JP3809178B2 - 分岐履歴情報の書き込み制御装置及びその方法 - Google Patents
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Description
上記リザベーションステーション20は、4つのエントリ(RSW0〜RSW3)からなっており、各エントリRSWx(x=0〜3)は、バリッドフラグ (Valid)と命令アドレス(IAR)を登録しており、更に、この登録された命令に対応する分岐履歴情報121を保持している。
まず、分岐命令実行部より、分岐履歴情報(+BR COMP AS TAKEN等)がリザベーションステーション120に入力されるとともに、分岐命令アドレス(+BR COMP IAR)及び分岐先命令アドレス(+BR COMP TIAR)も入力される。リザベーションステーション120は、図14、22〜25に示されるような構成を有する。リザベーションステーション120からは、ブランチヒストリ20に書き込むデータが出力され、図19で示されるセレクタ130を介して、奇アドレス用のブランチヒストリ20−1と偶アドレス用のブランチヒストリ20−2に書き込むデータとして出力される(+RSW ODD/EVEN DATA)。一方、ブランチヒストリ20−1、20−2への書き込み許可信号は、リザベーションステーション120から出力される信号をブロック140で処理し、それぞれ、奇アドレス用ブランチヒストリ書き込み許可信号(+RSW EVEN WRITE VAL)及び偶アドレス用ブランチヒストリ書き込み許可信号(+RSW ODD WRITE VAL)が生成される。セレクタ150では、リザベーションステーション120から送られてきたアドレスIARと、ブランチヒストリ20検索用のアドレス(+IFEAG)のいずれかを選択する。特に、ブロック140から書き込み許可信号が送られてきた場合には、IARを選択して、ブランチヒストリ20に書き込む動作を行わせる。ブランチヒストリ20への書き込み動作は、例えば、図20の回路によって行われる。
本実施形態では、ブランチヒストリ20は2つのRAMで構成されている。従って、異なるRAM上のエントリに書き込むことが可能な分岐履歴情報がある場合には、これらの図の回路によって、異なる2つの分岐履歴情報を同一サイクルに書き込むことが可能となる。
1.命令列などを格納するメモリ手段と、分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段とを備えた命令実行処理装置における分岐履歴情報書き込み制御装置において、該分岐予測手段への分岐履歴情報の書き込みと、該メモリ手段への制御が同時に生じないように制御する制御手段を備えることを特徴とする装置。
2.前記制御手段は、前記メモリ手段が命令フェッチ要求を受け付けられないタイミングで、前記分岐予測手段に前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする1に記載の装置。
3.前記制御手段は、命令のプリフェッチの要求を行うタイミングで、分岐予測手段に前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする1に記載の装置。
4.前記制御手段は、分岐予測に失敗した分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測手段に書き込む際に、数クロック(数ステート)待ってから該分岐予測手段に該分岐履歴情報を書き込むことを特徴とする1に記載の装置。
5.前記制御手段は、分岐予測に失敗した分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測手段に書き込む際に、該分岐命令による再命令フェッチ要求が実行されるのを待ち、該再命令フェッチ要求の実行から更に数クロック(数ステート)待ってから、該分岐履歴情報を該分岐予測手段に書き込むことを特徴とする1に記載の装置。
6.前記命令実行処理装置が、前記メモリ手段から出力された命令列を一時的に格納する命令一時バッファ手段を備えている場合、前記制御手段は、該命令一時バッファ手段が空で、かつ、一つも命令フェッチ要求が出されていないときには、分岐命令の書き込み要求が生じてから数クロック(数ステート)待ってから、該分岐命令の分岐履歴情報を前記分岐予測手段に書き込むことを特徴とする1に記載の装置。
7.前記命令実行処理装置が、前記メモリ手段から出力された命令列を一時的に格納する命令一時バッファ手段を備えている場合、前記制御手段は、該命令一時バッファ手段が空で、かつ、一つも命令フェッチ要求が出されていないときには、書き込み要求のあった分岐命令の分岐履歴を前記分岐予測手段に即座に書き込まず、次の命令フェッチ要求を待ち、該命令フェッチ要求の実行から更に数クロック(数ステート)待ってから、前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする1に記載の装置。
8.前記制御手段は、前記数クロック(数ステート)計数するためにカウンタを使用することを特徴とする4〜7のいずれか一つに記載の装置。
9.前記制御手段は、分岐予測に失敗した分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測手段に書き込む際に、該分岐命令が要求した再命令フェッチに対応するフェッチ命令列を、前記命令実行処理装置内の命令デコード部、あるいは、前記命令一時バッファが受け取るまで待ってから、該分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする1に記載の装置。
10.更に、書き込みする前記分岐履歴情報を一時保管するための、書き込みリザベーションステーション手段を備えることを特徴とする1に記載の装置。
11.前記制御手段は、前記分岐予測手段に書き込む必要がある分岐命令に関する前記分岐履歴情報のみ、前記リザベーションステーション手段に登録することを特徴とする10に記載の装置。
12.前記分岐履歴情報は、少なくとも新規エントリ登録、エントリ内容変更、エントリ消去のいずれかであることを特徴とする11に記載の装置。
13. 前記制御手段は、前記書き込みリザベーションステーション手段が満杯になっている状態で、更に、前記分岐履歴情報の書き込みが必要な分岐命令の、該書き込みリザベーションステーション手段への登録要求が来た場合には、該書き込みリザベーションステーション手段に対して書き込み保留中の分岐履歴情報及び登録要求された該分岐履歴情報の内、少なくとも一つを前記分岐予測手段へ書き込むことを特徴とする10に記載の装置。
14.前記制御手段は、前記分岐予測手段が、複数のエントリを同時に書き込み可能な構成であり、前記書き込みリザベーションステーション手段が複数の有効な書き込み保留中の情報を保持している場合には、前記分岐予測手段への書き込みが可能なタイミングにおいて同時に複数書き込みを行うことを特徴とする10に記載の装置。
15.前 記制御手段は、分岐命令よりも前に存在する演算命令などの実行完了により条件コード及び分岐する場合は分岐先アドレスが確定した時点で、該分岐命令が、該分岐命令より前に分岐命令が存在するために、完了できない状態であっても、前記分岐予測手段に該分岐命令の前記分岐履歴情報を書き込む、あるいは、書き込みリザベーションステーション手段に登録することを特徴とする1または10に記載の装置。
16.前記制御手段は、前記分岐履歴情報を書き込んだ、あるいは、前記書き込みリザベーションステーション手段に登録したことを示すフラグを、対応する処理中の分岐命令毎に設けることを特徴とする15に記載の装置。
17. 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段を備えた命令実行処理装置における分岐履歴情報書き込み制御装置において、リターンアドレススタック手段と、前記分岐命令がサブルーチンのコールもしくはリターンに相当する命令であり、該分岐予測手段に前記分岐命令の分岐履歴情報の書き込み要求を出したにも関わらず、前記分岐命令が実行されなかったときは、該分岐予測手段に前記分岐履歴情報を書き込むものの、該リターンアドレススタック手段は動作させないように制御する制御手段とを備えることを特徴とする装置。
18.前記制御手段は、命令の実行完了時点で、前記書き込みリザベーションステーション手段へ書き込み保留中の分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする10に記載の装置。
19.前記制御手段は、命令の実行完了時点で、前記分岐予測手段または前記書き込みリザベーションステーション手段へ、対応するエントリの分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする10に記載の装置。
20. 前記命令実行処理装置が、命令制御部に命令の実行完了を管理する手段を有している場合、前記制御手段は、該実行完了管理手段において保持される、命令毎に割り振られるIDを、前記書き込みリザベーションステーション手段のエントリに保持することを特徴とする10に記載の装置。
21.割り込み発生などの要因によって、前記書き込みリザベーションステーション手段の有効なエントリに対応する分岐命令が実行完了されないことが確定した場合には、前記書き込みリザベーションステーション手段の対応するエントリを無効化することを特徴とする10に記載の装置。
22.更に、前記分岐予測手段への書き込み保留中の分岐履歴情報を、分岐予測の検索対象にするバイパス手段を備えることを特徴とする1に記載の装置。
23.更に、前記書き込みリザベーションステーション手段を含む分岐実行部上で実行中の分岐命令の分岐履歴情報を、分岐予測の検索対象にするバイパス手段を備えることを特徴とする10に記載の装置。
24. 前記バイパス手段は、前記分岐命令のための条件コードが確定した時、該分岐命令が非分岐であることが確定した場合はその時点で、分岐することが確定した場合には分岐先アドレスが確定した時点で、前記分岐履歴情報を分岐予測の検索対象とすることを特徴とする23に記載の装置。
25.書き込みと読み出しが同じサイクルで同時に独立して動作可能である、デュアルポートRAMを、前記分岐予測手段のエントリ保持に使用することを特徴とする1に記載の装置。
26.命令列などを格納するメモリと、分岐命令の分岐予測を行う分岐予測部とを備える装置における命令制御方法であって、該分岐予測部への分岐履歴情報の書き込みと、該メモリへの制御が同時に生じないように制御するステップ、を備えることを特徴とする方法。
27.前記メモリが命令フェッチ要求を受け付けられないタイミングで、前記分岐予測部に前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする26に記載の方法。
28.命令のプリフェッチの要求を行うタイミングで、分岐予測部に前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする26に記載の方法。
29.分岐予測に失敗した分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測部に書き込む際に、数クロック(数ステート)待ってから該分岐予測部に該分岐履歴情報を書き込むことを特徴とする26に記載の方法。
30. 分岐予測に失敗した分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測部に書き込む際に、該分岐命令による再命令フェッチ要求が実行されるのを待ち、該再命令 フェッチ要求の実行から更に数クロック(数ステート)待ってから、該分岐履歴情報を該分岐予測部に書き込むことを特徴とする26に記載の方法。
31. 更に、前記メモリから出力された命令列を一時的に格納する命令一時バッファステップを備え、該命令一時バッファステップにおいて格納される命令列が無く、かつ、一つも命令フェッチ要求が出されていないときには、書き込み要求が生じてから数クロック(数ステート)待ってから、書き込み要求のあった分岐命令の前記分岐履歴情報を前記分岐予測部に即座に書き込むことを特徴とする26に記載の方法。
32.更に、前記メモリから出力された命令列を一時的に格納する命令一時バッファステップを備え、該命令一時バッファステップにおいて格納される命令列が無く、かつ、一つも命令フェッチ要求が出されていないときには、書き込み要求のあった分岐命令の分岐履歴を前記分岐予測部に即座に書き込まず、次の命令フェッチ要求を待ち、該命令フェッチ要求の実行から更に数クロック(数ステート)待ってから、前記分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする26に記載の方法。
33.分岐予測に失敗した分岐命令の前記 分岐履歴情報を前記分岐予測部に書き込む際に、該分岐命令が要求した再命令フェッチに対応するフェッチ命令列を、命令デコード部、あるいは、前記命令一時バッファが受け取るまで待ってから、該分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする26に記載の方法。
34.更に、書き込みする前記分岐履歴情報を一時保管するための、書き込みリザベーションステーションステップを備えることを特徴とする26に記載の方法。
35.前記分岐予測部に書き込む必要がある分岐命令に関する前記分岐履歴情報のみ、前記書き込みリザベーションステーションステップにおいて登録することを特徴とする34に記載の方法。
36.前記分岐履歴情報は、新規エントリ登録、エントリ内容変更、エントリ消去であることを特徴とする35に記載の方法。
37. 前記書き込みリザベーションステーションステップにおける格納容量が満杯になっている状態で、更に、前記分岐履歴情報の書き込みが必要な分岐命令の、該書き込みリザベーションステーションステップへの登録要求が来た場合には、該書き込みリザベーションステーションステップ上の書き込み保留中の分岐履歴情報及び登録要求された該分岐履歴情報の内、少なくとも一つを前記分岐予測部へ書き込むことを特徴とする34に記載の方法。
38.前記分岐予測部が、複数のエントリを同時に書き込み可能な構成であり、前記書き込みリザベーションステーション手段が複数の有効な書き込み保留中の情報を保持している場合には、前記分岐予測部への書き込みが可能なタイミングにおいて同時に複数書き込みを行うことを特徴とする34に記載の方法。
39. 分岐命令よりも前に存在する演算命令などの実行完了により条件コード及び分岐する場合は分岐先アドレスが確定した時点で、該分岐命令が、該分岐命令より前に分岐命令が存在するために、完了できない状態であっても、前記分岐予測部に該分岐命令の前記分岐履歴情報を書き込む、あるいは、書き込みリザベーションステーションステップにおいて登録を行うことを特徴とする26または34に記載の方法。
40.前記分岐履歴情報を書き込んだ、あるいは、前記書き込みリザベーションステーションステップにおいて登録したことを示すフラグを、対応する処理中の分岐命令毎に設けることを特徴とする39に記載の方法。
41. 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測部と、リターンアドレススタックとを備える装置における命令制御方法であって、分岐命令を実行した結果のサブルーチンのコールもしくはリターンに相当する命令が該分岐予測部に前記分岐履歴情報の書き込み要求を出したにも関わらず、該分岐命令が実行されなかったときは、該分岐予測部に分岐履歴情報を書き込み、該リターンアドレススタックは動作させない要に制御するステップを備えることを特徴とする方法。
42.命令の実行完了時点で、前記書き込みリザベーションステーションステップにおける書き込み保留中の分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする34に記載の方法。
43.命令の実行完了時点で、前記書き込みリザベーションステーション手段へ、対応するエントリの分岐履歴情報の書き込みを行うことを特徴とする34に記載の方法。
44.更に、命令制御部は、命令の実行完了を管理するステップを有し、該実行完了管理ステップにおいて保持される、命令毎に割り振られるIDを、前記書き込みリザベーションステーションステップにおいて、エントリに保持することを特徴とする34に記載の方法。
45. 割り込み発生などの要因によって、前記書き込みリザベーションステーションステップにおいて格納された有効なエントリに対応する分岐命令が実行完了されないことが確定した場合には、該書き込みリザベーションステーションステップにおいて格納された、対応するエントリを無効化することを特徴とする34に記載の方法。
46.前記分岐予測部への書き込み保留中の分岐履歴情報を、分岐予測の検索対象にすることを特徴とする26に記載の方法。
47.パイプラインを備え、前記書き込みリザベーションステーションステップを行う分岐実行部上で実行中の分岐命令の分岐履歴情報を、分岐予測の検索対象にすることを特徴とする34に記載の方法。
48.前記分岐命令のための条件コードが確定した時、該分岐命令が非分岐であることが確定した場合は、この時点で、分岐することが確定した場合には、分岐先アドレスが確定した時点で、分岐予測の検索対象とすることを特徴とする47に記載の方法。
11、34、53、191、192 セレクタ
12 主記憶装置
13 命令キャッシュ
14 命令一時バッファ
15 デコーダ
16 演算器
17 分岐命令処理部
18 演算命令処理部
19 命令完了処理部
20、21(21−1、21−2) ブランチヒストリ
52、61、66、67、68、91・・・ AND回路
46、51、62、66、92 OR回路
42、43、60、63、120 ラッチ回路
64、69 EXOR回路
65、70、82、102、112 インバータ
121 リザベーションステーション
143、146、212、223 優先順位回路
181、182 マルチプレクサ
Claims (4)
- 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段を備えた命令実行処理装置において、
前記命令予測手段は、分岐履歴情報を登録するブランチヒストリ手段と、前記ブランチヒストリ手段への該分岐履歴情報の書き込みを行う分岐履歴情報書き込み制御手段と、
サブルーチンのリターン命令に対する分岐先アドレスを格納するリターンアドレススタック手段とを有し、
前記分岐履歴情報書き込み制御手段は、該分岐命令がサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令である場合において、
前記ブランチヒストリ手段に該分岐命令の分岐履歴情報の書き込み要求を出力したにも関わらず、前記分岐命令が実行されなかったときには、
前記ブランチヒストリ手段に対する該分岐履歴情報の書き込み制御を行うが、前記ブランチヒストリ手段への書き込み対象となる該分岐履歴情報におけるサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令であるという情報のみを無効化することにより、前記リターンアドレススタック手段は動作させない制御手段を有することを特徴とする命令実行処理装置。 - 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段を備えた命令実行処理装置において、
前記命令予測手段は、分岐履歴情報を登録するブランチヒストリ手段と、前記ブランチヒストリ手段への該分岐履歴情報の書き込みを行う分岐履歴情報書き込み制御手段と、
前記ブランチヒストリ手段に対する書き込み保留中の該分岐履歴情報を保持するための書き込みリザベーションステーション手段と、
サブルーチンのリターン命令に対する分岐先アドレスを格納するリターンアドレススタック手段とを有し、
前記分岐履歴情報書き込み制御手段は、該分岐命令がサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令である場合において、
前記ブランチヒストリ手段に該分岐命令の分岐履歴情報の書き込み要求を出力したにも関わらず、前記分岐命令が実行されなかったときには、
前記ブランチヒストリ手段に対する該分岐履歴情報の書き込み制御を行うが、前記書き込みリザベーションステーション手段に保持されている該分岐履歴情報におけるサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令であるという情報のみを無効化することにより、前記リターンアドレススタック手段は動作させない制御手段を有することを特徴とする命令実行処理装置。 - 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段を備えた命令実行処理装置の命令制御方法において、
前記命令予測手段は、分岐履歴情報を登録するブランチヒストリ手段と、前記ブランチヒストリ手段への該分岐履歴情報の書き込みを行う分岐履歴情報書き込み制御手段と、
サブルーチンのリターン命令に対する分岐先アドレスを格納するリターンアドレススタック手段とを有し、
前記分岐履歴情報書き込み制御手段は、該分岐命令がサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令である場合においては、
前記ブランチヒストリ手段に該分岐命令の分岐履歴情報の書き込み要求を出力したにも関わらず、前記分岐命令が実行されなかったときには、
前記ブランチヒストリ手段に対する該分岐履歴情報の書き込み制御を行うが、前記ブランチヒストリ手段への書き込み対象となる該分岐履歴情報におけるサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令であるという情報のみを無効化することにより、前記リターンアドレススタック手段は動作させないステップを有することを特徴とする命令制御方法。 - 分岐命令の分岐予測を行う分岐予測手段を備えた命令実行処理装置の命令制御方法において、
前記命令予測手段は、分岐履歴情報を登録するブランチヒストリ手段と、前記ブランチヒストリ手段への該分岐履歴情報の書き込みを行う分岐履歴情報書き込み制御手段と、
前記ブランチヒストリ手段に対する書き込み保留中の該分岐履歴情報を保持するための書き込みリザベーションステーション手段と、
サブルーチンのリターン命令に対する分岐先アドレスを格納するリターンアドレススタック手段とを有し、
前記分岐履歴情報書き込み制御手段は、該分岐命令がサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令である場合においては、
前記ブランチヒストリ手段に該分岐命令の分岐履歴情報の書き込み要求を出力したにも関わらず、前記分岐命令が実行されなかったときには、
前記ブランチヒストリ手段に対する該分岐履歴情報の書き込み制御を行うが、前記書き込みリザベーションステーション手段に保持されている該分岐履歴情報におけるサブルーチンのコール命令又はリターン命令に相当する命令であるという情報のみを無効化することにより、前記リターンアドレススタック手段は動作させないステップを有することを特徴とする命令制御方法。
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