JP3803524B2 - Multi-directional input device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は多方向入力装置に係わり、操作軸を操作することにより、複数の電気部品を同時に操作することができる多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多方向入力装置は、本願の出願人が先に出願した出願中のもので、図31〜図43に示すように、鉄板等から成る枠体1が配設され、この枠体1は、プレス等で図示下方に折り曲げられた側板1a、1b、1c、1dを有し、内部が空洞で下部が開放され、外形が略直方体に形成されている。また、枠体1の上部が上板1eで蓋閉され、この上板1eの中央部には操作孔1fが形成されている。
前記側板1b以外の3つの側板1a、1c、1dには、それぞれ丸孔1gが形成され、更に側板1a、1cには後述する回転型の電気部品である可変抵抗器3A、3Bを取り付けるための複数の角穴(図示せず)が設けられている。また、側板1aが対向する側の側板1bには、側板1aの丸孔1gが対向する位置に略半円形状の支持部1hが形成されている。
【0003】
また、相対向する側板1c、1dのそれぞれの下部には、図示しないプリント基板等に本発明の多方向入力装置を取り付けるための、複数の取付端子1kが下方側に延出形成されている。
また、側板1a、1bの下方には、後述する底板8を取り付けるための舌片1m、1mがそれぞれ形成されている。
【0004】
前記枠体1の空洞内部には、リン青銅板等から成る第1連動部材2が配設されている。そして、この第1連動部材2は、プレス等でアーチ状に上方側に湾曲形成され、このアーチ状部分の長手方向にスリット孔2aが打ち抜き形成されている。
また、前記第1連動部材2の両端部が下方側に折り曲げられ、この折り曲げられた図示左側の一端部にはパイプ状の支持部2bが絞り加工等で突出形成され、この支持部2bが側板1dの丸孔1gに挿入されて回転可能に支持されるようになっている。
【0005】
前記第1連動部材2の図31示右側の他端部は、略U字状に折り曲げられて部品操作部2cが形成され、この部品操作部2cは、枠体1の側板1cに形成された丸孔1g(図38参照)に挿入され、この丸孔1gから外方に突出し、後述する第1の電気部品である可変抵抗器3Aの回転体3dの横溝と係合するようになっている。
前記第1連動部材2は、枠体1の側板1c、1dのそれぞれの丸孔1g、1gに橋渡しされ、アーチ状に形成された部分が枠体1内部に回動可能に架設されている。
また、前記枠体1の側板1aと、この側板1aに隣接する側板1cに設けられた図示しない複数の角孔には第1,第2の電気部品である、例えば可変抵抗器3A、3Bがスナップ係合等で取り付けられている。
【0006】
回転型の第1,第2の電気部品である前記可変抵抗器3A、3Bは、図38,図39に示すように、ケース3aの内部にインサート成型等で一体形成された基板3bが配設され、摺動子片3cを取り付けた回転体3dがケース3aに固定された基板3bに、回転体3dに設けた一対の取付脚3fをスナップ係合して回転可能に取り付けられ、回転体3dの回転中心には、縦溝と横溝とを組み合わせた係合溝を有する操作部3eが形成されている。
そして、前記枠体1の側板1cの丸孔1gから外方に突出している第1連動部材2の略U字状の部品操作部2cが、側板1cに取り付けられている可変抵抗器3Aの操作部3eに係合し、前記第1連動部材2が回動することによって、可変抵抗器3Aの回転体3dが回転して、可変抵抗器3Aの抵抗値が変化するようになっている。
【0007】
前記第1連動部材2のスリット孔2aには、操作軸4の摘み部4aが挿通され、摘み部4a、および根元部4bがスリット孔2aに沿って移動可能になっている。 このような操作軸4は合成樹脂等から成り、図35〜図37に示すように、小判形状に形成された摘み部4aの根元部4bが円形に形成されている。この円形の根元部4bの図示下方には筒部4cが一体形成されている。
この筒部4cは、下方が開放されて周囲が外壁で覆われ、内部には後述する略円形の復帰バネからなる付勢部材7を収納するための収納部4dが形成されている。このような操作軸4は、筒部4cの外周面の一部に対向状態で平坦部4e、4eが形成され、この平坦部4e、4eには、頂部にテーパ部4kを有する小判形状の軸部4f、4fが軸方向に対して直交する方向に凸状に突出形成されている。
【0008】
また、前記軸部4fの下端部には、係止部4jが設けられている。
前記収納部4dの内部には、摘み部4aと同一の軸方向に軸支部4gが図示下方に延長して一体形成され、この軸支部4gの下方側の先端部4hがバネ性のある筒部4cより所定量だけ下方側に突出した状態になっている。
前記筒部4cの内壁には、特に、図41に示すように、収納部4d内に突出して、軸方向に延びる複数個の突起4mが設けられている。
また、筒部4cの外周面には、軸部4fの下側において、軸部4fと筒部4cの下端部との間に、ストッパーを構成するための矩形状の突部4nが設けられ、この突部4nは、平坦部4eよりも高いが軸部4fの頂面よりも低く形成されている。
前記操作軸4は、軸部4fを第2連動部材5に軸支することによって、矢印A−A方向、および矢印B−B方向に傾倒可能になっている。
【0009】
前記第2連動部材5は合成樹脂材料から成り、第1連動部材2の下方側に、第1連動部材2と直交する方向に配設されている。
この第2連動部材5は、特に、図32〜図34に示すように、略中心部に操作軸4を挿通する中心孔5cを設けて構成された外形が略矩形の支持部5aが形成され、この支持部5aは周囲が側壁5bに囲まれ、この側壁5bに囲まれた内側に略矩形の中心孔5cが貫通形成されている。
前記支持部5aの一対の側壁5b、5bの所定位置には、操作軸4の軸部4f、4fが係合可能な丸形の孔5d、5dが形成されている。
前記側壁5bの内面には、特に、図40に示すように、丸形の孔5dの下方に位置し、突部4nを受け入れるための略矩形状の凹部5nが設けられると共に、この凹部5nの両端部には、段部5eが存在して、ストッパー部が設けられている。
【0010】
そして、操作軸4の軸部4fが丸形の孔5dにスナップ止めされて、操作軸4が第2連動部材5に保持されると共に、突部4nが凹部5n内に位置して、突部4nの頂面が凹部5nの底壁面に当接すると共に、平坦部4eが側壁5bの内壁面と当接した状態となる。そして、突部4nの両端部の段差部が段部5eと衝合可能となって、ストッパーを構成している。
また、この組立後、小判形状の軸部4fの下端部の係止部4jが丸形の孔5dに係止した状態となっている。
【0011】
前記支持部5aからは、図33に示すように、左右の水平方向に第1と第2のアーム部5f、5gが、それぞれ延出形成されている。そして、一方側に延出する第1アーム部5fには、所定の径寸法の支持部5hが形成され、この支持部5hから板状の部品操作部5jが突出形成されている。
また、他方側に延出する第2アーム部5gには、所定の径寸法の支持部5kが形成され、この支持部5kから上面が平坦状に形成され下面が半円状に形成された突部5mが延出形成されている。
【0012】
前記第2連動部材5は、第1アーム部5fの支持部5hが、枠体1の側板1aの丸孔1gに挿入されて回転可能に支持され、第2アーム部5gの支持部5kが、側板1bの半円状の支持部1hに位置して支持されて、第2連動部材5は、回動可能に架設されるようになっている。
そして、第1アーム部5fの部品操作部5jが、側板1aに取り付けられた第2の電気部品である可変抵抗器3Bの操作部3eの縦溝と係合し、可変抵抗器3Bを操作するようになっている。
【0013】
前記枠体1の内部に位置する操作軸4の下方の軸支部4gには、操作軸4の軸方向に移動可能な作動部材6が配設されている。
この作動部材6は、樹脂材料から成り、下方側に外形が円形で底面が皿状に湾曲形成された基部6aを有し、この基部6aの中央部には、上方に向けて突出する筒状のボス部6bが形成され、このボス部6bの中央に軸孔6cが貫通形成されている。
前記作動部材6のボス部6bの外周には、操作軸4の突起4mとスプライン結合するための複数個の凹条部6dが設けられると共に、基部6aの下面中央部には凹部6eが設けられると共に、基部6aの下面外周部には円弧状面部6fが設けられ、更に、ボス部6bの上端部には、段差部を有した僅かに突出する突部6gが設けられている。
前記作動部材6は、操作軸4の軸支部4gが軸孔6cに挿入されると共に、ボス部6bが筒部4cの収納部4dに移動可能に嵌合するようになっている。
この時、作動部材6の凹条部6dには、操作軸4の突起4mがスプライン結合し、作動部材6が操作軸4の回りに回転しないようになっている。
【0014】
前記操作軸4の筒部4cの収納部4d内には、所定の弾性力を有するコイルバネから成る付勢部材7が配設されている。この付勢部材7は、上下の巻端部が、収納部4d内の天井面と、作動部材6のボス部6bと突部6gの段差部とにそれぞれ弾接するようになっている。この付勢部材7は、軸支部4gに挿入されると共に、付勢部材7の一端部は、筒部4cの内壁にガイドされ、他端部は突部6gの外壁にガイドされ、付勢部材7の前後左右の動きが規制されるようになっている。
また、付勢部材7の取付は、先ず、付勢部材7を作動部材6の突部6gにはめ合わせた後、付勢部材7を先にして収納部4dに収納し、凹条部6dと突起4mを合わせながら作動部材6を収納部4dに収納するものである。
【0015】
前記作動部材6の下部には、枠体1の下部を蓋閉する底板8が配設されている。この底板8は、樹脂材料からなり外形が略矩形に形成され、周囲に側壁8aが部分的に形成され、この側壁8aの内部に平坦状の内底面8bが形成されている。
前記内底面8b上には、外周部から中央部に行くに従って、漸次盛り上がったテーパー部を有する円錐状で皿状の突部8eを設けている。
この内底面8bに、付勢部材7により作動部材6の底部が弾接されるようになっている。また、側壁8aには、枠体1の側板1c、1dの下方側の端部を位置決めするための複数のガイド部8dが突出形成されている。
【0016】
次に、従来の多方向入力装置の動作を説明すると、まず、操作軸4の摘み部4aに操作力が加わってない無負荷のときは、図38、図42に示すように、付勢部材7の弾性力により、作動部材6が底板8の内底面8bに弾接されて、基部6aの皿状の底面が水平状態になると共に、操作軸4が直立の中立状態になっている。
また、この中立状態において、底板8の突部8eは、作動部材6の凹部6e内に位置した状態となっている。
この中立状態の操作軸4を第1連動部材2のスリット孔2aに沿って、図38、図42に示す矢印B−B方向に傾倒させると、第2連動部材5が第1と第2のアーム部5f、5gのそれぞれの支持部5h、5kを支点として回動し、作動部材6は図43に示すように、基部6aの底面が底板8の内底面8b上を摺接移動し、基部6aの底面の外周部の円弧状面部6fが底板8の突部8eのテーパー部に当接しながら作動部材6が傾斜する。
【0017】
そして、作動部材6は付勢部材7の弾性力に抗してボス部6bが操作軸4の筒部4cの収納部4d内に押し込まれる。
この状態で傾倒動作を続けると、作動部材6の円弧状面部6fは、突部8eのテーパー部に乗り上げながら、且つ、作動部材6の動きを規制させながら摺動動作する。
このため、作動部材6が所定の角度傾斜しても、円弧状面部6fが図43の矢印D方向に底板8上でスリップすることが無く、傾倒動作を行うことができる。
前記第2連動部材5を回動させると、第1アーム部5fの部品操作部5jが係合している第2の電気部品である可変抵抗器3Bの回転体3dが回転して抵抗値が変化する。
また、操作軸4を矢印B方向に傾倒した時、操作軸4は、第1連動部材2のスリット孔2aの端部にぶつかって、傾倒動作がストップするようになっている。
そして、側板1aに取り付けられている可変抵抗器3Bの操作が終了後、操作軸4に加えていた操作力を解除すると、付勢部材7の弾性力によって、作動部材6が自動的に水平状態に戻り、操作軸4が直立の中立状態に自動復帰する。
【0018】
また、操作軸4を第2連動部材5の中心孔5cに沿って、図39に示す矢印A−A方向に傾倒させると、第1連動部材2が支持部2bと部品操作部2cを支点として回動する。
この第1連動部材2が回動すると、側板1cに取り付けられて部品操作部2cが係合している第1の電気部品である可変抵抗器3Aの回転体3dが回転して、可変抵抗器3Aの抵抗値が変化する。このときの作動部材6の動作は、前述した操作軸4を矢印B−B方向に傾倒させたときと同じなので説明は省略する。
そして、操作軸4を矢印A方向に傾倒した時、突部4nが凹部5n内を移動して、突部4nの段差部が段部5eに衝合して、ストッパーを構成している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の多方向入力装置は、第1,或いは第2の連動部材2,5の部品操作部2c,5jが回転体3dの横溝、或いは縦溝に単に係合するものであるため、回転体3dに外力がかかった時、取付脚3fがケース3aから外れるという問題がある。
【0020】
本発明の多方向入力装置は、回転体の取付が確実で、操作の確実な多方向入力装置を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として、枠体と、互いに直交した状態で前記枠体に回転可能に取り付けられた第1と第2の連動部材と、該第1と第2の連動部材に対して垂直方向に配置された状態で、前記第2の連動部材に保持され、前記第1と第2の連動部材を回転する傾倒動作可能な操作軸と、該操作軸の傾倒動作より前記第1,或いは第2の連動部材を介してそれぞれ操作される第1,第2の電気部品とを備え、前記第2の連動部材には、非円形の部品操作部と、この部品操作部の端部から突出する凸部を設け、前記枠体に取り付けられた前記第2の電気部品は、中央に丸孔を有する基板が固定されたケースと、平板状の基部の中央部に、前記第2の連動部材の前記部品操作部と係合する係合溝を有し、この係合溝を挟んで間隔を置いて一対の取付脚が設けられた回転体とを有し、この回転体の前記一対の取付脚が前記基板の中央の丸孔に挿通されてスナップ係合して回転可能に取り付けられると共に、前記第2の連動部材の前記部品操作部を前記回転体の前記係合溝に係合させ、前記凸部が前記一対の取付脚間に位置した状態で、少なくとも前記基板の表面付近まで延在して、該凸部により前記一対の取付脚が内側に変形して前記基板の丸孔から外れようとする動きを抑えるようにした構成とした。
【0022】
また、第2の解決手段として、前記第1の連動部材には、非円形の部品操作部と、この部品操作部の端部から突出する凸部を設け、前記枠体に取り付けられた前記第1の電気部品は、中央に丸孔を有する基板が固定されたケースと、平板状の基部の中央部に、前記第1の連動部材の前記部品操作部と係合する係合溝を有し、この係合溝を挟んで間隔を置いて一対の取付脚が設けられた回転体とを有し、この回転体の前記一対の取付脚が前記基板の中央の丸孔に挿通されてスナップ係合して回転可能に取り付けられると共に、前記第1の連動部材の前記部品操作部を前記回転体の前記係合溝に係合させ、前記凸部が前記一対の取付脚間に位置した状態で、少なくとも前記基板の表面付近まで延在して、該凸部により前記一対の取付脚が内側に変形して前記基板の丸孔から外れようとする動きを抑えるようにした構成とした。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の多方向入力装置を図1〜図30を基に説明すると、図1は本発明の多方向入力装置の分解斜視図、図2は本発明の多方向入力装置に係り、一部を断面した平面図、図3は図2の3−3線における断面図、図4は本発明の多方向入力装置の動作を示す説明図、図5は図2の5−5線における断面図、図6は本発明の多方向入力装置の動作を示す説明図、図7は図3の7−7線における要部の断面図、図8は図5の8−8線における要部の断面図である。
【0025】
また、図9は本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の平面図、図10は本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の正面図、図11は本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の下面図、図12は本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の右側面図、図13は図9の13−13線における断面図、図14は図9の14−14線における断面図である。
【0026】
また、図15は本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の平面図、図16は本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の左側面図、図17は本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の右側面図、図18は図15の18−18線における断面図である。
【0027】
また、図19は本発明の多方向入力装置に係る操作軸の正面図、図20は本発明の多方向入力装置に係る操作軸の上面図、図21は本発明の多方向入力装置に係る操作軸の下面図、図22は図19の22−22線における断面図である。
また、図23は本発明の多方向入力装置に係る作動部材の正面図、図24は本発明の多方向入力装置に係る作動部材の平面図、図25は図24の25−25線における断面図、図26は本発明の多方向入力装置に係る回転体の平面図、図27は本発明の多方向入力装置に係る回転体の背面図、図28は本発明の多方向入力装置に係る回転体の底面図、図29は図26の29−29線における断面図、図30は図26の30−30線における断面図である。
【0028】
次に、本発明の多方向入力装置の構成を図1〜図30に基づいて説明すると、鉄板等から成る枠体21が配設され、この枠体21は、プレス等で図示下方に折り曲げられた側板21a、21b、21c、21dを有し、内部が空洞で下部が開放され、外形が略直方体に形成されている。また、枠体21の上部が上板21eで蓋閉され、この上板21eの中央部には操作孔21fが形成されている。
前記側板21b以外の3つの側板21a、21c、21dには、それぞれ丸孔21gが形成され、更に側板21a、21cには後述する回転型の第1,第2の電気部品である可変抵抗器23A、23Bを取り付けるための複数の角穴21pが設けられている。また、側板21aが対向する側の側板21bには、側板21aの丸孔21gが対向する位置に略半円形状の支持部21hが形成されている。
【0029】
また、相対向する側板21c、21dのそれぞれの下部には、図示しないプリント基板等に本発明の多方向入力装置を取り付けるための、複数の取付端子21kが下方側に延出形成されている。
また、側板21a、21bの下方には、後述する底板28を取り付けるための舌片21m、21mがそれぞれ形成されている。
【0030】
前記枠体21の空洞内部には、リン青銅板等から成る第1連動部材22が配設されている。そして、この第1連動部材22は、図15〜図18に示すように、プレス等でアーチ状に上方側に湾曲形成され、このアーチ状部分の長手方向にスリット孔22aが打ち抜き形成されている。
また、前記第1連動部材22の両端部が下方側に折り曲げられ、この折り曲げられた図示左側の一端部にはパイプ状の支持部22bが絞り加工等で突出形成され、この支持部22bが側板21dの丸孔21gに挿入されて回転可能に支持されるようになっている。
【0031】
前記第1連動部材22の図1、及び図15示右側の他端部には、その端部から突出した部品操作部22cと、この部品操作部22cの端部から更に突出した凸部22dとを有し、この部品操作部22cは、枠体21の側板21cに形成された丸孔21g(図3参照)に挿入され、この丸孔21gから外方に突出し、後述する第1の電気部品である可変抵抗器23Aの回転体23dの横溝と係合するようになっている。
前記第1の連動部材22は、枠体21の側板21c、21dのそれぞれの丸孔21g、21gに橋渡しされ、アーチ状に形成された部分が枠体21内部に回動可能に架設されている。
また、前記枠体21の側板21aと、この側板21aに隣接する側板21cに設けられた複数の角孔21pには、第1,第2の電気部品である、例えば可変抵抗器23A、23Bがケース23aに設けられた取付部23gをスナップ係合させて取り付けられている。
【0032】
回転型の第1,第2の電気部品である前記可変抵抗器23A、23Bは、図2〜図6に示すように、ケース23aの内部にインサート成型等で一体形成された基板23bが配設され、このケース23aに設けられた取付部23gが枠体21にスナップ止めされると共に、摺動子片23cを取り付けた回転体23dがケース23aに固定された基板23bに、回転体23dに設けた一対の取付脚23fをスナップ係合して回転可能に取り付けられている。
そして、回転体23dは、図26〜図30に示すように、平板状の基部23hの中心部には、縦溝と横溝とを組み合わせた係合溝23eが形成され、この係合溝23eを挟んで間隔を置いて一対の取付脚23fが設けられた構成となっている。
【0033】
そして、前記枠体21の側板21cの丸孔21gから外方に突出している第1連動部材22の部品操作部22cが、側板21cに取り付けられている可変抵抗器23Aの係合溝23eに係合すると共に、凸部22dが一対の取付脚23fの位置まで延在して、前記第1連動部材22が回動することによって、可変抵抗器23Aの回転体23dが回転して、可変抵抗器23Aの抵抗値が変化するようになっている。
また、凸部22dが一対の取付脚23fの位置まで延在することによって、回転体23dに外力がかかって、取付脚23fがケース22aから外れようとしても、この凸部22dの存在によって、取付脚23fの動きが抑えられて、外れることがないし、本実施例においては、取付脚23fがスナップ係合するケース23aの基板23bの表面付近まで延びているので、その効果は特に著しい。
なお、前記実施例では、凸部22dをケース23aの基板23bの表面付近まで延ばしているが、それより外側まで延びていても良い。
また、基板23bの中央の丸孔に取付脚23fをスナップ係合しているが、丸孔の周縁に相当する箇所を樹脂で覆い、この樹脂部分にスナップ係合しても良い。
【0034】
なお、前記実施例では、回転体23dに取付脚23fを設けて、この取付脚23fで回転体23dをケース23aに回転可能に取り付けたもので説明したが、ケース23aに取付脚を設けて、この取付脚で回転体23dを回転可能に取り付けるようにしても良い。
【0035】
前記第1連動部材22のスリット孔22aには、操作軸24の摘み部24aが挿通され、摘み部24a、および根元部24bがスリット孔22aに沿って移動可能になっている。 このような操作軸24は合成樹脂等から成り、図19〜図22に示すように、小判形状に形成された摘み部24aの根元部24bが円形に形成されている。この円形の根元部24bの図示下方には筒部24cが一体形成されている。
この筒部24cは、下方が開放されて周囲が外壁で覆われ、内部には後述する略円形の復帰バネからなる付勢部材27を収納するための収納部24dが形成されている。このような操作軸24は、筒部24cの外周面で互いに対向する位置に、軸方向に対して直交する方向に凸状に突出して設けられた一対の円柱状の軸部24fと、この軸部24fの頂部に設けられたテーパー部24kと、この軸部24fの周囲において、軸部24fより低く設けられた略扇状の台座部24eと、軸部24fの下端部に位置する係止部24jとを有する。
【0036】
そして、略扇状の台座部24eは、180度以上の角度で形成されると共に、台座部24eの端部に設けられた段差部24nが後述するストッパー部としての機能を果たすようになっている。
また、前記収納部24dの内部には、摘み部24aと同一の軸方向に軸支部24gが図示下方に延長して一体形成され、この軸支部24gの下方側の先端部24hがバネ性のある筒部24cより所定量だけ下方側に突出した状態になっている。
前記筒部24cの内壁には、特に、図8に示すように、収納部24d内で軸方向に延びる複数個の凹部24mが設けられている。
そして、前記操作軸24は、軸部24fを第2連動部材25に軸支することによって、矢印A−A方向、および矢印B−B方向に傾倒可能になっている。
【0037】
なお、軸部24fは円柱状の凸部で説明したが、小判型形状の凸部でも良く、また、筒部24cの下端部と軸部24の下端部との間に、台座部24eの一部が存在したもので説明したが、筒部24cの下端部と軸部24fの下端部が操作軸24の軸方向において、面一、或いは近接して設けるようにしても良い。
【0038】
前記第2連動部材25は合成樹脂材料から成り、第1連動部材22の下方側に、第1連動部材22と直交する方向に配設されている。
この第2連動部材25は、特に、図9〜図14に示すように、略中心部に操作軸24を挿通する中心孔25cを設けて構成された外形が略矩形の支持部25aが形成され、この支持部25aは周囲が側壁25bに囲まれ、この側壁25bに囲まれた内側に略矩形の中心孔25cが貫通形成されている。
前記支持部25aの一対の側壁25b、25bの所定位置には、操作軸24の軸部24f、24fが係合可能な丸形の孔25d、25dが形成されている。
前記側壁25bの内面には、特に、図7,図13に示すように、丸形の孔25dの周囲に位置し、台座部24eを受け入れるための略扇状の凹部25nが設けられると共に、この凹部25nの両端部には、段部25eが存在して、ストッパー部が設けられている。
【0039】
そして、操作軸24の軸部24fが丸形の孔25dにスナップ止めされて、操作軸24が第2連動部材25に保持されると共に、台座部24eが凹部25n内に位置して、台座部24eの頂面24e1が凹部25nの底壁面25n1に当接すると共に、台座部24eの両端部の段差部24nが段部25eと衝合可能となって、ストッパーを構成している。
前記支持部25aからは、図9〜図14に示すように、左右の水平方向に第1と第2のアーム部25f、25gが、それぞれ延出形成されている。そして、一方側に延出する第1アーム部25fには、所定の径寸法の支持部25hが形成され、また、他方側に延出する第2アーム部25gには、所定の径寸法の支持部25kが形成され、この支持部25kからは、板状の部品操作部25jが突出形成されると共に、この部品操作部25jから更に突出して、突部25mが延出形成されている。
【0040】
前記第2連動部材25は、第1アーム部25fの支持部25hが、枠体21の側板21bの半円状の支持部21hと底板28の間に位置して回転可能に支持され、第2アーム部25gの支持部25kが、側板21aの丸孔21gに挿入されて回転可能に支持されて、第2連動部材25は、回動可能に架設されるようになっている。
そして、第2アーム部25gの部品操作部25jが、側板1aに取り付けられた第2の電気部品である可変抵抗器3Bの係合溝3eの縦溝と係合し、可変抵抗器3Bを操作するようになっている。
また、第2連動部材25が枠体21に取り付けられた際、突部25mが一対の取付脚23fの位置まで延在した構成となっており、この突部25mが一対の取付脚23fの位置まで延在することによって、回転体23dに外力がかかって、取付脚23fがケース22aから外れようとしても、この突部25mの存在によって、取付脚23fの動きが抑えられて、外れることがないし、本実施例においては、取付脚23fがスナップ係合するケース23aの基板23bの表面付近まで延びているので、その効果は特に著しい。
なお、前記実施例では、凸部22dをケース23aの基板23bの表面付近まで延ばしているが、それより外側まで延びていても良い。
また、基板23bの中央の丸孔に取付脚23fをスナップ係合しているが、丸孔の周縁に相当する箇所を樹脂で覆い、この樹脂部分にスナップ係合しても良い。
【0041】
前記枠体21の内部に位置する操作軸24の下方の軸支部24gには、操作軸24の軸方向に移動可能な作動部材26が配設されている。
この作動部材26は、樹脂材料から成り、図23〜図25に示すように、下方側に外形が円形で底面が皿状に湾曲形成された基部26aを有し、この基部26aの中央部には、上方に向けて突出する筒状のボス部26bが形成され、このボス部26bの中央に軸孔26cが貫通形成されている。
前記作動部材26のボス部26bの外周には、操作軸24の凹部24mとスプライン結合するための径方向に突出した複数個の凸条部26dが設けられ、また、基部26aの下面中央部には凹部26eが設けられると共に、基部26aの下面外周部には円弧状面部26fが設けられ、更に、凸条部26dの上端部において、この凸条部26dとボス部26bとの間に設けられた凹部からなる受け部26gが設けられている。
【0042】
また、凸条部26dは、ボス部26bの上部から基部26aにわたって形成されると共に、ボス部26bの上端部は、操作軸24の軸方向に凸条部26dの先端部から更に突出させ、ボス部26bの突出量は、凸条部26dの先端部から受け部26gの深さ以上の長さで突出させている。
前記作動部材26は、操作軸24の軸支部24gが軸孔26cに挿入されると共に、ボス部26bが筒部24cの収納部24dに移動可能に嵌合するようになっている。
この時、作動部材26の凸条部26dが操作軸24の凹部24mにスプライン結合し、作動部材26が操作軸24の回りに回転しないようになっている。
【0043】
前記操作軸24の筒部24cの収納部24d内には、所定の弾性力を有するコイルバネから成る付勢部材27が配設されている。この付勢部材27は、上下の巻端部が、収納部24d内の天井面と、作動部材26の受け部26gとにそれぞれ弾接するようになっている。この付勢部材27は、軸支部24gに挿入されると共に、付勢部材27の一端部は、筒部24cの内壁にガイドされ、他端部は受け部26gの外壁にガイドされ、付勢部材27の前後左右の動きが規制されるようになっている。
【0044】
また、付勢部材27の取付は、先ず、付勢部材27を作動部材26の受け部26gにはめ合わせた後、付勢部材27を先にして収納部24dに収納し、凸条部26dと凹部24mを合わせながら作動部材26を収納部24dに収納するものである。
この時、凹部からなる受け部26gによって付勢部材27の端部が保持されているため、付勢部材27が作動部材26から外れにくくなり、また、付勢部材27は、組み立てられた状態では撓められているが、付勢部材27が撓められていない自由長の状態で凸条部26dの先端が凹部24mの下端にガイドされるように寸法を設定しており、このため、付勢部材27が撓められた状態で、凸条部26dと凹部24mの位置を決める必要がないから付勢部材27と作動部材26の組み込みが容易となる。
また、付勢部材27の自由長の状態で、且つ、凸条部26dと凹部24mが嵌合する前にボス部26bの軸孔26cの上端が軸支部24gの先端部24hにガイドされるので、凸条部26dと凹部24mの組み込み時の位置決め作業がし易く、更に、ボス部26bの突出量が、凸条部26dの先端部から受け部26gの深さ以上の長さで突出することにより、付勢部材27の外れが無く、一層、組立性が良好となる。
【0045】
前記作動部材26の下部には、枠体21の下部を蓋閉する底板28が配設されている。この底板28は、樹脂材料からなり外形が略矩形に形成され、周囲に側壁28aが部分的に形成され、この側壁28aの内部に平坦状の内底面28bが形成されている。
前記内底面28b上には、外周部から中央部に行くに従って、漸次盛り上がったテーパー部を有する円錐状で皿状の突部28eを設けている。
この内底面28bに、付勢部材27により作動部材26の底部が弾接されるようになっている。また、側壁28aには、枠体21の側板21c、21dの下方側の端部を位置決めするための複数のガイド部28dが突出形成されている。
【0046】
次に、本発明の多方向入力装置の動作を説明すると、まず、操作軸24の摘み部24aに操作力が加わってない無負荷のときは、図3、図5に示すように、付勢部材27の弾性力により、作動部材26が底板28の内底面28bに弾接されて、基部26aの皿状の底面が水平状態になると共に、操作軸24が直立の中立状態になっている。
また、この中立状態において、底板28の突部28eは、作動部材26の凹部26e内に位置した状態となっている。
この中立状態の操作軸24を第1連動部材22のスリット孔22aに沿って、図3、図4に示す矢印B−B方向に傾倒させると、第2連動部材25が第1と第2のアーム部25f、25gのそれぞれの支持部25h、25kを支点として回動し、作動部材26は図4に示すように、基部26aの底面が底板28の内底面28b上を摺接移動し、基部26aの底面の外周部の円弧状面部26fが底板28の突部28eのテーパー部に当接しながら作動部材26が傾斜する。
【0047】
そして、作動部材26は付勢部材27の弾性力に抗して上方に移動し、ボス部26bが操作軸24の筒部24cの収納部24d内に押し込まれる。
この状態で傾倒動作を続けると、作動部材26の円弧状面部26fは、突部28eのテーパー部に乗り上げながら、且つ、作動部材26の動きを規制させながら摺動動作する。
このため、作動部材26が所定の角度傾斜しても、円弧状面部26fが図4の矢印D方向に底板28上でスリップすることが無く、傾倒動作を行うことができる。
前記第2連動部材25を回動させると、第2アーム部25gの部品操作部25jが係合している第2の電気部品である可変抵抗器23Bの回転体23dが回転して抵抗値が変化する。
また、操作軸24を矢印B方向に傾倒した時、作動部材26の軸方向の移動は、作動部材26の基部26aが操作軸24の筒部24cの下端面の4カ所の凸部24pにぶつかって第1のストッパーが働くと共に、第2連動部材25の下端部25pが底板28にぶつかって第2のストッパーが働き、操作軸24は、この2カ所によるストッパーにより、傾倒動作がストップするようになっている。
そして、側板21aに取り付けられている可変抵抗器23Bの操作が終了後、操作軸24に加えていた操作力を解除すると、付勢部材27の弾性力によって、作動部材26が自動的に水平状態に戻り、操作軸24が直立の中立状態に自動復帰する。
【0048】
また、操作軸24を第2連動部材25の中心孔25cに沿って、図5,図6に示す矢印A−A方向に傾倒させると、第1連動部材22が支持部22bと部品操作部22cを支点として回動する。
この第1連動部材22が回動すると、側板21cに取り付けられて部品操作部22cが係合している第1の電気部品である可変抵抗器23Aの回転体23dが回転して、可変抵抗器23Aの抵抗値が変化する。このときの作動部材26の動作は、前述した操作軸24を矢印B−B方向に傾倒させたときと同じなので説明は省略する。
そして、操作軸24を矢印A方向に傾倒した時、作動部材26の軸方向の移動は、作動部材26の基部26aが操作軸24の筒部24cの下端部に設けた4カ所の凸部24pにぶつかって第1のストッパーが働くと共に、台座部24eが凹部25n内を移動して、台座部24eの段差部24nが段部25eに衝合して、第2のストッパーが働き、操作軸24は、この2カ所によるストッパーにより、傾倒動作がストッパーするようになっている。
【0049】
【発明の効果】
本発明の多方向入力装置は、枠体21に取り付けられた第2の電気部品23Bは、互いに取付脚23fによってスナップ止めされたケース23aと回転体23dを有し、第2の連動部材25は、回転体23dに係合されると共に、取付脚23fの動きを抑える凸部25mを有し、凸部25mが取付脚23fまで延在して、取付脚23fの動きを抑えるようにしたため、回転体23dに外力がかかっても、回転体23dはケース23aから外れることが無く、確実な操作ができる多方向入力装置を提供できる。
【0050】
また、第2の連動部材25には、非円形の部品操作部25jと、この部品操作部25jの端部から突出する凸部25mを有し、部品操作部25jを回転体23dに係合させて、部品操作部25jによって回転体23dを回転するようにしたため、部品操作部25jと凸部25mの構成が簡単で、生産性の良好な多方向入力装置を提供できる。
【0051】
また、枠体21に取り付けられた第1の電気部品23Aは、互いに取付脚23fによってスナップ止めされたケース23aと回転体23dを有し、第1の連動部材22は、回転体23dに係合されると共に、取付脚23fの動きを抑える凸部22dを有し、凸部22dが取付脚23fまで延在して、取付脚23fの動きを抑えるようにしたため、回転体23dに外力がかかっても、回転体23dはケース23aから外れることが無く、確実な操作ができる多方向入力装置を提供できる。
また、第1の連動部材22には、非円形の部品操作部22cと、この部品操作部22cの端部から突出する凸部22dを有し、部品操作部22cを回転体23dに係合させて、部品操作部22cによって回転体23dを回転するようにしたため、部品操作部22cと凸部22dの構成が簡単で、生産性の良好な多方向入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向入力装置の分解斜視図。
【図2】本発明の多方向入力装置に係り、一部を断面した平面図。
【図3】図2の3−3線における断面図。
【図4】本発明の多方向入力装置の動作を示す説明図。
【図5】図2の5−5線における断面図。
【図6】本発明の多方向入力装置の動作を示す説明図。
【図7】図3の7−7線における要部の断面図。
【図8】図5の8−8線における要部の断面図。
【図9】本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の平面図。
【図10】本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の正面図。
【図11】本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の下面図。
【図12】本発明の多方向入力装置に係る第2の連動部材の右側面図。
【図13】図9の13−13線における断面図。
【図14】図9の14−14線における断面図。
【図15】本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の平面図。
【図16】本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の左側面図。
【図17】本発明の多方向入力装置に係る第1の連動部材の右側面図。
【図18】図15の18−18線における断面図。
【図19】本発明の多方向入力装置に係る操作軸の正面図。
【図20】本発明の多方向入力装置に係る操作軸の上面図。
【図21】本発明の多方向入力装置に係る操作軸の下面図。
【図22】図19の22−22線における断面図。
【図23】本発明の多方向入力装置に係る作動部材の正面図。
【図24】本発明の多方向入力装置に係る作動部材の平面図。
【図25】図24の25−25線における断面図。
【図26】本発明の多方向入力装置に係る回転体の平面図。
【図27】本発明の多方向入力装置に係る回転体の背面図。
【図28】本発明の多方向入力装置に係る回転体の底面図。
【図29】図26の29−29線における断面図。
【図30】図26の30−30線における断面図。
【図31】従来の多方向入力装置の分解斜視図。
【図32】従来の多方向入力装置に係わる第2連動部材の上面図。
【図33】従来の多方向入力装置に係わる第2連動部材の正面図。
【図34】従来の多方向入力装置に係わる第2連動部材の側面図。
【図35】従来の多方向入力装置に係わる操作軸の上面図。
【図36】従来の多方向入力装置に係わる操作軸の正面図。
【図37】図35の37−37線における断面図。
【図38】従来の多方向入力装置の要部の縦断面図。
【図39】図38の39−39線における断面図。
【図40】図38の40−40線における要部の断面図。
【図41】図38の41−41線における要部の断面図。
【図42】従来の多方向入力装置の動作を説明するための説明図。
【図43】従来の多方向入力装置の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
21 枠体
21a〜21d 側板
21e 上板
21f 操作孔
21g 丸孔
21h 支持部
21k 取付端子
21m 舌片
21p 角穴
22 第1連動部材
22a スリット孔
22b 支持部
22c 部品操作部
22d 凸部
23A 第1の可変抵抗器
23B 第2の可変抵抗器
23a ケース
23b 基板
23c 摺動子片
23d 回転体
23e 係合溝
23f 取付脚
23g 取付部
23h 基部
24 操作軸
24a 摘み部
24b 根本部
24c 筒部
24d 収納部
24e 台座部
24f 軸部
24g 軸支部
24h 先端部
24j 係止部
24k テーパー部
24m 凹部
24n 段差部
25 第2連動部材
25a 支持部
25b 側壁
25c 中心孔
25d 丸形の孔
25e 段部
25f 第1アーム部
25g 第2アーム部
25h 支持部
25j 部品操作部
25m 突部
25n 凹部
26 作動部材
26a 基部
26b ボス部
26c 軸孔
26d 凸条部
26e 凹部
26f 円弧状面部
26g 受け部
27 付勢部材
28 底板
28a 側板
28b 内底面
28d ガイド部
28e 突部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a multidirectional input device, and more particularly to a multidirectional input device capable of simultaneously operating a plurality of electrical components by operating an operation shaft.
[0002]
[Prior art]
The conventional multidirectional input device is a pending application previously filed by the applicant of the present application, and as shown in FIGS. 31 to 43, a
The three side plates 1a, 1c, and 1d other than the side plate 1b are each formed with a round hole 1g. Further, the side plates 1a and 1c are provided with
[0003]
In addition, a plurality of attachment terminals 1k for extending the multidirectional input device of the present invention to a printed board (not shown) or the like are formed below each of the opposing side plates 1c and 1d so as to extend downward.
In addition, tongue pieces 1m and 1m for attaching a
[0004]
A first interlocking
Further, both end portions of the first interlocking
[0005]
The other end portion of the first interlocking
The first interlocking
Further, for example,
[0006]
As shown in FIGS. 38 and 39, the
The operation of the
[0007]
The
The
[0008]
A
Inside the storage portion 4d, a
As shown in FIG. 41, in particular, a plurality of
Further, on the outer peripheral surface of the
The
[0009]
The second interlocking
In particular, as shown in FIGS. 32 to 34, the second interlocking
As shown in FIG. 40, the inner surface of the
[0010]
Then, the
Further, after this assembly, the
[0011]
As shown in FIG. 33, first and
Further, the
[0012]
The
And the
[0013]
An
The actuating
On the outer periphery of the
The operating
At this time, the
[0014]
A biasing
The urging
[0015]
A
On the
The bottom portion of the actuating
[0016]
Next, the operation of the conventional multidirectional input device will be described. First, when there is no load when no operating force is applied to the
Further, in this neutral state, the
When the
[0017]
The actuating
If the tilting operation is continued in this state, the
For this reason, even if the actuating
When the
When the
When the operation force applied to the
[0018]
Further, when the
When the first interlocking
When the operating
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional multidirectional input device, the
[0020]
The multidirectional input device of the present invention provides a multidirectional input device in which the rotating body is securely attached and the operation is reliable.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
As a first solving means of the order to that to solve the above problems, a frame body, a first and a second interlocking member rotatably mounted on the frame in a state of being perpendicular to each other, said first and second An operation shaft that is held by the second interlocking member and is capable of tilting and rotating the first and second interlocking members in a state of being arranged in a direction perpendicular to the two interlocking members; The first and second electrical components operated by the tilting operation via the first or second interlocking member, respectively, and the second interlocking member includes a non-circular component operating portion, The second electrical component provided with a convex portion protruding from the end of the component operation unit and attached to the frame includes a case in which a substrate having a round hole in the center is fixed, and a central portion of a flat base And an engaging groove that engages with the component operating portion of the second interlocking member. Place the septum and a rotary body in which a pair of mounting legs are provided, mounted rotatably snaps said pair of mounting legs of the rotary body is inserted into the center of the round hole of the substrate In addition, the component operating portion of the second interlocking member is engaged with the engaging groove of the rotating body, and the convex portion is positioned between the pair of mounting legs and at least near the surface of the substrate. The configuration is such that the pair of mounting legs are deformed inward by the convex portions and the movement to be detached from the round hole of the substrate is suppressed.
[0022]
Further, the a second aspect of the present invention, the first interlocking member comprises a non-circular component operating section, a convex portion that protrudes from an end of the component operating section provided, which is attached to the frame The first electrical component has a case in which a substrate having a round hole in the center is fixed, and an engaging groove that engages with the component operating portion of the first interlocking member in the central portion of the flat base. And a rotating body provided with a pair of mounting legs at an interval across the engaging groove, and the pair of mounting legs of the rotating body are inserted into the central circular hole of the substrate and snapped. A state in which the component operating portion of the first interlocking member is engaged with the engaging groove of the rotating body, and the convex portion is positioned between the pair of mounting legs. Thus, the pair of mounting legs are extended inwardly by the projections extending at least near the surface of the substrate. It has a structure which is to suppress the movement to be Hazureyo a round hole of the substrate by.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The multidirectional input device of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 30. FIG. 1 is an exploded perspective view of the multidirectional input device of the present invention, and FIG. 2 relates to the multidirectional input device of the present invention. FIG. 3 is a sectional view taken along line 3-3 in FIG. 2, FIG. 4 is an explanatory view showing the operation of the multidirectional input device of the present invention, FIG. 5 is a sectional view taken along line 5-5 in FIG. 6 is an explanatory view showing the operation of the multidirectional input device of the present invention, FIG. 7 is a cross-sectional view of the main part taken along line 7-7 of FIG. 3, and FIG. 8 is a cross-sectional view of the main part taken along line 8-8 of FIG. It is.
[0025]
9 is a plan view of a second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention, FIG. 10 is a front view of the second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention, and FIG. The bottom view of the 2nd interlocking member which concerns on a multidirectional input device, FIG. 12 is the right view of the 2nd interlocking member which concerns on the multidirectional input device of this invention, FIG. 13 is sectional drawing in line 13-13 of FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line 14-14 of FIG.
[0026]
15 is a plan view of the first interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention, FIG. 16 is a left side view of the first interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention, and FIG. 17 is the present invention. FIG. 18 is a cross-sectional view taken along line 18-18 in FIG. 15. FIG. 18 is a right side view of the first interlocking member according to the multidirectional input device.
[0027]
FIG. 19 is a front view of the operating shaft according to the multidirectional input device of the present invention, FIG. 20 is a top view of the operating shaft according to the multidirectional input device of the present invention, and FIG. 21 is related to the multidirectional input device of the present invention. FIG. 22 is a bottom view of the operating shaft, and FIG. 22 is a sectional view taken along line 22-22 in FIG.
23 is a front view of the operating member according to the multidirectional input device of the present invention, FIG. 24 is a plan view of the operating member according to the multidirectional input device of the present invention, and FIG. 25 is a cross section taken along line 25-25 in FIG. 26 is a plan view of a rotating body according to the multidirectional input device of the present invention, FIG. 27 is a rear view of the rotating body according to the multidirectional input device of the present invention, and FIG. 28 is related to the multidirectional input device of the present invention. FIG. 29 is a sectional view taken along line 29-29 in FIG. 26, and FIG. 30 is a sectional view taken along line 30-30 in FIG.
[0028]
Next, the configuration of the multidirectional input device of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 30. A
The three
[0029]
A plurality of
In addition,
[0030]
A first interlocking
In addition, both end portions of the first interlocking
[0031]
The other end of the first interlocking
The first interlocking
In addition, for example,
[0032]
As shown in FIGS. 2 to 6, the
As shown in FIGS. 26 to 30, the
[0033]
And the
Further, when the convex portion 22d extends to the position of the pair of mounting legs 23f, even if an external force is applied to the
In the above-described embodiment, the convex portion 22d extends to the vicinity of the surface of the
Further, the mounting leg 23f is snap-engaged with the round hole in the center of the
[0034]
In the above-described embodiment, the
[0035]
The
The
[0036]
The substantially fan-shaped
Further, a
In particular, as shown in FIG. 8, the inner wall of the
The
[0037]
Although the
[0038]
The
In particular, as shown in FIGS. 9 to 14, the second interlocking
As shown in FIG. 7 and FIG. 13, the inner surface of the
[0039]
Then, the
As shown in FIGS. 9 to 14, first and
[0040]
The
And the
Further, when the second interlocking
In the above-described embodiment, the convex portion 22d extends to the vicinity of the surface of the
Further, the mounting leg 23f is snap-engaged with the round hole in the center of the
[0041]
An
The actuating
On the outer periphery of the
[0042]
The
The actuating
At this time, the
[0043]
A biasing
[0044]
The urging
At this time, since the end of the urging
In addition, since the upper end of the
[0045]
A
On the inner bottom surface 28b, a conical and dish-shaped
The bottom surface of the actuating
[0046]
Next, the operation of the multi-directional input device of the present invention will be described. First, when no operating force is applied to the
Further, in this neutral state, the
When the
[0047]
Then, the operating
If the tilting operation is continued in this state, the arcuate surface portion 26f of the operating
Therefore, even if the actuating
When the second interlocking
When the operating
When the operation force applied to the
[0048]
Further, when the
When the first interlocking
When the operating
[0049]
【The invention's effect】
In the multidirectional input device of the present invention, the second electrical component 23B attached to the
[0050]
The
[0051]
The first
The first interlocking
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a multidirectional input device of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a part of the multi-directional input device according to the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the operation of the multidirectional input device of the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the operation of the multidirectional input device of the present invention.
7 is a cross-sectional view of a main part taken along line 7-7 in FIG.
8 is a cross-sectional view of a main part taken along line 8-8 in FIG.
FIG. 9 is a plan view of a second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 10 is a front view of a second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 11 is a bottom view of a second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 12 is a right side view of a second interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
13 is a cross-sectional view taken along line 13-13 in FIG. 9;
14 is a cross-sectional view taken along line 14-14 in FIG.
FIG. 15 is a plan view of a first interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 16 is a left side view of the first interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 17 is a right side view of a first interlocking member according to the multidirectional input device of the present invention.
18 is a cross-sectional view taken along line 18-18 in FIG.
FIG. 19 is a front view of an operation shaft according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 20 is a top view of an operation shaft according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 21 is a bottom view of an operation shaft according to the multidirectional input device of the present invention.
22 is a cross-sectional view taken along the line 22-22 in FIG. 19;
FIG. 23 is a front view of an operation member according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 24 is a plan view of an operating member according to the multidirectional input device of the present invention.
25 is a cross-sectional view taken along line 25-25 in FIG. 24. FIG.
FIG. 26 is a plan view of a rotating body according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 27 is a rear view of the rotating body according to the multidirectional input device of the present invention.
FIG. 28 is a bottom view of a rotating body according to the multidirectional input device of the present invention.
29 is a cross-sectional view taken along line 29-29 in FIG.
30 is a cross-sectional view taken along line 30-30 in FIG.
FIG. 31 is an exploded perspective view of a conventional multidirectional input device.
FIG. 32 is a top view of a second interlocking member related to a conventional multidirectional input device.
FIG. 33 is a front view of a second interlocking member related to a conventional multidirectional input device.
FIG. 34 is a side view of a second interlocking member related to a conventional multidirectional input device.
FIG. 35 is a top view of an operation shaft related to a conventional multidirectional input device.
FIG. 36 is a front view of an operation shaft related to a conventional multidirectional input device.
37 is a sectional view taken along line 37-37 in FIG. 35. FIG.
FIG. 38 is a longitudinal sectional view of a main part of a conventional multidirectional input device.
39 is a cross-sectional view taken along line 39-39 in FIG.
40 is a cross-sectional view of a substantial part taken along line 40-40 in FIG. 38.
41 is a cross-sectional view of a main part taken along line 41-41 in FIG. 38;
FIG. 42 is an explanatory diagram for explaining the operation of a conventional multidirectional input device.
FIG. 43 is an explanatory diagram for explaining the operation of a conventional multidirectional input device.
[Explanation of symbols]
21
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