JP3780637B2 - Judging quality discrimination method in superposition ultrasonic welding - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
重ね合わせ超音波溶接は、図4に例示するように、アンビル(作業台ともいう。)5とホーン(超音波工具ともいう。)4のスリップ防止用ローレット4aとの間に複数のワーク6と7を重ね合わせてセットし、ホーン4を超音波振動させることによって複数のワーク6と7とを接合させる超音波溶接である。
【0003】
このような重ね合わせ超音波溶接においては、ワーク6に対するホーン4のグリップ力が接合部12の接合品質を大きく左右し、例えばホーン4からワーク6へ超音波振動が十分伝達されない場合、接合部12が十分に清浄化昇温されず接合強度が低下し、接合品質が不良となる。
【0004】
従来、接合品質を判別するにあたっては、通常、溶接時間によって振動伝達率の変化を推察するという方法が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、溶接時間によって接合品質を判別する方法では、接合品質の良否を容易かつ正確に判別することが困難な場合が多かった。
【0006】
そこで、本発明者らは、接合品質を容易かつ正確に判別する方法を鋭意検討したところ、次のような知見を得た。
【0007】
重ね合わせ超音波溶接によると、図4に示すように、ワーク接合部12を含む変位部13が変位する。この変位部13の変位量Lは、一方のワーク6に対するローレット4aの食込量Le1と、他方のワーク7に対するアンビル5の食込量Le2と、実質的に接合強度に関与するワーク6と7の接合部12の変形量LW との和であり、L=Le1+Le2+LW で表される。
【0008】
正常な溶接の場合、図5(A)に示すように、溶接中、ホーン4の超音波振動にワーク6が十分に追従でき、ホーン4の振幅量とワーク6の振幅量とがほぼ一致する。このような場合、ローレット4aの食込量Le1は小さく、例えば変位量Lが約0.3mmであるとき約0.05mmとなる。なお、図5(A)において、VP は、ホーン4の振動の方向及び大きさを、VW は、ワーク6の振動の方向及び大きさを便宜的に表している(後述する図5(B)においても同様である。)。
【0009】
これに対し、ホーン4のセレーションが摩耗したり加圧力が低下したような状態の下で行なわれる異常な溶接の場合、図5(B)に示すように、溶接中、ローレット4aのグリップ力不足によりワーク6がホーン4の超音波振動に追従できず滑りが発生し、ホーン4の振幅量とワーク6の振幅量とに差が生じる。このような場合、ワーク6がローレット4aによって長時間塑性変形され、ローレット4aの食込量Le1は増大し、例えば変位量Lが約0.3mmであるとき約0.15〜0.2mmとなる。
【0010】
そして、正常な溶接の場合の溶接過程と異常な溶接の場合の溶接過程を、時間tに対する変位量Lの変化として表したところ、それぞれ図6にaとbで示すようなグラフを得ることができた。
【0011】
図6に示したグラフaとbとを比較することにより、溶接初期においては、異常な溶接の場合の変位量Lが正常な溶接の場合の変位量Lよりも大きいことが分かる。例えば、発電機用整流器フィンのアルミ板(t=2〜3mm)と銅板(t=0.5〜1mm)とを溶接した場合、溶接開始から0.4秒が経過した時点t0 では、正常溶接時の変位量Lが約0.15mmであったのに対し、異常溶接時の変位量Lは約0.25mmもあり、異常溶接時の溶接初期における変位量Lが大きいことが判明した。
【0012】
また、正常な溶接の場合の溶接過程と異常な溶接の場合の溶接過程を、図6のグラフに基づき、時間tに対する変位変化量K(=ΔL/Δt)の変化として表したところ、それぞれ図7にaとbで示すようなグラフを得ることができた。
【0013】
図7に示したグラフaとbとを比較することにより、溶接初期においては、異常な溶接の場合の変位変化量Kが正常な溶接の場合の変位変化量Kよりも大きいことが分かる。例えば、溶接開始から0.2秒が経過した時点t0 では、正常溶接時の変位変化量Kが約0.2mm/秒であったのに対し、異常溶接時の変位変化量Kは約0.4mm/秒もあり、異常溶接時の溶接初期における変位変化量Kが大きいことが判明した。
【0014】
本発明は、上述したように正常溶接時と異常溶接時とでは溶接初期における変位量及び変位変化量に大きな差異が生じることに基づき、接合品質の判別を容易かつ正確に行なうことができる重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法によると、請求項1に記載のように、溶接初期の所定時点で求めた変位部の変位変化量に基づき、この変位変化量が大きいときには異常溶接と判断し、一方、変位変化量が小さいときには正常溶接と判断することにより、接合品質の判別を容易かつ正確に行うことが可能になる。
【0017】
ここで、変位変化量を求める時点としては、一つの時点に限定されるものではなく、請求項2に記載のように複数の時点を設定するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本実施例による重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法を実施するための超音波溶接装置の構成を示す。
【0020】
図1に示す超音波溶接装置は、安定化電源1と発振器2と振動子3とホーン(超音波工具)4とホーン保持部8と変位量センサ9と良否判別装置10と表示装置11とを備える。
【0021】
安定化電源1には、交流電源(例えば、AC200V)が接続される。安定化電源1は、発振器2に定電圧を印加する。
【0022】
発振器2は、振動子3を駆動する。
【0023】
振動子3は、超音波を出力する。
【0024】
ホーン4は、振動子3の超音波出力を増幅する。
【0025】
変位量センサ9は、ワーク6と7の接合部12を含む変位部13の変位量Lを検出するために、ホーン保持部8の下降量(変位量)を検出する。
【0026】
良否判別装置10は、変位量センサ9からの検出信号を入力し、接合品質の良否を判別する。また、良否判別装置10は、溶接終了時に安定化電源1を停止させる。
【0027】
表示装置11は、良否判別装置10の判定結果を表示する。
【0028】
次に、上記構成の超音波溶接装置を用いた重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法の第1実施例を図2に基づいて説明する。
【0029】
まず、アンビル5とホーン4のローレット4aとの間にワーク6と7とをセットし、加圧手段(図示せず。)によってワーク6と7に一定の圧力Pを加える(ステップ101)。なお、加圧手段は、溶接中、常に圧力Pが一定となるよう加圧する。
【0030】
次に、安定化電源1を入れ、ホーン4を超音波振動させてワーク6、7の溶接を開始する(ステップ102)。
【0031】
次に、良否判別装置10において、変位量センサ9からの検出信号を入力し、変位部13の変位量Lの計測を開始する(ステップ103)。
【0032】
また、良否判別装置10において、溶接時間tの計測を開始する(ステップ104)。
【0033】
良否判別装置10においては、溶接時間tが溶接初期における所定時点t0 (例えば、溶接開始から0.4秒が経過した時点)に達したか否かを判断し(ステップ105)、溶接時間tが所定時点t0 に達したと判断すると、この時点t0 での変位量Lが接合品質良否判別のための基準値L0 以上か否かを判断する(ステップ106)。
【0034】
変位量Lが基準値L0 以上であると判断した場合、異常溶接のため接合品質が悪いと判断し、表示装置11に当該接合品が不良品である旨の表示をさせるとともに、当該接合品を不良品として排出させる(ステップ107)。
【0035】
一方、変位量Lが基準値L0 未満であると判断した場合、正常溶接であり接合品質が良いと判断し、変位量Lが溶接終了判断のための基準値L1 に達したか否かを判断し(ステップ108)、変位量Lが基準値L1 に達したと判断すると、安定化電源1を停止させるなどして溶接を終了する(ステップ109)。
【0036】
以上説明したように、第1実施例の重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法によると、溶接初期の所定時点t0 で検出した変位部13の変位量Lに基づき、この変位量Lが大きいときには異常溶接と判断し、一方、変位量Lが小さいときには正常溶接と判断するようにしたため、接合品質の判別を容易かつ正確に行なうことが可能になる。
【0037】
次に、重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法の第2実施例を図3に基づいて説明する。
【0038】
まず、アンビル5とホーン4のローレット4aとの間にワーク6と7とをセットし、加圧手段(図示せず。)によってワーク6と7に一定の圧力Pを加える(ステップ201)。なお、加圧手段は、溶接中、常に圧力Pが一定となるよう加圧する。
【0039】
次に、安定化電源1を入れ、ホーン4を超音波振動させてワーク6、7の溶接を開始する(ステップ202)。
【0040】
次に、良否判別装置10において、変位量センサ9からの検出信号を入力し、変位部13の変位量Lの計測を開始する(ステップ203)。
【0041】
また、良否判別装置10において、溶接時間tの計測を開始する(ステップ204)。
【0042】
また、良否判別装置10において、上記変位量Lと上記溶接時間tとに基づいて変位変化量K(=ΔL/Δt)を算出開始する(ステップ205)。
【0043】
良否判別装置10においては、溶接時間tが溶接初期における所定時点t0 (例えば、溶接開始から0.2秒が経過した時点)に達したか否かを判断し(ステップ206)、溶接時間tが所定時点t0 に達したと判断すると、この時点t0 での変位変化量Kが接合品質良否判別のための基準値K0 よりも大きいか否かを判断する(ステップ207)。
【0044】
変位変化量Kが基準値K0 よりも大きいと判断した場合、異常溶接のため接合品質が悪いと判断し、表示装置11に当該接合品が不良品である旨の表示をさせるとともに、当該接合品を不良品として排出させる(ステップ208)。
【0045】
一方、変位変化量Kが基準値K0 以下であると判断した場合、正常溶接であり接合品質が良いと判断し、変位量Lが溶接終了判断のための基準値L1 に達したか否かを判断し(ステップ209)、変位量Lが基準値L1 に達したと判断すると、安定化電源1を停止させるなどして溶接を終了する(ステップ210)。
【0046】
以上説明したように、第2実施例の重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法によると、溶接初期の所定時点t0 で求めた変位部13の変位変化量Kに基づき、この変位変化量Kが大きいときには異常溶接と判断し、一方、変位変化量が小さいときには正常溶接と判断するようにしたため、接合品質の判別を容易かつ正確に行なうことが可能になる。
【0047】
なお、変位変化量Kを求める時点として、図7に示すように複数の時点t0 、t01、t02を設定し、変位変化量の全体形状から接合品質の良否を判断するようにしてもよい。
【0048】
また、本発明は、二枚のワークの接合のみに限定して適用されるものではなく、他に、例えば、アルミ板(t=2〜3mm)と銅板(t=0.5〜1mm)との間に鉄板(t=2〜3mm)を挿入し3枚同時に接合させる場合などにも適用でき、このような場合にも、接合品質の判別を容易かつ正確に行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法を実施するための超音波溶接装置の構成図である。
【図2】第1実施例による重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法を示すフローチャートである。
【図3】第2実施例による重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法を示すフローチャートである。
【図4】変位部の変位量を説明するための説明図である。
【図5】正常溶接と異常溶接との相違を説明するための説明図である。
【図6】正常溶接時の変位量と異常溶接時の変位量との相違を説明するためのグラフである。
【図7】正常溶接時の変位変化量と異常溶接時の変位変化量との相違を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
6、7 ワーク
8 ホーン保持部
9 変位量センサ
10 良否判別装置
12 接合部
13 変位部
L 変位量
K 変位変化量
t0 所定時点[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for determining joint quality in superposition ultrasonic welding.
[0002]
[Prior art]
As illustrated in FIG. 4, the superposition ultrasonic welding is performed between a plurality of
[0003]
In such superposition ultrasonic welding, the gripping force of the
[0004]
Conventionally, in determining the joint quality, a method of inferring a change in vibration transmissibility according to the welding time is usually employed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of determining the joint quality based on the welding time, it is often difficult to easily and accurately determine the quality of the joint quality.
[0006]
Therefore, the present inventors diligently studied a method for easily and accurately discriminating the joining quality, and obtained the following knowledge.
[0007]
According to the superposition ultrasonic welding, as shown in FIG. 4, the
[0008]
In the case of normal welding, as shown in FIG. 5A, the
[0009]
On the other hand, in the case of abnormal welding performed under the condition that the serration of the
[0010]
Then, when the welding process in the case of normal welding and the welding process in the case of abnormal welding are expressed as changes in the displacement L with respect to time t, graphs as indicated by a and b in FIG. 6 can be obtained, respectively. did it.
[0011]
By comparing the graphs a and b shown in FIG. 6, it can be seen that the displacement amount L in the case of abnormal welding is larger than the displacement amount L in the case of normal welding in the initial stage of welding. For example, when an aluminum plate (t = 2 to 3 mm) and a copper plate (t = 0.5 to 1 mm) of a rectifier fin for a generator are welded, it is normal at time t 0 when 0.4 seconds have elapsed from the start of welding. While the displacement L during welding was about 0.15 mm, the displacement L during abnormal welding was about 0.25 mm, and it was found that the displacement L at the initial stage of welding during abnormal welding was large.
[0012]
Further, the welding process in the case of normal welding and the welding process in the case of abnormal welding are expressed as changes in displacement change amount K (= ΔL / Δt) with respect to time t based on the graph of FIG. In Fig. 7, a graph as indicated by a and b was obtained.
[0013]
By comparing the graphs a and b shown in FIG. 7, it can be seen that the displacement change amount K in the case of abnormal welding is larger than the displacement change amount K in the case of normal welding in the initial stage of welding. For example, at time t 0 when 0.2 seconds have elapsed since the start of welding, the displacement change amount K during normal welding was about 0.2 mm / second, whereas the displacement change amount K during abnormal welding was about 0. The displacement change amount K at the initial stage of welding during abnormal welding was found to be large.
[0014]
As described above, the present invention is based on the fact that there is a large difference in the amount of displacement and the amount of displacement change at the initial stage of welding between normal welding and abnormal welding. An object of the present invention is to provide a method for discriminating joint quality in ultrasonic welding.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
According to the joining quality determination method in superposition ultrasonic welding of the present invention, as described in claim 1, an abnormality occurs when the displacement change amount is large, based on the displacement change amount of the displacement portion obtained at a predetermined time in the initial stage of welding. It is possible to easily and accurately determine the joint quality by determining that the welding is performed and determining that the welding is normal when the displacement change amount is small.
[0017]
Here, the time point for obtaining the displacement change amount is not limited to one time point, and a plurality of time points may be set as described in claim 2 .
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows a configuration of an ultrasonic welding apparatus for carrying out a joint quality discrimination method in superposition ultrasonic welding according to the present embodiment.
[0020]
The ultrasonic welding apparatus shown in FIG. 1 includes a stabilized power source 1, an oscillator 2, a vibrator 3, a horn (ultrasonic tool) 4, a horn holding unit 8, a
[0021]
The stabilized power source 1 is connected to an AC power source (for example, AC 200V). The stabilized power supply 1 applies a constant voltage to the oscillator 2.
[0022]
The oscillator 2 drives the vibrator 3.
[0023]
The vibrator 3 outputs ultrasonic waves.
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The display device 11 displays the determination result of the
[0028]
Next, a description will be given of a first embodiment of a joining quality discrimination method in superposition ultrasonic welding using the ultrasonic welding apparatus having the above configuration with reference to FIG.
[0029]
First, the
[0030]
Next, the stabilized power supply 1 is turned on, and the
[0031]
Next, in the pass /
[0032]
Moreover, the
[0033]
In the
[0034]
When it is determined that the displacement L is greater than or equal to the reference value L 0, it is determined that the joint quality is poor because of abnormal welding, and the display device 11 displays that the joint product is defective, and the joint product. Are discharged as defective products (step 107).
[0035]
On the other hand, if it is determined that the displacement L is less than the reference value L 0, it is determined that the welding is normal and the joining quality is good, and whether or not the displacement L has reached the reference value L 1 for determining the end of welding. It determines (step 108), the displacement amount L is when it is determined to have reached the reference value L 1, and ends the welding and the like to stop the stabilized power source 1 (step 109).
[0036]
As described above, according to the joining quality determination method in the superposition ultrasonic welding of the first embodiment, the displacement amount L is large based on the displacement amount L of the
[0037]
Next, a description will be given of a second embodiment of the joining quality discrimination method in superposition ultrasonic welding with reference to FIG.
[0038]
First, the
[0039]
Next, the stabilized power source 1 is turned on, and the
[0040]
Next, in the pass /
[0041]
Further, the
[0042]
Further, the
[0043]
In the
[0044]
When it is determined that the displacement change amount K is larger than the reference value K 0 , it is determined that the joint quality is poor because of abnormal welding, the display device 11 is displayed that the joint product is defective, and the joint The product is discharged as a defective product (step 208).
[0045]
On the other hand, if it is determined that the displacement change amount K is less than or equal to the reference value K 0, it is determined that the welding is normal and the joint quality is good, and whether or not the displacement amount L has reached the reference value L 1 for determining the end of welding. If it is determined that the displacement L has reached the reference value L 1 , the stabilization power source 1 is stopped and the welding is terminated (step 210).
[0046]
As described above, according to the joining quality determination method in the superposition ultrasonic welding of the second embodiment, this displacement change amount K is based on the displacement change amount K of the
[0047]
As shown in FIG. 7, a plurality of time points t 0 , t 01 , and t 02 are set as the time points for obtaining the displacement change amount K, and the quality of the joint is judged from the overall shape of the displacement change amount. Good.
[0048]
In addition, the present invention is not limited to the joining of two workpieces. In addition, for example, an aluminum plate (t = 2 to 3 mm) and a copper plate (t = 0.5 to 1 mm) The present invention can also be applied to a case in which an iron plate (t = 2 to 3 mm) is inserted between the two plates and the three sheets are joined at the same time. In such a case, the joining quality can be easily and accurately determined.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an ultrasonic welding apparatus for performing a joint quality discrimination method in superposition ultrasonic welding according to an embodiment.
FIG. 2 is a flowchart showing a joint quality discrimination method in superposition ultrasonic welding according to the first embodiment.
FIG. 3 is a flowchart showing a joint quality discrimination method in superposition ultrasonic welding according to the second embodiment.
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining a displacement amount of a displacement portion.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining a difference between normal welding and abnormal welding.
FIG. 6 is a graph for explaining a difference between a displacement amount during normal welding and a displacement amount during abnormal welding.
FIG. 7 is a graph for explaining a difference between a displacement change amount during normal welding and a displacement change amount during abnormal welding.
[Explanation of symbols]
6, 7 Work piece 8
Claims (2)
前記変位部の変位量は、ホーン保持部の変位量を検出する変位量センサの信号に基づいて検出されることを特徴とする重ね合わせ超音波溶接における接合品質判別方法。 Based on the displacement amount of the displacement portion including the joint portion between the workpieces, the displacement change amount of the displacement portion is obtained, and the quality of the joining is determined based on the displacement change amount of the displacement portion obtained at a predetermined point in the initial stage of welding. A method for determining joint quality in superposition ultrasonic welding,
A displacement quality determination method in superposition ultrasonic welding, wherein the displacement amount of the displacement portion is detected based on a signal of a displacement amount sensor that detects a displacement amount of a horn holding portion .
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