JP3802693B2 - Method and apparatus for draining oil from compressor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和器、電気冷蔵庫等の圧縮機を解体あるいは破砕する前に行われるオイル抜き取り方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄、アルミニウム、銅、プラスティック等、あるいは、これらの複合材からなる産業廃棄物は破砕機等を使用して破砕した後、分離・選別することによりリサイクルを行っていた。
【0003】
また、圧縮機等の廃棄物は内部にオイルが封入されているため、そのままの状態で破砕機に投入すると、オイルが燃焼し爆発の危険性があることから、ランニング設備及びコスト高の低温破砕、不活性ガス中での破砕等しかなかった。したがって、一般的には安価で危険な溶断等による手解体が主に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、溶断等による手解体は火炎が飛び、火災ややけどの危険を伴う作業で、発煙により周囲環境を悪化させ、かつ、作業者の処理能力にも限界があることから、破砕機等を使用して安全に処理するためには、あらかじめ廃棄物からオイルを効率良く抜き取る必要があった。
【0005】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、オイルを含む圧縮機を破砕機等により解体処理する前に効率良くオイルを抜き取ることにより、周囲環境を汚染することなく解体を安全に行うことのできる圧縮機からのオイル抜き取り方法及びその装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、オイルが充填された圧縮機に少なくとも二つの開口部を設け、第1開口部をオイル回収経路と接続し、第2開口部を注水経路と接続し、上記圧縮機の上方における上記オイル回収経路の途中にオイル溜めを設け、上記圧縮機内部に上記第2開口部より注水して蓄水するとともに、圧縮機内部機構部からのオイルの遊離を促進させ、遊離浮上したオイルを上記オイル溜めに貯留させ、貯留したオイルを上記オイル回収経路を介して回収するようにしたことを特徴とする圧縮機からのオイル抜き取り方法である。
【0009】
また、請求項2あるいは3に記載の発明は、圧縮機モータ部に欠相通電するか、あるいは、圧縮機を回転させることによりオイルの遊離を促進するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、圧縮機を直接振動させることによりオイルの遊離を促進させるようにしたことを特徴とする。
【0019】
さらに、請求項5に記載の発明は、オイルが充填された圧縮機に連結される注水ポンプ及び貯水タンクと、オイル遊離促進手段とを備え、圧縮機の第1開口部をオイル回収経路を介して上記貯水タンクに接続するとともに上記圧縮機の上方における上記オイル回収経路の途中にオイル溜めを設け、上記圧縮機の第2開口部を注水経路を介して上記注水ポンプに接続して圧縮機内部に注水して蓄水するとともに、上記オイル遊離促進手段により圧縮機内部機構部からのオイル遊離を促進し、遊離浮上したオイルを上記オイル溜めに一時的に貯留させ、上記オイル溜めに貯留したオイルを上記オイル回収経路を介して上記貯水タンクに回収するようにしたことを特徴とするオイル抜き取り装置である。
【0024】
また、請求項6あるいは7に記載の発明は、上記オイル遊離促進手段を、圧縮機モータ部に接続される電源と、該電源を制御する電源制御部で構成し、圧縮機モータ部に欠相通電するか、あるいは、圧縮機駆動部を回転させることによりオイル遊離を促進するようにしたことを特徴とする。
【0025】
また、請求項8に記載の発明は、上記オイル遊離促進手段が、圧縮機を直接振動させる加振手段であることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は産業廃棄物となった密閉型圧縮機1を示しており、電動部と圧縮機構部が内蔵された密閉容器2と、密閉容器2に並設されたアキュムレータ3とを備えている。アキュムレータ3には吸入管4が連結される一方、密閉容器2の上部には吐出管5が連結され、圧縮機電動部への入力ターミナル6も配設されている。この密閉型圧縮機1には、使用時圧縮機構部を潤滑していたオイルが含まれており、廃棄物となった密閉型圧縮機1をそのままの状態で破砕機に投入すると、オイルが燃焼し爆発の危険性がある。
【0028】
したがって、密閉型圧縮機1を破砕機に投入する前にオイルを抜き取る必要があるが、図1に示される縦型圧縮機の場合、アキュムレータ3は吸入口7を介して密閉容器2に強固に固定されており、アキュムレータ3を切り離すと、充填されているオイルが吸入口7から流出するので、オイル抜き取り作業はアキュムレータ3が連結された状態で行われる。
【0029】
以下、上記構成の密閉型圧縮機1をワークとして使用した場合の本発明にかかるオイル抜き取り方法及びその装置について説明する。
【0030】
実施の形態1
図2は、本発明の実施の形態1にかかるオイル抜き取り装置を示している。図2に示されるように、ワーク1をまず所定位置にセットし、吐出管5を第1開口部としてオイル回収経路8と接続する。また、第2開口部として密閉容器2の上部側壁にドリルでφ6の貫通孔2aを穿設した後、シール部(図示せず)を介して注水経路9と接続し、吸入管4には密栓10を取り付ける。
【0031】
オイル回収経路8と注水経路9は、一時回収オイルタンクを兼ねた貯水タンク11に連結され、注水経路9には注水ポンプ12が配設されるとともに、オイル回収経路8の途中にはオイル溜め13が配設されている。
【0032】
また、密閉型圧縮機1とオイル溜め13との間のオイル回収経路8には第1弁14が取り付けられる一方、密閉型圧縮機1と注水ポンプ12との間の注水経路9には第2弁15が取り付けられている。さらに、貯水タンク11には、その側部に回収オイルを最終排出するための第3弁16が取り付けられるとともに、その上部には空気口17が設けられており、密閉型圧縮機1の入力ターミナル6には3相のうち2相が電源制御部19を介して電源18に接続されている。
【0033】
上記構成のオイル抜き取り装置の動作につき以下説明する。
まず、電源18から20A以下の電流が圧縮機1の入力ターミナル6に流れるように、電源制御部19により電流値をモニター制御し、電圧を下げながら約5分間入力を継続すると、モータコイルは例えば約80℃まで上昇する。このモータコイルへの通電中に、第2開口部2aを穿設する作業を行い、オイル回収経路8と注水経路9を密閉型圧縮機1と連結する。なお、コイルは大きな熱容量を有しているので、一旦温度上昇すると、短時間に温度低下することはない。
【0034】
その後、第1弁14及び第2弁15を開放して、注水ポンプ12を駆動すると、貯水タンク11内の水は、注水経路9を通って圧縮機内部に注水され、密閉容器2よりオーバーフローしたオイルおよび水はオイル回収経路8を通ってオイル溜め13に至る。この状態で、注水ポンプ12を停止して第2弁15を閉じ、所定時間放置すると、圧縮機内部のオイルは水との密度差によって浮上し、圧縮機内部に充填されていたオイルは、ほとんどオイル溜め13に回収される。例えば、冷媒R22とともに使用されてきたオイル(日本石油製、アトモスM60)は密度0.88g/mlであるので、水とはかなりの密度差があり、オイルの粘度が低下していれば簡単に浮上する。
【0035】
次に、第2弁15を開放して注水ポンプ12を再駆動すると、オイルとオーバーフロー水は一時回収オイルタンクを兼用する貯水タンク11に至る。その後、第1弁14及び第2弁15を閉じるとともに、密閉型圧縮機1をオイル回収経路8と注水経路9から分離し、入力ターミナル6から入力端子を外し、さらに密栓10を吸入管4より外した後、内部にある水を排水して圧縮機からのオイル抜き取り作業が終了する。
【0036】
貯水タンク11内のオイルは、貯水タンク11の内部をモニターしながら定期的に第3弁16を開放して、最終的にはオイル回収タンク(図示せず)に回収される。
【0037】
この実施の形態においては、圧縮機内部に導入する水を常温水とした。これはモータ部に欠相で通電し、モータコイルを80℃まで上昇させると、圧縮機内部容積程度の常温水を導入しても、それによる温度低下が小さいので導入水も高温に保持することができ不具合は生じない。連続的な作業を行う場合には、注水温度をモニターしながらモータ部欠相通電時間を短縮して上昇時の温度を徐々に低下させてもよい。
【0038】
実施の形態2
図3は、本発明の実施の形態2にかかるオイル抜き取り装置を示している。
このオイル抜き取り装置においては、吐出管5に連結されたオイル回収経路8に吸入管4も連結されており、さらに第1弁14を介してオイル溜め13に連結されている。また、圧縮機1は加振固定台20上に載置されるとともに、貯水タンク11には水を略一定温度に保持するためのヒータ21が配設されている。
上記以外の図3に示される構成は、図2の構成と同一なので、その説明は省略する。
【0039】
図3に示されるオイル抜き取り装置の動作につき以下説明する。
まず、第2開口部2aを穿設する作業を行い、オイル回収経路8と注水経路9を密閉型圧縮機1と連結する。その後、第1弁14及び第2弁15を開放して注水ポンプ12を駆動すると、貯水タンク11内でヒータ21により一定温度に加温され、例えば40〜80℃に保温された温水が注水経路9を通って圧縮機内部に注入される。また、吐出管5及び吸入管4を介してオーバーフローしたオイルおよび温水はオイル回収経路8を通ってオイル溜め13に至る。
【0040】
この状態で、注水ポンプ12を停止して第2弁15を閉じた後、加振固定台20により密閉型圧縮機1を2Gの加速度で間欠的に加振し、所定時間放置すると、圧縮機内部のオイルは水との密度差によって浮上し、充填されていたオイルのほとんどはオイル溜め13に回収される。
【0041】
次に、第2弁15を開放して注水ポンプ15を再駆動すると、オイルとオーバーフローした水は一時回収オイルタンクを兼用する貯水タンク11に至る。その後、第1弁14及び第2弁15を閉じるとともに、密閉型圧縮機1をオイル回収経路8と注水経路9から分離し、内部にある水を排水することにより圧縮機からのオイル抜き取り作業が終了する。
【0042】
貯水タンク11内のオイルは、貯水タンク11の内部をモニターしながら定期的に第3弁16を開放して、最終的にはオイル回収タンク(図示せず)に回収される。
【0043】
この実施の形態においては、圧縮機内部に導入する水を温水とした。この場合、圧縮機本体内部を予熱することなく、導入する温水でオイルが分離し易くなる条件を作り出すため、ある程度高温の温水を使用したほうが作業性がよい。例えば、40℃と50℃では50℃の場合の方がオイル分離回収を迅速に行うことができ、連続的な作業性は良好であった。また、圧縮機本体がオイル抜き取り作業前に冬場の低温状態にある場合には、かなり高温の温水が必要である。
【0044】
また、この実施の形態では、圧縮機1を加振固定台20により間欠的に加振したが、連続的に加振してもよい。しかしながら、金属類に付着しているオイルが遊離するのを促進するためには、外力によりある程度大きな加速度を定期的に与える方が促進効果が大きい。
【0045】
さらに、この実施の形態では、圧縮機内部へ蓄水時に加振固定台20により間欠的に加振したが、さらに注水途中に加振してもよい。
【0046】
実施の形態3
図4は、本発明の実施の形態3にかかるオイル抜き取り装置を示している。
図4に示されるように、実施の形態3にかかるオイル抜き取り装置においては、吸入管4は圧縮空気導入経路22を介して圧縮空気源23と連結されており、圧縮空気導入経路22の途中には第4弁24が取り付けられている。また、密閉型圧縮機1は水槽25内に配置され、水槽中には圧電素子26が設置されている。さらに、圧縮機1の入力ターミナル6は電源制御部19を介して電源18に連結されており、貯水タンク11にはオイルレベル検知器27が設けられている。
【0047】
上記構成のオイル抜き取り装置の動作につき以下説明する。
まず、電源制御部19により電源18を制御しながら、圧縮機1の入力ターミナル6に約6分間入力し、駆動部を約20Hzで回転することにより、圧縮機内部は、例えば約70℃まで温度上昇する。この駆動部回転中に、第2開口部2aの穿設作業を行い、オイル回収経路8と注水経路9と圧縮空気導入経路22を密閉型圧縮機1に連結する。なお、圧縮機本体は大きな熱容量を有しているので、一旦温度上昇すると、短時間に温度低下することはない。
【0048】
その後、第1弁14及び第2弁15を開放して注水ポンプ12を駆動させると、注水経路9を通って圧縮機内部に注水され、オーバーフローしたオイル及び水はオイル回収経路8を通ってオイル溜め13に至る。
【0049】
この状態で、注水ポンプ12を停止して第2弁15を閉じた後、圧電素子26により超音波を発振すると、圧縮機1が間接的に振動する。所定時間放置すると、圧縮機内部のオイルは水との密度差により浮上し、充填されていたオイルのほとんどはオイル溜め13に回収される。
【0050】
次に、第4弁24を開放すると、約5kg/cm2の圧縮空気が圧縮空気源23から吸入管4へと供給され、圧縮機1の圧縮機構部を低圧側から高圧側に通過し、さらに吐出管5を介してオイル溜め13に達した時点で第4弁24と第1弁14を同時に閉鎖する。その結果、充填されていたオイルと、オイル回収のために利用した水は貯水タンク11に排出されるので、密閉型圧縮機1をオイル回収経路8、注水経路9、圧縮空気導入経路22から分離し、入力ターミナル6から入力端子を外すと圧縮機1からのオイル抜き取り作業は終了する。
【0051】
一時回収オイルタンクを兼用する貯水タンク11内部のオイルは、そのレベルをオイルレベル検知器27でモニターしながら自動的に第3弁16を開放して回収タンク(図示せず)に最終的に回収される。
【0052】
この実施の形態においては、圧縮機1を20Hzで回転させたが、30Hz程度の回転状態であればオイル吐出はほとんどなく、圧縮機本体を均一に予備加熱することができる。また、この実施の形態では、縦型圧縮機を使用したが、横型圧縮機の場合オイルが吐出し易いため、縦型よりも低Hzでの回転しかできなかった。したがって、圧縮機駆動部を回転させる方法は、縦型圧縮機の均一加熱に有利である。
【0053】
さらに、この実施の形態においては、圧縮機構部の吸入口から圧縮空気を導入することにより、内部に残留するオイル量及び水量をより少なくすることができた。また、約5kg/cm2というある程度圧力を有する圧縮空気を使用することにより圧縮空気導入時に駆動部も付随的に駆動でき、オイルの回収率向上につながった。圧縮空気としては、圧縮機構部の複雑さにも依存するが3〜10kg/cm2の圧力が好ましかった。
【0054】
また、この実施の形態においては、圧縮機内部へ蓄水時に圧電素子26により連続的に超音波振動させたが、さらに注水途中に振動させてもよい。
【0055】
実施の形態4
図5は、本発明の実施の形態4にかかるオイル抜き取り装置を示している。
図5に示される実施の形態4においては、吸入管4は注水経路9と圧縮空気導入経路22の両方に連結され、注水経路9は第2弁15を介して注水ポンプ12に連結される一方、圧縮空気導入経路22は第4弁24を介して圧縮空気源23に連結されている。圧縮機1の入力ターミナル6は、3相のうち2相が電源制御部19を介して電源18に連結されており、貯水タンク11にはオイルレベル検知器27が設けられている。
【0056】
上記構成のオイル抜き取り装置の動作につき以下説明する。
まず、圧縮機1の入力ターミナル6に20Wの電力が入力されるように電源制御部19により電源18を制御しながら、約5分間入力を継続すると、モータコイルは、例えば約80℃まで温度上昇する。このモータコイルへの通電中に、オイル回収経路8と、注水経路9及び圧縮空気導入経路22の共通経路を密閉型圧縮機1に連結する。なお、モータコイルは大きな熱容量を有しているので、一旦温度上昇すると、短時間に温度低下することはない。
【0057】
その後、第4弁24は閉じたまま第1弁14及び第2弁15を開放して注水ポンプ12を駆動させると、注水経路9を通って圧縮機内部に注水され、オーバーフローしたオイル及び水はオイル回収経路8を通ってオイル溜め13に至る。
【0058】
この状態で、注水ポンプ12を停止して第2弁15を閉じた後、所定時間放置すると、圧縮機内部のオイルは水との密度差により浮上し、充填されていたオイルのほとんどはオイル溜め13に回収される。
【0059】
次に、第4弁24を開放すると、約5kg/cm2の圧縮空気が圧縮空気源23から吸入管4へと供給され、圧縮機1の圧縮機構部を低圧側から高圧側に通過し、さらに吐出管5を介してオイル溜め13に達した時点で第4弁24と第1弁14を同時に閉鎖する。その結果、充填されていたオイルと、オイル回収のために利用した水は貯水タンク11に排出されるので、密閉型圧縮機1をオイル回収経路8と、注水経路9及び圧縮空気導入経路22の共通経路から分離し、入力ターミナル6から入力端子を外すと圧縮機1からのオイル抜き取り作業は終了する。
【0060】
一時回収オイルタンクを兼用する貯水タンク11内部のオイルは、そのレベルをオイルレベル検知器27でモニターしながら自動的に第3弁16を開放して回収タンク(図示せず)に最終的に回収される。
【0061】
この実施の形態においては、吸入管4を注水経路とすることで、圧縮機本体に新たな貫通孔を穿設することなくオイル抜き取り作業を実施することができる。また、注水経路と圧縮空気導入経路を連結した経路を利用することにより、圧縮機1に第3開口部を設けることなく2個の開口部で所期の目的を達成することができる。
【0062】
なお、上記実施の形態1〜4において、オイルの圧縮機内部機構部からの遊離を促進する工程として、圧縮機モータ部に欠相通電する工程、圧縮機駆動部を回転する工程、圧縮機を直接的あるいは間接的に振動させる工程を利用したが、これらの工程を適宜組み合わせて利用することもできる。しかしながら、圧縮機内部に水を導入した後に入力ターミナルに電気を入力すると危険を伴うので、圧縮機モータ部に欠相通電する工程あるいは圧縮機駆動部を回転させる工程は圧縮機本体の予備加熱工程として注水の前工程で実施するのが好ましい。
【0063】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、圧縮機内部に注水して蓄水するようにしたので、圧縮機内部に充填されているオイルは水との密度差により浮上する。この浮上作用を促進するために、外的加熱、振動等を行うことでオイルが圧縮機内部機構部からさらに遊離し易くなり、オイル回収率が向上するとともに回収時間を短縮することができる。
【0066】
また、請求項2に記載の発明によれば、3相のモータ部に対して欠相通電することにより、オイルの効率的な回収が難しいモータコイル部からのオイル遊離を効果的に促進することができる。
【0067】
また、請求項3に記載の発明によれば、圧縮機駆動部を回転させることによりモータ部を含めた圧縮機全体の均一加熱が達成できるとともに、圧縮機駆動部の複雑なもの、例えばスクロール型圧縮機では駆動部を回転させることにより駆動部からのオイル遊離をさらに促進することができる。
【0068】
また、請求項4に記載の発明によれば、圧縮機内部に蓄水時、例えば圧縮機を固定している保持台を連続的あるいは間欠的に加振することにより圧縮機内部機構部からのオイル遊離を促進でき、効率的にオイルを回収することができる。
【0079】
さらに、請求項5に記載の発明によれば、注水ポンプにより圧縮機内部に注水して蓄水するようにしたので、圧縮機内部に充填されているオイルは水との密度差により浮上する。この浮上作用を促進するために、オイル遊離促進手段を使用して外的加熱、振動等を行うことでオイルが圧縮機内部機構部からさらに遊離し易くなり、オイル回収率が向上するとともに回収時間を短縮することができる。また、注水経路とオイル回収経路を一時回収オイルタンクを兼ねた貯水タンクに連結することで、注水時オーバーフローして懸濁状態にある回収オイルは貯水タンク内でほぼ完全に分離されるとともにオイル回収に利用する水も循環再利用することができる。
【0084】
また、請求項6に記載の発明によれば、オイル遊離促進手段を、圧縮機モータ部に接続される電源と電源制御部で構成し、圧縮機モータ部に欠相通電するようにしたので、オイルの効率的回収が難しいモータコイル部からのオイル遊離を効果的に促進することができる。
【0085】
さらに、請求項7に記載の発明によれば、圧縮機駆動部を回転させることによりモータ部を含めた圧縮機全体の均一な加温が達成できるとともに、例えばスクロール型圧縮機のように圧縮機駆動部の複雑なものであっても、駆動部からのオイル遊離を促進することができる。
【0086】
また、請求項8に記載の発明によれば、オイル遊離促進手段を、圧縮機を直接振動させる加振手段で構成したので、圧縮機内部機構部からのオイル遊離を促進でき、効率的にオイルを回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークとして使用される縦型圧縮機の正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる図1の圧縮機からのオイル抜き取り装置の配管系統図である。
【図3】 本発明の実施の形態2にかかる図1の圧縮機からのオイル抜き取り装置の配管系統図である。
【図4】 本発明の実施の形態3にかかる図1の圧縮機からのオイル抜き取り装置の配管系統図である。
【図5】 本発明の実施の形態4にかかる図1の圧縮機からのオイル抜き取り装置の配管系統図である。
【符号の説明】
1 密閉型圧縮機
2 密閉容器
3 アキュムレータ
4 吸入管
5 吐出管
6 入力ターミナル
7 吸入口
8 オイル回収経路
9 注水経路
11 貯水タンク
12 注水ポンプ
13 オイル溜め
18 電源
19 電源制御部
20 加振固定台
22 圧縮空気導入経路
23 圧縮空気源
25 水槽
26 圧電素子
27 オイルレベル検知器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an oil draining method and an apparatus thereof that are performed before dismantling or crushing a compressor such as an air conditioner or an electric refrigerator.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, industrial waste made of iron, aluminum, copper, plastic, or a composite material of these materials has been crushed using a crusher or the like, and then separated and sorted for recycling.
[0003]
Also, since waste such as compressors is filled with oil inside, if it is put into the crusher as it is, the oil will burn and there is a risk of explosion. There was only crushing in an inert gas. Therefore, in general, manual dismantling by cheap and dangerous fusing is mainly performed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, manual dismantling due to fusing, etc. is a work that involves the risk of fire and burns, and the surrounding environment is deteriorated by fuming, and the processing capacity of workers is limited. Therefore, in order to safely process the oil, it was necessary to efficiently extract the oil from the waste beforehand.
[0005]
The present invention has been made in view of such problems of the prior art, and pollutes the surrounding environment by efficiently extracting oil before disassembling the compressor containing oil with a crusher or the like. An object of the present invention is to provide a method and an apparatus for draining oil from a compressor that can be safely disassembled without any trouble.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 of the present invention is characterized in that at least two openings are provided in a compressor filled with oil, the first opening is connected to an oil recovery path, The second opening is connected to the water injection path , an oil reservoir is provided in the middle of the oil recovery path above the compressor , and water is injected and stored from the second opening inside the compressor. Oil from the compressor that promotes the release of oil from the internal mechanism , stores the oil that floats freely in the oil reservoir, and collects the stored oil through the oil recovery path. This is a sampling method.
[0009]
Further, the invention according to
[0010]
The invention according to claim 4 is characterized in that the release of oil is promoted by directly vibrating the compressor.
[0019]
Furthermore, the invention according to
[0024]
According to a sixth aspect of the present invention, the oil release promoting means includes a power source connected to the compressor motor unit and a power source control unit for controlling the power source. Oil release is promoted by energization or by rotating the compressor drive unit.
[0025]
The invention according to claim 8 is characterized in that the oil release promoting means is a vibration means for directly vibrating the compressor.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a hermetic compressor 1 that has become industrial waste, and includes a
[0028]
Therefore, it is necessary to drain the oil before the closed compressor 1 is put into the crusher. However, in the case of the vertical compressor shown in FIG. 1, the accumulator 3 is firmly attached to the closed
[0029]
Hereinafter, an oil draining method and apparatus according to the present invention when the hermetic compressor 1 having the above configuration is used as a workpiece will be described.
[0030]
Embodiment 1
FIG. 2 shows an oil draining apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. As shown in FIG. 2, the work 1 is first set at a predetermined position, and the
[0031]
The oil recovery path 8 and the
[0032]
The
[0033]
The operation of the oil draining device having the above configuration will be described below.
First, when the current value is monitored and controlled by the power
[0034]
Thereafter, when the
[0035]
Next, when the
[0036]
The oil in the
[0037]
In this embodiment, the water introduced into the compressor is room temperature water. This is because when the motor part is energized with a phase failure and the motor coil is raised to 80 ° C., even if normal temperature water of about the internal volume of the compressor is introduced, the temperature drop due to this is small, so the introduced water is also kept at a high temperature. Can be used and no defects will occur. When performing continuous work, the temperature at the time of rising may be gradually lowered by shortening the motor phase loss energization time while monitoring the water injection temperature.
[0038]
FIG. 3 shows an oil draining device according to
In this oil draining device, the suction pipe 4 is also connected to the oil recovery path 8 connected to the
The configuration shown in FIG. 3 other than the above is the same as the configuration shown in FIG.
[0039]
The operation of the oil draining device shown in FIG. 3 will be described below.
First, the operation of drilling the
[0040]
In this state, after the
[0041]
Next, when the
[0042]
The oil in the
[0043]
In this embodiment, the water introduced into the compressor is warm water. In this case, in order to create conditions that make it easy for oil to be separated by the hot water to be introduced without preheating the inside of the compressor body, it is better to use hot water that is somewhat hot. For example, at 40 ° C. and 50 ° C., when 50 ° C., oil separation and recovery can be performed more rapidly, and continuous workability is better. In addition, when the compressor body is in a low temperature state in winter before the oil is drained, hot water having a considerably high temperature is required.
[0044]
In this embodiment, the compressor 1 is intermittently vibrated by the
[0045]
Furthermore, in this embodiment, although it vibrated intermittently with the vibration fixed
[0046]
Embodiment 3
FIG. 4 shows an oil draining device according to Embodiment 3 of the present invention.
As shown in FIG. 4, in the oil draining device according to the third embodiment, the suction pipe 4 is connected to the
[0047]
The operation of the oil draining device having the above configuration will be described below.
First, while controlling the
[0048]
Thereafter, when the
[0049]
In this state, after the
[0050]
Next, when the
[0051]
The oil in the
[0052]
In this embodiment, the compressor 1 is rotated at 20 Hz. However, if the rotating state is about 30 Hz, there is almost no oil discharge, and the compressor body can be preheated uniformly. In this embodiment, a vertical compressor is used. However, in the case of a horizontal compressor, oil can be easily discharged, so that only rotation at a lower Hz than the vertical type was possible. Therefore, the method of rotating the compressor drive unit is advantageous for uniform heating of the vertical compressor.
[0053]
Furthermore, in this embodiment, the amount of oil and water remaining inside can be reduced by introducing compressed air from the suction port of the compression mechanism. Further, by using compressed air having a certain pressure of about 5 kg / cm 2 , the drive unit can be driven incidentally when the compressed air is introduced, leading to an improvement in the oil recovery rate. As compressed air, although depending on the complexity of the compression mechanism, a pressure of 3 to 10 kg / cm 2 was preferred.
[0054]
Further, in this embodiment, the ultrasonic vibration is continuously performed by the
[0055]
Embodiment 4
FIG. 5 shows an oil draining device according to Embodiment 4 of the present invention.
In the fourth embodiment shown in FIG. 5, the suction pipe 4 is connected to both the
[0056]
The operation of the oil draining device having the above configuration will be described below.
First, when the input is continued for about 5 minutes while controlling the
[0057]
Thereafter, when the
[0058]
In this state, if the
[0059]
Next, when the
[0060]
The oil in the
[0061]
In this embodiment, by using the suction pipe 4 as a water injection path, the oil draining operation can be performed without forming a new through hole in the compressor body. In addition, by using a route in which the water injection route and the compressed air introduction route are connected, the intended purpose can be achieved with two openings without providing the compressor 1 with a third opening.
[0062]
In the first to fourth embodiments, as steps for promoting the release of oil from the compressor internal mechanism, a step of energizing the compressor motor portion, a step of rotating the compressor drive portion, and a compressor Although the step of directly or indirectly vibrating is used, these steps can be used in appropriate combination. However, since it is dangerous to input electricity to the input terminal after introducing water into the compressor, the step of energizing the compressor motor part or the step of rotating the compressor drive part is a preheating step of the compressor body. It is preferable to carry out in the previous step of water injection.
[0063]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
According to the first aspect of the present invention, since water is injected into the compressor and stored, the oil filled in the compressor floats due to a difference in density from water. In order to promote this floating action, external heating, vibration, etc. are performed, so that the oil is more easily released from the internal mechanism portion of the compressor, and the oil recovery rate is improved and the recovery time can be shortened.
[0066]
According to the second aspect of the present invention, the release of oil from the motor coil portion, where it is difficult to efficiently recover the oil, is effectively promoted by conducting the phase loss current to the three-phase motor portion. Can do.
[0067]
According to the invention described in claim 3 , by rotating the compressor drive unit, uniform heating of the entire compressor including the motor unit can be achieved, and a complicated compressor drive unit such as a scroll type can be achieved. In the compressor, the oil release from the drive unit can be further promoted by rotating the drive unit.
[0068]
Further, according to the invention described in claim 4 , when water is stored in the compressor, for example, by continuously or intermittently vibrating the holding base that fixes the compressor, Oil release can be promoted and oil can be efficiently recovered.
[0079]
Furthermore, according to the invention described in
[0084]
According to the invention described in claim 6 , the oil release promoting means is constituted by a power source connected to the compressor motor unit and a power source control unit, and the compressor motor unit is energized in phase loss. It is possible to effectively promote oil release from the motor coil part where efficient oil recovery is difficult.
[0085]
Furthermore, according to the invention described in claim 7 , by rotating the compressor drive unit, uniform heating of the entire compressor including the motor unit can be achieved, and for example, a compressor such as a scroll compressor Even if the drive unit is complicated, oil release from the drive unit can be promoted.
[0086]
According to the invention described in claim 8 , since the oil release promoting means is constituted by the vibration means for directly vibrating the compressor, oil release from the compressor internal mechanism can be promoted, and the oil can be efficiently Can be recovered.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a vertical compressor used as a workpiece.
FIG. 2 is a piping system diagram of an oil draining device from the compressor of FIG. 1 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a piping system diagram of an oil draining device from the compressor of FIG. 1 according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a piping system diagram of an oil draining device from the compressor of FIG. 1 according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a piping system diagram of an oil draining device from the compressor of FIG. 1 according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Sealed
Claims (8)
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