JP3805164B2 - 検針メータ、検針システム及び検針方法 - Google Patents

検針メータ、検針システム及び検針方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3805164B2
JP3805164B2 JP2000122266A JP2000122266A JP3805164B2 JP 3805164 B2 JP3805164 B2 JP 3805164B2 JP 2000122266 A JP2000122266 A JP 2000122266A JP 2000122266 A JP2000122266 A JP 2000122266A JP 3805164 B2 JP3805164 B2 JP 3805164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
reading
data
customer
meter reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000122266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001307272A (ja
Inventor
賢知 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2000122266A priority Critical patent/JP3805164B2/ja
Publication of JP2001307272A publication Critical patent/JP2001307272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3805164B2 publication Critical patent/JP3805164B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスや電気などの使用量を検針することができる検針メータ、その検針メータを使用した検針システム及び検針方法に関する。特には、需要家によって検針値を通知するシステムに使用される検針メータ、その検針メータの検針値から使用料金を自動的に算出することができる検針システム及び検針方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ガスや電気などの使用料金は、需要家の使用量に応じて算出されている。一般に、その課金方式は、需要家の使用量を検針メータなどで検針し、その検針量(使用量)に応じて使用量料金を算出していた。このように、使用量料金は検針量に基づいて決定されるが、このガスなどの料金の検針量を取得する方法として、従来から人手によって検針量を確認する方法がある。
【0003】
この人手によって検針量を確認する方法では、検針員が各需要家宅を訪問し、各需要家宅に設置されている検針メータに表示されている検針値を目で確認して記録している。そして、所定の管轄区域にある需要家宅を全て巡回して、各需要家宅の検針メータの検針値を確認して記録し、そのデータ(需要家番号や検針値)を、課金処理を行うセンタに通知している。
【0004】
また、需要家宅によっては、検針メータを検針員が確認できない場合がある。例えば、需要家宅がワンルームマンションなどで、マンション入り口がオートロック方式になっており、検針員が検針メータの設置場所に入れない場合や、夜間のみオープンする店舗などで、日中には店舗に人が居ないため、検針員が検針メータの設置場所に入れない場合などがある。
【0005】
このような検針メータを検針員が確認できない場合には、葉書などによる需要家からの通知方法を採用している。この方法では、所定の期日に、需要家が検針メータの検針量を確認し、その値を所定の用紙(葉書)に記入して課金処理を行うセンタに送付することになる。
【0006】
また、最近では、需要家宅の検針メータに通信装置を接続して、検針した検針量を自動的にセンタに送信する方法も開発されている。
【0007】
図5は、自動検針システムの構成を示す図である。図5において、自動検針システムは、需要家宅50に設置されガスや電気などの使用量を検針する検針メータ51と、電話回線網などの通信回線網55に接続され、検針メータ51または需要家宅50内にある電話機などの通信機器52を選択的に通信回線網55に接続してデータの送受信を行う通信装置53と、需要家宅50から送信されてきた検針量に基づいて課金料金を算出するセンタ54と、を備えている。
【0008】
図5に示したような、自動検針システムによれば、検針メータ51でガスや電気などの使用量を検針し、その検針値と需要家を特定する需要家番号(ID)などを含む検針データを通信装置53から送信する。センタ54では、通信回線網55を介して送信されてくる各需要家宅50の検針デ−タを受信し、各需要家毎にその課金額を自動的に算出している。
【0009】
以上のように、ガスや電気などの従来の検針処理においては、検針員や需要家などの人手によって検針を行うか、または、図5に示すような自動検針システムを採用していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した検針員による従来の検針方法によれば、数千人の規模の検針員を確保しなければならないため、人件費が非常に多くかかり、コストが非常に高くなるという問題があった。
【0011】
また、需要家が検針を行う従来の検針方法によれば、需要家が検針メータを見間違えたり、検針量を誤記入する場合が生じるという問題があった。
【0012】
また、図5に示したような自動検針システムによれば、通信装置が高価であるため、コストがかかるという問題があった。さらに、近年の通信技術関連の技術革新が進む中、通信装置に接続される需要家の通信機器として、従来のアナログ電話機のみならずディジタル通信機器や、PHS、携帯電話、ケーブルテレビジョン(CATV)など多種多様のものが製品化されてきているため、需要家の通信機器に対応する通信装置を適時開発するのは困難であり、さらにコストがかかるという問題があった。
【0013】
また、上記の自動検針システムの場合、通信装置のコスト回収の期間を短くする必要があるため、広く普及することができないという問題があった。さらに、ガスや電気などを供給する供給元で通信回線網を準備することも考えられるが、このような通信回線網の設備の準備、運用、メンテナンスなどには膨大な費用がかかり実現することは非常に困難である。
【0014】
したがって、上記の点に鑑み、本発明の目的は、低コストで確実にガスや電気などの使用量を検針することができる検針メータ、検針システム及び検針方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の検針メータは、ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針メータであって、ガスや電力、水道などの使用量を検針量として検針する検針手段と、需要家を特定するための需要家IDなどのデータを記憶する記憶手段と、検針手段からの検針量及び記憶手段に記憶されている需要家IDに基づいて、所定の暗号データを作成する暗号作成手段と、需要家ID、検針量及び暗号作成手段で作成された所定の暗号データを含む検針データを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】
また、上記課題を解決するため、本発明の第2の態様の検針メータは、ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針メータであって、ガスや電力、水道などの使用量を検針量として検針する検針手段と、需要家を特定するための需要家IDなどのデータを記憶する記憶手段と、日付や時刻を管理するカレンダクロック手段と、検針手段からの検針量、記憶手段に記憶されている需要家ID及びカレンダクロック手段からの日付時刻情報に基づいて、所定の暗号データを作成する暗号作成手段と、需要家ID、検針量及び暗号作成手段で作成された所定の暗号データを含む検針データを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】
また、上記課題を解決するため、本発明の第3の態様の検針メータは、上述の第1及び第2の態様の検針メータにおいて、暗号作成手段が、所定の暗号データに誤り検出符号または符号誤り訂正符号を付して当該暗号データを作成することを特徴とする。
【0018】
また、上記課題を解決するため、本発明の検針システムは、需要家宅に設置され、ガスや電力、水道などの使用量を検針して検針データを作成する検針メータと、検針メータで作成された検針データの入力に応じて当該検針データを送信する端末装置と、検針データを受信して、当該検針データから各需要家毎の課金額を算出する課金センタと、通信端末と課金センタとの間でデータの送受信を行う通信回線網と、備える検針システムにおいて、検針メータは上述した第1乃至第3の態様の検針メータであり、課金センタは、通信回線網を介して検針データを受信する通信手段と、通信手段で受信した検針データに含まれる暗号データを解析して検針量を復号し、受信した検針データに含まれる検針量(受信検針量)と暗号データから復号された検針量(復号検針量)を比較して検証する暗号解析手段と、需要家を特定するための需要家IDを記録し管理する需要家IDデータベースと、暗号解析手段で復号された復号検針量または通信手段で受信した検針データに含まれる受信検針量を、需要家IDと関連付けて需要家検針量として記録する需要家使用量データベースと、需要家IDデータベースに記録されている需要家IDと需要家使用量データベースに記録されている需要家検針量から各需要家毎の課金額を算出する使用量料金換算手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0019】
ここで、課金センタの暗号解析手段は、通信手段で受信した検針データに含まれる暗号データに誤り訂正符合が含まれる場合に、該誤り訂正符号を検証して誤りを検出し、当該誤りを訂正するようにすることができる。
【0020】
また、課金センタの暗号解析手段は、通信手段で受信した検針データに含まれる暗号データに誤り検出符合または誤り訂正符合が含まれる場合に、該誤り検出符号または誤り訂正符号を検証して誤りが検出された際に、当該誤りを訂正できない場合、通信手段によって端末装置にエラーメッセージを送信するようにしてもよい。
【0021】
また、上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の検針方法は、ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針方法であって、(A)ガスや電力、水道などの現在の検針値を確認し、(B)確認した検針値と需要家を特定する需要家IDに基づいて、所定の暗号データを作成し、(C)暗号データ、需要家ID及び検針値を検針データとして表示し、(D)表示された検針データの入力に応じて、当該検針データを送信し、(E)送信された検針データを受信し、(F)検針データに含まれる暗号データを、需要家ID及び検針値に基づいて解析して復号検針値を復号し、(G)復号検針値と送信されてきた検針値を比較し、一致するかどうかを検証し、(H)復号検針値と送信されてきた検針値が一致していない場合には、誤り通知を行い、(I)復号検針値と送信されてきた検針値が一致した場合には、需要家ID毎に、検針値に基づいて課金額を換算する、ことを特徴とする。
【0022】
ここで、上述した本発明の第1の態様の検針方法において、ステップ(B)は、確認した検針値、需要家を特定する需要家ID及び日付時刻情報に基づいて、所定の暗号データを作成し、ステップ(F)は、検針データに含まれる暗号データを、需要家ID、検針値及び日付時刻情報に基づいて解析して復号検針値を復号する、ようにすることができる。
【0023】
また、上記課題を解決するため、本発明の第2の態様の検針方法は、ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針方法であって、(A)ガスや電力、水道などの現在の検針値を確認し、(B)確認した検針値と需要家を特定する需要家IDに基づいて、所定の誤り訂正符号付き暗号データを作成し、(C)誤り訂正符号付き暗号データ、需要家ID及び検針値を検針データとして表示し、(D)表示された検針データの入力に応じて、当該検針データを送信し、(E)送信された検針データを受信し、(F)検針データに含まれる誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証すると共に、誤り訂正符号付き暗号データを需要家ID及び検針値に基づいて解析して復号検針値を復号し、(G)復号検針値と送信されてきた検針値を比較し、一致するかどうかを検証し、(H)復号検針値と送信されてきた検針値が一致していない場合には、誤り通知を行い、(I)復号検針値と送信されてきた検針値が一致した場合には、需要家ID毎に、検針値に基づいて課金額を換算する、ことを特徴とする。
【0024】
ここで、上述した本発明の第2の態様の検針方法において、ステップ(B)は、確認した検針値、需要家を特定する需要家ID及び日付時刻情報に基づいて、所定の誤り訂正符号付き暗号データを作成し、ステップ(F)は、検針データに含まれる誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証すると共に、誤り訂正符号付き暗号データを需要家ID、検針値及び日付時刻情報に基づいて解析して復号検針値を復号する、ようにすることもできる。
【0025】
さらに、ステップ(F)は、検針データに含まれる誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証した際に、当該ビットエラーを誤り訂正符号付き暗号データに含まれる誤り訂正符号によって訂正する、こともできる。
【0026】
さらに、ステップ(F)は、検針データに含まれる誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証した際に、当該ビットエラーを誤り訂正符号付き暗号データに含まれる誤り訂正符号によって訂正できない場合、ステップ(D)からの処理を繰り返すようにするとよい。
【0027】
上述した本名発明の検針メータ、検針システム及び検針方法によれば、需要家が検針することができ、検針値を暗号化し、センタ側でその暗号値を判断して検針値が正しいかどうかを直ちに判断できるため、低コストで確実にガスや電気などの使用量を検針することができる。
【0028】
また、暗号値に誤り訂正符合を付加することによって、暗号値の通信品質を向上することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の検針メータ、検針システム及び検針方法について図面を参照しつつ説明する。
【0030】
図1は、本発明の検針メータ及びそれを使用した検針システムの一形態を示す図である。図1において、本発明の検針システムは、需要家宅に設置され、ガスや電気、水道などの使用量を検針する検針メータ10と、検針メータで表示された検針値などの検針データを送信する端末装置30と、検針データを受信して、当該検針データから各需要家毎の課金額を算出する課金センタ20と、を備えている。ここで、通信端末30と課金センタ20は、電話回線網などの通信回線網40に接続されており、この通信回線網40を介して検針データの送受信を行っている。
【0031】
また、本発明の検針メータ10は、ガスや電気などの使用量を検針する検針部11と、需要家を特定するための需要家IDや検診積算量などのデータを記憶する記憶部12と、日付や時刻を管理するカレンダクロック部13と、検針部11からの検針量、記憶部12に記憶されている需要家ID、カレンダクロック部13からの日付時刻情報などから所定のコード記号を作成する暗号作成部14と、暗号作成部を起動する検針スイッチ15と、需要家ID、検針量、日付時刻情報、及び暗号作成部14で作成された所定のコード記号(以下、単に「暗号データ」ともいう)などの検針データを表示する表示部16と、を備えている。
【0032】
また、課金センタ20は、通信回線網40との間でデータや信号の通信を行う通信部21と、通信部21で受信した検針データに含まれる暗号データを解析して復号する暗号解析部22と、需要家IDを記録し管理する需要家IDデータベース(DB)23と、検針データに含まれる検針量や検針積算量などを記録する需要家使用量データベース(DB)24と、需要家IDDB23に記録されている需要家IDと需要家使用量DB24に記録されている検針量または検針積算量から各需要家毎の課金額(使用量料金)を算出する使用量料金換算部25と、を備えている。
【0033】
図2は、図1に示した本発明の検針システムによる検針方法の一形態を示すフローチャートである。以下、図1に示したような構成の検針システムにおける具体的な検針方法を、図1及び図2を用いて説明する。
【0034】
図1及び図2において、需要家(図示せず)は、検針を行うために検針スイッチ15をONにすると、検針スイッチ15から暗号作成部14に起動信号が発生する(ステップ201)。この検針スイッチ15の操作は、検針メータ10の外側に物理的に設置されている釦を押すようにしてもよい。
【0035】
検針スイッチ15から起動信号が暗号生成部14に送られると、検針処理が実行される(ステップ202)。この検針処理においては、まず、暗号生成部14は、検針部11に検針信号を送信する。検針部11は、検針信号を受け取ると、ガスや電気などの現在の検針積算量(以下、「新検針積算量」ともいう)を確認して記憶部12に記憶する。このとき、記憶部12には前回検針したときの検針積算量(以下、「旧検診積算量」ともいう)が記憶されている。ここで、検針部11は、新検針積算量と旧検針積算量から使用量(=「新検針積算量」―「旧検針積算量」)を算出して、記憶部12に記憶するようにしてもよい(以下、「新検針積算量」、「使用量」を、単に、「検針値」ともいう)。
【0036】
検針値の記憶部12への記録が終了すると、検針部11は、表示部16に新検針積算量または使用量を表示し、暗号作成部14に検針完了の信号を送る。以上が、検針処理(ステップ202)となる。
【0037】
次に、暗号作成部14は、暗号作成処理を行う(ステップ203)。この暗号作成処理においては、先ず暗号作成部14は、検針完了の信号を受信すると、記憶部14から検針値と需要家IDに基づいて所定の暗号データを作成する。この暗号作成方法は、どのようなアルゴリズムのものであってもよい。このとき、カレンダクロック部13から日付時刻情報を読み出して、この情報を含めて暗号データを作成することもできる。以上が、暗号作成処理(ステップ203)である。
【0038】
次に、暗号作成部14は、表示部16に作成した暗号データと需要家IDを表示する(ステップ204)。
【0039】
需要家は、検針メータ10の表示部16に表示された検針データ、即ち、暗号データと、需要家IDと、検針値を読み取って、自己の所有する端末装置30から、課金センタ20へ送信する(ステップ205)。
【0040】
この場合、端末装置30は検針データを課金センタ20に送信できるものであればよく、例えば、一般電話機、ファクシミリ装置、PHS、携帯電話、PC(Personal Computer)などがある。PCなどの場合には、課金センタに接続されるWebページ上で検針データを入力するようにしてもよい。
【0041】
課金センタ20では、通信回線網40を介して、需要家の端末装置30から送信された検針データを通信部21で受信する(ステップ206)。
【0042】
暗号解析部22は、通信部21から受け取った検針データに含まれる暗号データを、需要家ID及び検針値に基づいて解析する(ステップ207)。すなわち、暗号解析部22は、暗号データを、需要家ID及び検針値に基づいて復号して、検針値を算出する。このとき、検針メータ10側で日付時刻情報を含んで暗号データを作成した場合、課金センタ20内で保持している日付時刻情報を使用することができる。この場合には、暗号データ作成時と解析時の時間のずれを考慮するようにするとよい。
【0043】
次に、暗号解析部22は、復号した検針値と送信されてきた検針値を比較し、一致するかどうかを検証する(ステップ208)。
【0044】
一致していない場合には、通信部21から需要家の端末装置30に対して誤り通知(検針値エラー通知)を行う(ステップ209)。
【0045】
端末装置30で、誤り通知を受け取った需要家は、再び検針メータ10の表示部16に表示されている検針値、需要家ID、暗号データを確認し、ステップ205の処理からやり直す。
【0046】
一方、ステップ208で、復号した検針値と送信されてきた検針値が一致した場合には、通信部21から需要家の端末装置30に対して送信完了信号を送信する(ステップ210)。需要家は、端末装置30から送信完了のメッセージを受け、検針作業を終了することができる。
【0047】
課金センタ20側では、暗号解析部22が、一致した検針値を需要家使用量DB24に需要家IDと関連付けて記録する(ステップ211)。
【0048】
このようにして、本発明の検針メータ10及び検針システムによって、各需要家毎に検針処理が行われる。
【0049】
次に、使用量料金換算部25は、所定期間毎に、需要家IDDB23に記録されている各需要家毎に、需要家使用量DB24を検索し、その検針値を読み出して、夫々の需要家毎の契約状況に応じた内容で課金額を換算する(ステップ212)。
【0050】
ここで、検針メータ10から送信されてきた検針値が新検針積算値の場合には、使用量料金換算部25は、需要家使用量DB24に記録されている旧検針積算値と新検針積算値に基づいて、需要家の実際の使用量を算出する(「使用量」=「新検針積算量」―「旧検針積算量」)。
【0051】
以上、本発明の検針メータ10、検針システム及び検針方法によれば、検針員が直接検針できない検針メータ10であっても、需要家が検針することができる場合、検針値を所定のアルゴリズムによって暗号化し、その暗号値を需要家側から通知(送信)してもらい、課金センタ20側で暗号値を復号することによって、通知(送信)されてきた検針値が正しいかどうかを直ちに判断できるようになった。
【0052】
次に、検針方法における他の実施の形態として、誤り訂正処理を有する検針方法について説明する。
【0053】
図3及び図4は、図1に示した本発明の検針システムによる誤り訂正処理を有する検針方法の一形態を示すフローチャートである。以下、図1に示したような構成の検針システムにおける具体的な誤り訂正処理を有する検針方法を、図1、図3及び図4を用いて説明する。
【0054】
図1、図3及び図4において、需要家(図示せず)は、検針を行うために検針スイッチ15をONにすると、検針スイッチ15から暗号作成部14に起動信号が発生する(ステップ301)。この検針スイッチ15の操作は、検針メータ10の外側に物理的に設置されている釦を押すようにしてもよい。
【0055】
検針スイッチ15から起動信号が暗号生成部14に送られると、検針処理が実行される(ステップ302)。この検針処理においては、まず、暗号生成部14は、検針部11に検針信号を送信する。検針部11は、検針信号を受け取ると、ガスや電気などの現在の新検針積算量を確認して記憶部12に記憶する。このとき、記憶部12には前回検針したときの旧検診積算量が記憶されている。ここで、検針部11は、新検針積算量と旧検針積算量から使用量(=「新検針積算量」―「旧検針積算量」)を算出して、記憶部12に記憶するようにしてもよい。検針値の記憶部12への記録が終了すると、検針部11は、表示部16に新検針積算量または使用量を表示し、暗号作成部14に検針完了の信号を送る。以上が、検針処理(ステップ302)となる。
【0056】
次に、暗号作成部14は、誤り訂正符号付き暗号作成処理を行う(ステップ303)。この暗号作成処理においては、先ず暗号作成部14は、検針完了の信号を受信すると、記憶部14から検針値と需要家IDに基づいて所定の暗号データを作成する。このとき、暗号データに誤り訂正符号を付加するようにする。この暗号作成方法は、どのようなアルゴリズムのものであってもよい。このとき、カレンダクロック部13から日付時刻情報を読み出して、この情報を含めて誤り訂正符号付き暗号データを作成することもできる。以上が、誤り訂正符号付き暗号作成処理(ステップ303)である。
【0057】
次に、暗号作成部14は、表示部16に作成した誤り訂正符号付き暗号データと需要家IDを表示する(ステップ304)。
【0058】
需要家は、検針メータ10の表示部16に表示された検針データ、即ち、誤り訂正符号付き暗号データと、需要家IDと、検針値を読み取って、自己の所有する端末装置30から、課金センタ20へ送信する(ステップ305)。
【0059】
この場合、端末装置30は検針データを課金センタ20に送信できるものであればよく、例えば、一般電話機、ファクシミリ装置、PHS、携帯電話、PCなどがある。PCなどの場合には、課金センタに接続されるWebページ上で検針データを入力するようにしてもよい。
【0060】
課金センタ20では、通信回線網40を介して、需要家の端末装置30から送信された検針データを通信部21で受信する(ステップ306)。
【0061】
暗号解析部22は、通信部21から受け取った検針データに含まれる誤り訂正符号付き暗号データの誤り訂正符合を検証し、エラーがあるかどうかを確認する(ステップ307)。
【0062】
ステップ307で、誤り訂正符号付き暗号データにエラーがあった場合、暗号解析部22は、当該エラーが訂正可能かどうかを判断する(ステップ308)。
【0063】
ステップ308で訂正不可能と判断した場合には、通信部21から送信エラーメッセージを需要家の端末装置30に送信する(ステップ309)。需要家は、送信エラーメッセージを受信して、ステップ305からの処理を繰り返すようにする。
【0064】
ステップ308で訂正可能と判断した場合には、誤り訂正符号付き暗号データのエラーを訂正する(ステップ310)。
【0065】
ステップ307で誤り訂正符号付き暗号データにエラーがなかった場合、またはステップ310でエラーを訂正した場合、暗号解析部22は、誤り訂正符号付き暗号データを、需要家ID及び検針値に基づいて解析する(ステップ311)。すなわち、暗号解析部22は、誤り訂正符号付き暗号データを、需要家ID及び検針値に基づいて復号して、検針値を算出する。このとき、検針メータ10側で日付時刻情報を含んで誤り訂正符号付き暗号データを作成した場合、課金センタ20内で保持している日付時刻情報を使用することができる。この場合には、誤り訂正符号付き暗号データ作成時と解析時の時間のずれを考慮するようにするとよい。
【0066】
次に、暗号解析部22は、復号した検針値と送信されてきた検針値を比較し、一致するかどうかを検証する(ステップ312)。
【0067】
一致していない場合には、通信部21から需要家の端末装置30に対して誤り通知(検針値エラー通知)を行う(ステップ313)。
【0068】
端末装置30で、誤り通知を受け取った需要家は、再び検針メータ10の表示部16に表示されている検針値、需要家ID、暗号データを確認し、ステップ305の処理からやり直す。
【0069】
一方、ステップ312で、復号した検針値と送信されてきた検針値が一致した場合には、通信部21から需要家の端末装置30に対して送信完了信号を送信する(ステップ314)。需要家は、端末装置30から送信完了のメッセージを受け、検針作業を終了することができる。
【0070】
課金センタ20側では、暗号解析部22が、一致した検針値を需要家使用量DB24に需要家IDと関連付けて記録する(ステップ315)。
【0071】
このようにして、本発明の検針メータ10及び検針システムによって、各需要家毎に検針処理が行われる。
【0072】
次に、使用量料金換算部25は、所定期間毎に、需要家IDDB23に記録されている各需要家毎に、需要家使用量DB24を検索し、その検針値を読み出して、夫々の需要家毎の契約状況に応じた内容で課金額を換算する(ステップ316)。
【0073】
ここで、検針メータ10から送信されてきた検針値が新検針積算値の場合には、使用量料金換算部25は、需要家使用量DB24に記録されている旧検針積算値と新検針積算値に基づいて、需要家の実際の使用量を算出する(「使用量」=「新検針積算量」―「旧検針積算量」)。
【0074】
以上、本発明の検針メータ10、検針システム及び検針方法によれば、検針員が直接検針できない検針メータ10であっても、需要家が検針することができる場合、検針値を所定のアルゴリズムによって誤り訂正符号を付加して暗号化し、その誤り訂正符号付き暗号値を需要家側から通知(送信)してもらい、課金センタ20側で誤り訂正符号を確認し暗号値を復号することによって、通知(送信)されてきた検針値が正しいかどうかを直ちに判断できるようになった。
【0075】
【発明の効果】
以上、本名発明の検針メータ、検針システム及び検針方法によれば、需要家が検針することができ、検針値を暗号化し、センタ側でその暗号値を判断して検針値が正しいかどうかを直ちに判断できるため、低コストで確実にガスや電気などの使用量を検針することができるようになった。
【0076】
また、暗号値に誤り訂正符合を付加することによって、暗号値の通信品質を向上することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本名発明の検針メータ及び検針システムの一形態を示す図である。
【図2】本発明の検針方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の検針方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の検針方法を示すフローチャートである。
【図5】従来の検針システムの一形態を示す図である。
【符号の説明】
10、51 検針メータ
11 検針部
12 記憶部
13 カレンダクロック部
14 暗号作成部
15 検針スイッチ
16 表示部
20 課金センタ
21 通信部
22 暗号解析部
23 需要家IDデータベース
24 需要家使用量データベース
25 使用量料金換算部
30 端末装置
40、55 通信回線網
50 需要家宅
52 通信機器
53 通信装置
54 センタ

Claims (12)

  1. ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針メータであって、
    ガスや電力、水道などの使用量を検針量として検針する検針手段と、
    需要家を特定するための需要家IDなどのデータを記憶する記憶手段と、
    前記検針手段からの前記検針量及び前記記憶手段に記憶されている前記需要家IDに基づいて、所定の暗号データを作成する暗号作成手段と、
    前記需要家ID、前記検針量及び前記暗号作成手段で作成された前記所定の暗号データを含む検針データを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする検針メータ。
  2. ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針メータであって、
    ガスや電力、水道などの使用量を検針量として検針する検針手段と、
    需要家を特定するための需要家IDなどのデータを記憶する記憶手段と、
    日付や時刻を管理するカレンダクロック手段と、
    前記検針手段からの前記検針量、前記記憶手段に記憶されている前記需要家ID及び前記カレンダクロック手段からの日付時刻情報に基づいて、所定の暗号データを作成する暗号作成手段と、
    前記需要家ID、前記検針量及び前記暗号作成手段で作成された前記所定の暗号データを含む検針データを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする検針メータ。
  3. 前記暗号作成手段は、所定の暗号データに誤り検出符号または符号誤り訂正符号を付して当該暗号データを作成することを特徴とする請求項1または2記載の検針メータ。
  4. 需要家宅に設置され、ガスや電力、水道などの使用量を検針して検針データを作成する検針メータと、前記検針メータで作成された前記検針データの入力に応じて当該検針データを送信する端末装置と、前記検針データを受信して、当該検針データから各需要家毎の課金額を算出する課金センタと、前記通信端末と前記課金センタとの間でデータの送受信を行う通信回線網と、備える検針システムにおいて、
    前記検針メータは前記請求項1乃至3記載の検針メータであり、
    前記課金センタは、
    前記通信回線網を介して前記検針データを受信する通信手段と、
    前記通信手段で受信した前記検針データに含まれる前記暗号データを解析して検針量を復号し、受信した前記検針データに含まれる前記検針量(受信検針量)と前記暗号データから復号された前記検針量(復号検針量)を比較して検証する暗号解析手段と、
    需要家を特定するための需要家IDを記録し管理する需要家IDデータベースと、
    前記暗号解析手段で復号された前記復号検針量または前記通信手段で受信した前記検針データに含まれる前記受信検針量を、前記需要家IDと関連付けて需要家検針量として記録する需要家使用量データベースと、
    前記需要家IDデータベースに記録されている前記需要家IDと前記需要家使用量データベースに記録されている前記需要家検針量から各需要家毎の課金額を算出する使用量料金換算手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする検針システム。
  5. 前記課金センタの前記暗号解析手段は、前記通信手段で受信した前記検針データに含まれる前記暗号データに誤り訂正符合が含まれる場合に、該誤り訂正符号を検証して誤りを検出し、当該誤りを訂正することを特徴とする請求項4記載の検針システム。
  6. 前記課金センタの前記暗号解析手段は、前記通信手段で受信した前記検針データに含まれる前記暗号データに誤り検出符合または誤り訂正符合が含まれる場合に、該誤り検出符号または誤り訂正符号を検証して誤りが検出された際に、当該誤りを訂正できない場合、前記通信手段によって前記端末装置にエラーメッセージを送信することを特徴とする請求項5記載の検針システム。
  7. ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針方法であって、
    需要家宅に設置され、ガスや電力、水道などの使用量を検針して検針データを作成する検針メータと、前記検針メータで作成された前記検針データの入力に応じて当該検針データを送信する端末装置と、前記検針データを受信して、当該検針データから各需要家毎の課金額を算出する課金センタと、前記通信端末と前記課金センタとの間でデータの送受信を行う通信回線網と、を備え、
    (A)前記検針メータは、ガスや電力、水道などの現在の検針値を確認し、
    (B)前記検針メータは、確認した前記検針値と需要家を特定する需要家IDに基づいて、所定の暗号データを作成し、
    (C)前記検針メータは、前記暗号データ、前記需要家ID及び前記検針値を検針データとして表示し、
    (D)前記端末装置は、前記検針メータで表示された前記検針データの入力に応じて、当該検針データを前記課金センタへ送信し、
    (E)前記課金センタは、前記端末装置より送信された前記検針データを受信し、
    (F)前記課金センタは、前記検針データに含まれる前記暗号データを、前記需要家ID及び前記検針値に基づいて解析して復号検針値を復号し、
    (G)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値を比較し、一致するかどうかを検証し、
    (H)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値が一致していない場合には、前記端末装置に対して誤り通知を行い、
    (I)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値が一致した場合には、前記需要家ID毎に、前記検針値に基づいて課金額を換算する、
    ことを特徴とする検針方法。
  8. 前記ステップ(B)は、確認した前記検針値、需要家を特定する需要家ID及び日付時刻情報に基づいて、所定の暗号データを作成し、
    前記ステップ(F)は、前記検針データに含まれる前記暗号データを、前記需要家ID、前記検針値及び前記日付時刻情報に基づいて解析して復号検針値を復号する、
    ことを特徴とする請求項7記載の検針方法。
  9. ガスや電力、水道などの使用量を検針する検針方法であって、
    需要家宅に設置され、ガスや電力、水道などの使用量を検針して検針データを作成する検針メータと、前記検針メータで作成された前記検針データの入力に応じて当該検針データを送信する端末装置と、前記検針データを受信して、当該検針データから各需要家毎の課金額を算出する課金センタと、前記通信端末と前記課金センタとの間でデータの送受信を行う通信回線網と、を備え、
    (A)前記検針メータは、ガスや電力、水道などの現在の検針値を確認し、
    (B)前記検針メータは、確認した前記検針値と需要家を特定する需要家IDに基づいて、所定の誤り訂正符号付き暗号データを作成し、
    (C)前記検針メータは、前記誤り訂正符号付き暗号データ、前記需要家ID及び前記検針値を検針データとして表示し、
    (D)前記端末装置は、前記検針メータで表示された前記検針データの入力に応じて、当該検針データを送信し、
    (E)前記課金センタは、前記端末装置より送信された前記検針データを受信し、
    (F)前記課金センタは、前記検針データに含まれる前記誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証すると共に、前記誤り訂正符号付き暗号データを前記需要家ID及び前記検針値に基づいて解析して復号検針値を復号し、
    (G)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値を比較し、一致するかどうかを検証し、
    (H)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値が一致していない場合には、前記端末装置に対して誤り通知を行い、
    (I)前記課金センタは、前記復号検針値と送信されてきた前記検針値が一致した場合には、前記需要家ID毎に、前記検針値に基づいて課金額を換算する、
    ことを特徴とする検針方法。
  10. 前記ステップ(B)は、確認した前記検針値、需要家を特定する需要家ID及び日付時刻情報に基づいて、所定の誤り訂正符号付き暗号データを作成し、
    前記ステップ(F)は、前記検針データに含まれる前記誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証すると共に、前記誤り訂正符号付き暗号データを前記需要家ID、前記検針値及び前記日付時刻情報に基づいて解析して復号検針値を復号する、
    ことを特徴とする請求項9記載の検針方法。
  11. 前記ステップ(F)は、さらに、前記検針データに含まれる前記誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証した際に、当該ビットエラーを前記誤り訂正符号付き暗号データに含まれる誤り訂正符号によって訂正する、ことを特徴とする請求項9または10記載の検針方法。
  12. 前記ステップ(F)は、さらに、前記検針データに含まれる前記誤り訂正符号付き暗号データのビットエラーを検証した際に、当該ビットエラーを前記誤り訂正符号付き暗号データに含まれる誤り訂正符号によって訂正できない場合、前記ステップ(D)からの処理を繰り返すことを特徴とする請求項9乃至11記載の検針方法。
JP2000122266A 2000-04-24 2000-04-24 検針メータ、検針システム及び検針方法 Expired - Fee Related JP3805164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122266A JP3805164B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 検針メータ、検針システム及び検針方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000122266A JP3805164B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 検針メータ、検針システム及び検針方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001307272A JP2001307272A (ja) 2001-11-02
JP3805164B2 true JP3805164B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18632764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000122266A Expired - Fee Related JP3805164B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 検針メータ、検針システム及び検針方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3805164B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104183110A (zh) * 2014-09-05 2014-12-03 国家电网公司 用于采集终端自动化检定流水线装置的校验系统和方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641128B1 (ko) 2002-07-12 2006-11-02 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템의 무선원격 검침장치 및 제어방법
KR100711050B1 (ko) 2006-03-24 2007-05-02 김대식 원격검침 전송장치
JP2008160902A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力負荷平準化システムおよび電力負荷平準化方法
JP5364662B2 (ja) * 2010-09-06 2013-12-11 株式会社東芝 データ管理装置、電力使用量計算システム及びプログラム
JP2012058852A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Toshiba Corp データ管理装置、電力使用量計算システム及びプログラム
JP5509366B2 (ja) * 2013-04-25 2014-06-04 株式会社東芝 データ管理装置、電力使用量計算システム及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104183110A (zh) * 2014-09-05 2014-12-03 国家电网公司 用于采集终端自动化检定流水线装置的校验系统和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001307272A (ja) 2001-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080001778A1 (en) System and Method for Verifying the Identity of a Remote Meter Transmitting Utility Usage Data
US11817705B2 (en) Method and apparatus to form a virtual power generation collective from a distributed network of local generation facilities
CN102216735B (zh) 计量装置、尤其是计能表以及识别篡改的方法
KR100282623B1 (ko) 가치전송 및 가치저장 방법 및 그를 이용한 가치저장형 전력량계
KR100701298B1 (ko) 홈오토메이션 시스템을 이용한 유비쿼터스 원격 검침 및차단 시스템과 그 방법
CA2376580C (en) Prepayment energy metering system with two-way smart card communications
JP2004040812A (ja) 移動通信基盤の無線遠隔検針システム及びその方法
WO2018101419A1 (ja) 電力量計と検針方法、およびパスキー変更方法
JP3805164B2 (ja) 検針メータ、検針システム及び検針方法
DK2598843T3 (en) SECURING AND CHECKING THE SYSTEM TIME FOR A CHARGING STATION
KR101023709B1 (ko) 원격 검침을 위한 암호화 시스템 및 이의 키 교환 방법
JP4916213B2 (ja) 使用電力量把握システム
GB2482326A (en) Transfer of a utility usage meter reading to a user device associated with the meter and verifying the information received from the device
US20090009359A1 (en) Method of Monitoring Commodity Consumption
KR101326530B1 (ko) 원격 검침 시스템, 그 시스템에서의 아이디를 이용한 상호 인증을 위한 장치 및 방법
KR100722668B1 (ko) 보안/인증 개념이 적용된 검출기, 자동 검침 시스템 및 그방법
JP4145693B2 (ja) インフラ設備による供給物の使用実績収集システム
JP2018081352A (ja) 検針システム、検針方法および検針プログラム
KR20160038488A (ko) 도시가스 열량변화에 대응하는 가스부피 환산장치 관리 시스템 및 방법
AU2002224657B2 (en) Method and apparatus for enabling a supplier to verify the vaildity of consumption information
WO2002060120A1 (en) Method and apparatus for enabling a supplier to verify the validity of consumption information
KR20140009748A (ko) 선불계량시스템 암호화 토큰 통신 분석 장치
KR100370449B1 (ko) 자동통합검침방법
AU2002224657A1 (en) Method and apparatus for enabling a supplier to verify the vaildity of consumption information
KR20230116427A (ko) 전력량계의 합성계량이 가능한 모듈 및 모뎀

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees