JP3787772B2 - High viscosity melt coating composition coated core wire extrusion head - Google Patents

High viscosity melt coating composition coated core wire extrusion head Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線被覆押出しに関するものであり、特に、芯線の周りにピエゾ素子材料などの高粘性材料を押出し成る高粘性溶融被覆組成物被覆芯線押出しヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電体とは振動が印加されると電圧を発生する材料で、圧電性セラミックや高分子圧電体がよく知られており、前者としてはチタン酸ジルコン酸鉛などから成るセラミックがあり、後者としては一軸延伸ポリ弗化ビニリデン(PVDF)などがある。この特性を利用したものとしてコード状感圧センサが知られている。コード状感圧センサは太さ2.5mm程度の柔らかく細長い紐状をしており、事故防止のため自動車のパワーウインドウの周囲や工場・倉庫・病院内を走る無人搬送車の外周に敷設したり、侵入検知のため敷地境界の塀の上に敷設して用いられるもので、この細長い紐状のどの部位が曲げられても、また、どの部位に異物が軽く接触したりしても、その部位の圧力変化を電気信号として出力することのできる便利なセンサである。
【0003】
本発明の対象である被覆芯線を用いたコード状感圧センサの構成を図4に示す。
同図において、40がコード状感圧センサで、これは軸方向中心に芯線(芯電極)41と、この芯電極41の周囲にピエゾ素子材料42を被覆し、さらにピエゾ素子材料42の周囲にシールド電極43を巻回し、最外周をPVC(塩化ビニル樹脂)44で被覆して成るものである。本発明は芯線41にピエゾ素子材料42を被覆する押出しヘッドを対象としている。コード状感圧センサ40は、使用温度が120℃まで可能な出願人独自開発の耐熱性を有する樹脂系材料を複合圧電体に用いており、従来の代表的な高分子圧電体(一軸延伸ポリ弗化ビニリデン)や複合圧電体(クロロプレンと圧電セラッミック粉末の複合圧電体)の最高使用温度である90℃より高い温度域(120℃以下)で使用できる。そして、複合圧電体がフレキシブル性を有する樹脂と圧電性セラミックから構成され、また、コイル状金属芯電極及びフィルム状外側電極から成るフレキシブル電極を用いて構成しており、通常のビニールコード並みのフレキシブル性を有している。
【0004】
さらに、コード状感圧センサ40は高分子圧電体並みの高感度であり、人体の挟み込みを検知するような低周波数領域(10Hz以下)では、高分子圧電体並みの高感度を有している。それは本複合圧電体の比誘電率(約55)が高分子圧電体(約10)よりも大きいので、低周波数領域(10Hz以下)でも感度の低下が小さいからである。
【0005】
高耐熱性複合圧電体(異なる二つの材料から構成される圧電体)は、樹脂系材料と10μm以下の圧電性セラミック粉末の複合体から構成され、振動検知特性はセラミックにより、またフレキシブル性は樹脂によりそれぞれ実現している。本複合圧電体は、樹脂系材料として非結晶性ポリエチレン系樹脂(分子量約300,000)と非結晶性ポリエチレン系樹脂(分子量約100,000)を複合化することにより、高耐熱性(120℃)と容易に形成できる柔軟性を実現すると共に架橋する必要のない簡素な製造工程を可能とするものである。
【0006】
このようにして得られたコード状感圧センサ40は圧電体を成形したままでは、圧電性能を有しないので、圧電体に数kV/mmの直流高電圧を印加すること
により、圧電体に圧電性能を付与する処理(分極処理)を行うことが必要である。この分極処理は複合圧電体の両面に電極を形成した後、両電極に直流高電圧を印加することにより行われる。複合圧電体にクラックなどの微少な欠陥が内在する場合、その欠陥部で放電して両電極間が短絡し易くなるので、充分な分極電圧が印加できなくなるが、本発明では一定長さの複合圧電体に密着できる補助電極を用いた独自の分極工程を確立することにより、欠陥を検出・回避して分極を安定化でき、これにより数10mの長尺化も可能になる。
【0007】
また、ケーブル状センサにおいては、内側電極にコイル状金属芯電極を、外側電極にフィルム状電極(アルミニウム−ポリエチレンテレフタレート−アルミニウムの三層ラミネートフィルム)を用い、これにより複合圧電体と電極の密着性を確保すると共に、外部リード線の接続が容易にでき、フレキシブルなケーブル状実装構成が可能になる。芯電極は銅−銀合金コイル、外側電極はアルミニウム−ポリエチレンテレフタレート−アルミニウムから成る三層ラミネートフィルム、圧電体はポリエチレン系樹脂+圧電性セラミック粉末、外皮は熱可塑性プラスチック、これにより、比誘電率は55、電荷発生量は10−13C(クーロン)/gf、最高使用温度は120℃となる。
【0008】
図5は従来のこの種の押出しヘッドを示し、(a)は縦断面図、(b)は側面図である。同図において、50は押出しヘッドで、51は溶融被覆組成物圧送部、511はランド部、512は袋ナット、52はダイリング、521はダイ押えリング、522は偏肉調整ボルト、523は押えボルト、53はニップル、54はダイブロック、55はマンドレル、56はニップホルダー、561はワイヤガイド、562は偏肉調整リング、563はギャップ調整ナット、57は組成物温度センサである。
【0009】
次に、この従来装置の動作について説明する。まず、芯線Wが図の左側のワイヤガイド561から直線状に案内され、そこからマンドレル55とニップル53の各通路を一直線に図の右側へ移動し、ダイリング52の出口部から出てゆく。一方、図で上方の溶融被覆組成物圧送部51からは圧電セラミック粉末と合成ゴムから成る圧電複合材料が図示のない加熱装置で加熱されて溶融状態でスクリューなどの圧送機構(図示なし)によりランド部511の通路およびマンドレル55の通路(図示なし)を経て、ダイブロック54の内面と、ニップル53およびニップルホルダ56の外面との間の隙間541を通ってニップル53の先端で芯線Wの外側を被覆(被覆部C)しながらダイリング52の出口部から出てゆく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ダイリング52の断面図からわかるように、従来装置のダイリング52の内部形状にあっては、溶融被覆組成物が滞留することのないよう進行方向に進むに従って狭くなってゆくテーパ(ロート)状となっている。このロート状形状によって溶融被覆組成物が中空部内に滞留せず、スムーズに圧送されることができるようになると考えられていたので、このロート状形状がこまでの最良の形状であり、これ以外の形状は高粘性の組成物の圧送には適していなかった。すなわち、これが高粘性でなくて、低粘性の組成物や流動性液体であればテーパ状とする必要は全くなく、例えば注射器のような進行方向垂直壁であってもスムーズに圧送されることができると誰しも考えるところであるが、感圧センサ材料のような高粘性(いわゆる硬い)の組成物を押出す装置ではこのテーパ状が必須の大前提であり、この形状が究極の形状であり、これ以外の形状はこの技術分野ではまったく考えられなかったのが現状であった。そして、この溶融被覆組成物は高粘性であるため圧送に時間がかかるが、テーパ状であるがために、被覆芯線を得るには1m/分という製造速度で製造が可能であると考えられていた。
【0011】
ところで、本出願人は上記1m/分という製造速度をもっと上げる実験を各種試みた。実験1:まず、現行仕様パッキンを用いた従来装置において、スクリューの回転数を通常(2rpm)の3倍強(7rpm)に上げたところ、溶融被覆組成物はダイリング52の出口部から出ずに、フランジから漏れ出た。
【0012】
実験2:次に、従来装置において昇温後にフランジを再度締め付けて、スクリューの回転数をさらに2倍強(14rpm)に上げたところ、同じくフランジから漏れ出た。押出し速度は1.5m/分であった。さらに、速度を上げたらフランジのボルトが破断した。
【0013】
実験3:従来装置において山形突起銅パッキンを用い、昇温後にフランジを再度締め付けて、スクリューの回転数を2rpmにしたところ、溶融被覆組成物はダイリング52の出口部から出ずに、フランジから漏れ出た。圧力センサは約60MPaを検出した。
【0014】
実験4:従来装置において現行仕様パッキンとテフロンパッキンを用いてスクリューの回転数を2rpmにしたところ、溶融被覆組成物はダイリング52の出口部から出ずに、フランジから漏れ出た。テフロンパッキンもはみ出た。圧力センサは約50MPaを検出した。
【0015】
実験5:従来装置において山形突起銅パッキンとテフロンパッキンを用い、ボルト締め付け強化をしてスクリューの回転数を4rpmにしたところ、押出し速度は0.6m/分であり、溶融被覆組成物は途中からダイリング52の出口部から出なくなった。圧力センサは約95MPaを検出した。さらに速度アップしたところでボルトが破断した。
【0016】
以上のように、1m/分なる製造速度が上限であり、それ以上の速度アップではパッキンからのはみ出しや、ボルト破断が生じた。本発明は、これらの問題を解決するもので、パッキンからの溶融被覆組成物のはみ出しや、ボルト破断が生じない、しかも高速駆動できるコード状被覆芯線押出し装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記の課題を解決するため、本願請求項1記載の押出しヘッドの発明は、出口部を有するダイリングと、該出口部に近接配設されるニップルと、を有する押出しヘッドであって、前記ニップルには内部の軸方向に芯線通路を備えて該芯線通路から前記出口部へ向けて芯線を繰り出し、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間内に粘性溶融被覆組成物を前記出口部へ向けて圧送することにより、前記芯線に前記粘性溶融被覆組成物を被覆しつつコード状被覆芯線をダイリング出口部から押し出す押出しヘッドにおいて、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間の前記出口部近傍に前記粘性溶融被覆組成物を滞留させる滞留だめを形成し、前記滞留だめが、前記出口部を有する壁面を前記出口部における前記芯線の進行方向に対して垂直に形成して成るものであることを特徴とする。
以上の構成により、溶融被覆組成物が粘性であっても大きな表面摩擦抵抗なく出口部122へ向かうので、高速製造が可能となり、もっとも簡単な構造の滞留だめが得られることとなる。
また、請求項2記載の発明は、上記記載の押出しヘッドにおいて、前記滞留だめが、前記出口部を有する壁面を前記出口部における前記芯線の進行方向に対して狭くなる斜面でかつ該斜面を階段形状に形成して成るものであることを特徴とする。
以上の構成により、上記記載の滞留だめよりも早く滞留だめが形成されるので、運転の立ち上げが早くなり、早く定常運転に持っていくことができる。
【0019】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の押出しヘッドにおいて、前記芯線が前記芯線通路内を直線的に移動することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の押出しヘッドにおいて、前記滞留だめが、ダイリングの壁面とニップルの壁面で挟まれた空間内に形成して成るものであることを特徴する。
また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の押出しヘッドにおいて、前記粘性溶融被覆組成物を前記ダイリングに向けて直線経路で供給することを特徴とする。
以上の構成により、溶融被覆組成物を直角に供給していた従来装置と比べて、摩擦抵抗を少なくさせることができ、製造速度を大幅にアップさせることができる。
【0020】
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の押出しヘッドにおいて、前記ニップルを固定するニップルホルダー内の芯線通路を直線経路としたことを特徴とする。
以上の構成により、芯線は押出し機と干渉せずに芯線の配置が可能となり、また、芯線に屈曲部が無くなるので、不要な負荷を与えることなく被覆押出しを行うことができる。
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の押出しヘッドにおいて、前記ニップルを固定するニップルホルダー内の芯線通路を前記ニップル内の芯線通路に対して直角又は傾斜の経路としたことを特徴とする。
以上の構成により、単軸スクリューの内部に芯線通路を形成するといった複雑な加工をすることなく、同じような効果を持つセンサを製造することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図1〜図4を用いて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る押出しヘッドで、(a)は正面断面図ある。(b)は側面図である。図1において、10は本発明の第1の実施の形態に係る押出しヘッドで、図で左右方向に貫通する貫通口141を有するダイブロック14をベースに、図の左側に溶融被覆組成物圧送部11が、図の右側にダイリング12が、それぞれの固定部材を介して固定されている。溶融被覆組成物圧送部11は内部に長さ方向にシリンダ状空間111が形成されて成る管状体で、進行方向先端(図の右側)でダイブロック14の貫通口141と連接している。このシリンダ状空間111にニップルホルダーを兼ねた単軸スクリュー16が挿入されている。単軸スクリュー16は進行方向先端にニップル13を固定し、その表面にらせん羽根164が形成されており、単軸スクリュー16の回転によりシリンダ状空間111内に存在する溶融被覆組成物を前進させる(図で右側へ進める)ようになる。また、単軸スクリュー16の内部は本発明の第1の実施の形態によりその長さ方向に芯線Wが通過するが芯線通路161が形成されている。単軸スクリュー16の進行方向先端に固定されているニップル13の外形は先端が円錐状、後端が円筒状をし、内部は長さ方向に芯線Wが通過する芯線通路131が形成され、前記芯線通路161と連接されている。
【0022】
ダイリング12は内部に凹部空間121を有するキャップ状をしており、軸方向中央に凹部空間121と外部と通じる出口部122が開けられている。ニップル13の芯線通路131の先端にこの出口部122が近接配置されている。また、図でダイブロック14の上下からに中心に向けて圧力センサ18と樹脂温度センサ17とが取り付けられ、貫通口141における溶融被覆組成物の圧力と温度を検出している。
【0023】
以上のような構成の押出しヘッド10の動作は次のようになる。
芯線が図の左側から単軸スクリュー16の内部に形成されている芯線通路161に案内されて芯線通路161内を直線的に移動し、ニップル13の芯線通路131内を経てニップル13の開口部から出て、ダイリング12の内部の凹部空間121を通ってダイリング12の出口部122から出てゆく。以上の構成により、芯線が単軸スクリュー16の内部の芯線通路161に案内されて直線的に移動するので、移動芯線Wは押出し機と干渉せずに芯線の配置が可能となり、また、芯線Wに屈曲部が無くなるので、不要な負荷を与えることなく被覆押出しを行うことができる。
【0024】
一方、高粘性被覆組成物(圧電セラミック粉末と合成ゴムから成る圧電複合材料)は、図示のないヒータ加熱装置で100℃近くにまで加熱された溶融状態で、図で左側からシリンダ状空間111内の単軸スクリュー16の外側との空間に送りこまれる。シリンダ状空間111内では単軸スクリュー16が回転しているので、その表面に形成されたらせん羽根164によって前方(右側)へ圧送され、最終的にダイリング12の内部の凹部空間121に到達する。凹部空間121では、ニップル13の開口部から出てきた芯線Wを被覆しながら出口部122から芯線を中心としたコード状被覆芯線が出てゆく。このように、高粘性溶融被覆組成物を直線的に圧送することは従来装置になかったことである。すなわち、従来装置では溶融被覆組成物を直角に供給していたので、直角近傍での摩擦抵抗が大きかったが、本発明では高粘性溶融被覆組成物を直線的に供給させたことにより、摩擦抵抗を少なくさせ、高速圧送が可能となった。
【0025】
さらに、本発明では各実施の形態とも、ダイリング12の出口部122を有する壁面が、出口部122における芯線Wの進行方向に対して垂直となっているのが特徴である。これを図5の従来装置のダイリング52の内部形状と比較すると分かるように、従来装置にあっては、溶融被覆組成物が滞留することのないよう進行方向に進むに従って狭くなってゆくロート状となっているのに対して、ここでは積極的に溶融被覆組成物を滞留させるようにした点が異なる。このように出口部122を有する壁面を垂直とすることにより、隅部に入った高粘性溶融被覆組成物はそれ以上進むことも退くこともできなくなる「滞留だめ」に入った状態となっている。この滞留だめの作用効果についての詳しい分析は、後の学者の研究に委ねることとするが、本出願人の現在の理解によれば、ロート状の場合、出口部122へ向かう高粘性溶融被覆組成物はその大部分がロート状面と接触しながら移動することとなり、表面での摩擦抵抗が大きくなるので、進行が遅くなるのであろうと推察される。これに対して、芯線の進行方向に対して直角に延びる壁面(本発明)の場合には出口部122へ向かう高粘性溶融被覆組成物は壁面に接するのではなくて滞留だめに溜まっている同一組成物と接触しながら移動することとなるため、それほど大きな摩擦が生じなくなり高速可能なのであろうと考えられる。ちなみに、これを従来装置50のダイリング52(図5)と比較すると、従来の押出速度1m/分に対して、5m〜12m/分と大幅に速度アップを図ることができるようになった。
【0026】
図3はダイリング32に形成された各種構成の滞留だめを挙げている。
(a)〜(c)は深鍋型で、そのうち(a)は直角型、(b)は湾曲型、(c)は鈍角型、(d)および(e)はコロセウム(円形競技場)型で、そのうち(d)は直角型、(e)は湾曲型である。図3(a)のダイリング321には、出口部を有する壁面1aを芯線の進行方向に対して垂直とすることにより、壁面1aに到達した高粘性溶融被覆組成物はそれ以上進むことも退くこともできないいわゆる「滞留だめ」(図で点の集合で示す部位。)に入った状態となる。その結果、矢印方向から圧送されてきた高粘性溶融被覆組成物は滞留だめに向かうことなく、滞留だめに滞留中の同一組成物と接触しながら出口部へ移動するので高速になると考えられる。
【0027】
図3(b)のダイリング322には、出口部を有する壁面2aを湾曲とすることにより、より滞留し易くなる滞留だめ(図で点の集合で示す部位。)が形成される。その結果、矢印方向から圧送されてきた高粘性溶融被覆組成物は、滞留だめの同一組成物と接触しながら、出口部へ高速で移動することができる。
【0028】
図3(c)のダイリング323には、出口部を有する壁面3aを芯線の進行方向に対して鈍角(図で右側に傾斜)とすることにより、ここへ到達した組成物は、出口部へよりいっそう移動しにくくなる「滞留だめ」(図で点の集合で示す部位。)に入った状態となる。その結果、矢印方向から圧送されてきた高粘性溶融被覆組成物は滞留だめに向かうことなく、滞留だめの滞留中の同一組成物と接触しながら出口部へ移動するので高速になると考えられる。
【0029】
図3(d)のダイリング324には、出口部を有する壁面4aを直角型コロセウムとすることにより、図3(a)〜図3(c)の滞留だめよりも早く滞留だめが形成されるので、運転の立ち上げが早くなり、早く定常運転に持っていくことができる。
【0030】
図3(e)のダイリング325には、出口部を有する壁面5aを湾曲型コロセウムとすることにより、図3(d)の滞留だめよりもより出口部へ移動しにくくなる滞留だめが形成される。
【0031】
図2は本発明の第2の実施の形態に係る押出しヘッドのニップル部分を示している。図2(a)は図2(b)のA−A断面図、図2(b)は側面図、図2(c)は図2(a)のB−B断面図、図2(d)は平面図である。図2(a)において、24は管状のダイブロックで、これは図で左右方向に貫通する貫通孔241を備えており、ダイブロック24の右側にダイリング22が固定され、ダイブロック24の左側には図示してないが図1で説明したのと同じ単軸スクリューがありこれの回転によって溶融被覆組成物が圧送されてくる。
【0032】
この貫通孔241の長さ方向中央付近において、管の中心を通って管壁同士を連結する連結部242が設けられている。この連結部242には右側にニップル23が固定され、左側は栓26で塞がれている。連結部242の半径方向の幅(図4(c)参照)は狭く形成されており、したがって貫通孔241は連結部242の両脇に通路(図2(c)の241a、241b)が確保されているので、図2(a)において溶融被覆組成物の到達空間である通路241cとダイリング側空間である241dとは連結部242の脇道(図2(a)で紙面の表側および裏側に存在)で通じており、ダイブロック24の左側到達した溶融被覆組成物はダイリング22側へ移動できるようになる。
【0033】
ニップル23は軸方向中心を通る貫通孔231とこの貫通孔231に通じる半径方向孔を備えている。一方、ダイブロック24の連結部242には、ダイブロックの外側とニップル23の前記半径方向孔とに通じるダイブロック通路243が設けられていて、このダイブロック通路243およびニップル23の前記半径方向孔を介して外部から芯線Wがニップル貫通孔231へ供給され、さらにダイリング22の出口部222を通してダイリング22の外部へと出てゆく。このように、本発明の第2の実施の形態では芯線Wをニップル23対して直角に供給するのが特徴で、この構成により、単軸スクリュー16の内部に芯線通路161(図1)を形成するといった複雑な加工をすることなく、同じような効果を持つセンサを製造することが可能となる。なお、ここでは芯線Wをニップル23対して直角に供給しているが、ニップル23対して斜めに供給してももちろんかまわない。
【0034】
その他の特徴は第1の実施の形態と同じである。すなわち、高粘性溶融被覆組成物を直線的に圧送すると共に、滞留だめを形成している。高粘性溶融被覆組成物の直線的圧送は前述のように従来装置になかったことであり、本発明によって高粘性溶融被覆組成物を直線的に供給させたことにより、摩擦抵抗を少なくさせ、高速圧送が可能となった。また、滞留だめについては次のように形成される。ダイリング22がキャップ状をしており、そのキャップ外壁221には外部と通じる出口部222が開けられている。このダイリング22の出口部222を有するキャップ外壁221が、出口部222における芯線Wの進行方向に対して垂直となっていることにより、隅部に滞留だめが形成される。そして、ニップル23の芯線通路231の先端にこの出口部222が近接配置されている。また、図示していないがダイブロック24の上下からに中心に向けて圧力センサと樹脂温度センサとが取り付けられ、貫通孔241における溶融被覆組成物の圧力と温度を検出している。
【0035】
以上のような図2の押出しヘッドの動作は次のようになる。
芯線Wがダイブロック24の通路243からニップル貫通孔231へ供給され、さらにダイリング22の出口部222を通してダイリング22の外部へと出てゆく。一方、溶融被覆組成物は図示のないヒータ加熱装置で100℃近くにまで加熱された溶融状態でダイブロック24内の左側空間24Cに圧送され、脇道241a、241b(図2C)を経て最終的にダイリング12の右側空間241dに到達する。ダイリング12の右側空間241dでは、ニップル23から出てきた芯線Wを被覆しながら出口部222から芯線を中心としたコード状被覆電線が出てゆく。その際、本発明の「滞留だめ」により、第1の実施の形態と同じく、芯線Wの進行方向に対して垂直となっていることにより隅部に滞留だめが形成されるので、隅部に入った組成物はそれ以上進むことも退くこともできなくなり、圧送されてきた高粘性溶融被覆組成物は滞留だめに向かうことができず、滞留だめに滞留中の同一組成物と軽い接触をしながら出口部へ高速で移動する。第2の実施の形態発明による製造速度は5m〜12m/分となり、従来装置と比較して大幅に速度アップを図ることができるようになった。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、出口部を有するダイリングと、該出口部に近接配設されるニップルと、を有する押出しヘッドであって、前記ニップルには内部の軸方向に芯線通路を備えて該芯線通路から前記出口部へ向けて芯線を繰り出し、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間に粘性溶融被覆組成物を前記出口部へ向けて圧送することにより、前記芯線に前記粘性溶融被覆組成物を被覆しつつコード状被覆芯線をダイリング出口部から押し出す押出しヘッドにおいて、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間の前記出口部近傍に前記粘性溶融被覆組成物を滞留させる滞留だめを形成し、前記滞留だめは前記出口部を有する壁面を前記出口部における前記芯線の進行方向に対して垂直に形成したので、溶融被覆組成物が高粘性であっても大きな表面摩擦抵抗なく出口部へ向かうので、高速製造が可能となる。また、性溶融被覆組成物をダイリングに向けて直線経路で供給するようにしたので、溶融被覆組成物を直角に供給していた従来装置と比べて、摩擦抵抗を少なくさせることができ、製造速度を大幅にアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る押出しヘッドを説明する図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る押出しヘッドのニップル部分を説明する図である。
【図3】ダイリング32に形成された各種構成の滞留だめを説明する図である。
【図4】本発明の対象である被覆芯線を用いたコード状感圧センサの構成を示す図である。
【図5】従来のこの種の押出しヘッドを説明する図である。
【符号の説明】
10 本発明の第1の実施の形態に係る押出しヘッド
11 溶融被覆組成物圧送部
111 シリンダ状空間
121 凹部空間
122 出口部
13 ニップル
131 芯線通路
141 貫通口
14 ダイブロック
16 単軸スクリュー
161 芯線通路
17 樹脂温度センサ
18 圧力センサ18
22 ダイリング
221 キャップ外壁
222 出口部
23 ニップル
231 芯線通路用貫通孔
24 管状ダイブロック
241 貫通孔
242 連結部
243 ダイブロック通路
26 栓
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to an electric wire coating extrusion, and more particularly to a high viscosity molten coating composition coated core wire extrusion head in which a high viscosity material such as a piezo element material is extruded around a core wire.
[0002]
[Prior art]
  Piezoelectric materials are materials that generate voltage when vibration is applied. Piezoelectric ceramics and polymer piezoelectric materials are well known. The former includes ceramics such as lead zirconate titanate, and the latter includes There is uniaxially stretched polyvinylidene fluoride (PVDF). A cord-like pressure sensor is known as one that utilizes this characteristic. The cord-like pressure sensor is a soft and slender string with a thickness of about 2.5mm, and it is laid around the power window of automobiles and the outer periphery of automated guided vehicles running in factories, warehouses and hospitals to prevent accidents. It is used by laying on the fence at the boundary of the site for intrusion detection. Regardless of which part of this elongated string is bent or which part is slightly touched by foreign matter, that part It is a convenient sensor that can output a change in pressure as an electrical signal.
[0003]
  FIG. 4 shows the configuration of a cord-like pressure sensor using a coated core wire that is the subject of the present invention.
  In the figure, reference numeral 40 denotes a cord-like pressure sensor, which has a core wire (core electrode) 41 at the center in the axial direction, a piezo element material 42 covered around the core electrode 41, and a piezo element material 42 around the piezo element material 42. The shield electrode 43 is wound, and the outermost periphery is covered with PVC (vinyl chloride resin) 44. The present invention is directed to an extrusion head in which a core wire 41 is coated with a piezo element material 42. The cord-like pressure sensor 40 uses a resin-based material having a heat resistance that is uniquely developed by the applicant and can be used up to 120 ° C. for a composite piezoelectric body. It can be used in a temperature range higher than 90 ° C. (120 ° C. or lower), which is the maximum operating temperature of vinylidene fluoride) or a composite piezoelectric material (composite piezoelectric material of chloroprene and piezoelectric ceramic powder). The composite piezoelectric body is composed of a flexible resin and a piezoelectric ceramic, and is composed of a flexible electrode composed of a coiled metal core electrode and a film-shaped outer electrode, which is as flexible as a normal vinyl cord. It has sex.
[0004]
  Further, the cord-like pressure sensor 40 is as sensitive as a polymer piezoelectric body, and has a sensitivity as high as that of a polymer piezoelectric body in a low frequency region (10 Hz or less) in which pinching of a human body is detected. . This is because the relative dielectric constant (about 55) of the composite piezoelectric material is larger than that of the polymer piezoelectric material (about 10), so that the decrease in sensitivity is small even in the low frequency region (10 Hz or less).
[0005]
  High heat-resistant composite piezoelectric material (piezoelectric material composed of two different materials) is composed of a composite of resin-based material and piezoelectric ceramic powder of 10 μm or less, with vibration detection characteristics made of ceramic, and flexibility is resin Each has been realized. This composite piezoelectric body is made of a high heat resistance (120 ° C.) by combining an amorphous polyethylene resin (molecular weight of about 300,000) and an amorphous polyethylene resin (molecular weight of about 100,000) as a resin material. ) And a simple manufacturing process that does not need to be crosslinked.
[0006]
  The cord-like pressure-sensitive sensor 40 obtained in this way does not have piezoelectric performance when the piezoelectric body is molded, so a DC high voltage of several kV / mm is applied to the piezoelectric body.
Therefore, it is necessary to perform a process for imparting piezoelectric performance to the piezoelectric body (polarization process). This polarization process is performed by forming electrodes on both sides of the composite piezoelectric body and then applying a DC high voltage to both electrodes. When a minute defect such as a crack is inherent in the composite piezoelectric body, it becomes easy to short-circuit between the two electrodes by discharging at the defect portion, so that a sufficient polarization voltage cannot be applied. By establishing a unique polarization process using an auxiliary electrode that can be brought into close contact with the piezoelectric body, it is possible to detect and avoid defects and stabilize the polarization, thereby enabling a length of several tens of meters.
[0007]
  In the cable sensor, a coiled metal core electrode is used for the inner electrode, and a film electrode (aluminum-polyethylene terephthalate-aluminum three-layer laminate film) is used for the outer electrode. In addition, the external lead wire can be easily connected, and a flexible cable-like mounting configuration is possible. The core electrode is a copper-silver alloy coil, the outer electrode is a three-layer laminate film made of aluminum-polyethylene terephthalate-aluminum, the piezoelectric body is polyethylene resin + piezoelectric ceramic powder, the outer skin is thermoplastic, and the relative dielectric constant is 55, the charge generation amount is 10-13C (coulomb) / gf, and the maximum use temperature is 120 ° C.
[0008]
  FIG. 5 shows a conventional extrusion head of this type, wherein (a) is a longitudinal sectional view and (b) is a side view. In the figure, 50 is an extrusion head, 51 is a melt coating composition pumping section, 511 is a land section, 512 is a cap nut, 52 is a die ring, 521 is a die presser ring, 522 is a thickness adjustment bolt, and 523 is a presser. A bolt, 53 is a nipple, 54 is a die block, 55 is a mandrel, 56 is a nip holder, 561 is a wire guide, 562 is a thickness adjusting ring, 563 is a gap adjusting nut, and 57 is a composition temperature sensor.
[0009]
  Next, the operation of this conventional apparatus will be described. First, the core wire W is guided linearly from the wire guide 561 on the left side of the figure, and from there, the passages of the mandrel 55 and the nipple 53 are moved in a straight line to the right side of the figure and exit from the outlet of the die ring 52. On the other hand, a piezoelectric composite material composed of piezoelectric ceramic powder and synthetic rubber is heated by a heating device (not shown) from the upper melt-coating composition pressure feeding unit 51 in the figure and is melted in a land by a pressure feeding mechanism (not shown) such as a screw. The outside of the core W is passed through the gap 541 between the inner surface of the die block 54 and the outer surface of the nipple 53 and the nipple holder 56 through the passage of the part 511 and the passage of the mandrel 55 (not shown). It goes out from the exit part of the die ring 52 while covering (covering part C).
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
  As can be seen from the cross-sectional view of the die ring 52, the internal shape of the die ring 52 of the conventional apparatus has a tapered shape that becomes narrower as it advances in the direction of travel so that the molten coating composition does not stay. It has become. It was thought that this funnel-shaped composition would prevent the molten coating composition from staying in the hollow part and could be smoothly pumped.ThisThe other shapes were not suitable for pumping highly viscous compositions. In other words, if it is not highly viscous and has a low viscosity composition or fluid liquid, there is no need for a taper shape. For example, even a vertical wall in the traveling direction such as a syringe can be smoothly pumped. Anyone thinks that it can be done, but this taper is an essential premise for devices that extrude highly viscous (so-called hard) compositions such as pressure-sensitive sensor materials, and this is the ultimate shape. In the present situation, no other shape could be considered in this technical field. And since this melt-coating composition is highly viscous, it takes time to pump, but since it is tapered, it is considered that it can be produced at a production rate of 1 m / min to obtain a coated core wire. It was.
[0011]
  By the way, the present applicant tried various experiments to further increase the production speed of 1 m / min. Experiment 1: First, in the conventional apparatus using the current specification packing, when the number of rotations of the screw was increased to a little over 3 times (7 rpm) of the normal (2 rpm), the molten coating composition did not come out from the exit portion of the die ring 52. Leaked from the flange.
[0012]
  Experiment 2: Next, after the temperature was raised in the conventional apparatus, the flange was tightened again, and the screw rotation speed was further increased to a little more than twice (14 rpm). The extrusion speed was 1.5 m / min. Furthermore, when the speed was increased, the bolt on the flange broke.
[0013]
  Experiment 3: Using a chevron copper packing in a conventional apparatus, after the temperature was raised, the flange was tightened again and the screw rotation speed was set to 2 rpm. The molten coating composition did not come out of the outlet portion of the die ring 52, but from the flange. Leaked out. The pressure sensor detected about 60 MPa.
[0014]
  Experiment 4: In the conventional apparatus, when the number of rotations of the screw was set to 2 rpm using the current specification packing and Teflon packing, the molten coating composition leaked from the flange without exiting from the outlet portion of the die ring 52. Teflon packing also protruded. The pressure sensor detected about 50 MPa.
[0015]
  Experiment 5: Using a chevron copper packing and Teflon packing in a conventional apparatus, tightening bolt tightening and rotating the screw to 4 rpm, the extrusion speed was 0.6 m / min, and the molten coating composition was in the middle No longer comes out of the exit of the die ring 52. The pressure sensor detected about 95 MPa. When the speed increased further, the bolt broke.
[0016]
  As described above, the production speed of 1 m / min is the upper limit, and when the speed is increased further, protrusion from the packing and bolt breakage occurred. The present invention solves these problems, and is to provide a cord-like coated core wire extrusion apparatus that does not cause protrusion of a molten coating composition from a packing and does not break a bolt, and can be driven at a high speed.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
[0018]
  In order to solve the above problems, an invention of an extrusion head according to claim 1 of the present application is an extrusion head having a die ring having an outlet portion and a nipple disposed in proximity to the outlet portion, wherein the nipple Is provided with a core wire passage in the inner axial direction, the core wire is fed out from the core wire passage toward the outlet portion, and the viscous melt-coating composition is introduced into the space formed by the die ring and the nipple to the outlet portion. In the extrusion head that pushes the cord-shaped coated core wire from the die ring outlet portion while coating the viscous melt coating composition on the core wire by pumping toward the outlet, the outlet of the space constituted by the die ring and the nipple A stay reservoir that retains the viscous melt-coating composition is formed in the vicinity of the portion, and the stay reservoir forms a wall surface having the outlet portion in the traveling direction of the core wire at the outlet portion. And characterized in that obtained by forming vertically against.
With the above configuration, even if the molten coating composition is viscous, it goes to the outlet portion 122 without a large surface frictional resistance, so that high-speed production is possible, and the most simple structure retention can be obtained.
Further, according to claim 2The inventionthe aboveIn the extrusion head described above, the retention reservoir is formed by forming a wall surface having the outlet portion into a slope that becomes narrower with respect to a traveling direction of the core wire in the outlet portion, and forming the slope in a step shape. Features.
  With the above configuration,the aboveSince the retention reservoir is formed earlier than the described retention reservoir, the start-up of the operation is quickened, and the operation can be quickly brought to the steady operation.
[0019]
  According to a third aspect of the present invention, in the extrusion head according to the first or second aspect, the core wire linearly moves in the core wire passage.
  Also,The invention according to claim 4 is the invention according to claim 1.Or 2In the extrusion head described,The retention reservoir is formed in a space sandwiched between the wall surface of the die ring and the wall surface of the nipple.To do.
  Further, according to claim 5The invention is claimed in claim 1.~ 4The extrusion head according to any one of the preceding claims,WritingThe hot melt coating composition is supplied in a straight path toward the die ring.
  With the above configuration, the frictional resistance can be reduced and the production speed can be greatly increased as compared with the conventional apparatus in which the molten coating composition is supplied at a right angle.
[0020]
  Also,Claim 6The invention is characterized in that in the extrusion head according to any one of claims 1 to 4, the core wire passage in the nipple holder for fixing the nipple is a straight path.
  With the above configuration, the core wire can be disposed without interfering with the extruder, and the core wire can be extruded without applying an unnecessary load because there is no bent portion.
  Also,Claim 7The invention is characterized in that in the extrusion head according to any one of claims 1 to 4, the core wire passage in the nipple holder for fixing the nipple is a right-angled or inclined passage with respect to the core wire passage in the nipple. And
  With the above configuration, it is possible to manufacture a sensor having the same effect without complicated processing such as forming a core wire passage inside a single screw.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to FIGS. FIG. 1 is an extrusion head according to a first embodiment of the present invention, and FIG. (B) is a side view. In FIG. 1, reference numeral 10 denotes an extrusion head according to the first embodiment of the present invention, which is based on a die block 14 having a through-hole 141 penetrating in the left-right direction in the figure, and on the left side of the figure is a molten coating composition pumping unit. 11, a die ring 12 is fixed to the right side of the figure via respective fixing members. The melt-coating composition pumping section 11 is a tubular body having a cylindrical space 111 formed in the length direction therein, and is connected to the through-hole 141 of the die block 14 at the front end in the traveling direction (right side in the figure). A single screw 16 also serving as a nipple holder is inserted into the cylindrical space 111. The uniaxial screw 16 fixes the nipple 13 at the front end in the traveling direction, and a spiral blade 164 is formed on the surface thereof, and the molten coating composition present in the cylindrical space 111 is advanced by the rotation of the uniaxial screw 16 ( Go to the right in the figure). In addition, a core wire passage 161 is formed in the inside of the single screw 16 through which the core wire W passes in the length direction according to the first embodiment of the present invention. The outer shape of the nipple 13 fixed to the front end of the single screw 16 is conical at the front end and cylindrical at the rear end, and a core wire passage 131 through which the core wire W passes in the length direction is formed. The core wire passage 161 is connected.
[0022]
  The die ring 12 has a cap shape having a recessed space 121 inside, and an outlet portion 122 communicating with the recessed space 121 and the outside is opened at the center in the axial direction. The outlet portion 122 is disposed close to the tip of the core wire passage 131 of the nipple 13. In the figure, a pressure sensor 18 and a resin temperature sensor 17 are attached from the top and bottom of the die block 14 toward the center, and the pressure and temperature of the molten coating composition at the through-hole 141 are detected.
[0023]
  The operation of the extrusion head 10 configured as described above is as follows.
  The core wire is guided from the left side of the drawing to the core wire passage 161 formed inside the single screw 16 and linearly moves in the core wire passage 161, passes through the core wire passage 131 of the nipple 13, and from the opening of the nipple 13. It exits from the outlet 122 of the die ring 12 through the recessed space 121 inside the die ring 12. With the above configuration, the core wire is guided by the core wire passage 161 inside the single screw 16 and moves linearly. Therefore, the moving core wire W can be arranged without interfering with the extruder. Since the bent portion is eliminated, coating extrusion can be performed without applying an unnecessary load.
[0024]
  On the other hand, the high-viscosity coating composition (piezoelectric composite material comprising piezoelectric ceramic powder and synthetic rubber) is in a molten state heated to near 100 ° C. by a heater heating device (not shown), and in the cylindrical space 111 from the left side in the figure. Are fed into the space with the outside of the single screw 16. Since the single screw 16 rotates in the cylindrical space 111, it is pumped forward (right side) by the spiral blade 164 formed on the surface thereof, and finally reaches the recessed space 121 inside the die ring 12. . In the recessed space 121, the cord-shaped coated core wire centering on the core wire comes out from the outlet portion 122 while covering the core wire W coming out from the opening of the nipple 13. Thus, the conventional apparatus has not been able to linearly pump the high-viscosity molten coating composition. That is, in the conventional apparatus, since the melt coating composition was supplied at a right angle, the frictional resistance in the vicinity of the right angle was large, but in the present invention, the friction resistance was increased by linearly supplying the high-viscosity melt coating composition. And high-speed pumping became possible.
[0025]
  Furthermore, the present invention is characterized in that the wall surface having the outlet portion 122 of the die ring 12 is perpendicular to the traveling direction of the core wire W in the outlet portion 122 in each embodiment. As can be seen by comparing this with the internal shape of the die ring 52 of the conventional apparatus in FIG. 5, the conventional apparatus has a funnel shape that becomes narrower as it advances in the direction of travel so that the molten coating composition does not stay. However, the difference here is that the melt coating composition is actively retained. Thus, by making the wall surface having the exit part 122 vertical, the high-viscosity molten coating composition that has entered the corners is in a state where it has entered a “retention pool” that cannot proceed or retreat further. . Detailed analysis of the action and effect of this reservoir will be left to a later scholar's study, but according to the present applicant's current understanding, in the case of a funnel, a highly viscous melt coating composition toward the outlet 122 is used. It is assumed that most of the objects move while contacting the funnel-like surface, and the frictional resistance on the surface increases, so that the progress will be slow. On the other hand, in the case of a wall surface (in the present invention) extending at right angles to the traveling direction of the core wire, the high-viscosity molten coating composition toward the outlet portion 122 is not in contact with the wall surface but is accumulated in a reservoir. Since it moves while in contact with the composition, it is considered that the friction is not so great and high speed is possible. Incidentally, when compared with the die ring 52 (FIG. 5) of the conventional apparatus 50, the speed can be significantly increased from 5 m to 12 m / min with respect to the conventional extrusion speed of 1 m / min.
[0026]
  FIG. 3 lists the retention reservoirs of various configurations formed on the die ring 32.
(A) to (c) are deep pan types, of which (a) is a right angle type, (b) is a curved type, (c) is an obtuse angle type, (d) and (e) are colosseum (amphitheater) types Of these, (d) is a right-angle type and (e) is a curved type. In the die ring 321 of FIG. 3 (a), by making the wall surface 1a having the outlet portion perpendicular to the traveling direction of the core wire, the high-viscosity molten coating composition that has reached the wall surface 1a also retreats further. It is in a state of entering a so-called “retention pool” (a part indicated by a set of points in the figure) that cannot be performed. As a result, it is considered that the high-viscosity molten coating composition pumped from the direction of the arrow moves toward the outlet portion while contacting the same composition that is staying in the staying reservoir without moving toward the staying reservoir.
[0027]
  In the die ring 322 of FIG. 3 (b), the wall surface 2a having the exit portion is curved to form a retention reservoir (a portion indicated by a set of points in the drawing) that is more easily retained. As a result, the high-viscosity molten coating composition that has been pumped from the direction of the arrow can move at a high speed to the outlet while contacting the same composition that does not stay.
[0028]
  In the die ring 323 of FIG. 3 (c), the wall surface 3a having the outlet portion is made an obtuse angle (inclined to the right in the drawing) with respect to the traveling direction of the core wire, so that the composition reached here becomes the outlet portion. It becomes a state where it has entered a “retention pool” (a part indicated by a set of points in the figure) that is more difficult to move. As a result, it is considered that the high-viscosity molten coating composition pumped from the direction of the arrow moves to the outlet portion while being in contact with the same composition in the retention reservoir without moving toward the retention reservoir.
[0029]
  In the die ring 324 of FIG. 3 (d), the retention reservoir is formed earlier than the retention reservoirs of FIG. 3 (a) to FIG. Therefore, the start-up of the operation becomes faster, and it can be brought to steady operation earlier.
[0030]
  In the die ring 325 of FIG. 3 (e), the wall surface 5a having the outlet portion is formed as a curved colosseum, thereby forming a retention reservoir that is more difficult to move to the outlet portion than the retention reservoir of FIG. 3 (d). The
[0031]
  FIG. 2 shows a nipple portion of an extrusion head according to the second embodiment of the present invention. 2A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 2B, FIG. 2B is a side view, FIG. 2C is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 2A, and FIG. Is a plan view. In FIG. 2A, reference numeral 24 denotes a tubular die block, which has a through-hole 241 penetrating in the left-right direction in the figure, and a die ring 22 is fixed to the right side of the die block 24, and the left side of the die block 24. Although not shown, there is the same single screw as described in FIG. 1, and the melt coating composition is pumped by rotation of the single screw.
[0032]
  In the vicinity of the center of the through hole 241 in the length direction, a connecting portion 242 that connects the tube walls through the center of the tube is provided. A nipple 23 is fixed on the right side of the connecting portion 242, and the left side is closed with a plug 26. The width of the connecting portion 242 in the radial direction (see FIG. 4C) is narrow, so that the through holes 241 have passages (241a and 241b in FIG. 2C) on both sides of the connecting portion 242. Therefore, in FIG. 2 (a), the passage 241c that is the arrival space of the melt coating composition and the 241d that is the die ring side space exist on the side path of the connecting portion 242 (FIG. 2 (a) on the front side and the back side of the paper surface). ), And the molten coating composition reaching the left side of the die block 24 can move to the die ring 22 side.
[0033]
  The nipple 23 includes a through hole 231 that passes through the center in the axial direction and a radial hole that communicates with the through hole 231. On the other hand, the connecting portion 242 of the die block 24 is provided with a die block passage 243 that communicates with the outside of the die block and the radial hole of the nipple 23, and the radial hole of the die block passage 243 and the nipple 23 is provided. The core wire W is supplied to the nipple through hole 231 from the outside via the, and further goes out of the die ring 22 through the outlet portion 222 of the die ring 22. As described above, the second embodiment of the present invention is characterized in that the core wire W is supplied at a right angle to the nipple 23, and this configuration forms the core wire passage 161 (FIG. 1) inside the single screw 16. Thus, it is possible to manufacture a sensor having the same effect without complicated processing. Here, the core wire W is supplied at a right angle to the nipple 23, but it may of course be supplied obliquely to the nipple 23.
[0034]
  Other features are the same as those of the first embodiment. That is, the highly viscous melt-coating composition is linearly pumped and a retention reservoir is formed. As described above, the linear pumping of the high-viscosity molten coating composition was not present in the conventional apparatus. By supplying the high-viscosity molten coating composition linearly according to the present invention, the frictional resistance is reduced and the high speed Pumping is possible. Further, the retention reservoir is formed as follows. The die ring 22 has a cap shape, and an outlet 222 that communicates with the outside is opened in the cap outer wall 221. The cap outer wall 221 having the outlet portion 222 of the die ring 22 is perpendicular to the traveling direction of the core wire W at the outlet portion 222, so that a reservoir is formed at the corner. And this exit part 222 is arrange | positioned at the front-end | tip of the core wire channel | path 231 of the nipple 23 in close proximity. Although not shown, a pressure sensor and a resin temperature sensor are attached from the top and bottom of the die block 24 toward the center, and the pressure and temperature of the molten coating composition in the through hole 241 are detected.
[0035]
  The operation of the extrusion head of FIG. 2 as described above is as follows.
  The core wire W is supplied from the passage 243 of the die block 24 to the nipple through hole 231, and further goes out of the die ring 22 through the outlet portion 222 of the die ring 22. On the other hand, the molten coating composition is pumped to the left space 24C in the die block 24 in a molten state heated to near 100 ° C. by a heater heating device (not shown), and finally passes through the side paths 241a and 241b (FIG. 2C). It reaches the right space 241d of the die ring 12. In the right space 241d of the die ring 12, a cord-shaped covered electric wire centering on the core wire comes out from the outlet portion 222 while covering the core wire W coming out of the nipple 23. At that time, as in the first embodiment, the “retention reservoir” of the present invention is perpendicular to the traveling direction of the core wire W so that a retention reservoir is formed at the corner. The contained composition cannot be advanced or retreated further, and the highly viscous melt-coated composition that has been pumped cannot go to the stagnation reservoir. While moving to the exit at high speed. The manufacturing speed according to the second embodiment of the present invention is 5 m to 12 m / min, and the speed can be significantly increased as compared with the conventional apparatus.
[0036]
【The invention's effect】
  As described above, according to the present invention, there is provided an extrusion head having a die ring having an outlet portion and a nipple disposed in proximity to the outlet portion, and the nipple has a core wire passage in the inner axial direction. A space formed by the die ring and the nipple, and extending the core wire from the core wire passage toward the outlet portion.StickyBy feeding the melt-adhesive coating composition toward the outlet,WritingIn the extrusion head for extruding the cord-coated core wire from the die ring outlet while coating the heat-resistant melt coating composition, the front of the space formed by the die ring and the nipple is in the vicinity of the outlet.WritingForming a retention reservoir for retaining the heat-resistant molten coating composition, and the retention reservoir is configured to suspend a wall surface having the outlet portion with respect to a traveling direction of the core wire at the outlet portion.directlySince it was formed, even if the melt coating composition is highly viscous, it goes to the outlet without a large surface frictional resistance, so that high-speed production becomes possible. Also,StickySince the hot melt coating composition is fed to the die ring by a straight path, the friction resistance can be reduced and the production speed can be reduced as compared with the conventional apparatus which feeds the melt coating composition at a right angle. It can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an extrusion head according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view for explaining a nipple portion of an extrusion head according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a view for explaining retention pools of various configurations formed on the die ring 32;
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a cord-type pressure sensitive sensor using a coated core wire that is an object of the present invention.
FIG. 5 is a view for explaining a conventional extrusion head of this type.
[Explanation of symbols]
  10. Extrusion head according to the first embodiment of the present invention
  11 Molten coating composition pumping section
  111 Cylindrical space
  121 Recessed space
  122 Exit
  13 Nipple
  131 core wire passage
  141 Through-hole
  14 die block
  16 single screw
  161 Core wire passage
  17 Resin temperature sensor
  18 Pressure sensor 18
  22 Die ring
  221 Cap outer wall
  222 Exit
  23 Nipple
  231 Core wire passage through hole
  24 Tubular die block
  241 Through hole
  242 connecting part
  243 Die Block Passage
  26 stoppers

Claims (7)

出口部を有するダイリングと、該出口部に近接配設されるニップルと、を有する押出しヘッドであって、前記ニップルには内部の軸方向に芯線通路を備えて該芯線通路から前記出口部へ向けて芯線を繰り出し、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間に粘性溶融被覆組成物を前記出口部へ向けて圧送することにより、前記芯線に前記粘性溶融被覆組成物を被覆しつつコード状被覆芯線をダイリング出口部から押し出す押出しヘッドにおいて、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間の前記出口部近傍に前記粘性溶融被覆組成物を滞留させる滞留だめを形成し、前記滞留だめは前記出口部を有する壁面を前記出口部における前記芯線の進行方向に対して垂直に形成して成るものであることを特徴とする押出しヘッド。An extrusion head having a die ring having an outlet portion and a nipple disposed in proximity to the outlet portion, the nipple having a core wire passage in an axial direction inside the nipple, from the core wire passage to the outlet portion. feeding the core wire toward, by pumping the viscous melt coating composition in the space formed by the die ring and said nipple toward said outlet section, covering the front Kineba hotmelt coating composition to said core wire formed in the extrusion head for extruding a cord-shaped coated core wire die ring outlet, residence sump to stay in front Kineba hotmelt coating composition to the outlet in the vicinity of the space formed by the die ring and said nipple while and, extrusion head, characterized in that said retention reservoir are those formed by vertical formed directly wall having the outlet to the direction of movement of the core wire in the outlet portion. 出口部を有するダイリングと、該出口部に近接配設されるニップルと、を有する押出しヘッドであって、前記ニップルには内部の軸方向に芯線通路を備えて該芯線通路から前記出口部へ向けて芯線を繰り出し、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間に粘性溶融被覆組成物を前記出口部へ向けて圧送することにより、前記芯線に前記粘性溶融被覆組成物を被覆しつつコード状被覆芯線をダイリング出口部から押し出す押出しヘッドにおいて、前記ダイリングと前記ニップルとで構成される空間の前記出口部近傍に前記粘性溶融被覆組成物を滞留させる滞留だめを形成し、前記滞留だめは前記出口部を有する壁面を前記出口部における前記芯線の進行方向に対して狭くなる斜面でかつ該斜面を階段形状に形成して成るものであることを特徴とする押出しヘッド。An extrusion head having a die ring having an outlet portion and a nipple disposed in proximity to the outlet portion, the nipple having a core wire passage in an axial direction inside the nipple, from the core wire passage to the outlet portion. feeding the core wire toward, by pumping the viscous melt coating composition in the space formed by the die ring and said nipple toward said outlet section, covering the front Kineba hotmelt coating composition to said core wire formed in the extrusion head for extruding a cord-shaped coated core wire die ring outlet, residence sump to stay in front Kineba hotmelt coating composition to the outlet in the vicinity of the space formed by the die ring and said nipple while The retaining reservoir is formed by forming the wall surface having the outlet portion into a slope that narrows with respect to the traveling direction of the core wire in the outlet portion, and forming the slope in a step shape. Extrusion head is characterized. 前記芯線が前記芯線通路内を直線的に移動することを特徴とする請求項1又は2記載の押出しヘッド。The extrusion head according to claim 1 or 2, wherein the core wire moves linearly in the core wire passage. 前記滞留だめは、ダイリングの壁面とニップルの壁面で挟まれた空間内に形成して成るものであることを特徴とする請求項The retention reservoir is formed in a space sandwiched between a wall surface of a die ring and a wall surface of a nipple. 11 又は2記載の押出しヘッド。Or the extrusion head of 2. 記粘性溶融被覆組成物を前記ダイリングに向けて直線経路で供給することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の押出しヘッド。Before Kineba hotmelt coating composition according to claim 1 any one extrusion head according 4, characterized in that provided in a linear path toward the die ring. 前記ニップルを固定するニップルホルダー内の芯線通路を前記ダイリングに向けて直線経路としたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の押出しヘッド。The extrusion head according to any one of claims 1 to 4 , wherein a core wire passage in the nipple holder for fixing the nipple is a straight passage toward the die ring . 前記ニップルを固定するニップルホルダー内の芯線通路を前記ニップル内の芯線通路に対して直角又は傾斜の経路としたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の押出しヘッド。The extrusion head according to any one of claims 1 to 4 , wherein a core wire passage in the nipple holder for fixing the nipple is a passage perpendicular to or inclined with respect to the core wire passage in the nipple.
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