JP3787395B2 - Solar panel and roof structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池パネルおよびその太陽電池パネルを利用した屋根構造体に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、建物の屋根等には、太陽エネルギーを電気として有効利用するために太陽電池が設けられることがある。
このような太陽電池を備えた屋根として、本出願人は、所定数のソーラーセルが収められた防水ケース周縁に縦枠および横枠を取り付けた太陽電池パネルを用い、屋根の傾斜に沿って固定されたレール状の支持部材に太陽電池パネルの縦枠を支持させる構造を提案した(特開平7-180310号公報、特開平8-13725号公報)。
【0003】
このタイプの太陽電池パネルは大きな電力を確保するために、屋根傾斜面に複数並べて配置される。
これらの太陽電池パネルは、個々にレール状の支持部材にボルト等を利用して固定され、かつ、これらの間にはウレタンフォーム等からなる可撓性のシール部材が介装されている。
【0004】
しかも、複数の太陽電池パネルを直列に電気接続するため、個々の太陽電池パネルは、それぞれ正の電極および負の電極を有し、互いに隣り合う太陽電池パネルの正の電極と負の電極とを電気的に接続しなければならない、
これらの電極の接続に際して、従来では、各電極にリード線を接続し、これらのリード線を太陽電池パネルの裏側で互いに接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの太陽電池パネルは個々にレール状支持部材に対して位置決めしボルト止めしなければならないので、太陽電池パネル同士の連結作業が煩雑であるという問題がある。すなわち、1個の太陽電池パネルを取り付けた後、続けて新しい太陽電池パネルを取り付ける際、両者は可撓性のシール部材で介装されているだけなので、新しい太陽電池パネルは既に取り付けられた太陽電池パネルに対して、ずれることがあり、パネル同士の位置決めが容易ではない。
【0006】
その上、電極同士の接続はリード線を介して行われており、これらのリード線の接続作業は太陽電池パネルの裏面側で行われるため、その作業が煩雑である。特に、リード線同士の接続を間違えないようにするため、接続作業は慎重にならざるを得ない。
そのため、従来例では、太陽電池パネル同士の連結作業ならびに電気的接続作業において、施工が煩雑であるという問題点がある。
【0007】
本発明の目的は、容易に施工できる太陽電池パネルおよび屋根構造体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は太陽電池パネルの互いに対向するフレームに延出部をそれぞれ形成し、これらの延出部に互いに嵌合可能な一対の電極を設けて前記目的を達成しようとするものである。
具体的には、本発明の太陽電池パネルは、図面を参照して説明すると、屋根傾斜面に複数並べて配置され、かつ、それぞれ正の電極22と負の電極23とが設けられた太陽電池パネル11であって、光エネルギを電気エネルギに変換するパネル本体13と、このパネル本体13を挟んで互いに対向配置されたフレーム14とを備え、このフレーム14の一方17にパネル本体13の裏面側から外側に延出した第1延出部20を形成し、フレーム14の他方16にパネル本体13の表面側から外側に延出した第2延出部21を形成し、第1延出部20に正の電極22および前記負の電極23のいずれか一方を設け、第2延出部21に正の電極22および前記負の電極23のいずれか他方を設け、これらの電極22,23を互いに嵌合可能な形状を有し、第1延出部20はパネル本体13の表面側に開口し内部に正の電極22および負の電極23のいずれか一方が設けられた開口部20Aを有し、第2延出部21はパネル本体13の裏面側に開口し内部に正の電極22および負の電極23のいずれか他方が設けられた開口部21Aを有し、電極の一方は筒状体であり、前記電極の他方は円柱体であることを特徴とする。
【0009】
本発明では、屋根傾斜面に沿って複数の太陽電池パネル11を一列に並べるが、隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とを重合させ、かつ、電極22,23同士を嵌合する。
隣り合う太陽電池パネル11の電極22,23同士を嵌合することにより、隣り合う太陽電池パネル11同士の位置決めが行えることになり、しかも、これらのパネル11の電気的な接続がリード線を用いることなく、簡単に行える。
従って、本発明では、太陽電池パネル11同士の連結作業並びに配線作業が容易であり、簡単な作業で太陽電池パネルを施工することができる。
しかも、前記第1延出部20は前記パネル本体13の表面側に開口し内部に前記正の電極22および前記負の電極23のいずれか一方が設けられた開口部20Aを有し、前記第2延出部21は前記パネル本体13の裏面側に開口し内部に前記正の電極22および前記負の電極23のいずれか他方が設けられた開口部21Aを有するから、互いに嵌合する正負の電極22 , 23が第1延出部20と第2延出部21とで覆われることになるため、電極22 , 23の防水処理を確実かつ簡易なものにできる。
【0010】
ここで、本発明では、前記パネル本体13は、少なくともいずれか一方が透光性を有する第一の基板25および第二の基板26と、これらの第一の基板25および第二の基板26の対向面のうちいずれか一方に設けられた薄膜太陽電池層27とを有する構造でもよい。
この構造では、第一の基板25および第二の基板26を重ねてパネル本体13を構成したので、パネル本体13の強度を向上できるようになる。
その上、薄膜太陽電池27を基板25,26に直接形成するので、パネル本体13を簡単かつ低コストに形成できる。
【0012】
以上、本発明では、前記構成の太陽電池パネル11を屋根下地材1の上に少なくとも一方向に複数並べて配置し、隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とを互いに重合するとともに、正負の電極22,23を互いに嵌合して屋根構造体10を施工する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態の屋根構造体10が適用された建物の全体構成が示されている。
この屋根構造体10は、屋根傾斜面に沿って上下左右に複数配置された太陽電池パネル11と、これらの太陽電池パネル11の左右の間に介装された乾式シール部材12とを備えた切妻屋根である。
乾式シール部材12は、エラストマからなり、例えば、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体配合物)、ブチルゴム、建築資材として使用されているゴム、シリコンを含むエラストマ等より線状に形成される。
【0014】
屋根構造体10の縦断面構造が図2に示されている。
図2において、傾斜して設けられた屋根下地材1にルーフィング2が張られ、このルーフィング2の上に屋根傾斜方向に沿ってレール部材3が取り付けられている。このレール部材3の上に屋根構造体10が図示しないボルト等で取り付けられている。
なお、本実施形態では、太陽電池パネル11が屋根下地材1に直接ボルト等で固定されているものでもよく、あるいは、屋根材の上のレール部材に固定された構造でもよい。
【0015】
太陽電池パネル11の詳細な構造が図3および図4に示されている。
これらの図において、太陽電池パネル11は、光エネルギを電気エネルギに変換する平面矩形状のパネル本体13がフレーム14に取り付けられた構造である。
このフレーム14は、パネル本体13の下面を支持する底板部15と、このパネル本体13を挟んで上下に互いに対向配置された上枠部16および下枠部17と、これらの上枠部16,17に直交配置されパネル本体13を挟んで左右に互いに対向配置された右枠部18および左枠部19とを備えた構造である。
【0016】
これらの底板部15および枠部16〜19に囲まれて凹みが形成され、この凹みにパネル本体13が収納された状態では、各枠部16〜19およびパネル本体13の上面は略同一高さとなる。
本実施形態では、これらの底板部15および枠部16〜19は、アルミ、ステンレス、その他の耐火性、耐水性および耐久性を有する材料から別体に形成され、これらを溶接等で互いに固定した構造でもよく、あるいは、一体に形成した構造でもよい。
【0017】
フレーム14の下枠部17にはパネル本体13の裏面側から外側に延出した第1延出部20が形成され、上枠部16にはパネル本体13の表面側から外側に延出した第2延出部21が形成されている。
隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とは重合可能であり、これらが重合された状態では、各太陽電池パネル11は略同一高さとなる(図2参照)。
【0018】
第1延出部20はパネル本体13の表面側に側面コ字形に開口した開口部20Aを有し、この開口部20Aは左右方向に延びて連続形成されている。
開口部20Aの底部には正の電極22が互いに所定間隔離れて複数個(図では2個)立設されている。
第2延出部21はパネル本体13の裏面側に側面コ字形に開口した開口部21Aと隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20の端部を嵌合する嵌合溝21Bとを有し、この開口部21Aは左右方向に延びて連続形成されている。
開口部21Aの上部には負の電極23が互いに所定間隔離れて下向きに正の電極22と同じ数だけ設けられている。
【0019】
正の電極22は、雌型係合部を構成するものであり、略円筒状に形成されている。
負の電極23は、雄型係合部を構成するものであり、正の電極22と嵌合可能な円柱状に形成されている。
隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とが重合される状態では、これらの電極22,23はこれらの延出部20,21で囲われる。
【0020】
屋根下地材1の上に配置される最下列の太陽電池パネル11では、第1延出部20が露出されるため、この第1延出部20にキャップ部材24が取り付けられている(図1参照)。
正の電極22および負の電極23とパネル本体13との電気的な接続は、適宜な手段、たとえば、図示しないリード線で行ってもよい。
【0021】
パネル本体13は、図4に示される通り、透光性を有する第一の基板25および第二の基板26と、第一の基板25の第二の基板26との対向面に設けられた薄膜太陽電池層27とを備えた板状部材である。なお、図4ではパネル本体13の構造をわかりやすくするため、その厚さ寸法を厚くしている。
【0022】
第一の基板25および第二の基板26は、矩形かつ略同じ大きさの平面形状を有し、ガラスやアクリル樹脂等の透光性を有する材料により形成されている。
第一の基板25に設けられた薄膜太陽電池層27は、例えば、気相成長により第1の基板25に直接形成されたアモルファスSiおよび電極を含んで構成されている。
【0023】
これらの第一の基板25および第二の基板26の間には透光性を有する合成樹脂充填材28が介装されている。
合成樹脂充填材28は、EVA(Ethylene Vinylacetate)やPVB(Poly Vinylbutylol)等の透明な合成樹脂よりなる。第一の基板25と第二の基板26とは、この合成樹脂充填材28を接着層として互いに接合されている。
基板25,26同士の接着は、合成樹脂充填材28を挟み込んだ状態で熱および圧力を加えることにより行われる。
【0024】
このように構成された本実施形態においては、フレーム14を加工するとともに、このフレーム14の凹みにパネル本体13を嵌め込んで太陽電池パネル11を製造する。
この太陽電池パネル11を屋根下地材1のルーフィング2の上に上下左右に並べて配置し、さらに、これらの太陽電池パネル11の間に乾式シール部材12を屋根傾斜方向に沿って配置して屋根構造体10を施工する。
【0025】
すなわち、屋根下地材1のレール部材3上に最初の太陽電池パネル11を取り付け、その太陽電池パネル11の下側(屋根傾斜方向)に太陽電池パネル11を取り付ける。この場合、既に取り付けられた太陽電池パネル11の第1延出部20の上から新たに取り付ける太陽電池パネル11の第2延出部21を押しつけて両者を重合する。この重合に伴って、正の電極22と負の電極23とが嵌合されるとともに、両パネル11の相対位置が固定される。
同様の手順で残りの太陽電池パネル11を並べて取り付ける。これらの太陽電池パネル11の全てあるいは一部をレール部材3にボルト等で固定する。
なお、太陽電池パネル11の施工は工場で行ってもよく、建設現場で行ってもよい。
【0026】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
すなわち、光エネルギを電気エネルギに変換するパネル本体13と、このパネル本体13を挟んで互いに対向配置されたフレーム14とを備え、このフレーム14の一方17にパネル本体13の裏面側から外側に延出した第1延出部20を形成し、フレーム14の他方16にパネル本体13の表面側から外側に延出した第2延出部21を形成し、第1延出部20に正の電極22を設け、第2延出部21に負の電極23を設け、これらの電極22,23を互いに嵌合可能な形状としたから、隣り合う太陽電池パネル11の電極22,23同士を嵌合することにより、隣り合う太陽電池パネル11同士の位置決めが行えることになり、これらのパネル11の電気的な接続がリード線を用いることなく、簡単に行える。
【0027】
また、第一の基板25および第二の基板26を重ねてパネル本体13を構成したので、パネル本体13の強度を向上できるようになる。
しかも、薄膜太陽電池層27を第1の基板25に直接形成するので、パネル本体13を簡単かつ低コストに形成できる。
【0028】
さらに、第一の基板25および第二の基板26の間には透光性を有する合成樹脂充填材28が介装されているので、薄膜太陽電池層27への光の入射を妨げることなく第一の基板25および第二の基板26を簡単に接着できる。
また、基板25,26が割れても飛散することがなくなるため、隣家への延焼を防止できるようになり、太陽電池パネル11を配列するだけで防火性能が得られる。
【0029】
さらにまた、フレーム14を耐火性、耐水性および耐久性に優れた材質から構成したから、太陽電池パネル11を優れた屋根材として使用できる。
さらに、左右方向に隣り合う太陽電池パネル11の間に、乾式シール部材12を介装したから、延出部20,21を設けていない側面の防水処理を確実なものにできる。
【0030】
また、隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とが重合された状態では、各太陽電池パネル11は略同一高さとなるようにしたから、太陽電池パネル11を屋根下地材1に複数並べた状態では、屋根を構成する太陽電池パネル11の屋根下地材1からの高さ寸法が同じになり、パネル11同士の継ぎ目に段差がなくなり、この継ぎ目にゴミ等が溜まることがない。
【0031】
また、第1延出部20はパネル本体13の表面側に開口し内部に正の電極22が設けられた開口部12Aを有し、第2延出部21はパネル本体13の裏面側に開口し内部に負の電極23が設けられた開口部21Aを有する構造としたから、互いに嵌合する正負の電極22,23が第1延出部20と第2延出部21とで覆われることになるため、電極22,23の防水処理を確実かつ簡易になものにできる。
さらに、正の電極22は雌型係合部を有し、負の電極23は雄型係合部を有する構造としたから、電極22,23自体の構造を簡易なものにできる。
【0032】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、第一の基板25および第二の基板26を重ねてパネル本体13を構成したが、本発明のパネル本体13は前記実施形態の構造に限定されるものではなく、太陽光を電気エネルギに変換できる構造のものは全て含まれる。
【0033】
つまり、本発明のパネル本体は、所定数のソーラーセルが収められた防水ケース周縁に縦枠および横枠を取り付けた構造でもよい。
仮に、第一および第2の基板を備えて太陽電池パネルを構成する場合であっても、ルーフィング2側に配置される第二の基板26の材質は透光性を有するものでなくてもよく、例えば、金属や合成樹脂等により形成されていてもよい。要するに、受光する側の基板が透光性を備えていれば、光を直接受けない側の基板の材質は任意である。光を直接受けない側の基板の材質をガラス以外の適宜なものにすることにより、太陽電池パネルの強度を大きなものにできる。
さらに、基板25,26の大きさや厚さはとくには限定されず、例えば、第一の基板25と第二の基板26とで厚さが異なっていてもよい。しかし、第一の基板25および第二の基板26に同じものを用いれば、製造コストを低減できる。
【0034】
また、左右方向に隣り合う太陽電池パネル11の間に、可撓性を有する乾式シール部材12を必ずしも介装することを要しない。例えば、太陽電池パネル11の右枠部18および左枠部19に第1延出部20および第2延出部21を形成する構造でもよい。
さらに、 隣り合う太陽電池パネル11の第1延出部20と第2延出部21とが重合された状態では、各太陽電池パネル11の高さ寸法は相違するものでもよい。
【0035】
また、前記実施形態では、正の電極22が雌型係合部を構成し、負の電極23が雄型係合部を構成したが、本発明では、この逆、つまり、正の電極22が雄型係合部を構成し、負の電極23が雌型係合部を構成するものでもよく、さらには、第1延出部20に負の電極23を設け、第2延出部22に正の電極23を設けるものでもよい。
さらに、雄型係合部を円柱状部材とし、雌型係合部を円筒状部材としたが、雄型係合部を断面矩形状のレール状部材とし、雌型係合部を断面矩形状のレール状部材に嵌合する溝を有する断面コ字状のレール部材としてもよい。
また、両電極22,23を第1の延出部20と第2の延出部21とで囲うことを必ずしも要しない。
【0036】
そして、屋根構造体10は、屋根パネルに限らず、屋根ユニットであってもよく、垂木に固定される在来工法の屋根部であってもよく、本発明は、建物の屋根を構成する構造体であれば任意のものに適用できる。
さらに、屋根の形態は切妻屋根に限定されるものではなく、寄せ棟屋根等の種々のタイプの屋根に本発明を適用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、光エネルギを電気エネルギに変換するパネル本体と、このパネル本体を挟んで互いに対向配置されたフレームとを備え、このフレームの一方にパネル本体の裏面側から外側に延出した第1延出部を形成し、フレームの他方にパネル本体の表面側から外側に延出した第2延出部を形成し、第1延出部に正の電極および負の電極のいずれか一方を設け、第2延出部に正の電極および負の電極いずれか他方を設け、これらの電極を互いに嵌合可能な形状としたから、隣り合う太陽電池パネルの電極同士を嵌合することにより、隣り合う太陽電池パネル同士の位置決めが行えることになり、これらのパネルの連結作業が容易に行え、その上、リード線を用いることなく電気的な接続作業が簡単に行える。そのため、太陽電池パネルの施工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の屋根構造体が適用された建物の全体構成を示す斜視図である。
【図2】前記屋根構造体の縦断面図である。
【図3】太陽電池パネルの斜視図である。
【図4】太陽電池パネルの断面図である。
【符号の説明】
1 屋根下地材
10 屋根構造体
11 太陽電池パネル
13 パネル本体
14 フレーム
16 フレームの他方
17 フレームの一方
20 第1延出部
21 第2延出部
22 正の電極
23 負の電極
25 第一の基板
26 第二の基板
27 薄膜太陽電池層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a solar cell panel and a roof structure using the solar cell panel.
[0002]
[Background]
Conventionally, a solar cell may be provided on a roof of a building or the like in order to effectively use solar energy as electricity.
As a roof with such a solar cell, the present applicant uses a solar cell panel in which a vertical frame and a horizontal frame are attached to the periphery of a waterproof case containing a predetermined number of solar cells, and is fixed along the inclination of the roof. A structure has been proposed in which the vertical frame of the solar cell panel is supported by the rail-like support member (Japanese Patent Laid-Open Nos. 7-1381010 and 8-13725).
[0003]
A plurality of solar cell panels of this type are arranged side by side on an inclined roof surface in order to secure large electric power.
These solar cell panels are individually fixed to rail-like support members using bolts or the like, and a flexible seal member made of urethane foam or the like is interposed therebetween.
[0004]
Moreover, in order to electrically connect a plurality of solar cell panels in series, each solar cell panel has a positive electrode and a negative electrode, and the positive electrode and the negative electrode of the solar cell panels adjacent to each other are connected. Must be electrically connected,
Conventionally, when connecting these electrodes, lead wires are connected to the respective electrodes, and these lead wires are connected to each other on the back side of the solar cell panel.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since these solar cell panels must be individually positioned and bolted to the rail-like support member, there is a problem that the connecting operation between the solar cell panels is complicated. In other words, after installing one solar cell panel, when installing a new solar cell panel in succession, both are merely interposed with a flexible sealing member, so the new solar cell panel is already attached The battery panel may be displaced and positioning of the panels is not easy.
[0006]
In addition, the electrodes are connected to each other through lead wires, and these lead wires are connected on the back side of the solar cell panel, which is complicated. In particular, in order not to make a mistake in the connection between the lead wires, the connection work must be careful.
Therefore, in the conventional example, there is a problem that the construction is complicated in the connecting work and the electrical connecting work between the solar battery panels.
[0007]
An object of the present invention is to provide a solar cell panel and a roof structure that can be easily constructed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention intends to achieve the above object by forming extension portions on the mutually opposing frames of the solar cell panel and providing a pair of electrodes that can be fitted to each other in these extension portions.
Specifically, when the solar cell panel of the present invention is described with reference to the drawings, a plurality of solar cell panels arranged side by side on an inclined roof surface and provided with a
[0009]
In the present invention, a plurality of
By fitting the
Therefore, in this invention, the connection operation | work of
In addition, the
[0010]
Here, in the present invention, the
In this structure, since the panel
In addition, since the thin film
[0012]
Than on, in the present invention, a
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows the overall structure of a building to which the
The
The
[0014]
A longitudinal sectional structure of the
In FIG. 2, a
In the present embodiment, the
[0015]
The detailed structure of the
In these figures, the
The
[0016]
In the state where the recess is formed by being surrounded by the
In the present embodiment, the
[0017]
A first extending
The
[0018]
The first extending
A plurality (two in the figure) of
The second extending
On the upper part of the
[0019]
The
The
In a state where the first extending
[0020]
In the
Electrical connection between the
[0021]
As shown in FIG. 4, the
[0022]
The
The thin film
[0023]
Between the
The
The
[0024]
In the present embodiment configured as described above, the
The
[0025]
That is, the first
The remaining
In addition, construction of the
[0026]
According to this embodiment, there are the following effects.
That is, a panel
[0027]
Further, since the panel
Moreover, since the thin film
[0028]
Further, since a
Moreover, even if the
[0029]
Furthermore, since the
Furthermore, since the
[0030]
Moreover, in the state in which the first extending
[0031]
The
Furthermore, since the
[0032]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Other modifications etc. which can achieve the objective of this invention are included, The deformation | transformation etc. which are shown below are also contained in this invention.
For example, in the said embodiment, although the 1st board |
[0033]
That is, the panel body of the present invention may have a structure in which a vertical frame and a horizontal frame are attached to the periphery of the waterproof case in which a predetermined number of solar cells are housed.
Even if the solar cell panel is configured by including the first and second substrates, the material of the
Further, the size and thickness of the
[0034]
Further, it is not always necessary to interpose the flexible
Furthermore, the height dimension of each
[0035]
Moreover, in the said embodiment, the
Furthermore, although the male engaging portion is a columnar member and the female engaging portion is a cylindrical member, the male engaging portion is a rail-shaped member having a rectangular cross section, and the female engaging portion is a rectangular cross section. It is good also as a rail member of a cross-sectional U shape which has a groove | channel fitted to the rail-shaped member.
Further, it is not always necessary to enclose both the
[0036]
The
Furthermore, the form of the roof is not limited to the gable roof, and the present invention can be applied to various types of roofs such as a ridge roof.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a panel main body that converts light energy into electric energy and a frame that is disposed to face each other across the panel main body are provided, and one of the frames has a back surface of the panel main body. Forming a first extension portion extending outward from the side, forming a second extension portion extending outward from the surface side of the panel body on the other side of the frame, and forming a positive electrode on the first extension portion; Since one of the negative electrodes is provided, and either the positive electrode or the negative electrode is provided on the second extension portion, and these electrodes are shaped to be fitted to each other, the electrodes of the adjacent solar cell panels By fitting each other, adjacent solar cell panels can be positioned, and the connection work between these panels can be easily performed. In addition, the electrical connection work can be easily performed without using lead wires. Yes. Therefore, the construction of the solar cell panel is easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of a building to which a roof structure according to an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the roof structure.
FIG. 3 is a perspective view of a solar cell panel.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a solar cell panel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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