JP3812256B2 - Printing apparatus and storage medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レシート用ロール紙とジャーナル用ロール紙とを1つの用紙送り機構で送り、印刷バッファに記憶された1ライン分の印刷データを1つの印字部により夫々個々のロール紙に印刷する印刷装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ECR(電子式キャッシュレジスタ)およびPOS(Point Of Scales System)端末装置は、入力された売上データを出力し、その売上データを累計(登録)し、登録された売上金額や売上個数、売上回数等を出力する点検、精算を行う装置であり、また、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの売り場に設置し、商品管理、顧客管理、売上管理等に利用するデータを即時に収集する端末装置である。
【0003】
これら従来のECR装置やPOS端末装置では、レシートとジャーナルの2つのシートを印刷する専用の印刷装置が必要である。この印刷装置としては、ジャーナル用の紙送り装置及び印字ヘッドと、レシート用の紙送り装置及び印字ヘッドとを備え、夫々の用紙送り装置でジャーナル用紙とレシート用紙の用紙送りを行いながら、夫々の印字ヘッドで取引データをジャーナル用紙とレシート用紙に印字する2シート用プリンタを用いる場合や、ジャーナル用紙とレシート用紙に取引データを個々に印字するように1シート用プリンタを2台用いる場合等がある。
【0004】
また、プリンタの稼働コスト削減や1シート用プリンタ同等の回路構成による低価格化を目的として、印字幅の広い1シート用プリンタを使用し、その印字幅の半分でレシートを、残り半分でジャーナルを印字するように構成されたECRが開発、利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のECR装置やPOS端末装置に用いられるレシートとジャーナルの2つのシートを印刷する専用の印刷装置にあっては、幅広の1シートにレシートとジャーナルを印字するため、レシート側とジャーナル側を同時に同数行分フィードしていく必要がある。このため、レシート側に印字しないスタンプやレシートを見易くするためのフィード行があると、ジャーナル側に空白行ができてしまうという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、レシートとジャーナルの2つのシートに所定の印字データを過不足無く印刷する専用の印刷装置及び記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、レシート用ロール紙とジャーナル用ロール紙とを1つの用紙送り機構で送り、印刷バッファに記憶された1ライン分の印刷データに基づいて1つの印字部により夫々個々のロール紙に印刷する印刷装置において、レシート印字行数とジャーナル印字行数とに基づいて拡大率を算出する算出手段と、前記印刷データの縦方向の長さを前記拡大率に応じて拡大して記憶する記憶制御手段と、この記憶制御手段により記憶された印刷データを前記印字部によりジャーナル用のロール紙に対して印刷させる印刷制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
したがって、この発明によれば、レシート用ロール紙とジャーナル用ロール紙とを1つの用紙送り機構で送り、印刷バッファに記憶された1ライン分の印刷データに基づいて1つの印字部により夫々個々のロール紙に印刷する印刷装置において、レシート印字行数とジャーナル印字行数とに基づいて拡大率を算出し、前記レシートの印字長さに合うように、前記印刷データの縦方向の長さを前記拡大率に応じて拡大してジャーナル用のロール紙に対して印刷することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1〜図10は、本発明の印刷装置を適用したECRの第1の実施の形態を示す図である。
【0016】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるECR10の制御系の要部構成を示すブロック図である。図5において、ECR10は、CPU11、入力装置12、RAM13、ドロア14、伝送制御部15、表示装置16、印刷装置17、記憶装置18、及び記憶媒体18aにより構成されており、記憶媒体18aを除く各部はバス19に接続されている。
【0017】
CPU(Central Processing Unit )11は、記憶媒体27に格納されている各種制御プログラムに従ってRAM13との間で各種データの授受を行いながら各種動作に必要な数値を演算処理し、この演算処理に基づいてECR10内の各部を制御するための各種制御信号を出力する。
【0018】
また、CPU11は、後述する印刷処理(図5参照)を実行し、入力装置12から商品データが入力されたか否かを判別し、商品データの入力であれば、この商品データの入力が今回の取引で最初に入力されたものであるか否かを判別し、最初に入力された商品データであれば、RAM13内の店名・メッセージデータメモリ13aに予め記憶された店名・メッセージデータを、図3に示すようにRAM13内の一時記憶メモリ13fに記憶し、入力された商品データの登録処理を行って、該商品データを表示装置16に表示するとともに、該商品データを図3に示すように一時記憶メモリ13fに記憶し、ジャーナル行数カウンタを記憶行数に応じて加算して更新する。
【0019】
また、CPU11は、「締め」が入力されたか否かを判別し、「締め」入力であれば、締め処理(合計/釣銭演算、取引データ更新)を行って、該締めデータを表示装置16に表示して、レシート一時記憶メモリに”税率”を記憶し、レシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに”税額”、”合計”、”預り金”、”釣銭”を記憶し、後述するレシート/ジャーナル印字処理を実行する。
【0020】
本実施の形態では、1系統の印字機構で同時にレシートとジャーナルとを送って印字するため、以下のレシート/ジャーナル印字処理が実行される。
【0021】
このレシート/ジャーナル印字処理において、CPU11は、後述するジャーナルデータ拡大率算出処理(図7参照)を実行し、上記印刷処理により一時記憶メモリ13fに記憶した最初のデータである店名・メッセージデータを読み出し、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットに従って、シフトレジスタにレシート・ジャーナルデータを作成し、そのジャーナルデータを拡大率に応じて拡大し、最初の1ラインをラッチするとともに、ラッチした1ラインを印字する。
【0022】
また、CPU11は、全ラインの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了した場合、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了していない場合、次の1ラインをラッチし、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合、一時記憶データをすべてクリアし、上述したレシート/ジャーナル印字処理を終了する。
【0023】
また、CPU11は、後述するジャーナルデータ拡大率算出処理(図7参照)を実行し、レシート印字行数を算出し、ジャーナル印字行数を算出し、レシート印字行数をジャーナル印字行数で割った値を拡大率として設定する。さらに、CPU11は、後述する処理(図8参照)を実行を実行する。
【0024】
入力装置12は、図示しないがモードキー、クラークキー、テンキー、ファンクションキー、領収書釦等を備え、ユーザーによる各キー操作に応じた各種キー入力信号をCPU11に出力する。
【0025】
RAM(Random Access Memory)13は、図2に示すように、店名・メッセージデータメモリ13a、PLUメモリ13b、小計メモリ13c、税率メモリ13d、印字バッファメモリ13e、一時記憶メモリ13f、印字項目メモリ13j、印字桁数メモリ13k、及びワークメモリ13l等を有する。
【0026】
店名・メッセージデータメモリ13aは、レシートに最初に印字する店舗の店名データと宣伝用等の各種サービスメッセージデータとを記憶し、PLUメモリ13bは、各種商品名データと対応して単価データとを設定したPLU(Price Look Up)テーブルを記憶し、小計メモリ13cは、取引処理毎に計算される小計データを一時的に記憶し、税率メモリ13dは、地域や国に応じた税率データを記憶し、印字バッファメモリ13eは、CPU11により実行される上記レシート・ジャーナル印字処理に際してレシート用印字データとジャーナル用印字データとを一時的に記憶し、一時記憶メモリ13fは、図5に示すようにCPU11により実行される上記印刷処理に際して入力される各種取引データ(店名・メッセージデータ、商品データ、小計データ、合計データ等)を一時的に記憶する。
【0027】
印字項目メモリ13jは、図6に示すようにレシート/ジャーナル印字処理中にレシートとジャーナルに印字する印字項目を記憶し、印字桁数メモリ13kは、受光素子により検出される仕切り板の取り付け位置に対応する印字桁データを記憶し、ワークメモリ13lは、CPU11により実行される上記印刷処理やレシート/ジャーナル印字処理に際して処理される各種データを一時的に記憶する。
【0028】
また、一時記憶メモリ13fは、図3に示すようにレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリとから構成され、レシート一時記憶メモリには、”店名・メッセージ”、”商品名”、”商品単価”、”小計”、”税率”、”税額”、”合計”、”預り金額”等のデータが各行毎に格納され、ジャーナル一時記憶メモリには、”商品名”、”商品単価”、”税額”、”合計”、”預り金額”等のデータが各行毎に格納される。
【0029】
さらに、印字項目メモリ13jは、図4に示すようにレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリとから構成され、レシート一時記憶メモリには、”店名”、”メッセージ”、”商品データ”、”小計データ”、”税率データ”、”税額データ”、”合計データ”、”預り金額データ”、”釣銭データ”等のデータが各行毎に格納され、ジャーナル一時記憶メモリには、”商品データ”、”税額データ”、”合計データ”、”預り金額データ”等のデータが各行毎に格納される。
【0030】
ドロア14は、現金を収納し、入力装置12において”現金/預かり金キー”等が操作された際に開放される。
【0031】
伝送制御部15は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator )またはターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)等によって構成され、電話回線、ISDN回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。モデムは、電話回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行うために、CPU11によって処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調する装置であり、ターミナルアダプタは、ISDN回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行うために、既存のインタフェースをISDNに対応するインタフェースに変換する装置である。
【0032】
表示装置16は、液晶ディスプレイ等から構成され、CPU11、入力装置12及びRAM13から入力される演算結果、各種データ、商品データ、演算データ、設定データ等を表示する。
【0033】
印刷装置17は、例えば、セグメント単位のサーマル素子がライン状に配列された印字ヘッド部とレシート用紙及びジャーナル用紙がセットされる搬送部とにより構成され、CPU11から所定の時間間隔で1ライン毎に入力される取引きデータをレシート用紙及びジャーナル用紙に印字するとともに、CPU11から所定の時間間隔で1ライン毎に入力される背景パターンが合成されたサンプルレシートとサンプル領収書をレシート用紙に印字する。
【0034】
また、印刷装置17は、サーマルプリンタとともに、オートカッタ、サーマルヘッド17gの駆動機構やロール紙の搬送機構、及びスプール機構等を含み、CPU11により実行される上記レシート/ジャーナル印字処理に際して駆動制御されて、レシート用ロール紙17aとジャーナル用ロール紙17bに取引に係るデータを印字して出力する。
【0035】
記憶装置18は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体18aを有しており、この記憶媒体18aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体18aは記憶装置18に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体18aには上記システムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラム、印刷処理プログラム、レシート/ジャーナル印字処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理された印字データ等を記憶する。
【0036】
また、この記憶媒体18aに記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部15から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体18aはネットワーク上に構築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0037】
次に、本第1の実施の形態における動作を説明する。
まず、CPU11により実行される印刷処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されており、CPU11はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、CPU11は伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0038】
図5において、CPU11は、まず、入力装置12から商品データが入力されたか否かを判別し(ステップS1)、商品データの入力であれば(ステップS1;Yes)、この商品データの入力が今回の取引で最初に入力されたものであるか否かを判別する(ステップS2)。最初に入力された商品データであれば(ステップS2;Yes)、RAM13(図2参照)内の店名・メッセージデータメモリ13aに予め記憶された店名・メッセージデータを、図3に示すようにRAM13内の一時記憶メモリ13fに記憶する(ステップS3)。
【0039】
次に、CPU11は、入力された商品データの登録処理(商品データの更新、及び小計演算)を行って(ステップS4)、該商品データを表示装置16に表示するとともに(ステップS5)、該商品データを図3に示すように一時記憶メモリ13fに記憶し(ステップS6)、ジャーナル行数カウンタを記憶行数に応じて加算して更新し(ステップS7)、ステップS1に戻る。
【0040】
また、ステップS2において商品データの入力が今回の取引で最初に入力されたものでなければ(ステップS2;No)、CPU11は、ステップS4に移行して、以後入力される各商品データの登録処理、表示処理、及び一時記憶処理を繰り返し実行する。
【0041】
また、ステップS1において商品データの入力でなければ(ステップS1;No)、CPU11は、「締め」が入力されたか否かを判別し(ステップS8)、「締め」入力であれば(ステップS8;Yes)、締め処理(合計/釣銭演算、取引データ更新)を行って(ステップS9)、該締めデータを表示装置16に表示して(ステップS10)、図3に示すようにレシート一時記憶メモリに”税率”を記憶し、レシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに”税額”、”合計”、”預り金”、”釣銭”を記憶し(ステップS11)、後述するレシート/ジャーナル印字処理を実行し(ステップS12)、ステップS1に戻る。
【0042】
また、ステップS8において「締め」入力が無ければ(ステップS8;No)、CPU11は、後述するジャーナル印字指示判定処理を実行し(ステップS13)、ステップS1に戻る。
【0043】
本実施の形態では、図1に示した印刷装置17内の1系統の印字機構で同時にレシートとジャーナルとを送って印字するため、CPU11は、図6に示すフローチャートに基づいてレシート/ジャーナル印字処理を実行する。
【0044】
この図6において、まずCPU11は、後述するジャーナルデータ拡大率算出処理(図7参照)を実行し(ステップS121)、上記印刷処理により一時記憶メモリ13fに記憶した最初のデータである店名・メッセージデータを読み出し(ステップS122)、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマット(1行当たりのレシートデータ印字桁数、ジャーナル印字桁数、及び余白桁数を含む)に従って、シフトレジスタにレシート・ジャーナルデータを作成する(ステップS123)。
【0045】
次いで、CPU11は、そのジャーナルデータを拡大率に応じて拡大し(ステップS124)、最初の1ラインをラッチする(ステップS125)とともに、ラッチした1ラインを印字する(ステップS126)。次に、CPU11は、全ラインの印字が終了したか否かを判定する(ステップS127)。ここで、全ラインの印字が終了した場合(ステップS127;Yes)、CPU11は、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定する(ステップS128)。また、ステップS127において、全ラインの印字が終了していない場合(ステップS127;No)、CPU11は、次の1ラインをラッチし(ステップS130)、再びステップS126に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0046】
また、ステップS128において、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合(ステップS128;Yes)、CPU11は、一時記憶データをすべてクリアし(ステップS129)、上述したレシート/ジャーナル印字処理を終了する。また、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了していなければ(ステップS128;No)、一時記憶メモリ13fの次の行のデータを読み出し(ステップS131)、再びステップS123に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0047】
次に、図7を参照して、図6のステップS121において実行されるジャーナルデータ拡大率算出処理について説明する。この図7において、CPU11は、レシート印字行数を算出し(ステップS1211)、ジャーナル印字行数を算出し(ステップS1212)、レシート印字行数をジャーナル印字行数で割った値を拡大率として設定し(ステップS1213)、図6のステップS122以降の処理に移行する。
【0048】
次に、図8を参照して、処理について説明する。まず、CPU11は、入力装置12からの入力の有無を判定する(ステップS131)。ここで、が有れば(ステップS131;Yes)、CPU11は、「小計キー」操作で小計をし、レシート一時記憶領域に記憶する等の入力に応じた処理を実行(ステップS133)する。
【0049】
以上のレシート/ジャーナル印字処理におけるレシート用印字データとジャーナル用印字データの展開例を図9に示す。
図9において、(a)は印字項目メモリ13j内の設定フラグに基づくレシート用ロール紙とジャーナル用ロール紙の各紙幅に応じて、印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットの具体例を示した図である。この場合、全体で48桁分の印字桁に対して、1桁目から23桁目がレシート用印字桁であり、その先頭に1桁分の余白、続く20桁分に用実データ印字桁、続く1桁分を余白とし、続く3桁分をレシートとジャーナルを分離するブランク桁とし、続く26桁目から48桁目がジャーナル用印字桁であり、その先頭に1桁分の余白、続く20桁分に用実データ印字桁、続く1桁分を余白としている。
【0050】
次いで、同図(b)は、同図(a)の印字フォーマットに従って、一連の取引データを一時記憶メモリ13f内に記憶したレシート用印字データとジャーナル用印字データの具体例を示した図である。同図(c)は、同図(b)のレシート用印字データとジャーナル用印字データのうち、店名として「○○商店」のレシート用印字イメージ(印字ドット)を印字バッファメモリ13eに展開し、このレシート用印字イメージの1ライン分をラッチした場合を示した図である。
【0051】
以上のようにレシート/ジャーナル印字処理を実行することにより、図10(a)に示すレシートとジャーナルとを、1系統のサーマルプリンタ内で区分けして同時に印字させることが可能になる。この時、レシートの印字項目とジャーナルの印字項目とが異なるため、1レシート用プリンタでレシート/ジャーナル印字処理を実行した場合、ジャーナルの空白が多くなる。しかし、図10(b)に示すようにジャーナルの所定の印字領域に同一の印字データを縦方向に拡大して印字することにより、空白を埋めることが可能となる。例えば、図9に示したレシートの場合は、レシートが14行、ジャーナルが9行であるため、ジャーナル側の印字を14/9=1.555…、即ち約1.6倍縦方向に拡大してジャーナル印字する。
【0052】
上述のように、本発明に係る第1の実施の形態におけるECR10では、ジャーナル側の印字をレシート側の印字行数に合わせて縦方向に拡大する機能を有することにより、ジャーナルに無駄な余白を作ることが無く、印刷シートを有効に利用できる。また、同一の取引内容としては、行幅にムラのないジャーナル印字が可能となる。さらに、各取引内容毎に文字の大きさが異なるため、一連のジャーナル印字を見ていく際に一取引毎の区切りが明確になる。また、例えばジャーナル側の重要情報のみをレシート側の印字行数に合わせて縦方向に拡大する機能を有することにより、一連のジャーナル印字を見ていく際に重要情報の記載位置や記載量を容易に認識できる。
【0053】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。図11〜図17は、本発明を適用した第2の実施の形態におけるECR10を示す図である。本第2の実施の形態におけるECR10の全体構造は、上記第1の実施の形態において図1に示したECR10と同様であるため、その構成の図示及び説明は省略する。なお、ここでは、上記第1の実施の形態とは異なるCPU11、及びRAM13の構成について説明する。
【0054】
CPU11は、後述するレシート印字処理(図13参照)を実行し、レシート一時記憶メモリ13fに記憶した最初の一行分のレシートデータを読み出し、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットに従って、シフトレジスタにレシートデータを作成し、最初の1ラインをラッチするとともに、ラッチした1ラインを印字し、全ラインの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了した場合、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了していない場合、次の1ラインをラッチする。
【0055】
また、CPU11は、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合、レシート一時記憶メモリ13f内の全てのデータをクリアし、上述したレシート印字処理を終了し、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了していなければ、レシート一時記憶メモリ13fの次の行のデータを読み出す。
【0056】
また、CPU11は、後述するジャーナル印字指示判定処理(図14参照)を実行し、入力装置12からのジャーナル印字指示入力の有無を判定し、ジャーナル印字指示が有れば、後述するジャーナル印字処理を実行し、上記ジャーナル印字指示判定処理を終了し、ジャーナル印字指示が無ければ、「小計キー」操作で小計を印字し、レシート一時記憶領域に記憶する等の入力に応じた処理を実行する。
【0057】
さらに、CPU11は、後述するジャーナル印字処理(図15参照)を実行し、RAM13内のジャーナル行数カウンタメモリ13hに記憶されたジャーナル行数カウンタ分だけジャーナル紙を逆フィードし、ジャーナルメモリ13gに記憶した最初の一行分のジャーナルデータを読み出し、印字済行数に「1」を追加し、RAM13内の印字桁数メモリ13kに記憶された桁数に応じてシフトレジスタにジャーナルデータを作成する。
【0058】
また、CPU11は、最初の1ラインをラッチするとともに、ラッチした1ラインを印字し、全ラインの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了した場合、ジャーナルメモリ13g内の全データの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了していない場合、次の1ラインをラッチし、ジャーナルメモリ13g内の全データの印字が終了した場合、ジャーナル行数カウンタを印字済行数分減算して更新し、ジャーナルメモリ13gに記憶されたデータを印字済行数分クリアし、印字済行数をクリアし、レシート紙を初期位置にフィードする。
【0059】
本実施の形態におけるRAM13は、図11に示すように、店名・メッセージデータメモリ13a、PLUメモリ13b、小計メモリ13c、税率メモリ13d、印字バッファメモリ13e、レシート一時記憶メモリ13f、ジャーナルメモリ13g、ジャーナル行数カウンタ13h、印字項目メモリ13j、印字桁数メモリ13k、及びワークメモリ13l等を有する。
【0060】
店名・メッセージデータメモリ13aは、レシートに最初に印字する店舗の店名データと宣伝用等の各種サービスメッセージデータとを記憶し、PLUメモリ13bは、各種商品名データと対応して単価データとを設定したPLUテーブルを記憶し、小計メモリ13cは、取引処理毎に計算される小計データを一時的に記憶し、税率メモリ13dは、地域や国に応じた税率データを記憶し、印字バッファメモリ13eは、CPU11により実行されるレシート印字処理、及びジャーナル印字処理に際してレシート用印字データとジャーナル用印字データとを一時的に記憶する。
【0061】
また、レシート一時記憶メモリ13fは、図13に示すようにCPU11により実行されるレシート印字処理に際して入力される各種取引データ(店名・メッセージデータ、商品データ、小計データ、合計データ等)を一時的に記憶し、ジャーナルメモリ13gは、図15に示すようにCPU11により実行されるジャーナル印字処理に際して入力される各種取引データ(店名・メッセージデータ、商品データ、小計データ、合計データ等)を一時的に記憶し、ジャーナル行数カウンタメモリ13hは、印字対象としてカウントされたジャーナル行数を記憶する。
【0062】
ジャーナルメモリ13gは、図13に示すレシート印字処理、及び図15に示すジャーナル印字処理中にレシートとジャーナルに印字する印字項目を記憶し、印字桁数メモリ13kは、受光素子により検出される仕切り板の取り付け位置に対応する印字桁データを記憶し、ワークメモリ13lは、CPU11により実行される上記印刷処理やレシート/ジャーナル印字処理に際して処理される各種データを一時的に記憶する。
【0063】
また、図12に示すようにレシート一時記憶メモリ13fには、”店名・メッセージ”、”商品名”、”商品単価”、”小計”、”税率”、”税額”、”合計”、”預り金額”等のデータが各行毎に格納され、ジャーナルメモリ13gには、”商品名”、”商品単価”、”税額”、”合計”、”預り金額”等のデータが各行毎に格納される。
【0064】
次に、図13を参照して、本実施の形態におけるレシート印字処理について説明する。この図13において、まずCPU11は、レシート一時記憶メモリ13fに記憶した最初の一行分のレシートデータを読み出し(ステップS21)、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットに従って、シフトレジスタにレシートデータを作成する(ステップS22)。
【0065】
次いで、CPU11は、最初の1ラインをラッチする(ステップS23)とともに、ラッチした1ラインを印字する(ステップS24)。次に、CPU11は、全ラインの印字が終了したか否かを判定する(ステップS25)。ここで、全ラインの印字が終了した場合(ステップS25;Yes)、CPU11は、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定する(ステップS26)。また、ステップS25において、全ラインの印字が終了していない場合(ステップS25;No)、CPU11は、次の1ラインをラッチし(ステップS28)、再びステップS24に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0066】
また、ステップS26において、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合(ステップS26;Yes)、CPU11は、レシート一時記憶メモリ13f内の全てのデータをクリアし(ステップS27)、上述したレシート印字処理を終了する。また、レシート一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了していなければ(ステップS26;No)、レシート一時記憶メモリ13fの次の行のデータを読み出し(ステップS29)、再びステップS22に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0067】
次に、図14を参照して、ジャーナル印字指示判定処理について説明する。まず、CPU11は、入力装置12からのジャーナル印字指示入力の有無を判定する(ステップS231)。ここで、ジャーナル印字指示が有れば(ステップS231;Yes)、CPU11は、図15に後述するジャーナル印字処理を実行し(ステップS232)、上記ジャーナル印字指示判定処理を終了する。また、ステップS231において、ジャーナル印字指示が無ければ(ステップS231;No)、CPU11は、「小計キー」操作で小計をし、レシート一時記憶領域に記憶する等の入力に応じた処理を実行し(ステップS233)、上記ジャーナル印字指示判定処理を終了する。
【0068】
次に、図15を参照して、本実施の形態におけるジャーナル印字処理について説明する。この図15において、CPU11は、RAM13内のジャーナル行数カウンタメモリ13hに記憶されたジャーナル行数カウンタ分だけジャーナル紙を逆フィードし(ステップS2321)、ジャーナルメモリ13gに記憶した最初の一行分のジャーナルデータを読み出し(ステップS2322)、印字済行数に「1」を追加し(ステップS2323)、RAM13内の印字桁数メモリ13kに記憶された桁数に応じてシフトレジスタにジャーナルデータを作成する(ステップS2324)。
【0069】
次いで、CPU11は、最初の1ラインをラッチする(ステップS2325)とともに、ラッチした1ラインを印字する(ステップS2326)。次に、CPU11は、全ラインの印字が終了したか否かを判定する(ステップS2327)。ここで、全ラインの印字が終了した場合(ステップS2327;Yes)、CPU11は、ジャーナルメモリ13g内の全データの印字が終了したか否かを判定する(ステップS2328)。また、ステップS2327において、全ラインの印字が終了していない場合(ステップS2327;No)、CPU11は、次の1ラインをラッチし(ステップS2332)、再びステップS2326に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0070】
また、ステップS2328において、ジャーナルメモリ13g内の全データの印字が終了した場合(ステップS2328;Yes)、CPU11は、ステップS2323において求めた印字済行数分だけジャーナル行数カウンタを減算して更新する(ステップS2329)。次いで、CPU11は、印字済行数分だけジャーナルメモリ13gに記憶されたデータをクリアし、印字済行数をクリアし(ステップS2330)、レシート紙を初期位置にフィードし(ステップS2331)、次処理に移行する。
【0071】
また、上記実施の形態では、レシートとジャーナルとを同時に印刷する印字機構については、特に図示しなかったが、例えば、図16に示すような印字機構とスプール機構が利用可能である。
【0072】
図16は、ケース上に搭載されたサーマルプリンタ内のサーマルヘッド部分の駆動機構と、スプールの駆動機構とを主に示した平面図である。なお、図16では、図中の左側にレシート用ロール紙17aをセットし、その右側にジャーナル用ロール紙17bをセットした場合を示している。
【0073】
図16において、71はレシート用ロール紙17aに印字するためのサーマルヘッドであり、17hはジャーナル用ロール紙17bに印字するためのサーマルヘッドである。これらのサーマルヘッド17g、17hは、それぞれ2組のソレノイド(図示略)内で駆動されるプランジャの駆動端部に被印字面が固定されており、ゴムローラ17j上を搬送されるレシート用ロール紙17a及びジャーナル用ロール紙17bへの各印字時に、対応するソレノイドが駆動されて、その各印字面が各ロール紙面に押圧されるように構成されている。このソレノイドに対する駆動が解除されると、各ソレノイドに設けられた戻しバネの作用によりプランジャが非駆動位置に戻されて、サーマルヘッド17g、17hは印字待機位置に戻される。
【0074】
したがって、レシート用ロール紙17aとジャーナル用ロール紙17bとを、各サーマルヘッド17g、17hによりゴムローラ17jに押圧したときに印字するという印字制御を行うことにより、1つのゴムローラ17jで2系統のロール紙の搬送を個別に制御することが可能になる。なお、図16ではサーマルヘッド17gがコームローラ17jに押圧されて印字位置にあり、サーマルヘッド17hが印字待機位置にある場合を示している。
【0075】
また、図16においてゴムローラ17jは、その回転軸がローラギア17iと連結され、このローラギア17iが中間ギア17kを介してモータギア17lと連結されて、このモータギア17lと連結されたパルスモータ17mの回転量が、中間ギア17kを介してローラギア17iに伝達されて、ゴムローラ17jが回転駆動される。このゴムローラ17jの回転量は、印字データ量に応じてパルスモータ17mの回転量が制御されることにより制御され、各印字タイミングに合わせてレシート用ロール紙及びジャーナル用ロール紙をサーマルヘッド17g、17hの各印字位置に搬送させる。
【0076】
さらに、図16においてスプール17fは、ジャーナル用ロール紙17aの紙幅に応じて押さえ板17cが取り付けられており、ワインダモータ17dにより回転駆動される。このスプール17fは、ジャーナル印字が終了したジャーナル用ロール紙17aを巻き取る際に回転駆動される。
【0077】
したがって、ECR10は、内蔵した1系統のロール紙搬送機構により搬送されるレシート用ロール紙17aとジャーナル用ロール紙17bに対して、レシート印字用のサーマルヘッド17gとジャーナル印字用のサーマルヘッド17hとを独立して印字制御可能なサーマルヘッド駆動機構を搭載したため、取引中に同時に印字するレシート用ロール紙17aとジャーナル用ロール紙17bを効率的に使用することが可能になる。
【0078】
また、上記実施の形態のECR10では、レシート用ロール紙17aを左側、ジャーナル用ロール紙17bを右側にセットし、センサ取り付け板にレシート用ロール紙17aを検出するエンドセンサを取り付ける場合を示したが、各ロール紙のセット位置はこれに限定されるものではなく、各ロール紙のセット位置が逆転した場合は、センサ取り付け板にジャーナル用ロール紙17bを検出するニアエンドセンサを取り付けるようにしてもよい。
【0079】
次に、図17は、ロール紙のフィード部の拡大断面図である。同図(a)に示すように、ロール紙のフィード部は、図16のゴムローラ17jとペーパホルダアタッチメント17nから構成されている。ペーパホルダアタッチメント17nは、一定方向に毛並みの揃った毛状のもので、ロール紙に一定の圧力をかけてゴムローラ17jの給紙口にこれを送り込み保持する。
【0080】
これにより、印刷装置17の逆フィード等に伴ってロール紙がゴムローラ17jから外れるのを未然に防止できる。また、同図(b)に示すように、ロール紙がゴムローラ17jから外れた場合にもゴムローラ17jの順回転方向にロール紙を抑えて保持することができる。さらに、ゴムローラ17jへのロール紙の挿入をスムーズに行うことができる。
【0081】
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。図18〜図22は、本発明を適用した第3の実施の形態におけるECR10を示す図である。本第3の実施の形態におけるECR10の全体構造は、上記第1の実施の形態において図1に示したECR10と同様であるため、その構成の図示及び説明は省略する。なお、ここでは、上記第1の実施の形態とは異なるRAM13の構成について説明する。
【0082】
また、CPU11は、後述するジャーナル印字処理(図19参照)を実行し、入力装置12からの部門データの入力の有無を判定し、入力が有れば、当該入力が一取引内の最初の入力であるか否かを判定し、最初の入力であれば、LOGOMessage1〜4を一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリに一時記憶し、部門の金額をRAM13内のGTメモリ13iの金額に加算して更新し、部門データを更新することにより登録処理を行う。
【0083】
さらに、CPU11は、表示装置16に部門データを表示させるとともに、当該部門データを一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに一時記憶し、部門データの入力がなければ、「締め」が入力されたか否かを判別し、「締め」入力であれば、締め処理を行って、該締めデータを表示装置16に表示して、該締めデータを一時記憶メモリ13fに記憶するとともに、「日時」、「取引コード端末ID」、「担当ID」を一時記憶メモリ13fに記憶する。
【0084】
また、CPU11は、Fiscalヘッドデータを作成し、作成したFiscalヘッドデータを一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに一時記憶し、作成したFiscalヘッドデータと算出された各TAXとGTとを記憶装置18に記憶するとともに、Fiscalデータをジャーナル一時記憶メモリに記憶し、レシート・ジャーナル印字処理を実行する。
【0085】
また、CPU11は、後述するレシート・ジャーナル印字処理(図20参照)を実行し、一時記憶メモリ13fに記憶した最初の一行分のレシートデータを読み出し、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットに従って、シフトレジスタにレシート・ジャーナルデータを作成し、最初の1ラインをラッチするとともに、ラッチした1ラインを印字し、全ラインの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了した場合、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定し、全ラインの印字が終了していない場合、次の1ラインをラッチする。
【0086】
さらに、CPU11は、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合、一時記憶メモリ13f内の全てのデータをクリアし、上述したレシート・ジャーナル印字処理を終了し、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了していなければ、一時記憶メモリ13fの次の行のデータを読み出す。
【0087】
本実施の形態におけるRAM13は、図18(a)に示すように、LOGO Messageデータメモリ13a、部門メモリ13b、税率メモリ13d、印字バッファメモリ13e、一時記憶メモリ13f、GTメモリ13i、印字桁数メモリ13k、及びワークメモリ13l等を有する。また、同図(b)に示すように、部門メモリ13bは、”部門ロード”、”売上データ”、”税種”を記憶し、同図(c)に示すように、税率メモリ13dは、税種と税種に対応する税率を記憶する。例えば、税種Aには消費税として「5%」、税種Bには飲食税として「10%」、税種Cには酒税として「15%」が記憶されている。
【0088】
次に、図19を参照して、本実施の形態における印刷処理について説明する。この図19において、CPU11は、入力装置12からの部門データの入力の有無を判定する(ステップS31)。ここで、入力が有れば(ステップS31;Yes)、当該入力が一取引内の最初の入力であるか否かを判定する(ステップS32)。ここで、最初の入力であれば(ステップS32;Yes)、LOGO Message1〜4を一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリに一時記憶する(ステップS33)。
【0089】
次に、CPU11は、部門の金額をRAM13内のGTメモリ13iの金額に加算して更新し(ステップS34)、部門データを更新することにより登録処理を行う(ステップS35)。次いで、CPU11は、表示装置16に部門データを表示させる(ステップS36)とともに、当該部門データを一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに一時記憶し(ステップS37)、再度ステップS31に戻り、それ以降の処理を実行する。なお、ステップS32において、一取引内の最初の入力でなければ(ステップS32;No)、ステップS33を省略してステップS34以降の処理に移行する。
【0090】
また、ステップS31において、部門データの入力がなければ(ステップS31;No)、CPU11は、「締め」が入力されたか否かを判別し(ステップS38)、「締め」入力であれば(ステップS38;Yes)、締め処理(各TAX,TAXTOTAL,TOTAL,CHANGE演算、取引データ更新)を行って(ステップS39)、該締めデータを表示装置16に表示して(ステップS40)、後述する図21に示すように該締めデータを一時記憶メモリ13fに記憶する(ステップS41)とともに、「日時」、「取引コード端末ID」、「担当ID」を一時記憶メモリ13fに記憶する(ステップS42)。
【0091】
次に、CPU11は、Fiscalヘッドデータを作成し(ステップS43)、作成したFiscalヘッドデータを一時記憶メモリ13fのレシート一時記憶メモリとジャーナル一時記憶メモリに一時記憶する(ステップS44)。次に、CPU11は、作成したFiscalヘッドデータと算出された各TAXとGTとを記憶装置18に記憶する(ステップS45)とともに、Fiscalデータをジャーナル一時記憶メモリに記憶し(ステップS46)、図20において後述するレシート・ジャーナル印字処理を実行する(ステップS47)。そして、再度ステップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。なお、ステップS38において、「締め」入力でなければ(ステップS38;No)、再度ステップS31に戻る。
【0092】
次に、図20を参照して、本実施の形態におけるレシート・ジャーナル印字処理について説明する。この図20において、まずCPU11は、一時記憶メモリ13fに記憶した最初の一行分のレシートデータを読み出し(ステップS471)、RAM13内の印字桁数メモリ13kに予め記憶された印字桁データに基づく印字フォーマットに従って、シフトレジスタにレシート・ジャーナルデータを作成する(ステップS472)。
【0093】
次いで、CPU11は、最初の1ラインをラッチする(ステップS473)とともに、ラッチした1ラインを印字する(ステップS474)。次に、CPU11は、全ラインの印字が終了したか否かを判定する(ステップS475)。ここで、全ラインの印字が終了した場合(ステップS475;Yes)、CPU11は、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了したか否かを判定する(ステップS476)。また、ステップS475において、全ラインの印字が終了していない場合(ステップS475;No)、CPU11は、次の1ラインをラッチし(ステップS478)、再びステップS474に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0094】
また、ステップS476において、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了した場合(ステップS476;Yes)、CPU11は、一時記憶メモリ13f内の全てのデータをクリアし(ステップS477)、上述したレシート・ジャーナル印字処理を終了する。また、一時記憶メモリ13f内の全データの印字が終了していなければ(ステップS476;No)、一時記憶メモリ13fの次の行のデータを読み出し(ステップS479)、再びステップS472に戻りそれ以降の処理を実行する。
【0095】
ここで、図21は、上記印刷処理及び、及びレシート・ジャーナル印字処理を実行した際にRAM13内の一時記憶メモリ13fに記憶されるデータの一例を示す図である。また、図22は、図21のデータに基づいて印刷装置17によって印刷されたレシートとジャーナルの一例を示す図である。このように、ジャーナル側にのみ重要情報を印字する機能を有することにより、ジャーナルに無駄な余白を作ることが無く、印刷シートの印字可能領域を最大限に有効利用できる。また、例えば会計情報等の有用な情報をジャーナルに残せるため、顧客サービスの向上にもなる。
【0096】
上述のように、本発明に係る第3の実施の形態におけるECR10では、ジャーナル側に重要情報を印字する機能を有することにより、ジャーナルに無駄な余白を作ることが無く、印刷シートを有効に利用できる。また、例えば会計情報等の有用な情報をジャーナルに残せるため、顧客サービスの向上にもなる。
【0097】
なお、上記実施の形態では、印刷装置17によりレシート用ロール紙とジャーナル用ロール紙とに印刷するデータは、互いに関連性のあるデータとしたが、これらのデータは全く異なる種類のデータであってもよい。また、上記実施の形態では、ジャーナルのデータ量よりレシートのデータ量の方が多い例を挙げたが、レシートよりジャーナルのデータ量が多い場合でもよい。さらに、各装置における各種の細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0098】
【発明の効果】
この発明によれば、ジャーナル側の印字をレシート側の印字行数に合わせるように、レシート印字行数とジャーナル印字行数とに基づく拡大率に応じて縦方向に拡大する機能を有することにより、ジャーナルに無駄な余白を生じること無く、印刷データをバランス良く配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるECR10の制御系の要部構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における図1のRAM13内のメモリ構成を示した図である。
【図3】図2の一時記憶メモリ13f内のメモリ構成を示した図である。
【図4】図2の印字項目メモリ13j内のメモリ構成を示した図である。
【図5】図1のCPU11により実行される印刷処理を示すフローチャートである。
【図6】図1のCPU11により実行されるレシート/ジャーナル印字処理を示すフローチャートである。
【図7】図1のCPU11により実行されるジャーナルデータ拡大率算出処理を示すフローチャートである。
【図8】図1のCPU11により実行される処理を示すフローチャートである。
【図9】図6のレシート/ジャーナル印字処理において処理されるレシート用印字データとジャーナル用印字データの展開例を示した図である。
【図10】図6のレシート/ジャーナル印字処理により印刷されたレシートとジャーナルの一例を示した図である。
【図11】第2の実施の形態における図1のRAM13内のメモリ構成を示した図である。
【図12】図11のレシート一時記憶メモリ13f、及び印字項目メモリ13j内のメモリ構成を示した図である。
【図13】図1のCPU11により実行されるレシート印字処理を示すフローチャートである。
【図14】図1のCPU11により実行されるジャーナル印字指示判定処理を示すフローチャートである。
【図15】図1のCPU11により実行されるジャーナル印字処理を示すフローチャートである。
【図16】サーマルプリンタ内のサーマルヘッド部分の駆動機構と、スプールの駆動機構とを示した平面図である。
【図17】ロール紙のフィード部の拡大断面図であり、(a)は、ロール紙のゴムローラ17jに保持された状態を示す図であり、(b)は、ロール紙がゴムローラ17jから外れた状態を示す図である。
【図18】第3の実施の形態における図1のRAM13内のメモリ構成を示した図である。
【図19】図1のCPU11により実行される印刷処理を示すフローチャートである。
【図20】図1のCPU11により実行されるレシート・ジャーナル印字処理を示すフローチャートである。
【図21】図18の一時記憶メモリ13f内のメモリ構成を示した図である。
【図22】図20のレシート・ジャーナル印字処理において処理されるレシート用印字データとジャーナル用印字データの展開例を示した図である。
【符号の説明】
10 ECR
11 CPU
12 入力装置
13 RAM
14 ドロア
15 伝送制御部
16 表示装置
17 印刷装置
17a レシート用ロール紙
17b ジャーナル用ロール紙
17c 押さえ板
17d ワインダモータ
17e ケース
17f スプール
17g,17h サーマルヘッド
17i ローラギア
17j ゴムローラ
17k 中間ギア
17l モータギア
17m パルスモータ
17n ペーパホルダアタッチメント
18 記憶装置
18a 記憶媒体
19 バス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a printing apparatus that feeds a receipt roll paper and a journal roll paper by a single paper feed mechanism and prints print data for one line stored in a print buffer on each roll paper by a single printing unit. And a storage medium.
[0002]
[Prior art]
ECR (Electronic Cash Register) and POS (Point Of Scales System) terminal devices output the input sales data, accumulate (register) the sales data, and the registered sales amount, number of sales, number of sales, etc. Is a terminal device that is installed at a department store, a supermarket, a convenience store, or the like and immediately collects data used for product management, customer management, sales management, etc.
[0003]
These conventional ECR devices and POS terminal devices require a dedicated printing device for printing two sheets, a receipt and a journal. The printing apparatus includes a paper feeding device and a print head for journals, and a paper feeding device and a print head for receipts, and each print head is configured to feed journal paper and receipt paper with each paper feeding device. In some cases, a two-sheet printer that prints transaction data on journal paper and receipt paper is used, or two one-sheet printers are used to individually print transaction data on journal paper and receipt paper.
[0004]
Also, for the purpose of reducing the operating cost of the printer and reducing the cost by a circuit configuration equivalent to a single-sheet printer, a single-sheet printer with a wide print width is used, and a receipt is printed at half the print width and a journal is printed at the other half. An ECR configured to print is being developed and used.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a dedicated printing apparatus that prints two sheets, a receipt and a journal, used in the above-described conventional ECR apparatus and POS terminal apparatus, the receipt side and the journal are printed in order to print the receipt and the journal on one wide sheet. It is necessary to feed the same number of lines at the same time. Therefore, if there is a stamp that is not printed on the receipt side or a feed line for making the receipt easier to see, there is a problem that a blank line is formed on the journal side.
[0006]
An object of the present invention is to provide a dedicated printing apparatus and storage medium for printing predetermined print data on two sheets, a receipt and a journal, without excess or deficiency.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
This invention feeds receipt roll paper and journal roll paper with one paper feed mechanism, and print data for one line stored in a print buffer. On the basis of the In a printing apparatus that prints on each roll paper by one printing unit, calculating means for calculating an enlargement ratio based on the number of receipt print lines and the number of journal print lines, and the length in the vertical direction of the print data A storage control unit that stores an enlarged image according to an enlargement ratio, and a print control unit that prints print data stored by the storage control unit on a journal roll paper by the printing unit. And
[0008]
Therefore, according to the present invention, the roll paper for receipt and the roll paper for journal are fed by one paper feed mechanism, and each roll is individually made by one print unit based on the print data for one line stored in the print buffer. In a printing apparatus that prints on paper, an enlargement ratio is calculated based on the number of receipt print lines and the number of journal print lines, and the length of the print data in the vertical direction is adjusted to match the print length of the receipt. Depending on the rate, it can be enlarged and printed on a roll paper for journals.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[First Embodiment]
1 to 10 are diagrams showing a first embodiment of an ECR to which a printing apparatus according to the present invention is applied.
[0016]
First, the configuration will be described.
FIG. 1 is a block diagram showing the main configuration of the control system of the
[0017]
A CPU (Central Processing Unit) 11 performs arithmetic processing on numerical values necessary for various operations while exchanging various data with the
[0018]
Further, the
[0019]
Further, the
[0020]
In the present embodiment, since the receipt and the journal are simultaneously sent and printed by one system of printing mechanism, the following receipt / journal printing process is executed.
[0021]
In this receipt / journal printing process, the
[0022]
Further, the
[0023]
Further, the
[0024]
Although not shown, the
[0025]
As shown in FIG. 2, a RAM (Random Access Memory) 13 includes a store name / message data memory 13a, a
[0026]
The store name / message data memory 13a stores store name data of the store to be printed first on the receipt and various service message data for advertising, etc., and the
[0027]
The
[0028]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0029]
Further, as shown in FIG. 4, the
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The program, data, and the like stored in the
[0037]
Next, the operation in the first embodiment will be described.
First, the printing process executed by the
[0038]
In FIG. 5, the
[0039]
Next, the
[0040]
If the input of product data is not the first input in this transaction in step S2 (step S2; No), the
[0041]
If the product data is not input in step S1 (step S1; No), the
[0042]
On the other hand, if there is no “tightening” input in step S8 (step S8; No), the
[0043]
In the present embodiment, the receipt and journal printing process is performed based on the flowchart shown in FIG. 6 since the receipt and the journal are simultaneously sent and printed by the one printing mechanism in the
[0044]
In FIG. 6, the
[0045]
Next, the
[0046]
In step S128, when printing of all the data in the
[0047]
Next, the journal data enlargement rate calculation process executed in step S121 of FIG. 6 will be described with reference to FIG. In FIG. 7, the
[0048]
Next, processing will be described with reference to FIG. First, the
[0049]
FIG. 9 shows a development example of the receipt print data and the journal print data in the above receipt / journal printing process.
In FIG. 9, (a) is a print based on the print digit data stored in advance in the print
[0050]
Next, FIG. 7B is a diagram showing a specific example of receipt print data and journal print data in which a series of transaction data is stored in the
[0051]
By executing the receipt / journal printing process as described above, the receipt and the journal shown in FIG. 10A can be divided and printed simultaneously in one system of thermal printer. At this time, since the print item of the receipt is different from the print item of the journal, when the receipt / journal print process is executed by the single receipt printer, the blank of the journal increases. However, as shown in FIG. 10B, the same print data is enlarged in the vertical direction and printed in a predetermined print area of the journal, so that a blank can be filled. For example, in the case of the receipt shown in FIG. 9, since the receipt is 14 lines and the journal is 9 lines, the print on the journal side is enlarged 14/9 = 1.555, that is, about 1.6 times in the vertical direction. To print the journal.
[0052]
As described above, the
[0053]
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment will be described. FIGS. 11-17 is a figure which shows ECR10 in 2nd Embodiment to which this invention is applied. The overall structure of the
[0054]
The
[0055]
Further, when the printing of all data in the receipt
[0056]
Further, the
[0057]
Further, the
[0058]
Further, the
[0059]
As shown in FIG. 11, the
[0060]
The store name / message data memory 13a stores store name data of the store to be printed first on the receipt and various service message data for advertising, etc., and the
[0061]
The receipt
[0062]
The
[0063]
In addition, as shown in FIG. 12, the receipt
[0064]
Next, with reference to FIG. 13, the receipt printing process in the present embodiment will be described. In FIG. 13, the
[0065]
Next, the
[0066]
In step S26, when printing of all data in the receipt
[0067]
Next, the journal print instruction determination process will be described with reference to FIG. First, the
[0068]
Next, with reference to FIG. 15, the journal printing process in the present embodiment will be described. In FIG. 15, the
[0069]
Next, the
[0070]
When printing of all data in the
[0071]
In the above-described embodiment, the printing mechanism that prints the receipt and the journal at the same time is not specifically shown. For example, a printing mechanism and a spool mechanism as shown in FIG. 16 can be used.
[0072]
FIG. 16 is a plan view mainly showing the drive mechanism of the thermal head portion in the thermal printer mounted on the case and the drive mechanism of the spool. FIG. 16 shows a case where the
[0073]
In FIG. 16, reference numeral 71 denotes a thermal head for printing on the
[0074]
Therefore, by performing printing control to print the
[0075]
In FIG. 16, the rubber roller 17j has a rotation shaft connected to a roller gear 17i, the roller gear 17i is connected to a motor gear 17l via an
[0076]
Further, in FIG. 16, a
[0077]
Therefore, the
[0078]
In the
[0079]
Next, FIG. 17 is an enlarged cross-sectional view of a roll paper feed section. As shown in FIG. 6A, the roll paper feed section is composed of the rubber roller 17j and the
[0080]
Thereby, it is possible to prevent the roll paper from being detached from the rubber roller 17j due to reverse feed of the
[0081]
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment will be described. 18 to 22 are diagrams showing the
[0082]
Further, the
[0083]
Further, the
[0084]
Further, the
[0085]
Further, the
[0086]
Further, when the printing of all the data in the
[0087]
As shown in FIG. 18A, the
[0088]
Next, with reference to FIG. 19, the printing process in the present embodiment will be described. In FIG. 19, the
[0089]
Next, the
[0090]
If no department data is input in step S31 (step S31; No), the
[0091]
Next, the
[0092]
Next, a receipt / journal printing process according to the present embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 20, the
[0093]
Next, the
[0094]
If printing of all data in the
[0095]
Here, FIG. 21 is a diagram showing an example of data stored in the
[0096]
As described above, the
[0097]
In the embodiment described above, the data printed on the receipt roll paper and the journal roll paper by the
[0098]
【The invention's effect】
According to this invention, by having the function of enlarging in the vertical direction according to the enlargement ratio based on the number of receipt print lines and the number of journal print lines so that the print on the journal side matches the number of print lines on the receipt side, The print data can be arranged in a well-balanced manner without generating unnecessary margins in the journal.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a main configuration of a control system of an
FIG. 2 is a diagram showing a memory configuration in a
FIG. 3 is a diagram showing a memory configuration in a
4 is a diagram showing a memory configuration in a
FIG. 5 is a flowchart showing a printing process executed by the
FIG. 6 is a flowchart showing a receipt / journal printing process executed by the
7 is a flowchart showing journal data enlargement rate calculation processing executed by the
FIG. 8 is a flowchart showing processing executed by a
9 is a view showing an example of development of receipt print data and journal print data processed in the receipt / journal print process of FIG. 6; FIG.
10 is a diagram showing an example of a receipt and a journal printed by the receipt / journal printing process of FIG. 6. FIG.
FIG. 11 is a diagram showing a memory configuration in the
12 is a diagram showing a memory configuration in the receipt
13 is a flowchart showing a receipt printing process executed by the
14 is a flowchart showing journal print instruction determination processing executed by
FIG. 15 is a flowchart showing journal printing processing executed by the
FIG. 16 is a plan view showing a thermal head drive mechanism and a spool drive mechanism in the thermal printer.
FIGS. 17A and 17B are enlarged cross-sectional views of a roll paper feed unit, where FIG. 17A is a diagram illustrating a state where the roll paper is held by a rubber roller 17j, and FIG. It is a figure which shows a state.
18 is a diagram showing a memory configuration in the
FIG. 19 is a flowchart showing a printing process executed by the
20 is a flowchart showing a receipt / journal printing process executed by the
FIG. 21 is a diagram showing a memory configuration in
22 is a diagram showing an example of development of receipt print data and journal print data processed in the receipt / journal print process of FIG. 20;
[Explanation of symbols]
10 ECR
11 CPU
12 Input devices
13 RAM
14 Drawer
15 Transmission control unit
16 Display device
17 Printing device
17a Receipt roll paper
17b Journal roll paper
17c holding plate
17d Winder motor
17e case
17f spool
17g, 17h thermal head
17i Roller gear
17j rubber roller
17k intermediate gear
17l motor gear
17m pulse motor
17n Paper holder attachment
18 Storage device
18a storage medium
19 Bus
Claims (3)
レシート印字行数とジャーナル印字行数とに基づいて拡大率を算出する算出手段と、
前記印刷データの縦方向の長さを前記拡大率に応じて拡大して記憶する記憶制御手段と、
この記憶制御手段により記憶された印刷データを前記印字部によりジャーナル用のロール紙に対して印刷させる印刷制御手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。In a printing apparatus in which a roll paper for receipt and a roll paper for journal are fed by a single paper feed mechanism and printed on each roll paper by a single printing unit based on print data for one line stored in a print buffer,
A calculating means for calculating an enlargement ratio based on the number of receipt print lines and the number of journal print lines;
Storage control means for enlarging and storing the vertical length of the print data in accordance with the enlargement ratio ;
Print control means for printing the print data stored by the storage control means on the roll paper for the journal by the printing unit;
A printing apparatus comprising:
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