JP3802536B2 - オートゲインコントロール回路 - Google Patents

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Description

本発明は、映像信号をデコード処理するディジタルビデオデコーダの輝度信号オートゲインコントロール回路に関するものである。
ディジタルビデオデコーダは、入力信号の振幅が変化しても安定した出力が得られるようにオートゲインコントロール回路を備える。
図9は、従来のオートゲインコントロール回路のブロック図である。
図に示すように従来のオートゲインコントロール回路は、自動ゲイン制御前処理回路101と、自動ゲイン制御回路102とを備える。
自動ゲイン制御前処理回路101は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。
図10は、従来の自動ゲイン制御前処理回路のブロック図である。
図に示すように、自動ゲイン制御前処理回路は、アナログディジタル変換部103と、Y/C分離部104と、シンクチップレベル検出部105と、シンクチップレベル減算部106とを有する。各部分の機能の概要について図を用いて説明する。
図11は、従来の自動ゲイン制御前処理回路の機能説明図である。
(a)は、アナログディジタル変換部103(図10)の機能を説明する図である。図に示すように、アナログディジタル変換部103(図10)は、アナログコンポジット信号を受け入れてA/D変換し、ディジタルコンポジット信号を出力する部分である。この図は、アナログコンポジット信号を8ビット255値のディジタルコンポジット信号に変換した状態を表した図である。図に示すように、A/D変換したディジタルコンポジット信号の振幅は、255値よりも減衰している。この振幅を自動的に255値まで増幅するのが輝度信号オートゲインコントロール回路の役割である。
(b)は、Y/C分離部104(図10)の機能を説明する図である。図に示すように、Y/C分離部104(図10)は、アナログディジタル変換部103(図10)から8ビットのディジタルコンポジット信号を受け入れてカラー信号と、輝度信号Yとに分離し、8ビットの輝度信号Yのみ出力する部分である。
(c)は、シンクチップレベル検出部105(図10)の機能を説明する図である。図に示すように、シンクチップレベル検出部105(図10)は、外部から受け入れるシンクチップ検出信号のタイミングに合わせて、Y/C分離部104(図10)から受け入れた8ビットの輝度信号Yのシンクチップレベルを検出する部分である。
(d)は、シンクチップレベル減算部106(図10)の機能を説明する図である。図に示すように、シンクチップレベル減算部106(図10)は、Y/C分離部104(図10)から8ビットの輝度信号Yを受け入れて、シンクチップレベル検出部105(図10)が検出したシンクチップレベルを減算する部分である。8ビットの輝度信号Yからシンクチップレベルを減算することによって、図に示すように8ビットの輝度信号Yは、シンクチップが0値に達するまで、全体としてレベルシフトされる。
図9に戻って、自動ゲイン制御回路102は、ゲイン乗算部107と、ペデスタルレベル検出部108と、ゲイン演算部109とを有する。各部分の機能の概要について図を用いて説明する。
ゲイン乗算部107は、自動ゲイン制御前処理回路101から輝度信号Yを受け入れて、その振幅をα1倍増幅し、輝度信号Yα1を出力する部分である。
ペデスタルレベル検出部108は、ペデスタルレベル検出信号を受け入れて輝度信号Yαのペデスタルレベルを検出する部分である。
図12は、従来のペデスタルレベル検出部の機能説明図である。
図に示すように、ペデスタルレベル検出部108は、ペデスタルレベル検出信号のタイミングに合わせて、輝度信号Yα1に於けるペデスタルレベル検出信号の前N画素分のペデスタルレベルの平均を演算し、検出した輝度信号Yα1のペデスタルレベルとして出力する部分である。尚、ここで検出された輝度信号Yα1のペデスタルレベルは、シンクチップレベルが8ビットの0値にシフトされているので(図11(d))、同期レベルを表すことになる。
ゲイン演算部109は、ペデスタルレベル検出部108からペデスタルレベルの検出値を受け入れて、輝度信号Yα1の振幅レベルを推定し、その推定結果から増幅率α2を算出してゲイン乗算部107へ送出する部分である。ここでゲイン演算部109の説明途中でIRE基準単位に基づく映像信号の形態について説明する。
図13は、映像信号の概略説明図である。
(a)は、垂直ブランキング期間と、有効映像期間とに於ける映像信号の変化を表す図であり、(b)は、映像信号の形態を表す図である。
(b)に示すように映像信号は、ペデスタルレベルを0IREとして、プラス方向へ映像レベルをとり、マイナス方向へ同期レベルをとると、白レベルが100IREに、シンクチップレベルが−40IREに、それぞれ設定されている。シンクチップレベルが−40IREなので、同期レベルは、40IRE値(8ビットの64値)となる。
再度図9に戻って、ゲイン演算部109は、ペデスタルレベル検出部108から輝度信号Yα1のペデスタルレベルを受け入れて、比較基準40IRE値(従来は、この値がゲイン演算部109の内部に設定されている)と比較し、その比較結果から輝度信号Yα1の振幅を図13(b)に示すレベルまで増幅するための増幅率α2を算出してゲイン乗算部へ送出する。ここでは、ペデスタルレベル検出部108から受け入れた輝度信号Yα1のペデスタルレベルは、輝度信号Yα1の同期レベルを表し、比較基準40IRE値は、標準の映像信号に於ける、同期信号の大きさを表していることに留意すべきである。
即ち、ゲイン演算部109は、輝度信号Yα1の同期レベルを受け入れて、この同期レベルを、標準の映像信号に於ける、同期レベルにするための増幅率を演算することになる。このようにして求められた増幅率α2を輝度信号Yα1に乗算することによって輝度信号Yα1α2の同期レベルは、標準の映像信号に於ける、同期レベルに等しくなる。又、映像レベルと、同期レベルの比は固定されているので、輝度信号Yα1α2の映像レベルも標準の映像信号に於ける映像レベルに等しくなる。
この際、ゲイン乗算部107に於いて増幅率α2をそのまま乗算すると、変化が急激になり画面上に影響を来す場合も発生する。そこで、通常は、α2=β1・β2・・・βnに分解して、n回に分けて少しずつ変化させて輝度信号Yα1α2まで増幅させることとしている。
近年、各種の映像機器が開発され、シンクチップレベルが−40IREと異なる値(例えば−30IRE)の映像信号を用いる場合もある。このような場合に従来の技術では、適用する映像機器のシンクチップレベルが異なる毎に、ゲイン演算部109の内部に設定されているゲインオフセットを人為的に調整する事によって対処していた。しかし、映像機器の種類がどんどん増加し、最近では、シンクチップレベルが、有効映像期間では−30IREであり、垂直ブランキング期間では−40IREに設定される映像機器等も出現している。このような場合には、人為的な調整による従来の技術では対処することが困難であった。
特開平8−322003号公報
従来の技術では、適用する映像機器のシンクチップレベルが異なる毎に、ゲイン演算部の内部に設定されている比較基準をゲインオフセットを用いて人為的に調整し直す必要があるため、シンクチップレベルが、有効映像期間と、垂直ブランキング期間で異なる映像機器等の場合には人為的に対処することが困難になる点である。
映像信号の垂直ブランキング期間に於ける同期レベルを検出する第一のペデスタルレベル検出部と、映像信号の有効映像期間に於ける同期レベルを検出する第二のペデスタルレベル検出部と、第一のペデスタルレベル検出部の検出値と、第二ペデスタルレベル検出部の検出値との比率を求め、該比率に垂直ブランキング期間に於ける同期レベルの規格値を乗算した値を基準同期レベルとして出力する比率判定部とを備えることを最も大きな特徴とする。
受け入れた映像信号Yの垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXと、有効映像期間に於けるペデスタルレベルYとの比R=Y/Xを求め、このRに基づいて、基準ペデスタルレベルを生成しているため、垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルX(通常40IRE値に固定)に対して、有効映像期間に於けるペデスタルレベルYが、どのように設定されていても、適切な増幅率α2を演算することが可能になり、有効映像期間でのペデスタルレベルと、垂直ブランキング期間でのペデスタルレベルとが異なる場合であっても有効に動作するオートゲインコントロール回路を実現出来るという効果を得る。
上記、第一のペデスタルレベル検出部の検出値を所定のレベル差を持つ複数の段階に分解して出力する複数個の除算手段と、該複数個の除算手段、それぞれの出力と第二のペデスタルレベル検出部の検出値との比較結果を出力する複数個の比較手段と、該複数個の比較手段の出力に基づいて第一のペデスタルレベル検出部の検出値と、第二ペデスタルレベル検出部の検出値との比率を判定する判定手段とを備え、該判定手段の判定した比率に、垂直ブランキング期間に於ける同期レベルの規格値を乗算することによって適切な増幅率を取得することが出来た。
背景技術で説明したように、標準の映像信号は、ペデスタルレベルを0IREとして、プラス方向へ映像レベルをとり、マイナス方向へ同期レベルをとると、白レベルが100IREに、シンクチップレベルが−40IREに、それぞれ設定されている(図13(b))。更に、有効映像期間でのシンクチップレベルと、垂直ブランキング期間でのシンクチップレベルとは等しく設定されている。しかし、非標準の映像信号では、有効映像期間でのシンクチップレベルと、垂直ブランキング期間でのシンクチップレベルとが異なる場合もある。
本実施例では、有効映像期間でのシンクチップレベルレベルと、垂直ブランキング期間でのシンクチップレベルとが異なる場合であっても有効に動作するオートゲインコントロール回路の実現を目的とする。以下の説明においては、オートゲインコントロールの対象となる非標準の映像信号は、垂直ブランキング期間に於けるシンクチップレベルが、一定の値に固定されているものとし(例えば−40IRE)、有効映像期間でのシンクチップレベルが、その値よりも小さな所定の値(例えば−30IRE)に変更されているものとする。
図1は、実施例1によるオートゲインコントロール回路のブロック図である。
図に示すように、実施例1によるオートゲインコントロール回路は、自動ゲイン制御前処理回路1と、自動ゲイン制御回路2とを含む。
図2は、自動ゲイン制御前処理回路の説明図である。
自動ゲイン制御前処理回路1は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。本発明によるオートゲインコントロール回路でも上記背景技術で既に説明した自動ゲイン制御前処理回路と同様の回路を使用するので、再度、その概要のみについて説明する。
(a)は、自動ゲイン制御前処理回路のブロック図であり、(b)(c)(d)(e)は、各部分の信号波形を示す図である。
図に示すように、自動ゲイン制御前処理回路1は、アナログディジタル変換部3と、Y/C分離部4と、シンクチップレベル検出部5と、シンクチップレベル減算部6とを有する。
アナログディジタル変換部3は、アナログコンポジット信号を受け入れてA/D変換し、ディジタルコンポジット信号を出力する部分である。(b)は、図11と同様に、アナログコンポジット信号を一例として8ビットのディジタルコンポジット信号に変換した状態を255値で表した図である。図に示すように、A/D変換したディジタルコンポジット信号の振幅は、255レベルよりも減衰している。この振幅を自動的に255値まで増幅するのが輝度信号オートゲインコントロール回路の役割である
Y/C分離部4は、アナログディジタル変換部103から8ビットのディジタルコンポジット信号を受け入れてカラー信号と、輝度信号Yとに分離し、8ビットの輝度信号Yのみ出力する部分である。(c)は、図11と同様に、8ビットの輝度信号Yを255値で表した図である。
シンクチップレベル検出部5は、外部から受け入れるシンクチップ検出信号のタイミングに合わせて、Y/C分離部4から受け入れた8ビットの輝度信号Yのシンクチップレベルを検出する部分である。(d)は、図11と同様に、8ビットの輝度信号Yのシンクチップにタイミングを合わせた図である。
シンクチップレベル減算部6は、Y/C分離部4から8ビットの輝度信号Yを受け入れて、シンクチップレベル検出部5が検出したシンクチップレベルを減算する部分である。8ビットの輝度信号Yからシンクチップレベルを減算することによって図11と同様に、8ビットの輝度信号Yは、シンクチップが0値に達するまで、全体としてレベルシフトされる。
以上説明したように、自動ゲイン制御前処理回路1によって、コンポジット信号からシンクチップが0値にシフトされた輝度信号Yが抽出され次に説明する自動ゲイン制御回路2(図1)へ送出される。
図1に戻って、自動ゲイン制御回路2は、ペデスタルレベル検出部(A)13と、ペデスタルレベル検出部(B)14と、比率判定部15と、ゲイン乗算部17と、ペデスタルレベル検出部(C)18と、ゲイン演算部19とを備える。
ペデスタルレベル検出部(A)13は、外部から受け入れる垂直ブランキングペデスタルレベル検出信号のタイミングに合わせて、垂直ブランキング期間(図13(a))における輝度信号Yのペデスタルレベル(同期レベルに該当する)を検出する部分である。この検出に当たっては、既に背景技術で説明したように垂直ブランキングペデスタルレベル検出信号の前N画素分のペデスタルレベルの平均が演算され、垂直ブランキング期間における輝度信号Yのペデスタルレベルとして出力される。
ペデスタルレベル検出部(B)14は、外部から受け入れる有効映像期間ペデスタルレベル検出信号のタイミングに合わせて、有効映像期間(図13(a))における輝度信号Yのペデスタルレベル(同期レベルに該当する)を検出する部分である。この検出に当たっては、既に背景技術で説明したように有効映像期間ペデスタルレベル検出信号の前N画素分のペデスタルレベルの平均を演算され、有効映像期間における輝度信号Yのペデスタルレベルとして出力される。
比率判定部15は、ペデスタルレベル検出部(A)13によって検出された垂直ブランキング期間に受け入れた映像信号のペデスタルレベルXと、ペデスタルレベル検出部(B)14によって検出された有効映像期間に受け入れた映像信号のペデスタルレベルYとの比R=Y/Xを求め、このRに基づいて、基準ペデスタルレベルを出力する部分である。以下に、図を用いて比率判定部15の詳細について説明する。
図3は、比率判定部15のブロック図である。
図に示すように比率判定部15は、除算手段(7/8)21と、除算手段(6/8)22と、除算手段(5/8)23と、除算手段(4/8)24と、除算手段(3/8)25と、除算手段(2/8)26と、除算手段(1/8)27と、比較手段(8/8)28と、比較手段(7/8)29と、比較手段(6/8)30と、比較手段(5/8)31と、比較手段(4/8)32と、比較手段(3/8)33と、比較手段(2/8)34と、比較手段(1/8)35と、判定手段36と、保護手段37と、加算手段38とを有する。
除算手段(7/8)21は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(7/8)Xを出力する手段である。
除算手段(6/8)22は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(6/8)Xを出力する手段である。
除算手段(5/8)23は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(5/8)Xを出力する手段である。
除算手段(4/8)24は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(4/8)Xを出力する手段である。
除算手段(3/8)25は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(3/8)Xを出力する手段である。
除算手段(2/8)26は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(2/8)Xを出力する手段である。
除算手段(1/8)27は、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを受け入れて除算し、レベル(1/8)Xを出力する手段である。
比較手段(8/8)28は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、ペデスタルレベル検出部(A)13から垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(7/8)29は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(7/8)21からレベル(7/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(6/8)30は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(6/8)22からレベル(6/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(5/8)31は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(5/8)23からレベル(5/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(4/8)32は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(4/8)24からレベル(4/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(3/8)33は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(3/8)25からレベル(3/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(2/8)34は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(2/8)26からレベル(2/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
比較手段(1/8)35は、ペデスタルレベル検出部(B)14から有効映像期間に於けるペデスタルレベルYを、除算手段(1/8)27からレベル(1/8)Xを、それぞれ受け入れて、比較し、その比較結果を出力する手段である。
判定手段36は、上記8個の比較手段の比較結果に基づいてオフセットレベルを出力する部分である。
即ち、比較手段(8/8)28から、Y>Xが入力された場合にはオフセット40IRE値を出力する。比較手段(8/8)28から、Y<Xが入力され、且つ、比較手段(7/8)29から、Y>(7/8)Xが入力された場合にもオフセット40IRE値を出力する。比較手段(7/8)29から、Y<(7/8)Xが入力され、且つ、比較手段(6/8)30から、Y>(6/8)Xが入力された場合には、オフセット35IRE値を出力する。
比較手段(6/8)30から、Y<(6/8)Xが入力され、且つ、比較手段(5/8)31から、Y>(5/8)Xが入力された場合には、オフセット30IRE値を出力する。比較手段(5/8)31から、Y<(5/8)Xが入力され、且つ、比較手段(4/8)32から、Y>(4/8)Xが入力された場合には、オフセット25IRE値を出力する。
比較手段(4/8)32から、Y<(4/8)Xが入力され、且つ、比較手段(3/8)33から、Y>(3/8)Xが入力された場合には、オフセット20IRE値を出力する。 比較手段(3/8)33から、Y<(3/8)Xが入力され、且つ、比較手段(2/8)34から、Y>(2/8)Xが入力された場合には、オフセット15IRE値を出力する
比較手段(2/8)34から、Y<(4/8)Xが入力され、且つ、比較手段(1/8)35から、Y>(1/8)Xが入力された場合には、オフセット10IRE値を出力する。
比較手段(1/8)35から、Y<(1/8)Xが入力された場合には、オフセット5IRE値を出力する。
尚、ここでは、以下の点について留意すべきである。
垂直ブランキング期間と有効映像期間とでは、所定の時間差があるので、一方のレベルとして、図示していないレジスタに一時保持されている値が用いられることになる。 このようにして、有効映像期間と垂直ブランキング期間のペデスタルレベルの比率、即ち、同期レベルの大きさの比率が判定され、その比率に応じたオフセットレベルが判定手段36から出力される。又、上記、本実施例説明の前提条件より、垂直ブランキング期間のペデスタルレベルを40IRE値に固定してあるので、判定手段36は有効映像期間におけるペデスタルレベルを出力することになる。このオフセットレベルは、本実施例のオートゲインコントロール回路が対象としている非標準の映像信号に於ける同期レベルに該当する。
保護手段37は、判定手段36の出力をM回受け入れて、M回連続して同一値であることを確認してオフセットレベルを更新する部分である。このように、M回連続して同一値であることを確認するのは、ノイズ等の影響によって判定結果を誤るのを防止するためである。通常は、M=4としている。
加算手段38は、保護手段37によって更新されたオフセットを微調整する部分である。この微調整されたオフセットレベルは、基準ペデスタルレベルとなる。この基準ペデスタルレベルが、本実施例でオートゲインコントロールの対象となる非標準の映像信号に於ける同期レベルを表している。
このようにして、比率判定部15に於いて、自動ゲイン制御前処理回路に入力されたコンポジット信号の有効映像期間の基準ペデスタルレベルが求められ、ゲイン演算部19へ送出される。
ゲイン乗算部17は、自動ゲイン制御前処理回路1から輝度信号Yを受け入れて、その振幅をα1倍増幅し、輝度信号Yα1を出力する部分である。次に説明するように、ここで所定の振幅まで増幅された輝度信号Yα1α2が、ゲインコントロールされた輝度信号として出力されることになる。
ペデスタルレベル検出部(C)18は、有効映像期間ペデスタル検出信号を受け入れて輝度信号Yα1のペデスタルレベルを検出する部分である。既に、図12を用いて説明した方法と同様にして、ペデスタルレベル検出部(C)18は、有効映像期間ペデスタル検出信号のタイミングに合わせて、輝度信号Yα1に於けるペデスタルレベル検出信号の前N画素分のペデスタルレベルの平均を演算し、検出した輝度信号Yα1のペデスタルレベル(輝度信号Yα1の同期信号の大きさ)として出力する部分である。
ゲイン演算部19は、ペデスタルレベル検出部18からペデスタルレベル検出値を受け入れて、このペデスタルレベル検出値と、比率判定部15から受け入れた有効映像期間における基準ペデスタルレベルとを比較し、ゲインコントロールされた輝度信号Yα1α2を得るための増幅率α2を算出してゲイン乗算部17へ送出する部分である。
即ち、ゲイン演算部19は、輝度信号Yα1の同期信号の大きさ(同期レベル)を受け入れて、この大きさを、本実施例が対象としている非標準の映像信号に於ける、同期信号の大きさにするための増幅率を演算することになる。このようにして求められた増幅率α2を輝度信号Yα1に乗算することによって輝度信号Yα1α2の同期信号の大きさは、標準の映像信号に於ける、同期信号の大きさに等しくなる。又、白レベルの絶対量と、同期レベルの絶対量の比は固定されているので、輝度信号Yα1α2の映像レベルも標準の映像信号に於ける映像レベルに等しくなる。この際に、ゲイン乗算部17に於いて増幅率α2をそのまま乗算すると、変化が急激になり画面上に影響を来す場合も発生ので、通常は、α2=β1・β2・・・βnに分解して、n回に分けて少しずつ変化させて輝度信号Yα1α2まで増幅させることとしている。
以上説明したように、実施例1におけるオートゲインコントロール回路では、比率判定部15によって、受け入れた映像信号Yの垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルXと、有効映像期間に於けるペデスタルレベルYとの比R=Y/Xを求め、このRに基づいて、基準ペデスタルレベルを生成している。従って、垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルX(通常40IRE値に固定)に対して、有効映像期間に於けるペデスタルレベルYが、どのように設定されていても、適切な増幅率α2を演算することが出来るため、有効映像期間でのペデスタルレベルと、垂直ブランキング期間でのペデスタルレベルとが異なる場合であっても有効に動作するオートゲインコントロール回路の実現が可能になる。
尚、上記説明では、比率判定部15が出力する基準ペデスタルレベルは、有効映像期間でのペデスタルレベルのみであって、垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルを出力していない。これは、垂直ブランキング期間(図13(a))では、輝度信号の映像レベルは0IRE値なので、正確に増幅する必要がないためである。
背景技術で説明したように、標準の映像信号は、ペデスタルレベルを0IREとして、プラス方向へ映像レベルをとり、マイナス方向へ同期レベルをとると、白レベルが100IREに、シンクチップレベルが−40IREに、それぞれ設定されている(図13(b))。更に、有効映像期間でのシンクチップレベルと、垂直ブランキング期間でのシンクチップレベルとは等しく設定されている。しかし、非標準の映像信号では、有効映像期間、及び、垂直ブランキング期間で共通のシンクチップレベルが標準の映像信号におけるシンクチップレベルよりも小さい場合もある。
本実施例では、垂直ブランキング期間、及び、有効映像期間で共通のシンクチップレベルが、標準の映像信号のシンクチップレベル−40IREよりも小さいレベル(例えば−30IRE)に設定されている非標準の映像信号に対応して有効に動作するオートゲインコントロール回路の実現を目的とする。
図4は、実施例2に於けるオートゲインコントロール回路のブロック図である。
図に示すように、実施例2に於けるオートゲインコントロール回路は、自動ゲイン制御前処理回路1と、自動ゲイン制御回路41とを含む。
図中、実施例1と同様の部分には実施例1と同様の符号を付すこととする。
自動ゲイン制御前処理回路1は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。本実施例によるオートゲインコントロール回路で使用する自動ゲイン制御前処理回路1も、上記実施例1(及び上記背景技術)で既に説明した自動ゲイン制御前処理回路1と同様なので説明を省略する。
自動ゲイン制御回路41は、ゲイン乗算部17と、ペデスタルレベル検出部(C)18と、ゲイン演算部19と、白ピークレベル検出部42と、ゲインダウン処理部43と、ゲイン演算部停止手段44と、加算部45とを備え、自動ゲイン制御前処理回路1からシンクチップレベルを0値にシフトした輝度信号Yを受け入れて、垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルと有効映像期間でのペデスタルレベルの両方が、通常のペデスタルレベル−40IREよりも小さいレベル(例えば−30IRE)の場合に、輝度信号Yの映像レベルが100IREになるようにオートゲインコントロールする回路である。
各部分の機能説明をする前に自動ゲイン制御回路41全体としての基本原理について説明する。
背景技術で説明したように、標準の映像信号は、図13(b)に示すように、ペデスタルレベルを0IREとして、プラス方向へ映像レベルをとり、マイナス方向へ同期レベルをとると、白レベルが100IREに、シンクチップレベルが−40IREに、それぞれ設定されている。
従って、従来の自動ゲイン制御回路102(図9)に本実施例が対象としている、垂直ブランキング期間、及び有効映像期間での基準ペデスタルレベルの双方が、標準の映像信号のシンクチップレベル−40IREよりも小さいレベル(例えば−30IRE)の非標準の映像信号が入力されると、入力信号に対して40/30の増幅率が乗算されることになる。その結果、同期レベル(図13)と白レベル(図13)との比が30対133となるため、映像レベルが100を越えて飽和してしまうという不都合が発生する。
本実施例では、白レベルを監視し、映像レベルが100を越えて飽和するレベル(以降白ピークレベルと記す)を検出しない限り、背景技術で説明した自動ゲイン制御回路102(図9)と同様に動作する。白レベルを監視し、映像レベルが100を越えて飽和するレベル(以降白ピークレベルと記す)を検出したときには、本実施例が対象としている、垂直ブランキング期間、及び有効映像期間での基準ペデスタルレベルの双方が、標準の映像信号のシンクチップレベル−40IREよりも小さいレベル(例えば−30IRE)の非標準の映像信号が入力されたことを認識する。この認識に基づいて、後に説明する処理を実行する。以下に各部分の機能及び動作について説明する。
最初に白ピークレベルが検出される前の各部分の機能と動作について説明する。この白ピークレベルの検出は、後に詳細に説明する白ピークレベル検出部42によって実行される。この白ピークレベル検出部42は、白ピークレベルを検出していないときは後に説明するゲイン演算部停止手段44をオン状態に維持する。
ゲイン乗算部17は、自動ゲイン制御前処理回路1から輝度信号Yを受け入れて、その振幅をα1倍増幅し、輝度信号Yα1を出力する部分である。次に説明するように、ここで所定の振幅まで増幅された輝度信号Yα1α2が、ゲインコントロールされた輝度信号として出力される。
ペデスタルレベル検出部(C)18は、ペデスタル検出信号を受け入れて輝度信号Yα1のペデスタルレベル(同期レベルに該当する)を検出する部分である。既に、図12を用いて説明した方法と同様にして、ペデスタルレベル検出部(C)18は、有効映像期間ペデスタル検出信号のタイミングに合わせて、輝度信号Yα1に於けるペデスタルレベル検出信号の前N画素分のペデスタルレベルの平均を演算し、検出した輝度信号Yα1のペデスタルレベルとして出力する。この輝度信号Yα1のペデスタルレベルはゲイン演算部19へ送られる。
ゲイン演算部19は、ペデスタルレベル検出部(C)18からペデスタルレベル検出値を受け入れて、このペデスタルレベル検出値と、加算部45から受け入れる基準ペデスタルレベル(40IRE値)とを比較し、ゲインコントロールされた輝度信号Yα1α2を得るための増幅率α2を算出してゲイン乗算部17へ送出する部分である。即ち、ゲイン演算部19は、輝度信号Yα1のペデスタルレベルを受け入れて、このレベルを、基準ペデスタルレベル(40IRE値)にするための増幅率α2を演算することになる。このようにして求められた増幅率α2を輝度信号Yα1に乗算することによって輝度信号Yα1α2のペデスタルレベルは、標準の映像信号に於ける、ペデスタルレベルに等しくなる。又、白レベルの絶対量と、同期レベルの絶対量の比は固定されているので、輝度信号Yα1α2の映像レベルも標準の映像信号に於ける映像レベルに等しくなる筈である。
又、ゲイン乗算部17に於いて増幅率α2をそのまま乗算すると、変化が急激になり画面上に影響を来す場合も発生ので、通常は、α2=β1・β2・・・βnに分解して、n回に分けて少しずつ変化させて輝度信号Yα1α2まで増幅させことになるが、本実施例では、標準の映像信号に於ける映像レベルに等しくなる前に、即ち、輝度信号Yα1αm(αm=β1・β2・・・βm)に達すると、上記基本原理で説明したように映像レベルが100を越えて飽和し、白ピークレベルが、後記白ピークレベル検出部19によって検出される。以下に白ピークレベルが検出された後の各部分の機能と動作について説明する。
白ピークレベル検出部42は、ゲイン乗算部17の出力する輝度信号Yα1αmを監視し、映像レベルが白ピークレベルを検出すると白ピーク検出信号をゲイン演算部停止手段44と、ゲインダウン処理部43へ送出する部分である。
図5は、白ピークレベル検出部の説明図である。
(a)は、白ピークレベル検出部の回路構成を表し、(b)は、白ピーク検出信号のタイミングを表している。
(a)に示すように、一致比較手段42−1が、ゲイン乗算部17の出力する輝度信号Yα1αmの一部を受け入れて、そのレベルが最大値255値と一致したときに一致信号(+1)をORゲート42−2及びORゲート42−3へ送る。この一致信号(+1)は、保持手段42−4と保持手段42−5で保持され、白ピーク検出信号として、ゲイン演算部停止手段44と、ゲインダウン処理部43へ送出される。保持手段42−4は、ペデスタルレベル検出信号によって1ライン毎にリセットされる。保持手段42−5は、1フィールド毎にリセットされる。(b)に示すように、保持手段42−5は、垂直ブランキング期間の最初にリセットされる。
図4に戻って、ゲイン演算部停止手段44は、白ピークレベル検出部42からフィールド単位の白ピーク検出信号(+1)を受け入れるとゲイン演算部19の演算結果の出力を停止させる部分である。即ち、白ピークレベル検出部42が白ピークレベルを検出すると、ゲイン演算部19は、その時点でのゲイン出力を保持したまま、その機能を停止する。
ゲインダウン処理部43は、ゲイン演算部19から、その出力(α1αm)を受け入れて、後記白ピークレベル検出部4からライン単位の白ピーク検出信号(+1)を受け入れていないときは、そのままゲイン乗算部17へ送出し、ライン単位の白ピーク検出信号(+1)を受け入れているときは、所定量(γ)減衰させてゲイン乗算部17へ送出する部分である。
図6は、ゲインダウン処理部の説明図である。
セレクタ43−4は、白ピークレベル検出部42からフィールド単位の白ピーク検出信号を受け入れていないときは((−)のとき)は、ゲイン演算部19の出力(増幅率α1αm)をセレクタ43−5へ通過させ、フィールド単位の白ピーク検出信号を受け入れているときは((+)のとき)は、レジスタ43−6の値をセレクタ43−5へ送る。
セレクタ43−5は、ライン単位の白ピーク信号を受け入れていないとき((−)のとき)は、セレクタ43−4の出力をレジスタ43−6へ送り、ライン単位の白ピーク信号を受け入れているとき((+)のとき)は、減算手段43−2の出力をレジスタ43−6へ送る。
減算手段43−2は、輝度信号のゲインを徐徐に所定量γだけ減衰させる部分である。即ち、ゲイン乗算部17に於いてゲインα1αmγをそのまま乗算すると、変化が急激になり画面上に影響を来す場合も発生する。そこで、通常は、減衰量γをγ=γ1・γ2・γ3・・・・γnに分解し、n回に分けて少しずつ変化させて、α1αmγnをセレクタ43−5へ送出する。
減算値設定手段43−1は、このとき減衰量γをγ=γ1・γ2・γ3・・・・γnに分解して減算手段43−2へ出力する部分である。
ここで、ゲインα1αmγnが、段階的にゲイン乗算部17に乗算されることによって輝度信号α1αmγnの映像レベルが段階的に減衰するので、所定のゲインα1αmγmのときに白ピークレベル検出部42は、白ピークレベルを検出しなくなる。このとき自動ゲイン制御回路41の処理は、上記、白ピークレベルが検出される前の動作へ移行する。即ち、本実施例に於けるオートゲインコントロール回路は、上記白ピークレベルが検出される前の動作と、上記白ピークレベルが検出された後の動作を繰り返しながら自動的にゲインコントロールを実行することになる。
以上説明したように、本実施例では、ゲイン乗算部の出力する輝度信号Yα1αmを監視し、映像レベルが白ピークレベルを検出すると、白ピーク検出信号を出力する白ピークレベル検出部と、ゲイン演算部からその出力(α1αm)を受け入れて、白ピークレベル検出部から白ピーク検出信号(+1)を受け入れていないときは、そのままゲイン乗算部へ送出し、ライン単位の白ピーク検出信号(+1)を受け入れているときは、所定量(γ)減衰させてゲイン乗算部17へ送出するゲインダウン処理部とを備えることによって、垂直ブランキング期間、及び、有効映像期間で共通のシンクチップレベルが、標準の映像信号のシンクチップレベル−40IREよりも小さいレベルに設定されている非標準の映像信号に対応して有効に動作するオートゲインコントロール回路を実現することが出来るという効果をえる。
上記、実施例2では、有効映像期間でのシンクチップレベルと、垂直ブランキング期間でのシンクチップレベルとは、等しく設定されているが、標準の映像信号におけるシンクチップレベルよりも小さい場合であっても対処出来るオートゲインコントロール回路を実現した。しかし、実施例2では、白ピークレベルが検出された後、ライン毎に段階的に輝度信号を減衰させているので、画面の上の方が明るく、下の方が暗くなるという不都合が発生しやすい。
そこで、本実施例では、実施例2のオートゲインコントロール回路によって、ライン毎に段階的にゲインを下げるが、その途中経過では輝度信号を減衰させないこととし、一旦メモリに累積加算して保持する。ゲインが完全に設定された後、次のフィールドでは、このメモリに保持されているゲインを全てのラインで乗算することとする。更に、メモリに保持されているゲインは、フィールド毎に更新することとする。
図7は、実施例3によるオートゲインコントロール回路のブロック図である。
図に示すように、実施例3に於けるオートゲインコントロール回路は、自動ゲイン制御前処理回路1と、自動ゲイン制御回路51とを備える。
図中、実施例1又は実施例2と同様の部分には実施例1又は実施例2と同様の符号を付すこととする。
自動ゲイン制御前処理回路1は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。本実施例によるオートゲインコントロール回路で使用する自動ゲイン制御前処理回路1も、上記実施例1(及び上記背景技術)で既に説明した自動ゲイン制御前処理回路1と同様なので説明を省略する。
自動ゲイン制御回路51は、ゲイン乗算部17と、ペデスタルレベル検出部(C)18と、ゲイン演算部19と、白ピークレベル検出部42と、ゲインダウン処理部43と、ゲイン演算部停止手段44と、加算部45と、ゲイン保持部52と、ゲイン乗算部53とを有し、自動ゲイン制御前処理回路1からシンクチップレベルを0値にシフトした輝度信号Yを受け入れて、垂直ブランキング期間に於けるペデスタルレベルと有効映像期間でのペデスタルレベルの両方が、通常のペデスタルレベル40IRE値よりも小さいレベル(例えば30IRE値)の場合に、輝度信号Yの映像レベルが100IREになるようにオートゲインコントロールする回路である。
実施例1又は実施例2との相違点のみについて説明する。
図に示すように、本実施例の自動ゲイン制御回路51は、上記実施例2による自動ゲイン制御回路41(図4)にゲイン保持部52とゲイン乗算部53とが追加された構成をとる。
ゲイン保持部52は、ゲインダウン処理部43から出力ゲインを受け入れて累積加算して保持し、更新信号のタイミング(フィールドの開始タイミング)に合わせて、ゲイン乗算部5へ出力ゲイン(増幅率α1αmγm)を送出する部分である。
ゲイン乗算部53は、自動ゲイン制御前処理回路1からシンクチップレベルを0値にシフトした輝度信号Yを受け入れて、ゲイン保持部52から受け入れる出力ゲインを加算(増幅率を乗算)してオートゲインコントロールした輝度信号を出力する部分である。
上記説明した構成を取ることによって、ライン毎に段階的にゲインは下がるが、そのフィールド中では輝度信号を減衰させずに、そのゲインは、一旦メモリに累積加算して保持される。次のフィールドでは、このメモリに保持されているゲインが全てのラインで乗算されることになる。その結果、実施例2によるオートゲインコントロール回路の効果に加えて、画面の上の方が明るく、下の方が暗くなるという不都合が発生しないという効果を得る。
本実施例では、上記実施例1、実施例2、実施例3で、それぞれに於いて想定された非標準の映像信号の全てに対処可能なオートゲインコントロール回路の実現を目的とする。
図8は、実施例4によるゲインコントロール回路のブロック図である。
図に示すように、実施例4によるオートゲインコントロール回路は、自動ゲイン制御前処理回路1と、自動ゲイン制御回路61とを含む。
自動ゲイン制御前処理回路1は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。図中、実施例1又は実施例2又は実施例3と同様の部分には実施例1又は実施例2又は実施例3と同様の符号を付すこととする。
自動ゲイン制御前処理回路1は、コンポジット信号とシンクチップ検出信号とを受け入れて輝度信号Yを出力する回路である。本実施例によるオートゲインコントロール回路で使用する自動ゲイン制御前処理回路1も、上記実施例1から実施例3(及び上記背景技術)で既に説明した自動ゲイン制御前処理回路1と同様なので説明を省略する。
自動ゲイン制御回路61は、ペデスタルレベル検出部(A)13と、ペデスタルレベル検出部(B)14と、比率判定部15と、ゲイン乗算部17と、ペデスタルレベル検出部(C)18と、ゲイン演算部19と、白ピークレベル検出部42と、ゲインダウン処理部43と、ゲイン演算部停止手段44と、ゲイン保持部52と、ゲイン乗算部53とを有し、自動ゲイン制御前処理回路1からシンクチップレベルを0値にシフトした輝度信号Yを受け入れて、上記、実施例1、実施例2、実施例3で、それぞれに於いて想定される非標準の映像信号の全てに於いて輝度信号Yの映像レベルが100IREになるようにオートゲインコントロールする回路である。
実施例1又は実施例2又は、実施例3との相違点のみについて説明する。
図に示すように、本実施例の自動ゲイン制御回路61は、実施例1による自動ゲイン制御前処理回路1(図1)に於ける、比率判定部15(図1)の出力を、実施例3の自動ゲイン制御回路51(図7)に於けるゲイン演算部19(図7)に基準ペデスタルレベルに代えて送出する構成をとる。
かかる構成に於いて、一例として、垂直ブランキング期間における同期レベルと映像レベルとの比が40対100であり、有効映像期間における同期レベルと映像レベルとの比が30対100である映像信号を受け入れたと仮定する。このとき、比率判定部15は、基準同期レベルを30IRE値に設定しようとする。しかし、白レベル検出部42が白ピークレベルを検出すると、ゲイン演算部19の出力更新が1フィールド停止され、ゲインダウン処理部43がゲイン演算部19の出力(ゲイン値)を少しずつ減衰させる。
白ピークレベル検出部42がライン単位で白ピークレベルを検出する毎にゲイン値が下がっていくので、あるラインで白ピークレベルが検出されなくなる。このときのゲイン値がゲイン保持部52に保持される。このゲイン値が、ゲイン乗算部53で、輝度信号に乗算される。又、ゲイン保持部52に保持されるゲイン値はフィールド毎に更新される。このようにして、白レベル検出部42が白ピークレベルを検出していないときには、比率判定部15が、基準同期レベルを30IRE値に設定しようとし、白レベル検出部42が白ピークレベルを検出すると、ゲインダウン処理部43がゲイン値を減衰されるので、実施例1において同様の映像信号受け入れた場合よりも安定した輝度信号が出力されることになる。
上記のように、実施例1による自動ゲイン制御前処理回路1(図1)に於ける、比率判定部15(図1)の出力を、実施例3の自動ゲイン制御回路51(図7)に於けるゲイン演算部19(図7)に基準ペデスタルレベルに代えて送出する構成をとることによって、上記実施例1、実施例2、実施例3で、それぞれ想定した非標準の映像信号の全てに対処可能なオートゲインコントロール回路を実現出来るという効果を得る。
以上説明したオートゲインコントロール回路は、ディジタルビデオテープレコーダのみならずディジタルカラー受像器など、全てのディジタル画像機器に有効に適用可能である。
実施例1によるオートゲインコントロール回路のブロック図である。 自動ゲイン制御前処理回路の説明図である。 比率判定部15のブロック図である。 実施例2に於けるオートゲインコントロール回路のブロック図である。 白ピークレベル検出部の説明図である。 ゲインダウン処理部の説明図である。 実施例3によるオートゲインコントロール回路のブロック図である。 実施例4によるゲインコントロール回路のブロック図である。 従来のオートゲインコントロール回路のブロック図である。 従来の自動ゲイン制御前処理回路のブロック図である。 従来の自動ゲイン制御前処理回路の機能説明図である。 従来のペデスタルレベル検出部の機能説明図である。 映像信号の概略説明図である。
符号の説明
1 自動ゲイン制御前処理回路
2 自動ゲイン制御回路
13 ペデスタルレベル検出部(A)
14 ペデスタルレベル検出部(B)
15 比率判定部
17 ゲイン乗算部
18 ペデスタルレベル検出部(C)
19 ゲイン演算部

Claims (2)

  1. 映像信号を受け入れて、該映像信号における同期レベルを検出し、前記同期レベルが基準同期レベルに達するまで増幅し、所定の映像レベルを有する輝度信号を出力するオートゲインコントロール回路であって、
    前記映像信号の垂直ブランキング期間に於ける前記同期レベルを検出する垂直ブランキング期間ペデスタルレベル検出部と、
    前記映像信号の有効映像期間における前記同期レベルを検出する有効映像期間ペデスタルレベル検出部と、
    前記垂直ブランキング期間ペデスタルレベル検出部の検出値と、前記有効映像期間ペデスタルレベル検出部の検出値との比率を求め、該比率に垂直ブランキング期間における同期レベルの規格値を乗算した値を前記基準同期レベルとして出力する比率判定部とを備えることを特徴とするオートゲインコントロール回路。
  2. 請求項1に記載のオートゲインコントロール回路にいて、
    前記比率判定部は、
    前記垂直ブランキング期間ペデスタルレベル検出部の検出値を所定のレベル差を持つ複数の段階に分解して出力する複数個の除算手段と、
    該複数個の除算手段、それぞれの出力と前記有効映像期間ペデスタルレベル検出部の検出値とを比較し、その比較結果を出力する複数個の比較手段と、
    該複数個の比較手段の出力に基づいて前記垂直ブランキング期間ペデスタルレベル検出部の検出値と、前記有効映像期間ペデスタルレベル検出部の検出値との比率を判定する判定手段と、
    該判定手段の判定した比率に、前記垂直ブランキング期間における同期レベルの規格値を乗算する加算手段とを有することを特徴とするオートゲインコントロール回路。
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