JP3789575B2 - Gas turbine fuel supply system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電機やエンジン等に用いられるガスタービンの燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、本発明者らは、従来の石油系液体化石燃料等に代わる新しい燃料として、クリーンで熱効率に優れたエマルジョン燃料を開発し、多くの分野で注目を浴びている(特願平7−273110号等)。
【0003】
このエマルジョン燃料は、合成アニオン系界面活性剤と蒸留水のムース状乳化剤と、灯油等の石油系液体燃料材とからなる濃縮エマルジョン燃料材に、容量比で1〜2倍程度の水を混合攪拌してなるものであり、単独燃焼で高い燃焼熱を発生することができると共に、燃焼時における排ガス中の煤塵や窒素酸化物が極めて少なく、長期の保存でも安定している等といった優れた特長を有している。
【0004】
そして、現在、本発明者らはこのような優れたエマルジョン燃料を、例えば、火力発電所のボイラーや、ガスタービン、レシプロエンジン等の燃料として利用すべく効果的に燃焼させる方法を鋭意研究開発している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このエマルジョン燃料をガスタービンの燃料としてそのまま従来の石油系液体化石燃料に代えて使用した場合、ガスタービンの始動時に良好に着火せず、燃焼が行われ難いといった不都合がある。
【0006】
これは、エマルジョン燃料が多くの水分を含有して着火温度が400℃以上を要するからであり、ガスタービンの燃焼器が冷えた状態の始動時において、点火プラグなどの点火手段を用いても容易に点火が行われない。
【0007】
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、ガスタービンの燃料としてエマルジョン燃料を効果的に利用することができる新規なガスタービンの燃料供給装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、ガスタービンの回転軸に接続されそのガスタービンにより駆動される発電機と、上記ガスタービンの燃焼器温度を計測するための温度計と、灯油や軽油などの液体化石燃料を貯溜する液体化石燃料タンクと、乳化剤と液体燃料と水とを主成分とし且つこれら乳化剤と液体燃料と水とが予め混入されたエマルジョン燃料を貯溜するエマルジョン燃料タンクと、上記ガスタービンの燃焼器に接続されそのガスタービンの燃焼器に上記液体化石燃料及び上記エマルジョン燃料を供給するための燃料供給ラインと、該燃料供給ラインと上記液体化石燃料タンクとを結ぶ液体化石燃料供給ラインと、上記燃料供給ラインと上記エマルジョン燃料タンクとを結ぶエマルジョン燃料供給ラインと、上記液体化石燃料供給ライン及び上記エマルジョン燃料供給ラインのうちいずれか一方を上記燃料供給ラインに連通させるべく切り替えるための燃料切替え弁と、該燃料切替え弁に接続されその燃料切替え弁を制御するための制御部とを備え、該制御部は、上記ガスタービンを始動させる際に、上記発電機により上記ガスタービンの回転軸を回転させると共に、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記液体化石燃料供給ラインとを連通させて、上記液体化石燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、上記温度計により計測された燃焼器温度が所定温度に達したときに、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記エマルジョン燃料供給ラインとを連通させて、上記エマルジョン燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、上記ガスタービンを停止させる際に、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記液体化石燃料供給ラインとを連通させて、上記液体化石燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、所定時間経過後、上記液体化石燃料の供給を停止するようにしたものである。
【0009】
従って、着火温度の高いエマルジョン燃料を燃焼器内において効果的に燃焼させることができると共に、ガスタービンの再起動時においても良好に起動することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を実施する好適一形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1は本発明に係るガスタービンの燃料供給装置を示すものであり、図中1は従来のガスタービン、2はこのガスタービン1に接続された発電機、3はこのガスタービン1に燃料を供給する燃料供給ラインである。
【0012】
ガスタービン1は、従来周知のように略円筒状をしたケーシング4内に、圧縮機5と、燃焼器6と、タービン7とを主に収容したものであり、ケーシング4の開口端から吸い込んだ燃焼空気を圧縮機5で圧縮した後、燃焼器6内において、この圧縮空気とノズル8から噴き出される燃料を混ぜて燃焼させ、その燃焼で発生した高温高圧の燃焼ガスでタービン7を高速回転させるようになっている。また、この燃焼器6には、燃焼器6の温度を計測する熱電対などの温度計9が設けられており、その計測値を制御部10に入力するようになっている。
【0013】
発電機2は、このタービン7の回転軸7aに、直接又は図示しない変速機などを介して接続しており、タービン7に伴って回転する図示しないロータ等を回転させることによって発電を行うようになっている。
【0014】
燃料供給ライン3は、燃焼器6のノズル8側に、本発明者らが開発したエマルジョン燃料、または灯油や石油などの従来の石油系液体化石燃料を供給するものであり、その下流側は、電磁バルブやエアーバルブ等の燃料切替え弁11を介して液体化石燃料供給ライン12と、エマルジョン燃料供給ライン13との二つのラインが接続されている。
【0015】
この燃料切替え弁11は電磁バルブやエアーバルブ等であり、燃料供給ライン3を液体化石燃料供給ライン12とエマルジョン燃料供給ライン13とのいずれかに接続すべく任意に切り替えるようになっている。
【0016】
そして、この一方の液体化石燃料供給ライン12には液体化石燃料Sが貯溜された液体化石燃料タンク14が接続されており、ライン上に設けられた供給ポンプ15によって液体化石燃料Sを燃料切替え弁11を介して燃料供給ライン3側に任意に供給するようになっている。他方、エマルジョン燃料供給ライン13にも同様に、エマルジョン燃料Nを貯溜するエマルジョン燃料タンク16が接続されており、ライン上に設けられた供給ポンプ17によってエマルジョン燃料Nを燃料切替え弁11を介して燃料供給ライン3側に任意に供給するようになっている。
【0017】
また、これら燃料切替え弁11,供給ポンプ15,17は、温度計9と同様に制御部10に接続されており、制御部10に組み込まれたマイクロコンピュータ等によって自動的にあるいは、作業員の手動によって、その開閉及び作動停止等が遠隔制御されるようになっている。
【0018】
エマルジョン燃料タンク16内に貯溜されているエマルジョン燃料Nは、上述したように本発明者らが新規に開発したものであり、アニオン系界面活性剤からなる乳化剤と、灯油や軽油などの石油系の液体化石燃料と、水を主成分とするものである(特願平7−273110号)。
【0019】
具体的には、アニオン系界面活性剤のアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムとアルキルベンゼン酸ナトリウムとの混合液である合成アニオン系界面活性剤溶液、又は同じくアニオン系界面活性剤のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩とアルファオレフィンスルホン酸ナトリウム塩との混合液である合成アニオン系界面活性剤溶液に、蒸留水を投入攪拌して気泡性を均一に含有するムース状乳化剤を形成すると共に、このムース状乳化剤に、灯油や軽油等の石油系液体燃料を混入攪拌して濃縮エマルジョン燃料材を製造した後、この濃縮エマルジョン燃料材に、容量比で0.2〜2.0倍の水を混入してなるものである。そして、このエマルジョン燃料Nは、長期の保存でも分離することなく、化学的安定性に優れ、かつ燃焼後は他の加熱手段や燃料を用いることなく、従来の石油系液体燃料と同様に、単独燃焼で最高約1200℃以上の高い燃焼熱を発生すると共に、クリーンな燃焼排ガスを排出できる等といった点が既に本発明者らの行った実験の結果、明らかとなっている。
【0020】
一方、液体化石燃料タンク14内に貯溜されている液体化石燃料Sは、灯油や軽油などの一般的な液体化石燃料の他に、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化プロパンガス)、ガソリン、重油等の着火温度が低い石油系液体化石燃料、或いはこれらの混合燃料であれば良く、特に限定されるものではない。
【0021】
次に、このような構成を用いて燃料供給方法の一例を図1を参照しながら図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0022】
先ず、ガスタービン1を運転開始する際には、制御部10によって燃料切替え弁11を制御して、燃料供給ライン3と液体化石燃料供給ライン12を連通させた後、供給ポンプ15を駆動して液体化石燃料タンク14内の液体化石燃料Sをガスタービン1側に供給する。この時、エマルジョン燃料供給ライン13は閉じた状態となっていることから、エマルジョン燃料タンク16内のエマルジョン燃料Nはガスタービン1側には供給されない状態となっている。
【0023】
ガスタービン1側に供給された液体化石燃料Sはノズル8から燃焼器6内に噴射されると同時に図示しない点火プラグなどによって着火され、圧縮機4側から送られる燃焼空気によって燃焼器6内で燃焼されて高温・高圧の燃焼排ガスを発生してタービン7を駆動する。そして、このタービン7の駆動によってタービン7の回転軸7aが回転され、これに連結された発電機2を駆動して発電を行うことになる。尚、このガスタービン1の始動時においては、燃焼空気を燃焼器6側に供給するために発電機2をスターターとして用いても良い。
【0024】
このようにして燃焼器6内で液体化石燃料Sの燃焼が始まると、その燃焼器6の温度が温度計9によって計測され、その信号が温度計9から制御部10に送られる。制御部10はこの燃焼器6の温度が400℃以上に達するまで液体化石燃料の供給を続け、その燃焼を継続して燃焼器6を加熱する。そして、この燃焼によって燃焼器6の温度が400℃以上に達すると、制御部10は供給ポンプ15を停止すると同時に、燃料切替え弁11をエマルジョン燃料供給ライン13側に切り替えて供給ポンプ17を駆動してガスタービン1に供給する燃料を液体化石燃料Sからエマルジョン燃料Nに切り替える。燃焼器6側に供給されたエマルジョン燃料は燃焼器6内の温度が既に400℃以上になっているので、ノズル8から噴射されると同時に着火して燃焼が行われ、液体化石燃料Nの場合と同様に高温高圧の燃焼排ガスを発生させてタービン7を駆動することになる。
【0025】
次に、このガスタービン1を停止する際には、制御部10が燃料切替え弁11を制御してガスタービン1側に供給する燃料を再びエマルジョン燃料Nから液体化石燃料Sに戻して暫く(2〜3分程度)、燃焼させた後、供給ポンプ15を止めて液体化石燃料Sの供給を停止することになる。
【0026】
すなわち、エマルジョン燃料Nを供給した状態でガスタービン1を停止すると、エマルジョン燃料N中の水滴が燃焼器6内に残った状態となると共に、燃料供給ライン6内にもエマルジョン燃料Nが残ったままとなって、次回の運転開始時に燃焼器6内においてに液体化石燃料の着火が良好に行われなくなってしまうからである。
【0027】
このように本発明はガスタービン1の運転開始時と、終了時のみに従来の液体化石燃料を用い、本燃焼時に本発明者らが開発した新規なエマルジョン燃料を使用するようにしたため、エマルジョン燃料によってガスタービンを効果的に運転することができる。しかも、上述したように、このエマルジョン燃料は水を大量に含んでいる等から燃料コストも安価に抑えることが可能となると同時に、煤塵や窒素酸化物が極めて少ないクリーンな排ガスを排出することができる。
【0028】
尚、本実施の形態では、ガスタービン発電を例にして説明したが、ガスタービンを用いた推進機、例えば、ターボプロップエンジン、ターボシャフトエンジン、ターボファンエンジン、ターボジェットエンジン、ラムジェットエンジンなどにも同様に適用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、本発明者らが開発したクリーンで安価なエマルジョン燃料によってガスタービンを安価に、かつ効果的に運転制御することができる等といった優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガスタービンの燃料供給装置の一形態を示す構成図である。
【図2】 燃料供給方法の一例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ガスタービン
2 発電機
3 燃料供給ライン
4 ケーシング
5 圧縮機
6 燃焼器
7 タービン
10 制御部
11 燃料切替え弁
14 液体化石燃料タンク
16 エマルジョン燃料タンク
S 液体化石燃料
N エマルジョン燃料[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel supply system for gas turbines used in the power generator and engine and the like.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the present inventors have developed an emulsion fuel that is clean and excellent in thermal efficiency as a new fuel that replaces a conventional petroleum-based liquid fossil fuel or the like, and has attracted attention in many fields (Japanese Patent Application No. 7-273110). Issue).
[0003]
This emulsion fuel is a mixture of concentrated emulsion fuel material composed of a synthetic anionic surfactant, mousse emulsifier of distilled water, and petroleum-based liquid fuel material such as kerosene, and water is mixed and stirred about 1 to 2 times in volume ratio. It has excellent features such that it can generate high combustion heat by single combustion, has very little dust and nitrogen oxides in the exhaust gas during combustion, and is stable even during long-term storage. Have.
[0004]
And now, the present inventors have such excellent emulsion fuel, for example, intensive research and development and thermal power plant boilers, gas turbines, the method for combusting utilized all rather effectively as a fuel such as reciprocating engines is doing.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when this emulsion fuel is used as a gas turbine fuel in place of the conventional petroleum liquid fossil fuel as it is, there is a disadvantage that it is not ignited well at the start of the gas turbine and combustion is difficult to be performed.
[0006]
This is because the emulsion fuel contains a large amount of water and requires an ignition temperature of 400 ° C. or higher, and it is easy to use ignition means such as a spark plug when starting the gas turbine combustor in a cold state. Ignition is not performed.
[0007]
The present invention has been made to effectively solve the above problems, its object is a fuel of a novel gas turbine which can effectively utilize the emulsion fuel as a fuel for a gas turbine A supply device is provided.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a generator connected to a rotating shaft of a gas turbine and driven by the gas turbine, a thermometer for measuring a combustor temperature of the gas turbine, kerosene, light oil, etc. A liquid fossil fuel tank for storing a liquid fossil fuel, an emulsion fuel tank for storing an emulsion fuel mainly composed of an emulsifier, a liquid fuel and water and premixed with the emulsifier, the liquid fuel and water, and the gas A fuel supply line connected to the combustor of the turbine for supplying the liquid fossil fuel and the emulsion fuel to the combustor of the gas turbine, and a liquid fossil fuel supply line connecting the fuel supply line and the liquid fossil fuel tank An emulsion fuel supply line connecting the fuel supply line and the emulsion fuel tank, and the liquid fossil fuel supply And a fuel switching valve for switching one of the emulsion fuel supply line to communicate with the fuel supply line, and a control unit connected to the fuel switching valve for controlling the fuel switching valve. When the gas turbine is started, the control unit rotates the rotating shaft of the gas turbine by the generator and causes the fuel switching line to communicate with the fuel supply line and the liquid fossil fuel supply line. The liquid fossil fuel is supplied to the combustor of the gas turbine and combusted. When the combustor temperature measured by the thermometer reaches a predetermined temperature, the fuel switching line and the fuel supply line are Communicating with the emulsion fuel supply line, supplying the emulsion fuel to the combustor of the gas turbine and burning it; When the gas turbine is stopped, the fuel supply line and the liquid fossil fuel supply line are communicated with each other by the fuel switching valve, and the liquid fossil fuel is supplied to the combustor of the gas turbine and burned. After the passage of time, the supply of the liquid fossil fuel is stopped .
[0009]
Therefore, the emulsion fuel having a high ignition temperature can be effectively burned in the combustor and can be started well even when the gas turbine is restarted.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a preferred embodiment for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0011]
Figure 1 shows a fuel supply system of the gas turbine according to the present invention, the conventional gas turbine figure 1, 2 generator connected to the gas turbine 1, 3 a fuel to the gas turbine 1 This is a fuel supply line to be supplied.
[0012]
The gas turbine 1 mainly includes a
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The one liquid fossil
[0017]
The
[0018]
The emulsion fuel N stored in the
[0019]
Specifically, a synthetic anionic surfactant solution, which is a mixed solution of an alkyl surfactant sodium alkyl ether sulfate and sodium alkylbenzene acid, or polyoxyethylene alkyl ether sulfate sodium salt, which is also an anionic surfactant And a synthetic anionic surfactant solution that is a mixed solution of sodium olefin sulfonate and distilled water are added and stirred to form a mousse-like emulsifier that uniformly contains foaming properties. After the production of a concentrated emulsion fuel material by mixing and stirring petroleum-based liquid fuel such as kerosene or light oil, the concentrated emulsion fuel material is mixed with 0.2 to 2.0 times the volume of water. is there. And this emulsion fuel N is excellent in chemical stability without being separated even after long-term storage, and after combustion, without using any other heating means or fuel, as in the case of conventional petroleum-based liquid fuel. As a result of experiments conducted by the present inventors, it has become clear that high combustion heat of about 1200 ° C. or higher can be generated by combustion and that clean combustion exhaust gas can be discharged.
[0020]
On the other hand, the liquid fossil fuel S stored in the liquid
[0021]
It will now be described with reference to a flow chart illustrating an example of a fuel supply method using such a configuration in FIG. 2 with reference to FIG.
[0022]
First, when starting the operation of the gas turbine 1, the
[0023]
The liquid fossil fuel S supplied to the gas turbine 1 side is injected into the combustor 6 from the
[0024]
When the combustion of the liquid fossil fuel S starts in the combustor 6 in this way, the temperature of the combustor 6 is measured by the thermometer 9 and the signal is sent from the thermometer 9 to the
[0025]
Next, when the gas turbine 1 is stopped, the
[0026]
That is, when the gas turbine 1 is stopped in a state where the emulsion fuel N is supplied, water droplets in the emulsion fuel N remain in the combustor 6 and the emulsion fuel N remains in the fuel supply line 6. This is because the liquid fossil fuel is not properly ignited in the combustor 6 at the start of the next operation.
[0027]
As described above, the present invention uses the conventional liquid fossil fuel only at the start and end of the operation of the gas turbine 1 and uses the new emulsion fuel developed by the present inventors at the time of the main combustion. By this, the gas turbine can be operated effectively. Moreover, as described above, since this emulsion fuel contains a large amount of water, the fuel cost can be kept low, and at the same time, clean exhaust gas with very little dust and nitrogen oxides can be discharged. .
[0028]
In this embodiment, the gas turbine power generation is described as an example. However, the propulsion unit using the gas turbine, for example, a turboprop engine, a turboshaft engine, a turbofan engine, a turbojet engine, a ramjet engine, and the like. Of course, the above can be similarly applied.
[0029]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, excellent effects such as that the gas turbine can be operated and controlled at low cost by the clean and inexpensive emulsion fuel developed by the present inventors are exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an embodiment of a fuel supply device for a gas turbine according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing an example of a fuel supply method .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
該制御部は、上記ガスタービンを始動させる際に、上記発電機により上記ガスタービンの回転軸を回転させると共に、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記液体化石燃料供給ラインとを連通させて、上記液体化石燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、When the gas turbine is started, the control unit rotates the rotating shaft of the gas turbine by the generator, and connects the fuel supply line and the liquid fossil fuel supply line by the fuel switching valve. Supplying the liquid fossil fuel to the combustor of the gas turbine and burning it,
上記温度計により計測された燃焼器温度が所定温度に達したときに、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記エマルジョン燃料供給ラインとを連通させて、上記エマルジョン燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、When the combustor temperature measured by the thermometer reaches a predetermined temperature, the fuel switching line causes the fuel supply line and the emulsion fuel supply line to communicate with each other so that the emulsion fuel is combusted in the gas turbine. To supply and burn
上記ガスタービンを停止させる際に、上記燃料切替え弁により上記燃料供給ラインと上記液体化石燃料供給ラインとを連通させて、上記液体化石燃料を上記ガスタービンの燃焼器に供給して燃焼させ、所定時間経過後、上記液体化石燃料の供給を停止する、When stopping the gas turbine, the fuel switching line is communicated with the liquid fossil fuel supply line by the fuel switching valve, and the liquid fossil fuel is supplied to the combustor of the gas turbine and burned. After the passage of time, the supply of the liquid fossil fuel is stopped.
ことを特徴とするガスタービンの燃料供給装置。A fuel supply device for a gas turbine.
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