JP3815916B2 - Lower jaw central position jaw recording device - Google Patents

Lower jaw central position jaw recording device Download PDF

Info

Publication number
JP3815916B2
JP3815916B2 JP10923499A JP10923499A JP3815916B2 JP 3815916 B2 JP3815916 B2 JP 3815916B2 JP 10923499 A JP10923499 A JP 10923499A JP 10923499 A JP10923499 A JP 10923499A JP 3815916 B2 JP3815916 B2 JP 3815916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stylus
ball
screw
jaw
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10923499A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11318956A (en
Inventor
クァクフングー
Original Assignee
クァクフングー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クァクフングー filed Critical クァクフングー
Publication of JPH11318956A publication Critical patent/JPH11318956A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3815916B2 publication Critical patent/JP3815916B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/045Measuring instruments specially adapted for dentistry for recording mandibular movement, e.g. face bows
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/05Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/45For evaluating or diagnosing the musculoskeletal system or teeth
    • A61B5/4538Evaluating a particular part of the muscoloskeletal system or a particular medical condition
    • A61B5/4542Evaluating the mouth, e.g. the jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/05Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion
    • A61C19/052Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion with tracing appliances

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯牙の補綴や義歯作成時等において、下顎骨の中心位顎間関係を知るために用いられる下顎の中心位顎間関係記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、一定の下顎位(Mandibular Position)で上顎骨(Maxilla)に対する下顎骨(Mindible)の位置的関係を顎間関係(Maxilla-Mandibular relation)というが、歯科患者の中で診断や治療のために新たな上顎骨と下顎骨の顎間関係を採得する場合には前後方、側方及び垂直の三次元的な顎間関係を正確に採得しなければならない。上顎骨に対する下顎骨の顎間関係において、基準点を中心位顎間関係(Central relation)というが、これは患者の垂直高径(Vertical Dimension)下で一定に反復的に採得される水平的顎間関係であって筋-神経系(Neuro-muscular System)の非緊張性位置関係である。
【0003】
このような中心位顎間関係を得るための方法としては様々な方式があるが、その中の一つとして、記録装置を口腔内の上顎と下顎に装着して患者自ら前後方及び左右側方運動するように誘導し、水平面上にゴシックアーチ描記(Gothic Arch Tracing)する(すなわち前後方及び左右側方運動の限界運動路を記録(record)する)方法がある。このような描記の一例を図1に示す。
【0004】
この描記では、一般に、記録板(1)に頂点(2)を中心として前方限界運動路(2a)と左右両側方限界運動路(2b)が描かれる。これら頂点(2)、前方限界運動路(2a)、及び左右両側方限界運動路(2b)の形態は建築物に近似する形状をしており、これがゴシックアーチと名づけられた所以である。その頂点(2)が前方及び側方運動の始点(Starting Point)であることを考慮し、下顎に付着された記録用触針(stylus)(詳細後述)が頂点(2)の位置にある時、これを中心位顎間関係(Centric relation)にあると定義する。
【0005】
この際、1)片顎(上顎あるいは下顎)が無歯顎である患者や、両顎(上顎と下顎)が無歯顎である患者については、その患者ごとに有する固有の垂直高径状態で水平的顎間関係を記録し、その頂点である中心位顎間関係を得て、その位置に中心咬合(Centric Occlusion)を形成すればよい。
【0006】
一方、2)両顎(上顎と下顎)が有歯顎である患者の場合には、記録時に歯牙が接しないように、患者固有の垂直高径より高くして歯牙を離開させた高さから水平的顎間関係を得なければならない。この時、患者固有の垂直高径との高さの差によって中心位顎間関係の測定誤差が発生し得るので、その誤差をなくすためには、下顎側に装着した触針が上顎側に装着した記録板に垂直に当接するようにすべく、前記触針の先端針(5a)が患者の開閉口運動路に沿ってヒンジ回転角(Angle of hinge rotation)に合うように、これを前方に傾けなければならない。
【0007】
しかし、下顎に触針を設置するとき、その位置と歯牙の水平位置及び咬合平面との左右水平関係が不正確に装着されることにより、上顎骨に付着される記録板が上顎骨に対し左右側のいずれかの方向に傾くことになり、この場合には正確な記録にならない。
【0008】
このような触針の設置状態を説明する前に下顎の構造について説明する。図2は下顎の構造を表した斜視図、図3は上顎骨(32)の側面図、図4は上顎骨(32)の底面図、図5は無歯顎状態の下顎骨の側面図、図6は図5の下顎骨の底面図であり、下顎骨(3)は上顎骨(31)(図3)と図2、図7及び図8に示す水平基準軸(Horizontal axis)(3a)を中心に結合し、下顎骨(3)には歯牙(4)が結合される。
【0009】
上記水平基準軸(3a)と2個の下顎中門歯(mandibular central incisor)同士の中央先端(Central edge)とは斜線部分であるボンウィル三角(3b)をなし、歯牙(4)の水平面は咬合平面(Occlusal plane)(3c)をなし、上記歯牙(4)の前方中央を前方中心とする垂直面を正中矢状平面(Median sagittal plane)(3d)と呼ぶ。図9のように具体的な例として、触針(5)は上記正中矢状平面(3d)と両下顎第1大臼歯(4a)の中心の交差点(3e)位置に設置する。
【0010】
一方、上記下顎(3)は図7のように側面に図示することができる。下顎(3)の水平基準軸(3a)と歯牙(4)の前方中央とで形成されるボンウィル三角(3b)と、歯牙(4)の水平面をなす咬合平面(3c)とは、一定の角度をなし、これをバルクウィル角(Balkwill angle)(3f)という。
【0011】
1)有歯顎患者の場合、図2に示した交差点(3e)に上記触針(5)の先が位置するようにする。従って、図8のように、触針(5)の向きはボンウィル三角(3b)と直交し、垂直面に対してはバルクウィル角(3f)だけ前方へ傾く構造となる。具体的には、平均17度(下顎咬合平面(3)の垂直線に対し前方を向ける角度)で傾くように固定される。
【0012】
このように、触針(5)は、理論上、バルクウィル角(3f)だけ前方に傾くのが好ましいが、患者によっては、水平基準軸(3a)を中心としながら、図8の地点(B1,B2)のようなヒンジ運動路(Hinge movement path)上に一致するように、触針(5)の角度を17度に限らず自由に調節することができなければならない。このことが、後述の本発明の解決課題につながる。
【0013】
従来の触針(5)の構造具体例は次の通りである。図9のように、触針(5)は下顎の歯牙に設置される。この触針(5)は、支持板(6)に螺合状態で設置され、支持板(6)の両側には翼板(7)が螺子(8)で結合固定される。上記触針(5)は図10のように支持板(6)に螺合し、内部中央の軸方向へは弾発針(5b)がスプリング(5c)に弾発されるよう設置された螺子体(5d)と、螺子体(5d)の上段を螺合して上段に先端針(5a)が一体となったナット体(5z)からなる。上記翼板(7)には結合部材(9)を介して針金(10)が固定される。
【0014】
実際の使用時には、まず患者の歯型をとり、これを基に石膏で一般的な咬合機に歯牙形態に結合させて咬合機の歯牙状態で図9の記録装置(20)を組立て、この状態で図10に示したように触針(5)にナット体(5z)を結合させた後、図11に示すようにキャップ(11)を被せ、キャップ(11)に付着された針(11a)に記録板(1)を支持するようにする。
【0015】
さらに咬合機上で上顎口開面(30)に該当する上記キャップ(11)対応部位に、一定時間が経過すれば固まる結合体(1a)を付け、咬合機上で上顎(31)を押すと、図11の状態になる。その状態で数分が経過すると結合体(1a)が直ちに固まるので、この段階で咬合機上で上顎(31)を下顎(3)から分離させれば(図11には咬合機の下顎(3)の図示を省略している。)、触針(5)とキャップ(11)は記録板(1)と分離され、記録板(1)は上顎(31)に付くようになる。その後、キャップ(11)を触針(5)から分離させる。
【0016】
上記キャップ(11)及び記録板(1)の一例を図12に示す。図において、キャップ(11)の針(11a)に対応する記録板(1)には針挿入孔(1b)があり、記録板と結合できるようになっていて、記録板(1)の前後段には記録板(1)の水平面に折り曲げられた結合突起(1c)が一体に形成されている。この結合突起(1c)は、結合体(1a)との接触面積を増大させようとする目的で記録板(1)に対して折り曲げられるものである。
【0017】
このように収得した図9の記録装置(20)と、図11の記録板(1)(結合体(1a)と一体となった状態)を患者の上顎と下顎を複製した模型(咬合機)から分離させた後、実際に患者の上顎と下顎に設置し、下顎を前方及び側方へ移動すれば図1のように描記が形成される。
【0018】
実際には、患者の口腔で記録した記録板(1)を結合体(1a)と一緒に分離し、形成した描記の頂点(2)に対応する孔を有する別途の円板を孔と頂点が一致するように付けた後、患者の口腔内で、上顎歯牙と付着物(記録板(1))との間、及び、下顎歯牙と記録装置(20)との間をそれぞれ固定する。さらに、記録装置(20)と記録板(1)の間の上顎と下顎部位に別途の結合剤を入れて固着させた後、口腔から分離させ、再び咬合機上で上顎と下顎の複製模型に結合剤形態を口腔内で採得した顎間関係のまま再付着させ、これを基準にして補綴作業などを行ない安定された中心咬合を製作するようにする。これは特に有歯顎患者や部分有歯顎患者に必要であり、長期間使用してきた入歯患者などにおいて、中心位顎間関係が不確実な患者はこれを用いれば正確な顎間関係をなすことができる。
【0019】
2)完全無歯顎患者の場合には、上顎に記録装置を設置し、下顎に記録板を設置する方式の咬合機(articulator)が米国特許第4,273,533号及び第4,279,595号で開発されている。ただし、これは無歯顎患者(edentulous patient)に用いられるものであって、触針(stylus)が垂直状態に設置された状態で使用される構成であるため、使用に制限を受ける(特に有歯顎患者の使用の場合。)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
前記図10に示した構造において、触針(5)の先端針(5a)は、下顎第1大臼歯(4a)の間の延長線上(図2の交差点(3e))に来るようにし、また17度傾くように配置される。しかし、触針(5)が支持板(6)に対して傾く状態で、先端針(5a)を支持するナット体(5b)が支持板(6)と干渉するのを避けるためには、図10のような案内溝(6a)が必要となる。従って、この部分では距離(L1)だけしか螺合領域がなく、触針(5)の支持板(6)に対する支持力が弱くて触針(5)が揺れるおそれがあり、中心位顎間関係のための描記の収得の時の誤差発生の要因となり得る。さらに、触針(5)の位置が不安定であると舌が触針(5)に触れてしまうおそれもある。
【0021】
また、当該触針(5)を設置した状態で、その向き(傾斜角度)を変化させることができないため、その設置角度を微調整することは極めて困難である。
【0022】
本発明は以上の課題を解決しようとするものである。すなわち、本発明の目的は次の通りである。
【0023】
A.有歯顎患者にゴシックアーチ描記(Gothic arch tracing)する時歯牙に引っ掛り顎運動に妨害されるので患者の固有な垂直高径(Vertical dimension)より高めて顎運動をさせなければならないため、垂直高径を増加させた状態でゴシックアーチ描記頂点を表示させねばならず、しかも、再び患者の垂直高径になるべく近く低めて上下顎顎間関係をバイト物質(Bite material)で固めて採得しなければならない。この際、バイト物質の厚さが厚いほど患者状態と咬合機上に装着した時と誤差が発生するため、垂直高径の高低を調節する時上顎記録板に取れた頂点が特定の一点に取れるようにしなければならない。そのために、記録装置の触針を上下前後、左右に位置及び角度調節できるようにし、希望する位置でこれを患者のヒンジ運動(Hinge movement)に合うように簡単にセッティングできるようにする。
【0024】
B.ゴシックアーチ描記をする時の触針の揺れを減少させ、正確な中心位顎間関係記録ができるようにする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本発明は、螺子部と先端針を有し、下顎の所定部位に設置される触針を備え、上顎において前記触針に対応する部位に設置される記録板に下顎の中心位顎間関係を記録する装置であって、前記触針をその螺子部と螺合した状態で支持するボールと、このボールを回転可能に収容する曲面溝を有し、かつ、このボールを固定するように下部基板と結合される支持板と、この支持板の下部に結合される基板と、この基板に固定され、先が歯牙表面に安置されることにより基板の位置を維持させる複数の支持部材とを備えたものである。
【0026】
すなわち、本発明は、螺子体をボール上のナットに結合させてボールは支持板と基板を使用し別途の螺子によって回転あるいは固定されるようにし、有歯顎患者と完全無歯顎患者の場合でそれぞれ異なる使用法にあうように触針の位置及び角度が調整できるようにしたものである。基板は、口腔内の歯牙の間に安置される大きさを有するようにし、支持針を介して歯牙表面に支持されるようにする。
【0027】
この構成によれば、触針を患者に合うヒンジ運動路へ傾けられて垂直的顎間関係を変化させる場合にも記録板に一点のゴシックアーチ描記頂点を得ることができる。また、支持板を基板に支持するようにし、基板には支持針が固定(例えば螺合)されるようにすることで、便利で簡単に結合体を固めて使用することができる。
【0028】
具体的に、上記支持板と上記基板とを上下に締結する締螺子を備え、この締螺子を緩めた状態でボールが回転可能となり、締螺子を締めた状態でボールが固定されるようにすれば、締螺子の操作だけで簡単にボールの回転及び固定操作、すなわち、触針の角度調整操作ができる。
【0029】
上記ボールは、触針を収容するように内部に貫通形成されたシリンダー溝と、このシリンダー溝をその軸方向に延長させるようにボール表面に形成されたスカット部と、上記シリンダー溝の少なくとも下部に形成され、上記触針と螺合する螺子溝とを有するものが好適である。この構成によれば、触針がその下部で螺子溝と螺合しながらシリンダー溝内に安定して保持されるとともに、上記スカット部によって上記触針の保持領域を拡大することにより、その保持状態をより安定させることができる。
【0030】
一方、触針は、その下部でボールと螺合する螺子部と、触針軸方向に沿って先端側に突出する先端針と、螺子部と先端針の間を連結してボールの例えばシリンダー溝内に収容される棒部とを有するものが好適である。
【0031】
また、この触針は、先端針の露出長さを制限するための先端針ストッパーと、このストッパーから下方へ延長した先端針棒と、ストッパーと先端針棒を収容する触針溝を有する棒部と、棒部下部外周に形成されてボールと螺合する螺子部と、上記螺子部と螺合してその下部を塞ぐ補助螺子部と、上記先端針棒のストッパーに弾発力を提供するように上記触針溝に収容されるスプリングとを含む構成にすれば、より好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0033】
図13は有歯顎患者に本発明装置を適用した態様を示す平面図である。図において、歯牙(4)の下顎第1大臼歯(4a)の中心窩(4b)の延長線中央にナット構造のボール(40)の中央が位置するようにし、このボール(40)に触針(5)を螺合する。
【0034】
ボール(40)は、基板(60)と、この基板(60)の上面と一定間隔を置き対立した支持板(50)とにより支持されるように構成する。具体的には、支持板(50)と基板(60)とが相互締螺子(54)によって締結されるようにし、この締結によってボール(40)を上下から圧迫するように構成する。すなわち、上記支持板(50)下部には歯牙の間の空間に安置される大きさの基板(60)が結合される(結合手段の例として締螺子(54)が挙げられる)。基板(60)の端部4個所にはそれぞれ、歯牙(4)表面に当接する(安置される)支持針(70)が螺子(71)結合で固定される。
【0035】
図14は、無歯顎患者に本発明装置を適用した態様を示す平面図である。この場合は、図示のように、使用するボール(40)の中央位置を有歯顎患者の場合と類似した位置(正中矢状平面と下顎第1大臼歯の中心窩の交差点対応部位)に位置させ、患者の個別トレー上に4個所の支持針(70)を結合させて位置を固定するようにする。
【0036】
図15は図13のA-A線拡大断面図である。図示の触針(5)は、棒部(5d)の先端に先端針(5a)を有し、下段に螺子部(5e)を有しており、この螺子部(5e)が前記ナット構造のボール(40)と螺合されている。このボール(40)は、曲面溝である弧形溝(53)を有する支持板(50)及び基板(60)により保持されている。具体的には、両板(50)(60)を一定間隔を置き対置させた状態でこれらを締結する締螺子(54)を締め付けることにより、ボール(40)の締め作用が得られる。
【0037】
上記支持板(50)下部に結合される基板(60)には支持針(70)が螺子(71)で結合される。
【0038】
上記ボール(40)が挿入される触針(5)の下部には螺子部(5e)が形成されて中央は棒状の棒部(5d)をなし、棒部(5e)上段は先端針(5a)をなす。上記棒部(5d)を収納すべく、ボール(40)にはこれを直径方向に貫くシリンダー溝(41)が形成されている。ボール(40)の上段にはシリンダー溝(41)をその軸方向に延長するための(すなわちシリンダー溝(41)から延長される内径を有する管状の)スカット部(42)がボール(40)の表面に一体に突出形成され、触針(5)でゴシックアーチ描記する時に当該触針(5)の揺れを防止する役割を果たす。上記螺子部(5e)に対応するボール(40)の部位には螺子溝(43)が形成される。
【0039】
なお、転写板として機能するキャップ(11)は、記録板(1)を支持する触針(5)の先端針(5a)に差込まれる。
【0040】
図16は、無歯顎患者に適用する場合において、記録板が上顎咬合平面に水平に付着される状態を示す断面図である。図示のように、上顎骨(31)には歯牙に相応する上顎個別トレー(maxilla individual tray)を設置し、下顎骨(3)にも、歯牙に相応する下顎個別トレー(mandible individual tray)を設置する。記録板(1)は上顎咬合平面に水平に付着させ、記録板(1)はこれに触針(5)が垂直に接するように装着する。基板(60)は、その端部4個所が患者の下顎の個別トレーに支持針(70)を介して結合固定される。記録板(1)は結合体(1a)で結合支持される。
【0041】
図17は本発明に使用される記録板(1)の斜視図である。この記録板(1)は、頂点(2)を含む描記予想部(1e)を中央に有し、その周辺に、記録板(1)の前後面及び側面から突出する結合突起(1d)と、左右の針挿入孔(1b)とを有する。この記録板(1)は、有歯顎患者では下顎咬合平面上の垂直線に対し前方傾斜(約17度程度)された状態で付着され、無歯顎患者では、上顎咬合平面に対して平行な状態で付着される。この付着は、以下の付着基準台を使用して左右傾斜を校正することにより、容易に行うことができる。
【0042】
図18は、下顎模型に本発明の記録装置(100)を正確に均衡的に装着するための付着基準台の斜視図である。この付着基準台(90)は板状をなし、触針(5)の先端針(5a)を下顎模型の中心とうまく水平にあうようにするためのものであり、先端針(5a)に差込まれる先端針溝(91)と、咬合平面上で左、右傾きを測定するようになる左右水平線(92)と、上記左右水平線(92)の各中央部に形成され歯牙の弧形をなし図2及び図7に示した咬合平面と一致するようになる弧形水平帯(93)と、上記左右水平線(92)と中央で直交した直交線(94)の先端部位に上顎骨の深さを測定するように下方へ突出された前方深さ測定バー(95)と、上方へ突出された垂直調整バー(96)とを備える。
【0043】
図19は、有歯顎患者に使用される付着基準台の例を示す分解斜視図であり、図20はその使用状態を表す断面図である。図示の付着基準台(90)は、先端針(5a)に差込まれる先端針溝(91)と、咬合平面上で左右の傾きを測定するための数個の左右水平線(92)と、上記左右水平線(92)の各中央部に形成され、歯牙の弧形をなし、前記図2〜4及び図7に示した咬合平面(3c)と一致するようになる弧形水平帯(93)と、各弧形水平帯(93)の先端に形成した左右側方深さ測定溝(92b)と、上記左右水平線(92)と中央で直交した直交線(94)の先端部位を測定するように各患者ごとの下顎骨状態にあうように選択できるよう形成した数個の前方深さ測定溝(95a)に差込まれて下方へ突出結合する前方深さ測定バー(95)と、後方に位置した後方深さ測定バーである垂直調整バー(96)とを備える。
【0044】
上記前方深さ測定バー(95)と後方深さ測定バー(96)は、左右側方深さ測定バー(92a)に対する前後方の基準線となる。即ち、左右水平線(92)には、患者上顎骨の大きさによってそれぞれ2個の左右深さ測定バー(92a)が対称に差込まれるように数個の左右側方深さ測定溝(92b)を設け、これに左右対称的に左右側方深さ測定バー(92a)を差込んで使用するようにする。
【0045】
付着基準台(90)中央部位にはボルト挿通孔(98)を形成し、この部位に、上顎に付着される記録板(1)の上顎骨との左右水平関係を正確に合せるための誘導治具(97)を結合させる。
【0046】
この誘導治具(97)は、前記ボルト挿通孔(98)に挿通される固定ボルト(97b)と、この固定ボルト(97b)を付着基準台(90)に対して垂直な状態で固定するための2個の固定ナット(97a)とを備え、固定ナット(97a)は付着基準台(90)の上下両側で固定ボルト(97b)と螺合され、締め付けられる。固定ボルト(97b)の頭部には、記録板(1)をこれと当接した状態で付着基準台(90)と水平な状態に維持する水平誘導面(97c)が形成されている。
【0047】
この構成において、前方深さ測定バー(95)と後方深さ測定バー(96)を前後方基準線(正中矢状平面と一致)上に取り、この前後方基準線に対し左右側方深さ測定バー(92a)を同じ距離にある左右側方深さ測定溝(92b)に同じ深さで差込み、上顎骨の水平面にあわせることにより、付着基準台(90)の面が上顎骨と平行に維持され、この付着基準台(90)の面と平行な水平誘導面(97c)に記録板(1)を当てることにより、結果的に、記録板(1)は上顎骨に対して左右に傾かず左右対称状態で付着されることになる。
【0048】
図13は、有歯顎患者や、完成された完全入歯状態で顎関節機能障害のある患者の口腔内で咬合校正するときに使用する触針(5)の構成図であるが、その変形例を図21の断面図、図22の分解断面図に示す。
【0049】
図示のように、触針(5)をなす棒部(5d)内部にその軸方向に沿って触針溝(5f)を形成し、先端針(5a)から延長される先端針棒(5k)が上記触針溝(5f)に案内されるようにする。触針溝(5f)の上段には、先端針棒(5k)が貫通しながら移動する先端針棒案内孔(5h)を触針溝(5f)と連通する状態に形成する。触針溝(5f)の下部には補助螺子溝(5n)を形成し、これに補助螺子部(5g)を螺合して下端開口を塞ぐ。
【0050】
先端針棒(5k)の周囲にはスプリング(5m)を嵌め、これを上部の任意個所に突出した先端針ストッパー(5l)と補助螺子部(5g)との間に挟み込むことにより弾発力を得る。この弾発力により、上記ストッパー(5l)は上記先端針棒案内孔(5h)をもつ触針(5)の上壁に押付けられる。
【0051】
以上説明した装置の使用要領を説明すると、まず、患者の歯型をとり、これを基に石膏で歯形(上下顎模型)をつくり、咬合機上で上下顎模型を口腔内に付着させる。完全無歯顎患者の場合には、閉口印象法(closed mouth impression technique)によって得られた上下顎顎間関係で付着を行い、有歯顎患者は中心咬合位(centric occlusion)状態で付着を行う。
【0052】
次に、本発明の記録装置(100)を下顎に設置する。設置する時には図18あるいは図19のような付着基準台(90)を使用して便利に初期セッティングができる。すなわち、無歯顎患者では、まず付着基準台(90)を用いて触針(5)を下顎咬合平面に対して垂直に近い状態で立たせ、触針がうまく正位置に来るようにセッティングする。有歯顎患者では、付着基準台(90)を使用して触針(5)を下顎咬合平面に対して前方に17度程度だけ傾斜させて左右均衡を取る。
【0053】
ここで、付着基準台(90)の前方深さ測定バー(95)、後方深さ測定バー(96)及び左右側方深さ測定バー(92a)は、前後方基準線を提供し、左右側方深さ測定バーは上顎骨と側方の水平関係を付与するため、上顎に対する記録板の装着時に左右の平行状態が得られ、上顎骨に対する歯列との不調和を予め診断することができる。この診断は、歯列校正や義歯の製作、あるいは有歯顎患者の治療に有用である。さらに、補綴を行う場合も、左右水平線(92)と直交線(94)及び弧形水平帯(93)を用いて対応部位の基準を速く取得することができる。
【0054】
歯型が補綴や入歯を要する場合、上述の中心位顎間関係を測定するため、予め咬合機で図9に示す記録装置(100)を構築する。実際には、上記のように予め患者の歯牙形態によって支持針(70)を調整し、希望する位置に基板(60)を設置し、記録装置(100)を下顎模型で付着基準台(90)を用いて中心などの初期位置を取り、次いで締螺子(54)を締めて触針(5)を一定角度に固定する。完全無歯顎患者の場合には、触針(5)を下顎咬合平面に対して垂直の向きに固定し、有歯顎患者の場合には下顎咬合平面に対して前方に17度傾斜した状態で固定する。
【0055】
この状態で、図11に示すように、転写板として機能するキャップ(11)を触針(5)上段に被せ、咬合機の上顎対応部位すなわち上顎口開面(30)にゲル状の結合体(1a)を塗った後、咬合機の上顎部位を閉じる。これにより、図11のように記録板(1)がキャップ(11)から結合体(1a)へ移り固定され、さらに一定時間が経過すれば記録板(1)を臨時固定させた結合体(1a)が固まる。この状態で、付着基準台を用いて記録板を上顎骨に合うように再調整した後、ゲルの結合体で一体化させる。
【0056】
その後、先端針(5a)にキャップ(11)を再び差込み、締螺子(54)を緩め、上顎記録板に対して触針(5)が垂直となる(すなわちキャップ(11)と記録板(1)が面接触する)ように触針(5)の角度を微調整した後、締螺子(54)を再び締めて触針(5)を固定する。この場合、記録板(1)の前後方部位に結合突起(1d)を設置するのが好ましい。これは結着力を増大させ転写を容易にするためである。
【0057】
この状態で、上記記録板(1)を有する結合体(1a)と図9に示した記録装置(100)を咬合機から分離し、これらを患者の歯牙に図9のように結合させる(なお、患者自身の歯牙の形態と、歯型をとった咬合機に付着された歯牙模型の形態とが同じであるため、図9では区別なく患者の歯牙と咬合機の歯牙を同一に表している。)。
【0058】
もし若干の誤差があれば、螺子などを調整して一定関係が得られるように再調整すればよい。ここで、両締螺子(54)のヘッド方向が相互反対になるように組立て、必要時ヘッドが上にある1つの締螺子(54)を操作するだけで再調整できるようにすれば便利である。
【0059】
有歯顎患者口腔内では、触針の高さを3〜4mm程度変化させ、それぞれゴシックアーチ描記をして2頂点が一致するように、触針の前方傾き角度を17度から適当に再調整する。この調整は、支持板(50)の締螺子(54)を回して緩めたり締めたりすることによりボール(40)の角度を微調整するだけでよい。このようにボール(40)を回転させて必要に応じたセッティングができるのは、図11に示すようにボール(40)と支持板(50)及び基板(60)の弧形溝(53)が面接触している状態で締螺子(54)を締めれば、支持板(50)及び基板(60)の弧形溝(53)がボール(40)表面を押して締めるからである。
【0060】
また、触針(5)が螺子部(5e)でボール(40)に螺合されているため、触針(5)を回せば高低を容易に調整できる。この調整をするのは、たとえば義歯患者ではない有歯顎患者の場合、触針(5)の先端針(5a)が図2に示す咬合平面(3c)より上にあってこそ上顎と下顎の歯牙(4)が相互相接せずに下顎と一緒に上記記録装置が移動(前方及び側方)できるからである。
【0061】
このようにして記録装置(100)の触針(5)を位置及び角度調整した後、この触針(5)を記録板(1)に当てた状態で前方及び側方へ下顎を動かせば、図1のようなゴシックアーチ描記を記録することができ、その頂点(2)、側方限界運動路(2b)及び前方限界運動路(2a)を収得できる。その後、口腔外部に記録板を取出して固定板(fixed aperture)の孔を頂点(2)に合う位置にワックスで固めて固定し、口腔内に再び装着させた後、患者をして孔に触針が入るように噛ませて上顎と下顎の歯牙と弧形基板(60)の間を別途の柔らかい結合体(図示していない)で充填させて堅固に固めれば、上下顎顎間関係が完成される。このようにして記録した記録装置(100)と記録板(1)と記録されたバイト物質(bite material;結合体)を患者から分離し、この状態で咬合機の上下顎模型で上記記録を基にその記録のまま再付着すればよい(このようになった咬合状態を有し咬合機状態で診断して治療する)。
【0062】
さらに、1)校正補綴及び校正前全体歯牙の咬合調整を必要とする患者や、2)誤って完成された入歯患者や、3)顎関節機能障害患者でスプリント(SPLINT)装着患者などの場合、口腔内に本装置を装着し、口腔内で正しく校正できるように図9の触針(固定触針)で中心位顎間関係をとった後、図21の触針(スプリング触針)に交替し、図23に示す状態のまま、口腔内で使用するようにすればよい。この触針(5)では、先端針(5a)が先端針棒(5k)と一体に棒部(rod parts)(5d)内の触針溝(5f)でスプリング(5m)の弾発力を受けるため、患者が上顎を徐々に噤めば先端針(5a)が上記記録板(1)から下向きの力を受けて触針溝(5f)に沿い下降する。このとき、異常に長い歯牙などによって下降が中止された場合には、医者はこれをチェックし、研磨等で咬合調整(occulusal adjustment)をすることができる。したがって、下顎の中心位顎間関係の異常を未然に予防した後、補綴などを行なうことも可能になる。
【0063】
本発明は、以上の記載及び図面により特定されたものに限らず、本発明の技術的思想を外れない範囲内で様々な置換、変形及び変形が可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者において明白である。
【0064】
【発明の効果】
以上のように本発明は、触針をボールに螺合してボールを必要に応じて回転及び固定できるように支持板に結合される構成をなすため、触針角度を簡単に調整し使用することができる。
【0065】
また、触針を保持するナットとして機能する部材をボールとし、その内部にシリンダー溝を形成して触針の螺子体と螺合する構成とすれば、シリンダーにより触針の揺れを減らしてこれを安定的に支持することができる。基板と支持針板がボールを同時に固定するため、ボールを固定させる手段の高さ寸法が低くなり、また着用が簡単である。さらに、触針としてその先端針がスプリングで付勢されたものを用いることにより、口腔内で直接咬合調整できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な記録板に記録された描記形態を図示した図面である
【図2】 一般的な下顎骨の斜視図である。
【図3】 一般的な上顎骨の側面図である。
【図4】 一般的な上顎骨の底面図である。
【図5】 一般的な無歯顎状態の下顎骨の側面図である。
【図6】 図5の下顎骨の底面図である。
【図7】 一般的な下顎骨の側面図である。
【図8】 一般的な下顎骨の咬合平面上で触針の移動を示す説明図である。
【図9】 従来の記録装置の一例を表す平面図である。
【図10】 図9のA-A線断面図である。
【図11】 図10の状態で触針を使用して記録板を上顎骨に安置させる場合を説明する断面図である。
【図12】 従来の触針を媒介で一時支持されるキャップと、キャップに一時結合される記録板とを示す分解斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態にかかる記録装置を有歯顎患者に適用した状態を示す平面図である。
【図14】 本発明の実施の形態にかかる記録装置を無歯顎患者に適用した場合を表す平面図である。
【図15】 図13のB-B線断面図である。
【図16】 本発明にかかる記録装置を無歯顎患者に使用した状態を表す断面図である。
【図17】 前記記録装置で使用される記録板の例を示す斜視図である。
【図18】 本発明にかかる付着基準台の使用状態を表す分解斜視図である。
【図19】 本発明にかかる付着基準台の他の例を表す分解斜視図である。
【図20】 図19に示す付着基準台の組立状態を示す断面図である。
【図21】 本発明において使用される触針の他の例を表す断面図である。
【図22】 図21に示す触針の分解断面図である。
【図23】 図21及び図22に示す触針の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 記録板
1a 結合体
1b 針挿入孔
1d 結合突起
1e ゴシックアーチ描記(Gothic Arch Tracing)予想部
1f 固定アパーチャ(fixed aperture)
2 頂点
2a 前方限界運動路(Protrusive border movement path)
2b 側方限界運動路(Lateral border movement path)
3 下顎骨(Mandible)
3a 水平基準軸(Horizontal axis)
3b ボンウィル三角(Bonwill Triangle)
3c咬合平面
3d 正中矢状平面(Median sagittal plane)
3e 交差点
3f バルクウィル角(Balkwill angle)
4 歯牙
4a 下顎第1大臼歯(Mandibular first molar)
4b 下顎第1大臼歯中心窩(Central fossa of Mandibular first molar)
5 触針
5a 先端針
5b 弾発針
5c スプリング
5d 棒部
5k 先端針棒
5l 先端針ストッパー
5m スプリング
6 支持板
6a 案内溝
7 翼板
8 螺子
9 結合部材
10 針金
11 キャップ
20 記録装置
30 上顎開口面
31 上顎骨
40 ボール
50 支持板
53 弧形溝(曲面溝)
54 締螺子
70 支持針
71 螺子
90 付着基準台
91 先端針溝
92 左右水平線
93 弧形水平帯
94 直交線
95 深さ測定バー
100 記録装置
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention Prosthesis The present invention relates to a central jaw intermaxillary relationship recording device used to know the intermaxillary relationship between mandibular bones when creating dentures and the like.
[0002]
[Prior art]
In general, the position of the mandible (Mindible) relative to the maxilla (Maxilla-Mandibular relation) at a certain Mandibular Position is called the Maxilla-Mandibular relation. In order to obtain a new maxillary and mandibular intermaxillary relationship, an anterior-posterior, lateral and vertical three-dimensional intermaxillary relationship must be obtained accurately. In the intermaxillary relationship of the mandible to the maxilla, the reference point is called the central relation, which is taken horizontally and repeatedly under the patient's vertical dimension. It is a relationship between the jaws and the non-tonal position of the neuro-muscular system.
[0003]
There are various methods for obtaining such a central jaw relationship, and one of them is to attach the recording device to the maxilla and mandible in the oral cavity, and the patient himself / herself anteroposterior and laterally There is a method of guiding to move and recording Gothic Arch Tracing on a horizontal plane (that is, recording the limit movement path of front-rear and left-right lateral movement). An example of such a drawing is shown in FIG.
[0004]
In this drawing, the front limit motion path (2a) and the left and right side limit motion paths (2b) are generally drawn on the recording board (1) with the vertex (2) as the center. The shape of these apex (2), forward limit motion path (2a), and left and right side limit motion paths (2b) is similar to a building, which is why it was named Gothic arch. Considering that vertex (2) is the starting point of forward and lateral movement, when the recording stylus (detailed later) attached to the lower jaw is at the position of vertex (2) This is defined as being in a central relation.
[0005]
On this occasion, 1) For patients with edentulous jaws (maxillary or mandibular) or edentulous jaws (maxillary and mandibular), the relationship between the horizontal jaws in the specific vertical high-diameter state of each patient Is obtained, the center position jaw relationship that is the apex is obtained, and the center Occlusion (Centric Occlusion) may be formed.
[0006]
on the other hand, 2) For patients whose both jaws (maxillary and mandibular) are toothed jaws, the horizontal intermaxillary distance is determined from the height of the patient's vertical height, which is higher than the patient's own vertical height so that the teeth do not touch during recording. You have to get a relationship. At this time, a measurement error in the relationship between the central jaws may occur due to the height difference from the patient's specific vertical height. To eliminate this error, the stylus attached to the lower jaw should be attached to the upper jaw. The tip of the stylus (5a) is moved forward along the patient's opening / closing movement path so that it contacts the angle of hinge rotation. You must tilt.
[0007]
However, when placing the stylus on the lower jaw, its position and the horizontal position of the teeth and Occlusion If the horizontal relationship with the plane is mounted incorrectly, the recording plate attached to the maxilla will be tilted in either the left or right direction with respect to the maxilla. Don't be.
[0008]
The structure of the lower jaw will be described before describing the installation state of such a stylus. 2 is a perspective view showing the structure of the mandible, FIG. 3 is a side view of the maxilla (32), FIG. 4 is a bottom view of the maxilla (32), and FIG. 5 is a side view of the mandible in the edentulous state. 6 is a bottom view of the mandible of FIG. 5, the mandible (3) is the maxilla (31) (FIG. 3) and the horizontal axis (3a) shown in FIGS. The teeth (4) are connected to the mandible (3).
[0009]
The horizontal reference axis (3a) and the central edge of the two mandibular central incisors form the Bonwill triangle (3b), which is the shaded area, and the horizontal plane of the tooth (4) is Occlusion A vertical plane (Occlusal plane) (3c) that has the front center of the tooth (4) as the front center is called the median sagittal plane (3d). As a specific example as shown in FIG. 9, the stylus (5) is installed at the intersection (3e) of the center between the mid-sagittal plane (3d) and the lower first molars (4a).
[0010]
Meanwhile, the lower jaw (3) can be illustrated on the side as shown in FIG. Bonwill triangle (3b) formed by the horizontal reference axis (3a) of the lower jaw (3) and the front center of the tooth (4), and the horizontal plane of the tooth (4) Occlusion The plane (3c) forms a certain angle, and this is called a Balkwill angle (3f).
[0011]
1) In the case of a toothed jaw patient, the tip of the stylus (5) is positioned at the intersection (3e) shown in FIG. Therefore, as shown in FIG. 8, the stylus (5) has a structure in which the orientation of the stylus (5) is orthogonal to the Bonwill triangle (3b) and is inclined forward by the Bulk Will angle (3f) with respect to the vertical plane. Specifically, an average of 17 degrees (mandible Occlusion It is fixed so that it is inclined at an angle that is directed forward with respect to the vertical line of the plane (3).
[0012]
As described above, the stylus (5) is theoretically preferably tilted forward by the Bulk Will angle (3f). However, depending on the patient, the point (B1 in FIG. 8) is centered on the horizontal reference axis (3a). , B2) must be able to freely adjust the angle of the stylus (5), not limited to 17 degrees, so that it matches the Hinge movement path. This leads to the solution problem of the present invention described later.
[0013]
A specific example of the structure of the conventional stylus (5) is as follows. As shown in FIG. 9, the stylus (5) is placed on the lower jaw tooth. The stylus (5) is installed in a screwed state on the support plate (6), and wing plates (7) are coupled and fixed to both sides of the support plate (6) with screws (8). The stylus (5) is screwed to the support plate (6) as shown in FIG. 10, and the screw is installed so that the elastic needle (5b) is urged by the spring (5c) in the axial direction at the center of the interior. The body (5d) and the upper body of the screw body (5d) are screwed together, and the upper body is composed of a nut body (5z) in which the tip needle (5a) is integrated. A wire (10) is fixed to the wing plate (7) through a coupling member (9).
[0014]
In actual use, first take the patient's dental mold and use this as a standard for plaster. Occlusion Let the machine combine with the tooth form Occlusion 9 is assembled in the tooth state of the machine, and in this state, the nut body (5z) is coupled to the stylus (5) as shown in FIG. 10, and then the cap as shown in FIG. Cover (11) and support the recording plate (1) on the needle (11a) attached to the cap (11).
[0015]
further Occlusion On the machine, attach the combined body (1a) that hardens after a certain period of time to the part corresponding to the cap (11) corresponding to the upper jaw opening (30), Occlusion When the upper jaw (31) is pushed on the machine, the state shown in FIG. 11 is obtained. After a few minutes in that state, the conjugate (1a) will immediately solidify. Occlusion If the upper jaw (31) is separated from the lower jaw (3) on the machine (see Fig. 11 Occlusion Illustration of the lower jaw (3) of the machine is omitted. ), The stylus (5) and the cap (11) are separated from the recording plate (1), and the recording plate (1) is attached to the upper jaw (31). Thereafter, the cap (11) is separated from the stylus (5).
[0016]
An example of the cap (11) and the recording plate (1) is shown in FIG. In the figure, the recording plate (1) corresponding to the needle (11a) of the cap (11) has a needle insertion hole (1b) so that it can be coupled to the recording plate. Are integrally formed with a coupling protrusion (1c) bent in the horizontal plane of the recording plate (1). The coupling protrusion (1c) is bent with respect to the recording plate (1) for the purpose of increasing the contact area with the coupling body (1a).
[0017]
The recording device (20) of FIG. 9 obtained in this manner and the recording plate (1) of FIG. 11 (a state integrated with the combined body (1a)), a model in which the upper and lower jaws of the patient are replicated ( Occlusion After being separated from the machine, it is actually placed on the upper and lower jaws of the patient, and the lower jaw is moved forward and laterally, a drawing is formed as shown in FIG.
[0018]
In fact, the recording plate (1) recorded in the patient's oral cavity is separated together with the conjugate (1a), and a separate disc with holes corresponding to the vertex (2) of the formed drawing is formed. After attaching so that it may correspond, it fixes between a maxillary tooth and a deposit | attachment (recording board (1)), and between a mandibular tooth and a recording device (20), respectively in a patient's oral cavity. In addition, after attaching a separate binder to the upper and lower jaws between the recording device (20) and the recording plate (1) Occlusion On the machine, the upper and lower jaw replicas were reattached to the upper jaw and lower jaw while maintaining the relationship between the jaws obtained in the oral cavity. Prosthesis A stable center for work, etc. Occlusion To make. This is especially necessary for patients with toothed teeth and partially toothed jaws, and patients with uncertain central jaw relations, such as denture patients who have been using it for a long time, can make accurate jaw relations. be able to.
[0019]
2) For complete edentulous patients, a recording device is installed on the upper jaw and a recording plate is installed on the lower jaw. Occlusion Articulators have been developed in US Pat. Nos. 4,273,533 and 4,279,595. However, this is used for edentulous patients, and is used in a state where the stylus is installed in a vertical state, so that there is a restriction on the use (especially with the use). For use in dentistry patients.)
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
In the structure shown in FIG. 10, the tip needle (5a) of the stylus (5) is located on the extension line between the lower first molars (4a) (intersection (3e) in FIG. 2), and Arranged to tilt 17 degrees. However, in order to avoid the nut body (5b) supporting the tip needle (5a) from interfering with the support plate (6) when the stylus (5) is inclined with respect to the support plate (6), A guide groove (6a) such as 10 is required. Therefore, in this part, there is only a screwed area for the distance (L1), and the support force of the stylus (5) against the support plate (6) is weak, which may cause the stylus (5) to sway. This may cause an error when acquiring the drawing. Furthermore, if the position of the stylus (5) is unstable, the tongue may touch the stylus (5).
[0021]
In addition, since the direction (inclination angle) cannot be changed in a state where the stylus (5) is installed, it is extremely difficult to finely adjust the installation angle.
[0022]
The present invention is intended to solve the above problems. That is, the object of the present invention is as follows.
[0023]
A. When gothic arch tracing is performed on a toothed jaw patient, it is caught in the tooth and obstructed by jaw movement, so the jaw movement must be made higher than the patient's intrinsic vertical dimension, so vertical The apex of the Gothic arch must be displayed with the high diameter increased, and the patient's vertical high diameter should be lowered as close as possible again, and the relationship between the upper and lower jaws should be solidified with Bite material. There must be. At this time, the thicker the bite material is, Occlusion Since an error occurs when mounted on the machine, when adjusting the height of the vertical height, the apex taken on the upper jaw recording plate must be taken at a specific point. For this purpose, the position and angle of the stylus of the recording device can be adjusted up and down, front and back, and left and right, and this can be easily set at a desired position to match the patient's hinge movement.
[0024]
B. Reduces stylus sway when writing Gothic arches, and enables accurate central position intermaxillary relationship recording.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above-mentioned problems, the present invention includes a stylus having a screw part and a tip needle, which is installed at a predetermined part of the lower jaw, and is installed at a part corresponding to the stylus in the upper jaw. A device for recording the relationship between the central jaws of the lower jaw on the plate, having a ball that supports the stylus in a state of being screwed with the screw portion, and a curved groove that rotatably accommodates the ball; and A support plate coupled to the lower substrate so as to fix the ball, a substrate coupled to the lower portion of the support plate, and the position of the substrate is fixed by fixing the tip to the tooth surface. A plurality of supporting members to be maintained.
[0026]
That is, in the present invention, the screw body is coupled to the nut on the ball, and the ball is rotated or fixed by a separate screw using a support plate and a base plate. The position and angle of the stylus can be adjusted to meet different usages. The substrate has a size to be placed between the teeth in the oral cavity, and is supported on the tooth surface via a support needle.
[0027]
According to this configuration, even when the stylus is tilted to the hinge movement path suitable for the patient to change the vertical jaw relationship, a single Gothic arch writing vertex can be obtained on the recording plate. Further, the support plate is supported by the substrate, and the support needle is fixed (for example, screwed) to the substrate, so that the combined body can be used conveniently and easily.
[0028]
Specifically, a screw for fastening the support plate and the substrate up and down is provided, the ball can be rotated with the screw loosened, and the ball can be fixed with the screw tightened. For example, the ball can be rotated and fixed, that is, the stylus angle can be adjusted simply by operating the screw.
[0029]
The ball has a cylindrical groove formed therein so as to accommodate the stylus, a scut portion formed on the ball surface so as to extend the cylinder groove in the axial direction, and at least a lower portion of the cylinder groove. It is preferable to have a screw groove formed and screwed into the stylus. According to this configuration, the stylus is stably held in the cylinder groove while being screwed into the screw groove at the lower portion thereof, and the holding state of the stylus is expanded by expanding the holding area of the stylus by the scut portion. Can be made more stable.
[0030]
On the other hand, the stylus has a threaded portion that engages with the ball at the lower portion thereof, a tip needle that protrudes toward the tip side along the stylus axis direction, and a connection between the screw portion and the tip needle, for example, a cylinder groove of the ball. What has a rod part accommodated in it is suitable.
[0031]
The stylus also includes a tip needle stopper for limiting the exposed length of the tip needle, a tip needle bar extending downward from the stopper, and a bar portion having a stylus groove for receiving the stopper and the tip needle bar. A screw part formed on the outer periphery of the lower part of the bar part and screwed with the ball; an auxiliary screw part screwed with the screw part to close the lower part; and a stopper for the tip needle bar so as to provide elasticity. It is more preferable to include a spring housed in the stylus groove.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0033]
FIG. 13 is a plan view showing a mode in which the device of the present invention is applied to a toothed jaw patient. In the figure, the center of the ball (40) of the nut structure is positioned at the center of the extension line of the central fossa (4b) of the lower first molar (4a) of the tooth (4), and the ball (40) is contacted with the stylus. Screw in (5).
[0034]
The ball (40) is configured to be supported by a substrate (60) and a support plate (50) that is opposed to the upper surface of the substrate (60) at a predetermined interval. Specifically, the support plate (50) and the substrate (60) are fastened by mutual fastening screws (54), and the ball (40) is pressed from above and below by this fastening. That is, a substrate (60) having a size that is placed in a space between teeth is coupled to the lower portion of the support plate (50) (an example of a coupling means is a screw (54)). Support needles (70) that are in contact with (placed on) the tooth (4) surface are fixed to the four end portions of the substrate (60) by screw (71) coupling.
[0035]
FIG. 14 is a plan view showing a mode in which the device of the present invention is applied to an edentulous patient. In this case, as shown in the figure, the central position of the ball (40) to be used is located at a position similar to that in the case of a toothed patient (corresponding to the intersection between the midsagittal plane and the central fovea of the lower first molar). The four support needles (70) are combined on the individual tray of the patient to fix the position.
[0036]
FIG. 15 is an enlarged sectional view taken along line AA in FIG. The illustrated stylus (5) has a tip needle (5a) at the tip of a rod part (5d) and a screw part (5e) at the lower stage, and this screw part (5e) has the nut structure. Screwed into the ball (40). The ball (40) is held by a support plate (50) having an arcuate groove (53) which is a curved groove and a substrate (60). Specifically, the tightening action of the ball (40) can be obtained by tightening the tightening screw (54) that fastens both the plates (50) and (60) facing each other with a predetermined interval therebetween.
[0037]
A support needle (70) is coupled to the substrate (60) coupled to the lower portion of the support plate (50) by a screw (71).
[0038]
A screw part (5e) is formed at the lower part of the stylus (5) into which the ball (40) is inserted, and a central bar part (5d) is formed, and the upper part of the bar part (5e) is a tip needle (5a). ). In order to accommodate the rod portion (5d), the ball (40) is formed with a cylinder groove (41) penetrating in a diametrical direction. On the upper stage of the ball (40), there is a scut portion (42) for extending the cylinder groove (41) in the axial direction (that is, a tubular shape having an inner diameter extending from the cylinder groove (41)). It is integrally formed on the surface and plays a role of preventing the stylus (5) from shaking when drawing a Gothic arch with the stylus (5). A screw groove (43) is formed in a portion of the ball (40) corresponding to the screw portion (5e).
[0039]
The cap (11) functioning as a transfer plate is inserted into the tip needle (5a) of the stylus (5) that supports the recording plate (1).
[0040]
FIG. 16 shows the case where the recording plate is the upper jaw when applied to an edentulous patient. Occlusion It is sectional drawing which shows the state attached horizontally to a plane. As shown in the figure, the maxilla individual tray (maxilla individual tray) is installed on the maxilla (31), and the mandible individual tray (mandible individual tray) is installed on the mandible (3). To do. The recording board (1) is the upper jaw Occlusion The recording plate (1) is attached horizontally so that the stylus (5) is in vertical contact with the recording plate (1). The substrate (60) is fixedly coupled to the individual trays of the lower jaw of the patient via support needles (70) at four ends. The recording plate (1) is joined and supported by the joined body (1a).
[0041]
FIG. 17 is a perspective view of the recording plate (1) used in the present invention. The recording plate (1) has a writing prediction portion (1e) including the apex (2) in the center, and at the periphery thereof, a coupling protrusion (1d) protruding from the front and rear surfaces and side surfaces of the recording plate (1), Left and right needle insertion holes (1b). This recording plate (1) is the lower jaw in a toothed jaw patient. Occlusion It is attached in a state where it is tilted forward (about 17 degrees) with respect to a vertical line on the plane. Occlusion It is attached in a state parallel to the plane. This adhesion can be easily performed by calibrating the right / left inclination using the following adhesion reference table.
[0042]
FIG. 18 is a perspective view of an adhesion reference base for mounting the recording device (100) of the present invention accurately and in a balanced manner on the lower jaw model. This adhesion reference base (90) is plate-shaped and is used to ensure that the tip needle (5a) of the stylus (5) is well level with the center of the lower jaw model, and is different from the tip needle (5a). The tip needle groove (91) to be inserted, Occlusion The left and right horizontal lines (92) that measure the left and right inclinations on the plane and the arc shape of the teeth formed at the central portions of the left and right horizontal lines (92) are shown in FIG. 2 and FIG. Occlusion An arc-shaped horizontal belt (93) that comes to coincide with the plane, and the left and right horizontal lines (92) and the orthogonal line (94) perpendicular to the center are projected downward to measure the maxillary bone depth. A forward depth measuring bar (95) and a vertical adjustment bar (96) protruding upward.
[0043]
FIG. 19 is an exploded perspective view showing an example of an attachment reference base used for a toothed jaw patient, and FIG. 20 is a cross-sectional view showing the use state thereof. The attachment reference base (90) shown in the figure includes a tip needle groove (91) inserted into the tip needle (5a), Occlusion Several left and right horizontal lines (92) for measuring the right and left inclination on the plane and the center of each of the left and right horizontal lines (92) are formed in the arc shape of the teeth. Pointing out toungue Occlusion The arc-shaped horizontal belt (93) that matches the plane (3c), the left and right lateral depth measurement grooves (92b) formed at the tip of each arc-shaped horizontal belt (93), and the left and right horizontal lines (92) And inserted into several anterior depth measurement grooves (95a) that can be selected to meet the mandibular condition of each patient so that the tip of the orthogonal line (94) perpendicular to the center is measured It includes a front depth measurement bar (95) protruding and coupled downward, and a vertical adjustment bar (96) which is a rear depth measurement bar located rearward.
[0044]
The front depth measurement bar (95) and the rear depth measurement bar (96) serve as front and rear reference lines for the left and right side depth measurement bars (92a). That is, several horizontal depth measurement grooves (92b) are provided in the horizontal line (92) so that two horizontal measurement bars (92a) are inserted symmetrically according to the size of the patient's maxilla. The left and right side depth measuring bars (92a) are inserted symmetrically and used.
[0045]
Bolt insertion hole (98) is formed in the central part of the attachment reference base (90), and guide treatment is performed to precisely match the left and right horizontal relationship with the maxilla of the recording plate (1) attached to the upper jaw. Join the tool (97).
[0046]
The guide jig (97) is for fixing the fixing bolt (97b) inserted through the bolt insertion hole (98) and the fixing bolt (97b) in a state perpendicular to the adhesion reference base (90). The fixing nut (97a) is screwed with the fixing bolt (97b) on both the upper and lower sides of the adhesion reference base (90) and tightened. A horizontal guide surface (97c) is formed on the head of the fixing bolt (97b) to keep the recording plate (1) in a state of being in contact with the recording plate (1) and in a horizontal state with the adhesion reference base (90).
[0047]
In this configuration, the front depth measurement bar (95) and the rear depth measurement bar (96) are placed on the front rear reference line (coincident with the mid-sagittal plane), and the lateral depth to this front rear reference line Insert the measuring bar (92a) into the right and left lateral depth measuring grooves (92b) at the same distance at the same depth, and align it with the horizontal surface of the maxilla, so that the surface of the adhesion reference platform (90) is parallel to the maxilla By maintaining the recording plate (1) against the horizontal guide surface (97c) that is maintained and parallel to the surface of the adhesion reference table (90), the recording plate (1) is tilted to the left and right with respect to the maxilla. It will be attached in a symmetrical state.
[0048]
FIG. 13 shows the oral cavity of a toothed jaw patient or a patient with temporomandibular joint dysfunction in a completed complete denture state. Occlusion It is a block diagram of the stylus (5) used when calibrating, and the modification is shown in the sectional view of FIG. 21 and the exploded sectional view of FIG.
[0049]
As shown in the figure, the tip needle bar (5k) that extends from the tip needle (5a) has a stylus groove (5f) formed along the axial direction inside the rod portion (5d) that forms the stylus (5). Is guided in the stylus groove (5f). A tip needle bar guide hole (5h) through which the tip needle bar (5k) moves while penetrating is formed in the upper stage of the stylus groove (5f) so as to communicate with the stylus groove (5f). An auxiliary screw groove (5n) is formed in the lower part of the stylus groove (5f), and the auxiliary screw part (5g) is screwed into this to close the lower end opening.
[0050]
A spring (5m) is fitted around the tip needle bar (5k), and the spring force is exerted by sandwiching it between the tip needle stopper (5l) and the auxiliary screw part (5g) that protrudes to an arbitrary upper part. obtain. By this elastic force, the stopper (5l) is pressed against the upper wall of the stylus (5) having the tip needle bar guide hole (5h).
[0051]
To explain how to use the device described above, first take the patient's tooth profile, and based on this, create a tooth profile (upper and lower jaw model) with plaster, Occlusion The upper and lower jaw models are attached to the oral cavity on the machine. In the case of a complete edentulous patient, the attachment is based on the relationship between the upper and lower jaws obtained by the closed mouth impression technique. Occlusion Adhesion is performed in a centric occlusion state.
[0052]
Next, the recording apparatus (100) of the present invention is placed on the lower jaw. At the time of installation, the initial setting can be conveniently performed by using an adhesion reference table (90) as shown in FIG. That is, in an edentulous patient, first use the adhesion reference platform (90) to place the stylus (5) in the lower jaw Occlusion Set up so that the stylus is in the correct position, standing upright near the plane. For toothed jaw patients, use the adhesion reference platform (90) to place the stylus (5) in the lower jaw Occlusion Tilt forward about 17 degrees with respect to the plane to achieve left-right balance.
[0053]
Here, the front depth measurement bar (95), rear depth measurement bar (96) and left and right side depth measurement bar (92a) of the adhesion reference stand (90) provide the front and rear reference lines, Since the depth measurement bar gives the lateral relationship with the maxilla, the left and right parallel states can be obtained when the recording plate is attached to the maxilla, and inconsistency with the dentition with respect to the maxilla can be diagnosed in advance. . This diagnosis is useful for dentition calibration, production of dentures, or treatment of toothed patients. further, Prosthesis In the case of performing the process as well, the reference of the corresponding part can be quickly acquired using the horizontal line (92), the orthogonal line (94), and the arc-shaped horizontal band (93).
[0054]
Tooth type Prosthesis In order to measure the above-mentioned central jaw relationship, Occlusion The recording apparatus (100) shown in FIG. Actually, as described above, the support needle (70) is adjusted in advance according to the patient's tooth form, the substrate (60) is installed at the desired position, and the recording device (100) is attached to the lower jaw model with the adhesion reference base (90). Take the initial position such as the center using, then tighten the screw (54) to fix the stylus (5) at a certain angle. For patients with complete edentulous jaws, use the stylus (5) in the lower jaw Occlusion Fixed in a direction perpendicular to the plane and in the case of a toothed jaw patient the lower jaw Occlusion Fix in a state tilted 17 degrees forward with respect to the plane.
[0055]
In this state, as shown in FIG. 11, a cap (11) functioning as a transfer plate is put on the upper stage of the stylus (5), Occlusion After applying the gel-like conjugate (1a) to the upper jaw corresponding part of the machine, that is, the upper jaw opening surface (30), Occlusion Close the upper jaw of the machine. As a result, as shown in FIG. 11, the recording plate (1) is moved from the cap (11) to the combined body (1a) and fixed, and when a predetermined time has passed, the combined body (1a) temporarily fixed with the recording plate (1). ) Hardens. In this state, after re-adjusting the recording plate to fit the maxilla using the adhesion reference table, Condition Integrate with the combined body.
[0056]
Thereafter, the cap (11) is reinserted into the tip needle (5a), the screw (54) is loosened, and the stylus (5) is perpendicular to the upper jaw recording plate (ie, the cap (11) and the recording plate (1 After fine-tuning the angle of the stylus (5) so that) contacts the surface), tighten the screw (54) again to fix the stylus (5). In this case, it is preferable to install the coupling protrusion (1d) at the front-rear part of the recording plate (1). This is to increase the binding force and facilitate transfer.
[0057]
In this state, the combined body (1a) having the recording plate (1) and the recording apparatus (100) shown in FIG. Occlusion 9 and connect them to the patient's teeth as shown in Fig. 9 (note that the patient's own tooth form and tooth shape were taken) Occlusion Since the shape of the tooth model attached to the machine is the same, in FIG. Occlusion The teeth of the machine are represented identically. ).
[0058]
If there is a slight error, it may be readjusted so that a fixed relationship is obtained by adjusting the screw or the like. Here, it is convenient if the heads of the two screws (54) are assembled so that the head directions are opposite to each other, and if necessary, the head can be readjusted by operating only one screw (54) on the head. .
[0059]
In the oral cavity of a toothed jaw patient, the height of the stylus is changed by about 3 to 4 mm, and the forward inclination angle of the stylus is readjusted appropriately from 17 degrees so that the two vertices coincide with each other by drawing a Gothic arch. To do. For this adjustment, it is only necessary to finely adjust the angle of the ball (40) by loosening or tightening the screw (54) of the support plate (50). In this way, the ball (40) can be rotated and set as required, as shown in FIG. 11, when the ball (40), the support plate (50) and the arc groove (53) of the substrate (60) are provided. This is because if the fastening screw (54) is tightened in the surface contact state, the arc-shaped groove (53) of the support plate (50) and the substrate (60) pushes and tightens the surface of the ball (40).
[0060]
Further, since the stylus (5) is screwed to the ball (40) by the screw portion (5e), the height can be easily adjusted by turning the stylus (5). For example, in the case of a toothed jaw patient who is not a denture patient, the tip needle (5a) of the stylus (5) is shown in FIG. Occlusion This is because the recording device can move (front and side) together with the lower jaw without the teeth (4) of the upper jaw and the lower jaw being in contact with each other only above the plane (3c).
[0061]
After adjusting the position and angle of the stylus (5) of the recording device (100) in this way, if the lower jaw is moved forward and sideward with the stylus (5) applied to the recording plate (1), A Gothic arch description as shown in FIG. 1 can be recorded, and the apex (2), lateral limit motion path (2b), and forward limit motion path (2a) can be obtained. After that, the recording plate is taken out of the oral cavity, and the hole of the fixed aperture (fixed aperture) is fixed with wax at the position that matches the apex (2). After reinserting into the oral cavity, the patient touches the hole. The upper and lower jaw jaws can be connected by filling them with a separate soft joint (not shown) between the upper and lower teeth and the arc-shaped substrate (60). Completed. The recording device (100), the recording plate (1) and the recorded bite material (conjugate) thus recorded are separated from the patient and in this state Occlusion The upper and lower jaw models of the machine should be reattached based on the above records Occlusion Have a state Occlusion Diagnose and treat in the machine state).
[0062]
1) Calibration Prosthesis And the whole tooth before calibration Occlusion If the patient needs adjustment, 2) an incompletely completed denture patient, or 3) a temporomandibular joint dysfunction patient and a SPLINT patient, the device is installed in the oral cavity and the After taking the center jaw relationship with the stylus (fixed stylus) of FIG. 9 so that it can be calibrated, it is replaced with the stylus (spring stylus) of FIG. It should be used. In this stylus (5), the tip needle (5a) and the tip needle bar (5k) are integrated with the stylus groove (5f) in the rod parts (5d) and the spring (5m) is elastic. To receive, when the patient gradually grabs the upper jaw, the tip needle (5a) receives a downward force from the recording plate (1) and descends along the stylus groove (5f). At this time, if the descent is stopped due to an abnormally long tooth, etc., the doctor will check this and polish it. Occlusion Occulusal adjustment can be made. Therefore, after preventing abnormalities in the central jaw relationship of the lower jaw, Prosthesis Etc. can also be performed.
[0063]
The present invention is not limited to what has been specified by the above description and drawings, and various substitutions, modifications, and variations can be made without departing from the technical idea of the present invention. It is obvious to those who have ordinary knowledge.
[0064]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has a configuration in which the stylus is screwed onto the ball and coupled to the support plate so that the ball can be rotated and fixed as necessary. be able to.
[0065]
In addition, if a member that functions as a nut for holding the stylus is a ball, and a cylinder groove is formed in the ball and screwed into the screw body of the stylus, the stylus is less shaken by the cylinder. It can be supported stably. Since the substrate and the support needle plate fix the ball at the same time, the height of the means for fixing the ball is low and the wearing is easy. Furthermore, by using a stylus whose tip is biased by a spring, Occlusion An effect that can be adjusted is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a drawing illustrating a writing form recorded on a general recording board. Is .
FIG. 2 is a perspective view of a typical mandible.
FIG. 3 is a side view of a typical maxilla.
FIG. 4 is a bottom view of a typical maxilla.
FIG. 5 is a side view of a mandible in a general edentulous state.
6 is a bottom view of the mandible of FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a side view of a typical mandible.
[Fig. 8] General mandibular bone Occlusion It is explanatory drawing which shows a movement of a stylus on a plane.
FIG. 9 is a plan view illustrating an example of a conventional recording apparatus.
10 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
11 is a cross-sectional view illustrating a case where the recording plate is placed on the maxilla using a stylus in the state of FIG.
FIG. 12 is an exploded perspective view illustrating a cap temporarily supported by a conventional stylus and a recording plate temporarily coupled to the cap.
FIG. 13 is a plan view showing a state in which the recording apparatus according to the embodiment of the present invention is applied to a toothed jaw patient.
FIG. 14 is a plan view showing a case where the recording apparatus according to the embodiment of the invention is applied to an edentulous patient.
15 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 16 is a cross-sectional view showing a state where the recording apparatus according to the present invention is used for an edentulous patient.
FIG. 17 is a perspective view showing an example of a recording plate used in the recording apparatus.
FIG. 18 is an exploded perspective view showing a usage state of the adhesion reference stand according to the present invention.
FIG. 19 is an exploded perspective view showing another example of the adhesion reference base according to the present invention.
20 is a cross-sectional view showing an assembled state of the adhesion reference base shown in FIG.
FIG. 21 is a cross-sectional view illustrating another example of a stylus used in the present invention.
22 is an exploded cross-sectional view of the stylus shown in FIG. 21. FIG.
23 is a cross-sectional view showing a usage state of the stylus shown in FIGS. 21 and 22. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Recording board
1a conjugate
1b Needle insertion hole
1d coupling protrusion
1e Gothic Arch Tracing Prediction
1f fixed aperture
2 vertex
2a Protrusive border movement path
2b Lateral border movement path
3 Mandible
3a Horizontal axis
3b Bonwill Triangle
3c Occlusion Plane
3d Median sagittal plane
3e intersection
3f Balkwill angle
4 teeth
4a Mandibular first molar
4b Central fossa of Mandibular first molar
5 Stylus
5a Tip needle
5b
5c spring
5d bar
5k needle bar
5l tip needle stopper
5m spring
6 Support plate
6a Guide groove
7 Wings
8 Screw
9 Connecting members
10 wire
11 cap
20 Recording device
30 Maxillary opening
31 Maxilla
40 balls
50 Support plate
53 Arc groove (curved groove)
54 Screw
70 Support needle
71 Screw
90 Adhesion reference base
91 Tip groove
92 Horizontal line
93 Arc-shaped horizontal belt
94 orthogonal line
95 Depth measuring bar
100 recorder

Claims (5)

螺子部(5e)と先端針(5a)を有し、下顎の所定部位に設置される触針(5)を備え、上顎において前記触針に対応する部位に設置される記録板に下顎の中心位顎間関係を記録する装置であって、前記触針(5)をその螺子部(5e)と螺合した状態で支持するボール(40)と、このボール(40)を回転可能に収容する曲面溝(53)を有し、かつ、このボール(40)を固定するように下部基板(60)と結合される支持板(50)と、この支持板(50)の下部に結合される基板(60)と、この基板(60)に固定され、先が歯牙(4)表面に安置されることにより基板(60)の位置を維持させる複数の支持部材(70)とを備えたことを特徴とする下顎の中心位顎間関係記録装置。  It has a screw part (5e) and a tip needle (5a), and has a stylus (5) installed at a predetermined part of the lower jaw. A device for recording the relationship between the upper jaw and the ball (40) for supporting the stylus (5) in a state of being screwed with the screw portion (5e), and rotatably accommodating the ball (40) A support plate (50) having a curved groove (53) and coupled to the lower substrate (60) so as to fix the ball (40), and a substrate coupled to the lower portion of the support plate (50) (60) and a plurality of support members (70) that are fixed to the substrate (60) and that have their tips resting on the surface of the teeth (4) to maintain the position of the substrate (60). The lower jaw central position intermaxillary relationship recording device. 上記支持板(50)と上記基板(60)とを上下に締結する締螺子(54)を備え、この締螺子(54)を緩めた状態でボール(40)が回転可能となり、締螺子(54)を締めた状態でボール(40)が固定されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下顎の中心位顎間関係記録装置。  A fastening screw (54) for fastening the support plate (50) and the substrate (60) up and down is provided, and the ball (40) can be rotated with the fastening screw (54) loosened, and the fastening screw (54 2. The lower jaw central position intermaxillary relationship recording device according to claim 1, wherein the ball (40) is fixed in a state in which the lower jaw is tightened. 上記ボール(40)は、触針(5)を収容するように内部に貫通形成されたシリンダー溝(41)と、このシリンダー溝(41)をその軸方向に延長させるようにボール(40)の表面に形成されたスカット部(42)と、上記シリンダー溝(41)の少なくとも下部に形成され、上記触針(5)の螺子部(5e)と螺合する螺子溝(43)とを有することを特徴とする請求項1または2記載の下顎の中心位顎間関係記録装置。  The ball (40) includes a cylinder groove (41) formed therein so as to receive the stylus (5), and the ball (40) so as to extend the cylinder groove (41) in the axial direction. It has a scut part (42) formed on the surface and a screw groove (43) formed at least in the lower part of the cylinder groove (41) and screwed with the screw part (5e) of the stylus (5). The lower jaw central position intermaxillary relationship recording apparatus according to claim 1 or 2. 触針(5)は、その下部でボール(40)の螺子溝(43)と螺合する螺子部(5e)と、触針軸方向に沿って先端側に突出する先端針(5a)と、螺子部(5d)と先端針(5a)の間を連結してボール(40)内に収容される棒部(5d)とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の下顎の中心位顎間関係記録装置。  The stylus (5) includes a screw portion (5e) that is screwed into a screw groove (43) of the ball (40) at a lower portion thereof, a tip needle (5a) that projects toward the tip side along the stylus axis direction, The rod part (5d) which connects between a screw part (5d) and a tip needle (5a), and is accommodated in a ball | bowl (40), It has in any one of Claims 1-3 characterized by the above-mentioned. Lower jaw central position jaw recording device. 触針(5)は、先端針(5a)の露出長さを制限するための先端針ストッパー(5b)と、ストッパーから下方へ延長した先端針棒(5k)と、ストッパー(5b)と先端針棒(5k)を収容する触針溝(5f)を有する棒部(5d)と、棒部(5d)下部外周に形成されてボール(40)と螺合する螺子部(5e)と、上記先端針棒(5k)のストッパー(5b)に弾発力を提供するように上記触針溝(5f)に収容されるスプリング(5m)とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の下顎の中心位顎間関係記録装置。  The stylus (5) consists of a tip needle stopper (5b) for limiting the exposed length of the tip needle (5a), a tip needle bar (5k) extending downward from the stopper, a stopper (5b) and a tip needle. A rod portion (5d) having a stylus groove (5f) for accommodating the rod (5k), a screw portion (5e) formed on the outer periphery of the lower portion of the rod portion (5d) and screwed into the ball (40), and the tip A spring (5m) received in the stylus groove (5f) so as to provide a resilient force to the stopper (5b) of the needle bar (5k). The intermaxillary intermaxillary relationship recording device of the lower jaw as described in.
JP10923499A 1998-04-16 1999-04-16 Lower jaw central position jaw recording device Expired - Fee Related JP3815916B2 (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2019980006002U KR200183333Y1 (en) 1998-04-16 1998-04-16 Gothic arch tracer for centric relation of mandible
KR98-6002 1998-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11318956A JPH11318956A (en) 1999-11-24
JP3815916B2 true JP3815916B2 (en) 2006-08-30

Family

ID=19533746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10923499A Expired - Fee Related JP3815916B2 (en) 1998-04-16 1999-04-16 Lower jaw central position jaw recording device

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6106285A (en)
EP (1) EP0950384B1 (en)
JP (1) JP3815916B2 (en)
KR (1) KR200183333Y1 (en)
DE (1) DE69918484T2 (en)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3771534B2 (en) * 2002-12-25 2006-04-26 太美雄 大前 Occlusal adjustment device when making dentures
US20050112523A1 (en) * 2003-11-24 2005-05-26 Massad Joseph J. Method for developing balanced occlusion in dentistry
US20070231774A1 (en) * 2004-10-12 2007-10-04 Global Dental Impression Trays, Inc. Occlusal device and method of use thereof for diagnostic evaluation of maxillomandibular relationships in edentulous patients
JP4384096B2 (en) * 2005-02-01 2009-12-16 充夫 進藤 Occlusal correction system, corrected camper plane acquisition device, and occlusal correction tool
JP4848650B2 (en) * 2005-03-16 2011-12-28 有限会社日本デンタルサポート Orthodontic support system and index member and arrangement device used therefor
US7503763B2 (en) * 2006-03-30 2009-03-17 Casting-In Co., Ltd. In-mouth cavity tracing device
US8382686B2 (en) * 2007-04-17 2013-02-26 Gnath Tech Dental Systems, Llc Apparatus and method for recording mandibular movement
US20090117514A1 (en) * 2007-11-07 2009-05-07 Global Dental Impression Trays, Inc. Method and components for producing edentulous dentures
US8070489B2 (en) 2008-03-28 2011-12-06 Global Dental Impression Trays, Inc. Integrated modular dental measuring apparatus and method for dentures
US8998615B2 (en) 2009-05-19 2015-04-07 Dentca, Inc. Method and apparatus for preparing denture
WO2010135374A2 (en) * 2009-05-19 2010-11-25 Tae Hyung Kim Method and apparatus for preparing denture
US20140238414A1 (en) 2013-02-22 2014-08-28 Kelly Lucas AGP night guard - for a bruxism patient with or without a severe malocclusion
ES2638638T3 (en) * 2012-10-11 2017-10-23 Denton Systems Gmbh Procedure, transfer device and template body for the manufacture of dental and / or bone prostheses for a denture
CN102908199B (en) * 2012-11-21 2015-05-13 蔡林凯 Gum balancer and manufacture method of gum locator by utilizing gum balancer
WO2016123527A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-04 Stanic Miroslav Mike Systems, methods, and apparatus for making casts for fabrication of dental prosthesis
US9788919B1 (en) * 2016-05-31 2017-10-17 King Saud University Centric relation bite registration tool
US10231806B2 (en) 2017-05-29 2019-03-19 Jang-Ching Chou Aligning apparatus used in fabricating dental prostheses
CN109350276A (en) * 2018-10-24 2019-02-19 同济大学 It is a kind of for determining the device of lower jaw positional relationship and its application on oral cavity
CN111743649B (en) * 2020-06-18 2022-07-01 金鑫 Multifunctional final impression device, using method and digital complete denture manufacturing method

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1776474A (en) * 1928-04-23 1930-09-23 Messerman Theodore Method and means for obtaining balanced occlusion
US2389063A (en) * 1943-05-06 1945-11-13 Ervin G Lang Denture prosthesis
US2481203A (en) * 1946-11-29 1949-09-06 Maurice Y Nicole Gothic arch tracing device
US3431649A (en) * 1964-02-28 1969-03-11 Niles F Guichet Dental face bow
US3482312A (en) * 1967-07-03 1969-12-09 Donald G Smith Method and apparatus for making dental restorations
CA1069354A (en) * 1976-04-01 1980-01-08 Corbett, Andrew Napoleone Occlusal programming unit
US4273533A (en) 1979-08-10 1981-06-16 Della Croce John B Method for constructing dentures
US4279595A (en) 1979-08-10 1981-07-21 Della Croce John B Articulator
DE3918004A1 (en) * 1989-06-02 1990-12-06 Hoch Ulrich Werner Fitting upper and lower dentures - involves device which measures required distance between upper and lower jaws
US5044950A (en) * 1989-11-29 1991-09-03 Stanley Hobish Therapeutic training device and method for fitting dentures
DE4014975C1 (en) * 1990-05-10 1991-10-24 Girrbach Dental Gmbh, 7530 Pforzheim, De
US5186624A (en) * 1991-11-07 1993-02-16 Tresco, Inc. Dental measuring instrument and method

Also Published As

Publication number Publication date
US6106285A (en) 2000-08-22
EP0950384A2 (en) 1999-10-20
JPH11318956A (en) 1999-11-24
EP0950384B1 (en) 2004-07-07
KR200183333Y1 (en) 2000-06-01
DE69918484T2 (en) 2005-04-14
EP0950384A3 (en) 2001-04-25
DE69918484D1 (en) 2004-08-12
KR19990039660U (en) 1999-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3815916B2 (en) Lower jaw central position jaw recording device
US5176515A (en) Dental treatment method and apparatus
JP3306593B2 (en) Facebow with jaw articulator and occlusal fork column
JP3579793B2 (en) Dental articulator and its conversion plate
US11259907B2 (en) Device for recording centric jaw relation and orientation jaw relation simultaneously
US5090901A (en) Face bow and adjustable occlusal fork
JPS5918053B2 (en) Intraoral recording device used to record jaw center relationship and jaw movement
JP3181517U (en) Byte fork
JPS61284243A (en) Occlusion device
US7128574B2 (en) Dental alignment instrument
US20060147877A1 (en) Dental face bow
WO1999058079A1 (en) Occluding device of complete reproducibility
KR101686844B1 (en) Articulator
JP3819358B2 (en) Articulator
CN110740706A (en) Occlusion recording device and occlusion instrument
KR20050108660A (en) Maxillo-mandibular relation recoding device and method
RU2082351C1 (en) Device for determining central relation of jaws
JPH0137616Y2 (en)
JP2866084B2 (en) Completely reproducible articulator
JPH0636812Y2 (en) Articulator
KR100251238B1 (en) Recorder of centric jaw relationship
JP2003220079A (en) Apparatus and method for analyzing articulation and reference marker
JP2002263120A (en) Denture producing device
JPH0621457Y2 (en) Articulator
KR200320649Y1 (en) Apparatus for stereo tracing centric relation of mandible

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees