JP3809617B2 - 自動券売機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道の乗車券などを発売する自動券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動券売機は、内部に運賃等の料金を記憶している。この料金に基づいて、自動券売機は、乗車券等の券を発行する。料金が改正されると、自動券売機が記憶している料金が更新される。
【0003】
料金の更新の後、作業員が自動券売機の確認作業をする。この確認作業により、自動券売機が、更新された料金で、券を発行するかどうかが調べられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、作業員が、自動券売機の確認作業をする場合、自動券売機の動作を可能にするための準備金や購入のための貨幣を用意し、自動券売機に硬貨を投入し、また、紙幣を挿入する。この後、作業員は、それぞれの料金に対応して設けられている口座ボタンの1つを押す。これにより、自動券売機は、料金などを含む情報を印刷したテスト券を発行する。
【0005】
このような確認作業では、作業員による硬貨や紙幣の取り出し、硬貨の投入や紙幣の挿入という動作が伴うので、1枚のテスト券を得るまでに時間がかかるという問題がある。
【0006】
この発明の目的は、このような欠点を除き、料金更新後に行う確認作業の作業効率を向上することができる自動券売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、その目的を達成するため、請求項1の発明は、各料金に対応した複数の口座ボタンと、乗車券などを購入する利用者により操作される押しボタンとを具備する接客部と、券を発行する発券手段と、各料金をあらかじめ保持し、前記接客部が貨幣を受け取った後で前記口座ボタンの押下を検出すると、前記発券手段を制御して、前記口座ボタンの料金に対応する券を発行する処理と、料金改正の指示を受け取ると、保持している各料金を更新する処理とを行う制御手段と、を備える自動券売機において、前記制御手段は、料金改正の指示を受け取りかつ各料金を更新した後、前記接客部の前記押しボタンの押下を検出した後に前記口座ボタンの押下を検出すると、前記発券手段を制御して、前記口座ボタンに対応する料金を含む情報を印刷したテスト券を発行する処理を行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、乗車券などを購入する利用者により操作される押しボタンを具備する接客部と、
券を発行する発券手段と、
1つの料金をあらかじめ保持し、前記接客部が貨幣を受け取ると、前記発券手段を制御して、保持している料金に対応する券を発行する処理と、料金改正の指示を受け取ると、保持している料金を更新する処理とを行う制御手段と、
を備える自動券売機において、
前記押しボタンは、人を呼び出すための呼出しボタンと、貨幣を戻すための取り消しボタンとの中の一方のボタンとしてあり、
前記制御手段は、料金改正の指示を受け取りかつ各料金を更新した後、接客部の前記押しボタンの押下を検出すると、発券手段を制御して、保持している料金を含む情報を印刷したテスト券を発行する処理を行うことを特徴とする。
【0009】
請求項3は、請求項1記載の自動券売機において、
前記押しボタンは、人を呼び出すための呼出しボタンと、貨幣を戻すための取り消しボタンとの中の一方のボタンとしてあることを特徴とする。
【0010】
請求項4は、請求項1 または請求項 2記載の自動券売機において、
前記制御手段は、呼出しボタンと取り消しボタンの中の他方のボタンの押下を検出すると、テスト券の発行を終了する処理を行うことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0012】
[発明の実施の形態1]
実施の形態1は、この発明を、複数の運賃に対応する多機能型の乗車券用の自動券売機に適用したものである。
【0013】
実施の形態1に係る自動券売機は、図1に示すように、主制御部1と、接客部2と、操作部3と、記憶部4と、貨幣処理部5と、券送り部6と、印刷部7と、搬送部8と、バス9とを備える。これら各部1〜9は、キャビネット本体(図示を省略)に収納されている。
【0014】
実施の形態1では、券送り部6、印刷部7および搬送部8が発券手段10を構成し、主制御部1および記憶部4が制御手段を構成する。
【0015】
接客部2は、バス9を介して主制御部1に接続されている。接客部2は、乗車券を購入する利用者により操作される。このような接客部2は、キャビネット本体の前面に設置されている。接客部2は、図2に示すように、表示パネル21と、呼出しボタン22と、取消しボタン23と、複数の口座ボタン24と、硬貨投入口25と、紙幣挿入口26と、発券口27と、受皿28とを備える。接客部2は、この他にも、必要に応じてスイッチやランプなどを備える。
【0016】
なお、前記複数の口座ボタン24はタッチパネル式に構成されているものであってもよい。
【0017】
接客部2は、硬貨投入口25に投入された硬貨や、紙幣挿入口26に挿入された紙幣の金額を表示パネル21に表示する。接客部2は、押された口座ボタン24に対応する乗車券を搬送部8から受け取ると、この乗車券を発券口27に入れる。また、接客部2は、釣り銭を貨幣処理部5から受け取ると、この釣り銭を受皿28に入れる。
【0018】
接客部2の呼出しボタン22は、駅係員を呼び出す場合に、利用者に押される。接客部2は、呼出しボタン22の押下により、呼出し信号を主制御部1に送る。
接客部2の取消しボタン23は、投入された貨幣の計数時に利用者が操作して投入された貨幣を戻すものであり、接客部2は、取消しボタン23の押下により、取消し信号を主制御部1に送る。
【0019】
操作部3は、バス9を介して主制御部1に接続されている。操作部3は、駅係員により操作される。このような操作部3は、キャビネット本体の後面に設置されている。操作部3は、図3に示すように、表示パネル31と、複数のランプ32と、選択スイッチ33と、運賃改正スイッチ(以下、運改スイッチと記す)34とを備える。操作部3は、この他にも、必要に応じてスイッチやランプなどを備える。
操作部3は、接客部2の呼び出しや取り消しなどの様子をランプ32に表示する。操作部3は、運賃改正をする場合、運賃改正に係るデータを表示パネル31に表示する。
【0020】
操作部3の選択スイッチ33は、装置が故障した場合や、運賃改正をする場合、あるいは乗車券の発売を中止するときなどに、駅係員に操作される。選択スイッチ33がセットされた位置が、発券禁止を示す所(以下、発券禁止モードと記す)にあれば、操作部3が主制御部1に発券禁止信号を送る。
【0021】
操作部3の運改スイッチ34は、運賃改正を行うとき、駅係員に操作される。選択スイッチ33がセットされた位置が、運賃改正を示す所(以下、運改モードと記す)にあれば、操作部3は、運賃改正信号(以下、運改信号と記す)を主制御部1に送る。
【0022】
記憶部4は、バス9を介して主制御部1に接続されている。記憶部4は、主制御部1の制御手順を記憶するROM(Read Only Memory)や、各口座ボタン24に対応する運賃を記憶するRAM(Random Access Memory)を内部に備える。記憶部4の記憶する制御手順は、多機能型の自動券売機に対応するものである。
【0023】
貨幣処理部5は、バス9を介して主制御部1に接続されている。貨幣処理部5は、接客部2から貨幣を受け取ると、貨幣の計数結果を主制御部1に送る。また、貨幣処理部5は、釣り銭などを接客部2の受皿28に送る。
【0024】
券送り部6は、バス9を介して主制御部1に接続されている。券送り部6は、券作成の指示を主制御部1から受け取ると、券紙を規定の長さに切断して、券を作成する。券送り部6は、作成した券を印刷部7に送る。この後、券送り部6は、券の作成終了を示す報告を主制御部1に送る。
【0025】
印刷部7は、バス9を介して主制御部1に接続されている。印刷部7は、印刷指示を主制御部1から受け取ると、券送り部6から受け取った券の券面に、運賃や日付などを印刷する。この後、印刷部7は、印刷終了を示す報告を主制御部1に送る。
【0026】
搬送部8は、バス9を介して主制御部1に接続されている。搬送部8は、搬送指示を主制御部1から受け取ると、印刷を終了した券を、乗車券として接客部2の発券口27に送る。この後、搬送部8は、搬送終了を示す報告を主制御部1に送る。
主制御部1は、CPU(Central Processing Unit)を内部に備え、記憶部4に記憶されている制御手順により、接客部2、操作部3、貨幣処理部5〜搬送部8を制御する。主制御部1は、次の2つの処理を含む各種の処理をする。
【0027】
a.乗車券の発券処理
主制御部1は、通常、次のようにして、乗車券を発行する。
【0028】
主制御部1は、貨幣処理部5から計数結果を受け取ると、発券処理を開始する。つまり、主制御部1は、券送り部6を制御して、券を作成する。主制御部1は、券送り部6から券作成終了の報告を受け取ると、印刷部7を制御して、接客部2の口座ボタン24に対応する運賃や、日付などを券の券面に印刷する。主制御部1は、印刷部7から印刷終了の報告を受け取ると、搬送部8を制御して、印刷を終了した券を、乗車券として、接客部2の発券口27に送る。主制御部1は、搬送部8から搬送終了の報告を受け取ると、次の発券処理のための待機する。
【0029】
主制御部1は、このようにして、発券処理をする。
【0030】
b.テスト券の発券処理
主制御部1は、運賃改正の指示を受け取り,かつ各料金を更新した後に、テスト券の発券処理をする。
【0031】
すなわち、主制御部1は、図4,5に示すように、操作部3の選択スイッチ33を監視し(ステップS1)、発券禁止信号の有無を調べる(ステップS2)。ステップS2で、発券禁止信号を検出しなければ、主制御部1は、処理をステップS1に戻す。
選択スイッチ33が発券禁止モードになって、発券禁止信号を送ると、主制御部1は、操作部3の運改スイッチ34を監視し(ステップS3)、運改信号の有無を調べる(ステップS4)。ステップS4で、運改信号を検出しなければ、主制御部1は、処理をステップS3に戻す。
【0032】
運改スイッチ34が運改モードになって、運改信号を送ると、主制御部1は、接客部2の取消しボタン23を監視し(ステップS5)、取消し信号の有無を調べる(ステップS6)。ステップS6で、取消し信号を検出しなければ、主制御部1は、処理をステップS5に戻す。
【0033】
主制御部1は、取消しボタン23から取消し信号を受け取ると、接客部2の口座ボタン24を監視し(ステップS7)、ボタン押下の有無を調べる(ステップS8)。ステップS8で、ボタン押下を検出しなければ、主制御部1は、処理をステップS7に戻す。
【0034】
主制御部1は、ステップS8で、口座ボタン24の中の1つのボタン押下を検出すると、発券処理をする(ステップS9)。つまり、主制御部1は、押された口座ボタン24に対応する運賃などの情報を印刷した乗車券を、テスト券として発行する。発券処理を終了すると、主制御部1は、接客部2の呼出しボタン22を監視し(ステップS10)、呼出し信号の有無を調べる(ステップS11)。ステップS11で、呼出し信号を検出しなければ、主制御部1は、処理をステップS7に戻す。
主制御部1は、ステップS11で、呼出し信号を検出すると、テスト券の発券処理を終了する。
【0035】
主制御部1は、このようにしてテスト券の発券処理をする。
【0036】
次に、実施の形態1の動作について説明する。
運賃改正を行う場合、駅係員は、操作部3の選択スイッチ33を発券禁止モードにする。これにより、利用者に対する発券が中止される。この後、駅係員は、操作部3の運改スイッチ34を運改モードにする。そして、ホストコンピュータからの指示で、主制御部1が記憶部4の運賃を書き替える。書き替えが終了すると、駅係員は、キャビネット本体の前面側に行き、確認作業をする。
【0037】
確認作業のために、駅係員は、接客部2の取消しボタン23を押す。これにより、主制御部1がステップS1〜S6までの処理を行い、テスト券の発行が可能な状態になる。つまり、主制御部1がステップS7の状態になる。
【0038】
この後、駅係員は、1つの口座ボタン24を押す。これにより、主制御部1は、押された口座ボタン24に対応する運賃などの情報を印刷したテスト券を発券口27に送る。駅係員は、このテスト券により、運賃改正が正常に行われたかどうかを判断することができる。別の口座ボタン24のテスト券を必要とする場合、駅係員は、この口座ボタン24を押す。このようにして、駅係員が順次に口座ボタン24を押せば、主制御部1がステップS8〜S10の処理をして、テスト券を発券口27に送る。
【0039】
この実施の形態においては、前記のように駅係員が一つの口座ボタン24を順次押す操作を行なうものであるので、この操作に際して駅係員は各口座ボタン24についての損傷の有無を確認することとなる。そのうえ、各口座ボタン24の押圧操作に伴って、表示パネル21に各口座ボタン24に対応する更新された運賃が表示されるので、押圧操作と同時に更新された運賃を容易に確認することができ、確認作業の作業効率が向上する利点がある。
【0040】
このようにして駅係員が確認作業を終了すると、接客部2の呼出しボタン22を押す。これにより、主制御部1は、ステップS11で確認処理を終了する。
【0041】
このようにして、実施の形態1により、運賃改正後の確認作業に際して、硬貨や紙幣を不要にし、接客部2の呼出しボタン22、取消しボタン23および口座ボタン24を操作するだけで、1枚のテスト券を発券する。これにより、多機能型の自動券売機の確認作業に際して、紙幣や硬貨を用いて確認作業を行う従来技術に比較して、作業効率を向上させることが可能になる。
【0042】
[発明の実施の形態2]
実施の形態2は、この発明を、1つの運賃に対応する単機能型の自動券売機に適用したものである。実施の形態2に係る自動券売機は、図6に示すように、主制御部11と、接客部12と、操作部3と、記憶部14と、貨幣処理部5と、券送り部6と、印刷部7と、搬送部8と、バス9とを備える。
【0043】
実施の形態2では、主制御部11、接客部12および記憶部14が実施の形態1と異なり、その他は実施の形態1と同じである。以下の説明では、実施の形態1と異なる点だけを説明する。なお、実施の形態1と同じものには、同一の番号を付けてある。
【0044】
実施の形態2では、券送り部6、印刷部7および搬送部8が発券手段を構成し、主制御部11および記憶部14が制御手段を構成する。
【0045】
実施の形態2の接客部12は、図7に示すように、表示パネル41と、呼出しボタン42と、取消しボタン43と、硬貨投入口44と、発券口45と、受皿46とを備える。接客部12では、実施の形態1の複数の口座ボタン24を備えていない点が異なるだけである。表示パネル41と、呼出しボタン42と、取消しボタン43と、硬貨投入口44と、発券口45と、受皿46は、実施の形態1の接客部2の表示パネル21と、呼出しボタン22と、取消しボタン23と、硬貨投入口25と、発券口27と、受皿28と同じである。
【0046】
実施の形態2の記憶部14は、主制御部11の制御手順を記憶するROMや、1つの運賃(以下、設定運賃と記す)を記憶するRAMを内部に備える。記憶部14の記憶する制御手順は、単機能型の自動券売機に対応するものである。
【0047】
実施の形態2の主制御部11は、実施の形態1の主制御部1と同様に、CPUを内部に備え、記憶部14に記憶されている制御手順により、接客部12、操作部3、貨幣処理部5〜搬送部8を制御する。主制御部11は、次の2つの処理を含む各種の処理をする。
【0048】
a.乗車券の発券処理
主制御部11は、通常、次のようにして、乗車券を発行する。主制御部11は、貨幣処理部5から計数結果を受け取ると、発券処理を開始する。つまり、主制御部11は、券送り部6を制御して、券を作成する。主制御部11は、券送り部6から券作成終了の報告を受け取ると、印刷部7を制御して、設定運賃や、日付などの情報を券の券面に印刷する。この後の処理は、実施の形態1の主制御部1と同じである。
【0049】
主制御部11は、このようにして、発券処理をする。
【0050】
b.テスト券の発券処理
主制御部11は、運賃改正の指示を受け取り,かつ各料金を更新した後に、テスト券の発券処理をする。
【0051】
すなわち、主制御部11は、図8,9に示すように、操作部3の選択スイッチ33を監視し(ステップS21)、発券禁止信号の有無を調べる(ステップS22)。ステップS22で、発券禁止信号を検出しなければ、主制御部11は、処理をステップS21に戻す。
【0052】
選択スイッチ33が発券禁止モードになって、発券禁止信号を送ると、主制御部11は、操作部3の運改スイッチ34を監視し(ステップS23)、運改信号の有無を調べる(ステップS24)。ステップS24で、運改信号を検出しなければ、主制御部11は、処理をステップS23に戻す。
【0053】
運改スイッチ34が運改モードになって、運改信号を送ると、主制御部11は、接客部12の取消しボタン43を監視し(ステップS25)、取消し信号の有無を調べる(ステップS26)。ステップS26で、取消し信号を検出しなければ、主制御部11は、処理をステップS25に戻す。
【0054】
主制御部11は、取消しボタン23から取消し信号を受け取ると、発券処理をする(ステップS27)。つまり、主制御部11は、設定運賃などの情報を印刷した乗車券を、テスト券として発行する。発券処理を終了すると、主制御部11は、接客部12の呼出しボタン42を監視し(ステップS28)、呼出し信号の有無を調べる(ステップS29)。ステップS29で、呼出し信号を検出しなければ、主制御部11は、処理をステップS25に戻し、次のテスト券の発行に備えて待機する。
【0055】
主制御部11は、ステップS29で、呼出し信号を検出すると、テスト券の発券処理を終了する。
【0056】
主制御部11は、こうしてテスト券の発券処理をする。
【0057】
このようにして、実施の形態2により、運賃改正後の確認作業に際して、硬貨や紙幣を不要にし、接客部12の呼出しボタン42と取消しボタン43を操作するだけで、1枚のテスト券を発券する。これにより、単機能型の自動券売機の確認作業に際して、紙幣や硬貨を用いて確認作業を行う従来技術に比較して、作業効率を向上させることが可能になる。
【0058】
なお、以上説明した各実施の形態においては、貨幣として硬貨や紙幣を用いる場合を説明したが、プリペイドカード等のカード類を用いる場合にも本願発明を実施することができ、したがって、本願発明における貨幣の概念は、カード類を含む広い概念である。
【0059】
また、以上の各実施の形態は、乗車券用の自動券売機に関するものであるが、本願発明はこれに限らず,施設への入場券や食券用の自動券売機であっても同様に実施することができる。
【0060】
さらに、各実施の形態においては、接客部2が具備する押しボタンとして、呼出しボタン22を用いたが、逆に取り消しボタン23を用いてもよく、また、その他適宜の既存のボタンを利用し,あるいは専用の新たなボタンを設置してもよいことはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1の発明では、複数の口座ボタンを備える自動券売機が、接客部の押しボタンと、口座ボタンの操作だけで、テスト券を発行する。これにより、硬貨の投入や紙幣の挿入という動作を省略することができるので、1枚のテスト券を得るまでの時間を短縮することができる。
【0062】
請求項2の発明では、あらかじめ1つの運賃を保持する自動券売機が、接客部の押しボタンの操作だけで、テスト券を発行する。これにより、硬貨の投入や紙幣の挿入という動作を省略することができるので、1枚のテスト券を得るまでの時間を短縮することができる。
【0063】
請求項3の発明では、自動券売機の接客部に既存の呼出ボタンと取り消しボタンの中の一つを前記押しボタンとして利用するものであるので、コストアップの要因が少なく、実施することが容易である。
【0064】
請求項4記載の発明では、呼出しボタンと取消しボタンの中の他方のボタンの押下を検出すると、テスト券の発行を終了するので、複数の口座ボタンを備える自動券売機や、あらかじめ1つの運賃を保持する自動券売機から、連続的にテスト券を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る自動券売機を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に用いられる接客部の一例を示す図である。
【図3】実施の形態1に用いられる操作部の一例を示す図である。
【図4】実施の形態1の主制御部が行う処理を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1の主制御部が行う処理を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態2に係る自動券売機を示すブロック図である。
【図7】実施の形態2に用いられる接客部の一例を示す図である。
【図8】実施の形態2の主制御部が行う処理を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態2の主制御部が行う処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部
2 接客部
21 表示パネル
22 呼出しボタン
23 取消しボタン
24 口座ボタン
25 硬貨投入口
26 紙幣挿入口
.27 発券口
28 受皿
3 操作部
31 表示パネル
32 ランプ
33 選択スイッチ
34 運改スイッチ
4 記憶部
5 貨幣処理部
6 券送り部
7 印刷部
8 搬送部
9 バス
10 発券手段

Claims (4)

  1. 各料金に対応した複数の口座ボタンと、乗車券などを購入する利用者により操作される押しボタンとを具備する接客部と、
    券を発行する発券手段と、
    各料金をあらかじめ保持し、前記接客部が貨幣を受け取った後で前記口座ボタンの押下を検出すると、前記発券手段を制御して、前記口座ボタンの料金に対応する券を発行する処理と、料金改正の指示を受け取ると、保持している各料金を更新する処理とを行う制御手段と、
    を備える自動券売機において、
    前記制御手段は、料金改正の指示を受け取りかつ各料金を更新した後、前記接客部の前記押しボタンの押下を検出した後に前記口座ボタンの押下を検出すると、前記発券手段を制御して、前記口座ボタンに対応する料金を含む情報を印刷したテスト券を発行する処理を行うことを特徴とする自動券売機。
  2. 乗車券などを購入する利用者により操作される押しボタンを具備する接客部と、
    券を発行する発券手段と、
    1つの料金をあらかじめ保持し、前記接客部が貨幣を受け取ると、前記発券手段を制御して、保持している料金に対応する券を発行する処理と、料金改正の指示を受け取ると、保持している料金を更新する処理とを行う制御手段と、
    を備える自動券売機において、
    前記押しボタンは、人を呼び出すための呼出しボタンと、貨幣を戻すための取り消しボタンとの中の一方のボタンとしてあり、
    前記制御手段は、料金改正の指示を受け取りかつ各料金を更新した後、接客部の前記押しボタンの押下を検出すると、発券手段を制御して、保持している料金を含む情報を印刷したテスト券を発行する処理を行うことを特徴とする自動券売機。
  3. 請求項1記載の自動券売機において、
    前記押しボタンは、人を呼び出すための呼出しボタンと、貨幣を戻すための取り消しボタンとの中の一方のボタンとしてあることを特徴とする自動券売機。
  4. 請求項1 または請求項 2記載の自動券売機において、
    前記制御手段は、呼出しボタンと取り消しボタンの中の他方のボタンの押下を検出すると、テスト券の発行を終了する処理を行うことを特徴とする自動券売機。
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