JP3775777B2 - 配管内水生生物付着防止装置 - Google Patents

配管内水生生物付着防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発電所の配管等の配管内への水生生物付着を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
火力発電所や原子力発電所ではに海水等の自然水を用いている。ところが、この水を導く配管及び熱交換器にはムラサキイガイ等の水生生物が付着する。配管内にこれら生物が付着し成長すると、水の流れを阻害し、はなはだしい場合には冷却能力の不足をきたすことになりこれを排除することが不可欠である。
【0003】
この対策としては従来より配管の入口にストレーナを設ける生物侵入防止方法、塩素を流して付着した生物を所こする塩素注入法、配管内にボールを流して物理的に清掃する方法などが試みられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記対策でも、配管に付着する生物は例えば径が0.1mm程度の卵の状態で配管内に侵入することもあり、生物の配管内への侵入を完全に防止することは困難であり、また上記生物は生命力が強く、その付着力も強いため、配管内の生物の付着の防止、及び排除を有効に行うことは困難であるという問題があった。また人間による配管内の生物の除去作業は生物の付着力が強いため大きな労力を必要とし、また作業環境が悪いため困難であり、費用的にも大きな問題があった。
【0005】
これらの問題を解決する方法として配管内に電極を挿入してパルス状の電圧を印加しその電界効果により水中の生物を死滅または麻痺させて配管への付着能力を奪うようにした装置が提案されている(特開昭62-186990号公報)。この方式は環境汚染の問題もなく労力も不要であるという利点があるが、実際の装置に適用する場合には大量の水が流れる大口径の配管内にいかに均一に電界を印加するかということが実用上の課題であった。また、これを補助する目的で光ファイバーにより電極付近に光を照射して生物を電極付近に誘導しようという提案もあるが(実開昭63−141221号公報)、これには余分な付加装置が必要である。
【0006】
本発明は従来の水生生物の配管への侵入防止手段の課題を解決するためになされたものであって有効に生物の付着を防止することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の配管内水生生物付着防止装置では、電極を、高電圧、低電圧交互に配した水の流れ方向にほぼ平行な金属板とする。これにより、配管経の生物付着を確実に防止できる。
【0008】
請求項2の配管内水生生物付着防止装置では、電極を水の流れ方向にほぼ平行な板状とし、かつ電極と一定の角度で絶縁体の板を複数交差させ全体として格子状のフィルターを形成する。これにより、水中に含まれる水生生物は流れの中で必ず電極の間を通過することになり、電界効果により麻痺もしくは死滅させられるので、配管系の生物付着を確実に防止できる。
【0009】
請求項3の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1または2の要件に加えて、電極の各断面形状を翼形とする。これにより、水の流れを妨げずに水生生物の付着を防止することができる。
【0010】
請求項4の配管内水生生物付着防止装置では、電極に少なくとも一つが流路内に水の流れ方向に沿って設けた中空円筒形で構成する。これにより、水全体に均一にパルス状の電界が印加され水中に含まれる水生生物は流れの中で必ず電極の間を通過することになり電界効果により麻痺もしくは死滅させられるので配管経の生物付着を確実に防止できる。
【0011】
請求項5の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1または2の要件に加えて、流路に沿って測定した電極の幅をw、水の流速をvとするとき、電圧印加の繰り返し周波数fを f>v/w とする。これにより、水生生物が電極間を通り抜ける時に少なくとも1回はパルス状の電界を印加することができ電界効果により麻痺もしくは死滅させられるので配管経の生物付着を確実に防止できる。
【0012】
請求項6の配管内水生生物付着防止装置では、請求項4の要件に加えて、電極の立体形状を涙滴形とする。これにより、水の流れを妨げずに水生生物の付着を防止することができる。
【0013】
請求項7の配管内水生生物付着防止装置では、請求項6の要件に加えて、電極周囲の配管を膨らませて、電極がない部分と同じ水の流れ断面積を確保する。これにより、流路の断面積を大きくすることができ、水の流れを妨げずに水生生物の付着を防止することができる。
【0014】
請求項8の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1または2の要件に加えて、電源を一対または複数対電極ごとに分割する。これにより、電源一台当たりの容量が小さくなり容易に実現できる。
【0015】
請求項9の配管内水生生物付着防止装置では、請求項8の要件に加えて、電源一台当たりに接続される電極の合計長さをほぼ等しくする。これにより、すべての電源の容量を等しくすることができ安価な配管内水生生物付着防止装置とすることができる。
【0016】
請求項10の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1、2、4のいずれかの要件に加えて、電極の表面に絶縁コーティングを行う。これにより、電極の寿命を延伸するとともに、電極から溶け出したイオンにより配管を腐食することを防止することができる。
【0017】
請求項11の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1、2、4のいずれかの要件に加えて、高電圧パルスを発生するパルス電源は、直流電源と第1のスイッチと第2のスイッチとパルス成形回路とを備え、第1のスイッチでパルス成形回路を充電し、第2のスイッチで電極にパルス電圧を印加するものである。これにより、効率よく最適なパルス幅のパルス電圧を印加することができる。
【0018】
請求項12の配管内水生生物付着防止装置では、請求項11の要件に加えて、第1のスイッチを半導体スイッチとし、第2のスイッチを磁気スイッチとする。これにより、信頼性の高い配管内水生生物付着防止装置とすることができる。
【0019】
請求項13の配管内水生生物付着防止装置では、請求項1、2、4のいずれかの要件に加えて、高電圧パルスを発生するパルス電源は、変圧器と、少なくとも1台の可飽和リアクトルを備え、交流電源を磁気スイッチで急峻化する。これにより、シンプルで安価な配管内水生生物付着防止装置とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態における構成図である。電極板2は冷却水配管の断面内において複数個平行に間隔dをおいて配置され、一つおきに束ねられてそれぞれパルス電源3の高電圧出力とアースとに接続されている。
【0022】
このように構成するとパルス電源がパルス電圧V0を発生したときに電極板の間の冷却水にはE0=V0/dなるパルス電界が発生する。
【0023】
パルス電界によって水生生物の配管への付着を防止するためには冷却水に含まれたすべてのプランクトン類を逃さぬように電界下に置くことが必要であるが、本実施の形態においては冷却水の流れ断面中において複数の電極板を配置しこれらの間に電圧を印加したので冷却水のいかなる部分においてもほぼ均一に所望の電界を印加することができる。このため本実施の形態の水生生物付着防止装置を通過した後の冷却水に含まれるプランクトン類は配管への付着能力を失い排水口より排出されることになる。
【0024】
(第2の実施の形態)
図2は請求項2に関わる水生生物付着防止装置の第2の実施の形態を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付与し説明を省略する。第2の実施の形態においては絶縁板4と電極板2が格子状に配置される。
【0025】
第2の実施の形態においては冷却水の全体に電界を印加することができ水生生物の配管への付着を効果的に防止できるのは第1の実施の形態と同様であるがさらに、絶縁板4と電極板2が格子状に配置されるので格子の1辺の長さよりも大きな物が冷却水配管に侵入することを防止することができる。また、絶縁板4によって電極板2の機械的強度が補強されるので冷却水に混ざって流れてくる異物が電極板に衝突する際の電極板の変形、損傷を防止することができる。
【0026】
また、第1、第2の実施の形態において電極板の断面形状を翼形とすると冷却し流れに対する電極板の抵抗を小さくでき、冷却ポンプに対する負担を小さくすることができる。それが本発明の請求項3である。
【0027】
(第3の実施の形態)
図3は本発明の請求項4と6に関わる水生生物付着防止装置の第3の実施の形態を示す図、図4は同実施の形態を冷却水の流れの上流から見た図である。本実施の形態おいては第1の電極5は流れの上流から見た形状がほぼ円形であり放射状に配置された支え板22によって配管断面の中央部に配置される。また、前記電極を流れの横から見た形状は涙滴形である。本実施の形態においては配管が第2の電極となりパルス電界は前記流れの中央に配した電極と配管との間に印加される。
【0028】
本実施の形態では電極間へのパルス電圧の印加によって配管を流れる冷却水全体にパルス電界が印加される。したがって第1の実施の形態と同様に水生生物の配管への付着防止効果が得られる。さらにまた本実施の形態においては電極形状が涙滴状であり流れに対する抵抗が極小化されるため、冷却水ポンプに対する負担が軽くなり低コスト化が可能である。
【0029】
さらにまた本実施の形態を変形させ配管1を第1の電極5の周り部分だけ第1の電極5の形状に沿って膨らませると流れの断面積を電極のある部分とない部分で変化させない上に第1の電極と配管との間の距離dを電極に沿ってほぼ一様とすることができ冷却水に一様な電界を印加することができてより強い水生生物の配管への付着防止効果を得ることができる。それが本発明の請求項7である。
【0030】
また、第3の実施の形態の説明において第1の電極は中実であるように説明してきたがこの電極を中空とすることにより、電極が軽量化され輸送、組立ての作業性が向上する利点が得られる。
【0031】
(第4の実施の形態)
これまで説明してきた水生生物付着防止装置において冷却水の流れに沿って測定した電極の幅をw、冷却水の流速をv、電圧印加の繰り返し周波数をfとしたとき、f>v/wなる関係を持たせる。但し、平板上電極の場合の電極幅wは板幅であり、涙滴形電極の電極幅wは電極表面の電界が最大電界の90%以上となる長さで定義するものとする。
【0032】
本実施の形態では冷却水の中に浮遊する水生生物の幼生、卵等は電極の間を通過するのに要する時間ttはw/vとなる。一方電圧印加の時間間隔tiは1/fであらわされる。先に示したf>v/wという本発明の関係からtt>tiという関係が導かれる。これは水生生物の幼生、卵などが電極の間を通過する間に少なくとも1回は電圧が印可されることを示しており、冷却水に含まれる水生生物の幼生、卵などは漏れなく配管への付着能力を失うことになる。
【0033】
(第5の実施の形態)
図5は請求項8に記載の本発明の第5の実施の形態の構成図である。本実施の形態においては接地電位となる電極は全て共通に接続されるが高電圧電位となる電極は3組に分割されてそれぞれ別個のパルス電源3に接続される。
【0034】
このように構成するとパルス電源1台当たりの電力容量は1/3ですむ。パルス電源はその設計・製作においてパルスの立ち上がりを十分速くするために配線インダクタンスを所定の値以下にする必要がある。ここで所定の値とは電源の容量に反比例して小さくなる。すなわち電源容量が2倍になると配線インダクタンスを1/2にせねばなら図製作が困難になる。本発明においてはパルス電源を分割法式とするので電源1台当たりの容量が小さく、したがってインダクタンスを大きくすることができるので製作が容易となる。
【0035】
また本発明においてパル電源の容量は接続される電極の長さの合計に比例するが電源1台当りに接続される電極長さをほぼ等しくすることにより、パルス電源の容量を全て等しくすることができる。
【0036】
これにより、量産効果によって電源の製作コストを下げることができる。本発明の水生生物付着防止装置においては装置コストにおける電源コストは大きな割合を占めているので、電源コストを下げることにより安価な水生生物付着防止装置を得ることができる。それが請求項9である。
【0037】
(第6の実施の形態)
本発明の請求項10においては、電極に絶縁コーティングを施す。絶縁コーティングの方法としては例えばエポキシ系塗料を塗布することにより容易に実現できる。このように電極表面に絶縁層を設けると、電極表面が直接冷却水に触れないので、イオンの溶け出しによる腐食などが防止できる。一方電気的等価回路としては絶縁層はコンデンサであり、冷却水は抵抗であるので、電源から見た等価回路は図6のようなC−R−Cの直列回路である。このような回路にパルス電圧を印加した場合、コンデンサ部分には電圧がかからず、抵抗部分に電圧がかかるのは回路理論の教えるところである。したがって電極表面に絶縁コーティングを施しても冷却水に印加される電圧は変わらず、本発明においても水生生物の付着防止効果が得られる。
【0038】
(第7の実施の形態)
図7は、本発明の請求項11項に関わる第7の実施の形態の構成図である。本実施の形態においては、直流電源30の出力には第1のスイッチ31が接続され、さらにパルス成形回路33と電極34の直列回路、およびこれと並列に第2のスイッチ32が接続される。
【0039】
最初に第2のスイッチが開いた状他愛で第1のスイッチが閉じられるとパルス成形回路33が充電される。充電完了後第1のスイッチは開かれ、第2のスイッチが閉じられることによって、パルス成形回路の電圧が電極34の間に印加され、水生生物の付着防止効果が得られる。
【0040】
本発明によれば電極間に印可される電圧の立ち上がりとパルス幅は第2のスイッチの性能とパルス成形回路の特性で決まるので比較的安価な低パワーの直流電源によって、有効な水生生物付着防止効果が得られる。また、パルス電圧を発生している間、直流電源は第1のスイッチによって切り離されるのでパルス放電現象に伴うサージやノイズが直流電源やその制御装置に侵入することがなく、誤動作や故障を防ぐことができる。
【0041】
(第8の実施の形態)
図8は、本発明の請求項12に関わる第8の実施の形態の構成図である。本実施の形態においては直流電源30の出力には半導体スイッチ35が接続されさらにパルス成形線路33と電極34の直列回路およびこれと並列に磁気スイッチ36が接続される。
【0042】
半導体スイッチ35が、制御回路(図示せず)からの司令により通電状態となると、パルス成形回路33が充電される。パルス成形回路33が充電されると、それと同じ電圧が磁気スイッチ36の端子間に発生し、その電圧の時間積分に比例した密度の磁束が、磁気スイッチの鉄心内に発生する。前記磁束の密度が鉄心材料で決まる飽和磁束密度に達すると、鉄心が飽和して磁気スイッチがオン状態になって、電極34の間にパルス電圧が発生する。磁気スイッチを適切に設計することによって、磁気スイッチがオンになるタイミングを、パルス成形回路経の充電が完了するときにすることができる。
【0043】
本発明では第1のスイッチを半導体スイッチ、第2のスイッチを磁気スイッチとしたので電極の摩耗、劣化の無い長寿妙で信頼性の高い水生生物付着防止装置に用いるパルス電源とすることができる。
【0044】
(第9の実施の形態)
図9は本発明の請求項13に関わる第9の実施の形態の構成図である。本実施の形態においては、交流電源40に変圧器41が接続され、その2次側に可飽和リアクトル42とコンデンサ43のはしご型回路が接続され、さらに電極34が接続される。
【0045】
図9に示した本発明の一実施の形態の作用を、図10を参照して説明する。図10は、図9に示したA点、B点、C点、D点の電圧の時間変化を示した図である。変圧器41は一次側に交流電源40が接続されているので、二次側には変圧比に応じた電圧が誘起される。ところが、二次側のA点には可飽和リアクトル42が接続されているので、可飽和リアクトル42の鉄心内の磁束密度がその材料で決まる飽和磁束密度に達して飽和状態になると、コンデンサ45を飽和インダクタンスとコンデンサ容量で決まる共振周波数で充電し、B点の電圧が上昇する。同じように、今度は可飽和リアクトル43が飽和すると、コンデンサ46が充電され、さらに可飽和リアクトル44の飽和によって電極34の間に急峻なパルス電圧が印加される。このような現象は交流電源40の電圧が正負に変化するたびに生じ、結局電極34には交流電源の周波数に応じた正負のパルス電圧が印加される。
【0046】
このように本発明の実施の形態によれば直流電源や特別な能動スイッチを用いずに周期的なパルス電圧を印加することができるので、安価で信頼性の高い水生生物付着防止装置に用いるパルス電源を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば有効かつ安価で信頼性が高い水生生物の付着防止装置を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第1の実施の形態の、流れに垂直な方向の模式的断面図。
【図2】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第2の実施の形態の、流れに垂直な方向の模式的断面図。
【図3】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第3の実施の形態の、流れの方向に沿う模式的断面図。
【図4】図3の第3の実施の形態の、流れに垂直な方向の模式的断面図。
【図5】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第5の実施の形態の、流れに垂直な方向の模式的断面図。
【図6】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第6の実施の形態における電源の電気的等価回路図。
【図7】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第7の実施の形態における電源の回路図。
【図8】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第8の実施の形態における電源の回路図。
【図9】本発明の配管内水生生物付着防止装置の第9の実施の形態における電源の回路図。
【図10】図9に示したA点、B点、C点、D点の電圧の時間変化を説明する図。
【符号の説明】
1…冷却水配管、 2…電極板、 3…パルス電源、 4…絶縁板、 5…第1の電極、 21…電極固定板、 30…直流電源、 31…第1のスイッチ、 32…第2のスイッチ、 33…パルス成形回路、 34…電極、 35…半導体スイッチ、 36…磁気スイッチ、 40…交流電源、 41…変圧器、 42、43、44…可飽和リアクトル、 45,46…コンデンサ

Claims (13)

  1. 水系統の流路配管の途中に高電圧パルスを印可して水生生物付着の防止を図った配管内水生生物付着防止装置において、電極を、高電圧、低電圧交互に配した水の流れ方向にほぼ平行な金属板としたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  2. 水系統の流路配管の途中に高電圧パルスを印可して水生生物付着の防止を図った配管内水生生物付着防止装置において、電極を水の流れ方向にほぼ平行な板状とし、かつ電極と一定の角度で絶縁体の板を複数交差させ、全体として格子状のフィルターを形成したことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  3. 請求項1または2の配管内水生生物付着防止装置において、前記電極の各断面形状を翼形としたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  4. 水系統の流路配管途中に高電圧パルスを印可して水生生物付着の防止を図った配管内水生生物付着防止装置において、電極に少なくとも一つが流路内に水の流れ方向に沿って設けた中空円筒形で構成したことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  5. 請求項1または2の配管内水生生物付着防止装置において、前記流路に沿って測定した電極の幅をw、水の流速をvとするとき、電圧印加の繰り返し周波数fを f>v/w としたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  6. 請求項4の配管内水生生物付着防止装置において、電極の立体形状を涙滴形としたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  7. 請求項6の配管内水生生物付着防止装置において、電極周囲の配管を膨らませて、電極がない部分と同じ水の流れ断面積を確保したことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  8. 請求項1または2の配管内水生生物付着防止装置において、電源を一対または複数対電極ごとに分割したことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  9. 請求項8の配管内水生生物付着防止装置において、電源一台当たりに接続される電極の合計長さをほぼ等しくしたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  10. 請求項1、2、4のいずれかの配管内水生生物付着防止装置において、電極の表面に絶縁コーティングを行ったことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  11. 請求項1、2、4のいずれかの配管内水生生物付着防止装置において、前記高電圧パルスを発生するパルス電源は、直流電源と第1のスイッチと第2のスイッチとパルス成形回路とを備え、第1のスイッチでパルス成形回路を充電し、第2のスイッチで電極にパルス電圧を印加するものであることを特徴とする水生生物付着装置。
  12. 請求項11の配管内水生生物付着防止装置において、第1のスイッチを半導体スイッチとし第2のスイッチを磁気スイッチとしたことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
  13. 請求項1、2、4のいずれかの配管内水生生物付着防止装置において、前記高電圧パルスを発生するパルス電源は、変圧器と、少なくとも1台の可飽和リアクトルを備え、交流電源を磁気スイッチで急峻化したことを特徴とする配管内水生生物付着防止装置。
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