JP3783929B2 - Energy saving effect estimation method and apparatus - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は省エネルギー効果推定方法およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定するための方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、省エネルギーの要請に応えるために、各種電力機器の省エネルギー運転制御を行うビルなどが増加しつつある。また、各種電力機器の省エネルギー運転制御の導入を検討するビルも増加している。
【0003】
そして、これらに対応して、省エネルギー運転制御を導入した場合における省エネルギー効果がどの程度であるかを評価する性能検証(コミッショニング)の重要性が高まっている。
【0004】
この重要性に応えるために、従来は、省エネルギー運転制御を適用した時の消費電力量と省エネルギー運転制御を適用していない時の消費電力量とから、省エネルギー運転制御に起因する省エネルギー量を算出することが採用される。
【0005】
具体的には、
(1)長期にわたり、エネルギートレンドデータと、エネルギー消費に関連すると思われる外気温度等のデータを収集、分析することで、エネルギー消費効率のマクロ管理を行う方法(「ビル省エネルギー総合管理手法」、社団法人日本ビルエネルギー総合管理技術協会、省エネルギー管理手法5章p.258、参照)、および
(2)過去(例えば、前年)が省エネルギー運転制御を適用していないとともに、この期間に対応するデータが収集されていない場合には、省エネルギー運転制御を適用している本年に一定期間の省エネルギー運転制御非適用期間を設け、その期間に得られた関係から、本年が省エネルギー運転制御を適用していないと仮定した場合の消費電力量を求め、本年の省エネルギー運転制御を適用した状態における消費電力量とから、省エネルギー量を算出する方法(特開平11−328152号公報参照)
が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
省エネルギー運転制御を適用した場合には、きめ細かい制御を行って省エネルギー効果を高めるべく、比較的短い時間間隔(例えば、1時間毎、もしくは30分毎)で消費電力量を検出するのに対して、省エネルギー運転制御を導入する前には、このような短い時間間隔での消費電力量の検出は行っていない。
【0007】
したがって、上記(1)の方法を採用した場合には、過去の消費電力量と外気温度などの外気情報との関係から算出した消費電力量が不正確になり、ひいては、省エネルギー量の算出精度が低くなってしまう。換言すれば、比較的短い時間間隔での消費電力量が収集されていない場合には適用することができない。
【0008】
上記(2)の方法を採用した場合には、省エネルギー運転制御を適用することができるにも拘わらず、性能検証のために省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けなければならないので、十分な省エネルギーを達成することができない。
【0009】
また、シミュレーションを用いて省エネルギー量を算出する方法も提案されている(特開平11−328152号公報参照)が、シミュレーションモデルを実際に適用するためには、省エネルギー運転制御を適用した時、および省エネルギー運転制御を適用しない時の実績データに基づく補正(係数の調整)が必要であるから、やはり省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けなければならず、十分な省エネルギーを達成することができない。
【0010】
【発明の目的】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、過去の比較的短い時間間隔毎の消費電力量を必要とせず、しかも省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、省エネルギー効果を推定することができる方法および装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の省エネルギー効果推定方法は、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定する方法であって、該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶し、メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶し、第1の期間に先行する省エネルギー運転制御を行っていない第3の期間における第2の期間毎の外気情報を取得し、前記近似式を用い、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合の第2の消費電力量を算出してメモリに記憶し、第3の期間における実績消費電力量と前記第2の消費電力量とに基づいて省エネルギー率を算出し、算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出する方法である。
【0012】
請求項2の省エネルギー効果推定方法は、メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する方法である。
【0013】
請求項3の省エネルギー効果推定方法は、メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する方法である。
【0014】
請求項4の省エネルギー効果推定方法は、第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得する方法である。
【0015】
請求項5の省エネルギー効果推定方法は、第3の期間が1年よりも長い期間であり、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示する方法である。
【0016】
請求項6の省エネルギー効果推定装置は、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定する装置であって、該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶する消費電力収集手段と、メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する近似式算出手段と、第1の期間に先行する第3の期間における、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における第2の消費電力量を、気象会社から取得した、第3の期間における第2の期間毎の外気情報と算出された近似式とを用いて算出してメモリに記憶する消費電力算出手段と、第3の期間における、第2の期間よりも長い第4の期間毎の実績消費電力量と算出された第2の消費電力量とに基づいて、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する省エネルギー率算出手段と、算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出する省エネルギー量算出手段とを含むものである。
【0017】
請求項7の省エネルギー効果推定装置は、前記近似式算出手段として、メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものを採用するものである。
【0018】
請求項8の省エネルギー効果推定装置は、前記近似式算出手段として、メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものを採用するものである。
【0019】
請求項9の省エネルギー効果推定装置は、前記省エネルギー率算出手段として、第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得するものを採用するものである。
【0020】
請求項10の省エネルギー効果推定装置は、第3の期間が1年よりも長い期間であり、省エネルギー率算出手段として、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を算出するものを採用し、算出された1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示する時系列表示手段をさらに含むものである。
【0021】
【作用】
請求項1の省エネルギー効果推定方法であれば、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定するに当たって、該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶し、メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶し、第1の期間に先行する省エネルギー運転制御を行っていない第3の期間における第2の期間毎の外気情報を取得し、前記近似式を用い、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合の第2の消費電力量を算出してメモリに記憶し、第3の期間における実績消費電力量と前記第2の消費電力量とに基づいて省エネルギー率を算出し、算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出するのであるから、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した後においてのみ第2の期間毎の第1の消費電力量を収集すればよく、過去の比較的短い時間間隔毎の消費電力量を必要とせず、しかも省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、省エネルギー効果を推定することができる。
【0022】
請求項2の省エネルギー効果推定方法であれば、メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するのであるから、消費電力量の傾向が大幅に異なる平日、非平日のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができる。
【0023】
請求項3の省エネルギー効果推定方法であれば、メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するのであるから、消費電力量の傾向が大幅に異なる季節のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができる。
【0024】
請求項4の省エネルギー効果推定方法であれば、第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得するのであるから、実績消費電力量を簡単に取得することができ、ひいては請求項1から請求項3の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0025】
請求項5の省エネルギー効果推定方法であれば、第3の期間が1年よりも長い期間であり、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示するのであるから、第3の期間の任意の時期に電力設備の更新があった場合に、電力設備の更新の効果を簡単に推定することができるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0026】
請求項6の省エネルギー効果推定装置であれば、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定するに当たって、消費電力収集手段により、該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶し、近似式算出手段により、メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶し、消費電力算出手段により、第1の期間に先行する第3の期間における、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における第2の消費電力量を、気象会社から取得した、第3の期間における第2の期間毎の外気情報と算出された近似式とを用いて算出してメモリに記憶し、省エネルギー率算出手段により、第3の期間における、第2の期間よりも長い第4の期間毎の実績消費電力量と算出された第2の消費電力量とに基づいて、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における省エネルギー率を算出し、省エネルギー量算出手段により、算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出することができる。
【0027】
したがって、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した後においてのみ第2の期間毎の第1の消費電力量を収集すればよく、過去の比較的短い時間間隔毎の消費電力量を必要とせず、しかも省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、省エネルギー効果を推定することができる。
【0028】
請求項7の省エネルギー効果推定装置であれば、前記近似式算出手段として、メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものを採用するのであるから、消費電力量の傾向が大幅に異なる平日、非平日のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができる。
【0029】
請求項8の省エネルギー効果推定装置であれば、前記近似式算出手段として、メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものを採用するのであるから、消費電力量の傾向が大幅に異なる季節のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができる。
【0030】
請求項9の省エネルギー効果推定装置であれば、前記省エネルギー率算出手段として、第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得するものを採用するのであるから、実績消費電力量を簡単に取得することができ、ひいては請求項6から請求項8の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0031】
請求項10の省エネルギー効果推定装置であれば、第3の期間が1年よりも長い期間であり、省エネルギー率算出手段として、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を算出するものを採用し、算出された1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示する時系列表示手段をさらに含むものを採用するのであるから、第3の期間の任意の時期に電力設備の更新があった場合に、電力設備の更新の効果を簡単に推定することができるほか、請求項6から請求項9の何れかと同様の作用を達成することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明の省エネルギー効果推定方法およびその装置の実施の態様を詳細に説明する。
【0033】
図1はこの発明の省エネルギー効果推定装置の一実施態様が組み込まれた省エネルギー運転制御システムを示す概略ブロック図である。
【0034】
この省エネルギー運転制御システムは、省エネルギー運転制御の対象となるビルなどの対象物件1と、各対象物件1に対する省エネルギー運転制御の指示、省エネルギー効果の推定などを行う遠隔監視センター2と、気象会社3と、各対象物件1、気象会社3と遠隔監視センター2との間でデータ授受を行わせるためのネットワーク4とを有している。
【0035】
図2はこの発明の省エネルギー効果推定装置の一実施態様を概略的に示すブロック図である。
【0036】
この省エネルギー効果推定装置は、過去の消費電力量(省エネルギー運転制御を適用しない場合における消費電力量)を保持する非制御時消費電力量保持部51と、現在および過去の気象情報を保持する気象情報保持部52と、省エネルギー運転制御を適用した場合における消費電力量を所定時間毎(例えば、30分毎、もしくは1時間毎)に検出して保持する制御時消費電力量検出保持部53と、過去の消費電力量、気象情報、および省エネルギー運転制御を適用した場合における消費電力量を入力として所定の解析処理を行って省エネルギー効果を算出する解析処理部54と、算出された省エネルギー効果を保持する省エネルギー効果保持部55とを有している。
【0037】
図3は前記解析処理部の構成を詳細に示すブロック図である。
【0038】
この解析処理部54は、省エネルギー運転制御適用時における第1の所定時間毎(例えば、30分毎)の第1の消費電力量と外気情報(外気温度、外気湿度、不快指数など)とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出して図示しないメモリに記憶する近似式算出部56と、省エネルギー運転制御開始前の期間における、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における第2の消費電力量を、第2の所定時間毎(例えば、1時間毎)の外気情報と算出された近似式とを用いて算出してメモリに記憶する消費電力量算出部57と、省エネルギー運転制御開始前の期間における第3の所定時間毎(例えば、1月毎)の実績消費電力量と算出された第2の消費電力量とに基づいて、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する省エネルギー率算出部58と、算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出する省エネルギー量算出部59とを有している。
【0039】
なお、前記第1の消費電力量は、省エネルギー運転制御をきめ細かく行うために使用されるとともに、積算されて第2の所定時間毎の消費電力量に変換されて近似式の算出に使用される。また、第2の消費電力量は、省エネルギー率の算出のために積算されて第3の所定時間毎の消費電力量に変換される。
【0040】
次いで、図4に示すフローチャートを参照して、この発明の省エネルギー効果推定方法の一実施態様を説明する。
【0041】
ステップSP1において、省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP2において、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP3において、収集した外気情報および消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量と第2の所定期間毎の外気情報との関係を規定する近似式(消費電力量推定式)を算出する。具体的には、消費電力Pと外気情報との関係は、
P=P(温度、湿度、不快指数、・・・)
であり、一般的には多変数で非線形であると考えられるが、例えば、
P=a×T+b
(ここで、Tは外気温度、a、bは係数)
で表される近似式を採用することができる(図5参照)。
【0042】
さらに説明する。
【0043】
時限毎(例えば、30分毎、1時間毎など)の外気温度と消費電力(平均消費電力)の検出結果が図6に示すように与えられ、所定期間(例えば、8時〜18時)における外気温度と消費電力(平均消費電力)の検出結果が図7に示すように与えられた場合には、それぞれ
P=6.4911T+9.1475
P=0.8171T+14.517
で表される近似式が得られる。
【0044】
なお、係数a、bの決定は、複数の消費電力および外気温度のデータの組に基づいて重回帰分析により行うことができる。
【0045】
また、前記近似式は、例えば、平日と休日とで電力設備の稼働状況が大きく異なる場合には、平日に対応する近似式と休日に対応する近似式を得ることが好ましい。さらに、季節によって電力設備の稼働状況が大きく異なる場合、月によって電力設備の稼働状況が大きく異なる場合、季節に対応する近似式、月に対応する近似式を得ることが好ましい。さらにまた、暖房が行われる場合と、冷房が行われる場合とに対応させて近似式を得ることが好ましい。
【0046】
次いで、ステップSP4において、省エネルギー運転制御非適用時(例えば、前年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP5において、ステップSP4で収集された外気情報と算出された近似式とに基づいて、省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の第2の所定期間毎の消費電力量推定値を算出し、ステップ6において、算出された消費電力量推定値を積算して第3の所定時間毎の消費電力量推定値に変換する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の消費電力量推定値に変換することも可能である。
【0047】
その後、ステップSP7において、省エネルギー運転制御非適用時(例えば、前年)の第3の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP8において、第3の所定時間毎の消費電力量推定値とステップSP7で収集された消費電力量とから第3の所定時間毎の省エネルギー率を算出する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の省エネルギー率を算出することも可能である。
【0048】
ここで、省エネルギー率の算出は、省エネルギー量/非制御時消費電力量=(非制御時消費電力量−制御時消費電力量)/非制御時消費電力量の演算を行うことにより算出できる。
【0049】
最後に、ステップSP9において、算出された省エネルギー率と収集された省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の消費電力量とから省エネルギー量(省エネルギー効果)を算出し、そのまま一連の処理を終了する。
【0050】
ここで、省エネルギー量の算出は、例えば、制御時消費電力量*省エネルギー率/(1−省エネルギー率)の演算を行うことにより算出できる。
【0051】
なお、前記近似式としては、例えば、1時間毎、所定時間毎(例えば、空調時間帯)、1日毎など、所望の時間毎の消費電力量を算出するものを採用することができる。ただし、これらの場合において、外気温度としては、1時間毎の外気温度、所定時間の外気温度の平均値、1日毎の外気温度の平均値が採用される。
【0052】
また、前記近似式はP=a×T+bで与えられているが、P=a×T2+bを採用することが可能である。さらに、近似式として、P=a1×T+a2×H+b(ただし、Tは外気温度、Hは外気湿度)を採用することも可能であり、この場合に、外気温度に代えて外気不快指数を採用することも可能である。
【0053】
上記の一連の処理を行えば、きめ細かい消費電力量、および外気温度に基づいて精度のよい省エネルギー運転制御適用時の消費電力量推定式を得ることができ、得られた消費電力量推定式に対して過去の外気情報を適用することによって、該当する期間に省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合の消費電力量を算出することができ、実際の消費電力量と比較することによって、省エネルギー率を算出することができる。
【0054】
そして、この省エネルギー率を省エネルギー運転制御適用時に適用することにより、省エネルギー量(省エネルギー効果)を算出することができる。
【0055】
すなわち、過去の消費電力量がきめ細かく得られていない場合であっても、省エネルギー運転制御適用時に省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、高精度に省エネルギー量(省エネルギー効果)を推定することができる。
【0056】
また、図8に示すフローチャートを参照して、この発明の省エネルギー効果推定方法の他の実施態様を説明する。
【0057】
ステップSP1において、省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP2において、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP3において、収集した外気情報および消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量と第2の所定期間毎の外気情報との関係を規定する近似式(消費電力量推定式)を算出する。
【0058】
次いで、ステップSP4において、過去N年(省エネルギー運転制御が適用されていないN年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP5において、ステップSP4で収集された外気情報と算出された近似式とに基づいて、過去N年間に省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の第2の所定期間毎の消費電力量推定値を算出し、ステップ6において、算出された消費電力量推定値を積算して第3の所定時間毎の消費電力量推定値に変換する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の消費電力量推定値に変換することも可能である。
【0059】
その後、ステップSP7において、過去N年(省エネルギー運転制御が適用されていないN年)の第3の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP8において、過去N年の1年毎の省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の省エネルギー率を算出し、ステップSP9において、過去N年の1年毎の省エネルギー率の平均値を算出する(図9参照)。
【0060】
最後に、ステップSP10において、算出された省エネルギー率の平均値と収集された省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報とから省エネルギー量(省エネルギー効果)を算出し、そのまま一連の処理を終了する。
【0061】
したがって、この実施態様を採用した場合には、省エネルギー率の年毎のばらつきを低減して、省エネルギー運転制御適用時の省エネルギー量(省エネルギー効果)を精度よく推定することができるほか、図4の実施態様と同様の作用を達成することができる。
【0062】
さらに、図10に示すフローチャートを参照して、この発明の省エネルギー効果推定方法のさらに他の実施態様を説明する。
【0063】
ステップSP1において、省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP2において、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP3において、収集した外気情報および消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量と第2の所定期間毎の外気情報との関係を規定する近似式(消費電力量推定式)を算出する。
【0064】
次いで、ステップSP4において、過去N年(省エネルギー運転制御が適用されていないN年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP5において、ステップSP4で収集された外気情報と算出された近似式とに基づいて、過去N年間に省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の第2の所定期間毎の消費電力量推定値を算出し、ステップ6において、算出された消費電力量推定値を積算して第3の所定時間毎の消費電力量推定値に変換する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の消費電力量推定値に変換することも可能である。
【0065】
その後、ステップSP7において、過去N年(省エネルギー運転制御が適用されていないN年)の第3の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP8において、過去N年の1年毎の省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の省エネルギー率を算出する。
【0066】
そして、ステップSP9において、過去N年の電力設備の更新履歴を収集し、ステップSP10において、過去N年の省エネルギー率(エネルギートレンド)を時系列表示する(図11参照)。
【0067】
なお、フローチャートには示していないが、時系列表示から電力設備の更新時期を簡単に把握することができるので、最新の電力設備の更新以降の年の省エネルギー率のみを用いて図8のフローチャートの処理と同様に省エネルギー率の平均値を算出し、省エネルギー量(省エネルギー効果)を算出することができる。
【0068】
したがって、この実施態様を採用した場合には、電力設備の更新に起因する省エネルギー率の不正確さを排除して、省エネルギー運転制御適用時の省エネルギー量(省エネルギー効果)を精度よく推定することができるほか、図8の実施態様と同様の作用を達成することができる。また、電力設備の更新時期を含む過去までさかのぼって省エネルギー率を算出して表示することによって、気候条件によらない消費電力量のトレンド(エネルギー消費のトレンド)を求めることができ、設備更新の効果を推定することができる。
【0069】
さらに説明する。
【0070】
本年のデータから作成した近似式を過去にさかのぼって適用することで、エネルギートレンドを推定することができる。そして、過去に省エネルギーのための電力設備の更新が行われていれば、その前後年を比較することで、省エネルギー効果がどの程度であったかを、過去にさかのぼって推定することができる。この結果、例えば、10%省エネルギー設備として導入したものが、実際にはどうであったかを過去にさかのぼって評価することが可能となり、今後の電力設備更新計画に役立てることができる。
【0071】
また、電力設備に変化がなかった場合でも、運用方法を見直していれば、その効果を定量的に評価することができ、今後の運用計画に役立てることができる。
【0072】
電力設備に変化がなく、運用方法も一定であった場合には、エネルギートレンド(例えば、次第に悪化している場合のトレンド)から電力設備の経年劣化を推し量ることができ、今後の電力設備見直しに役立てることができる。
【0073】
さらにまた、図12に示すフローチャートを参照して、この発明の省エネルギー効果推定方法のさらに他の実施態様を説明する。
【0074】
ステップSP1において、省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP2において、省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP3において、各日が平日か休日かを判定し、平日であると判定された場合には、ステップSP4において、収集した外気情報および消費電力量に基づいて、平日における省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量と第2の所定期間毎の外気情報との関係を規定する近似式(消費電力量推定式)を算出する。逆に、休日であると判定された場合には、ステップSP5において、収集した外気情報および消費電力量に基づいて、休日における省エネルギー運転制御適用時の第2の所定期間毎の消費電力量と第2の所定期間毎の外気情報との関係を規定する近似式(消費電力量推定式)を算出する。
【0075】
次いで、ステップSP6において、省エネルギー運転制御非適用時(例えば、前年)の第2の所定期間毎の外気情報を収集し、ステップSP7において、省エネルギー運転制御非適用時(例えば、前年)のカレンダー情報を収集し、ステップSP8において、ステップSP6で収集された外気情報と、収集されたカレンダー情報と、算出された近似式とに基づいて、前年に省エネルギー運転制御を仮想的に適用した時の第2の所定期間毎の消費電力量推定値を算出し、ステップ9において、算出された消費電力量推定値を積算して第3の所定時間毎の消費電力量推定値に変換する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の消費電力量推定値に変換することも可能である。
【0076】
その後、ステップSP10において、省エネルギー運転制御非適用時(例えば、前年)の第3の所定期間毎の消費電力量を収集し、ステップSP11において、第3の所定時間毎の消費電力量推定値とステップSP10で収集された消費電力量とから第3の所定時間毎の省エネルギー率を算出する。ただし、第3の所定時間よりも長い所定時間毎(例えば、1年毎)の省エネルギー率を算出することも可能である。
【0077】
最後に、ステップSP12において、算出された省エネルギー率と収集された省エネルギー運転制御適用時(例えば、本年)の第2の所定期間毎の外気情報とから省エネルギー量(省エネルギー効果)を算出し、そのまま一連の処理を終了する。
【0078】
したがって、この実施態様を採用した場合には、平日と休日とで電力設備の稼働状況が大幅に異なる場合であっても、省エネルギー量(省エネルギー効果)を精度よく算出することができる。
【0079】
図13はこの発明の省エネルギー効果推定装置の他の実施態様を示すブロック図である。
【0080】
この省エネルギー効果推定装置は、気象会社3からネットワーク4を通して本年の外気情報を収集して保持する本年外気情報記憶部61と、気象会社3からネットワーク4を通して前年の外気情報を収集して保持する前年外気情報記憶部62と、対象物件1からネットワーク4を通して本年の第1の所定時間毎、もしくは第2の所定時間毎の消費電力量測定値を収集して保持する本年消費電力量測定値記憶部63と、対象物件1からネットワーク4を通して、もしくは請求書の受け取りによって前年の第3の所定時間毎の実消費電力量を収集して保持する前年消費電力量記憶部64と、本年外気情報記憶部61に保持されている本年の外気情報および本年消費電力量測定値記憶部63に保持されている本年の消費電力量測定値を入力として、省エネルギー運転制御適用時における消費電力量と外気情報との関係を規定する近似式を作成する省エネ適用時関係式作成部65と、前年外気情報記憶部62に保持されている前年の外気情報および作成された近似式に基づいて、前年に省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における第2の所定時間毎の消費電力量を算出する仮想省エネ適用時消費電力量算出部66と、算出された第2の所定時間毎の消費電力量を積算して第3の所定時間毎の消費電力量を算出する所定期間積算部67と、前年消費電力量記憶部64に保持されている前年の第3の所定時間毎の実消費電力量および所定期間積算部67により算出された第3の所定時間毎の消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する仮想省エネ適用時省エネ率算出部68と、算出された省エネルギー率に基づいて本年の省エネルギー量を算出する本年省エネ量算出部69とを有している。
【0081】
この構成の省エネルギー効果推定装置を採用した場合には、図4のフローチャートの処理を行った場合と同様の作用を達成することができる。
【0082】
図14はこの発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【0083】
この省エネルギー効果推定装置は、気象会社3からネットワーク4を通して本年の外気情報を収集して保持する本年外気情報記憶部61と、気象会社3からネットワーク4を通して過去N年の外気情報を収集して保持する過去N年外気情報記憶部62’と、対象物件1からネットワーク4を通して本年の第1の所定時間毎、もしくは第2の所定時間毎の消費電力量測定値を収集して保持する本年消費電力量測定値記憶部63と、対象物件1からネットワーク4を通して、もしくは請求書の受け取りによって過去N年の第3の所定時間毎の実消費電力量を収集して保持する過去N年消費電力量記憶部64’と、本年外気情報記憶部61に保持されている本年の外気情報および本年消費電力量測定値記憶部63に保持されている本年の消費電力量測定値を入力として、省エネルギー運転制御適用時における消費電力量と外気情報との関係を規定する近似式を作成する省エネ適用時関係式作成部65と、過去N年外気情報記憶部62’に保持されている過去N年の外気情報および作成された近似式に基づいて、過去N年に省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における第2の所定時間毎の消費電力量を算出する仮想省エネ適用時消費電力量算出部66と、算出された第2の所定時間毎の消費電力量を積算して第3の所定時間毎の消費電力量を算出する所定期間積算部67と、過去N年消費電力量記憶部64’に保持されている過去N年の第3の所定時間毎の実消費電力量および所定期間積算部67により算出された第3の所定時間毎の消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する過去N年省エネ適用時省エネ率算出部68’と、算出された過去N年分の省エネルギー率に基づいて平均値を算出する過去N年省エネ率平均値算出部60と、算出された平均値に基づいて本年の省エネルギー量を算出する本年省エネ量算出部69とを有している。
【0084】
この構成の省エネルギー効果推定装置を採用した場合には、図8のフローチャートの処理を行った場合と同様の作用を達成することができる。
【0085】
図15はこの発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【0086】
この省エネルギー効果推定装置は、気象会社3からネットワーク4を通して本年の外気情報を収集して保持する本年外気情報記憶部61と、気象会社3からネットワーク4を通して過去N年の外気情報を収集して保持する過去N前年外気情報記憶部62’と、対象物件1からネットワーク4を通して本年の第1の所定時間毎、もしくは第2の所定時間毎の消費電力量測定値を収集して保持する本年消費電力量測定値記憶部63と、対象物件1からネットワーク4を通して、もしくは請求書の受け取りによって過去N年の第3の所定時間毎の実消費電力量を収集して保持する過去N年消費電力量記憶部64’と、本年外気情報記憶部61に保持されている本年の外気情報および本年消費電力量測定値記憶部63に保持されている本年の消費電力量測定値を入力として、省エネルギー運転制御適用時における消費電力量と外気情報との関係を規定する近似式を作成する省エネ適用時関係式作成部65と、過去N年外気情報記憶部62’に保持されている過去N年の外気情報および作成された近似式に基づいて、過去N年に省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における第2の所定時間毎の消費電力量を算出する仮想省エネ適用時消費電力量算出部66と、算出された第2の所定時間毎の消費電力量を積算して第3の所定時間毎の消費電力量を算出する所定期間積算部67と、過去N年消費電力量記憶部64’に保持されている過去N年の第3の所定時間毎の実消費電力量および所定期間積算部67により算出された第3の所定時間毎の消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する過去N年省エネ適用時省エネ率算出部68’と、過去N年の電力設備の履歴情報を保持する過去N年設備履歴記憶部70と、過去N年分の省エネルギー率および過去N年の電力設備の履歴情報に基づいて過去N年分の省エネルギー率を時系列的に表示する過去N年省エネ率時系列表示部71とを有している。
【0087】
この構成の省エネルギー効果推定装置を採用した場合には、図10のフローチャートの処理を行った場合と同様の作用を達成することができる。
【0088】
図16はこの発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【0089】
この省エネルギー効果推定装置は、気象会社3からネットワーク4を通して本年の外気情報を収集して保持する本年外気情報記憶部61と、気象会社3からネットワーク4を通して前年の外気情報を収集して保持する前年外気情報記憶部62と、対象物件1からネットワーク4を通して本年の第1の所定時間毎、もしくは第2の所定時間毎の消費電力量測定値を収集して保持する本年消費電力量測定値記憶部63と、対象物件1からネットワーク4を通して、もしくは請求書の受け取りによって前年の第3の所定時間毎の実消費電力量を収集して保持する前年消費電力量記憶部64と、本年の休日情報を保持する本年休日情報記憶部72と、本年休日情報記憶部72に保持されている休日情報、本年外気情報記憶部61に保持されている本年の外気情報および本年消費電力量測定値記憶部63に保持されている本年の消費電力量測定値を入力として、省エネルギー運転制御適用時における消費電力量と外気情報との関係を規定する近似式を休日、平日に対応させて作成する省エネ適用時平日・休日関係式作成部65’と、前年の休日情報を保持する前年休日情報記憶部73と、前年外気情報記憶部62に保持されている前年の外気情報、前年休日情報記憶部73に保持されている前年の休日情報および休日、平日に対応させて作成された近似式に基づいて、前年に省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における第2の所定時間毎の消費電力量を算出する仮想省エネ適用時消費電力量算出部66’と、算出された第2の所定時間毎の消費電力量を積算して第3の所定時間毎の消費電力量を算出する所定期間積算部67と、前年消費電力量記憶部64に保持されている前年の第3の所定時間毎の実消費電力量および所定期間積算部67により算出された第3の所定時間毎の消費電力量に基づいて、省エネルギー運転制御が適用されたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する仮想省エネ適用時省エネ率算出部68と、算出された省エネルギー率に基づいて本年の省エネルギー量を算出する本年省エネ量算出部69とを有している。
【0090】
この構成の省エネルギー効果推定装置を採用した場合には、図12のフローチャートの処理を行った場合と同様の作用を達成することができる。
【0091】
以上の実施態様を採用した場合には、外気情報に基づく補正を行っているので、気候に影響されることなく、省エネルギー運転制御を適用することによる効果を精度よく推定することができる。
【0092】
また、近隣のアメダスデータを採用すれば、別途センサーを設置する必要がなく、しかも過去にさかのぼって1時間毎の外気情報を容易に得ることができる。
【0093】
【発明の効果】
請求項1の発明は、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した後においてのみ第2の期間毎の第1の消費電力量を収集すればよく、過去の比較的短い時間間隔毎の消費電力量を必要とせず、しかも省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、省エネルギー効果を推定することができるという特有の効果を奏する。
【0094】
請求項2の発明は、消費電力量の傾向が大幅に異なる平日、非平日のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0095】
請求項3の発明は、消費電力量の傾向が大幅に異なる季節のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0096】
請求項4の発明は、実績消費電力量を簡単に取得することができ、ひいては請求項1から請求項3の何れかと同様の効果を奏する。
【0097】
請求項5の発明は、第3の期間の任意の時期に電力設備の更新があった場合に、電力設備の更新の効果を簡単に推定することができるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の効果を奏する。
【0098】
請求項6の発明は、各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した後においてのみ第2の期間毎の第1の消費電力量を収集すればよく、過去の比較的短い時間間隔毎の消費電力量を必要とせず、しかも省エネルギー運転制御を適用しない期間を設けることなく、省エネルギー効果を推定することができるという特有の効果を奏する。
【0099】
請求項7の発明は、消費電力量の傾向が大幅に異なる平日、非平日のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0100】
請求項8の発明は、消費電力量の傾向が大幅に異なる季節のそれぞれに対応させて精度の高い近似式を得ることができ、省エネルギー効果の推定精度を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0101】
請求項9の発明は、実績消費電力量を簡単に取得することができ、ひいては請求項6から請求項8の何れかと同様の効果を奏する。
【0102】
請求項10の発明は、第3の期間の任意の時期に電力設備の更新があった場合に、電力設備の更新の効果を簡単に推定することができるほか、請求項6から請求項9の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の省エネルギー効果推定装置の一実施態様が組み込まれた省エネルギー運転制御システムを示す概略ブロック図である。
【図2】この発明の省エネルギー効果推定装置の一実施態様を概略的に示すブロック図である。
【図3】解析処理部の構成を詳細に示すブロック図である。
【図4】この発明の省エネルギー効果推定方法の一実施態様を説明するフローチャートである。
【図5】外気温度と消費電力との関係を示す近似式の一例を示す図である。
【図6】時限毎の外気温度と平均消費電力との関係の検出結果を示す図である。
【図7】所定期間における外気温度と平均消費電力との関係の検出結果を示す図である。
【図8】この発明の省エネルギー効果推定方法の他の実施態様を説明するフローチャートである。
【図9】省エネルギー率の推定値および平均値の一例を示す図である。
【図10】この発明の省エネルギー効果推定方法のさらに他の実施態様を説明するフローチャートである。
【図11】図10の実施態様による時系列表示の一例を示す図である。
【図12】この発明の省エネルギー効果推定方法のさらに他の実施態様を説明するフローチャートである。
【図13】この発明の省エネルギー効果推定装置の他の実施態様を示すブロック図である。
【図14】この発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【図15】この発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【図16】この発明の省エネルギー効果推定装置のさらに他の実施態様を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 気象会社 63 本年消費電力量測定値記憶部
65 省エネ適用時関係式作成部
66 仮想省エネ適用時消費電力量算出部
68 仮想省エネ適用時省エネ率算出部
68’ 過去N年省エネ適用時省エネ率算出部
69 本年省エネ率算出部
71 過去N年省エネ率時系列表示部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an energy saving effect estimation method and an apparatus thereof, and more specifically, relates to a method and an apparatus for estimating an energy saving effect in an initial first period when energy saving operation control of various power devices is started.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Buildings that perform energy-saving operation control of various power devices have been increasing in order to meet the demand for energy saving. In addition, an increasing number of buildings are considering introducing energy-saving operation control for various types of power equipment.
[0003]
And corresponding to these, the importance of the performance verification (commissioning) which evaluates how much the energy-saving effect at the time of introducing energy-saving operation control is increasing.
[0004]
In order to meet this importance, conventionally, the energy saving amount resulting from the energy saving operation control is calculated from the power consumption amount when the energy saving operation control is applied and the power consumption amount when the energy saving operation control is not applied. Is adopted.
[0005]
In particular,
(1) A method for macro management of energy consumption efficiency by collecting and analyzing energy trend data and data such as outside air temperature that seems to be related to energy consumption over a long period of time (“Building Energy Conservation Management Method” Japan Building Energy Comprehensive Management Technology Association, Energy Conservation Management Method Chapter 5, p.258), and
(2) If energy conservation operation control has not been applied in the past (for example, the previous year) and data corresponding to this period has not been collected, energy conservation for a certain period in this year when energy conservation operation control is applied Establish an operation control non-applicable period, and from the relationship obtained during that period, calculate the power consumption when this year's energy-saving operation control is not applied, and apply this year's energy-saving operation control. Method for calculating energy saving amount from power consumption amount (refer to Japanese Patent Laid-Open No. 11-328152)
Has been proposed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When energy-saving operation control is applied, the power consumption is detected at a relatively short time interval (for example, every hour or every 30 minutes) in order to increase the energy saving effect by performing fine control, Prior to the introduction of energy-saving operation control, detection of the power consumption at such short time intervals is not performed.
[0007]
Therefore, when the above method (1) is adopted, the power consumption calculated from the relationship between the past power consumption and the outside air information such as the outside temperature becomes inaccurate, and the calculation accuracy of the energy saving amount is reduced. It will be lower. In other words, it cannot be applied when the amount of power consumption at relatively short time intervals is not collected.
[0008]
When the above method (2) is adopted, it is necessary to provide a period during which the energy saving operation control is not applied for the performance verification although the energy saving operation control can be applied. Cannot be achieved.
[0009]
In addition, a method of calculating an energy saving amount using a simulation has been proposed (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-328152). However, in order to actually apply a simulation model, when energy saving operation control is applied, and energy saving Since correction (coefficient adjustment) based on performance data when operation control is not applied is necessary, a period during which energy-saving operation control is not applied must be provided, and sufficient energy saving cannot be achieved.
[0010]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and does not require power consumption for each relatively short time interval in the past, and also estimates an energy saving effect without providing a period during which energy saving operation control is not applied. It is an object to provide a method and apparatus that can be used.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The energy-saving effect estimation method according to claim 1 is a method for estimating an energy-saving effect in an initial first period when energy-saving operation control of various power devices is started, and includes a first period for each second period in the corresponding period. Collecting power consumption and storing it in a memory; calculating an approximate expression of the first power consumption and outside air information from the first power consumption and outside air information stored in the memory; The second case where it is assumed that the outside air information for each second period in the third period in which the energy saving operation control preceding the first period is not performed and the energy saving operation is performed using the approximate expression. Calculating the power consumption and storing it in the memory, calculating the energy saving rate based on the actual power consumption in the third period and the second power consumption, In this method, the energy saving amount by the energy saving operation is calculated from the calculated energy saving rate and the first power consumption amount.
[0012]
The energy saving effect estimation method according to claim 2 divides the first power consumption amount stored in the memory into a weekday power consumption amount and a non-weekday power consumption amount, and the outside air information corresponding to the divided power consumption amount. Thus, an approximate expression between the first power consumption amount and the outside air information corresponding to weekdays and non-weekdays is calculated and stored in the memory.
[0013]
The energy saving effect estimation method according to claim 3 divides the first power consumption stored in the memory for each season, and uses the classified power consumption and the corresponding outside air information to calculate the first power consumption for each season. This is a method of calculating an approximate expression between the quantity and outside air information and storing it in a memory.
[0014]
The energy saving effect estimation method according to claim 4 is a method of acquiring the actual power consumption amount of the third period preceding the first period from the electric power company.
[0015]
The energy saving effect estimation method according to claim 5 is a method in which the third period is a period longer than one year, and the energy saving rate for each year in the third period is displayed in time series.
[0016]
The energy-saving effect estimation apparatus according to claim 6 is an apparatus that estimates an energy-saving effect in an initial first period when energy-saving operation control of various electric power devices is started, and includes a first value for each second period in the corresponding period. An approximate expression of the first power consumption amount and the outside air information is calculated from the power consumption collecting means for collecting the power consumption amount and storing it in the memory, and the first power consumption amount and the outside air information stored in the memory. The approximate expression calculating means stored in the memory and the second power consumption when assuming that the energy saving operation was performed in the third period preceding the first period were obtained from the weather company, A power consumption calculating means for calculating and storing in the memory using outside air information for each second period and the calculated approximate expression, and a fourth period longer than the second period in the third period The energy saving rate calculating means for calculating the energy saving rate when assuming that the energy saving operation was performed based on the actual power consumption and the calculated second power consumption, and the calculated energy saving rate and the first Energy saving amount calculation means for calculating the energy saving amount by energy saving operation from the power consumption amount is included.
[0017]
The energy saving effect estimation apparatus according to claim 7, as the approximate expression calculating means, classifies the first power consumption stored in the memory into a power consumption on weekdays and a power consumption on non-weekdays, and An approximation formula of the first power consumption amount corresponding to weekdays and non-weekdays and the outside air information is calculated from the electric energy and the corresponding outside air information and stored in the memory.
[0018]
The energy-saving effect estimation apparatus according to claim 8, as the approximate expression calculation unit, divides the first power consumption amount stored in the memory for each season, and uses the classified power consumption amount and the corresponding outside air information to calculate the season What approximates a 1st power consumption for every and an external air information, and memorize | stores it in memory is employ | adopted.
[0019]
The energy saving effect estimation apparatus according to claim 9 employs, as the energy saving rate calculation means, an apparatus that obtains the actual power consumption amount of the third period preceding the first period from the electric power company.
[0020]
The energy saving effect estimation apparatus according to claim 10, wherein the third period is a period longer than one year, and employs an energy saving rate calculation unit that calculates an energy saving rate for each year in the third period. It further includes time series display means for displaying the energy saving rate for each year in a time series.
[0021]
[Action]
In the energy saving effect estimation method according to claim 1, when estimating the energy saving effect in the first first period when the energy saving operation control of various electric power devices is started, the first consumption for each second period in the corresponding period. Collecting the power amount and storing it in the memory, calculating an approximate expression of the first power consumption amount and the outside air information from the first power consumption amount and the outside air information stored in the memory, and storing them in the memory; The second case where it is assumed that the outside air information for each second period in the third period in which the energy saving operation control preceding the first period is not performed and the energy saving operation is performed using the approximate expression. Calculating the power consumption and storing it in the memory, calculating the energy saving rate based on the actual power consumption in the third period and the second power consumption, Since the energy saving amount by the energy saving operation is calculated from the calculated energy saving rate and the first power consumption amount, the first consumption for each second period only after starting the energy saving operation control of various power devices. It is only necessary to collect the amount of power, and the energy saving effect can be estimated without requiring the amount of power consumption for each relatively short time interval in the past and without providing a period during which the energy saving operation control is not applied.
[0022]
According to the energy saving effect estimation method of claim 2, the first power consumption amount stored in the memory is classified into a power consumption amount on weekdays and a power consumption amount on non-weekdays, and corresponds to the classified power consumption amount. Since the approximate expression of the first power consumption and the outside air information corresponding to weekdays and non-weekdays is calculated from the outside air information and stored in the memory, the weekdays and the non-weekdays whose trends in the power consumption greatly differ. It is possible to obtain an approximate expression with high accuracy corresponding to each of the above, and to improve the estimation accuracy of the energy saving effect.
[0023]
If it is the energy-saving effect estimation method of Claim 3, the 1st power consumption memorize | stored in memory will be divided for every season, and the 1st for every season will be calculated from the classified external power information and the corresponding outdoor air information. Since the approximate expression of power consumption and outside air information is calculated and stored in the memory, a highly accurate approximate expression can be obtained corresponding to each of the seasons with significantly different power consumption trends, saving energy. The estimation accuracy of the effect can be increased.
[0024]
If it is the energy-saving effect estimation method of Claim 4, since the actual power consumption of the 3rd period preceding the 1st period is acquired from an electric power company, the actual power consumption can be acquired easily. As a result, the same action as in any one of claims 1 to 3 can be achieved.
[0025]
In the energy saving effect estimation method according to claim 5, the third period is a period longer than one year, and the energy saving rate for each year in the third period is displayed in time series. When the power equipment is renewed at any time in the period, the effect of the power equipment renewal can be easily estimated, and the same effect as any one of claims 1 to 4 can be achieved. Can do.
[0026]
If it is an energy-saving effect estimation apparatus of Claim 6, when estimating an energy-saving effect in the first 1st period which started the energy-saving operation control of various electric power equipment, the 2nd period in an applicable period by a power consumption collection means The first power consumption amount is collected and stored in the memory, and the approximate expression calculation means calculates the first power consumption amount and the outside air information from the first power consumption amount and the outside air information stored in the memory. The approximate expression is calculated and stored in the memory, and the second power consumption when the energy saving operation is assumed to have been performed in the third period preceding the first period by the power consumption calculation means is calculated by the weather company. Is calculated using the outside air information for each second period in the third period and the calculated approximate expression, and is stored in the memory. Based on the actual power consumption for each fourth period longer than the second period and the calculated second power consumption in the period, the energy saving rate is calculated when it is assumed that the energy saving operation was performed. The energy saving amount calculation means can calculate the energy saving amount by the energy saving operation from the calculated energy saving rate and the first power consumption amount.
[0027]
Therefore, it is only necessary to collect the first power consumption for each second period only after starting the energy-saving operation control of various power devices, without requiring the power consumption for each relatively short time interval in the past, Moreover, the energy saving effect can be estimated without providing a period during which the energy saving operation control is not applied.
[0028]
In the energy saving effect estimation apparatus according to claim 7, as the approximate expression calculating unit, the first power consumption stored in the memory is classified into a power consumption on weekdays and a power consumption on non-weekdays. The power consumption and the outside air information corresponding to the first power consumption and the outside air information corresponding to weekdays and non-weekdays are calculated and stored in the memory. A high-accuracy approximate expression can be obtained corresponding to each of weekdays and non-weekdays whose amount trends are significantly different, and the estimation accuracy of the energy saving effect can be increased.
[0029]
In the energy saving effect estimation apparatus according to claim 8, as the approximate expression calculating means, the first power consumption stored in the memory is classified for each season, and the classified power consumption and the corresponding outside air information are used. Because it uses the one that calculates the approximate expression of the first power consumption for each season and the outside air information and stores it in the memory, the accuracy corresponding to each season with significantly different power consumption trends A high approximation formula can be obtained, and the estimation accuracy of the energy saving effect can be increased.
[0030]
If it is an energy-saving-effect estimation apparatus of Claim 9, since the thing which acquires the performance power consumption of the 3rd period preceding a 1st period from an electric power company is employ | adopted as the said energy-saving rate calculation means, a track record The amount of power consumption can be easily obtained, and as a result, the same operation as any one of claims 6 to 8 can be achieved.
[0031]
If it is an energy-saving effect estimation apparatus of Claim 10, 3rd period is a period longer than 1 year, and employ | adopts what calculates the energy-saving rate for every year in a 3rd period as an energy-saving rate calculation means. Since it employs a device that further includes a time series display means for displaying the calculated energy saving rate for each year in a time series, when there is a renewal of power equipment at any time in the third period The effect of updating the power equipment can be easily estimated, and the same operation as any one of claims 6 to 9 can be achieved.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of an energy saving effect estimation method and apparatus according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
[0033]
FIG. 1 is a schematic block diagram showing an energy saving operation control system in which an embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention is incorporated.
[0034]
This energy-saving operation control system includes a target property 1 such as a building subject to energy-saving operation control, a remote monitoring center 2 for instructing energy-saving operation control for each target property 1, estimation of energy-saving effect, etc., a weather company 3, Each of the target properties 1, the weather company 3 and the remote monitoring center 2 have a network 4 for sending and receiving data.
[0035]
FIG. 2 is a block diagram schematically showing one embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[0036]
This energy-saving effect estimation device includes a non-control-time power consumption holding unit 51 that holds past power consumption (power consumption when energy-saving operation control is not applied), and weather information that holds current and past weather information. A holding unit 52, a control-time power consumption detection holding unit 53 that detects and holds the power consumption amount when applying energy-saving operation control every predetermined time (for example, every 30 minutes or every hour), and the past Power consumption amount, meteorological information, and energy consumption when the energy saving operation control is applied, an analysis processing unit 54 that calculates a power saving effect by performing a predetermined analysis process by inputting a power consumption amount, and energy saving that holds the calculated energy saving effect And an effect holding portion 55.
[0037]
FIG. 3 is a block diagram showing in detail the configuration of the analysis processing unit.
[0038]
The analysis processing unit 54 calculates the first power consumption every first predetermined time (for example, every 30 minutes) and the outside air information (outside air temperature, outside air humidity, discomfort index, etc.) at the time of applying the energy saving operation control. An approximate expression calculation unit 56 that calculates an approximate expression between the power consumption amount 1 and the outside air information and stores the approximate expression in a memory (not shown), and a second when it is assumed that the energy saving operation was performed in the period before the energy saving operation control is started. A power consumption amount calculation unit 57 that calculates the amount of power consumption using the outside air information every second predetermined time (for example, every hour) and the calculated approximate expression, and stores it in the memory, and energy saving operation control When it is assumed that energy-saving operation was performed based on the actual power consumption every third predetermined time (for example, every month) and the calculated second power consumption in the period before the start That the energy saving rate calculation unit 58 for calculating the energy saving rate, and a calculated energy saving rate and first power consumption, and a saving energy quantity calculating unit 59 for calculating the energy savings due to energy-saving operation.
[0039]
The first power consumption amount is used for finely performing energy saving operation control, and is integrated and converted into a power consumption amount for every second predetermined time and used for calculating an approximate expression. Further, the second power consumption amount is integrated for calculation of the energy saving rate and converted into a power consumption amount for every third predetermined time.
[0040]
Next, an embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0041]
In step SP1, outside air information is collected for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied (for example, this year), and in step SP2, power consumption for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied is calculated. In step SP3, based on the collected outside air information and power consumption, the relationship between the power consumption for each second predetermined period and the outside air information for each second predetermined period when applying energy saving operation control is defined. An approximate expression (power consumption estimation expression) is calculated. Specifically, the relationship between power consumption P and outside air information is:
P = P (temperature, humidity, discomfort index, ...)
It is generally considered to be multi-variable and non-linear, but for example,
P = a × T + b
(Where T is the outside air temperature, a and b are coefficients)
(See FIG. 5).
[0042]
Further explanation will be given.
[0043]
The detection results of the outside air temperature and power consumption (average power consumption) for each time period (for example, every 30 minutes, every hour, etc.) are given as shown in FIG. 6, and in a predetermined period (for example, 8:00 to 18:00) When the detection results of outside temperature and power consumption (average power consumption) are given as shown in FIG.
P = 6.4911T + 9.1475
P = 0.8171T + 14.517
An approximate expression expressed as follows is obtained.
[0044]
The coefficients a and b can be determined by multiple regression analysis based on a plurality of data sets of power consumption and outside air temperature.
[0045]
In addition, for example, when the operating status of the power equipment is greatly different between weekdays and holidays, it is preferable to obtain an approximate expression corresponding to weekdays and an approximate expression corresponding to holidays. Further, when the operating status of the power equipment varies greatly depending on the season, or when the operating status of the power equipment varies greatly depending on the month, it is preferable to obtain an approximate expression corresponding to the season and an approximate expression corresponding to the month. Furthermore, it is preferable to obtain an approximate expression corresponding to the case where heating is performed and the case where cooling is performed.
[0046]
Next, in step SP4, outside air information is collected every second predetermined period when energy-saving operation control is not applied (for example, the previous year), and in step SP5, the outside air information collected in step SP4 and the calculated approximate expression Based on the above, the power consumption amount estimated value for each second predetermined period when the energy saving operation control is virtually applied is calculated, and in step 6, the calculated power consumption amount estimated value is integrated to obtain the third It converts into the power consumption amount estimated value for every predetermined time. However, it is also possible to convert into a power consumption amount estimated value every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0047]
Thereafter, in step SP7, the power consumption amount for each third predetermined period when energy-saving operation control is not applied (for example, the previous year) is collected. In step SP8, the power consumption amount estimated value for each third predetermined time and the step An energy saving rate for each third predetermined time is calculated from the power consumption collected in SP7. However, it is also possible to calculate the energy saving rate every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0048]
Here, the energy saving rate can be calculated by calculating energy saving amount / non-control power consumption amount = (non-control power consumption amount-control power consumption amount) / non-control power consumption amount.
[0049]
Finally, in step SP9, an energy saving amount (energy saving effect) is calculated from the calculated energy saving rate and the collected power consumption amount for each second predetermined period when the energy saving operation control is applied (for example, this year), A series of processing is finished as it is.
[0050]
Here, the energy saving amount can be calculated, for example, by calculating the amount of power consumption during control * energy saving rate / (1−energy saving rate).
[0051]
In addition, as the approximate expression, for example, an expression that calculates the power consumption for each desired time such as every hour, every predetermined time (for example, an air conditioning time zone), every day, or the like can be adopted. However, in these cases, as the outside air temperature, an outside air temperature every hour, an average value of the outside air temperature for a predetermined time, and an average value of the outside air temperature every day are adopted.
[0052]
The approximate expression is given by P = a × T + b, but P = a × T 2 It is possible to employ + b. Furthermore, as an approximate expression, P = a1 × T + a2 × H + b (where T is the outside air temperature and H is the outside air humidity) can be employed, and in this case, the outside air discomfort index is employed instead of the outside air temperature. It is also possible.
[0053]
By performing the above series of processing, it is possible to obtain an accurate power consumption estimation formula when applying energy-saving operation control based on fine power consumption and outside air temperature, and for the obtained power consumption estimation formula By applying past outside air information, it is possible to calculate the power consumption when it is assumed that energy-saving operation control is applied during the relevant period, and by comparing with the actual power consumption, the energy-saving rate can be calculated. Can be calculated.
[0054]
Then, by applying this energy saving rate when applying energy saving operation control, it is possible to calculate the energy saving amount (energy saving effect).
[0055]
That is, even when the past power consumption is not obtained in detail, the energy saving amount (energy saving effect) can be estimated with high accuracy without providing a period during which the energy saving operation control is not applied when the energy saving operation control is applied. it can.
[0056]
Further, another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0057]
In step SP1, outside air information is collected for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied (for example, this year), and in step SP2, power consumption for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied is calculated. In step SP3, based on the collected outside air information and power consumption, the relationship between the power consumption for each second predetermined period and the outside air information for each second predetermined period when applying energy saving operation control is defined. An approximate expression (power consumption estimation expression) is calculated.
[0058]
Next, in step SP4, outside air information is collected every second predetermined period of the past N years (N years where energy-saving operation control is not applied), and in step SP5, the outside air information collected in step SP4 is calculated. On the basis of the approximate expression, an estimated power consumption amount for each second predetermined period when energy-saving operation control is virtually applied in the past N years is calculated. The values are integrated and converted into a power consumption amount estimated value for each third predetermined time. However, it is also possible to convert into a power consumption amount estimated value every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0059]
Thereafter, in step SP7, the power consumption for the third predetermined period of the past N years (N years for which energy saving operation control is not applied) is collected, and in step SP8, the energy saving operation for each year of the past N years is collected. The energy saving rate when the control is virtually applied is calculated, and in step SP9, the average value of the energy saving rate for each year of the past N years is calculated (see FIG. 9).
[0060]
Finally, in step SP10, an energy saving amount (energy saving effect) is calculated from the average value of the calculated energy saving rate and the collected outside air information for each second predetermined period when the energy saving operation control is applied (for example, this year). Then, the series of processing ends.
[0061]
Therefore, when this embodiment is adopted, it is possible to accurately estimate the energy saving amount (energy saving effect) when energy saving operation control is applied by reducing the variation in energy saving rate from year to year. The same effect as that of the embodiment can be achieved.
[0062]
Furthermore, still another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0063]
In step SP1, outside air information is collected for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied (for example, this year), and in step SP2, power consumption for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied is calculated. In step SP3, based on the collected outside air information and power consumption, the relationship between the power consumption for each second predetermined period and the outside air information for each second predetermined period when applying energy saving operation control is defined. An approximate expression (power consumption estimation expression) is calculated.
[0064]
Next, in step SP4, outside air information is collected every second predetermined period of the past N years (N years where energy-saving operation control is not applied), and in step SP5, the outside air information collected in step SP4 is calculated. On the basis of the approximate expression, an estimated power consumption amount for each second predetermined period when energy-saving operation control is virtually applied in the past N years is calculated. The values are integrated and converted into a power consumption amount estimated value for each third predetermined time. However, it is also possible to convert into a power consumption amount estimated value every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0065]
Thereafter, in step SP7, the power consumption for the third predetermined period of the past N years (N years for which energy saving operation control is not applied) is collected, and in step SP8, the energy saving operation for each year of the past N years is collected. The energy saving rate when the control is virtually applied is calculated.
[0066]
In step SP9, the update history of the power equipment for the past N years is collected, and in step SP10, the energy saving rate (energy trend) for the past N years is displayed in time series (see FIG. 11).
[0067]
Although not shown in the flowchart, since it is possible to easily grasp the update timing of the power equipment from the time series display, only the energy saving rate of the year after the update of the latest power equipment is used. Similar to the processing, the average value of the energy saving rate can be calculated, and the energy saving amount (energy saving effect) can be calculated.
[0068]
Therefore, when this embodiment is adopted, it is possible to accurately estimate the energy saving amount (energy saving effect) when applying the energy saving operation control by eliminating the inaccuracy of the energy saving rate due to the update of the power equipment. In addition, the same operation as the embodiment of FIG. 8 can be achieved. In addition, by calculating and displaying the energy conservation rate going back to the past, including when the power equipment is renewed, it is possible to determine the power consumption trend (energy consumption trend) regardless of the climatic conditions. Can be estimated.
[0069]
Further explanation will be given.
[0070]
Energy trends can be estimated by retroactively applying approximate formulas created from this year's data. If the power equipment for energy saving has been updated in the past, it is possible to estimate retrospectively the extent of the energy saving effect by comparing the previous and next years. As a result, for example, what has been introduced as a 10% energy-saving facility can be evaluated retroactively in the past, which can be used for future power facility replacement plans.
[0071]
Even if there is no change in the power equipment, if the operation method is reviewed, the effect can be quantitatively evaluated, which can be used for future operation plans.
[0072]
If there is no change in the power equipment and the operation method is constant, it is possible to estimate the aging of the power equipment from the energy trend (for example, the trend when it gradually deteriorates), and for future power equipment review Can be useful.
[0073]
Furthermore, still another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0074]
In step SP1, outside air information is collected for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied (for example, this year), and in step SP2, power consumption for each second predetermined period when energy-saving operation control is applied is calculated. In step SP3, it is determined whether each day is a weekday or a holiday. If it is determined that the day is a weekday, in step SP4, energy saving operation control on weekdays is performed based on the collected outside air information and power consumption. An approximate expression (power consumption estimation expression) that defines the relationship between the power consumption for each second predetermined period and the outside air information for each second predetermined period when applied is calculated. On the other hand, if it is determined that it is a holiday, in step SP5, based on the collected outside air information and the power consumption amount, the power consumption amount and the second power consumption amount for each second predetermined period when the energy saving operation control is applied on a holiday. An approximate expression (power consumption estimation expression) that defines the relationship with the outside air information for each predetermined period of 2 is calculated.
[0075]
Next, in step SP6, outside air information is collected every second predetermined period when energy-saving operation control is not applied (for example, the previous year), and in step SP7, calendar information when energy-saving operation control is not applied (for example, the previous year) is collected. In step SP8, based on the outside air information collected in step SP6, the collected calendar information, and the calculated approximate expression, the second time when the energy-saving operation control is virtually applied in the previous year is collected. A power consumption estimated value for each predetermined period is calculated, and in step 9, the calculated power consumption estimated value is integrated and converted into a power consumption estimated value for a third predetermined time. However, it is also possible to convert into a power consumption amount estimated value every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0076]
Thereafter, in step SP10, the power consumption amount for each third predetermined period when energy-saving operation control is not applied (for example, the previous year) is collected. In step SP11, the power consumption amount estimated value for each third predetermined time and the step An energy saving rate for each third predetermined time is calculated from the power consumption collected in SP10. However, it is also possible to calculate the energy saving rate every predetermined time (for example, every year) longer than the third predetermined time.
[0077]
Finally, in step SP12, an energy saving amount (energy saving effect) is calculated from the calculated energy saving rate and the collected outside air information for each second predetermined period when the energy saving operation control is applied (for example, this year). A series of processing ends.
[0078]
Therefore, when this embodiment is adopted, it is possible to accurately calculate the energy saving amount (energy saving effect) even when the operating status of the power equipment is significantly different between weekdays and holidays.
[0079]
FIG. 13 is a block diagram showing another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[0080]
This energy-saving effect estimation device collects and holds this year's outdoor air information storage unit 61 that collects and holds this year's outdoor air information from the weather company 3 through the network 4, and collects and holds the previous year's outdoor air information from the weather company 3 through the network 4. Year-round outdoor air information storage unit 62 and the target property 1 through the network 4 to collect and hold a power consumption measurement value every first predetermined time or second predetermined time of the current year A measured value storage unit 63, a previous year power consumption storage unit 64 that collects and holds actual power consumption every third predetermined time of the previous year by receiving a bill from the target property 1 through the network 4, or a book With this year's outdoor air information held in the year's outdoor air information storage unit 61 and the current year's power consumption measurement value held in the current year power consumption measurement value storage unit 63 as inputs, Energy saving application relation formula creating unit 65 that creates an approximation formula that defines the relationship between power consumption and outside air information when energy operation control is applied, and the previous year outside air information and creation stored in the previous year outside air information storage unit 62 Based on the approximate expression, the virtual energy saving application power consumption calculation unit 66 that calculates the power consumption for the second predetermined time when it is assumed that the energy saving operation control was applied in the previous year, and the calculated first A predetermined period integration unit 67 for calculating the power consumption amount for every third predetermined time by integrating the power consumption amount for every predetermined time of 2, and the third year of the previous year held in the previous year power consumption storage unit 64 Based on the actual power consumption per predetermined time and the power consumption per third predetermined time calculated by the predetermined period integration unit 67, it is possible to save energy when it is assumed that the energy saving operation control is applied. A virtual energy saving applied during the energy saving ratio calculation unit 68 for calculating the Energy rate, year to calculate the energy savings of this year based on the calculated energy saving rate and a energy-saving amount calculation unit 69.
[0081]
When the energy saving effect estimation apparatus having this configuration is employed, the same operation as that performed when the processing of the flowchart of FIG. 4 is performed can be achieved.
[0082]
FIG. 14 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[0083]
This energy-saving effect estimation device collects outdoor air information storage unit 61 of this year through the network 4 from the weather company 3 and collects outdoor air information of the past N years from the weather company 3 through the network 4. Collecting and holding power consumption measured values for the first predetermined time or second predetermined time of the current year from the target property 1 through the network 4 and the past N years outside air information storage unit 62 ′ The past N years that collect and hold the actual power consumption every third predetermined time in the past N years by receiving this year's power consumption measured value storage unit 63 and the target property 1 through the network 4 or receiving the invoice This year's power consumption measurement unit 64 'and this year's outdoor air information held in this year's outdoor air information storage unit 61 and this year's power consumption measurement value storage unit 63 hold this year's power consumption measurement. With the value as an input, the energy saving application relational expression creating unit 65 that creates an approximate expression that defines the relationship between the power consumption and the outside air information when energy saving operation control is applied, and the past N years outside air information storage unit 62 ′ are held. When virtual energy saving is applied based on the outside air information for the past N years and the calculated approximate expression, the power consumption is calculated every second predetermined time when it is assumed that energy saving operation control has been applied in the past N years A power consumption calculation unit 66, a predetermined period integration unit 67 for calculating the power consumption for each third predetermined time by integrating the calculated power consumption for each second predetermined time, and power consumption for the past N years Energy saving based on the actual power consumption for every third predetermined time in the past N years held in the quantity storage unit 64 ′ and the power consumption for every third predetermined time calculated by the predetermined period integration unit 67 Operation control Energy saving rate calculation unit 68 ′ that calculates the energy saving rate when applied in the past N years when it is assumed to be applied, and the average energy saving rate for the past N years that calculates an average value based on the calculated energy saving rate for the past N years It has the value calculation part 60, and this year energy saving amount calculation part 69 which calculates the energy saving amount of this year based on the calculated average value.
[0084]
When the energy saving effect estimation apparatus having this configuration is employed, the same operation as that performed when the processing of the flowchart of FIG. 8 is performed can be achieved.
[0085]
FIG. 15 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[0086]
This energy-saving effect estimation device collects outdoor air information storage unit 61 of this year through the network 4 from the weather company 3 and collects outdoor air information of the past N years from the weather company 3 through the network 4. Collecting and holding power consumption measured values for the first predetermined time or second predetermined time of the current year from the target property 1 through the network 4 and the past N previous year outside air information storage unit 62 ′ The past N years that collect and hold the actual power consumption every third predetermined time in the past N years by receiving this year's power consumption measured value storage unit 63 and the target property 1 through the network 4 or receiving the invoice This year's power consumption storage unit 64 ′ and this year's outdoor air information held in this year's outdoor air information storage unit 61 and this year's power consumption amount held in this year's power consumption measurement value storage unit 63. Using a constant value as an input, it is held in an energy saving application time relation creating unit 65 that creates an approximate expression that defines the relationship between power consumption and outside air information when energy saving operation control is applied, and in the past N years outside air information storage unit 62 ′. When virtual energy saving is applied based on the outside air information for the past N years and the calculated approximate expression, the power consumption is calculated every second predetermined time when it is assumed that energy saving operation control has been applied in the past N years A power consumption calculation unit 66, a predetermined period integration unit 67 for calculating the power consumption for each third predetermined time by integrating the calculated power consumption for each second predetermined time, and power consumption for the past N years Energy saving based on the actual power consumption for every third predetermined time in the past N years held in the quantity storage unit 64 ′ and the power consumption for every third predetermined time calculated by the predetermined period integration unit 67 Driving system The past N-year energy saving rate calculation unit 68 ′ that calculates the energy saving rate when applied to the past N years, the past N-year facility history storage unit 70 that holds the past N-year power facility history information, A past N-year energy saving rate time series display unit 71 that displays the energy saving rate for the past N years in a time series based on the energy saving rate for N years and the history information of the power equipment for the past N years.
[0087]
When the energy saving effect estimation apparatus having this configuration is employed, the same operation as that performed when the processing of the flowchart of FIG. 10 is performed can be achieved.
[0088]
FIG. 16 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[0089]
This energy-saving effect estimation device collects and holds this year's outdoor air information storage unit 61 that collects and holds this year's outdoor air information from the weather company 3 through the network 4, and collects and holds the previous year's outdoor air information from the weather company 3 through the network 4. Year-round outdoor air information storage unit 62 and the target property 1 through the network 4 to collect and hold a power consumption measurement value every first predetermined time or second predetermined time of the current year A measured value storage unit 63, a previous year power consumption storage unit 64 that collects and holds actual power consumption every third predetermined time of the previous year by receiving a bill from the target property 1 through the network 4, or a book This year holiday information storage unit 72 that holds year holiday information, holiday information held in this year holiday information storage unit 72, and this year held in this year's outdoor air information storage unit 61 Approximate expression that defines the relationship between the power consumption amount and the outside air information when energy-saving operation control is applied, using the outdoor air information and the current year power consumption amount measurement value stored in the yearly power consumption measurement value storage unit 63 as inputs. Are stored in the energy saving application weekday / holiday relation formula creating unit 65 ′, which corresponds to holidays and weekdays, the previous year holiday information storage unit 73 holding holiday information for the previous year, and the previous year outside air information storage unit 62. Based on the previous year's outdoor air information, the previous year's holiday information held in the previous year's holiday information storage unit 73 and the approximate expression created corresponding to the holiday and weekdays, assuming that the energy saving operation control was applied to the previous year. A virtual energy saving applied power consumption calculation unit 66 ′ that calculates the power consumption for each second predetermined time, and the calculated power consumption for each second predetermined time are integrated to calculate the power consumption for each third predetermined time. A predetermined period integration unit 67 for calculating the power consumption, and a third power calculated by the actual power consumption every third predetermined time of the previous year held in the previous year power consumption storage unit 64 and the predetermined period integration unit 67. The virtual energy saving application energy saving rate calculation unit 68 that calculates the energy saving rate when it is assumed that the energy saving operation control is applied based on the power consumption amount for each predetermined time of the current year based on the calculated energy saving rate It has an energy saving amount calculation unit 69 for calculating the energy saving amount this year.
[0090]
When the energy saving effect estimation apparatus having this configuration is employed, the same operation as that performed when the processing of the flowchart of FIG. 12 is performed can be achieved.
[0091]
When the above embodiment is adopted, the correction based on the outside air information is performed, so that the effect of applying the energy saving operation control can be accurately estimated without being influenced by the climate.
[0092]
In addition, by adopting nearby AMeDAS data, it is not necessary to install a separate sensor, and it is possible to easily obtain outside air information every hour retroactively.
[0093]
【The invention's effect】
The invention of claim 1 only needs to collect the first power consumption for each second period only after starting the energy saving operation control of various power devices, and the power consumption for each relatively short time interval in the past. The energy-saving effect can be estimated without providing a period during which energy-saving operation control is not applied.
[0094]
The invention of claim 2 is unique in that it can obtain a high-accuracy approximate expression corresponding to each of weekdays and non-weekdays with significantly different power consumption trends, and can improve the estimation accuracy of the energy saving effect. There is an effect.
[0095]
The invention according to claim 3 has a specific effect that an approximate expression with high accuracy can be obtained corresponding to each of the seasons in which the power consumption trend is significantly different, and the estimation accuracy of the energy saving effect can be improved. .
[0096]
The invention of claim 4 can easily acquire the actual power consumption, and as a result, has the same effect as any one of claims 1 to 3.
[0097]
The invention of claim 5 can easily estimate the effect of updating the power equipment when the power equipment is updated at any time in the third period. There is an effect similar to either.
[0098]
The invention of claim 6 only needs to collect the first power consumption for each second period only after starting the energy saving operation control of various power devices, and the power consumption for each relatively short time interval in the past. The energy-saving effect can be estimated without providing a period during which energy-saving operation control is not applied.
[0099]
The invention of claim 7 is unique in that it can obtain a high-accuracy approximate expression corresponding to each of weekdays and non-weekdays with significantly different power consumption trends, and can improve the estimation accuracy of the energy saving effect. There is an effect.
[0100]
The invention of claim 8 has a specific effect that it is possible to obtain a high-accuracy approximate expression corresponding to each of the seasons with significantly different power consumption trends, and to improve the estimation accuracy of the energy saving effect. .
[0101]
According to the ninth aspect of the present invention, the actual power consumption can be easily obtained, and as a result, the same effect as any of the sixth to eighth aspects can be obtained.
[0102]
The invention of claim 10 can easily estimate the effect of updating the power equipment when the power equipment is updated at any time in the third period. There is an effect similar to either.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic block diagram showing an energy saving operation control system in which an embodiment of an energy saving effect estimation device of the present invention is incorporated.
FIG. 2 is a block diagram schematically showing one embodiment of an energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing in detail the configuration of an analysis processing unit.
FIG. 4 is a flowchart illustrating an embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of an approximate expression showing the relationship between outside air temperature and power consumption.
FIG. 6 is a diagram illustrating a detection result of a relationship between an outside air temperature and average power consumption for each time period.
FIG. 7 is a diagram illustrating a detection result of a relationship between outside air temperature and average power consumption in a predetermined period.
FIG. 8 is a flowchart illustrating another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of an estimated value and an average value of an energy saving rate.
FIG. 10 is a flowchart for explaining still another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention.
11 is a diagram showing an example of time-series display according to the embodiment of FIG.
FIG. 12 is a flowchart for explaining still another embodiment of the energy saving effect estimation method of the present invention.
FIG. 13 is a block diagram showing another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
FIG. 14 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
FIG. 15 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
FIG. 16 is a block diagram showing still another embodiment of the energy saving effect estimation apparatus of the present invention.
[Explanation of symbols]
3 Meteorological companies 63 This year's power consumption measured value storage
65 Energy saving application formula
66 Power consumption calculator when applying virtual energy saving
68 Energy saving rate calculation part when applying virtual energy saving
68 'Energy saving rate calculation part when applying energy saving in the past N years
69 Energy saving rate calculation part this year
71 Past N years energy saving rate time series display

Claims (10)

各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定する方法であって、
該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶し、
メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶し、
第1の期間に先行する省エネルギー運転制御を行っていない第3の期間における第2の期間毎の外気情報を取得し、前記近似式を用い、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合の第2の消費電力量を算出してメモリに記憶し、
第3の期間における実績消費電力量と前記第2の消費電力量とに基づいて省エネルギー率を算出し、
算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出する
ことを特徴とする省エネルギー効果推定方法。
It is a method for estimating the energy saving effect in the first period when the energy saving operation control of various power devices is started,
Collecting the first power consumption amount for each second period in the corresponding period and storing it in the memory;
An approximate expression of the first power consumption amount and the outside air information is calculated from the first power consumption amount and the outside air information stored in the memory, and is stored in the memory.
The second case where it is assumed that the outside air information is acquired for each second period in the third period in which the energy saving operation control preceding the first period is not performed and the energy saving operation is performed using the approximate expression. Calculate power consumption and store it in memory,
An energy saving rate is calculated based on the actual power consumption amount and the second power consumption amount in the third period,
An energy saving effect estimation method, characterized in that an energy saving amount by energy saving operation is calculated from the calculated energy saving rate and the first power consumption amount.
メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する請求項1に記載の省エネルギー効果推定方法。The first power consumption amount stored in the memory is divided into a power consumption amount on weekdays and a power consumption amount on non-weekdays, and it corresponds to weekdays and non-weekdays based on the classified power consumption and the corresponding outside air information. The energy saving effect estimation method according to claim 1, wherein an approximate expression between the first power consumption amount and outside air information is calculated and stored in a memory. メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する請求項1に記載の省エネルギー効果推定方法。The first power consumption stored in the memory is classified for each season, and an approximate expression of the first power consumption for each season and the outside air information is calculated from the classified power consumption and the corresponding outside air information. The energy saving effect estimation method according to claim 1, which is stored in a memory. 第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得する請求項1から請求項3の何れかに記載の省エネルギー効果推定方法。The energy-saving effect estimation method according to any one of claims 1 to 3, wherein an actual power consumption amount in a third period preceding the first period is acquired from an electric power company. 第3の期間が1年よりも長い期間であり、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示する請求項1から請求項4の何れかに記載の省エネルギー効果推定方法。The energy saving effect estimation method according to any one of claims 1 to 4, wherein the third period is a period longer than one year, and the energy saving rate for each year in the third period is displayed in time series. 各種電力機器の省エネルギー運転制御を開始した当初の第1の期間において省エネルギー効果を推定する装置であって、
該当する期間における第2の期間毎の第1の消費電力量を収集してメモリに記憶する消費電力収集手段(63)と、
メモリに記憶された第1の消費電力量と外気情報とから第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶する近似式算出手段(65)と、
第1の期間に先行する第3の期間における、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における第2の消費電力量を、気象会社(3)から取得した、第3の期間における第2の期間毎の外気情報と算出された近似式とを用いて算出してメモリに記憶する消費電力算出手段(66)と、
第3の期間における、第2の期間よりも長い第4の期間毎の実績消費電力量と算出された第2の消費電力量とに基づいて、省エネルギー運転を行っていたと仮定した場合における省エネルギー率を算出する省エネルギー率算出手段(68)(68’)と、
算出された省エネルギー率と第1の消費電力量とから、省エネルギー運転による省エネルギー量を算出する省エネルギー量算出手段(69)と
を含むことを特徴とする省エネルギー効果推定装置。
An apparatus for estimating the energy saving effect in the first period when the energy saving operation control of various power devices is started,
Power consumption collecting means (63) for collecting the first power consumption amount for each second period in the corresponding period and storing it in the memory;
An approximate expression calculating means (65) for calculating an approximate expression of the first power consumption amount and the outside air information from the first power consumption amount and the outside air information stored in the memory and storing the approximate expression in the memory;
Every 2nd period in the 3rd period which acquired the 2nd power consumption in the 3rd period preceding the 1st period when it assumed that the energy saving operation was performed from the weather company (3) Power consumption calculating means (66) for calculating and storing in the memory using the outside air information and the calculated approximate expression;
Energy saving rate when assuming that the energy saving operation was performed based on the actual power consumption and the calculated second power consumption for each fourth period longer than the second period in the third period Energy saving rate calculating means (68) (68 ') for calculating
An energy saving effect estimation device comprising: an energy saving amount calculating means (69) for calculating an energy saving amount by energy saving operation from the calculated energy saving rate and the first power consumption amount.
前記近似式算出手段(65)は、メモリに記憶された第1の消費電力量を平日の消費電力量と非平日の消費電力量とに区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、平日、非平日に対応する第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものである請求項5に記載の省エネルギー効果推定装置。The approximate expression calculating means (65) classifies the first power consumption stored in the memory into a power consumption on weekdays and a power consumption on non-weekdays, and the outside air information corresponding to the classified power consumption. The energy saving effect estimation apparatus according to claim 5, wherein an approximate expression of the first power consumption and outside air information corresponding to weekdays and non-weekdays is calculated and stored in a memory. 前記近似式算出手段(65)は、メモリに記憶された第1の消費電力量を季節毎に区分し、区分された消費電力量と対応する外気情報とから、季節毎の第1の消費電力量と外気情報との近似式を算出してメモリに記憶するものである請求項5に記載の省エネルギー効果推定装置。The approximate expression calculating means (65) classifies the first power consumption stored in the memory for each season, and uses the classified power consumption and the corresponding outside air information to calculate the first power consumption for each season. 6. The energy saving effect estimation apparatus according to claim 5, wherein an approximate expression between the amount and the outside air information is calculated and stored in a memory. 前記省エネルギー率算出手段(68)(68’)は、第1の期間に先行する第3の期間の実績消費電力量を電力会社から取得するものである請求項6から請求項8の何れかに記載の省エネルギー効果推定装置。The said energy saving rate calculation means (68) (68 ') acquires the actual power consumption of the 3rd period preceding the 1st period from an electric power company. The energy-saving effect estimation apparatus described. 第3の期間が1年よりも長い期間であり、前記省エネルギー率算出手段は、第3の期間における1年毎の省エネルギー率を算出するものであり算出された1年毎の省エネルギー率を時系列的に表示する時系列表示手段(71)をさらに含むものである請求項6から請求項9の何れかに記載の省エネルギー効果推定装置。The third period is a period longer than one year, and the energy saving rate calculation means calculates the energy saving rate for each year in the third period, and calculates the calculated energy saving rate for each year in time series. The energy-saving effect estimation apparatus according to any one of claims 6 to 9, further comprising time series display means (71) for displaying automatically.
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