JP3811573B2 - 光ファイバ接続作業台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブル接続時に使用する光ファイバ接続作業台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電柱等に架けられた光ファイバを接続する等、高所にて光ファイバケーブルの接続作業を行う場合、一般的に高所作業用バケット車を使用している。
【0003】
高所作業用バケット車の乗用バケット内での接続作業は、一般的に光ファイバケーブルの余長が短い場合が多いため、光ファイバ接続機をできるだけ光ファイバケーブルに近付けるようにして行っている。
【0004】
具体的には、乗用バケット内に適当な大きさの箱を積み込み、箱の上に光ファイバ接続機を載せて接続作業を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高所作業用バケット車を使用する場合、作業位置の下方に駐車スペースを要し、また、光ファイバケーブルの余長が短い場合、乗用バケットを光ファイバケーブルの接続位置まで寄せなくてはならず、必ずしも接続作業が容易でないという課題があった。
【0006】
そしてまた、工事が大がかりなものとなってしまうという課題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、高所作業用バケット車を使用しなくとも簡易な装備で容易に光ファイバの接続作業ができる光ファイバ接続作業台を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ボックス状に形成した袋体の上縁に折り畳み自在な枠体を取り付けて作業台本体を形成し、その作業台本体の枠体の両側に光ファイバ接続作業用のテーブルを掛け渡し、上記枠体の両側にループ状に索を設けると共にその索に吊り線等の架空線等に取り付けるためのクランプを設けたものである。
【0009】
また、上記テーブルは、光ファイバ接続機等の機材を載置するための台部と、台部の縁部に設けられ作業台本体の枠体に掛けられるフック部と、上記台部に設けられ台部上に上記機材を固定するための固定手段とを備えたものとするとよい。
【0010】
そして、上記固定手段が、上記台部に形成されたスリット状の長穴と、該長穴内にスライド自在に挿通され上記機材に螺合させるための固定ネジとからなるものとするとよい。
【0011】
また、上記クランプが、架空線を両側から挟む挟み部材と、該挟み部材を両側から締め付けて上記架空線に押しつける締付け手段とからなり、該締付け手段が、上記挟み部材に形成され挟み部材の両側に貫通する穴に挿通される締付けネジと、該締付けネジのネジ部に螺合される受け部と、その受け部に設けられ受け部を挟み部材から段階的に離間させるネジ引き出しレバーとを備えたものとするとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好適実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0013】
図1に示すように、光ファイバ接続作業台1は、ボックス状に形成した袋体2の上縁に折り畳み自在な枠体3を取り付けて形成された作業台本体4と、その作業台本体4の枠体3の両辺に掛け渡された光ファイバ接続作業用のテーブル5と、枠体3の両側にループ状に設けられた索6と、その索6に設けられ吊り線等の架空線7に取り付けるためのクランプ8とからなる。
【0014】
袋体2は、木綿等の比較的耐熱性があり、光ファイバの切り屑などを通さない程度に密に織られた布製のものであり、上方に長方形状の開口9を開けるように形成されている。また、袋体2の上端部には後述する枠体3を包み込むための筒部10が形成されており、枠体3が吊られたときに袋体2も枠体3に吊られるようになっている。
【0015】
枠体3は、平面視コ字状に形成された一対の金属製のフレーム11,11を互いに回動自在に連結して袋体2の開口9に沿うように長方形状に形成されている。また、フレーム11,11には枠体3の下方への折り畳みを許容しつつ上方への折り畳みを規制するストッパ12が設けられており、枠体3を吊ったときに自重で開口9を閉じないようになっている。
【0016】
図1、図2及び図3に示すように、テーブル5は、アルミニウムなどの軽金属からなる金属板を折り曲げて形成したものであり、作業台本体4の開口9の長辺13,13間に掛け渡されるようになっている。テーブル5は、光ファイバ接続機等の機材(図示せず)を載置するための台部14と、台部14の縁部15に設けられ作業台本体4の枠体3に掛けられる第1フック部16,16とからなる。
【0017】
台部14は、作業台本体4の開口9の長辺間に収容される長さに形成されており、その開口9の長辺に面する両端に第1フック部16,16が形成されている。また、台部14には台部14上に光ファイバ接続機等の機材を固定するための固定手段17が設けられている。
【0018】
固定手段17は、台部14に形成されたスリット状の長孔18と、その長孔18内にスライド自在に挿通され機材に螺合させるための固定ネジ19とからなる。長孔18は、テーブル5を作業台本体4に取り付けた際に作業台本体4の幅方向に延びるように形成されており、機材を幅方向に移動させてバランスを調節しながらテーブル5上に固定することができるようになっている。
【0019】
また、台部14の縁には台部14を補強しつつ機材のスライド移動をガイドするためのリブ20が形成されている。リブ20は、台部14の縁を上方に折り曲げて形成されており、長孔18と平行に延びている。そして、台部14上に機材を載置したときにリブ20の上端が機材底部の凹凸(図示せず)に嵌まるようになっている。
【0020】
第1フック部16は台部14の両端から上方に延びて形成される吊り部21と、吊り部21の上端に形成され作業台本体4の開口9縁部に掛けるためのカギ部22とからなる。
【0021】
カギ部22は、吊り部21の上端から水平方向外方に延ばすと共にその先端を下方に延ばして形成されており、下方に延びる返し部23と吊り部21の間に作業台本体4の開口9縁部を挟んで開口9縁部に掛かるようになっている。また、返し部23は、若干内側に傾斜してカギ部22の入口を狭めるように形成されると共に、その下端部を外側に傾斜して作業台本体4の開口9縁部にカギ部22を掛け易いように形成されている。
【0022】
索6は、具体的にはチェーンからなり、作業台本体4の長手方向両端近傍にそれぞれ設けられている。それぞれの索6は、枠体3の両側にループ状に設けられており、索6で作業台本体4を吊ったときに作業台本体4を吊り位置の下方1メートル程度の位置に吊るように設けられている。
【0023】
また、それぞれの索6の長手方向中間の位置には第1接続リング24を介してクランプ8が設けられている。第1接続リング24は、索6たるチェーンの長手方向中間にあるチェーンリングに連結されており、索6上を長手方向に移動しないようになっている。
【0024】
図1、図4及び図5に示すように、クランプ8は、架空線7を両側から挟むための挟み部材25と、挟み部材25を両側から締め付けて架空線7に押しつけるための締付け手段26とからなる。
【0025】
挟み部材25は、上端を回動自在に連結されて下方を近接離間自在に形成された一対の挟み片27a,27bからなり、挟み片27a,27bの下部を近接離間させることにより開閉するようになっている。それぞれの挟み片27a,27bには、架空線7を挟み込むための溝部28,28が形成されている。
【0026】
溝部28,28は、挟み部材25を閉じたときに向かい合うように形成されており、溝部28,28内には架空線7を挟み込んだときの座りをよくすると共に架空線7に傷を付けないようにするためのパッド29,29が設けられている。パッド29,29は、弾性体たるゴムで薄板状に形成されており、溝部28内面に接着されて固定されている。
【0027】
また、それぞれの挟み片27a,27bには後述する締付けネジ32を挿通させるための穴30が形成されている。穴30は、溝部28の上方に開閉方向に貫通して形成されており、特に締付けネジ32を挿通したまま挟み部材25を開閉できるように上下方向に長く形成されている。
【0028】
また、一方の挟み片27aには第1接続リング24を連結するための吊り輪31が設けられている。吊り輪31は、挟み片27aの側部に幅方向回動自在に連結されている。
【0029】
締付け手段26は、挟み部材25に形成された穴30に挿通される締付けネジ32と、締付けネジ32のネジ部33に螺合される受け部34と、受け部34に設けられワンタッチでネジ部33を穴30から引き出したり押し戻したりするためのネジ引き出しレバー35とからなる。
【0030】
締付けネジ32は、一端に素手で握って回転させるためのハンドル部36を有し、ネジ部33を挟み部材25に挿通させている。
【0031】
受け部34は、ネジ部33より大径の円柱状に形成された金属製のものであり、その長手方向中央にネジ部33を螺合させて挿通させるためのネジ穴(図示せず)が径方向に延びて形成されている。そして、受け部34は挟み部材25の穴30内から突出する締付けネジ32のネジ部33に螺合されている。
【0032】
ネジ引き出しレバー35は、回動中心側に位置される基部37を二股に分けて形成されると共にその二股の間隙に締付けネジ32のネジ部33を位置させるように形成されている。また、基部37にはネジ部33に螺合される受け部34を回転自在に収容してレバーの回動中心とするための軸穴38が形成されており、受け部34を中心として受け部34の周囲を回動するように設けられている。
【0033】
また、受け部34は、ネジ引き出しレバー35を倒して伏せたときに挟み部材25から離間されると共に、ネジ引き出しレバー35を起こして立てたときに挟み部材25に近接するようにネジ引き出しレバー35内に偏心して配置されている。
【0034】
そして、受け部34の径方向外方に位置される基部37の外周は、ネジ引き出しレバー35を伏仰させるときにその伏仰角度を段階的に変えるように多角形状に形成されており、受け部34を挟み部材25から段階的に近接離間させるようになっている。そしてこのことにより、締付けネジ32を締めたときにネジ引き出しレバー35が容易に伏仰しないようになっている。
【0035】
また、索6には作業台本体4の水平度と索6の長さを調節するための水平調整フック39が設けられており、第1接続リング24にはクランプ8の破損や外れが発生したときの落下を防止するため補助チェーン40が設けられている。
【0036】
水平調整フック39は、第1接続リング24から斜め下方に延びる索6の中間にそれぞれ連結される第2接続リング41と、第2接続リング41に連結され索6の任意の位置に着脱自在な短絡フック42とからなる。短絡フック42は掛け口を塞ぐ外れ止めを有するものであり、索6たるチェーンの任意のチェーンリングに掛けることができるようになっている。
【0037】
補助チェーン40は、一端を第1接続リング24に連結されたチェーン43と、チェーン43の他端に連結され第1接続リング24に着脱自在な第2接続フック(図示せず)とからなり、チェーン43を架空線7に掛け渡して第2接続フックを第1接続リング24に接続することにより、架空線7に掛かる輪を成形し、落下を防止するようになっている。
【0038】
またさらに、作業台本体4の枠体3には工具ケース等を載置するための付け台44が着脱自在に付けられるようになっている。
【0039】
付け台44は、テーブル5の第1フック部16と同様に形成された第2フック部45と、第2フック部45の下端を水平に折り曲げて形成され第2フック部45に片支持される載置部46とからなる。載置部46の端から上方に延びる第2フック部45の第2吊り部47と載置部46の上面にはマジックテープが一体に接着されて固定されており、同じくマジックテープを付けられた工具箱やホルダ48等を着脱自在に載置して保持するようになっている。
【0040】
マジックテープは、一般的に衣料、鞄などに用いられているものであり、硬質のカギ状の突起を多数有する掛側テープと、軟質のパイル状の生地からなる被掛側テープとからなるものである。
【0041】
次に作用を述べる。
【0042】
架空された光ファイバケーブル同士を柱上で接続する場合、まず、吊り線などの架空線7にテーブル5と付け台44を取り外した状態で光ファイバ接続作業台1を取り付ける。取り付け位置は、ケーブル接続位置のできるだけ近傍で、かつ、作業し易い位置を選ぶ。
【0043】
光ファイバ接続作業台1の取り付けは、まず、折り畳まれた状態の作業台本体4を展開して袋状に成形し、2つのクランプ8をそれぞれ架空線7に取り付けることから始める。
【0044】
クランプ8の架空線7への取付作業は、まず、ネジ引き出しレバー35を起こして締付けネジ32をハンドル36側に押し戻し、挟み部材25の下側を開く。そして、離間した挟み片27a,27bの間に架空線7を挟み入れるようにして挟み部材25を架空線7に係合させ、挟み片27a,27bの溝部28,28内に架空線7を納めるようにして挟み部材25を閉じる。この状態において、締付けネジ32は軸方向に自由に移動する程度に遊んでいる。
【0045】
次にネジ引き出しレバー35を下方に倒して伏せた状態にする。このことにより、ネジ引き出しレバー35の基部37に偏心して支持される受け部34は挟み部材25から離間され、締付けネジ32のネジ部33は挟み部材25の穴30内から引き出され、締付けネジ32の軸方向への遊びは小さくなる。
【0046】
そして、ネジ引き出しレバー35を最大限傾倒可能な位置まで倒したら受け部34の周方向外側に位置される基部37の多角形の面を挟み部材25の側面に重ね合わせて締付けネジ32を回し、挟み部材25を閉方向に締め付ける。
【0047】
このとき、締付けネジ32を締め方向に回す前に予めネジ引き出しレバー35を倒して締付けネジ32のネジ部33を挟み部材25の穴30内から引き出しており、そのネジ部33を引きだした位置で締付けネジ32を回してネジ引き出しレバー35を回動しないように固定するため、締付けネジ32をほんの少し回転させるだけで挟み部材25を締め付けることができ、かつ、その締め付け状態を安定して保持することができる。
【0048】
このようにして、クランプ8を架空線7に固定したら、補助チェーン40のチェーン43を架空線7に掛け渡して第2接続フックを第1接続リング24に接続する。このことにより、補助チェーン40で架空線7に掛かる輪を成形し、光ファイバ接続作業台1の落下を防止するようになっている。
【0049】
また、水平調整フック39の短絡フック42を適宜索6の中間に連結して索6の長さを調節し、作業台本体4を水平とする。
【0050】
そして、テーブル5を作業台本体4に取り付け、テーブル5上に光ファイバ接続機等の機器を載置して固定する。テーブル5の取り付けは、テーブル5を作業台本体4の幅方向両端の縁に掛け渡すことによりおこなう。このとき、テーブル5の台部14を袋体2の内部に落としながら台部14両端の第1フック部16,16をそれぞれ作業台本体4の枠体3に掛け、テーブル5を作業台本体4に取り付ける。
【0051】
また、機器の取り付けは、まず、機器に形成され固定ネジ19に螺合させるためのネジ穴(図示せず)をテーブル5の長孔18上に合わせるようにして機器を台部14上に載置し、そのネジ穴の位置に固定ネジ19をスライド移動させて半締めの状態に螺合させる。次に幅方向にバランスがとれるように機器を台部14上でスライド移動させ、バランスがとれた位置で固定ネジ19を締めて機器をテーブル5に固定する。
【0052】
このようにして、作業台本体4にテーブル5を介して機器が固定されたら適宜作業台本体4の枠体3に付け台44を掛けて取り付け、その付け台44に工具や必要な材料などを収容するためのホルダ48を取り付ける。このとき、ホルダ48と付け台44には予めマジックテープが着けられているため、互いに容易に、かつ、自由な向きに取り付けることができる。
【0053】
そして、光ファイバ接続作業員は、柱上に登ったまま、柱近傍の架空線7に吊られた光ファイバ接続作業台1上で光ファイバ接続作業を行うことができる。
【0054】
一方、光ファイバ接続作業台1の架空線7からの取り外しは、上述の取り付け手順と逆の手順で行う。
【0055】
クランプ8を取り外す場合は、まず締付けネジ32を少し緩め、ネジ引き出しレバー35を起こして立てる。このことにより締付けネジ32は軸方向に自由に移動できる程度に十分緩んだ状態となり、挟み部材25の下側を十分に開くことができるようになる。そして、挟み部材25の下側を開いて持ち上げることにより架空線7からクランプ8を容易に取り外すことができる。
【0056】
このように、ボックス状に形成した袋体2の上縁に折り畳み自在な枠体3を取り付けて作業台本体4を形成し、その作業台本体4の枠体3の両長辺13,13に光ファイバ接続作業用のテーブル5を掛け渡し、枠体3の両側にループ状に索6を設けると共にその索6に、吊り線等の架空線7等に取り付けるためのクランプ8を設けたため、高所作業用バケット車を使用しなくとも簡易な装備で容易に光ファイバの接続作業を行うことができる。
【0057】
また、テーブル5を、光ファイバ接続機等の機材を載置するための台部14と、台部14の縁部に設けられ作業台本体4の枠体3に掛けられる第1フック部16と、台部14に設けられ台部14上に機材を固定するための固定手段17とを備えたものとしたため、テーブル5を容易に作業台本体4に着脱することができ、機器をテーブル5に固定することができる。
【0058】
そして、固定手段17を、台部14に形成されたスリット状の長孔18と、長孔18内にスライド自在に挿通され機材に螺合させるための固定ネジ19とからなるものとしたため、機器をテーブル5上に載置したまま作業台本体4の幅方向にスライド移動させることができ、テーブル5上に機器を容易にバランスよく配置することができる。
【0059】
また、クランプ8を、架空線7を両側から挟む挟み部材25と、挟み部材25を両側から締め付けて架空線7に押しつける締付け手段26とで構成し、締付け手段26を、挟み部材25に形成され挟み部材25の両側に貫通する穴30に挿通される締付けネジ32と、締付けネジ32のネジ部33に螺合される受け部34と、その受け部34に受け部34の周囲を回動するように設けられ回動することにより受け部34を挟み部材25から段階的に離間させるネジ引き出しレバー35とで構成したため、挟み部材25を容易に開閉させることができ、クランプ8を架空線7にワンタッチできわめて容易に着脱することができる。
【0060】
そして、索6に水平調整フック39を設けたため、光ファイバ接続作業台1を容易に水平に調節することができる。
【0061】
また、索6に第1接続リング24を介して補助チェーン40を設けたため、万一クランプ8が破損したり架空線7から外れたりしても光ファイバ接続作業台1が落下するのを防ぐことができる。
【0062】
そして、作業台本体4を、ボックス状に形成した袋体2の上縁に折り畳み自在な枠体3を取り付けて形成したため、光ファイバ接続作業台1の軽量化と省スペース化を図ることができ、柱上においても容易に取り扱うことができる。
【0063】
なお、索6は、チェーンに限るものではなく、機器等を含めて光ファイバ接続作業台1の自重を吊ることができ、かつ、取扱いが容易なものであれば、ワイヤ、ザイル等の他のものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を奏する。
【0065】
(1)簡易な装備で容易に高所で光ファイバの接続作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す光ファイバ接続作業台の斜視図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図4のV −V 線矢視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ接続作業台
2 袋体
3 枠体
4 作業台本体
5 テーブル
6 索
7 架空線
8 クランプ
14 台部
16 フック部(第1フック部)
17 固定手段
18 長孔
19 固定ネジ
25 挟み部材
26 締付け手段
30 穴
32 締付けネジ
33 ネジ部
34 受け部
35 ネジ引き出しレバー

Claims (4)

  1. ボックス状に形成した袋体の上縁に折り畳み自在な枠体を取り付けて作業台本体を形成し、その作業台本体の枠体の両側に光ファイバ接続作業用のテーブルを掛け渡し、上記枠体の両側にループ状に索を設けると共にその索に、吊り線等の架空線等に取り付けるためのクランプを設けたことを特徴とする光ファイバ接続作業台。
  2. 上記テーブルが、光ファイバ接続機等の機材を載置するための台部と、台部の縁部に設けられ作業台本体の枠体に掛けられるフック部と、上記台部に設けられ台部上に上記機材を固定するための固定手段とを備えた請求項1に記載の光ファイバ接続作業台。
  3. 上記固定手段が、上記台部に形成されたスリット状の長穴と、該長穴内にスライド自在に挿通され上記機材に螺合させるための固定ネジとからなる請求項2に記載の光ファイバ接続作業台。
  4. 上記クランプが、架空線を両側から挟む挟み部材と、該挟み部材を両側から締め付けて上記架空線に押しつける締付け手段とからなり、該締付け手段が、上記挟み部材に形成され挟み部材の両側に貫通する穴に挿通される締付けネジと、該締付けネジのネジ部に螺合される受け部と、その受け部に設けられ受け部を挟み部材から段階的に離間させるネジ引き出しレバーとを備えた請求項1、2または3に記載の光ファイバ接続作業台。
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