JP3779967B2 - Manufacturing method of packaging container - Google Patents
Manufacturing method of packaging container Download PDFInfo
- Publication number
- JP3779967B2 JP3779967B2 JP2003336884A JP2003336884A JP3779967B2 JP 3779967 B2 JP3779967 B2 JP 3779967B2 JP 2003336884 A JP2003336884 A JP 2003336884A JP 2003336884 A JP2003336884 A JP 2003336884A JP 3779967 B2 JP3779967 B2 JP 3779967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- film sheet
- packaging container
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Cartons (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
この発明は包装用容器の製造方法に関し、特に冷凍食品等を充填して、包装袋に収納される包装用容器の製造方法に関するものである。 The present invention relates to a method for manufacturing a packaging container, and more particularly to a method for manufacturing a packaging container filled with frozen food or the like and stored in a packaging bag.
図4は従来の包装用容器の概略形状を示した斜視図である。
図を参照して、包装用容器は、包装用トレイ61と紙容器13a〜紙容器13dとから構成されている。包装用トレイ61は合成樹脂の成形加工よりなり、矩形シート形状の上面が4つの区画に分けられている。そして、各区画には逆円錐台形状の収納部63a〜収納部63dが形成されている。尚、これらの区画の境界位置には切れ目線17が形成されており、切れ目線17を利用してこれらの区画を分離することが可能となるように構成されている。
FIG. 4 is a perspective view showing a schematic shape of a conventional packaging container.
Referring to the drawing, the packaging container is composed of a
一方、紙容器13a〜紙容器13dの各々は、紙製の円形シートをプレス加工することによって形成され、その側壁に複数の襞が形成されて上方が開放された形状を有している。そして包装用トレイ61に形成されている収納部63の各々の大きさは、紙容器13の各々全体がその内部に収納できるような大きさに設定されている。
On the other hand, each of the
使用時にあっては、包装用トレイ61に紙容器13a〜紙容器13dを各々収納した状態でその内部に冷凍食品等を充填する。そしてこの状態で包装用トレイ61を透明シート等で構成されている包装袋65内部に収納する。包装袋65の開放部分を密封した状態で輸送させたり店頭にて販売させたりするものである。
At the time of use, in a state where the
このように従来の包装用容器は構成されているため、紙容器13a〜紙容器13dの各々は収納部63a〜収納部63dに収納された状態で包装袋65内に密封されるので、これらが包装袋65内にて移動しにくく、比較的安定した流通状態が確保される。
Thus, since the conventional packaging container is comprised, since each of the
上記のような従来の包装用容器では、食品を充填する紙容器自体は紙製であるが、これを収納する包装用トレーは合成樹脂製である。このため、これらを廃棄する際には分別する必要があり手間が掛かることになる。
又、包装袋から取出して例えば電子レンジ等にかける場合に、紙容器を包装用トレイと共にセットするが、電子レンジによる加熱等が終了すると紙容器を包装用トレイから取り出す。すなわち、この包装用トレイは包装袋に紙容器を収納して流通させる際と電子レンジによる加熱の際とには役立っているといえるが、その分コストアップの要因となってしまう。
In the conventional packaging container as described above, the paper container itself filled with food is made of paper, but the packaging tray for storing it is made of synthetic resin. For this reason, when discarding these, it is necessary to classify them, which is troublesome.
Further, when the paper container is taken out from the packaging bag and placed in a microwave oven or the like, the paper container is set together with the packaging tray. When the heating by the microwave oven is completed, the paper container is taken out from the packaging tray. In other words, this packaging tray is useful for storing and distributing paper containers in packaging bags and for heating with a microwave oven, but it increases costs accordingly.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、廃棄時の処理が簡単で且つ取り扱い易く、コスト的にも有利な包装用容器の製造方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a packaging container that is simple and easy to handle at the time of disposal and is advantageous in terms of cost.
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、包装用容器の製造方法であって、上方が開放された複数の紙容器を、下型の複数の凹部の各々に配置する工程と、下型に配置された紙容器の各々の上方周縁部の外方に近接させて、水平方向に延びる1枚の紙製シートを配置する工程と、複数の紙容器及び紙製シートの上方にフィルムシートを配置する工程と、下型の複数の凹部の各々に嵌合される複数の凸部が形成された上型を、フィルムシートの上方から下降させ、フィルムシートに複数の凸部の下端を当接させた後、この当接させた箇所を部分的に押し下げて、フィルムシートを紙製シートの上面及び複数の紙容器の内面に沿うように変形させる工程と、上型を完全に下降させて、変形させたフィルムシートを、紙製シートの上面及び紙容器の各々の内面に密着させて、複数の紙容器及び紙製シートに接着させる工程とを備えたものである。
In order to achieve the above object, the invention according to
このように構成すると、フィルムシートは、複数の紙容器の内面形状及び紙製シートの上面に沿うように押付けられ、複数の紙容器と紙製シートとがフィルムを介して一体化される。 If comprised in this way, a film sheet will be pressed so that the inner surface shape of a some paper container and the upper surface of a paper sheet may be followed, and a some paper container and paper sheet will be integrated via a film.
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、前記フィルムシートの下面には接着剤が塗布されている、請求項1記載の包装用容器の製造方法。
The invention according to
このように構成すると、フィルムシートは、接着剤の粘着力により複数の紙容器及び紙製シートに貼付けられる。 If comprised in this way, a film sheet will be affixed on a some paper container and paper-made sheets with the adhesive force of an adhesive agent .
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、フィルムシートの下面には接着剤が塗布されており、真空圧空成型によってフィルムシートは更に変形するものである。
According to a third aspect of the invention, in the structure of the invention of
このように構成すると、フィルムシートは複数の紙容器の内面形状及び紙製シートの上面に更に正確に沿うように変形してこれらに貼付けられる。 With this configuration, the film sheet is adhered to these modified as further along exactly the inner surface shape and the upper surface of the paper sheet of a plurality of paper container.
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、フィルムシートは、下層側が熱融着可能な合成樹脂シートよりなる多層構造であり、フィルムシートを変形させる工程は、加熱状態で行われるものである。
Invention of
このように構成すると、フィルムシートの変形に伴って合成樹脂シートが複数の紙容器及び紙製シートに対して熱融着する。 If comprised in this way, a synthetic resin sheet will heat-seal with respect to several paper containers and paper sheets with a deformation | transformation of a film sheet.
以上説明したように、請求項1記載の発明は、複数の紙容器及び紙製シートからなる複雑な形状の内面に対しても、安定してフィルムシートが変形されるため包装用容器の品質が向上し、また、複数の紙容器と紙製シートとが一体化されるため、取扱いが容易な複数の紙容器を有した包装用容器となる。
As described above, the invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、接着剤によりフィルムシートと複数の紙容器及び紙製シートとが接着され、フィルムシートの接着状態の安定性が向上するため、包装用容器の品質が向上する。
In addition to the effect of the invention of
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、複数の紙容器及び紙製シートからなる複雑な形状の内面に対しても更に確実に安定してフィルムシートが変形するため包装用容器の品質が向上する。
According to a third aspect of the invention, in addition to the effect of the invention of
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、フィルムシートの変形に伴って合成樹脂シートが複数の紙容器及び紙製シートに対して熱融着するので、接着剤を必要とすることなくこれらは接着して一体化する。
Invention of
図1はこの発明の第1の実施の形態による包装用容器の外観形状を示した斜視図であり、図2は図1で示したII−IIラインの断面図である。 FIG. 1 is a perspective view showing the external shape of a packaging container according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II shown in FIG.
これらの図を参照して、包装用容器11は4つの区画に分けられており、各区画に紙容器13a〜紙容器13dが設置されている。紙容器13は紙製の円形シート(秤量:35〜500g/m2)をプレス加工することによって形成され、その側壁に複数の襞が形成された上方が開放の容器となっている。紙容器13a〜紙容器13dの各々はこの実施の形態においては同一形状を有しており、各々の上方周縁部18の水平レベルがほぼ同一となるように所定間隔で配置されている。
With reference to these drawings, the
一方、厚紙シート14はコーナー部が丸みを帯びた矩形シート形状を有しており、各区画の対応する位置に円形形状の開口16a〜開口16dが形成されている。尚、開口16の大きさは紙容器13の上方周縁部18の外方に近接する形状に設定されている、すなわち、厚紙シート(秤量:300g/m2)14は紙容器13a〜紙容器13dの各々の上方周縁部18の外方に近接して、水平方向に延びるように構成されている。
On the other hand, the
透明性を有するポリプロピレン等の合成樹脂よりなるフィルム(厚さ:100μm程度)15は、紙容器13a〜紙容器13dの各々の内面側から厚紙シート14の上面を一体的に覆い、且つこれらに密着するように接着されている。これによって紙容器13a〜紙容器13dの各々と厚紙シート14とは一体化し、全体として包装用容器11を構成する。そして包装用容器11の各区画の境界位置には、切れ目線17がフィルム15及び厚紙シート14に対して形成されている。切れ目線17を用いて各区画を分離することによって、包装用容器11は各紙容器13毎にその周囲に厚紙シート14及びフィルム15の一部を有した容器として使用することが可能となる。
A film 15 (thickness: about 100 μm) 15 made of a synthetic resin such as transparent polypropylene integrally covers the upper surface of the
尚、この実施の形態では、フィルム15として透明性を有するポリプロピレンフィルムを用いているが、厚み、材質、色等は、適宜変更しても良く、例えば、任意の色に着色したポリエステル系フィルムを使用しても差支えない。
In this embodiment, a transparent polypropylene film is used as the
使用時にあっては、包装用容器11内の紙容器13a〜紙容器13dの各々に冷凍食品等を充填し、この状態で包装用容器11を図4で示したような包装袋65等に収納すれば良い。包装袋65に収納した状態にあっては、紙容器13a〜紙容器13dの各々は厚紙シート14と一体となっているため、これらは移動する虞がなく安定した収納状態を保つことが可能となる。
When in use, each of the
そして使用する際には、包装用容器11全体を例えば電子レンジにかけても良いが、用途に応じて切れ目線17を用いて使用しようとする紙容器13毎に切取り、電子レンジにかけるようにしても良い。この分離状態にあっては、紙容器13の上方周縁部18の周りにはフィルム15を介して厚紙シート14の一部が一体的となっているため、紙容器13単体のものに比べて取扱いが容易となる。
In use, the
尚、上述のようにこの実施の形態による包装用容器11にあっては、フィルム15を除いて全て紙製である。従って、廃棄の際にも従来のように紙と合成樹脂とを分別する必要はないため廃棄処理が簡便化する。
As described above, the
図3はこの発明の第1の実施の形態による包装用容器の製造方法の概略工程を示した図である。 FIG. 3 is a diagram showing a schematic process of the packaging container manufacturing method according to the first embodiment of the present invention.
図を参照して、その(1)において、凹部20a,凹部20bが形成された下型19と、下型19の上方であって、凸部24a,凸部24bが形成され、下方向に移動自在な上型23とが準備されている。尚、凹部20a,凹部20bは、その内部に図1で示した紙容器13全体がそのまま収納されるような形状となっている。一方、上型23の凸部24a,凸部24bは、凹部20a,凹部20bに対応した形状でややそれより小さな形状となっている。
Referring to the figure, in (1), the
次に図3の(2)に示すように、下型19の凹部20a,凹部20bに包装用容器を構成する紙容器13a,紙容器13bを収納する。又、下型19の上面には包装用容器を構成する厚紙シート14をその開口16が凹部20a,凹部20bの上方に位置するように設置する。更に、下型19の上方には、包装用容器11のフィルム15となるフィルムシート26が予熱されて変形容易な状態で搬送される。尚、フィルムシート26の下面には接着剤が全面に塗布されている。又、接着剤に代えて接着性を有する樹脂フィルム(シーラントフィルム)等を貼り合せて使用することもできる。
Next, as shown in (2) of FIG. 3, the
この状態から図3の(3)に示すように、上型23が下降する。上型23の凸部24a,凸部24bはまずフィルムシート26の上面に当接し、これを部分的に押し下げて、下型19に収納されている紙容器13a,紙容器13bの内面に沿うように変形させる。上型23の凸部24a,凸部24bは下型19の紙容器13a,紙容器13bに対応する形状に形成されている。そのため、上型23が完全に下降すると、図のようにフィルムシート26は予熱されているため容易に変形してフィルム15となり、紙容器13a紙容器13bの内面側から厚紙シート14の上面を一体的に覆い、これらに対して密着状態となる。フィルム15の下面には接着剤が塗布されているため、フィルム15は紙容器13a,紙容器13bの内面及び厚紙シート14の上面に接着されることになる。
From this state, as shown in FIG. 3 (3), the
次に上型23をもとの位置に上昇させると、上述の工程によって紙容器13a,紙容器13b及び厚紙シート14はフィルム15を介して一体化され、第1の実施の形態よる包装用容器11が製造されることになる。
Next, when the
尚、上記の実施の形態にあってはフィルムシート26をプレス成形することによって紙容器13及び厚紙シート14に接着させてこれらを一体化させた。このプレス成型の代わりに真空圧空成型によって、フィルムシート26を紙容器13及び厚紙シート14に接着させるように構成することも可能である。この場合、フィルムシート26と紙容器13及び厚紙シート14との間の空間の部分の空気が下型19を介して外方に排出されることになる。このため、紙容器13及び厚紙シート14は通気性を有する状態にする必要がある。又、真空圧空成型にあってはフィルムシート26は紙容器13及び厚紙シート14に確実に密着するため、上型23に形成される凸部24a,凸部24bは上記の実施の形態によるものほど下型19の凹部20a,凹部20bに対して精巧なものでなくても良い。尚、この真空圧空成型によっても、接着状態を安定させるためにフィルムシート26の下面には同様に接着剤が塗布されるものである。
In the above-described embodiment, the
尚、上記の実施の形態では、複数の紙容器を対象としているが、紙容器は単体であっても同様の効果を奏する。 In the above embodiment, a plurality of paper containers are targeted, but the same effect can be obtained even if the paper container is a single body.
又、上記の実施の形態では、使用する紙容器はその側壁に複数の襞が形成されているが、このような襞が形成されていない紙容器にも同様に適用できることは言うまでもない。この場合、紙容器の上方周縁部に縁巻が形成されているものであっても同様に適用できる。 In the above embodiment, the paper container to be used is formed with a plurality of ridges on the side wall, but it goes without saying that it can be similarly applied to a paper container in which such ridges are not formed. In this case, the present invention can be applied in the same manner even when an edge winding is formed on the upper peripheral edge of the paper container.
更に、上記の実施の形態では、厚紙シートとフィルムとに切れ目線が形成されているが、この切れ面線は必ずしも必要なものではない。尚、本発明において切れ目線とは、ミシン目加工やハーフカット加工などの易切断線加工処理のことをいい、その数、長さ、位置は必要に応じて適宜変更しても良い。後述のように紙容器のみを個別に包装容器11から分離させたい場合は、紙容器13と厚紙シート14の境界部分のフィルム15に円形状の切れ目線を施しておくと、分離が容易となる。更にこの場合、隣接する円形状の切れ目線同志をつなぐ切れ目線を切れ目線17を横断するように形成しておけば、紙容器の分離がより容易となる。
Furthermore, in the above embodiment, a cut line is formed in the cardboard sheet and the film, but this cut line is not always necessary. In the present invention, the cut line refers to easy cutting line processing such as perforation processing and half cut processing, and the number, length, and position thereof may be appropriately changed as necessary. When it is desired to separate only the paper container from the
更に、上記の実施の形態では、複数の紙容器は全て同一形状を有しているが、これらは互いに異なった形状、大きさであっても同様に適用でき、同様の効果を奏する。 Further, in the above-described embodiment, all of the plurality of paper containers have the same shape. However, even if they have different shapes and sizes, they can be applied in the same manner and have the same effects.
図5はこの発明の第2の実施の形態による包装容器の外観形状を示した斜視図である。 FIG. 5 is a perspective view showing the appearance of a packaging container according to the second embodiment of the present invention.
図を参照して、基本的な形状は先の第1の実施の形態による包装容器と同様であるが、厚紙シート14の外周縁に切欠31a〜31hが設けられている点が異なっている。すなわち、開口16a〜16dの各々に近接している厚紙シート14の外周縁の2箇所(第2の実施の形態では、計8箇所)にこれらの切欠が形成されている。
Referring to the drawing, the basic shape is the same as that of the packaging container according to the first embodiment, except that
このように構成すると、切欠31を利用して厚紙シート14をその上に接着されたフィルムと共に左右に引き裂くことによって、冷凍食品等が充填された紙容器13a〜13dを個別に包装容器11から分離して取り出すことが容易となる。尚、この場合、紙容器13と厚紙シート14の境界部分のフィルム15に切れ目線を施しておくと、より一層分離が容易となる。
If comprised in this way, the
尚、このような切欠は紙容器が単独の包装容器においても同様に適用でき、同様の効果を奏する。 Such a notch can be similarly applied to a packaging container having a single paper container, and has the same effect.
又、このような切欠に代えて、切れ目線17と同様の切れ目線を対応する箇所に形成しても同様の効果を奏する。
Further, in place of such a notch, the same effect can be obtained by forming a cut line similar to the
更に、上記の第2の実施の形態では、切欠の数、形成箇所等を特定しているが、これらは包装容器の使用状況に応じて適宜変更しても良い事は言うまでもない。 Furthermore, in the second embodiment described above, the number of notches, the formation location, and the like are specified, but it goes without saying that these may be appropriately changed according to the use situation of the packaging container.
図6はこの発明の第3の実施の形態による包装容器の外観形状を示した斜視図である。 FIG. 6 is a perspective view showing the external shape of a packaging container according to the third embodiment of the present invention.
図を参照して、基本的な形状は先の第1の実施の形態による包装容器と同様であるが、厚紙シート14に形成されている開口16a〜16dの各々の形状が異なっている。すなわち、この実施の形態による包装容器の開口は、単なる円形ではなく、円形部分から対向する個所が略半円状に外方に突出する突出部33a〜33hが含まれた形状を有している。
Referring to the drawing, the basic shape is the same as that of the packaging container according to the first embodiment, but the shapes of the
このように構成すると、対向する突出部を利用してその上に形成されているフィルム15を突き破るように指を通して各紙容器を挟むようにすることによって、冷凍食品等が充填された紙容器13a〜13dを個別に包装容器11から分離して取り出すことが容易となる。尚、この場合においても前記同様、紙容器13と厚紙シート14の境界部分のフィルム15に切れ目線を施しておくと、より一層分離が容易となる。
If comprised in this way, the
尚、このような切欠は紙容器が単独の包装容器においても同様に適用でき、同様の効果を奏する。 Such a notch can be similarly applied to a packaging container having a single paper container, and has the same effect.
又、上記の第3の実施の形態では、突出部の数、形成箇所等を特定しているが、これらは包装容器の形態や使用状況に応じて、例えば1つの紙容器に対して1〜4程度の突出部とするように適宜変更しても良い事は言うまでもない。 Moreover, in said 3rd Embodiment, although the number of a protrusion part, a formation location, etc. are specified, these are 1 to 1 paper container, for example according to the form and use condition of a packaging container. Needless to say, the number of protrusions may be appropriately changed to about 4 protrusions.
更に、上記の各実施の形態では、フィルムシートは一層のものを使用しているが、2層以上の多層構造のフィルムを用いても良い。この場合、紙容器及び厚紙シート側の下層側のフィルムを60μm程度の厚さのポリエチレンを使用し、その上層側フィルムには20〜40μm程度の厚さのポリプロピレン又はポリエステルフィルムを使用し、これらを共押出しにて一体化したものをフィルムシートとして用いると更に効果的である。すなわち、プレス成型や真空圧空成型にて紙容器及び厚紙シートにフィルムシートを圧着する際に加熱状態で行うように構成すると、下層のポリエチレン層が熱融着して下面の紙容器や厚紙シートに接着固定されるため、先の各実施の形態とは異なり接着剤の塗布が不要になるからである。 Further, in each of the above embodiments, a single film sheet is used, but a film having a multilayer structure of two or more layers may be used. In this case, polyethylene having a thickness of about 60 μm is used for the lower layer film on the paper container and the cardboard sheet side, and a polypropylene or polyester film having a thickness of about 20 to 40 μm is used for the upper layer film. It is more effective to use a film sheet integrated by coextrusion. That is, when the film sheet is pressed in a press molding or vacuum / pressure forming, and the film sheet is pressed in a heated state, the lower polyethylene layer is heat-sealed to form a lower paper container or cardboard sheet. This is because the adhesive is not required to be applied unlike the previous embodiments.
11…包装用容器
13…紙容器
14…厚紙シート
15…フィルム
17…切れ目線
18…上方周縁部
26…フィルムシート
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上方が開放された複数の紙容器を、下型の複数の凹部の各々に配置する工程と、
前記下型に配置された前記紙容器の各々の上方周縁部の外方に近接させて、水平方向に延びる1枚の紙製シートを配置する工程と、
前記複数の紙容器及び前記紙製シートの上方にフィルムシートを配置する工程と、
前記下型の複数の凹部の各々に嵌合される複数の凸部が形成された上型を、前記フィルムシートの上方から下降させ、前記フィルムシートに前記複数の凸部の下端を当接させた後、この当接させた箇所を部分的に押し下げて、前記フィルムシートを前記紙製シートの上面及び前記複数の紙容器の内面に沿うように変形させる工程と、
前記上型を完全に下降させて、前記変形させたフィルムシートを、前記紙製シートの上面及び前記紙容器の各々の内面に密着させて、前記複数の紙容器及び前記紙製シートに接着させる工程とを備えた、包装用容器の製造方法。 A method of manufacturing a packaging container,
Disposing a plurality of paper containers open at the top in each of a plurality of recesses in the lower mold; and
In proximity to the outside of the upper periphery of each of the paper container which is arranged in the lower mold, a step of placement of a sheet of paper sheet extending in the horizontal direction,
Disposing a film sheet above the plurality of paper containers and the paper sheet;
The upper mold formed with a plurality of convex portions fitted in each of the plurality of concave portions of the lower mold is lowered from above the film sheet, and the lower ends of the plurality of convex portions are brought into contact with the film sheet. And then partially pressing down the contacted portion to deform the film sheet along the upper surface of the paper sheet and the inner surfaces of the plurality of paper containers;
The upper mold is completely lowered, and the deformed film sheet is brought into close contact with the upper surface of the paper sheet and the inner surface of each of the paper containers, and adhered to the plurality of paper containers and the paper sheet. A method for producing a packaging container, comprising: a step.
前記フィルムシートを変形させる工程は、加熱状態で行われる、請求項1に記載の包装用容器の製造方法。 The film sheet has a multilayer structure composed of a synthetic resin sheet whose lower layer side can be heat-sealed,
The method of manufacturing a packaging container according to claim 1, wherein the step of deforming the film sheet is performed in a heated state.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003336884A JP3779967B2 (en) | 2002-09-30 | 2003-09-29 | Manufacturing method of packaging container |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002285092 | 2002-09-30 | ||
JP2003336884A JP3779967B2 (en) | 2002-09-30 | 2003-09-29 | Manufacturing method of packaging container |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004142443A JP2004142443A (en) | 2004-05-20 |
JP3779967B2 true JP3779967B2 (en) | 2006-05-31 |
Family
ID=32473241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003336884A Expired - Fee Related JP3779967B2 (en) | 2002-09-30 | 2003-09-29 | Manufacturing method of packaging container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779967B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009035309A (en) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Paper resin compound sheet, paper resin compound integrally formed container, and its manufacturing method |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003336884A patent/JP3779967B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004142443A (en) | 2004-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4640341B2 (en) | Container part manufacturing method, container part, multilayer foil manufacturing method and multilayer foil | |
EP3027528B1 (en) | Two compartment plastic container, food product pack comprising such containers, and method of making such a container | |
GB2531013A (en) | Container | |
KR20070028416A (en) | Container | |
JP3779967B2 (en) | Manufacturing method of packaging container | |
JPH07285552A (en) | Method to cover cut edge of opening of container by protective covering layer | |
JP3851624B2 (en) | Packaging container | |
JP6103961B2 (en) | Pulp mold container with lid | |
JP4271848B2 (en) | Multilayer bag | |
JPS6388981U (en) | ||
JP4372940B2 (en) | Paper container | |
EP0371819B1 (en) | Separable films | |
JP4917856B2 (en) | Packaging container | |
JP4517446B2 (en) | Cup-shaped container | |
JP4043590B2 (en) | Cup composite container with sauce | |
JPH0326108Y2 (en) | ||
JP6103960B2 (en) | Pulp mold molding | |
EP0639141A1 (en) | Packaging container and method of producing the same | |
WO2023112360A1 (en) | Assembled paper container, method for manufacturing assembled paper container, and device for manufacturing assembled paper container | |
WO2004094265A1 (en) | Packaging and packaged ice cream confectionery product | |
JP3174661B2 (en) | Multiple paper cup container and method of manufacturing the same | |
JP2001516315A (en) | Container | |
JPH0424872Y2 (en) | ||
JP2023081214A (en) | Composite container and manufacturing method of composite container | |
JP2023169804A (en) | Packaging container, blank material used for manufacturing packaging container, and manufacturing method of packaging container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3779967 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |