JP3809782B2 - 生ゴミ処理方法 - Google Patents
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- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は生ゴミの処理方法に関する。詳しくは、生ゴミを堆肥化しつつリサイクルする処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭、レストラン等から出る生ゴミは、他のゴミとともに町内所定の場所に持ち寄って集め、これを、ゴミ回収車で巡回して回収し、焼却場で焼却処理している。
【0003】
生ゴミは多量の水分を含んでおり、かさと重量が大きく、乾燥させればゴミ回収車で回収されるゴミのかさと重量をかなり減らすことが出来るが、各家庭等で生ゴミを乾燥させることは容易でない。
【0004】
又、都市近辺の人口の増加により、回収される生ゴミの量も増加し、焼却場の容量をこえるケースが多くなってきている。新たな焼却場の設置は住民の反対等で実施が困難なこともある。又、生ゴミ焼却に伴いダイオキシンが発生するおそれがあり、生ゴミ焼却は社会問題になっている。
【0005】
これに対処する方法として、生ゴミを発酵させて堆肥化することが考えられるが、堆肥化するためには生ゴミの完全な分別回収と、回収した生ゴミを発酵させるための広大な生ゴミ集積場の確保、あるいは大掛かりな発酵装置の設置が必要であり、実施が困難である。
【0006】
各家庭で生ゴミを発酵させて堆肥化することも試みられているが、素人があまり手間をかけずに最適な発酵条件を長期にわたり継続して実現することが難しい。また、都市部では、高層住宅も多く、得られた堆肥を家庭で利用することが出来るケースは極めて少ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これら問題点に鑑み、生ゴミを各家庭にあまり負担をかけずに容易に回収できる生ゴミ処理方法を提供しようとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、複数の生ゴミ貯蔵用容器と、堆肥化用のスペースとを準備する第1ステップと、
畜糞と腐植とを1:0.1乃至1:0.01の比率で含む混合物、又は該畜糞と腐植土とを1:0.3乃至1:0.02の比率で含む混合物を発酵させた種堆肥を準備する第2ステップと、
各該生ゴミ貯蔵用容器を複数の生ゴミ発生部所のそれぞれへ配置する第3ステップと、
配置された各前記生ゴミ貯蔵容器に、高熟成された堆肥と各前記生ゴミ発生部所で発生した生ゴミとを層状に交互に重ねて投入し、発酵させ、発酵物1を得る第4ステップと、
該発酵物1を前記堆肥化用スペースに集積して、集積された発酵物1を得る第5ステップと、
該集積された発酵物1に、前記種堆肥を混合して更に発酵させ、堆肥1を得る第6ステップと、
該堆肥1の少なくとも一部を小分けにして、各前記生ゴミ貯蔵容器に、該堆肥1と各前記生ゴミ発生部所で発生した生ゴミとを層状に交互に重ねて投入し、発酵させ、発酵物2を得る第7ステップと、
該発酵物2を前記堆肥化用スペースに集積して、集積された発酵物2を得る第8ステッ プと、
該集積された発酵物2に、前記種堆肥を混合して更に発酵させ、堆肥2を得る第9ステップと
を含み、
前記第9ステップで得られた前記堆肥2を、前記堆肥1に代えて前記第7ステップに適用し、前記第7ステップから前記第9ステップを順次繰り返して実施する生ゴミ処理方法
であることにある。
【0009】
前記種堆肥は、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に20乃至40重量%混入され得る。
【0010】
前記第1ステップは、生ゴミ貯蔵用容器より容量の大きい少なくとも1の集荷用容器を準備する工程を含み、
前記第5ステップが、前記発酵物1を前記集荷用容器に投入して集め、集荷された発酵物1を得て、該集荷された発酵物1を前記堆肥化用のスペースに集積して、集積された発酵物1を得るステップであり、
前記第8ステップが、前記発酵物2を前記集荷用容器に投入して集め、集荷された発酵物2を得て、該集荷された発酵物2を前記堆肥化用スペースに集積して、前記集積された発酵物2を得るステップであり得る。
【0011】
前記第6及び第9ステップは、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に前記種堆肥を混合した後に、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に、家畜の尿と腐植を混ぜて発酵させたものの上澄み液から成る処理液、を混合して更に発酵させる処理液混合発酵工程を含み得る。
【0012】
前記第6及び第9ステップは、前記処理液混合発酵工程後に、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に更に前記処理液を混合する工程を含み得る。
【0013】
前記処理液は、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2の水分率が55乃至70重量%となるように混合され得る。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る態様においては、生ゴミ処理方法が図1のフロー図に示すように、以下の工程から構成される。即ち、本発明の生ゴミ処理方法においては、
複数の生ゴミ貯蔵用容器と、その生ゴミ貯蔵用容器より容量の大きい少なくとも1の集荷用容器と、堆肥化用の集積場とを準備する第1工程と、
各々の生ゴミ貯蔵用容器を複数の生ゴミ発生部所のそれぞれへ配置する第2工程と、
各々の生ゴミ発生部所へ配置された各々の生ゴミ貯蔵用容器に、各々の生ゴミ発生部所で発生した生ゴミを堆肥とともに投入し、静置して発酵させ、発酵物を得る第3工程と、
その発酵物を前記の集荷用容器に投入して集め、集荷された発酵物を得る第4工程と、
集荷された発酵物を前記の堆肥化用の集積場に集積して、集積された発酵物を得る第5工程と、
その集積された発酵物を更に発酵させ、堆肥を得る第6工程と、
得られた堆肥の少なくとも一部を小分けにして各々の生ゴミ発生部所に配布する第7工程とが順次実施され、
次いで、第3工程から第7工程までの工程が順次繰り返して実施される。
【0015】
本発明のこのような構成により、先ず、各家庭等で発生した生ゴミを、堆肥とともに、それぞれの家庭等で生ゴミ貯蔵用容器に入れて発酵させることにより、生ゴミの堆肥化が促進されるとともに生ゴミの減容が行なわれる。なお、用語「家庭等」は、家庭、食堂、レストラン等の料理屋、集合施設、等の、生ゴミを発生させる厨房をもつ生ゴミ発生部所を意味する。
【0016】
堆肥を混ぜて発酵させることにより、生ゴミは殆ど腐敗することなく堆肥化が促進される。堆肥と生ゴミとは、層状(サンドイッチ状)に交互に堆積させておくことが好ましい。このような混合物から得られる発酵物は、悪臭の発生が殆どなく、他の容器への移し替え等の操作をあまり不快感を伴わずに行なうことが出来る。各家庭で生ゴミを生ゴミ貯蔵用容器に入れて発酵させる期間は1乃至数週間が好ましい。
【0017】
次いで、発酵し、減容された生ゴミを各家庭等から持ち寄って共用の集荷用容器に投入し集める。共用の集荷用容器は通常同一町内等の所定の区域ごとに設置する。
【0018】
次に、集荷用容器に集められた発酵し、減容された生ゴミを、容器ごと、あるいは容器から取り出して回収車等の回収手段を用いて回収し、集積場に集積する。減容された生ゴミを各家庭等から直接集積場に集積してもよい。
【0019】
集積場に集積された生ゴミに種堆肥を加えて更に発酵を促進させ、これにより生ゴミが堆肥化する。種堆肥は既に発酵が十分行なわれた有機物であり、生ゴミの発酵に必要なバクテリア等の生物を多く含んでいるものである。
【0020】
次に、このようにして生ゴミを発酵させて得られた堆肥は、全て、あるいはその一部を小分けして再び各家庭等に種堆肥として配布する。各家庭等に配布されない残りの堆肥は、集積場に集積された生ゴミに混入する種堆肥として用いる。
【0021】
各家庭等では、その配布された種堆肥と、各家庭等で新たに発生した生ゴミとを混ぜて生ゴミ貯蔵用容器にいれて発酵させる。種堆肥と混合することにより、生ゴミの発酵が促進される。
【0022】
このようにして発酵された生ゴミを、再び各家庭等から持ち寄って共用の集荷用容器に投入し集める。
【0023】
このような一連の操作を繰り返すことにより、[各家庭等での生ゴミと配布された堆肥の混合と発酵−発酵された生ゴミの集荷−集荷された生ゴミの回収と集積−集積された生ゴミの発酵による堆肥化−堆肥化された生ゴミの各家庭等への配布]というサイクルが形成される。
【0024】
このサイクルにより、生ゴミが堆肥化し、その堆肥が各家庭等と、集積場の間を循環する。従って、ある期間内においては、堆肥化した生ゴミが外部に放出されずに循環するので、環境を汚染しない。堆肥化した生ゴミは、もとの生ゴミに比べて容積、重量とも大幅に減少しており、かつ、悪臭がなく、汚液を含まないので、生ゴミよりもはるかに取り扱いが容易であり、この循環の作業に一般人が容易に参加することが出来る。
【0025】
このサイクルを重ねることにより、生成する堆肥の量が増加してくるが、所定の量を超えて生成した堆肥は、農業、林業、園芸等の肥料としての利用に供することが出来る。
【0026】
本発明の実施に用いる生ゴミを投入して発酵させるための生ゴミ貯蔵用容器としては、バケツ状の容器が好適に用いられるが、所定の期間、例えば数日乃至数週間に発生する生ゴミを貯蔵できる容量のものであれば、形状は問わない。
【0027】
生ゴミ貯蔵用容器は生ゴミ貯蔵時の臭気の拡散を防止するためと雨水の浸入を防止するために蓋付きであることが好ましい。又、この蓋には、ガス抜きの弁が備えられていることが好ましい。又、生ゴミ貯蔵用容器は底部に生ゴミから発生する水分を流出させる開口を有することが好ましい。更に、底部が二重底であり、そのうちの上方の底にはめざら状に多数の微小孔が設けられていることが好ましい。これにより、水分が下方に流出し、かつ微小生ゴミや、籾殻等の発酵助剤が底の孔を通過して容器の外部へ落下しないようにすることが出来る。又更に、その二重底のうちの上方の底は生ゴミで特に汚れ易いので、その上方の底は、容器から着脱自在であることが好ましい。これにより、その上方の底を容器から取り出して洗浄することが出来る。又、生ゴミ貯蔵用容器は運搬のため、バケツの取手のような取手を備えることが好ましい。取手はバケツの取手のように、容器の上縁に弧状に差し渡して取り付けられることが好ましい。取手は容器の左右の外壁に設けられた突起状のものであってもよい。
【0028】
図2に生ゴミ貯蔵用容器の形状の一例を示す。図2において、生ゴミ貯蔵用容器2は、蓋4と、取手6を備え、底部が二重底8であり、二重底8のうちの下方の底10は、中央に水抜き用の開口12を有する。二重底8のうちの上方の底14は、円盤状であり、生ゴミ貯蔵用容器2の内壁に設けられた突起16に上方の底14の縁部が載せられて、上方の底14と下方の底10との間隔が保たれる。上方の底14には同心円状の位置に多数の矩形状の微細孔18が設けられている。又、上方の底14は、上面中心部に突起つまみ20が設けられている。この突起つまみ20をつまんで上方の底14を持ち上げたり、下ろしたりすることにより、上方の底14の生ゴミ貯蔵用容器2への着脱の操作が容易になる。
【0029】
図3は上方の底14の、径方向と直角な、微細孔18の部分の断面図である。微細孔18は上方の底14の上面である表面22から裏面24に向けて、即ち下方にむけて広がる形状をなしている。これにより、生ゴミの屑や発酵助剤として加える籾殻が微細孔18の内壁にはさまって微細孔18が塞がれるのを防止出来る。微細孔18は細長の形状の開口を有していてもよい。この場合は、最大径(長径)方向と直角方向の径(短径)が籾殻の径(平均径)より小さいことが好ましい。微細孔18は細長のスリット状であってもよい。
【0030】
生ゴミは種堆肥とともに生ゴミ貯蔵用容器に入れておくことが発酵を促進させるうえで好ましい。種堆肥と、生ゴミとを厚さ1cm程の層状に交互に重ねて生ゴミ貯蔵用容器に入れておくことが更に好ましい。生ゴミ貯蔵用容器の内底部即ち、内容物の最下部には、厚さ1cm程の籾殻の層が設けられていることが又更に好ましい。籾殻の層が水分を吸収し、好ましい発酵環境を作る。種堆肥は高熟成された堆肥であることが好ましい。
【0031】
このような発酵の態様により、生ゴミは殆ど腐敗することなく堆肥化が促進される。発酵物は、悪臭の発生が殆どなく、他の容器への移し替え等の操作を容易に行なうことが出来る。各家庭で生ゴミを生ゴミ貯蔵用容器に入れて発酵させる期間は1乃至数週間が好ましい。
【0032】
又、集積場に集積された生ゴミを発酵させて堆肥化するときには、その集積された生ゴミに種堆肥を混ぜて発酵を行わせる。この時の種堆肥は次の方法で得られたものが好ましい。
【0033】
即ち、先ず、畜糞と、腐植土とを1:0.3乃至1:0.02の比率で混ぜた混合物もしくは畜糞と、腐植とを1:0.1乃至1:0.01の比率で混ぜた混合物とする。この時、この混合物にはおが屑、籾殻等の水分調整材を混ぜ、全体として水分率60乃至70%となるように調整することが好ましい。この混合物に対し1乃至3週間の1次発酵を充分な通気のもとで行わせる。その後、この1次発酵したものの水分を、別途調整した処理液にて、水分率が55乃至65%となるように調整した後、約2週間の堆積発酵を行ない堆肥化する。このとき、ゼオライトや珪藻土のような補助資材を添加することが好ましい。このようにして得られた堆肥を種堆肥として用いる。
【0034】
ここで、腐植とは、動物や植物の屍骸からできた有機物が微生物によって分解された低分子物、この低分子物が微生物によって再合成された高分子物、分解途上及び未分解の有機物を含むものの総称である。腐植土とは、土壌や石炭などに含まれる動植物が分解してできた腐植を多量に含む土質をいう。又、本明細書における水分率は、対象物の乾燥固形分に対する、対象物の水分の量の重量割合である。
【0035】
又、上記の別途調整した処理液とは、特開2000−033228に記載の方法に準じて得られる液である。即ち、家畜の尿を貯留する生物処理槽中に腐植を投入し、空気攪拌を行ない、その後尿を追加投入する。次いでこの尿を追加投入したものを、他の槽等の沈殿層で沈殿処理し、汚泥と上澄み液とに分離させた上澄み液である。
【0036】
集積場に集積された生ゴミを発酵させて堆肥化するときには、上記のようにその集積された生ゴミに種堆肥を混ぜて発酵を行わせる。この発酵の手順としては、以下に記す手順が好ましい。即ち、集積された生ゴミに対し20乃至40重量%程の種堆肥を混入し、更におが屑、籾殻等の水分調整材を混ぜて混合物となし、この混合物全体として水分率60乃至70%となるように調整する。この時、水分を追加する場合は上記の別途調整した処理液をこの混合物に加えてもよい。この水分を調整した混合物を一次発酵させ、次いで、上記の別途調整した処理液をこの混合物に加えて水分率55乃至65%となるように水分調整し、2次発酵させる。このとき、ゼオライトや珪藻土のような補助資材を添加することが好ましい。
【0037】
【発明の効果】
本発明の生ゴミ処理方法により、生ゴミを各家庭にあまり負担をかけずに容易に回収できる。
【0038】
本発明の生ゴミ処理方法は、生ゴミを減容され、軽量化され、かつ悪臭のあまり出ない状態で回収できる。
【0039】
本発明の生ゴミ処理方法は、生ゴミを減容され、軽量化され、かつ悪臭のあまり出ない状態で回収できるので、回収された生ゴミの堆肥化が、生ゴミをそのまま処理する場合に比べ、短期間で、小規模設備により、せまいスペースで実施出来る。
【0040】
本発明の生ゴミ処理方法は、生ゴミを堆肥化して、回収して、生ゴミ発生部所との間でリサイクルするので、回収された生ゴミの貯蔵と堆肥化がせまいスペースで実施出来る。
【0041】
本発明の生ゴミ発酵方法は、生ゴミを効率よく発酵させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すフローチャートである。
【図2】 本発明に用いられる生ゴミ貯蔵用容器の形状の一例を示す要部斜視図である。
【図3】 図2の生ゴミ貯蔵用容器の上方の底の、微細孔の部分の断面図である
【符号の説明】
2:生ゴミ貯蔵用容器
4:蓋
6:取手
8:二重底
10:下方の底
14:上方の底
16:突起
18:微細孔
Claims (6)
- 複数の生ゴミ貯蔵容器と、堆肥化用のスペースとを準備する第1ステップと、
畜糞と腐植とを1:0.1乃至1:0.01の比率で含む混合物、又は該畜糞と腐植土とを1:0.3乃至1:0.02の比率で含む混合物を発酵させた種堆肥を準備する第2ステップと、
各該生ゴミ貯蔵容器を複数の生ゴミ発生部所のそれぞれへ配置する第3ステップと、
配置された各前記生ゴミ貯蔵容器に、高熟成された堆肥と各前記生ゴミ発生部所で発生した生ゴミとを層状に交互に重ねて投入し、発酵させ、発酵物1を得る第4ステップと、
該発酵物1を前記堆肥化用スペースに集積して、集積された発酵物1を得る第5ステップと、
該集積された発酵物1に、前記種堆肥を混合して更に発酵させ、堆肥1を得る第6ステップと、
該堆肥1の少なくとも一部を小分けにして、各前記生ゴミ貯蔵容器に、該堆肥1と各前記生ゴミ発生部所で発生した生ゴミとを層状に交互に重ねて投入し、発酵させ、発酵物2を得る第7ステップと、
該発酵物2を前記堆肥化用スペースに集積して、集積された発酵物2を得る第8ステップと、
該集積された発酵物2に、前記種堆肥を混合して更に発酵させ、堆肥2を得る第9ステップと
を含み、
前記第9ステップで得られた前記堆肥2を、前記堆肥1に代えて前記第7ステップに適用し、前記第7ステップから前記第9ステップを順次繰り返して実施する生ゴミ処理方法。 - 前記種堆肥が、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に20乃至40重量%混入される請求項1に記載の生ゴミ処理方法。
- 前記第1ステップが、前記生ゴミ貯蔵用容器より容量の大きい少なくとも1の集荷用容器を準備する工程を含み、
前記第5ステップが、前記発酵物1を前記集荷用容器に投入して集め、集荷された発酵物1を得て、該集荷された発酵物1を前記堆肥化用スペースに集積して、前記集積された発酵物1を得るステップであり、
前記第8ステップが、前記発酵物2を前記集荷用容器に投入して集め、集荷された発酵物2を得て、該集荷された発酵物2を前記堆肥化用スペースに集積して、前記集積された発酵物2を得るステップである請求項1又は2に記載の生ゴミ処理方法。 - 前記第6及び第9ステップが、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に前記種堆肥を混合した後に、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に、家畜の尿と腐食を混ぜて発酵させたものの上澄み液から成る処理液、を混合して更に発酵させる処理液混合発酵工程を含む請求項1から3のいずれかに記載の生ゴミ処理方法。
- 前記第6及び第9ステップが、前記処理液混合発酵工程後に、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2に更に前記処理液を混合する工程を含む請求項4に記載の生ゴミ処理方法。
- 前記処理液が、前記集積された発酵物1及び前記集積された発酵物2の水分率が55乃至70重量%となるように混合される請求項4又は5に記載の生ゴミ処理方法。
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