JP3778429B2 - Soundproof power generator - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電装置より発生する騒音を低減する技術に関するものである。
より詳しくは、パッケージ型発電装置における騒音低減構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防音型発電機は、工事現場等において電力を供給するために用いられるものである。防音型発電機は、現場に運搬され、発電を行うものである。
従来、防音型発電機の防音技術として、特開2000−282885号公報に示すものが知られている。これは、排気側の構造において吸音材を取付けた遮蔽板等を配設したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−282885号公報に示される技術においては、防音型発電機の全長をコンパクトに構成することが困難であり、また、該構成では、排気側における防音の効果を向上させるためには、発電装置の全体が大きくなるという不具合があったのである。
防音型発電機は、現場に運搬され、現場に配置されるものである。このため、全長が大きい場合などには、運搬性および設置性において、効率が低下する場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述のような課題を解決すべく、本発明において次のような手段をとるものである。
発電装置1内に、エンジン11と発電機12と燃料タンク13とバッテリ14を設け、該エンジン11に発電機12を接続し、発電装置筐体の側板にエンジン11及び発電機12を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置1において、エンジン11の上方に排風ダクトを設け、該排風ダクトの排風口30を、エンジン11のラジエタ17とは逆の側の上方で、発電装置1の上面略中央に設け、該エンジン11の他側にはファン21及びラジエタ17及び側面視くの字状のガイド板63及びマフラ22を配設し、前記エンジン11のファン21から発生した冷却風は、ラジエタ17を通過し、次に側面視くの字状のガイド板63とマフラ22が配設されるマフラ室を通過し、上方に向かい、発電装置1の筐体の上角部に配設されたガイド24により上方の排風ダクトに向けられ、該ガイド24を側面視T字状に構成し、該マフラ室と上部の排風ダクトとをあわせて、垂直に折れ曲がったダクトとしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図を用いて説明する。
図1は発電装置1の斜視図、図2は発電装置1の内部構成を示す側面図、図3は同じく後面図、図4は開閉扉5の構成を示す正面図、図5は同じく側面一部切欠き図、図6は開閉扉5の組立構成を示す図、図7は上部隔壁18を上から見た図、図8は同じく側面図、図9は同じく正面図である。
【0006】
まず、図1から図3を用いて発電装置の全体構成について説明する。
発電装置1には下部にフレーム10が配設されており、該下部フレーム10上に発電装置1の構成要素が配設されるものである。そして、該下部フレーム10上に防音カバーが被装され、防音効果を向上させる構成となっている。発電装置1において、下部フレーム10および防音カバーが、発電装置1の筐体を構成するものである。
発電装置1は短辺側の側面にコントロールパネル2および電源取出口3を配設しており、長辺側の側面に開閉扉4・5を設けている。コントロールパネル2において、発電装置1の制御を行うとともに、運転状態の表示を行うものである。そして、発電装置1において発電した電力は、電源取出口3に配線を接続することにより取出すものである。
【0007】
開閉扉4・5は、中央から左右両側に対称に開く構成となっている。これにより、発電装置1の側面における開口量を大きくとることができ、メンテナンス性を向上できるものである。
また、発電装置1の長辺側の側面には吸気口6・7・7bおよび燃料表示窓8が設けられている。発電装置1の上部には、発電装置1を釣り下げるための係止部9が設けられている。係止部9には上下方向に補強部材61が配設されている。補強部材61は発電装置1の上部より下部フレーム10に接続する構成となっている。
【0008】
発電装置1内には、エンジン11、発電機12、燃料タンク13およびバッテリ14が配設されている。エンジン11には発電機12が接続されており、エンジン11の出力軸により発電機12を駆動するものである。発電機12の側方にはバッテリ14が配設されており、発電機12の上方に燃料タンク13が配設されている。図2において、発電機12と燃料タンク13を仕切る隔壁32が水平方向に配設されている。
なお、燃料タンク13の左側には遮蔽板25が配設されており、コントロールボックス26側に伝達されるエンジン11の騒音を低減する構成となっている。なお、隔壁32は燃料タンク13の支持を兼ねているものである。エンジン11の右側にはファン21、ラジエタ17、マフラ22・23が配設されている。マフラ22の上方にはガイド24が配設されている。ガイド24はファン21により発生した冷却風を排風口30に導くものであり、発電装置1内の上角部に配設されている。ガイド24は図2に示すごとくT字状に構成されており、紙面手前から奥方向に向けて配設されるものである。
また、ガイド24には吸音材が貼付けられ、消音効果を向上させるものである。排風口30は、発電装置1の上面略中央に設けられている。このため、発電装置1において、外周部よりもっとも離れた位置より排風を行うことができ、周囲に与える影響を低減できるものである。
【0009】
エンジン11の上方にはエアクリナ16が配置されており、エアクリナ16の上方には上部隔壁18が配設されている。上部隔壁18はエンジン11と排風口30との間に配設されるものである。これにより、エンジン11より発生する騒音が、直接、排風口30より発電装置1外に出ることがない。
なお、エアクリナ16は図3に示すステー35に取付けられるものである。上部隔壁18の下面には吸気チャンバー15が配設されており、吸気チャンバー15には吸気パイプ34を介して空気が導入される。吸気チャンバー15はエアクリナ16に接続されており、吸気チャンバー15を介してエアクリナ16に空気が供給されるものである。
また、エアクリナ16に導入された空気は、エンジン11に供給されるものである。発電装置1において、エンジン11および発電機12は防振材を介して下部フレーム10に取付けられるものである。フレーム10にはエンジン11および発電機12を取付けるための台座が設けられており、この台座に防振材27・28を介してエンジン11および発電機12が配設される。このため、発電装置1のカバーに伝達される振動を低減し、騒音を抑制するものである。
【0010】
エンジン11の上部には吸気ポートおよび排気ポートが設けられており、エンジン11の中央部はエンジン11のシリンダブロックおよびクランクケースにより構成されている。シリンダブロックはピストンを内部に収納するものであり、内部に冷却水経路を有するものである。クランクケースはクランク軸を支持するものである。このため、シリンダブロックおよびクランクケースの剛性は高く構成されているものである。このため、エンジン11の近傍においては、エンジン中央部のシリンダブロック側方においてエンジンの騒音が比較的小さくなるものである。
そして、エンジン11の下部には、オイルパン29が設けられている。オイルパン29にはドレン33が接続されており、下部フレーム10の外側よりエンジンオイルの排出を可能としているものである。
【0011】
次に、図4から図6を用いて、開閉扉5の構成について説明する。
開閉扉5は発電装置1の側面において、開閉自在に構成されているものである。図4に示すごとく、開閉扉5の正面には開口部7が設けられており、該開口部7を介して、発電装置1内に空気が導入されるものである。開閉扉5の側端部にはヒンジ41・41が固設されており、該ヒンジ41・41を中心として開閉可能に構成されているものである。
また、ヒンジ41配設側と反対側には把手部44が設けられており、この把手部44により開閉扉5の開閉を行うものである。開閉扉5は主に、前面部42と吸気ダクト43により構成されている。前面部42は開閉扉5の正面を構成するものであり、発電装置1において外側面に位置するものである。前面部42のヒンジ41配設側下部には前述のごとく吸気口7が設けられている。そして、前面部42の後面には、吸気ダクト43が取付けられるものである。
【0012】
吸気ダクト43は、前面部42にボルト等の締結具により固設されるものである。吸気ダクト43の後面(発電装置内側に位置するの面)は平坦に構成されており、発電装置内への張り出しが少ない構成となっている。吸気ダクト43にはプレート49が構成されており、吸気ダクト43のプレート49と、前面部42が締結具により固設されるものである。なお、吸気ダクト43は前面部42に対して、取外し自在に構成されるものである。
吸気ダクト43には、外気出口45が設けられており、前面部42の吸気口7より導入された空気は、外気出口45より発電装置1内に導入されるものである。
【0013】
前面部42と吸気ダクト43の間には、吸音材46・47・48が配設されるものである。吸音材46は前面部42の裏面に配設されるものである。吸音材46において、吸気口7に相当する部分は切欠かれた構成となっており、吸音材46が吸気口7よりの空気の導入を阻害することがない。
また、吸音材46には吸気ダクト43を前面部42に取付けるためのボルト装着部に対応する部分が切欠かれた構成となっており、吸気ダクト43が前面部42に確実に取付けられるものである。吸気ダクト43の内側上面および内側面には吸音材47が配設されるものであり、吸気ダクト43の内側前面には吸着材48が配設されるものである。吸着材48の外気出口45側部分は、外気出口45と重なる部分が切欠かれた構成となっている。
【0014】
吸気ダクト43は前面部42の裏面に固設され、開閉扉5に一体的に構成されている。これにより、吸気口7の配設位置および外気出口45の配置位置の自由度を向上でき、発電装置内の騒音の少ない位置に容易に設けることができる。発電装置1内において騒音の少ない位置としては、エンジン騒音の少ない位置、発電機の騒音が少ない位置、発電機の冷却風音が少ない位置等に配置することにより、低騒音化が図れるものである。
さらに、開閉扉5に吸気ダクト43が固設されることにより、開閉扉5の剛性が向上し、発電装置1の側部からの騒音を低減できる。また、吸気ダクト43の後面が平らであり、吸気ダクト43内側に貼る吸音材の部品点数、貼り付け工数を低減できる。さらに、吸気ダクト43内における吸気経路の長さを長く取れ、吸音効果を向上できる。開閉扉5が2重隔壁となり、遮音効果が高まる。開閉扉4においても、同様に吸気口7bを開閉扉4内側面に配設したダクトを介して、発電装置1の筐体内に導入することにより、騒音を低減できるものである。
【0015】
次に、図7から図9を用いて、上部隔壁18の構成について説明する。
上部隔壁18は発電装置1の一側面から反対側まで、エンジン11の上部に配設されるものである。そして、上部隔壁18はラジエタ取付部65と補強部材61に接続した構成となっている。すなわち、発電装置1の防音カバー上部を構成する天井板と、上部隔壁18との間の空間を排風ダクトとするものである。これにより、発電装置1内において、防音カバーの内側面を利用した排風経路を構成でき、発電装置1をコンパクトにしながら騒音を低減することができる。
さらに、エンジンルームとラジエタ17より下流側の排風経路とを確実に隔離することができ、冷却効果を向上することができる。上部隔壁18の下面には吸気チャンバー15が接続されており、上面にはガイド51が配設されている。ガイド51のガイド部は排風口30に向けて延出されており、ガイド51は排風経路に対して直角方向に配設されているものである。ガイド51は上部隔壁18上を通る騒音に対して、邪魔板となるものであり、このガイド51に騒音の音波が当たることにより、音波が分散され、消音効果が向上するものである。
さらに、ガイド51の排風経路側(排風通路側)には吸音材が貼り付けられるものであり、これにより更なる消音効果を得ることができるものである。また、ガイド51の配置構成としては、上述のごとく排風経路に対して斜め方向とするほかに、水平とすることも可能である。
【0016】
吸気チャンバー15には、吸気チャンバー15の内外を連通する下部パイプ54・側部パイプ53が配設されている。そして、吸気チャンバー15内には仕切板52・52・・複数枚が配設されている。吸気チャンバー15の底面には下部パイプ54が配設されている。下部パイプ54には吸気パイプ34が接続されるものであり、発電装置1内の空気が吸気パイプ34および下部パイプ54を介して、吸気チャンバー15内に導入されるものである。
そして、吸気チャンバー15の側面には、側部パイプ53が配設されている。側部パイプ53には、エアクリナ16が接続されるものである。下部パイプ54および側部パイプ53は、吸気チャンバー15内に一定量突出した構成となっている。吸気チャンバー15内への突出量を調節することにより、吸気チャンバー15の周波特性を調整することが可能であり、消音効果を向上させることが可能である。
【0017】
吸気チャンバー15内に配設される仕切板52は、下部パイプ54の出口側と側部パイプ53を結ぶ直線経路を遮るように配設されている。仕切板52は吸気チャンバー15の一方の内側面に接続されており、交互に対向する内側面に接続した構成となっている。これにより、吸気チャンバー15内における吸気経路を長くするとともに、迷路ができ、吸音効果を向上できる。
【0018】
ラジエタ17は、上部においてラジエタ取付部65に接続されており、下部においてラジエタ取付部62に接続されている。そして、ラジエタ取付部62の上部にはガイド板63が固設されている。ガイド板63は側面視くの字状に構成されており、ラジエタを通って排出される排風を上方に向けるものである。ガイド板63により上方に向かった排風は、発電装置1の筐体コーナー部に配設されたガイド24により上部隔壁18側に向けられる。上部隔壁18上を通った排風は、係止部9近傍に配設されたガイド板64により排風口30に向けられるものである。ガイド板64は上部隔壁18において、排風の下流側に配設されるものであり、上部隔壁18に対して斜めに配設されているものである。
これにより、排風抵抗を低減しながら、消音効果を向上できるものである。ガイド板64の上端には、ウェザーストリップなどのシール部材が装着されており、ガイド板64と防音カバーとの間よりエンジン11の騒音が漏れるのを防止するとともに、雨水や塵挨が浸入するのを防止するものである。
【0019】
本実施例においては以上のように構成したので、ファン21から発生した冷却風は、ラジエタ17を通って、ガイド板63により上方に向かい、マフラ22・23等が配設されるマフラ室を通過して、発電装置1の筐体コーナー部に配設されたガイド24により上部隔壁18側に向けられ、上部隔壁18上を通過して排風口より排出される。このように、マフラ室と、上部隔壁と天井板との間をあわせて、垂直に折れ曲がった排風ダクトとしたことで、排風経路を広く長くとることができ、かつ発電装置自体はコンパクトに構成されるのである。
【0020】
次に、本発明の別実施例を図面を用いて説明する。
図10は実施例2の発電装置101の内部構成を示す側面図、図11は同じく平面図、図12は同じく後面図である。
【0021】
図10乃至図12を用いて発電装置101の内部構成について説明する。
別実施例における発電装置101においても、下部に断面視C字状の部材により構成された下枠フレーム200が配設されている。下部フレーム110の外側に下枠フレーム200が配設された構成となる。そして、発電装置101の内側には、エンジン111、発電機112、燃料タンク113およびバッテリ114が配設されている。エンジン111には発電機112が接続されており、エンジン111の出力軸により発電機112を駆動するものである。前記エンジン111は筐体略中央に配置され、一側に発電機112が配設され、他側に燃料タンク113が配設され、発電機112の上方にバッテリ114が配設されている。
【0022】
図10においては、発電機112の筐体側面側には、垂直方向に立設された隔壁131が配設されており、隔壁131よりさらに筐体側面側に吸気口108が設けられている。隔壁131により、コントロールボックス102に伝達される熱および騒音を低減する構成となっている。
【0023】
エンジン111の燃料タンク113配置側にはファン121、ラジエタ117、マフラ122・123が配設されている。マフラ122の上方にはガイド124が配設されている。ガイド124はファン121により発生した冷却風を排風口130側に導くものであり、発電装置101内の上角部に配設されている。排風口130は図11に示したように、発電装置101の上面略中央に設けられている。このため、発電装置101において、外周部より離れた位置より排風を行うことができ、周囲に与える影響を低減できるものである。また発電装置101上面には、前記排風口130に隣接して、マフラ室方向とは逆方向に発電装置101を釣り下げるための係止部109が設けられている。
【0024】
発電機112の上方にはエアクリナ116が配置されており、エアクリナ116より若干上方に吸気チャンバー115が配設されている。吸気チャンバー115は筐体の天井部分の裏面に固設されているものである。吸気チャンバー115には吸気パイプ134・120が接続している。吸気パイプ134を介して吸気チャンバー115内に空気が導入される。吸気チャンバー115を介した空気は、吸気パイプ120を介してエアクリナ116に導入される。
そして、エアクリナ116に導入された空気が、エンジン111に供給されるものである。発電装置101において、エンジン111および発電機112は防振材を介して下部フレーム110に取付けられるものである。下部フレーム110にはエンジン111および発電機112を取付けるための台座が設けられており、この台座に防振材127・128を介してエンジン111および発電機112が配設される。このため、下部フレーム110に伝達される振動を低減し、発電装置101のカバーより発生する騒音を抑制するものである。
【0025】
吸気チャンバー115底面には垂直方向に配設した2つのパイプ接続されている。このパイプは吸気チャンバー115と吸気パイプ134・120を接続するものである。吸気チャンバー115底面に固設されたパイプは、吸気チャンバー115内に一定量突出した構成となっている。吸気チャンバー115内への突出量を調節することにより、吸気チャンバー115の周波特性を調整することが可能であり、消音効果を向上させることが可能である。
なお、吸気チャンバー115に配設されるパイプは、吸気チャンバー115と吸気パイプ134・120を接続するものであればよく、発電装置101の内部構成によっては、水平に配設することも可能であり、特に限定するものではない。
【0026】
次に、マフラの配置構成について説明する。
一連のマフラ122・123は楕円柱形状に構成されており、楕円面を発電装置1の発電装置1の長辺側に向け、ラジエタ側が若干下向きに配設されている。一連のマフラ122・123は筐体内において、上下に並べて配設されている。マフラ123の上方にマフラ122が配設されている。エンジン111の排気マニュホールドには排気管171が接続されており、排気管171はマフラ122に接続されている。マフラ122とマフラ123はパイプ185で連結されており、マフラ123には排気ガスを筐体外に排出するためのパイプ184が接続されている。パイプ171によりエンジン111の排気ガスがマフラ122に導入され、パイプ185を介してマフラ123に供給される。そして、マフラ123を介した排気ガスがパイプ184より排出される。
【0027】
以上のような構成の発電装置101において、ファン121より発生した冷却風は、ラジエタ117に向かい、ラジエタ117を通過してマフラ室141に入る。マフラ室の底板142には、側面視くの字状に折りげられた段差部142aが設けられており、冷却風はくの字に折れ曲がった底板142に導かれて上方に向かう。そして、排風はマフラ室141上方に配設されたT字状ガイド板124によって、上部隔壁118と天井板の間に導かれ、排風口130より筐体外へ排出される。このように、マフラ室と、上部隔壁と天井板との間をあわせて、垂直に折れ曲がった排風ダクトとしたことで、排風経路を広く長くとることができ、かつ発電装置自体はコンパクトに構成されるのである。
【0028】
また、上部隔壁118上には、図10乃至図12に示したように、仕切板70・70が排風経路に沿って配設されている。仕切板70・70同士は平行に構成されており、上部隔壁118上に立設されるものである。そして、複数枚の仕切板70により、排風を発電装置101のコーナー部より排風口130に向けるとともに消音を行う構成となっている。仕切板70には吸音材が貼付されており、排風経路を介して伝達される騒音を低減するものである。仕切板70は排風経路に沿った方向に(排風に対して平行に)、配設されているが、排風に対して斜めに配設することも可能である。排風の流れる方向に対する投影面積を大きくすることにより、エンジン騒音の漏れを減少できるものであり、排風の方向に沿って配設することにより、排気抵抗を低減できるものである。すなわち、上部隔壁118上に配設する仕切板70により冷却風の排気効率および騒音の低減を調節することが可能となる。また、排気抵抗を抑えたまま、消音効果を向上することもできる。
【0029】
そして、前記ラジエタ117上方には、ラジエタのメンテナンスが容易に行えるよう、ラジエタメンテナンス窓135が設けられている。該メンテナンス窓にはカバーが取り付けられており、通常窓をカバーで閉じておけば、窓から騒音が発電装置外部にもれることはない。
【0030】
次に、発電装置101の上部隔壁118の構成について、以下に詳細に説明する。
上部隔壁118はエンジン111と排風口130との間に配設されるものである。これにより、エンジン111より発生する騒音が、直接、排風口30より発電装置101外に出ることがない。該上部隔壁118は、係止部109と排出口130との間から発電装置101紙面右方向に向けて斜め下方へ傾斜して設けられている。上部隔壁118は中途部でいったん折り曲げられて、さらにもう一度折り曲げられ、最後の折れ面は水平面となっている。このように、上部隔壁118を折り曲げて構成したのは、排風抵抗を少なくするためである。なお、少なくとも一段以上の折り曲げ部を設ければ排風抵抗を少なくすることができ、実施例に示したように二段の折り曲げ部を設けることに限定しない。
【0031】
そして、該水平面の前後左右四隅には、排水口137aが穿設されており、該排水口137a下部には上下方向に雨水ガイド通路137が設けられ、該雨水ガイド通路137の下端部の排水出口137bは機体外部に通じている。雨水ガイド通路137の下端は、下枠フレーム200の上部に接続されており、該下枠フレーム200の上部に排水出口137bが構成されている。
なお、この上下方向に4本設けられた筒状の雨水ガイド通路137は、発電装置101をささえる補強部材となる。よって前実施例に示した補強部材61のような部材を別個に設ける必要はなくなるのである。
【0032】
このような構成で雨水は、該上部隔壁118の傾斜にそって水平面上まで流れ、水平面の四隅に設けられた排水口137aより雨水ガイド通路137に流れ込み、該雨水ガイド通路下端の排水出口137bより機体外部に排出される。
なお、上部隔壁118を伝って落下してきた雨水等が、雨水ガイド通路137を乗り越えて直後方に位置するラジエタ117等にかかることを防ぐため、ラジエタ117側の雨水ガイド通路137の後部面上端部には堰125が設けられている。
【0033】
雨水ガイド通路137のマフラ室底板142が当接する部分には、ガイド穴137cが穿設されている。水が堰125を乗り越えて後部のマフラ室141に侵入してしまった場合にも、雨水ガイド通路137に流れ込むことができる。マフラ室底板142はガイド穴方向に向かって下方に傾斜しているので、マフラ室に流れ込んだ水は、該ガイド137c穴方向へ傾斜する底板142にそって流れる。そして、一旦底板142に設けられた段差142aで受けられて、ガイド穴137cより雨水ガイド通路137へ流れ込む。
【0034】
次に、図13から図16を用いて筐体内に配設される吸音材の固設方法について説明する。
図15に示すように、従来のガイド124は筐体外部よりネジ143で筐体にネジ止めされ、吸音材136が接着剤等により貼設されていた。この方法は作業が容易な反面、搬送時の衝撃や過酷な使用環境に起因する接着剤の経時劣化により、特に接着面に吸音材の自重が加わる部位においては剥離を起こす可能性があった。そこで図16に示すように、鋼板等の板体より構成されるガイド124の上下両端または左右両端、または四方端部に、断面視「コ」字状に折り曲げた折り返し部124aを形成するのである。この折り返し部124aは吸音材136の端部を引っ掛けるようにするために、ガイド124の長さを吸音材136の長さよりも、厚さt分以上両側を長くして、吸音材136の端部で折り曲げ、更に、この折り曲げ位置から厚さtの位置で更に折り曲げて、断面視「コ」字状の折り返し部124aを設けているのである。
【0035】
このように構成することにより、吸音材136を接着剤により固着し、折り返し部124aで係止することにより、接着剤のみ用いて貼設した場合よりも剥離に対する信頼性が向上する。従来のように固定リブを中間に設けて吸音材を固定したり、ピンで固定する等の方法もあるが、固定リブの場合、吸音材表面を覆うリブの面積が大きくなるため中央部分の吸音面積が小さくなり、防音効果が下がってしまう。
また、ピンで固定する場合、ピンの皿部周囲の吸音材が圧縮され、この部位の防音効果が下がってしまう。折り返し部を有する取付金具で吸音材を固設する場合、返し部で吸音材を覆う部分は吸音材の端部に限られており、防音効果を低下させない。
【0036】
また、図14に示すように、筐体側面に貼設する吸音材138を、折り返し部を有する金具139により固設する場合について図17から図19より説明する。
まず、図17における第二実施例から説明する。取付金具139はプレートを断面視クランク状に折り曲げられて、平板状の筐体への固定部139bと吸音材138の押さえ部139cを有し、該押さえ部139cには吸音材138がズレないように、また、接着材が劣化して吸音材138が剥がれないように引っ掛かり部139a・139a・・・が設けられている。該引っ掛かり部139aはバリを利用したものであって、パンチやドリル等を用いて孔を穿設するとバリが生じるが、通常ケガや製品に対する傷等の原因となるのでバリは除去されるが、本実施例においては、逆にバリを有効利用するものであり、孔開け加工するときのパンチとダイの間の隙間はできるだけ大きくして大きなバリが発生するようにする。この孔を多数開口することにより、引っ掛かり部139a・139a・・・の数も増加して確実に吸音材138を引っ掛けて固定することができる。そして、吸音材38の露出部分も増加するので吸音効果も向上するのである。
【0037】
図18に示す第三実施例の取付金具157は、鋼板を「コ」字状に折り曲げて、筐体への固定部157aと吸音材38の押さえ部157bを有し、該押さえ部157bに引っ掛かり部157cを形成している。この引っ掛かり部157cは押さえ部157bの端辺を円形のパンチ等の加工により切欠157dを形成し、隣合う切欠157d・157dを重複して加工することにより、切欠157d・157dの間に尖状部分が形成され、この尖状部分は剪断加工時に押さえられるときに曲げられ引っ掛かり部157cが形成されるのである。この引っ掛かり部157cを多数設けることにより吸音材138はズレることがなく係止され、切欠157d部分の吸音材が露出することにより吸音効果も向上することができる。
図19に示す第四実施例の取付金具158は、鋼板を断面視ハット状に折り曲げ、筐体への固定部158aと吸音材138の押さえ部158b・158bを有し、該押さえ部158bに引っ掛かり部158cを形成している。この引っ掛かり部158cは前記パンチの形状が円形であったのに対して三角形状あるいは四角形状として、尖状部を形成して引っ掛かり部158cを形成するのである。この場合、取付金具158の両側に吸音材138を押さえて取り付けることができるのである。
なお、取付金具139・157・158の断面形状についてはコの字型の形状であったり、片側あるいは両側に返し部を有する形状にしたりすることができて折り返しを有するものであれば限定するものではない。また、パンチの形状も円形あるいは角型を組み合わせた形状に切断加工して尖状部を形成できるものであれば限定するものではない。
【0038】
このような構成にすることにより、吸音材は取付金具に押さえられ、かつ、引っ掛けられることにより、接着材と併用することにより確実に筐体内部に固設され、排風効率や防音性の低下が回避され、出先で使用される機会の多い可搬式の防音型発電装置に求められる信頼性が向上する。
【0039】
次に、図10、図16および図17を用いて仕切板と天井版との間を排風ダクトとする構成の防音型発電装置における中間支柱の説明を行う。
【0040】
図10に示すように、ガイド124から排風口130に至るまでの筐体上部の排風ダクトは排風通路を広く、長く構成できるため排風の抵抗を小さく抑えたまま音のエネルギーを減少させ、騒音を効率的に低減できる。その反面、筐体上部に構造物を持たない大きな空間を有することは、筐体上部に外力が加わったときの強度が他の部位より低いという問題を抱えている。特に防音型発電装置は運搬して使用する機会が多く、その格納時は二段積み、あるいは三段積みされて格納されるケースがあるため、筐体上部の強度が低いと筐体上部が変形して積んだ状態で格納できなくなったり、排風ダクト部の排風経路が狭くなって排風効率が低下したり、吸音材が剥離する要因となる可能性があった。
【0041】
そこで、図13に示すように、発電装置1の防音カバー上部を構成する天井板と、上部隔壁118との間の空間を排風ダクトとしており、該排風ダクトの中途部に少なくと一つ以上の中間支柱140を立設している。該中間支柱140は排風の抵抗とならないように側壁に沿って立設され、本実施例では、前記エンジン11を収納した筐体の内壁にラジエタ仕切用ステー166がネジ止めされ、ラジエタ仕切用ステー166は上部と下部がラジエタ取付部と連結されて強度が高くなるようにしている。このラジエタ仕切用ステー166の上方延長上に中間支柱140を設けている。こうして、筐体上部の強度を向上させている。
【0042】
また、排風ダクト内壁にも吸音材が貼設されているので、前記中間支柱140は前述した図17から図19に示す、折り返し部を有する吸音材の固定金具を中間支柱として用いることができる。この場合、排風ダクトの補強と吸音材の取付金具を兼ねる構成となり、部品点数の削減が可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
発電装置1内に、エンジン11と発電機12と燃料タンク13とバッテリ14を設け、該エンジン11に発電機12を接続し、発電装置筐体の側板にエンジン11及び発電機12を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置1において、エンジン11の上方に排風ダクトを設け、該排風ダクトの排風口30を、エンジン11のラジエタ17とは逆の側の上方で、発電装置1の上面略中央に設け、該エンジン11の他側にはファン21及びラジエタ17及び側面視くの字状のガイド板63及びマフラ22を配設し、前記エンジン11のファン21から発生した冷却風は、ラジエタ17を通過し、次に側面視くの字状のガイド板63とマフラ22が配設されるマフラ室を通過し、上方に向かい、発電装置1の筐体の上角部に配設されたガイド24により上方の排風ダクトに向けられ、該ガイド24を側面視T字状に構成し、該マフラ室と上部の排風ダクトとをあわせて、垂直に折れ曲がったダクトとしたので、排風の通路を広く、長く構成でき、排風の抵抗を小さく抑えたまま音のエネルギーを減少させ、騒音を効果的に低減できる。
このように、マフラ室と、上部隔壁と天井板との間をあわせて、垂直に折れ曲がった排風ダクトとしたことで、排風経路を広く長くとることができ、かつ発電装置自体はコンパクトに構成されるのである。
【0044】
また、エンジン11の上方の排風ダクトの排風口30を発電装置1の上面略中央に設けたので、発電装置1において、外周部よりもっとも離れた位置より排風を行うことができ、周囲に与える影響を低減できるものである。
【0045】
また、ガイド24を発電装置1内の上角部に配設し、該ガイド24を側面視T字状に構成して配置したので、排風はマフラ室上方に配設されたT字状ガイド板によって、上部隔壁と天井板の間に導かれ、排風口より筐体外へ排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発電装置1の斜視図。
【図2】 発電装置1の内部構成を示す側面図。
【図3】 同じく後面図。
【図4】 開閉扉5の構成を示す正面図。
【図5】 同じく側面一部切欠き図。
【図6】 開閉扉5の組立構成を示す図。
【図7】 上部隔壁18を上から見た図。
【図8】 同じく側面図。
【図9】 同じく正面図。
【図10】 実施例2の発電装置101の内部構成を示す側面図。
【図11】 同じく平面図。
【図12】 同じく後面図。
【図13】 発電装置101の側面図。
【図14】 同じく後面図。
【図15】 吸音材を接着剤により貼設したガイド124の側断面図。
【図16】 吸音材を返し部120により固設したガイド124の側断面図。
【図17】 筐体側面に吸音材を固定する固定金具の第二実施例を示す図。
【図18】 筐体側面に吸音材を固定する固定金具の第三実施例を示す図。
【図19】 筐体側面に吸音材を固定する固定金具の第四実施例を示す図。
【符号の説明】
1 発電装置
5 開閉扉
11 エンジン
12 発電機
15 吸気チャンバー
17 ラジエタ
18 上部隔壁
21 ファン
24 ガイド
30 排風口
61 補強部材
64 ガイド板
101 発電装置
111 エンジン
112 発電機
115 吸気チャンバー
117 ラジエタ
118 上部隔壁
120 返し部
121 ファン
124 ガイド
125 堰
130 排風口
135 ラジエタメンテナンス窓
136・138 吸音材
140 中間支柱
141 マフラ室
142 底板
146・147・148 吸音材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for reducing noise generated from a power generation device.
More specifically, the present invention relates to a noise reduction structure in a package type power generator.
[0002]
[Prior art]
The soundproof generator is used to supply power at a construction site or the like. Soundproof generators are transported to the site and generate electricity.
Conventionally, what is shown in Unexamined-Japanese-Patent No. 2000-282885 is known as a soundproof technique of a soundproof type generator. In this structure, a shielding plate or the like to which a sound absorbing material is attached is disposed in the exhaust side structure.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-28285, it is difficult to make the entire length of the soundproof generator compact, and in this structure, in order to improve the soundproofing effect on the exhaust side, There was a problem that the whole power generation device became large.
The soundproof generator is transported to the site and placed at the site. For this reason, when the total length is large, the efficiency may be lowered in terms of transportability and installation.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the following measures are taken in the present invention.
The engine 11, the generator 12, the fuel tank 13, and the battery 14 are provided in the power generator 1, the generator 12 is connected to the engine 11, and the engine 11 and the generator 12 are cooled on the side plates of the power generator housing. In the power generation device 1 provided with the wind intake port, an exhaust duct is provided above the engine 11, and the exhaust port 30 of the exhaust duct is disposed above the side opposite to the radiator 17 of the engine 11. Provided in the approximate center of the upper surface, on the other side of the engine 11 , Fan 21 and radiator 17 and Side-shaped guide plate 63 And the muffler 22, the cooling air generated from the fan 21 of the engine 11 passes through the radiator 17, and then Side-shaped guide plate 63 and It passes through the muffler chamber in which the muffler 22 is disposed, faces upward, and is directed to the upper air exhaust duct by the guide 24 disposed in the upper corner portion of the casing of the power generation apparatus 1. It is configured in a T shape, and the muffler chamber and the upper exhaust duct are combined to form a vertically bent duct.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a perspective view of the power generator 1, FIG. 2 is a side view showing the internal configuration of the power generator 1, FIG. 3 is also a rear view, FIG. 4 is a front view showing the configuration of the door 5, and FIG. FIG. 6 is a view showing the assembly structure of the open / close door 5, FIG. 7 is a view of the upper partition wall 18 as viewed from above, FIG. 8 is a side view, and FIG. 9 is a front view.
[0006]
First, the overall configuration of the power generator will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
The power generation device 1 is provided with a frame 10 at the bottom, and the components of the power generation device 1 are provided on the lower frame 10. A soundproof cover is mounted on the lower frame 10 to improve the soundproofing effect. In the power generation device 1, the lower frame 10 and the soundproof cover constitute a housing of the power generation device 1.
The power generator 1 is provided with a control panel 2 and a power outlet 3 on the side surface on the short side, and open / close doors 4 and 5 are provided on the side surface on the long side. The control panel 2 controls the power generator 1 and displays the operation state. And the electric power generated in the power generator 1 is taken out by connecting a wire to the power outlet 3.
[0007]
The open / close doors 4 and 5 are configured to open symmetrically from the center to the left and right sides. Thereby, the opening amount in the side surface of the electric power generating apparatus 1 can be taken large, and maintainability can be improved.
In addition, intake ports 6, 7, 7 b and a fuel display window 8 are provided on the side surface on the long side of the power generator 1. At the upper part of the power generation device 1, a locking portion 9 for suspending the power generation device 1 is provided. A reinforcing member 61 is disposed in the locking portion 9 in the vertical direction. The reinforcing member 61 is connected to the lower frame 10 from the upper part of the power generator 1.
[0008]
An engine 11, a generator 12, a fuel tank 13, and a battery 14 are disposed in the power generator 1. A generator 12 is connected to the engine 11, and the generator 12 is driven by the output shaft of the engine 11. A battery 14 is disposed on the side of the generator 12, and a fuel tank 13 is disposed above the generator 12. In FIG. 2, a partition wall 32 that partitions the generator 12 and the fuel tank 13 is disposed in the horizontal direction.
A shielding plate 25 is disposed on the left side of the fuel tank 13 to reduce the noise of the engine 11 transmitted to the control box 26 side. The partition wall 32 also serves as a support for the fuel tank 13. On the right side of the engine 11, a fan 21, a radiator 17, and mufflers 22 and 23 are disposed. A guide 24 is disposed above the muffler 22. The guide 24 guides the cooling air generated by the fan 21 to the air outlet 30 and is disposed at the upper corner of the power generator 1. The guide 24 is configured in a T shape as shown in FIG. 2, and is arranged from the front side of the paper toward the back direction.
Further, a sound absorbing material is affixed to the guide 24 to improve the silencing effect. The air exhaust port 30 is provided substantially at the center of the upper surface of the power generation device 1. For this reason, in the electric power generating apparatus 1, it can exhaust from the position most distant from an outer peripheral part, and can reduce the influence which it has on the circumference | surroundings.
[0009]
An air cleaner 16 is disposed above the engine 11, and an upper partition wall 18 is disposed above the air cleaner 16. The upper partition wall 18 is disposed between the engine 11 and the exhaust port 30. As a result, noise generated from the engine 11 does not directly go out of the power generation apparatus 1 through the exhaust port 30.
The air cleaner 16 is attached to the stay 35 shown in FIG. An intake chamber 15 is disposed on the lower surface of the upper partition wall 18, and air is introduced into the intake chamber 15 via an intake pipe 34. The intake chamber 15 is connected to an air cleaner 16, and air is supplied to the air cleaner 16 through the intake chamber 15.
The air introduced into the air cleaner 16 is supplied to the engine 11. In the power generator 1, the engine 11 and the generator 12 are attached to the lower frame 10 via a vibration isolator. The frame 10 is provided with a pedestal for mounting the engine 11 and the generator 12, and the engine 11 and the generator 12 are disposed on the pedestal via vibration isolating materials 27 and 28. For this reason, the vibration transmitted to the cover of the power generator 1 is reduced and noise is suppressed.
[0010]
An intake port and an exhaust port are provided in the upper part of the engine 11, and a central part of the engine 11 is constituted by a cylinder block and a crankcase of the engine 11. The cylinder block accommodates the piston inside and has a cooling water path inside. The crankcase supports the crankshaft. For this reason, the cylinder block and the crankcase are highly rigid. For this reason, in the vicinity of the engine 11, the engine noise is relatively small on the side of the cylinder block in the center of the engine.
An oil pan 29 is provided below the engine 11. A drain 33 is connected to the oil pan 29, and the engine oil can be discharged from the outside of the lower frame 10.
[0011]
Next, the structure of the door 5 will be described with reference to FIGS.
The open / close door 5 is configured to be freely opened and closed on the side surface of the power generation device 1. As shown in FIG. 4, an opening 7 is provided in front of the open / close door 5, and air is introduced into the power generation apparatus 1 through the opening 7. Hinges 41 and 41 are fixed to the side end portions of the opening and closing door 5, and are configured to be openable and closable around the hinges 41 and 41.
Further, a handle portion 44 is provided on the side opposite to the side on which the hinge 41 is disposed, and the opening / closing door 5 is opened and closed by the handle portion 44. The open / close door 5 is mainly composed of a front surface portion 42 and an intake duct 43. The front portion 42 constitutes the front of the open / close door 5 and is located on the outer surface of the power generator 1. As described above, the air inlet 7 is provided in the lower portion of the front portion 42 on the side where the hinge 41 is provided. An intake duct 43 is attached to the rear surface of the front portion 42.
[0012]
The intake duct 43 is fixed to the front surface portion 42 with a fastener such as a bolt. The rear surface of the intake duct 43 (the surface located inside the power generation device) is configured to be flat, and has a structure with little protrusion into the power generation device. A plate 49 is formed in the intake duct 43, and the plate 49 of the intake duct 43 and the front surface portion 42 are fixed by a fastener. The intake duct 43 is configured to be removable from the front surface portion 42.
The intake duct 43 is provided with an outside air outlet 45, and the air introduced from the air inlet 7 of the front surface portion 42 is introduced into the power generator 1 from the outside air outlet 45.
[0013]
Sound absorbing materials 46, 47, and 48 are disposed between the front portion 42 and the intake duct 43. The sound absorbing material 46 is disposed on the back surface of the front surface portion 42. In the sound absorbing material 46, a portion corresponding to the air inlet 7 is cut away, and the sound absorbing material 46 does not hinder the introduction of air from the air inlet 7.
Further, the sound absorbing material 46 has a configuration in which a portion corresponding to a bolt mounting portion for attaching the intake duct 43 to the front surface portion 42 is cut out, and the intake duct 43 is securely attached to the front surface portion 42. . A sound absorbing material 47 is provided on the inner upper surface and the inner side surface of the intake duct 43, and an adsorbing material 48 is provided on the inner front surface of the intake duct 43. The portion of the adsorbent 48 on the outside air outlet 45 side is configured such that a portion overlapping the outside air outlet 45 is cut out.
[0014]
The intake duct 43 is fixed to the back surface of the front portion 42 and is integrally formed with the open / close door 5. Thereby, the freedom degree of the arrangement position of the inlet port 7 and the arrangement position of the outside air outlet 45 can be improved, and it can provide easily in the position with few noises in a generator. The position where the noise is low in the power generator 1 can be reduced by disposing the engine at a position where the engine noise is low, a position where the generator noise is low, a position where the generator cooling noise is low, and the like. .
Further, the intake duct 43 is fixed to the open / close door 5, whereby the rigidity of the open / close door 5 is improved and noise from the side portion of the power generator 1 can be reduced. Further, the rear surface of the intake duct 43 is flat, and the number of parts and the number of attaching steps of the sound absorbing material to be attached to the inside of the intake duct 43 can be reduced. Furthermore, the length of the intake path in the intake duct 43 can be increased, and the sound absorption effect can be improved. The opening / closing door 5 becomes a double partition, and the sound insulation effect is enhanced. Similarly, in the open / close door 4, noise can be reduced by introducing the air inlet 7 b into the housing of the power generation apparatus 1 through a duct arranged on the inner surface of the open / close door 4.
[0015]
Next, the configuration of the upper partition wall 18 will be described with reference to FIGS.
The upper partition wall 18 is disposed on the upper portion of the engine 11 from one side surface to the opposite side of the power generation device 1. The upper partition wall 18 is connected to the radiator mounting portion 65 and the reinforcing member 61. That is, the space between the ceiling plate constituting the upper part of the soundproof cover of the power generator 1 and the upper partition wall 18 is used as an exhaust duct. Thereby, in the electric power generating apparatus 1, the exhaust path which utilized the inner surface of the soundproof cover can be comprised, and noise can be reduced, making the electric power generating apparatus 1 compact.
Further, the engine room and the exhaust air flow path downstream from the radiator 17 can be reliably separated, and the cooling effect can be improved. An intake chamber 15 is connected to the lower surface of the upper partition wall 18, and a guide 51 is disposed on the upper surface. The guide portion of the guide 51 extends toward the air outlet 30, and the guide 51 is disposed in a direction perpendicular to the air exhaust path. The guide 51 serves as a baffle plate for noise passing over the upper partition wall 18, and when the sound wave of noise hits the guide 51, the sound wave is dispersed and the silencing effect is improved.
Furthermore, a sound absorbing material is attached to the exhaust path side (exhaust path side) of the guide 51, and thereby a further silencing effect can be obtained. Moreover, as an arrangement structure of the guide 51, it is also possible to make it horizontal in addition to the oblique direction with respect to the exhaust path as described above.
[0016]
The intake chamber 15 is provided with a lower pipe 54 and a side pipe 53 that communicate with the inside and outside of the intake chamber 15. In the intake chamber 15, a plurality of partition plates 52, 52,. A lower pipe 54 is disposed on the bottom surface of the intake chamber 15. An intake pipe 34 is connected to the lower pipe 54, and air in the power generator 1 is introduced into the intake chamber 15 via the intake pipe 34 and the lower pipe 54.
A side pipe 53 is disposed on the side surface of the intake chamber 15. The air cleaner 16 is connected to the side pipe 53. The lower pipe 54 and the side pipe 53 are configured to protrude into the intake chamber 15 by a certain amount. By adjusting the amount of protrusion into the intake chamber 15, the frequency characteristics of the intake chamber 15 can be adjusted, and the silencing effect can be improved.
[0017]
The partition plate 52 disposed in the intake chamber 15 is disposed so as to block a straight path connecting the outlet side of the lower pipe 54 and the side pipe 53. The partition plate 52 is connected to one inner surface of the intake chamber 15 and is configured to be connected to alternately facing inner surfaces. As a result, the intake path in the intake chamber 15 is lengthened, a maze is formed, and the sound absorption effect can be improved.
[0018]
The radiator 17 is connected to the radiator mounting portion 65 at the upper portion and is connected to the radiator mounting portion 62 at the lower portion. A guide plate 63 is fixed to the upper portion of the radiator mounting portion 62. The guide plate 63 is configured in a letter-like shape when viewed from the side, and directs exhaust air discharged through the radiator upward. The exhaust air directed upward by the guide plate 63 is directed toward the upper partition wall 18 by the guide 24 disposed at the corner portion of the casing of the power generator 1. The exhaust air passing over the upper partition wall 18 is directed to the exhaust air outlet 30 by the guide plate 64 disposed in the vicinity of the locking portion 9. The guide plate 64 is disposed on the downstream side of the exhaust air in the upper partition 18 and is disposed obliquely with respect to the upper partition 18.
Thereby, the silencing effect can be improved while reducing the exhaust resistance. A seal member such as a weather strip is attached to the upper end of the guide plate 64 to prevent the noise of the engine 11 from leaking between the guide plate 64 and the soundproof cover and to allow rainwater and dust to enter. Is to prevent.
[0019]
Since the present embodiment is configured as described above, the cooling air generated from the fan 21 passes through the radiator 17 and is directed upward by the guide plate 63 and passes through the muffler chamber in which the mufflers 22 and 23 are disposed. Then, it is directed to the upper partition wall 18 side by the guide 24 disposed at the corner portion of the casing of the power generator 1, passes over the upper partition wall 18, and is discharged from the air exhaust port. In this way, the exhaust duct that is bent vertically by combining the muffler chamber, the upper partition wall, and the ceiling plate, can take a wide and long exhaust path, and the power generator itself is compact. It is composed.
[0020]
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 10 is a side view showing the internal configuration of the power generation apparatus 101 according to the second embodiment, FIG. 11 is a plan view, and FIG. 12 is a rear view.
[0021]
The internal configuration of the power generation apparatus 101 will be described with reference to FIGS.
Also in the power generation apparatus 101 in another embodiment, a lower frame frame 200 made of a member having a C-shaped cross section is disposed at the lower part. The lower frame frame 200 is disposed outside the lower frame 110. Inside the power generation apparatus 101, an engine 111, a generator 112, a fuel tank 113, and a battery 114 are disposed. A generator 112 is connected to the engine 111, and the generator 112 is driven by the output shaft of the engine 111. The engine 111 is disposed in the approximate center of the housing, a generator 112 is disposed on one side, a fuel tank 113 is disposed on the other side, and a battery 114 is disposed above the generator 112.
[0022]
In FIG. 10, a partition wall 131 erected in the vertical direction is disposed on the side surface of the housing of the generator 112, and an intake port 108 is further disposed on the side surface of the housing than the partition wall 131. The partition 131 reduces the heat and noise transmitted to the control box 102.
[0023]
A fan 121, a radiator 117, and mufflers 122 and 123 are disposed on the fuel tank 113 arrangement side of the engine 111. A guide 124 is disposed above the muffler 122. The guide 124 guides the cooling air generated by the fan 121 to the exhaust outlet 130 side, and is arranged at the upper corner of the power generation apparatus 101. As shown in FIG. 11, the air exhaust port 130 is provided in the approximate center of the upper surface of the power generation apparatus 101. For this reason, in the electric power generation apparatus 101, it can exhaust from the position away from the outer peripheral part, and can reduce the influence which it has on the circumference. Further, on the upper surface of the power generation apparatus 101, a locking portion 109 for suspending the power generation apparatus 101 in the direction opposite to the muffler chamber direction is provided adjacent to the exhaust port 130.
[0024]
An air cleaner 116 is disposed above the generator 112, and an intake chamber 115 is disposed slightly above the air cleaner 116. The intake chamber 115 is fixed to the back surface of the ceiling portion of the housing. Intake pipes 134 and 120 are connected to the intake chamber 115. Air is introduced into the intake chamber 115 via the intake pipe 134. Air through the intake chamber 115 is introduced into the air cleaner 116 through the intake pipe 120.
The air introduced into the air cleaner 116 is supplied to the engine 111. In the power generation apparatus 101, the engine 111 and the generator 112 are attached to the lower frame 110 via vibration-proof materials. The lower frame 110 is provided with a pedestal for mounting the engine 111 and the generator 112, and the engine 111 and the generator 112 are disposed on the pedestal via vibration isolation materials 127 and 128. For this reason, the vibration transmitted to the lower frame 110 is reduced, and the noise generated from the cover of the power generation apparatus 101 is suppressed.
[0025]
Two pipes arranged in the vertical direction are connected to the bottom surface of the intake chamber 115. This pipe connects the intake chamber 115 and the intake pipes 134 and 120. The pipe fixed to the bottom surface of the intake chamber 115 is configured to project a certain amount into the intake chamber 115. By adjusting the amount of protrusion into the intake chamber 115, the frequency characteristics of the intake chamber 115 can be adjusted, and the silencing effect can be improved.
The pipe disposed in the intake chamber 115 may be any pipe that connects the intake chamber 115 and the intake pipes 134 and 120, and may be disposed horizontally depending on the internal configuration of the power generation apparatus 101. There is no particular limitation.
[0026]
Next, the arrangement configuration of the muffler will be described.
The series of mufflers 122 and 123 are configured in an elliptical column shape, and the ellipsoidal surface is arranged on the long side of the power generation device 1 of the power generation device 1 and the radiator side is disposed slightly downward. A series of mufflers 122 and 123 are arranged side by side in the casing. A muffler 122 is disposed above the muffler 123. An exhaust pipe 171 is connected to the exhaust manifold of the engine 111, and the exhaust pipe 171 is connected to the muffler 122. The muffler 122 and the muffler 123 are connected by a pipe 185, and the muffler 123 is connected to a pipe 184 for discharging exhaust gas to the outside of the casing. The exhaust gas of the engine 111 is introduced into the muffler 122 through the pipe 171 and supplied to the muffler 123 through the pipe 185. Then, exhaust gas via the muffler 123 is discharged from the pipe 184.
[0027]
In the power generation apparatus 101 configured as described above, the cooling air generated from the fan 121 goes to the radiator 117, passes through the radiator 117, and enters the muffler chamber 141. The bottom plate 142 of the muffler chamber is provided with a stepped portion 142a that is folded in a letter-like shape when viewed from the side. The cooling air is guided by the bottom plate 142 that is bent in a letter-shaped shape and heads upward. The exhausted air is guided between the upper partition wall 118 and the ceiling plate by a T-shaped guide plate 124 disposed above the muffler chamber 141, and is discharged out of the housing through the exhaust port 130. In this way, the exhaust duct that is bent vertically by combining the muffler chamber, the upper partition wall, and the ceiling plate, can take a wide and long exhaust path, and the power generator itself is compact. It is composed.
[0028]
Further, as shown in FIGS. 10 to 12, partition plates 70 and 70 are arranged on the upper partition wall 118 along the exhaust path. The partition plates 70 and 70 are configured in parallel and are erected on the upper partition wall 118. The plurality of partition plates 70 are configured to direct the exhaust air from the corner portion of the power generation apparatus 101 toward the exhaust port 130 and to mute the sound. A sound absorbing material is affixed to the partition plate 70 to reduce noise transmitted through the exhaust path. The partition plate 70 is disposed in a direction along the exhaust air path (parallel to the exhaust air), but may be disposed obliquely with respect to the exhaust air. The leakage of engine noise can be reduced by increasing the projected area with respect to the flow direction of the exhaust air, and the exhaust resistance can be reduced by arranging the exhaust air along the direction of the exhaust air. In other words, it is possible to adjust the cooling air exhaust efficiency and noise reduction by the partition plate 70 disposed on the upper partition wall 118. Further, the silencing effect can be improved while suppressing the exhaust resistance.
[0029]
A radiator maintenance window 135 is provided above the radiator 117 so that the radiator can be easily maintained. A cover is attached to the maintenance window, and if the window is normally closed with the cover, noise will not leak from the window to the outside of the power generator.
[0030]
Next, the configuration of the upper partition wall 118 of the power generation apparatus 101 will be described in detail below.
The upper partition wall 118 is disposed between the engine 111 and the exhaust port 130. Thereby, the noise generated from the engine 111 does not directly go out of the power generation apparatus 101 from the exhaust port 30. The upper partition wall 118 is provided so as to be inclined obliquely downward from the gap between the locking portion 109 and the discharge port 130 toward the right side of the sheet of the power generator 101. The upper partition wall 118 is bent once in the middle, and then bent again, and the final folded surface is a horizontal plane. The reason why the upper partition wall 118 is bent in this manner is to reduce the wind exhaust resistance. Note that if at least one or more bent portions are provided, the wind resistance can be reduced, and the present invention is not limited to providing two bent portions as shown in the embodiment.
[0031]
Further, drainage ports 137a are formed at the front, rear, left and right corners of the horizontal plane, and a rainwater guide passage 137 is provided in the vertical direction below the drainage port 137a. A drainage outlet at the lower end of the rainwater guide passage 137 is provided. 137b communicates with the outside of the fuselage. The lower end of the rainwater guide passage 137 is connected to the upper part of the lower frame frame 200, and a drain outlet 137 b is formed at the upper part of the lower frame frame 200.
Note that the four cylindrical rainwater guide passages 137 provided in the vertical direction serve as reinforcing members that support the power generation apparatus 101. Therefore, there is no need to separately provide a member such as the reinforcing member 61 shown in the previous embodiment.
[0032]
In such a configuration, rainwater flows up to the horizontal plane along the inclination of the upper partition wall 118, flows into the rainwater guide passage 137 from the drainage openings 137a provided at the four corners of the horizontal plane, and from the drainage outlet 137b at the lower end of the rainwater guide passageway. It is discharged outside the aircraft.
In addition, in order to prevent rainwater or the like that has fallen along the upper partition wall 118 from passing over the rainwater guide passage 137 and entering the radiator 117 or the like located immediately behind, the upper end portion of the rear surface of the rainwater guide passage 137 on the radiator 117 side. Is provided with a weir 125.
[0033]
A guide hole 137c is formed in a portion of the rainwater guide passage 137 where the muffler chamber bottom plate 142 abuts. Even when water gets over the weir 125 and enters the muffler chamber 141 at the rear, it can flow into the rainwater guide passage 137. Since the muffler chamber bottom plate 142 is inclined downward toward the guide hole direction, the water flowing into the muffler chamber flows along the bottom plate 142 inclined toward the guide 137c hole direction. And it is received by the level | step difference 142a provided in the bottom plate 142 once, and flows into the rainwater guide channel | path 137 from the guide hole 137c.
[0034]
Next, a method for fixing the sound absorbing material disposed in the housing will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 15, the conventional guide 124 is screwed to the housing with a screw 143 from the outside of the housing, and the sound absorbing material 136 is pasted with an adhesive or the like. Although this method is easy to work, there is a possibility that peeling will occur particularly at a site where the weight of the sound-absorbing material is applied to the adhesive surface due to the deterioration of the adhesive due to the impact during transportation and the severe usage environment. Therefore, as shown in FIG. 16, a folded portion 124 a that is bent in a “U” shape in cross section is formed at the upper and lower ends, the left and right ends, or the four ends of the guide 124 formed of a plate body such as a steel plate. . The folded portion 124 a has a length of the guide 124 that is longer than the length of the sound absorbing material 136 by at least the thickness t so that the end of the sound absorbing material 136 is hooked. Further, it is further bent at the position of thickness t from this bending position, and a folded portion 124a having a “U” shape in cross section is provided.
[0035]
By comprising in this way, the sound-absorbing material 136 is fixed by an adhesive and is locked by the folded portion 124a, so that the reliability with respect to peeling is improved as compared with the case where it is stuck using only the adhesive. There are other methods such as fixing the sound absorbing material with a fixed rib in the middle as in the past, or fixing with a pin, but in the case of the fixed rib, the area of the rib that covers the surface of the sound absorbing material increases, so the sound absorbing material in the center part The area is reduced and the soundproofing effect is reduced.
Moreover, when fixing with a pin, the sound-absorbing material around the plate portion of the pin is compressed, and the soundproofing effect of this part is lowered. In the case where the sound absorbing material is fixed with the mounting bracket having the folded portion, the portion of the returning portion that covers the sound absorbing material is limited to the end portion of the sound absorbing material, and the soundproofing effect is not lowered.
[0036]
Moreover, as shown in FIG. 14, the case where the sound-absorbing material 138 to be attached to the side surface of the housing is fixed by a metal fitting 139 having a folded portion will be described with reference to FIGS.
First, the second embodiment in FIG. 17 will be described. The mounting bracket 139 has a plate bent in a crank shape in cross section, and has a fixing portion 139b to the flat housing and a pressing portion 139c of the sound absorbing material 138 so that the sound absorbing material 138 is not displaced from the pressing portion 139c. In addition, hook portions 139a, 139a,... Are provided so that the adhesive material is deteriorated and the sound absorbing material 138 is not peeled off. The catching part 139a uses a burr, and when a hole is drilled using a punch or a drill, a burr is generated. However, the burr is usually removed because it causes an injury or a damage to the product. In this embodiment, on the contrary, burrs are effectively used, and the gap between the punch and the die when drilling is made as large as possible so that large burrs are generated. By opening a large number of these holes, the number of hooks 139a, 139a,... Can be increased and the sound absorbing material 138 can be reliably hooked and fixed. And since the exposed part of the sound absorbing material 38 is also increased, the sound absorbing effect is also improved.
[0037]
The mounting bracket 157 of the third embodiment shown in FIG. 18 has a steel plate bent in a “U” shape, and has a fixing portion 157a to the housing and a pressing portion 157b of the sound absorbing material 38, and is hooked on the pressing portion 157b. A portion 157c is formed. The catching portion 157c has a pointed portion between the notches 157d and 157d by forming a notch 157d at the end side of the pressing portion 157b by processing such as a circular punch and overlapping the notches 157d and 157d. This pointed portion is bent when pressed during shearing to form a catching portion 157c. By providing a large number of the hooks 157c, the sound absorbing material 138 is locked without being displaced, and the sound absorbing effect can be improved by exposing the sound absorbing material in the notch 157d portion.
The mounting bracket 158 of the fourth embodiment shown in FIG. 19 has a steel plate bent in a cross-sectional hat shape, and has a fixing portion 158a to the housing and pressing portions 158b and 158b of the sound absorbing material 138, and is hooked on the pressing portion 158b. A portion 158c is formed. The hook portion 158c has a triangular shape or a quadrangular shape, whereas the punch has a circular shape, and forms a hook portion 158c. In this case, the sound absorbing material 138 can be pressed and attached to both sides of the mounting bracket 158.
The mounting brackets 139, 157, and 158 are limited in cross-sectional shape as long as they have a U-shape or can have a return portion on one side or both sides and have a folded portion. is not. The shape of the punch is not limited as long as it can be cut into a circular shape or a combination of square shapes to form a pointed portion.
[0038]
By adopting such a configuration, the sound absorbing material is held by the mounting bracket and hooked, so that it is securely fixed inside the housing by using it together with the adhesive, and the exhaust efficiency and soundproofing are reduced. Is improved, and the reliability required for a portable soundproof power generator with many opportunities for use on the road is improved.
[0039]
Next, with reference to FIGS. 10, 16 and 17, the intermediate strut in the soundproof type power generator having a structure in which the space between the partition plate and the ceiling slab is an exhaust duct will be described.
[0040]
As shown in FIG. 10, the exhaust duct at the top of the casing from the guide 124 to the exhaust outlet 130 has a wide and long exhaust passage so that the sound energy is reduced while keeping the exhaust resistance low. Noise can be reduced efficiently. On the other hand, having a large space without a structure in the upper part of the housing has a problem that the strength when an external force is applied to the upper part of the housing is lower than other parts. In particular, soundproof power generators are often transported and used, and when stored, there are cases where they are stored in two or three stages. As a result, it may become impossible to store in the stacked state, the exhaust path of the exhaust duct portion becomes narrow, exhaust efficiency may decrease, and the sound absorbing material may be peeled off.
[0041]
Therefore, as shown in FIG. 13, a space between the ceiling plate constituting the upper part of the soundproof cover of the power generation device 1 and the upper partition wall 118 is used as an exhaust duct, and at least one is provided in the middle of the exhaust duct. The above intermediate strut 140 is erected. The intermediate strut 140 is erected along the side wall so as not to resist exhaust air. In this embodiment, a radiator partitioning stay 166 is screwed to the inner wall of the housing that houses the engine 11 so as to separate the radiator. The stay 166 has an upper portion and a lower portion that are connected to the radiator mounting portion so that the strength is increased. An intermediate column 140 is provided on the upper extension of the radiator partition stay 166. Thus, the strength of the upper part of the housing is improved.
[0042]
Further, since the sound absorbing material is also affixed to the inner wall of the exhaust duct, the intermediate strut 140 can use the fixing member of the sound absorbing material having the folded portion shown in FIGS. 17 to 19 as the intermediate strut. . In this case, the exhaust duct is reinforced and the mounting member for the sound absorbing material is used, and the number of parts can be reduced.
[0043]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
The engine 11, the generator 12, the fuel tank 13, and the battery 14 are provided in the power generator 1, the generator 12 is connected to the engine 11, and the engine 11 and the generator 12 are cooled on the side plates of the power generator housing. In the power generation device 1 provided with the wind intake port, an exhaust duct is provided above the engine 11, and the exhaust port 30 of the exhaust duct is disposed above the side opposite to the radiator 17 of the engine 11. Provided in the approximate center of the upper surface, on the other side of the engine 11 , Fan 21 and radiator 17 and Side-shaped guide plate 63 And the muffler 22, the cooling air generated from the fan 21 of the engine 11 passes through the radiator 17, and then Side-shaped guide plate 63 and It passes through the muffler chamber in which the muffler 22 is disposed, faces upward, and is directed to the upper air exhaust duct by the guide 24 disposed in the upper corner portion of the casing of the power generation apparatus 1. Constructed in a T-shape, the muffler chamber and the upper exhaust duct are combined into a vertically bent duct, so that the exhaust passage can be wide and long, and the exhaust resistance is kept small. Sound energy can be reduced and noise can be effectively reduced.
In this way, the exhaust duct that is bent vertically by combining the muffler chamber, the upper partition wall, and the ceiling plate, can take a wide and long exhaust path, and the power generator itself is compact. It is composed.
[0044]
Further, since the exhaust port 30 of the exhaust duct above the engine 11 is provided at the substantially center of the upper surface of the power generation device 1, the power generation device 1 can exhaust air from the position farthest from the outer peripheral portion, This can reduce the influence.
[0045]
Further, since the guide 24 is disposed at the upper corner portion in the power generation device 1 and the guide 24 is disposed in a T-shape when viewed from the side, the T-shaped guide disposed above the muffler chamber is provided. It is led between the upper partition wall and the ceiling plate by the plate, and is discharged out of the housing through the air exhaust port.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a power generator 1. FIG.
FIG. 2 is a side view showing an internal configuration of the power generation apparatus 1. FIG.
FIG. 3 is also a rear view.
FIG. 4 is a front view showing the configuration of the opening / closing door 5;
FIG. 5 is a partially cutaway side view.
6 is a view showing an assembly configuration of the opening / closing door 5. FIG.
FIG. 7 is a view of the upper partition wall 18 as viewed from above.
FIG. 8 is a side view of the same.
FIG. 9 is a front view of the same.
FIG. 10 is a side view showing the internal configuration of the power generation apparatus 101 according to the second embodiment.
FIG. 11 is also a plan view.
FIG. 12 is also a rear view.
13 is a side view of the power generation device 101. FIG.
FIG. 14 is also a rear view.
FIG. 15 is a side sectional view of a guide 124 in which a sound absorbing material is pasted with an adhesive.
16 is a side sectional view of a guide 124 in which a sound absorbing material is fixed by a return portion 120. FIG.
FIG. 17 is a view showing a second embodiment of a fixing bracket for fixing a sound absorbing material to a side surface of a housing.
FIG. 18 is a view showing a third embodiment of a fixing bracket for fixing a sound absorbing material to a side surface of a housing.
FIG. 19 is a view showing a fourth embodiment of a fixing bracket for fixing a sound absorbing material to a side surface of a housing.
[Explanation of symbols]
1 Power generator
5 Opening door
11 engine
12 Generator
15 Intake chamber
17 Radiator
18 Upper bulkhead
21 fans
24 Guide
30 Exhaust vent
61 Reinforcing member
64 Guide plate
101 Power generator
111 engine
112 Generator
115 Intake chamber
117 radiator
118 Upper bulkhead
120 Return section
121 fans
124 Guide
125 weir
130 Exhaust vent
135 Radiator maintenance window
136 ・ 138 Sound absorbing material
140 Middle strut
141 muffler room
142 Bottom plate
146 ・ 147 ・ 148 Sound absorbing material

Claims (1)

発電装置1内に、エンジン11と発電機12と燃料タンク13とバッテリ14を設け、該エンジン11に発電機12を接続し、発電装置筐体の側板にエンジン11及び発電機12を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置1において、
エンジン11の上方に排風ダクトを設け、該排風ダクトの排風口30を、エンジン11のラジエタ17とは逆の側の上方で、発電装置1の上面略中央に設け、
該エンジン11の他側にはファン21及びラジエタ17及び側面視くの字状のガイド板63及びマフラ22を配設し、
前記エンジン11のファン21から発生した冷却風は、ラジエタ17を通過し、次に側面視くの字状のガイド板63とマフラ22が配設されるマフラ室を通過し、上方に向かい、発電装置1の筐体の上角部に配設されたガイド24により上方の排風ダクトに向けられ、
該ガイド24を側面視T字状に構成し、該マフラ室と上部の排風ダクトとをあわせて、垂直に折れ曲がったダクトとしたことを特徴とする防音型発電装置。
The engine 11, the generator 12, the fuel tank 13, and the battery 14 are provided in the power generator 1, the generator 12 is connected to the engine 11, and the engine 11 and the generator 12 are cooled on the side plates of the power generator housing. In the power generator 1 provided with a wind intake,
An exhaust duct is provided above the engine 11, and an exhaust port 30 of the exhaust duct is provided on the upper side opposite to the radiator 17 of the engine 11, approximately at the center of the upper surface of the power generator 1,
On the other side of the engine 11 , a fan 21, a radiator 17, a letter-shaped guide plate 63 and a muffler 22 are disposed,
Cooling air generated from the fan 21 of the engine 11 passes through the radiator 17, then passes through a muffler chamber where the letter-shaped guide plate 63 and the muffler 22 are disposed in a side view, and moves upward to generate power. Directed to the upper air duct by a guide 24 disposed at the upper corner of the housing of the device 1;
A soundproof power generator characterized in that the guide 24 is formed in a T-shape when viewed from the side, and the muffler chamber and the upper exhaust duct are combined into a vertically bent duct.
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