JP3806901B2 - Thermostatic box for pollinating insects such as bumblebees - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、マルハナバチ類等の送粉昆虫の巣箱の温度管理をする恒温箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
トマト、ナスなどの花蜜を生産しない花にも訪花することから、ハウス栽培のトマト、ナスなどの受粉に利用されている。このマルハナバチは、巣箱内の温度が20度を下回る場合には筋肉をふるわせることで発熱行動を行い、巣箱内の温上を上昇させ、また31度を上回る場合には送風行動を行うことで巣箱内部の気温を下げようとし、該巣箱内の温度調節行動を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような、20度を下回り、31度を超える温度状況となると、本来ならば巣の外で受粉活動を行うはずの個体まで巣の中に止まり発熱または送風行動を行うことになり、巣箱内の温度が前記した温度に該当しない範囲となるハウス内の温度が10℃から28℃の範囲内でしか活動できなくなっていた。したがって、マルハナバチの活動が巣箱内の温度により制限されてしまっていた。ちなみに、自然状態では、巣内の温度が安定していれば、外気温が5℃から37℃ぐらいまでの間で受粉活動ができる。
【0004】
この対策として、当出願人は特開平9−271296号を提出した。これには、送粉昆虫の巣箱を箱体1に収納し、この箱体10内の温度を温度調節手段10にて制御して送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ作用効果を行わせている。
【0005】
しかしながら、この従来例でも、何回も使用することを前提としており、巣箱の交換時に、内部の清掃等しなければならないが、温度制御機器が箱体の内部に収納されていて、メンテナンス性が悪い。また、巣箱内部の観察や餌入れのために蓋の開閉作業をしなければならず、開閉作業の容易化の要請のみならず、蓋の開閉の動作時に温度制御機器も露出して、該機器を壊すおそれもあった。さらに、冷房時には、空気中に含まれる水蒸気が結露して、電子冷凍素子のフィン、壁面や底面に結露水が溜まる不都合があるが、特別の排水手段を有していない。したがって、巣箱ひいてはマルハナバチの育成や、温度制御機器にも悪い影響を与えていた。
【0006】
そこで、この発明は、メンテナンス性の向上、巣箱内部の観察や餌入れの容易性、安全性のみならず、冷房時に生じる結露水が巣箱に悪影響を与えないようにした送粉昆虫用の恒温装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るマルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱は、マルハナバチ類等の送粉昆虫の巣箱を収納し、該巣箱の周囲に空間を持ち、且つ一面に開口を有する恒温箱本体と、この恒温箱本体内部に送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つために、冷風又は暖風を得る温度制御機器を有する温度制御機器収納部とを分離して備えると共に、前記恒温箱本体の開口に前記温度制御機器収納部を隣設置させて一つの恒温箱を構成し、温度制御機器収納部から冷風又は暖風が恒温箱本体内へ送風されるようにしたことにある(請求項1)。
【0008】
これにより、一つの恒温箱が巣箱を入れる恒温箱本体と、送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器を有する温度制御機器収納部とが分離され、恒温箱本体からの巣箱の出し入れや、巣箱の観察や餌入れが容易であると共に、冷風又は暖風が恒温箱本体内部に分離した温度制御機器収納部から送風されるので、電子冷凍素子のフィンに結露する結露水が該恒温箱本体へ入ることもなく、巣箱を結露水から守ることができる。
【0009】
温度制御機器収納部を恒温箱本体の側方、上方又は下方に隣設設置したことにある(請求項2,3,4)。これにより、側方にあれば、温度制御機器収納部が縦置き型となって恒温箱本体とは並設され、上方又は下方にあれば、温度制御機器収納部が横置き型となって恒温箱本体とは上下の積み上げ形となる。
【0010】
温度制御機器収納部は、電子冷凍素子と送風機を有し、冷風又は暖風を外部へ送風出来るようにしたことにある(請求項5)。これにより、温度制御機器収納部から冷風又は暖風が恒温箱本体内に供給でき、恒温箱本体内へ冷却プレートの挿入等の構造上の追加を要しない。
【0011】
恒温箱本体は、その周囲を断熱材で囲まれたことにある。これにより、温調効率の向上がはかられる(請求項6)。
【0012】
温度制御機器収納部は、結露水の排水手段を有している(請求項7)。これにより、フィンに結露する結露水は確実に外部へ排出することができる。
【0013】
恒温箱の立壁面に送風昆虫が出入する開口が形成されると共に、この開口が内部に収納される巣箱に連通されるようにしたことにある(請求項8)。これにより、巣箱内の送粉昆虫が外部に自由に出入りすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1,図2において、マルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱1の外形の斜視図と、その分解斜視図が示され、恒温箱本体2の側方に温度制御機器収納部3が並設され、さらに、その上から蓋4が被せられて構成されている。なお、これら3つの部分は、ベルト12にて一体化されている。
【0016】
恒温箱本体2は、図3,図4にも示され、樹脂をコーティングした紙素材より成る一つの立壁面が欠落の箱体で、上方と側方に開口5,6が形成され、該開口5は蓋4にて閉じられ、開口6は温度制御機器収納部3により閉じられる。この恒温箱本体2の内側には、ウレタン、発泡樹脂等の断熱材7が添着され、また、前記蓋4にも内側に断熱材8が添着されている。
【0017】
また、恒温箱本体2の一つの立壁面9aに、ハチ出入開口10が形成され、該ハチ出入開口10が内部に収納される巣箱13の出入口(図示せず)に連通路14を介して連通されている。
【0018】
この恒温箱本体2内に収納される巣箱13は、外側を紙素材、内側を合成樹脂にて構成された箱体で、その内部に給餌器などが配され、図示しないが出入口を持っており、女王バチ1頭と、働きバチ数10頭が入れられている。この巣箱13は載台17を介して該恒温箱本体2内に固定され、恒温箱本体2の断熱材7との間に空間18が形成されている。
【0019】
温度制御機器収納部3は、樹脂をコーティングした紙素材より成る箱体で、前記恒温箱本体2の側方の開口6に並設されるもので、内部に冷暖房機器やそれらを制御する電子機器が収納されている。この温度制御機器は、具体的には電子冷凍素子であるペルチェ素子20を用いており、公知のペルチェ素子20は通電により熱を吸収する吸熱部と熱を放出する放熱部とを持ち、通電方向を切換えることで、一方が吸熱部に他方が放熱部となるもので、該ペルチェ素子20の両側にフィン21,22がそれぞれ配されている。
【0020】
このペルチェ素子20は、温度制御機器収納部3内に傾斜して配された傾斜案内面23上に設けられ、一方のフィン21は外部に開放された部屋25にあり、また他方のフィン22は外部から区切られ、恒温箱本体側の部屋26内にある。 ペルチェ素子20が取付られた傾斜案内面23は、下端位置で、温度制御機器収納部3の一つの立壁面3aに形成のドレン排水孔25に合致している。したがって、ペルチェ素子20のフィン22に結露した結露水が傾斜案内面23上を流れてドレン排水孔25より外部へ排水される。
【0021】
外部に開放された部屋25には、ペルチェ素子20のフィン21の周囲に外気を環流させるファン29を有しているし、恒温箱本体側の部屋30には、ペルチェ素子20のフィン22の周囲に、温度制御機器収納部3に形成の通孔32,33を介して恒温箱本体2内の空気を還流させるファン30が配されている。
【0022】
通孔32は冷・暖風の流出側、通孔33は恒温箱本体2の空気の戻し側となっており、例えば恒温箱本体2内の温度を検出する温度センサー34が通孔33の近傍に設けられている。
【0023】
36は冷・暖の切換スイッチで、温度制御機器収納部3の一つの立壁面3bに設けられ、例えば14℃以下の場合には暖方に切換られ、それ以上の場合には冷房に切換られる。37は電源スイッチ38を有する商用電源取入用プラグである。
【0024】
図5において、前記温度制御機器収納部3を作動させるための電気回路が示され、サーミスタなどの温度センサー34にて内部温度を検出し、その温度情報をマイクロコンピュータ等の制御回路40に入力している。 また、ペルチェ素子20の通電回路には、制御回路40からの出力にて切換られる通電方向を変えるリレー41が、そして、温度コントロール用リレー42がそれぞれ設けられている。
【0025】
また、制御回路40には、前述した冷暖切換スイッチ26の制御信号が入力され、そして、電源供給用のプラグ37が接続されている。また、ファン29,30にも電子冷凍素子が作動されると同時に駆動信号が出力される。この制御回路40の働きにより、恒温箱本体2内は、外気の温度と無関係に25℃から30℃に保たれた状態となる。したがって、巣箱13内では、常にマルハナバチ類の快適な温度条件に保たれる。このために、高温下での送風行動が見られなくなるし、また低温下での筋肉をふるわせて行なう発熱行動が見られなくなり、不必要なエネルギーの消費が抑制され、延命となると共に、外部の温度が5℃から37℃まで受粉活動できることが判明した。
【0026】
上述の構成において、恒温箱1は、恒温箱本体2の開口5に温調制御機器収納部3を密着して並設し、そして蓋4を前記恒温箱本体2及び温調制御機器収納部3に被ぶせ、ベルト12により一体化する。これにより、温調制御機器収納部3の側面に形成の通孔32から冷・暖風を恒温箱本体2内に供給し、また通孔33から恒温箱本体2内の空気を吸引して、空気の流れを作り、巣箱13を均一に冷やし又は暖める作用を行うことができる。
【0027】
恒温箱1の冷却時(温度を下げる方向)には、フィン22が冷却されるので、空気中の水分が該フィン22に結露するが、この結露した水は、重力にて傾斜案内面23上に落下し、それをつたわり、ドレン排水口27を通って外部に排出される。したがって、恒温箱本体2内には、結露水が運ばれることなく、巣箱13に悪影響をおよぼすことない。
【0028】
なお、恒温箱本体2内の巣箱13の観察や餌入れや、交換は、ベルト12を外し、そして蓋4を取り外すことで、恒温箱本体2の開口5が露出して、容易に行うことができる。
【0029】
図6,図7において、この発明に第2の実施の形態が示されている。この実施形態にあって、前記実施形態と相違する点は、恒温箱本体2の上方開口5に温度制御機器収納部3を載置した構造をとしたことにある。即ち、前記例では、温度制御機器収納部3は、恒温箱本体2に対して側方に並設されているから、該温度制御機器収納部3は縦置き型となるが、この例では温度制御機器収納部3は横置き型となっている。
【0030】
恒温箱本体2の構造は、前記した実施形態と同様で、上方に開口5を有しており、内部に断熱材7が内張りされ、載台17により巣箱13が固定されている。 また、温度制御機器収納部3の構造も、前記した実施形態と同様で、内部に電子冷凍素子20とファン29,30等を有している。したがって、温度制御機器収納部3から冷風又は暖風が通孔32を介して供給され、恒温箱本体2内の巣箱13を冷やし又は暖めて通孔33より戻されるものである。その他の構造については、前記した実施の形態と同一のため同一部分に同一の番号を付して説明を省略する。
【0031】
この実施の形態では、上方に設けた温度制御機器収納部3を恒温箱本体2から取り外すことで、その開口5が露出し、内部の巣箱13の観察、餌入れ等の他交換ができるものである。この例では蓋4を持たないが、温度制御機器収納部3が重たく取り外しの際に注意を要する。この実施の形態でも、巣箱13を均一に冷やし又は暖める作用を行うことができるし、冷却時に生じる結露水も恒温箱本体2内に運ばれず、巣箱13に悪影響をおよぼさない。
【0032】
図8,図9において、この発明の第3の実施の形態が示されている。この実施形態にあって、前記第2の実施形態と相違する点は、恒温箱本体2の下方に温度制御機器収納部3を配置した構造にある。即ち、前記第2の例では、温度制御機器収納部3は、恒温箱本体2に対して上方に配設されているから、該温度制御機器収納部3は横置き型となるが、この例でも温度制御機器収納部3は横置き型となっている。
【0033】
恒温箱本体2の構造は、前記した実施形態と同様で、上方に開口5を有しており、蓋4を持ち、内部に断熱材7が内張りされ、載台17により巣箱13が固定されている。また、温度制御機器収納部3の構造も、前記した実施形態と同様で、内部に電子冷凍素子20とファン29,30等を有している。したがって、温度制御機器収納部3から冷風又は暖風が通孔32及び開口6を介して供給され、恒温箱本体2内の巣箱13を冷やし又は暖めて開口6及び通孔33より戻される。その他の構造については、前記した実施の形態と同一のため同一部分に同一の番号を付して説明を省略する。
【0034】
この実施の形態では、上方に設けた蓋4を恒温箱本体2から取り外すことで、その開口5が露出し、内部の巣箱13の観察、餌入れ等の他交換ができるものである。温度制御機器収納部3は恒温箱本体2を上方に持ち上げて分離することができる。この実施の形態でも、巣箱13を均一に冷やし又は暖める作用を行うことができるし、冷却時に生じる結露水もドレン排水口27を通って外部へ排出され、恒温箱本体2内に運ばれず、巣箱13に悪影響をおよぼさない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、一つの恒温箱が巣箱を入れる恒温箱本体と、送風昆虫の最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器を有する温度制御機器収納部とが分離され、恒温箱本体からの巣箱の出し入れや、巣箱の観察や餌入れが容易であるし、冷風又は暖風が分離した温度制御機器収納部から恒温箱本体内部に送風されるので、巣箱を最適生育環境温度に保つことができると共に、電子冷凍素子のフィンに結露する結露水を恒温箱本体へ入ることもなく、巣箱を結露水から守ることができる(請求項1)。
【0036】
また、温度制御機器収納部は恒温箱本体の側方、上方又は下方に隣設設置され、側方の場合には縦置き型となり、上方又は下方の場合には横置き型となっていて、必要によりどちらかを選択できる(請求項2,3,4)。
【0037】
温度制御機器収納部は、電子冷凍素子と送風機を有し、冷風又は暖風を外部へ送付出来るようにしたことから、これと隣設の恒温箱本体には、直接送り込むことができ、恒温箱本体内に当社出願の先願例(2001−190924号)のように恒温箱本体内に冷却プレートを配置するようなこともしなくて良く、構造上複雑とならない(請求項5)。
【0038】
さらに恒温箱は断熱材で囲まれたことにあり、温調効率の向上がはかられる(請求項6)。
【0039】
温度制御機器収納部は、結露水が排水手段にて完全に排され、恒温箱本体内に入り込むことがない(請求項7)。また、恒温箱の立壁面に送風昆虫が出入する開口が形成されると共に、この開口が巣箱に連通され、巣箱内の送粉昆虫が外部に自由に出入りすることができる(請求項8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るマルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱の斜視図である。
【図2】 同上の恒温箱本体と温度制御機器収納部を分離した状態の斜視図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図1のB−B線断面図である。
【図5】 この発明に用いられる制御用の電気回路である。
【図6】 この発明の第2の実施の形態の恒温箱本体と温度制御機器収納部を分離した状態の斜視図である。
【図7】 同上の断面図である。
【図8】 この発明の第3の実施の形態の恒温箱本体と温度制御機器収納部を分離した状態の傾斜図である。
【図9】 同上の断面図である。
【符号の説明】
1 恒温箱
2 恒温箱本体
3 温度制御機器収納部
4 蓋
7 断熱材
8 断熱材
10 ハチ出入開口
13 巣箱
18 空間
20 電子冷凍素子
21 フィン
22 フィン
23 傾斜案内面
29 ファン
30 ファン
34 温度センサ
36 切換スイッチ
40 制御回路[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a thermostatic box for controlling the temperature of a nest box of a pollinating insect such as a bumblebee.
[0002]
[Prior art]
Since it also visits flowers that do not produce nectar such as tomatoes and eggplants, it is used for pollination of house-grown tomatoes and eggplants. When the temperature inside the nest box is below 20 degrees, this bee performs a heat generation action by shaking the muscles, raises the temperature inside the nest box, and when it exceeds 31 degrees, performs a blowing action. In order to lower the temperature inside the nest box, the temperature control action in the nest box is performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When the temperature is below 20 ° C and exceeds 31 ° C, even individuals that would otherwise be pollinating outside the nest stop in the nest and generate heat or air blowing, The temperature in the house was in a range not corresponding to the above-mentioned temperature, and it was able to operate only when the temperature in the house was in the range of 10 ° C to 28 ° C. Therefore, the activity of bumblebees was limited by the temperature in the nest box. By the way, in the natural state, if the temperature in the nest is stable, the outside air temperature can pollination activities between from 5 ℃ to about 37 ℃.
[0004]
As a countermeasure, the present applicant has filed Japanese Patent Laid-Open No. 9-271296. To do this, houses a nest box of
[0005]
However, even in this conventional example, it is assumed that it will be used many times, and when replacing the hive, the inside must be cleaned, but the temperature control device is housed inside the box and maintenance is easy. bad. Further, it is necessary to open and close operations of the cover for the nest box inside the observation and food put not only demand for ease of opening and closing operations, also exposed the temperature control device during operation of the opening and closing of the lid, the instrument There was also a risk of breaking. Furthermore, there is a disadvantage that water vapor contained in the air is condensed during cooling and the condensed water accumulates on the fins, wall surfaces, and bottom surface of the electronic refrigeration element, but there is no special drainage means. Therefore, it has had a bad influence on the growth of beehives and the bumblebees and temperature control equipment.
[0006]
Accordingly, the present invention provides a thermostatic device for a pollinating insect that not only has improved maintainability, ease of observation inside the nest box, ease of feeding, and safety, but also prevents condensed water generated during cooling from adversely affecting the nest box. I will provide a.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Thermostatic box for pollination insects bumblebee, etc. according to the present invention, houses a nest box of pollinator insects such as bumble acids has a space around the該巣box, and and a constant temperature box body to have a opening on one side , in order to keep within the constant temperature box body to the optimum medium temperature zone pollinator insects, Rutotomoni provided by separating the temperature control equipment storage unit having a temperature control device to obtain a cold air or warm air, the thermostatic box body of the temperature control equipment storage unit in the opening by next placed constitute one isothermal box, the cold air also from the temperature control equipment storage unit lies in the so warm air is blown into the constant temperature box body (according Item 1).
[0008]
As a result, the thermostat box body into which the single thermostat box puts the nest box is separated from the temperature control device storage unit having the temperature control device that keeps the temperature range of the pollinating insects in the optimum growth environment temperature. In addition, it is easy to observe and feed the nest box, and since cold air or warm air is blown from the temperature control device storage part separated inside the constant temperature box body, the dew condensation water condensing on the fins of the electronic refrigeration element The nest box can be protected from condensed water without entering the box body.
[0009]
The temperature control device storage section is installed adjacent to the side, upper or lower side of the thermostatic box main body (
[0010]
The temperature control device storage unit has an electronic refrigeration element and a blower, and is capable of blowing cool air or warm air to the outside (Claim 5). As a result, cold air or warm air can be supplied from the temperature control device storage section into the thermostat box body, and no structural addition such as insertion of a cooling plate into the thermostat box body is required.
[0011]
The constant temperature box body is surrounded by a heat insulating material. Thereby, the temperature control efficiency is improved (claim 6 ).
[0012]
The temperature control device storage section has a means for draining condensed water (Claim 7 ). Thereby, the dew condensation water which condenses on a fin can be reliably discharged | emitted outside.
[0013]
An opening through which the blowing insect enters and exits is formed on the standing wall surface of the thermostatic box, and the opening is communicated with a nest box housed therein (claim 8 ). Thereby, the pollinating insect in the nest box can freely enter and exit outside.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
1 and 2, a perspective view of an outer shape of a
[0016]
The constant
[0017]
In addition, a
[0018]
The
[0019]
The temperature control
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The through-
[0023]
[0024]
In FIG. 5, an electric circuit for operating the temperature
[0025]
The
[0026]
In the above-described configuration, the
[0027]
When the
[0028]
The observation, feeding, and replacement of the
[0029]
6 and 7, a second embodiment is shown in the present invention. In this embodiment, the difference from the above-described embodiment is that the temperature control
[0030]
The structure of the thermostatic box
[0031]
In this embodiment, by removing the temperature
[0032]
8 and 9 show a third embodiment of the present invention. In this embodiment, the difference from the second embodiment is the structure in which the temperature
[0033]
The structure of the thermostatic box
[0034]
In this embodiment, by removing the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the thermostat box main body in which one thermostat box holds the nest box and the temperature control device storage unit having the temperature control device that maintains the optimum growth environment temperature zone of the blowing insect are separated, and the thermostat The nest box can be taken in and out of the box body, and the nest box can be easily observed and fed, and cold air or warm air is blown from the temperature control device compartment to the inside of the constant temperature box body. In addition, it is possible to protect the nest box from the dew condensation water without entering the dew condensation water condensing on the fins of the electronic refrigeration element into the constant temperature box body (claim 1).
[0036]
The temperature control equipment storage unit side of the thermostatic box body is provided adjacent installed above or below side becomes a vertical type in the case of the side, in the case of upward or downward have a horizontal type One can be selected as necessary (claims 2, 3 and 4).
[0037]
The temperature control device storage unit has an electronic refrigeration element and a blower, and can send cold air or warm air to the outside. It is not necessary to arrange a cooling plate in the main body of the constant temperature box as in the prior application example (2001-190924) of our application in the main body, and the structure is not complicated (Claim 5).
[0038]
Furthermore, since the thermostatic box is surrounded by a heat insulating material, the temperature control efficiency can be improved (Claim 6 ).
[0039]
In the temperature control device storage section, the condensed water is completely discharged by the drainage means and does not enter the thermostatic box body (Claim 7 ). In addition, an opening through which the blowing insect enters and exits is formed on the standing wall of the thermostatic box, and this opening communicates with the nest box so that the pollinating insects in the nest box can freely enter and leave the outside (claim 8 ).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a thermostatic box for pollinating insects such as bumblebees according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the constant temperature box main body and the temperature control device storage unit are separated.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is an electric circuit for control used in the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a state where a thermostatic box body and a temperature control device storage portion according to a second embodiment of the present invention are separated.
FIG. 7 is a cross-sectional view of the above.
FIG. 8 is an inclined view showing a state where a thermostatic box body and a temperature control device storage portion according to a third embodiment of the present invention are separated.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the above.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
この恒温箱本体内部に送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つために、冷風又は暖風を得る温度制御機器を有する温度制御機器収納部とを分離して備えると共に、前記恒温箱本体の開口に前記温度制御機器収納部を隣接設置させて一つの恒温箱を構成し、温度制御機器収納部から冷風又は暖風が恒温箱本体内へ送風されるようにしたことを特徴とするマルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。 Housing a nest box of pollination insects bumblebee, etc., and the constant temperature box body has a space around the該巣box, and to have the opening on one side,
To keep within the constant temperature box body to the optimum medium temperature zone pollinator insects, comprising separating the temperature control equipment storage unit having a temperature control device to obtain a cold air or warm air Rutotomoni, the constant temperature box body the temperature control equipment storage unit into the opening so arranged adjacently constitute one isothermal box, the cold air also from the temperature control equipment storage unit, characterized in that as the warm air is blown into the constant temperature box body bumblebee Thermostatic box for pollinating insects such as mosquitoes.
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