その検出したイベントに応じて監視内容設定手段1aの設定内容を変更する。
【0014】
ネットワーク2は、例えば、インターネット等によって構成されている。
WEBクライアント3,5は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されており、WEBサーバ4に対してアクセスし、所望の情報を取得する。
【0015】
WEBサーバ4は、例えば、サーバマシン等によって構成されており、WEBクライアント3,5からアクセスがあった場合には、要求された情報を提供する。
【0016】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
ネットワーク管理者は、ネットワーク2の監視内容に応じたデータ(ポリシー)を監視内容設定手段1aにて設定した後、監視を開始する操作を行う。すると、監視手段1bは、監視内容設定手段1aによって設定されたポリシーを参照し、先ず、監視対象を特定し、続いて、その監視対象に関する監視項目を、所定のインターバルで監視する。
【0017】
例えば、WEBサーバ4が監視対象として設定され、監視項目としてWEBサーバ4とWEBクライアント3との間のレスポンス速度が設定されているとすると、監視手段1bは、WEBクライアント3から要求が発せられ、WEBサーバ4が要求に応じたデータを送信し、WEBクライアント3が当該データを受信するまでの時間(レスポンスタイム)を所定のインターバル(例えば、10分間隔)で測定する。
【0018】
監視内容変更手段1cは、監視手段1bの監視結果を参照し、例えば、監視対象のサービスレベルが低下した場合には、サービスレベルの低下の原因を詳細に解析するために、解析対象をWEBサーバ4とWEBクライアント3との間のレスポンスタイムのみならず、WEBサーバ4とWEBクライアント5との間のレスポンスタイムおよびWEBサーバ4と図示せぬルータとの間のレスポンスタイムについても拡大するとともに、監視のインターバルを10分から5分に短縮する。その結果、WEBサーバ4に対するサービスレベルが低下した場合におけるその低下の原因について詳しく解析するための資料を収集することが可能になる。
【0019】
また、サービスレベルが一定期間以上継続した場合には、資源変更設定手段1dが、例えば、ネットワーク2におけるWEBサーバ4からのパケットの優先順位を高める設定を行う。その結果、図示せぬ他のWEBサーバよりもWEBサーバ4からのパケットの方が優先されることから、サービスレベルの回復を図ることが可能になる。
【0020】
このようにして、サービスレベルが回復した場合には、監視内容変更手段1cは、監視の対象を縮小するとともに、監視のインターバルを増大させ、監視に起因するネットワークへの負担を縮減させる。
【0021】
なお、以上の説明は、WEBサーバ4のサービスレベルが徐々に変化する場合の例であるが、サービスレベルの突発的な変化や、他の条件の突発的な変化(例えば、WEBサーバ4のCPU(Central Processing Unit)の使用率の突然の変化)をトリガとして、監視内容を変更することも可能である。
【0022】
即ち、イベント検出手段1eは、例えば、監視対象であるWEBサーバ4において所定のイベントが発生した場合には、監視手段1bのインターバルに関わりなく、発生したイベントの種類に応じて監視内容設定手段1aの設定内容を変更する。例えば、WEBサーバ4が有する図示せぬCPUの使用率が突発的に増大したり、サービスレベルが突然に低下した場合には、イベント検出手段1eはインターバルに関わりなくこれを検出し、監視内容設定手段1aの監視内容を変更する。例えば、インターバルを短くしたり、監視項目を増大したりする。これにより、突発的事態が発生した場合であっても、もれなく原因を解析することが可能になる。
【0023】
以上に説明したように、本発明に係るネットワーク監視装置1によれば、監視結果に応じて監視内容を変更するようにしたので、そのときどきのネットワークの状態に応じた最適な監視を行うことが可能になる。
【0024】
また、本発明によれば、イベントが発生した場合には、その内容に応じて監視内容を変更するようにしたので、突発的に発生する事態も漏れなく監視することが可能になる。
【0025】
更に、本発明によれば、ネットワーク2の状態に応じて、資源の設定状態を変更するようにしたので、例えば、サービスレベルが低い状態が長時間継続する、といった事態を回避することが可能になる。
【0026】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、WEBクライアントA(10)およびWEBクライアントB(11)(以下、単にWEBクライアントA,Bと称す)は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されており、WEBサーバA(17)またはWEBサーバB(18)(以下、単にWEBサーバA,Bと称す)に対してアクセスし、所望のデータを取得する。
【0027】
ネットワーク12は、例えば、LAN(Local Area Network)によって構成されており、WEBクライアントA,BおよびルータA(13)(以下、単にルータAと称す)を電気的に相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能にする。
【0028】
ルータAは、ネットワーク12およびネットワーク14を相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能にするとともに、パケットをどの経路で流すべきかを判断する。
【0029】
ネットワーク14は、例えば、インターネットによって構成されており、ルータAおよびルータB(15)(以下、単にルータBと称す)間で情報の授受を可能にする。
【0030】
ルータBは、ネットワーク14およびネットワーク16を相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能にするとともに、パケットをどの経路で流すべきかを判断する。
【0031】
ネットワーク16は、例えば、LANによって構成されており、WEBサーバA,B、および、ネットワーク監視装置19を電気的に相互に接続し、これらの間で情報の授受を可能にする。
【0032】
WEBサーバA,Bは、例えば、サーバマシンによって構成されており、WEBクライアントA,Bからの要求に応じて該当する情報を要求を行ったWEBクライアントに対して送信する。
【0033】
ネットワーク監視装置19は、ネットワーク12,14,16、および、これらのネットワークに接続されている資源の状態を監視する。
図3は、ネットワーク監視装置19のハードウエアの詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、ネットワーク監視装置19は、CPU(Central Processing Unit)19a、ROM(Read Only Memory)19b、RAM(Random Access Memory)19c、HDD(Hard Disk Drive)19d、GB(Graphics Board)19e、I/F(Interface)19f、および、バス19gによって構成されており、その外部には表示装置19hおよび入力装置19iが接続されている。
【0034】
ここで、CPU19aは、HDD19dに格納されているプログラムに従って装置の各部を制御するとともに、各種演算処理を実行する。
ROM19bは、CPU19aが実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
【0035】
RAM19cは、CPU19aが実行しようとするプログラムや、演算途中のデータを一時的に格納する。
HDD19dは、CPU19aが実行するプログラムやデータを格納している。
【0036】
GB19eは、CPU19aから供給された描画命令に応じて描画処理を実行し、得られた画像データを映像信号に変換して出力する。
I/F19fは、入力装置19iから供給されたデータの表現形式を変換するとともに、ネットワーク16との間でデータを授受する際に表現形式やプロトコルを変換する。
【0037】
バス19gは、CPU19a、ROM19b、RAM19c、HDD19d、GB19e、および、I/F19fを相互に接続し、これらの間でデータの授受を可能にする。
【0038】
表示装置19hは、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタによって構成されており、GB19eから出力された映像信号を表示する。
入力装置19iは、例えば、キーボードやマウスによって構成され、ネットワーク管理者の操作に応じたデータを生成して出力する。
【0039】
図4は、本発明に係る記録媒体に記録されているプログラムが、図3に示すHDD19dにインストールされた後、起動された場合に実現される監視機能の機能ブロックを示す図である。
【0040】
この図に示すように、監視機能20は、通信制御部20a、モニタリング部20b、イベント受信部20c、条件変更部20d、サービスレベル判定部20e、データベース20f、および、条件遷移管理部20gによって構成されている。
【0041】
通信制御部20aは、ネットワーク16を介して他の装置との間で情報を授受する際にデータのフォーマット変換やプロトコル変換を実施する。
モニタリング部20bは、主に、CPU19aによって構成され、データベース20fに格納されているモニタリング条件に応じて、監視対象をモニタリングする。
【0042】
イベント受信部20cは、I/F19fによって構成され、監視対象から非同期的に発生するイベントの発生通知を受信する。
条件変更部20dは、主に、CPU19aによって構成され、サービスレベル判定部20eによるサービスレベルの判定結果に基づいて、モニタリング条件を変更するとともに、必要に応じてネットワーク12,14,16上の資源の設定変更を行う。
【0043】
サービスレベル判定部20eは、主に、CPU19aによって構成され、モニタリング部20bによるモニタリング結果と、データベース20fに格納されているサービスレベルグレード(以下、SLグレードと称す)の定義情報とを参照し、現在のSLグレードを判定する。また、イベント受信部20cによってイベントが受信された場合には、それも参照してSLグレードを判定する。
【0044】
データベース20fは、HDD19dによって構成され、SLグレードを判定するための情報を格納しており、必要に応じてサービスレベル判定部20eに供給する。
【0045】
条件遷移管理部20gは、RAM19cによって構成され、監視対象となっている項目の遷移情報を一元管理する。即ち、条件遷移管理部20gは、監視対象に対するモニタリングを実行中であるかまたは休止中であるかを示す情報と、現在のサービスレベルその他の情報を保持している。
【0046】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図5は、本発明に係る記録媒体に記録されているプログラムが起動された場合に表示装置19hに表示される画面の一例である。この表示例では、「ネットワーク監視」と題された画面50が表示され、画面50の中央の領域50aには、各監視対象とその現在のSLグレードおよびポリシーが一覧表示されている。また、それぞれの監視項目の右側には各ポリシーを編集する際に操作されるボタン50b〜50dが表示されている。更に画面50の最下部には、監視対象を追加する場合に操作されるボタン50e、監視対象を削除する際に操作されるボタン50f、および、設定した内容で監視を開始する際に操作されるボタン50gが表示されている。
【0047】
具体的に説明すると、領域50aの第1番目の項目として、「WEBサーバA」が表示されており、現在のSLグレードは「高」であり、また、ポリシーは「PolicyA」であることが示されている。なお、この例では、「SLグレード」は、WEBサーバAの基準項目に関するSLグレードを示している。ここで、基準項目とは、WEBサーバAにおいて常に監視対象となる基本的な項目をいう。
【0048】
このような画面において、WEBサーバAのPolicyAを変更する場合には、ボタン50bを操作する。ボタン50bが操作されると、条件変更部20dは、データベース20fから指定されたポリシーを読み出し、図6に示すような画面60を表示装置19hに表示する。
【0049】
この例では、「PolicyA」と題された画面60が表示されており、その中央部の領域60aには、このPolicyAによって監視項目として選択されている項目(項目1〜3)が一覧形式で表示されている。例えば、第1番目の項目としては、WEBサーバAとクライアントA間のレスポンスタイムである項目1が表示されている。また、第2および第3の項目としては、WEBサーバAとルータB間のレスポンスタイムである項目2と、WEBサーバAのCPU使用率である項目3が表示されている。
【0050】
各項目の右側には、それぞれの項目の監視内容を設定する際に操作されるボタン60b〜60dが表示されている。また、画面60の最下部には、監視項目を新たに追加する場合に操作されるボタン60e、既存の監視項目を削除する際に操作されるボタン60f、および、入力された内容で設定を終了する際に操作されるボタン60gが表示されている。
【0051】
このような画面60において、項目1を編集するために、ボタン60bが操作されると、条件変更部20dは、該当する項目に関するデータをデータベース20fから取得し、図7に示す画面70を表示装置19hに表示する。
【0052】
この表示例では、「項目1編集」と題された画面70が表示されており、領域70aには項目1(WEBサーバAとWEBクライアントA間のレスポンスタイム)に関する監視結果と、SLグレードと、モニタリング条件との対応関係を示す一覧表が表示されている。なお、ボタン70b,70cまたはスライダ70dを操作することにより、非表示部分を含めた任意の部分を参照することができる。
【0053】
また、最下部に表示されているボタン70eは、項目1のデフォルト設定を変更する際に操作される。また、ボタン70fは領域70aに表示されている設定内容を編集する際に操作される。ボタン70gは、入力された内容で設定を行う際に操作される。
【0054】
この例では、SLグレードが「高」に分類される条件は、WEBサーバAとWEBクライアントA間のレスポンスタイムが5秒未満である場合であり、その場合、モニタリング条件は、30分を限度として2倍に延長される。また、連続3回当該グレードに該当する場合であって、図6に示す項目2,3が監視対象になっている場合にはこれらの項目を監視項目から除外する。また、当該グレードに該当した場合における関連資源の変更は特に設定されていない。更に、イベント受信部20cによってイベントが受信された場合には、SLグレードが「低」に変更される。
【0055】
また、SLグレードが「標準」に分類される条件は、WEBサーバAとWEBクライアントA間のレスポンスタイムが5秒以上8秒未満である場合であり、その場合、モニタリング条件は、30分を限度として1.5倍に延長される。また、連続5回当該グレードに該当する場合であって、図6に示す項目2,3が監視対象になっている場合にはこれらの項目を監視項目から除外する。また、当該グレードに該当した場合おける関連資源の変更は特に設定されていない。更に、イベント受信部20cによってイベントが受信された場合には、SLグレードが「低」に変更される。
【0056】
なお、所定の設定内容を変更する場合には、ボタン70fを操作し、新たな情報を入力した後、ボタン70gを操作することにより、データベース20fに格納されている内容を更新することができる。
【0057】
図8は、データベース20fに格納されている項目1の設定内容に対応するテーブルの一例である。この例では、図7に示す画面70において設定された内容に対応するデータが格納されている。この例では、SLグレードは、「最低」、「低」、「標準」、および、「高」の4種類に分類されており、それぞれの該当範囲と、モニタリング条件その他が定義されている。
【0058】
図7において説明していないSLグレード「低」に分類されるのは、WEBサーバAとWEBクライアントA間のレスポンスタイムが8秒以上15秒未満の場合である。このSLグレード「低」に該当する場合には、モニタリングのインターバルは3分を限度に1/2倍に短縮され、連続2回当該グレードに該当した場合であって、項目2,3が監視項目とされていない場合にはこれらの項目を監視項目として新たに追加する。また、関連資源の変更は特に設定されておらず、また、イベント発生時にはSLグレードが「最低」に変更される。
【0059】
SLグレード「最低」の場合に分類されるのは、WEBサーバAとWEBクライアントA間のレスポンスタイムが15秒以上の場合である。このSLグレード「最低」に該当する場合には、モニタリングのインターバルは1分を限度として1/2倍に短縮される。また、当該グレードに該当した場合であって、項目2,3が監視項目とされていない場合にはこれらの項目を監視項目として新たに追加する。当該グレードに連続3回該当した場合には優先制御が実行される。更に、イベント発生時にも同様に、優先制御が実行される。
【0060】
ところで、図7において、デフォルトの設定を行うためのボタン70eが操作された場合には、条件変更部20dがデータベース20fから該当するデータを読み出し、図9に示すような画面80を表示装置19hに表示する。
【0061】
この表示例では、「項目1デフォルト設定」と題された画面80が表示されており、画面80の中央部には監視を開始した際における項目1の監視条件が表示されている。例えば、監視対象は、「WEBサーバAとWEBクライアントAとの間のレスポンスタイム」であり、インターバルは「10分」であり、基準値は「測定結果の値」であり、また、関連イベントとしては「レスポンスタイム18秒の閾値を超えた場合のイベント」が設定されている。なお、設定内容を変更する際には、ボタン80bを操作して所定の項目を変更した後、ボタン80cを操作することにより、データベース20fの内容が更新される。
【0062】
以上に示した画面50〜80に表示されている内容を変更したり、新たな内容を追加することにより、ネットワーク監視装置19の監視対象、監視項目、SLグレードの条件、および、監視条件等を設定することが可能になる。
【0063】
なお、図10および図11は、図6に示す項目2および項目3の設定内容をそれぞれ示す図である。
図10は、項目2の設定内容を示す図である。この例では、項目2のSLグレードは、「高」、「標準」、および、「低」の3種類とされている。
【0064】
SLグレードが「高」に該当するのは、WEBサーバAとルータB間のレスポンスタイムが理想値(例えば、100ミリ秒)+10ミリ秒未満の場合であり、その場合には当該項目に関する監視のインターバルが30分を限度として2倍に延長される。また、連続して3回当該グレードに該当する場合には当該項目がチェック項目から除外される。更に、当該グレードに該当した場合には関連資源の変更はなされず、また、イベント発生時には当該項目に関するSLグレードが「低」に変更される。
【0065】
また、WEBサーバAとルータB間のレスポンスタイムが理想値+10ミリ秒以上50ミリ秒未満である場合には当該項目のSLグレードは、「標準」に分類される。その場合には、インターバルは30分を限度に1.5倍に延長される。また、連続して5回当該グレードに該当する場合には当該項目がチェック項目から除外される。更に、当該グレードに該当した場合には関連資源の変更はなされず、また、イベント発生時には当該項目に関するSLグレードが「低」に変更される。
【0066】
また、WEBサーバAとルータB間のレスポンスタイムが理想値+50ミリ秒以上である場合には当該項目のSLグレードは、「低」に分類される。その場合には、インターバルは3分を限度に1/2倍に短縮される。また、連続して2回当該グレードに該当する場合であって、項目3がチェック項目から除外されている場合には、項目3をチェック項目として追加する。更に、当該グレードに該当した場合およびイベントが発生した場合にはWEBサーバAからのパケットを優先して配信するようにパケットの優先順位を変更する。
【0067】
図11は、項目3の設定内容を示す図である。この例では、項目3のSLグレードは、「高」、「標準」、「低」、および、「最低」の4種類とされている。SLグレードが「高」に分類されるのは、WEBサーバAのCPU使用率が50%未満の場合であり、その場合にはインターバルが30分を限度として2倍に延長される。また、連続して3回当該グレードに該当する場合には当該項目がチェック項目から除外される。更に、当該グレードに該当した場合には関連資源の変更はなされず、また、イベント発生時には当該項目に関するSLグレードが「低」に変更される。
【0068】
また、CPUの使用率が50%以上75%未満である場合には当該項目のSLグレードは、「標準」に分類される。その場合には、インターバルは30分を限度に1.5倍に延長される。また、連続して5回当該グレードに該当する場合には当該項目がチェック項目から除外される。更に、当該グレードに該当した場合には関連資源の変更はなされず、また、イベント発生時には当該項目に関するSLグレードが「低」に変更される。
【0069】
また、CPUの使用率が75%以上95%未満である場合には当該項目のSLグレードは、「低」に分類される。その場合には、インターバルは3分を限度に1/2倍に短縮される。また、追加/削除項目および関連資源の変更については特に設定されていない。更に、イベント発生時には当該項目に関するSLグレードが「最低」に変更される。
【0070】
また、CPUの使用率が95%以上である場合には当該項目のSLグレードは、「最低」に分類される。その場合には、インターバルは1分を限度に1/2倍に短縮される。また、追加/削除項目および関連資源の変更については特に設定されていない。更に、イベント発生時には管理者に対して警告メールが送信される。
【0071】
次に、以上のような設定がなされた場合において、ネットワーク監視装置19がWEBサーバAを監視する際の動作について説明する。
以上に説明したような操作によって、監視項目に関する設定がなされた後、図5に示す画面50のボタン50gが操作されたとすると、条件変更部20dは、データベース20fに格納されている各項目に対応するポリシーを更新するとともに、モニタリング部20bのモニタリング条件を更新する。
【0072】
モニタリング部20bは、先ず、基準項目(常時監視項目)であるPolicyAのデフォルトの条件を参照し、モニタリングを実行する。即ち、モニタリング部20bは、WEBクライアントAからリクエストが発せられ、WEBサーバAが対応する処理を実行し、WEBクライアントAが処理結果を受信するまでの時間(レスポンスタイム)を、例えば、WEBサーバAにインストールされたソフトウエアによって10分間隔に測定する。その際、レスポンスタイムが18秒を超過した場合には、これをイベントの発生として捉え、対応する処理を実行する。
【0073】
モニタリング部20bによるモニタリング結果は、サービスレベル判定部20eに通知される。サービスレベル判定部20eは、WEBサーバAのレスポンスタイムと、図8に示す項目1に関する設定内容とを比較し、項目1についてのSLグレードを決定して条件遷移管理部20gに通知するとともに、必要に応じてモニタリング条件を変更する。例えば、レスポンスタイムが10秒であった場合には、SLグレードが「低」と判断され、インターバルがデフォルトの10分の1/2倍である5分に短縮される。続いて、5分後のモニタリングの結果が13秒であった場合には、再び「低」のグレードと判定され、インターバルは低限の3分に短縮されるとともに、連続して2回グレード「低」の判定を受けたので、新たに、項目2(WEBサーバAとルータBの間のレスポンスタイム)のモニタリングが、デフォルトのインターバル(例えば、10分)にて実行される。
【0074】
続いて3分後の項目1のモニタリング結果が15秒になった場合には、SLグレードは「最低」と判断され、インターバルは3分の1/2の1分30秒とされるとともに、項目3(WEBサーバAのCPUの使用率)がデフォルトのインターバル(10分)にてモニタリングが開始される。
【0075】
そして、次々回のモニタリングにおいて、モニタリング結果が3回連続してSLグレード「最低」の判定を受けるか、レスポンスタイムが18秒の閾値を超えた場合(イベントが発生した場合)には、関連資源であるルータBに対して、WEBサーバAへのトラフィックに対する優先制御の指示を出す。
【0076】
この指示により、3分後のモニタリング結果が4秒となり、SLグレード「高」の判定を得た場合には、インターバルを2倍の6分に設定する。その後も、SLグレード「高」の判定を2回連続して受けた場合には、12分、24分とインターバルが延長されるとともに、モニタリング対象とされていたモニタリング項目2,3が適宜対象から除外されることになる。
【0077】
この間、項目2,3のモニタリング項目も、それぞれのインターバルと、グレード判定と、判定結果に応じた処理とを、項目1と同様の論理に従って並行して実行される。このため、基準項目である項目1のSLグレード判定結果として派生したモニタリング項目が、基準項目1の判定結果により終了するとは限らない。つまり、項目2は項目1の結果を契機としてモニタリングを開始した場合でも、項目1の判定結果を契機として終了するとは限らず、項目2自体の判定によって終了する可能性もある。例えば、項目2は、10分のインターバルでモニタリングをスタートし、結果が130ミリ秒であったらSLグレード「標準」となり、インターバルは15分に延長され、その後も「標準」の判定が連続すれば、インターバルは、22.5分、30分と延長された後、5回目の判定で項目2はモニタリングの必要がないとみなされて監視が中止されることになる。
【0078】
また、新たな項目の監視を開始する契機も、必ずしも基準項目の監視結果に起因するとは限らない。つまり、項目3は項目1の結果を契機としてモニタリングが開始されたが、それ以前に項目2の結果を契機としてモニタリングを開始済みである可能性もある。例えば、項目2が、10分のインターバルでモニタリングを開始し、結果が150ミリ秒であった場合にはSLグレードは「低」となり、インターバルは5分に短縮され、その後も「低」の判定が2回連続すればインターバルは限度の3分に短縮され、その時点で項目3のモニタリングが開始されることになる。
【0079】
以上の処理により、ネットワーク監視装置19の条件遷移管理部20gには、ネットワークの現在の状態を示すデータが格納されることになる。なお、図5の領域50aには、以上の処理による監視結果であるSLグレードが表示される。この例では、監視対象であるWEBサーバAのSLグレードは、「高」と表示されている。ここで、この文字「高」はハイパーテキストであり、リンクが張られているので、この部分をクリックすると、図12に示す画面90が表示装置19hに表示される。
【0080】
この表示例では、WEBサーバAと題された画面90が表示されており、画面90の表示領域90aには、監視対象であるWEBサーバAの現在の状況(基準項目である項目1のモニタリング結果)を示すデータが表示されている。即ち、SLグレードは「高」であり、レスポンスタイムは「3.1秒」であり、インターバルは「20分」であり、追加項目、関連資源の変更、および、イベントの発生は「なし」であることが示されている。
【0081】
なお、追加項目として項目2,3が追加されている場合には、図12の「追加項目」の欄にハイパーテキストとして表示し、クリックされた場合には該当する項目の監視結果を示す画面(図12と同様の画面)を表示するようにしてもよい。
【0082】
以上に説明したように、本発明のネットワーク監視装置によれば、SLグレードのモニタリング結果やイベントの発生に基づいてモニタリング条件を動的にチューニングするようにしたので、SLグレードの状態変化を判定し、それに応じて、常に適切なモニタリング条件によってネットワークを監視することが可能になる。従って、SLグレードが安定しており、必ずしもモニタリングが必要ない場合には、モニタリングのインターバルを拡大するとともに、監視項目を絞り、モニタリングに起因するトラフィックの増大やネットワークにかかる負荷を自動的に最低限に抑えて運用することが可能になる。
【0083】
逆に、サービスレベルが低下した場合には、モニタリングのインターバルを狭めるとともに、監視する項目や範囲を増大することにより、トラブルシューティングに必要なモニタリングデータを自動的に収集したり、サービスレベルを向上させるために関連資源を自動的に設定することが可能になる。
【0084】
次に、図13〜図16を参照して本発明に係るネットワーク監視装置19において実行される処理、即ち、図4に示す機能ブロックを実現するためのフローチャートについて説明する。
【0085】
図13は、ネットワーク監視装置19が監視項目を新たに登録する場合や既に登録済みの監視項目を編集する際に実行されるフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0086】
ステップS10:
CPU19aは、監視対象を新たに登録する操作、即ち、図5においてボタン50eが操作された場合、図6においてボタン60eが操作された場合等には、ステップS11に進み、それ以外の場合にはステップS13に進む。
【0087】
ステップS11:
CPU19aは、監視対象および監視項目の入力を受ける。具体的には、図6および図7に示すような画面60,70において入力された、新たな監視項目に関する情報を入力する。
【0088】
ステップS12:
CPU19aは、ステップS11で取得した新たな監視項目に関する情報を、HDD19dに登録する。
【0089】
ステップS13:
CPU19aは、既に登録済みの監視項目の編集を行う操作、即ち、図5に示すボタン50b〜50dの何れかが操作された場合、図6に示すボタン60b〜60dが操作された場合、または、図7に示すボタン70fが操作された場合等には、ステップS14に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0090】
ステップS14:
CPU19aは、ステップS13で指定された監視対象に該当するデータをHDD19dから取得する。
【0091】
ステップS15:
CPU19aは、ステップS14で取得したデータの編集を受ける。即ち、CPU19aは、例えば、図7に示すような画面70を表示装置19hに表示し、データの編集を受ける。
【0092】
ステップS16:
CPU19aは、ステップS15で編集されたデータを、HDD19dに登録する。
【0093】
以上の処理により、新たな監視項目を設定するとともに、設定済みの監視項目を編集することが可能になる。
次に、図14を参照して、ネットワークを監視する際に実行されるフローチャートについて説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0094】
ステップS30:
CPU19aは、HDD19dから監視対象となっている項目のうち、基準項目のデフォルトデータを取得する。例えば、監視対象がWEBサーバAの場合には、項目1のデフォルトデータが取得される。
【0095】
ステップS31:
CPU19aは、モニタリングをデフォルトの状態に設定し、監視対象のモニタリングを開始する。
【0096】
ステップS32:
CPU19aは、イベントが発生したか否かを判定し、イベントが発生した場合にはステップS33に進み、それ以外の場合にはステップS34に進む。
【0097】
ステップS33:
CPU19aは、イベントの発生に応じたSLグレードの変更処理である「第1のSLグレード変更処理」を実行する。なお、この処理の詳細については、図15を参照して後述する。
【0098】
ステップS34:
CPU19aは、現在のSLグレードに対応するインターバルTをHDD19dから取得する。
【0099】
ステップS35:
CPU19aは、前回のモニタリングから時間Tが経過したか否かを判定し、時間Tが経過した場合にはステップS36に進み、それ以外の場合にはステップS32に戻って同様の処理を繰り返す。
【0100】
ステップS36:
CPU19aは、設定された監視項目についてモニタリング処理を実行する。
ステップS37:
CPU19aは、ステップS36において取得したモニタリングの結果と、HDD19dに格納されているデータとを比較し、SLグレードを決定する。
【0101】
ステップS38:
CPU19aは、ステップS37における判定の結果、SLグレードが前回の判定結果と同一(不変)である場合にはステップS39に進み、それ以外の場合にはステップS42に進む。
【0102】
ステップS39:
CPU19aは、同一のSLグレードであるという判断が、HDD19dに格納されているデータに示された所定の回数だけ繰り返されたか否かを判定し、繰り返された場合にはステップS40に進み、それ以外の場合にはステップS32に戻って同様の処理を繰り返す。
【0103】
ステップS40:
CPU19aは、HDD19dに格納されているデータを参照し、所定のSLグレードが複数回繰り返された場合に対応した項目追加または削除処理を実行する。
【0104】
ステップS41:
CPU19aは、HDD19dに格納されているデータを参照し、所定のSLグレードが複数回繰り返された場合に対応した関連資源の変更処理を実行する。
【0105】
ステップS42:
CPU19aは、SLグレードが変化した場合に実行すべき「第2のSLグレード変更処理」を実行する。なお、この処理の詳細については図16を参照して後述する。
【0106】
ステップS43:
CPU19aは、監視を終了するか否かを判定し、終了する場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS32に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。
【0107】
以上の処理により、所定の監視対象に対するモニタリングと、モニタリング結果に応じたSLグレードの変更が可能になる。なお、以上のフローチャートは、単一の監視対象に対する処理の一例を示しており、複数の監視対象が存在する場合には同様の処理が並行して実行される。
【0108】
次に、図15を参照し、図14に示すステップS33の「第1のSLグレード変更処理」の詳細について説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0109】
ステップS50:
CPU19aは、RAM19cに格納されている、基準項目の現在のSLグレードを取得する。
【0110】
ステップS51:
CPU19aは、HDD19dに格納されているポリシーから、イベント発生時に遷移するSLグレードを取得する。
【0111】
ステップS52:
CPU19aは、ステップS51において取得したSLグレードに遷移する。
ステップS53:
CPU19aは、HDD19dに格納されているポリシーを参照し、関連資源を変更するか否かを判定し、変更する場合にはステップS54に進み、それ以外の場合には元の処理(図14のステップS34)にリターンする。
【0112】
ステップS54:
CPU19aは、HDD19dから関連資源を変更する際に必要な変更内容に関するデータを取得する。
【0113】
ステップS55:
CPU19aは、ステップS54で取得したデータに応じて、対象となる資源の設定変更を行い、元の処理に復帰する。
【0114】
以上のフローチャートによれば、イベントが発生した場合に、SLグレードと関連資源の設定とを変更することが可能になる。
次に、図16を参照し、図14に示すステップS42の「第2のSLグレード変更処理」の詳細について説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0115】
ステップS70:
CPU19aは、RAM19cに格納されている、基準項目の現在のSLグレードを取得する。
【0116】
ステップS71:
CPU19aは、HDD19dに格納されているデータを参照し、遷移するSLグレードを取得する。
【0117】
ステップS72:
CPU19aは、ステップS71において取得したSLグレードに変更する処理を実行する。
【0118】
ステップS73:
CPU19aは、モニタリング時のインターバルを、ステップS71において取得したSLグレードに対応する値に変更する。
【0119】
ステップS74:
CPU19aは、関連資源の変更を行うか否かを判定し、関連資源を変更する場合にはステップS75に進み、それ以外の場合には元の処理(図14のステップS43の処理)にリターンする。
【0120】
ステップS75:
CPU19aは、HDD19dから関連資源を変更する際に必要な変更内容に関するデータを取得する。
【0121】
ステップS76:
CPU19aは、ステップS75で取得したデータに応じて、対象となる資源の設定変更を行い、元の処理に復帰する。
【0122】
以上のフローチャートによれば、SLグレードが変化した場合に、インターバルおよび関連資源を変更することが可能になる。
なお、以上の実施の形態では、WEBサーバを監視対象とする場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、例えば、WEBサーバ、ルータ、ネットワーク、各種資源間のレスポンス等を監視対象として選択することが可能である。
【0123】
また、以上の実施の形態では、WEBサーバとWEBクライアント間のレスポンスタイムが基準項目である場合について説明したが、基準項目として他の項目を選択することも可能であり、前述の場合に限定されるものではないことはいうまでもない。
【0124】
最後に、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ネットワーク監視装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0125】
(付記1) ネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータを、
監視内容を設定する監視内容設定手段、
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段、
前記監視手段の監視結果に応じて、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更する監視内容変更手段、
として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0126】
(付記2) 前記監視内容は、監視の頻度であることを特徴とする付記1記載の記録媒体。
(付記3) 前記監視内容は、監視の対象であることを特徴とする付記1記載の記録媒体。
【0127】
(付記4) 前記監視内容は、監視の項目であることを特徴とする付記1記載の記録媒体。
(付記5) 前記監視内容変更手段は、ネットワークのサービスレベルが低下した場合には、監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大することを特徴とする付記1記載の記録媒体。
【0128】
(付記6) 前記監視内容変更手段は、ネットワークのサービスレベルが向上した場合には、監視の頻度を減少させ、監視対象および監視項目を減少することを特徴とする付記1記載の記録媒体。
【0129】
(付記7) 前記監視手段の監視結果に応じて、ネットワーク上の所定の資源の設定を変更する資源設定変更手段として機能させるプログラムを更に記録した付記1記載の記録媒体。
【0130】
(付記8) ネットワーク上の所定の資源においてイベントが発生したことを検出するイベント検出手段として機能させるプログラムを更に記録し、
前記監視内容変更手段は、前記イベント検出手段によってイベントの発生が検出された場合には、監視内容を変更することを特徴とする付記1記載の記録媒体。
【0131】
(付記9) ネットワークの状態を監視するネットワーク監視装置において、
監視内容を設定する監視内容設定手段と、
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段と、
前記監視手段の監視結果に応じて、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更する監視内容変更手段と、
を有することを特徴とするネットワーク監視装置。
【0132】
(付記10) ネットワークの状態を監視するネットワーク監視方法において、
監視内容を設定する監視内容設定ステップと、
前記監視内容設定ステップによって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視ステップと、
前記監視ステップの監視結果に応じて、前記監視内容設定ステップによって設定された監視内容を変更する監視内容変更ステップと、
を有することを特徴とするネットワーク監視方法。
【0133】
(付記11) ネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
監視内容を設定する監視内容設定手段、
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段、
前記監視手段の監視結果に応じて、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更する監視内容変更手段、
として機能させるプログラム。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、ネットワークの状態を監視する処理をコンピュータに機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により、コンピュータを、監視内容を設定する監視内容設定手段、監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段、監視手段の監視結果に応じて、監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更する監視内容変更手段、として機能させるようにしたので、ネットワークの状態に応じた最適のタイミングおよび項目数で監視を行うことが可能になる。特に、監視対象のサービスレベルが低下した場合は、監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大することによって、サービスレベルが低下した原因について詳しく解析するための資料を収集することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示すネットワーク監視装置の詳細な構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る記録媒体に記録されているプログラムが、図3に示すHDDにインストールされ、実行された場合に実現される機能ブロックを示す図である。
【図5】本発明に係るプログラムを起動した際に表示装置に表示される画面の一例である。
【図6】図5に示すボタン50bが操作された場合に表示装置に表示される画面の一例である。
【図7】図5に示すボタン60bが操作された場合に表示装置に表示される画面の一例である。
【図8】データベースに格納されている項目1の設定内容に対応するテーブルの一例である。
【図9】図7に示すボタン70eが操作された場合に表示装置に表示される画面の一例である。
【図10】データベースに格納されている項目2の設定内容に対応するテーブルの一例である。
【図11】データベースに格納されている項目3の設定内容に対応するテーブルの一例である。
【図12】図5に示すボタン50gが操作された場合に表示装置に表示される画面の一例である。
【図13】ネットワーク監視装置が監視項目を新たに登録する場合や既に登録済みの監視項目を編集する際に実行されるフローチャートである。
【図14】ネットワークを監視する際に実行されるフローチャートである。
【図15】図14に示すステップS33の「第1のSLグレード変更処理」の詳細について説明するフローチャートである。
【図16】図14に示すステップS42の「第2のSLグレード変更処理」の詳細について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク監視装置
1a 監視内容設定手段
1b 監視手段
1c 監視内容変更手段
1d 資源変更設定手段
1e イベント検出手段
2 ネットワーク
3 WEBクライアント
4 WEBサーバ
5 WEBクライアント
10 WEBクライアントA
11 WEBクライアントB
12,14,16 ネットワーク
13 ルータA
15 ルータB
17 WEBサーバA
18 WEBサーバB
19 ネットワーク監視装置
19a CPU
19b ROM
19c RAM
19d HDD
19e GB
19f I/F
19g バス
19h 表示装置
19i 入力装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording medium, a network monitoring apparatus, and a program, and in particular, a program that causes a computer to function to monitor a network state, a computer-readable recording medium that records such a program, and such The present invention relates to a network monitoring apparatus that executes processing.
[0002]
[Prior art]
In order to manage the operation of the network, first, it is necessary to take appropriate measures such as monitoring the target network to grasp the state and changing the setting condition according to the grasped state.
[0003]
Conventionally, when a network is monitored, it is generally performed according to a “policy” that is a monitoring condition defined in advance. By the way, this policy is generally monitored even if the state of the network changes.
[0004]
In addition, when it becomes necessary to change the monitoring conditions, it is necessary for a network administrator (hereinafter referred to as a network administrator) to actively change the policy manually according to a change in the state of the network. there were.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, as a method for notifying the network administrator of a change in the state of the network, for example, a method has been adopted in which a threshold is set and a warning is given to the network administrator when a condition relating to a predetermined item changes. Therefore, there is a problem that there is a time lag from when the network administrator notices a change in the state of the network until the action is taken.
[0006]
Further, since the threshold setting and changing conditions are often left to the subjective judgment of the network manager, there is a problem in that the network management status depends on the skill of the network manager.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and is a computer-readable record that records a program that causes a computer to function to monitor a network state while changing a policy according to the network state. It is an object of the present invention to provide a medium and a network monitoring apparatus that executes such processing.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above-described problem, in a computer-readable recording medium recording a program for causing a computer to perform a process for monitoring a network state, the computer displays the monitoring contents for setting the monitoring contents shown in FIG. The monitoring content set by the monitoring content setting unit 1a is changed according to the monitoring result of the
[0009]
Here, the monitoring content setting means 1a sets the monitoring content. The
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a principle diagram illustrating the operating principle of the present invention. In this figure, a
[0011]
Here, the monitoring content setting unit 1a sets the monitoring content when the
The
[0012]
The monitoring content changing unit 1c changes the monitoring content set by the monitoring content setting unit 1a according to the monitoring result of the
The resource
[0013]
The
[0014]
The
The
[0015]
The
[0016]
Next, the operation of the above principle diagram will be described.
The network administrator sets data (policy) corresponding to the monitoring content of the
[0017]
For example, if the
[0018]
The monitoring content changing unit 1c refers to the monitoring result of the
[0019]
When the service level continues for a certain period or longer, the resource
[0020]
In this way, when the service level is restored, the monitoring content changing unit 1c reduces the monitoring target, increases the monitoring interval, and reduces the burden on the network due to the monitoring.
[0021]
The above explanation is an example in which the service level of the
[0022]
That is, for example, when a predetermined event occurs in the
[0023]
As described above, according to the
[0024]
Further, according to the present invention, when an event occurs, the monitoring content is changed according to the content, so that it is possible to monitor a situation that occurs suddenly.
[0025]
Furthermore, according to the present invention, since the resource setting state is changed according to the state of the
[0026]
Next, an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration example of the embodiment of the present invention. In this figure, a WEB client A (10) and a WEB client B (11) (hereinafter simply referred to as WEB clients A and B) are constituted by, for example, a personal computer, and are WEB server A (17) or WEB server. B (18) (hereinafter simply referred to as WEB servers A and B) is accessed to obtain desired data.
[0027]
The
[0028]
The router A connects the
[0029]
The
[0030]
The router B connects the
[0031]
The
[0032]
The WEB servers A and B are constituted by server machines, for example, and transmit corresponding information to the requesting WEB client in response to requests from the WEB clients A and B.
[0033]
The
FIG. 3 is a diagram illustrating a detailed configuration example of hardware of the
[0034]
Here, the
The
[0035]
The
The
[0036]
The GB 19e performs a drawing process in accordance with a drawing command supplied from the
The I /
[0037]
The bus 19g connects the
[0038]
The
The input device 19i is composed of, for example, a keyboard and a mouse, and generates and outputs data corresponding to the operation of the network administrator.
[0039]
FIG. 4 is a diagram showing functional blocks of the monitoring function realized when the program recorded on the recording medium according to the present invention is installed after being installed in the
[0040]
As shown in this figure, the
[0041]
The
The
[0042]
The
The
[0043]
The service
[0044]
The database 20f is configured by the
[0045]
The condition
[0046]
Next, the operation of the above embodiment will be described.
FIG. 5 is an example of a screen displayed on the
[0047]
More specifically, “WEB server A” is displayed as the first item in the
[0048]
In such a screen, when the Policy A of the WEB server A is changed, the
[0049]
In this example, a
[0050]
On the right side of each item,
[0051]
When the
[0052]
In this display example, a
[0053]
The
[0054]
In this example, the condition that the SL grade is classified as “high” is when the response time between the WEB server A and the WEB client A is less than 5 seconds. In this case, the monitoring condition is limited to 30 minutes. Doubled. In addition, if the item falls under the grade three times continuously and
[0055]
In addition, the condition that the SL grade is classified as “standard” is when the response time between the WEB server A and the WEB client A is 5 seconds or more and less than 8 seconds. In this case, the monitoring condition is limited to 30 minutes. As 1.5 times. In addition, if the item falls under the
[0056]
When changing the predetermined setting contents, the contents stored in the database 20f can be updated by operating the
[0057]
FIG. 8 is an example of a table corresponding to the setting contents of
[0058]
The SL grade “low” not described in FIG. 7 is classified when the response time between the WEB server A and the WEB client A is 8 seconds or more and less than 15 seconds. When the SL grade is “Low”, the monitoring interval is reduced by a factor of 1/2 up to 3 minutes. If the grade falls under the second consecutive grade,
[0059]
The SL grade “minimum” is classified when the response time between the WEB server A and the WEB client A is 15 seconds or more. In the case of the SL grade “minimum”, the monitoring interval is shortened by a factor of 1/2 up to 1 minute. In addition, when the items correspond to the grade and
[0060]
Incidentally, in FIG. 7, when the
[0061]
In this display example, a
[0062]
By changing the contents displayed on the
[0063]
10 and 11 are diagrams showing the setting contents of
FIG. 10 is a diagram showing the setting contents of
[0064]
The SL grade corresponds to “high” when the response time between the WEB server A and the router B is less than an ideal value (for example, 100 milliseconds) +10 milliseconds. The interval is doubled up to 30 minutes. Also, if the grade falls under the grade three times in a row, the item is excluded from the check items. Further, if the grade falls under the relevant grade, the related resource is not changed, and the SL grade related to the item is changed to “low” when an event occurs.
[0065]
When the response time between the WEB server A and the router B is an ideal value + 10 milliseconds or more and less than 50 milliseconds, the SL grade of the item is classified as “standard”. In that case, the interval is extended 1.5 times up to 30 minutes. Also, if the grade falls under the grade five times in a row, the item is excluded from the check items. Further, if the grade falls under the relevant grade, the related resource is not changed, and the SL grade related to the item is changed to “low” when an event occurs.
[0066]
When the response time between the WEB server A and the router B is equal to or greater than the ideal value +50 milliseconds, the SL grade of the item is classified as “low”. In that case, the interval is reduced by a factor of 1/2 up to 3 minutes. Further, when the item falls under the grade twice consecutively and item 3 is excluded from the check items, item 3 is added as a check item. Further, when the grade is met and when an event occurs, the priority order of the packet is changed so that the packet from the WEB server A is preferentially delivered.
[0067]
FIG. 11 is a diagram showing the setting contents of item 3. In this example, the SL grade of item 3 is four types of “high”, “standard”, “low”, and “lowest”. The SL grade is classified as “high” when the CPU usage rate of the WEB server A is less than 50%, and in that case, the interval is doubled up to 30 minutes. Also, if the grade falls under the grade three times in a row, the item is excluded from the check items. Further, if the grade falls under the relevant grade, the related resource is not changed, and the SL grade related to the item is changed to “low” when an event occurs.
[0068]
When the CPU usage rate is 50% or more and less than 75%, the SL grade of the item is classified as “standard”. In that case, the interval is extended 1.5 times up to 30 minutes. Also, if the grade falls under the grade five times in a row, the item is excluded from the check items. Further, if the grade falls under the relevant grade, the related resource is not changed, and the SL grade related to the item is changed to “low” when an event occurs.
[0069]
If the CPU usage rate is 75% or more and less than 95%, the SL grade of the item is classified as “low”. In that case, the interval is reduced by a factor of 1/2 up to 3 minutes. In addition, there are no particular settings for addition / deletion items and related resource changes. Further, when an event occurs, the SL grade related to the item is changed to “minimum”.
[0070]
When the CPU usage rate is 95% or more, the SL grade of the item is classified as “minimum”. In that case, the interval is shortened by a factor of 1/2 up to 1 minute. In addition, there are no particular settings for addition / deletion items and related resource changes. Further, a warning mail is transmitted to the administrator when an event occurs.
[0071]
Next, the operation when the
If the
[0072]
First, the
[0073]
The monitoring result by the
[0074]
Subsequently, when the monitoring result of
[0075]
In the next monitoring, if the monitoring result receives the SL grade “minimum” determination three times consecutively, or if the response time exceeds the threshold of 18 seconds (when an event occurs), An instruction for priority control for traffic to the WEB server A is issued to a certain router B.
[0076]
With this instruction, the monitoring result after 3 minutes is 4 seconds, and when the SL grade “high” determination is obtained, the interval is set to double 6 minutes. After that, when the SL grade “high” judgment is received twice in succession, the interval is extended to 12 minutes and 24 minutes, and the
[0077]
During this time, the monitoring items of
[0078]
In addition, the trigger for starting monitoring of a new item is not necessarily caused by the monitoring result of the reference item. In other words, the monitoring of the item 3 is started with the result of the
[0079]
Through the above processing, the condition
[0080]
In this display example, the
[0081]
When
[0082]
As described above, according to the network monitoring device of the present invention, the monitoring condition is dynamically tuned based on the monitoring result of the SL grade and the occurrence of the event. Accordingly, it becomes possible to always monitor the network with appropriate monitoring conditions. Therefore, when the SL grade is stable and monitoring is not always necessary, the monitoring interval is expanded and the monitoring items are narrowed down to automatically minimize the increase in traffic caused by monitoring and the load on the network. It becomes possible to operate with a minimum.
[0083]
Conversely, when the service level falls, the monitoring interval is narrowed and the monitoring items and range are increased to automatically collect monitoring data necessary for troubleshooting and improve the service level. Therefore, it becomes possible to automatically set related resources.
[0084]
Next, processing executed in the
[0085]
FIG. 13 is a flowchart executed when the
[0086]
Step S10:
The
[0087]
Step S11:
The
[0088]
Step S12:
The
[0089]
Step S13:
The
[0090]
Step S14:
The
[0091]
Step S15:
The
[0092]
Step S16:
The
[0093]
Through the above processing, new monitoring items can be set and the set monitoring items can be edited.
Next, a flowchart executed when monitoring the network will be described with reference to FIG. When this flowchart is started, the following steps are executed.
[0094]
Step S30:
The
[0095]
Step S31:
The
[0096]
Step S32:
The
[0097]
Step S33:
The
[0098]
Step S34:
The
[0099]
Step S35:
The
[0100]
Step S36:
The
Step S37:
The
[0101]
Step S38:
As a result of the determination in step S37, the
[0102]
Step S39:
The
[0103]
Step S40:
The
[0104]
Step S41:
The
[0105]
Step S42:
The
[0106]
Step S43:
The
[0107]
Through the above processing, it is possible to monitor a predetermined monitoring target and change the SL grade according to the monitoring result. In addition, the above flowchart has shown an example of the process with respect to a single monitoring object, and when a plurality of monitoring objects exist, the same process is performed in parallel.
[0108]
Next, details of the “first SL grade changing process” in step S33 shown in FIG. 14 will be described with reference to FIG. When this flowchart is started, the following steps are executed.
[0109]
Step S50:
The
[0110]
Step S51:
The
[0111]
Step S52:
The
Step S53:
The
[0112]
Step S54:
The
[0113]
Step S55:
The
[0114]
According to the above flowchart, when an event occurs, the SL grade and the related resource settings can be changed.
Next, the details of the “second SL grade changing process” in step S42 shown in FIG. 14 will be described with reference to FIG. When this flowchart is started, the following steps are executed.
[0115]
Step S70:
The
[0116]
Step S71:
The
[0117]
Step S72:
The
[0118]
Step S73:
The
[0119]
Step S74:
The
[0120]
Step S75:
The
[0121]
Step S76:
The
[0122]
According to the above flowchart, when the SL grade changes, the interval and related resources can be changed.
In the above embodiment, the case where the WEB server is the monitoring target has been described. However, the present invention is not limited to such a case, and for example, between the WEB server, the router, the network, and various resources. It is possible to select a response or the like as a monitoring target.
[0123]
In the above embodiment, the case where the response time between the WEB server and the WEB client is the reference item has been described. However, it is possible to select another item as the reference item, which is limited to the above case. It goes without saying that it is not something.
[0124]
Finally, the above processing functions can be realized by a computer. In this case, the processing contents of the functions that the network monitoring apparatus should have are described in a program recorded on a computer-readable recording medium, and the above processing is realized by the computer by executing this program on the computer. Is done. Examples of the computer-readable recording medium include a magnetic recording device and a semiconductor memory. When distributing to the market, store the program in a portable recording medium such as a CD-ROM (Compact Disk Read Only Memory) or flexible disk, or store it in a computer storage device connected via a network. In addition, it can be transferred to another computer through the network. When executed by a computer, the program is stored in a hard disk device or the like in the computer, loaded into the main memory and executed.
[0125]
(Supplementary note 1) In a computer-readable recording medium storing a program for causing a computer to perform a process of monitoring a network state,
Computer
Monitoring content setting means for setting monitoring content,
Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
Monitoring content changing means for changing the monitoring content set by the monitoring content setting means according to the monitoring result of the monitoring means;
A computer-readable recording medium storing a program that functions as a computer.
[0126]
(Additional remark 2) The said monitoring content is the frequency of monitoring, The recording medium of
(Supplementary note 3) The recording medium according to
[0127]
(Additional remark 4) The said monitoring content is a monitoring item, The recording medium of
(Supplementary note 5) The recording medium according to
[0128]
(Supplementary note 6) The recording medium according to
[0129]
(Additional remark 7) The recording medium of
[0130]
(Additional remark 8) The program which functions as an event detection means which detects that the event generate | occur | produced in the predetermined resource on a network is further recorded,
The recording medium according to
[0131]
(Supplementary Note 9) In a network monitoring device that monitors the state of a network,
Monitoring content setting means for setting the monitoring content;
Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
Monitoring content changing means for changing the monitoring content set by the monitoring content setting means according to the monitoring result of the monitoring means;
A network monitoring apparatus comprising:
[0132]
(Supplementary Note 10) In a network monitoring method for monitoring a network state,
Monitoring content setting step for setting monitoring content,
A monitoring step of monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting step;
A monitoring content changing step for changing the monitoring content set by the monitoring content setting step according to the monitoring result of the monitoring step;
A network monitoring method characterized by comprising:
[0133]
(Additional remark 11) In the program which makes a computer function the process which monitors the state of a network,
Computer
Monitoring content setting means for setting monitoring content,
Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
Monitoring content changing means for changing the monitoring content set by the monitoring content setting means according to the monitoring result of the monitoring means;
Program to function as.
[0134]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the monitoring content setting means for setting the monitoring content on the computer by the computer-readable recording medium recording the program for causing the computer to perform the process of monitoring the network state., SupervisorMonitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the visual content setting means, SupervisorDepending on the monitoring results of visual means, SupervisorSince it is made to function as a monitoring content changing unit that changes the monitoring content set by the visual content setting unit, it is possible to perform monitoring at the optimum timing and the number of items according to the state of the network.In particular, when the service level of the monitoring target decreases, it is possible to collect data for detailed analysis of the cause of the service level decrease by increasing the monitoring frequency and expanding the monitoring target and monitoring items. become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a principle diagram illustrating an operation principle of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration example of an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a detailed configuration example of the network monitoring apparatus illustrated in FIG. 2;
4 is a diagram showing functional blocks realized when a program recorded on a recording medium according to the present invention is installed in the HDD shown in FIG. 3 and executed. FIG.
FIG. 5 is an example of a screen displayed on the display device when the program according to the present invention is started.
6 is an example of a screen displayed on the display device when a
FIG. 7 is an example of a screen displayed on the display device when the
FIG. 8 is an example of a table corresponding to the setting contents of
9 is an example of a screen displayed on the display device when the
FIG. 10 is an example of a table corresponding to the setting content of
FIG. 11 is an example of a table corresponding to the setting content of item 3 stored in the database.
12 is an example of a screen displayed on the display device when the
FIG. 13 is a flowchart executed when the network monitoring apparatus newly registers a monitoring item or when editing a monitoring item that has already been registered.
FIG. 14 is a flowchart executed when a network is monitored.
FIG. 15 is a flowchart for describing the details of the “first SL grade change process” in step S33 shown in FIG. 14;
FIG. 16 is a flowchart illustrating details of “second SL grade change processing” in step S42 shown in FIG. 14;
[Explanation of symbols]
1 Network monitoring device
1a Monitoring content setting means
1b Monitoring means
1c Monitoring content change means
1d Resource change setting means
1e Event detection means
2 network
3 WEB client
4 WEB server
5 WEB client
10 WEB client A
11 WEB client B
12, 14, 16 network
13 Router A
15 Router B
17 WEB server A
18 WEB server B
19 Network monitoring device
19a CPU
19b ROM
19c RAM
19d HDD
19e GB
19f I / F
19g bus
19h Display device
19i input device
Claims (5)
コンピュータを、
監視内容を設定する監視内容設定手段、
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段、
前記監視手段の監視結果を参照し、ネットワークのサービスレベルが低下した場合は、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更して監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大する監視内容変更手段、
として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。In a computer-readable recording medium recorded with a program that causes a computer to function to monitor the state of a network,
Computer
Monitoring content setting means for setting monitoring content,
Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
Refer to the monitoring result of the monitoring means, and when the service level of the network is lowered , change the monitoring content set by the monitoring content setting means to increase the monitoring frequency, and expand the monitoring target and the monitoring items Monitoring content change means,
A computer-readable recording medium storing a program that functions as a computer.
前記監視内容変更手段は、前記イベント検出手段によってイベントの発生が検出された場合には、その内容に応じて監視内容を変更することを特徴とする請求項1記載の記録媒体。 2. The recording medium according to claim 1, wherein when the occurrence of an event is detected by the event detection unit, the monitoring content changing unit changes the monitoring content according to the content.
監視内容を設定する監視内容設定手段と、 Monitoring content setting means for setting the monitoring content;
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段と、 Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
前記監視手段の監視結果を参照し、ネットワークのサービスレベルが低下した場合は、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更して監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大する監視内容変更手段と、 Refer to the monitoring result of the monitoring means, and when the service level of the network is lowered, change the monitoring content set by the monitoring content setting means to increase the monitoring frequency, and expand the monitoring target and the monitoring items Monitoring content changing means,
を有することを特徴とするネットワーク監視装置。 A network monitoring apparatus comprising:
コンピュータを、 Computer
監視内容を設定する監視内容設定手段、 Monitoring content setting means for setting monitoring content,
前記監視内容設定手段によって設定された監視内容にてネットワークを監視する監視手段、 Monitoring means for monitoring the network with the monitoring content set by the monitoring content setting means;
前記監視手段の監視結果を参照し、ネットワークのサービスレベルが低下した場合は、前記監視内容設定手段によって設定された監視内容を変更して監視の頻度を増大させ、監視対象および監視項目を拡大する監視内容変更手段、 Refer to the monitoring result of the monitoring means, and when the service level of the network is lowered, change the monitoring content set by the monitoring content setting means to increase the monitoring frequency, and expand the monitoring target and the monitoring items Monitoring content change means,
として機能させることを特徴とするプログラム。 A program characterized by functioning as
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