JP3776447B2 - 情報通知方法、移動通信システムおよび基地局 - Google Patents

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本発明は、情報をデータ量の少ない識別データに変換して伝送することで通信相手に情報を通知する情報通知方法、移動通信システム、基地局および移動局に関するものである。
移動通信システムにおける下り方向伝送、すなわち、基地局から移動局に向かう方向のデータ伝送には、大量のデータを高速にダウンロードするためのHSDPA(High Speed Downlink Packet Access;高速下りパケット伝送)と呼ばれる技術が使われる。3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、HSDPAにつき、移動局の受信品質に応じて変調方式やTurbo符号化レートを変更することが検討されている。この場合、使用する変調方式やTurbo符号化レートを基地局から移動局に通知する必要がある。特に、変調方式やTurbo符号化レートを適応的に変更するAMC(適応変調符号化)方式では、これらの変調符号化方式に関する情報を頻繁に基地局から移動局に通知(シグナリング)しなければならない。
非特許文献1には、このシグナリングに関する記述がある。まず、上記変調符号化方式に関する情報に相当するものとして、TFRC(Transport-Format and Resource Combination)がある。
図1は、非特許文献1に記載されるTFRCリストの一例を示す図である。このリストは、非特許文献1の上りシグナリングを説明する箇所に記載されるものであるが、下りシグナリングで基地局から移動局に通知される変調符号化方式に関する情報と実質同じものを示している。このリストには、変調方式、トランスポートブロックセット(TBS)サイズ及び符号数の組合せが示されている。ここでは、変調方式として、QPSK(Quadrature Phase Sift Keying)および16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)のいずれかのデジタル変調方式が使用される。TBSサイズは、1フレームに含まれるトランスポートブロック(TrBlk)のデータサイズにその個数を乗算したもの、すなわち1フレーム分のデータサイズそのものである。このTBSサイズは、Turbo符号化レートに関係するパラメータであり、変調符号化方式に関する情報の一種である。また、ここでは拡散符号の一種であるチャネライゼーション符号を複数まとめて1つの移動局に割当てるマルチコード方式を想定しており、リスト中のマルチコード数はマルチコードの符号数(図では全て符号数=5)を示している。
例えば、TFRC(1)の場合、変調方式=QPSK、TBSサイズ=1200bit、符号数=5であり、TFRC(6)の場合、変調方式=16QAM、TBSサイズ=7200bit、符号数=5である。なお、図11のリストには記載されていないが、拡散率SF(Spreading Factor)=16、1フレーム=2msと仮定した場合、1フレーム当りのデータ量は、変調方式=QPSKのときに4800ビットであり、変調方式=16QAMのときに9600ビットとなり、Turbo符号化レートは、TFRC(1)で1/4、TFRC(2)で1/2、TFRC(3)で3/4、TFRC(4)で1/2、TFRC(5)で5/8、TFRC(6)で3/4となる。
上記の変調符号化方式に関する情報(非特許文献1ではTFRC)を基地局から移動局へ通知するためには、この情報データをそのまま伝送するわけではなく、データ量の少ない識別データに変換して伝送する。この識別データは、非特許文献1のTFRI(Transport-Format and Resource related Information)に相当する。TFRIのデータ量が非特許文献1で次のように規定されている。
・チャネライゼーション符号セット:7ビット
・変調方式:1ビット
・トランスポートブロックセットサイズ:6ビット
チャネライゼーション符号セットとは、マルチコード方式において1つの移動局に割当てられた複数のチャネライゼーション符号の組合せのことである。本来ならばTFRCを示す図1でも、符号数のみならず、チャネライゼーション符号セットを表示すべきであるが、図1は符号数を5個に固定した特別な場合を例示するものであり、符号数のみを示している。
3GPP TR(Technical Report)25.858V1.0.0 "8 Associated Signaling"
このように、変調符号化方式に関する情報を識別データに変換して伝送する情報通知方法によって、基地局と移動局との間のトラフィックを低減している。
上記識別データのデータ量が少ない程、トラフィックを低減できるため望ましく、更にデータ量の少ない識別データが求められている。
本発明の目的は、識別データのデータ量を低減できる情報通知方法、移動通信システム、基地局および移動局を提供することである。
この発明に係る情報通知方法は、識別コードによりトランスポートブロックセットサイズが基地局から移動局へ通知され複数のチャネライゼーション符号を用いて前記基地局と移動局との間で通信を行う符号分割多元接続方式に基づく移動通信システムにおける情報通知方法であって、前記基地局が、1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを送信するステップを備え、前記1の移動局が、上記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとを受信するステップと、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記受信ステップで受信された前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズを識別するステップとを備え、前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なるものである。
この発明によれば、識別コードによりトランスポートブロックセットサイズが基地局から移動局へ通知され複数のチャネライゼーション符号を用いて前記基地局と移動局との間で通信を行う符号分割多元接続方式に基づく移動通信システムにおける情報通知方法であって、前記基地局が、1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを送信するステップを備え、前記1の移動局が、上記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとを受信するステップと、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記受信ステップで受信された前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズを識別するステップとを備え、前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なるように構成したので、1の種類の情報用の識別コードのデータ量を低減することができる。したがって、情報通知のために伝送する信号の量を低減できる。或いは、低減したデータ量分だけ冗長度の高い符号化を採用することにより、情報通知の信頼性を向上することができる。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図2は、本発明の実施の形態1に係る移動通信システムの構成を示す図である。移動通信システムは、移動局11、基地局12および基地局制御装置13から構成される。移動局11は、ユーザによって携帯され、移動しながら基地局12との間で無線通信を行うことが可能な端末である。基地局12は、特定の場所に設置される装置であって、複数の移動局11との間で同時に無線通信を行うことが可能である。また、基地局12は、有線伝送路を介して上位装置である基地局制御装置13に接続されており、基地局12が移動局11を有線通信回線に接続する役割を担っている。基地局制御装置13は、複数の基地局12に接続され、基地局12に関する各種制御を行うとともに、移動局11を基地局12経由で公衆回線網(不図示)に回線接続する。
図2の移動通信システムでは、移動局11から発信された信号が、基地局12、基地局制御装置13および公衆回線網をこの順に経由して通信相手まで伝送される。逆に、通信相手から発信された信号は、公衆回線網、基地局制御装置13および基地局12をこの順に経由して移動局11まで伝送される。
図3は、図2の基地局の構成を示すブロック図である。図3では、基地局のうち送信側の構成のみが図示される。基地局は、トランスポートブロック合成部21、チャネルコーディング部22、物理チャネル分割部23、インターリーブ部24、マッピング部25、拡散変調部26、乗算器27、多重化部28、送信部29、アンテナ30、リソース管理部31および情報通知部32を備えている。このうち、チャネルコーディング部22はターボ符号化部36およびレートマッチング部37を備えている。
次に基地局の動作を説明する。
基地局制御装置13から送られてきたデータは、固定長のトランスポートブロックとして基地局12のトランスポートブロック合成部21に入力される。トランスポートブロック合成部21には、リソース管理部31から指示されたTBSサイズに応じた数、すなわちTBSサイズをトランスポートブロック長で除算して得られた数のトランスポートブロックを組合せてTBSを生成する。TBSは、チャネルコーディング部22の処理単位である。トランスポートブロック合成部21から出力されたTBSは、ターボ符号化部36に入力されてターボ符号化処理が施され、続いてレートマッチング部37において所定長のデータに調整される。このとき、ターボ符号化部36とレートマッチング部37とから成るチャネルコーディング部22は、リソース管理部31から指示された符号化レートに基づいて、出力データが所定長になるよう調整する。
レートマッチング部37から出力されたTBSは、物理チャネル分割部23において物理チャネル毎の所定長のデータに分割され、続いて、インターリーブ部24においてインターリーブ処理を受け、マッピング部25に入力される。マッピング部25では、リソース管理部31から指示されたデジタル変調方式(QPSKまたは16QAM)を用いて、インターリーブ部24から出力されたデータが変調される。拡散変調部26では、リソース管理部31から指示された識別番号(1,2,…,M)に対応したチャネライゼーション符号を用いて、マッピング部25から出力されたデータにそれぞれ拡散変調を施す。乗算器27では、拡散変調部26から出力されたデータにそれぞれゲイン(G)が乗算される。多重化部28では、乗算器27から出力されたデータ、パイロットチャネルの1種であるCPICH(Common Pilot Channel)のデータおよび他チャネルのデータが多重化される。多重化部28から出力されたデータは、送信部29において無線周波数の信号に変換され、続いて、アンテナ30から対向する移動局11に向けて無線送信される。
なお、リソース管理部31は、通信相手である複数の移動局11との通信で使用する変調符号化方式に関する情報を一括管理しており、通信環境に応じて変化する変調符号化方式に対応した情報を各部に指示する。また、リソース管理部31で管理されている変調符号化方式に関する情報は、情報通知部32においてそれぞれデータ量の少ない識別データに変換され、他チャネルを通じて移動局11に伝送される。識別データはチャネライゼーション符号セットを示す第1の識別コード、変調方式を示す第2の識別コード、並びにTBSサイズに対応した第3の識別コードを含んで成る。第1の識別コードは、チャネライゼーション符号セットを、対応するコードに変換して得たものである。第2の識別コードは、変調方式を、対応するコードに変換して得たものである。第3の識別コードは、マルチコード数と変調パターンを識別する情報(TFRC)との組み合わせを、対応するコードに変換して得たものである。
図4は、図2の基地局における送信データの変形過程を例示する図である。まずステップS1では、データ長がそれぞれ240ビットである10個のトランスポートブロックが合成されて、2400ビットのTBSが生成される(トランスポートブロック合成部21)。次にステップS2では、2400ビットのTBSに24ビットCRCビットが付加される。これは、図3のチャネルコーディング部22において、ターボ符号化の前過程として行われる処理である。次にステップS3では、符号化レートR=1/3のターボ符号化が施され、データ長が3倍の7272ビットとなる(ターボ符号化部36)。次にステップS4では、レートマッチング処理によりデータ長が4800ビットに調整される(レートマッチング部37)。次にステップS5では、5つの物理チャネル毎に960ビットのデータに分割される(物理チャネル分割部23)。次にステップS6では、物理チャネル毎にインターリーブ処理が施され、データ長に変化はない(インターリーブ部24)。この図4の例は、チップレート3.84Mcps、拡散率SF=16、1フレームあたり2ms、変調方式=QPSK変調におけるものを示している。この場合の符号化レートRは、R=2424/4800≒1/2である。
図5は、図2の移動局の構成を示すブロック図である。図5では、移動局の受信側の構成のみを図示している。移動局は、アンテナ41、受信部42、逆拡散部43、デマッピング部44、デインターリーブ部45、物理チャネル合成部46、チャネルデコーディング部47、トランスポートブロック分割部48および変換部49を備えている。チャネルデコーディング部47は、レートデマッチング部51およびターボ復号部52を備えている。変換部49は、変換テーブル53,54,55および変換式56を有している。
次に移動局の動作を説明する。
対向する基地局12から到来した無線信号は、アンテナ41で受信された後、受信部42において無線周波数からベースバンドに周波数変換される。逆拡散部43では、変換部49から指示された識別番号に対応する複数のチャネライゼーション符号を用いて、受信部42から出力されたデータに逆拡散処理が施される。この逆拡散処理によって、物理チャネル毎にシンボル系列が復元される。逆拡散部43から出力されたシンボル系列に対し、デマッピング部44では、変換部49から指示されたデジタル変調方式を用いて、復調処理が行われる。続いて、デインターリーブ部45でデインターリーブ処理が施され、物理チャネル合成部46において各物理チャネルのデータが合成され、TBSが復元される。
次に、レートデマッチング部51においてレートデマッチング、ターボ復号部52においてターボ復号が行われる。このとき、レートデマッチング部51およびターボ復号部52から成るチャネルデコーディング部47は、出力データ長が変換部49から指示された符号化レートに応じたデータ長となるように調整する。トランスポートブロック分割部48では、ターボ復号部52から出力されたTBSが、変換部49から指示された数のトランスポートブロックに分割され、他の処理ブロックへ送られる。
なお、基地局12の情報通知部32から伝送されてきた識別データは、物理チャネル以外の他チャネルを介して受信されて変換部49に入力される。変換部49に入力された識別データは、変換部49が保有する変換テーブル53〜55および変換式56によって変調符号化方式に関する情報に変換され、各部に指示される。変換テーブル53は、チャネライゼーション符号セットを示す識別コードから、複数のチャネライゼーション符号の識別番号(1,2,…,M)に変換するためのテーブルである。チャネライゼーション符号セットは同一の初期値、同一のマルチコード数によって特徴付けられるチャネライゼーション符号のグループである。変換テーブル53は図6〜図8に示すものである(詳細は後述)。変換テーブル54は、変調方式(QPSK/16QAM)を示す識別コードから、QPSKまたは16QAMのいずれかのデジタル変調方式を示すデータに変換するためのテーブルであり、図9に示すものである(詳細は後述)。変換テーブル55は、TBSサイズ、マルチコード数および変調方式を示す識別データから、トランスポートブロックセットに含まれるトランスポートブロックの数を算出する変換テーブルであり、図10〜図12の一部(図10〜図12そのものが変換テーブルであるわけではない)に示すものである。変換式56は、TBSサイズおよび変調方式の識別データから符号化レートを算出する変換式であり、詳細は後述する。また、ここでは識別データから情報への変換を説明するが、この変換の逆変換が、基地局12の情報通知部32において行われる。
図6〜図8は、チャネライゼーション符号セットに関する変換テーブルを示す図である。ここでは、拡散率SF(Spreading Factor)=16を想定しており、全符号数は16個となる。SF=16のチャネライゼーション符号をCch(16,k)と表記し(k=0〜15:識別番号)、この16個の符号のうち、複数のチャネライゼーション符号を1つの移動局に割当てて使用する場合、先頭のチャネライゼーション符号から順に連続した識別番号kのチャネライゼーション符号を割当てるものとする。また、ここでは識別番号k=0のチャネライゼーション符号は、CPICH(共通パイロットチャネル)その他に用いるため、移動局に割当てないものとする。図6〜図8において、初期値とは上記先頭のチャネライゼーション符号を示し、マルチコード数とは1つの移動局に割当てるチャネライゼーション符号の数である。このように、図6〜図8では、チャネライゼーション符号セットを初期値とマルチコード数とによって表し、これと識別コードとの対応関係を示している。対応関係は下記に示すものである。
初期値Cch(16,1)、マルチコード数1〜15 ⇔ 識別コード0〜14
初期値Cch(16,2)、マルチコード数1〜14 ⇔ 識別コード15〜28
初期値Cch(16,3)、マルチコード数1〜13 ⇔ 識別コード29〜41
初期値Cch(16,4)、マルチコード数1〜12 ⇔ 識別コード42〜53
初期値Cch(16,5)、マルチコード数1〜11 ⇔ 識別コード54〜64
初期値Cch(16,6)、マルチコード数1〜10 ⇔ 識別コード65〜74
初期値Cch(16,7)、マルチコード数1〜9 ⇔ 識別コード75〜83
初期値Cch(16,8)、マルチコード数1〜8 ⇔ 識別コード84〜91
初期値Cch(16,9)、マルチコード数1〜7 ⇔ 識別コード92〜98
初期値Cch(16,10)、マルチコード数1〜6 ⇔ 識別コード99〜104
初期値Cch(16,11)、マルチコード数1〜5 ⇔ 識別コード105〜109
初期値Cch(16,12)、マルチコード数1〜4 ⇔ 識別コード110〜113
初期値Cch(16,13)、マルチコード数1〜3 ⇔ 識別コード114〜116
初期値Cch(16,14)、マルチコード数1、2 ⇔ 識別コード117〜118
初期値Cch(16,15)、マルチコード数1 ⇔ 識別コード119
このように、チャネライゼーション符号セットの識別コードとしては、120通りあればよい。ただし、ここでの識別コードは10進数で表記している。これに対し、図5に記載されるチャネライゼーション符号セットの識別コードは、2進数で7ビットの0000000-1111111と表記される。このことは、非特許文献1に記載されている、チャネライゼーション符号セットのシグナリングを7ビットで行う規定に合致する。
図9は、変調方式に関する変換テーブルを示す図である。ここでは、変調方式としてQPSKおよび16QAMのいずれかを使用することを想定している。QPSKの識別コードは0であり、16QAMの識別コードは1である。このように、変調方式の識別コードとしては、2通り(1ビット)あればよい。このことは、非特許文献1に記載されている変調方式のシグナリングを1ビットで行う規定に合致する。
図10〜図12は、TBSサイズの変換を示す図である。これらは、非特許文献1に記載される図1を拡張したものである。図1に比べ、図10〜図12では、トランスポートブロック(TrBlk)サイズ、トランスポートブロック(TrBlk)数および識別コードの項目が付加されている。TrBlkサイズは、トランスポートブロックのサイズであり、固定長の240ビットである。TrBlk数は、1つのTBSに含まれるTrBlkの数であり、TBSを分割するときの分割数でもある。また、図1ではマルチコード数=5のみが記載されていたが、図10〜図12ではマルチコード数=1〜15について記載されている。TFRC(x,y)は、マルチコード数=yのときのTFRCを表している。たとえば、TFRC(x,5)は、図1のTFRC(x)に相当する。識別コードについては、参考例のものと本実施形態のものとを記載している。
参考例では、全部で90のTFRC(図10〜図12)のうちあるTFRCについては、識別コードを表す10進数の数字とTrBlk数を表す10進数の数字とが一致するようにしている。この場合、TrBlkサイズを乗算するだけでTBSサイズが得られ利便性が高いが、1〜90(7ビット)の識別コードが必要であり、TBSサイズのシグナリングを6ビットで行う非特許文献1の規定よりも多くのデータ量が必要となる。ただし、90通りのTFRCには、TrBlk数あるいはTBSサイズが一致するものがあり、識別コードとしては50通り(6ビット)あればよい。したがって、参考例の識別コード1〜90を、複数ある同一TBSサイズの組み合わせに対しては必ず同じ識別コードが与えられるように並べ換えた識別コード1〜50を使用すれば、非特許文献1の規定に合致することとなる。
本実施形態では、全てのyについて、TFRC(1,y)およびTFRC(4,y)の識別コードを1とし、TFRC(2,y)およびTFRC(5,y)の識別コードを2とし、TFRC(3,y)およびTFRC(6,y)の識別コードを3としている。このような識別コードは、単独では3通りを識別するのみであり、様々なTBSサイズを全て識別することはできないが、他の識別コードと組合わせることによって、識別可能となるものである。変調方式については、2通りの識別コードが図9に記載された変換テーブルから容易に把握できる。また、マルチコード数についても、15通りの識別コードが図6〜図8の変換テーブルから把握できる。たとえば、図6〜図8の識別コードのうち、特定の識別コード0,15,29,42,54,65,75,84,92,99,105,110,114,117,119は、マルチコード数=1に対応する。したがって、これらを組合わせた識別コード群により、3×2×15=90通りのTFRCを識別することができる。このように、TBSサイズに関する識別コードは1〜3(2ビット)のみとなるため、識別データのデータ量を大幅に低減することが可能である。
非特許文献1との関係でいえば、TBSサイズのシグナリング用に規定された6ビットを2ビットに減らすことができる。或いは、2ビット以外の4ビットを独立に使って、図10〜図12に示すTBSサイズ以外のTBSサイズ(たとえば、336、10000など)を伝送することもできる。また、6ビットをまとめて使用する場合、すなわち、シグナリングで用いている1〜3以外の値(0、4〜63)を、図10〜図12に示すTBSサイズ以外のTBSサイズを伝送するために用いることもできる。
次に図5の変換式56について説明する。
まず、レートマッチング後の1フレームのデータ長をLrm、変調方式の識別コードをModとしたとき、データ長Lrmは、
Lrm=960*(Mod+1) … (1)
と表される。変調方式がQPSKの場合はMod=0であるためLrm=960となり、変調方式が16QAMの場合はMod=1であるためLrm=1920となる。続いて、TBSサイズをSt、TBSサイズの識別コードをT、マルチコード数をMCとすると、TBSサイズStは、
St=(T+3*Mod)*MC*240 … (2)
と表される。たとえば、TFRC(1,5)の場合、すなわちT=1、Mod=0、MC=5の場合、
St=(1+3*0)*5*240=1200
となり、TFRC(5,10)の場合、すなわちT=2、Mod=1、MC=10の場合、
St=(2+3*1)*10*240=12000
となる。続いて、符号化レートをRとすると、符号化レートRは、
R=St/(Lrm*MC) … (3)
と表され、式(1)および式(2)を式(3)に代入することによって、
R=(T+3*Mod)/4*(Mod+1) … (4)
が得られる。たとえば、TFRC(1,5)の場合、すなわちT=1、Mod=0の場合、
R=(1+3*0)/4*(0+1)=1/4=0.25
となり、TFRC(5,10)の場合、すなわちT=2、Mod=1の場合、
R=(2+3*1)/4*(1+1)=5/8=0.625
となる。上記の式(4)は、TBSサイズの識別コードTおよび変調方式の識別コードModから符号化レートRを算出するための変換式であり、図5の変換式56に相当する。
以上のように、本実施形態では、チャネライゼーション符号セットを変換して得られた識別コード、変調方式を識別する識別コード、マルチコード数と変調パターン識別情報(TFRC)の組み合わせを対応するコードに変換することによって得られる識別コードを組み合わせて用いることによってTBSサイズを識別する。よって、TBSサイズを識別するためのデータ量を低減できる。或いは、低減したデータ量分だけ冗長度の高い符号化を採用することにより、情報通知の信頼性を向上することができる。
なお、上記ではマルチコード数と変調方式(TFRC)との両方を用いて、TBSサイズに対応する識別コードのデータ量を削減することを示したが、どちらか一方を用いてTBSサイズを識別するためのデータ量を削減しても良い。また、TBSサイズの識別コードを参考例と同じものとし、これと変調方式とを組合せることにより、チャネライゼーション符号セットの識別コードのデータ量を削減してもよい。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、TBSサイズに対応した識別コードからTBSサイズを知るのに変換テーブル55を用いるものであったが、実施の形態2では、変換テーブル55に代えて変換式を使用するものである。この変換式は、上記の式(2)である。式(2)は、TBSサイズの識別コードT、変調方式の識別コードModおよびマルチコード数MCからTBSサイズを復元するための変換式である。
以上のように、本実施形態では、変換テーブルを変換式で代用するため、変換テーブルを記憶しておく必要がなく、記憶容量を節約できる。特に、記憶容量に制限のある移動局において有効である。
以上のように、この発明に係る情報通知方法、移動通信システム、基地局および移動局は、トラフィックを低減するために識別データのデータ量を低減するのに適している。
非特許文献1のTFRCを示す図である。 本発明の実施の形態1における移動通信システムの構成を示すブロック図である。 図2の基地局の構成を示すブロック図である。 図2の基地局における送信データの変形過程を例示する図である。 図2の移動局の構成を示すブロック図である。 チャネライゼーション符号セットに関する変換テーブル(No.1)を示す図である。 チャネライゼーション符号セットに関する変換テーブル(No.2)を示す図である。 チャネライゼーション符号セットに関する変換テーブル(No.3)を示す図である。 変調方式に関する変換テーブルを示す図である。 TBSサイズの変換(No.1)を示す図である。 TBSサイズの変換(No.2)を示す図である。 TBSサイズの変換(No.3)を示す図である。
符号の説明
11 移動局、12 基地局、13 基地局制御装置、21 トランスポートブロック合成部、22 チャネルコーディング部、23 物理チャネル分割部、24 インターリーブ部、25 マッピング部、26 拡散変調部、27 乗算器、28 多重化部、29 送信部、30,41 アンテナ、31 リソース管理部、32 情報通知部、36 ターボ符号化部、37 レートマッチング部、42 受信部、43 逆拡散部、44 デマッピング部、45 デインターリーブ部、46 物理チャネル合成部、47 チャネルデコーディング部、48 トランスポートブロック分割部、49 変換部、51 レートデマッチング部、52 ターボ復号部。

Claims (16)

  1. 識別コードによりトランスポートブロックセットサイズが基地局から移動局へ通知され複数のチャネライゼーション符号を用いて前記基地局と移動局との間で通信を行う符号分割多元接続方式に基づく移動通信システムにおける情報通知方法であって、
    前記基地局が、
    1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを送信するステップを備え、
    前記1の移動局が、
    上記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとを受信するステップと、
    前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記受信ステップで受信された前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズを識別するステップとを備え、
    前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、
    前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、
    前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なる
    ことを特徴とする情報通知方法。
  2. 前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数が1個の場合、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズは、同じ量で増加する事を特徴とする請求項1項記載の情報通知方法。
  3. 前記第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットは6ビットであり、前記ビットをまとめて使用することによって表現される連続する数値は64個であることを特徴とする請求項1記載の情報通知方法。
  4. 前記基地局が、
    前記移動局に送信する情報データの所定データ量毎にCRCを付加するステップを備え、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、前記所定データ量のサイズである
    ことを特徴とする請求項1記載の情報通知方法。
  5. 識別コードによりトランスポートブロックセットサイズが基地局から移動局へ通知され複数複数のチャネライゼーション符号を用いて前記基地局と移動局との間で通信を行う符号分割多元接続方式に基づく移動通信システムであって、
    前記基地局が、
    1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを送信する送信する装置を備え、
    前記1の移動局が、
    上記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとを受信する装置と、
    前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記受信装置により受信された前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズ識別する装置とを備え、
    前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、
    前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、
    前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なる
    ことを特徴とする移動通信システム。
  6. 前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数が1個の場合、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズは、同じ量で増加する事を特徴とする請求項5記載の移動通信システム。
  7. 前記第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットは6ビットであり、前記ビット数をまとめて使用することによって表現される連続する数値は64個であることを特徴とする請求項5記載の移動通信システム。
  8. 前記基地局は、
    前記移動局に送信する情報データの所定データ量毎にCRCを付加するCRC付加装置を備え、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、前記所定データ量のサイズである
    ことを特徴とする請求項5記載の移動通信システム。
  9. 識別コードによりトランスポートブロックセットサイズを移動局に通知し複数のチャネライゼーション符号を用いて通信を行う符号分割多元接続方式に基づく基地局における情報通知方法であって、
    1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを、
    上記1の移動局であって、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズを識別する移動局、
    に送信するステップを備え、
    前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、
    前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、
    前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なる
    ことを特徴とする情報通知方法。
  10. 前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数が1個の場合、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズは、同じ量で増加する事を特徴とする請求項9記載の情報通知方法。
  11. 前記第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットは6ビットであり、前記ビットをまとめて使用することによって表現される連続する数値は64個であることを特徴とする請求項9記載の情報通知方法。
  12. 所定データ量毎にCRCを付加するステップを備え、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、前記所定データ量のサイズであることを特徴とする請求項9記載の情報通知方法。
  13. 識別コードによりトランスポートブロックセットサイズを移動局に通知し複数のチャネライゼーション符号を用いて通信を行う符号分割多元接続方式に基づく基地局であって、
    1の移動局に割り当てられた前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第1の識別コードと、前記符号分割多元接続に用いられる変調方式を示すとともに前記トランスポートブロックセットサイズの識別にも用いられる第2の識別コードと、前記第1の識別コードと第2の識別コードとの一の組合せに複数種が対応し前記第1の識別コードと第2の識別コードと組合せられることにより前記トランスポートブロックセットサイズを特定する第3の識別コードとを、
    上記1の移動局であって、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードの組合せと前記トランスポートブロックセットサイズとの関係を示すテーブルに基づき、前記第1の識別コードと第2の識別コードと第3の識別コードとの組合せにより前記トランスポートブロックセットサイズを識別する移動局、
    に送信する装置を備え、
    前記第3の識別コードは該第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットをまとめて使用することにより表現されるとともに、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、第1のトランスポートブロックセットサイズ群または、該第1のトランスポートブロックセットサイズ群とは異なる第2のトランスポートブロックセットサイズ群に属し、
    前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差は所定数の整数倍であり、
    前記第2のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズ同士の差の少なくとも一部は前記所定数の整数倍とは異なる
    ことを特徴とする基地局。
  14. 前記チャネライゼーション符号の数であるマルチコード数が1個の場合、前記第1のトランスポートブロックセットサイズ群に含まれるトランスポートブロックセットサイズは、同じ量で増加する事を特徴とする請求項13記載の基地局。
  15. 前記第3の識別コードのシグナリング用に割り当てられたビットは6ビットであり、前記ビットをまとめて使用することによって表現される連続する数値は64個であることを特徴とする請求項13記載の基地局。
  16. 所定データ量毎にCRCを付加するCRC付加装置を備え、
    前記トランスポートブロックセットサイズは、前記所定データ量のサイズであることを特徴とする請求項13記載の基地局。
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