JP3794060B2

JP3794060B2 - Cooker

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Publication number: JP3794060B2
Application number: JP20565396A
Authority: JP
Inventors: 和男藤下; 康典金子; 久森川
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1996-08-05
Filing date: 1996-08-05
Publication date: 2006-07-05
Anticipated expiration: 2016-08-05
Also published as: JPH1047691A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱トップ面に耐熱ガラスを用いた加熱調理器に関し、被加熱物を取り去った場合の報知の仕方に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来この種の加熱調理器１としては実開平３−７２９０号公報がある。その構成について図２２から図２３を参照しながら説明する。
【０００３】
すなわち、被加熱物１８が載置されている場合は耐熱ガラス５の高温な加熱ゾーン３に触れることはないが、加熱後に被加熱物を取り去ったとき耐熱ガラス５の高温な加熱ゾーン３に手など触れないように注意を喚起するための配慮をしたものである。具体的に述べると、加熱トップ面２は加熱ゾーン３と非加熱ゾーン４を有する赤外線を透過する耐熱ガラス５にて形成し上面ケース６と接着剤７にて一体化するとともに、下面ケース８の内部に加熱部９を備えスプリングバネ１０にて支えたもので前記上面ケース６と下面ケース８とはねじ１１にて固定することにより結合したものである。
【０００４】
前記加熱部９は加熱トップ面２の加熱ゾーン３直下に設けたもので、下面ケース８内部に赤外線を放射するランプヒータ１２を複数本並行に配設するとともに、上方を加熱トップ面２の耐熱ガラス５に当接したもので、上面ケース６には操作部１３として加熱開始ボタン１４と加熱停止ボタン１５を備えている。
【０００５】
なお、加熱ゾーン３は加熱部９の直径と対応する略同径の部分とし加熱ゾーン３より外周を非加熱ゾーン４と表現している。
【０００６】
そして、前記耐熱ガラス５の直下においてランプケース１６の内側に表示ランプ１７を備え高温表示をするものである。
【０００７】
また、加熱調理器１の動作としては加熱開始ボタン１４を押し通電を開始すると加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し直上部に位置した加熱トップ面２の耐熱ガラス５を透過し鍋などの被加熱物１８を伝導とふく射により加熱するもので加熱停止ボタン１５を押すことにより加熱が終了する。加熱後に耐熱ガラス５が高温ならば前記表示ランプ１７が動作し高温であることを知らせるものである。
【０００８】
さらに、表示ランプ１７の制御としては耐熱ガラス５直下の加熱部９の内部に耐熱ガラス５と平行に棒状の熱膨張式の温度センサ１９を備え（耐熱ガラス５に接していない）、伸び縮みにてマイクロスイッチ２０を動作させ耐熱ガラス５が所定温度以上であれば表示ランプ１７を点滅表示し、耐熱ガラス５が所定温度以下になれば表示ランプ１７を停止するものであった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図２２から図２３で示した上記従来の加熱調理器１は、耐熱ガラス５の非加熱ゾーン４直下に備えた表示ランプ１７にて高温を表示するもので、注意が喚起できるものの最も高温な箇所が被加熱物１８直下の加熱ゾーン３であり表示箇所としては最適でない。
【００１０】
また、加熱後に加熱トップ面２より被加熱物１８を取り去り別の場所（例えば、台所）に持ち運んだ際に、表示ランプ１７が視野から消えて、ついうっかりして加熱調理器１より離れたままになることがある。この間に幼児が高温の加熱調理器に近づいたとき、これを注意するのを忘れてしまうなどの問題があった。
【００１１】
さらに、高温の耐熱ガラスに触れないように注意する報知以外に、高温の耐熱ガラスに触れなくする手段（例えば、蓋をするなど）の明示がない。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、被加熱物を載置する耐熱ガラスと、前記耐熱ガラスの下部に備えられ前記耐熱ガラスを介して前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記耐熱ガラスの温度を計測する温度計測手段と、制御手段とを有する加熱調理器において、前記制御手段は操作部の加熱停止動作をし且つ前記被加熱物を載置したままのときの前記温度計測手段の温度立ち下り勾配を予め前記制御手段に入力しておき、前記被加熱物を取り去ったときに前記温度計測手段にて温度立ち下り勾配を検出し違いを演算することにより前記被加熱物を取り去ったか否かを判定することにより前記温度計測手段にて耐熱ガラスの温度を計測するとともに被加熱物有無判定手段とした加熱調理器とした。
【００１３】
上記発明によれば、温度計測手段は耐熱ガラスの温度を計測するとともに被加熱物有無判定手段を兼ねたものであり、低コスト且つ簡単構成にて実現できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明は、被加熱物を載置する耐熱ガラスと、前記耐熱ガラスの下部に備えられ前記耐熱ガラスを介して前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記耐熱ガラスの温度を計測する温度計測手段と、制御手段とを有する加熱調理器において、操作部の加熱停止動作をし且つ前記被加熱物を取り去った時に耐熱ガラスが所定温度以上であれば音にて警告するもので、操作部の加熱停止動作をし且つ被加熱物を載置したままのときの前記温度計測手段の温度立ち下り勾配を予め制御部に入力しておき、前記被加熱物を取り去ったときに前記温度計測手段にて温度立ち下り勾配を検出し違いを演算することにより前記被加熱物を取り去ったか否かを判定することにより温度計測手段にて耐熱ガラスの温度を計測するとともに被加熱物有無判定手段としたもの。
【００１５】
そして、温度計測手段は耐熱ガラスの温度を計測するとともに被加熱物有無判定手段を兼ねたものであり、低コスト且つ簡単構成にて実現できる。
【００１６】
さらに、被加熱物を載置する耐熱ガラスと、前記耐熱ガラスの下部に備えられ前記耐熱ガラスを介して前記被加熱物を加熱する加熱手段と、制御手段とを有する加熱調理器において、耐熱ガラスの略中央部に高温表示部を備え、前記耐熱ガラスの前記高温表示部を凹形状にし、前記凹形状のくぼんだ部分にサーモクロミズム材を付加し、前記耐熱ガラスの高温時に耐熱ガラスの高温表示部のサーモクロミズム材が赤色にて文字または絵を明示し高温注意を促すとともに蓋を付加したもので、前記蓋に窓を備え前記耐熱ガラスを覆うように前記蓋したときに、前記窓より前記高温表示部が見えるとともに高温の前記耐熱ガラスに触れることのない構成である。
【００１７】
そして、耐熱ガラスの最も高温である加熱ゾーンに高温表示されるために注意が喚起できるとともに、蓋をすることにより高温の耐熱ガラスに触れることがなく安全である。また、収納に際し温度的に大丈夫か否かの判別ができ便利である。
【００１８】
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。なお、従来例と同一構成部品には同一符号を記した。
【００１９】
（実施例１）
図１は本発明の実施例１の加熱調理器の外観図である。また図２は同加熱調理器の断面図である。また図３は同加熱調理器の制御回路ブロックである。
【００２０】
図において、加熱調理器は上面ケース２１と下面ケース２２とを結合した構成である。そして、上面ケース２１は、底部に開口部２３を備えた凹部２４と、この凹部に接着材７で接着した被加熱物１８を載置する耐熱ガラス５と、側面に加熱開始ボタン１４と加熱停止ボタン１５等からなる操作部１３とを備えている。
【００２１】
また、下面ケース２２は耐熱ガラス５の直下に設けられ加熱手段としての赤外線を放射するランプヒータ１２と温度測定手段としての温度センサ２５とを内蔵したコンロ部９（加熱部）と、下面ケース２２とコンロ部９との間に設けられコンロ部の上方部および温度センサ２５が耐熱ガラス５に当接するよう附勢するスプリングバネＡ１０とを備えた構成となっている。
【００２２】
なお、本実施例では温度センサ２５は段付きガイド筒２６の内部にてスプリングバネＢ２７により耐熱ガラス５に当接するように設けられている。また、耐熱ガラス５の大きさはコンロ部９の大きさより大きい。したがって、耐熱ガラス５はコンロ部９により直接加熱される加熱ゾーン３と直接加熱されない非加熱ゾーン４とより構成されている。
【００２３】
さらに、本実施例では上面ケース２１に備えた凹部２４の内部で耐熱ガラス５より上側の位置に被加熱物１８の有無を検出するために被加熱物有無判定手段として一対の発光素子２８と受光素子２９を対向して備えている。３３は制御手段としてのマイクロコンピュータ（以下マイコンと記す）である。
【００２４】
上記図１から図３の構成において動作を説明する。加熱調理器は加熱開始ボタン１４を押し通電を開始すると、加熱手段として加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し直上部の耐熱ガラス５を加熱するとともに透過し鍋などの被加熱物１８を伝導と輻射により加熱する。このとき、耐熱ガラス５の温度は被加熱物の底の形状および材質により異なるものの３５０℃〜４５０℃となる。加熱終了は加熱停止ボタン１５を押すことにより加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２がＯＦＦするものの、発光素子２８と受光素子２９、温度センサ２５の動作機能はＯＮのままである。
【００２５】
従って、加熱停止ボタン１５を押し加熱を終了し耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ると高温の耐熱ガラス５の温度を温度計測手段としての温度センサ２５にて検出するとともに発光素子２８よりの光は小孔Ａ３０を透過し受光素子２９の小孔Ｂ３１を介して受光することになり制御回路のブザー３２がＯＮされて警告音を発する。
【００２６】
そして、警告音が発せられたままにて報知しておいた場合は耐熱ガラス５の温度が６０℃〜７５℃に低下したことを温度センサ２５が検知すると、制御回路のブザー３２がＯＦＦし警告を終了することになる。この温度は短時間手を触れても火傷に至らず熱いと感じるレベルである。通常、加熱終了後から耐熱ガラス５の温度が６０℃〜７５℃に低下するまでに約３０分程度かかる。
【００２７】
なお、警報を停止する所定の温度として６０〜７５℃のうちのいずれかの温度を越えないようにしたのは、７５℃以上の場合触れると熱すぎるし、６０℃より低い温度とすると停止するのに時間がかかりすぎ実用的でなくなるからである。勿論耐熱ガラス５面を強制冷却等の手段を取る場合はこの温度に限定されるものではない。
【００２８】
また、加熱停止ボタン１５を押し加熱を終了し耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ったときに音にて警告するものに対して、加熱中は耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ったとしてもブザー３２にて警告はしない。これは、加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し赤外線を放射しているため運転中であることが明らかであり耐熱ガラスに触れることがないことと、加熱の継続動作と判断するためである。つまり、このとき、前記同様にブザー３２にて警告すると使い勝手が悪くなるからである。
【００２９】
さらに、被加熱物１８を載置せずに、加熱開始ボタン１４を押して通電を開始した場合（空焚き）にも、加熱停止ボタン１５を押すことにより前記同様に制御回路のブザー３２がＯＮされて音にて警告される。
【００３０】
なお、制御回路上は加熱を終了するために加熱停止ボタン１５を押し加熱手段の電源をＯＦＦしたときに温度センサ２５、発光素子２８と受光素子２９およびブザー３２が動作開始する等の構成としてもよい。
【００３１】
この際、ブザー３２による警告音にて述べてきたが、熱いですよという音声を流す、メロディーを流すなどの手段でもよい。
【００３２】
なお、本実施例でいう加熱後とは、加熱手段（ランプヒータ１２）をＯＦＦとし、被加熱物１８を取り去ったとき耐熱ガラス５が高温である場合をいう（以下の実施例でも同じ）。
【００３３】
以上のように、本実施例１によれば、（１）コンロ部に内蔵した温度センサと一対の発光、受光素子にて耐熱ガラスの温度と被加熱物載置の有無が確実に検出できる。（２）加熱後に加熱停止動作をし被加熱物を取り去ると耐熱ガラスが高温であることを音にて警告する構成なので、注意が喚起できるとともに、加熱調理器から離れたとしても聞こえるためうっかり防止となる。（３）分別のつかない幼児が加熱調理器に近づいたとき、分別のある人（例えば、親など）が注意することができる。
【００３４】
（実施例２）
本発明の実施例２の加熱調理器は、実施例１（図１、２、３）の構成と全く同様とし、制御ソフトが相違するものである。
【００３５】
加熱停止ボタン１５を押して加熱を終了し耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ったときにブザー３２の音にて警告するものに対して、加熱途中または加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を動作せずに被加熱物１８を取り去ったときはマイコン３３がこれを検知し、耐熱ガラス５が所定温度以上であるがブザー３２の音にて警告しないようにしたもの。これは、（１）被加熱物１８を取り去り中味を追加する場合または被加熱物１８を別の被加熱物１８に変える場合などにおいてその都度ブザー３２の音により警告すると煩わしいものである。（２）コンロ部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し赤外線を放射しているため加熱運転中であることが明らかであり耐熱ガラス５に触れることがないと考えられるためである。つまり、加熱の継続動作と判断するためと使い勝手を良くしたものである。
【００３６】
以上のように、本実施例２によれば、（１）マイコンのソフトにて対応するためにコストアップにならずに使い勝手を良くしたものである。
【００３７】
（実施例３）
図４は本発明の実施例３の加熱調理器の蓋の外観図である。また図５は同加熱調理器の蓋をしたときの断面図である。
【００３８】
図において、加熱調理器は実施例１、２と同様に上面ケース２１と下面ケース２２とを結合した構成であり、これに、上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うような蓋３４を付加したものである。
【００３９】
すなわち、蓋３４は内側に発光素子２８の光を遮蔽する遮蔽体３５を備え、上面には耐熱ガラス５よりの熱気が取り出せるように小孔３６を複数個備えている。また、蓋３４の内側で遮蔽体３５より小径にて断熱性部材プレート３７を備えたものである。
【００４０】
以上のように、本実施例３によれば、（１）耐熱ガラスを覆うように蓋をすることにより警告音を停止させるとともに高温の前記耐熱ガラスに触れなくしたものでありより安全となる。（２）蓋は高温の耐熱ガラスよりの輻射熱が伝わりにくくした構成であり、より安全となる。
【００４１】
（実施例４）
図６は本発明の実施例４の蓋をしたときの加熱調理器の断面図である。また図７（ａ）は他の実施例の蓋をしたときの加熱調理器の外観図、（ｂ）は同調理器の要部断面図である。
【００４２】
実施例４の加熱調理器は実施例３（図４、５）と同様とし、蓋３４をしたときに加熱を停止する動作をさせるものである。
【００４３】
蓋３４の内側に磁石３８を備え、蓋３４をしたときに対応する上面ケース２１の内側にリードスイッチ３９を備え、上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うように蓋３４をしたとき磁石３８とリードスイッチ３９が対応動作し、加熱停止動作をするものである。
【００４４】
これは、実施例１、２、３と同様に加熱停止ボタン１５を押して加熱を終了し耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ったときにブザー３２の音にて警告するものに対して、加熱途中または加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を動作せずに被加熱物１８を取り去ったときはマイコン３３がこれを検知し、耐熱ガラス５が所定温度以上であるがブザー３２の音にて警告しないようにしたもの。そして、実施例３と同様に耐熱ガラス５を覆うように蓋３４をすることにより警告音を停止させるとともに高温の耐熱ガラス５に触れなくしたもので、より安全性を高めるものである。
【００４５】
すなわち、コンロ部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し赤外線を放射しているため加熱運転中に、操作部１３の加熱停止ボタン１５を押さずに被加熱物１８を取り去り、誤って蓋３４をした場合に蓋３４が焼損することを避けるもので、磁石３８によりリードスイッチ３９の接点回路をＯＦＦしコンロ部９内部の複数本のランプヒータ１２がＯＦＦすることになる。つまり、加熱停止動作をするものである。
【００４６】
さらに、他の実施例としては、蓋３４の内側に突起ボス４０を備え上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うように蓋３４をしたときに蓋３４の内側の突起ボス４０が操作部１３の加熱停止ボタン１５を押すことになり、コンロ部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し赤外線を放射しているため加熱運転中に、操作部１３の加熱停止動作をせずに被加熱物１８を取り去り、誤って蓋３４をした場合に蓋３４が焼損することを避ける手段がある。
【００４７】
以上のように、本実施例４によれば、（１）蓋をすることにより加熱停止動作をする構成でありより安全性を高めるものである。（２）蓋をすることにより加熱停止動作をする構成としては電気的であり、構造上の寸法精度がラフで良く且つ確実である。
【００４８】
（実施例５）
本発明の加熱調理器の実施例５について図１、３、５に基づいて説明する。
【００４９】
本実施例は実施例１において、上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うような蓋３４を付加したものである。
【００５０】
すなわち、蓋３４は内側に発光素子２８の光を遮蔽する遮蔽体３５を備え、上面には耐熱ガラス５よりの熱気が取り出せるように小孔３６を複数個備えている。また、蓋３４の内側で遮蔽体３５より小径にて断熱性部材プレート３７を備えたものである。
【００５１】
本実施例５によれば、（１）耐熱ガラスの温度を計測する温度計測手段にて計測し発光素子と受光素子にて被加熱物の有無を判定し、加熱後に加熱停止動作をし被加熱物を取り去ると耐熱ガラスが熱いことを音により警告し且つ蓋をすることにより注意が喚起できるとともに高温の前記耐熱ガラスに触れることがなく安全である。（２）蓋は高温の耐熱ガラスよりの輻射熱が伝わりにくい構成であり、より安全となる。
【００５２】
（実施例６）
図８は本発明の実施例６の加熱調理器の温度センサ部分の拡大断面図である。
【００５３】
実施例１（図１、２、３）と同様な構成であるが主眼点は耐熱ガラス５の温度を計測する温度計測手段としての温度センサ２５である。
【００５４】
この種の加熱調理器において従来例としては図２３に示すように耐熱ガラス５直下の加熱部９の内部に耐熱ガラス５と平行に棒状の熱膨張式の温度センサ１９を備え（耐熱ガラス５に接していない）、耐熱ガラス５が所定温度以上であれば表示ランプ１７を点滅表示し、耐熱ガラス５が所定温度以下になれば表示ランプ１７を停止するものがあった。これに対して、本発明のみならず上記までに述べてきた一連のものは耐熱ガラス５の温度を計測する温度計測手段としての温度センサ２５は耐熱ガラス５に対して直接当接し温度検出するものである。
【００５５】
これは、従来例の課題である応答性の悪さを解決したものである。つまり、耐熱ガラス５の温度に対して熱膨張式の温度センサ１９では時間遅れにて検出することと、必ずしも正確に耐熱ガラス５の温度を検出していないもので推定による制御であった。
【００５６】
従って、耐熱ガラス５が所定温度以下と言う表現に対してもの相当な温度幅があり加熱調理器毎にバラツキが大きかった。これに対して、本発明のものは図８に示すように温度センサ２５としてはステンレス材４１にてハウジングし高温用の高応答性サーミスタ４２を内蔵した構成とし、段付きガイド筒２６の内部にてスプリングバネＢ２７により耐熱ガラス５に当接するように備えたもので、正確に耐熱ガラス５の温度を検出することができるものである。また、ガイド筒２６は赤外線を反射する処理をしたアルミ材料にて形成し温度センサ２５がランプヒータ１２よりの高温の熱を反射し吸熱を少なくして実現したものである。そして、耐熱ガラス５が所定温度以上であれば音による警告にて報知し前記耐熱ガラス５が所定温度以下になれば音による警告を停止するものである。
【００５７】
以上のように、本実施例６によれば、（１）温度計測手段としては耐熱ガラスに対して直接当接し温度検出する構成であり精度が高い。（２）加熱調理器毎のバラツキが少ない。
【００５８】
（実施例７）
本発明の実施例７の加熱調理器については実施例１と同構成であり図１、２、３に基づいて説明する。
【００５９】
実施例１との違いは蓋３４をすることにより警告音を停止させる以外に任意に警告音を停止させる構成を付加したものである。
【００６０】
すなわち、マイコン３３は記憶部を有し、この記憶部に記憶させている内容と合致する加熱停止動作をすることにより前記警告音が解除できる構成としたもので、（１）加熱後に被加熱物１８を取り去り、例えば操作部１３の加熱停止ボタン１４を２秒以上押し続けると警告音発生中であるが警告音が解除できる。（２）加熱後に被加熱物１８を取り去り、操作部１３の加熱停止ボタン１４を２回以上押すと警告音発生中であるが警告音が解除できる。
【００６１】
つまり、この種の加熱調理器は分別のない幼児または子供たちが高温の耐熱ガラス５に手を触れて火傷をしないように注意を喚起するために、耐熱ガラス５が高温のとき音にて警告し親に対して注意を喚起するためのものである。そして、より安全のために蓋３４をするものである。しかし、幼児のいない成人だけの家族にて使用する場合に加熱後は耐熱ガラス５よりの輻射熱により高温であることが直ぐに判るので注意をするものであり、こういう家族構成の家庭ではこの種の加熱調理器を使用する場合には注意を喚起するための警告音は簡単でよく、ひつこくするとやかましく感じるものである。そこで、警告音発生中であるが蓋３４をする以外の手段にて解除できるようにしたものである。
【００６２】
以上のように、本実施例７によれば、（１）マイコンに警告音を解除するソフトを付加したことにより周囲の状況によりうるさく感じることの無いように使いわけができ便利である。（２）安価にて実現できる。
【００６３】
（実施例８）
図９は本発明の実施例８の加熱調理器の外観図である。また図１０は同加熱調理器の要部断面図である。また図１１は同加熱調理器の制御回路ブロック図である。
【００６４】
実施例１と同様な構成とし違いは操作部１３に高温表示手段としてランプ５１を備えたものである。ここでは、図２、９、１０、１１に基づいて説明する。
【００６５】
つまり、耐熱ガラス５の面より被加熱物１８を取り去ったことを検出する手段は実施例１と同様とし、耐熱ガラス５の温度を計測する温度計測手段としての温度センサ２５は高温表示手段としてのランプ４３と警告音発生手段としてのブザー３２を動作させるものである。
【００６６】
そして、高温表示手段は加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押すとランプ４３による点滅表示をするのに対して、警告音発生手段としてのブザー３２は加熱後に操作部１３の加熱停止動作（加熱停止ボタンを押す）をし、且つ被加熱物１８を取り去ったときに耐熱ガラス５が所定温度以上であれば音にて警告するものとし、耐熱ガラス５が所定温度以下になればランプ４３による点滅表示と音による警告を停止したもの。
【００６７】
なお、所定温度とは耐熱ガラス５の温度が６０℃〜７５℃としている。この温度は短時間手を触れても火傷に至らず熱いと感じるレベルである。また、警報を停止する所定の温度として６０〜７５℃のうちのいずれかの温度を越えないようにしたのは、７５℃以上の場合触れると熱すぎるし、６０℃より低い温度とすると停止するのに時間がかかりすぎ実用的でなくなるからである。
【００６８】
以上のように、本実施例８によれば、加熱停止動作をすれば即座にランプにより点滅表示し、さらに、被加熱物を取り去ると即座に音にて警告することにより耐熱ガラスが高温であることに対してより注意が喚起できる。
【００６９】
（実施例９）
図１２は本発明の実施例９の加熱調理器の外観図である。また図１３は同加熱調理器の蓋をしたときの要部断面図である。
【００７０】
実施例８をもとに操作部１３を上面ケース２１に備えこの部分に高温注意表示手段としてのランプ４３を備えたもので、図１１、１２、１３にて説明する。
【００７１】
すなわち、上面ケース２１は上面の中央部に設けた耐熱ガラス５と、外周の一部の勾配部分に設けた操作部１３とを備えている。操作部１３には加熱開始ボタン１４と加熱停止ボタン１５および高温注意表示手段を備えている。この勾配４４は上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うように蓋３４をした場合に操作部１３の加熱開始ボタン１４と加熱停止ボタン１５および高温表示手段としてのランプ４３が当たることを避けるためである。
【００７２】
高温表示手段は温度センサ２５にて動作し、加熱後の耐熱ガラス５の温度を検出し高温であれば点滅を開始し耐熱ガラス５に手を触れても火傷の恐れがない温度を検出すると点滅を停止するものである。
【００７３】
このとき、音による警告については実施例５と同様で加熱後に加熱停止ボタン１５を押して且つ被加熱物１８を取り去ると発光素子２８よりの光りを受光素子２９が検出し耐熱ガラス５の温度が高温であれば制御回路（図示せず）のブザー３２音にて警告を開始し耐熱ガラス５に手を触れても火傷の恐れがない温度を検出すると音による警告を停止するものである。
【００７４】
つまり、高温表示手段としてのランプ４３は加熱後に加熱停止ボタン１５を押したときより点滅表示するが、ブザー３２音による警告は加熱後に加熱停止ボタン１５を押し且つ被加熱物１８を取り去ったときよりコールするものであり、使い勝手を良くし且つ安全性を配慮したものである。
【００７５】
さらに、蓋３４を上面ケース２１および耐熱ガラス５を覆うようにすることにより高温の耐熱ガラス５に触れなくしたものである。
【００７６】
以上のように、本実施例９によれば、（１）加熱調理器の近くでは高温注意表示にて注意が喚起でき、加熱調理器より離れたときは音による警告にて注意が喚起できるものである。（２）聴覚と視覚との両方で耐熱ガラスが高温であることを認識でき且つ蓋をすることにより高温の前記耐熱ガラスに触れることがなく安全である。
【００７７】
（実施例１０）
図１４は本発明の実施例１０の加熱調理器の温度センサ２６の特性図である。
【００７８】
実施例１と同様な構成であり、違いは被加熱物有無判定手段とし発光、受光素子にて被加熱物１８が耐熱ガラス５に載置されているか否かを判定するものに対して、温度計測手段としての温度センサ２５の立ち下り勾配を検出し被加熱物１８が耐熱ガラス５に載置されているか否かを判定するものである。
【００７９】
以下、本実施例を図１、２、３、１４に基ずいて説明する。加熱調理器は上面ケース２１と下面ケース２２とを結合した構成とし、上面ケース２１は底部に開口部２３を備えた凹部２４を有し被加熱物１８を載置する耐熱ガラス５を載せ接着７して形成するとともに、下面ケース２２は耐熱ガラス５の直下に設けられ加熱手段としての赤外線を放射するランプヒータ１２と温度計測手段としての温度センサ２５とを内蔵したコンロ部９（加熱部）を備えた構成としている。また、温度計測手段としての温度センサ２５は段付きガイド筒２６の内部にてスプリングバネＢ２７により耐熱ガラス５に当接するように備えられている。
【００８０】
上記構成において、温度センサ２５は次の２つの機能を有している。（１）加熱後の耐熱ガラス５の温度検出。（２）耐熱ガラス５に手を触れても火傷の恐れがない温度の検出の両方であり、いずれも、制御回路（図示せず）のブザー３２を動作させ所定温度以上であれば音にて警告し、所定温度以下であれば音による警告を停止するものである。
【００８１】
本発明のものは、３つ目の機能を付加するものである。
つまり、図１４の（ａ）に示すように加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押し且つ被加熱物１８を載置したままのときの温度センサ２５の温度立ち下り勾配を計測し予めマイコン３３に入力しておく。次に、図１４の（ｂ）に示すように被加熱物１８を取り去ったときに温度センサ２５にて温度立ち下り勾配を検出する。このとき、予めマイコン３３に入力していたものと同一ならば耐熱ガラス５の上に被加熱物１８があると判断し音による警告はしない。一方、予めマイコン３３に入力していたものと違うならば耐熱ガラス５の上より被加熱物１８を取り去ったものと判断し音にて警告するものである。
【００８２】
つまり、加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押し且つ被加熱物１８を取り去ったとき所定温度以上であれば音にて警告することを発光、受光素子による検出ではなく温度計測手段としての温度センサ２５にて実現したものである。
【００８３】
以上のように、本実施例１０によれば、（１）温度計測手段としての温度センサは耐熱ガラスの温度所定温度以上と以下を検出するとともに被加熱物有無判定手段を兼ねたものであり構成が極めて簡単である。（２）ひとつの温度センサにて３つの機能を有するものであり低コストにて実現できる。
【００８４】
（実施例１１）
図１５は本発明の実施例１１の加熱調理器の外観図である。また図１６（ａ）は同加熱調理器の断面図である。また図１６（ｂ）は同加熱調理器の高温表示部の絵図である。
【００８５】
図において、加熱調理器は上面ケース２１と下面ケース２２とを結合した構成である。上面ケース２１は底部に開口部２３を備え被加熱物１８を載置する耐熱ガラス５を載せ接着材７で接着して形成している。また、下面ケース２２は耐熱ガラス５の直下に設けられ加熱手段としての赤外線を放射するランプヒータ１２を内蔵したコンロ部９（加熱部）と、下面ケース２２とコンロ部９との間に設けられコンロ部の上方部が耐熱ガラス５に当接するよう附勢するスプリングバネＡ１０とを備えた構成としている。４６（ａ）は冷却ファンで、４６（ｂ）は冷却ファンよりの風を受けやすくした受風板である。
【００８６】
そして、耐熱ガラス５の略中央部に高温表示部４７を備え、ここにサーモクロミズム材（示温塗料）４８を付加したもので、コンロ部９の内部に高温表示部４７が加熱手段としての赤外線を放射するランプヒータ１２よりの高温熱を遮蔽するためにガイド筒４９を備え、ガイド筒４９の一方の上面を耐熱ガラス５の裏面より高温表示部４７に向けて当接し他方は開口したものである。この際、ガイド筒４９はコンロ部９と一体化している。
【００８７】
また、ガイド筒４９は赤外線を反射する処理をしたアルミ材料にて形成しランプヒータ１２よりの高温の熱を反射し吸熱を少なくしている。さらに、他方を開口するとともにガイド筒４９の内部にまで臨ませた受風板４６（ｂ）により冷却ファン４６（ａ）の風が上手く対流し高温表示部４７が冷却されるものである。これにより、従来は耐熱ガラス５の中央部は高温になりたとえ高温用のサーモクロミズム材４８を用いたとしても温度的に耐えられなかったが、本実施例の構成ではこれを可能とした。
【００８８】
つまり、耐熱ガラス５の大きさはコンロ部９の大きさよりも大きく、コンロ部９により直接加熱される加熱ゾーン３と直接加熱されない非加熱ゾーン４とより構成されるものであるが、高温表示部４７は最も高温となる加熱ゾーン３の略中央部に備えることができるようにしたものである。
【００８９】
上記図１５から図１６の構成において動作を説明する。加熱調理器は加熱開始ボタン１４を押し通電を開始すると、加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２が発熱し直上部の耐熱ガラス５を加熱するとともに透過し鍋などの被加熱物１８を伝導と輻射により加熱する。このとき、耐熱ガラス５の温度は被加熱物１８の底の形状および材質により異なるが３５０℃〜４５０℃となるものの、略中央部の高温表示部４７は裏面より冷却ファン４６（ａ）にて冷却されているために１００℃〜１２０℃である。
【００９０】
加熱終了は加熱停止ボタン１５を押すことにより加熱部９内部の複数本のランプヒータ１２がＯＦＦ状態となる。このとき、耐熱ガラス５より被加熱物１８を取り去ると耐熱ガラス５の略中央部の高温表示部４７はサーモクロミズム材（示温塗料）４８が赤色にて文字または絵４８ａ（ここでは、一例として手形に斜めバーを付加した社会的に認知度の高いマークを記載）にて明示されているために注意が喚起できるものである。
【００９１】
そして、高温表示部４７のサーモクロミズム材（示温塗料）４８は耐熱ガラス５の温度が４０℃程度に低下するともとの白色に戻る。この際、実験データの一例としては高温表示部４７の温度が４０℃のとき、高温表示部４７を除く他の部分の耐熱ガラス５は７０℃程度であり、この温度であれば短時間手を触れても火傷に至らず熱いと感じるレベルであり良い。
【００９２】
以上のように、本実施例１１によれば、（１）耐熱ガラスの最も高温である加熱ゾーンに高温表示部を備えたことにより最も判りやすい。（２）サーモクロミズム材を赤色にて文字または絵を明示するものであり最も低コストにて実現できる。
【００９３】
（実施例１２）
図１７は本発明の実施例１２の加熱調理器の断面図である。
【００９４】
実施例１２と同様な構成である。違いは耐熱ガラス５の略中央部の高温表示部４７の部分をサークル状に凹形状５０とし凹形状５０のくぼんだ部分にサーモクロミズム材（示温塗料）４８を付加し、被加熱物１８にてこすれて消えることのない構成としたもの。
【００９５】
以上のように、本実施例１２によれば、サーモクロミズム材による赤色の文字または絵の明示が長期間使用していても消えることが無い。
【００９６】
（実施例１３）
図１８は本発明の実施例１３の加熱調理器の蓋の外観図である。図１９は同加熱調理器の蓋をしたときの断面図である。
【００９７】
実施例１２とは同様な構成であり、違いは耐熱ガラス５を覆うような蓋５１を備えたものである。
【００９８】
つまり、耐熱ガラス５の最も高温である加熱ゾーン３に高温表示部４７を備えサーモクロミズム材（示温塗料）４８を赤色の文字または絵にて明示し注意を喚起し易くしたものに蓋５１を備え、加熱後に被加熱物１８を取り去り高温の耐熱ガラス５に触れにくくしたものである。
【００９９】
蓋５１は略中央部に窓５２を備えたもので、窓５２は耐熱ガラス５を覆うような蓋５１をしたとき耐熱ガラス５の高温表示部４７と対応し窓５２越しに高温表示部４７のサーモクロミズム材（示温塗料）４８の文字または絵が見えるようにしたものである。また、窓５２の外周部に小孔５３を複数個備え直下にある耐熱ガラス５の熱気を取り出す構成としている。
【０１００】
さらに、蓋５１の内側には略中央部に高温表示部４７と同直径の孔５４を有する断熱性部材プレート５５を備えたものである。
【０１０１】
上記の構成において、高温表示部４７のサーモクロミズム材（示温塗料）４８が温度低下し白色に戻ったときに蓋５１をして収納する。または、加熱後少し時間が経過し耐熱ガラス５の温度が加熱直後より低くなったときに蓋５１をし窓５２越しにサーモクロミズム材（示温塗料）４８が白色に戻ったことを確認しこの段階にて収納すればよい。
【０１０２】
以上のように、本実施例１３によれば、（１）サーモクロミズム材による赤色の文字または絵の明示による注意喚起だけでなく蓋をすることにより高温の耐熱ガラスに触れることがなく安全である。（２）加熱後に蓋ができるためより安全であるとともに、収納に際し温度的に大丈夫か否かの判別ができ便利である。
【０１０３】
（実施例１４）
図２０（ａ）は本発明の実施例１４の加熱調理器の焼きアミの外観図である。また図２０（ｂ）は同加熱調理器の焼きアミの断面図である。また２１は同加熱調理器に焼きアミを載置したときの要部断面図である。
【０１０４】
実施例１とは同様な構成であり、違いは焼きアミ５６を付加したものである。
【０１０５】
図１、２、３、２０、２１に基づいて説明する。加熱停止ボタン１５を押し加熱を終了し耐熱ガラス５面より被加熱物１８を取り去ると耐熱ガラス５の温度を温度センサ２５にて検出するとともに発光素子２８よりの光は小孔Ａ３０を透過し受光素子２９の小孔Ｂ３１を介して受光することになり耐熱ガラス５が所定温度以上であれば制御回路のブザー３２音にて警告する。これにより、高温の耐熱ガラス５に触れないように注意が喚起できるものである。
【０１０６】
これに対して、耐熱ガラス５の上にてアミ焼き加熱をしたときの使い勝手が良く且つ安全性を向上したものである。
【０１０７】
すなわち、焼きアミ５６は円形とし上面を線材などにてタテもしくはタテヨコに、ある間隔にて配設するとともに外周に脚を兼ねたリング状の遮蔽体５７を備えている。アミ焼きに際しては焼きアミ５６を耐熱ガラス５の上に載せこの焼きアミ５６の上に食材（例えば、食パン、もちなど）５８を載せてアミ焼き加熱をするもので、アミ焼き加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押し且つ前記焼きアミ５６上の食材５８を取り去っても、脚を兼ねたリング状の遮蔽体５７にて発光素子２８よりの光を遮蔽していることにより耐熱ガラス５面に被加熱物１８が載置しているものと判別し耐熱ガラス５が所定温度以上であるが制御回路のブザー３２を動作させないために音にて警告しないものである。これは、次々焼きアミ５６の上にてアミ焼き加熱をする場合に音にて警告されるとうるさく使い勝手が悪くなることを解決したものである。このとき、耐熱ガラス５の上に焼きアミ５６が載っているために高温の耐熱ガラス５に手を触れることはない。
【０１０８】
一方、アミ焼き加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押し且つ焼きアミ５６を取り去ると前記耐熱ガラス５が所定温度以上であれば音にて警告するものである。
【０１０９】
今仮に、各家庭にある焼きアミを用いた場合を説明すると、アミ焼き加熱後に操作部１３の加熱停止ボタン１５を押し且つ焼きアミ上の食材を取り去ると即座に耐熱ガラス５の温度を温度センサ２５にて検出するとともに発光素子２８よりの光は小孔Ａ３０を透過し受光素子２９の小孔Ｂ３１を介して受光することになり耐熱ガラス５が所定温度以上であり制御回路のブザー３２音にて警告することになりうるさく使い勝手が悪くなるものである。
【０１１０】
以上のように、本実施例１４によれば、（１）鍋などの被加熱物を加熱する場合の安全性を高めただけでなく、焼きアミの上に食材を載せて焼き物加熱をした場合などにおいても安全性を高めたもの。（２）安全性を高い且つ使い勝手が良いアミ焼き加熱が実現できる。
【０１１１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の加熱調理器によれば、次の効果が得られる。
【０１１２】
（１）被加熱物の有無を温度センサの温度立ち下り勾配を検出しマイコンにて演算するとともに耐熱ガラスの温度を検出することの両面を兼ねたものであり、低コスト且つ簡単構成にて実現できる。
【０１１３】
（２）高温表示部を備えた耐熱ガラスを覆うように、窓を備えた蓋をしたときに窓より高温表示部が見える構成であり、耐熱ガラスの最も高温である加熱ゾーンに高温表示されているために注意が喚起できるとともに、蓋をすることにより高温の耐熱ガラスに触れることがなく安全である。また、収納に際し温度的に大丈夫か否かの判別ができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における加熱調理器の外観図
【図２】同加熱調理器の断面図
【図３】同加熱調理器の制御回路ブロック図
【図４】本発明の実施例３における加熱調理器の蓋の外観図
【図５】同加熱調理器の蓋をしたときの断面図
【図６】本発明の実施例４における加熱調理器の蓋をしたときの断面図
【図７】（ａ）他の実施例の加熱調理器の外観図
（ｂ）同加熱調理器の蓋をしたときの要部断面図
【図８】本発明の実施例６における加熱調理器の温度センサ拡大断面図
【図９】本発明の実施例８における加熱調理器の外観図
【図１０】同加熱調理器の要部断面図
【図１１】同加熱調理器の制御回路ブロック図
【図１２】本発明の実施例９における加熱調理器の外観図
【図１３】同加熱調理器の蓋をしたときの要部断面図
【図１４】本発明の実施例１０における加熱調理器の温度センサの特性図
【図１５】本発明の実施例１１における加熱調理器の外観図
【図１６】（ａ）同加熱調理器の断面図
（ｂ）同加熱調理器の高温表示部の絵図
【図１７】本発明の実施例１２における加熱調理器の断面図
【図１８】本発明の実施例１３における加熱調理器の蓋の外観図
【図１９】同加熱調理器の蓋をしたときの断面図
【図２０】（ａ）本発明の実施例１４における加熱調理器の焼きアミの外観図
（ｂ）同加熱調理器の焼きアミの断面図
【図２１】同加熱調理器に焼きアミを載置したときの要部断面図
【図２２】従来の加熱調理器の外観図
【図２３】同加熱調理器の断面図
【符号の説明】
５耐熱ガラス
９コンロ部
１２発熱体（加熱手段）
１３操作部
１４加熱開始ボタン
１５加熱停止ボタン（加熱停止動作）
１８被加熱物
２５温度センサ（温度測定手段）
２８発光素子（被加熱物有無判定手段）
２９受光素子（被加熱物有無判定手段）
３２ブザー（警告音発生手段）
３３マイコン
３４、５１蓋
４３ランプ
４７高温表示部
４８サーモクロミズム材
４９ガイド筒
５０凹形状
５２窓
５６焼きアミ
５７遮蔽体
５８食材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooking device using heat-resistant glass on a heating top surface, and relates to a notification method when an object to be heated is removed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of cooking device 1, there is Japanese Utility Model Publication No. 3-7290. The configuration will be described with reference to FIGS.
[0003]
That is, when the object to be heated 18 is placed, the high temperature heating zone 3 of the heat resistant glass 5 is not touched, but when the object to be heated is removed after the heating, the high temperature heating zone 3 of the heat resistant glass 5 is touched. In order to call attention such as not touching. Specifically, the heating top surface 2 is formed of a heat-resistant glass 5 that transmits infrared rays having a heating zone 3 and a non-heating zone 4, and is integrated with the upper surface case 6 and the adhesive 7. The upper surface case 6 and the lower surface case 8 are joined together by being fixed by screws 11, which are provided with a heating unit 9 and supported by a spring spring 10.
[0004]
The heating unit 9 is provided immediately below the heating zone 3 on the heating top surface 2, and a plurality of lamp heaters 12 radiating infrared rays are arranged in parallel in the lower surface case 8, and the upper side of the heating top surface 2 has heat resistance. The upper case 6 is provided with a heating start button 14 and a heating stop button 15 as the operation unit 13.
[0005]
The heating zone 3 is a portion having substantially the same diameter corresponding to the diameter of the heating unit 9, and the outer periphery of the heating zone 3 is expressed as a non-heating zone 4.
[0006]
A display lamp 17 is provided inside the lamp case 16 immediately below the heat-resistant glass 5 to display at a high temperature.
[0007]
As the operation of the heating cooker 1, when the heating start button 14 is pressed to start energization, a plurality of lamp heaters 12 inside the heating unit 9 generate heat and pass through the heat-resistant glass 5 on the heating top surface 2 positioned immediately above. The object to be heated 18 such as a pot is heated by conduction and radiation, and the heating is stopped by pressing the heating stop button 15. If the heat-resistant glass 5 is hot after heating, the display lamp 17 operates to notify that it is hot.
[0008]
Furthermore, as a control of the display lamp 17, a rod-like thermal expansion type temperature sensor 19 (not in contact with the heat-resistant glass 5) is provided in the inside of the heating unit 9 immediately below the heat-resistant glass 5 (not in contact with the heat-resistant glass 5). When the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher, the display lamp 17 blinks and the display lamp 17 is stopped when the heat-resistant glass 5 is lower than the predetermined temperature.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional cooking device 1 shown in FIGS. 22 to 23 displays a high temperature with the display lamp 17 provided immediately below the non-heating zone 4 of the heat-resistant glass 5, and although it can draw attention, it is the highest temperature. This is the heating zone 3 directly under the article to be heated 18 and is not optimal as a display location.
[0010]
Further, when the object to be heated 18 is removed from the heating top surface 2 after being heated and carried to another place (for example, kitchen), the display lamp 17 disappears from the field of view, and it is distantly left away from the heating cooker 1. May be. During this time, there were problems such as forgetting to be careful when an infant approaches a hot cooker.
[0011]
Furthermore, there is no indication of means (for example, covering) that prevents the high temperature heat-resistant glass from being touched, other than notification that care is taken not to touch the high temperature heat-resistant glass.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention A heat-resistant glass on which the object to be heated is placed, and the object to be heated is provided through the heat-resistant glass provided at the lower part of the heat-resistant glass. heating A heating cooker having a heating means, a temperature measuring means for measuring the temperature of the heat-resistant glass, and a control means. Heating stop operation And the temperature falling slope of the temperature measuring means when the object to be heated is still placed is previously input to the control means, Object to be heated The Removal When the temperature measuring means detects the temperature falling gradient and calculates the difference, the temperature measuring means measures the temperature of the heat-resistant glass by determining whether or not the object to be heated has been removed. And a heating cooker as a means for determining whether or not to be heated did.
[0013]
According to the above invention, Temperature measurement means Heat resistant glass It measures temperature and also serves as a means for determining the presence or absence of an object to be heated. it can.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention includes a heat-resistant glass on which an object to be heated is placed, a heating unit that is provided at a lower portion of the heat-resistant glass and that heats the object to be heated via the heat-resistant glass, and a temperature measurement that measures the temperature of the heat-resistant glass. And a cooking device having a control means. When the heat-stopping operation of the cropping part is performed and the heat-resistant glass is above a predetermined temperature when the heated object is removed, a warning is given by sound. Control The temperature falling slope of the temperature measuring means when the heating part operation is stopped and the object to be heated is placed is input to the control unit in advance, and the temperature when the object to be heated is removed. The temperature measuring means measures the temperature of the heat-resistant glass by determining whether or not the object to be heated has been removed by detecting the temperature falling gradient in the measuring means and calculating the difference. What
[0015]
The temperature measuring means measures the temperature of the heat-resistant glass and also serves as a heated object presence / absence determining means, and can be realized with a low cost and a simple configuration.
[0016]
further, In a heating cooker having a heat-resistant glass on which an object to be heated is placed, a heating unit that is provided below the heat-resistant glass and that heats the object to be heated via the heat-resistant glass, and a control unit, A high-temperature display part is provided at the center, the high-temperature display part of the heat-resistant glass is formed into a concave shape, a thermochromism material is added to the recessed part of the concave shape, and when the heat-resistant glass is at a high temperature The thermochromism material of the high-temperature display part of the heat-resistant glass is a letter or picture in red and urges high temperature attention and a lid is added. When the lid is provided with a window and covers the heat-resistant glass The high temperature display portion can be seen from the window and the high temperature heat-resistant glass is not touched.
[0017]
And since it is displayed at a high temperature in the heating zone which is the highest temperature of the heat-resistant glass, attention can be drawn and it is safe without touching the high-temperature heat-resistant glass by covering. In addition, it is convenient because it is possible to determine whether or not the temperature is safe during storage.
[0018]
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol was described to the same component as the prior art example.
[0019]
Example 1
FIG. 1 is an external view of a cooking device according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is a sectional view of the cooking device. FIG. 3 is a control circuit block of the cooking device.
[0020]
In the figure, the heating cooker has a configuration in which an upper case 21 and a lower case 22 are combined. The upper case 21 has a recess 24 having an opening 23 at the bottom, a heat-resistant glass 5 on which a heated object 18 bonded to the recess with an adhesive 7 is placed, a heating start button 14 and a heating stop on the side surface. And an operation unit 13 including buttons 15 and the like.
[0021]
The lower surface case 22 is provided immediately below the heat-resistant glass 5 and has a stove unit 9 (heating unit) including a lamp heater 12 that radiates infrared rays as a heating unit and a temperature sensor 25 as a temperature measurement unit, and the lower surface case 22. The upper part of the stove part and the spring sensor A10 that urges the temperature sensor 25 to abut against the heat-resistant glass 5 are provided.
[0022]
In this embodiment, the temperature sensor 25 is provided inside the stepped guide tube 26 so as to come into contact with the heat-resistant glass 5 by a spring spring B27. The size of the heat-resistant glass 5 is larger than the size of the stove 9. Therefore, the heat-resistant glass 5 includes a heating zone 3 that is directly heated by the stove 9 and a non-heating zone 4 that is not directly heated.
[0023]
Further, in the present embodiment, a pair of light emitting elements 28 and a light receiving device are used as a heated object presence / absence determining means for detecting the presence or absence of the heated object 18 at a position above the heat-resistant glass 5 inside the recess 24 provided in the upper surface case 21. An element 29 is provided oppositely. Reference numeral 33 denotes a microcomputer (hereinafter referred to as a microcomputer) as control means.
[0024]
The operation of the configuration shown in FIGS. 1 to 3 will be described. When the heating cooker presses the heating start button 14 and starts energization, a plurality of lamp heaters 12 inside the heating unit 9 generate heat as a heating means to heat the heat-resistant glass 5 immediately above and transmit the heated object such as a pan. 18 is heated by conduction and radiation. At this time, the temperature of the heat-resistant glass 5 is 350 ° C. to 450 ° C. although it varies depending on the shape and material of the bottom of the object to be heated. When the heating is finished, pressing the heating stop button 15 turns off the plurality of lamp heaters 12 in the heating unit 9, but the operation functions of the light emitting element 28, the light receiving element 29, and the temperature sensor 25 remain ON.
[0025]
Therefore, when the heating stop button 15 is pressed to finish heating and the article 18 to be heated is removed from the surface of the heat-resistant glass 5, the temperature of the high-temperature heat-resistant glass 5 is detected by the temperature sensor 25 as temperature measuring means and from the light emitting element 28. The light passes through the small hole A30 and is received through the small hole B31 of the light receiving element 29, and the buzzer 32 of the control circuit is turned on to emit a warning sound.
[0026]
If the alarm is made while the warning sound is emitted, when the temperature sensor 25 detects that the temperature of the heat-resistant glass 5 has decreased to 60 ° C. to 75 ° C., the buzzer 32 of the control circuit is turned off and a warning is given. Will end. This temperature is a level at which it feels hot without touching even if it is touched for a short time. Usually, it takes about 30 minutes from the end of heating until the temperature of the heat-resistant glass 5 drops to 60 ° C to 75 ° C.
[0027]
The predetermined temperature for stopping the alarm is set so as not to exceed any one of 60 to 75 ° C. When the temperature is 75 ° C. or higher, it is too hot when touched, and stops when the temperature is lower than 60 ° C. This is because it takes too much time to be practical. Of course, the temperature of the heat-resistant glass 5 is not limited to this temperature when taking means such as forced cooling.
[0028]
In addition, when the heating stop button 15 is pressed and heating is finished and the object 18 is removed from the surface of the heat-resistant glass 5, a warning is given by sound, whereas the object 18 is removed from the surface of the heat-resistant glass 5 during heating. Even if it does, the buzzer 32 does not warn. This is because the plurality of lamp heaters 12 in the heating unit 9 generate heat and emit infrared rays, and thus it is clear that they are in operation and do not touch the heat-resistant glass, and it is determined that the heating is continued. Because. That is, at this time, if the buzzer 32 warns in the same manner as described above, the usability deteriorates.
[0029]
Further, even when the heating start button 14 is pressed and energization is started without placing the object to be heated 18 (blowing), by pressing the heating stop button 15, the buzzer 32 of the control circuit is turned on in the same manner as described above. You will be warned with a sound.
[0030]
On the control circuit, the temperature sensor 25, the light emitting element 28, the light receiving element 29, and the buzzer 32 start to operate when the heating stop button 15 is pressed to turn off the heating means to end the heating. Good.
[0031]
At this time, the warning sound by the buzzer 32 has been described, but it may be a means of playing a sound that is hot or playing a melody.
[0032]
In the present embodiment, the term “after heating” refers to the case where the heat-resistant glass 5 is at a high temperature when the heating means (lamp heater 12) is turned off and the object 18 is removed (the same applies to the following embodiments).
[0033]
As described above, according to the first embodiment, (1) the temperature of the heat-resistant glass and the presence / absence of the object to be heated can be reliably detected by the temperature sensor and the pair of light emitting / receiving elements incorporated in the stove. (2) When the heating stop operation is performed after heating and the object to be heated is removed, the heat-resistant glass warns with a sound that the temperature is high. It becomes. (3) When an unidentified infant approaches the cooking device, a person with separation (for example, a parent) can be careful.
[0034]
(Example 2)
The heating cooker according to the second embodiment of the present invention is exactly the same as the configuration of the first embodiment (FIGS. 1, 2, and 3), and the control software is different.
[0035]
When the heating stop button 15 is pressed to finish heating and the heated object 18 is removed from the surface of the heat-resistant glass 5, a warning is given by the sound of the buzzer 32. When the heated object 18 is removed without operating the microcomputer 33, the microcomputer 33 detects this, and the heat-resistant glass 5 is above the predetermined temperature, but the sound of the buzzer 32 is not warned. This is troublesome if (1) the heated object 18 is removed and the contents are added, or when the heated object 18 is changed to another heated object 18 or the like, a warning is given by the sound of the buzzer 32 each time. (2) This is because the plurality of lamp heaters 12 inside the stove unit 9 generate heat and emit infrared rays, so that it is clear that the heating operation is being performed and the heat-resistant glass 5 is not touched. That is, it is easy to use because it is determined to be a continuous heating operation.
[0036]
As described above, according to the second embodiment, (1) in order to cope with the software of the microcomputer, the usability is improved without increasing the cost.
[0037]
Example 3
FIG. 4 is an external view of the lid of the heating cooker according to the third embodiment of the present invention. Moreover, FIG. 5 is sectional drawing when the lid | cover of the same heating cooker is carried out.
[0038]
In the figure, the heating cooker has a configuration in which the upper case 21 and the lower case 22 are combined as in the first and second embodiments, and a lid 34 is added to cover the upper case 21 and the heat-resistant glass 5. It is.
[0039]
That is, the lid 34 includes a shield 35 that shields light from the light emitting element 28 on the inside, and a plurality of small holes 36 on the upper surface so that hot air from the heat-resistant glass 5 can be taken out. In addition, a heat insulating member plate 37 having a smaller diameter than the shield 35 is provided inside the lid 34.
[0040]
As described above, according to the third embodiment, (1) by covering the heat-resistant glass, the warning sound is stopped and the high-temperature heat-resistant glass is not touched. (2) The lid has a configuration in which the radiant heat from the high-temperature heat-resistant glass is difficult to be transmitted, so that the lid becomes safer.
[0041]
(Example 4)
FIG. 6 is a cross-sectional view of the heating cooker when the lid of Example 4 of the present invention is covered. Moreover, Fig.7 (a) is an external view of the heating cooker when the lid | cover of another Example is carried out, (b) is principal part sectional drawing of the cooker.
[0042]
The cooking device of the fourth embodiment is the same as that of the third embodiment (FIGS. 4 and 5), and causes the operation to stop heating when the lid 34 is put on.
[0043]
A magnet 38 is provided inside the lid 34, a reed switch 39 is provided inside the upper surface case 21 corresponding to the lid 34, and the magnet 38 and the lead are formed when the lid 34 is covered so as to cover the upper surface case 21 and the heat-resistant glass 5. The switch 39 performs a corresponding operation and performs a heating stop operation.
[0044]
This is similar to Examples 1, 2, and 3, when the heating stop button 15 is pressed to finish heating and the object 18 is warned by the sound of the buzzer 32 when the object 18 is removed from the heat-resistant glass 5 surface, When the heated object 18 is removed without operating the heating stop button 15 of the operation unit 13 during or after heating, the microcomputer 33 detects this, and the buzzer 32 sounds when the heat-resistant glass 5 is above a predetermined temperature. Is not warned. Then, as in Example 3, the lid 34 is covered so as to cover the heat-resistant glass 5 to stop the warning sound and prevent the high-temperature heat-resistant glass 5 from being touched, thereby further improving safety.
[0045]
That is, since the plurality of lamp heaters 12 inside the stove unit 9 generate heat and emit infrared rays, the object to be heated 18 is removed without pressing the heating stop button 15 of the operation unit 13 during the heating operation, and the lid is accidentally closed. In this case, the lid 34 is prevented from being burned out, and the contact circuit of the reed switch 39 is turned off by the magnet 38 and the plurality of lamp heaters 12 inside the stove 9 are turned off. That is, a heating stop operation is performed.
[0046]
Furthermore, as another embodiment, when the lid 34 is provided so as to cover the upper case 21 and the heat-resistant glass 5 with the projection boss 40 inside the lid 34, the projection boss 40 inside the lid 34 heats the operation unit 13. Since the stop button 15 is pressed and the plurality of lamp heaters 12 inside the stove unit 9 generate heat and emit infrared rays, the heating object 18 is not heated without stopping the operation unit 13 during the heating operation. If the cover 34 is removed by mistake, the cover 34 is prevented from burning out.
[0047]
As described above, according to the fourth embodiment, (1) the structure is such that the heating is stopped by closing the lid, and the safety is further improved. (2) The structure for stopping the heating operation by applying a lid is electrical, and the dimensional accuracy in the structure may be rough and reliable.
[0048]
(Example 5)
Embodiment 5 of the heating cooker according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0049]
In this embodiment, a lid 34 that covers the upper case 21 and the heat-resistant glass 5 is added to the first embodiment.
[0050]
That is, the lid 34 includes a shield 35 that shields light from the light emitting element 28 on the inside, and a plurality of small holes 36 on the upper surface so that hot air from the heat-resistant glass 5 can be taken out. In addition, a heat insulating member plate 37 having a smaller diameter than the shield 35 is provided inside the lid 34.
[0051]
According to the fifth embodiment, (1) the temperature measuring means for measuring the temperature of the heat-resistant glass is measured, the presence / absence of an object to be heated is determined by the light emitting element and the light receiving element, and the heating is stopped after heating. When the object is removed, the heat-resistant glass is warned by a sound and the user can be alerted by applying a lid, and it is safe without touching the high-temperature heat-resistant glass. (2) The lid has a structure in which the radiant heat from the high-temperature heat-resistant glass is less likely to be transmitted, and is safer.
[0052]
(Example 6)
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of the temperature sensor portion of the heating cooker according to the sixth embodiment of the present invention.
[0053]
Although it is the same structure as Example 1 (FIGS. 1, 2, and 3), the main point is the temperature sensor 25 as a temperature measurement means which measures the temperature of the heat-resistant glass 5. FIG.
[0054]
As a conventional example of this type of heating cooker, as shown in FIG. 23, a rod-like thermal expansion type temperature sensor 19 is provided in the heating unit 9 immediately below the heat-resistant glass 5 in parallel with the heat-resistant glass 5 ( If the heat-resistant glass 5 is not lower than the predetermined temperature, the display lamp 17 blinks, and if the heat-resistant glass 5 is lower than the predetermined temperature, the display lamp 17 is stopped. On the other hand, in the series described above as well as the present invention, the temperature sensor 25 as a temperature measuring means for measuring the temperature of the heat-resistant glass 5 directly contacts the heat-resistant glass 5 and detects the temperature. It is.
[0055]
This solves the poor responsiveness which is a problem of the conventional example. That is, the thermal expansion type temperature sensor 19 detects the temperature of the heat-resistant glass 5 with a time delay, and does not necessarily detect the temperature of the heat-resistant glass 5 accurately.
[0056]
Accordingly, there is a considerable temperature range for the expression that the heat-resistant glass 5 is equal to or lower than the predetermined temperature, and the variation is large for each cooking device. On the other hand, in the present invention, as shown in FIG. 8, the temperature sensor 25 is housed in a stainless steel material 41 and has a built-in high-temperature high-responsive thermistor 42. Thus, the temperature of the heat-resistant glass 5 can be accurately detected. The guide tube 26 is made of an aluminum material that has been treated to reflect infrared rays, and the temperature sensor 25 reflects the high-temperature heat from the lamp heater 12 to reduce heat absorption. If the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher, a warning by sound is notified, and if the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or lower, the warning by sound is stopped.
[0057]
As described above, according to the sixth embodiment, (1) the temperature measurement means is configured to directly contact the heat-resistant glass and detect the temperature, and has high accuracy. (2) There is little variation for each cooking device.
[0058]
(Example 7)
The cooking device according to the seventh embodiment of the present invention has the same configuration as that of the first embodiment and will be described with reference to FIGS.
[0059]
The difference from the first embodiment is that a warning sound is arbitrarily stopped in addition to stopping the warning sound by putting the lid 34 on.
[0060]
That is, the microcomputer 33 has a storage unit, and is configured to be able to cancel the warning sound by performing a heating stop operation that matches the content stored in the storage unit. (1) The object to be heated after heating If 18 is removed and, for example, the heating stop button 14 of the operation unit 13 is continuously pressed for 2 seconds or more, the warning sound is generated but the warning sound can be canceled. (2) When the object to be heated 18 is removed after heating and the heating stop button 14 of the operation unit 13 is pressed twice or more, the warning sound is generated but the warning sound can be released.
[0061]
In other words, this kind of heating cooker warns with sound when the heat-resistant glass 5 is hot, so that an unidentified infant or child touches the high-temperature heat-resistant glass 5 to avoid burns. This is to call attention to parents. Then, the lid 34 is provided for further safety. However, when using it in a family of only adults without infants, it should be noted that after heating it is immediately known that the temperature is high due to the radiant heat from the heat-resistant glass 5, and this kind of heating is used in households of such a family structure. When using a cooker, the warning sound to call attention may be simple, and it may feel awkward if you use it. Therefore, a warning sound is being generated, but it can be canceled by means other than the lid 34.
[0062]
As described above, according to the seventh embodiment, (1) by adding software for canceling the warning sound to the microcomputer, it can be used conveniently so that it does not feel noisy due to the surrounding situation. (2) It can be realized at low cost.
[0063]
(Example 8)
FIG. 9 is an external view of a heating cooker according to the eighth embodiment of the present invention. Moreover, FIG. 10 is principal part sectional drawing of the heating cooker. FIG. 11 is a control circuit block diagram of the cooking device.
[0064]
The configuration is the same as that of the first embodiment and the difference is that the operation unit 13 includes a lamp 51 as a high temperature display means. Here, a description will be given based on FIGS.
[0065]
That is, the means for detecting that the object to be heated 18 has been removed from the surface of the heat-resistant glass 5 is the same as in the first embodiment, and the temperature sensor 25 as the temperature measuring means for measuring the temperature of the heat-resistant glass 5 is used as the high-temperature display means. The lamp 43 and the buzzer 32 as warning sound generating means are operated.
[0066]
When the heating stop button 15 of the operation unit 13 is pressed after heating, the high temperature display unit blinks with the lamp 43, whereas the buzzer 32 as a warning sound generating unit operates to stop the heating of the operation unit 13 after heating ( When the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher when the object to be heated 18 is removed, a warning is given by sound. A warning with flashing display and sound is stopped.
[0067]
In addition, with predetermined temperature, the temperature of the heat-resistant glass 5 shall be 60 to 75 degreeC. This temperature is a level at which it feels hot without touching even if it is touched for a short time. In addition, the predetermined temperature at which the alarm is stopped is set so as not to exceed any one of 60 to 75 ° C. When the temperature is 75 ° C. or higher, it is too hot when touched, and stops when the temperature is lower than 60 ° C. This is because it takes too much time to be practical.
[0068]
As described above, according to the eighth embodiment, when the heating stop operation is performed, the lamp is immediately blinked and displayed, and when the object to be heated is removed, the heat-resistant glass is at a high temperature by immediately warning with a sound. You can draw more attention to this.
[0069]
Example 9
FIG. 12 is an external view of a heating cooker according to the ninth embodiment of the present invention. Moreover, FIG. 13 is principal part sectional drawing when the lid | cover of the same heating cooker is carried out.
[0070]
The operation unit 13 is provided in the upper case 21 based on the eighth embodiment, and a lamp 43 as a high temperature caution display means is provided in this portion, which will be described with reference to FIGS.
[0071]
That is, the upper surface case 21 includes the heat-resistant glass 5 provided in the center portion of the upper surface and the operation unit 13 provided in a part of the outer peripheral gradient portion. The operation unit 13 includes a heating start button 14, a heating stop button 15, and a high temperature caution display means. This gradient 44 is for avoiding that the heating start button 14 and the heating stop button 15 of the operation unit 13 and the lamp 43 as the high temperature display means hit when the lid 34 is covered so as to cover the upper case 21 and the heat-resistant glass 5. .
[0072]
The high temperature display means is operated by the temperature sensor 25, detects the temperature of the heat-resistant glass 5 after heating, starts blinking if the temperature is high, and blinks when a temperature at which there is no risk of burns even if the heat-resistant glass 5 is touched is detected. Is to stop.
[0073]
At this time, the warning by sound is the same as in Example 5, and when the heating stop button 15 is pressed after heating and the object 18 is removed, the light receiving element 29 detects the light from the light emitting element 28 and the temperature of the heat resistant glass 5 is high. Then, a warning is started by a buzzer 32 sound of a control circuit (not shown), and the warning by sound is stopped when a temperature at which there is no risk of burns even if the heat-resistant glass 5 is touched is detected.
[0074]
That is, the lamp 43 as the high temperature display means blinks when the heating stop button 15 is pressed after heating, but the warning due to the buzzer 32 sound is more than when the heating stop button 15 is pressed after heating and the object to be heated 18 is removed. It is something to call, and it is easy to use and considers safety.
[0075]
Further, the cover 34 covers the upper case 21 and the heat-resistant glass 5 so that the high-temperature heat-resistant glass 5 is not touched.
[0076]
As described above, according to the ninth embodiment, (1) attention can be drawn by a high-temperature caution display near the cooking device, and attention can be drawn by a sound warning when leaving the cooking device. It is. (2) It can be recognized that both the auditory sense and the visual sense that the heat-resistant glass is high temperature, and it is safe without touching the high-temperature glass by covering.
[0077]
(Example 10)
FIG. 14 is a characteristic diagram of the temperature sensor 26 of the cooking device according to the tenth embodiment of the present invention.
[0078]
The configuration is the same as that of the first embodiment, and the difference is that the heated object presence / absence determining means is used to determine whether or not the heated object 18 is placed on the heat-resistant glass 5 by the light emitting and receiving elements. The falling gradient of the temperature sensor 25 as a measuring means is detected, and it is determined whether or not the object to be heated 18 is placed on the heat-resistant glass 5.
[0079]
Hereinafter, this embodiment will be described with reference to FIGS. The heating cooker has a configuration in which an upper surface case 21 and a lower surface case 22 are combined, and the upper surface case 21 has a concave portion 24 having an opening 23 at the bottom, and a heat-resistant glass 5 on which an object to be heated 18 is placed 7 The lower surface case 22 is provided directly below the heat-resistant glass 5 and includes a stove unit 9 (heating unit) including a lamp heater 12 that emits infrared rays as a heating unit and a temperature sensor 25 as a temperature measurement unit. It has a configuration with. Further, a temperature sensor 25 as temperature measuring means is provided inside the stepped guide tube 26 so as to come into contact with the heat resistant glass 5 by a spring spring B27.
[0080]
In the above configuration, the temperature sensor 25 has the following two functions. (1) Temperature detection of the heat-resistant glass 5 after heating. (2) Both are detection of the temperature at which there is no risk of burns even if the heat-resistant glass 5 is touched. Both of them detect the sound when the buzzer 32 of the control circuit (not shown) is operated and the temperature is higher than a predetermined temperature. A warning is given, and if the temperature is lower than a predetermined temperature, the warning by sound is stopped.
[0081]
The present invention adds a third function.
That is, as shown in FIG. 14A, after the heating, the heating stop button 15 of the operation unit 13 is pressed and the temperature falling gradient of the temperature sensor 25 when the object to be heated 18 is placed is measured in advance. Input to 33. Next, as shown in FIG. 14B, the temperature falling gradient is detected by the temperature sensor 25 when the heated object 18 is removed. At this time, if it is the same as that previously input to the microcomputer 33, it is determined that the object to be heated 18 is on the heat-resistant glass 5, and no warning by sound is given. On the other hand, if it is different from the one previously input to the microcomputer 33, it is determined that the object to be heated 18 has been removed from the heat-resistant glass 5, and a warning is given by sound.
[0082]
That is, when the heating stop button 15 of the operation unit 13 is pressed and the object to be heated 18 is removed after heating, if the temperature is equal to or higher than a predetermined temperature, a warning is given by sound. This is realized by the sensor 25.
[0083]
As described above, according to the tenth embodiment, (1) the temperature sensor as the temperature measuring means detects the temperature of the heat-resistant glass above and below the temperature, and also serves as a heated object presence / absence determining means. Is very simple. (2) One temperature sensor has three functions and can be realized at low cost.
[0084]
(Example 11)
FIG. 15: is an external view of the heating cooker of Example 11 of this invention. Moreover, Fig.16 (a) is sectional drawing of the same heating cooker. Moreover, FIG.16 (b) is a pictorial diagram of the high temperature display part of the heating cooker.
[0085]
In the figure, the heating cooker has a configuration in which an upper case 21 and a lower case 22 are combined. The upper case 21 has an opening 23 at the bottom and is formed by attaching a heat-resistant glass 5 on which an object to be heated 18 is placed and bonding the adhesive with an adhesive 7. The lower surface case 22 is provided immediately below the heat-resistant glass 5 and is provided between the lower surface case 22 and the stove unit 9, which incorporates a lamp heater 12 that radiates infrared rays as heating means. The upper part of the stove part is provided with a spring spring A10 that urges the heat-resistant glass 5 to abut. 46 (a) is a cooling fan, and 46 (b) is a wind receiving plate that is easy to receive wind from the cooling fan.
[0086]
Then, a high temperature display portion 47 is provided at a substantially central portion of the heat-resistant glass 5, and a thermochromism material (temperature indicating paint) 48 is added thereto. The high temperature display portion 47 emits infrared rays as a heating means inside the stove portion 9. A guide tube 49 is provided to shield high-temperature heat from the radiating lamp heater 12, and one upper surface of the guide tube 49 comes into contact with the high-temperature display portion 47 from the back surface of the heat-resistant glass 5 and the other is opened. . At this time, the guide tube 49 is integrated with the stove 9.
[0087]
The guide tube 49 is made of an aluminum material that has been treated to reflect infrared rays, and reflects heat at a higher temperature than the lamp heater 12 to reduce heat absorption. Further, the wind of the cooling fan 46 (a) is convected well by the wind receiving plate 46 (b) that opens the other and faces the inside of the guide tube 49, thereby cooling the high temperature display portion 47. Thus, conventionally, the central portion of the heat-resistant glass 5 has a high temperature, and even if the thermochromic material 48 for high temperature is used, it cannot withstand the temperature. However, the configuration of this embodiment enables this.
[0088]
That is, the size of the heat-resistant glass 5 is larger than the size of the stove part 9 and is composed of the heating zone 3 that is directly heated by the stove part 9 and the non-heating zone 4 that is not directly heated. No. 47 can be provided at the substantially central portion of the heating zone 3 where the temperature is highest.
[0089]
The operation of the configuration shown in FIGS. 15 to 16 will be described. When the heating cooker starts energization by pressing the heating start button 14, the plurality of lamp heaters 12 inside the heating unit 9 generate heat to heat the heat-resistant glass 5 immediately above and transmit the heated object 18 such as a pan and the like. And heated by radiation. At this time, although the temperature of the heat-resistant glass 5 varies depending on the shape and material of the bottom of the article 18 to be heated, it is 350 ° C. to 450 ° C. However, the high temperature display portion 47 in the substantially central portion is Since it is cooled, it is 100 ° C. to 120 ° C.
[0090]
When the heating is completed, the plurality of lamp heaters 12 in the heating unit 9 are turned off by pressing the heating stop button 15. At this time, when the object to be heated 18 is removed from the heat-resistant glass 5, the high-temperature display portion 47 in the substantially central portion of the heat-resistant glass 5 has a thermochromism material (indicating temperature paint) 48 in red and characters or pictures 48a (here, a handprint as an example) It is possible to call attention because it is clearly indicated by a socially recognized mark with a diagonal bar added to
[0091]
And the thermochromism material (indication paint) 48 of the high temperature display part 47 returns to the original white color when the temperature of the heat-resistant glass 5 is lowered to about 40 ° C. At this time, as an example of experimental data, when the temperature of the high temperature display portion 47 is 40 ° C., the heat-resistant glass 5 of the other portions excluding the high temperature display portion 47 is about 70 ° C. It can be a level that feels hot without touching even if touched.
[0092]
As described above, according to Example 11, (1) it is most easily understood by providing the high temperature display portion in the heating zone where the heat-resistant glass is the highest temperature. (2) The thermochromism material is clearly indicated by red characters or pictures and can be realized at the lowest cost.
[0093]
(Example 12)
FIG. 17: is sectional drawing of the heating cooker of Example 12 of this invention.
[0094]
The configuration is the same as that of the twelfth embodiment. The difference is that the portion of the high temperature display portion 47 in the substantially central portion of the heat-resistant glass 5 has a concave shape 50 in a circle shape, and a thermochromism material (indicating temperature paint) 48 is added to the concave portion of the concave shape 50, and the heated object 18 A structure that will not rub and disappear.
[0095]
As described above, according to the twelfth embodiment, the red character or the picture clearly displayed by the thermochromism material does not disappear even if it is used for a long time.
[0096]
(Example 13)
FIG. 18: is an external view of the lid | cover of the heating cooker of Example 13 of this invention. FIG. 19 is a cross-sectional view when the heating cooker is covered.
[0097]
The configuration is the same as that of the twelfth embodiment, and the difference is that a lid 51 is provided so as to cover the heat-resistant glass 5.
[0098]
In other words, the heating zone 3 having the highest temperature of the heat-resistant glass 5 is provided with a high temperature display portion 47, and a thermochromism material (indicating paint) 48 is clearly indicated by red letters or pictures, and a lid 51 is provided to facilitate attention. The heated object 18 is removed after heating to make it difficult to touch the high-temperature heat-resistant glass 5.
[0099]
The lid 51 is provided with a window 52 at a substantially central portion, and the window 52 corresponds to the high-temperature display portion 47 of the heat-resistant glass 5 when the lid 51 is covered with the heat-resistant glass 5. The characters or pictures of the thermochromic material (temperature indicating paint) 48 are made visible. In addition, a plurality of small holes 53 are provided on the outer peripheral portion of the window 52 to extract hot air from the heat-resistant glass 5 immediately below.
[0100]
Further, a heat insulating member plate 55 having a hole 54 having the same diameter as that of the high temperature display portion 47 is provided in the inside of the lid 51 at a substantially central portion.
[0101]
In the above configuration, when the thermochromism material (temperature indicating paint) 48 of the high-temperature display unit 47 drops in temperature and returns to white, it is stored with a lid 51. Alternatively, when a little time has passed after heating and the temperature of the heat-resistant glass 5 is lower than that immediately after heating, it is confirmed that the thermochromism material (temperature indicating paint) 48 has returned to white through the window 52 and through the window 52. Can be stored.
[0102]
As described above, according to the thirteenth embodiment, (1) it is safe not to touch the high-temperature heat-resistant glass by covering the red character or picture with the thermochromism material, but also by covering. . (2) Since the lid can be formed after heating, it is safer, and it is convenient because it can be determined whether or not the temperature is acceptable during storage.
[0103]
(Example 14)
Fig.20 (a) is an external view of the grilled half of the heating cooker of Example 14 of this invention. Moreover, FIG.20 (b) is sectional drawing of the grilled half of the same heating cooker. Moreover, 21 is principal part sectional drawing when a grilled half is mounted in the heating cooker.
[0104]
The configuration is the same as that of the first embodiment, and the difference is that a grilled half 56 is added.
[0105]
This will be described with reference to FIGS. When the heating stop button 15 is pressed to finish heating and the object to be heated 18 is removed from the surface of the heat-resistant glass 5, the temperature of the heat-resistant glass 5 is detected by the temperature sensor 25 and light from the light emitting element 28 is transmitted through the small hole A30. If light is received through the small hole B31 of the element 29 and the heat-resistant glass 5 is above a predetermined temperature, a warning is given by the buzzer 32 sound of the control circuit. Thus, attention can be drawn so as not to touch the high-temperature heat-resistant glass 5.
[0106]
On the other hand, it is easy to use and improves the safety when heating a glass on the heat-resistant glass 5.
[0107]
In other words, the grille 56 has a circular shield 57 having a circular shape and an upper surface arranged vertically or horizontally with a wire or the like at a certain interval and also serving as a leg on the outer periphery. At the time of grilling, the grilled trout 56 is placed on the heat-resistant glass 5 and the ingredients 58 (for example, bread, rice cake, etc.) are placed on the grilled trough 56 and heated. Even if the heating stop button 15 is pressed and the food 58 on the grill 56 is removed, the light from the light emitting element 28 is shielded by the ring-shaped shield 57 that also serves as a leg, so that the heat-resistant glass 5 surface It is determined that the object to be heated 18 is placed, and the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher, but the buzzer 32 of the control circuit is not operated, so that no warning is given by sound. This is a solution to the problem of annoying usability when warning is given by sound when grilling on the grilled grill 56 one after another. At this time, since the grilled grime 56 is placed on the heat resistant glass 5, the high temperature heat resistant glass 5 is not touched.
[0108]
On the other hand, when the heat stop button 15 of the operation unit 13 is pressed and the grille 56 is removed after heating the grille, if the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher, a warning is given.
[0109]
Now, suppose that the case where baked sweetfish in each home is used is explained. When the heating stop button 15 of the operation unit 13 is pressed after the grilled bread is heated and the food on the grilled bread is removed, the temperature of the heat-resistant glass 5 is instantly measured. 25, and the light from the light emitting element 28 passes through the small hole A30 and is received through the small hole B31 of the light receiving element 29, so that the heat-resistant glass 5 is at a predetermined temperature or higher and the buzzer 32 sounds in the control circuit. This can be a warning and is uncomfortable.
[0110]
As described above, according to the fourteenth embodiment, (1) not only the safety when heating an object to be heated such as a pan, but also the heating of the pottery by placing the ingredients on the roasting grits It has also improved safety. (2) Ami-yaki heating with high safety and good usability can be realized.
[0111]
【The invention's effect】
As described above, according to the heating cooker of the present invention, the following effects can be obtained.
[0112]
( 1 ) The presence or absence of an object to be heated is calculated by a microcomputer by detecting the temperature falling gradient of the temperature sensor, and also serves to detect the temperature of the heat-resistant glass, and can be realized with a low cost and simple configuration.
[0113]
( 2 ) When the lid with a window is covered so that the heat-resistant glass with the high-temperature display part is covered, the high-temperature display part can be seen from the window, and it is displayed at the highest temperature in the heat-resistant glass heating zone. It is safe without touching the high-temperature heat-resistant glass. In addition, it is convenient because it is possible to determine whether or not the temperature is safe during storage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a heating cooker in Embodiment 1 of the present invention.
[Figure 2] Cross section of the cooking device
[Fig. 3] Control circuit block diagram of the heating cooker
FIG. 4 is an external view of a lid of a heating cooker in Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the heating cooker with a lid
FIG. 6 is a cross-sectional view of the cooking device according to the fourth embodiment of the present invention when the cooking device is covered.
FIG. 7A is an external view of a cooking device according to another embodiment.
(B) Main part sectional drawing when the lid of the cooking device is covered
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of a temperature sensor of a cooking device according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an external view of a heating cooker according to an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a sectional view of the main part of the heating cooker.
FIG. 11 is a control circuit block diagram of the cooking device.
FIG. 12 is an external view of a cooking device according to Embodiment 9 of the present invention.
FIG. 13 is a cross-sectional view of a main part when the heating cooker is covered.
FIG. 14 is a characteristic diagram of a temperature sensor of a cooking device according to Example 10 of the present invention.
FIG. 15 is an external view of a heating cooker according to an eleventh embodiment of the present invention.
FIG. 16 (a) Cross section of the cooking device
(B) Picture of the high temperature display section of the cooking device
FIG. 17 is a cross-sectional view of a heating cooker in Embodiment 12 of the present invention.
FIG. 18 is an external view of a lid of a heating cooker in Embodiment 13 of the present invention.
FIG. 19 is a cross-sectional view of the heating cooker with a lid
FIG. 20 (a) Appearance view of grilled grits in a heating cooker in Example 14 of the present invention.
(B) Cross-sectional view of grilled trout in the same cooking device
FIG. 21 is a cross-sectional view of a main part when grilled grits are placed on the heating cooker.
FIG. 22 is an external view of a conventional cooking device
FIG. 23 is a sectional view of the heating cooker.
[Explanation of symbols]
5 Heat resistant glass
9 Stove section
12 Heating element (heating means)
13 Operation unit
14 Heating start button
15 Heating stop button (heating stop operation)
18 Object to be heated
25 Temperature sensor (temperature measurement means)
28 Light-emitting element (means for determining presence or absence of heated object)
29 Light receiving element (means for determining presence / absence of heated object)
32 Buzzer (Warning sound generating means)
33 Microcomputer
34, 51 lid
43 Lamp
47 High temperature display
48 Thermochromism material
49 Guide tube
50 concave shape
52 windows
56 Grilled Ami
57 Shield
58 ingredients

Claims

A heat-resistant glass on which the object to be heated is placed, a heating means provided at a lower part of the heat-resistant glass for heating the object to be heated via the heat-resistant glass, a temperature measuring means for measuring the temperature of the heat-resistant glass, and a control In the heating cooker having a means, the control means performs a heating stop operation of the operation unit and removes the object to be heated, and warns with a sound when the heat-resistant glass exceeds a predetermined temperature In addition, the control means inputs the temperature falling gradient of the temperature measuring means when the operation unit stops heating and the object to be heated is placed on the control means in advance, When the object is removed, the temperature measuring means detects the temperature falling gradient and calculates the difference, thereby determining whether the object to be heated has been removed or not. Heating cooker was heated object presence determination means as well as measuring the temperature.

In a heating cooker having a heat-resistant glass on which an object to be heated is placed, a heating unit provided under the heat-resistant glass and heating the object to be heated through the heat-resistant glass, and a control unit, the control unit includes: When the heating stop operation of the operation unit is performed and the object to be heated is removed, and the heat-resistant glass exceeds a predetermined temperature, a warning is given with a sound, and a high-temperature display unit is provided at a substantially central portion of the heat-resistant glass. the provided, with the addition of thermochromic material before Symbol hot display unit, the one surface provided with a guide tube for the hot display unit inside the stove part to shield the high temperature heat than said heating means heat-resistant glass the present invention having an open contact other high temperature display unit, wherein the thermochromic material at a high temperature of heat-resistant glass is added to cover with explicit arouse hot note letters or pictures in red Those in heating cooker as configured for a lid to cover the heat-resistant glass provided with a window in the lid.

The cooking device according to claim 2, wherein the high-temperature display portion of the heat-resistant glass has a concave shape, and a thermochromic material is added to the concave portion of the concave shape.