JP3814186B2 - 通信端末装置及び無線通信方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の無線通信システムに用いられ、受信信号に多重されている拡散コード数を推定する通信端末装置及び無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
受信信号を復調する方法として、ジョイント・ディテクション(Joint Detection;以下「JD」という。)がある。このJDについては、「Interference Cancellation vs. Channel Equalization and Joint Detection for the Downlink of C/TDMA Mobile Radio Concepts」(Bernd Steiner, Proceedings of EPMCC Conference Germany 1997, No.145, pp.253-260)または、「EFFICIENT MULTI-RATE MULTI-USER DETECTION FOR THE ASYNCHRONOUS WCDMA UPLINK」(H.R.Karimi, VTC'99, pp.593-597)等において、開示されている。
【0003】
JDは、各ユーザのチャネル推定値と各ユーザに割り当てられた拡散コードとの畳み込み演算結果を行列配置したシステムマトリクスを用いて行列演算を行い、その行列演算結果を受信信号のデータ部分に乗算することにより、マルチパスフェージングによる干渉、シンボル間干渉、多元接続干渉等の様々な干渉を除去して復調信号を取り出す復調方法である。このため、JDは、現在一般的に用いられているRAKE合成と比較して復調データの信頼度が高いという特徴を有し、最近注目されている。
【0004】
JDを実行するためには、受信信号にて多重されている拡散コードの数(以下、「拡散コード数」という)を推定する必要がある。ここで、3GPP仕様TS25.221v4.2.0では、使用される拡散コードは16種類であり、拡散コード数に応じて共通ミッドアンブル(Midamble)のシフト量を割り当てている。また、割り当てのルールは同仕様のTS25.221 Annex Cに記載されている。
【0005】
図8は、共通ミッドアンブルが16種類(Kcell=16)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との関係を示す図である。また、図9は、共通ミッドアンブルが8種類(Kcell=8)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との関係を示す図である。図10は、共通ミッドアンブルが4種類(Kcell=4)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との対応関係を示す図である。図8〜図10に示すように、Kcell=16の場合には1つのミッドアンブルコードに対して1種類の拡散コード数が対応し、Kcell=8の場合には1つのミッドアンブルコードに対して2種類の拡散コード数が対応し、Kcell=4の場合には1つのミッドアンブルコードに対して4種類の拡散コード数が対応する。基地局は多重する拡散コード数に対応するミッドアンブルコードを送信データに挿入して通信端末装置に送信する。
【0006】
図11は、共通ミッドアンブルが16種類である場合のミッドアンブルコードの作成方法を示す図である。図11に示すように、ミッドアンブルは、所定のチップ周期(456チップ)の既知のベーシックコード列の一部をWチップのシフトを行いながら切り出すことによって生成される。例えば、ミッドアンブルコード#1(シフト量1)は、ベーシックコードの後ろW=57チップの部分とベーシックコードの先頭から455チップを連結させたものである。また、ミッドアンブルコード#2(シフト量2)は、ベーシックコードの後ろ2×W=114チップの部分とベーシックコードの先頭から455−W=398チップの部分を連結させたのものである。すなわち、ミッドアンブルコード#2は、ミッドアンブルコード#1をWだけ後方にシフトしたものである。なお、ミッドアンブルコードの作成方法については、TS25.221(v4.2.0) 5.2.3節に記載されている。
【0007】
従って、上記規格の基に無線通信を行う場合、図12に示すように、基地局装置から各ユーザi(i=1,2,3)に送信される信号Siは、それぞれデータの間に共通ミッドアンブルが挿入されたスロット構成を有するため、通信端末装置の受信装置は、受信信号のミッドアンブル部分とベーシックコードとの相関をとることにより共通ミッドアンブルのシフト量を推定することができる。そして、ミッドアンブルコードと拡散コード数とが1対1対応のとき(Kcell=16)には、ミッドアンブルコードが判れば拡散コード数も一意に求められることとなる。例えば、共通ミッドアンブルがミッドアンブルコード#1であると判定されれば、図8から拡散コード数は1であると判る。
【0008】
通信端末装置の受信装置は、そのスロットで使用可能な全拡散コードに対して逆拡散処理を行い、上記判定した拡散コード数だけ拡散コードを逆拡散が大きい順に選択し、選択した拡散コードを用いてJDを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないとき(Kcell=4又はKcell=8)には、共通ミッドアンブルのシフト量だけでは拡散コード数は求められない。そして、従来技術において、この場合における有効な拡散コード数推定方法は提案されていない。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定し拡散コードを選択して精度良く復調することができる通信端末装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信端末装置は、受信信号のミッドアンブルのベーシックコードに対するシフト量を算出し、前記シフト量に基づいてミッドアンブルコードを判定する判定手段と、前記受信信号に多重されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行う逆拡散手段と、前記ミッドアンブルコードに基づいて拡散コードの数の候補を絞り、逆拡散後のレベルの高い順にソートした拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との関係から拡散コードを選択する選択手段と、この選択手段にて選択された拡散コードのチャネル推定値を用いて前記受信信号のデータ部分を復調する復調手段とを具備する構成をとる。
【0014】
この構成により、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞った上で、各拡散コードにおける逆拡散後のレベルを比較することにより最終的に拡散コード数を推定することができるので、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができ、拡散コードを選択して精度良く復調することができる。
【0015】
本発明の通信端末装置における選択手段は、候補となる拡散コードの数を基準としてソート後の拡散コードをグループ分けし、グループ毎に逆拡散後のレベルの平均値を算出し、2つのグループ間におけるレベルの平均値の差分と閾値との大小関係により拡散コードを選択する構成をとる。
【0016】
この構成により、候補となる拡散コードの数を境としてレベル平均値を比較することで、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0017】
本発明の通信端末装置における選択手段は、ソート後の順番が候補となる拡散コードの数と同一である拡散コードの逆拡散後のレベルとこの次の順番の拡散コードの逆拡散後のレベルとの差分を算出し、この差分と閾値との大小関係により拡散コードを選択する構成をとる。
【0018】
この構成により、候補となる拡散コードの数を境としてその前後のレベルを比較することで、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0019】
本発明の通信端末装置における選択手段は、順番が連続する2つの拡散コード間における逆拡散後のレベルの差分を算出し、この差分が最大となる拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との大小関係により拡散コードを選択する構成をとる。
【0020】
この構成により、レベル差が最大となる順番と候補とを比較することで、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0021】
本発明の通信端末装置における選択手段は、自局の拡散コードの順番を考慮して拡散コードを選択する構成をとる。
【0022】
この構成により、自局の拡散コードの順番も考慮することで、拡散コード数を推定するまでの処理時間を短縮することができる。
【0023】
本発明の通信端末装置における復調手段は、選択手段にて選択された拡散コードとチャネル推定値を用いて行列を生成し、生成した行列と受信信号とを用いてジョイント・ディテクションを行う構成をとる。
【0024】
この構成により、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても、ジョイント・ディテクションにより信頼度が高い復調データを得ることができる。
【0027】
本発明の無線通信方法は、受信信号のミッドアンブルのベーシックコードに対するシフト量を算出し、前記シフト量に基づいてミッドアンブルコードを判定する判定工程と、前記受信信号に多重されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行う逆拡散工程と、前記ミッドアンブルコードに基づいて拡散コードの数の候補を絞り、逆拡散後のレベルの高い順にソートした拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との関係から拡散コードを選択する選択工程と、この選択工程にて選択された拡散コードのチャネル推定値を用いて前記受信信号のデータ部分を復調する復調工程と、を具備するようにした
【0028】
この方法により、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞った上で、各拡散コードにおける逆拡散後のレベルを比較することにより最終的に拡散コード数を推定することができるので、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができ、拡散コードを選択して精度良く復調することができる
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明者は、受信信号に多重された拡散信号の拡散コードと同一の拡散コードについて逆拡散処理(相関処理+RAKE合成処理)を行った場合、その逆拡散処理後のレベルが、他の拡散コードにおけるものより格段に大きくなることに着目して本発明をするに至った。
【0030】
すなわち、本発明の骨子は、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞った上で、受信信号に多重された拡散信号に対して、多重されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行い、各拡散コードにおける逆拡散後のレベルを比較することにより最終的に拡散コード数を推定することである。
【0031】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。図1に示す通信端末装置は、無線受信器101と、ミッドアンブル相関器102と、ミッドアンブルコード判定器103と、パス選択器104と、拡散コード選択器105と、JD復調器106とから主に構成されている。
【0033】
無線受信器101は、図12に示したスロット構成を有する無線周波数の受信信号をベースバンドに周波数変換する。そして、無線受信器101は、ベースバンドに変換した受信信号(以下、「受信ベースバンド信号」という)のデータ部分を拡散コード選択器105及びJD復調器106に出力し、受信ベースバンド信号のミッドアンブル部分をミッドアンブル相関器102に出力する。
【0034】
ミッドアンブル相関器102は、ベーシックコードと受信ベースバンド信号のミッドアンブル部分との相関処理を行って各ミッドアンブルシフト量に対応した遅延プロファイルを作成し、遅延プロファイルをミッドアンブルコード判定器103に出力する。
【0035】
ミッドアンブルコード判定器103は、遅延プロファイルの最大相関値のシフト量に基づいてミッドアンブルコードを判定し、判定結果をパス選択器104及び拡散コード選択器105に出力する。
【0036】
パス選択器104は、ミッドアンブルコード判定器103の判定結果と遅延プロファイルを参照し、所定の閾値を越えたパスを干渉除去のための行列演算に用いるパスとして選択し、選択したパス(以下、「選択パス」という)の位置と当該パスのチャネル推定値を拡散コード選択器105及びJD復調器106に出力する。
【0037】
拡散コード選択器105は、受信信号のデータ部分と各拡散コードとの相関結果及びミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに基づいてJDに用いる拡散コードを選択し、選択結果をJD復調器106に出力する。
【0038】
JD復調器106は、拡散コード選択器105にて選択された拡散コードにおける選択パスのチャネル推定値を用いて所定の処理で行列を生成し、生成した行列と受信ベースバンド信号とを用いてジョイント・ディテクションを行い、干渉を除去しながら復調して所望の受信データを取り出す。
【0039】
次に、本実施の形態に係る拡散コード選択器105の内部構成について図2のブロック図を用いて説明する。拡散コード選択器105は、拡散コードテーブル201と、逆拡散部202と拡散コードソート部203と、拡散コード数推定部204とを備えている。
【0040】
拡散コードテーブル201には、受信信号に多重された拡散信号に乗算されている可能性がある拡散コードの全てを保存している。逆拡散部202は、パス選択器104にて選択されたパスのタイミングで、受信信号のデータ部分と拡散コードテーブル201に保存されている各拡散コードとの相関をとって逆拡散を行い、拡散コード及び各拡散コードにおける逆拡散後のレベルを拡散コードソート部203に出力する。なお、逆拡散部202は、逆拡散後のレベルを複数シンボルにわたって平均化し、その平均値を拡散コードソート部203に出力しても良い。
【0041】
拡散コードソート部203は、逆拡散部202から出力された拡散コードを逆拡散後のレベルが高い順に並べる。また、拡散コードソート部203は、拡散コード数推定部204にて推定された拡散コード数だけ、逆拡散後のレベルが高い順にJDに用いる拡散コードを選択し、選択した拡散コードをJD復調器106に出力する。
【0042】
拡散コード数推定部204は、拡散コードソート部203から出力された各拡散コードの逆拡散後のレベルとミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに基づいて、受信信号に多重されている拡散コード数を推定し、推定結果を拡散コードソート部203に出力する。
【0043】
次に、拡散コード数推定部204における拡散コード数推定方法の流れについて図3のフロー図を用いて説明する。なお、図3において、定数Pは、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに対応する拡散コード数の候補数を示す数値であり、図8、図9、図10の例ではKcell=8のときにはP=2、Kcell=4のときにはP=4である。また、N(i)は、候補となる拡散コード数を示し(iは自然数)、図8、図9、図10の例では、N(i)=Kcell×(i−1)+m(mはミッドアンブルコード番号)である。ここで、N(0)=0とする。例えば、Kcell=8(P=2)、m=3の場合、拡散コード数の候補N(i)は、N(1)=3又はN(2)=11となる。
【0044】
まず、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに基づいて、拡散コード数の候補N(i)を取得する(ST(=ステップ)301)。
【0045】
次に、逆拡散後のレベルが1番目(最も高いもの)からN(1)番目までの当該レベルの平均値LAVE(1)を算出する(ST302、ST303)。また、逆拡散後のレベルがN(1)+1番目からN(2)番目までの当該レベルの平均値LAVE(2)を算出する(ST304)。
【0046】
そして、平均値LAVE(1)と平均値LAVE(2)との差分Δ(1)=LAVE(1)−LAVE(2)が予め設定された閾値Thより大きいか否かを判定する(ST305)。
【0047】
ST305において差分Δ(1)が閾値Thより大きかった場合にはST308に進む。一方、ST305において差分Δ(1)が閾値Th以下だった場合にはiをインクリメントし(ST306、ST307)、再びST303からの処理を行う。以下、ST305において差分Δが閾値Thより大きくなるか、あるいは、ST306においてi=P−1となるまで、ST302からST307までの処理を繰り返す。
【0048】
そして、ST305において差分Δ(i)が閾値Thより大きかった場合、あるいは、ST306においてi=P−1となった場合に、そのときのN(i)が拡散コード数であると推定する(ST308)。
【0049】
以上の一連の処理(ST301〜ST308)により、拡散コード数推定部204は、拡散コード数を推定することができる。そして、拡散コード数推定部204は、推定結果を拡散コードソート部203に出力する。
【0050】
なお、図3のST303において、1からN(i)番目までの当該レベルを平均値LAVE(i)として算出してもよい。
【0051】
次に、拡散コード数推定部204における拡散コード数推定方法の具体例について図4を用いて説明する。図4は、逆拡散後のレベルで高い順にソートしたときの順位j(横軸)とその逆拡散後のレベルL(縦軸)との関係の一例を示す図である。図4は、Kcell=4(P=4)、m=3の場合であって、この場合、N(1)=3、N(2)=7、N(3)=11、N(4)=15となる。
【0052】
拡散コード数推定部204は、まず、逆拡散後のレベルが1番目から3番目までの当該レベルの平均値LAVE(1)と、逆拡散後のレベルが4番目から7番目までの当該レベルの平均値LAVE(2)とを算出し、Δ(1)=LAVE(1)−LAVE(2)と閾値Thとの大小関係を比較する。
【0053】
この結果、例えば、Δ(1)が閾値Th以下であったとすると、拡散コード数推定部204は、次に、逆拡散後のレベルが4番目から7番目までの当該レベルの平均値LAVE(2)と、逆拡散後のレベルが8番目から11番目までの当該レベルの平均値LAVE(3)とを算出し、Δ(2)=LAVE(2)−LAVE(3)と閾値Thとの大小関係を比較する。
【0054】
この結果、例えば、Δ(2)が閾値Thより大きかったとすると、拡散コード数推定部204は、N(2)=7が拡散コード数であると推定し、推定結果(=7)を拡散コードソート部203に出力する。拡散コードソート部203は、逆拡散後のレベルが高い順に7つの拡散コードを選択し、選択した拡散コードをJD復調器106に出力する。
【0055】
このように、本実施の形態によれば、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞り、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートし、候補となる拡散コード数を境としてレベル平均値を比較することにより、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0056】
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1と比較して、拡散コード数推定部における拡散コード数推定方法が異なる。なお、本実施の形態に係る通信端末装置の構成は実施の形態1で説明した図1と同様であり、本実施の形態に係る拡散コード選択器の内部構成は実施の形態1で説明した図2と同様であるので説明を省略する。
【0057】
以下、本実施の形態の拡散コード数推定部204における拡散コード数推定方法の流れについて図5のフロー図を用いて説明する。なお、図5において、定数Pは、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに対応する拡散コード数の候補数を示す数値であり、図8、図9、図10の例ではKcell=8のときにはP=2、Kcell=4のときにはP=4である。また、N(i)は、候補となる拡散コード数を示し(iは自然数)、図8、図9、図10の例では、N(i)=Kcell×(i−1)+m(mはミッドアンブルコード番号)である。ここで、N(0)=0とする。また、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートしたときのj番目の逆拡散後のレベルをL(j)とする。
【0058】
まず、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに基づいて、拡散コード数の候補N(i)を取得する(ST501)。
【0059】
次に、N(1)番目の逆拡散後のレベルL(N(1))を検索する(ST502、ST503)。また、N(1)+1番目の逆拡散後のレベルL(N(1)+1)を検索する(ST504)。
【0060】
そして、レベルL(N(1))とレベルL(N(1)+1)との差分Δ(1)=L(N(1))−L(N(1)+1)が予め設定された閾値Thより大きいか否かを判定する(ST505)。
【0061】
ST505において差分Δ(1)が閾値Thより大きかった場合にはST508に進む。一方、ST505において差分Δ(1)が閾値Th以下だった場合にはiをインクリメントし(ST506、ST507)、再びST302からの処理を行う。以下、ST505において差分Δが閾値Thより大きくなるか、あるいは、ST506においてi=P−1となるまで、ST503からST507までの処理を繰り返す。
【0062】
そして、ST505において差分Δ(i)が閾値Thより大きかった場合、あるいは、ST506においてi=P−1となった場合に、そのときのN(i)が拡散コード数であると推定する(ST508)。
【0063】
以上の一連の処理(ST501〜ST508)により、拡散コード数推定部204は、拡散コード数を推定することができる。そして、拡散コード数推定部204は、推定結果を拡散コードソート部203に出力する。
【0064】
このように、本実施の形態によれば、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞り、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートし、候補となる拡散コード数を境としてその前後のレベルを比較することにより、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0065】
なお、上記実施の形態1及び2において、拡散コード数を推定する際に用いる閾値Thを予め固定されたものとして説明したが、本発明はこれに限られず、閾値Thを可変として適当な計算式によって求まるようにしても良い。例えば、選択パス以外のパスの平均値をノイズレベルとし、逆拡散後のレベルの最大値とノイズレベルとの比に所定の係数を乗算した値を閾値とする。
【0066】
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1と比較して、拡散コード数推定部における拡散コード数推定方法が異なる。なお、本実施の形態に係る通信端末装置の構成は実施の形態1で説明した図1と同様であり、本実施の形態に係る拡散コード選択器の内部構成は実施の形態1で説明した図2と同様であるので説明を省略する。
【0067】
以下、本実施の形態の拡散コード数推定部204における拡散コード数推定方法の流れについて図6のフロー図を用いて説明する。なお、図6において、定数Pは、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに対応する拡散コード数の候補数を示す数値であり、図8、図9、図10の例ではKcell=8のときにはP=2、Kcell=4のときにはP=4である。また、N(i)は、候補となる拡散コード数を示し(iは自然数)、図8、図9、図10の例では、N(i)=Kcell×(i−1)+m(mはミッドアンブルコード番号)である。ここで、N(0)=0とする。また、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートしたときのj番目の逆拡散後のレベルをL(j)とする。また、定数Jは、使用される可能性がある拡散コードの種類、すなわち、拡散コードテーブル201に保存されている拡散コードの種類である(3GPP仕様TS25.221v4.2.0では、J=16)。
【0068】
まず、ミッドアンブルコード判定器103にて判定されたミッドアンブルコードに基づいて、拡散コード数の候補N(i)を取得する(ST601)。
【0069】
次に、j番目の逆拡散後のレベルL(j)とj+1番目の逆拡散後のレベルL(j+1)との差分Δ(j)=L(j)−L(j+1)を全てのjについて算出し、最大の差分Δmaxに対応するj=kを検出する(ST602〜ST608)。
【0070】
次に、Δmaxと所定の閾値Thとの大小関係を比較する(ST609)。そして、ST609においてΔmaxが閾値Thより大きければ、i=1から順次、N(i)とkとの大小関係を比較し(ST609〜ST613)、N(i)>kとなった場合、あるいは、i=P−1となった場合に、拡散コード数をN(i)と推定する(ST615)。一方、ST609においてΔmaxが閾値Thより以下であればi=Pとして(ST614)、拡散コード数をN(i)と判定する(ST615)。
【0071】
以上の一連の処理(ST601〜ST615)により、拡散コード数推定部204は、拡散コード数を推定することができる。そして、拡散コード数推定部204は、推定結果を拡散コードソート部203に出力する。
【0072】
このように、本実施の形態によれば、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞り、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートし、候補となる拡散コード数とレベル差が最大となる順番とを比較することにより、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができる。
【0073】
(実施の形態4)
ここで、各通信端末装置は、自局の拡散コード(基地局から送信された自局宛の信号に乗算されている拡散コード)を当然知っている。そして、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートしたときの自局の拡散コードの順番は、多重されている拡散コード数以下となる。
【0074】
実施の形態4では、自局の拡散コードの順番も考慮することにより、実施の形態1で説明した拡散コード数推定方法の処理時間の短縮を図る。なお、本実施の形態に係る通信端末装置の構成は実施の形態1で説明した図1と同様であり、本実施の形態に係る拡散コード選択器の内部構成は実施の形態1で説明した図2と同様であるので説明を省略する。
【0075】
以下、本実施の形態の拡散コード数推定部204における拡散コード数推定方法の流れについて図7のフロー図を用いて説明する。図7のフロー図は、実施の形態1で説明した図3のST302とST303との間にST701、ST702を追加したものである。図7において、jownは、拡散コードを逆拡散後のレベルの高い順にソートしたときの自局の拡散コードの順番である。時局の拡散コードが複数ある場合には、逆拡散後のレベルが最も小さい拡散コードの順番であるとする。
【0076】
ST701、ST702にて、N(i)≧jownとなるまで、iをインクリメントさせる。例えば、上記図4の場合においてjown=5であったとすると、ST303に進むときにはi=2となり、i=1についてST303〜ST307の処理を行う必要がなくなる。
【0077】
このように、本実施の形態によれば、自局の拡散コードの順番も考慮することにより、実施の形態1で説明した拡散コード数推定方法の処理時間の短縮を図ることができる。
【0078】
同様に、実施の形態2で説明した図5のST502とST503との間にST701、ST702を追加すれば、実施の形態1で説明した拡散コード数推定方法の処理時間の短縮を図ることができる。また、実施の形態3で説明した図6のST609とST610との間にST701、ST702を追加すれば、実施の形態1で説明した拡散コード数推定方法の処理時間の短縮を図ることができる。
【0079】
なお、本実施の形態では、図2の拡散コードソート部203からJD復調器106へ拡散コードを出力するときに、自局の拡散コードの逆拡散後のレベルよりXdB低い拡散コードを選択から外すようにしても良い。
【0080】
なお、上記各実施の形態では、逆拡散後のレベルに基づいて拡散コードを選択する場合について説明したが、本発明ではこれを逆拡散後に同期検波またはRAKE復調処理を行った後のレベルを用いるようにしてもよい。
【0081】
また、上記各実施の形態の通信端末装置は、ジョイント・ディテクションを用いて復調を行っているが、本発明はこれに限られず、他の行列演算を用いて復調を行う場合であっても同様の効果を得ることができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、共通ミッドアンブルのシフト量に基づいて拡散コード数の候補を絞った上で、受信信号に多重された拡散信号に乗算されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行い、各拡散コードにおける逆拡散後のレベルを比較することにより、共通ミッドアンブルのシフト量と拡散コード数とが1対1対応ではないときであっても受信信号に多重されている拡散コード数を推定することができ、拡散コードを選択して精度良く復調することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る拡散コード選択器の内部構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る通信端末装置の拡散コード数推定方法の流れを示すフロー図
【図4】逆拡散後のレベルで高い順にソートしたときの順位jとその逆拡散後のレベルLとの関係の一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の拡散コード数推定方法の流れを示すフロー図
【図6】本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の拡散コード数推定方法の流れを示すフロー図
【図7】本発明の実施の形態4に係る通信端末装置の拡散コード数推定方法の流れを示すフロー図
【図8】共通ミッドアンブルが16種類(Kcell=16)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との関係を示す図
【図9】共通ミッドアンブルが8種類(Kcell=8)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との関係を示す図
【図10】共通ミッドアンブルが4種類(Kcell=4)の場合のミッドアンブルコードと拡散コード数との対応関係を示す図
【図11】共通ミッドアンブルが16種類である場合のミッドアンブルコードの作成方法を示す図
【図12】データの間に共通ミッドアンブルが挿入された場合のスロット構成を示す図
【符号の説明】
101 無線受信器
102 ミッドアンブル相関器
103 ミッドアンブルコード判定器
104 パス選択器
105 拡散コード選択器
106 JD復調器
201 拡散コードテーブル
202 逆拡散部
203 拡散コードソート部
204 拡散コード数推定部

Claims (7)

  1. 受信信号のミッドアンブルのベーシックコードに対するシフト量を算出し、前記シフト量に基づいてミッドアンブルコードを判定する判定手段と、
    前記受信信号に多重されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行う逆拡散手段と、
    前記ミッドアンブルコードに基づいて拡散コードの数の候補を絞り、逆拡散後のレベルの高い順にソートした拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との関係から拡散コードを選択する選択手段と、
    この選択手段にて選択された拡散コードのチャネル推定値を用いて前記受信信号のデータ部分を復調する復調手段と
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 選択手段は、候補となる拡散コードの数を基準としてソート後の拡散コードをグループ分けし、グループ毎に逆拡散後のレベルの平均値を算出し、2つのグループ間におけるレベルの平均値の差分と閾値との大小関係により拡散コードを選択する
    ことを特徴とする請求項記載の通信端末装置。
  3. 選択手段は、ソート後の順番が候補となる拡散コードの数と同一である拡散コードの逆拡散後のレベルとこの次の順番の拡散コードの逆拡散後のレベルとの差分を算出し、この差分と閾値との大小関係により拡散コードを選択する
    ことを特徴とする請求項記載の通信端末装置。
  4. 選択手段は、順番が連続する2つの拡散コード間における逆拡散後のレベルの差分を算出し、この差分が最大となる拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との大小関係により拡散コードを選択する
    ことを特徴とする請求項記載の通信端末装置。
  5. 選択手段は、自局の拡散コードの順番を考慮して拡散コードを選択する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の通信端末装置。
  6. 復調手段は、選択手段にて選択された拡散コードとチャネル推定値を用いて行列を生成し、生成した行列と受信信号とを用いてジョイント・ディテクションを行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の通信端末装置。
  7. 受信信号のミッドアンブルのベーシックコードに対するシフト量を算出し、前記シフト量に基づいてミッドアンブルコードを判定する判定工程と、
    前記受信信号に多重されている可能性がある拡散コードの全てについて逆拡散処理を行う逆拡散工程と、
    前記ミッドアンブルコードに基づいて拡散コードの数の候補を絞り、逆拡散後のレベルの高い順にソートした拡散コードの順番と候補となる拡散コードの数との関係から拡散コードを選択する選択工程と、
    この選択工程にて選択された拡散コードのチャネル推定値を用いて前記受信信号のデータ部分を復調する復調工程と、
    を具備することを特徴とする無線通信方法
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