JP3795731B2 - Optical fiber core wiring system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ心線の余長部収納ケース等が配設された光ファイバ心線配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバ心線の余長部を収納する余長部収納ケースを、複数、配設したケース取り付け部材を、上部スリーブと下部スリーブに2分割された箱型のクロージャー内に収容するようにした光ファイバ心線配線装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光ファイバ心線配線装置においては、ケース取り付け部材を構成するケース取付台の上面にのみに、複数の余長部収納ケースを載置するものであるので、多数の余長部収納ケースを、ケース取付台に載置する場合には、クロージャーを構成する上部スリーブを深いものにしなければならず、クロージャーを組立てた際に、下方に位置する浅い下部スリーブとのバランスが悪く、安定した状態でクロージャーを設置することができないという問題があった。
【0004】
また、従来の光ファイバ心線配線装置においては、浅い下部スリーブと深い上部スリーブとの組合せのみであるので、クロージャー内に収容される余長部収納ケースの数が少ない場合には、クロージャー内に多くの無駄なスペースが発生し、全体として、高さの低いクロージャーで十分であるにもかかわらず、高さの高いクロージャーを使用しなければばらず、従って、クロージャーの取り付け空間の有効的な利用ができないという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の光ファイバ心線配線装置が有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、上部スリーブと下部スリーブとからなるクロージャーと、該クロージャー内に収容される、余長部収納ケースが配設されるケース取り付け部材とを有する光ファイバ心線配線装置において、第1には、前記ケース取り付け部材が、台座フレームを挟んで配設されたケース取り付け上部フレームとケース取り付け下部フレームとから構成されているとともに、前記ケース取り付け下部フレームが、前記台座フレームに対してスライド可能なスライド部材と、該スライド部材に対して回動可能な、余長部収納ケースが取り付けられる回動枠とから構成されており , 前記回動枠が回動し、前記スライド部材に並設された際には、前記回動枠に取り付けられる余長部収納ケースの蓋が上に位置するように構成したものであり、第2には、前記クロージャーを構成する上部スリーブと下部スリーブとを、前記ケース取り付け上部フレーム及び前記ケース取り付け下部フレームに配設される余長部収納ケースの数に応じて、その深さの異なるものと交換可能としたものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
本実施例における光ファイバ心線配線装置は、上部スリーブc1と下部スリーブc2とからなるクロージャーCと、適当数の余長部収納ケースT等を取り付けるケース取り付け部材Hとを有している。
【0009】
先ず最初に、図1を用いて、横長の略筒状体を長手方向に2分割して形成された上部スリーブc1と下部スリーブc2とからなるクロージャーCについて説明するが、深さが異なる以外は、上部スリーブc1と下部スリーブc2とは、同じ構造を有しているので、以下においては、原則として、下部スリーブc2についてのみ説明する。
【0010】
1は、下部スリーブc2の長手方向の両端部に形成されたグロメット収容部であり、グロメット収容部1は、後述するグロメットGの下半分が装着可能な半円筒状の空間部として形成されており、本実施例においては、下部スリーブc2の長手方向の両端部に、それぞれ、2個のグロメット収容部1が形成されている。グロメット収容部1の下部スリーブc2の長手方向の端部には、端壁2が、また、端壁2から、グロメットGの略厚さ分だけ離れた位置には隔壁3が形成されている。また、端壁2及び隔壁3には、それぞれ、半円形状の切欠部2a、3aが2個ずつ形成されている。上記の端壁2及び隔壁3を有するグロメット収容部1は、上部スリーブc1の長手方向の両端部にも形成されている。
【0011】
上部スリーブc1と下部スリーブc2の分割面4には、上部スリーブc1と下部スリーブc2の略両端部まで延在する凹溝4aが形成されており、紐状のシーリング部材が装着できるように構成されている。
【0012】
本実施例においては、下部スリーブc2の深さ(下部スリーブc2の底部5の上面から、下部スリーブc2の側壁6の分割面4までの高さ)は、上部スリーブc1の深さ(上部スリーブc1の天部7の裏面から、上部スリーブc1の側壁8の分割面4までの高さ)より、低く形成されている。
【0013】
ゴムや軟質合成樹脂等の軟質弾性材で形成された略円筒状のグロメットGには、光通信ケーブルが挿通される挿通孔g1が形成されており、また、グロメットGには、挿通孔g1の内周面からグロメットGの外周面にまで達する切り裂き部g2が形成されている。そして、この切り裂き部g2から、グロメットGを半割状に開いて、この開かれた間隙から、挿通孔g1に光通信ケーブルを挿着することができるように構成されている。なお、g3は、必要に応じて、グロメットGの外周面から半径方向に突設された凸条であり、連接されたグロメット収容部1に、2つのグロメットGを挿入する際には、図1に示されているように、隣接するグロメットGの凸条g3を重ねるように配置し、重なった凸条g3部分が、隣接するグロメット収容部1間に形成された凹部9に嵌合するように構成されている。
【0014】
次に、図1〜図10を用いて、クロージャーC内に収容されるケース取り付け部材Hについて説明する。
【0015】
余長部収納ケースTを取り付けるケース取り付け部材Hは、平面形状が略長方形状で、長手方向に垂直な断面形状が、略逆U字状の台座フレーム10を有しており、台座フレーム10の両端部の上面には、略I字状のケーブル保持枠11が取着されている。ケーブル保持枠11の垂直壁面11aには、細長の平板の中央部を外側に彎曲させて形成された半円形部12a1を有する半体12aを、一対、半円形部12a1の両端部に形成された平坦部12a2を当接することにより形成されるケーブル留め具12が、平坦部12a2に穿設された透孔に螺子13を挿通するとともに、螺子13を、ケーブル保持枠11の垂直壁面11aに形成された螺子孔に螺合させることにより取り付けられるように構成されている。一対の半体12aの平坦部12a2を当接することにより、ケーブル留め具12には、光通信ケーブルが挿通され、保持される孔12bが形成されるように構成されており、また、ケーブル留め具12に保持される光通信ケーブルが、孔12bから抜けないように、半円形部12a1の内周面には、係止突起12cを形成することが好ましい。
【0016】
14は、ケース取り付け部材Hを構成するケース取り付け上部フレームであり、ケース取り付け上部フレーム14は、平板を略U字状に折り曲げることにより形成された基部14aと、基部14aの一方の垂直壁14a1の上端部に形成されたヒンジ部14bにヒンジ結合されたケース載置部14cとを有している。ケース載置部14cの載置板部14c1の上面に、ボルト・ナット等からなる適当な固着具14dにより、1個の余長部収納ケースT1が取り付けられ、該余長部収納ケースT1には、余長部収納ケースTに形成されたヒンジ部を介して、複数の余長部収納ケースTが重なるように取り付けられるように構成されている。このような余長部収納ケースTの取り付け手段は、公知であるので、詳細な説明は省略する。
【0017】
ケース載置部14cの載置板部14c1の両端部から垂下された一方の垂直壁14c2の下端部は、上述した、基部14aの一方の垂直壁14a1の上端部に形成されたヒンジ部14bとヒンジ結合されており、また、ケース載置部14cの載置板部14c1の両端部から垂下されたもう一方の垂直壁14c2の下端部には、垂直壁14c2に対して略垂直で、外側に延在する案内片14c3が形成されているとともに、垂直壁14c2には係止孔14c4が穿設されている。また、基部14aのもう一方の垂直壁14a1の上端部から、垂直壁14a1に対して略垂直で、内側に延在する案内片14a2が形成されているとともに、垂直壁14a1の外側面には、ケース載置部14cの垂直壁14c2に穿設された係止孔14c4に嵌合される係止突起14a3が突設されている。
【0018】
上述した構成を有するケース取り付け上部フレーム14は、基部14aの水平部14a4を、台座フレーム10に載置するとともに、ボルト・ナット等の適当な固着具14eを用いて、台座フレーム10に取着されている。
【0019】
15は、台座フレーム10に取着されたケース取り付け上部フレーム14と、台座フレーム10の両端部に取着されたケーブル保持枠11との間に位置する台座フレーム10上に取り付けられたテンションメンバー部材である。テンションメンバー部材15は、下端が台座フレーム10に取着された垂直部15a1と、該垂直部15a1の上端から水平方向に延在する水平部15a2とからなる台座金具15aと、水平部15b1と、水平部15b1の両端から垂下された垂直部15b2とからなる挟持金具15bとを有しており、挟持金具15bの垂直部15b2の中央部には、垂直部15b2の上端から下端まで延びる縦長のスリット15b3が形成されている。台座金具15aの水平部15a1に、挟持金具15bの水平部15b1載置するとともに、挟持金具15bの水平部15b1に穿設された適当数の透孔に、螺子15cを挿通し、螺子15cの先端部を、台座金具15aの水平部15a1に形成された螺子孔に螺合させることにより、挟持金具15bを、台座金具15aに取り付けるように構成されている。
【0020】
テンションメンバー部材15の螺子15cを緩めて、挟持金具15bを持ち上げ、台座金具15aの水平部15a1と挟持金具15bの水平部15b1に間隙を形成し、該間隙に、光通信ケーブルのテンションメンバーを配置するとともに、スリット15b3に挿通した後、螺子15cを締まる方向に回転させて、台座金具15aの水平部15a1と挟持金具15bの水平部15b1により、テンションメンバーを挟持するように構成されている。
【0021】
上述した構成を有するテンションメンバー部材15は、適当数、台座フレーム10に取着されている。本実施例には、台座フレーム10に取着されたケース取り付け上部フレーム14と台座フレーム10の両端部に取着されたケーブル保持枠11との間に位置する台座フレーム10に、それぞれ、2個、合計4個のテンションメンバー部材15が取着されている例が示されている。
【0022】
次に、主として、図3〜図5を用いて、ケース取り付け部材Hを構成するケース取り付け下部フレーム16について説明する。
【0023】
16aは、台座フレーム10の下部に、溶接等やボルト・ナット等の適当な固着手段により取着された固定水平板である。台座フレーム10からはみ出した固定水平板16aの端部領域には、台座フレーム10の長手方向に沿って所定の間隔を置いて2個の透孔が穿設されており、該2個の透孔には、固定水平板16aの裏側から、ボルト16bが、ボルト16bの頭部16b1が下に位置するように、それぞれ挿通されており、ボルト16bは、ナット16cを螺合させることにより、固定水平板16aに取り付けられている。
【0024】
16dは、長手方向に垂直な断面形状が、略逆U字状のスライド部材であり、スライド部材16dの水平部16d1には、スライド部材16dの長手方向に沿って、2条のスリット16d2が、上述した固定水平板16aに取着された2本のボルト16bの間隔と略同じ間隔で形成されている。スリット16d2は、ボルト16bの軸部16b2は通すが、頭部16b1は通さないような幅に形成されている。スライド部材16dのスリット16d2に、下からボルト16bの軸部16b2を挿通するとともに、上述したように、ボルト16bを、ボルト16bの頭部16b1が下に位置するように、固定水平板16aに穿設された透孔に挿通し、該透孔から出たボルト16bの軸部16b2に、ナット16cを螺合させることにより、スライド部材16dを、固定水平板16aに対してスライド可能に取り付けるように構成されている。
【0025】
スライド部材16dの水平部16d1の長手方向の両端から下方に延在する垂直壁16d3は、水平部16d1を越えて延在して、延長垂直壁部16d3’を形成している。延長垂直壁部16d3’に形成されて透孔には、固定軸16eが、延長垂直壁部16d3’に対して垂直に嵌入されており、固定軸16eの両端部は、延長垂直壁部16d3’を越えて外側に延在している。また、延長垂直壁部16d3’の先端部付近には、延長垂直壁部16d3’の長手方向に沿って、横長溝16fが形成されており、横長溝16fには、移動軸16gが挿入されている。横長溝16fに挿入された移動軸16gの両端部も、延長垂直壁部16d3’を越えて外側に延在している。そして、延長垂直壁部16d3’間に位置する固定軸16eと移動軸16gとの間には、圧縮コイルスプリング16hが、所定の間隔を置いて、複数本(実施例では、2本)張設されており、圧縮コイルスプリング16hの付勢力により、移送軸16gは、横長溝16fの固定軸16e側端部に当接するように構成されている。
【0026】
16kは、回動枠であり、回動枠16kは、水平部16k1と、水平部16k1の長手方向の両端から上方に延在する垂直壁16k2とからなり、回動枠16kの垂直壁16k2は、組み立てた際に、スライド部材16dの垂直壁16d3の外側に隣接して位置するように構成されている。垂直壁16k2の先端付近には、透孔16k3が穿設されており、透孔16k3に、上述したスライド部材16dに配設された移動軸16gの端部が嵌入されている。また、透孔16k3を挟んで、先端部と反対側に位置する垂直壁16k2には、垂直壁16k2の長手方向に対して略垂直で、且つ、上部が開口した縦溝部16m1と、縦長溝部16m1の底部から垂直壁16k2の先端部方向に延在する横溝部16m2とからなる係止溝16mが形成されている。この係止溝16mに、上述したスライド部材16dの延長垂直壁部16d3’に取着された固定軸16eの端部が挿入されるように構成されている。回動枠16kの垂直壁16k2と、スライド部材16dの垂直壁16d3及び延長垂直壁部16d3’が重なるように配置された際には、固定軸16eと移送軸16gとの間に張設された圧縮コイルスプリング16hの付勢力により、移送軸16gに取着されている回動枠16kが、台座フレーム10方向に付勢されて、固定軸16eが、回動枠16kの垂直壁16k2に形成された係止溝16mの横溝部16m2内に位置するように構成されている。更に、回動枠16kの垂直壁16k2の先端部には、凹部16k4が形成されている。
【0027】
回動枠16kの垂直壁16k2が延在する側と反対側に位置する水平部16k1の面には、ボルト・ナット等からなる適当な固着具により、1個の余長部収納ケースT2が、蓋t1を下にして取り付けられており、該余長部収納ケースT1には、余長部収納ケースTに形成されたヒンジ部を介して、複数の余長部収納ケースTが重なるように取り付けられるように構成されている。なお、本実施例には、1個の余長部収納ケースT1のみが、水平部16k1に取り付けられている例が示されている。
【0028】
図示されていない一方の光通信ケーブルを、ケーブル留め具12を形成する一対の半体12aの半円形部12a1に挟持するとともに、一対の半体12aを、螺子13を用いて、台座フレーム10の一方の端部に取着されたケーブル保持枠11に取着する。また、光通信ケーブルのテンションメンバーは、上述したように、台座金具15aの水平部15a2と挟持金具15bの水平部15b1により挟持する。光通信ケーブルを構成する光ファイバ心線の余長部は、ケース取り付け上部フレーム14或いはケース取り付け下部フレーム16に配設された、適当な余長部収納ケースTに収容され、台座フレーム10のもう一方の端部に取着されたケーブル保持枠11に取着された光通信ケーブルの光ファイバ心線と接続されている。余長部収納ケースT内に余長部を収容しない光ファイバ心線は、図2に示されているように、ヒンジ部14bを中心に、ケース載置部14cを上方に回動させた状態で、基部14aの上に載置した後、ケース載置部14cを下方に回動させて、ケース載置部14cの垂直壁14c2に形成されている案内片14c3を、基部14aの垂直壁14a1に形成されている案内片14a2に当接させ、ガイドさせながら、更に下方に回動させて、ケース載置部14cの垂直壁14c2に穿設された係止孔14c4に、基部14aの垂直壁14a1に突設されている係止突起14a3を嵌合させて、ケース取り付け上部フレーム14を構成する基部14aとケース載置部14cとを係合させる。
【0029】
図2に示されているように、ケース取り付け上部フレーム14を構成する基部14aとケース載置部14cとが係合され、且つ、ケース取り付け下部フレーム16が、ケース取り付け上部フレーム14に重なるように下方に位置した状態のケース取り付け部材Hを、クロージャーCを構成する上部スリーブc1と下部スリーブc2により挟持するようにして、クロージャーC内に収容する。この際、上述したように、光通信ケーブルは、グロメット収容部1に収容されたグロメットGの挿通孔g1に挿通されるとともに、上部スリーブc1と下部スリーブc2の分割面4に形成されている凹溝4aには、紐状のシーリング部材が装着される。その後、分割面4同士が接合された上部スリーブc1と下部スリーブc2は、図示されていない公知の締結バンド等により締結されて、光ファイバ心線配線装置が組み立てられる。
【0030】
光ファイバ心線の心線替えを行う場合には、上部スリーブc1と下部スリーブc2とを締結している公知の締結バンドを取り外して、クロージャーCから光ファイバ心線配線装置を取り出す。そして、ケース取り付け上部フレーム14に配設されている余長部収納ケースT内に収容されている光ファイバ心線の心線替えを行う場合には、所望の余長部収納ケースTの上方に位置する余長部収納ケースTを、ヒンジ部を中心に、上方に回動させて、所望の余長部収納ケースTを開けて、光ファイバ心線の心線替え作業を行う。
【0031】
ケース取り付け下部フレーム16に配設されている余長部収納ケースT2内に収容されている光ファイバ心線の心線替えを行う場合には、余長部収納ケースT2や回動枠16k等を手で持って、手前に引き出すと、スライド部材16dは、スライド部材16dに形成されたスリット16d2に挿入されているボルト16bに案内されながら、スライド部材16dが、図4及び図5に示されているように、引き出される。この際、移動軸16gを介してスライド部材16dに配設されている回動枠16kも同時に、手前に引き出されることになる。スライド部材16dと一緒に、手前に引き出された回動枠16は、回動枠16の垂直壁16k2に形成された係止溝16mの横溝部16m2に、スライド部材16dの延長垂直壁部16d3’に取着された固定軸16eの端部が嵌入しているので、移動軸16gを中心に下方に回動することはない。
【0032】
次いで、スライド部材16dの延長垂直壁部16d3’に形成されている横長溝16fに、その端部が挿入されている移動軸16gを、圧縮コイルスプリング16hの付勢力に抗して手前に移動させると、移動軸16gの両端部に取着されている回動枠16kが手前に移動し、回動枠16kの垂直壁16k2に形成されている係止溝16mの横溝部16m2に挿入されていた、スライド部材16dに取着された固定軸16eの端部が、係止溝16mの縦溝部16m1に移動する。その後、回動枠16kを、移動軸16gを中心に、下方に回動させると、係止溝16mの縦溝部16m1に移動した固定軸16eは、係止溝16mから外れるので、回動枠16kは、図7に示されているように、移動軸16gを中心に更に回動し、図8及び図9に示されているように、回動枠16kに配設されている余長部収納ケースT2が、蓋t1を上にして、略水平状態になるまで回動を続行する。余長部収納ケースT2が、略水平状態になった時点で、回動枠16kの垂直壁16k2の先端部に形成されている凹部16k4に、図8及び図9に示されているように、スライド部材16dに取着された固定軸16eが嵌入する。この際、回動枠16kは、圧縮コイルスプリング16hの付勢力により、固定軸16e方向に付勢されているので、回動枠16kは、水平状態を維持することができる。このように、スライド部材16dに対して回動枠16を回動させて、回動枠16が、スライド部材16dに重ねられるように、スライド部材16dの下方に位置する状態から、回動枠16が、スライド部材16dの側方に、スライド部材16dに並設された状態になるようにする。この状態で、回動枠16kに配設されている余長部収納ケースT2の蓋t1を上方に回動させて、余長部収納ケースT2を開けて、適宜、光ファイバ心線の心線替え作業を行う。
【0033】
上述したように、ケース取り付け下部フレーム16が、台座フレーム10に対してスライド可能なスライド部材16dと、該スライド部材16dに対して回動可能な、余長部収納ケースT2が取り付けられる回動枠16kとからなるとともに、回動枠16kが回動し、スライド部材16dに並設された際には、回動枠16kに取り付けられた余長部収納ケースT2の蓋t1が上に位置するように構成したので、ケース取り付け下部フレーム16に取り付けられた余長部収納ケースT2に収納されている光ファイバ心線の心線換え作業の作業性が向上する。
【0034】
回動枠16kに配設されている余長部収納ケースT2の光ファイバ心線の心線替え作業が終了した後は、水平状態の回動枠16kを、圧縮コイルスプリング16hの付勢力に抗して手前に移動させて、回動枠16kの垂直壁16k2の先端部に形成されている凹部16k4と、スライド部材16dに取着された固定軸16eとの係合状態を解除するとともに、回動枠16kを、移動軸16gを中心に、下方に回動させて、回動枠16kを、スライド部材16dの下方に、重なるように配置すると、スライド部材16dに取着された固定軸16eの端部が、回動枠16kに形成された係止溝16mの縦溝部16m1に挿入される。回動枠16kに形成された係止溝16mの縦溝部16m1に挿入された固定軸16eは、圧縮コイルスプリング16hの付勢力により、台座フレーム10方向に付勢されている回動枠16kの台座フレーム10方向への移動により、係止溝16mの横溝部16m2内に移動し、回動枠16kを、スライド部材16dの下方に、重なるように係止する。その後、余長部収納ケースT2或いは回動枠16kを押し込むと、スライド部材16dは、スライド部材16dに形成されたスリット16d2に挿入されているボルト16bに案内されながら、回動枠16kとともに、台座フレーム10方向に移動し、図2に示されているように、ケース取り付け下部フレーム16が、ケース取り付け上部フレーム14に重なるように下方に位置した状態となる。その後、このような状態の光ファイバ心線配線装置を、上述したと同様に、クロージャーC内に収容する。
【0035】
上述したように、図1〜図10に示されている実施例は、下部スリーブc2の深さが、上部スリーブc1の深さより浅く構成されており、従って、ケース取り付け下部フレーム16には、ケース取り付け上部フレーム14より、少ない余長部収納ケースTが配設されることになる。本実施例では、ケース取り付け上部フレーム14に、7個の余長部収納ケースTが配設され、ケース取り付け下部フレーム16には、1個の余長部収納ケースTが配設されている。
【0036】
図11に示されている実施例は、下部スリーブc2を、上述した深い上部スリーブc1と同じスリーブで構成したものであり、このように構成することにより、ケース取り付け下部フレーム16にも、ケース取り付け上部フレーム14と同様に、多くの余長部収納ケースTを配設することができ、全体として、クロージャーC内に、多数の余長部収納ケースTを収容することができる。
【0037】
図12に示されている実施例は、上部スリーブc1を、上述した浅い下部スリーブc2と同じスリーブで構成したものであり、このように構成することにより、少ない余長部収納ケースTを収容した際に、上述したように深い上部スリーブc1を使用した際の無駄なスペースを無くすことができ、全体として、クロージャーC自体を小さくすることができ、従って、クロージャーCの配設スペースを少なくすることができる。
【0038】
上述したように、深いスリーブ同士により、クロージャーを構成することにより、多数の余長部収納ケースが配設されたケース取り付け部材を、クロージャー内に収容することができ、また、浅いスリーブ同士により、クロージャーを構成することにより、少数の余長部収納ケースが配設されたケース取り付け部材を、スペースを無駄にすることなく、クロージャー内に収容することができる。このように、深いスリーブと浅いスリーブとを、適宜、組み合わせることにより、ケース取り付け部材に配設された余長部収納ケースの数に応じた適切な対応が可能となる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0040】
ケース取り付け部材を、ケース取り付け上部フレームとケース取り付け下部フレームとにより構成したので、クロージャーを構成するスリーブの深さを深くすることなく、より多くの余長部収納ケースを、ケース取り付け部材に取り付けることができる。
【0041】
ケース取り付け下部フレームが、台座フレームに対してスライド可能なスライド部材と、該スライド部材に対して回動可能な、余長部収納ケースが取り付けられる回動枠とからなるとともに、回動枠が回動し、スライド部材に並設された際には、回動枠に取り付けられた余長部収納ケースの蓋が上に位置するように構成したので、ケース取り付け下部フレームに取り付けられた余長部収納ケースに収納されている光ファイバ心線の心線換え作業の作業性が向上する。
【0042】
上部スリーブと下部スリーブとを、ケース取り付け上部フレーム及びケース取り付け下部フレームに配設される余長部収納ケースの数に応じて、その深さの異なるものと交換可能としたので、クロージャー内に、無駄なスペースが存在することがなく、従って、全体として、クロージャー自体を小さくすることができ、クロージャーの配設スペースを少なくすることができる。
【0043】
上部スリーブと下部スリーブとを、共に、深さの深い同一形状のスリーブにより構成したので、より多くの余長部収納ケースを、ケース取り付け部材に取り付けることができる。
【0044】
上部スリーブと下部スリーブとを、共に、深さの浅い同一形状のスリーブにより構成したので、少ない余長部収納ケースを収容した際に、深いスリーブを使用した際の無駄なスペースを無くすことができ、全体として、クロージャー自体を小さくすることができ、従って、クロージャーの配設スペースを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の光ファイバ心線配線装置の分解斜視図である。
【図2】図2は本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図3】図3は本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の部分拡大斜視図である。
【図4】図4はケース取り付け下部フレームが引き出された状態の本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図5】図5は図4に示されている本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の側面図である。
【図6】図6は同じくケース取り付け下部フレームが引き出された状態の本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図7】図7は同じくケース取り付け下部フレームが引き出された状態の本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図8】図8は同じくケース取り付け下部フレームが引き出された状態の本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図9】図9は図8に示されている本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の側面図である。
【図10】図10は同じくケース取り付け下部フレームが引き出された状態の本発明の光ファイバ心線配線装置を構成するケース取り付け部材の斜視図である。
【図11】図11は本発明の別の実施例の光ファイバ心線配線装置の分解斜視図である。
【図12】図12は本発明の更に別の実施例の光ファイバ心線配線装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・クロージャー
H・・・・・・・・・ケース取り付け部材
T・・・・・・・・・余長部収納ケース
c1・・・・・・・・上部スリーブ
c2・・・・・・・・下部スリーブ
14・・・・・・・・ケース取り付け上部フレーム
16・・・・・・・・ケース取り付け下部フレーム
16d・・・・・・・スライド部材
16k・・・・・・・回動枠
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber core wiring device in which an extra length storage case for an optical fiber core is disposed.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a case mounting member in which a plurality of extra length portion storage cases for storing extra length portions of optical fiber cores are accommodated in a box-shaped closure divided into an upper sleeve and a lower sleeve. There is known an optical fiber core wire wiring apparatus.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional optical fiber core wire wiring device, a plurality of extra length storage cases are placed only on the upper surface of the case mounting base constituting the case attachment member. When mounting on the case mounting base, the upper sleeve constituting the closure must be deep, and when the closure is assembled, the balance with the shallow lower sleeve located below is poor and stable. There was a problem that the closure could not be installed.
[0004]
In addition, in the conventional optical fiber core wiring device, only a combination of a shallow lower sleeve and a deep upper sleeve is used, so when the number of extra length storage cases stored in the closure is small, Even though a lot of wasted space is generated and the overall low closure is sufficient, a high closure must be used, and therefore an effective use of the closure mounting space There was a problem that could not.
[0005]
An object of the present invention is to solve the problems of the above-described conventional optical fiber core wiring device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above-mentioned object, the present invention provides an optical fiber having a closure composed of an upper sleeve and a lower sleeve, and a case attaching member accommodated in the closure and provided with an extra length accommodating case. In the core wire wiring device, first,SaidThe case mounting member is composed of a case mounting upper frame and a case mounting lower frame arranged with the pedestal frame in between.The case mounting lower frame is configured to include a slide member that is slidable with respect to the pedestal frame, and a rotation frame that is rotatable with respect to the slide member and to which the extra length portion storage case is attached. Composed , When the rotation frame rotates and is arranged side by side with the slide member, the cover of the extra length portion storage case attached to the rotation frame is positioned above.And second,The upper sleeve and the lower sleeve constituting the closure can be replaced with ones having different depths according to the number of extra length storage cases disposed on the case mounting upper frame and the case mounting lower frame.It is what.
[0007]
【Example】
Examples of the present invention will be described below, but the present invention is not limited to these examples unless it exceeds the gist of the present invention.
[0008]
The optical fiber core wiring apparatus according to the present embodiment includes a closure C composed of an upper sleeve c1 and a lower sleeve c2, and a case attachment member H for attaching an appropriate number of extra length storage cases T and the like.
[0009]
First, a closure C composed of an upper sleeve c1 and a lower sleeve c2 formed by dividing a horizontally long substantially cylindrical body into two in the longitudinal direction will be described with reference to FIG. Since the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2 have the same structure, only the lower sleeve c2 will be described below in principle.
[0010]
Reference numeral 1 denotes a grommet accommodating portion formed at both ends in the longitudinal direction of the lower sleeve c2, and the grommet accommodating portion 1 is formed as a semi-cylindrical space portion into which a lower half of a grommet G described later can be attached. In this embodiment, two grommet accommodating portions 1 are formed at both ends in the longitudinal direction of the lower sleeve c2. An end wall 2 is formed at the longitudinal end of the lower sleeve c2 of the grommet housing portion 1, and a partition wall 3 is formed at a position separated from the end wall 2 by the approximate thickness of the grommet G. The end wall 2 and the partition wall 3 are each formed with two semicircular cutouts 2a and 3a. The grommet accommodating portion 1 having the end wall 2 and the partition wall 3 is also formed at both ends in the longitudinal direction of the upper sleeve c1.
[0011]
The split surface 4 of the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2 is formed with a concave groove 4a extending to substantially both ends of the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2, so that a string-like sealing member can be attached. ing.
[0012]
In the present embodiment, the depth of the lower sleeve c2 (the height from the upper surface of the bottom 5 of the lower sleeve c2 to the dividing surface 4 of the side wall 6 of the lower sleeve c2) is the depth of the upper sleeve c1 (upper sleeve c1). The height from the back surface of the top portion 7 to the dividing surface 4 of the side wall 8 of the upper sleeve c1 is lower.
[0013]
An insertion hole g1 through which the optical communication cable is inserted is formed in the substantially cylindrical grommet G formed of a soft elastic material such as rubber or a soft synthetic resin, and the grommet G has an insertion hole g1. A tearing portion g2 reaching from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface of the grommet G is formed. And it is comprised so that the grommet G can be opened in half from this torn part g2, and an optical communication cable can be inserted in the insertion hole g1 from this opened gap. In addition, g3 is a ridge protruding in the radial direction from the outer peripheral surface of the grommet G as required, and when inserting the two grommets G into the grommet accommodating portions 1 connected to each other, FIG. As shown in FIG. 4, the protruding ridges g3 of the adjacent grommets G are arranged so as to overlap each other, and the overlapping protruding ridge g3 portions are fitted in the recesses 9 formed between the adjacent grommet accommodating portions 1. It is configured.
[0014]
Next, the case attachment member H accommodated in the closure C is demonstrated using FIGS.
[0015]
The case attachment member H for attaching the surplus length storage case T has a pedestal frame 10 having a substantially rectangular plane shape and a substantially inverted U-shaped cross section perpendicular to the longitudinal direction. A substantially I-shaped cable holding frame 11 is attached to the upper surfaces of both ends. On the vertical wall surface 11a of the cable holding frame 11, a half body 12a having a semicircular portion 12a1 formed by bending the center portion of an elongated flat plate outward is formed at a pair of both ends of the semicircular portion 12a1. The cable fastener 12 formed by abutting the flat portion 12a2 inserts the screw 13 into the through hole formed in the flat portion 12a2, and the screw 13 is formed on the vertical wall surface 11a of the cable holding frame 11. It is configured to be attached by being screwed into the screw hole. By abutting the flat portions 12a2 of the pair of halves 12a, the cable fastener 12 is configured such that a hole 12b is formed through which the optical communication cable is inserted and held, and the cable fastener It is preferable to form a locking projection 12c on the inner peripheral surface of the semicircular portion 12a1 so that the optical communication cable held by the pin 12 does not come out of the hole 12b.
[0016]
Reference numeral 14 denotes a case attachment upper frame constituting the case attachment member H. The case attachment upper frame 14 includes a base portion 14a formed by bending a flat plate into a substantially U shape, and one vertical wall 14a1 of the base portion 14a. And a case placement portion 14c hinged to a hinge portion 14b formed at the upper end portion. One extra length storage case T1 is attached to the upper surface of the placement plate portion 14c1 of the case placement portion 14c by an appropriate fixing tool 14d made of bolts, nuts, etc., and the extra length portion storage case T1 is attached to the extra length portion storage case T1. The plurality of excess length portion storage cases T are attached so as to overlap with each other via a hinge portion formed in the excess length portion storage case T. Since the means for attaching the extra length portion storage case T is well known, detailed description is omitted.
[0017]
The lower end portion of one vertical wall 14c2 suspended from both end portions of the placement plate portion 14c1 of the case placement portion 14c is the hinge portion 14b formed at the upper end portion of the one vertical wall 14a1 of the base portion 14a described above. The lower end of the other vertical wall 14c2 that is hinged and is suspended from both ends of the mounting plate portion 14c1 of the case mounting portion 14c is substantially perpendicular to the vertical wall 14c2 and outward. An extending guide piece 14c3 is formed, and a locking hole 14c4 is formed in the vertical wall 14c2. Further, a guide piece 14a2 extending substantially inward from the upper end of the other vertical wall 14a1 of the base portion 14a and extending inward is formed, and on the outer surface of the vertical wall 14a1, A locking projection 14a3 is provided so as to be fitted into a locking hole 14c4 formed in the vertical wall 14c2 of the case placement portion 14c.
[0018]
The case mounting upper frame 14 having the above-described configuration is mounted on the pedestal frame 10 by mounting the horizontal portion 14a4 of the base portion 14a on the pedestal frame 10 and using an appropriate fixing tool 14e such as a bolt and a nut. ing.
[0019]
Reference numeral 15 denotes a tension member member attached on the pedestal frame 10 positioned between the case attachment upper frame 14 attached to the pedestal frame 10 and the cable holding frames 11 attached to both ends of the pedestal frame 10. It is. The tension member member 15 includes a pedestal bracket 15a including a vertical portion 15a1 having a lower end attached to the pedestal frame 10, a horizontal portion 15a2 extending in a horizontal direction from the upper end of the vertical portion 15a1, a horizontal portion 15b1, And a vertical part 15b2 hanging from both ends of the horizontal part 15b1, and a vertical slit 15b extending from the upper end to the lower end of the vertical part 15b2 at the center of the vertical part 15b2 of the vertical part 15b. 15b3 is formed. The horizontal portion 15b1 of the holding metal fitting 15b is placed on the horizontal portion 15a1 of the base metal fitting 15a, and the screw 15c is inserted into an appropriate number of through holes formed in the horizontal portion 15b1 of the holding metal fitting 15b, and the tip of the screw 15c is inserted. The holding metal fitting 15b is attached to the base metal fitting 15a by screwing the portion into a screw hole formed in the horizontal portion 15a1 of the base metal fitting 15a.
[0020]
The screw 15c of the tension member 15 is loosened to lift the holding bracket 15b to form a gap between the horizontal portion 15a1 of the base bracket 15a and the horizontal portion 15b1 of the holding bracket 15b, and the tension member of the optical communication cable is arranged in the gap. At the same time, after being inserted into the slit 15b3, the screw 15c is rotated in the tightening direction so that the tension member is clamped by the horizontal portion 15a1 of the base metal fitting 15a and the horizontal portion 15b1 of the holding metal fitting 15b.
[0021]
An appropriate number of tension member members 15 having the above-described configuration are attached to the base frame 10. In this embodiment, two pedestal frames 10 located between the case mounting upper frame 14 attached to the pedestal frame 10 and the cable holding frames 11 attached to both ends of the pedestal frame 10 are provided. An example in which a total of four tension member members 15 are attached is shown.
[0022]
Next, the case attachment lower frame 16 constituting the case attachment member H will be mainly described with reference to FIGS.
[0023]
Reference numeral 16a denotes a fixed horizontal plate attached to the lower part of the pedestal frame 10 by appropriate fixing means such as welding or bolts / nuts. In the end region of the fixed horizontal plate 16a that protrudes from the pedestal frame 10, two through holes are formed at predetermined intervals along the longitudinal direction of the pedestal frame 10, and the two through holes are formed. The bolt 16b is inserted from the back side of the fixed horizontal plate 16a so that the head portion 16b1 of the bolt 16b is located below, and the bolt 16b is fixed to the fixed horizontal plate by screwing the nut 16c. It is attached to the plate 16a.
[0024]
16d is a slide member having a substantially inverted U-shaped cross section perpendicular to the longitudinal direction. The horizontal portion 16d1 of the slide member 16d has two slits 16d2 along the longitudinal direction of the slide member 16d. They are formed at substantially the same interval as the interval between the two bolts 16b attached to the fixed horizontal plate 16a. The slit 16d2 is formed to have such a width that the shaft portion 16b2 of the bolt 16b can pass but the head portion 16b1 cannot pass. The shaft portion 16b2 of the bolt 16b is inserted from below into the slit 16d2 of the slide member 16d, and as described above, the bolt 16b is drilled into the fixed horizontal plate 16a so that the head portion 16b1 of the bolt 16b is positioned below. The slide member 16d is slidably attached to the fixed horizontal plate 16a by inserting the nut 16c into the shaft portion 16b2 of the bolt 16b that is inserted through the formed through-hole and protruding from the through-hole. It is configured.
[0025]
A vertical wall 16d3 extending downward from both ends in the longitudinal direction of the horizontal portion 16d1 of the slide member 16d extends beyond the horizontal portion 16d1 to form an extended vertical wall portion 16d3 '. A fixed shaft 16e is fitted in the through hole formed in the extended vertical wall portion 16d3 ′ perpendicularly to the extended vertical wall portion 16d3 ′, and both ends of the fixed shaft 16e are extended vertical wall portions 16d3 ′. Extends outward beyond. Further, a laterally long groove 16f is formed in the vicinity of the distal end of the extended vertical wall portion 16d3 ′ along the longitudinal direction of the extended vertical wall portion 16d3 ′, and a moving shaft 16g is inserted into the laterally long groove 16f. Yes. Both end portions of the moving shaft 16g inserted into the horizontally long groove 16f also extend outward beyond the extended vertical wall portion 16d3 '. A plurality of compression coil springs 16h (two in the embodiment) are stretched between the fixed shaft 16e positioned between the extended vertical wall portions 16d3 ′ and the moving shaft 16g at a predetermined interval. The transfer shaft 16g is configured to come into contact with the fixed shaft 16e side end portion of the laterally long groove 16f by the urging force of the compression coil spring 16h.
[0026]
Reference numeral 16k denotes a rotation frame. The rotation frame 16k includes a horizontal portion 16k1 and a vertical wall 16k2 extending upward from both ends in the longitudinal direction of the horizontal portion 16k1, and the vertical wall 16k2 of the rotation frame 16k is When assembled, the slide member 16d is configured to be positioned adjacent to the outside of the vertical wall 16d3. A through hole 16k3 is formed in the vicinity of the tip of the vertical wall 16k2, and the end of the moving shaft 16g disposed on the slide member 16d described above is fitted into the through hole 16k3. In addition, the vertical wall 16k2 located on the opposite side of the tip portion across the through hole 16k3 is substantially perpendicular to the longitudinal direction of the vertical wall 16k2 and has a vertical groove portion 16m1 having an open top and a vertical long groove portion 16m1. A locking groove 16m is formed which includes a lateral groove portion 16m2 extending from the bottom portion of the vertical wall 16k2 toward the distal end portion of the vertical wall 16k2. The end portion of the fixed shaft 16e attached to the extended vertical wall portion 16d3 'of the slide member 16d described above is inserted into the locking groove 16m. When the vertical wall 16k2 of the rotation frame 16k, the vertical wall 16d3 of the slide member 16d, and the extended vertical wall portion 16d3 ′ are arranged so as to overlap each other, they are stretched between the fixed shaft 16e and the transfer shaft 16g. The rotating frame 16k attached to the transfer shaft 16g is urged toward the base frame 10 by the urging force of the compression coil spring 16h, and the fixed shaft 16e is formed on the vertical wall 16k2 of the rotating frame 16k. It is configured to be located in the lateral groove portion 16m2 of the locking groove 16m. Further, a recess 16k4 is formed at the tip of the vertical wall 16k2 of the rotation frame 16k.
[0027]
On the surface of the horizontal portion 16k1 located on the side opposite to the side on which the vertical wall 16k2 of the rotating frame 16k extends, one extra length portion storage case T2 is provided by an appropriate fixing tool such as a bolt and a nut. It is attached with the lid t1 facing down, and is attached to the surplus length portion storage case T1 via a hinge portion formed on the surplus length portion storage case T so that a plurality of surplus length portion storage cases T overlap. It is configured to be. In this embodiment, an example is shown in which only one extra length portion storage case T1 is attached to the horizontal portion 16k1.
[0028]
One optical communication cable (not shown) is sandwiched between the semicircular portions 12 a 1 of the pair of halves 12 a forming the cable fastener 12, and the pair of halves 12 a are attached to the base frame 10 using the screws 13. It is attached to the cable holding frame 11 attached to one end. Further, as described above, the tension member of the optical communication cable is sandwiched between the horizontal portion 15a2 of the pedestal bracket 15a and the horizontal portion 15b1 of the sandwiching bracket 15b. The extra length portion of the optical fiber core wire constituting the optical communication cable is accommodated in an appropriate extra length portion storage case T arranged in the case attachment upper frame 14 or the case attachment lower frame 16. The optical fiber core wire of the optical communication cable attached to the cable holding frame 11 attached to one end is connected. As shown in FIG. 2, the optical fiber core wire that does not accommodate the extra length portion in the extra length portion storage case T is a state in which the case placement portion 14c is rotated upward about the hinge portion 14b. Then, after placing on the base portion 14a, the case placement portion 14c is rotated downward to guide the guide piece 14c3 formed on the vertical wall 14c2 of the case placement portion 14c to the vertical wall 14a1 of the base portion 14a. The guide piece 14a2 is formed in contact with the guide piece 14a2 and is rotated further downward while being guided. The locking hole 14c4 formed in the vertical wall 14c2 of the case placement portion 14c is inserted into the vertical wall of the base portion 14a. The locking protrusion 14a3 protruding from 14a1 is fitted to engage the base 14a and the case mounting portion 14c constituting the case mounting upper frame 14 with each other.
[0029]
As shown in FIG. 2, the base 14 a and the case mounting portion 14 c constituting the case mounting upper frame 14 are engaged, and the case mounting lower frame 16 overlaps the case mounting upper frame 14. The case mounting member H in a state positioned below is accommodated in the closure C so as to be sandwiched between the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2 constituting the closure C. At this time, as described above, the optical communication cable is inserted into the insertion hole g1 of the grommet G accommodated in the grommet accommodating portion 1, and the concave formed on the dividing surface 4 of the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2. A string-like sealing member is attached to the groove 4a. Thereafter, the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2 to which the divided surfaces 4 are joined are fastened by a known fastening band or the like (not shown) to assemble the optical fiber core wiring device.
[0030]
When the optical fiber core is changed, a known fastening band that fastens the upper sleeve c1 and the lower sleeve c2 is removed, and the optical fiber core wiring device is taken out from the closure C. When the core of the optical fiber core housed in the extra length storage case T disposed on the case mounting upper frame 14 is to be changed, above the desired extra length storage case T, The surplus length portion storage case T that is positioned is pivoted upward about the hinge portion, the desired surplus length portion storage case T is opened, and the optical fiber core wire is changed.
[0031]
When changing the core of the optical fiber core accommodated in the extra length storage case T2 disposed in the case mounting lower frame 16, the extra length storage case T2, the rotating frame 16k, etc. When it is held by hand and pulled forward, the slide member 16d is guided by a bolt 16b inserted in a slit 16d2 formed in the slide member 16d, while the slide member 16d is shown in FIGS. Pulled out as it is. At this time, the rotation frame 16k disposed on the slide member 16d via the moving shaft 16g is also pulled out at the same time. The rotation frame 16 pulled out together with the slide member 16d is extended to the lateral groove portion 16m2 of the locking groove 16m formed in the vertical wall 16k2 of the rotation frame 16, and the extended vertical wall portion 16d3 ′ of the slide member 16d. Since the end of the fixed shaft 16e attached to is fitted, it does not rotate downward about the moving shaft 16g.
[0032]
Next, the moving shaft 16g in which the end portion is inserted into the laterally long groove 16f formed in the extended vertical wall portion 16d3 ′ of the slide member 16d is moved forward against the urging force of the compression coil spring 16h. Then, the rotating frame 16k attached to both ends of the moving shaft 16g has moved forward and inserted into the lateral groove portion 16m2 of the locking groove 16m formed on the vertical wall 16k2 of the rotating frame 16k. The end portion of the fixed shaft 16e attached to the slide member 16d moves to the vertical groove portion 16m1 of the locking groove 16m. Thereafter, when the rotating frame 16k is rotated downward about the moving shaft 16g, the fixed shaft 16e moved to the vertical groove portion 16m1 of the locking groove 16m is detached from the locking groove 16m. 7 further rotates around the moving shaft 16g as shown in FIG. 7, and as shown in FIGS. 8 and 9, the extra length portion accommodated in the rotating frame 16k is accommodated. The case T2 continues to rotate until the lid t1 is turned up and becomes substantially horizontal. As shown in FIG. 8 and FIG. 9, in the recess 16k4 formed at the tip of the vertical wall 16k2 of the rotating frame 16k when the surplus length storage case T2 becomes substantially horizontal, The fixed shaft 16e attached to the slide member 16d is fitted. At this time, the rotation frame 16k is urged in the direction of the fixed shaft 16e by the urging force of the compression coil spring 16h, so that the rotation frame 16k can maintain a horizontal state. In this way, the rotation frame 16 is rotated with respect to the slide member 16d, and the rotation frame 16 is moved from the state positioned below the slide member 16d so that the rotation frame 16 overlaps the slide member 16d. However, the side of the slide member 16d is arranged side by side with the slide member 16d. In this state, the cover t1 of the extra length storage case T2 disposed in the rotary frame 16k is rotated upward to open the extra length storage case T2, and the optical fiber core wire is appropriately Perform replacement work.
[0033]
As described above, the case mounting lower frame 16 is slidable with respect to the pedestal frame 10, the slide member 16d, and the rotation frame to which the extra length storage case T2 is mounted that is rotatable with respect to the slide member 16d. 16k, and when the rotation frame 16k rotates and is arranged side by side on the slide member 16d, the lid t1 of the extra length storage case T2 attached to the rotation frame 16k is positioned upward. Therefore, the workability of the work of changing the core of the optical fiber stored in the extra length storage case T2 attached to the case mounting lower frame 16 is improved.
[0034]
After the operation of changing the core of the optical fiber core wire of the extra length storage case T2 disposed in the rotation frame 16k is completed, the horizontal rotation frame 16k is resisted against the urging force of the compression coil spring 16h. Then, it is moved to the front to release the engagement state between the recess 16k4 formed at the tip of the vertical wall 16k2 of the rotation frame 16k and the fixed shaft 16e attached to the slide member 16d. When the moving frame 16k is rotated downward about the moving shaft 16g, and the rotating frame 16k is arranged so as to overlap the lower side of the slide member 16d, the fixed shaft 16e attached to the slide member 16d is fixed. The end portion is inserted into the longitudinal groove portion 16m1 of the locking groove 16m formed in the rotating frame 16k. The fixed shaft 16e inserted into the longitudinal groove portion 16m1 of the locking groove 16m formed in the rotating frame 16k is a base of the rotating frame 16k that is biased in the direction of the base frame 10 by the biasing force of the compression coil spring 16h. The movement in the direction of the frame 10 moves into the lateral groove portion 16m2 of the locking groove 16m, and the rotating frame 16k is locked to overlap with the lower side of the slide member 16d. After that, when the extra length storage case T2 or the rotation frame 16k is pushed in, the slide member 16d is guided by the bolt 16b inserted into the slit 16d2 formed in the slide member 16d, and the pedestal together with the rotation frame 16k. As shown in FIG. 2, the case attachment lower frame 16 is positioned below so as to overlap the case attachment upper frame 14. Thereafter, the optical fiber core wiring device in such a state is accommodated in the closure C as described above.
[0035]
As described above, the embodiment shown in FIGS. 1 to 10 is configured such that the depth of the lower sleeve c2 is shallower than the depth of the upper sleeve c1. Fewer extra-length portion storage cases T are disposed than the attachment upper frame 14. In the present embodiment, seven extra length storage cases T are disposed on the case mounting upper frame 14, and one extra length storage case T is disposed on the case mounting lower frame 16.
[0036]
In the embodiment shown in FIG. 11, the lower sleeve c2 is formed of the same sleeve as the above-described deep upper sleeve c1, and thus the case mounting lower frame 16 is also attached to the case mounting. As with the upper frame 14, many extra-length portion storage cases T can be disposed, and a large number of extra-length portion storage cases T can be accommodated in the closure C as a whole.
[0037]
In the embodiment shown in FIG. 12, the upper sleeve c1 is composed of the same sleeve as the above-described shallow lower sleeve c2, and by this construction, a small excess length portion storage case T is accommodated. In this case, it is possible to eliminate the useless space when the deep upper sleeve c1 is used as described above, and it is possible to reduce the closure C itself as a whole, and therefore to reduce the space for disposing the closure C. Can do.
[0038]
As described above, by forming a closure with deep sleeves, a case mounting member in which a large number of extra-length storage cases are disposed can be accommodated in the closure, and with shallow sleeves, By configuring the closure, the case mounting member in which a small number of extra-length portion storage cases are disposed can be accommodated in the closure without wasting space. In this way, by appropriately combining the deep sleeve and the shallow sleeve, it is possible to appropriately cope with the number of extra length storage cases disposed on the case attachment member.
[0039]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be achieved.
[0040]
Since the case attachment member is composed of the case attachment upper frame and the case attachment lower frame, more extra length storage cases can be attached to the case attachment member without increasing the depth of the sleeve constituting the closure. Can do.
[0041]
The case mounting lower frame includes a slide member that is slidable with respect to the pedestal frame, and a rotation frame that is rotatable with respect to the slide member and to which the extra length portion storage case is attached. Since the cover of the extra length part storage case attached to the rotating frame is located on the upper side when it is moved and arranged in parallel with the slide member, the extra length part attached to the case attachment lower frame The workability of the work of changing the core of the optical fiber stored in the storage case is improved.
[0042]
The upper sleeve and the lower sleeve can be exchanged with ones having different depths depending on the number of extra length storage cases arranged in the case mounting upper frame and the case mounting lower frame. There is no useless space, and therefore the closure itself can be made small as a whole, and the space for disposing the closure can be reduced.
[0043]
Since both the upper sleeve and the lower sleeve are formed of the same-shaped sleeve having a deep depth, more extra length storage cases can be attached to the case attachment member.
[0044]
The upper sleeve and the lower sleeve are both made up of the same shape with a shallow depth, so it is possible to eliminate wasted space when using a deep sleeve when accommodating a small excess length storage case. As a whole, the closure itself can be made smaller, so that the space for disposing the closure can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of an optical fiber core wiring device according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wiring device of the present invention.
FIG. 3 is a partially enlarged perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wiring device of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of a case attachment member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention in a state in which the case attachment lower frame is pulled out.
FIG. 5 is a side view of a case attaching member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention shown in FIG. 4;
FIG. 6 is a perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention in a state where the case attaching lower frame is similarly pulled out.
FIG. 7 is a perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention in a state where the case attaching lower frame is similarly pulled out.
FIG. 8 is a perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention in a state where the case attaching lower frame is similarly pulled out.
FIG. 9 is a side view of a case attaching member constituting the optical fiber core wiring device of the present invention shown in FIG.
FIG. 10 is a perspective view of a case attaching member constituting the optical fiber core wire wiring device of the present invention in a state where the case attaching lower frame is similarly pulled out.
FIG. 11 is an exploded perspective view of an optical fiber core wiring device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an exploded perspective view of an optical fiber core wiring device according to still another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
C ... Closure
H ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Case mounting member
T ・ ・ ・ ・ ・ Extra length storage case
c1 ... ・ ・ ・ ・ ・ Upper sleeve
c2 ... Lower sleeve
14 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Case mounting upper frame
16 ... Lower frame for case mounting
16d ... Slide member
16k ... ・ Rotating frame

Claims (2)

上部スリーブと下部スリーブとからなるクロージャーと、該クロージャー内に収容される、余長部収納ケースが配設されるケース取り付け部材とを有する光ファイバ心線配線装置において、前記ケース取り付け部材が、台座フレームを挟んで配設されたケース取り付け上部フレームとケース取り付け下部フレームとから構成されているとともに、前記ケース取り付け下部フレームが、前記台座フレームに対してスライド可能なスライド部材と、該スライド部材に対して回動可能な、余長部収納ケースが取り付けられる回動枠とから構成されており , 前記回動枠が回動し、前記スライド部材に並設された際には、前記回動枠に取り付けられる余長部収納ケースの蓋が上に位置するように構成されていることを特徴とする光ファイバ心線配線装置。An optical fiber cored wiring device having a closure composed of an upper sleeve and a lower sleeve, and a case attachment member accommodated in the closure and provided with a surplus length portion accommodation case, wherein the case attachment member comprises a pedestal The case mounting upper frame and the case mounting lower frame are arranged with a frame interposed therebetween, and the case mounting lower frame is slidable with respect to the pedestal frame, and the slide member rotatable Te, are composed of an elongated portion accommodating pivoting frame case is attached, when said rotatable frame is arranged to rotate, and the slide member, said rotatable frame An optical fiber cored wiring apparatus characterized in that the cover of the extra length portion storage case to be attached is positioned above . 上記クロージャーを構成する上部スリーブと下部スリーブとが、上記ケース取り付け上部フレーム及び上記ケース取り付け下部フレームに配設される余長部収納ケースの数に応じて、その深さの異なるものと交換可能であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ心線配線装置。 The upper sleeve and the lower sleeve constituting the closure can be exchanged for ones having different depths depending on the number of the extra length portion storage cases disposed on the case mounting upper frame and the case mounting lower frame. optical fiber wiring apparatus according to claim 1, characterized in that.
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