JP3800507B2 - Inflator gas introduction and distribution hose - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の側突衝突時に乗員を保護する側突用エアバック装置に用いるインフレ−ターガス導入分配ホースに関するものであり、詳しくは分配孔を有する少なくとも片面がコートされたホースで、インフレ−ターのガス流を制御するのに最適なインフレ−ターガス導入分配ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
運転席及び助手席等には、車両の衝突時にエアバックを膨張させて乗員を拘束するエアバック装置が搭載されている。エアバック装置は、ガス発生装置であるインフレ−ターとインフレ−ターガスで膨張するエアバックとこれらを収納するエアバックケースから構成されている。
【0003】
近年、運転席及び助手席の前面衝突に加え、側部衝突に対応するカーテンエアバックと称せられる側突用エアバック装置の要求が大きくなってきている。側突用エアバックは、センターピラーやフロントピラーに折り畳んで収納され前部又は後部よりインフレ−ターのガスを導入するものが検討されている。側突用エアバックはドア部と乗員の間に展開する必要があるが平面的に瞬時に展開することが必要になるが、インフレ−ターのガスの導入口部分で異常な圧力が掛かりバーストするという問題を生じやすい。局部の圧力に耐えるためにはバックの強度を全体的に強化するため太い繊維やケブラー等の高強力繊維を使用する必要がある。繊維を太くすると嵩張り収納性が問題となり実用性にかける。また、高強力繊維を用いるとコストが高くなり問題となる。インフレ−ターガスの分配に注目し金属チューブや筒状のシートを導入することが検討されているが、金属チューブを用いると強度面は満足するが、柔軟性に欠け収納性が問題となる。また、金属は、伝熱性がよくインフレーター近辺でエアバックを融かし比較的長時間圧力保持を要求される側突用エアバックには問題がある。筒状のシートを縫製して筒状にして用いることも検討されているが縫製部からの破損やインフレ−ター導入口近辺からインフレ−ターの熱により破損することが多く満足のいくものは得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記する従来からの側突用エアバックでは、インフレ−ターの導入口近辺の破損を抑え収納性の良いコスト的に有利な側突用エアバックのガス分配方法は得られていない。
【0005】
本発明は、側突用エアバックの収納性を向上させ、収納スペースを低減し、インフレ−ター導入口近辺の破損を抑え、コスト的に有利な側突用エアバック装置に用いることができるインフレ−ターガス導入分配ホースを得ることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段、即ち、本発明の第1は、側突用エアバック装置に配されており、エアバッグ作動時にインフレ−ターのガスを分配するホ―スであり、該ホースの少なくとも片面がゴム又は合成樹脂でコートされた織物であり、該ホースが分配口を有し、分配口が正方形または長方形で実質的に各辺が経糸または緯糸に平行または直交していることを特徴とするインフレ−ターガス導入分配ホースであり、その第2は、ホ―スを構成する緯糸及び経糸の滑脱抵抗力が、10N(ニュートン)以上である請求項1記載のインフレ−ターガス導入分配ホースであり、その第3は、分配口の辺の長さが5〜40mm好ましくは10〜30mmである請求項1乃至2のいずれかに記載のインフレーターガス導入分配ホースであり、その第4は、ホースを構成する緯糸及び経糸の滑脱抵抗力が15N(ニュートン)以上、更に好ましくは20N以上である請求項1乃至3のいずれかに記載のインフレーターガス導入分配ホースである。
なお、本願発明で言及する滑脱抵抗力はJIS L1096 滑脱抵抗力 糸引抜き法 A法によって測定したものとする。
【0007】
【本発明の実施形態】
本発明のエアバック及びホースを構成する繊維は、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維等をもちいることができるがこの限りで無い。
糸の強度は、6g/dtex以上、好ましくは7g/dtex以上、更に好ましくは7.5g/dtex以上である。
【0008】
本発明のホースは、消防ホース等が織られる円筒織機を用いる事ができる。円筒織機を用いると筒状加工する必要が無いため縫製等での加工コストを低減できる。また、縫製部からの破損を考える必要が無く信頼性が向上する。
【0009】
本発明のホースは、ゴム又は合成樹脂で少なくとも片面コートされていることが必要である。コートされるゴムとしてはネオプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、シリコンゴム等が上げられる。シリコンゴムとしては、熱硬化型付加重合シリコンゴム、二液型RTVシリコンゴム等を用いることができるがこの限りで無い。シリコンゴムには、接着性を向上させるためにアミノ系シランカップリング剤、エポキシ変性シランカップリング剤、ビニール系シランカップリング剤、クロル系シランカップリング剤等を用いることができる。合成樹脂としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー等を用いることができるがこの限りで無い。
【0010】
本発明のホースは、実質的に正方形または長方形の分配口を有し、経糸または緯糸に各辺が直交または平行に配置されることが好ましい。分配口の辺の長さは、5〜40mmであることが好ましく、更に好ましくは、10〜30mmである。40mmより辺の長さが大きいとインフレターのガスの流量が多くなり局所的に加温されその部分から破壊されて好ましくない。5mm未満であると分配口を多く空けなければならず加工コストが掛かり好ましくない。分配孔の周囲は、特に加工する必要はないが、熱により融着しても良いし、縫製等を加えても良い。
【0011】
本発明のホースの緯糸及び経糸の滑脱抵抗力は、10N以上であることが好ましく、更に好ましくは、15N以上であり、特に好ましくは、20N以上である。滑脱抵抗が10Nに満たないとインフレ−ターのガスで分配孔付近でホースが異常な変形をおこしたり、分配孔がこの変形で大きくなり分配比率をコントロールでき無くなり好ましくない。分配孔が大きくなると側突用エアバックが展開初期にバーストすることがあり好ましくない。
【0012】
ホース径は、20〜60mmが良く、好ましくは30〜50mmである。ホース径が20mm未満であると破損を起こしやすく、60mmを超えると側突用エアバック内に収納しづらくなり好ましくない。
【0013】
ホースを構成する緯糸のクリンプは、経糸より小さい方が良い。緯糸は、張力を受けやすくできる限り熱の影響を受けにくくするため表面に出る部分を小さくする必要がある。従って、緯糸のクリンプは、無い方が良く、経糸で覆われた状態になっているほうが良い。
【0014】
側突用エアバックの本体を構成する糸の繊度は、200〜600dtexが良く、更に好ましくは300〜500dtexである。繊度が600dtexを超えると収納性が問題となる。200dtex未満であるとインフレ−ターのガスの分配をコントロールしても基布強度が足らずバーストする可能性が高くなり好ましくない。側突用エアバックの本体を構成するマルチフィラメントの単糸繊度は、2〜10dtexであることが好ましく、更に好ましくは3〜6dtexである。単糸繊度が10dtexを超えると基布の剛性が高くなり収納性が低下する。単糸繊度が2dtex未満であると製織時単糸切れ等を発生し基布欠点が多くなり好ましくない。
【0015】
側突用エアバック本体を構成するマルチフィラメントよりホースを構成する経糸のマルチフィラメント1本の繊度が2倍以上であることが好ましく、更に好ましくは、3倍以上である。ホースの経糸の繊度が2倍に満たないとインフレ−ターのガスを分配する時、ホースが経糸の切断により分配不良を起こしやすいので好ましくない。
【0016】
側突用エアバック本体を構成するマルチフィラメントよりホースを構成する緯糸1本の繊度が3倍以上であることが必要であり、更に好ましくは、5倍以上である。ホースを構成する緯糸1本の繊度が3倍未満であると緯糸の切断により分配不良を起こしやすいので好ましくない。
【0017】
【実施例】
次に実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。実施例中の測定は下記測定法による。
【0018】
滑脱抵抗力:JIS L1096 滑脱抵抗力 糸引き抜き法 A法 に準じる。
【0019】
分配試験:窒素ガスを初期800kPa、5リットルの容積に加圧した状態で片方を縫製により閉じた試験導管チューブに縫製していない導入口より窒素ガスを導入した後分配孔の状態を観察する。試験導管チューブは、2mとし、分配孔を導入口より30cm置きに規定した形状大きさで5個設置した。 評価結果は、試験後のホースにおいて窒素ガス導入口に一番近い分配口で経糸及び緯糸の変形による分配口の状態を観察した。
観察した分配口の形状をA〜Dの5段階で評価した。
A:形状の変形がほとんど認められない。
B:形状の変形がほんの少し認められる。
C:形状の変形が少し認められる。
D:形状の変形がかなり認められる。
E:形状の変形が甚だしく認められる。
【0020】
強度8.0g/dtexのポリアミド66繊維を用い、円筒織機でチューブを織り、その後、コート剤を均一に塗付し、140℃で5分間硬化させてインフレーターガス導入分配ホースを得た。
表1に本発明のインフレターガス分配用ホースの実施例及び比較例を示す。
【0021】
【表1】

Figure 0003800507
【0022】
表1から判るように本発明のインフレターガス分配ホースが、変形しにくく分配ホースとして適していることが判る。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインフレ−ターガス分配ホースは、インフレ−ターの導入口近辺の破損を抑え均一にガスを分配することにより、展開性能にすぐれた、収納性の良い、コスト的に有利な側突用エアバックのガス分配方法を可能とする物である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an inflator gas introduction / distribution hose for use in a side impact airbag device that protects an occupant during a side impact collision of a vehicle. More specifically, the present invention relates to an inflator having at least one side coated with a distribution hole. The present invention relates to an inflator gas introduction / distribution hose that is optimal for controlling the gas flow.
[0002]
[Prior art]
An airbag device that restrains an occupant by inflating an airbag at the time of a vehicle collision is mounted on the driver's seat and the passenger seat. The airbag apparatus includes an inflator that is a gas generator, an airbag that is inflated by the inflator gas, and an airbag case that houses these airbags.
[0003]
In recent years, in addition to a frontal collision of a driver seat and a passenger seat, there has been an increasing demand for a side impact airbag device called a curtain airbag corresponding to a side collision. A side impact airbag that is folded and housed in a center pillar or a front pillar and introduces an inflator gas from the front or rear has been studied. The side impact airbag needs to be deployed between the door and the occupant, but it must be deployed instantaneously in a plane, but it bursts due to abnormal pressure at the gas inlet of the inflator. It is easy to cause the problem. In order to withstand the local pressure, it is necessary to use a high-strength fiber such as a thick fiber or Kevlar to strengthen the strength of the bag as a whole. When the fiber is thickened, bulky storage becomes a problem and it is put to practical use. In addition, the use of high-strength fibers increases the cost and causes a problem. Although attention has been paid to the distribution of the inflation gas and the introduction of a metal tube or a cylindrical sheet has been studied, the use of a metal tube is satisfactory in terms of strength, but lacks flexibility and has a problem of storage. In addition, metal has a problem of side impact airbags that are good in heat transfer and require the pressure to be maintained for a relatively long time by melting the airbag in the vicinity of the inflator. It is also being considered to sew a cylindrical sheet and use it in a cylindrical shape, but it is often satisfactory that it is often damaged by the sewing part or by the heat of the inflator from the vicinity of the inlet of the inflator. It is not done.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional side impact airbag described above, a gas distribution method for the side impact airbag that suppresses breakage near the inlet of the inflator and is advantageous in terms of storage and cost is not obtained.
[0005]
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention improves the storability of a side impact airbag, reduces the storage space, suppresses damage near the inflator introduction port, and can be used in a side impact airbag device that is advantageous in terms of cost. It is an object to obtain a targas introduction / distribution hose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Means for solving the above-mentioned problem, that is, a first aspect of the present invention is a hose that is disposed in a side-impact airbag device and distributes the gas of the inflator when the airbag is operated. The hose has a distribution port, the distribution port is square or rectangular, and each side is substantially parallel or perpendicular to the warp or weft. 2. The inflator gas introduction / distribution hose according to claim 1, wherein the second is a slip resistance of weft and warp constituting the hose of 10N (Newton) or more. The third is the inflator gas introduction and distribution hose according to any one of claims 1 to 2, wherein the length of the side of the distribution port is 5 to 40 mm, preferably 10 to 30 mm. 4, weft and edgecomb resistance of warp constituting the hose 15N (Newton) or more, still more preferably for introduction and distribution of inflator gas hose according to any one of claims 1 to 3 is 20N or more.
The sliding resistance referred to in the present invention is measured by JIS L1096 sliding resistance, thread drawing method A method.
[0007]
[Embodiment of the present invention]
The fiber constituting the airbag and the hose of the present invention can use polyamide fiber, polyester fiber or the like, but is not limited thereto.
The strength of the yarn is 6 g / dtex or more, preferably 7 g / dtex or more, more preferably 7.5 g / dtex or more.
[0008]
The hose of the present invention can use a cylindrical loom in which a fire hose or the like is woven. When a cylindrical loom is used, it is not necessary to perform cylindrical processing, so that the processing cost for sewing or the like can be reduced. Further, there is no need to consider breakage from the sewing portion, and reliability is improved.
[0009]
The hose of the present invention needs to be coated on at least one side with rubber or synthetic resin. Examples of the rubber to be coated include neoprene rubber, ethylene propylene diene rubber, and silicon rubber. As the silicone rubber, thermosetting addition polymerization silicone rubber, two-component RTV silicone rubber or the like can be used, but not limited thereto. An amino silane coupling agent, an epoxy-modified silane coupling agent, a vinyl silane coupling agent, a chloro silane coupling agent, and the like can be used for the silicon rubber in order to improve adhesiveness. As the synthetic resin, polyester, polyamide, polyester-based elastomer, polyamide-based elastomer, polyurethane-based elastomer and the like can be used, but not limited thereto.
[0010]
The hose of the present invention preferably has a substantially square or rectangular distribution port, and each side is preferably arranged orthogonally or parallel to the warp or weft. The length of the side of the distribution port is preferably 5 to 40 mm, and more preferably 10 to 30 mm. If the length of the side is longer than 40 mm, the flow rate of the gas in the inflator is increased, and it is locally heated and destroyed from that portion, which is not preferable. If it is less than 5 mm, a large number of distribution ports must be opened, which is not preferable because of high processing costs. The periphery of the distribution hole does not need to be processed in particular, but may be fused by heat, or sewing may be added.
[0011]
The wetting resistance of the weft and warp of the hose of the present invention is preferably 10N or more, more preferably 15N or more, and particularly preferably 20N or more. If the sliding resistance is less than 10N, the hose is deformed abnormally in the vicinity of the distribution hole due to the gas of the inflator, or the distribution hole becomes large due to this deformation, and the distribution ratio cannot be controlled. If the distribution hole becomes large, the side impact airbag may burst at the initial stage of deployment, which is not preferable.
[0012]
The hose diameter is preferably 20 to 60 mm, and more preferably 30 to 50 mm. If the hose diameter is less than 20 mm, breakage is liable to occur, and if it exceeds 60 mm, it is difficult to store in the side impact airbag.
[0013]
The crimp of the weft constituting the hose should be smaller than the warp. The weft yarn is susceptible to tension and is required to be as small as possible on the surface in order to make it less susceptible to heat. Accordingly, it is better that there is no crimp of the weft, and it is better that the weft is covered with the warp.
[0014]
The fineness of the yarn constituting the main body of the side impact airbag is preferably 200 to 600 dtex, more preferably 300 to 500 dtex. When the fineness exceeds 600 dtex, the storage property becomes a problem. If it is less than 200 dtex, even if the gas distribution of the inflator is controlled, the base fabric strength is insufficient and the possibility of bursting increases, which is not preferable. The single filament fineness of the multifilament constituting the main body of the side impact airbag is preferably 2 to 10 dtex, and more preferably 3 to 6 dtex. When the single yarn fineness exceeds 10 dtex, the rigidity of the base fabric is increased and the storage property is lowered. When the single yarn fineness is less than 2 dtex, the single yarn breakage or the like occurs during weaving, and the number of defects in the base fabric increases, which is not preferable.
[0015]
The fineness of one multifilament of warp constituting the hose is preferably 2 times or more, more preferably 3 times or more than the multifilament constituting the side airbag body. If the fineness of the warp yarn of the hose is less than double, when distributing the gas of the inflator, the hose tends to cause poor distribution due to the warp cutting, which is not preferable.
[0016]
The fineness of one weft constituting the hose from the multifilament constituting the side airbag body is required to be 3 times or more, and more preferably 5 times or more. If the fineness of one weft constituting the hose is less than 3 times, it is not preferable because the weft is likely to be broken due to cutting.
[0017]
【Example】
Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples. The measurement in an Example is based on the following measuring method.
[0018]
Sliding resistance: According to JIS L1096 sliding resistance, thread drawing method A method.
[0019]
Distribution test: Nitrogen gas is introduced from a non-sewn inlet into a test conduit tube which is closed by sewing with nitrogen gas pressurized to an initial volume of 800 kPa and 5 liters, and then the state of the distribution hole is observed. The test tube tube was set to 2 m, and five distribution holes were installed with a shape and size defined at intervals of 30 cm from the introduction port. As the evaluation result, the state of the distribution port due to deformation of the warp and the weft was observed at the distribution port closest to the nitrogen gas introduction port in the hose after the test.
The shape of the observed distribution port was evaluated in five stages A to D.
A: Deformation of the shape is hardly recognized.
B: A slight deformation of the shape is recognized.
C: Some deformation of the shape is observed.
D: Significant deformation is recognized.
E: Deformation of the shape is significantly recognized.
[0020]
A polyamide 66 fiber having a strength of 8.0 g / dtex was used to weave a tube with a cylindrical loom, and then a coating agent was uniformly applied and cured at 140 ° C. for 5 minutes to obtain an inflator gas introduction distribution hose.
Table 1 shows examples and comparative examples of the inflator gas distribution hose of the present invention.
[0021]
[Table 1]
Figure 0003800507
[0022]
As can be seen from Table 1, it can be seen that the inflator gas distribution hose of the present invention is not easily deformed and is suitable as a distribution hose.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, the inflator gas distribution hose according to the present invention distributes gas uniformly while suppressing breakage near the inlet of the inflator, so that the deployment performance is excellent, the storage property is good, and the cost is high. It is an object enabling an advantageous gas distribution method for side impact airbags.

Claims (4)

側突用エアバック装置に配されており、エアバッグ作動時にインフレ−ターのガスを分配するホ―スであり、該ホースの少なくとも片面がゴム又は合成樹脂でコートされた織物であり、該ホースが分配口を有し、分配口が正方形または長方形で実質的に各辺が経糸または緯糸に平行または直交していることを特徴とするインフレ−ターガス導入分配ホース。A hose that is disposed in a side-impact airbag device and distributes the gas of the inflator when the airbag is operated, the hose being a woven fabric coated with rubber or synthetic resin, the hose Has a distribution port, the distribution port is square or rectangular, and each side is substantially parallel or perpendicular to the warp or weft. ホ―スを構成する緯糸及び経糸の滑脱抵抗力が、10N(ニュートン)以上である請求項1記載のインフレ−ターガス導入分配ホース。2. An inflator gas introduction / distribution hose according to claim 1, wherein the slipping resistance of the weft and the warp constituting the hose is 10 N (Newton) or more. 分配口の辺の長さが5〜40mmである請求項1乃至2のいずれかに記載のインフレーターガス導入分配ホース。The inflator gas introduction / distribution hose according to any one of claims 1 to 2, wherein a side length of the distribution port is 5 to 40 mm. ホースを構成する緯糸及び経糸の滑脱抵抗力が15N(ニュートン)以上である請求項1乃至3のいずれかに記載のインフレーターガス導入分配ホース。4. The inflator gas introduction / distribution hose according to any one of claims 1 to 3, wherein slippage resistance of the weft and the warp constituting the hose is 15 N (Newton) or more.
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