JP3793251B2

JP3793251B2 - Endoscopic treatment tool

Info

Publication number: JP3793251B2
Application number: JP14697895A
Authority: JP
Inventors: 輝雄大内
Original assignee: ペンタックス株式会社
Priority date: 1995-06-14
Filing date: 1995-06-14
Publication date: 2006-07-05
Anticipated expiration: 2021-07-05
Also published as: JPH08336542A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、内視鏡挿入部の処置具挿通チャンネル内に進退自在に挿通される可撓軸を有する内視鏡用処置具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内視鏡用処置具は一般に、内視鏡の処置具挿通チャンネル内に進退自在に挿通して使用され、処置具挿通チャンネル内に挿通される部分が可撓性のある可撓軸によって形成されていて、その可撓軸の先端部分に先端処置片が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
そのような従来の処置具で患部を狙撃すると、図１６に示されるように、処置具の可撓軸９１の先端部分が内視鏡９２の処置具挿通チャンネル９３から患部に対して真っ直ぐに突き出される。したがって、内視鏡９２の正面に位置させることのできない患部Ａ等に対しては、正確な処置を行うことができない。
【０００４】
そこで、可撓軸の湾曲部内に位置する部分に予め曲がり癖を形成して、その曲がり癖が湾曲部の曲がりに沿うことによって可撓軸の方向性が規制されるようにすると共に、その可撓軸の先端部分を曲がり癖部の延長方向とは異なる方向に曲げて、先端処置片が所望の方向に向くようにしたものもある（実公平１−１５３６２号）。
【０００５】
しかし、内視鏡と患部との間の距離が標準的な場合より遠くなるような条件下では、処置具を内視鏡から余分に突出させる必要がある。すると、可撓軸の曲がり癖のついた部分が内視鏡から突出されて、処置具の先端処置片が予定しない方向に進んでいってしまい、目標とする患部を正しく狙撃することができない場合がある。
【０００６】
そこで本発明は、簡単な構造で患部を容易に正面から狙撃することができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具は、遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部内を通るように配置された処置具挿通チャンネル内に進退自在に挿通して使用され、上記処置具挿通チャンネル内に挿通される部分が可撓性のある可撓軸によって形成されてその可撓軸の先端部分に先端処置片が設けられた内視鏡用処置具において、上記可撓軸の上記湾曲部内に位置する部分を、所定方向に曲がり易い特性を有する指向性曲がり容易部に形成すると共に、上記先端処置片を、上記指向性曲がり容易部の曲がり易い方向と所定の関係を有する方向に曲げて上記可撓軸の先端に取りつけたことを特徴とする。
【０００８】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。
図１は、本発明の第１の実施例の内視鏡用処置具１０の先端部分を示しているが、内視鏡用処置具１０は、図２に示されるように、内視鏡１の処置具挿通チャンネル２内に進退自在に挿通されて使用される。
【０００９】
内視鏡用処置具１０は、先端処置片１１と手元側の操作部１２との間を可撓軸１３によって連結して構成されていて、先端処置片１１の開閉等の動作を、操作部１２側からの遠隔操作によって行わせることができる。
【００１０】
可撓軸１３は、ほぼ全長にわたって、細いステンレス鋼線を同一径に密着巻きしたいわゆる密着巻きコイルによって形成されており、内視鏡挿入部１内に挿通配置された処置具挿通チャンネル２内に進退自在に挿通して使用される。
【００１１】
内視鏡挿入部３の先端部分には、操作部８からの遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部４が形成されている。そして、処置具挿通チャンネル２の先端部分は湾曲部４内を通って、その出口は、湾曲部４の先端に連結された先端部本体５に形成されている。６は、操作部８に設けられた処置具挿通チャンネル２の入口である処置具挿入口、７は湾曲操作ノブである。
【００１２】
この実施例においては内視鏡用処置具１０は生検鉗子であり、図１に示されるように、先端処置片１１部分には、リンク機構１１ａによって開閉される一対の鉗子カップ１１ｂが設けられている。そして、可撓軸１３内には、リンク機構１１ａを動作させるために操作部１２側から進退操作される処置片操作ワイヤ１６が、全長にわたって進退自在に挿通されている。
【００１３】
可撓軸１３の全長は３０〜２００ｃｍ程度であるが、使用時に内視鏡の湾曲部４内に位置する先端側の部分には、所定方向に曲がり易い特性を有する指向性曲がり容易部１４が形成されている。その長さは例えば５〜２０ｃｍである。
【００１４】
この実施例においては、例えば図３又は図４に示されるように、可撓軸１３を形成するステンレスコイルの一側面が肉薄に切削されていて、指向性曲がり容易部１４が、他の方向に比べてその肉薄方向にのみ容易に曲がることができる。
【００１５】
その結果、図２に示されるように、内視鏡の湾曲部４が曲げられている状態で処置具挿通チャンネル２内に処置具１０を通したり、処置具挿通チャンネル２内に処置具１０が通された状態で湾曲部４を曲げると、可撓軸１３の湾曲部４内に位置する部分が湾曲部４の曲がりに沿って曲がるが、その際に、指向性曲がり部１４が所定の曲がり易い方向に曲がるように可撓軸１３が軸回りに回転をする。
【００１６】
したがって、処置具１０が処置具挿通チャンネル２内にどのような向きに挿入されていても、湾曲部４内を通過することによって、処置具１０は予め予定された所定の向きになって先端部本体５から突出される。
【００１７】
そして、指向性曲がり容易部１４は自然状態では真っ直ぐなので、その先端側の部分が湾曲部４を通過して先端部本体５から突出されても、その部分は真っ直ぐな状態を維持する。
【００１８】
また、図１に示されるように、指向性曲がり容易部１４の先端と先端処置片１１との間の短い部分１５のコイルには、予め所定方向に曲がり癖が付けられていて、先端処置片１１がその方向に曲げられている。ただし、その部分もコイルなので処置具挿通チャンネル２内を通過する際には処置具挿通チャンネル２に沿う方向に変形する。
【００１９】
先端処置片１１の曲がり方向は、この実施例においては指向性曲がり容易部１４が曲がり易い方向と一致しており、処置具挿通チャンネル２内を通過して先端部本体５から突出される先端処置片１１部分は、必ず所定方向に所定の角度だけ曲がった状態になる。
【００２０】
なお、指向性曲がり容易部１４の曲がり易い方向に対する先端処置片１１の曲がり方向は、使用目的等に合わせて設定すればよく、例えば図５に示されるように、先端処置片１１の曲がり方向を指向性曲がり容易部１４の曲がり易い方向に対して１８０°反転させて、逆方向にしてもよい。
【００２１】
また、指向性曲がり容易部１４は具体的にはどのような構造を採用してもよく、例えば図６に示されるように、コイルの線径を方向によって変えてもよい。その製法は例えば特公昭４８−２８７５１号などに記載されている。
【００２２】
図７ないし図１０は、先端処置片１１の曲がり方向が指向性曲がり容易部１４の曲がり易い方向と同方向に形成された内視鏡用処置具１０の使用状態を例示している。
【００２３】
図７は、内視鏡用処置具１０である生検鉗子で十二指腸内の患部Ａを狙撃する状態、図８は、内視鏡用処置具１０である高周波スネアーで大腸内の患部Ａを狙撃する状態、図９は、内視鏡用処置具１０である注射具で食道内の患部Ａを狙撃する状態、図１０は、内視鏡用処置具１０である細胞診ブラシで気管支内の患部Ａを狙撃する状態を示している。
【００２４】
また、図１１ないし図１４は、先端処置片１１の曲がり方向が指向性曲がり容易部１４の曲がり易い方向と逆方向に形成された内視鏡用処置具１０の使用状態を例示している。
【００２５】
図１１は、内視鏡用処置具１０である生検鉗子で十二指腸内の患部Ａを狙撃する状態、図１２は、内視鏡用処置具１０である生検鉗子で大腸内の患部Ａを狙撃する状態、図１３は、内視鏡用処置具１０である生検鉗子で食道内の患部Ａを狙撃する状態、図１４は、内視鏡用処置具１０である生検鉗子で気管支内の患部Ａを狙撃する状態を示している。
【００２６】
このように、内視鏡用処置具１０の指向性曲がり容易部１４の長さと、それに対する先端処置片１１の曲がり方向と角度等を、使用目的等に応じて設定しておくことにより、各種臓器において、先端処置片１１で患部を正面から狙撃したり、気管支内の分岐などに先端処置片１１を挿入することを容易に行うことができる。
【００２７】
したがって、図１５に示されるような内視鏡用処置具１０の可撓軸１３、指向性曲がり容易部１４及び先端曲がり部１５の各部の長さは、使用目的によって異なるが、概ね、可撓軸１３の長さＬ１は３０〜２００ｃｍ、指向性曲がり容易部１４の長さＬ２は５〜２０ｃｍ、曲がり部１５の長さＬ３は１〜５ｃｍ程度にすればよい。
【００２８】
【発明の効果】
本発明によれば、可撓軸の湾曲部内に位置する部分を、所定方向に曲がり易い特性を有する指向性曲がり容易部に形成すると共に、先端処置片を、指向性曲がり容易部の曲がり易い方向と所定の関係を有する方向に曲げて可撓軸の先端に取りつけたことにより、簡単な構造で、体腔内の各種臓器における各部の患部を正面から容易に狙撃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施例の内視鏡用処置具の先端部分の側面断面図である。
【図２】内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿通された状態の内視鏡用処置具の側面図である。
【図３】第１の実施例の内視鏡用処置具の先端部分の正面断面図である。
【図４】第１の実施例の内視鏡用処置具の先端部分の変形例の正面断面図である。
【図５】第２の実施例の内視鏡用処置具の先端部分の側面断面図である。
【図６】第３の実施例の内視鏡用処置具の先端部分の側面断面図である。
【図７】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図８】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図９】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１０】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１１】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１２】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１３】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１４】本発明の内視鏡用処置具の使用状態例を示す略示図である。
【図１５】本発明の内視鏡用処置具の寸法を説明するための側面図である。
【図１６】従来例の内視鏡用処置具の使用状態例を示す側面図である。
【符号の説明】
２処置具挿通チャンネル
４湾曲部
１０内視鏡用処置具
１１先端処置片
１３可撓軸
１４指向性曲がり容易部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an endoscope treatment instrument having a flexible shaft that is inserted into a treatment instrument insertion channel of an endoscope insertion portion so as to freely advance and retract.
[0002]
[Prior art]
An endoscope treatment tool is generally used by being inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope so as to be able to advance and retreat, and a portion inserted into the treatment tool insertion channel is formed by a flexible flexible shaft. In addition, a distal treatment piece is provided at the distal end portion of the flexible shaft.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When the affected part is aimed with such a conventional treatment tool, the distal end portion of the flexible shaft 91 of the treatment tool protrudes straight from the treatment tool insertion channel 93 of the endoscope 92 to the affected part, as shown in FIG. Is done. Therefore, an accurate treatment cannot be performed on the affected part A or the like that cannot be positioned in front of the endoscope 92.
[0004]
Therefore, a bending ridge is formed in advance in a portion of the flexible shaft located in the bending portion, and the bending ridge follows the bending of the bending portion so that the directionality of the flexible shaft is regulated. In some cases, the distal end portion of the flexible shaft is bent and bent in a direction different from the extending direction of the collar portion so that the distal treatment piece is oriented in a desired direction (No. 1-15362).
[0005]
However, under the condition that the distance between the endoscope and the affected part is longer than the standard case, it is necessary to make the treatment tool protrude excessively from the endoscope. Then, when the bent shaft of the flexible shaft protrudes from the endoscope, the distal treatment piece of the treatment tool advances in an unplanned direction, and the target affected part cannot be properly sniped. There is.
[0006]
Then, an object of this invention is to provide the treatment tool for endoscopes which can snip an affected part from the front easily with a simple structure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the endoscope treatment instrument of the present invention is used by being movably inserted into a treatment instrument insertion channel disposed so as to pass through a bendable bending portion by remote control, In the endoscope treatment instrument in which a portion inserted into the treatment instrument insertion channel is formed by a flexible flexible shaft, and a distal treatment piece is provided at a distal end portion of the flexible shaft, the flexible shaft The portion located in the bending portion is formed in a directional bending easy portion having a characteristic that is easily bent in a predetermined direction, and the distal treatment piece has a predetermined relationship with the direction in which the directional bending easy portion is easily bent. It is bent in the direction and attached to the tip of the flexible shaft.
[0008]
【Example】
Embodiments will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a distal end portion of an endoscope treatment tool 10 according to a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 2, the endoscope treatment tool 10 is an endoscope 1. The treatment instrument insertion channel 2 is inserted into the treatment tool insertion channel 2 so as to freely advance and retract.
[0009]
The endoscope treatment tool 10 is configured by connecting the distal treatment piece 11 and the operation unit 12 on the proximal side by a flexible shaft 13, and performs operations such as opening and closing of the distal treatment piece 11 with the operation unit. It can be performed by remote control from the 12 side.
[0010]
The flexible shaft 13 is formed by a so-called tightly wound coil in which a thin stainless steel wire is tightly wound to the same diameter over almost the entire length, and is inserted into the treatment instrument insertion channel 2 inserted and arranged in the endoscope insertion portion 1. It is used by being freely inserted and retracted.
[0011]
A bending portion 4 that can be bent by a remote operation from the operation portion 8 is formed at the distal end portion of the endoscope insertion portion 3. The distal end portion of the treatment instrument insertion channel 2 passes through the bending portion 4, and the outlet thereof is formed in the distal end portion body 5 connected to the distal end of the bending portion 4. Reference numeral 6 denotes a treatment instrument insertion port which is an entrance of the treatment instrument insertion channel 2 provided in the operation unit 8, and 7 is a bending operation knob.
[0012]
In this embodiment, the endoscope treatment tool 10 is a biopsy forceps, and as shown in FIG. 1, a pair of forceps cups 11b that are opened and closed by a link mechanism 11a are provided at the distal treatment piece 11 portion. ing. A treatment piece operation wire 16 that is advanced and retracted from the operation unit 12 side to operate the link mechanism 11a is inserted into the flexible shaft 13 so as to be able to advance and retract.
[0013]
Although the total length of the flexible shaft 13 is about 30 to 200 cm, a directional bendable portion 14 having a characteristic that is easily bent in a predetermined direction is provided at a distal end portion located in the bending portion 4 of the endoscope at the time of use. Is formed. The length is, for example, 5 to 20 cm.
[0014]
In this embodiment, for example, as shown in FIG. 3 or FIG. 4, one side surface of the stainless steel coil forming the flexible shaft 13 is cut thinly, and the directional bending easy portion 14 is moved in the other direction. In comparison, it can be easily bent only in its thin direction.
[0015]
As a result, as shown in FIG. 2, the treatment instrument 10 is passed through the treatment instrument insertion channel 2 while the bending portion 4 of the endoscope is bent, or the treatment instrument 10 is inserted into the treatment instrument insertion channel 2. When the bending portion 4 is bent while being passed, a portion of the flexible shaft 13 located in the bending portion 4 bends along the bending of the bending portion 4. At this time, the directional bending portion 14 is bent to a predetermined degree. The flexible shaft 13 rotates around the axis so as to bend in an easy direction.
[0016]
Therefore, even if the treatment instrument 10 is inserted into the treatment instrument insertion channel 2 in any direction, the treatment instrument 10 becomes in a predetermined direction that is planned in advance by passing through the bending portion 4. It protrudes from the main body 5.
[0017]
And since the directivity bending easy part 14 is straight in a natural state, even if the tip side part passes through the curved part 4 and protrudes from the tip part main body 5, the part maintains a straight state.
[0018]
Further, as shown in FIG. 1, the coil of the short portion 15 between the distal end of the directional bending easy portion 14 and the distal treatment piece 11 is previously bent in a predetermined direction, and the distal treatment piece 11 is bent in that direction. However, since the portion is also a coil, it is deformed in a direction along the treatment instrument insertion channel 2 when passing through the treatment instrument insertion channel 2.
[0019]
In this embodiment, the bending direction of the distal treatment piece 11 coincides with the direction in which the directional bending easy portion 14 is easy to bend, and the distal treatment that passes through the treatment instrument insertion channel 2 and protrudes from the distal portion main body 5. The piece 11 part is always bent by a predetermined angle in a predetermined direction.
[0020]
Note that the bending direction of the distal treatment piece 11 with respect to the direction in which the directional bending easy portion 14 is easy to be bent may be set in accordance with the purpose of use or the like. For example, as shown in FIG. The direction may be reversed by 180 ° with respect to the direction in which the directivity bend easy portion 14 is easily bent.
[0021]
In addition, the directivity bending easy portion 14 may specifically adopt any structure, and for example, as shown in FIG. 6, the wire diameter of the coil may be changed depending on the direction. The production method is described in, for example, Japanese Patent Publication No. 48-28751.
[0022]
7 to 10 illustrate the use state of the endoscope treatment tool 10 in which the bending direction of the distal treatment piece 11 is formed in the same direction as the direction in which the directional bending easy portion 14 is easily bent.
[0023]
FIG. 7 shows a state in which the affected area A in the duodenum is sniped with a biopsy forceps that is the treatment instrument 10 for an endoscope, and FIG. FIG. 9 shows a state in which the affected part A in the esophagus is aimed with the injection tool that is the endoscope treatment tool 10, and FIG. 10 shows the affected part in the bronchi with the cytodiagnosis brush that is the treatment tool 10 for the endoscope. A state of shooting A is shown.
[0024]
11 to 14 illustrate the use state of the endoscope treatment tool 10 in which the bending direction of the distal treatment piece 11 is formed in the direction opposite to the direction in which the directional bending easy portion 14 is easily bent.
[0025]
FIG. 11 shows a state in which the affected area A in the duodenum is aimed with the biopsy forceps that is the endoscope treatment tool 10, and FIG. 12 shows the affected area A in the large intestine with the biopsy forceps that is the endoscope treatment tool 10. FIG. 13 shows a state of shooting, FIG. 13 shows a state in which the affected part A in the esophagus is shot with a biopsy forceps that is the endoscopic treatment tool 10, and FIG. 14 shows an intrabronchial state with the biopsy forceps that is the endoscopic treatment tool 10. The state which snips the affected part A is shown.
[0026]
As described above, by setting the length of the directional bending easy portion 14 of the endoscope treatment tool 10 and the bending direction and angle of the distal treatment piece 11 with respect to the length according to the purpose of use, etc. In an organ, it is possible to easily aim the affected part from the front with the distal treatment piece 11 or insert the distal treatment piece 11 into a branch in the bronchus.
[0027]
Therefore, the lengths of the flexible shaft 13, the directional bending easy portion 14 and the distal bending portion 15 of the endoscope treatment tool 10 as shown in FIG. 15 vary depending on the purpose of use, but are generally flexible. The length L1 of the shaft 13 may be 30 to 200 cm, the length L2 of the directional bending easy portion 14 may be 5 to 20 cm, and the length L3 of the bending portion 15 may be about 1 to 5 cm.
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention, the portion located in the bending portion of the flexible shaft is formed in the directional bending easy portion having the characteristic of being easily bent in a predetermined direction, and the distal treatment piece is easily bent in the directional bending easy portion. By bending in the direction having a predetermined relationship with the tip of the flexible shaft, the affected part of each part in various organs in the body cavity can be easily sniped from the front with a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a distal end portion of an endoscope treatment tool according to a first embodiment.
FIG. 2 is a side view of an endoscope treatment tool in a state of being inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope.
FIG. 3 is a front sectional view of the distal end portion of the endoscope treatment tool according to the first embodiment.
FIG. 4 is a front sectional view of a modification of the distal end portion of the endoscope treatment tool according to the first embodiment.
FIG. 5 is a side sectional view of a distal end portion of an endoscope treatment tool according to a second embodiment.
FIG. 6 is a side sectional view of a distal end portion of an endoscope treatment tool according to a third embodiment.
FIG. 7 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 8 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 9 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 10 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 11 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 12 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 13 is a schematic diagram showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 14 is a schematic view showing an example of a usage state of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 15 is a side view for explaining dimensions of the endoscope treatment tool of the present invention.
FIG. 16 is a side view showing an example of a usage state of a conventional endoscope treatment tool.
[Explanation of symbols]
2 treatment instrument insertion channel 4 bending portion 10 treatment instrument for endoscope 11 distal treatment piece 13 flexible shaft 14 directional bending easy portion

Claims

It is used by being movably inserted into a treatment instrument insertion channel disposed so as to pass through a bendable bending portion by remote operation, and a portion inserted into the treatment instrument insertion channel is a flexible shaft. In the endoscopic treatment tool that is formed by the tip portion of the flexible shaft and is provided with a tip treatment piece,
By configuring the portion of the flexible shaft located in the curved portion with a tightly wound coil with one side being thin, it is usually straight but easily bent in the thin direction when an external force is applied. The tip treatment piece is bent and attached to the tip of the flexible shaft in a direction having a predetermined relationship with the direction of the directional bending easy portion. Endoscopic treatment tool.