JP3777675B2 - Combine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインに関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインにあっては、刈り取られて供給された穀稈を脱穀する脱穀装置と、脱穀した穀粒を収納貯溜するためのグレンタンクとを走行する車体上に併設して搭載した構成を採用している。したがって、グレンタンクと脱穀装置との間に配置されている伝動装置は、点検、修理がきわめて困難でそのメンテナンスを容易に行うことができない課題があった。
【0003】
そこで、コンバインにおけるメンテナンスを容易にし、メンテナンスの効率を高めるために、グレンタンクを走行車体の外方に回動するグレンタンクオ−プン方式が採用され、刈取脱穀作業時にグレンタンクを車体に固定するロック装置を設けて構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来型のグレンタンク装置は、グレンタンク側に設けたロック装置を、脱穀装置(脱穀装置は走行車体に搭載して固着されている。)の背面側側板に取り付けたロック受具に、係脱自由に係合して車体に固定する構成となっていた。この構成におけるロック受具は、脱穀装置の背面側にある比較的薄い側板に取り付けられているから、走行作業中に不安定で振動の伝ぱんが多く、強度上に問題があり、破損のおそれがある等の課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、走行装置1を備えた車体2上に、供給された穀稈を脱穀処理する脱穀装置3を搭載して構成し、該脱穀装置3の側方には、脱穀された穀粒を収納貯溜するグレンタンク4を搭載し、該グレンタンク4にはその底部に排出螺旋軸5を軸装して構成し、該グレンタンク4は、車体2に立設した穀粒排出用の揚穀筒6側を回動支点とし、他方側が前記脱穀装置3から離れて車体2の外方へ移動できるように枢着して構成し、前記グレンタンク4は、車体2上の正規の載置位置において、前記車体2に固定するためのロック装置7を装備して構成し、該ロック装置7は、前記脱穀装置3からグレンタンク4に穀粒を揚穀する一番揚穀筒8と脱穀側板9とに取り付けたロック受具10に係脱可能に係合してグレンタンク4を車体2に固定する構成とし、前記一番揚穀筒8を前側に傾斜させて一番揚穀筒8の上部がグレンタンク4の前側端部寄りに位置するように配置する構成とし、前記ロック受具10は、棒状に形成して、一方側の端部を取付部材27を介して前記一番揚穀筒8の上部に固着し、他方側の端部を取付部材28を介して脱穀側板9に固着するように構成し、前記グレンタンク4は、脱穀装置3との間にある一番揚穀筒8と二番揚穀筒の上部空間を利用して脱穀装置3側にオーバーハングさせた増量部70aを形成した構成とし、前記グレンタンク4は、貯溜穀粒を機外に搬出する穀粒排出筒71を載置する位置を切欠き形状にした載置部74を上面に形成した構成のコンバインである。
【0006】
【実施例】
まず、その構成について述べる。
車体2は、クロ−ラからなる走行装置1を装備し、乾田は勿論のこと、湿田においても走行できる構成とし、フィ−ドチエン11を有する脱穀装置3を搭載している。そして、この脱穀装置3は、車体2の前部に装着した刈取前処理装置12によって刈り取られて搬送されながら連続的に供給されてくる穀稈を脱穀処理するように構成している。
【0007】
そして、グレンタンク4は、上記脱穀装置3の側部位置に併設しており、脱穀装置2から揚穀螺旋を内装している一番揚穀筒8を介して揚穀されてきた脱穀、選別後の穀粒を貯溜できる構成としている。そして、このグレンタンク4は、底部に排出螺旋軸5を軸装し、その排出螺旋軸5の一端を車体2の後部に立設している揚穀筒6に内装した揚穀螺旋13の下端部に伝動可能に連結して構成している。
【0008】
そして、揚穀筒6は、下部に前記したとおり排出螺旋軸5を接続し、上部には穀粒排出筒14を連通しており、グレンタンク4内の穀粒を機外の所定位置に搬出できる構成としている。
そして、グレンタンク4は、従来から公知であるように、揚穀筒6を回動支点として車体2の外方側に回動できる構成(この構成を「グレンタンクオ−プン」と称する。)としている。そして、前述した一番揚穀筒8は、基部が脱穀装置3に取り付けられて先端部がグレンタンク4の上部に挿脱自由に挿入されているから、上述のグレンタンクオ−プン時にはグレンタンク4が容易に離脱できる構成となっている。
【0009】
そして、排出螺旋軸5は、その始端部をグレンタンク4外側に突出させて、伝動軸15に係脱自由に係合できる構成としている。そして、伝動軸15は、前方側に延長して端部をベベルギヤ16、16’を内装したギヤボックス17に軸受している。そのギヤボックス17は、原動機18の出力軸19からベルト伝動によって伝動される構成をとっている。
【0010】
つぎに、ロック装置7は、図4に示すように、グレンタンク4の前側の側板20に、一連の作動が出きるように低部に操作レバ−21を枢着して揺動杆22を回動するように設け、上部にロック部23を枢着して設けている。そして、連杆24は、低部の揺動杆22と上部のロック部23とを連動可能に連結して構成している。そして、揺動杆22は、前側の側板20に中間部aを枢着しており、ロック部23は、側板20に先端部bを枢着している。フック部25は、前記ロック部23の先端部bに回動自由に枢着して、そのロック部23と共に後述するロック受具10に係合ロックする構成としている。長孔26は、連杆24の下側端部に設け、操作時に下方への移動量に余裕を持たせる構成としている。
【0011】
そして、ロック受具10は、図2及び図3に示すように、上記したロック部23とフック部25とが係合する棒状に形成して、一方側の端部を取付部材27を介して一番揚穀筒8に固着し、他方側の端部を取付部材28を介して脱穀側板9に取り付け固着している。
別実施例1
つぎに、図6乃至図11に示す別実施例1について説明する。
【0012】
フィ−ドチエン30は、支持枠31の端部を搬送始端部位置で下方に湾曲して回動支柱32として脱穀装置33側の支持枠34に枢着軸35を中心にして脱穀装置30の扱口36から離れる方向に回動する構成としている。
以下、上記の構成を「フィ−ドチエンオ−プン」と称する。
そして、フィ−ドチエン30は、その終端部分を巻回している駆動スプロケット37を回動支持部材38に軸受支持し、その駆動スプロケット37を、脱穀装置33の伝動ギヤケ−ス39から突出している角形駆動40に嵌合離脱可能に嵌合して伝動される構成としている。そして、回動支持部材38は、フィ−ドチエン30に沿って搬送始端方向へ延長し、前記支持枠31やチエンレ−ルとも一体の部材になっている。
【0013】
そして、押圧部材41は、図7及び図8に示すように、前記回動支持部材38の外側(内側には駆動スプロケット37を連結して軸受している。)に固着連結し、駆動スプロケット37を角形駆動40に嵌合する時に押圧する部材としている。
したがって、押圧部材41は、駆動スプロケット37を角形駆動40に嵌合操作するときに、外側から脱穀装置33側に押すことにより直接駆動スプロケット37に押圧力が働いて確実に嵌合できる利点がある。
【0014】
つぎに、補強連結板42は、図9に示すように、扱室43を構成している後側板44と中側板45と前述の伝動ギヤケ−ス39とを一体的に連結して構成している。したがって、補強連結板42は、ともすれば強度上に問題点が出るフィ−ドチエンオ−プン方式の構成において、各部を強固に連結して強い機枠構成ができる。
【0015】
更に、この連結補強板42は、排藁チエンの挾持杆を取り付けたり、ロック装置を取り付けることができ、付近にある構成部材の取付機枠としても利用できる。
そして、支持ロ−ラ46は、図10に示すように、枢着軸35から隔たった位置の脱穀装置33に軸架して設け、フイ−ドチエン30の支持枠31に前記枢着軸35を中心とした円弧軌跡状に設けた支持案内杆47を案内できる構成としている。
【0016】
したがって、フイ−ドチエン30および一体の関連部材は、搬送終端側が脱穀装置33から離れてフィ−ドチエンオ−プン回動をするときに、上述の支持ロ−ラ46に支持案内杆47が支えられながら回転するから、回動支柱32や支持枠34、或いは枢着軸35に無理な荷重がかからない状態で回動できる特徴がある。
【0017】
つぎに、受継ガイド板48は、図10及び図11に示すように、チエンレ−ル49側に取り付け、フィ−ドチエン30の始端部分から脱穀装置33の入口漏斗50に至る間に配置して設けている。そして、受継ゴム51は、基部を刈取前処理装置52側の根元搬送チエン53の枠に取り付けて入口漏斗50側に向けて延長し、受継ガイド板48の上面に載った状態に構成している。
【0018】
したがって、受継ゴム51は、下側から受継ガイド板48によって支えられており、落ち込むことがなく、穀稈の受け継ぎ作用が安定する。更に、受継ガイド板48は、下方への藁屑の落下を防止し、フィ−ドチエンオ−プン回動をするときにはフィ−ドチエン30と一体に外側に回動するからメンテナンスの邪魔にならない利点もある。
【0019】
別実施例2
つぎに、別実施例2を、図12、図13に基づいて説明する。
脱穀カバ−55は、扱胴カバ−56と排藁搬送部カバ−57からなり、両カバ−56、57を一体に連結して構成している。そして、補強連結杆58は、上記した扱胴カバ−56と排藁搬送部カバ−57とを貫通させて設け、両者を連結して構成している。
【0020】
以上のように構成した脱穀カバ−55は、従来から公知のように、脱穀装置のカバ−として取り付け、一側を機枠に枢着し他側のフィ−ドチエン側を上方に開閉できるように構成している。このように脱穀カバ−55は、補強連結杆68によって扱胴カバ−56と排藁搬送部カバ−57とを連結したから、薄い板厚を使って軽く構成できるものでありながら、充分な強度を確保できる特徴を有するものである。
【0021】
別実施例3
つぎに、別実施例3を図14及び図15に基づいて説明する。
まず、処理室60は、適宜の回転動力によって回動される処理胴61が軸架され、室内の上側板62には下方に向けて突出した切刃63を配列して構成している。そして、この切刃63は、図15に示すように、予め、取付枠64の内側に配列して外側(上側)から着脱自由にナット65によって締め付け固定されている。一方、処理室60の上側板62は、上記の如く配列した各切刃63を挿入するスリット66を所定間隔ごとに穿設して配列した構成としている。
【0022】
以上のように構成した切刃63及び取付用の各部品は、図14に示すように組み合わせて取り付けて構成する。そして、切刃63は、処理胴61の処理刃67を両側から挾んだ関係位置に配置し、矢印の方向へ回転する処理胴61の処理刃67がひっかけた状態で持ち回る未処理物を受け止めて切断処理する構成としている。
【0023】
この別実施例3は、上述した構成であるから、切刃63が破損すると、機外から簡単に新しい切刃63と交換ができる特徴を有する。
別実施例4
つぎに、別実施例4を図16及び図17に基づいて説明する。
グレンタンク70は、限られたスペ−ス内において、できる限り容量の大きい構成とし、かつ、穀粒排出筒71の収納載置に支障がないように構成しなければならない。
【0024】
したがって、別実施例4におけるグレンタンク70は、脱穀装置72の側方に隣接して装置し、脱穀装置72との間にある揚穀筒(一番揚穀筒と二番揚穀筒)73の上側空間を利用して脱穀装置72側にオ−バ−ハングさせた増量部70aを形成して穀粒貯溜容積を広くした構成としている。
そして、グレンタンク70は、貯溜穀粒を機外に搬出する穀粒排出筒71を載置する位置を切欠ぎ形状にした載置部74を上面に構成している。
【0025】
以上のように構成したグレンタンク70は、揚穀筒(一番揚穀筒と二番揚穀筒)73の上側空間を利用して脱穀装置72側にオ−バ−ハングさせた増量部70aによって、貯溜穀粒量を増大することがでたものでありながら、穀粒排出筒71の収納位置を確保できたものである。
別実施例5
つぎに、別実施例5を図18に基づいて説明する。
【0026】
穀粒排出筒75は、搬送螺旋76を内装軸架して基部をグレンタンク側の揚穀筒に連結し、先端部には穀粒排出口77を開口してグレンタンクに貯溜している穀粒を機外に搬出できる構成としている。そして、開閉蓋78は、上記した穀粒排出口77を開閉可能に軸着するに、基部を枢着してばね79によって閉まる方向に張圧させて構成している。
【0027】
そして、詰り検出センサ−80は、前述の穀粒排出口77において、開閉蓋78の取付位置より外側に設け、排出穀粒が受容器(例えば、籾袋、タンク等)に満杯になったときに検出して警報を発することができる構成としている。なお、81は作業灯である。
以上のように構成した別実施例5は、穀粒排出時には排出穀粒の圧力でばね79に抗して開閉蓋78を押し開き穀粒を排出する。そして、開閉蓋78は、非作業中にはばね79の張圧力で閉まっており、オペレ−タ−が手等を挿入する心配がなくきわめて安全である。しかも、詰り検出センサ−80は、開閉蓋78の外側にあるから、排出穀粒の詰り現象を適確に検出して警報できる。
【0028】
次にその作用について説明する。
まず、作業を開始するとき、グレンタンク4は、図1に実線で示すように正規の載置位置にあって、ロック装置7とロック受具10との係合関係(図4参照)により強固に車体2に固定されている。そして、走行装置1を駆動しながら車体2を前進すると、圃場の穀稈は、刈取前処理装置12によって刈り取られて搬送され、脱穀装置3に供給される。そして、穀稈は、フィ−ドチエン11に挾持されて搬送されながら脱穀装置3によって脱穀処理作用を受け、選別された穀粒が一番揚穀筒8内を揚穀されてグレンタンク4に供給され貯溜される。
【0029】
以上のような刈取脱穀作業中において、グレンタンク4は、一番揚穀筒8と脱穀側板9とに固着されているロック受具10にロック装置7のロック部23とフック部25とが上下両側からがっちり係合して脱穀装置3を介して車体2に固着された状態にある。したがって、グレンタンク4は、一番揚穀筒8、脱穀装置3と一体の状態になり、全体が強固な固着状態になって著しく強くなり、振動が少なく安定した状態で走行しながら刈取脱穀作業ができる。
【0030】
このようにして、脱穀作業がすすむと、グレンタンク3は、脱穀作業に伴って処理された穀粒が貯溜されて一定量に達し、タンク内部に装備されている満杯センサ−の検出によって警報され、穀粒排出作業に移る。
まず、車体2を畦際まで移動して農道に待機しているトラックに近ずけ、穀粒排出筒14の先端をトラックのタンクに臨ませ、穀粒排出作業の準備をする。
【0031】
そして、オペレ−タ−が適宜クラッチを入りに操作すると、排出螺旋軸5は、原動機18の出力軸19からベルト伝動によってベベルギヤ16、16’、伝動軸15へと伝動されて駆動され、穀粒の搬出作業が開始される。
このようにして、グレンタンク4に貯溜されていた穀粒は、排出螺旋軸5から揚穀筒6及び穀粒排出筒14内を移送されて前述したトラックのタンクに搬出される。
【0032】
次に、脱穀装置3とグレンタンク4との間のメンテナンスを行うために、グレンタンク4を車体1の外側に回動させる操作について説明する。
まず、グレンタンク4のロック装置7を外す操作は、操作レバ−21を矢印の方向に回転操作して中間aを支点にして揺動杆22を同方向に回動する。すると、連杆24は、矢印に示すように下方に引かれて移動し、上部のロック部23を先端bを支点にして矢印の方向に回動する。したがって、ロック装置5は、ロック部23とフック部25とが横向きの開口状態となってロック受具10から離脱でき得る状態になる。
【0033】
つぎに、グレンタンク4は、オペレ−タ−が車体2の外側方向へ引き出すと、ロック部23とフック部25とが横向きの状態のままで移動してロック受具10から離脱し、揚穀筒6を回動支点として車体2の外方に向かって回転する。
以上のようにして、グレンタンク4は、図1に仮想線で示すように、車体2の外方位置に回動して、脱穀装置3の側部に空間部分ができ、その部分に配置されている伝動装置のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0034】
そして、グレンタンク4は、オ−プン操作の逆に回動すれば正規の載置位置に戻り、ロック受具10にロック部23とフック部25の先端を押し当て係合固定すると、元の固定状態になる。
【0035】
【発明の作用効果】
以上説明したように本発明は、走行装置1を備えた車体2上に、供給された穀稈を脱穀処理する脱穀装置3を搭載して構成し、該脱穀装置3の側方には、脱穀された穀粒を収納貯溜するグレンタンク4を搭載し、該グレンタンク4にはその底部に排出螺旋軸5を軸装して構成し、該グレンタンク4は、車体2に立設した穀粒排出用の揚穀筒6側を回動支点とし、他方側が前記脱穀装置3から離れて車体2の外方へ移動できるように枢着して構成し、前記グレンタンク4は、車体2上の正規の載置位置において、前記車体2に固定するためのロック装置7を装備して構成し、該ロック装置7は、前記脱穀装置3からグレンタンク4に穀粒を揚穀する一番揚穀筒8と脱穀側板9とに取り付けたロック受具10に係脱可能に係合してグレンタンク4を車体2に固定する構成とし、前記一番揚穀筒8を前側に傾斜させて一番揚穀筒8の上部がグレンタンク4の前側端部寄りに位置するように配置する構成とし、前記ロック受具10は、棒状に形成して、一方側の端部を取付部材27を介して前記一番揚穀筒8の上部に固着し、他方側の端部を取付部材28を介して脱穀側板9に固着するように構成し、前記グレンタンク4は、脱穀装置3との間にある一番揚穀筒8と二番揚穀筒の上部空間を利用して脱穀装置3側にオーバーハングさせた増量部70aを形成した構成とし、前記グレンタンク4は、貯溜穀粒を機外に搬出する穀粒排出筒71を載置する位置を切欠き形状にした載置部74を上面に形成した構成のコンバインとしたものであるから、グレンタンクは、脱穀装置の一番揚穀筒に取り付けられている強固なロック受具に係合してロックできるから、車体に対してグレンタンクと脱穀装置とが一体となって強固に固着された状態となり、機体振動を低減できる効果を有するものである。また、貯溜穀粒量を増大することができるものでありながら、穀粒排出筒の収納位置を確保できたものである。また、ロック受具の長さが短くなるので、撓みが少なくなって強固のロック可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、一部を破断した作用平面図である。
【図2】本発明の実施例であって、要部側面図である。
【図3】本発明の実施例であって、要部斜面図である。
【図4】本発明の実施例であって、要部背面図である。
【図5】本発明の実施例であって、コンバインの側面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、斜面図である。
【図7】本発明の別実施例1であって、一部破断した作用背面図である。
【図8】本発明の別実施例1であって、一部破断した側面図である。
【図9】本発明の別実施例1であって、一部破断した側面図である。
【図10】本発明の別実施例1であって、側面図である。
【図11】本発明の別実施例1であって、平面図である。
【図12】本発明の別実施例2であって、切断側面図である。
【図13】本発明の別実施例2であって、扱胴カバ−の裏面図である。
【図14】本発明の別実施例3であって、断面図である。
【図15】本発明の別実施例3であって、一部破断した分解斜面図である。
【図16】本発明の別実施例4であって、一部破断した背面図である。
【図17】本発明の別実施例4であって、平面図である。
【図18】本発明の別実施例5であって、側断面図である。
【符号の説明】
1 走行装置 2 車体 3 脱穀装置
4 グレンタンク 5 排出螺旋軸 6 揚穀筒
7 ロック装置 8 一番揚穀筒 9 脱穀側板
10 ロック受具 27 取付部材 28 取付部材 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combine and belongs to the technical field of agricultural machinery.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the combine adopts a configuration in which a threshing device for threshing the harvested cereal and a grain tank for storing and storing the threshed grain are mounted on the vehicle body. is doing. Therefore, the transmission device arranged between the grain tank and the threshing device has a problem that inspection and repair are extremely difficult and the maintenance cannot be easily performed.
[0003]
Therefore, in order to facilitate the maintenance in the combine and improve the efficiency of the maintenance, a Glen tank open system that rotates the Glen tank to the outside of the traveling vehicle body is adopted, and a lock device that fixes the Glen tank to the vehicle body during cutting and threshing work Was configured.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional Glen tank apparatus, a lock device provided on the Glen tank side is attached to a lock receiver attached to the back side plate of the threshing apparatus (the threshing apparatus is mounted and fixed to the traveling vehicle body). It was configured to be engaged and disengaged freely and fixed to the vehicle body. Since the lock receiver in this configuration is attached to a relatively thin side plate on the back side of the threshing device, it is unstable and has a lot of vibration propagation during traveling work, there is a problem in strength, and there is a risk of breakage. There were some problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides the following technical means. That is, a
[0006]
【Example】
First, the configuration will be described.
The
[0007]
The
[0008]
The cereal cylinder 6 is connected to the discharge spiral shaft 5 at the lower part and communicates with the
As is conventionally known, the Glen
[0009]
And the discharge | emission spiral shaft 5 makes it the structure which makes the starting end project outside the
[0010]
Next, as shown in FIG. 4, the
[0011]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
Example 1
Next, another embodiment 1 shown in FIGS. 6 to 11 will be described.
[0012]
The
Hereinafter, the above configuration is referred to as “feed chain open”.
The
[0013]
As shown in FIGS. 7 and 8, the pressing
Therefore, the pressing
[0014]
Next, as shown in FIG. 9, the reinforcing connecting
[0015]
Further, the
As shown in FIG. 10, the support roller 46 is pivotally provided on the threshing
[0016]
Therefore, the
[0017]
Next, as shown in FIGS. 10 and 11, the
[0018]
Therefore, the inherited
[0019]
Example 2
Next, another
The threshing
[0020]
The threshing
[0021]
Example 3
Next, another
First, in the processing chamber 60, a processing cylinder 61 rotated by appropriate rotational power is pivoted, and a
[0022]
The
[0023]
Since the third embodiment has the above-described configuration, it has a feature that when the
Example 4
Next, another
The
[0024]
Accordingly, the
And the
[0025]
The
Example 5
Next, another embodiment 5 will be described with reference to FIG.
[0026]
The grain discharge cylinder 75 has an inner shaft mounted on the conveying
[0027]
The clogging detection sensor-80 is provided outside the attachment position of the opening / closing
In another embodiment 5 configured as described above, when the kernel is discharged, the opening / closing
[0028]
Next, the operation will be described.
First, when the work is started, the
[0029]
During the mowing and threshing operation as described above, the
[0030]
In this way, when the threshing operation is completed, the
First, the
[0031]
Then, when the operator appropriately operates the clutch to engage, the discharge spiral shaft 5 is driven by the belt transmission from the output shaft 19 of the
In this way, the grains stored in the
[0032]
Next, an operation of rotating the
First, the operation of removing the
[0033]
Next, when the operator pulls out the outer side of the
As described above, the
[0034]
The
[0035]
[Effects of the invention]
As described above, the present invention is configured by mounting the threshing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an embodiment of the present invention, partly broken.
FIG. 2 is a side view of an essential part of the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of an essential part of the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a rear view of the main part of the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view of a combine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 7 is another embodiment of the present invention, and is a partially broken rear view.
FIG. 8 is a side view partially cut away in another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 9 is a side view, partly broken, of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 10 is a side view of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 11 is a plan view of another embodiment 1 of the present invention.
FIG. 12 is a cutaway side view of another
FIG. 13 is a rear view of the handling cylinder cover according to another
FIG. 14 is a sectional view showing another
FIG. 15 is an exploded perspective view of a third embodiment of the present invention, partially broken away.
FIG. 16 is a rear view showing a fourth embodiment of the present invention, partly broken.
FIG. 17 is a plan view of another
FIG. 18 is a side sectional view showing another embodiment 5 of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26884796A JP3777675B2 (en) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | Combine |
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