JP3810301B2 - Cogeneration device load adjustment method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力と熱エネルギを発生するコジェネレーション装置の負荷調整方法に関し、特に家庭用のコジェネレーション装置の負荷調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コジェネレーション装置は、燃料電池や、ガスエンジンまたはガスタービン等の原動機を駆動源とした発電機等を備えて、電力及び熱エネルギを発生するように構成され、コジェネレーション装置で発生した電力は例えば電力供給業者から受電した電力と合わせて、また熱エネルギは温水等の形態で、夫々家庭等に供給される。
【0003】
また、電力需要地への送電や変電によるエネルギ損失を低減する方法の一つとして分散型プラント方式があり、かかる分散型プラント方式において、需要地或いは需要地の付近に設置する小規模な発電プラントとしてコジェネレーション装置を用いることで、送変電による損失を抑制しつつ、発電によって発生した熱エネルギも同時に供給されるため、総合的なエネルギ効率の向上が図れる。そして、コジェネレーション装置を各家庭等の需要地に設けることで、需要地で消費される電力の少なくとも一部をコジェネレーション装置の発生する電力で賄うことができるので、電力供給業者との契約電力量を低く押えることができる上に、同時に発生する熱エネルギも温水等の形態で利用することができ、省エネルギ性及び経済性の点で有効である。
【0004】
ところで、現状のコジェネレーション装置例えば燃料電池等においては、コジェネレーション装置の発生する電力は、負荷変動、即ち、コジェネレーション装置から電力供給を受けて電力を消費する機器の消費電力の変動に対する出力変化の追従速度が遅いため、急激な電力負荷の低下が発生した場合に、電気ヒータに通電して貯湯槽の温水を加熱し、余剰電力を熱に変換して蓄熱することにより当該負荷低下による電力の逆潮流を防止している。また、深夜等において機器の総消費電力がコジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合にも、逆潮流を防止すべく同様に電気ヒータに通電する方法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来用いられている逆潮流の防止方法では、電力を熱エネルギに変換するため効率的とは言えず、特に貯湯槽の貯湯量が多く温水温度が高い場合には放熱する必要があり、省エネルギ性において問題があった。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力負荷の低下に伴う逆潮流を効率よく防止或いは緩和できるコジェネレーション装置の負荷調整方法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、電力と熱エネルギを発生するコジェネレーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力を消費する機器であって、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器の複数を、予め電力消費調整機器として設定すると共に、当該電力消費調整機器の全候補の夫々につき消費電力を記憶し、前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の出力する出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が増加するように、前記電力消費調整機器の中から1台以上の電力消費調整機器を前記消費電力によって選択し、当該選択した電力消費調整機器に対して強制的に運転制御する点にある。
【0008】
同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項2に記載の如く、電力と熱エネルギを発生するコジェネレーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力を消費する機器であって、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器の複数を、予め電力消費調整機器として設定すると共に、当該電力消費調整機器の全候補の夫々につき消費電力を記憶し、前記所定時間範囲内で前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が前記最低出力電力以上となるように、前記電力消費調整機器の中から1台以上の電力消費調整機器を前記消費電力によって選択し、当該選択した電力消費調整機器に対して強制的に運転制御する点にある。
【0009】
同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴構成に加えて、前記総消費電力が前記コジェネレーション装置の出力する出力電力を上回る場合に、前記総消費電力が低下するように、運転中の前記電力消費調整機器の少なくとも一部に対して強制的に運転制御する点にある。
【0010】
同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記電力消費調整機器の少なくとも一台に対して、自動運転希望時間帯を設定しておき、強制的に運転制御される前記電力消費調整機器として、その運転制御を行う時間或いは時間帯が前記自動運転希望時間帯に含まれるものを選択する点にある。
【0011】
同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記コジェネレーション装置が、前記総消費電力に関する情報を受け取り、前記入力情報と自己の出力電力に関する情報に基づいて、前記電力消費調整機器に対する運転制御のための制御信号を出力する点にある。
【0012】
上記課題を解決するための本発明に係るコジェネレーション装置の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項6に記載の如く、上記第五の特徴構成のコジェネレーション装置の負荷調整方法における前記制御信号の出力が可能に構成されている点にある。
【0013】
以下に作用並びに効果を説明する。
本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法の第一の特徴構成によれば、コジェネレーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力を消費する機器の中から、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器を選択して電力消費調整機器として設定しておくことにより、それらの運転を強制的に制御することで設定された電力消費調整機器の全消費電力の範囲内で電力負荷の調整(増減)が可能となるから、総消費電力がコジェネレーション装置の出力電力を下回る場合に電力消費調整機器の運転制御により総消費電力が増加することで逆潮流の程度が緩和或いは逆潮流の防止が図れる。また、コジェネレーション装置が最低出力電力より大きい電力を出力している場合は、総消費電力の低下に追従して出力電力が下がるまでの間に生じる逆潮流が防止または緩和される。
【0014】
更に、電力消費調整機器が所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転する必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある機器であるので、必要な運転をコジェネレーション装置の負荷調整に用いることで、当該負荷調整のために不必要な機器の運転開始や消費電力を増加させる運転制御が回避されるので、省エネルギ性を確保しつつ効率的に逆潮流の防止または緩和がなされる。
【0015】
ここで、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転する必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある機器とは、所定時間範囲(例えば24時間)において機器の運転を停止したり、その運転条件を変更することの可能な機器であって、その運転開始時間や運転停止時間が特定の時間に固定されない機器を意味する。かかる電力消費調整機器として、例えば、床下、天井、押入等の換気扇、常夜灯、門灯、防犯灯等の照明機器、食器洗浄乾燥機、洗濯機、浴室乾燥機、エアコン等が挙げられる。
【0016】
上記第二の特徴構成によれば、同第一の特徴構成と同様にコジェネレーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力を消費する機器の中から、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器を選択して電力消費調整機器として設定しておくことにより、それらの運転を強制的に制御することで設定された電力消費調整機器の全消費電力の範囲内で電力負荷の調整(増減)が可能となるから、総消費電力がコジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合に電力消費調整機器の運転制御により総消費電力が増加することで逆潮流の程度が緩和或いは逆潮流の防止が図れる。また、総消費電力がコジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合は、コジェネレーション装置の稼動状態においては出力電力は最低出力電力を下回って総消費電力の低下に追従できないので、本特徴構成のように電力負荷の調整によってのみ逆潮流が防止または緩和される。
【0017】
更に、同第一の特徴構成と同様に、電力消費調整機器が所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転する必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある機器であるので、必要な運転をコジェネレーション装置の負荷調整に用いることで、当該負荷調整のために不必要な機器の運転開始や消費電力を増加させる運転制御が回避されるので、省エネルギ性を確保しつつ効率的に逆潮流の防止または緩和がなされる。
【0018】
上記第三の特徴構成によれば、更に、総消費電力が出力電力を上回るように変動した場合において、総消費電力が低下するように負荷調整され、消費電力を抑制するので省エネルギ効果が期待できる。また、電力供給をコジェネレーション装置と電力供給業者の商用電力から併給される場合には、コジェネレーション装置の出力電力に対する負荷超過による商用電力消費分を抑えることができるので、経済的効果も期待できる。特に、コジェネレーション装置が定格運転している場合には、出力電力を増加させる方向への負荷変動の追従はなされないので、総消費電力を低下させる本特徴構成による負荷調整の効果は顕著となる。
【0019】
上記第四の特徴構成によれば、運転時間帯の設定に対し自由度はあるものの、複数の電力消費調整機器が負荷調整に使用可能な場合において、運転制御を行う時間或いは時間帯が自動運転希望時間帯に含まれる電力消費調整機器を負荷調整に使用することにより、電力消費調整機器の使用者の要求とコジェネレーション装置の効率的な運転の調和が図れる。
【0020】
上記第五の特徴構成によれば、上記第一乃至第四の特徴構成の負荷調整方法がコジェネレーション装置によって実行される。また、コジェネレーション装置が負荷調整方法を実行するため、当該実行手段を別途設ける必要が無く、本発明方法を実行するためのシステム構成を簡素化できる。
【0021】
本発明に係るコジェネレーション装置の特徴構成によれば、上記第五の特徴構成の負荷調整方法、即ち上記第一乃至第四の特徴構成の負荷調整方法を実行可能なコジェネレーション装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法(以下、適宜、「本発明方法」という。)及び本発明に係るコジェネレーション装置(以下、適宜、「本発明装置」という。)の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0023】
図1に、電力または熱エネルギを発生する本発明装置1と本発明装置1から少なくとも電力供給を受けてその電力を消費する機器2とを含んで構成される本発明方法の実行に関わるコジェネレーションシステム3を示す。ここで、本発明装置1の設置場所及び電力及び熱エネルギの消費場所、即ち、コジェネレーションシステム3が設けられている場所として一般住居(例えば戸建て住宅)を想定する。また、本発明装置1として燃料電池(例えば固体高分子型燃料電池)、ガスエンジンまたはガスタービン等の原動機を駆動源とした発電機を想定する。
【0024】
本発明装置1から各機器2への電力供給は、コジェネレーションシステム3の使用者の施設内(住宅内外)に敷設された電力線4を介して行われる。更に、コジェネレーションシステム3は、電力供給業者の商用電力線5から受電した電力(受電電力)が、本発明装置1が発生した電力(自給電力)と併せて、電力線4を介して各機器2に供給されるように構成されている。尚、各機器2は夫々用途別或いは配置場所別にグループ分けされ、各グループ毎に配電盤6の電源スイッチ7を介して電源供給され、電源スイッチ7の開閉によりオン・オフ可能になっている。ここで、各機器2のうち電力のみを消費する端末機器として、一般の家電製品や住宅内外の照明器具や換気扇等がある。
【0025】
また、二つの第1電力メータ8と第2電力メータ9が、夫々受電電力と自給電力を計測可能に設けられている。第1電力メータ8は商用電力線5と電力線4の間に、第2電力メータ9は電力線4の受電電力と自給電力の合流点と本発明装置1の間に、夫々挿入されている。尚、受電電力と自給電力は電圧値、周波数等の特性の整合を取って合流するように構成されている。
【0026】
図1に示すように、機器2の一部は、本発明装置1が発生する熱エネルギを温水として供給を受ける。かかる温水供給を受ける端末機器10として、食器乾燥洗浄機、洗濯機、浴室乾燥機、温水エアコン等がある。本発明装置1から端末機器10へ供給される温水は、本発明装置1が発生する排熱(熱エネルギ)によって水道水11を加熱して生成され一旦貯湯槽12に貯湯される。貯湯槽12には、電気ヒータ13が設けられ本発明装置1の出力する電力で貯湯槽12内の温水を加熱可能に構成されている。
【0027】
本発明方法では、本発明方法の実行対象となるコジェネレーションシステム3に含まれる機器2の中から、所定時間範囲(例えば24時間、任意の時刻から1日後の同時刻までの間)を超えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器の複数を、予め電力消費調整機器14として設定しておく。一般家庭において、電力消費調整機器14に設定できる機器として、例えば、床下、天井、押入等の換気扇、常夜灯、門灯、防犯灯等の照明機器、食器洗浄乾燥機、洗濯機、浴室乾燥機、エアコン等が挙げられる。図1では、電力消費調整機器14に設定された機器が具体的に何であるかは特定していない。尚、本実施形態では、貯湯槽12の電気ヒータ13も電力消費調整機器14の一つとして設定する。
【0028】
本発明装置1は、各電力消費調整機器14の運転開始・停止或いは消費電力の変更を伴う運転モードの変更等の運転制御を行うための制御信号Sを出力する制御装置15を内蔵している。制御装置15には、第1及び第2電力メータから逐次各検出値が入力され、その検出値から本発明装置1の出力する出力電力と、各機器2の総消費電力が計算され、当該出力電力と総消費電力に基づいて制御信号Sが生成される。制御装置15は本来コジェネレーション装置の運転制御を行う制御装置に上記電力消費調整機器14の運転制御機能を付加して構成されている。尚、制御装置15を独立して構成しても構わない。
【0029】
電力消費調整機器14は機器2の一部であり、本発明装置1と電力線4を介して接続されているので、その電力線4を利用した電力線搬送通信によって、制御信号Sが本発明装置1の制御装置15から各電力消費調整機器14へ送信され、各電力消費調整機器14の運転が制御装置15によって制御される。
【0030】
各電力消費調整機器14の運転制御は、制御信号Sが直接電力消費調整機器14に送信される場合は、その制御信号Sを受信した電力消費調整機器14が、その制御信号Sの制御対象であるか否かを識別してその制御信号Sに従って自己の運転制御を行う。従って、制御信号Sを受信する電力消費調整機器14には、制御信号Sを受信してその制御信号に従って自己の運転制御を行う制御手段(図示せず)が内蔵或いは外付けされている。
【0031】
次に、制御装置15によって実行される本発明方法につき、図2及び図3に基づいて説明する。
【0032】
先ず、複数の電力消費調整機器14を予め制御装置15の記憶装置内に登録する。この登録は、コジェネレーションシステム3を構成した時点或いはその後に設定された電力消費調整機器14の全候補の夫々につき、制御装置15が機器識別コードや消費電力等の属性データを相互に関連付けて制御装置15の記憶装置内に記憶して実行される(ステップ#1)。できれば、消費電力の異なる数種を準備しておくのが好ましい。尚、電力消費調整機器14の設定は日によって変更可能にすることもできる。例えば、住宅内の所定個所に設置された本発明装置1のリモコン端末16から一部の電力消費調整機器14の設定解除を行い、設定解除された電力消費調整機器14に対する設定解除状態フラグが制御装置15の記憶装置内に記憶される。
【0033】
次に、リモコン端末16から一部の電力消費調整機器14(例えば洗濯機等)に対する自動運転希望時間帯を入力して、予め制御装置15の記憶装置内に記憶しておく。自動運転希望時間帯としては、運転開始或いは終了時刻の希望時間帯を設定することで自動的に自動運転希望時間帯が設定される(ステップ#2)。尚、自動運転希望時間帯の入力は、毎日行う必要もなく特定の電力消費調整機器14に対して一回登録しておけば、同じ設定を繰り返し使用することも可能である。また、洗濯をしない日には、自動運転希望時間帯の入力に代えて電力消費調整機器14の設定解除を行えばよい。更に、電力消費調整機器14として登録してあっても、毎日運転しない機器については、デフォールト状態を設定解除状態としても構わない。その場合は、自動運転希望時間帯の入力によって設定回復するようにする。尚、自動運転希望時間帯を設定した電力消費調整機器14が洗濯機や食器乾燥洗浄機等の場合は、自動運転希望時間帯になる前に、使用者が電力消費調整機器14に洗濯物や食器等を入れて運転開始可能な状態にしておく必要があるのは言うまでもない。また、洗濯物や食器等が入れてある状態、つまり、運転開始可能状態の検出機能を有していることが更に好ましい。
【0034】
自動運転希望時間帯を設定する電力消費調整機器14は複数であっても構わないが、複数の場合は、自動運転希望時間帯がなるべく重複しないのが好ましい。仮に重複している場合に、優先順位を設定できるようにしても構わない。或いは、重複している各電力消費調整機器14の消費電力に基づいて、決定しても構わない。
【0035】
次に、制御装置15が第1及び第2電力メータから逐次各検出値を受信し、その検出値から本発明装置1の出力する出力電力と、各機器2の総消費電力を計算し、総消費電力が出力電力を下回った場合に、その下回っている電力以上の消費電力の増加となるように、1台以上の電力消費調整機器14を運転停止中の電力消費調整機器14の中から選択して、当該電力消費調整機器14の運転を開始する制御信号Sを生成して発信する(ステップ#3)。ここで、どの電力消費調整機器14を選択するかは、選択する機器の消費電力によって決定されるが、運転制御を行う時点で、ステップ#2で登録した自動運転希望時間帯にある電力消費調整機器14を優先的に選択する。
【0036】
また、電力消費調整機器14の選択で運転中の電力消費調整機器14が消費電力可変であれば、最大消費電力運転していない電力消費調整機器14を、その電力消費調整機器14に出力された制御信号Sから判定して、かかる電力消費調整機器14を選択するようにしても構わない。この場合、制御信号Sは単に運転開始命令ではなく消費電力が増加する方向への運転制御命令となる。一例として、電力消費調整機器14がエアコンの場合、設定温度の変更する(例えば、冷房時には設定温度を下げる)制御信号Sを送信する。
【0037】
各電力消費調整機器14側では、制御信号Sを受信すると制御対象に当たるか否かを識別して、制御対象である場合その制御信号Sに従って自己の運転制御を行う(ステップ#4)。
【0038】
具体的に説明すれば、図2に示すように、実線で示すように総消費電力が変化し、その変化に合わせて本発明装置1の出力電力が網掛けの棒グラフのように変化した場合、棒グラフが実線の上部に飛び出している期間(図中Aで指示)は、電力消費調整機器14の運転制御がなされて、総消費電力が出力電力に近づくように制御される。逆に、実線が棒グラフの上部に飛び出している期間(図中Bで指示)は、商用電力線5から受電している状態であり、その分の電力使用料金を電力供給業者に支払わなければならない。
【0039】
本実施形態では、更に、総消費電力が出力電力を超過している状態で、運転中の電力消費調整機器14の中から合計の消費電力がその超過分を超えないように1台以上を選択して、それらの運転を停止、または、消費電力を低減させる制御信号Sを生成して発信する(ステップ#5)。各電力消費調整機器14側では、制御信号Sを受信すると制御対象に当たるか否かを識別して、制御対象である場合その制御信号Sに従って自己の運転制御を行う(ステップ#6)。これにより、受電電力の抑制が図れ、コジェネレーションシステム3全体の省エネルギ化が図れる。
【0040】
上記ステップ#3及び#4、或いは、上記ステップ#5及び#6が、時間の経過とともに、図2における「A」または「B」で指示された状況が発生する毎に繰り返される。尚、上記ステップ#3または#5における電力消費調整機器14の選択において、電力消費調整機器14の運転状態(運転中・停止中等)の管理は、制御信号Sの生成履歴に基づいて制御装置15が管理する。或いは、制御装置15が電力消費調整機器14の運転状態(運転条件を含む)を逐次或いは運転状態変更時に電力消費調整機器14側から受信するように構成しても構わない。
【0041】
電力消費調整機器14の運転制御で調整可能な消費電力は、各電力消費調整機器14の消費電力によって決定される。一例として、換気扇は1台当り15W程度であり、床下、天井、押入等の合計で約90〜120Wとなる。照明器具では、常夜灯で約5W、門灯、防犯灯で夫々約20Wの蛍光ランプまたは白熱電球等を使用し、合計で約50〜60Wとなる。浴室乾燥機では約30〜40W、食器洗浄乾燥機は約1kW、エアコンは1台当り500〜1kWである。
【0042】
以下に別の実施形態について説明する。
〈1〉上記実施形態では、総消費電力が出力電力を下回った場合(例えば、図2のA)の全てと、総消費電力が出力電力を上回った場合(例えば、図2のB)の全てにおいて、電力消費調整機器14に対する何らかの運転制御を行う場合を示したが、総消費電力が出力電力を上回った場合については特に運転制御を行わなくても構わない。
【0043】
更に、総消費電力が出力電力を下回る場合についても、出力電力がコジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合(例えば、図2において出力電力が250W時におけるAの部分)にのみ実行するようにしても構わない。出力電力が最低出力電力を下回る場合にのみ運転制御を実行する場合、本発明装置1が最低出力電力状態になった時点で、電力消費調整機器14に対して運転制御可能なように、運転停止状態或いは最大消費電力で運転していない電力消費調整機器14を1台以上確保できるように、制御装置15が電力消費調整機器14を運転制御するのが好ましい。
【0044】
〈2〉上記実施形態では、電力消費調整機器14に対する自動運転希望時間帯の入力及び自動運転希望時間帯に基づく運転制御を行う場合について例示したが、当該入力及び自動運転希望時間帯に基づく運転制御は無くても構わない。
【0045】
〈3〉上記実施形態では、電気ヒータ13も電力消費調整機器14の一つとして設定してあり、その運転制御に関し、他の電力消費調整機器14と特に区別していなかったが、電気ヒータの運転制御については特別の条件を設定しても構わない。例えば、貯湯槽12の貯湯量と温水温度が規定値以上で蓄熱量が高い場合には、電気ヒータ13による加熱は無駄であるので、制御装置15に対してかかる貯湯槽12における貯湯量と温水温度のデータを出力して、制御装置15が電気ヒータを電力消費調整機器14として運転制御するかを否かを判別するようにしても構わない。
【0046】
〈4〉上記実施形態では、電力消費調整機器14に対する運転制御として、機器の運転開始・停止の他、運転中の消費電力を変化させる運転制御も含む場合を例示したが、それらの何れか一方だけの運転制御であっても構わない。
【0047】
〈5〉上記実施形態では、各電力消費調整機器14と本発明装置1間における制御信号Sの送受信用の通信路として電力線4を用いたが、専用の通信ケーブルを用いたり、無線通信を用いても構わない。
【0048】
また、専用の通信ケーブル利用する場合、各電力消費調整機器14と本発明装置1間を夫々個別の通信ケーブルで接続するようにしても構わない。この場合、特定の電力消費調整機器14に対する制御信号Sは、その電力消費調整機器14にのみ送信されるので、制御信号Sは各電力消費調整機器14に対して夫々生成して個別に送信できる。
【0049】
従って、電力消費調整機器14に対する個別の制御信号を極めて単純なオン・オフの制御内容とすることも可能なため、電力消費調整機器14側に複雑な制御手段16を設ける必要が無い。更に、電力消費調整機器14を制御するのではなく、制御対象の電力消費調整機器14に接続する電源スイッチ7の開閉制御により電力消費調整機器14のオン・オフを制御するようにしても構わない。この場合、電源スイッチ7の開閉を行う電磁スイッチに対する通電を制御装置15から直接行うようにしてもよい。
【0050】
また、電力消費調整機器14の中に制御手段16を具備しない機器(例えば、換気扇や照明器具等)が含まれる場合、当該電力消費調整機器14については、電源スイッチ7の開閉制御を行い、残りの電力消費調整機器14に対して、電力線4を介して運転制御するように、制御方法を使い分けるようにしても構わない。
【0051】
〈6〉上記実施形態では、本発明装置1に内蔵された制御装置15が電力消費調整機器14の運転制御を行う構成を例示したが、制御装置15は本発明装置1側に設けなくても、独立して本発明装置1外に設けても構わない。例えば、制御信号Sの送受信用の通信路として住居内に敷設されたLANを使用し、LANを介して住居内の家電機器や情報機器の制御を行うホームコンピュータ内に制御装置15を構築しても構わない。この場合、コジェネレーション装置の運転状態や第1及び第2電力メータからの各検出値はLANを介して制御装置15に入力される。
【0052】
また、制御装置15の配置に拘らず、電力消費調整機器14の設定解除や自動運転希望時間帯の入力に用いるリモコン端末16の機能を、前記ホームコンピュータ内に設け、ホームコンピュータに対して当該入力を行うようにしても構わない。
【0053】
〈7〉上記実施形態では、コジェネレーションシステム3は一住居内に設けられている場合を例示したが、集合住宅や事務所等であってもよい。また、一台のコジェネレーション装置1に対して複数の使用者の機器2が存在する場合に、各使用者毎に制御装置15を設けても構わない。また、集合住宅の場合、電力消費調整機器14を共用施設に設置されている照明器具や換気扇等に限定しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法の実行に関わるコジェネレーションシステムの一実施形態の概略構成図
【図2】コジェネレーション装置の出力電力と機器の総消費電力の時間的変化の一例を示す説明図
【図3】本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法の一実施形態を説明する流れ図
【符号の説明】
1 コジェネレーション装置
2 機器
3 コジェネレーションシステム
4 電力線
5 商用電力線
6 配電盤
7 電源スイッチ
8 第1電力メータ
9 第2電力メータ
10 温水供給を受ける端末機器
11 水道水
12 貯湯槽
13 電気ヒータ
14 電力消費調整機器
15 制御装置
16 リモコン端末[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a load adjustment method for a cogeneration device that generates electric power and thermal energy, and more particularly to a load adjustment method for a household cogeneration device.
[0002]
[Prior art]
The cogeneration apparatus includes a fuel cell, a generator that uses a prime mover such as a gas engine or a gas turbine as a drive source, and is configured to generate electric power and thermal energy. The electric power generated by the cogeneration apparatus is, for example, Together with the electric power received from the electric power supplier, the thermal energy is supplied to the home or the like in the form of hot water or the like.
[0003]
In addition, there is a distributed plant method as one of the methods for reducing energy loss due to power transmission or transformation to a power demand area. In such a distributed plant system, a small-scale power plant installed near the demand area or the demand area. By using a cogeneration device, heat energy generated by power generation is simultaneously supplied while suppressing loss due to power transmission and transformation, so that overall energy efficiency can be improved. By providing cogeneration equipment in demand areas such as households, it is possible to cover at least part of the power consumed in the demand areas with the power generated by the cogeneration equipment. In addition to being able to keep the amount low, the heat energy generated at the same time can be used in the form of hot water or the like, which is effective in terms of energy saving and economy.
[0004]
By the way, in the current cogeneration device such as a fuel cell, the power generated by the cogeneration device is a load change, that is, an output change with respect to a change in power consumption of a device that receives power supply from the cogeneration device and consumes the power. Because the follow-up speed of the battery is slow, when a sudden drop in the power load occurs, the electric heater is energized to heat the hot water in the hot water tank, convert the surplus power into heat, and store the heat to store the power. Prevents reverse currents. Further, when the total power consumption of the device is lower than the minimum output power of the cogeneration apparatus at midnight or the like, a method of energizing the electric heater is also employed in order to prevent reverse power flow.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional reverse power flow prevention method as described above is not efficient because it converts electric power into heat energy, and particularly when the amount of hot water stored in the hot water tank is large and the hot water temperature is high, heat is dissipated. There was a problem in energy saving.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a load adjustment method for a cogeneration apparatus that can efficiently prevent or alleviate a reverse power flow accompanying a decrease in power load.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first characteristic configuration of the load adjustment method of the cogeneration apparatus according to the present invention for solving the above-described problem is that the cogeneration system that generates electric power and thermal energy as described in
[0008]
The second characteristic configuration is a device that consumes at least power supplied from a cogeneration device that generates power and thermal energy, as claimed in
[0009]
In the third feature configuration, in addition to the first or second feature configuration, the total power consumption is an output power output from the cogeneration device, as described in
[0010]
In the fourth feature configuration, in addition to any one of the first to third feature configurations, as described in
[0011]
In the fifth feature configuration, in addition to any one of the first to fourth feature configurations, the cogeneration apparatus relates to the total power consumption, as described in
[0012]
The characteristic configuration of the cogeneration apparatus according to the present invention for solving the above-described problem is the above-described load adjustment method for a cogeneration apparatus according to the fifth characteristic configuration as described in
[0013]
The operation and effect will be described below.
According to the first characteristic configuration of the load adjustment method of the cogeneration apparatus according to the present invention, the continuous operation exceeding the predetermined time range from the apparatus that receives at least power supply from the cogeneration apparatus and consumes the power, or It is set by forcibly controlling the operation by selecting a specific device with a degree of freedom for setting the operation time zone and setting it as a power consumption adjustment device without the need for steady operation Since the power load can be adjusted (increase / decrease) within the range of the total power consumption of the power consumption adjustment device, the total power consumption is controlled by the operation control of the power consumption adjustment device when the total power consumption is lower than the output power of the cogeneration system. By increasing the value, the degree of reverse power flow can be reduced or reverse power flow can be prevented. Further, when the cogeneration apparatus outputs power larger than the minimum output power, the reverse power flow that occurs until the output power decreases following the decrease in the total power consumption is prevented or alleviated.
[0014]
Furthermore, since the power consumption adjusting device is a device having a degree of freedom with respect to the setting of the operation time zone without requiring continuous operation or steady operation over a predetermined time range, the necessary operation is used for load adjustment of the cogeneration device. As a result, the operation start of the equipment unnecessary for the load adjustment and the operation control for increasing the power consumption are avoided, so that the reverse power flow is efficiently prevented or alleviated while ensuring the energy saving.
[0015]
Here, it is not necessary to perform continuous operation or steady operation beyond a predetermined time range, and a device having a degree of freedom for setting an operation time zone is to stop the operation of the device in a predetermined time range (for example, 24 hours) It is a device that can change the operation condition, and means a device whose operation start time or operation stop time is not fixed at a specific time. Examples of such power consumption adjusting equipment include underfloor, ceiling, and lighting fans such as night lights, gate lights, and security lights, dishwashers / dryers, washing machines, bathroom dryers, and air conditioners.
[0016]
According to the second feature configuration, as in the first feature configuration, continuous operation or steady operation over a predetermined time range from a device that receives at least power supply from the cogeneration apparatus and consumes the power. Power consumption set by forcibly controlling the operation by selecting a specific device with a degree of freedom for setting the operation time zone and setting it as a power consumption adjustment device. Since the power load can be adjusted (increase / decrease) within the range of the total power consumption of the regulating device, the total power consumption is controlled by the operation control of the power consumption regulating device when the total power consumption is lower than the minimum output power of the cogeneration system. By increasing, the degree of reverse power flow can be reduced or the reverse power flow can be prevented. Also, if the total power consumption is below the minimum output power of the cogeneration device, the output power will be below the minimum output power and not able to follow the decrease in the total power consumption when the cogeneration device is operating. In addition, reverse power flow is prevented or alleviated only by adjusting the power load.
[0017]
Furthermore, similar to the first characteristic configuration, the power consumption adjustment device is a device having a degree of freedom for setting the operation time zone without the need for continuous operation or steady operation exceeding the predetermined time range. By using the operation for load adjustment of the cogeneration device, operation control that increases the power consumption and the start of operation of equipment unnecessary for the load adjustment is avoided, so that energy efficiency is ensured and efficient. Preventing or mitigating reverse power flow.
[0018]
According to the third characteristic configuration, when the total power consumption fluctuates so as to exceed the output power, the load is adjusted so that the total power consumption is reduced, and the power consumption is suppressed. it can. In addition, when the power supply is supplied from the cogeneration device and the commercial power of the power supplier, it is possible to suppress the commercial power consumption due to the overload with respect to the output power of the cogeneration device, so that an economic effect can be expected. . In particular, when the cogeneration apparatus is operating at rated power, the load fluctuation is not tracked in the direction of increasing the output power, so the effect of load adjustment by this feature configuration that reduces the total power consumption becomes significant. .
[0019]
According to the fourth feature configuration, although there is a degree of freedom in setting the operation time zone, when a plurality of power consumption adjustment devices can be used for load adjustment, the time or time zone during which the operation control is performed is automatic operation. By using the power consumption adjusting device included in the desired time zone for load adjustment, the user's request of the power consumption adjusting device can be harmonized with the efficient operation of the cogeneration apparatus.
[0020]
According to the fifth feature configuration, the load adjustment method according to the first to fourth feature configurations is executed by the cogeneration apparatus. Moreover, since the cogeneration apparatus executes the load adjustment method, it is not necessary to separately provide the execution means, and the system configuration for executing the method of the present invention can be simplified.
[0021]
According to the characteristic configuration of the cogeneration apparatus according to the present invention, there is provided a cogeneration apparatus capable of executing the load adjustment method of the fifth characteristic configuration, that is, the load adjustment method of the first to fourth characteristic configurations. .
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, implementation of a load adjustment method for a cogeneration apparatus according to the present invention (hereinafter, appropriately referred to as “the method of the present invention”) and a cogeneration apparatus according to the present invention (hereinafter, appropriately referred to as “the present invention apparatus”). A form is demonstrated based on drawing.
[0023]
FIG. 1 shows a cogeneration related to the execution of the method of the present invention, which includes the
[0024]
The power supply from the
[0025]
Two
[0026]
As shown in FIG. 1, a part of the
[0027]
In the method of the present invention, the
[0028]
The
[0029]
Since the power
[0030]
When the control signal S is directly transmitted to the power
[0031]
Next, the method of the present invention executed by the
[0032]
First, Multiple Are registered in the storage device of the
[0033]
Next, a desired automatic driving time zone for some power consumption adjusting devices 14 (for example, washing machines) is input from the
[0034]
There may be a plurality of power
[0035]
Next, the
[0036]
In addition, if the power
[0037]
When each power
[0038]
Specifically, as shown in FIG. 2, when the total power consumption changes as shown by a solid line, and the output power of the
[0039]
In the present embodiment, one or more units are selected so that the total power consumption does not exceed the excess from among the power
[0040]
[0041]
The power consumption that can be adjusted by the operation control of the power
[0042]
Another embodiment will be described below.
<1> In the above embodiment, all cases where the total power consumption falls below the output power (for example, A in FIG. 2) and all cases where the total power consumption exceeds the output power (for example, B in FIG. 2). However, the operation control is not particularly required when the total power consumption exceeds the output power.
[0043]
Furthermore, the case where the total power consumption is lower than the output power is executed only when the output power is lower than the minimum output power of the cogeneration apparatus (for example, the portion A in FIG. 2 when the output power is 250 W). It doesn't matter. When the operation control is executed only when the output power is lower than the minimum output power, the operation is stopped so that the power
[0044]
<2> In the above embodiment, the case of performing the operation control based on the input of the automatic operation desired time zone and the automatic operation desired time zone to the power
[0045]
<3> In the above embodiment, the
[0046]
<4> In the above embodiment, the operation control for the power
[0047]
<5> In the above embodiment, the
[0048]
When using a dedicated communication cable, each power
[0049]
Accordingly, it is possible to make individual control signals for the power
[0050]
In addition, when the power
[0051]
<6> In the above embodiment, the configuration in which the
[0052]
Regardless of the arrangement of the
[0053]
<7> In the above embodiment, the case where the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an embodiment of a cogeneration system related to execution of a load adjustment method for a cogeneration apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing an example of a temporal change in the output power of the cogeneration apparatus and the total power consumption of the device.
FIG. 3 is a flowchart illustrating an embodiment of a load adjustment method for a cogeneration apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Cogeneration system
2 Equipment
3 Cogeneration system
4 Power lines
5 Commercial power lines
6 Switchboard
7 Power switch
8 First power meter
9 Second power meter
10 Terminal equipment receiving hot water supply
11 Tap water
12 Hot water tank
13 Electric heater
14 Power consumption adjustment equipment
15 Control device
16 Remote control terminal
Claims (6)
前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の出力する出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が増加するように、前記電力消費調整機器の中から1台以上の電力消費調整機器を前記消費電力によって選択し、当該選択した電力消費調整機器に対して強制的に運転制御することを特徴とするコジェネレーション装置の負荷調整方法。A device that consumes at least the power supplied from a cogeneration system that generates power and heat energy, and does not require continuous operation or steady operation beyond a predetermined time range, and is free to set the operation time zone a plurality of specific devices with degrees, and sets as the consumption adjusting device pre Me power, stores the power consumption per each of all candidates for the power adjustment device,
One of the power consumption adjusting devices is set so that the total power consumption increases when the total power consumption of all devices that receive power supply from the cogeneration device is lower than the output power output by the cogeneration device. load adjusting method for cogeneration apparatus characterized by more than the power consumption adjustment device selected by the power consumption, forcibly operation control for the power adjustment device specified the selection.
前記所定時間範囲内で前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が前記最低出力電力以上となるように、前記電力消費調整機器の中から1台以上の電力消費調整機器を前記消費電力によって選択し、当該選択した電力消費調整機器に対して強制的に運転制御することを特徴とするコジェネレーション装置の負荷調整方法。A device that consumes at least the power supplied from a cogeneration system that generates power and heat energy, and does not require continuous operation or steady operation beyond a predetermined time range, and is free to set the operation time zone a plurality of specific devices with degrees, and sets as the consumption adjusting device pre Me power, stores the power consumption per each of all candidates for the power adjustment device,
When the total power consumption of all devices that receive power supply from the cogeneration device within the predetermined time range is lower than the minimum output power of the cogeneration device, the total power consumption is equal to or higher than the minimum output power. the selected by the power consumption of one or more power adjusting device from the power adjustment device, the cogeneration apparatus characterized by forcibly driving control for the corresponding selected power adjustment equipment Load adjustment method.
強制的に運転制御される前記電力消費調整機器として、その運転制御を行う時間或いは時間帯が前記自動運転希望時間帯に含まれるものを選択することを特徴とする請求項1、2または3に記載のコジェネレーション装置の負荷調整方法。For at least one of the power consumption adjusting devices, set a desired automatic driving time zone,
The power consumption adjusting device forcibly controlled for operation is selected such that the time or time zone during which the operation control is performed is included in the desired automatic operation time zone. The load adjustment method of the described cogeneration apparatus.
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