JP3780829B2 - Tape winding apparatus and tape winding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として電線束等のワークにテーピングを施すテープ巻き付け装置およびテープ巻き付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ワイヤーハーネスの製造過程において、電線束や、その外装部品(主としてコルゲートチューブ)等のワークにテーピングを施すことが行われている。このテーピング作業は、通常、テープリールをモータなどの駆動源で電線回りに旋回させるテーピングヘッドを備えたテープ巻き装置で行われる。
【0003】
現在知られているテープ巻き装置のうち、比較的長尺(例えば2m前後)のワークにテーピングを施す場合には、
a) 上記テーピングヘッド自体を作業者がワークに沿って移動させてテープ巻き動作を行う手持ち操作式のもの(例えば、特開平07−61415号公報、特開平07−215598号公報、特開平07−101641号公報参照)或いは、
b) テーピングヘッドと電線束とを自動走行装置で相対的に電線束の長手方向に変位させることにより、電線束にテープを自動的に巻回するもの(例えば、特開平06‐183413号、特開平07‐304571号公報、特開平10‐152265号公報参照)
が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、a)のタイプでは、作業者が重量物であるテーピングヘッドを搬送しなければならないので、作業者に負担が大きい。
【0005】
他方、b)のタイプでは、ワークの両端部分にテープをきれいに巻回することができないという問題があった。
【0006】
特に、両端にコネクタが接続された長尺の電線束にテーピングが必要な場合、両コネクタの近傍部分については、テーピング時におけるテーピングヘッド(または電線束)の送り速度とテープの周回条件の関係や、巻き代、或いは巻回時におけるテープの張力などを微妙に変更することが必要であったため、そのような微調整を従来の装置では十分に行うことができなかった。
【0007】
そのため、テーピング領域の下流側で電線束に撚りが生じたり、電線束の終端部分までテープを巻きつけることができなくなったりするという問題があった。
【0008】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、両端にコネクタが接続された電線束に対しても、その終端部分に至るまで精緻なテーピングを施すことのできるテープ巻き付け装置およびテープ巻き付け方法を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、テープの繰出し姿勢を変位可能にテープロールを担持するテープリールと、
このテープリールを、ワークが配置される旋回中心回りに旋回駆動可能に有するテーピングヘッドと、
このテーピングヘッドの上記旋回中心に沿って張設された線状のワークと上記テーピングヘッドとを当該ワークの長手方向に沿って相対変位する駆動機構と
を備え、上記テープリールから繰り出されるテープを上記ワークの一端側から他端側に巻き付けるテープ巻き付け装置において、
上記テーピングヘッドが上記ワークをテーピングする際の上記駆動機構による相対変位速度を、当該テーピングヘッドとワークの他端部分とが近接したところで減速させ、減速後テーピングヘッドがワークの他端側を通過する位置まで両者の相対変位を順行させ、その後、テーピングヘッドとワークの相対変位を逆行させて他端側のテーピングを施すように、上記駆動機構を上記テーピングヘッドと連動制御する連動制御ユニットを設けていることを特徴とするテープ巻き付け装置である。
【0010】
この発明によれば、線状に張設されたワークの一端側から他端側へテーピングを施す際には、周知の装置と同様にテーピングヘッドによるテープリールの旋回動作と、駆動機構によるテーピングヘッドとワークとの相対変位動作によって、テーピングが施される。そして、テープリールから繰出されるテープが上記ワークの他端側に近接すると、上記連動制御ユニットは、駆動機構による変位速度を減速し、そのままテーピングヘッドとワークとの相対変位を順行させる。この減速順行動作により、テープリールから繰り出されるテープにはたるみが生じ、過度のテンションがワークに作用しなくなる。その後、テーピングヘッドとワークとの相対変位が逆行することにより、たるんだ状態で繰り出されたテープが滑らかにワークの外周に巻回されることになる。
【0011】
上記テーピングヘッドとワークとの相対変位は、テーピングヘッド自身を往復移動させ、ワークを定位置に固定しておくことが好ましいが、その逆であってもよい。
【0012】
好ましい態様において、上記テーピングヘッドは、ヘッド本体と、このヘッド本体に対し上記旋回中心回りに回転自在に設けられて上記テープリールを担持する回転体と、上記回転体に対して旋回中心沿いに相対変位可能に取り付けられ、ワークを上記旋回中心にガイドするワークガイドとを有し、上記ワークガイドを、上記相対変位速度が減速してから他端部分のテーピング作業を終了するまでの間、当該ワークの他端側をガイド可能な位置に保持するようにしている。このようにすると、回転体を順行/逆行させる過程においてもワークガイドによりテープをワークの端末部分にきれいに巻回することができる。
【0013】
好ましい態様において、上記ワークガイドは、ワークに巻回されるテープをガイドするガイドスリットを有しているものである。この態様では、ワークが比較的細径のものであっても、ガイドスリットを介してテープがワークに精緻にガイドされるので、良好なテーピング状態を得ることが可能になる。
【0014】
さらに好ましい態様においては、上記ワークガイドと上記回転体との間に設けられた弾性体とを有し、この弾性体の弾発力で上記テーピングヘッドとワークとの相対変位を順行から逆行させるように構成されている。このようにすると、複雑な制御機構を要することなく、簡素な機械構造だけによってテーピングヘッドとワークとの相対変位方向を切り替えることが可能になる。
【0015】
さらに好ましい態様において、上記テープリールは、当該テーピングヘッドとワークとの逆行動作に連動してテープロールの姿勢を切換えるトグル機構を有している。このようにすると、テープの引き出し方向をテーピング状態に対応させて自動的に最適な向きに変位させることが可能になるので、自動テーピングが困難な終端部分の巻回も容易に良好な仕上り状態を得ることが可能になる。
【0016】
本発明の別の態様は、テープの繰出し姿勢を変位可能にテープロールを担持するテープリールと、このテープリールを、ワークが配置される旋回中心回りに旋回駆動可能に有するテーピングヘッドと、このテーピングヘッドの上記旋回中心に沿って張設された線状のワークと上記テーピングヘッドとを当該ワークの長手方向に沿って相対変位する駆動機構とを備えたテープ巻き付け装置によって、上記テープリールから繰り出されるテープを上記ワークの一端側から他端側に巻き付けるテープ巻き付け方法において、上記テーピングヘッドが上記ワークをテーピングする際の上記駆動機構による相対変位速度を、当該テーピングヘッドとワークの他端部分とが近接したところで減速させ、減速後テーピングヘッドがワークの他端側を通過する位置まで両者の相対変位を順行させ、その後、テーピングヘッドとワークの相対変位を逆行させることにより、テープリールから繰り出されるテープにたるみを生じさせた状態で繰り出されたテープをワークの外周に巻回することを特徴とするテープ巻き付け方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態について詳述する。
【0018】
図1は本発明の実施の一形態におけるテープ巻き付け装置10の全体構成を概略的に示す斜視図である。
【0019】
同図を参照して、図示の実施形態に係るテープ巻き付け装置10は、両端にコネクタC1、C2を有する電線束Wをワークとして、この電線束Wにテーピングを施すための装置である。なお同装置10において、テーピング動作は、当該電線束Wの一端側から他端側に行われるが、その一端側をテーピング方向の上流側として説明する。
【0020】
同装置10は、平面視略長方形のベース11と、このベース11の上面に配置されベース11の長手方向に沿って延びるLMアクチュエータ12とを有している。
【0021】
そして、このLMアクチュエータ12の一端側には上記電線束Wの一端側のコネクタC1を受ける上流側ユニット20が設置されているとともに、上記LMアクチュエータ12の他端側側部には、上記上流側ユニット20と協働して電線束Wを張設するための下流側ユニット30が配置されている。そして、上記LMアクチュエータ12のスライダ14上には、両ユニット20、30間に張設された電線束Wにテーピングを施すためのテーピングヘッド100が搭載されている。
【0022】
図2は図1の実施形態に係る上流側ユニット20の斜視図である。
【0023】
図1および図2を参照して、上記上流側ユニット20は、上記ベース11上に立設されるテーブル21と、このテーブル21の上面に取り付けられた電線クランプ22と、電線クランプ22の上部に配置されるコネクタホルダ24とを備えている。
【0024】
上記テーブル21は、図略のボルトでベース11上に固定される底板部21aと、底板部21aに立設される脚部21bと、脚部21bの頂部に設けられたテーブル板21cとを一体に有する金属製品である。
【0025】
図2を参照して、上記電線クランプ22は、上記テーブル板21cの上面に取り付けられたトグルレバー22aと、トグルレバー22aの回動動作に連動して当該テーブル板21cの長手方向に沿って前後するリンクロッド22bと、このリンクロッド22bの端部に連結されたリンク片22cを介して開閉可能に動作する一対の挟持片22dとを有している。この一対の挟持片22dは、鉛直線に沿う連結軸22e回りに開閉する挟持爪22fをそれぞれ有しており、上記トグルレバー22aが図の実線に示すように直立している状態では、これら挟持爪22f、22fが閉じて電線束Wを挟圧できる状態になっているとともに、上記トグルレバー22aが図2の仮想線で示すように倒れている状態では、各挟持爪22f、22fが開いて電線束Wを解放することができるようになっている。
【0026】
上記コネクタホルダ24は、電線束Wの一端側に接続されたコネクタC1を上記挟持爪22f、22fよりも上流側で受ける樹脂製の受け部24aと、この受け部24aを載置するためのガイドプレート24bと、ガイドプレート24bを担持するスライダ24cと、スライダ24cを上記ベース11の長手方向(すなわち電線束Wの長手方向)に沿って移動可能にガイドするガイドレール24dと、ガイドレール24dの上流端に立設された突起24eと上記スライダ24cとの間に設けられた引張りコイルばね24fとを備えている。そして、スライダ24cを上記テーブル板21c上に固定し、上記受け部24aに載置されたコネクタC1を上流側に弾性的に引くことにより、後述する下流側ユニット30との間で電線束Wを線状に張設することが可能になっている。
【0027】
なお、図示の例では、上記テーブル板21cには、テーピング処理後の電線束Wを取り外した際、取り外されたコネクタC1を受ける樋状のガイド25が付設されている。
【0028】
図3は図1の実施形態に係る下流側ユニット30の斜視図である。
【0029】
図1および図3を参照して、下流側ユニット30は、LMガイド31と、LMガイド31上の任意の位置で位置調整可能に固定されるスライドテーブル32と、このスライドテーブル32上に設けられた電線クランプ33とを有している。
【0030】
上記LMガイド31は、LMアクチュエータ12と平行に配置されている。そして、上記スライドテーブル32をこのLMガイド31に沿って調整することにより、下流側のコネクタC2の保持位置を電線束Wの種類に応じて変更することができるようになっている。
【0031】
スライドテーブル32は、底板32aと、底板32aから斜めに突出して上記LMアクチュエータ12の上方に頂部を臨ませる柱部32bと、この柱部32bの頂部に取り付けられたテーブル板32cとを一体に有している。上記底板32aには、クランプハンドル32dが複数個取り付けられており、このクランプハンドル32dによってスライドテーブル32のLMガイド31に対するロック、ロック解除を行うことができるようになっている。さらに図示の例では、上記LMガイド31の上面に目盛31aを設け、精緻にクランプ位置を調整することができるようにしている。
【0032】
上記電線クランプ33は、原理的には上述した上流側の電線クランプ23と同様のものであり、上記テーブル板31cの上面に取り付けられたトグルレバー33aと、トグルレバー33aの回動動作に連動して当該テーブル板31cの長手方向に沿って前後するリンクロッド33bと、このリンクロッド33bの端部に連結されたリンク片33cを介して開閉可能に動作する一対の挟持片33dとを有している。この一対の挟持片33dは、鉛直線に沿う連結軸33e回りに開閉する挟持爪33fをそれぞれ有しており、上記トグルレバー33aが図の実線に示すように直立している状態では、これら挟持爪33f、33fが閉じて電線束Wを挟圧できる状態になっているとともに、上記トグルレバー33aが図3の仮想線で示すように倒れている状態では、各挟持爪33f、33fが開いて電線束Wを解放することができるようになっている。この下流側の電線クランプ33は、両挟持爪33f、33fの下流側に形成される空隙にコネクタC2を収めて、該電線束WのコネクタC2近傍部分を把持することができるようになっている。
【0033】
なお、下流側ユニット30の上記テーブル板32cおよび電線クランプ33は、後述するテーピングヘッド100の内周側を挿通可能に設定されている。
【0034】
次に図1および図4以下を参照しながら本実施形態のテーピングヘッド100について詳述する。
【0035】
まず、図1を参照して、図示の実施形態に係るテーピングヘッド100は、上述した各ユニット20、30間をLMアクチュエータ12の駆動モータ12aによって往復移動させることにより、両ユニット20、30間に張設された電線束Wにテーピングを施すためのものである。
【0036】
上記LMアクチュエータ12は、駆動機構としての駆動モータ12aを有しており、この駆動モータ12aでスライダ12bをベース11の長手方向に沿って往復移動させることができるようになっている。そして、このスライダ12bにテーピングヘッド100が搭載され、このテーピングヘッド100を上流側から下流側に駆動することにより、テーピングヘッド100と電線束Wとを相対変位させ、テーピングを施すようにしている。
【0037】
図4は図1の実施形態に係るテーピングヘッド100の斜視図であり、図5は図1の実施形態に係るテーピングヘッド100の分解斜視図である。また、図6は図1の実施形態に係るテーピングヘッド100の要部を示す側面図、図7は図6の分解図である。
【0038】
図4および図5を参照して、図示のテーピングヘッド100は、上記LMアクチュエータ12のスライダ12bに載置される担持体110と、担持体110に回転自在に担持される回転スリーブ120と、この回転スリーブ120を回転駆動するための回転駆動機構140と、上記回転スリーブ120に取り付けられるスライドユニット150およびテープリール170と、上記担持体110に取り付けられるテープ裁断ユニット180とを備えている。
【0039】
上記担持体110は、上記LMアクチュエータ12のスライダ12bに載置されるベースプレート111と、このベースプレート111の上流側に立設された端板112と、端板112の一側部に固定されたホルダ板114とを有している。
【0040】
上記端板112には、略円形の挿通孔112aが形成されているとともに、この挿通孔112aは、電線束Wを挿通させるために当該端板110bの上端部に形成された切欠部112bと連通している。そして、この担持体110の挿通孔112aには、回転スリーブ120がその回転中心軸線(以下、「旋回中心」という)Oを中心にして回転自在に設けられている。
【0041】
図5ないし図7を参照して、この回転スリーブ120は、略円筒形状をなし、その一部にはU字状の挿通切欠120aが形成されている。この挿通切欠120aは、この回転スリーブ120の周縁に開放され、かつその回転中心部まで達しており、この挿通切欠120a内に電線束Wを挿入し、この回転スリーブ120の旋回中心Oの位置に挿通させることができる。
【0042】
上記回転スリーブ120を担持体110の端板112に回転可能に取り付けるために、回転スリーブ120の外周面には、周方向に連続したガイド溝120bが形成されているとともに、このガイド溝120b内に転がり接触する複数のガイドローラ121が配設されている。
【0043】
各ガイドローラ121は、回転スリーブ120の外周形状に対応して形成されたC字型の取り付け板122と上記端板112との間に配置され、ボルト123によって回転可能に取り付け板122に取り付けられているものである。この取り付け板122は、上記端板112との間において上記旋回中心O回りに配設された複数のスペーサ124(図5には1個のみ図示)を介してボルト125で端板112に固定されており、各ガイドローラ121の滑らかな回転を維持している。したがって回転スリーブ120は、これらガイドローラ121によって、上記旋回中心Oまわりに滑らかに回転可能に支持されることになる。なお、回転スリーブ120に挿通切欠120aが形成されていることにより、回転スリーブ120の回転によって各ガイドローラ121の一部が上記挿通切欠120aに対向することになるが、この切欠部分は一部であるので、残余のガイドローラ121が回転スリーブ120の周溝120bを受けることにより、この回転スリーブ120の保持には支障はない。
【0044】
また、この回転スリーブ120の下流端部にはギヤ126が固定され、上記の担持体110に設けられた回転駆動機構140によって回転駆動される。
【0045】
この回転駆動機構140は、上記の担持体110のホルダ板114に取り付けられたモータ141、モータ141の出力軸141a(図5にのみ図示)に連結された減速機142、減速機142に減速された回転力を出力する出力ギヤ143および出力ギヤ143と噛合する一対の動力伝達ギヤ144等を備えている。
【0046】
図5に概略的に示すように、上記出力ギヤ143は、上記減速機142の出力軸に取り付けられ、この減速機142を介してモータ141によって回転駆動される。このギヤ143に噛合する上記動力伝達ギヤ144は、何れも同径(同一歯数)のものであり、これらギヤ144は上記回転スリーブ120のギヤ126の離れた箇所にそれぞれ噛合している。したがって、この回転スリーブ120は、上記のギヤ列を介して回転駆動される。なお、この回転スリーブ120のギヤ126は、挿通切欠120aに対応した部分が切り欠かれているが、この切欠部分が上記動力伝達ギヤ144の一方の位置に来て噛合が外れても、他方が噛合状態にあるので、この回転スリーブ120は連続して回転駆動される。
【0047】
図8および図9は図1の実施形態に係るスライドユニット150の斜視図であり、図10は図1の実施形態に係る電線ガイドの正面略図である。
【0048】
各図を参照して、上記スライドユニット150は、回転スリーブ120の上流側端面に図略のボルトで固定されるステー151と、このステー151に固定されて上記旋回中心Oと平行に延びるガイドレール152と、ガイドレール152上で上記旋回中心O沿いに往復移動可能なスライダ153と、スライダ153に取り付けられた電線ガイド154とを有している。
【0049】
この電線ガイド154は略角材状の底部材154aと、この底部材154aの外側部に固定された平板状の下ガイド板154bと、この下ガイド板154bの上縁との間でガイドスリットSを形成した状態で並設される上ガイド板154cと、底部材154aの内側部に、長手方向に間隔を隔てて配置されるガイド部材154dとを備えており、これらの各部材154a〜154dによって囲繞される空間部分を組付け時において上記旋回中心Oと一致させることにより、被巻き付け対象となる電線束Wを旋回中心Oに沿わせる作用を奏するものである。この電線ガイド154の下流端には、金属製のガイド板155が取り付けられている。ガイド板155は、底部材154aの下流端に固定されたガイド部材154dの外側壁を覆う側壁部155aと、この側壁部155aと連続して電線ガイド154の下流端面を覆う端壁部155bとを一体に有している。さらに上記端壁部155bには、略U字状に開く電線ガイドスリット155cが形成されている。なお上記上ガイド板154cは、このガイド板155の端壁部に片持ち状に支持されることにより、上記ガイドスリットSを維持している。
【0050】
この電線ガイド154は、連結部材156によって上記スライダ153と一体的に連結されており(図9参照)、これによって旋回中心Oに沿って往復移動可能に構成されている。ここで上記連結部材156には、図8に示すようにロッドステー157が突設されており、このロッドステー157には、下流側に延びるロッド158の上流端が固定されている。このロッド158の途中部は、上記ステー151に取り付けられたガイド部材159によって旋回中心O沿いに摺動自在にガイドされている。したがって電線ガイド154が上記ガイドレール152に沿って回転スリーブ120と相対的に変位すると、このロッド158も電線ガイド154と一体に旋回中心O沿いに相対変位することができるようになっている。さらに、ロッド158の端部には、ナット160が固定されているとともに、このナット160と上記ガイド部材159との間には、当該ロッド158の外周に配置されたコイルばね161が縮設されている。このコイルばね161により、後述するように、回転スリーブ120は、往動動作から復動動作に移行することが可能になる。
【0051】
図11は図1の実施形態に係るテープリール170の構成を示す斜視図であり、(A)は通常の繰り出し姿勢、(B)は反転後の繰り出し姿勢である。
【0052】
同図(A)(B)並びに図4および図5を参照して、図示の実施形態に係るテープリール170は、上記回転スリーブ120の上流側端壁に固定される略コの字形のメインホルダ171と、このメインホルダ171に保持されるサブホルダ172とを備えている。メインホルダ171は、一対のアーム171aと、両アーム171aを片持ち状に担持する取付板171bとを一体に有しており、これらアーム171a、171a間に上記サブホルダ172を挟み込んでいるとともに取付板171bを図略のボルトで上記回転スリーブ120の上流側端面に固定することにより、回転スリーブ120と一体的に回転することができるようになっている。
【0053】
上記サブホルダ172は、概ねメインホルダ171と同一形状のコの字形に形成された金属部材であり、上記各アーム171a、171aの内側に連結される一対のアーム172a、172aと両アーム172a、172aを片持ち状に担持する端板172bとを一体に有しているとともに、この端板172bの内壁には、テープロールRを担持するリール本体175が回転自在に取り付けられている。
【0054】
各ホルダ171、172は、それぞれ対応するアーム171a、172aを連結する連結軸176によって連結されている。この連結軸176は、メインホルダ171に対しサブホルダ172が当該連結軸回りに回動することを許容している。
【0055】
さらに、上記メインホルダ171は、サブホルダ172のリール本体175の回転中心O1が旋回中心Oと同一面(停止状態では同一水平面)上で交差するように上記回転スリーブ120に固定されている(図4参照)。次に上記連結軸176は、上記リール本体175の回転中心O1と直交する方向に設定されているとともに、上記回転中心O1が、旋回中心Oと斜めに交差することにより、当該テープロールRから繰り出されるテープTが上流側へ行くにつれて近接するように繰り出される傾斜姿勢(図11(A)参照)と、概ね旋回中心Oと平行に延びることにより、繰り出されたテープTが旋回中心Oと直交する直交姿勢(図11(B)参照)との間で変位することができるように構成されている。
【0056】
さらに上記メインホルダ171とサブホルダ172のアーム171a、172aには、それぞれトグルピン173a、173bが立設されており、メインホルダ171のピン173aと、サブホルダ172のピン173bとは引っ張りコイルばね177で連結されている。これらピン173a、173bは、上記連結軸176を思案点とするトグルを構成しており、サブホルダ172を傾斜姿勢と直交姿勢の何れかの状態に弾性的に維持できるようになっている。さらに、図示の例では、メインホルダ171のアーム171aに、傾斜姿勢にあるサブホルダ172のピン173bを受ける凹部171cが形成されているとともに、サブホルダ172のアーム172の上面所定位置には、当該サブホルダ172を直交姿勢に維持するためにメインホルダ171のアーム171a側部に当接するストッパ172cが固定されている。
【0057】
図12はテープ裁断ユニット180の斜視図であり、(A)は退避状態、(B)は裁断過程をそれぞれ示している。
【0058】
同図並びに図4および図5を参照して、このテープ裁断ユニット180は、カッタ181と、カッタ181を先端側で保持するアーム182と、アーム182の基端側を駆動する駆動軸183と、駆動軸183をその軸方向に駆動する進退用シリンダ184と、駆動軸183をその軸回りに回動させる回動用シリンダ185とを備えている。上記回動用シリンダ185は、アーム182に面した位置に設けられているとともに、アーム182に対向する面には、当該アーム182に取り付けられたカッタ181を収容する安全カバー186(仮想線でのみ図示)が固定されている。
【0059】
そして、図示の例では図12(A)に示すように、通常は、アーム182が横向きになってこの安全カバー186側に退避しているとともに、テープTの裁断時には、まず図12(B)の矢印▲1▼で示すように駆動軸183が突出してカッタ181が安全カバー186から突出し、矢印▲2▼で示すように駆動軸183が図の反時計回り方向に回動してテープTをカッタ181が裁断するとともに裁断後には矢印▲3▼、▲4▼で示すように上記と逆向きに変位して図12(A)の姿勢に戻るように構成されている。そして、上記カッタ181が裁断位置(図12(B)の仮想線で示す位置)にあるときに、ちょうどカッタ181が、停止状態にあるスライドユニット150とテープリール170の間にあるテープTを裁断することができるように配置されている。
【0060】
次に図1を参照して、上述した各部のうち、LMアクチュエータ12の駆動モータ12a並びにテーピングヘッド100の回転駆動機構140、およびテープ裁断ユニット180は、マイクロプロセッサなどを含む連動制御ユニット200によって連動制御されるようになっており、作業者は専ら上流側ユニット20と下流側ユニット30に対して電線束Wの着脱動作を行い、図略の運転スイッチを操作するだけでテーピングを行うことができるようになっている。
【0061】
次に図13以下を参照しながら本実施形態の作用について説明する。
【0062】
図13は図1の実施形態における上流側でのテーピング準備動作を概略的に示す平面略図であり、図14は図1の実施形態における上流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図である。
【0063】
同図並びに図1を参照して、まず、テーピングを開始する際には、予め各ユニット20、30間に電線束Wを張設しておく。この初期状態において、テーピングヘッド100は上流端に寄っており、その電線挿通切欠を真上に向けて開いている。この状態で、まず図13に示すように、スライドユニット150の電線ガイド154のみを下流側に退避させ、コネクタC1の近傍部分の電線束Wを露出させておく。この退避動作では、ガイド部材159に対してロッド158の下流端に固定されたナット160が下流側に相対的に退避することになるので、両者間に介装されたばね161は自由状態のままになっている。その状態でテープリール170からテープTを繰り出し、その端部を露出された電線束Wの外周に巻き付ける。この初期のテープ巻き付け状態では、テープリール170は、図11(A)に示す傾斜姿勢になっている。次いで、上記電線ガイド154を上流側に変位させることにより、電線束Wに巻き付けたテープTを上記スライドユニット150のガイドスリットS(図10参照)内に導入することができる。
【0064】
この図14に示す状態で図略のスイッチを操作し、テーピング運転を開始すると、連動制御ユニット200は、まずテーピングヘッド100の回転駆動機構140を駆動し、回転スリーブ120を介して上記テープリール170を旋回中心O回りに旋回させ、さらにこれと連動してLMアクチュエータ12の駆動モータ12a(図1参照)を駆動してテーピングヘッド100を下流側へ駆動する。
【0065】
この上流端から下流側への移動は、比較的高速で運転される。そして、そのままテーピングヘッド100は下流側に移動し、下流側ユニット30の方へ近接する。
【0066】
図15は図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図である。
【0067】
同図および図1を参照して、テーピングヘッド100が下流側ユニット30に近接すると、上記連動制御ユニット200は、LMアクチュエータ12の駆動モータ12aの運転速度を低減し、テーピングヘッド100の移動速度を減速する。この減速タイミングは、テーピングの諸条件によってそれぞれ異なるので、予め実験値を採集してこれを連動制御ユニット200のマイクロプロセッサに入力しておく。これによってテーピングヘッド100は、減速しながら下流側ユニット30に近接し、その回転スリーブ120が図示の通り、下流側ユニット30のテーブル板32cの外周にまで変位する。この変位動作により、テーピングヘッド100のテープリール170から繰り出されるテープTは、若干たるみを生じながら繰り出される。他方、テーピングヘッド100に取り付けられたスライドユニット150の電線ガイド154は、その下流端に設けられたガイド板155を下流側ユニット30の上流端(図3に示す電線クランプ33の挟持爪33fの端面)と当接し、それ以降の変位を規制される。他方、回転スリーブ120は、その後も減速したまま順行するので、回転スリーブ120とスライドユニット150とは、旋回中心O沿いに相対的に変位することになる。
【0068】
図16は図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図であり、(A)はスライドユニット150の当接時、(B)はスライドユニット150と回転スリーブ120との相対変位時をそれぞれ示している。
【0069】
図16(A)(B)に示すように、スライドユニット150が上述のように下流側ユニット30の上流端と当接すると、スライドユニット150と一体化されたロッド158(したがってロッド158の後端部に固定されたナット160)も定位置で停止するため、その後も回転スリーブ120が順行した場合には、回転スリーブ120のステー151に取り付けられたガイド部材159とロッド158のナット160との間でコイルばね161が圧縮されることになる(図16(B)参照)。
【0070】
この圧縮状態が所定位置に至ると、連動制御ユニット200は、駆動モータ12a(図1参照)の運転を停止する。すると、今度は圧縮された上記コイルばね161の弾発力によって回転スリーブ120は、下流側から上流側に逆行することになる。
【0071】
図17は図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図であり、(A)はスライドユニット150と回転スリーブ120との相対変位時、(B)は(A)の状態から回転スリーブ120が逆行した時をそれぞれ示している。
【0072】
図17(A)を参照して、回転スリーブ120が逆行すると、テープリール170は、回転スリーブ120と一体に逆行することになるので、その逆行動作をきっかけとして、テープリール170のメインホルダ171とサブホルダ172とを連結する連結軸176回りにサブホルダ172が回動し、傾斜姿勢から直交姿勢に変位する(図17(B)参照)。これにより、たるみが生じたテープTは、滑らかに電線束Wの外周に巻回される。
【0073】
この巻回動作が終了すると、回転スリーブ120は、初期状態と同一姿勢で停止する。そして、回転スリーブ120が停止した後は、上記テープ裁断ユニット180が図12(A)(B)で説明したように作動し、そのカッタ181が巻回後のテープTを裁断する。
【0074】
以上説明したように上述した実施形態では、線状に張設された電線束Wの一端側から他端側へテーピングを施す際には、周知の装置と同様にテーピングヘッド100によるテープリール170の旋回動作と、駆動機構(LMアクチュエータ12のモータ12a)によるテーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位動作によって、テーピングを行うにあたり、テープリール170から繰出されるテープTが上記電線束Wの他端側に近接すると、連動制御ユニット200は、モータ12aによる変位速度を減速し、そのままテーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位を順行させる。この減速順行動作により、テープリール170から繰り出されるテープにはたるみが生じ、過度のテンションが電線束Wに作用しなくなる。その後、テーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位が逆行することにより、たるんだ状態で繰り出されたテープTが滑らかに電線束Wの外周に巻回されることになる。したがって上述した実施形態では、熟練作業者によるテーピング動作を自動化することが可能になる。
【0075】
また本実施形態に係るテーピングヘッド100は、担持体110と、この担持体110に対し上記旋回中心回りに回転自在に設けられて上記テープリール170を担持する回転スリーブ120と、上記回転スリーブ120に対して旋回中心沿いに相対変位可能に取り付けられ、電線束Wを上記旋回中心にガイドするワークガイド(電線ガイド)154とを有し、上記電線ガイド154を、テーピングヘッド100が減速してから電線束Wの他端部分のテーピング作業を終了するまでの間、当該電線束Wの他端側をガイド可能な位置に保持するようにしているので、回転体を順行/逆行させる過程においてもワークガイドによりテープをワークの端末部分にきれいに巻回することができる。なおより好ましくは、電磁石などを用いて、テーブル板32cと電線ガイド154の所定位置(例えばガイド板155)を吸着するようにしてもよい。
【0076】
しかも、上記電線ガイド154は、電線束Wに巻回されるテープをガイドするガイドスリットSを有しているので、電線束Wが比較的細径のものであっても、ガイドスリットSを介してテープが電線束Wに精緻にガイドされるので、良好なテーピング状態を得ることが可能になる。
【0077】
しかも本実施形態では、上記電線ガイド154と上記回転スリーブ120との間に弾性体としての圧縮コイルばね161を設け、この圧縮コイルばね161の弾発力で上記テーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位を順行から逆行させるように構成されているので、複雑な制御機構を要することなく、簡素な機械構造だけによってテーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位方向を切り替えることが可能になるという利点がある。
【0078】
しかも、本実施形態に係るテープリール170は、当該テーピングヘッド100と電線束Wとの逆行動作に連動してテープロールRの姿勢を切換えるトグル機構(連結軸176、トグルピン173a、173b等)を有しているので、テープTの引き出し方向をテーピング状態に対応させて自動的に最適な向きに変位させることが可能になり、自動テーピングが困難な終端部分の巻回も容易に良好な仕上り状態を得ることが可能になるという利点がある。
【0079】
上記テーピングヘッド100と電線束Wとの相対変位は、テーピングヘッド100自身を往復移動させ、電線束Wを定位置に固定しておくことが好ましいが、その逆であってもよい。
【0080】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、両端にコネクタが接続された電線束に対しても、その終端部分に至るまで精緻なテーピングを自動運転によって施すことが可能になるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態におけるテープ巻き付け装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】 図1の実施形態に係る上流側ユニットの斜視図である。
【図3】 図1の実施形態に係る下流側ユニットの斜視図である。
【図4】 図1の実施形態に係るテーピングヘッドの斜視図である。
【図5】 図1の実施形態に係るテーピングヘッドの分解斜視図である。
【図6】 図1の実施形態に係るテーピングヘッドの要部を示す側面図である。
【図7】 図6の分解図である。
【図8】 図1の実施形態に係るスライドガイドの斜視図である。
【図9】 図1の実施形態に係るスライドガイドの斜視図である。
【図10】 図1の実施形態に係る電線ガイドの正面略図である。
【図11】 図1の実施形態に係るテープリールの構成を示す斜視図であり、(A)は通常の繰り出し姿勢、(B)は反転後の繰り出し姿勢である。
【図12】 図1の実施形態に係るテープ裁断ユニットの斜視図であり、(A)は退避状態、(B)は裁断過程をそれぞれ示している。
【図13】 図1の実施形態における上流側でのテーピング準備動作を概略的に示す平面略図である。
【図14】 図1の実施形態における上流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図である。
【図15】 図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図である。
【図16】 図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図であり、(A)はスライドユニットの当接時、(B)はスライドユニットと回転スリーブとの相対変位時をそれぞれ示している。
【図17】 図1の実施形態における下流側でのテーピング動作を概略的に示す平面略図であり、(A)はスライドユニットと回転スリーブとの相対変位時、(B)は(A)の状態から回転スリーブが逆行した時をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 テープ巻き付け装置
12 LMアクチュエータ
12a 駆動モータ
100 テーピングヘッド
110 担持体
120 回転スリーブ
140 回転駆動機構
150 スライドユニット
154 電線ガイド(ワークガイド)
170 テープリール
173a、173b トグルピン(トグル機構)
176 連結軸(トグル機構)
180 テープ裁断ユニット
200 連動制御ユニット
C1、C2 コネクタ
O 旋回中心
R テープロール
S ガイドスリット
T テープ
W 電線束[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention mainly relates to a tape winding apparatus and a tape winding method that tap a workpiece such as an electric wire bundle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, taping is applied to a work such as an electric wire bundle or an exterior part (mainly a corrugated tube) in a manufacturing process of a wire harness. This taping operation is usually performed by a tape winding device provided with a taping head for turning a tape reel around a wire by a drive source such as a motor.
[0003]
Among the currently known tape winding devices, when taping a relatively long workpiece (for example, around 2 m),
a) A hand-operated type in which the operator moves the taping head along the workpiece and performs a tape winding operation (for example, JP-A-07-61415, JP-A-07-215598, JP-A-07- No. 101641) or
b) A tape is automatically wound around an electric wire bundle by moving the taping head and the electric wire bundle relatively in the longitudinal direction of the electric wire bundle with an automatic travel device (for example, Japanese Patent Laid-Open No. 06-183413, (See Kaihei 07-304571 and JP-A-10-152265)
Was adopted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the type of a), since the operator has to transport the taping head, which is a heavy object, the burden on the operator is large.
[0005]
On the other hand, the type b) has a problem that the tape cannot be neatly wound around both ends of the work.
[0006]
In particular, when taping is required for a long bundle of wires with connectors connected to both ends, the relationship between the feeding speed of the taping head (or the bundle of wires) and the tape rotation conditions during taping However, since it was necessary to slightly change the winding allowance or the tension of the tape at the time of winding, such a fine adjustment could not be sufficiently performed by the conventional apparatus.
[0007]
Therefore, there has been a problem that the wire bundle is twisted on the downstream side of the taping region, or that the tape cannot be wound up to the terminal portion of the wire bundle.
[0008]
The present invention has been made in view of the above problems, and a tape winding apparatus and a tape winding method capable of performing precise taping to an end of a wire bundle having connectors connected to both ends. The issue is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a tape reel that carries a tape roll so that the feeding posture of the tape can be displaced,
A taping head having this tape reel so as to be capable of being swiveled around a swivel center on which the work is disposed;
A linear mechanism extending along the turning center of the taping head and a drive mechanism for relatively displacing the taping head along the longitudinal direction of the workpiece;
A tape winding device for winding the tape fed from the tape reel from one end side to the other end side of the work,
The relative displacement speed by the drive mechanism when the taping head taps the workpiece is decelerated when the taping head and the other end of the workpiece are close to each other, and after the deceleration, the taping head passes the other end of the workpiece. An interlocking control unit that interlocks and controls the drive mechanism with the taping head is provided so that the relative displacement between the two is advanced to the position, and then the relative displacement between the taping head and the workpiece is reversed to perform taping on the other end side. It is the tape winding apparatus characterized by having it.
[0010]
According to the present invention, when taping from one end side to the other end side of a linearly stretched workpiece, the tape reel pivoting operation by the taping head and the taping head by the drive mechanism are performed in the same manner as a known device. Taping is performed by the relative displacement operation between the workpiece and the workpiece. When the tape fed from the tape reel comes close to the other end side of the work, the interlock control unit decelerates the displacement speed by the drive mechanism and advances the relative displacement between the taping head and the work as it is. This deceleration forward operation causes slack in the tape fed from the tape reel, and excessive tension does not act on the workpiece. Thereafter, when the relative displacement between the taping head and the workpiece is reversed, the tape fed out in a slack state is smoothly wound around the outer periphery of the workpiece.
[0011]
The relative displacement between the taping head and the workpiece is preferably such that the taping head itself is reciprocated to fix the workpiece in a fixed position, but it may be reversed.
[0012]
In a preferred aspect, the taping head includes a head body, a rotating body that is rotatably provided around the turning center with respect to the head body, and supports the tape reel, and a relative to the rotating body along the turning center. A work guide that is mounted so as to be displaceable and guides the work to the center of rotation, and the work guide is supported during a period from when the relative displacement speed is reduced until the taping operation at the other end is completed. The other end side is held at a guideable position. If it does in this way, even in the process of rotating / reversing the rotating body, the work guide can wind the tape neatly around the terminal portion of the work.
[0013]
In a preferred embodiment, the work guide has a guide slit for guiding a tape wound around the work. In this aspect, even if the workpiece has a relatively small diameter, the tape is precisely guided by the workpiece through the guide slit, so that a good taping state can be obtained.
[0014]
In a further preferred aspect, the apparatus includes an elastic body provided between the work guide and the rotating body, and the relative displacement between the taping head and the work is reversed from the forward direction by the elastic force of the elastic body. It is configured as follows. If it does in this way, it will become possible to change the relative displacement direction of a taping head and a work only by simple machine structure, without requiring a complicated control mechanism.
[0015]
In a further preferred aspect, the tape reel has a toggle mechanism that switches the posture of the tape roll in conjunction with the reverse operation of the taping head and the workpiece. In this way, the tape pull-out direction can be automatically displaced in the optimum direction according to the taping state, so that the winding of the end portion where automatic taping is difficult can easily achieve a good finished state. It becomes possible to obtain.
[0016]
According to another aspect of the present invention, there is provided a tape reel that carries a tape roll so that a tape feeding posture can be displaced, a taping head having the tape reel so as to be capable of pivoting around a pivot center where a workpiece is disposed, and the taping A tape winding device having a linear workpiece stretched along the turning center of the head and a drive mechanism for relatively displacing the taping head along the longitudinal direction of the workpiece is fed out from the tape reel. In the tape winding method of winding the tape from one end side to the other end side of the workpiece, the relative displacement speed by the drive mechanism when the taping head taps the workpiece is determined so that the taping head and the other end portion of the workpiece are close to each other. The taper then decelerates and after taping, the taping head passes the other end of the workpiece. The tape is fed around the outer circumference of the workpiece while causing the tape to be fed from the tape reel to sag by moving the relative displacement of the tape to the position and then reversing the relative displacement of the taping head and the workpiece. It is a tape winding method characterized by rotating.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0018]
FIG. 1 is a perspective view schematically showing an overall configuration of a
[0019]
With reference to the figure, the
[0020]
The
[0021]
An
[0022]
FIG. 2 is a perspective view of the
[0023]
Referring to FIGS. 1 and 2, the
[0024]
The table 21 includes a
[0025]
Referring to FIG. 2, the
[0026]
The
[0027]
In the illustrated example, the
[0028]
FIG. 3 is a perspective view of the
[0029]
Referring to FIGS. 1 and 3, the
[0030]
The LM guide 31 is disposed in parallel with the
[0031]
The slide table 32 integrally includes a
[0032]
The
[0033]
In addition, the said
[0034]
Next, the taping
[0035]
First, referring to FIG. 1, the taping
[0036]
The
[0037]
4 is a perspective view of the
[0038]
4 and 5, the illustrated
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
5 to 7, the
[0042]
In order to rotatably mount the
[0043]
Each
[0044]
A
[0045]
The
[0046]
As schematically shown in FIG. 5, the
[0047]
8 and 9 are perspective views of the
[0048]
Referring to the drawings, the
[0049]
The
[0050]
The
[0051]
11A and 11B are perspective views showing the configuration of the
[0052]
Referring to FIGS. 4A and 4B, and FIG. 4 and FIG. 5, a
[0053]
The sub-holder 172 is a substantially U-shaped metal member having the same shape as the
[0054]
The
[0055]
Further, the
[0056]
Further,
[0057]
12A and 12B are perspective views of the
[0058]
4 and FIG. 5, the
[0059]
In the illustrated example, as shown in FIG. 12A, the
[0060]
Next, referring to FIG. 1, among the parts described above, the
[0061]
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to FIG.
[0062]
13 is a schematic plan view schematically showing an upstream taping preparation operation in the embodiment of FIG. 1, and FIG. 14 is a schematic plan view schematically showing an upstream taping operation in the embodiment of FIG. .
[0063]
Referring to FIG. 1 and FIG. 1, first, when starting taping, a wire bundle W is stretched between the
[0064]
When the tap switch is started by operating a switch (not shown) in the state shown in FIG. 14, the
[0065]
The movement from the upstream end to the downstream side is operated at a relatively high speed. Then, the taping
[0066]
FIG. 15 is a schematic plan view schematically showing the taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG.
[0067]
Referring to FIG. 1 and FIG. 1, when the taping
[0068]
16 is a schematic plan view schematically showing the taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG. 1, (A) is when the
[0069]
As shown in FIGS. 16A and 16B, when the
[0070]
When this compression state reaches a predetermined position, the
[0071]
FIG. 17 is a schematic plan view schematically showing a taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG. 1, (A) is a relative displacement between the
[0072]
Referring to FIG. 17 (A), when the
[0073]
When this winding operation ends, the
[0074]
As described above, in the above-described embodiment, when taping is performed from one end side to the other end side of the wire bundle W stretched in a linear shape, the
[0075]
Further, the taping
[0076]
Moreover, since the
[0077]
In addition, in the present embodiment, a
[0078]
Moreover, the
[0079]
The relative displacement between the taping
[0080]
The above-described embodiment is merely a preferred specific example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described embodiment. It goes without saying that various design changes are possible within the scope of the claims of the present invention.
[0081]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to perform a precise taping on an electric wire bundle having connectors connected to both ends up to the terminal portion by automatic operation. Play.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view schematically showing an overall configuration of a tape winding apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an upstream unit according to the embodiment of FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a downstream unit according to the embodiment of FIG.
4 is a perspective view of a taping head according to the embodiment of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is an exploded perspective view of the taping head according to the embodiment of FIG.
6 is a side view showing a main part of the taping head according to the embodiment of FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is an exploded view of FIG.
FIG. 8 is a perspective view of a slide guide according to the embodiment of FIG.
9 is a perspective view of a slide guide according to the embodiment of FIG.
FIG. 10 is a schematic front view of the wire guide according to the embodiment of FIG. 1;
11A and 11B are perspective views showing the configuration of the tape reel according to the embodiment of FIG. 1, in which FIG. 11A shows a normal payout posture, and FIG. 11B shows a payout posture after inversion.
12A and 12B are perspective views of the tape cutting unit according to the embodiment of FIG. 1, in which FIG. 12A shows a retracted state, and FIG. 12B shows a cutting process.
13 is a schematic plan view schematically showing the taping preparation operation on the upstream side in the embodiment of FIG. 1. FIG.
14 is a schematic plan view schematically showing the taping operation on the upstream side in the embodiment of FIG. 1; FIG.
15 is a schematic plan view schematically showing a taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG. 1. FIG.
16 is a schematic plan view schematically showing the taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG. 1, wherein (A) is a time when the slide unit is in contact, and (B) is a relative displacement between the slide unit and the rotating sleeve. Each time is shown.
17 is a schematic plan view schematically showing a taping operation on the downstream side in the embodiment of FIG. 1, wherein (A) is a relative displacement between the slide unit and the rotating sleeve, and (B) is a state of (A). The rotation sleeves are shown in reverse directions.
[Explanation of symbols]
10 Tape winding device
12 LM actuator
12a Drive motor
100 Taping head
110 Carrier
120 Rotating sleeve
140 Rotation drive mechanism
150 slide unit
154 Electric wire guide (work guide)
170 Tape reel
173a, 173b Toggle pin (Toggle mechanism)
176 Connecting shaft (Toggle mechanism)
180 Tape cutting unit
200 Interlocking control unit
C1, C2 connector
O Turning center
R tape roll
S Guide slit
T tape
W Wire bundle
Claims (6)
このテープリールを、ワークが配置される旋回中心回りに旋回駆動可能に有するテーピングヘッドと、
このテーピングヘッドの上記旋回中心に沿って張設された線状のワークと上記テーピングヘッドとを当該ワークの長手方向に沿って相対変位する駆動機構と
を備え、上記テープリールから繰り出されるテープを上記ワークの一端側から他端側に巻き付けるテープ巻き付け装置において、
上記テーピングヘッドが上記ワークをテーピングする際の上記駆動機構による相対変位速度を、当該テーピングヘッドとワークの他端部分とが近接したところで減速させ、減速後テーピングヘッドがワークの他端側を通過する位置まで両者の相対変位を順行させ、その後、テーピングヘッドとワークの相対変位を逆行させて他端側のテーピングを施すように、上記駆動機構を上記テーピングヘッドと連動制御する連動制御ユニットを設けていることを特徴とするテープ巻き付け装置。A tape reel that carries a tape roll so that the feeding posture of the tape can be displaced;
A taping head having this tape reel so as to be capable of being swiveled around a swivel center on which the work is disposed;
A linear workpiece stretched along the turning center of the taping head, and a drive mechanism for relatively displacing the taping head along the longitudinal direction of the workpiece, and the tape fed from the tape reel is In the tape winding device that winds from one end of the workpiece to the other end,
The relative displacement speed by the drive mechanism when the taping head taps the workpiece is decelerated when the taping head and the other end portion of the workpiece are close to each other, and after the deceleration, the taping head passes the other end side of the workpiece. An interlocking control unit is provided to control the drive mechanism in conjunction with the taping head so that the relative displacement of the two is advanced to the position, and then the relative displacement of the taping head and the workpiece is reversed to perform taping on the other end side. A tape winding device characterized by that.
上記テーピングヘッドは、ヘッド本体と、このヘッド本体に対し上記旋回中心回りに回転自在に設けられて上記テープリールを担持する回転体と、上記回転体に対して旋回中心沿いに相対変位可能に取り付けられ、ワークを上記旋回中心にガイドするワークガイドとを有し、上記ワークガイドを、上記相対変位速度が減速してから他端部分のテーピング作業を終了するまでの間、当該ワークの他端側をガイド可能な位置に保持するようにしていることを特徴とするテープ巻き付け装置。In the tape winding apparatus according to claim 1,
The taping head is attached to the head body, a rotating body that is rotatably provided around the turning center with respect to the head body, and that supports the tape reel, and is attached to the rotating body so as to be relatively displaceable along the turning center. And a work guide for guiding the work to the center of rotation, and the work guide is supported at the other end of the work after the relative displacement speed is reduced until the taping operation at the other end is completed. A tape winding device characterized in that the tape winding device is held in a guideable position.
上記ワークガイドは、ワークに巻回されるテープをガイドするガイドスリットを有しているものであることを特徴とするテープ巻き付け装置。In the tape winding apparatus according to claim 2,
A tape winding apparatus, wherein the work guide has a guide slit for guiding a tape wound around the work.
上記ワークガイドと上記回転体との間に設けられた弾性体とを有し、この弾性体の弾発力で上記テーピングヘッドとワークとの相対変位を順行から逆行させるように構成されていることを特徴とするテープ巻き付け装置。In the tape winding apparatus according to claim 2 or 3,
An elastic body provided between the work guide and the rotating body, and configured to reverse the relative displacement between the taping head and the work from the forward direction by the elastic force of the elastic body. A tape winding device characterized by that.
上記テープリールは、当該テーピングヘッドとワークとの逆行動作に連動してテープロールの姿勢を切換えるトグル機構を有していることを特徴とするテープ巻き付け装置。In the tape winding apparatus according to any one of claims 1 to 4,
The tape winding device, wherein the tape reel has a toggle mechanism that switches a posture of the tape roll in conjunction with a reverse operation of the taping head and the workpiece.
上記テーピングヘッドが上記ワークをテーピングする際の上記駆動機構による相対変位速度を、当該テーピングヘッドとワークの他端部分とが近接したところで減速させ、減速後テーピングヘッドがワークの他端側を通過する位置まで両者の相対変位を順行させ、その後、テーピングヘッドとワークの相対変位を逆行させることにより、テープリールから繰り出されるテープにたるみを生じさせた状態で繰り出されたテープをワークの外周に巻回することを特徴とするテープ巻き付け方法。A tape reel that carries a tape roll so that the posture of feeding the tape is displaceable, a taping head having the tape reel so as to be capable of pivoting around a pivot center on which a work is disposed, and along the pivot center of the taping head By a tape winding device having a linear work stretched and a drive mechanism for relatively displacing the taping head along the longitudinal direction of the work, the tape fed from the tape reel is fed from one end side of the work. In the tape winding method to wind around the other end side,
The relative displacement speed by the drive mechanism when the taping head taps the workpiece is decelerated when the taping head and the other end portion of the workpiece are close to each other, and after the deceleration, the taping head passes the other end side of the workpiece. The tape is fed around the outer circumference of the workpiece while causing the tape to be fed from the tape reel to sag by moving the relative displacement of the tape to the position and then reversing the relative displacement of the taping head and the workpiece. A tape winding method characterized by rotating.
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