JP3795147B2 - Motorcycle taillight mounting structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車のテールライト取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車のテールライト取付け構造として、例えば、特公平6−33057号公報「自動二輪車」がある。
上記技術は、その公報の第2図によれば、シートレール11(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の後部にツールボックス13を取付け、このツールボックス13の後面壁33に吸振用グロメット39(弾性部材に相当)を介して、テールランプ34のバックプレート35をボルト止めしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術は、吸振用グロメット39を車体の前後方向(長手方向)に取付けるものであり、グロメット39の吸振性を高めるためには、前後方向に長いグロメット39を準備する必要がある。前後に長いグロメット39は車体の後方へ延びるので、テールランプ34の取付け位置が後方に張り出すことになり、テールランプ34のレイアウトが制約を受ける。
【0004】
そこで本発明の目的は、テールライトのレイアウトを自由に設定可能な技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、車体フレームの構造とテールライト取付け構造とを研究するなかで、パイプ製フレームを有効活用できる点に着目して、テールライト取付け構造を改良することに成功した。
具体的には、請求項1は、車体後部のパイプ製フレームに、弾性部材を介してテールライトをボルト止めする自動二輪車のテールライト取付け構造において、パイプ製フレームに縦孔を開け、この縦孔にカラーを取付け、これらの縦孔及びカラーに弾性部材を挿入するとともにカラーに弾性部材を内在させ、弾性部材に上又は下からボルトを貫通させ、弾性部材を介しテールライトをパイプ製フレームにボルト止めしたことを特徴とする。
車体後部のパイプ製フレームとしては、例えば、シートレールがある。また、弾性部材としては、例えば、マウントラバー、防振ゴムがある。
【0006】
縦孔に弾性部材を縦向きに挿入し、この弾性部材に上又は下からボルトを貫通するようにしたので、弾性部材は車体の前後方向(長手方向)に延びることがない。このため、テールライトのレイアウトは、弾性部材の長さに関係なく、自由に設定可能である。
また、弾性部材を上下方向に長くすることで、弾性部材の内外周面の接触面積を充分に確保することができ、このため、弾性部材の内外周面の面圧を下げることができる。
【0007】
請求項2は、前記弾性部材を、前記縦孔に上から嵌合する上部鍔付き弾性部材と、前記縦孔に下から嵌合する下部鍔付き弾性部材とで構成し、これら上部・下部鍔付き弾性部材の先端同士を突合せてなることを特徴とする。
上部鍔付き弾性部材、下部鍔付き弾性部材としては、例えば、マウントラバー、防振ゴムがある。
【0008】
パイプ製フレームを上下から挟むように、2つの鍔付き弾性部材を縦孔に嵌合するので、2つの鍔付き弾性部材は短いものでよい。このため、弾性部材の取付けが容易である。
また、パイプ製フレームの縦孔に2つの弾性部材を嵌め込むので、弾性部材の配置スペースを設ける必要がない。このため、弾性部材廻りのスペースを有効に活用することができる。
さらに、上部・下部鍔付き弾性部材の先端同士を突合せたので、2つの弾性部材全体としての吸振性を高めることができる。
さらにまた、上下2つの弾性部材に鍔を備えたので、パイプ製フレームに対する弾性部材の接触面積を十分に確保することができる。このため、テールライトの取付け状態が安定する。
【0009】
請求項3は、前記パイプ製フレームを角パイプとし、この角パイプの上面に前記上部鍔を当て、角パイプの下面に前記下部鍔を当てることで、角パイプの上下面で上・下部鍔を直接支持したことを特徴とする。
【0010】
パイプ製フレームの上下面を、弾性部材を直接支持するための面として有効利用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図である。
自動二輪車1は、クレードル型車体フレーム2のヘッドパイプ3にフロントフォーク4を取付け、このフロントフォーク4に前輪5及びフロントフェンダ6を取付け、一方、クレードル型車体フレーム2の各パイプで囲まれたスペース内にエンジンハンガー7…(…は複数を示す。)を介して4サイクルエンジン8を取付け、このエンジン8から排気管9を延ばしてサイレンサ11に接続し、さらに、車体フレーム2の後端部のピボット12を介してスイングアーム13を取付け、このスイングアーム13に後輪14を取付けたものである。
【0012】
図中、15はリヤサスペンション、16はドライブチェーン、21は燃料タンク、22はエアクリーナ、23は気化器、24はバッテリである。
また、31はシート、32はステップ用ブラケット、33はステアリングハンドル、34はメータ、35はヘッドライト、36はテールライト、37はリヤフェンダ、38はサイドカバーである。
【0013】
図2は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの側面図である。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ3から後方へメインパイプ41を延ばし、このメインパイプ41の後部からセンタパイプ42を垂下し、一方、前記ヘッドパイプ3からダウンチューブ43を垂下し、このダウンチューブ43の下部からロアパイプ44を後方へ延ばし、このロアパイプ44の後部を前記センタパイプ42の下部に接合してなり、前記メインパイプ41、センタパイプ42、ダウンチューブ43及びロアパイプ44を角パイプとしたシングルクレードル型車体フレームである。
【0014】
前記車体フレーム2は、上部においてメインパイプ41とダウンチューブ43との間にのみ補強用パイプ45を掛け渡し、この補強用パイプ45の下方に補強部材を設けない、比較的柔軟構造のフレームである。
ヘッドパイプ3とメインパイプ41とダウンチューブ43と補強用パイプ45とは、前部ガセット46で補強したものであり、メインパイプ41と補強用パイプ45とは、後部ガセット47で補強したものである。
メインパイプ41とセンタパイプ42とは、盲板61を介して接合し、ダウンチューブ43とロアパイプ44とは、接合ジョイント63を介して接合したものである。
【0015】
ヘッドパイプ3とメインパイプ41とダウンチューブ43と補強用パイプ45とからなるフレーム前半部の内部は、オイルタンクとして使用するものであり、このオイルタンクはエンジン8(図1参照)のオイルパンの役割を果たす。
センタパイプ42は、メインパイプ41の後部から屈曲しながら垂下し、その屈曲した上部コーナにシートレール48を接合したものであり、このシートレール48は後方に延びた角パイプである。
センタパイプ42の下部から後上方へ、左右1対のサブフレーム49,49(この図では一方のみ示す。)を延ばし、これらのサブフレーム49,49はシートレール48の略中間部を支持する部材である。
図中、51はリアサスペンション用ハンガー、52はエアクリーナ取付け用ブラケット、53はスイングアーム13(図1参照)を支持するためのパイプ状支持ブラケットである。また、55はオイルレベル検知口、56はオイル取入れ口である。
【0016】
図3は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの平面図であり、ヘッドパイプ3、メインパイプ41、センタパイプ42、ダウンチューブ43(図2参照)、ロアパイプ44及びシートレール48が車幅中心を通ることを示す。
センタパイプ42の横幅(左右L,R方向の幅)L1は、メインパイプ41の横幅L2より大きい。
【0017】
図4は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの正面図であり、ロアパイプ44の横幅(左右L,R方向の幅)L3が、ダウンチューブ43の横幅L4より大きいことを示す。
ダウンチューブ43の横幅L4がロアパイプ44のように大きくないので、エンジンからの排気管9,9の引回しが容易である。
図中、57はオイル取出し口、58はオイルドレン口である。
【0018】
図5は本発明に係るテールライト取付け構造の断面図であり、車体後部のパイプ製フレームとしてのシートレール48の後部に、マウントラバー(弾性部材)71を介してテールライト36をボルト止めした姿を示す。
具体的には、シートレール48は後部に縦孔48a(上下方向の貫通孔)を開け、この縦孔48aと同心に且つシートレール48内にパイプ製カラー48bを取付け、また、後端にブラケット48cを垂下したものである。
【0019】
マウントラバー71は、縦孔48aに縦向きに挿入するものである。すなわち、マウントラバー71は、縦孔48a及びカラー48bに上から嵌合する上部鍔付きマウントラバー(上部鍔付き弾性部材)72と、縦孔48a及びカラー48bに下から嵌合する下部鍔付きマウントラバー(下部鍔付き弾性部材)73との組合せからなり、これら上部・下部鍔付きマウントラバー72,73の先端同士を突合せるように縦孔48aに挿入したものである。
【0020】
これにより、マウントラバー71は、シートレール48の上面に上部鍔72aを当て、シートレール48の下面に下部鍔73aを当てることで、シートレール48の上下面で上・下部鍔72a,73aを直接支持したものである。
このため、角パイプからなるシートレール48の上下面を、弾性部材を直接支持するための面として有効利用することができる。
【0021】
また、マウントラバー71は上下方向に長いので、縦孔48a及びカラー48bに対して、外周面の接触面積を充分に確保することができ、また、ボルト74に対して、内周面の接触面積を充分に確保することができる。このため、マウントラバー71の内外周面の面圧を下げることができる。
なお、マウントラバー71は弾性部材であり、防振ゴムからなるものでもよい。上部鍔付きマウントラバー72、下部鍔付きマウントラバー73についても、同様である。
【0022】
テールライト36は、側面視略逆L字状のハンガー81と、このハンガー81に取付けたランプベース82と、このランプベース82に取付けたランプ83と、このランプ83を覆うランプカバー84とからなる。
ハンガー81は、マウントラバー71を介してボルト74にてシートレール48に取付ける第1取付け部81aと、下部マウントラバー77,77を介してボルト・ナット78にてブラケット48cに取付ける第2取付け部81bとからなる。
図中、75は平ワッシャ、76はナット、79は平ワッシャである。
【0023】
図6は本発明に係るテールライト取付け構造の平面図であり、第1取付け部81aを左右2箇所で取付け、第2取付け部81bも左右2箇所で取付けたことを示す。
【0024】
次に、上記構成のテールライト取付け構造の取付け手順を、図7に基づき説明する。
図7は本発明に係るテールライト取付け構造の説明図である。
(1)先ず、縦孔48a及びカラー48bに、上から上部鍔付きマウントラバー72を挿入し、下から下部鍔付きマウントラバー73を挿入する。
(2)次に、上部鍔付きマウントラバー72の上面にハンガー81の第1取付け部81aを当て、第1取付け部81a及び上部・下部鍔付きマウントラバー72,73に、上又は下からボルト74を貫通させ、このボルト74とナット76の締め付けにてハンガー81を取付ける。
これにより、シートレール48の後部に、上部・下部鍔付きマウントラバー72,73を介してテールライト36(図5参照)をボルト止めできる。
【0025】
次に、テールライト取付け構造の作用を、図5に基づき説明する。
(1)縦孔48aにマウントラバー71を縦向きに挿入し、このマウントラバー71に上又は下からボルト74を貫通するようにしたので、マウントラバー71は車体の前後方向(長手方向)に延びることがない。このため、テールライト36のレイアウトは、マウントラバー71の長さに関係なく、自由に設定可能である。また、マウントラバー71を上下方向に長くすることで、マウントラバー71の吸振性は高まる。
【0026】
(2)シートレール48を上下から挟むように、上部・下部鍔付きマウントラバー72,73を縦孔48aに嵌合するので、上部・下部鍔付きマウントラバー72,73は短いものでよい。
(3)縦孔48aに上部・下部鍔付きマウントラバー72,73を嵌め込むので、これら上部・下部鍔付きマウントラバー72,73の配置スペースを設ける必要がない。
(4)上部・下部鍔付きマウントラバー72,73の先端同士を突合せたので、マウントラバー71全体としての吸振性は高まる。
(5)上部・下部鍔付きマウントラバー72,73に鍔を備えたので、シートレール48に対する上部・下部鍔付きマウントラバー72,73の接触面積を十分に確保することができる。このため、テールライト36の取付け状態は安定する。
【0027】
なお、上記発明の実施の形態において、マウントラバー71は、吸振性を有するものであればよく、材質、形状、寸法を問わない。
また、マウントラバー71は、上部鍔付きマウントラバー72と下部鍔付きマウントラバー73とに分離した構成の他に、単一の部材からなる構成でもよい。さらに、テールライト36は、ハンガー81とランプベース82とを一体にした構成でもよい。
さらにまた、ハンガー81の第1取付け部81aは、下部鍔付きマウントラバー73の下面に当てるものでもよい。
また、ハンガー81の第2取付け部81bをブラケット48cに取付けることは任意である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、車体後部のパイプ製フレームに、弾性部材を介してテールライトをボルト止めする自動二輪車のテールライト取付け構造において、パイプ製フレームに縦孔を開け、この縦孔にカラーを取付け、これらの縦孔及びカラーに弾性部材を挿入するとともにカラーに弾性部材を内在させ、弾性部材に上又は下からボルトを貫通させ、弾性部材を介しテールライトをパイプ製フレームにボルト止めしたことを特徴とする。
【0029】
縦孔に弾性部材を縦向きに挿入し、この弾性部材に上又は下からボルトを貫通するようにしたので、弾性部材は車体の前後方向(長手方向)に延びることがない。このため、テールライトのレイアウトは、弾性部材の長さに関係なく、自由に設定可能である。
また、弾性部材を上下方向に長くすることで、弾性部材の内外周面の接触面積を充分に確保することができ、このため、弾性部材の内外周面の面圧を下げることができる。
【0030】
請求項2は、前記弾性部材を、前記縦孔に上から嵌合する上部鍔付き弾性部材と、前記縦孔に下から嵌合する下部鍔付き弾性部材とで構成し、これら上部・下部鍔付き弾性部材の先端同士を突合せてなることを特徴とする。
【0031】
パイプ製フレームを上下から挟むように、2つの鍔付き弾性部材を縦孔に嵌合するので、2つの鍔付き弾性部材は短いものでよい。このため、弾性部材の取付けが容易である。
また、パイプ製フレームの縦孔に2つの弾性部材を嵌め込むので、弾性部材の配置スペースを設ける必要がない。このため、弾性部材廻りのスペースを有効に活用することができる。
さらに、上部・下部鍔付き弾性部材の先端同士を突合せたので、2つの弾性部材全体としての吸振性を高めることができる。
さらにまた、上下2つの弾性部材に鍔を備えたので、パイプ製フレームに対する弾性部材の接触面積を十分に確保することができる。このため、テールライトの取付け状態が安定する。
【0032】
請求項3は、前記パイプ製フレームを角パイプとし、この角パイプの上面に前記上部鍔を当て、角パイプの下面に前記下部鍔を当てることで、角パイプの上下面で上・下部鍔を直接支持したことを特徴とする。
【0033】
パイプ製フレームの上下面を、弾性部材を直接支持するための面として有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの側面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの平面図
【図4】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの正面図
【図5】本発明に係るテールライト取付け構造の断面図
【図6】本発明に係るテールライト取付け構造の平面図
【図7】本発明に係るテールライト取付け構造の説明図
【符号の説明】
1…自動二輪車、2…車体フレーム、36…テールライト、48…車体後部のパイプ製フレーム(シートレール)、48a…縦孔、48b…カラー、48c…ブラケット、71…弾性部材(マウントラバー)、72…上部鍔付き弾性部材(上部鍔付きマウントラバー)、73…下部鍔付き弾性部材(下部鍔付きマウントラバー)、74…ボルト、81…ハンガー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a motorcycle tail light mounting structure.
[0002]
[Prior art]
As a motorcycle tail light mounting structure, for example, Japanese Patent Publication No. 6-33057 “Motorcycle” is known.
According to FIG. 2 of the publication, the above-described technique attaches a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above conventional technique attaches the vibration-absorbing grommet 39 in the front-rear direction (longitudinal direction) of the vehicle body. In order to improve the vibration-absorbing performance of the grommet 39, it is necessary to prepare a grommet 39 that is long in the front-rear direction. . Since the front and rear grommets 39 extend rearward of the vehicle body, the mounting position of the
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a technique capable of freely setting a taillight layout.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The inventors of the present invention have succeeded in improving the taillight mounting structure by paying attention to the fact that the pipe frame can be effectively used while studying the structure of the vehicle body frame and the taillight mounting structure.
Specifically, according to a first aspect of the present invention, there is provided a motorcycle taillight mounting structure in which a taillight is bolted to a pipe frame at the rear of a vehicle body via an elastic member . Attach collars to these holes, insert elastic members into these vertical holes and collars, make the collars have elastic members inside, let the elastic members penetrate the bolts from above or below, and bolt the taillights to the pipe frame via the elastic members It is characterized by being stopped.
An example of the pipe-made frame at the rear of the vehicle body is a seat rail. Examples of the elastic member include a mount rubber and an anti-vibration rubber.
[0006]
Since the elastic member is inserted vertically into the vertical hole and the bolt is passed through the elastic member from above or below, the elastic member does not extend in the longitudinal direction (longitudinal direction) of the vehicle body. For this reason, the layout of the taillight can be freely set regardless of the length of the elastic member.
Moreover, by making the elastic member longer in the vertical direction, a sufficient contact area between the inner and outer peripheral surfaces of the elastic member can be secured, and therefore the surface pressure of the inner and outer peripheral surfaces of the elastic member can be reduced.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the elastic member includes an elastic member with an upper hook that fits into the vertical hole from above, and an elastic member with a lower hook that fits into the vertical hole from below. It is characterized in that the ends of the attached elastic members abut each other.
Examples of the upper hooked elastic member and the lower hooked elastic member include a mount rubber and an anti-vibration rubber.
[0008]
Since the two hooked elastic members are fitted into the vertical holes so that the pipe frame is sandwiched from above and below, the two hooked elastic members may be short. For this reason, it is easy to attach the elastic member.
Further, since the two elastic members are fitted into the vertical holes of the pipe frame, it is not necessary to provide a space for arranging the elastic members. For this reason, the space around the elastic member can be effectively utilized.
Furthermore, since the tips of the upper and lower hooked elastic members are butted together, it is possible to improve the vibration absorbing properties of the two elastic members as a whole.
Furthermore, since the upper and lower elastic members are provided with the flange, the contact area of the elastic member with the pipe frame can be sufficiently ensured. For this reason, the attachment state of the taillight is stabilized.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, the pipe frame is a square pipe, the upper hook is applied to the upper surface of the square pipe, and the lower hook is applied to the lower surface of the square pipe. It is characterized by direct support.
[0010]
The upper and lower surfaces of the pipe frame can be effectively used as surfaces for directly supporting the elastic member.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. “Front”, “Rear”, “Left”, “Right”, “Up”, “Down” follow the direction seen from the driver, Fr is front, Rr is rear, L is left, R is right Indicates. The drawings are to be viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a side view of a motorcycle according to the present invention.
In the
[0012]
In the figure, 15 is a rear suspension, 16 is a drive chain, 21 is a fuel tank, 22 is an air cleaner, 23 is a vaporizer, and 24 is a battery.
Further, 31 is a seat, 32 is a step bracket, 33 is a steering handle, 34 is a meter, 35 is a headlight, 36 is a taillight, 37 is a rear fender, and 38 is a side cover.
[0013]
FIG. 2 is a side view of the body frame of the motorcycle according to the present invention.
The
[0014]
The
The
The
[0015]
The inside of the front half of the frame consisting of the
The
A pair of left and
In the figure, 51 is a hanger for rear suspension, 52 is a bracket for mounting an air cleaner, and 53 is a pipe-like support bracket for supporting the swing arm 13 (see FIG. 1). Also, 55 is an oil level detection port, and 56 is an oil intake port.
[0016]
FIG. 3 is a plan view of the body frame of the motorcycle according to the present invention. The
The lateral width (width in the left and right L and R directions) L 1 of the
[0017]
FIG. 4 is a front view of the body frame of the motorcycle according to the present invention, and shows that the lateral width (width in the left and right L and R directions) L 3 of the
Since the lateral width L 4 of the
In the figure, 57 is an oil outlet and 58 is an oil drain port.
[0018]
FIG. 5 is a cross-sectional view of the taillight mounting structure according to the present invention, in which the
Specifically, the
[0019]
The
[0020]
As a result, the
For this reason, the upper and lower surfaces of the
[0021]
Further, since the
The
[0022]
The
The
In the figure, 75 is a flat washer, 76 is a nut, and 79 is a flat washer.
[0023]
FIG. 6 is a plan view of the taillight mounting structure according to the present invention, showing that the first mounting
[0024]
Next, the attachment procedure of the tail light attachment structure having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
FIG. 7 is an explanatory view of a taillight mounting structure according to the present invention.
(1) First, the
(2) Next, the first mounting
Accordingly, the taillight 36 (see FIG. 5) can be bolted to the rear portion of the
[0025]
Next, the operation of the taillight mounting structure will be described with reference to FIG.
(1) Since the
[0026]
(2) Since the upper and lower
(3) Since the mount rubbers 72 and 73 with upper and lower hooks are fitted into the
(4) Since the tip ends of the mount rubbers 72 and 73 with the upper and lower hooks are butted together, the vibration absorption as the
(5) Since the mounting
[0027]
In the embodiment of the present invention, the
Further, the
Furthermore, the
Further, it is optional to attach the
[0028]
【The invention's effect】
The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
[0029]
Since the elastic member is inserted vertically into the vertical hole and the bolt is passed through the elastic member from above or below, the elastic member does not extend in the longitudinal direction (longitudinal direction) of the vehicle body. For this reason, the layout of the taillight can be freely set regardless of the length of the elastic member.
Moreover, by making the elastic member longer in the vertical direction, a sufficient contact area between the inner and outer peripheral surfaces of the elastic member can be secured, and therefore the surface pressure of the inner and outer peripheral surfaces of the elastic member can be reduced.
[0030]
According to a second aspect of the present invention, the elastic member includes an elastic member with an upper hook that fits into the vertical hole from above, and an elastic member with a lower hook that fits into the vertical hole from below. It is characterized in that the ends of the attached elastic members abut each other.
[0031]
Since the two hooked elastic members are fitted into the vertical holes so that the pipe frame is sandwiched from above and below, the two hooked elastic members may be short. For this reason, it is easy to attach the elastic member.
Further, since the two elastic members are fitted into the vertical holes of the pipe frame, it is not necessary to provide a space for arranging the elastic members. For this reason, the space around the elastic member can be effectively utilized.
Furthermore, since the tips of the upper and lower hooked elastic members are butted together, it is possible to improve the vibration absorbing properties of the two elastic members as a whole.
Furthermore, since the upper and lower elastic members are provided with the flange, the contact area of the elastic member with the pipe frame can be sufficiently ensured. For this reason, the attachment state of the taillight is stabilized.
[0032]
According to a third aspect of the present invention, the pipe frame is a square pipe, the upper hook is applied to the upper surface of the square pipe, and the lower hook is applied to the lower surface of the square pipe. It is characterized by direct support.
[0033]
The upper and lower surfaces of the pipe frame can be effectively used as surfaces for directly supporting the elastic member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a motorcycle according to the present invention. FIG. 2 is a side view of a body frame of a motorcycle according to the present invention. FIG. 3 is a plan view of a body frame of a motorcycle according to the present invention. Fig. 5 is a front view of a body frame of a motorcycle according to the invention. Fig. 5 is a sectional view of a tail light mounting structure according to the invention. Fig. 6 is a plan view of a tail light mounting structure according to the invention. Illustration of light mounting structure [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23952596A JP3795147B2 (en) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | Motorcycle taillight mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23952596A JP3795147B2 (en) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | Motorcycle taillight mounting structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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