JP3803804B2 - スズランエリカのクリスマスツリー仕立ておよびその栽培法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、おもに観賞用鉢花として利用されるスズランエリカのクリスマスツリー仕立ておよびその栽培法に関する。
【0002】
【従来の技術】
[従来の栽培法]スズランエリカは南アフリカケープ州原産のツツジ科エリカ属の植物であり、10年ほど前に静岡県浜松市周辺の農家で観賞用鉢花として栽培が始まり、現在では広く栽培が行われている。このスズランエリカは仕立てを特別行わず、放任状態で栽培すると枝が曲がりやすく、鑑賞に適さない樹形となるため、通常は枝先のピンチや株の切り戻しなどを行って株元から多くの枝を叢生させ、株全体を半円形から長円形に仕立てる場合がほとんどである。
【0003】
【特許文献】
参考となるものは特になし。
【0004】
【非特許文献】
・鉢花栽培技術マニュアル1巻P76〜77 誠文堂新光社刊 榎並 晃著クリスマスツリー仕立て、夏期の栽培管理、開花直前の昇温等の記載なし・農業技術体系花編11巻P71〜75 農山漁村文化協会刊 塩田 正人著クリスマスツリー仕立て、夏場の栽培管理、開花直前の昇温等の記載なし
【0005】
この仕立て方は小低木の鉢花としては一般的なものであり、スズランエリカは花持ちがエリカの中で特に良いことや通称名のとおりスズランに似た純白で可憐な花容と相まって春の花として人気が高い。しかし市場への出荷時期は早くとも12月の下旬からで、2月の上旬頃がピークとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
純白の花が株全体を覆い隠すほど着き、満開の状態が2ヶ月以上続くこのスズランエリカを、従来のようなただ単なる春の鉢花とするのではなく、樹形を樅の木のように整え、花を雪に見立てた新しい鉢花(クリスマスツリー)として仕立てることを意図した。そのためには、効率的に株全体の形が狭円錐形になるように仕立てる方法とその時期を明らかにすることが必要である。またそれだけではなく、従来は不可能であった11月下旬〜12月上旬の時期に開花させることが必要である。さらには、ただ枝の一部が開花するのではなく株全体が均一に、あたかも雪に覆われるがごとく数多く開花させることが必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述のような仕立て方法および早期開花や着花数増加などのための栽培法を研究して、従来では不可能であったクリスマス需要期に開花出荷することのできる新しい鉢花を開発したものである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
[仕立て方法]スズランエリカは頂芽優勢が弱く、挿し木後放任栽培で1年ほど経過させると株元から最低でも2〜3本のシュートが生育してくる。また、主茎も先端部5〜7cmぐらいは円錐形になるがそこから下では強い側枝が伸びやすく、全体の樹形は半円形の叢生となる。従来の仕立て方(2年生以上は株元で出荷8ヶ月前に刈り込みをすることや適当な時期に伸びた枝先に軽いピンチをかける方法)はスズランエリカが本来持つ性質を活かして営利生産するための方法である。
【0009】
一方、当発明の仕立て方は従来とは逆の仕立て方になる。まず、出荷当年の遅くとも4月までに主幹を1本残し他の幹はすべて切除する。そして必ず細かい堅固な支柱を垂直に立てる。茎が堅く、斜状気味の時には直後に行う植え替えで主幹が垂直になるようにする。主幹の先端部分が常に真上に優先的に伸びられるようにし、競合するような下位の枝は刈り込みを行う。この時樹形全体が円錐形になるようにする。その後6月末にもう一度下位の枝の刈り込みと手入れを行う。これ以降の大きな枝の切除等は開花遅延の要因となるので行わない。6月の手入れの際、枝が密になりすぎている部分は枝抜きを行い通風と採光を改善する。7月以降開花までは、樹形を乱すような枝を見つけ次第、先端部を軽くピンチする。
【0010】
この仕立てを行うと慣行の仕立てに比べ、開花日が2週間ほど前進化する。この理由として、慣行仕立てのように枝の若返りが起こらないことと採光や通風の改善が図れることが考えられる。さらに開花直前の10月からは施設に入室して加温を行うわけであるが、樹形が整っているため慣行仕立てに比べ単位面積当たりの施設収容鉢数が2〜3割多くなり、経営的にも有利である(表1)。
【0011】
【表1】
【0012】
別添参考写真は2001年12月18日撮影の写真である。すなわち、従来慣行による仕立て方とこの発明の仕立て方が開花と形状に及ぼす影響を比較したもので、クリスマスツリー仕立てにおいては「満開」であるのに対し、慣行仕立てにおいては「蕾のままで、まだあまり白くもなっていない」という結果を得ることができた(表2)。
【0013】
【表2】
【0014】
[管理場所および最低温度]出荷当年の6月末までは最低温度10℃が確保できる施設(ガラス温室等)内で管理する。仕立てを行ってからこの時期まで、低温で生育が遅延すると開花の遅れの遠因となる。
【0015】
7月初旬から9月末までは、標高800m以上の日当たりの良い露地ほ場で管理する。露地栽培をすることで花芽を密に着けさせることが可能となる。夏期ビニールハウス内で栽培した株と露地で日光直射の元で栽培した株の先端部5cmの花芽を調査してみると、露地管理の株の花芽はビニールハウスに比べ倍増した(表3)。また、アクリルハウスに対しても3割以上増加した。
【0016】
【表3】
【0017】
また標高800m以上の高冷地で管理することは樹形の維持と花芽分化の促進のため必須である。標高820mの富士吉田市と標高350mの双葉町、標高1000mの鳴沢村の三カ所で比較栽培をしたところ双葉町に比べ富士吉田市の栽培株は1週間花芽分化の確認および開花が早かった。また鳴沢村は双葉町より10日以上早かった(表4)。
【0018】
【表4】
【0019】
さらに決定的なことは、双葉町での栽培株はすべて、株先端の生育が停止し側枝が一斉に伸び始め円錐形が維持できず、クリスマスツリーと呼べない丸く横に膨らんだ形状となった。富士吉田市と鳴沢村で管理した株でも何鉢かは害虫の食害などが見られたが全体の1割以下であり、栽培管理時に注意すれば問題はないと考えられた。鳴沢と富士吉田での先端の生育停止の発生割合に差はなかった(表5)。
【0020】
【表5】
【0021】
10月始めのハウス入室当初は最低10℃で管理し、11月始めに花芽を肉眼で確認してから16℃の管理に移行する。当初から16℃で管理すると主幹先端や株元など花芽分化が遅れやすい部位が再度栄養生長に転じて樹形を乱しやすいが、10℃で管理することで花芽分化の遅れていた部位の分化が進み、株全体がほぼ同じ時期の開花となる。11月から16℃に温度を上げることで品質を損なわず10℃のままの株に比べ約20日開花の前進化が可能となる(表6)。
【0022】
【表6】
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、山梨県総合農業試験場岳麓試験地での実施例に基づいてこの発明のスズランエリカクリスマスツリー仕立てとその栽培法について記載する。
【0024】
[用土]用土は元山梨県総合農業試験場研究員渡辺淳が報告しているルクリア(アッサムニオイザクラ)の底面給水栽培に最も適していた用土を採用した。これは赤玉土細粒、鹿沼土細粒,バーミキュライト細粒,パーライト細粒、無調整ピートモスの5種類を容積比で等量づつ混合した用土である。この用土のpHは酸性で、酸性を好むスズランエリカに適している。また、乾燥を特に嫌うスズランエリカであるが、停滞水は病害の発生につながるため、水持ちと排水性を両立した本用土は物理性の面でも適していると考える。さらにこの用土は挿し木用土としても使用できるため、用途に応じて使い分ける必要がなく便利である。
【0025】
[潅水]潅水はこの植物を栽培をするうえで特に注意を必要とする作業である。それはこの植物が一般の園芸作物(シクラメンなど)に比べ乾燥に極端に弱いからである。特に出蕾から開花の時期は一度用土を乾かすと確実に枯死する。また生育期は開花期ほどではないが枝の先端の芽が生育を停止させてしまうため、特に株の先端の生長を大切にする本栽培法においては重要である。具体的に記述すると、年間を通して毎日必ず1回は潅水を行い、特に夏期の晴天日は朝夕2回たっぷりと潅水する必要がある。目安として、一般の鉢花は鉢の表面の用土が乾いたら潅水をするが、スズランエリカは表面が乾ききらない内に潅水を行う。潅水に使う水は雨水のように酸性のものが望ましい。地域により中性もしくは弱アルカリ性の水道水などを使う必要がある場合はpHの調整をしたものが望ましい。中性などの水を長期間与えていると用土のpHが上がり葉が黄化して商品性の低下や開花の遅延を招くので注意する。
【0026】
[繁殖]通常繁殖は挿し木で行われる。スズランエリカの挿し木は夏期の発根率が優れるがクリスマスツリーに仕立てるにはその年の1〜2月までさかのぼる必要がある。2年生以上の株では挿し木時期は問われないため通常は夏に行う。穂は5cmほどの長さに切りそろえる。穂の形状は先端部分を使う通称天ざしとする。挿し木容器は200穴程度のセルトレイを用いて段落[0024]で述べた用土で行う。発根するまでの期間に個体差が多いことと発根直後のスズランエリカは根が切れやすく傷みやすいため、セルトレイに充分根が回るまで5ヶ月ほど経過した後鉢上げを行う。
【0027】
[鉢上げ]最初の鉢上げは2.5号の黒ポリ鉢を用いる。植え替えはセルトレイを充分湿らせて根が切れないように慎重に行う。鉢上げ後すぐにたっぷり潅水し根を乾燥させないようにする。用土に元肥は施さない。鉢上げ後1ヶ月経過し順調に生育を始めた株には緩効性肥料を置き肥する。2.5号鉢に鉢上げして3ヶ月以上経過し順調に根が鉢に回った場合、3.5号鉢に鉢上げする。2年以内で出荷する場合、これが最後の鉢上げとなる。2年以上経過した株を4月にクリスマスツリーに仕立て直す場合、仕立てた直後に1回り大きい鉢に鉢上げすると主幹を直立させることができるのでこの時期に行う。
【0028】
[肥培管理]肥培管理は、生育期間を通じ、用土1リットル当たり鉢物用緩効性肥料(10−10−10)を2g、45日間隔で施用する。ただし、挿し木と鉢上げ直後1ヶ月は無肥料とする。この時期に施肥を行うと挿し木の発根率が低下したり、枯死株が多発したりする。この施肥量より少ないと生育が後れ、多いと枯死株発生率が上昇しさらに開花の遅延が起こる。
【0029】
[花芽分化・開花]このようにして発明に基づいて栽培管理を続けると早い株で10月の上旬には肉眼で花芽が確認できるようになり、10℃管理でも確認後60日ほどで最初の開花が見られる。開花時から10日ほどで全体の花の3割が開花となり出荷適期となる。表4は平成14年度に実施した2〜3年生の仕立てと慣行を比較栽培したデータである。このように従来より開花が進んでいる(スズランエリカの出荷は開花日ぐらいで出荷する)状態で12月上旬には出荷できるのでクリスマス需要に適応できる。
【0030】
以上の実施例のとおり、本発明により従来出荷不可能な時期に開花のより進んだ状態のスズランエリカを出荷できる。しかもクリスマス需要期に、今までない花着きのツリーとして販売できることが明らかとなった。
【0031】
【発明の効果】
この発明のスズランエリカのクリスマスツリー仕立ておよびその栽培法によれば、従来では不可能であったクリスマス需要期に開花出荷することのできる新しい鉢花を提供することができるようになった。
Claims (2)
- スズランエリカ(Erica formosa)の株の主幹を1本残して他の幹はすべて切除し、主幹を垂直になるよう支柱を立て誘引し、株全体が円錐形になるように枝を整えるようにしたことを特徴とするスズランエリカのクリスマスツリー仕立て方法。
- 上記請求項1に記載の仕立て方法を採用するとともに、下記の管理を採用することにより、11月下旬から12月中旬に開花・出荷できるようにし、かつ花着き向上や枝先端部への着花など品質の向上が得られるようにしたことを特徴とするスズランエリカのクリスマスツリー栽培法。
(1)7月初旬から9月末まで、800m以上の日当たりのよい露地ほ場で管理すること。
(2)10月初旬からハウス内で管理するとともに、11月初旬に花芽を肉眼で確認するまでは、最低10℃で管理し、その後16℃で管理すること。
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