JP3793092B2 - Developer supply container and developer supply device - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を用いて形成した潜像を、現像剤が備えるトナーを用いて現像して画像を形成する複写機、プリンターなどの画像形成装置に現像剤を補給するための現像剤補給容器及び現像剤補給装置に関する。更に詳細には、回転式現像装置の回転を利用して現像剤を現像剤補給容器から現像器に補給する現像剤補給技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば電子写真複写機やプリンターなどの画像形成装置には、現像剤として微粉末のトナーが使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、現像剤補給容器を用いて画像形成装置へ現像剤を補給する。
【０００３】
フルカラー複写機やフルカラープリンターなどの画像形成装置においては複数の現像器が必要になるが、これを像担持体に対向配置された回転体により支持して、この回転体を回転させて各現像器を現像位置に順次回動搬送することで、像担持体上の潜像を各色の現像剤にて現像するようにした回転式現像装置が開発されている。
【０００４】
そして、このような回転式現像装置に現像剤補給容器をも搭載し、この現像剤補給容器を回転体の回転により現像器とともに公転させつつ、現像剤を現像剤補給容器から現像器へと送り込む構成が提案、実施されている。
【０００５】
例えば、特開２０００−２８４５８８号公報に開示されているトナー補給容器は、中空で横長形状であり、これを回転式現像装置に搭載して回転させることで、内部に収納されたトナーをトナー補給容器の長手方向に搬送し、現像器へ供給するものである。
【０００６】
特開平９−２１８５７５号公報には、回転式現像装置に搭載するトナー補給容器の内部にスパイラル状のアジテータを配設し、トナー補給容器を回転式現像装置で回転させるのとは別に、このアジテータを回転させることでトナーを撹拌搬送し現像器へ供給するものが開示されている。
【０００７】
特開平１０−２５４２２９号公報には、トナーカートリッジの公転によってトナーを出口部へ導く機構として、容器内面にスパイラル状の突起を設けることや、公転により回転するスクリューが開示されている。
【０００８】
更に、特開昭６１−２０８０６８号公報には、容器内部に、一端部が補給口に近接され、この補給口に向かってトナーを案内できるようになっている案内体を設け、この案内体により、容器が自転することでトナーを撹拌し補給口へ案内するトナー補給容器が開示されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の現像剤補給容器においては次のような問題点があった。
【００１０】
特開２０００−２８４５８８号公報に示されるトナー補給容器においては、公転運動で撹拌されたトナーが流動性を帯び、専らその流動性によってトナー容器の軸線方向へトナーが搬送される。このトナー補給容器には、トナーを積極的にトナー補給容器１の軸線方向へ搬送する機構はなく、その結果として容器内に残留するトナーが多くなるという問題があった。
【００１１】
又、このトナー補給容器内面は単純な形状をしており、公転によるトナーの流動化に関して、効率的な形状・構成ではない。従って、物流や保管を経てトナーが凝集・固化した状態で、そのままトナー補給容器を回転式現像装置に装着しても、しばらくの間トナーが排出されない状況になる場合がある。そうすると、トナー補給容器を交換したのにも拘わらず、画像形成装置本体にてトナー無しの警告が解除されず、一旦、トナー補給容器を画像形成装置本体から出して良く振ってから装着し直すといった処置が必要になる。
【００１２】
特開平９−２１８５７５公報に示されるトナー補給容器の場合、回転式現像装置による公転運動とは別に、スパイラル状のアジテータをトナー補給容器内に配設しているので、トナー補給容器の軸線方向のトナーの搬送性は確保されている。しかしながら、アジテータ及び軸受け部のシール機構などが必要であり、トナー補給容器の部品点数が多くなり製造コストが高いという問題がある。
【００１３】
又、画像形成装置本体側も、回転式現像装置を回転させる外にトナー補給容器内のアジテータを回転駆動するためのモータ、ギア列、クラッチなどが必要になり、画像形成装置本体側も製造コストが高くなる。更に、アジテータは容器内壁と摺擦するが、摺擦部に巻き込まれたトナーが凝集・溶融し、直径数十ミクロン程度の粗大な粒子を生成する場合がある。このような粗大な粒子の存在は画像品質上、好ましくない。
【００１４】
特開平１０−２５４２２９号公報に示されるトナー補給容器においては、容器内面にスパイラル状の突起を設けることでトナーの搬送性を得る構成になっており、スパイラル状の突起を容器と一体的に形成すれば、部品点数の増加によるコストアップは回避でき、且つ、摺動部分が無いので上述のような粗大な粒子を発生させる虞はない。
【００１５】
このような連続的なスパイラル状の突起は、容器を連続的に回転させる場合には効果的なトナーの搬送作用を示す。実際に、この公報ではトナー補給容器のみを公転運動させるトナー補給装置が示されており、このような装置にあっては必要に応じて連続的に公転回転を行うことができる。
【００１６】
しかしながら、回転式現像装置は、その機構上、通常は間欠的な回転を行わざるを得ない。即ち、回転式現像装置を回転させるのは異なる色の現像器を切り替えるためであり、高速化が求められる画像形成装置において、切り替え時間は極力短く設定される。一方、停止時間は、１色分の現像を行うために必要な時間は最低限確保されなければならない。
【００１７】
切り替え時間及び停止時間は、画像形成装置の仕様により種々設定されるが、一般的には切り替え時間は０．１〜１秒程度である場合が多く、この時間で回転式現像装置は９０°〜１２０°（場合によっては５０°〜１８０°程度のこともある）回転される。この回転は、かなり高速であると共に、加速や減速のための時間は０．１〜１秒程度の比較的短い時間であり、かなり急激に起動・停止されるものである。一方、停止時間は０．５〜６秒程度に設定されることが多い。
【００１８】
このような回転に対して、上述のような連続的なスパイラル状の突起によるトナーの搬送は非効率的である。なぜなら、この構成によれば、トナーはスパイラル状の突起の斜面を滑り落ちることで搬送されるのに対して、上述のような衝撃的で、且つ、高速な回転を与えても、トナーがスパイラル状の突起を滑り落ちるための時間が充分ではなく、トナーは壁面に付着したまま容器と共に回転され、停止時に鉛直下方に落下するものが多く、寧ろ逆流さえしかねないためである。
【００１９】
又、このようなスパイラル状の突起を備えた容器内では、トナーはスパイラル状突起に沿って滑らかに移動していくが、トナーを攪拌する作用はそれほど強くはない。従って、物流や保管を経て内部のトナーが凝集した場合には、回転初期数回から１０数回の間はトナーの排出量が少なくなるという問題もある。この問題に対処するために、トナー補給容器を装着する前に使用者に容器を良く振ってもらうか、トナー補給容器直後にはまず所定回数回転を行うように画像形成装置本体側のシーケンスを設定するといった対応が必要になり、画像形成を行うことのできないダウンタイムの増大に繋がる。
【００２０】
最後に、特開昭６１−２０８０６８号公報に示されるトナー補給容器にあっては、構成が簡単で摺動部も無いが、回転式現像装置に適用して容器を公転させることでトナーを搬送・排出させることについては何ら言及していない。
【００２１】
仮にこのトナー補給容器を回転式現像装置に搭載したとする。この場合、停止位置において案内板がトナーを搬送する方向を向くように設定すれば、トナーを搬送できるかもしれない。しかしながら、この構成ではトナーが排出されるのは１公転あたり１回だけであり、搬送効率は高いとは言えない。しかも、容器全長が長くなると案内板の斜度も低下させざるを得ず、トナーの搬送性は低下する。一般に、回転式現像装置に搭載する容器は全長が画像領域幅に略等しい細長い筒状となるので、この構成の容器を回転式現像装置に適用するのは実際上困難である。更に、このトナー補給容器には、案内板の裏側には鋭角的な空間があり、この部分にトナーが入り込んで物流振動などによってトナーが凝集すると、容易には出てこないという問題がある。
【００２２】
従って、本発明の目的は、一般には、簡単な構成で現像剤を効率良く搬送・排出して現像器に補給することのできる現像剤補給容器及び現像剤補給装置を提供することである。
【００２３】
本発明の他の目的は、簡単な構成で回転式現像装置による公転運動を利用して現像剤を効率良く搬送・排出できる現像剤補給容器及び現像剤補給装置を提供することである。
【００２４】
本発明の他の目的は、現像剤補給容器内に残留する現像剤量を少なくすることが可能であり、現像剤が凝集した粗大な粒子を生成されるのを防止することができ、又、物流・保管を経て現像剤が固まっても、公転運動を利用して現像剤をほぐすことができる現像剤補給容器及び現像剤補給装置を提供することである。
【００２５】
本発明の更に他の目的は、現像剤補給容器の交換前に、現像剤補給容器を振る必要がなく、又、現像剤補給容器の交換直後に、現像器に現像剤を補給するために所定回数補給動作（回転式現像装置の回転など）を行う必要がなく、交換当初から現像剤が十分に排出されるため、ダウンタイムを短縮できる現像剤補給容器及び現像剤補給装置を提供することである。
【００２６】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る現像剤補給容器及び現像剤補給装置にて達成される。要約すれば、本発明の第１の態様は、回転式現像装置に自転不可能に装着され、前記回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心として公転運動する現像剤補給容器であって、内部に現像剤を収納し、この現像剤を排出するための開口部を有する容器本体と；前記容器本体内部に前記回転軸線方向に伸びて設けられた仕切壁と；を有し、前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により、前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送して前記開口部から排出するために、前記仕切壁には前記回転軸線に対して傾斜した面を有する突起が前記仕切壁から突出して設けられることを特徴とする現像剤補給容器である。
【００２７】
本発明の第２の態様によると、回転軸を中心に自転する回転式現像装置と；前記回転式現像装置に自転不可能に装着され、前記回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心として公転運動する現像剤補給容器と；を有する現像剤補給装置であって、前記現像剤補給容器は、内部に現像剤を収納し、この現像剤を排出するための開口部を有する容器本体と、前記容器本体内部に前記回転軸線方向に伸びて設けられた仕切壁と、を有し、前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により、前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送して前記開口部から排出するために、前記仕切壁には前記回転軸線に対して傾斜した面を有する突起が前記仕切壁から突出して設けられることを特徴とする現像剤補給装置が提供される。
【００２８】
上記各本発明の一実施態様によると、前記仕切壁には、現像剤の通過を許す穴部が設けられている。又、前記仕切壁は、前記開口部が設けられた領域を除いた前記容器本体内を複数に分割するように設けることができ、一実施態様では、前記仕切壁は、前記容器本体内部を略二分し、前記突起が前記仕切壁の両面に回転対称形に設けられている。又、本発明において、一実施態様によると、前記開口部の現像剤排出方向と仕切壁との成す角度は、４５度以下である。
【００２９】
上記各本発明において、前記容器本体は、筒状をなしていることが好ましく、一実施態様によると、前記容器本体は、略円筒状をなす。又、他の実施態様によると、前記容器本体は、断面形状が非円形の筒状である。そして、前記開口部は、筒状の前記容器本体の周面に設けられ、前記開口部近傍には前記仕切壁の無い空間が設けられていることが好ましく、前記開口部は、前記回転式現像装置の回転軸線方向と交差する方向に現像剤を排出するように設けられている。
【００３０】
上記各本発明において、一実施態様によると、前記現像剤補給容器は、前記回転式現像装置に内装された複数の現像器のそれぞれに対応して現像剤を補給するように、前記回転式現像装置に複数内装され；前記回転式現像装置は、前記複数の現像器の数に対応した複数の所定角度位置で停止するように制御され、少なくとも１つの停止位置において現像器が現像を行い；前記現像器が現像を行う現像位置にある現像器に対応する現像剤補給容器は、前記開口部が少なくとも重力方向を向いており、現像剤が自然落下して排出される。一実施態様によると、前記回転式現像装置は、３つの現像器と３つの現像剤補給容器とを内装し、３箇所の角度位置で停止する。又、他の実施態様によると、前記回転式現像装置は、４つの現像器と４つの現像剤補給容器とを内装し、４箇所の角度位置で停止する。
【００３１】
上記各本発明において、一実施態様によると、前記回転式現像装置は、移動時間が０．１秒以上、１．０秒以下、停止時間が０．５秒以上、６秒以下、周速が０．１ｍ／秒以上、２ｍ／秒以下である。又、前記現像剤補給容器の公転運動の公転半径は、５０ｍｍ以上、３００ｍｍ以下であることが好ましい。
【００３２】
本発明の第３の態様によると、回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心に公転運動可能な現像剤補給容器において、現像剤排出開口を備え現像剤を収容する容器本体と、前記回転軸線に対して傾斜するように前記容器本体内に設けられ、前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送する搬送突起と、前記搬送突起を支持する支持部と、を有し、前記支持部は現像剤の往来を許容する穴部を備えることを特徴とする現像剤補給容器が提供される。本発明の一実施態様によると、前記支持部は、前記回転軸線方向の異なる位置に設けられた複数の前記搬送突起を支持しており、前記穴部はこの搬送突起間に設けられている。
【００３３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る現像剤補給容器及び現像剤補給装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【００３４】
実施例１
本発明を適用し得る画像形成装置の一実施例について説明する。図１は本発明に係るトナー補給容器を装着した画像形成装置１００の概略断面を示す。本実施例において、画像形成装置１００は、フルカラー画像の形成が可能な電子写真複写機である。
【００３５】
先ず、画像形成装置１００の全体構成及び動作について説明する。画像形成装置１００は、大別して原稿読み取り部１０１と画像形成部１０２とを有する。原稿読み取り部１０１は、原稿載置台４０上に載置された原稿Ｇの画像を走査露光し、その反射光をＣＣＤへ結像することを含む周知の技術によって、原稿Ｇを読み取り、電気信号としての画像情報を画像形成部１０２に送信する。
【００３６】
画像形成部１０２は、斯かる画像情報に基づいて、電子写真方式により記録材Ｐ、例えば、記録用紙、ＯＨＰシートなどに画像を形成する。又、画像形成装置１００は、画像形成装置本体（装置本体）５０に対して通信可能に接続された外部ホスト装置（図示せず）からの画像情報信号に基づいて、所謂、プリンタとして記録材Ｐに画像を形成することもできる。
【００３７】
潜像形成部１０３の構成を説明すると、潜像形成部１０３は、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラム２０を有する。感光ドラム２０は、記録材担持体としての転写ドラム２４に外周面を当接させて、図中矢印Ｒ１方向に回転自在に配設されている。又、感光ドラム２０の外周面近傍には、感光ドラム２０の回転方向上流側から下流側に向って除電用帯電器２５、クリーニング手段２６及び一次帯電器２１が順次配設され、更に感光ドラム２０の外周面上に静電潜像を形成するための光学系１０４として、レーザビームスキャナのごとき像露光手段２２ａ及びミラーなどの像露光反射手段２２ｂが配設されている。
【００３８】
これら感光ドラム２０を中心とした潜像形成部１０３に近接して、現像手段として回転式現像装置（ロータリー現像装置）３０が配設されている。この回転式現像装置３０の構成は次のとおりである。感光ドラム２０の外周面と対向する位置に、回転軸３２の回りを回転自在な筐体（現像装置保持体）としての回転体３１が配設され、回転体３１には４種類の現像装置が周方向の４位置に搭載され、感光ドラム２０の外周面上に形成された静電潜像を可視化・現像するようになっている。４種類の現像装置は、それぞれイエロー現像装置１０Ｙ、マゼンタ現像装置１０Ｍ、シアン現像装置１０Ｃ及びブラック現像装置１０Ｂｋとなっている。
【００３９】
これら４種の現像装置１０Ｙ〜１０Ｂｋは、回転体３１の回転によって順次感光ドラム２０に対向する位置（図１中のイエロー現像装置１０Ｙの位置）に移動され、各色の現像・可視化を行うようになっている。
【００４０】
画像形成が開始されると、図中矢印Ｒ１方向に回転する感光ドラム２０の表面は、一次帯電器２１によって一様に帯電される。この帯電された感光ドラム２０の表面を、光学系１０４が色分解された１色目の画像情報に応じたレーザー光Ｅにより走査露光して、感光ドラム２０の表面に１色目の画像の静電潜像を形成する。そして、この静電潜像は、回転式現像装置３０が備えた各色の現像装置１０Ｙ〜１０Ｂｋのうち所望の色の現像装置によって現像剤像（トナー像）として可視化される。
【００４１】
一方、記録材収納部としてのカセット４１に収容された記録材Ｐは、分離ローラ４２によって装置本体５０内に供給される。この記録材Ｐは、レジストローラ４３によって、感光ドラム２０へのトナー像の形成と同期がとられて、記録材担持体である転写ドラム２４に吸着担持され、感光ドラム２０と転写ドラム２４の内側に設けられた転写手段２３とが対向する転写部に搬送されてくる。そして、転写手段２３の作用によって、感光ドラム２０上に形成された１色目のトナー像は、転写ドラム２４上の記録材Ｐに静電的に転写される。
【００４２】
続いて、上述と同様にして、感光ドラム２０への２色目〜４色目のトナー像の形成が順次行われ、その間に転写ドラム２４に担持搬送されて繰り返し転写部を通過する記録材Ｐ上に、順次感光ドラム２０からトナー像が多重転写される。
【００４３】
４色目のトナー像の転写が行われた後、記録材Ｐは転写ドラム２４から分離されて、搬送手段４４によって定着装置２７へと搬送される。定着装置２７は、加熱手段を内蔵した定着ローラ２７ａ、及び定着ローラ２７ａに圧接された加圧ローラ２７ｂによって記録材Ｐを挟持搬送することで、記録材Ｐ上の未定着のトナー像を熱、圧力により記録材Ｐに定着させる。その後、記録材Ｐは装置本体５０外に設けられたトレー４５に排出される。
【００４４】
又、各色のトナー像の転写が終了した後の感光ドラム２０の表面は、除電用帯電器２５、クリーニング手段２６により、残留潜像、残留トナーの除去を受けて繰り返し画像形成に供される。
【００４５】
次に、４種の現像装置１０Ｙ〜１０Ｂｋについて説明する。本実施例では、各現像装置１０Ｙ〜１０Ｂｋは、現像剤の色が異なることを除いて全て同一構成とされるので、以下、特に区別を要しない限り各色の現像装置であることを示す添字Ｙ、Ｍ、Ｃ、Ｂｋは省略して説明する。
【００４６】
図２は、本実施例の現像装置１０の概略横断面を示す。現像装置１０は、内部に補給用の現像剤として主にトナーを収容する現像剤補給容器、即ち、トナー補給容器１と、現像器１１とを備える。現像器１１は、トナー補給容器１から排出されるトナーを受け入れるトナー受け入れ部１２、トナー受け入れ部１２からトナーが供給され、感光ドラム２０上の静電潜像を現像する現像器本体１３を有する。トナー受け入れ部１２は現像器本体１３に固定されており、又トナー補給容器１は、トナー受け入れ部１２を介して現像器１１に対して着脱可能に装着される。
【００４７】
トナー受け入れ部１２は、トナー補給容器１から排出されたトナーを受け入れて貯蔵すると共に、現像器本体１３側からの要求に応じてトナーを定量的に現像器本体１３に供給するようになっている。つまり、トナー受け入れ部１２は、トナーを定量的に搬送、排出できる搬送部材１２ａを有する。本実施例では、搬送部材１２ａはスクリューとされる。そして、トナー補給容器１のトナー排出開口部１ｂと着脱可能に連結されるトナー受け入れ口１２ｂを介して、トナー補給容器１から排出されるトナーを受け入れる。このトナーを、搬送部材１２ａによって現像器本体１３の補給口１３ｆと連通する落下口１２ｃに向かって搬送し、落下口、補給口１３ｆを介して現像器本体１３にトナーを定量的に供給する。
【００４８】
現像器本体１３は、内部に主に非磁性樹脂トナー粒子（トナー）と磁性キャリア粒子（キャリア）とを備える、所謂、２成分現像剤（現像剤）を収容している。又、現像器本体１３の内部は、長手方向に沿って設けられた隔壁１３ｅによって攪拌室１３ａと現像室１３ｂとに略２等分されている。隔壁１３ｅは、現像器本体１３の長手方向両端部までは達しておらず、現像剤が通過し得る通路１３ｃ、１３ｄが形成されている。攪拌室１３ａ、現像室１３ｂには、現像剤を攪拌しながら搬送するための２つの攪拌搬送部材１５ａ、１５ｂが設けられている。攪拌搬送部材１５ａ、１５ｂは、それぞれ進行方向が互いに逆向きとなるように現像剤を搬送し、トナーとキャリアとを現像器本体１３内で循環させながら均一に混合するようになっている。更に、現像器本体１３には、感光ドラム２０と対向し得る側の一部が長手方向に沿って開口しており、この開口部に位置して、マグネットを内蔵した非磁性スリーブにて構成される現像剤担持体（現像スリーブ）１４が回転可能に軸支されている。現像スリーブ１４は、内部のマグネットが発生する磁力にてキャリアを吸着して磁気ブラシを形成し、回転（図５中矢印Ｒ２方向）することでこのキャリアに吸着したトナーを感光ドラム２０に供給するようになっている。図２中矢印は、トナー若しくは２成分現像剤の移動方向を示している。搬送部材１２ａ、攪拌搬送部材１５ａ、１５ｂ、現像スリーブ１４は、そのそれぞれの回転軸の長手端部（図２中右端部側）がギア機構などの駆動伝達手段を介して、装置本体５０が備えたモータなどの駆動手段に連結され、駆動される。
【００４９】
次に、図３をも参照してトナー補給容器１について説明する。図３はトナー補給容器１の斜視図である。
【００５０】
本実施例では、トナー補給容器１は、中空の略円筒形状をなす。そして、トナーを内部に収納する円筒状の容器本体（トナー収納部）１ａは、円筒周面上にトナーを排出するためのトナー排出開口部１ｂを有する。トナー排出開口１ｂは、回転式現像装置３０、つまり、各現像装置１０のトナー受け入れ部１２に連結されるまで、詳しくは後述するシャッター３によって開閉自在に密閉されている。
【００５１】
容器本体１ａの長手方向長さＬは、その直径Ｄの１．５倍以上、６倍以下であることが望ましい（図６（ａ））。本実施例では、トナー排出開口部１ｂは長方形であり、容器本体１ａの長手方向一端側の周面上にある。これを開閉するシャッター３はパッキン部材４を圧縮させながら容器本体１ａに取り付けられる。
【００５２】
容器本体１ａは、プラスチックを射出成形、ブロー成形、インジェクションブロー成形などの方法で製造することができる。本実施例では耐衝撃性ポリスチレンを射出成形にて製造した。勿論、他の材料及び製造方法であっても良い。容器本体１ａは２つの部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で形成しても良い。
【００５３】
図４、図５をも参照すると、シャッター３は、容器本体１ａの外周面に沿った円弧状をなし、両端縁には断面コの字型のガイド部３ａを有する。そして、容器本体１ａのトナー排出開口部１ｂの近傍に設けられた、容器本体１ａの周方向に平行な２つの突条１ｄと係合して、容器本体１ａの周方向に往復動自在に取り付けられる。シャッター３の容器本体１ａに対向する面にはパッキン材４が設置され、シャッター３でパッキン材４を圧縮することでトナー排出開口部１ｂを密閉する。シャッター３はプラスチックを射出成形で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。シャッターにはある程度以上の剛性を有する材料が好適であり、本実施例では容器本体１ａと同じく耐衝撃性ポリスチレンを射出成形にて製造した。
【００５４】
パッキン材４は容器本体１ａとシャッター３によって圧縮されることで開口部１ｂを密閉するもので、従来公知の種々の発泡体や弾性体を適宜使用できる。本実施例では低発泡ポリウレタンを用いた。
【００５５】
そして、容器本体１ａの内壁には、詳しくは後述する搬送突起の支持部として、長手方向に伸びて容器本体１ａの全長近くに及ぶ長さの仕切壁２が配設され、容器本体１ａ内を略等しい２つの部分に仕切っている。この仕切壁２は容器本体１ａのトナー排出開口部１ｂのある部分近傍、即ち、本実施例では、容器本体１ａの長手方向一端部近傍の領域１ｃには存在せず、２つの仕切られた空間は、このトナー排出開口部１ｂの近傍で繋がっている。
【００５６】
仕切壁２には、容器本体１ａ内のトナーを回転式現像装置３０の回転に伴なう公転運動により回転軸線方向に搬送するための搬送突起として、複数の傾斜突起（傾斜板）２ａが設けられている。傾斜突起２ａは、仕切壁２の両面に設けられており、両面の傾斜突起２ａと２ａ’は交叉している。即ち、仕切壁２の両面に設けられた傾斜突起２ａ、２ａ’は、仕切壁２の長手方向に沿った中心線に対して、互いに回転対称形をなす。図２に示すように、仕切壁２の一方の面の傾斜突起２ａの終端は他面の傾斜突起２ａ’の始端となっている。仕切壁２の各面において、掬い上げたトナーが何れかの傾斜突起２ａ、２ａ’上を滑り落ちるように、各傾斜突起２ａ、２ａ’は、図２に示すように、トナー補給容器１の長手方向にオーバーラップするように設けられている。
【００５７】
回転式現像装置３０の回転によってトナー補給容器１が公転すると、仕切り壁２から傾斜突起２ａを伝わってトナーはトナー排出開口部１ｂ方向へ搬送される。そして、最もトナー排出開口１ｂ寄りの２つの傾斜突起２ａ、２ａ’から仕切壁２の無い空間１ｃへと送られる。このとき、トナー排出開口部１ｂが近くにあればこのトナー排出開口部１ｂから排出される。一方、トナー排出開口部１ｂが近くにない場合は、容器本体１ａのこの部分１ｃには仕切壁２が存在しないため、トナーは容器本体１ａの内面を周方向に自由に移動でき、容器本体１ａの内壁に沿って移動して、やがてトナー排出開口１ｂから排出される。
【００５８】
又、仕切壁２には、仕切壁２を貫通し、トナーの通過を許す貫通穴部２ｂが設けられている。図３に示す例では、貫通穴部２ｂは、仕切壁２のトナーを掬い上げる部分、具体的には、容器本体１ａの内壁面に接続する部分２ｃ１、２ｃ２の容器本体１ａの長手方向全域と、仕切壁２の各面にそれぞれ設けられる傾斜突起２ａ、２ａ’に沿った一部分２ｄを残して貫通する。従って、図示の通り、貫通穴部２ｂは、代表的には仕切壁２の各面において隣り合う傾斜突起２ａ（２ａ’）の間に、略正方形及び略三角形形状に形成される。
【００５９】
次に、図５をも参照して、回転式現像装置３０について更に詳しく説明する。
【００６０】
トナー補給容器１は、次のようにして、回転式現像装置３０に装着される。ここで、本明細書では、図１の紙面手前側を装置手前側とする。操作者は、通常、装置手前側に居てトナー補給容器１の装着などの操作を行う。本実施例のトナー補給容器１は、トナー排出開口部１ｂを手前にして装置本体５０内の回転式現像装置３０へ、画像形成装置１００の手前側から挿入する。次に、トナー補給容器１の手前側端部（外側面）に設けられた把手部（図示せず）を持って、トナー補給容器１を所定角度回転させると、シャッター３は回転式現像装置３０と係合して動かず、トナー排出開口部１ｂはシャッター３と位置がずれて開封される。開封状態を確実に保つため、開封後にトナー補給容器１が回転式現像装置３０に対して非回転となるように、従来公知の任意のストッパー手段を用いることが好ましい。尚、画像形成装置１００へのトナー補給容器１の装着位置、方法は上記に限らず、画像形成装置１００の構成に応じて適宜選択することが可能である。
【００６１】
本実施例では、トナー補給容器１内には所定量のトナーを充填し、上述の手順で回転式現像装置３０に装着し、トナー排出開口部１ｂを開封する。画像形成の過程で現像器本体１３内のトナーは徐々に消費されて行く。そして、現像器本体１３内のトナー量、又はトナーとキャリアとの比率（トナー濃度）を検知する手段からの信号で、トナー受け入れ部１２内のトナー搬送部材１２ａが所定時間回転してトナーを現像器本体１３へ送り込むようになっている。これにより、現像器本体１３内のトナー量、又はトナーとキャリアとの比率は略一定に保たれる。現像器本体１３内のトナー量、又はトナーとキャリアとの比率（トナー濃度）を検知する手段としては、例えば、形成画像のドット数を各色毎にカウントすることにより、消費した分のトナー量を算出することで各色の現像器本体１３内のトナー濃度を算出手段など、従来公知の任意の手段を用い得る。その他各種のトナー濃度の検出方法が知られているが、本発明においてはこれらの方法自体は任意であるので、これ以上の説明は省略する。
【００６２】
回転式現像装置３０の動作について更に説明すると、本実施例では、回転式現像装置３０は略円筒形であり、その内部は４つに区画され、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの４色用の現像装置１０Ｂｋ、１０Ｙ、１０Ｍ、１０Ｃ、即ち、現像器１１Ｂｋ、１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃと、トナー補給容器１Ｂｋ、１Ｙ、１Ｍ、１Ｃとを収納している。
【００６３】
この回転式現像装置３０は図５中反時計回りに９０度ずつ回転し、所望の色用の現像装置１０を感光ドラム１に対向するように移動させるようになっている。本実施例では、図中Ｉの位置で現像スリーブ１４と感光ドラム１と対向する。この位置を現像位置（現像ステーション）と呼ぶ。そして、図中矢印方向（反時計回り）にＩ→ＩＩ→ＩＩＩ→ＩＶの順に回転するものとする。
【００６４】
現像器本体１３のトナー撹拌搬送部材１５ａ、１５ｂや現像スリーブ１４、及びトナー受け入れ部１２内のトナー搬送部材１２ａは、現像装置１０が現像位置Ｉにあるときのみ、画像形成装置本体から駆動伝達されて回転するようになっている。そして、現像位置Ｉ以外の位置ＩＩ、ＩＩＩ、ＩＶにある現像器本体１３及びトナー受け入れ部１２は作動しない。
【００６５】
トナー補給容器１の着脱は、これら４つの位置Ｉ〜ＩＶのうちの何れで行っても良いが、現像位置Ｉ以外の位置が好ましく、特に、トナー排出開口部１ｂが上向きとなるＩＩＩの位置で行うのが最も好ましい。本実施例ではＩＩの位置で着脱を行った。
【００６６】
現像位置Ｉでは、現像器本体１３及びトナー受け入れ部１２が作動することで、トナー受け入れ部１２内のトナーは減少するが、特にトナー搬送部材１２ａの搬送方向上流側、即ち、トナー補給容器１のトナー排出開口部１ｂとの接続部付近において減少する。
【００６７】
本実施例では、現像位置Ｉにおいて、トナー補給容器１はトナー受け入れ部１２の真上に位置するように構成してある。このため、トナー受け入れ部１２内のトナーが減少すれば、トナー補給容器１の端部１ｃに存在するトナーが直ちに自重で落下してトナー排出開口部１ｂを通ってトナー受け入れ部１２へと補給される。
【００６８】
もし、トナー補給容器１の端部１ｃに充分な量のトナーが無い場合には、回転式現像装置３０が１回転する間に仕切壁２の傾斜突起２ａ、２ａ’の作用により容器本体１ａ内のトナーが搬送されて、再び現像位置Ｉに戻ってくる間にトナー受け入れ部１２へトナーは補給される。
【００６９】
尚、現像位置Ｉのトナー補給容器１は、トナー受け入れ部１２の真上に位置するのが最も好ましいが、次いで斜め上が好ましく、それ以外の配置であっても良い。現像位置Ｉにおいてトナーがトナー補給容器１からトナー受け入れ部１２へと自重落下できない配置であっても、回転式現像装置３０が１回転する間には、必ずトナー補給容器１がトナー受け入れ部１２の上に位置することがあるので、トナーの補給は可能である。
【００７０】
次に、上述の本実施例のトナー補給容器１を画像形成装置１００内にて回転式現像装置３０に装着し、トナーの搬送性について試験した結果について説明する。
【００７１】
ここで、回転式現像装置３０は、Ａ４で２枚又はＡ３で１枚の画像形成がなされると９０度ずつ回転して現像装置１０を感光ドラム１に対して切り替えるように設定した。回転式現像式装置３０の直径は１９０ｍｍとし、切り替えのための回転時間は０．３秒、画像形成のための停止時間は１．２秒、移動時の周速は０．７ｍ／秒、回転角度は９０度に設定した。
【００７２】
ここで、回転式現像装置３０の直径とは、トナー補給容器１を装着した状態の回転式現像装置３０における最大径をいう。又、回転式現像装置３０の回転中心から、トナー補給容器１を装着した状態の最大半径（長さ）をトナー補給容器の公転半径とし、その箇所での速度を周速とする。
【００７３】
（テストＡ）
上述の構成の各色用のトナー補給容器１に非磁性トナーを各色３００ｇずつ充填し、回転式現像装置３０に装着して画像形成を行った。
【００７４】
画像比率１００％の原稿（所謂、ベタ画像）を連続して形成した場合でも、トナー補給容器１からトナー受け入れ部１２へのトナー補給が不足するようなことはなく、最終的なトナー補給容器１内のトナー残量は１．５〜２．５ｇであった。又、トナーが凝集した粗大粒子に起因する画像不良も発生しなかった。
【００７５】
（テストＢ）
次に、物流時の振動を想定し、トナー補給容器１を軸線方向を水平にした状態で２０ｍｍの高さから自由落下する操作を１０００回繰り返し、内部に収納されたトナーを凝集させた状態にした。その後、トナー補給容器１を振らずに回転式現像装置３０に装着し、テストＡと同様の画像形成を行った。回転式現像装置３０が数回転する間に凝集したトナーはほぐれ、最終的な残量は、テストＡと同様、１．５〜２．５ｇであった。
【００７６】
（テストＣ）
更に、トナー補給容器１を軸線方向を垂直にして１０日間放置した後、トナー補給容器１を振らずに回転式現像装置３０に装着し、前記と同様の画像形成を行った。回転式現像装置３０が数回転する間に凝集したトナーはほぐれ、最終的な残量は、テストＡ、Ｂと同様、１．５〜２．５ｇであった。
【００７７】
（変形例）
次に、トナー補給容器１に設ける仕切壁２の変形例について説明する。図６（ａ）は、上述して説明した仕切壁２を備えるトナー補給容器１である。図示の例にて、仕切壁２に設けた貫通穴部２ｂの仕切壁２に占める面積比、即ち、開口率は、３７％である。
【００７８】
図６（ｂ）は、図６（ａ）の仕切壁２に対して貫通穴部２ｂを全て埋めたものである（開口率０％）。図６（ｂ）に示す仕切壁２を内装したトナー補給容器１について、上述のテストＡ〜Ｃを実施して、トナーの搬送性を確認した。その結果、テストＡにおいては、図６（ａ）の仕切壁２を設けた場合と同様、不具合なく画像形成を行うことができ、残留トナー量は１〜２ｇと少なかった。しかし、テストＢ及びテストＣにおいては、トナーがほぐせず、ほとんど排出できなかった。
【００７９】
これは、貫通穴部２ｂがないために容器本体１ａ内の、仕切壁２にて仕切られた２つの区画間でのトナーの往来ができず、トナーが撹拌されないため、トナーに流動性を付与することができなかったものと推定される。一方、テストＡのように、トナーがさほど凝集していない場合には、仕切壁２に貫通穴部２ｂがないことで貫通穴部２ｂからすり抜けるトナーがなくなり、仕切壁２から傾斜突起２ａ、２ａ’に供給されるトナーが増加する。このため、トナーの搬送効率が向上し、残留トナー量が減ったものと考えられる。
【００８０】
尚、テストＢ及びテストＣでも、装置本体５０に装着する前にトナー補給容器１を５回振った場合には、トナーがほぐれ、残留トナー量は１〜２ｇとなった。
【００８１】
次に、図６（ｃ）の仕切壁２は、図６（ａ）の仕切壁２に対して、部分的に貫通穴部２ｂを塞いだものである。図６（ｃ）に示す例では、仕切壁２の両面に設けられる傾斜突起２ａ、２ａ’にて囲まれた略正方形の貫通穴部２ｂを残して、他の貫通穴部２ｂは塞いだ。開口率は２５％であった。
【００８２】
図６（ｃ）の仕切壁２を内装したトナー補給容器１について、上述のテストＡ〜Ｃを実施して、トナーの搬送性を確認した。その結果、テストＡ、Ｂ、Ｃの何れにおいてもトナーはほぐれて排出でき、残留トナー量は２〜３ｇであった。
【００８３】
以上の結果から、図６（ｃ）に示す仕切壁２は、トナーをほぐす作用と搬送する作用とのバランスが３種のうちで最も良いことがわかる。
【００８４】
本発明者らの更なる実験研究によれば、貫通穴部２ｂの仕切壁２に占める面積比、即ち、開口率は、５〜５０％程度が良く、より好ましくは１０〜４０％、最も好ましくは２０〜３０％に設定するのが良い。
【００８５】
以上の説明においては、回転式現像装置３０は、回転体３１を４分割して４個の現像装置１０（現像器１１、トナー補給容器１）を装着する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図７に示すように、回転体３１を３分割して、３個の現像装置１０を装着してもよい。斯かる回転式現像装置３１に対して本発明を適用する場合にも同様の効果が得られる。又、図５、図７ともに、回転式現像装置３０の回転体３１を等分割した例を示したが、各色の現像装置１０によって占有部分の大きさを変え、不等分割してもよい。この場合にも本発明は等しく適用でき、同様の効果を得ることができる。
【００８６】
ここで、回転式現像装置３０は、移動時間が０．１秒以上、１．０秒以下、停止時間が０．５秒以上、６秒以下、周速が０．１ｍ／秒以上、２ｍ／秒以下であることが好ましい。これにより、各色の切り替え時間を極力短くし、且つ、現像を行うのに必要な停止時間を確保することができ、又このような公転運動をすることで、回転中も停止中も共にトナーが傾斜した突起（傾斜突起）２ａ、２ａ’上を滑り落ちることで充分な搬送性を得ることができる。
【００８７】
又、回転式現像装置３０の回転に伴うトナー補給容器１の公転半径は、５０ｍｍ以上、３００ｍｍ以下であることが好ましい。これにより、回転式現像装置３０の起動・停止時に充分な衝撃をトナー補給容器１に与え、トナーの攪拌効果を高めることができる。公転半径が５０ｍｍより小さいと現像装置１０を複数回転体３１に収めることが困難であり、３００ｍｍを超えるとトナーの攪拌効果は弱くなる。
【００８８】
次に、図７〜１０を参照して、回転式現像装置３０の停止位置、及びトナー補給容器１のトナー排出開口部１ｂと仕切壁２の位置関係について説明する。
【００８９】
ここでは、回転式現像装置３０が、回転体３１を３分割して３個の現像装置１０（現像器１１、トナー補給容器１）を有する場合を例にして説明する。しかし、トナー補給容器１からのトナーの排出原理は４分割したものと同様である。尚、図７〜１０は、回転式現像装置３０の概略断面を示すが、トナー補給容器１の断面のみ記載して簡略化してある。実際には図５に示したものと同様に、現像器本体１３やトナー受け入れ部１２をはじめ、必要な機構が搭載される。又、回転現像装置３０は、図中Ｉの位置を現像位置として、Ｉ→ＩＩ→ＩＩＩの順に図中矢印方向（反時計回り）に回転する。
【００９０】
図７は、現像位置Ｉにおいて仕切壁２が鉛直方向を向くように設定している。これに対して、図８、図９、図１０では、同じく現像位置Ｉにおいて仕切壁２が水平方向、回転接線方向、回転法線方向をそれぞれ向くように設定した。
【００９１】
図７〜図１０に示すように仕切壁２を設けた４種のトナー補給容器１にそれぞれトナーを充填し、回転式現像装置３０を回転させてトナーを排出させる実験を行った。
【００９２】
容器本体１ａは直径４０ｍｍ、長さ３００ｍｍの円筒形とし、容器本体１ａの長手方向一端部の周面には、容器本体１ａの軸線方向に沿った長さ１５ｍｍ、これと直行する方向の幅１０ｍｍのトナー排出開口部１ｂを設けた。これにシャッター３などの必要な部品を取り付け、非磁性トナーを各色１６０ｇずつ充填した。
【００９３】
回転式現像装置３０の直径は１４０ｍｍとし、これに上述の４種のトナー補給容器１をそれぞれ装着して、トナーの排出性を確認した。回転式現像装置３０は、回転時間０．３秒、停止時間１．５秒、回転角度１２０度に設定し、移動時の周速は０．８ｍ／秒と設定した。又、各トナー補給容器１は、その内部の仕切壁２の設置角度が異なるほかは全く同じ条件とした。
【００９４】
上述の試験条件にて、トナー無しが検知されるまで画像形成を行ったところ、次の結果を得た。
【００９５】
【表１】

Figure 0003793092
【００９６】
回転式現像装置３０が１回転するごとに排出されるトナーの量は、排出開始１０回転程で立ち上がり、その直後しばらくの間が排出量は最も多く、次第に減少して行くという傾向は４種のトナー補給容器１とも同様に見られた。
【００９７】
しかし、排出されるトナー量としては、現像位置Ｉにおいて仕切壁２が鉛直方向である場合（図７）が最も多く、次いで接線方向（図９）、水平方向（図８）、法線方向（図１０）と続く。つまり、トナー残量が少ないものほどトナー排出量は多く、この順で排出性能が高いことが確認できた。但し、トナー排出量、トナー残量ともに４種全てが実用可能なレベルであり、その中での差異である。
【００９８】
上述の仕切壁２の傾斜が異なる４種のトナー補給容器１によるトナーの搬送、排出動作を詳細に観察した結果、次の事実を見出した。図７〜図１０を参照してトナー補給容器１が公転する際の、その内部のトナーの動きを説明するが、便宜的に、トナー補給容器１の仕切壁２により仕切られた部屋をＡ側、Ｂ側として、図中にそれぞれの符号を付した。そして、仕切壁２のＡ側面に設けられた傾斜突起を第１傾斜突起２ａとし、Ｂ側面に設けられた第２傾斜突起を２ａ’とする。
【００９９】
トナー補給容器１内のトナーは、仕切壁２が傾斜している時に、第１傾斜突起２ａ又は第２傾斜突起２ａ’上を滑落しながらトナー補給容器１の軸線方向に搬送される。これは回転式現像装置３０が移動している間も、停止している間も共に行われる。このとき、仕切壁２が３０度以上の傾斜になると滑落が起きはじめ、６０度〜７０度程度の時に最も激しく滑落する。８０度以上になると第１傾斜突起２ａ又は第２傾斜突起２ａ’上からこぼれて飛散するため、８０度以上においては必ずしも搬送効率は良くない。
【０１００】
上述の４種のトナー補給容器１を比較すると、トナーがトナー排出開口部１ｂから最も遠い端部からトナー排出開口部１ｂへ向かって搬送されていく状況はほぼ同様であるが、トナー排出開口部１ｂのある末端に到達した時の状況に差異が見られた。
【０１０１】
先ず、図７に示すように、現像位置Ｉにて仕切壁２が鉛直方向を向く形態においては、トナー排出開口部１ｂが鉛直下向きとなる図中一点鎖線にて示す位置付近で、第２傾斜突起２ａ’をトナーが勢いよく滑落し、トナーはそのまま流動性が高い状態のままトナー排出開口部１ｂからトナー補給容器１外へ排出された。
【０１０２】
次に、図８に示すように、現像位置Ｉにて仕切壁２が水平方向を向く形態においては、トナー排出開口部１ｂが鉛直下向きとなる図中一点鎖線に示す位置付近で、第１、第２傾斜突起２ａ、２ａ’は、ともにトナーを滑落させて搬送することのできない角度位置にある。そのため、トナー補給容器１の長手方向一端部の仕切壁２のない領域１ｃにおいて容器本体１ａの内周面に沿って周方向に移動してきたトナーのみがトナー排出開口部１ｂから排出される。このトナーは、現像位置ＩからＩＩの位置への移動時に第１傾斜突起２ａによって、又ＩＩの位置からＩＩＩの位置への移動の間に第２傾斜突起２ａ’によって仕切壁２のないトナー補給容器１の端部の領域１ｃへ搬送されたものである。このトナーは、トナー補給容器１の内周面に沿って移動する間に流動性が低下し、且つ、一部のトナーは拡散して仕切壁２のある領域へと逆戻りするものもある。このため、トナーの搬送効率が図７に示す形態に対してやや低下したものと考えられる。
【０１０３】
続いて、図９に示すように、現像位置Ｉにて仕切壁２が接線方向を向く形態においては、図８の形態と同様、トナー排出開口部１ｂが下向きとなる図中一点鎖線にて示す位置付近で、第１、第２傾斜突起２ａ、２ａ’は、ともにトナーを滑落させて搬送することのできない角度位置にある。しかし、その直前のＩＩＩの位置において仕切壁２は水平に近いゆるい角度に停止しており、このときトナーは仕切壁２上に滞留している。そして、次の移動が開始され、仕切壁２の角度が徐々に立ってくると、トナーが第２傾斜突起２ａ’を滑落して搬送され、流動性が高い状態でトナー排出開口部１ｂからトナー補給容器１外へ排出される。このため、図７に示す形態に近いトナーの排出性能が得られたものと考えられる。
【０１０４】
最後に、図１０に示すように、現像位置Ｉにて仕切壁２が法線方向を向く形態においては、トナー排出開口部１ｂが下向きとなる図中一点鎖線にて示す位置付近で仕切壁２は略水平であり、この位置ではトナーはほとんど第１傾斜突起２ａを滑落して搬送されることはなく、現像位置Ｉ及びその先へ回転した時に搬送される。そして、そのトナーはほとんど１周近くトナー補給容器１の内壁に沿って周方向に移動してから、トナー排出開口部１ｂから排出される。このため、図８に示す形態における状況と同様に、トナーの流動性の低下と拡散によってトナーの搬送効率が低くなったものと考えられる。
【０１０５】
以上をまとめると、トナー排出開口部１ｂのトナー排出方向と仕切壁２との成す角度（図中θ）が４５度以下のときに優れた排出性が得られ、４５度を超えると排出速度の低下と残留トナーの増大がみられ、９０度に近づくほど悪化することが判明した。本発明者らの更なる実験研究の結果、この角度θは、４０度以下がより好ましく、３５度以下が最も好ましい。トナー排出開口部１ｂのトナー排出方向と仕切壁２との成す角度が４５度以下であることで、トナー排出開口部１ｂのある端部に達したトナーが容器本体１ａの内周面に沿って移動するのをより少なくし、トナーの排出速度を向上して、残留トナーを減少させることができる。
【０１０６】
尚、ここでトナー排出方向とは、トナー排出開口部１ｂの投影面積が最大となる投影方向のことであり、円筒状のトナー補給容器１に長方形のトナー排出開口部１ｂを設けた場合には、長方形の中心における円筒の法線方向に相当する。
【０１０７】
以上説明したように、本実施例によれば、回転式現像装置３０によるトナー補給容器１の公転運動を利用して効率的にトナーを搬送・排出することができる。
【０１０８】
本実施例では、トナー排出開口部１ｂは筒状の容器本体１ａの周面に設けられ、トナー排出開口部１ｂの近傍には仕切壁２の無い空間を設けているが、斯かる構成により、例えば、筒状の容器本体１ａの端面に開口を設けた場合に比較して、容器本体１ａ内のトナー残量を少なくすることができ、又トナー排出開口部１ｂのある端部に達したトナーは、仕切壁２が無いことで容器本体１ａの内壁面に沿って周方向に自由に移動し、いずれはトナー排出開口部１ｂから排出させることができる。
【０１０９】
又、仕切壁２にトナーの通過を許す貫通穴部２ｂが開けられていることで、たとえ物流振動等によりトナーが凝集しても、回転式現像装置３０の回転に伴う公転運動により、トナーがこの貫通穴部２ｂを通って自由に往来して、トナーを効果的にほぐし流動性を高めることができる。
【０１１０】
本実施例では、仕切壁２は容器本体１ａの内部を二分し、傾斜突起２ａ、２ａ’が仕切壁２の両面に回転対称形に設けられている構成とした。斯かる構成によれば、１公転あたり２回排出させることができ、搬送性の効率を上げると共に、２分割程度であれば物流振動などによりトナーが凝集しても、回転式現像装置の公転運動によりこれをほぐして流動性を高めることができる。
【０１１１】
又、容器本体１ａが筒状をなすことで、回転式現像装置３０に対して回転軸線方向に容器を装着することができ、装着・脱着の操作性を良くすると共に、製造も容易となり低コスト化が可能である。本実施例では、容器本体１ａは円筒状をなすが、斯かる構成により、円形以外の断面形状の筒状容器に比較して、容器本体１ａの内壁面へのトナー付着量を少なくすることができ、且つ、容器の剛性・強度を高めて、容器壁の厚さを薄く設定することができ、低コスト化が可能である。
【０１１２】
更に、本実施例では、回転式現像装置３０は、複数の現像器１１と、各現像器１１に対応してそれぞれトナーを補給する複数のトナー補給容器１とを内装し、これら複数の現像器１１の数に対応した複数の所定角度位置で停止するように制御され、少なくとも１つの停止位置において現像器１１が現像を行う。そして、現像器１１が現像を行う停止位置（現像位置）にある現像器１１に対応するトナー補給容器１は、開口部が少なくとも重力方向を向いており、トナーが自然落下して排出される構成とした。斯かる構成により、トナーが消費される現像位置にある現像器１１に対して効果的にトナーを補給することができる。回転式現像装置３０が３つの現像器１１と、３つのトナー補給容器１を内装し、３箇所の角度位置で停止する場合、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの３色の現像器１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃ及びトナー補給容器１Ｙ、１Ｍ、１Ｃを一体的に搭載してフルカラー画像を形成することができると共に、３箇所で停止することでトナー補給容器１の内壁面に付着したトナーを１公転あたり３回はらい落とすことで、トナー残量を少なくすることができる。回転式現像装置３０が４つの現像器１１とトナー補給容器１を内装し、４箇所の角度位置で停止する場合、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの４色の現像器１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃ、１１Ｂｋ及びトナー補給容器１Ｙ、１Ｍ、１Ｃ、１Ｂｋを一体的に搭載して白黒画像及びフルカラー画像を形成することができると共に、４箇所で停止することでトナー補給容器１の内壁面に付着したトナーを１公転あたり４回はらい落とすことで、トナー残量を少なくすることができる。
【０１１３】
実施例２
次に、図１１を参照して、本発明の他の実施例について説明する。本実施例において、画像形成装置の基本構成及び動作は、実施例１のものと同様であるで、同一機能を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
【０１１４】
図１１は、本実施例のトナー補給容器１が装着された状態の回転式現像装置３０の概略断面を示す。
【０１１５】
実施例１では、断面が円形の円筒形容器の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。図１１に示す本実施例のトナー補給容器１は、断面を非円形とし、回転式現像装置３０内のスペースを有効に利用してより多くのトナーを充填できるようにしたところに特徴を有している。
【０１１６】
図１１に示されるように、本実施例のトナー補給容器１では、トナー排出開口部１ｂの設置角度などに若干の差異はあるが、実施例１と同様に、トナーを搬送・排出する性能は極めて良好であった。
【０１１７】
尚、本実施例のトナー補給容器１の形状であっても、トナー排出開口部１ｂと仕切壁２の角度位置関係とトナーの排出性との関係は、図７〜図１０を参照して実施例１にて詳しく説明した円筒形状のトナー補給容器１の場合と全く同様の傾向を示すことが確認された。図１１に示す角度配置関係、即ち、トナー排出方向と仕切壁２との成す角θが３５度以下である配置関係は、トナーの排出性が最も有利な設定である。
【０１１８】
更に、例えば使用頻度の高いブラックトナーをより多く補給するべく、ブラック用のトナー補給容器１Ｂｋの内容積を、他の３色用のトナー補給容器よりも大きくするなど、各色用の現像装置１０によって、回転式現像装置３０内の占有部分の大きさを変えて不等分割してもよく、本発明の効果を同様に得ることができる。
【０１１９】
以上、本実施例によれば、実施例１にて説明した緒効果を得ることができるのに加えて、トナー補給容器１の容器本体１ａの断面形状が円形以外の異形形状の筒状であることで、回転現像装置３０内の限られたスペースを有効に利用し、最大限多くのトナーを充填でき、トナー補給容器１の寿命を延ばすことができる。
【０１２０】
尚、上記各実施例では、補給用の現像剤は主に２成分現像剤のトナーであるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。現像装置が主にトナーとキャリアとから成る２成分現像剤を用いる場合、補給用の現像剤は、２成分現像剤のトナー単体の場合と、２成分現像剤のトナーとキャリアとの混合物の場合とを含む。補給用の現像剤がトナーとキャリアとの混合物である場合にも、上記各実施例にて説明した本発明は等しく適用可能であり、上述と同様の効果を得ることができる。又、現像装置が主にトナーから成る１成分現像剤を用いる場合は、補給用の現像剤は１成分現像剤であるトナーであってよい。
【０１２１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、
（１）簡単な構成で回転式現像装置による公転運動を利用して現像剤を効率良く搬送・排出できる。
（２）現像剤補給容器内に残留する現像剤量を少なくすることが可能である。
（３）現像剤が凝集した粗大な粒子を生成されるのを防止することができる。
（４）物流・保管を経て現像剤が固まっても、公転運動を利用して現像剤をほぐすことができる。
（５）現像剤補給容器の交換前に、現像剤補給容器を振る必要がない。
（６）現像剤補給容器の交換直後に、現像器に現像剤を補給するために所定回数補給動作（回転式現像装置の回転など）を行う必要がなく、交換当初から現像剤が十分に排出されるため、ダウンタイムを短縮できる。
といった効果を奏することができ、簡単な構成で現像剤を効率よく搬送・排出して現像器に補給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用し得る画像形成装置の一実施例の概略断面図である。
【図２】本発明に従うトナー補給容器を現像器に装着した状態を示す概略横断面図である。
【図３】本発明に従うトナー補給容器の概略部分断面斜視図である。
【図４】トナー補給容器の開口部を封止するシャッターの一実施例の断面図である。
【図５】本発明に従う回転式現像装置の一実施例の概略断面図である。
【図６】本発明に従う仕切壁の変形例を示す概略横断面図である。
【図７】仕切壁とトナー排出開口との角度位置関係を変えた場合のトナー排出状況の一例を説明するための模式図である。
【図８】仕切壁とトナー排出開口との角度位置関係を変えた場合のトナー排出状況の他の例を説明するための模式図である。
【図９】仕切壁とトナー排出開口との角度位置関係を変えた場合のトナー排出状況の他
の例を説明するための模式図である。
【図１０】仕切壁とトナー排出開口との角度位置関係を変えた場合のトナー排出状況の他
の例を説明するための模式図である。
【図１１】本発明に従う回転式現像装置の他の実施例の概略断面図である。
【符号の説明】
１ トナー補給容器（現像剤補給容器）
１ａ トナー収納部（現像剤収納部、容器本体）
１ｂ トナー排出開口部
３ シャッター
４ パッキン部材
２ 仕切壁
２ａ、２ａ’ 傾斜突起
２ｂ 貫通穴
１０ 現像装置
１１ 現像器
１２ トナー受入部
１３ 現像器本体
２０ 感光ドラム（電子写真感光体、像担持体）
２１ 一次帯電器
２２ａ 像露光手段
２３ 転写手段
２４ 転写ドラム
２７ 定着装置
５０ 画像形成装置本体（装置本体）
１００ 画像形成装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention replenishes a developer to an image forming apparatus such as a copying machine or a printer that develops a latent image formed by using an electrophotographic method or an electrostatic recording method using a toner included in the developer to form an image. The present invention relates to a developer supply container and a developer supply device. More specifically, the present invention relates to a developer replenishing technique for replenishing a developer from a developer replenishing container to a developing device by using rotation of a rotary developing device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, fine powder toner is used as a developer in an image forming apparatus such as an electrophotographic copying machine or a printer. When the developer of the image forming apparatus main body is consumed, the developer is supplied to the image forming apparatus using the developer supply container.
[0003]
In an image forming apparatus such as a full-color copying machine or a full-color printer, a plurality of developing devices are required. These developing devices are supported by a rotating body arranged opposite to an image carrier, and each rotating device is rotated. Has been developed in which a latent image on an image carrier is developed with a developer of each color by sequentially rotating and transporting the toner to a developing position.
[0004]
A developer replenishing container is also mounted on such a rotary developing device, and the developer replenishing container is revolved together with the developing device by rotation of the rotating body, and the developer is sent from the developer replenishing container to the developing device. A configuration has been proposed and implemented.
[0005]
For example, a toner replenishing container disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-284588 is hollow and has an oblong shape, and is mounted on a rotary developing device and rotated to replenish toner stored therein. It is conveyed in the longitudinal direction of the container and supplied to the developing device.
[0006]
In JP-A-9-218575, a spiral agitator is disposed inside a toner replenishing container mounted on a rotary developing device, and this agitator is separated from rotating the toner replenishing container by the rotary developing device. In which toner is agitated and conveyed by rotating the toner and supplied to the developing device.
[0007]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-254229 discloses a spiral protrusion on the inner surface of the container and a screw that rotates by revolution as a mechanism for guiding the toner to the outlet portion by revolution of the toner cartridge.
[0008]
Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-208068 provides a guide body in the container, one end of which is close to the supply port and can guide the toner toward the supply port. A toner replenishing container is disclosed in which the toner is stirred and guided to a replenishing port by rotating the container.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional developer supply container as described above has the following problems.
[0010]
In the toner replenishing container disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-284588, the toner agitated by the revolving motion has fluidity, and the toner is transported exclusively in the axial direction of the toner container by the fluidity. This toner replenishing container has no mechanism for positively conveying the toner in the axial direction of the toner replenishing container 1, and as a result, there is a problem that a large amount of toner remains in the container.
[0011]
Further, the inner surface of the toner replenishing container has a simple shape, and is not an efficient shape and configuration with respect to fluidization of toner by revolution. Therefore, even if the toner replenishing container is mounted on the rotary developing device in a state where the toner is aggregated and solidified after distribution and storage, the toner may not be discharged for a while. Then, despite the replacement of the toner replenishing container, the warning that there is no toner in the image forming apparatus main body is not canceled, and the toner replenishing container is taken out from the image forming apparatus main body and shaken and then remounted. Treatment is required.
[0012]
In the case of the toner replenishing container disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-218575, a spiral agitator is provided in the toner replenishing container separately from the revolving motion by the rotary developing device. Toner transportability is ensured. However, there is a problem that an agitator and a seal mechanism for the bearing portion are necessary, and the number of parts of the toner replenishing container is increased and the manufacturing cost is high.
[0013]
The image forming apparatus main body also requires a motor, a gear train, a clutch and the like for rotating the agitator in the toner supply container in addition to rotating the rotary developing device. Becomes higher. In addition, the agitator rubs against the inner wall of the container, but the toner caught in the rubbed portion may aggregate and melt to generate coarse particles having a diameter of about several tens of microns. The presence of such coarse particles is not preferable in terms of image quality.
[0014]
In the toner replenishing container disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-254229, a spiral protrusion is provided on the inner surface of the container to obtain toner transportability, and the spiral protrusion is formed integrally with the container. In this case, an increase in cost due to an increase in the number of parts can be avoided, and since there is no sliding portion, there is no possibility of generating coarse particles as described above.
[0015]
Such continuous spiral protrusions show an effective toner conveying action when the container is continuously rotated. Actually, in this publication, a toner replenishing device that revolves only the toner replenishing container is shown, and in such a device, revolving rotation can be continuously performed as necessary.
[0016]
However, the rotary developing device usually has to be intermittently rotated due to its mechanism. That is, the rotary developing device is rotated in order to switch the developing devices of different colors, and the switching time is set as short as possible in an image forming apparatus that requires high speed. On the other hand, as a stop time, a time required to perform development for one color must be secured at a minimum.
[0017]
The switching time and stop time are variously set according to the specifications of the image forming apparatus, but in general, the switching time is often about 0.1 to 1 second. It is rotated 120 ° (in some cases, it may be about 50 ° to 180 °). This rotation is very fast, and the time for acceleration and deceleration is a relatively short time of about 0.1 to 1 second, and is started and stopped quite abruptly. On the other hand, the stop time is often set to about 0.5 to 6 seconds.
[0018]
For such rotation, the toner conveyance by the continuous spiral protrusion as described above is inefficient. This is because, according to this configuration, the toner is transported by sliding down the slope of the spiral protrusion, whereas the toner is spiral even when the shocking and high-speed rotation as described above is applied. This is because there is not enough time for the protrusions to slide down, and the toner is rotated with the container while adhering to the wall surface, and often falls down vertically when stopped, and may even flow backward.
[0019]
Further, in the container having such spiral protrusions, the toner moves smoothly along the spiral protrusions, but the action of stirring the toner is not so strong. Therefore, when the toner inside is aggregated through distribution and storage, there is a problem that the amount of toner discharged is reduced from the initial rotation several times to several ten times. In order to deal with this problem, the user should shake the container well before installing the toner supply container, or the sequence on the image forming apparatus main body side is set to rotate a predetermined number of times immediately after the toner supply container. This is necessary, and this leads to an increase in downtime during which image formation cannot be performed.
[0020]
Lastly, the toner replenishing container disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-208068 has a simple configuration and no sliding portion, but is applied to a rotary developing device to convey toner by revolving the container.・ There is no mention of discharging.
[0021]
Assume that the toner supply container is mounted on a rotary developing device. In this case, if the guide plate is set to face the direction in which the toner is conveyed at the stop position, the toner may be conveyed. However, in this configuration, toner is discharged only once per revolution, and it cannot be said that the conveyance efficiency is high. In addition, as the overall length of the container increases, the inclination of the guide plate must be reduced, and the toner transportability is reduced. In general, the container mounted on the rotary developing device has an elongated cylindrical shape whose overall length is substantially equal to the width of the image area. Therefore, it is practically difficult to apply the container having this configuration to the rotary developing device. Further, this toner replenishing container has an acute space on the back side of the guide plate, and there is a problem that the toner does not come out easily when the toner enters into this portion and the toner aggregates due to physical distribution vibration or the like.
[0022]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a developer supply container and a developer supply device that can generally convey and discharge the developer efficiently and supply the developer to the developing device with a simple configuration.
[0023]
Another object of the present invention is to provide a developer replenishing container and a developer replenishing device that can efficiently transport and discharge the developer using a revolving motion by a rotary developing device with a simple configuration.
[0024]
Another object of the present invention is to reduce the amount of the developer remaining in the developer replenishing container, to prevent the developer from generating coarse particles with aggregation, To provide a developer replenishing container and a developer replenishing device that can loosen the developer using revolving motion even when the developer is hardened through distribution and storage.
[0025]
Still another object of the present invention is that there is no need to shake the developer supply container before replacing the developer supply container, and it is predetermined for supplying developer to the developer immediately after replacement of the developer supply container. By providing a developer replenishing container and a developer replenishing device that can reduce the downtime because there is no need to perform a replenishment operation (such as rotation of the rotary developing device) and the developer is sufficiently discharged from the beginning of replacement. is there.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the developer supply container and the developer supply device according to the present invention. In summary, the first aspect of the present invention is a development that is mounted on a rotary developing device so as not to rotate, and revolves around the rotation axis of the rotary developing device as the rotary developing device rotates. A container replenishment container, containing a developer therein and having an opening for discharging the developer; a partition wall provided in the container body extending in the direction of the rotation axis; The partition wall has the rotation axis to convey the developer in the container body in the direction of the rotation axis and discharge the developer from the opening by a revolving motion accompanying rotation of the rotary developing device. The developer supply container is characterized in that a protrusion having a surface inclined with respect to the protrusion is provided so as to protrude from the partition wall.
[0027]
According to a second aspect of the present invention, a rotary developing device that rotates about a rotation axis; and is mounted on the rotary developing device so as not to rotate, and the rotary developing device is rotated as the rotary developing device rotates. A developer replenishing apparatus that revolves around the rotation axis of the apparatus; and the developer replenishing container accommodates a developer therein, and an opening for discharging the developer. A developer body in the container body by a revolving motion accompanying rotation of the rotary developing device, and a partition wall provided in the container body so as to extend in the rotation axis direction. The partition wall is provided with a protrusion having a surface inclined with respect to the rotation axis so as to be conveyed in the direction of the rotation axis and discharged from the opening. Agent replenishment device is provided .
[0028]
According to each embodiment of the present invention, the partition wall is provided with a hole portion that allows the developer to pass therethrough. In addition, the partition wall may be provided so as to divide the inside of the container main body excluding the region where the opening is provided, and in one embodiment, the partition wall substantially extends inside the container main body. Dividing into two, the projections are provided on both sides of the partition wall in a rotationally symmetrical manner. In the present invention, according to one embodiment, an angle formed between the developer discharge direction of the opening and the partition wall is 45 degrees or less.
[0029]
In each of the present inventions described above, the container body preferably has a cylindrical shape, and according to one embodiment, the container body has a substantially cylindrical shape. According to another embodiment, the container body has a cylindrical shape with a non-circular cross section. Preferably, the opening is provided on a peripheral surface of the cylindrical container body, and a space without the partition wall is provided in the vicinity of the opening. It is provided so as to discharge the developer in a direction intersecting with the rotation axis direction of the apparatus.
[0030]
In each of the present inventions described above, according to one embodiment, the developer replenishing container replenishes the developer corresponding to each of the plurality of developing units provided in the rotary developing device. A plurality of the rotary developing devices are controlled to stop at a plurality of predetermined angular positions corresponding to the number of the plurality of developing devices, and the developing devices perform development at at least one stop position; In the developer supply container corresponding to the developing device in the developing position where the developing device performs development, the opening portion faces at least the direction of gravity, and the developer naturally falls and is discharged. According to one embodiment, the rotary developing device includes three developing devices and three developer supply containers, and stops at three angular positions. According to another embodiment, the rotary developing device includes four developing units and four developer supply containers, and stops at four angular positions.
[0031]
In each of the present inventions described above, according to one embodiment, the rotary developing device has a movement time of 0.1 seconds or more and 1.0 seconds or less, a stop time of 0.5 seconds or more and 6 seconds or less, and a peripheral speed. It is 0.1 m / second or more and 2 m / second or less. The revolution radius of the revolution movement of the developer supply container is preferably 50 mm or more and 300 mm or less.
[0032]
According to the third aspect of the present invention, in the developer supply container capable of revolving around the rotation axis of the rotary developing device as the rotary developing device rotates, the developer supply opening is provided and contains the developer. A container body that is provided in the container body so as to be inclined with respect to the rotation axis, and conveys the developer in the container body in the direction of the rotation axis by a revolving motion accompanying rotation of the rotary developing device. There is provided a developer supply container having a conveyance protrusion and a support portion that supports the conveyance protrusion, and the support portion includes a hole portion that allows the developer to come and go. According to an embodiment of the present invention, the support portion supports the plurality of transport protrusions provided at different positions in the rotation axis direction, and the hole portion is provided between the transport protrusions.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the developer supply container and developer supply device according to the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
[0034]
Example 1
An embodiment of an image forming apparatus to which the present invention can be applied will be described. FIG. 1 shows a schematic cross section of an image forming apparatus 100 equipped with a toner supply container according to the present invention. In this embodiment, the image forming apparatus 100 is an electrophotographic copying machine capable of forming a full color image.
[0035]
First, the overall configuration and operation of the image forming apparatus 100 will be described. The image forming apparatus 100 roughly includes a document reading unit 101 and an image forming unit 102. The document reading unit 101 scans and exposes an image of the document G placed on the document placement table 40 and reads the document G by using a well-known technique including forming an image of the reflected light on the CCD as an electrical signal. Is sent to the image forming unit 102.
[0036]
Based on such image information, the image forming unit 102 forms an image on a recording material P, for example, a recording sheet, an OHP sheet, or the like by electrophotography. The image forming apparatus 100 is a recording material P as a so-called printer based on an image information signal from an external host device (not shown) that is communicably connected to the image forming apparatus main body (apparatus main body) 50. An image can also be formed.
[0037]
The configuration of the latent image forming unit 103 will be described. The latent image forming unit 103 includes a drum-type electrophotographic photosensitive member as an image carrier, that is, a photosensitive drum 20. The photosensitive drum 20 is disposed so as to be rotatable in the direction of the arrow R1 in the figure with the outer peripheral surface abutting against a transfer drum 24 as a recording material carrier. Further, in the vicinity of the outer peripheral surface of the photosensitive drum 20, a static elimination charger 25, a cleaning unit 26 and a primary charger 21 are sequentially arranged from the upstream side to the downstream side in the rotational direction of the photosensitive drum 20. As an optical system 104 for forming an electrostatic latent image on the outer peripheral surface, an image exposure means 22a such as a laser beam scanner and an image exposure reflection means 22b such as a mirror are disposed.
[0038]
A rotary developing device (rotary developing device) 30 is disposed as a developing unit in the vicinity of the latent image forming unit 103 centering on the photosensitive drum 20. The structure of the rotary developing device 30 is as follows. A rotating body 31 as a casing (developing device holding body) that can rotate around the rotation shaft 32 is disposed at a position facing the outer peripheral surface of the photosensitive drum 20, and the rotating body 31 has four types of developing devices. The electrostatic latent image formed on the outer peripheral surface of the photosensitive drum 20 is visualized and developed at four positions in the circumferential direction. The four types of developing devices are a yellow developing device 10Y, a magenta developing device 10M, a cyan developing device 10C, and a black developing device 10Bk, respectively.
[0039]
These four types of developing devices 10Y to 10Bk are sequentially moved to a position facing the photosensitive drum 20 by the rotation of the rotating body 31 (the position of the yellow developing device 10Y in FIG. 1) to develop and visualize each color. It has become.
[0040]
When image formation is started, the surface of the photosensitive drum 20 that rotates in the direction of arrow R1 in the figure is uniformly charged by the primary charger 21. The charged surface of the photosensitive drum 20 is scanned and exposed by a laser beam E corresponding to the first color image information obtained by the optical system 104, and the electrostatic latent image of the first color is exposed on the surface of the photosensitive drum 20. Form an image. The electrostatic latent image is visualized as a developer image (toner image) by a developing device of a desired color among the developing devices 10Y to 10Bk of each color provided in the rotary developing device 30.
[0041]
On the other hand, the recording material P accommodated in the cassette 41 as the recording material accommodating portion is supplied into the apparatus main body 50 by the separation roller 42. The recording material P is synchronized with the formation of the toner image on the photosensitive drum 20 by the registration roller 43 and is adsorbed and supported on the transfer drum 24 which is a recording material carrier, and the inside of the photosensitive drum 20 and the transfer drum 24. Is transferred to a transfer portion facing the transfer means 23 provided on the surface. The first color toner image formed on the photosensitive drum 20 is electrostatically transferred to the recording material P on the transfer drum 24 by the action of the transfer unit 23.
[0042]
Subsequently, the second to fourth color toner images are sequentially formed on the photosensitive drum 20 in the same manner as described above, and the toner images are carried and transferred to the transfer drum 24 and repeatedly passed through the transfer portion on the recording material P. The toner images are successively transferred from the photosensitive drum 20 in a multiple manner.
[0043]
After the transfer of the fourth color toner image, the recording material P is separated from the transfer drum 24 and conveyed to the fixing device 27 by the conveying means 44. The fixing device 27 heats an unfixed toner image on the recording material P by sandwiching and conveying the recording material P by a fixing roller 27a incorporating a heating unit and a pressure roller 27b pressed against the fixing roller 27a. The recording material P is fixed by pressure. Thereafter, the recording material P is discharged to a tray 45 provided outside the apparatus main body 50.
[0044]
Further, the surface of the photosensitive drum 20 after the transfer of the toner images of the respective colors is repeatedly subjected to image formation after the residual latent image and the residual toner are removed by the charger 25 and the cleaning unit 26.
[0045]
Next, the four types of developing devices 10Y to 10Bk will be described. In this embodiment, the developing devices 10Y to 10Bk have the same configuration except that the colors of the developers are different. Therefore, the suffix Y indicating that each developing device is a developing device for each color unless otherwise specified. , M, C, and Bk will be omitted.
[0046]
FIG. 2 shows a schematic cross section of the developing device 10 of this embodiment. The developing device 10 includes a developer supply container that mainly stores toner as a supply developer, that is, a toner supply container 1 and a developing device 11. The developing device 11 includes a toner receiving portion 12 that receives toner discharged from the toner supply container 1, and a developing device main body 13 that is supplied with toner from the toner receiving portion 12 and develops an electrostatic latent image on the photosensitive drum 20. The toner receiving portion 12 is fixed to the developing device main body 13, and the toner supply container 1 is detachably attached to the developing device 11 via the toner receiving portion 12.
[0047]
The toner receiving unit 12 receives and stores the toner discharged from the toner supply container 1 and quantitatively supplies the toner to the developing device main body 13 in response to a request from the developing device main body 13 side. . That is, the toner receiving unit 12 includes a transport member 12a that can transport and discharge toner quantitatively. In this embodiment, the conveying member 12a is a screw. Then, the toner discharged from the toner supply container 1 is received through a toner receiving port 12b detachably connected to the toner discharge opening 1b of the toner supply container 1. The toner is transported by the transport member 12a toward the dropping port 12c communicating with the replenishing port 13f of the developing device main body 13, and the toner is quantitatively supplied to the developing device main body 13 through the dropping port and the replenishing port 13f.
[0048]
The developing device main body 13 accommodates a so-called two-component developer (developer) mainly including nonmagnetic resin toner particles (toner) and magnetic carrier particles (carrier). Further, the inside of the developing device main body 13 is divided into approximately two equal parts into a stirring chamber 13a and a developing chamber 13b by a partition wall 13e provided along the longitudinal direction. The partition wall 13e does not reach both ends in the longitudinal direction of the developing device main body 13, and passages 13c and 13d through which the developer can pass are formed. The agitating chamber 13a and the developing chamber 13b are provided with two agitating and conveying members 15a and 15b for conveying the developer while stirring. The agitating and conveying members 15a and 15b convey the developer so that the traveling directions thereof are opposite to each other, and uniformly mix the toner and the carrier while circulating them in the developing device main body 13. Further, a part of the developing device main body 13 that can be opposed to the photosensitive drum 20 is opened along the longitudinal direction. The developing device main body 13 is formed of a nonmagnetic sleeve having a magnet built in the opening. A developer carrying member (developing sleeve) 14 is rotatably supported. The developing sleeve 14 attracts the carrier by the magnetic force generated by the internal magnet to form a magnetic brush, and rotates (in the direction of arrow R2 in FIG. 5) to supply the toner attracted to the carrier to the photosensitive drum 20. It is like that. The arrows in FIG. 2 indicate the moving direction of the toner or the two-component developer. The main body 50 of the conveying member 12a, the agitating / conveying members 15a and 15b, and the developing sleeve 14 are provided at the longitudinal end portions (right end portions in FIG. 2) of the respective rotation shafts via a drive transmission means such as a gear mechanism. Connected to a driving means such as a motor.
[0049]
Next, the toner supply container 1 will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a perspective view of the toner supply container 1.
[0050]
In the present embodiment, the toner supply container 1 has a hollow, substantially cylindrical shape. A cylindrical container body (toner storage portion) 1a for storing toner therein has a toner discharge opening 1b for discharging the toner on the cylindrical peripheral surface. The toner discharge opening 1b is hermetically sealed by a shutter 3 to be described later in detail until it is connected to the rotary developing device 30, that is, the toner receiving portion 12 of each developing device 10.
[0051]
The length L in the longitudinal direction of the container body 1a is desirably 1.5 times or more and 6 times or less of the diameter D (FIG. 6 (a)). In the present embodiment, the toner discharge opening 1b is rectangular and is on the circumferential surface on one end side in the longitudinal direction of the container body 1a. The shutter 3 that opens and closes this is attached to the container body 1 a while compressing the packing member 4.
[0052]
The container body 1a can be manufactured by a method such as injection molding, blow molding, injection blow molding, or the like. In this example, impact-resistant polystyrene was produced by injection molding. Of course, other materials and manufacturing methods may be used. The container body 1a may be formed by a method of dividing the container body 1a into two parts or more and integrating them by means such as welding and adhesion.
[0053]
4 and 5, the shutter 3 has an arc shape along the outer peripheral surface of the container main body 1 a and has U-shaped guide portions 3 a at both end edges. Then, it engages with two protrusions 1d provided in the vicinity of the toner discharge opening 1b of the container main body 1a and is parallel to the circumferential direction of the container main body 1a, and is reciprocally attached in the circumferential direction of the container main body 1a. It is done. A packing material 4 is installed on the surface of the shutter 3 facing the container main body 1a, and the toner discharge opening 1b is sealed by compressing the packing material 4 with the shutter 3. The shutter 3 is preferably manufactured by injection molding of plastic, but other materials and manufacturing methods may be used. A material having a certain degree of rigidity is suitable for the shutter, and in the present example, impact-resistant polystyrene was produced by injection molding in the same manner as the container body 1a.
[0054]
The packing material 4 seals the opening 1b by being compressed by the container body 1a and the shutter 3, and various conventionally known foams and elastic bodies can be used as appropriate. In this example, low foam polyurethane was used.
[0055]
The inner wall of the container body 1a is provided with a partition wall 2 having a length extending in the longitudinal direction and extending to the vicinity of the entire length of the container body 1a as a support portion for a conveyance protrusion described later in detail. It is divided into two approximately equal parts. The partition wall 2 does not exist in the vicinity of a portion where the toner discharge opening 1b of the container body 1a is located, that is, in the present embodiment, in the region 1c near one end in the longitudinal direction of the container body 1a. Are connected in the vicinity of the toner discharge opening 1b.
[0056]
The partition wall 2 is provided with a plurality of inclined protrusions (inclined plates) 2a as conveying protrusions for conveying the toner in the container main body 1a in the rotational axis direction by a revolving motion accompanying the rotation of the rotary developing device 30. It has been. The inclined protrusions 2a are provided on both surfaces of the partition wall 2, and the inclined protrusions 2a and 2a 'on both surfaces intersect. That is, the inclined protrusions 2 a and 2 a ′ provided on both surfaces of the partition wall 2 are rotationally symmetric with respect to the center line along the longitudinal direction of the partition wall 2. As shown in FIG. 2, the end of the inclined protrusion 2a on one surface of the partition wall 2 is the starting end of the inclined protrusion 2a 'on the other surface. As shown in FIG. 2, the inclined protrusions 2 a and 2 a ′ are arranged in the longitudinal direction of the toner supply container 1 so that the toner that has been scooped up slides on any of the inclined protrusions 2 a and 2 a ′ on each surface of the partition wall 2. It is provided to overlap in the direction.
[0057]
When the toner supply container 1 revolves by the rotation of the rotary developing device 30, the toner is conveyed from the partition wall 2 through the inclined protrusion 2 a toward the toner discharge opening 1 b. Then, the toner is sent from the two inclined protrusions 2a and 2a 'closest to the toner discharge opening 1b to the space 1c without the partition wall 2. At this time, if the toner discharge opening 1b is close, the toner is discharged from the toner discharge opening 1b. On the other hand, when the toner discharge opening 1b is not near, the partition wall 2 does not exist in this portion 1c of the container main body 1a, so that the toner can freely move in the circumferential direction on the inner surface of the container main body 1a. The toner moves along the inner wall of the toner and is eventually discharged from the toner discharge opening 1b.
[0058]
Further, the partition wall 2 is provided with a through hole portion 2b that passes through the partition wall 2 and allows toner to pass therethrough. In the example shown in FIG. 3, the through-hole portion 2 b is a portion for scooping up the toner of the partition wall 2, specifically, the entire region in the longitudinal direction of the container body 1 a of the portions 2 c 1 and 2 c 2 connected to the inner wall surface of the container body 1 a. , Penetrating through each of the surfaces of the partition wall 2 leaving a portion 2d along the inclined projections 2a, 2a ′. Therefore, as shown in the drawing, the through hole 2b is typically formed in a substantially square shape and a substantially triangular shape between the adjacent inclined projections 2a (2a ′) on each surface of the partition wall 2.
[0059]
Next, the rotary developing device 30 will be described in more detail with reference to FIG.
[0060]
The toner replenishing container 1 is attached to the rotary developing device 30 as follows. Here, in this specification, the front side of the sheet of FIG. 1 is the front side of the apparatus. The operator is usually on the front side of the apparatus and performs operations such as mounting the toner supply container 1. The toner replenishing container 1 of this embodiment is inserted into the rotary developing device 30 in the apparatus main body 50 from the front side of the image forming apparatus 100 with the toner discharge opening 1b facing forward. Next, when the toner supply container 1 is rotated by a predetermined angle while holding a handle portion (not shown) provided at the front end (outer surface) of the toner supply container 1, the shutter 3 is rotated by the rotary developing device 30. The toner discharge opening 1b is opened with its position shifted from the shutter 3. In order to securely keep the opened state, it is preferable to use any conventionally known stopper means so that the toner supply container 1 does not rotate with respect to the rotary developing device 30 after opening. Note that the mounting position and method of the toner supply container 1 to the image forming apparatus 100 are not limited to those described above, and can be appropriately selected according to the configuration of the image forming apparatus 100.
[0061]
In this embodiment, the toner supply container 1 is filled with a predetermined amount of toner, mounted in the rotary developing device 30 according to the above-described procedure, and the toner discharge opening 1b is opened. In the image forming process, the toner in the developing device body 13 is gradually consumed. Then, the toner conveying member 12a in the toner receiving portion 12 rotates for a predetermined time by the signal from the means for detecting the toner amount in the developing device main body 13 or the ratio between the toner and the carrier (toner density) to develop the toner. It is sent to the container body 13. Thereby, the toner amount in the developing device main body 13 or the ratio between the toner and the carrier is kept substantially constant. As a means for detecting the toner amount in the developing device main body 13 or the ratio between the toner and the carrier (toner density), for example, by counting the number of dots of the formed image for each color, By calculating, any conventionally known means such as a means for calculating the toner density in the developing device main body 13 for each color can be used. Various other toner density detection methods are known, but in the present invention, these methods themselves are arbitrary, and further description thereof is omitted.
[0062]
The operation of the rotary developing device 30 will be further described. In this embodiment, the rotary developing device 30 has a substantially cylindrical shape, and the inside thereof is divided into four parts for four colors of black, yellow, magenta, and cyan, respectively. The developing devices 10Bk, 10Y, 10M, and 10C, that is, developing devices 11Bk, 11Y, 11M, and 11C, and toner supply containers 1Bk, 1Y, 1M, and 1C are housed.
[0063]
The rotary developing device 30 rotates 90 degrees counterclockwise in FIG. 5 to move the developing device 10 for a desired color so as to face the photosensitive drum 1. In this embodiment, the developing sleeve 14 and the photosensitive drum 1 face each other at a position I in the drawing. This position is called a development position (development station). And it shall rotate in order of I->II->III-> IV in the arrow direction (counterclockwise) in the figure.
[0064]
The toner agitating and conveying members 15a and 15b and the developing sleeve 14 of the developing device main body 13 and the toner conveying member 12a in the toner receiving portion 12 are driven and transmitted from the image forming apparatus main body only when the developing device 10 is at the developing position I. To rotate. Then, the developing device main body 13 and the toner receiving portion 12 at positions II, III, and IV other than the developing position I do not operate.
[0065]
The toner replenishing container 1 can be attached and detached at any of these four positions I to IV, but a position other than the developing position I is preferable, particularly at a position III where the toner discharge opening 1b faces upward. Most preferably. In this embodiment, the attachment / detachment was performed at the position II.
[0066]
At the development position I, the developer main body 13 and the toner receiving unit 12 are operated, so that the toner in the toner receiving unit 12 decreases. In particular, the upstream side in the transport direction of the toner transport member 12a, that is, the toner supply container 1 It decreases in the vicinity of the connection portion with the toner discharge opening 1b.
[0067]
In this embodiment, the toner replenishing container 1 is configured to be located immediately above the toner receiving portion 12 at the developing position I. For this reason, if the toner in the toner receiving portion 12 decreases, the toner present at the end 1c of the toner replenishing container 1 immediately falls by its own weight and is replenished to the toner receiving portion 12 through the toner discharge opening 1b. The
[0068]
If there is not a sufficient amount of toner at the end 1c of the toner replenishing container 1, the inside of the container main body 1a is caused by the action of the inclined protrusions 2a and 2a 'of the partition wall 2 during one rotation of the rotary developing device 30. The toner is supplied to the toner receiving portion 12 while the toner is conveyed and returned to the developing position I again.
[0069]
The toner replenishing container 1 at the development position I is most preferably located directly above the toner receiving portion 12, but is preferably obliquely above, and may be arranged in other positions. Even if the toner cannot be dropped by itself from the toner supply container 1 to the toner receiving unit 12 at the developing position I, the toner supply container 1 is always attached to the toner receiving unit 12 while the rotary developing device 30 rotates once. Since it may be located above, it is possible to supply toner.
[0070]
Next, a description will be given of the result of testing the toner transportability by mounting the toner supply container 1 of the above-described embodiment in the rotary developing device 30 in the image forming apparatus 100.
[0071]
Here, the rotary developing device 30 is set to rotate 90 degrees to switch the developing device 10 relative to the photosensitive drum 1 when two sheets are formed at A4 or one sheet at A3. The diameter of the rotary developing device 30 is 190 mm, the rotation time for switching is 0.3 seconds, the stop time for image formation is 1.2 seconds, the peripheral speed at the time of movement is 0.7 m / second, rotation The angle was set to 90 degrees.
[0072]
Here, the diameter of the rotary developing device 30 refers to the maximum diameter in the rotary developing device 30 with the toner supply container 1 attached. Further, from the rotation center of the rotary developing device 30, the maximum radius (length) of the state where the toner replenishing container 1 is mounted is defined as the revolution radius of the toner replenishing container, and the speed at that position is the peripheral speed.
[0073]
(Test A)
The toner supply container 1 for each color having the above-described configuration was filled with 300 g of each color of non-magnetic toner and mounted on the rotary developing device 30 to form an image.
[0074]
Even when originals with a 100% image ratio (so-called solid images) are continuously formed, there is no shortage of toner supply from the toner supply container 1 to the toner receiving unit 12, and the final toner supply container 1 The remaining amount of toner was 1.5 to 2.5 g. In addition, image defects due to coarse particles in which toner aggregated did not occur.
[0075]
(Test B)
Next, assuming vibration during distribution, the operation of freely dropping the toner replenishing container 1 from a height of 20 mm with the axial direction horizontal is repeated 1000 times to agglomerate the toner stored inside. did. Thereafter, the toner replenishing container 1 was mounted on the rotary developing device 30 without shaking, and the same image formation as in Test A was performed. The toner aggregated during several rotations of the rotary developing device 30 was loosened, and the final remaining amount was 1.5 to 2.5 g as in Test A.
[0076]
(Test C)
Further, the toner replenishing container 1 was allowed to stand for 10 days with the axial direction vertical, and then mounted on the rotary developing device 30 without shaking the toner replenishing container 1, and the same image formation as described above was performed. The toner aggregated during several rotations of the rotary developing device 30 was loosened, and the final remaining amount was 1.5 to 2.5 g, as in the tests A and B.
[0077]
(Modification)
Next, a modified example of the partition wall 2 provided in the toner supply container 1 will be described. FIG. 6A shows the toner supply container 1 including the partition wall 2 described above. In the illustrated example, the area ratio of the through-hole portion 2b provided in the partition wall 2 to the partition wall 2, that is, the opening ratio is 37%.
[0078]
FIG. 6B shows the partition wall 2 shown in FIG. 6A where all the through holes 2b are filled (opening ratio 0%). With respect to the toner replenishing container 1 having the partition wall 2 shown in FIG. 6B, the above-described tests A to C were performed to confirm the toner transportability. As a result, in the test A, as in the case where the partition wall 2 shown in FIG. 6A was provided, the image could be formed without any trouble, and the residual toner amount was as small as 1 to 2 g. However, in Test B and Test C, the toner did not loosen and could hardly be discharged.
[0079]
This is because, since there is no through hole 2b, the toner cannot be transported between the two sections of the container body 1a partitioned by the partition wall 2, and the toner is not stirred, so that the toner is fluid. It is estimated that it was not possible. On the other hand, when the toner is not agglomerated so much as in test A, since the partition wall 2 does not have the through hole portion 2b, there is no toner slipping through the through hole portion 2b, and the inclined projections 2a, 2a are removed from the partition wall 2. The toner supplied to 'increases. For this reason, it is considered that the toner conveyance efficiency is improved and the residual toner amount is reduced.
[0080]
Also in Test B and Test C, when the toner supply container 1 was shaken five times before being attached to the apparatus main body 50, the toner loosened and the residual toner amount became 1 to 2 g.
[0081]
Next, the partition wall 2 in FIG. 6C is obtained by partially closing the through hole portion 2b with respect to the partition wall 2 in FIG. 6A. In the example shown in FIG. 6C, the other through-hole portions 2b are closed except for the substantially square through-hole portions 2b surrounded by the inclined projections 2a and 2a ′ provided on both surfaces of the partition wall 2. The opening ratio was 25%.
[0082]
With respect to the toner replenishing container 1 having the partition wall 2 shown in FIG. 6C, the above-described tests A to C were performed to confirm the toner transportability. As a result, in any of tests A, B, and C, the toner could be loosened and discharged, and the residual toner amount was 2 to 3 g.
[0083]
From the above results, it can be seen that the partition wall 2 shown in FIG. 6C has the best balance between the action of loosening the toner and the action of conveying.
[0084]
According to the inventors' further experimental study, the area ratio of the through hole 2b to the partition wall 2, that is, the opening ratio is preferably about 5 to 50%, more preferably 10 to 40%, and most preferably. Is preferably set to 20 to 30%.
[0085]
In the above description, the rotary developing device 30 has been described with respect to the case where the rotating body 31 is divided into four parts and the four developing devices 10 (the developing device 11 and the toner supply container 1) are mounted. For example, as shown in FIG. 7, the rotating body 31 may be divided into three parts and the three developing devices 10 may be mounted. The same effect can be obtained when the present invention is applied to such a rotary developing device 31. 5 and 7 show an example in which the rotating body 31 of the rotary developing device 30 is equally divided. However, the size of the occupied portion may be changed depending on the developing device 10 of each color to unequally divide. In this case as well, the present invention can be applied equally and the same effect can be obtained.
[0086]
Here, the rotary developing device 30 has a movement time of 0.1 second or more and 1.0 second or less, a stop time of 0.5 second or more and 6 seconds or less, a peripheral speed of 0.1 m / second or more, and 2 m / second. It is preferable that it is below second. As a result, the switching time of each color can be shortened as much as possible, and the stop time required for developing can be ensured, and by this revolving motion, the toner can be both rotated and stopped. Sufficient transportability can be obtained by sliding down on the inclined protrusions (inclined protrusions) 2a and 2a ′.
[0087]
The revolution radius of the toner replenishing container 1 accompanying the rotation of the rotary developing device 30 is preferably 50 mm or more and 300 mm or less. Thereby, a sufficient impact can be given to the toner replenishing container 1 when the rotary developing device 30 is started and stopped, and the toner stirring effect can be enhanced. If the revolution radius is smaller than 50 mm, it is difficult to store the developing device 10 in the plurality of rotating bodies 31, and if it exceeds 300 mm, the toner stirring effect is weakened.
[0088]
Next, the stop position of the rotary developing device 30 and the positional relationship between the toner discharge opening 1b of the toner supply container 1 and the partition wall 2 will be described with reference to FIGS.
[0089]
Here, an example in which the rotary developing device 30 includes the three developing devices 10 (the developing device 11 and the toner supply container 1) by dividing the rotating body 31 into three parts will be described. However, the principle of discharging the toner from the toner supply container 1 is the same as that divided into four. 7 to 10 show schematic cross sections of the rotary developing device 30, but only the cross section of the toner supply container 1 is shown and simplified. Actually, similar to that shown in FIG. 5, necessary mechanisms such as the developing device main body 13 and the toner receiving portion 12 are mounted. The rotary developing device 30 rotates in the direction of the arrow (counterclockwise) in the order of I → II → III with the position I in the drawing as the developing position.
[0090]
In FIG. 7, the partition wall 2 is set to face the vertical direction at the development position I. On the other hand, in FIGS. 8, 9, and 10, the partition wall 2 is also set to face the horizontal direction, the rotation tangent direction, and the rotation normal direction at the development position I.
[0091]
As shown in FIGS. 7 to 10, an experiment was conducted in which toner was filled in each of the four types of toner supply containers 1 provided with the partition walls 2, and the rotary developing device 30 was rotated to discharge the toner.
[0092]
The container main body 1a has a cylindrical shape with a diameter of 40 mm and a length of 300 mm. The peripheral surface of one end in the longitudinal direction of the container main body 1a has a length of 15 mm along the axial direction of the container main body 1a, and a width of 10 mm in a direction perpendicular thereto. The toner discharge opening 1b is provided. Necessary parts such as the shutter 3 were attached thereto, and 160 g of each color was filled with nonmagnetic toner.
[0093]
The diameter of the rotary developing device 30 was 140 mm, and the above-described four types of toner supply containers 1 were mounted on the rotary developing device 30 to confirm the toner discharge performance. The rotary developing device 30 was set to a rotation time of 0.3 seconds, a stop time of 1.5 seconds, and a rotation angle of 120 degrees, and the peripheral speed during movement was set to 0.8 m / second. Each toner replenishing container 1 has exactly the same conditions except that the installation angle of the partition wall 2 inside is different.
[0094]
When image formation was performed until no toner was detected under the above test conditions, the following results were obtained.
[0095]
[Table 1]
Figure 0003793092
[0096]
The amount of toner discharged every rotation of the rotary developing device 30 rises about 10 rotations at the start of discharge, and immediately after that, the discharge amount is the largest for a while, and there are four types of tendency to gradually decrease. The same was observed with the toner replenishing container 1.
[0097]
However, the amount of toner to be discharged is the largest when the partition wall 2 is in the vertical direction (FIG. 7) at the development position I, followed by the tangential direction (FIG. 9), the horizontal direction (FIG. 8), and the normal direction ( It continues with FIG. In other words, it was confirmed that the smaller the toner remaining amount, the larger the toner discharge amount, and the higher the discharge performance in this order. However, all four types of toner discharge amount and toner remaining amount are at a practical level, and there are differences among them.
[0098]
The following facts were found as a result of observing in detail the toner transport and discharge operations by the four types of toner supply containers 1 having different inclinations of the partition wall 2 described above. The movement of the toner inside the toner supply container 1 when the toner supply container 1 revolves will be described with reference to FIGS. 7 to 10. For convenience, the room partitioned by the partition wall 2 of the toner supply container 1 will be described with reference to FIGS. , B side, the respective reference numerals are attached in the figure. The inclined protrusion provided on the A side surface of the partition wall 2 is defined as a first inclined protrusion 2a, and the second inclined protrusion provided on the B side surface is defined as 2a '.
[0099]
The toner in the toner supply container 1 is conveyed in the axial direction of the toner supply container 1 while sliding down on the first inclined protrusion 2a or the second inclined protrusion 2a ′ when the partition wall 2 is inclined. This is performed both while the rotary developing device 30 is moving and when it is stopped. At this time, when the partition wall 2 has an inclination of 30 degrees or more, sliding begins to occur, and when the partition wall 2 is about 60 degrees to 70 degrees, it slides most severely. If it is 80 degrees or more, it spills from the first inclined protrusion 2a or the second inclined protrusion 2a ′ and scatters. Therefore, if it is 80 degrees or more, the conveyance efficiency is not always good.
[0100]
Comparing the four types of toner supply containers 1 described above, the situation in which the toner is conveyed from the end furthest from the toner discharge opening 1b toward the toner discharge opening 1b is substantially the same. There was a difference in the situation when reaching one end of 1b.
[0101]
First, as shown in FIG. 7, in the form in which the partition wall 2 faces in the vertical direction at the development position I, the second slope is formed in the vicinity of the position indicated by the alternate long and short dash line in the drawing in which the toner discharge opening 1b is vertically downward. The toner slid down the protrusion 2a 'vigorously, and the toner was discharged out of the toner replenishing container 1 from the toner discharge opening 1b while maintaining a high fluidity.
[0102]
Next, as shown in FIG. 8, in the form in which the partition wall 2 faces in the horizontal direction at the development position I, the first, first and second positions near the position indicated by the alternate long and short dash line in the figure in which the toner discharge opening 1 b is vertically downward. The second inclined protrusions 2a and 2a ′ are at an angular position where the toner cannot be slid and conveyed. Therefore, only the toner that has moved in the circumferential direction along the inner peripheral surface of the container body 1a in the region 1c without the partition wall 2 at one end in the longitudinal direction of the toner supply container 1 is discharged from the toner discharge opening 1b. This toner is replenished without the partition wall 2 by the first inclined protrusion 2a during the movement from the developing position I to the position II and by the second inclined protrusion 2a 'during the movement from the position II to the position III. It has been transported to the region 1 c at the end of the container 1. While this toner moves along the inner peripheral surface of the toner replenishing container 1, the fluidity is lowered, and some toner diffuses and returns to a region where the partition wall 2 is located. For this reason, it is considered that the toner conveyance efficiency is slightly lowered as compared with the form shown in FIG.
[0103]
Subsequently, as shown in FIG. 9, in the form in which the partition wall 2 faces in the tangential direction at the development position I, as in the form in FIG. In the vicinity of the position, the first and second inclined protrusions 2a and 2a ′ are at an angular position where the toner cannot slide and be conveyed. However, at the position III immediately before that, the partition wall 2 stops at a loose angle close to the horizontal, and at this time, the toner stays on the partition wall 2. When the next movement is started and the angle of the partition wall 2 gradually rises, the toner is transported by sliding down the second inclined protrusion 2a ′, and the toner is discharged from the toner discharge opening 1b in a state of high fluidity. It is discharged out of the supply container 1. For this reason, it is considered that the toner discharge performance close to that shown in FIG. 7 was obtained.
[0104]
Finally, as shown in FIG. 10, in the form in which the partition wall 2 faces the normal direction at the development position I, the partition wall 2 is located in the vicinity of the position indicated by the alternate long and short dash line in the drawing where the toner discharge opening 1b faces downward. Is substantially horizontal, and at this position, the toner is hardly transported by sliding down the first inclined protrusion 2a, and is transported when rotated to the development position I and beyond. Then, the toner moves in the circumferential direction along the inner wall of the toner supply container 1 almost nearly once, and then is discharged from the toner discharge opening 1b. For this reason, it is considered that the toner conveyance efficiency is lowered due to the decrease in the fluidity and diffusion of the toner, as in the situation shown in FIG.
[0105]
In summary, excellent discharge performance is obtained when the angle (θ in the figure) formed by the toner discharge direction of the toner discharge opening 1b and the partition wall 2 is 45 degrees or less. A decrease and an increase in residual toner were observed, and it was found that the deterioration became closer to 90 degrees. As a result of further experimental studies by the present inventors, the angle θ is more preferably 40 degrees or less, and most preferably 35 degrees or less. Since the angle formed between the toner discharge direction of the toner discharge opening 1b and the partition wall 2 is 45 degrees or less, the toner that reaches the end where the toner discharge opening 1b is located along the inner peripheral surface of the container main body 1a. It is possible to reduce the residual toner by reducing the amount of movement and improving the toner discharge speed.
[0106]
Here, the toner discharge direction is a projection direction in which the projection area of the toner discharge opening 1b is maximized. When the rectangular toner discharge opening 1b is provided in the cylindrical toner supply container 1, This corresponds to the normal direction of the cylinder at the center of the rectangle.
[0107]
As described above, according to the present embodiment, the toner can be efficiently conveyed and discharged by utilizing the revolving motion of the toner supply container 1 by the rotary developing device 30.
[0108]
In this embodiment, the toner discharge opening 1b is provided on the peripheral surface of the cylindrical container body 1a, and a space without the partition wall 2 is provided in the vicinity of the toner discharge opening 1b. For example, compared with the case where an opening is provided in the end surface of the cylindrical container body 1a, the remaining amount of toner in the container body 1a can be reduced, and the toner that reaches the end where the toner discharge opening 1b is located. Can move freely in the circumferential direction along the inner wall surface of the container body 1a due to the absence of the partition wall 2, and any of them can be discharged from the toner discharge opening 1b.
[0109]
Further, since the partition wall 2 has a through hole 2b that allows the toner to pass therethrough, even if the toner is aggregated due to physical distribution vibration or the like, the revolving motion accompanying the rotation of the rotary developing device 30 causes the toner to move. It is possible to freely come and go through the through hole portion 2b to effectively loosen the toner and improve the fluidity.
[0110]
In this embodiment, the partition wall 2 bisects the inside of the container main body 1 a, and the inclined protrusions 2 a and 2 a ′ are provided on both sides of the partition wall 2 in a rotationally symmetrical manner. According to such a configuration, the paper can be discharged twice per revolution, improving the efficiency of conveyance, and if it is approximately divided into two, even if the toner aggregates due to physical distribution vibration, the revolution movement of the rotary developing device By loosening this, the fluidity can be improved.
[0111]
Further, since the container main body 1a has a cylindrical shape, the container can be attached to the rotary developing device 30 in the direction of the rotation axis, so that the operability of attachment / detachment is improved and the manufacture becomes easy and low cost. Is possible. In the present embodiment, the container main body 1a has a cylindrical shape. With such a configuration, the amount of toner attached to the inner wall surface of the container main body 1a can be reduced as compared with a cylindrical container having a cross-sectional shape other than a circular shape. In addition, the rigidity and strength of the container can be increased, the thickness of the container wall can be set thin, and the cost can be reduced.
[0112]
Furthermore, in this embodiment, the rotary developing device 30 includes a plurality of developing devices 11 and a plurality of toner supply containers 1 that replenish toner corresponding to the developing devices 11, respectively. 11 is controlled to stop at a plurality of predetermined angular positions corresponding to the number 11, and the developing device 11 performs development at at least one stop position. The toner supply container 1 corresponding to the developing device 11 in the stop position (developing position) where the developing device 11 performs development has a configuration in which the opening portion is at least in the direction of gravity and the toner is naturally dropped and discharged. It was. With such a configuration, the toner can be effectively replenished to the developing device 11 at the developing position where the toner is consumed. When the rotary developing device 30 includes three developing devices 11 and three toner supply containers 1 and stops at three angular positions, for example, developing devices 11Y, 11M of three colors of yellow, magenta, and cyan, 11C and toner replenishing containers 1Y, 1M, and 1C can be integrally mounted to form a full-color image, and the toner adhering to the inner wall surface of toner replenishing container 1 by stopping at three locations can be reduced by 3 per revolution. The remaining amount of toner can be reduced by removing the toner once. When the rotary developing device 30 includes the four developing devices 11 and the toner supply container 1 and stops at four angular positions, for example, the four color developing devices 11Y, 11M, and 11C of yellow, magenta, cyan, and black are used. 11Bk and toner supply containers 1Y, 1M, 1C, and 1Bk can be integrally mounted to form a black and white image and a full-color image, and the toner supply containers 1 adhere to the inner wall surface of the toner supply container 1 by stopping at four places. The remaining amount of toner can be reduced by removing the toner four times per revolution.
[0113]
Example 2
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In this embodiment, the basic configuration and operation of the image forming apparatus are the same as those of the first embodiment. Elements having the same functions are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0114]
FIG. 11 shows a schematic cross section of the rotary developing device 30 in a state where the toner supply container 1 of the present embodiment is mounted.
[0115]
In Example 1, although the example of the cylindrical container with a circular cross section was shown, this invention is not limited to this. The toner supply container 1 of the present embodiment shown in FIG. 11 is characterized in that the cross-section is non-circular and that more toner can be filled using the space in the rotary developing device 30 effectively. ing.
[0116]
As shown in FIG. 11, in the toner replenishing container 1 of the present embodiment, there is a slight difference in the installation angle of the toner discharge opening 1b and the like. It was very good.
[0117]
Even in the shape of the toner replenishing container 1 of the present embodiment, the relationship between the angular positional relationship between the toner discharge opening 1b and the partition wall 2 and the toner discharge performance is implemented with reference to FIGS. It was confirmed that the same tendency as in the case of the cylindrical toner supply container 1 described in detail in Example 1 was exhibited. The angular arrangement relationship shown in FIG. 11, that is, the arrangement relationship in which the angle θ formed by the toner discharge direction and the partition wall 2 is 35 degrees or less is a setting in which toner discharge is most advantageous.
[0118]
Further, for example, in order to supply more frequently used black toner, the internal volume of the black toner supply container 1Bk is made larger than that of the other three-color toner supply containers. Further, the size of the occupied portion in the rotary developing device 30 may be changed to unequally divide, and the effect of the present invention can be obtained similarly.
[0119]
As described above, according to the present exemplary embodiment, in addition to the effects described in the first exemplary embodiment, the cross section of the container main body 1a of the toner replenishing container 1 has a cylindrical shape other than a circular shape. As a result, the limited space in the rotary developing device 30 can be effectively used, and a maximum amount of toner can be filled, so that the life of the toner supply container 1 can be extended.
[0120]
In each of the above-described embodiments, it has been described that the replenishment developer is mainly toner of a two-component developer, but the present invention is not limited to this. When the developing device uses a two-component developer mainly composed of a toner and a carrier, the replenishment developer is a single component of the two-component developer or a mixture of the toner and carrier of the two-component developer. Including. Even when the replenishment developer is a mixture of toner and carrier, the present invention described in the above embodiments can be equally applied, and the same effects as described above can be obtained. When the developing device uses a one-component developer mainly composed of toner, the replenishment developer may be a toner that is a one-component developer.
[0121]
【The invention's effect】
As explained above, according to the present invention,
(1) The developer can be efficiently transported and discharged by utilizing the revolving motion of the rotary developing device with a simple configuration.
(2) The amount of developer remaining in the developer supply container can be reduced.
(3) Generation of coarse particles in which the developer is aggregated can be prevented.
(4) Even if the developer hardens after distribution and storage, the developer can be loosened by utilizing the revolving motion.
(5) There is no need to shake the developer supply container before replacing the developer supply container.
(6) Immediately after replacement of the developer supply container, it is not necessary to perform a replenishment operation a predetermined number of times (such as rotation of the rotary developing device) in order to supply the developer to the developer, and the developer is sufficiently discharged from the beginning of replacement. Therefore, downtime can be shortened.
The developer can be efficiently transported / discharged and supplied to the developing device with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of an embodiment of an image forming apparatus to which the present invention can be applied.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing a state where a toner supply container according to the present invention is mounted on a developing device.
FIG. 3 is a schematic partial cross-sectional perspective view of a toner supply container according to the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of an embodiment of a shutter for sealing an opening of a toner supply container.
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view of an embodiment of a rotary developing device according to the present invention.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view showing a modification of the partition wall according to the present invention.
FIG. 7 is a schematic diagram for explaining an example of a toner discharge state when an angular positional relationship between a partition wall and a toner discharge opening is changed.
FIG. 8 is a schematic diagram for explaining another example of the toner discharge state when the angular positional relationship between the partition wall and the toner discharge opening is changed.
FIG. 9 shows other toner discharge statuses when the angular positional relationship between the partition wall and the toner discharge opening is changed.
It is a schematic diagram for demonstrating the example of.
FIG. 10 shows other toner discharge conditions when the angular positional relationship between the partition wall and the toner discharge opening is changed.
It is a schematic diagram for demonstrating the example of.
FIG. 11 is a schematic cross-sectional view of another embodiment of a rotary developing device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Toner supply container (Developer supply container)
1a Toner container (developer container, container body)
1b Toner discharge opening
3 Shutter
4 Packing material
2 partition walls
2a, 2a 'inclined projection
2b Through hole
10 Developer
11 Developer
12 Toner receiving part
13 Developer body
20 Photosensitive drum (electrophotographic photosensitive member, image carrier)
21 Primary charger
22a Image exposure means
23 Transfer means
24 Transfer drum
27 Fixing device
50 Image forming apparatus body (apparatus body)
100 Image forming apparatus

Claims (32)

回転式現像装置に自転不可能に装着され、前記回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心として公転運動する現像剤補給容器であって、
内部に現像剤を収納し、この現像剤を排出するための開口部を有する容器本体と、
前記容器本体内部に前記回転軸線方向に伸びて設けられた仕切壁と、
を有し、
前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により、前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送して前記開口部から排出するために、前記仕切壁には前記回転軸線に対して傾斜した面を有する突起が前記仕切壁から突出して設けられることを特徴とする現像剤補給容器。A developer replenishing container that is mounted on the rotary developing device so as not to rotate, and revolves around the rotation axis of the rotary developing device as the rotary developing device rotates;
A container body having an opening for storing the developer therein and discharging the developer;
A partition wall provided in the container body so as to extend in the rotational axis direction;
Have
The partition wall is inclined with respect to the rotation axis so that the developer in the container body is transported in the direction of the rotation axis and discharged from the opening by a revolving motion accompanying the rotation of the rotary developing device. A developer supply container, wherein a protrusion having a curved surface is provided so as to protrude from the partition wall. 前記仕切壁には、現像剤の通過を許す穴部が設けられていることを特徴とする請求項１の現像剤補給容器。The developer supply container according to claim 1, wherein the partition wall is provided with a hole portion that allows the developer to pass therethrough. 前記仕切壁は、前記開口部が設けられた領域を除いた前記容器本体内を複数に分割するように設けられていることを特徴とする請求項１又は２の現像剤補給容器。3. The developer supply container according to claim 1, wherein the partition wall is provided so as to divide the inside of the container main body excluding a region where the opening is provided into a plurality of parts. 前記仕切壁は、前記容器本体内部を略二分し、前記突起が前記仕切壁の両面に回転対称形に設けられていることを特徴とする請求項１、２又は３の現像剤補給容器。4. The developer supply container according to claim 1, wherein the partition wall substantially bisects the interior of the container body, and the protrusions are provided on both surfaces of the partition wall in a rotationally symmetrical manner. 前記開口部の現像剤排出方向と仕切壁との成す角度は、４５度以下であることを特徴とする請求項１〜４のいずれかの項に記載の現像剤補給容器。5. The developer supply container according to claim 1, wherein an angle formed between the developer discharge direction of the opening and the partition wall is 45 degrees or less. 6. 前記容器本体は、筒状をなすことを特徴とする請求項１〜５のいずれかの項に記載の現像剤補給容器。The developer supply container according to claim 1, wherein the container body has a cylindrical shape. 前記容器本体は、略円筒状をなすことを特徴とする請求項６の現像剤補給容器。The developer supply container according to claim 6, wherein the container body has a substantially cylindrical shape. 前記容器本体は、断面形状が非円形の筒状であることを特徴とする請求項６の現像剤補給容器。The developer supply container according to claim 6, wherein the container body has a cylindrical shape with a non-circular cross section. 前記開口部は、筒状の前記容器本体の周面に設けられ、前記開口部近傍には前記仕切壁の無い空間が設けられていることを特徴とする請求項６、７又は８の現像剤補給容器。The developer according to claim 6, 7 or 8, wherein the opening is provided on a peripheral surface of the cylindrical container body, and a space without the partition wall is provided in the vicinity of the opening. Supply container. 前記開口部は、前記回転式現像装置の回転軸線方向と交差する方向に現像剤を排出するように設けられていることを特徴とする請求項１〜９の現像剤補給容器。The developer supply container according to claim 1, wherein the opening is provided so as to discharge the developer in a direction intersecting with a rotation axis direction of the rotary developing device. 前記現像剤補給容器は、前記回転式現像装置に内装された複数の現像器のそれぞれに対応して現像剤を補給するように、前記回転式現像装置に複数内装され、
前記回転式現像装置は、前記複数の現像器の数に対応した複数の所定角度位置で停止するように制御され、少なくとも１つの停止位置において現像器が現像を行い、
前記現像器が現像を行う現像位置にある現像器に対応する現像剤補給容器は、前記開口部が少なくとも重力方向を向いており、現像剤が自然落下して排出されることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかの項に記載の現像剤補給容器。A plurality of the developer replenishing containers are provided in the rotary developing device so as to replenish the developer corresponding to each of the plurality of developing devices provided in the rotary developing device;
The rotary developing device is controlled to stop at a plurality of predetermined angular positions corresponding to the number of the plurality of developing devices, and the developing device performs development at at least one stop position,
The developer replenishing container corresponding to a developing device in a developing position where the developing device performs development has the opening at least in the direction of gravity, and the developer is naturally dropped and discharged. Item 11. The developer supply container according to any one of Items 1 to 10. 前記回転式現像装置は、３つの現像器と３つの現像剤補給容器とを内装し、３箇所の角度位置で停止することを特徴とする請求項１１の現像剤補給容器。12. The developer supply container according to claim 11, wherein the rotary developing device includes three developing units and three developer supply containers, and stops at three angular positions. 前記回転式現像装置は、４つの現像器と４つの現像剤補給容器とを内装し、４箇所の角度位置で停止することを特徴とする請求項１１の現像剤補給容器。12. The developer supply container according to claim 11, wherein the rotary developing device includes four developing devices and four developer supply containers, and stops at four angular positions. 前記回転式現像装置は、移動時間が０．１秒以上、１．０秒以下、停止時間が０．５秒以上、６秒以下、周速が０．１ｍ／秒以上、２ｍ／秒以下であることを特徴とする請求項１〜１３のいずれかの項に記載の現像剤補給容器。The rotary developing device has a movement time of 0.1 second or more and 1.0 second or less, a stop time of 0.5 second or more and 6 seconds or less, and a peripheral speed of 0.1 m / second or more and 2 m / second or less. The developer supply container according to claim 1, wherein the developer supply container is provided. 前記現像剤補給容器の公転運動の公転半径は、５０ｍｍ以上、３００ｍｍ以下であることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかの項に記載の現像剤補給容器。The developer supply container according to any one of claims 1 to 14, wherein a revolution radius of the revolution movement of the developer supply container is 50 mm or more and 300 mm or less. 回転軸を中心に自転する回転式現像装置と、
前記回転式現像装置に自転不可能に装着され、前記回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心として公転運動する現像剤補給容器と、を有する現像剤補給装置であって、
前記現像剤補給容器は、内部に現像剤を収納し、この現像剤を排出するための開口部を有する容器本体と、前記容器本体内部に前記回転軸線方向に伸びて設けられた仕切壁と、を有し、前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により、前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送して前記開口部から排出するために、前記仕切壁には前記回転軸線に対して傾斜した面を有する突起が前記仕切壁から突出して設けられることを特徴とする現像剤補給装置。A rotary developing device that rotates about a rotation axis;
A developer replenishing device that is mounted on the rotary developing device so as not to rotate, and revolves around the rotation axis of the rotary developing device as the rotary developing device rotates. There,
The developer supply container contains a developer therein, a container body having an opening for discharging the developer, a partition wall provided in the container body so as to extend in the rotation axis direction, The partition wall has the rotation axis to convey the developer in the container body in the direction of the rotation axis and discharge the developer from the opening by a revolving motion accompanying the rotation of the rotary developing device. And a protrusion having a surface inclined with respect to the partition wall. 前記仕切壁には、現像剤の通過を許す穴部が設けられていることを特徴とする請求項１６の現像剤補給装置。The developer replenishing device according to claim 16, wherein the partition wall is provided with a hole portion that allows the developer to pass therethrough. 前記仕切壁は、前記開口部が設けられた領域を除いた前記容器本体内を複数に分割するように設けられていることを特徴とする請求項１６又は１７の現像剤補給装置。18. The developer supply device according to claim 16, wherein the partition wall is provided so as to divide the inside of the container main body excluding a region where the opening is provided into a plurality of parts. 前記仕切壁は、前記容器本体内部を略二分し、前記突起が前記仕切壁の両面に回転対称形に設けられていることを特徴とする請求項１６、１７又は１８の現像剤補給装置。The developer supply device according to claim 16, 17 or 18, wherein the partition wall substantially bisects the interior of the container body, and the protrusions are provided on both surfaces of the partition wall in a rotationally symmetrical manner. 前記開口部の現像剤排出方向と仕切壁との成す角度は、４５度以下であることを特徴とする請求項１６〜１９のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。The developer replenishing device according to any one of claims 16 to 19, wherein an angle formed by the developer discharge direction of the opening and the partition wall is 45 degrees or less. 前記容器本体は、筒状をなすことを特徴とする請求項１６〜２０のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。21. The developer supply device according to claim 16, wherein the container body has a cylindrical shape. 前記容器本体は、略円筒状をなすことを特徴とする請求項２１の現像剤補給装置。The developer replenishing device according to claim 21, wherein the container body has a substantially cylindrical shape. 前記容器本体は、断面形状が非円形の筒状であることを特徴とする請求項２１の現像剤補給装置。The developer replenishing device according to claim 21, wherein the container body has a cylindrical shape with a non-circular cross section. 前記開口部は、筒状の前記容器本体の周面に設けられ、前記開口部近傍には前記仕切壁の無い空間が設けられていることを特徴とする請求項２１、２２又は２３の現像剤補給装置。The developer according to claim 21, 22 or 23, wherein the opening is provided on a peripheral surface of the cylindrical container body, and a space without the partition wall is provided in the vicinity of the opening. Replenishment device. 前記開口部は、前記回転式現像装置の回転軸線方向と交差する方向に現像剤を排出するように設けられていることを特徴とする請求項１６〜２４のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。The developer according to any one of claims 16 to 24, wherein the opening is provided so as to discharge the developer in a direction intersecting a rotation axis direction of the rotary developing device. Replenishment device. 前記回転式現像装置は、複数の現像器と、各現像装置に対応してそれぞれ現像剤を補給する複数の現像剤補給容器と、を内装し、
前記回転式現像装置は、前記複数の現像器の数に対応した複数の所定角度位置で停止するように制御され、少なくとも１つの停止位置において現像器が現像を行い、
前記現像器が現像を行う現像位置にある現像器に対応する現像剤補給容器は、前記開口部が少なくとも重力方向を向いており、現像剤が自然落下して排出されることを特徴とする請求項１６〜２５のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。The rotary developing device includes a plurality of developing units and a plurality of developer supply containers for supplying a developer corresponding to each developing device,
The rotary developing device is controlled to stop at a plurality of predetermined angular positions corresponding to the number of the plurality of developing devices, and the developing device performs development at at least one stop position,
The developer replenishing container corresponding to a developing device in a developing position where the developing device performs development has the opening at least in the direction of gravity, and the developer is naturally dropped and discharged. Item 26. The developer supply device according to any one of Items 16 to 25. 前記回転式現像装置は、３つの現像器と３つの現像剤補給容器とを内装し、３箇所の角度位置で停止することを特徴とする請求項２６の現像剤補給装置。27. The developer replenishing device according to claim 26, wherein the rotary developing device includes three developing devices and three developer replenishing containers, and stops at three angular positions. 前記回転式現像装置は、４つの現像器と４つの現像剤補給容器とを内装し、４箇所の角度位置で停止することを特徴とする請求項２６の現像剤補給装置。27. The developer supply device according to claim 26, wherein the rotary developing device includes four developing devices and four developer supply containers, and stops at four angular positions. 前記回転式現像装置は、移動時間が０．１秒以上、１．０秒以下、停止時間が０．５秒以上、６秒以下、周速が０．１ｍ／秒以上、２ｍ／秒以下であることを特徴とする請求項１６〜２８のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。The rotary developing device has a movement time of 0.1 second or more and 1.0 second or less, a stop time of 0.5 second or more and 6 seconds or less, and a peripheral speed of 0.1 m / second or more and 2 m / second or less. 29. The developer replenishing device according to claim 16, wherein the developer replenishing device is provided. 前記現像剤補給容器の公転運動の公転半径は、５０ｍｍ以上、３００ｍｍ以下であることを特徴とする請求項１６〜２９のいずれかの項に記載の現像剤補給装置。30. The developer supply device according to claim 16, wherein a revolution radius of the revolution movement of the developer supply container is 50 mm or more and 300 mm or less. 回転式現像装置の回転に伴って前記回転式現像装置の回転軸線を中心に公転運動可能な現像剤補給容器において、
現像剤排出開口を備え現像剤を収容する容器本体と、
前記回転軸線に対して傾斜するように前記容器本体内に設けられ、前記回転式現像装置の回転に伴う公転運動により前記容器本体内の現像剤を前記回転軸線方向に搬送する搬送突起と、
前記搬送突起を支持する支持部と、
を有し、前記支持部は現像剤の往来を許容する穴部を備えることを特徴とする現像剤補給容器。In the developer supply container capable of revolving around the rotation axis of the rotary developing device as the rotary developing device rotates,
A container body having a developer discharge opening and containing a developer;
A transport protrusion provided in the container body so as to be inclined with respect to the rotation axis, and transporting the developer in the container body in the direction of the rotation axis by a revolving motion accompanying rotation of the rotary developing device;
A support portion for supporting the transport protrusion;
The developer replenishing container is characterized in that the support portion includes a hole portion that allows the developer to come and go. 前記支持部は、前記回転軸線方向の異なる位置に設けられた複数の前記搬送突起を支持しており、前記穴部はこの搬送突起間に設けられていることを特徴とする請求項３１の現像剤補給容器。32. The development according to claim 31, wherein the support portion supports a plurality of the conveyance protrusions provided at different positions in the rotation axis direction, and the hole portion is provided between the conveyance protrusions. Medicine supply container.
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