JP3818456B2 - Hair cosmetics - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、毛髪化粧料に関し、毛髪に対し、べたつきがなく、優れたつやおよびウエット感を与え、なめらかな感触を付与しながら、かつ、良好なセット保持力を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
従来、毛髪化粧料には毛髪につやおよびなめらかさを与える目的でシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分を可溶化、乳化、溶解して用いられている。特に、シリコーン油は表面張力が低く毛髪へのなじみに優れ、良い光沢が得られるため、近年多用されている。しかしながら、シリコーン油に代表される油分では、油分のもつ限界があり多量に用いたり、消費者が長い間使用すると、毛髪のきしみ感が増したり、脂ぎるといった欠点があった。また、毛髪に濡れたような感じ(ウエット感)を与えるために、プロピレングリコール等の保湿剤が用いられてきたが、多量に配合するとべたついたり持続性に劣るという欠点があった。他方、なめらかさを付与する目的でカチオン界面活性剤も多用されているが、望ましい光沢を与えるものではなく、多量に配合すると安全性上も好ましくないという欠点があった。
また、毛髪セットの目的で、高分子化合物としてポリビニールピロリドン系ポリマー、酸性ポリビニルエーテル系ポリマー、酸性アクリル系ポリマー、あるいはカチオン性ポリマー等が配合されている。しかしながら、これら高分子化合物は毛髪の固定すなわちセット力に優れているものの、光沢、なめらかさを満足するものではなかった。
さらに、アミノ変性シリコーンとカチオン界面活性剤との組み合わせが提案されているが、このものは毛髪へのなめらかさを与えるものの、べたつくものであり、このものの被膜は透明感に乏しいものであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記技術的課題を解決するために、毛髪に対し、べたつきがなく、優れたつやおよびウエット感を与え、なめらかな感触を付与しながら、かつ、良好なセット保持力を有する毛髪化粧料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の両性高分子化合物と、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンから選ばれる保湿剤と、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレンから選ばれる炭化水素油とを、各成分を同時に多量に配合することが可能になり、また、毛髪に対し、べたつきがなく、優れたつやおよびウエット感を与え、なめらかな感触を付与しながら、かつ、良好なセット保持力を有する毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
すなわち、本発明は、下記(1)、(2)および(3)を含有し、かつ、下記式(I)で表される高分子量シリコーンを実質的に含有しないことを特徴とする毛髪化粧料を提供する発明である。
【化3】
(Rはメチル基又は一部がフェニル基を表し、R’はメチル基又は水酸基を表す。また、pは3 , 000〜20 , 000の整数を表す。)
(1)下記式( II )で示される両性高分子化合物の一種若しくは二種以上を0.3〜10.0重量%、
【化4】
(n:m=90:10〜50:50の範囲であり、分子量は50 , 000〜500 , 000の範囲である。R1およびR6は水素原子又はメチル基、R3およびR4は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、R2およびR5は1〜4個の炭素原子を有するアルキレン基、R7は1〜24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和のアルキル基、Aは酸素原子又はNH基又はなし。)
(2)グリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンからなる群から選ばれる一種もしくは二種以上を8.0〜20.0重量%、
(3)流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワランおよびスクワレンからなる群から選ばれる炭化水素油の一種もしくは二種以上を10.0〜20.0重量%。
【0005】
以下本発明の構成について詳述する。本発明に用いられる上記の両性高分子化合物( II )(以下、「両性高分子化合物」又は「両性高分子」と記載する)は、製品中で可溶または、分散性の重合体であり、本発明においては、これらの中から一種もしくは二種以上を選んで用いることができる。
【0006】
上記両性高分子は、製品中にエタノール等の任意の溶媒が存在するならば、重合体は組み合わされた溶媒系に可溶または分散性の重合体である。これら両性高分子の中でも、n:m=90:10 〜70:30 、R7 が12〜24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和のアルキル基であるものが特に好ましい。
本発明に用いられる両性高分子化合物の含有量は、0.3〜10.0重量%であり、好ましくは3.0〜5.0重量%である。配合量が3.0重量%未満の場合、両性高分子化合物がセット剤としての効果が得られず、10.0重量%を越える場合、べたつき感が残る場合もある。
【0007】
本発明に用いられるグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンは、特に限定はなく、市販品であればすべて用いることができ、天然品でも合成品でも良い。本発明においては、これらの中から一種もしくは二種以上が選ばれて用いることができる。
【0008】
また、これらの含有量は、8.0〜20.0重量%であり、好ましくは、10.0〜15.0重量%である。配合量が8.0重量%未満の場合、本発明で求める充分な効果が得られず、20.0重量%を越える場合、べたつき感が残る場合もある。
【0009】
本発明に用いられる炭化水素油は、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレンであり、天然品でも、合成品でも良く、これらの中から任意の一種もしくは二種以上が選ばれて用いることができる。
また、本発明における炭化水素油の含有量は、10.0〜20.0重量%であり、好ましくは、10.0〜15.0重量%である。配合量が10.0重量%未満の場合、本発明で求める充分な効果が得られず、20.0重量%を越える場合、べたつき感が残る場合もある。
【0010】
本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分に加えて、塩化カプロニウム等の血管拡張剤、ビタミンA類、ビタミンB類、ビタミンC類、ビタミンD類、ビタミンE類等のビタミン類を配合しても良い。更に、毛髪化粧料において一般に用いられている成分を、本発明の効果を損なわない量的質的範囲内において配合することができる。例えば、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、エステル類、脂肪酸、高級アルコール、ラノリン、シリコーン誘導体等の油脂類、動植物の天然エキス及びその誘導体、染料、色素、顔料、香料、防腐剤、キレート剤、有機酸、紫外線防止剤、水、エタノール等の親水性有機溶媒、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール等の保湿剤、殺菌剤、抗菌剤、蛋白質誘導体等が挙げられる。
【0011】
【実施例】
次に実施例により本発明の効果をさらに詳しく説明する。本発明は、これによって限定されるものではない。尚、配合量は全て重量%である。
また、これに先立ち実施例、比較例で実施した評価法について説明する。
【0012】
(1)べたつき感
各試料につき、女性の専門パネラー20名により実使用試験を行い、使用後のべたつき感の有る無しについて官能により評価した。尚、評価方法は以下の基準に従った。
◎:専門パネラー16名以上が、使用後においてべたつき感がないと認めた。
○:専門パネラー12名以上15名未満が、使用後においてべたつき感がないと認めた。
△:専門パネラー8名以上11名未満が、使用後においてべたつき感がないと認めた。
×:専門パネラー7名未満が、使用後においてべたつき感がないと認めた。
【0013】
(2)つや、ウエット感
各試料につき、女性の専門パネラー20名により実使用試験を行い、使用後のつや、ウエット感の有る無しについて官能により評価した。尚、評価方法は以下の基準に従った。
◎:専門パネラー16名以上が、使用後において、つや、ウエット感があると認めた。
○:専門パネラー12名以上15名未満が、使用後において、つや、ウエット感があると認めた。
△:専門パネラー8名以上11名未満が、使用後において、つや、ウエット感があると認めた。
×:専門パネラー7名未満が、使用後において、つや、ウエット感があると認めた。
【0014】
(3)セット保持力(毛髪固定力)
各試料につき、女性の専門パネラー20名により実使用試験を行い、使用後のセット保持力の有る無しについて官能により評価した。尚、評価方法は以下の基準に従った。
◎:専門パネラー16名以上が、使用後において、セット保持力があると認めた。
○:専門パネラー12名以上15名未満が、使用後において、セット保持力があると認めた。
△:専門パネラー8名以上11名未満が、使用後において、セット保持力があると認めた。
×:専門パネラー7名未満が、使用後において、セット保持力があると認めた。
【0015】
製法
(3)(4)(5)(6)(7)(8)混合したものに、(1)(2)を添加混合する。次いで、この原液を罐に充填後、(9)の噴射ガスを充填し、フォーム状エアゾールを得た。
【0016】
製法
(3)(4)(5)(6)(7)(8)混合したものに、(1)(2)を添加混合する。次いで、この原液を罐に充填後、(9)の噴射ガスを充填し、フォーム状エアゾールを得た。
【0017】
比較例1
実施例1のグリセリンをソルビトールに等量置換したもの。
【0018】
比較例2
実施例2の両性高分子をポリビニルピロリドンビニルアセテート共重合体に等量置換したもの。
【0019】
比較例3
実施例1の流動パラフィンをミリスチン酸イソプロピルに等量置換したもの。
【0020】
実施例1、2で得られた本発明品と比較例1、2、3で得られたものについての効果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】
表1から明らかな様に、本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対して、べたつき感がなく、つや、ウエット感を付与し、セット保持力に優れている。
【0023】
製法
(1)〜(9)を順次添加し、混合攪拌する。
【0024】
製法
(3)(4)(5)に(1)(6)を溶解し、(7)を添加し、乳化して、(2)(8)(9)(10)(11)と混合する。
【0025】
製法
(8)に(4)を溶解し、(5)(6)(7)の混合物を添加し、(1)(2)(3)を混合し攪拌する。
【0026】
製法
(9)に(1)〜(8)を順次添加し、加熱混合した後、冷却する。
【0027】
製法
(10)に(1)(2)(4)(7)を加温溶解し、(3)に(5)(6)(8)(9)を加温溶解し、両者を混合し乳化する。
【0028】
実施例3〜7の毛髪化粧料は、毛髪に対して、べたつき感がなく、つや、ウエット感を付与し、セット保持力に優れていた。
【0029】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対して、べたつき感がなく、つや、ウエット感を付与し、セット保持力に優れた毛髪化粧料である。
[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a hair cosmetic, and more particularly to a hair cosmetic that has good set-holding power while giving a smooth and wet feeling without giving stickiness to the hair and giving a smooth feel.
[0002]
[Prior art and problems]
Conventionally, hair cosmetics are used by solubilizing, emulsifying and dissolving oils such as silicone oil, ester oil and hydrocarbon oil for the purpose of giving the hair gloss and smoothness. In particular, silicone oil has been widely used in recent years because it has a low surface tension and is excellent in conformity to hair and provides a good gloss. However, oils typified by silicone oil have limitations such as the oil content, and when used in a large amount or when used for a long time by consumers, there is a drawback that the squeaky feeling of hair is increased or greasy. In addition, a moisturizing agent such as propylene glycol has been used in order to give the hair a wet feeling (wet feeling). However, when it is added in a large amount, there is a drawback that it is sticky or inferior in sustainability. On the other hand, cationic surfactants are also frequently used for the purpose of imparting smoothness. However, they do not give desirable gloss, and there is a disadvantage that it is not preferable in terms of safety when blended in a large amount.
For the purpose of hair setting, a polyvinyl pyrrolidone polymer, an acidic polyvinyl ether polymer, an acidic acrylic polymer, or a cationic polymer is blended as a polymer compound. However, although these polymer compounds are excellent in fixing hair, that is, in setting power, they do not satisfy gloss and smoothness.
Furthermore, a combination of an amino-modified silicone and a cationic surfactant has been proposed. This gives a smoothness to the hair, but is sticky, and the coating of this product has poor transparency.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above technical problem, the present inventors have no hair stickiness, excellent gloss and wet feeling, smooth touch, and good set holding power. As a result of earnest research to obtain cosmetics, a specific amphoteric polymer compound, a humectant selected from glycerin, diglycerin and polyglycerin, and a hydrocarbon oil selected from liquid paraffin, liquid isoparaffin, squalane and squalene In addition, it is possible to mix a large amount of each component at the same time, and the hair has no stickiness, gives an excellent gloss and wet feeling, gives a smooth feel, and has a good set holding power. The present inventors have found that a hair cosmetic composition having a hair color can be obtained, and have completed the present invention.
[0004]
That is, the present invention contains the following (1), (2) and (3) and substantially does not contain a high molecular weight silicone represented by the following formula (I). It is the invention which provides.
[Chemical 3]
(R is a methyl group or partially represents a phenyl group, R 'represents a methyl group or a hydroxyl group. Further, p is 3, 000 to 20, an integer of 000.)
(1) 0.3 to 10.0% by weight of one or more amphoteric polymer compounds represented by the following formula ( II ),
[Formula 4]
(N: m = 90: 10~50 : in the range of 50, molecular weight 50, 000 to 500, the .R1 and R6 is in the range of 000 hydrogen atom or a methyl group, R3 and R4 are the 1-4 An alkyl group having carbon atoms, R2 and R5 are alkylene groups having 1 to 4 carbon atoms, R7 is a saturated or unsaturated alkyl group having 1 to 24 carbon atoms, A is an oxygen atom or NH group or None.)
(2) 8.0 to 20.0% by weight of one or more selected from the group consisting of glycerin, diglycerin and polyglycerin,
(3) 10.0 to 20.0% by weight of one or more hydrocarbon oils selected from the group consisting of liquid paraffin, liquid isoparaffin, squalane and squalene.
[0005]
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail. The amphoteric polymer compound ( II ) used in the present invention (hereinafter referred to as “amphoteric polymer compound” or “amphoteric polymer”) is a polymer that is soluble or dispersible in the product, In the present invention, one or more of these can be selected and used.
[0006]
The above amphoteric polymer is a polymer that is soluble or dispersible in a combined solvent system if any solvent such as ethanol is present in the product. Among these amphoteric polymers, those in which n: m = 90: 10 to 70:30 and R7 is a saturated or unsaturated alkyl group having 12 to 24 carbon atoms are particularly preferred.
The content of the amphoteric polymer compound used in the present invention is 0.3 to 10.0% by weight, preferably 3.0 to 5.0% by weight. When the blending amount is less than 3.0% by weight, the amphoteric polymer compound cannot obtain the effect as a set agent, and when it exceeds 10.0% by weight, a sticky feeling may remain.
[0007]
The glycerin, diglycerin, and polyglycerin used in the present invention are not particularly limited, and any commercially available product may be used, which may be a natural product or a synthetic product. In the present invention, one or more of these can be selected and used.
[0008]
Moreover, these content is 8.0 to 20.0 weight%, Preferably it is 10.0 to 15.0 weight%. When the blending amount is less than 8.0% by weight, the sufficient effect required in the present invention cannot be obtained, and when it exceeds 20.0% by weight, a sticky feeling may remain.
[0009]
The hydrocarbon oil used in the present invention is liquid paraffin, liquid isoparaffin, squalane, squalene, and may be a natural product or a synthetic product, and any one or two or more of them can be selected and used. .
Moreover, content of the hydrocarbon oil in this invention is 10.0-20.0 weight%, Preferably, it is 10.0-15.0 weight%. When the blending amount is less than 10.0% by weight, the sufficient effect required in the present invention cannot be obtained, and when it exceeds 20.0% by weight, a sticky feeling may remain.
[0010]
In addition to the above essential components, the hair cosmetic composition of the present invention contains a vasodilator such as capronium chloride, vitamins such as vitamin A, vitamin B, vitamin C, vitamin D, and vitamin E. May be. Furthermore, components generally used in hair cosmetics can be blended within a quantitative quality range that does not impair the effects of the present invention. For example, amphoteric surfactants, cationic surfactants, anionic surfactants, nonionic surfactants, esters, fatty acids, higher alcohols, lanolin, silicone derivatives and other fats and oils, natural extracts of animals and plants and Derivatives, dyes, pigments, pigments, fragrances, preservatives, chelating agents, organic acids, UV inhibitors, hydrophilic organic solvents such as water and ethanol, humectants such as glycerin, propylene glycol, and ethylene glycol, bactericides, and antibacterials Agents, protein derivatives and the like.
[0011]
【Example】
Next, the effects of the present invention will be described in more detail with reference to examples. The present invention is not limited thereby. In addition, all compounding quantities are weight%.
Prior to this, evaluation methods performed in Examples and Comparative Examples will be described.
[0012]
(1) Stickiness feeling For each sample, an actual use test was conducted by 20 female panelists, and the presence or absence of stickiness after use was evaluated by sensory evaluation. In addition, the evaluation method followed the following criteria.
A: More than 16 professional panelists recognized that there was no stickiness after use.
○: 12 or more specialized panelists and less than 15 recognized that there was no stickiness after use.
Δ: 8 or more and less than 11 specialist panelists recognized that there was no stickiness after use.
X: Less than 7 professional panelists recognized that there was no stickiness after use.
[0013]
(2) Gloss and wet feeling Each sample was subjected to an actual use test by 20 female panelists, and the gloss after use and the presence or absence of wet feeling were evaluated by sensory evaluation. In addition, the evaluation method followed the following criteria.
A: More than 16 professional panelists recognized that there was a feeling of gloss and wetness after use.
◯: 12 or more and less than 15 professional panelists recognized that there was a feeling of gloss and wetness after use.
(Triangle | delta): 8 or more and less than 11 expert panelists recognized that there was a glossiness and a wet feeling after use.
X: Less than 7 professional panelists recognized that there was a glossy feeling after use.
[0014]
(3) Set holding force (hair fixing force)
For each sample, an actual use test was conducted by 20 female panelists, and the presence or absence of holding power after use was evaluated by sensory evaluation. In addition, the evaluation method followed the following criteria.
A: More than 16 professional panelists recognized that they had set holding power after use.
A: 12 or more and less than 15 professional panelists recognized that they had a set holding power after use.
(Triangle | delta): 8 or more and less than 11 expert panelists recognized that it has set holding power after use.
X: Less than 7 expert panelists recognized that it had set holding power after use.
[0015]
Production method (3) (4) (5) (6) (7) (8) To the mixture, (1) (2) is added and mixed. Next, after filling this stock solution into a bag, the injection gas of (9) was filled to obtain a foam aerosol.
[0016]
Production method (3) (4) (5) (6) (7) (8) To the mixture, (1) (2) is added and mixed. Next, after filling this stock solution into a bag, the injection gas of (9) was filled to obtain a foam aerosol.
[0017]
Comparative Example 1
An equivalent amount of the glycerin of Example 1 replaced with sorbitol.
[0018]
Comparative Example 2
The amphoteric polymer of Example 2 was substituted with an equivalent amount of polyvinylpyrrolidone vinyl acetate copolymer.
[0019]
Comparative Example 3
An equivalent amount of the liquid paraffin of Example 1 replaced with isopropyl myristate.
[0020]
The effects of the present invention products obtained in Examples 1 and 2 and those obtained in Comparative Examples 1, 2 and 3 are shown in Table 1.
[0021]
[Table 1]
[0022]
As is apparent from Table 1, the hair cosmetic composition of the present invention has no sticky feeling on the hair, gives a glossy, wet feeling, and is excellent in set holding power.
[0023]
Manufacturing methods (1) to (9) are sequentially added and mixed and stirred.
[0024]
(1) (6) is dissolved in the production methods (3), (4) and (5), (7) is added, emulsified, and mixed with (2) (8) (9) (10) (11). .
[0025]
(4) is dissolved in the production method (8), the mixture of (5), (6) and (7) is added, and (1), (2) and (3) are mixed and stirred.
[0026]
(1) to (8) are sequentially added to the production method (9), heated and mixed, and then cooled.
[0027]
(1) (2) (4) (7) is heated and dissolved in production method (10), (5) (6) (8) (9) is heated and dissolved in (3), and both are mixed and emulsified. To do.
[0028]
The hair cosmetics of Examples 3 to 7 had no stickiness to the hair, gave gloss and a wet feeling, and were excellent in set holding power.
[0029]
【The invention's effect】
The hair cosmetic composition of the present invention is a hair cosmetic composition that does not have a sticky feeling on the hair, gives a glossy, wet feeling, and has an excellent set holding power.

Claims (4)

下記(1)、(2)および(3)を含有し、かつ、下記式(I)で表される高分子量シリコーンを実質的に含有しないことを特徴とする毛髪化粧料。
(Rはメチル基又は一部がフェニル基を表し、R’はメチル基又は水酸基を表す。また、pは3 , 000〜20 , 000の整数を表す。)
(1)下記式(II)で示される両性高分子化合物の一種若しくは二種以上を0.3〜10.0重量%、
(n:m=90:10〜50:50の範囲であり、分子量は50,000〜500,000の範囲である。R1およびR6は水素原子又はメチル基、R3およびR4は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、R2およびR5は1〜4個の炭素原子を有するアルキレン基、R7は1〜24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和のアルキル基、Aは酸素原子又はNH基又はなし。)
(2)グリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンからなる群から選ばれる一種もしくは二種以上を8.0〜20.0重量%、
(3)流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワランおよびスクワレンからなる群から選ばれる炭化水素油の一種もしくは二種以上を10.0〜20.0重量%。
A hair cosmetic comprising the following (1), (2) and (3) and substantially free of high molecular weight silicone represented by the following formula (I):
(R is a methyl group or partially represents a phenyl group, R 'represents a methyl group or a hydroxyl group. Further, p is 3, 000 to 20, an integer of 000.)
(1) 0.3 to 10.0% by weight of one or more amphoteric polymer compounds represented by the following formula (II)
(N: m = 90: 10-50: 50, molecular weight is in the range of 50,000-500,000. R1 and R6 are hydrogen atoms or methyl groups, R3 and R4 are 1-4 An alkyl group having carbon atoms, R2 and R5 are alkylene groups having 1 to 4 carbon atoms, R7 is a saturated or unsaturated alkyl group having 1 to 24 carbon atoms, A is an oxygen atom or NH group or None.)
(2) 8.0 to 20.0% by weight of one or more selected from the group consisting of glycerin, diglycerin and polyglycerin,
(3) 10.0 to 20.0% by weight of one or more hydrocarbon oils selected from the group consisting of liquid paraffin, liquid isoparaffin, squalane and squalene.
(1)の両性高分子化合物の一種もしくは二種以上の含有量が、3.0〜5.0重量%であることを特徴とする、請求項1記載の毛髪化粧料。The hair cosmetic composition according to claim 1, wherein the content of one or more amphoteric polymer compounds of (1) is 3.0 to 5.0% by weight. (2)のグリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンからなる群から選ばれる一種もしくは二種以上の含有量が、10.0〜15.0重量%であることを特徴とする、請求項1又は2記載の毛髪化粧料。3. The content of one or more selected from the group consisting of glycerin, diglycerin and polyglycerin (2) is 10.0 to 15.0% by weight. Hair cosmetics. (3)の流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワランおよびスクワレンからなる群から選ばれる炭化水素油の一種もしくは二種以上の含有量が、10.0〜15.0重量%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの請求項記載の毛髪化粧料。The content of one or more hydrocarbon oils selected from the group consisting of (3) liquid paraffin, liquid isoparaffin, squalane and squalene is 10.0 to 15.0 wt%, The hair cosmetic composition according to any one of claims 1 to 3.
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