JP3783946B2 - Fiber optic cable - Google Patents
Fiber optic cable Download PDFInfo
- Publication number
- JP3783946B2 JP3783946B2 JP2002226097A JP2002226097A JP3783946B2 JP 3783946 B2 JP3783946 B2 JP 3783946B2 JP 2002226097 A JP2002226097 A JP 2002226097A JP 2002226097 A JP2002226097 A JP 2002226097A JP 3783946 B2 JP3783946 B2 JP 3783946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- thermoplastic resin
- coating
- cable
- jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 60
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 35
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 31
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 31
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 10
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 claims description 7
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 6
- 229920000092 linear low density polyethylene Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004707 linear low-density polyethylene Substances 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 17
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 3
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 3
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 3
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 description 3
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 3
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 2
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 2
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 229920006244 ethylene-ethyl acrylate Polymers 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- PNJWIWWMYCMZRO-UHFFFAOYSA-N pent‐4‐en‐2‐one Natural products CC(=O)CC=C PNJWIWWMYCMZRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N propylene Natural products CC=C QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセス系光ネットワークの加入者系光配線などに使用される光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅やビルなどの加入者系への配線用光ファイバケーブルとして、図3に示すような、光ファイバ心線1を中心にその上下に2本の鋼線などからなる抗張力体2を配置し、これらの外周にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂からなる外被3を設けてケーブル本体4とし、これを、外周に外被3と一体に押出被覆された被覆層5を設けたケーブル支持線6で支持した構造のものが知られている。
【0003】
このような光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線1を挟んで抗張力体2を配置しているのは、主として、温度変化による光ファイバの伝送損失の増加を防ぐためであり、抗張力体2が配設されていないと、使用時やケーブル製造時の温度変化により外被3が伸縮し、それに伴い、光ファイバ心線1に歪みが生じ、伝送損失が大きく増大するおそれがある。
【0004】
しかしながら、抗張力体2を配置しても、抗張力体2と外被3との密着性が不十分であると、温度変化に伴う外被3の伸縮を十分に防止することができず、伝送損失が増加することがある。そこで、従来は、抗張力体2の表面に接着剤の塗布焼付層を設け、これによって、抗張力体2と外被3との密着力を高めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の光ファイバケーブルにおいては、接着剤を塗布、焼付けるための工程を、ケーブルの製造ラインとは別のラインで行わなければならないため、製造コストが上昇し、また、製造時間が長くなるという問題があった。
また、接着剤に溶媒として含まれる有機溶剤が、塗布焼付時に揮発して環境を汚染するおそれがあるという問題もあった。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、別ラインを設けることなく1本のラインで製造することができ、接着剤を塗布、焼付けるための別ラインを必要とする従来の光ファイバケーブルに比べ、製造コストの低減および製造時間の短縮化を図ることができるとともに、有害な化学物質を使用する必要がなく、環境への負荷も少ない光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、光ファイバ心線と、この光ファイバ心線に並行に配置された抗張力体と、これらの外周に一括して押出被覆された第1の熱可塑性樹脂からなる外被とを備え、前記抗張力体の表面には、前記外被を押出被覆する際の熱で溶融する前記第1の熱可塑性樹脂と異なる第2の熱可塑性樹脂からなる被覆が設けられており、この第2の熱可塑性樹脂からなる被覆は、前記外被と同一ラインで被覆された溶融粘度(MFR)が0.8g/10分以上の低密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンからなる被覆であることを特徴とする光ファイバケーブルである。
【0008】
上記構成の光ファイバケーブルにおいては、抗張力体の表面に、外被を押出被覆する際の熱で溶融する熱可塑性樹脂(第2の熱可塑性樹脂)からなる被覆を設けたことにより、外被の押出被覆時に、抗張力体の表面に設けた熱可塑性樹脂(第2の熱可塑性樹脂)からなる被覆が一旦溶融し、その後、外被を形成する熱可塑性樹脂(第1の熱可塑性樹脂)とともに冷却されて一体に固化し、抗張力体と外被の密着力が確保される。このため、従来のような抗張力体に接着剤を塗布焼付けるための別ラインを必要とせず、一本のラインで製造することができ、従来の光ファイバケーブルに比べ、製造コストの低減および製造時間の短縮化を図ることができる。また、有機溶剤のような有害な化学物質を使用しないため、環境に対する負荷も少なくなる。
【0009】
上記目的を達成するため、請求項2に記載された発明は、請求項1記載の光ファイバケーブルにおいて、第2の熱可塑性樹脂からなる被覆の厚さが、10〜150μmであることを特徴とする光ファイバケーブルである。
【0010】
第2の熱可塑性樹脂からなる被覆の厚さが、10μm未満では、抗張力体と外被との密着力が十分得られないおそれがあり、また、150μmを越えると、ケーブルの厚さ寸法の増大を防ぐために外被を相対的に薄くしなければならず、機械的強度が低下する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の光ファイバケーブルの第1の実施形態を示す断面図である。
【0014】
図1において、10は、単心光ファイバ心線11と、この単心光ファイバ心線11を挟んでその上下に間隔をおいて並行に配置された鋼線あるいはFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などからなる抗張力体12と、これらの外側に一括して押出被覆された熱可塑性樹脂からなる外被13とで構成されるケーブル本体を示し、また、14は、外周に熱可塑性樹脂からなる外被15が設けられた鋼線などからなるケーブル支持線を示している。外被13とケーブル支持線14の外被15は、これらと一体に押出被覆された熱可塑性樹脂からなる細幅の首部16によって結合されており、この首部16と外被13の各両側部には、ケーブル支持線14のケーブル本体10からの分離や、ケーブル端末処理などにおける単心光ファイバ心線11の取り出しを容易にするため、引き裂き用のノッチ17が設けられている。
【0015】
そして、本実施形態においては、各抗張力体12の表面に、外被13を構成する熱可塑性樹脂とは異なる熱可塑性樹脂であって、外被13を押出被覆する際の熱で溶融する熱可塑性樹脂からなる被覆12aが設けられており、この被覆12aにより、抗張力体12と外被13との密着力が確保されている。
【0016】
ここで、外被13を構成する熱可塑性樹脂と、抗張力体12表面の被覆12aを構成する熱可塑性樹脂は、外被13を押出被覆する際の熱で被覆12aを構成する熱可塑性樹脂が溶融するという条件を満たすものであれば、特にその種類が限定されるものではなく、同種のものであっても異種のものであってもよい。
【0017】
しかしながら、いずれもポリオレフィン系熱可塑性樹脂が、光ファイバの特性を低下させる水素ガスの発生がみられないことから好ましく、具体的には、外被13を構成する熱可塑性樹脂として、難燃剤や充填剤などの添加剤を配合した低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン系熱可塑性樹脂が好ましく使用され、一方、抗張力体12表面の被覆12aを構成する熱可塑性樹脂としては、添加剤が未配合もしくはほとんど配合されない低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン系熱可塑性樹脂が好ましく使用される。
【0018】
本発明においては、特に、抗張力体12表面の被覆12aを構成する熱可塑性樹脂として、溶融粘度(MFR)が0.8g/10分以上の低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンの使用が好ましい。
【0019】
また、抗張力体12表面の被覆12aの厚さは、10〜150μmの範囲が好ましく、被覆12aの厚さが、10μm未満では、抗張力体12と外被13との密着力が十分得られないおそれがあり、また、150μmを越えると、ケーブルの厚さ寸法の増大を防ぐために外被13を相対的に薄くしなければならず、機械的強度が低下する。
【0020】
このように構成される光ファイバケーブルにおいては、抗張力体12の表面に、外被13を押出被覆する際の熱で溶融する熱可塑性樹脂からなる被覆12aを設けたことにより、外被13の押出被覆時に、抗張力体12表面に設けた熱可塑性樹脂からなる被覆12aが一旦溶融し、その後、外被13を形成する熱可塑性樹脂とともに冷却されて一体に固化し、抗張力体12と外被13との密着力が確保される。このため、従来のような抗張力体12に接着剤を塗布焼付けるための別ラインを必要とせず、一本のラインで製造することができ、従来の光ファイバケーブルに比べ、製造コストの低減および製造時間の短縮化を図ることができる。また、製造に際して、有機溶剤のような有害な化学物質が揮散することもないため、環境に対する負荷も少ない。
【0021】
次に本発明の他の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態にかかる断面図であり、図1に共通する部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0022】
本実施形態の光ファイバケーブルは、第1の実施形態において、単心光ファイバ心線11に代えて、4本の光ファイバ素線18aを並列させ、その外周に一括被覆18bを施した光ファイバテープ心線18を使用したものであり、このような光ファイバテープ心線18を挟んで、その幅方向両側に2本の抗張力体12を並行に配置した構造となっている。
【0023】
このように構成される光ファイバケーブルにおいても、第1の実施形態の場合と同様、外被13の押出被覆時に、抗張力体12表面に設けた熱可塑性樹脂からなる被覆12aが一旦溶融し、その後、外被13を形成する熱可塑性樹脂とともに冷却されて一体に固化し、抗張力体12と外被13が接着されるため、従来のような抗張力体12に接着剤を塗布焼付けるための別ラインを必要とせず、一本のラインで製造することができ、従来の光ファイバケーブルに比べ、製造コストの低減および製造時間の短縮化を図ることができる。また、製造に際して、有機溶剤のような有害な化学物質が揮散することもないため、環境に対する負荷も少ない。
【0024】
なお、上記各実施形態において、単心光ファイバ心線11の数は、特に1本に限定されるものではなく、2本あるいはそれ以上であってもよい。また、第2の実施形態においても、光ファイバテープ心線18の数は、1枚に限らず、2枚あるいはそれ以上であってもよい。さらに、光ファイバテープ心線18の構成についても、特に例示したような4心光ファイバテープ心線に限定されるものではなく、例えば2心光ファイバテープ心線や8心光ファイバテープ心線であってもよい。
【0025】
また、ケーブル支持線14は必ずしも必須のものではなく、用途によっては、上記ケーブル本体11のみの構成としてもよい。
【0026】
【実施例】
次に、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの実施例に限定されるものでないことはいうまでもない。
【0027】
実施例1
図1に示す構造の光ファイバケーブルを、第1および第2の押出し機を備えた1本の製造ラインで製造した。単心光ファイバ心線11には、外径250μmの単心光ファイバ心線を用い、抗張力体12には、外径0.4mmのFRPからなる線材を用い、ケーブル支持線14には、外径1.2mmの単鋼線を用いた。
まず、第1の押出し機により、2本の抗張力体12の表面にそれぞれ未充填の低密度ポリエチレン(MFR=1.0g/10分)を押出し、100μm厚さの被覆12aを形成した後、単心光ファイバ心線11およびケーブル支持線14とともに第2の押出し機に導入し、その外周に難燃剤および充填剤を配合したエチレン−酢酸ビニル共重合体を押出被覆し、外被13の幅が約3mm、同厚さが約2mmで、ケーブル支持線14を含む全体の幅が約5mmの光ファイバケーブルを製造した。
【0028】
実施例2
単心光ファイバ心線11を2本、上下に並列配置させた以外は、実施例1と同様にして、光ファイバケーブルを製造した。
【0029】
実施例3
単心光ファイバ心線11に代えて、幅約1.1mm、厚さ約0.3mmの4心光ファイバテープ心線18を用いた以外は、実施例1と同様にして、図2に示す構造の光ファイバケーブルを製造した。
【0030】
実施例4
4心光ファイバテープ心線18を2枚、その厚さ方向に積層させた以外は、実施例3と同様にして、光ファイバケーブルを製造した。
【0031】
上記各実施例で得られた光ファイバケーブルについて、ヒートサイクル試験およびしごき試験を行い、その特性を評価した。ヒートサイクル試験は、-30℃〜+70℃のヒートサイクルを10サイクル行い、伝送損失の増加を調べた。また、しごき試験は、ケーブルを250mmの半径で90°曲げ、1960 Nの張力を印加して10サイクルしごきを行った後、-30℃〜+70℃のヒートサイクルを10サイクル行い、ヒートサイクル前後での伝送損失の増加を調べた。
【0032】
結果は、ヒートサイクル試験およびしごき試験のいずれについても、損失増加量が0.03 dB/km以下であり、良好な特性を有していることが確認された。ちなみに、これらの結果は、抗張力体12の表面に接着剤を塗布焼付けた従来構造の光ファイバケーブルとほぼ同等であった。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ファイバケーブルによれば、抗張力体の表面に、外被を押出被覆する際の熱で溶融する熱可塑性樹脂からなる被覆を設けたので、従来のような抗張力体に接着剤を塗布焼付けるための別ラインを必要とせず、一本のラインで製造することができ、従来の光ファイバケーブルに比べ、製造コストを低減し、かつ、製造時間を短縮することができる。また、有機溶剤のような有害な化学物質を使用しないため、環境に対する負荷も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの第1の実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の光ファイバケーブルの第2の実施形態を示す断面図。
【図3】従来の光ファイバケーブルの一例を示す断面図。
【符号の説明】
10………ケーブル本体
11………単心光ファイバ心線
12………抗張力体
12a………被覆
13………外被
18………光ファイバテープ心線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber cable used for a subscriber-system optical wiring of an access-system optical network.
[0002]
[Prior art]
As an optical fiber cable for wiring to subscribers such as general houses and buildings, a
[0003]
In such an optical fiber cable, the
[0004]
However, even if the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional optical fiber cable, the process for applying and baking the adhesive must be performed on a line different from the cable production line, resulting in an increase in production cost and production. There was a problem that time became long.
There is also a problem that an organic solvent contained as a solvent in the adhesive may volatilize during application baking to contaminate the environment.
[0006]
The present invention has been made to solve such a problem, and can be manufactured by one line without providing another line, and requires a separate line for applying and baking an adhesive. The purpose is to provide an optical fiber cable that can reduce the manufacturing cost and the manufacturing time, and does not require the use of harmful chemical substances and has a low environmental impact compared to the optical fiber cable of And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in
[0008]
In the optical fiber cable having the above-described configuration, the surface of the tensile strength body is provided with a coating made of a thermoplastic resin (second thermoplastic resin) that melts with heat when the coating is extrusion coated. At the time of extrusion coating, the coating made of the thermoplastic resin (second thermoplastic resin) provided on the surface of the tensile body is once melted, and then cooled together with the thermoplastic resin (first thermoplastic resin) that forms the jacket. As a result, it is solidified integrally, and the adhesion between the strength member and the jacket is ensured. This eliminates the need for a separate line for applying and baking an adhesive to a conventional tensile strength body, and can be manufactured on a single line, reducing manufacturing costs and manufacturing compared to conventional optical fiber cables. Time can be shortened. In addition, since no harmful chemical substances such as organic solvents are used, the burden on the environment is reduced.
[0009]
To achieve the above object, the invention described in
[0010]
If the thickness of the coating made of the second thermoplastic resin is less than 10 μm, there is a risk that sufficient adhesion between the strength member and the jacket may not be obtained, and if it exceeds 150 μm, the thickness of the cable increases. In order to prevent this, the jacket must be relatively thin, and the mechanical strength is reduced.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of the optical fiber cable of the present invention.
[0014]
In FIG. 1,
[0015]
In this embodiment, the surface of each
[0016]
Here, the thermoplastic resin constituting the
[0017]
However, in any case, the polyolefin-based thermoplastic resin is preferable because generation of hydrogen gas that deteriorates the characteristics of the optical fiber is not observed. Specifically, as the thermoplastic resin constituting the
[0018]
In the present invention, the use of low-density polyethylene or linear low-density polyethylene having a melt viscosity (MFR) of 0.8 g / 10 min or more as the thermoplastic resin constituting the
[0019]
Further, the thickness of the
[0020]
In the optical fiber cable configured as described above, the
[0021]
Next, another embodiment of the present invention will be described.
FIG. 2 is a cross-sectional view according to the second embodiment of the present invention, and parts common to FIG.
[0022]
The optical fiber cable of the present embodiment is an optical fiber in which four
[0023]
Also in the optical fiber cable configured as described above, as in the case of the first embodiment, the
[0024]
In each of the above embodiments, the number of the single-core
[0025]
Moreover, the
[0026]
【Example】
Next, although the Example of this invention is described, it cannot be overemphasized that this invention is not what is limited to these Examples.
[0027]
Example 1
The optical fiber cable having the structure shown in FIG. 1 was produced on one production line equipped with first and second extruders. The single-core optical
First, unextruded low density polyethylene (MFR = 1.0 g / 10 min ) was extruded on the surfaces of the two
[0028]
Example 2
An optical fiber cable was manufactured in the same manner as in Example 1 except that two single-core
[0029]
Example 3
The structure shown in FIG. 2 is the same as that of the first embodiment except that a four-core
[0030]
Example 4
An optical fiber cable was manufactured in the same manner as in Example 3 except that two four-core
[0031]
About the optical fiber cable obtained in each said Example, the heat cycle test and the ironing test were done, and the characteristic was evaluated. In the heat cycle test, 10 heat cycles of −30 ° C. to + 70 ° C. were performed to examine an increase in transmission loss. In the ironing test, the cable was bent 90 ° with a radius of 250 mm, applied with 1960 N tension and subjected to ironing for 10 cycles, followed by 10 heat cycles from -30 ° C to + 70 ° C. The increase in transmission loss was investigated.
[0032]
As a result, in both the heat cycle test and the ironing test, the loss increase amount was 0.03 dB / km or less, and it was confirmed that it had good characteristics. Incidentally, these results were almost the same as those of a conventional optical fiber cable in which an adhesive was applied and baked on the surface of the
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the optical fiber cable of the present invention, the surface of the tensile strength body is provided with a coating made of a thermoplastic resin that melts with heat when the outer cover is extrusion coated. No separate line for applying and baking adhesive on the body is required, and it can be manufactured on a single line, reducing manufacturing costs and shortening manufacturing time compared to conventional optical fiber cables. Can do. In addition, since no harmful chemical substances such as organic solvents are used, the burden on the environment can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of an optical fiber cable of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the optical fiber cable of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a conventional optical fiber cable.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002226097A JP3783946B2 (en) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | Fiber optic cable |
CN 03145721 CN1227551C (en) | 2002-08-02 | 2003-06-30 | Optical cable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002226097A JP3783946B2 (en) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | Fiber optic cable |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004069828A JP2004069828A (en) | 2004-03-04 |
JP3783946B2 true JP3783946B2 (en) | 2006-06-07 |
Family
ID=30437714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002226097A Expired - Fee Related JP3783946B2 (en) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | Fiber optic cable |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3783946B2 (en) |
CN (1) | CN1227551C (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148373A (en) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | Frp made tension member and drop optical fiber cable |
CN102608718B (en) * | 2012-03-06 | 2013-12-25 | 南通科鼎复合材料科技有限公司 | Reinforcement for thermoplastic GFRP (Glass Fiber Reinforced Polymer) butterfly cable and production process of reinforcement |
JP6374208B2 (en) * | 2014-05-08 | 2018-08-15 | 株式会社フジクラ | Fiber optic cable |
CN105467540B (en) * | 2014-06-26 | 2018-08-31 | 江苏华脉光电科技有限公司 | It is a kind of can lightning protection nonmetallic layer-twisted optical fiber ribbon cable |
CN111650704A (en) * | 2020-04-29 | 2020-09-11 | 成都亨通光通信有限公司 | Indoor and outdoor four-core butterfly-shaped optical cable and process flow thereof |
-
2002
- 2002-08-02 JP JP2002226097A patent/JP3783946B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-06-30 CN CN 03145721 patent/CN1227551C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1472560A (en) | 2004-02-04 |
CN1227551C (en) | 2005-11-16 |
JP2004069828A (en) | 2004-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6654527B2 (en) | Optical fiber cable | |
US6542674B1 (en) | Fiber optic cables with strength members | |
US6584251B1 (en) | Solid stranding flextube unit | |
US11175471B2 (en) | Predefined cylindrical enclosure for optical waveguide cable | |
JP2012118450A (en) | Optical fiber cable | |
JP3783946B2 (en) | Fiber optic cable | |
US20030072545A1 (en) | Drop cable and method of fabricating same | |
JP2015018053A (en) | Optical cable | |
CN115793166A (en) | Air-blowing micro cable | |
WO2001084206A2 (en) | Fiber optic cable | |
JP3623121B2 (en) | Composite cable | |
JPH10170778A (en) | Optical cable | |
JP4964909B2 (en) | Optical drop cable manufacturing method | |
JP7135744B2 (en) | fiber optic cable | |
JPH0668570B2 (en) | Optical fiber core | |
US20230083864A1 (en) | Cable and cable manufacturing method | |
JP3683534B2 (en) | Fiber optic drop cable | |
JP2013182094A (en) | Optical cable | |
EP0926524A1 (en) | Optical-fiber cable and manufacturing method thereof | |
JP3683535B2 (en) | Fiber optic cable | |
JP2004206008A (en) | Optical fiber cable and its manufacturing method | |
CN116825433A (en) | Indoor and outdoor photoelectric hybrid cable and production method thereof | |
JPH0476448B2 (en) | ||
CN113866924A (en) | PET (polyethylene terephthalate) central beam tube type optical cable and manufacturing method thereof | |
JP2019207373A (en) | Optical fiber cable |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060309 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3783946 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |