JP3806910B1 - 食品材料の販売用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手をよくし、食品材料を風味よく焼き上げる。
【解決手段】皿状のトレイ本体11と、トレイ本体11の上面を覆う金網12とを組み合わせ、金網12をトレイ本体11の上縁に固定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、たとえばガスレンジのグリルを使用して食品材料を焼き加工するとき、焼上りの風味をよくし、調理後の清掃の手間を少なくすることができる調理用のトレイ付きの食品材料の販売用包装体に関する。
ガスレンジのグリルを使用して肉や魚などを焼くとき、受け皿内に水を張り、受け皿上の焼き網に材料を載せてグリルを点火するが、受け皿が極端に汚れるため、後始末の手間が煩わしいという問題がある。そこで、いわゆる使い捨て形の調理用のトレイが提案されている(たとえば特許文献1)。
このものは、1枚のアルミニウム箔を使用し、一定ピッチごとに谷折り、山折りを繰り返すとともに、各谷折り部分の両端を内側に向けて山折りに折り立てて構成されている。そこで、このものは、グリルの受け皿内に適切に拡げて設置し、各谷折り部分に水を入れ、各山折り部分の頂部を利用して魚などの材料を載せてそのまま焼き加工することができる。なお、各谷折り部分の両端の山折りは、水を溜める堰として働く。
特開2001−70177号公報
かかる従来技術によるときは、水を入れる各谷折り部分は、各山折り部分によって区画されているから、各谷折り部分に適量の水を均一に張ることが容易でなく、使い勝手がよくないという問題があった。すなわち、水量が過大であると、山折り部分の頂部に載せる材料の下面が水面に接触して極端な焼きむらを生じ易い上、水が少ないと、短時間のうちに水が蒸発してしまい、溶け落ちた油脂分などが煙として立ち昇り、焼き上った材料の風味を損うことが少なくない。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、使い勝手がよい上、金網上の食品材料を容易に風味よく焼き上げることができる調理用のトレイ付きの食品材料の販売用包装体を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、不燃性のシート材を皿状に成形するトレイ本体に対してトレイ本体の上面を覆う金網を組み合わせる調理用のトレイと、金網より小さい皿状の補助トレイとを備え、金網に載せる補助トレイ上に未調理の食品材料を盛り、全体をラップ包装してなり、金網は、トレイ本体の上縁の外フランジ状の段部に周縁部を載せ、段部の上部の折返し部を内側に折り返すことによりトレイ本体の上縁に固定し、折返し部をめくり上げることによりトレイ本体から手で取外し可能であることをその要旨とする。
なお、折返し部は、内側端縁を保護縁として金網上に折り返すことができる。
かかる発明の構成によるときは、皿状のトレイ本体は、適量の水を張り、金網上に肉・魚・貝・野菜などの食品材料を載せてグリル内のたとえば受け皿に収納し、食品材料を焼き加工することができる。なお、トレイ本体は、内部が区画されていないから、適量の水を張ることが容易であり、水の過不足により、食品材料が水に接触して焼きむらを生じたり、食品材料の風味を損ったりするおそれがなく、したがって、使い勝手がよく、食品材料を風味よく焼き上げることができる。また、使用後のトレイ本体は、金網と一体のまま、または金網と分離させた上、生活廃棄物として廃棄することができる。
トレイ本体は、厚さ0.02〜0.05mm程度のアルミニウム箔を深さ10〜25mm程度の浅い皿状に成形して用いる。ただし、トレイ本体は、アルミニウム箔の他、鉄箔、すず箔、不燃紙などの不燃性のシート材が使用可能である。トレイ本体の全体形状は、4隅部を円弧状に丸める長方形、正方形の他、円形、楕円形や、各辺を外側に円弧状に膨出させる多角形などであってもよい。金網は、焼き加工中の食品材料がくっついて形崩れすることを少なくするために、たとえばJIS G 3553のクリンプ織金網を使用することが好ましく、ステンレス鋼線または亜鉛めっき鉄線の線径1.2〜2.0mm程度の線材により目開き10〜25mm目程度に織り上げたものが好適である。
金網は、トレイ本体の上縁の形状とほぼ同形に裁断し、たとえばトレイ本体の上縁の段部に載せて上縁を内側に折り返し、または、トレイ本体の上縁を外側に丸めるようにして形成する係止部に対し、各線材の先端をフック状に曲げて外側から掛けることにより、トレイ本体の上縁に固定し、しかも手で簡単に取り外すことができる。また、金網は、トレイ本体の上縁の段部に対し、周縁部を載せるようにしてトレイ本体と組み合わせてもよく、このときの金網は、トレイ本体に対して着脱自在であるから、1枚の金網を複数枚のトレイ本体に共用して順次使用することができる。
また、調理用のトレイと、食品材料を盛る補助トレイとは、一体にラップ包装されている。ラップ用のフィルムは、一般的な透明なポリ塩化ビニリデンフィルムでよく、したがって、フィルムを透して目視し得る食品材料を体裁よく展示して、調理用のトレイとともに販売することができる。販売された包装体は、ラップ包装を外し、補助トレイ上の食品材料に塩・胡椒などの味付けをして金網上に移し、トレイ本体に適量の水を張ってガスレンジのグリル内に搬入し、焼き加工すればよい。また、焼き加工後のトレイ本体、金網、補助トレイは、一括して廃棄するが、このとき、金網は、トレイ本体から外してもよく、外さなくてもよい。なお、補助トレイは、食品材料からのドリップなどを受けるために設けるものとし、トレイ本体側の金網のサイズと同等以下の浅いプラスチックトレイを使用するのがよい。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
調理用のトレイは、トレイ本体11と、トレイ本体11の上面を覆う金網12とを組み合わせてなる(図1、図2)。
トレイ本体11は、たとえばアルミニウム箔を浅い長方形の皿状に成形して構成されている。トレイ本体11の四周の側面には、補強用の縦溝状のエンボス模様11a、11a…が形成され、底面にも、図示しない補強用のエンボス模様が形成されている。
金網12は、トレイ本体11の上縁の全体形状とほぼ同一形状に裁断されている。金網12は、トレイ本体11の上縁の全周に及ぶ外フランジ状の段部11bに全周縁部を載せ(図3(A))、段部11bの上部の折返し部11cを内側に額縁状に折り返すことにより(図1、図3(A))、トレイ本体11の上縁に固定されている。なお、折返し部11cは、内側端縁を小幅の保護縁11dとして金網12上にさらに折り返してもよい(図3(B))。金網12は、折返し部11cをめくり上げることにより、トレイ本体11から手で簡単に取り外すことができ、保護縁11d付きの折返し部11cは、金網12の取外し時の安全性を向上させることができる。金網12は、線径d≒1.2〜2.0mm、目開きt≒10〜25mmのクリンプ織金網が好適である(図1)。
かかる調理用のトレイは、金網12上の補助トレイ13に未調理の食品材料W、W…を盛り(図4)、透明なラップ用のフィルムFを介して全体をラップ包装することにより、食品材料の販売用包装体として完成させることができる。補助トレイ13は、たとえばトレイ本体11の全体形状より一回り小さい浅い皿状のプラスチックトレイである。また、図4の食品材料Wは、串刺しにした肉片として例示されているが、肉・魚・貝・野菜などの焼き加工して食する任意の1種または2種以上の食材であってもよく、串刺しにしない食材であってもよい。
販売用包装体は、ラップ用のフィルムFを外し(図5(A))、補助トレイ13上の食品材料W、W…を塩・胡椒などにより味付けする。その後、トレイ本体11内に適量の水を張り、金網12上に食品材料W、W…を載せて(同図(B))、ガスレンジのグリル内の受け皿Pに収納してグリルに搬入し(同図(C))、食品材料W、W…を焼き加工すればよい。なお、補助トレイ13上の食品材料W、W…は、1回の焼き加工により全量を焼いてもよく、複数回に分けて焼き加工してもよい。
全部の食品材料W、W…の焼き加工が完了したら、トレイ本体11、金網12、補助トレイ13を一括して廃棄する。ただし、トレイ本体11、金網12は、不燃物として廃棄し、プラスチック製の補助トレイ13は、可燃物として廃棄することが好ましい。また、金網12をトレイ本体11から取り外すことにより、廃棄時の体積を小さくすることができる。
以上の説明において、トレイ本体11側の段部11b、折返し部11cは、トレイ本体11の全周に設けるに代えて、トレイ本体11の相対向する2辺、好ましくは両長辺に沿って設けてもよい。
他の実施の形態
金網12は、縦横の各線材の両端を一方向にフック状に曲げ(図6)、トレイ本体11の上縁の係止部11eに外側から掛けるようにしてトレイ本体11の上縁に固定することができる。
トレイ本体11の全周には、アルミニウム箔を外向きに丸めて巻くことにより係止部11eが形成されており(図7(A))、金網12は、各線材の先端のフック12aを係止部11eに掛けるようにして(図7(A)の実線、二点鎖線)、トレイ本体11の上縁に固定することができる(図7(B))。なお、金網12は、縦または横のいずれか一方の各線材の両端にのみフック12aを形成し、他方の各線材にフック12aを形成せず、相対向する2辺側、好ましくは両長辺側だけをトレイ本体11の上縁に固定しても、実用上十分である。ただし、このとき、トレイ本体11も、金網12を固定する2辺側についてだけ係止部11eを形成すればよい。
金網12は、トレイ本体11の上縁の段部11bに対し、周縁部を載せるようにしてトレイ本体11に着脱自在に組み合わせてもよい(図8)。金網12は、複数のトレイ本体11、11…に共用して順次使用することができるから、複数枚のトレイ本体11、11…と1枚の金網12とを販売単位とすることができる。なお、図8の金網12は、保護枠12bが全周縁部に連続するようにして付設されている。保護枠12bは、たとえば金網12の縦横の各線材の先端を挟み込むようにして薄い金属板を折り曲げて作ることができる。また、トレイ本体11の全周縁に及ぶ段部11bの上方には、金網12の位置ずれを防止するために、先端縁を外側に向けて丸める位置決め用のリブ11fが形成されている。
以上の説明において、トレイ本体11は、アルミニウム箔の他、鉄箔、すず箔、銅箔などの金属箔の他、不燃紙などの不燃性のシート材により作ることができる。また、トレイ本体11の全体形状は、長方形・正方形・円形・楕円形など、任意に形成可能であるが、深さは、10〜30mm程度に設定するのがよい。浅すぎると、水がこぼれ易く、グリルに搬入するとき扱い難くなる一方、深すぎると、金網12上の食品材料W、W…がグリル内の上火に近くなり過ぎ、焼上げの品質を損うおそれがある。また、金網12は、食品材料W、W…を載せるに必要な剛性を有する限り、クリンプ織金網以外の金網を使用してもよく、網目の形状も、正方形・長方形・菱形・亀甲形などであってもよい。
全体平面図 図1のX−X線矢視断面図 要部拡大断面説明図 使用状態を示す縦断面図 使用状態説明図 他の実施の形態を示す分解斜視図 図6の要部組立説明図 他の実施の形態を示す拡大縦断面図
符号の説明
W…食品材料
11…トレイ本体
12…金網
13…補助トレイ

特許出願人 木 本 良 也
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (2)

  1. 不燃性のシート材を皿状に成形するトレイ本体に対して該トレイ本体の上面を覆う金網を組み合わせる調理用のトレイと、前記金網より小さい皿状の補助トレイとを備え、前記金網に載せる前記補助トレイ上に未調理の食品材料を盛り、全体をラップ包装してなり、前記金網は、前記トレイ本体の上縁の外フランジ状の段部に周縁部を載せ、前記段部の上部の折返し部を内側に折り返すことにより前記トレイ本体の上縁に固定し、前記折返し部をめくり上げることにより前記トレイ本体から手で取外し可能であることを特徴とする食品材料の販売用包装体
  2. 前記折返し部は、内側端縁を保護縁として前記金網上に折り返すことを特徴とする請求項1記載の食品材料の販売用包装体
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