JP3779207B2 - 異なるプロトコルを用いるネットワークを介して電話通信サービスを提供する方法及びシステム - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
関連出願
本出願は、1999年6月24日に提出された「Universal Location Service Register(ULSR)(ユニバーサル・ロケーション・サービス・レジスタ)」と題された米国仮出願第60/141,110号の利益を有し、その内容がここに完全に開示されるに等しく、参考文献として組み込まれる。
発明の技術分野
本発明は、電話通信サービスに関し、特に、異なるプロトコルを用いるネットワークを介して電話通信サービスを提供する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ANSI−41ネットワーク及びGSMネットワークのような無線電話通信サービスを提供する多くの汎用の通信ネットワークでは、各携帯電話(モバイルフォン)のユーザは、ユーザの「ホームMSC」と呼ばれるモバイル交換局(MSC)と関係づけらている。携帯電話ユーザのホームMSCは、そのユーザ向けのすべての呼出(コール)を受信し、(1)ユーザがホームMSCのカバー・エリア内にいる場合には、ユーザにその呼出をルーティングし、(2)ユーザがホームMSCのカバー・エリア内にいない場合には、ユーザを現時点で登録しているMSC(サービングMSC)にその呼出をルーティングして、その後、サービングMSCがその呼出をユーザにルーティングするかのどちらかである。
【0003】
従来のANSI−41及びGSMネットワークでは、各MSCが、ホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)、ビジタ・ロケーション・レジスタ(VLR)及び認証センタ(AuC)と関係づけられている。AuCの機能には、ホームMSCがAuCと関係づけられているMSCである携帯電話ユーザのための認証情報を格納することが含まれる。HLRの機能には、ホームMSCがHLRと関係づけられているMSCであるユーザのプロファイルを格納することと、そのような各ユーザに対して、ユーザが現時点で登録されているMSCの識別情報を格納することとが含まれる。VLRの機能には、VLRに関係づけられるMSCに一時的に登録された移動(ローミング)しているユーザのプロファイルを格納することが含まれる。
【0004】
ユーザが自身のホームMSCのテリトリから出て、サービングMSCのテリトリに移動した場合、サービングMSCのVLR(「サービングVLR」)は、ユーザがサービングMSCに登録されるように、かつホームMSCがユーザ向けの呼出をサービングMSCにルーティングできるようにするために、ホームMSCのHLR(「ホームHLR」)と通信する必要がある。例えば、サービングVLRは、ユーザがサービングMSCでの登録を要求したことをホームHLRに通知し、ホームHLRは、サービングVLRにユーザ・プロファイル情報を送る。さらに、ホームMSCがユーザ向けの呼出を受信した場合、サービングVLRは、サービングMSCのルーティング番号をホームHLRに送り、これにより、ホームMSCはその呼出をサービングMSCにルーティングすることができる。
【0005】
モバイル用の電話通信デバイスが多様であるために、顧客が複数の電話通信ネットワークによって提供される電話通信サービスに申し込むことは、珍しくない。顧客は、両方とも北米において広いサービス・エリアを持つ、衛星ベースのシステム及びANSI−41ベースのシステムに加入する場合のように、それぞれが別個の分離したサービス・エリアをカバーするか、オーバーラップするサービス・エリアを持つ複数の通信ネットワークに加入することもある。その顧客は、ある場合には、北米において一般に用いられるワイアレス・エア・インターフェース標準のうちの2つ(例えば、PCS1900及びTDMA標準)をサポートする二重モードの携帯電話等の、複数のネットワークにおいて機能することのできるデバイスを用いることもあれば、それぞれが1つの特定の電話通信ネットワーク内で動作する複数のデバイスを用いることもある。顧客は、顧客の現在の地理的な位置と、顧客が加入している電話通信ネットワークのサービス・エリアとに同時に依存して、一時に1つのネットワークから、あるいは同時に複数のネットワークから、電話通信サービスへのアクセスを必要とすることもある。
【0006】
上記したように、異なるネットワーク間を移動したり、あるいはネットワークを切り替える時に、顧客に継ぎ目のないサービスを提供するために、異なるネットワーク内の様々なHLR及びVLRが互いに通信する必要がある。しかしながら、このことは、電話通信ネットワークの多くが、それら自身のネットワーク内のHLR、VLR、AuC、及びMSC間での通信に、異なるプロトコルを用いているので、問題が生じる。例えば、多くの北米のネットワークは、ANSI−41プロトコルを用い、多くのヨーロッパのネットワークは、GSMプロトコルを用いている。したがって、顧客がこれらのネットワーク間を移動する時に、顧客に継ぎ目のないサービスを提供するために、ネットワークが相互通信に異なるプロトコルを用いることを可能にすることが必要である。
【0007】
異なるプロトコルを用いる異種のネットワーク間の通信を可能にする方法が知られている。そのような1つの方法は、米国特許第5,862,481号に記載され、要求を1つのネットワークから別のネットワークに転送するインタ・テクノロジ・ローミング・プロキシ(Inter−Technology Roaming Proxy)(IP)を提供する。この方法に関する1つの問題は、多くのネットワークが関与する場合に、多くの追加設備が必要になるということである。N個のネットワークに対して、必要とされるIPの数は、N(N−1)である。例えば、2つのネットワークは2つのIPを必要とし、4つのネットワークは12のIPを必要とする。さらに、この方法は、顧客が複数のネットワークから電話通信サービスに同時にアクセスする場合に、機能及びサービス相互作用を管理するための手法を提供していない。
【0008】
したがって、顧客が異種のネットワークを移動する際に、そのようなサービスを提供するための既知の方法と同程度の設備を用いる必要がなく、顧客に継ぎ目のないサービスを提供することが望ましい。さらに、複数のネットワーク内の電話通信サービスに同時にアクセスする顧客に対して、機能及びサービス相互作用を管理することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、異種のネットワーク間を移動している顧客に、継ぎ目のない無線電話通信サービスを提供するための方法及びシステムを提供する。ユニバーサル・ロケーション・サービス・レジスタ(ULSR)は、異なるプロトコルを用いるネットワークに渡って、モビリティ管理及び認証機能を通信し提供する。ユーザ情報を交換するために、各MSCがそれ自身のHLR及びAuCと通信する代わりに、各MSCがユーザ情報を交換するためにULSRと通信するので、その結果として、各MSCをそれ自身のHLR及びAuCと関係づける必要がなくなる。ULSRは、そのネットワークのプロトコルに従って、ULSRによって提供される各ネットワークのMSCと通信する。ULSRは、ユーザの識別情報、ユーザの携帯電話に関する認証情報、ユーザがアクセス認可されているネットワークのリスト、及びユーザが現時点で登録されているMSCの識別情報を含むユーザ・プロファイルを格納している。
【0010】
ユーザが、ユーザのホーム・ネットワーク以外のネットワーク内に移動し、そのネットワーク(「サービング・ネットワーク」)内のMSC(「サービングMSC」)での登録を要求する時、そのMSCは、ユーザが登録を要求したことをULSRに通知する。ULSRは、ユーザをサービングMSCに登録することができるかどうかを判定し、できると判定すれば、登録を認可する。ユーザのホーム・ネットワーク内のMSCでユーザ向けの呼出が受信されると、ホームMSCは、そのルーティング番号を求める要求をULSRに送る。ULSRは、ユーザのプロファイルを検索し、ユーザがサービングMSCに登録されていることを判定する。ULSRは、ルーティング番号を求める要求をサービングMSCに送り、サービングMSCがULSRにルーティング番号を提供する。その後、ULSRはルーティング番号をホームMSCに送り、ホームMSCがサービングMSCにその呼出をルーティングし、サービングMSCがユーザにその呼出をルーティングする。ULSRは、ホーム・ネットワークによって用いられるプロトコルに従って、ホーム・ネットワークと通信し、またULSRは、サービング・ネットワークによって用いられるプロトコルに従って、サービング・ネットワークと通信する。
【0011】
一実施例では、ULSRはまた、顧客のための機能及びサービス相互作用を管理する。例えば、ULSRは、ユーザのプロファイルに基づいて、ユーザが通話中着信サービス又は呼出転送サービスに加入しているかどうかを判定し、それに基づいて、適用可能なMSCを指示する。また別の実施例では、ユーザが複数のネットワークに同時に登録されていれば、ULSRは、ユーザ向けの呼出がどのネットワークに転送されるべきかを判定するために、ユーザのプロファイル及び(又は)内部ロジックに格納されている情報を用いる。
したがって、本発明は、既知の方法によって用いられる設備の量を低減させると同時に、複数のネットワークにまたがって移動するような無線デバイスのユーザに対して、継ぎ目のないサービスを提供する。さらに、一実施例によれば、本発明は、複数のネットワークに電話通信サービスに同時にアクセスしているユーザに対して機能及びサービスの相互作用を管理する。
【0012】
【発明の実施の態様】
図1は本発明に従うユニバーサル・ロケーション・サービス・レジスタ(ULSR)1000を示す。ULSR1000は、異なるプロトコル(例えば、ANSI−41ネットワーク及びGSMネットワーク)を用いる電話通信ネットワーク1100を横断して通信し、モビリティ管理及び認証機能を提供することができる。下で説明するように、1つの実施例では、例えば加入者が複数のネットワーク1100にアクセスする場合に、ULSR1000は、機能及びサービスの相互作用を管理することもできる。
【0013】
ULSR1000は、異なるシグナリング標準を用いる複数のネットワークと、別々にかつ同時に通信することができるので、ユーザのホーム・ネットワークとは異なるプロトコルを用いるネットワーク中を移動している携帯電話ユーザに、継ぎ目のないサービスを提供することができる。ULSR1000は、ネットワークからのメッセージを受け取り、そして、そのメッセージに応答することができ、これは、そのメッセージを処理するステップが、異なるシグナリング・プロトコルを用いる別のネットワークにメッセージを送るステップ、及び別のネットワークからのメッセージを受信するステップを伴う場合であっても、可能である。例えば、LocationRequest(ロケーション要求)メッセージをULSR1000がANSI−41から受信すると、そのときにULSR1000がGSMネットワーク内に加入者がいることを知っている場合には、ULSR1000は、Provide_Roaming_Number(ローミング番号提供)メッセージをGSMネットワークに送ることになる。ULSR1000が、そのProvide_Roaming_Numberの要求に対する応答をGSMネットワークから受信すると、ULSR1000は、ANSI−41ネットワークのLocationRequestメッセージに対して答えるために、その応答内の情報を用いる。
【0014】
ULSR1000は、ULSR1000によって提供されるネットワーク1100への加入者に関する情報を格納しているデータベース1200にアクセスし、そのデータベース1200内の情報によって、ULSR1000は、ULSR1000がサポートするすべてのネットワーク1100に対して、モビリティ管理及び認証機能を提供することが可能になる。そのような情報には、ユーザが現時点で登録されているロケーション、ユーザのホーム・ネットワーク、ユーザがアクセスを認可されているネットワークのリスト、及び、ユーザを認証するためのデータが含まれる。データベース1200内の情報のうちのいくつかが、1つのネットワークに特有のものであり、そして他の情報が、複数のネットワークのためのモビリティ機能及び認証機能を提供するために用いられることも可能である。特定のネットワークがデータベース1200からの情報を必要とする場合、ULSR1000は、そのネットワークによって要求されるフォーマット及びプロトコルに従って、その情報をコード化する。
【0015】
図2a−図2cは、以前にネットワークB(例えば、GSM、ANSI−41又は他のネットワーク)に登録されていた携帯電話を、ネットワークA(例えば、GSM、ANSI−41又は他のネットワーク)に登録するための、本発明の実施例に従う方法を図示する。登録プロシージャは、ネットワークAのテリトリ内を移動している携帯電話が、もはやネットワークBと通信することができないことが判明した時に、開始される。このような場合が生じると、移動している端末は、ネットワークA内のMSC2300から、登録を要求し(205)、それ自身を識別する情報(例えば、モバイル・シリアル番号(MIN))、電子的なシリアル番号(ESN)、又は国際携帯電話加入者識別情報(IMSI))を、ネットワークA内のMSC2300に送る。ネットワークA内のMSC2300は、携帯電話がネットワークAでの登録を要求したことをULSR1000に通知し(210)、携帯電話を識別する情報をULSR1000に送る。ネットワークA内のMSC2300からこのメッセージを受け取ると、それに応答して、ULSR1000は、データベース1200から、携帯電話に関連するユーザのプロファイルを検索し(215)、その携帯電話をネットワークAに登録することができるかどうかを判定する(220)。できると判定すれば、ULSR1000は、携帯電話が現時点でネットワークA内のMSC2300に登録されていることが反映されるように、データベース1200を更新して(225)、ULSR1000は、そのような登録を認可したというメッセージをネットワークA内のMSC2300に送る(230)。またULSR1000は、ネットワークA内のMSC2300にユーザのプロファイルを送る(230)。携帯電話をネットワークA内に登録することができない場合は、ULSRは、登録が認可されていないことを示すメッセージを、ネットワークA内のMSC2300に送る(222)。ULSR1000及びネットワークAは、ネットワークAのプロトコルに従って相互通信する。
【0016】
またULSR1000は、ネットワークA及びBの両方に同時にユーザを登録することができるかどうかを判定する(235)。できる場合には、このプロセスは終了する。できない場合は、ULSR1000は、携帯電話がこれまで登録されていたネットワークB内のMSC2400に、ネットワークB内での携帯電話の登録を解除するというメッセージを送る240。ULSR1000及びネットワークBは、ネットワークBのプロトコルにしたがって、相互通信する。
【0017】
図3a及び図3bは、これまでGSMネットワーク3150に登録されていた携帯電話のユーザを、ANSI−41ネットワーク3050に登録するために、図2に関して説明された方法を用いる例を示す。ここで説明される、RegistrationNotification(REGNOT(登録通知))、registrationnotification(regnot(登録通知))、RegistrationCancellation(REGCAN(登録解除))、registrationcancellation(regcan(登録解除))、LocationRequest(LOCREQ(ロケーション要求))及びlocationrequest(locreq(ロケーション要求))というメッセージだけでなく、MIN及びESNパラメータが、ANSI−41プロトコルによって定義されていることに注意すべきである。同様にここで説明される、IMSIパラメータ、並びに、CANCEL_LOCATION(ロケーション解除)、cancel_location(ロケーション解除)、LOCATION_UPDATE(ロケーション更新)、location_update(ロケーション更新)、INSERT_SUBSCRIBER_DATA(加入者データ挿入)、insert_subscriber_data(加入者データ挿入)、SEND_PARAMETER(パラメータ送信)、send_parameter(パラメータ送信)、PROVIDE_ROAMING_NUMBER(ローミング番号提供)、及びprovide_roaming_number(ローミング番号提供)のメッセージが、GSMプロトコルによって定義されている。またいくつかのメッセージの名前あるいは頭文字は英大文字で、いくつかは英小文字で表現されていることに注意すべきである。ANSI及びGSMのセマンティクスによれば、英小文字のメッセージは、同じ名前を備えた英大文字のメッセージに対する応答である。
【0018】
携帯電話がGSMネットワーク3150ともはや通信することができないことが判明した場合、登録プロシージャが始まる。この場合、移動している端末は、ANSI−41ネットワーク3050から登録を要求し(305)、端末自身を識別するために端末のMIN及びESN情報を用いる。登録要求を受け取ったANSI−41ネットワーク内のMSC3100(「ANSI−41 MSC」)は、ANSI−41のRegistrationNotification(REGNOT)メッセージをULSR1000に送る(310)が、該REGNOTメッセージは、登録要求を示し、かつ、携帯電話を識別するMIN及びESN情報を含んでいる。ULSR1000は、携帯電話に関連するユーザ・プロファイルをデータベース1200から検索して(315)、ユーザをANSI−41ネットワーク3050に登録することができるかどうかを、ユーザ・プロファイルから判定する(320)。ユーザをANSI−41ネットワーク3050に登録できない場合、ULSRは、登録が認可されていないということを示すメッセージを、ANSI−41のMSC3100に送る(323)。ユーザをANSI−41ネットワークに登録することができる場合、ULSR1000は、ユーザを現時点で登録し、ANSI−41のMSC3100に位置していることを示すように、データベース1200を更新する(325)。
【0019】
またULSR1000は、ANSI−41及びGSMネットワーク3100、3150の両方にユーザを同時に登録することができるかどうかを、ユーザ・プロファイルから判定する(330)。一度にユーザを登録できるネットワークが1つだけである場合、ULSR1000は、ユーザがこれまで登録されていたGSMネットワーク3150内のMSC3200に、ユーザがGSMのMSC3200にもはや登録されないことを示すCANCEL_LOCATIONメッセージを送る。CANCEL_LOCATIONメッセージを受け取ると、GSMのMSC3200は、登録されているユーザのレコードから、ユーザ・プロファイルを削除し(340)、cancel_locationアクノリッジ・メッセージを送ることによって、CANCEL_LOCATIONメッセージの受け取りを知らせる(340)。
【0020】
またULSR1000は、ANSI−41のMSC3100に、registrationnotification(regnot)メッセージを送るが、そのregnotメッセージは、顧客のプロファイルを含み、ANSI−41のMSC3100でのユーザの登録を認可する。ULSR1000は、標準ANSI−41プロトコルに従ってANSI−41ネットワーク3050と通信し、標準GSMプロトコルに従ってGSMネットワーク3150と通信する。
【0021】
図4a−図4cは、これまでANSI−41ネットワーク4050に登録されていた携帯電話ユーザをGSMネットワークに登録するために、図2に関連して記述された方法を用いる例を示す。移動している携帯電話が、ANSI−41ネットワーク4050ともはや通信することができないことが判明したときに、登録プロシージャが始まる。この場合、移動している端末は、GSMネットワーク4150から登録を要求し、それ自身を識別するためにそのIMSIを用いる。GSMネットワーク4150内のMSC4200は、携帯電話から登録の要求を受け取り(402)、ULSR1000にSEND_PARAMETERSメッセージを送る(403)。該SEND_PARAMETERSメッセージにより、移動している携帯電話を認証するためにGSMのMSCによって必要とされる情報を、ULSR1000に求める。ULSR1000は、send_parameterメッセージの形で、要求された情報をGSMのMSCに送る(404)。GSMのMSC4200が携帯電話を認証することができた場合、LOCATION_UPDATEメッセージをULSR1000に送る(405)。該LOCATION_UPDATEメッセージは、登録要求を示し、その携帯電話を識別するIMSI情報を含んでいる。ULSR1000は、携帯電話に関連するユーザ・プロファイルをデータベース1200から検索し(406)、ユーザをGSMネットワーク4150に登録することができるかどうかを、ユーザ・プロファイルから判定する(408)。ユーザをGSMネットワーク4150に登録することができない場合、ULSR1000は、登録が認可されていないことを示すメッセージをGSMのMSCに送る(409)。ユーザをGSMネットワーク4150に登録することができる場合、ULSR1000は、ユーザが現時点でGSMのMSC4200に登録されていることが示されるように、データベース1200を更新し(410)、GSMのMSC4200でのユーザの登録を認可するINSERT_SUBSCRIBER_DATAメッセージを、GSMのMSC4200に送る。該メッセージは、ユーザのプロファイルを含んでいる。
【0022】
またULSR1000は、ANSI−41及びGSMネットワーク4050、4150の両方にユーザを登録できるかどうかを、ユーザのプロファイルから判定する(414)。ユーザを登録できるネットワークが1つだけである場合、ULSR1000は、ANSI−41のMSC4100でのユーザの携帯電話登録を解除するために、RegistrationCancellation(REGCAN)メッセージを、ANSI−41のMSC4100に送る(416)。REGCANメッセージを受け取ると、ANSI−41のMSC4100は、登録されたユーザのレコードからユーザ・プロファイルを除去し(418)、ユーザの携帯電話がもはやANSI−41のMSC4100に登録されていないことを知らせるregcanメッセージを、ULSR1000に送る(418)。
【0023】
GSMのMSC4200は、ユーザ・プロファイルと共にINSERT_SUBSCRIBER_DATAメッセージを受け取った後、GSMのMSC4200がその要求された情報を受け取ったことを知らせる応答であるinsert_subscriber_dataメッセージを、ULSR1000に送る(420)。その後、ULSR1000は、GSMのMSC4200でのユーザ登録を確認しかつ登録工程が終了したことを示すlocation_updateメッセージを、GSMのMSC4200に送る(422)。
【0024】
図5a−図5cは、ホーム・ネットワークを持っているが現時点で別のネットワーク(サービング・ネットワーク)に登録されている携帯電話ユーザに、呼出をルーティングするための本発明の実施例に従う方法を示す。ユーザ向けの呼出は、ホーム・ネットワーク5050内のユーザのホームMSC5100(「ホームMSC」)で受信される(505)。ホームMSC5100は、ユーザの携帯電話が現時点でホームMSC5100に登録されていないと判断し(510)、呼出をルーティングするための番号を求める要求をULSR1000に送る(515)。該要求は、その携帯電話の識別情報を含む。ULSR1000は、携帯電話に関連するユーザ・プロファイルを検索し、そのプロファイルから、ユーザの携帯電話が、サービング・ネットワーク5150内のMSC5200(「サービングMSC」)に現時点で登録されていることを判定する(520)。それからULSR1000は、ルーティング番号を質問する要求をサービングMSC5200に送り(525)、サービングMSC5200は、サービングMSC5200に関連するルーティング番号をULSR1000に送る(530)。ULSR1000は、ルーティング番号をホームMSC5100に転送し(535)、ホームMSC5100は、その呼出をサービングMSC5200に送る(540)。ULSR1000は、ホームMSC5100と通信するために、ホーム・ネットワーク5050のプロトコルを用い、そして、サービングMSC5200と通信するために、サービング・ネットワーク5150のプロトコルを用いる。
【0025】
図6a−図6cは、ANSI−41ホーム・ネットワークを持っているが現時点でGSMネットワークに登録されているユーザに呼出をルーティングするために、図5a−図5cに関連して記述された方法を用いる例を示す。ユーザ向けの呼出は、ANSI−41ネットワーク6050内のユーザのホームMSC6100で受信される(605)。ANSI−41のMSC6100は、ユーザの携帯電話がANSI−41のMSC6100に現時点で登録されていないと判定するので、受信した呼出を携帯電話ユーザにルーティングするために用いることのできるルーティング番号を得るために、LocationRequestメッセージをULSR1000に送る(610)。ULSR1000は、LocationRequestメッセージを受け取ると、データベース1200からユーザのプロファイルを検索する(615)。ULSR1000は、ユーザのプロファイルから、携帯電話ユーザがGSMネットワーク6150内のMSC6200に登録されていることを判定し(620)、携帯電話ユーザが登録されているGSMネットワーク6150内のMSC6200に、(呼出をルーティングするための番号を要求する標準GSMメッセージである)PROVIDE_ROAMING_NUMBERメッセージを送る(625)。GSMのMSC6200は、provide_roaming_numberメッセージ内にそのルーティング番号のうちの1つを含ませて、ULSR1000に提供する(630)。その後、ULSR1000は、ルーティング番号を含むlocationrequestメッセージにより、ANSI−41のMSC6100に応答し(635)、ANSI−41のMSC6100は、ユーザ向けのその呼出を、GSMのMSC6200にルーティングする(640)。
【0026】
一実施例では、ULSR1000はまた、複数の通信ネットワーク内の顧客に提供されるサービスを管理することができる。そのようなサービスの例としては、コール・スクリーニング及び番号トランスレーション(number translation)である。別の実施例では、そのようなサービスが、複数のネットワークにアクセス可能な別のシステム(ただし、ULSR1000ではない)によって提供されるが、その場合、そのようなサービスがここで記述された方法に類似する方法を用いて提供される。
【0027】
一実施例では、ULSR1000が、顧客を複数のネットワークに同時に登録することができる。この実施例では、ULSR1000が、各加入者に対してネットワーク間のサービスの相互作用を管理する。図7a−図7cは、サービングANSI−41ネットワーク7200及びサービングGSMネットワーク7300の両方に同時に登録された携帯電話ユーザに呼出をルーティングするための本発明の実施例に従う方法を示す。この例において、ユーザのホームANSI−41のMSC7100で、携帯電話ユーザ向けの呼出が受信され、サービングGSMのMSC7200にルーティングされるが、この方法は、呼出がユーザのホームGSMのMSCで受信され、サービングANSI−41のMSCか又はサービングGSMのMSCのいずれかにルーティングされる場合にも、当てはまる。
【0028】
ホームANSI−41のMSC7100は、携帯電話ユーザ向けの呼出を受信(705)し、ユーザの携帯電話がそのサービス・エリア内にあるかどうかを判定する(つまり、携帯電話がホームANSI−41のMSC7100に現時点で登録されているかどうかを、ホームANSI−41のMSC7100が判定する)。ユーザの携帯電話がそのサービスエリア内にないと判定すると710、ホームANSI−41のMSC7100は、その呼出をルーティングすべき番号を得るために、ULSR1000にLocationRequestメッセージを送る(715)(ホームGSMのMSCがその呼出を受信したのであれば、LOCATION_UPDATEメッセージが送られるということに注意する)。ULSR1000は、データベースをチェックし、ユーザが現時点でGSMのMSC7200及びANSI−41のMSC7300の両方に登録されていると判定する(720)。その後、(ULSRの1000のデータベース1200に格納されている)ユーザ・プロファイル内の情報を用いて、ULSR1000は、ユーザが現時点で登録されているサービス・エリア内のどのネットワークで、ユーザが呼出を受信するのが望ましいかを判定する(725)。この例では、ULSR1000は、望ましいネットワークがGSMネットワーク7150であると判定し、結果的に、PROVIDE_ROAMING_NUMBERメッセージ内で、GSMのMSC7200にルーティング番号を要求する(730)。GSMのMSC7200が、provide_roaming_numberメッセージの中でルーティング番号をULSR1000に送り、ULSR1000が、locationrequestメッセージの中で、ルーティング番号をホームANSI−41のMSC7100に転送する(735)。これにより、ホームANSI−41のMSC7100が、その呼出をGSMのMSC7200にルーティングする(740)。
【0029】
図8は、本発明の実施例に従うULSR1000のための内部アーキテクチャを示す。ULSR1000は、ネットワーク・サービス・ソフトウェア・モジュール830、メッセージ・ハンドラ・ソフトウェア・モジュール820、及びネットワーク・ディスクリミネータ・ソフトウェア・モジュール810を含む。1つの実施例では、これらのモジュール810、820及び830が、「C」プログラム言語でプログラムされ、NSKオペレーティング・システム及びコンパックのインテリジェント・ネットワーク・サーバのミドルウェア・ソフトウェアを備えたコンパック・コンピュータ社のHimilayaハードウェア上で実行される。なお、この分野の技術を持つ人々であれば、ULSRが他のソフトウェア及びハードウェアを用いても、実現可能であることが理解されるであろう。またULSR1000は、データベース1200へのインターフェース(示されていない)だけでなく、モジュール810、820及び830の間の適切なインターフェース(示されていない)も含む。またULSR1000は、プラットホームのオペレーション及び保守を提供するためのインターフェースも含む。
【0030】
ネットワーク・ディスクリミネータ810は、ULSR1000と通信する任意のネットワーク・エレメントに対するインターフェースとしての役割をする。ULSR1000で受信される各メッセージに対して、ネットワーク・ディスクリミネータ810は、メッセージが送られるネットワークのタイプ(例えば、ANSI−41、GSMなど)を、メッセージのフォーマットに基づいて判定する。
【0031】
ネットワーク・タイプが識別されると、ネットワーク・ディスクリミネータ・モジュール810は、メッセージ・ハンドラ820にメッセージを送る。ULSR1000がサポートするネットワークの各タイプに対して、少なくとも1つのメッセージ・ハンドラ820があり(ULSR1000が新しいネットワーク・タイプをサポートするよう要求される度に、メッセージ・ハンドラ820を追加することができる)、そして、ネットワーク・ディスクリミネータ・モジュール810は、メッセージが送られたネットワーク・タイプに関するメッセージ・ハンドラ820に、そのメッセージを送る。メッセージ・ハンドラ820は、受信されたメッセージのタイプを、メッセージ内のオペレーション・コードから、あるいはメッセージの他の適用可能な部分から識別する。例えば、ANSI−41メッセージ・ハンドラ820は、ANSI−41のRegistrationNotificationメッセージを、オペレーション・コード0x0によって識別するが、その場合、該コードは、ANSI−41規格によって、RegistrationNotificationメッセージに割り当てられたオペレーション・コードである。同様に、GSMメッセージ・ハンドラ820は、(GSM規格による)0x11というオペレーション・コードから、GSMのUPDATE_LOCATIONメッセージを識別する。1つの実施例では、オペレーション・コードのフォーマットは、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パーツ(TCAP)プロトコルで定義されたフォーマットである。
【0032】
メッセージ・ハンドラ820は、メッセージのタイプを識別した後、メッセージをデコードし、ULSR1000内の汎用メモリ(示されていない)に、それに関する重要な内容を格納する。その後、メッセージ・ハンドラ820は、ネットワーク・サービス・モジュール830のサブコンポーネントであるネットワーク・サービス・オブジェクト835を始動する。メッセージ・ハンドラ820は、それらがネットワーク・サービス・オブジェクト835に渡す情報をすべて標準化するので、そのような情報には特定のネットワーク特有のフォーマットが含まれていない。
【0033】
ネットワーク・サービス・モジュール830は、複数のネットワーク・サービス・オブジェクト835を含み、各オブジェクト835は、メッセージ・ハンドラから受け取ったメッセージを処理するために必要な1つ以上のタスクを実行する。メッセージ・ハンドラ820が特定のタイプのネットワークから受け取ることができるすべての可能なメッセージに対して、メッセージによって要求された機能を実行するために、メッセージ・ハンドラ820によって始動されるネットワーク・サービス・オブジェクト835がある。ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、標準化されたメッセージをメッセージ・ハンドラ820から受け取るので、それらは各々、1つ以上のタイプのネットワークに対して、1つ以上の機能を実行することができる。1つの実施例では、各ネットワーク・サービス・オブジェクト835が、1つ以上のネットワークに対して、1つの機能を実行するが、他の実施例では、1つ以上のネットワーク・サービス・オブジェクト835が、特定のネットワークに関連する1つの機能を実行する。
【0034】
ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、それらの標準的な実行の一環として、他のネットワーク・サービス・オブジェクト835を呼び出すと同時に、ULSRデータベース1200にアクセスして更新を行うことができる。さらに、ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、ネットワークからメッセージを受け取ると、あるいは、1つ以上のネットワークにメッセージを送ることが必要となるようなULSRデータベース1200に格納された顧客情報への変更(例えばANSI−41ネットワークにおけるQualificationDirectiveメッセージ)といったような他の理由のために、ネットワーク・エレメントへのメッセージの送信を始動する。ネットワーク・サービス・オブジェクト835によって始動されるメッセージは、特定のタイプのネットワーク用にフォーマットされていないので、メッセージ・ハンドラ820は、ネットワーク・サービス・オブジェクト835によって始動されるメッセージを、適切にフォーマットする責任を持つ。ネットワーク・ディスクリミネータ810は、フォーマットされたメッセージを、適切なネットワークに送る責任を持つ。
【0035】
図8は、様々なタイプのネットワーク・サービス・オブジェクト835のいくつかの例を示すが、図8が、ネットワーク・サービス・オブジェクトのタイプの完全なセットを示すものではない。1つの実施例では、Register(登録)Networkオブジェクトが、ネットワーク内に登録を試みるデバイスに対して、ULSRによって受け取られたメッセージ(例えば、ANSI−41ネットワークから受け取られたRegistrationNotificationメッセージ)を処理するのに必要なロジックを実行する。CallTermination(コール・ターミネーション(呼出終了))オブジェクトは、ULSRによってサポートされているネットワークのうちの1つに加入しているユーザに呼出がかかってくる時に、受け取られるメッセージを処理する。例えば、かかってきた呼出を受け取るMSCがANSI−41ネットワーク内にある場合、LocationRequestメッセージがULSRによって受け取られ、CallTerminationNetworkによって実行される。Authentication(認証)オブジェクトは、ユーザが特定のネットワークへの登録を認可されているかどうかを判定する。GetRoutingNumber(ルーティング番号取得)オブジェクトは、MSCに向けるルーティング番号を得る。例えば、ユーザ向けの呼出の処理中に、CallTerminationオブジェクトがGetRoutingNumberオブジェクトからルーティング番号を要求することがあり、その場合には、GetRoutingNumberオブジェクトは、ユーザが登録されているMSCから、ルーティング番号を要求するためのメッセージの生成を管理する。CancelRegistration(登録解除)オブジェクトは、ULSRデータベース1200にとって必要な更新を実行し、特定のMSCでのユーザ登録を解除するためのメッセージ送出を管理する。UpdateProfile(プロファイル更新)オブジェクトは、登録済みのユーザのプロファイルが更新されたことを示すメッセージの生成を管理する。ここで記述されたネットワーク・サービス・オブジェクト835は、1つの実施例であり、この分野の技術を持つ人々であれば、ULSR1000におけるネットワーク・サービス・オブジェクト835のタイプ、及びそれらの機能を変更しうることを理解するであろう。
【0036】
図9は、現時点でGSMネットワークに登録され、そのネットワーク内で呼出を受けることが可能であるユーザに対して、ネットワーク・ディスクリミネータ810、メッセージ・ハンドラ820、及びネットワーク・サービス・オブジェクト835が、ANSI−41のMSCで受け取られた呼出を処理するために、どのように動作するかについての例を示す。ホームANSI−41のMSCが、呼出を受信し、ユーザが他のどこかのMSCに登録されていることを認識した場合、ユーザが現時点で登録されているMSCに対するルーティング番号を得るために、LocationRequestメッセージをULSR1000に送る。LocationRequestメッセージは、ネットワーク・ディスクリミネータ810によって受け取られて、ANSI−41のメッセージとして、そのメッセージが識別される。メッセージ・ディスクリミネータ810は、ANSI−41メッセージ・ハンドラ820を呼び出し、そのハンドラは、そのメッセージをLocationRequestメッセージであると識別し、ネットワーク特有の依存度を除去するために、LocationRequestメッセージ及びユーザ情報を標準化し、標準化された情報と共に適切なネットワーク・サービス・オブジェクト835を呼び起こす。
【0037】
それにより、ネットワーク・サービス・オブジェクト835が要求を処理する。該オブジェクトは、そのロジックの一環として、ユーザが任意のMSCに登録されているかどうかを判定するために、ULSRデータベース1200内でのユーザの現在の状態を検索する。ユーザがMSCに登録されているならば、ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、ユーザが登録されているネットワークに関連するメッセージ・ハンドラ820に対して、ルーティング番号を求める全体に共通の(つまり、ULSR1000によって供給される特定ネットワーク用にフォーマットされたものではない)要求を送る。この例では、ユーザのレコードは、ユーザが特定のGSMのMSCに現時点で登録されていることを示している。その結果、ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、そのようなGSMのMSCのためのルーティング番号を要求する全体に共通のメッセージを、GSMメッセージ・ハンドラ820に送る。
【0038】
これにより、GSMメッセージ・ハンドラ820は、GSMのPROVIDE_ROAMING_NUMBERメッセージ中にそのメッセージをフォーマットし、ネットワーク・ディスクリミネータ810が、ユーザの登録されているGSMのMSCに、PROVIDE_ROAMING_NUMBERメッセージを送る。GSMのMSCは、provide_roaming_numberメッセージにルーティング番号を含ませて、ULSR1000に応答する。その応答がネットワーク・ディスクリミネータ810で受け取られて、該応答がGSMネットワークから来ていると判断されるので、その応答がGSMメッセージ・ハンドラ820に送られ、該ハンドラがその応答をデコードし、全体に共通の、ネットワークに依存しない形式で、その応答の重要な内容(例えばローミング番号)を、適切なネットワーク・サービス・オブジェクト835に送る。ネットワーク・サービス・オブジェクト835は、GSMのMSCのためのルーティング番号に対する応答を分析し、ルーティング番号を含む応答を、ANSI−41メッセージ・ハンドラ820に送る。ANSI−41メッセージ・ハンドラ820は、locationrequestメッセージ(ルーティング番号を含む)をフォーマットし、それをネットワーク・ディスクリミネータ810が、初めにその呼出を扱ったゲートウエイANSI−41のMSCに送る。
【0039】
本発明は、携帯電話のネットワークのコンテキストに関して記述されたが、例えば、ページャ又はポータブル・コンピュータのような、他の無線デバイス用にサービスを提供するために用いられることができる。さらに、本発明は、特定の実施例の面から上に記述されたが、それの変更及び修正が、この分野の技術を持つ人々にとって明白であると予想される。従って、特許請求の範囲が、本発明の真の技術思想及び範囲内にあるすべての変更及び修正をカバーするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に従う、複数の電話通信ネットワークに結合されたULSRの図である。
【図2】 a−cは、ネットワークBに登録されていた携帯電話ユーザを、ネットワークAに登録するための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図3】 a−cは、GSMネットワークに登録されていた携帯電話ユーザを、ANSI−41ネットワークに登録するための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図4】 a−cは、ANSI−41ネットワークに登録されていた携帯電話ユーザを、GSMネットワークに登録するための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図5】 a−cは、ホーム・ネットワークを有しているが現時点で別のネットワークに登録されている携帯電話ユーザに、呼出をルーティングするための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図6】 a−cは、ANSI−41ホーム・ネットワークを有しているが現時点でGSMネットワークに登録されている携帯電話ユーザに、呼出をルーティングするための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図7】 a−cは、サービングANSI−41ネットワーク及びサービングGSMネットワークの両方に同時に登録されている携帯電話ユーザに、呼出をルーティングするための本発明の実施例に従う方法を示す図である。
【図8】 本発明の実施例に従うULSRのための内部アーキテクチャを示す図である。
【図9】 ANSI−41のMSCからのロケーション要求メッセージを処理するために、内部アーキテクチャがどのように機能するかを示す、本発明の実施例に従う例を示す図である。
Claims (4)
- 第1の無線通信システム(5050)から、モバイル通信デバイス・ユーザが第2の無線通信システム(5150)内を移動している間に、該モバイル通信デバイス・ユーザに呼出をルーティングする方法であって、第1の無線通信システムが第1のプロトコルを用い、第2の無線通信システムが第2のプロトコルを用い、第1の無線通信システム及び第2の無線通信システムの両方が、第1のプロトコルあるいは第2のプロトコルのどちらかを用いて通信することができるコンピュータ・システム(1000)に接続されている、ルーティング方法において、
第1の無線通信システムで呼出を受信するステップ(505)と、
第1のプロトコルに従って、第1の無線通信システムからコンピュータ・システムに、ルーティング番号を求める要求を送るステップ(515)と、
ルーティング番号を求める要求を受け取ったとき、コンピュータ・システムは、モバイル通信デバイス・ユーザが第2の無線通信システムに登録されているかどうかを、該コンピュータ・システムに接続されたデータベースから登録情報を検索することによって、判定するステップ(520)と、
第2プロトコルに従って、コンピュータ・システムから第2無線通信システムへ、該第2無線通信システム要のルーティング番号を求める要求を送るステップ(525)と、
第2のプロトコルに従って、第2の無線通信システムからコンピュータ・システムに、ルーティング番号を送るステップ(530)と、
第1のプロトコルに従って、コンピュータ・システムから第1の無線通信システムに、ルーティング番号を送るステップ(535)と、
第1の無線通信システムから第2の無線通信システムに、ルーティング番号を用いて、呼出をルーティングするステップ(540)と
を含み、
コンピュータ・システムは、
モバイル通信デバイス・ユーザが複数の無線通信システムに同時に登録されていることを許容し(235)、
ルーティング番号を求める要求を受け取ったとき、モバイル通信デバイス・ユーザが複数の無線通信システムに同時に登録されているどうかを判定し(720)、
該モバイル通信デバイス・ユーザが複数の無線通信システムに同時に登録されていると判定した場合に、データベースに記憶されている該モバイル通信デバイス・ユーザのプロファイルに応じて、ルーティング番号を要求するための1つの無線通信システムを選択する(725)
よう動作することを特徴とするルーティング方法。 - 請求項1記載の方法において、呼出を受信するステップの前に、
モバイル通信デバイス・ユーザが第2の無線通信システムに登録を既に要求したことを示すメッセージを、第2の無線通信システムから受け取るステップ(210)と、
該モバイル通信デバイス・ユーザが第2の無線通信システムに登録されていることを表す指示を、データベース(1200)に格納するステップ(225)と、
モバイル通信デバイス・ユーザが1つの無線通信システムだけに登録されているかどうかを判定するステップ(235)と、
該モバイル通信デバイス・ユーザが1つの無線通信システムだけに登録されていると判定した場合に、該モバイル通信デバイス・ユーザがもはや第1の無線通信システムに登録されていないことを表すメッセージを、第1の無線通信ネットワークに送るステップ(240)と
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法において、コンピュータ・システム(1000)は、データベース(1200)に記憶されているモバイル通信デバイス・ユーザのプロファイルに基づいて、コール・スクリーニング及び番号トランスレーションのサービスを提供するよう構成されていることを特徴とする方法。
- 通信システムにおいて、
第1のプロトコルに従って通信する第1の無線通信システム(5050)と、
第2のプロトコルに従って通信する第2の無線通信システム(5150)と、
第1及び第2の無線通信システムにおける複数のモバイル通信デバイスに関連する登録情報を格納しているデータベース(1200)と、
該データベースに記憶された登録情報にアクセス可能であり、第1のプロトコルに従って第1の無線通信システムと通信し、第2のプロトコルに従って第2の無線通信システムと通信するコンピュータ・システム(1000)であって、
モバイル通信デバイス・ユーザが同時に複数の無線通信システムに登録されることを可能にする手段(235)と、
ルーティング番号を求める要求を受け取ったとき、モバイル通信デバイス・ユーザが同時に複数の無線通信システムに登録されているかどうかを判定する判定手段(720)と、
モバイル通信デバイス・ユーザが同時に複数の無線通信システムに登録されていると判定したとき、データベースに格納されている該モバイル通信デバイス・ユーザのプロファイルに基づいて、ルーティング番号を要求するための1つの無線通信システムを選択する選択手段(725)と
からなるコンピュータ・システム(1000)と
を備えていることを特徴とする通信システム。
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