JP3810785B2 - ドープファイバ、そのスプライシング方法及び光増幅器 - Google Patents
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Description
2,12,22,32,42,52,62,72 クラッド
114 石英反応管
128 ドープファイバ
130 ポンプ光源
Claims (16)
- 第1のガラス組成からなるコアと、
該コアを囲む第2のガラス組成からなるクラッドとを備え、
該コア及び該クラッドは光導波構造を提供するために断面方向に屈折率分布を有し、
上記第1のガラス組成は、屈折率を高めるための第1のドーパントと、光ポンピングにより増幅帯域を提供するための第2のドーパントと、該増幅帯域を拡大するための第3のドーパントとを含み、
上記第2のガラス組成は、上記第3のドーパントの濃度と同程度の濃度の第4のドーパントを含む拡散領域を上記コアの近傍に有し、
上記第1のガラス組成は、
上記クラッドにより囲まれ上記第1のドーパントを含む第1の領域と、
該第1の領域により囲まれ上記第2及び第3のドーパントを含む第2の領域と、
該第1及び第2の領域間に介在し上記第1乃至第3のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度の第3の領域とを有するドープファイバ。 - 上記第2のガラス組成は、上記拡散領域及び上記コア間に介在し上記第1乃至第4のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度のバリア領域を更に有する請求項1に記載のドープファイバ。
- 請求項2に記載のドープファイバであって、
上記バリア領域は予め定められた厚みを有し、
該予め定められた厚みは、該ドープファイバの製造に際しての加熱によっては上記第4のドーパントが上記コアに到達しない程度に厚く、且つ、該ドープファイバの他のファイバとのスプライシングに際しての加熱によって上記第1のドーパントが上記コアから上記拡散領域に到達する程度に薄く設定されるドープファイバ。 - 第1のガラス組成からなるコアと、
該コアを囲む第2のガラス組成からなるクラッドとを備え、
該コア及び該クラッドは光導波構造を提供するために断面方向に屈折率分布を有し、
上記第1のガラス組成は、屈折率を高めるための第1のドーパントと、光ポンピングにより増幅帯域を提供するための第2のドーパントと、該増幅帯域を拡大するための第3のドーパントとを含み、
上記第2のガラス組成は、上記第3のドーパントの濃度と同程度の濃度の第4のドーパントを含む拡散領域を上記コアの近傍に有し、
上記第2のガラス組成は、上記拡散領域及び上記コア間に介在し上記第1乃至第4のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度のバリア領域を更に有し、
上記バリア領域は予め定められた厚みを有し、
該予め定められた厚みは、該ドープファイバの製造に際しての加熱によっては上記第4のドーパントが上記コアに到達しない程度に厚く、且つ、該ドープファイバの他のファイバとのスプライシングに際しての加熱によって上記第1のドーパントが上記コアから上記拡散領域に到達する程度に薄く設定されるドープファイバ。 - 上記第1及び第2のガラス組成の主成分はシリカであり、
上記第1、第2及び第3のドーパントはそれぞれゲルマニウム、エルビウム及びアルミニウムである請求項1から4のいずれかに記載のドープファイバ - 上記第4のドーパントはアルミニウムである請求項5に記載のドープファイバ。
- そのいずれか一方から信号光を供給される第1端及び第2端を有するドープファイバと、
ポンプ光を出力するポンプ光源と、
該ポンプ光源並びに上記ドープファイバの第1端及び第2端の少なくともいずれか一方に動作的に接続され上記ポンプ光を上記ドープファイバに供給する光結合手段とを備え、
上記ドープファイバは請求項1乃至6のいずれかに記載のものである光増幅器。 - ドープファイバ及び他のファイバを端面同士突き合わせるステップと、
該ドープファイバ及び該他のファイバの端面近傍の部分を局部的に加熱してこれらを接続するステップとを備えたドープファイバのスプライシング方法であって、
上記ドープファイバは、
第1のガラス組成からなる第1のコアと、
該第1のコアを囲む第2のガラス組成からなる第1のクラッドとを備え、
該第1のコア及び該第1のクラッドは光導波構造を提供するために断面方向に屈折率分布を有し、
上記第1のガラス組成は、屈折率を高めるための第1のドーパントと、光ポンピングにより増幅帯域を提供するための第2のドーパントと、該増幅帯域を拡大するための第3のドーパントとを含み、
上記第2のガラス組成は、上記第3のドーパントの濃度と同程度の濃度の第4のドーパントを含む拡散領域を上記コアの近傍に有しており、
上記他のファイバは、第2のコアと、該第2のコアを囲む第2のクラッドとを備え、
上記第1のコアの直径は上記第2のコアの直径よりも小さく、
上記第1のガラス組成は、
上記クラッドにより囲まれ上記第1のドーパントを含む第1の領域と、
該第1の領域により囲まれ上記第2及び第3のドーパントを含む第2の領域と、
該第1及び第2の領域間に介在し上記第1乃至第3のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度の第3の領域とを有する方法。 - 上記第2のガラス組成は、上記拡散領域及び上記コア間に介在し上記第1乃至第4のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度のバリア領域を更に有する請求項8記載の方法。
- 上記バリア領域は予め定められた厚みを有し、
該予め定められた厚みは、該ドープファイバの製造に際しての加熱によっては上記第4のドーパントが上記コアに到達しない程度に厚く、且つ、該ドープファイバの他のファイバとのスプライシングに際しての加熱によって上記第1のドーパントが上記コアから上記拡散領域に到達する程度に薄く設定される請求項9記載の方法。 - 上記拡散領域の外径は上記第2のコアの直径にほぼ等しい請求項10に記載の方法。
- ドープファイバ及び他のファイバを端面同士突き合わせるステップと、
該ドープファイバ及び該他のファイバの端面近傍の部分を局部的に加熱してこれらを接続するステップとを備えたドープファイバのスプライシング方法であって、
上記ドープファイバは、
第1のガラス組成からなる第1のコアと、
該第1のコアを囲む第2のガラス組成からなる第1のクラッドとを備え、
該第1のコア及び該第1のクラッドは光導波構造を提供するために断面方向に屈折率分布を有し、
上記第1のガラス組成は、屈折率を高めるための第1のドーパントと、光ポンピングにより増幅帯域を提供するための第2のドーパントと、該増幅帯域を拡大するための第3のドーパントとを含み、
上記第2のガラス組成は、上記第3のドーパントの濃度と同程度の濃度の第4のドーパントを含む拡散領域を上記コアの近傍に有しており、
上記他のファイバは、第2のコアと、該第2のコアを囲む第2のクラッドとを備え、
上記第1のコアの直径は上記第2のコアの直径よりも小さく、
上記第2のガラス組成は、上記拡散領域及び上記コア間に介在し上記第1乃至第4のドーパントの濃度よりも低い不純物濃度のバリア領域を更に有し、
上記バリア領域は予め定められた厚みを有し、
該予め定められた厚みは、該ドープファイバの製造に際しての加熱によっては上記第4のドーパントが上記コアに到達しない程度に厚く、且つ、該ドープファイバの他のファイバとのスプライシングに際しての加熱によって上記第1のドーパントが上記コアから上記拡散領域に到達する程度に薄く設定される方法。 - 上記拡散領域の外径は上記第2のコアの直径にほぼ等しい請求項12に記載の方法。
- ドープファイバ及び他のファイバを端面同士突き合わせるステップと、
該ドープファイバ及び該他のファイバの端面近傍の部分を局部的に加熱してこれらを接続するステップとを備えたドープファイバのスプライシング方法であって、
上記ドープファイバは、
第1のガラス組成からなる第1のコアと、
該第1のコアを囲む第2のガラス組成からなる第1のクラッドとを備え、
該第1のコア及び該第1のクラッドは光導波構造を提供するために断面方向に屈折率分布を有し、
上記第1のガラス組成は、屈折率を高めるための第1のドーパントと、光ポンピングにより増幅帯域を提供するための第2のドーパントと、該増幅帯域を拡大するための第3のドーパントとを含み、
上記第2のガラス組成は、上記第3のドーパントの濃度と同程度の濃度の第4のドーパントを含む拡散領域を上記コアの近傍に有しており、
上記他のファイバは、第2のコアと、該第2のコアを囲む第2のクラッドとを備え、
上記第1のコアの直径は上記第2のコアの直径よりも小さく、
上記拡散領域の外径は上記第2のコアの直径にほぼ等しい方法。 - 上記第1及び第2のガラス組成の主成分はシリカであり、
上記第1、第2及び第3のドーパントはそれぞれゲルマニウム、エルビウム及びアルミニウムである請求項8から14のいずれかに記載の方法。 - 上記第4のドーパントはアルミニウムである請求項15に記載の方法。
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