JP3811374B2 - Gas leak detection method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内に設けられた排気ダクト収納空間における、燃焼機器のガス漏れ検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
屋内設置型燃焼機器の排気ガスは、天井裏に配置した排気ダクトを通して屋外に排出されるように構成されているものが、一般的であるが、燃焼機器では熱交換部の腐食、排気筒のつまり、排気ガスの室内への漏洩等により不完全燃焼することが多い。そして、排気ダクトに孔あきがあったり、排気ダクトの接続部が外れていた場合、燃焼機器の使用者が不完全燃焼によるガス漏れに気が付かずに燃焼機器の使用を続けると、使用者が危険にさらされることになる。そこで、特開平8−86437号公報のように不完全燃焼によるガス漏れを一酸化炭素センサで検出し、燃焼機器の燃焼を停止させ、室内の人がガス漏れの危険にさらされないようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃焼機器、排気ダクト、換気扇等の排気設備が長期間の使用により古くなってくると、排気ダクトは老巧化により腐食して孔があき、また、場合によっては、排気ダクトの接続部が外れたりして、排気ダクトの収納空間に、燃焼機器の排気ガスによるガス漏れが発生する。排気ガスが室内に漏洩すると室内の人がガス漏れの危険にさらされるが、燃焼機器が不完全燃焼していない場合、排気ガス中の一酸化炭素の濃度は低いため、一酸化炭素の検出だけでは排気ガスによるガス漏れを検知するのは困難である。このような場合には、燃焼機器の使用者はガス漏れに気が付かずに燃焼機器の使用を続ける場合が想定され危険にさらされることになる。
【0004】
そこで本発明は、燃焼機器が不完全燃焼していない場合においても、燃焼機器の使用者がガス漏れに気が付かずに燃焼機器の使用を続けることがないように、屋内に設けられた排気ダクト収納空間における燃焼機器の排気ガスによるガス漏れを確実に検出できるガス漏れ検出方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、点検口が設けられた壁面で屋内が仕切られて形成される排気ダクト収納空間に燃焼機器の排気ダクトが収納配置され、該排気ダクト収納空間における、前記燃焼機器のガス漏れ検出方法であって、前記燃焼機器の排気ガスの計測を開始する前の準備段階において、一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサを備えたガス濃度測定器の入力ユニットを前記点検口内へ差し入れて前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の計測を行い、一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が規定値を越えた時には、前記排気ダクト収納空間を換気して内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を前記規定値以下に下げてから、前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測した値を初期値として前記入力ユニットを前記点検口内から取り出して、前記燃焼機器を所定時間燃焼させて前記排気ダクト収納空間に前記燃焼機器の排気ガスを充満させてから前記入力ユニットを前記点検口内へ差し入れて前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測して、前記一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が前記初期値よりも一定値以上増加していた時にガス濃度測定器が前記排気ダクト収納空間において前記燃焼機器のガス漏れがあることを示す表示がなされて前記排気ダクト収納空間における前記燃焼機器のガス漏れが判断されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の1実施の形態を示したもので、室1には燃焼機器2が設置され、この燃焼機器2で発生する排ガスは排気ダクト3によって屋外に排出されるように構成されている。排気ダクト3は天井や壁面の裏側の空洞部分に形成された排気ダクト収納空間4に配設されている。そして、設置された配管設備を点検するために、開閉可能な蓋10a,11aで閉塞される点検口10が燃焼機器2に近接した側の天井(又は壁面)に設けられ、点検口11は屋外に排出される排ガスの排出口に近接した側の天井(又は壁面)に設けられている。
【0007】
作業者Pは、点検口11の蓋11aを開放して、作業者Pが携帯するガス濃度測定器12に接続されている入力ユニット(測定ノズル)12aを点検口11から排気ダクト3が配設されている収納室4内に差し入れて、収納室4内でのガス濃度の測定が行われる。
【0008】
次に図2のフローチャートを参照して、ガス濃度の測定手順について説明する。先ず、ステップ1として点検対象の確認が行われる。ステップ1では、作業者Pは屋内に設置している湯沸器(FE式:強制排気式、FF式:強制給排気式)又は風呂釜(FE式:強制排気式)に接続された排気ダクトの天井裏設置部分が天井裏の排気ダクト収納空間に存在していることを確認する。
【0009】
次にステップ2として適用可能条件の確認が行われる。ステップ2では、作業者Pは適用可能条件(1.天井に点検口が存在すること。2.排気ダクトが天井裏で間仕切り壁を貫通している場合、間仕切り壁が分断する2つの空間のそれぞれの側に点検口が存在すること。3.天井裏に設置された排気筒から漏洩した排気ガスが、天井裏から部屋へ拡散する時に通過する天井板開口部の面積の割合が、2%(1畳当たり直径20cmの円形の孔1つ分)以下であること。4.天井裏の高さが最大1.3m以下であること。)を確認する。そして、これらの条件を一つでも満たさない場合は、次のステップには移行せず点検中止とする。
【0010】
次にステップ3としてガスコンロ、小型ガス湯沸器、石油ストーブ等のノイズ(CO2、CO)の発生原因となる全ての燃焼器具の運転を停止する。
次にステップ4として天井裏の一酸化炭素及び二酸化炭素の初期濃度の確認が行われる。ステップ4では、点検対象となる排気ダクト3と接続している燃焼器具を点火する前の状態で一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサを備えたガス濃度測定器12の入力ユニット12aを点検口11の蓋11aを開いて点検口11内へ差し入れて一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の計測を行い、天井裏の排気ダクト収納空間における一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を測定する。
【0011】
一般消費者の通常生活においては、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の最高値或いは許容値は、二酸化炭素(5000ppm)、一酸化炭素(20ppm)である。これらの数値を規定値とし、濃度測定の結果、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度のどちらか一方又は両方が規定値を越える場合には、点検口を全開し、窓を開放して換気を行う。その後、再度、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度測定を行い、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度が規定値以下であることを確認する。ただし、何らかの理由により換気を行うことが困難な場合は、点検を中止する。
【0012】
次にステップ5として換気扇(レンジフード)を作動させる。この時、窓や扉を閉める(室内を天井裏の排気ダクト収納空間よりも負圧にし、排気ガスが排気筒から漏れやすくするため)。なお、事前のチェックで、換気扇(レンジフード)を作動させた場合に燃焼器具本体(FE式)から燃焼排気ガスが逆流する場合は、換気扇(レンジフード)を作動させずに点検作業を行う。次にステップ6として点検対象となる排気筒と接続している燃焼器具を点火し、最大能力で燃焼する。この時、点検口は閉じた状態にする。また、作業員の安全確保のため、室内の一酸化炭素の濃度を連続測定する。
【0013】
次にステップ7として点火から5分以上経過してから、天井裏の排気ダクト収納空間における一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を測定し、合否判定を行う。
合否判定方法は、次の通り。
【0014】
合格は、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の両方が判定基準値以下である場合とし、不合格は、一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度のどちらか一方又は両方が判定基準値を越える場合とする。また、判定基準値は、一酸化炭素の場合:50ppm、二酸化炭素の場合:初期濃度+2000ppmとする。
ガス濃度測定器12は初期値よりも一定値(この実施の形態では2000ppm)以上増加していた時に排気ダクト収納空間4において燃焼機器のガス漏れがあることを示すガス濃度測定器12の図示しない表示部に文字、符号、図柄等で表示したり、燃焼機器のガス漏れがあることを合成音声により表示する。
【0015】
そして、点検口が複数存在する場合は、全ての点検口について順次測定を行い、途中、不合格が出た場合は、その時点で速やかに燃焼器具を停止する。そして、不合格の場合は、設備の改善を行う。なお、合格の場合であっても、その時点で支障がないという事であり、将来的にも支障がないという事ではない。特に、判定基準値以下であっても、天井裏の濃度上昇が見られた場合は、以後の設備管理を、より注意して行う。
【0016】
天井裏の排気ダクト収納空間における一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の測定が終了すると、ステップ8として燃焼器具を停止して、換気扇、窓、扉は点検時と同じ状態のまま、燃焼器具停止後の室内の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度測定を行う。そしてステップ9として点検終了後、必要に応じて部屋及び天井裏の換気を行う。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、点検口が設けられた排気ダクト収納空間における燃焼機器の排気ガスの計測を開始する前の準備段階において、一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が規定値を越えた時には、排気ダクト収納空間を換気して内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を前記規定値以下に下げてから、排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測した値を初期値とし、その後、燃焼機器を所定時間燃焼させて排気ダクト収納空間に燃焼機器の排気ガスを充満させてから内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測して、一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が前記初期値よりも一定値以上増加していた時にガス濃度測定器が前記排気ダクト収納空間において燃焼機器のガス漏れがあることを示す表示がなされて排気ダクト収納空間における燃焼機器のガス漏れが判断されるようにしている。
【0018】
燃焼機器の使用者は不完全燃焼に対する安全対策の採られた燃焼機器や、排気ダクト、換気扇等の排気設備を長期間の使用により古くなっていると、燃焼機器の排気ガスによるガス漏れが発生しても、燃焼機器が不完全燃焼していない場合に、不完全燃焼に対する安全対策として一酸化炭素のガス漏れ検査等の安全点検だけでは排気ガスによるガス漏れを検知するのは困難であるが、本発明のガス漏れ検出方法によれば、上記の安全対策に加えて、燃焼機器排気ダクト収納空間における、燃焼機器の排気ガスを確実に検出でき、燃焼機器の使用者はガス漏れに気が付かずに燃焼機器の使用を続けるおそれがなくなりガス漏れの検出は確かなものとなり、燃焼機器の使用者はガス漏れの危険を確実に回避でき安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略図である。
【図2】ガス濃度の測定手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 室
2 燃焼機器
3 排気ダクト
4 排気ダクト収納空間
10,11 点検口
10a,11a 開閉可能な蓋
12 ガス濃度測定器
12a 入力ユニット
P 作業者[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas leak detection method for combustion equipment in an exhaust duct storage space provided indoors.
[0002]
[Prior art]
Generally, the exhaust gas from indoor combustion equipment is configured to be discharged to the outside through an exhaust duct placed behind the ceiling. That is, incomplete combustion often occurs due to leakage of exhaust gas into the room. If the exhaust duct is perforated or the exhaust duct connection is disconnected, the user may be in danger if the combustion equipment user continues to use the combustion equipment without noticing gas leakage due to incomplete combustion. Will be exposed to. Therefore, as disclosed in JP-A-8-86437, a gas leak due to incomplete combustion is detected by a carbon monoxide sensor, combustion of combustion equipment is stopped, and a person in the room is not exposed to the risk of gas leak. Has been proposed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when exhaust equipment such as combustion equipment, exhaust ducts, and exhaust fans become old due to long-term use, the exhaust ducts corrode due to aging and become perforated. Or gas leakage due to the exhaust gas of the combustion equipment occurs in the storage space of the exhaust duct. If the exhaust gas leaks into the room, people in the room are at risk of gas leakage, but if the combustion equipment is not incompletely burned, the concentration of carbon monoxide in the exhaust gas is low, so only carbon monoxide is detected. Therefore, it is difficult to detect a gas leak due to the exhaust gas. In such a case, it is assumed that the user of the combustion equipment may continue to use the combustion equipment without noticing the gas leak, and is in danger.
[0004]
In view of the above, the present invention is designed to accommodate an exhaust duct installed indoors so that a user of the combustion device does not continue to use the combustion device without noticing gas leakage even when the combustion device is not incompletely combusted. An object of the present invention is to provide a gas leak detection method capable of reliably detecting a gas leak due to exhaust gas from a combustion device in a space.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is configured such that an exhaust duct of a combustion device is accommodated and disposed in an exhaust duct accommodating space formed by partitioning the interior with a wall surface provided with an inspection port, and the exhaust duct accommodating space includes: A gas leak detection method for a combustion device, wherein an input unit of a gas concentration measuring device including a carbon monoxide sensor and a carbon dioxide sensor is installed in the inspection port in a preparation stage before starting measurement of exhaust gas of the combustion device. The carbon monoxide sensor and the carbon dioxide sensor are used to measure the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide inside the exhaust duct storage space, and either or both of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide are measured. When the specified value is exceeded, the exhaust duct storage space should be ventilated to reduce the internal carbon monoxide and carbon dioxide concentrations below the specified value. Taking out the input unit from the inspection port as an initial value by measuring the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide inside the exhaust duct housing space by the carbon monoxide sensor and carbon dioxide sensor, and After burning for a predetermined time to fill the exhaust duct housing space with the exhaust gas of the combustion equipment, the input unit is inserted into the inspection port, and the inside of the exhaust duct housing space by the carbon monoxide sensor and the carbon dioxide sensor is inserted. The concentration of carbon monoxide and carbon dioxide is measured, and when one or both of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide are increased by a certain value or more from the initial value, the gas concentration measuring device The exhaust duct housing is displayed with an indication that there is a gas leak from the combustion device in the duct housing space. Wherein the gas leakage of the combustion device during or not.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention. A
[0007]
The worker P opens the
[0008]
Next, the procedure for measuring the gas concentration will be described with reference to the flowchart of FIG. First, in step 1, confirmation of an inspection object is performed. In step 1, the worker P has an exhaust duct connected to a water heater (FE type: forced exhaust type, FF type: forced supply / exhaust type) or bath (FE type: forced exhaust type) installed indoors. Make sure that the installation part of the ceiling is located in the exhaust duct storage space behind the ceiling.
[0009]
Next, in
[0010]
Next, as step 3, the operation of all combustion appliances that cause noise (CO2, CO) such as gas stoves, small gas water heaters, and oil stoves is stopped.
Next, in step 4, the initial concentration of carbon monoxide and carbon dioxide in the back of the ceiling is confirmed. In step 4, the input unit 12 a of the gas concentration measuring device 12 including the carbon monoxide sensor and the carbon dioxide sensor is connected to the
[0011]
In the normal life of general consumers, the maximum or allowable values of the concentrations of carbon monoxide and carbon dioxide are carbon dioxide (5000 ppm) and carbon monoxide (20 ppm). If these values are specified values and the concentration measurement results in either or both of the carbon monoxide and carbon dioxide concentrations exceeding the specified value, open the inspection port and open the window for ventilation. . Thereafter, the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide is measured again, and it is confirmed that the concentrations of carbon monoxide and carbon dioxide are below the specified values. However, if it is difficult to ventilate for some reason, stop the inspection.
[0012]
Next, in step 5, the ventilation fan (range hood) is operated. At this time, the windows and doors are closed (in order to make the interior of the room have a negative pressure more than the exhaust duct storage space behind the ceiling, and the exhaust gas is likely to leak from the exhaust pipe). In addition, when the exhaust fan (range hood) is operated in the preliminary check and the combustion exhaust gas flows backward from the combustion appliance body (FE type), the inspection work is performed without operating the ventilation fan (range hood). Next, in step 6, the combustion appliance connected to the exhaust pipe to be inspected is ignited and burned at the maximum capacity. At this time, the inspection port is closed. In order to ensure the safety of workers, the carbon monoxide concentration in the room is continuously measured.
[0013]
Next, in step 7, after 5 minutes or more have passed since ignition, the concentrations of carbon monoxide and carbon dioxide in the exhaust duct storage space behind the ceiling are measured, and pass / fail judgment is performed.
The pass / fail judgment method is as follows.
[0014]
A pass is when both the carbon monoxide and carbon dioxide concentrations are below the criterion value, and a failure is when either one or both of the carbon monoxide and carbon dioxide concentrations exceed the criterion value. . The determination reference value is 50 ppm for carbon monoxide, and the initial concentration +2000 ppm for carbon dioxide.
The gas concentration measuring device 12 is not shown, which indicates that there is a gas leak of the combustion equipment in the exhaust duct housing space 4 when the gas concentration measuring device 12 has increased by a certain value (2000 ppm in this embodiment) or more from the initial value. The display unit displays characters, symbols, symbols, etc., or indicates that there is a gas leak from the combustion equipment using synthesized speech.
[0015]
When there are a plurality of inspection ports, the measurement is sequentially performed for all the inspection ports, and when a failure occurs in the middle, the combustion appliance is immediately stopped at that time. And in the case of a failure, the equipment is improved. In addition, even if it is a pass, it means that there is no trouble at that time, and it does not mean that there will be no trouble in the future. In particular, if there is an increase in the density of the ceiling even if it is below the criterion value, the subsequent facility management should be performed with more care.
[0016]
When the measurement of the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide in the exhaust duct storage space behind the ceiling is completed, the combustion appliance is stopped as step 8, and the ventilation fan, window and door remain in the same state as at the time of inspection, and after the combustion appliance is stopped Measure the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide in the room. In step 9, after the inspection is completed, the room and the ceiling are ventilated as necessary.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, one of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide in the preparatory stage before starting the measurement of the exhaust gas of the combustion equipment in the exhaust duct storage space provided with the inspection port. When one or both exceeds the specified value, the exhaust duct housing space is ventilated to lower the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide below the specified value, and then the internal carbon monoxide and The measured value of the carbon dioxide concentration is set as the initial value, and then the combustion equipment is burned for a predetermined time to fill the exhaust duct storage space with the exhaust gas of the combustion equipment, and then the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide inside is measured. When one or both of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide has increased by a certain value or more from the initial value, the gas concentration measuring device Gas leakage of the combustion device in the exhaust duct receiving space made display indicating that there is a gas leakage of the combustion equipment is to be determined in the.
[0018]
Combustion equipment users may experience gas leaks due to exhaust gas from combustion equipment if they have become exhausted due to long-term use of combustion equipment with exhaustive safety measures against incomplete combustion or exhaust ducts, exhaust fans, etc. However, if the combustion equipment is not incompletely burned, it is difficult to detect gas leaks due to exhaust gas only by safety checks such as carbon monoxide gas leaks as a safety measure against incomplete combustion. According to the gas leak detection method of the present invention, in addition to the above safety measures, the exhaust gas of the combustion equipment can be reliably detected in the combustion equipment exhaust duct storage space, and the user of the combustion equipment is not aware of the gas leak. In addition, there is no risk of continuing to use the combustion device, and the detection of the gas leakage is ensured, and the user of the combustion device can safely avoid the risk of gas leakage and is safe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a gas concentration measurement procedure.
[Explanation of symbols]
Claims (1)
前記燃焼機器の排気ガスの計測を開始する前の準備段階において、一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサを備えたガス濃度測定器の入力ユニットを前記点検口内へ差し入れて前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度の計測を行い、一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が規定値を越えた時には、前記排気ダクト収納空間を換気して内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を前記規定値以下に下げてから、前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測した値を初期値として前記入力ユニットを前記点検口内から取り出して、前記燃焼機器を所定時間燃焼させて前記排気ダクト収納空間に前記燃焼機器の排気ガスを充満させてから前記入力ユニットを前記点検口内へ差し入れて前記一酸化炭素センサ及び二酸化炭素センサによる前記排気ダクト収納空間における内部の一酸化炭素及び二酸化炭素の濃度を計測して、前記一酸化炭素及び二酸化炭素の計測値のどちらか一方又は両方が前記初期値よりも一定値以上増加していた時にガス濃度測定器が前記排気ダクト収納空間において前記燃焼機器のガス漏れがあることを示す表示がなされて前記排気ダクト収納空間における前記燃焼機器のガス漏れが判断されることを特徴とするガス漏れ検出方法。An exhaust duct of a combustion device is housed and arranged in an exhaust duct housing space formed by partitioning the interior with a wall surface provided with an inspection port, and in the exhaust duct housing space, the gas leak detection method of the combustion device,
In the preparatory stage before starting the measurement of the exhaust gas of the combustion equipment, an input unit of a gas concentration measuring device equipped with a carbon monoxide sensor and a carbon dioxide sensor is inserted into the inspection port, and the carbon monoxide sensor and the carbon dioxide The sensor measures the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide inside the exhaust duct housing space, and when one or both of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide exceed a specified value, the exhaust duct housing is stored. After the space is ventilated and the concentration of carbon monoxide and carbon dioxide inside is reduced below the specified value, the amount of carbon monoxide and carbon dioxide inside the exhaust duct storage space by the carbon monoxide sensor and carbon dioxide sensor is reduced. The input unit is taken out from the inspection port with the measured concentration as an initial value, and the combustion device is left for a predetermined time. After burning, the exhaust duct housing space is filled with the exhaust gas of the combustion equipment, and then the input unit is inserted into the inspection port, and the internal monoxide in the exhaust duct housing space by the carbon monoxide sensor and the carbon dioxide sensor. When the concentration of carbon and carbon dioxide is measured and one or both of the measured values of carbon monoxide and carbon dioxide are increased by a certain value or more than the initial value, the gas concentration measuring device is stored in the exhaust duct. A gas leak detection method characterized in that a display indicating that there is a gas leak of the combustion device in the space is made and the gas leak of the combustion device in the exhaust duct storage space is determined.
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