JP3818135B2

JP3818135B2 - cushion

Info

Publication number: JP3818135B2
Application number: JP2001357004A
Authority: JP
Inventors: 理中垣; 克也波多野
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 2001-11-22
Filing date: 2001-11-22
Publication date: 2006-09-06
Anticipated expiration: 2021-11-22
Also published as: JP2003156091A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアあるいはリッド等に設けられるものであって、これらドアあるいはリッド等の閉時に、当該ドア等に入力する衝撃力（荷重）を緩和させるように機能するクッションに関するものであり、特に、その装着性（組付性）に優れているとともに、一旦組付けられた後は脱落等の問題の生ずることのないようにしたクッションに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこれらのクッションは、例えば図６に示す如く、円錐台状の形態からなるものであって衝撃吸収機能を有するボデー部１０と、当該円錐台状ボデー部１０の底面部１１０に設けられるものであって円環状の形態からなるとともにテーパ面からなる挿入部３０を有する係合部２０と、からなるものである。そして、これらがゴム部材等にて一体的に形成されるようになっているものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成からなるクッションを所定の取付部材９０（図６参照）等に取付けようとすると、上記挿入部３０がゴム部材からなるものであるので取付部材９０との間において滑り性が良くなく、これに対処するために潤滑材を塗布したりしている。しかしながら、それでも装着性（組付性）が充分ではないと言う問題点がある。この装着性（組付性）の問題点を解決するために取付部材９０側の取付穴の径を大きくしたりしている場合がある。しかしながら、この装着性を優先させようとすると、装着された後（組付けられた後）において、ボデー部１０のところに軸直角方向の荷重（力）が加わった場合にクッション自体がこじり上げられて脱落してしまうと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、係合部を形成する挿入部のところにすぐり溝を設けること等によって、装着性に優れているとともに一旦装着された後は簡単には取付穴から外れないようにしたクッションを提供しようとするのが、本発明の目的（課題）である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項１記載の発明においては、ストッパの役目を果すボデー部及び当該ボデー部に連続して設けられるものであって取付部材への装着に寄与する係合部からなるクッションに関して、上記係合部とボデー部との間を連結するものであって変形し易いように形成された連結部を設けるとともに、上記係合部にすぐり溝を設け、更に、当該すぐり溝を上記係合部のボデー部にのぞむ面から係合部の軸線方向に平行なように設けるとともに、上記係合部の横断面形において、上記すぐり溝を横断するように形成されるものであって上記連結部に直交するように形成される薄膜部を設けるようにし、このような構成からなるものにおいて、更に、上記係合部のボデー部側に面したところに、ボデー部側に突出するように形成されるものであって取付部材に設けられた取付穴に嵌り込むように形成された嵌合部を設けるとともに、当該嵌合部の外周部のところに上記取付穴の外周部に係合するように形成された係合面部を設けるようにした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記係合部のところが取付部材の取付穴に取付けられると、上記ボデー部のところに軸直角方向の荷重等が入力した場合、上記連結部のところが変形をしてボデー部の側面部が取付部材の取付面周りに接触するようになる。従って、上記係合部のところには、これ以上の荷重（力）が加わらないようになる。その結果、係合部は取付部材の取付穴周りに係合した状態で保持されるようになり、取付部材から脱落するようなことが無い。
【０００５】
また、本発明においては、上記係合部のところにすぐり溝を設けるとともに、当該すぐり溝を上記係合部のボデー部にのぞむ面から係合部の軸線方向に平行なように設けるようにした構成を採ることとしたので、装着時には上記係合部のところがすぐり溝の影響により縮径されるようになり、装着作業を円滑に行うことができるようになる。そして、一旦装着された後は、上記係合部のところが元の状態に戻って拡がった形態となるので、本クッションは簡単には取付穴から脱落しないようになる。
【０００６】
また、本発明においては、上記係合部の横断面形において、上記すぐり溝を横断するように形成されるものであって上記連結部に直交するように形成される薄膜部を設けるようにした構成を採ることとしたので、上記ボデー部への軸直角方向荷重入力時において、薄膜部のところが、上記連結部の変形現象に対して、それを元の状態に戻すように作用する復元力を発揮するようになり、ボデー部の倒れ現象を元の状態に戻すことができるようになる。
【０００７】
また、本発明においては、上記係合部のボデー部側に面したところに、ボデー部側に突出するように形成されるものであって取付部材に設けられた取付穴に嵌り込むように形成された嵌合部を設けるとともに、当該嵌合部の外周部のところに上記取付穴の外周部に係合するように形成された係合面部を設けるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、すぐり溝によってもたらされる係合部の縮径作用により、取付部材への取付作業が円滑に行われるようになる。そして、一旦取り付けられた後は、例えば軸直角方向の荷重入力等に対して、所定の接触面積を有するように形成された係合面部が上記取付穴の周りに係合し続けることとなるので、係合部の係合状態が確実に保持されるようになる。その結果、本クッションは取付部材からは簡単に外れたりするようなことが無い。
【０００８】
次に、請求項２記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項１記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項１記載のクッションに関して、上記連結部を板状の形態からなるようにするとともに、当該板状の連結部に所定の弾性復元力をもたせるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記請求項１記載のものと同様、すぐり溝の作用により係合部全体が縮径されるようになり、これによって、取付部材に設けられた取付穴への装着が簡単に行われるようになる。そして、一旦取付けられた後は、上記連結部が変形をすることによってボデー部の一部が取付部材のところに接触して、これ以上係合部のところには当該係合部を取付穴から脱落させるような荷重が加わらないようになる。また、このような状態において、軸直角方向荷重が除去された後には、復元力の作用によりボデー部は元の状態に戻り、正常なクッション作用を発揮するようになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図１ないし図５を基に説明する。本実施の形態に関するものの、その構成は、図１及び図３に示す如く、ストッパの役目を果すボデー部１と、当該ボデー部１に連続して設けられるものであって取付部材９への装着に寄与する係合部２と、からなるとともに、当該係合部２とボデー部１との間を連結するものであって、撓み易く、かつ、伸び易いように形成された連結部３と、からなることを基本とするものである。そして、これらがゴム状弾性体にて一体的に形成されるようになっているものである。
【００１０】
このような基本構成から成るものにおいて、上記ボデー部１は、多くの場合は、円錐台状の形態からなるものであるが、場合によっては円柱状体、あるいは変形四角錐台等の形態からなるものも考えられる。そして、このような形態からなるものにおいて、本ボデー部１の底面部１１に近いところには、図１及び図３に示す如く、円周溝１５が設けられるようになっている。これによって、底面部１１付近には円環状のフランジ部１２が形成されるようになる。そして、このフランジ部１２の下方部であって底面部１１の外周部を成すところには、図１及び図３に示す如く、底面部１１の全周にわたってリング状の突起部１２１が設けられるようになっている。このリング状突起部１２１及び上記円周溝１５の作用により、フランジ部１２は、ボデー部１の軸線方向へ撓み易くなるとともに、その方向にバネ反力を発揮するようになる。
【００１１】
次に、このような構成からなるボデー部１の底面部１１に対して連結部３を介して直立状に設けられる係合部２について説明する。このものの、その基本的な形態は、図１及び図３に示す如く、円錐台状あるいはコーン状の形態からなるものであって、先端部に向かって先細り状に形成されたテーパ面からなる導入部２９が設けられるようになっているものである。このような形態からなるものにおいて、本実施の形態のものにおいては、図１に示す如く、すぐり溝２１が複数本、本係合部２の軸線方向に平行なように設けられるようになっているものである。なお、このすぐり溝２１は、その縦方向（軸線方向）においては、ボデー部１の底面部１１側へは開口するようになっているが、その反対側である下方部については、図１に示す如く、導入部２９の途中のところで止められ、最先端部までは削ぐられないようになっているものである。また、本すぐり溝２１は、図２に示す如く、その横断面形において、相対向するように、対称形を成すように設けられるようになっているものである。そして、このようなすぐり溝２１のうちの相対向するものの間に形成される肉厚部の部分を薄肉状に形成するとともに、この薄肉状に形成される薄膜部２２を、後に述べる連結部３の側面部に直角状に連結させるようにしている。このような薄膜部２２を設けることによって上記すぐり溝２１の側面部に形成される縦壁部（図１参照）２４の倒れ現象あるいは拡がり現象を上記薄膜部２２の伸び変形に対する弾性抵抗力によって抑止するようにしているものである。
【００１２】
また、このような構成からなる本係合部２の上記ボデー部１の底面部１１に面する側には、図１及び図３に示す如く、上記底面部１１側に突出するように形成されるものであって、取付部材９に設けられた取付穴９１に嵌り込むように形成された（図２参照）嵌合部２５が設けられるようになっているものである。そして、このような嵌合部２５の周縁部のところには、図１及び図２に示す如く、円弧状の形態からなるものであって所定の幅を有するように形成された係合面部２６が設けられるようになっている。このような係合面部２６及び連結部３の長手方向両端部に形成された係合面部２６’並びに上記ボデー部１の底面部１１側に設けられた円環状の突起部１２１にて、本クッションが取付部材９の取付穴９１に取り付けられたときに、上記取付穴９１の周りの取付部材９を挟み込むように保持するようになっているものである。
【００１３】
このような構成からなるボデー部１と係合部２との間を連結する連結部３は板状の形態からなるものであり、その横断面形状は、図２に示すように、長方形の形態からなるものである。また、このような連結部３は、一方がボデー部１の底面部１１の中央部のところに直立状に結合されるとともに、他方は係合部２の中央部のところに直立状に結合されるようになっているものである。そして、このような連結部３の横断面形における長手方向両端部のところには、図２に示す如く、係合部２に設けられた円弧状の係合面部２６と同じ円周上に形成される係合面部２６’が設けられるようになっている。また、本連結部３の長手方向側面部には本連結部３に沿うようにすぐり溝２１が設けられるようになっているものである（図２参照）。そして、このようなすぐり溝２１のうちの相対向するように設けられるものの溝底辺部間に形成される薄膜部２２は、図２に示す如く、本連結部３の横断面形における長手方向側面部に直交するように設けられるようになっているものである。すなわち、連結部３と薄膜部２２とは、横断面形において直交するように形成されるようになっているものである。
【００１４】
次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、取付部材９への装着（取付け）手順並びに取付けられた後における軸直角方向荷重の入力時における作用等について説明する。まず、本クッションの装着に当たっては、係合部２の導入部２９のところを取付穴９１に挿入するとともに、本クッションのボデー部１をもって取付部材９側へ押し付けるようにする。そうすると、係合部２に設けられたすぐり溝２１のところ、すなわち、薄膜部２２のところが撓んで係合部２全体が縮径されるようになり、上記導入部２９のところが取付穴９１内に円滑に導入されるようになる。また、ボデー部１の上方部からの押込力に対して、上記フランジ部１２の上方部に設けられた円周溝１５の作用により、上記フランジ部１２の外周部のところが上方に撓むようになる。これらによって、係合部２及び連結部３が取付穴９１内へ更に深く押込まれることとなる。その結果、上記係合部２のところは取付穴９１内に、比較的容易に嵌り込むようになり、本クッションは取付部材９に簡単に取り付けられるようになる。そして、このようにして一旦装着された（取付けられた）後は、上記ボデー部１のところに軸直角方向の荷重あるいは斜め方向の荷重等が作用したとしても、本クッションは、上記係合部２の係合面部２６が取付穴９１周りに係合して、取付穴９１から外れないようになる。
【００１５】
その具体的例について、図４及び図５を基に説明する。まず、図４に示す如く、横断面形状が長方形の形態からなる板状の連結部３の、その横断面形における長手方向側面部に直角な方向からの荷重（力）Ｆが入力した場合について説明する。この場合、連結部３は撓み易い状態となっているので、連結部３はほぼ直角の状態に撓み変形をする。これによって、ボデー部１の底面部１１側に設けられたフランジ部１２の外周部の一部が取付部材９の面に接触するようになり、上記連結部３は、これ以上撓まないようになる。従って、係合部２に設けられた係合面部２６、２６’は取付穴９１の周りに形成された取付面のところに係合した状態を維持することとなる。その結果、本係合部２のところが取付穴９１から外れてしまうようなことが無い。また、軸直角方向荷重（Ｆ）の作用により、連結部３が撓み、これによって係合部２に設けられたすぐり溝２１周りの縦壁部２４のところには、この縦壁部２４と上記連結部３との間を拡げるように作用する力が働くこととなるが、これらの間には薄膜部２２が設けられていることより、この薄膜部２２のところが、上記作用力に対して抵抗をするように働くこととなるので、上記すぐり溝２１の縦方向底面部である導入部２９の周りが反転するようなことがない（図４参照）。従って、上記軸直角方向荷重に対して、すぐり溝２１の周りに設けられる縦壁部２４のところが取付穴９１内に引き込まれるようなことが無い。その結果、係合面部２６の部分は、取付穴９１の周りの面に確実に係合するようになる。
【００１６】
また、図５に示す如く、軸直角方向荷重（Ｆ）が上記連結部３の長手方向に沿うように作用する場合には、連結部３の横断面形における長手方向端部の一方側が伸びるように変形をする。これによって、ボデー部１の下方部に形成されたフランジ部１２の外周部が取付穴９１周りの取付部材９のところに接触して、これ以上、上記連結部３は変形をしないようになる。但し、このとき、連結部３の横断面形における長手方向両端部のところに形成された係合面部２６’のうちの伸び側に形成されるものは取付穴９１の取付面のところから外れてしまうようになる。しかしながら、この連結部３の長手方向の両側面部側に形成される円弧状の係合面部２６（図２参照）は、取付穴９１の端面に係合した状態を維持するようになる（図５参照）。このようにして、ボデー部１への軸直角方向荷重（力）Ｆの入力に対して、本クッションの係合部２は、確実に取付穴９１の周りに係合するようになる。
【００１７】
【発明の効果】
本発明によれば、ストッパの役目を果すボデー部及び当該ボデー部に連続して設けられるものであって取付部材への装着に寄与する係合部からなるクッションに関して、全体をゴム状弾性体にて形成させるとともに、上記係合部とボデー部との間を連結するものであって変形し易いように形成された連結部を設け、更に、上記係合部を円錐台状の形態からなるようにするとともに、その軸線方向に複数のすぐり溝を有するようにした構成を採ることとしたので、本クッションの取付部材への装着に当たっては上記係合部のところが上記すぐり溝の作用により縮径されるようになり、取付作業が円滑に行われるようになった。また、このようにして一旦装着された後は、軸直角方向等の荷重入力に対して、上記連結部のところが変形をしてボデー部の側面部が取付部材の取付面周りに接触するようになり、上記係合部のところには、これ以上の荷重（力）が加わらないようになり、係合部は取付部材の取付穴周りに係合した状態で保持されるようになった。その結果、取付部材から脱落するようなことが無くなった。
【００１８】
また、上記連結部を板状の形態からなるようにするとともに、本クッションの横断面形において上記すぐり溝を横断するように形成されるものであって上記連結部の長手方向に対して直交するように形成される薄膜部を設けるようにしたものにおいては、当該薄膜部のところを弾性変形させることによって係合部全体を縮径させることができるようになり、取付部材への装着が簡単に行われるようになるとともに、一旦装着された後は、上記薄膜部のところがその伸び抵抗によって上記すぐり溝の周りに形成される縦壁部のところの倒れを抑止するように作用するようになり、係合部全体は上記取付穴の周りに係合した状態を維持するようになった。その結果、上記軸直角方向の荷重入力に対して、上記係合部は簡単には外れないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体構成を示す半断面図及び外観図である。
【図２】本発明の主要部を成す係合部の全体構成を示すものであって図１のＡＡ断面図である。
【図３】本発明の全体構成を示す半断面図及び外観図であって図１に対して直角方向の面を示す図である。
【図４】本発明にかかるクッションに軸直角方向の荷重が入力した状態を示す一部断面図である。
【図５】本発明にかかるクッションに軸直角方向の荷重が入力した状態を示すものであって図４に対して直角方向の面に荷重が入力した場合を示す一部断面図である。
【図６】従来のものの全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１ボデー部
１１底面部
１２フランジ部
１２１突起部
１５円周溝
２係合部
２１すぐり溝
２２薄膜部
２４縦壁部
２５嵌合部
２６係合面部
２６’ 係合面部
２９導入部
３連結部
９取付部材
９１取付穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cushion that is provided on a door or a lid, and functions to relieve an impact force (load) input to the door or the like when the door or the lid is closed. Further, the present invention relates to a cushion that is excellent in its mounting property (assembly property) and that does not cause problems such as dropout once it is assembled.
[0002]
[Prior art]
For example, as shown in FIG. 6, these conventional cushions have a truncated cone shape and are provided on a body portion 10 having an impact absorbing function and a bottom surface portion 110 of the truncated cone body portion 10. The engagement portion 20 has an annular shape and has an insertion portion 30 having a tapered surface. These are integrally formed of a rubber member or the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, if the cushion having such a configuration is to be attached to a predetermined attachment member 90 (see FIG. 6) or the like, since the insertion portion 30 is made of a rubber member, slipping between the attachment member 90 and the attachment member 90 is not possible. It is not good, and a lubricant is applied to deal with this. However, there is still a problem that the mounting property (assembly property) is not sufficient. In some cases, the diameter of the mounting hole on the mounting member 90 side is increased in order to solve the problem of the mounting property (assembly property). However, if priority is given to this mounting property, after mounting (after assembly), when a load (force) in a direction perpendicular to the axis is applied to the body portion 10, the cushion itself is squeezed up. There is a problem of dropping out. In order to solve such problems, by providing a straight groove at the insertion part forming the engaging part, etc., it is excellent in mounting property and can be easily detached from the mounting hole once it is mounted. It is an object (problem) of the present invention to provide a cushion that does not exist.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the following measures are taken in the present invention. That is, in the first aspect of the present invention, the above-mentioned engagement is concerned with a cushion comprising a body portion serving as a stopper and an engaging portion that is provided continuously to the body portion and contributes to mounting to the mounting member. The connecting portion and the body portion are connected to each other, and a connecting portion formed so as to be easily deformed is provided, and a straight groove is provided in the engaging portion, and the straight groove is further provided in the engaging portion. It is provided so as to be parallel to the axial direction of the engaging portion from the surface looking into the body portion, and is formed so as to cross the straight groove in the cross-sectional shape of the engaging portion, and orthogonal to the connecting portion. A thin film portion formed as described above is provided, and the thin film portion having such a configuration is further formed so as to protrude toward the body portion side when facing the body portion side of the engagement portion. so A fitting portion formed so as to fit into a mounting hole provided in the mounting member is provided, and the outer peripheral portion of the fitting portion is formed to engage with the outer peripheral portion of the mounting hole. An engagement surface portion was provided . By adopting such a configuration, in the present invention, when the engagement portion is attached to the attachment hole of the attachment member, when a load in the direction perpendicular to the axis is input to the body portion, The connecting portion is deformed, and the side portion of the body portion comes into contact with the mounting surface of the mounting member. Accordingly, no more load (force) is applied to the engaging portion. As a result, the engaging portion is held in a state of being engaged around the mounting hole of the mounting member, and does not fall off from the mounting member.
[0005]
Further, in the present invention, a straight groove is provided at the engaging portion, and the straight groove is provided so as to be parallel to the axial direction of the engaging portion from the surface of the engaging portion which is viewed from the body portion. Since the structure is adopted, the diameter of the engaging portion is reduced due to the influence of the groove at the time of mounting, and the mounting work can be performed smoothly. And once it has been mounted, the engagement portion returns to its original state and expands, so that the cushion does not easily fall out of the mounting hole.
[0006]
Further, in the present invention, in the cross-sectional shape of the engaging portion, a thin film portion that is formed so as to cross the straight groove and orthogonal to the connecting portion is provided. Since the configuration is adopted, when a load perpendicular to the axis is input to the body part, the thin film part has a restoring force that acts to return it to the original state against the deformation phenomenon of the connecting part. It will come out, and it will be possible to return the body part collapse phenomenon to its original state.
[0007]
Further, in the present invention, the engagement portion is formed so as to protrude toward the body portion side, facing the body portion side, and is formed so as to fit into a mounting hole provided in the mounting member. In addition to providing the fitted portion, an engagement surface portion formed to engage with the outer peripheral portion of the mounting hole is provided at the outer peripheral portion of the fitting portion. By adopting such a configuration, in the present invention, the attaching operation to the attaching member is smoothly performed by the diameter reducing action of the engaging portion provided by the straight groove. And once it is attached, for example, the engaging surface portion formed to have a predetermined contact area with respect to a load input in a direction perpendicular to the axis, for example, will continue to engage around the mounting hole. As a result, the engaged state of the engaging portion is reliably maintained. As a result, the cushion does not easily come off the mounting member.
[0008]
Next, the invention described in claim 2 will be described. The basic point of this is the same as that of the first aspect. That is, in the present invention, the cushion according to claim 1 is configured such that the connecting portion has a plate-like form and the plate-like connecting portion has a predetermined elastic restoring force. It was decided. By adopting such a configuration, in the present invention, the diameter of the entire engaging portion is reduced by the action of the straight groove, as in the first aspect of the present invention. The mounting to the provided mounting hole can be easily performed. After the attachment, once the connecting part is deformed, a part of the body part comes into contact with the attachment member, and the engagement part is further removed from the attachment hole at the engagement part. The load that drops off is not applied. Further, in such a state, after the load perpendicular to the axis is removed, the body part returns to the original state by the action of the restoring force, and a normal cushioning action is exhibited.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 and 3, the configuration of the present embodiment is that the body portion 1 serving as a stopper and the body portion 1 are continuously provided and attached to the mounting member 9. And a connecting portion 3 that is connected to the engaging portion 2 and the body portion 1 so as to be easily bent and stretched. It is based on what consists of. These are integrally formed of a rubber-like elastic body.
[0010]
In such a basic configuration, the body portion 1 is often in the shape of a truncated cone, but in some cases, it is in the shape of a columnar body or a modified quadrangular pyramid. Things are also conceivable. And in what consists of such a form, as shown in FIG.1 and FIG.3, the circumferential groove | channel 15 is provided in the place near the bottom face part 11 of this body part 1. As shown in FIG. Thereby, an annular flange portion 12 is formed near the bottom surface portion 11. A ring-shaped protrusion 121 is provided over the entire circumference of the bottom surface 11 as shown in FIGS. 1 and 3 at the lower portion of the flange 12 and the outer periphery of the bottom surface 11. It has become. Due to the action of the ring-shaped protrusion 121 and the circumferential groove 15, the flange portion 12 is easily bent in the axial direction of the body portion 1 and exhibits a spring reaction force in that direction.
[0011]
Next, the engaging portion 2 that is provided upright with respect to the bottom surface portion 11 of the body portion 1 having such a configuration via the connecting portion 3 will be described. As shown in FIGS. 1 and 3, the basic form thereof is a truncated cone shape or a cone-like shape, and is formed of a tapered surface tapered toward the tip. A portion 29 is provided. In this embodiment, in the present embodiment, as shown in FIG. 1, a plurality of straight grooves 21 are provided so as to be parallel to the axial direction of the main engaging portion 2. It is what. The tick groove 21 opens in the longitudinal direction (axial direction) toward the bottom surface portion 11 of the body portion 1, but the lower portion on the opposite side is shown in FIG. As shown, it is stopped in the middle of the introduction part 29, and the cutting edge is not cut off. Further, as shown in FIG. 2, the present straight groove 21 is provided so as to form a symmetrical shape so as to be opposed to each other in the cross-sectional shape. And the part of the thick part formed between what is opposite to each other of such a straight groove 21 is formed in thin shape, and the thin film part 22 formed in this thin shape is connected to the connection part 3 described later. It is made to connect at right angles to the side part. By providing such a thin film portion 22, the falling or expanding phenomenon of the vertical wall portion (see FIG. 1) 24 formed on the side surface portion of the straight groove 21 is suppressed by the elastic resistance force against the expansion deformation of the thin film portion 22. That is what I am trying to do.
[0012]
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, the main engaging portion 2 having such a structure is formed on the side facing the bottom surface portion 11 of the body portion 1 so as to protrude toward the bottom surface portion 11 side. It is what is provided and the fitting part 25 formed so that it may fit in the attachment hole 91 provided in the attachment member 9 (refer FIG. 2) is provided. At the peripheral edge of the fitting portion 25, as shown in FIGS. 1 and 2, the engaging surface portion 26 is formed in an arc shape and has a predetermined width. Is to be provided. The engagement surface portion 26 and the engagement surface portion 26 ′ formed at both ends in the longitudinal direction of the connecting portion 3 and the annular projection portion 121 provided on the bottom surface portion 11 side of the body portion 1 Is attached to the mounting hole 91 of the mounting member 9 so as to sandwich the mounting member 9 around the mounting hole 91.
[0013]
The connecting portion 3 for connecting the body portion 1 and the engaging portion 2 having such a structure has a plate-like shape, and its cross-sectional shape is a rectangular shape as shown in FIG. It consists of In addition, one of the connecting portions 3 is coupled upright at the central portion of the bottom surface portion 11 of the body portion 1, and the other is coupled upright at the central portion of the engaging portion 2. It is something that has come to be. Then, at both ends in the longitudinal direction in the cross-sectional shape of the connecting portion 3, as shown in FIG. 2, it is formed on the same circumference as the arcuate engaging surface portion 26 provided in the engaging portion 2. An engagement surface portion 26 ′ is provided. Further, a side groove in the longitudinal direction of the main connecting portion 3 is provided with a straight groove 21 along the main connecting portion 3 (see FIG. 2). The thin film portion 22 formed between the bottoms of the straight grooves 21 provided so as to be opposed to each other is, as shown in FIG. It is provided to be orthogonal to the part. That is, the connecting part 3 and the thin film part 22 are formed so as to be orthogonal in the cross-sectional shape.
[0014]
Next, the mounting (attachment) procedure to the attachment member 9 and the operation at the time of input of the axial perpendicular direction load after the attachment will be described for the present embodiment having such a configuration. First, when mounting the present cushion, the introduction portion 29 of the engaging portion 2 is inserted into the mounting hole 91 and the body portion 1 of the present cushion is pressed against the mounting member 9 side. Then, the straight groove 21 provided in the engaging portion 2, that is, the thin film portion 22 is bent to reduce the diameter of the entire engaging portion 2, and the introduction portion 29 is placed in the mounting hole 91. It will be introduced smoothly. In addition, due to the action of the circumferential groove 15 provided in the upper part of the flange part 12 against the pressing force from the upper part of the body part 1, the outer peripheral part of the flange part 12 bends upward. As a result, the engaging portion 2 and the connecting portion 3 are pushed deeper into the mounting hole 91. As a result, the engagement portion 2 can be fitted into the attachment hole 91 relatively easily, and the cushion can be easily attached to the attachment member 9. Then, once mounted (attached) in this way, even if a load in the direction perpendicular to the axis or a load in the oblique direction is applied to the body portion 1, the cushion is provided with the engagement portion. The two engaging surface portions 26 engage around the attachment hole 91 so as not to be detached from the attachment hole 91.
[0015]
Specific examples thereof will be described with reference to FIGS. First, as shown in FIG. 4, when a load (force) F from a direction perpendicular to the longitudinal side surface of the plate-like connecting portion 3 having a rectangular cross-sectional shape is input. explain. In this case, since the connecting portion 3 is easily bent, the connecting portion 3 is bent and deformed in a substantially right angle state. As a result, a part of the outer peripheral portion of the flange portion 12 provided on the bottom surface portion 11 side of the body portion 1 comes into contact with the surface of the mounting member 9 so that the connecting portion 3 is not further bent. Become. Therefore, the engaging surface portions 26 and 26 ′ provided in the engaging portion 2 maintain the engaged state at the mounting surface formed around the mounting hole 91. As a result, the position of the main engaging portion 2 does not come off the mounting hole 91. Further, due to the action of the axial perpendicular load (F), the connecting portion 3 bends. As a result, the vertical wall portion 24 and the above-described portion are provided at the vertical wall portion 24 around the straight groove 21 provided in the engaging portion 2. A force acting so as to expand the space between the connecting portions 3 works, but since the thin film portion 22 is provided between them, the thin film portion 22 is resistant to the acting force. Therefore, the periphery of the introduction portion 29 which is the bottom surface portion of the straight groove 21 is not reversed (see FIG. 4). Therefore, the vertical wall portion 24 provided around the straight groove 21 is not pulled into the mounting hole 91 with respect to the load perpendicular to the axis. As a result, the portion of the engaging surface portion 26 is reliably engaged with the surface around the mounting hole 91.
[0016]
Further, as shown in FIG. 5, when the axially perpendicular load (F) acts along the longitudinal direction of the connecting portion 3, one side of the longitudinal end portion in the cross-sectional shape of the connecting portion 3 extends. Deform to. As a result, the outer peripheral portion of the flange portion 12 formed in the lower portion of the body portion 1 comes into contact with the mounting member 9 around the mounting hole 91, and the connecting portion 3 is not further deformed. However, at this time, the engagement surface portion 26 ′ formed at the both ends in the longitudinal direction in the cross-sectional shape of the connecting portion 3 is disengaged from the attachment surface of the attachment hole 91. It will end up. However, the arcuate engaging surface portions 26 (see FIG. 2) formed on both side surfaces in the longitudinal direction of the connecting portion 3 maintain a state of being engaged with the end surface of the mounting hole 91 (FIG. 5). reference). In this way, the engagement portion 2 of the present cushion reliably engages around the mounting hole 91 with respect to the input of the axially perpendicular load (force) F to the body portion 1.
[0017]
【The invention's effect】
According to the present invention, with respect to a cushion composed of a body portion that serves as a stopper and an engagement portion that is provided continuously to the body portion and contributes to mounting on the mounting member, the whole is made into a rubber-like elastic body. A connecting portion formed to connect the engaging portion and the body portion so as to be easily deformed, and further, the engaging portion has a truncated cone shape. In addition, since the structure having a plurality of straight grooves in the axial direction is adopted, the diameter of the engaging portion is reduced by the action of the straight grooves when the cushion is attached to the mounting member. As a result, installation work has been carried out smoothly. In addition, after being mounted once in this way, in response to a load input in a direction perpendicular to the axis or the like, the connecting portion is deformed so that the side surface portion of the body portion comes into contact with the mounting surface of the mounting member. Thus, no further load (force) is applied to the engagement portion, and the engagement portion is held in a state of being engaged around the attachment hole of the attachment member. As a result, there was no possibility of falling off the mounting member.
[0018]
Further, the connecting portion is formed in a plate shape, and is formed so as to cross the straight groove in the cross-sectional shape of the cushion, and is orthogonal to the longitudinal direction of the connecting portion. In the case where the thin film portion formed as described above is provided, the entire engaging portion can be reduced in diameter by elastically deforming the thin film portion, so that the attachment to the mounting member is easy. Once installed, once the thin film portion is installed, it acts to suppress the fall of the vertical wall portion formed around the straight groove due to its elongation resistance, The entire engaging portion is maintained in an engaged state around the mounting hole. As a result, the engaging portion is not easily disengaged with respect to the load input in the direction perpendicular to the axis.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half cross-sectional view and an external view showing an overall configuration of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, showing an overall configuration of an engaging portion that constitutes a main portion of the present invention.
3 is a half sectional view and an external view showing the overall configuration of the present invention, and shows a plane perpendicular to FIG. 1; FIG.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing a state in which a load in a direction perpendicular to the axis is input to the cushion according to the present invention.
5 is a partial cross-sectional view showing a state in which a load in a direction perpendicular to the axis is inputted to the cushion according to the present invention and a case where the load is inputted in a plane perpendicular to FIG.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing an overall configuration of a conventional one.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Body part 11 Bottom surface part 12 Flange part 121 Projection part 15 Circumferential groove 2 Engagement part 21 Straight groove 22 Thin film part 24 Vertical wall part 25 Fitting part 26 Engagement surface part 26 'Engagement surface part 29 Introduction part 3 Connecting part 9 Mounting member 91 Mounting hole

Claims

In the cushion which consists of the body part which plays the role of a stopper, and the engagement part which is continuously provided in the said body part and contributes to mounting | wearing to a mounting member, it connects between the said engagement part and a body part. The connecting portion is formed so as to be easily deformed, and the engaging portion is provided with a straight groove, and further, the axis of the engaging portion from the surface where the straight groove is viewed in the body portion of the engaging portion. And a thin film portion formed so as to cross the straight groove and to be orthogonal to the connecting portion in the cross-sectional shape of the engaging portion. In such a configuration, the engagement portion is formed so as to protrude toward the body portion side at the position facing the body portion side of the engagement portion, and is fitted into the attachment hole provided in the attachment member. Like Provided with a formed fitting portion, the cushion being characterized in that so as to provide a formed engagement surface to engage the outer periphery of the mounting hole at the outer peripheral portion of the fitting portion.

The cushion according to claim 1, wherein the connecting portion has a plate-like form, and the plate-like connecting portion has a predetermined elastic restoring force.