JP3817179B2 - 通信パス設定装置 - Google Patents
通信パス設定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3817179B2 JP3817179B2 JP2002019178A JP2002019178A JP3817179B2 JP 3817179 B2 JP3817179 B2 JP 3817179B2 JP 2002019178 A JP2002019178 A JP 2002019178A JP 2002019178 A JP2002019178 A JP 2002019178A JP 3817179 B2 JP3817179 B2 JP 3817179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- bandwidth
- link
- alternative
- remaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のネットワークの障害時の切り替え方式に関しては、大きく分けて2つの手段が提案されている。1つは、ネットワークのトポロジー、使用帯域などを分散的に保持し、障害時にお互いに情報交換することで、最適なルートを選択する。
【0003】
それに対して2つ目は、一元的にネットワークのトポロジー及びパスを管理し、管理する全ての通信ノードから障害情報の収集を行う集中管理装置を設ける方法がある。集中管理装置は、あらかじめ障害時の代替パスも張っておき、通信ノードから障害情報を受け取ったときに該当するパスを代替パスに変えることで、復旧を行うことができる。この方法の長所として、あらかじめ代替パスを集中管理装置が保持しているので、低遅延でコネクションの切り替えを行うことができ、また通信ノード間の複雑な制御のための通信が不要なので、通信ノードの負荷が軽くなるということが挙げられる。これらのメリットから、即時復旧が求められるネットワークでは、集中管理装置によってあらかじめ代替パスを用意しておく方式が適している。
【0004】
この種の従来例として、特開平9−321775号公報には、代替パスに関しても、高速にかつ、任意帯域を保証する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、代替パスの帯域を保証するためには、あらかじめその代替パスの使用帯域分を確保しなければならない。すなわち、従来の集中管理装置によるパス切り替え方式には次のような問題点があった。障害時も帯域予約を行うサービスでは、1サービスごとに運用パスと代替パスを張る必要がある。そのため、障害時にも同じ帯域を確保するサービスを提供するためには、それぞれ運用パスと代替パスの2本を1つのサービスで用意する必要がある。そのため、実サービスの2倍の容量のネットワークが必要となり、収容能力が著しく減少する。
【0006】
したがって本発明では、このような集中管理装置による障害復旧方式に関する上記の問題を解決するために、実サービスの2倍の容量よりも少ない帯域で代替パスを確保できて収容効率を向上させることができる通信パス設定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、2以上のスイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通るリンクごとの代替パスの使用帯域の和の最大値bの和=a+bをそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+bに基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする。
上記構成により、実サービスの2倍の容量よりも少ない帯域で代替パスを確保でき、収容効率を向上させることができる。
【0008】
また本発明は、2以上のエッジスイッチ及び前記エッジスイッチの間を中継する2以上の中継スイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通る前記中継スイッチごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b1と、運用パスが対応する前記エッジスイッチの間のリンクごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b2を求め、和aと最大値b1、b2の大きいほうmax[b1,b2]の和=a+max[b1,b2]をそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+max[b1,b2]に基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、
前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンク、及び運用パスが通る中継スイッチに接続されるリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする。
上記構成により、実サービスの2倍の容量よりも少ない帯域で代替パスを確保でき、収容効率を向上させることができる。
【0009】
また本発明は、2以上のスイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通るグループごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b3の和=a+b3をそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+b3に基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、
前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする。
上記構成により、実サービスの2倍の容量よりも少ない帯域で代替パスを確保でき、収容効率を向上させることができる。
【0010】
また本発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段がそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域が最大のパスを求めることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段がそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記管理領域内で通るスイッチの数が最も少ないパスを求めることを特徴とする。
【0012】
また本発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段がそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域が最大の運用パス又は代替パスを求め、前記求めた運用パス又は代替パスが複数存在する場合は、求めた運用パス又は代替パスの中で、前記管理領域内で通るスイッチの数が少ないパスを求めることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段がそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記管理領域内で通るスイッチの数が最も少ない運用パス又は代替パスを求め、前記求めた運用パス又は代替パスが複数存在する場合は、求めた運用パス又は代替パスの中で、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域が最大のパスを求めることを特徴とする。
【0014】
また本発明は、請求項1から7のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段が運用パスを探索する場合に、各リンクに一定の閾値を設定しておき、すでに設定した運用パスの使用帯域の合計と、現在設定しようとしている運用パスの使用帯域の和が、その各リンクの閾値を超えるリンクをパスの検索対象から外すことを特徴とする。
【0015】
また本発明は、請求項8に記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段が前記閾値を超える経路しか探索できない場合、前記閾値を増加させて再び運用パスを探索することを特徴とする。
【0016】
また本発明は、請求項1から9のいずれか1つに記載の通信パス設定装置において、前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段がそれぞれ、帯域保証しないベストエフォートサービスを行う運用パス又は代替パスを探索する場合に、リンクごとにベストエフォートサービスを行う運用パス又は代替パスの本数をあらかじめ記録し、途中リンクの前記本数が最小の経路を設定することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態として、本発明で用いるネットワークの概要を図1に示す。パス設定装置12は管理領域10内のネットワークの物理トポロジーと論理パスをすべて管理している。管理領域10は複数のスイッチ111〜115から構成され、リンク13で接続されている。スイッチ111〜115としては、他のネットワークと接続するエッジスイッチ111、112、115とネットワークドメイン内を中継する中継スイッチ113、114の2種類が存在する。各スイッチ111〜115には、スイッチ本体とスイッチの中のポートにそれぞれスイッチIDとポートIDが割り当てられている。ここでのパス設定装置12は、運用のために用いる運用パスと、その障害時に代替として用いる代替パスの2種類を設定することができる。
【0018】
図2はパス設定装置12の処理を示すフローチャートである。まず、パス設定装置12は初期動作として、管理する各スイッチ111〜115の接続情報を収集し、管理領域10の物理トポロジーを管理、保持する(ステップA1)。例えば図1で示したネットワークは、図3のように表わすことができる。接続元スイッチ・ポートの欄には、上3桁にスイッチID、下3桁にポートIDを入れた数値を入れている。例えば001002はスイッチID1のスイッチのポートID2のポートを指す。extは外部の領域と接続されていることを示す。またリンクごとに使用予約済みの帯域である使用帯域と、残りの設定可能な帯域である残余帯域を記録しておく。
【0019】
次に以前に設定した運用パスと代替パスから次に各リンクの使用帯域と残余帯域を次の式に従って計算する(ステップA2)。すべての物理リンクの集合をB、運用LSPをLi、それに対応する代替LSPをMi(iはLSPのインデックス)とし、s,pを任意の物理リンクとする。sに属するLSPの集合をLSP(s)と表わす。またMiの使用帯域をMR(Mi)と表わす。そのとき物理リンクsの使用帯域及び残余帯域は以下のようになる。
【0020】
【数1】
【0021】
リンクsの残余帯域
=リンクsの物理帯域−リンクsの使用帯域 …(2)
式(1)の第1項が現在使用している運用パスの使用帯域の和aであり、第2項がそのリンクにある代替パスに対応する運用パスが通るリンクごとの代替パスの使用帯域の和の最大値bである。式(1)、(2)より、すべてのリンクの使用帯域及び残余帯域を求める。
【0022】
次に、パスを設定する要求が来るのを待つ(ステップA3)、設定要求が来たら、その要求と通信サービスを基に、通常運用時に用いる運用パスとその障害時に用いる代替パスを張る。まず、検索対象リンクの残余帯域が、新たに張るパスの使用帯域よりも大きくなければならない。この条件を満たさないリンクを通る場合は、使用帯域が保証されないことになる。よって、最初に検索対象から、今から張る残余帯域が使用帯域を下回っているリンクは外す(ステップA4)。
【0023】
次いで、設定するパスが運用パスか代替パスかを判断し(ステップA5)、代替パスを検索するときのみ、検索対象からさらに、対応する運用パスの通るリンクを外す(ステップA6)。これらのリンクから、設定可能なパスがあるか検索し(ステップA7)、存在しなければ容量不足としてステップA3に戻る(ステップA8)。1つ以上設定可能なパスがあれば、候補から1つのパスを選択し、そのパスのルーティング情報を管理領域10内のスイッチ111〜115に設定する(ステップA9)。設定した後、ステップA2に戻り、再び各リンクの使用帯域と残余帯域を計算しなおす。
【0024】
このように選択したパスは次のような特徴を持つ。図4は障害時に運用パスから代替パスへ切り替える概念図である。リンク21には運用パスA(使用帯域=10Mbps)が設定され、また、リンク23には運用パスB(使用帯域=8Mbps)が、リンク24には運用パスC(使用帯域=6Mbps)と運用パスD(使用帯域=5Mbps)が設定されており、リンク22には運用パスA〜Dの代替パスA〜D(使用帯域は運用パスと同じ)が設定されている。
【0025】
このときリンク22の使用帯域は、リンク21、23、24上の代替パスの帯域を全てを足す必要はない。それぞれの運用パスが通るリンクごとに、代替パスの使用帯域の和を計算し、その最大値をリンクの使用帯域とする。図4の例ではリンク21は運用パスAが通っているので10Mbps、リンク23は運用パスBが通っているので8Mbps、リンク24は運用パスC,Dが通っているので合わせて11Mbpsとなり、その最大値である11Mbpsがリンク22の使用帯域となる。リンク22は11Mbps分の帯域があれば、リンク21、23、24のいずれかが障害となって運用パスが代替パスに切り替わったときも、サービスが可能となる。このように1重の障害のみを考えることで、すべて合わせると29Mbpsの代替パスを11Mbpsの帯域で収容が可能となる。
【0026】
<第2の実施の形態>
次に本発明の第2の実施の形態のポイントについて記す。ここで、第1の実施の形態では、代替パスについて、それと対応する運用パスをリンクごとに分けて、使用帯域の和を計算し、最大値のみを使用帯域とすることで、1重のリンク故障に耐えつつ、ネットワークの収容効率を上げたが、第2の実施の形態では、代替パスを、それと対応する運用パスを中継スイッチごとに分けて、使用帯域の和を計算し、最大値のみを使用帯域とする。この場合、ある中継スイッチに接続するリンクが全て故障した場合でも、代替パスの使用が保証される。
【0027】
本発明の第2の実施の形態についてのフローチャートを図5に示す。図2で示した第1の実施の形態との違いとして、使用帯域と残余帯域の計算を次式(3)、(4)のように行う(ステップA2a)。管理領域10内の中継スイッチ113、114の集合をC、運用LSPをLi、それに対応する代替LSPをMi(iはLSPのインデックス)とし、sを任意の物理リンクとし、物理リンクs上を通るLSPの集合をLSP(s)と表わす。またwを任意の中継スイッチとし、スイッチw上を通るLSPの集合をSW(w)と表わす。またB'をエッジスイッチとエッジスイッチの間のリンクの集合とし、p'をB'の任意の要素とする。またMi の使用帯域をMR(Mi)と表わす。そのとき物理リンクsの残余帯域は以下のようになる。
【0028】
【数2】
【0029】
リンクsの残余帯域
=リンクsの物理帯域−リンクsの使用帯域 …(4)
式(3)の第1項がネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aであり、第2項のmax[b1,b2]内のb1が代替パスに対応する運用パスが通る中継スイッチごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値であり、b2が運用パスが対応するエッジスイッチの間のリンクごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値である。また、(3)におけるmax[b1,b2]は、b1>b2のときはb1、b1<b2のときはb2を意味する。また、代替パスの検索対象について、対応する運用パスが通るリンク及び運用パスが通るスイッチに接続するリンクは検討結果から外す(ステップA6a)。それ以外(ステップA1、A3〜A5、A7〜A9)は図2と全く同じである。
【0030】
このように選択したパスは次のような特徴を持つ。図6は本発明の第2の実施の形態において障害時に運用パスから代替パスへ切り替える概念図である。中継スイッチ31上には運用パスA(使用帯域=10Mbps)と運用パスB(使用帯域=8Mbps)が設定され、また、中継スイッチ33上には運用パスC(使用帯域6Mbps)、エッジスイッチ間のリンク34上には運用パスD(使用帯域=5Mbps)が設定されており、エッジスイッチ間のリンク32には運用パスA〜Dの代替パス(使用帯域は運用パスと同じ)が設定されている。
【0031】
このときリンク32の使用帯域は、それぞれの運用パスが通るスイッチが接続されるリンクごとに、代替パスの使用帯域の和を計算し、その最大値をリンクの使用帯域とする。図6の例では中継スイッチ31上に10+8=18Mbps、中継スイッチ33上に6Mbps、リンク34上に5Mbpsとなり、その最大値=18Mbps分だけ、リンク32の使用帯域に繰り入れればよい。すなわち、1つのリンクの故障だけでなく、ある1つの中継スイッチが故障して、それに接続するリンクが使えなくなったとしても、そのリンク上の運用パス全て、代替パスに切り替わっても収容することができる。
【0032】
<第3の実施の形態>
次に本発明の第3の実施の形態についてのポイントを記す。第3の実施の形態では、代替パスを、それと対応する運用パスを任意に設定したリンクのグループ(以後リンクグループと呼ぶ)ごとに分けて、使用帯域の和を計算し、最大値のみを使用帯域とする。図7は、図1で示したネットワークのリンクグループG1〜G4の例である。また、図8は図7で示したリンクグループG1〜G4を図2の物理トポロジーに書き加えたものである。
G1:中継スイッチ113、エッジスイッチ115
G2:エッジスイッチ111、中継スイッチ113
G3:エッジスイッチ111、112、中継スイッチ114、エッジスイッチ115
G4:エッジスイッチ112、中継スイッチ113、114
【0033】
図7において、リンクが同時に壊れるリスクを考慮に入れて、リンクグループG1〜G4を作る。例えば中継スイッチ113とエッジスイッチ115との間の2本のリンクは、まとめられているのでグループG1にまとめるというような方針でグループ分けを行う。中継スイッチ114が壊れる可能性が高い場合、それに接続するすべてのリンクは同じグループにする。複数箇所の障害でも同じグループ内の障害の場合は復旧可能であり、なおかつ、そのまま代替パスの使用帯域とするより、使用帯域は少ないので、収容効率は上がる。
【0034】
本発明の第3の実施の形態のフローチャートを図9に示す。図9のステップA1a、A2bにおいて、式(5)、(6)により各リンクの使用帯域と残余帯域を計算する。すべてのリンクグループの集合をD、ある運用LSPをLi、それに対応する代替LSPをMi(iはLSPのインデックス)とする。またsを任意の物理リンクとし、nをある任意のリンクグループとする。リンクsに属するLSPの集合をLSP(s)と表わし、リンクグループnに属するLSPの集合をLG(n)と表わす。またMiの使用帯域をMR(Mi)と表わす。そのとき物理リンクsの使用帯域及び残余帯域は以下のようになる。
【0035】
【数3】
【0036】
リンクsの残余帯域
=リンクsの物理帯域−リンクsの使用帯域 …(6)
式(5)の第1項はネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aであり、第2項は代替パスに対応する運用パスが通るグループごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b3である。第3の実施の形態ではまた、代替パスの検索対象について、対応する運用パスが通るリンク及び運用パスが通るリンクグループに属するリンクは検討結果から外す(ステップA6b)。それ以外は図2と全く同じである。
【0037】
このように選択したパスは次のような特徴を持つ。図10は本発明の第3の実施の形態において障害時に運用パスから代替パスへ切り替える概念図である。リンクグループG1上には運用パスA(使用帯域=10Mbps)と運用パスB(使用帯域=8Mbps)が、リンクグループG3上には運用パスC(使用帯域=6Mbps)、リンクグループG4上には運用パスD(使用帯域=5Mbps)が設定されており、リンク42には運用パスA〜Dの代替パス(使用帯域は運用パスと同じ)が設定されている。
【0038】
このときリンク42の使用帯域は、それぞれの代替パスに対応する運用パスが通るリンクグループごとに代替パスの使用帯域の和を計算し、その最大値をリンクの使用帯域とする。図9の例ではリンクグループG1上には18Mbps、リンクグループG3上には6Mbps、リンクグループG4上には5Mbpsとなり、その最大値=18Mbps分だけ、リンク42の使用帯域に繰り入れればよい。すなわちリンクグループ内が全て壊れて、運用パスが代替パスに切り替わっても収容できるように設計されており、1リンクグループ内の多重故障に対応できる。
【0039】
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図2、図5、図9におけるステップA7において検索対象中のパスを選ぶ方法を説明する。次の2つの方法で選択する。まず1番目はその候補のパスの中で、最小残余帯域が最大のパスを選択する方法(以後、分散選択と呼ぶ)であり、2番目は、その候補のパスの通るスイッチの数の少ない方を選ぶ方法(以後、最短選択と呼ぶ)である。
【0040】
分散選択によりパスを選択すると、ネットワークの中でなるべく空きが大きいところを選ぶようになり、分散的なネットワークの利用が可能となる。ただし、経路が考慮されないので、遅延が大きい経路を選択する可能性もある。最短選択によりパスを選択すると、常に最短ルートで選択するようになるので、遅延が少なくなるように設定できる。ただし、常にネットワークの最短経路を選ぶので、パスの利用が使っているところと使っていないところで極端に差がつく可能性があり、余剰帯域の利用などの点で効率的でない可能性がある。
【0041】
上記の選択方法を用いたパスの選択方法としては、以下の方法が挙げられる。1.分散選択をする。それでも複数のパスがある場合は、どれか1つを適当に選択する。
2.最短選択をする。それでも複数のパスがある場合は、どれか1つを適当に選択する。
3.分散選択をする。それでも複数のパスがある場合は、最短選択をする。それでも複数のパスがある場合はどれか1つを適当に選択する。
4.最短選択をする。それでも複数のパスがある場合は、分散選択をする。それでも複数のパスがある場合はどれか1つを適当に選択する。
【0042】
1.2.に関しては、それぞれの選択方法しか行わないので、計算量が少なくて済む。3.に関しては、ネットワークの分散を優先した上で、遅延も考慮に入れたパス設計が可能となる。4.に関しては、最短経路を必ず選択することで、遅延が抑えられ、なおかつ、その中で最も残余帯域が残っているパスを選択するので、分散も考慮に入れたパス設計が可能となる。
【0043】
<第5の実施の形態>
また本発明の第5の実施の形態として、各リンクに一定の閾値を設定する。例えばリンクの物理的帯域の70%というような値を運用パスの上限として閾値に設定する。なお、各リンクの閾値は物理的な帯域によらず、管理者が設定してもよい。図11は第5の実施の形態を示すフローチャートである。図11では、分岐ステップA5において運用パスを設定するときに、既に設定されている運用パスの使用帯域の合計と、今設定しようとしている運用パスの使用帯域の和が閾値を超えている場合、そのリンクは検索対象から外すという処理(ステップA6a)が追加されている。
【0044】
この処理により、各リンクの運用パスは閾値以下に抑えることができ、障害がない通常運用時のパスの偏りが抑えられる。なお図11はステップA6a以外は全て図2と同じである。なお、図11は第1の実施の形態の変形例として記述しているが、第2、第3の実施の形態のフローチャートの図5、図7においても、分岐ステップA5において運用パスを設定するときにステップA6aを付け加えることで、同じ効果が得られる。
【0045】
<第6の実施の形態>
また本発明の第6の実施の形態のフローチャートを図12に示す。ステップA7において検索対象のリンクを通るパスが1つも見つからない場合は、ステップA8においてパス検索失敗となるが、もしステップA6aで外したリンクが検索対象にあれば、そのリンクを通るパスが存在する場合、運用パスの閾値を高くして、もう一度検索をかける(ステップA10、A11)。このとき、ステップA11において少しずつ閾値を上げて、ステップA6aに戻る。最終的に閾値を物理リンクの帯域と同じまで上げることで、必ずパスを見つけることができる。この形態では、最初に各リンクの閾値を低めに設定しておき、運用パスの設定に従って、徐々に閾値を高くすることで、より効果的に分散的な運用パスの設定を行うことができる。
【0046】
<第7の実施の形態>
また本発明の第7の実施の形態では、使用帯域保証がないベストエフォートサービスを担う運用パス及び代替パスに関して、各リンクにそのサービスの収容数をBF数としてパス設定装置12に記録しておく。パスを決定する際、途中リンクの最大BF数が最も少ない経路を選択する。
【0047】
なお通信パスはVPI、VCIによるATMパス、MPLSシムヘッダによるMPLSパスなど論理的にコネクションを張ることのできるすべてのプロトコルに対応できる。
【0048】
以上の説明のとおり、本発明の通信パス設定方式により、各リンクの収容計算に関して、代替パスの使用帯域の和を、対応する運用パスが通るリンクの和、又は中継スイッチごとに計算し、最大値のみを使用帯域に繰り入れることで、1リンク又は、1中継スイッチの故障時のサービスを保証しつつ、そのまま代替パスの和を使用帯域に繰り入れるよりも、収容能力を上げることができる。
【0049】
各リンクの収容計算に基づいて、収容可能なリンクを通るパスを探索する際、最短ルートを探索する方法か、より残余帯域が大きいルートを探索する方法を組み合わせて、要求サービスに合った探索サービスを行うことができる。また各リンクに閾値を設けて運用パスをある一定の閾値以下に抑えるようすることで、通常運用時の余剰帯域をある一定以上取ることができ、ネットワーク利用の分散化を図ることができる。
【0050】
またベストエフォートのパスの数を各リンクに数え、ベストエフォートパスを探索する際、途中リンクの最大ベストエフォートのパスの数が最小のルートを選ぶことで、ベストエフォートパスのネットワークの分散配置が可能となり、ネットワークの資源を有効に利用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、実サービスの2倍の容量よりも少ない帯域で代替パスを確保でき、収容効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるネットワークの構成の概要を示す概要図
【図2】図1のパス設定装置の処理を示すフローチャート
【図3】図1のパス設定装置が保持する管理領域の各ポート間のトポロジーを示す説明図
【図4】本発明の第1の実施の形態の運用パスと代替パスを示す概念図
【図5】本発明の第2の実施の形態のパス設定装置の処理を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施の形態の運用パスと代替パスを示す概念図
【図7】図1で示したネットワークのリンクに対するグループ分けの例を示す図
【図8】第3の実施の形態のパス設定装置が保持する管理領域の各ポート間のトポロジーを示す説明図
【図9】本発明の第3の実施の形態のパス設定装置の処理を示すフローチャート
【図10】本発明の第3の実施の形態の運用パスと代替パスを示す概念図
【図11】本発明の第5の実施の形態のパス設定装置の処理を示すフローチャート
【図12】本発明の第6の実施の形態のパス設定装置の処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10 管理領域
111、112、115 エッジスイッチ
113,114 中継スイッチ
12 パス設定装置
Claims (10)
- 2以上のスイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通るリンクごとの代替パスの使用帯域の和の最大値bの和=a+bをそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+bに基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする通信パス設定装置。 - 2以上のエッジスイッチ及び前記エッジスイッチの間を中継する2以上の中継スイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通る前記中継スイッチごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b1と、運用パスが対応する前記エッジスイッチの間のリンクごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b2を求め、和aと最大値b1、b2の大きいほうmax[b1,b2]の和=a+max[b1,b2]をそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+max[b1,b2]に基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、
前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンク、及び運用パスが通る中継スイッチに接続されるリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする通信パス設定装置。 - 2以上のスイッチから構成されるネットワークを管理領域として前記管理領域内の運用パスと障害時の代替パスを設定する通信パス設定装置において、
前記ネットワークのリンク上に既に張られている運用パスの使用帯域の和aと、代替パスに対応する運用パスが通るグループごとにリンク上に既に設定されている代替パスの使用帯域の和の最大値b3の和=a+b3をそのリンクの使用帯域とし、使用帯域=a+b3に基づいてリンクごとの残りの使用可能帯域である残余帯域を求める残余帯域算出手段と、
前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて運用パスを探索して設定する運用パス設定手段と、
前記運用パス設定手段により求められた運用パスの通るリンクを除いたリンクを対象に、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域に基づいて代替パスを探索して設定する代替パス設定手段とを、
有することを特徴とする通信パス設定装置。 - 前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段はそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域が最大のパスを求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段はそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記管理領域内で通るスイッチの数が最も少ないパスを求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段はそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記残余帯域算出手段により求められた残余帯域が最大の運用パス又は代替パスを求め、前記求めた運用パス又は代替パスが複数存在する場合は、求めた運用パス又は代替パスの中で、前記管理領域内で通るスイッチの数が少ないパスを求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段はそれぞれ運用パス、代替パスを探索する場合に、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が運用パス、代替パスの使用帯域より上回っているリンクのみを検索対象とし、前記管理領域内で通るスイッチの数が最も少ない運用パス又は代替パスを求め、前記求めた運用パス又は代替パスが複数存在する場合は、求めた運用パス又は代替パスの中で、前記残余帯域算出手段により求められた各リンクの残余帯域が最大のパスを求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段は運用パスを探索する場合に、各リンクに一定の閾値を設定しておき、すでに設定した運用パスの使用帯域の合計と、現在設定しようとしている運用パスの使用帯域の和が、その各リンクの閾値を超えるリンクをパスの検索対象から外すことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段は前記閾値を超える経路しか探索できない場合、前記閾値を増加させて再び運用パスを探索することを特徴とする請求項8に記載の通信パス設定装置。
- 前記運用パス設定手段及び/又は代替パス設定手段はそれぞれ、帯域保証しないベストエフォートサービスを行う運用パス又は代替パスを探索する場合に、リンクごとにベストエフォートサービスを行う運用パス又は代替パスの本数をあらかじめ記録し、途中リンクの前記本数が最小の経路を設定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の通信パス設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019178A JP3817179B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 通信パス設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019178A JP3817179B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 通信パス設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003224585A JP2003224585A (ja) | 2003-08-08 |
JP3817179B2 true JP3817179B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=27743165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002019178A Expired - Fee Related JP3817179B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 通信パス設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3817179B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100499636C (zh) * | 2004-06-14 | 2009-06-10 | 华为技术有限公司 | 一种实现端到端服务质量可靠性保证的方法 |
JP4757826B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2011-08-24 | Kddi株式会社 | 通信経路制御装置、プログラム、および記録媒体 |
JP4829911B2 (ja) * | 2008-02-21 | 2011-12-07 | 日本電信電話株式会社 | ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法およびネットワーク設計システム |
JP5493965B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2014-05-14 | 日本電気株式会社 | 帯域制御システム、帯域制御装置、帯域制御方法および帯域制御プログラム |
JP6536586B2 (ja) | 2014-09-25 | 2019-07-03 | 日本電気株式会社 | 光通信システム、光ノード装置、および光パス設定方法 |
CN115022235B (zh) * | 2022-05-07 | 2023-05-26 | 烽火通信科技股份有限公司 | 一种基于cspf的链路保护方法及系统 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002019178A patent/JP3817179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003224585A (ja) | 2003-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7406032B2 (en) | Bandwidth management for MPLS fast rerouting | |
US6282170B1 (en) | Network restoration routing optimization | |
US7539210B2 (en) | Dynamic routing in packet-switching multi-layer communications networks | |
US8897141B2 (en) | Network system and routing method | |
JP4547314B2 (ja) | 故障復旧方法および管理ノードならびに通信ノード | |
EP0845919A2 (en) | Network restoration | |
JP3905402B2 (ja) | パスルーティング方法及びデータ処理システム | |
US8862775B2 (en) | Network server and load balancing routing method for networks thereof | |
CN105379196A (zh) | 容错和负载平衡路由 | |
EP3430776B1 (en) | System and method for communication network service connectivity | |
EP2681884A1 (en) | Apparatus and method for spare capacity allocation on dual link failures | |
WO2014054281A1 (en) | Control apparatus, control method thereof, and program | |
JP2003533106A (ja) | 通信ネットワーク | |
JP3817179B2 (ja) | 通信パス設定装置 | |
EP1641198B1 (en) | Method for routing traffic using traffic weighting factors | |
JPWO2014017162A1 (ja) | 通信装置、通信システム、経路決定方法、及びプログラム | |
US20060036762A1 (en) | System and method for automatic path generation in a computer network | |
JP4422114B2 (ja) | 故障影響度判定方法及び装置及びプログラム | |
JP3925423B2 (ja) | 最適迂回ルート制御システムと方法、およびそのプログラムと記録媒体、ならびに通信装置 | |
KR100277227B1 (ko) | Atm 망의 다단계 복구방법 | |
JP4700662B2 (ja) | リルーティング方法、リルーティングプログラムおよびルーティング装置 | |
KR100418968B1 (ko) | 경로 테이블을 이용한 동적 경로 선택 방법 | |
JP3591482B2 (ja) | デマンドの収容判定装置、ルートサーバ、ノードおよびデマンドの収容判定方法 | |
JP3844235B2 (ja) | 経路選択方法 | |
JP3185785B2 (ja) | 再構成サーバ及び通信ノード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |