JP3775602B2 - Supply roller recycling method - Google Patents
Supply roller recycling method Download PDFInfo
- Publication number
- JP3775602B2 JP3775602B2 JP2003295377A JP2003295377A JP3775602B2 JP 3775602 B2 JP3775602 B2 JP 3775602B2 JP 2003295377 A JP2003295377 A JP 2003295377A JP 2003295377 A JP2003295377 A JP 2003295377A JP 3775602 B2 JP3775602 B2 JP 3775602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- developing roller
- supply roller
- toner
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
本発明は、画像形成装置に着脱自在に設けられたプロセスカートリッジのリサイクル方法に関し、特に、プロセスカートリッジに収容される供給ローラのリサイクル方法に関するものである。 The present invention relates to a method for recycling a process cartridge that is detachably provided in an image forming apparatus, and more particularly to a method for recycling a supply roller accommodated in a process cartridge.
プリンタ、コピー機、ファックス機等に用いられる画像形成装置は、一様に帯電させた電子写真感光体に画像情報に応じて選択的な露光をして潜像を形成する。そして、この潜像をトナーで顕像化して、このトナー像を記録媒体に転写することにより画像記録を行う。このような装置にあっては、前記電子写真感光体、及びこの電子写真感光体に作用する帯電手段、現像手段、クリーニング手段等のプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを装置本体にに着脱自在とする方式が採用される。この方式によれば、カートリッジに収容されたトナーを使い果たしたり、カートリッジが寿命に達した場合に、ユーザーがカートリッジを交換することで容易にメンテナンスを行うことが可能となっている。 Image forming apparatuses used in printers, copiers, fax machines, and the like form a latent image by selectively exposing a uniformly charged electrophotographic photosensitive member according to image information. The latent image is visualized with toner, and the toner image is transferred to a recording medium to perform image recording. In such an apparatus, the electrophotographic photosensitive member and process means such as a charging unit, a developing unit, and a cleaning unit that act on the electrophotographic photosensitive member are integrally formed into a cartridge, and the cartridge is formed in the apparatus main body. The system that is detachable is adopted. According to this method, when the toner contained in the cartridge is exhausted or the cartridge reaches the end of its life, the user can easily perform maintenance by replacing the cartridge.
近年、環境保護の観点等から、このカートリッジのリサイクルが進められている。すなわち、使用済みのカートリッジを回収して分解し、新品と同等の品質を維持できる部品のみを選別して再利用することにより、新たなカートリッジを組み立てる。このように、新品同等の品質を有する部品のみを用いることにより、画像形成装置全体としての画像品質を保証するものとなっている。 In recent years, recycling of this cartridge has been promoted from the viewpoint of environmental protection. That is, a used cartridge is collected and disassembled, and a new cartridge is assembled by selecting and reusing only parts that can maintain the same quality as a new cartridge. In this way, the image quality of the entire image forming apparatus is assured by using only parts having a quality equivalent to that of a new product.
ところで、回転軸を支持する軸受において、内径の中心が外径の中心と異なる中空円筒体を用いることにより、回転軸の中心位置を変更可能とした偏心軸受が従来提唱されている(特許文献1参照)。 By the way, in the bearing which supports a rotating shaft, the eccentric bearing which can change the center position of a rotating shaft by using the hollow cylindrical body from which the center of an inner diameter differs from the center of an outer diameter is proposed conventionally (patent document 1). reference).
しかし、カートリッジのリサイクルに際し、使用により性能が劣化する部品についてはその再利用は進んでいない。例えば、感光体ドラム上の潜像をトナーを用いて現像する現像ローラや、この現像ローラに接触してトナーを供給する供給ローラ等を収容してなるプロセスカートリッジにおいては、供給ローラは、柔らかいスポンジ材等からなるものであるために、ウレタンゴム等からなる現像ローラとの摺動により、使用されるにつれてその径が小さくなっていく。従って、この径の小さくなった供給ローラを再利用する場合、リサイクル前と同じ位置に配置したのでは、供給ローラと現像ローラの接触状態が悪くなり、濃度不良等の画像不具合が発生することがあるという問題があった。 However, when recycling cartridges, the reuse of parts whose performance deteriorates due to use has not progressed. For example, in a process cartridge that houses a developing roller that develops a latent image on a photosensitive drum using toner, a supply roller that contacts the developing roller and supplies toner, the supply roller is a soft sponge. Since it is made of a material or the like, its diameter becomes smaller as it is used due to sliding with a developing roller made of urethane rubber or the like. Therefore, when the supply roller having a reduced diameter is reused, if the supply roller is disposed at the same position as before recycling, the contact state between the supply roller and the developing roller is deteriorated, and an image defect such as a density defect may occur. There was a problem that there was.
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、使用により径の小さくなった供給ローラを再利用する場合でも、供給ローラと現像ローラの接触状態を良好に保ち、濃度不良等の画像不具合が発生することを防止する手段を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such problems. Even when a supply roller having a reduced diameter due to use is reused, the contact state between the supply roller and the developing roller is maintained in a good state, and a density defect, etc. It is an object of the present invention to provide means for preventing image defects from occurring.
上記目的を達成するための請求項1の発明は、トナーを収容するためのケーシングと、感光体ドラム上の潜像をトナーを用いて現像する現像ローラと、両端部が前記ケーシングの側壁に軸受を介して回転自在に取り付けられ、前記現像ローラに接触してトナーを供給する供給ローラとを具備してなるプロセスカートリッジを使用後に回収し、使用により径の小さくなった前記供給ローラをリサイクルする供給ローラのリサイクル方法であって、前記軸受を取り付けるために前記ケーシングの前記側壁に形成された軸受挿通孔に、この軸受挿通孔に嵌め込まれる取付部と、中心軸が前記取付部の中心軸から偏心するようにして形成されたローラ軸挿通孔とを具備してなる偏心軸受を取り付け、この偏心軸受の前記ローラ軸挿通孔に、前記供給ローラのローラ軸を挿通させることにより、前記供給ローラをリサイクル前と比較して前記現像ローラ側に配置するものである。 In order to achieve the above object, a first aspect of the present invention is directed to a casing for containing toner, a developing roller for developing a latent image on a photosensitive drum using toner, and both end portions bearing on a side wall of the casing. A process cartridge that is rotatably mounted via a supply roller and that is provided with a supply roller that contacts the developing roller and supplies toner is recovered after use, and the supply roller having a reduced diameter as a result of use is recycled. A roller recycling method, wherein a bearing insertion hole formed in the side wall of the casing for mounting the bearing is fitted into the bearing insertion hole, and a central axis is eccentric from the central axis of the mounting part. An eccentric bearing comprising a roller shaft insertion hole formed as described above is attached, and the supply shaft is inserted into the roller shaft insertion hole of the eccentric bearing. By inserting the roller shaft of La, it is to place the developing roller side by comparing the supply roller and before recycling.
本発明に係る画像形成装置によれば、プロセスカートリッジを使用後に回収し、使用により径の小さくなった供給ローラを再利用することが可能となる。また、偏心軸受は、ケーシングの側壁に形成された既存の軸受挿通孔を利用して取り付けられるので、軸受のケーシングへの取り付け位置をリサイクル前から移動させることなく、供給ローラの配置位置だけを現像ローラ側へと移動させることができる。これにより、偏心軸受を取り付けるために、ケーシングに新たな軸受挿通孔を設ける必要がない。 According to the image forming apparatus of the present invention, it is possible to collect the process cartridge after use and reuse the supply roller whose diameter has been reduced by use. In addition, since the eccentric bearing is mounted using the existing bearing insertion hole formed in the side wall of the casing, only the position of the supply roller is developed without moving the mounting position of the bearing to the casing from before recycling. It can be moved to the roller side. Accordingly, it is not necessary to provide a new bearing insertion hole in the casing in order to attach the eccentric bearing.
プロセスカートリッジのリサイクルに際し、使用により性能が劣化する部品の1つである供給ローラについてその再利用を可能にするという目的を、最小の部品点数で、且つ安価なコストで実現した。 In recycling the process cartridge, the purpose of enabling reuse of the supply roller, which is one of the parts whose performance is deteriorated by use, is realized with a minimum number of parts and at a low cost.
本発明の実施例1について図面に基づいて説明する。尚、図1は、実施例1に係る画像形成装置1を示す概略縦断面図であり、図2は、図1におけるプロセスカートリッジ5近傍について拡大した図である。実施例1に係る画像形成装置1は、装置本体2と、この装置本体2に着脱自在に設けられ、現像ローラ3及び供給ローラ4を有するプロセスカートリッジ5とを備えてなるものであって、現像ローラ3のリサイクル履歴情報が記録され、現像ローラ3の端面3aに貼付された第1フィルム体6(第1情報提示手段)と、供給ローラ4のリサイクル履歴情報が記録され、供給ローラ4の端面4aに貼付された第2フィルム体7(第2情報提示手段)と、各フィルム体6,7からリサイクル履歴情報を読み取る第1CCDセンサ8(読取手段)及び第2CCDセンサ9(読取手段)と、各CCDセンサ8,9から送られたリサイクル履歴情報に基づいて、現像ローラ3に接続された第1電源装置10及び供給ローラ4に接続された第2電源装置11を制御するコントローラ12とを具備する印加電圧適正化機構13により、現像ローラ3及び供給ローラ4に印加する電圧値が適正化されるものである。
まず、本発明に係る画像形成装置1の動作について、図1に基づいて概説する。画像形成装置1は、図に示すように、帯電ブラシ14によって均一に帯電した感光体ドラム15の表面に、LEDヘッド16から画像情報に基づいた光像を露光して潜像を形成し、現像ローラ3で潜像に応じたトナー像を形成することにより可視像化する。一方、画像形成が開始されると、給紙トレイ17に載置された記録用紙Pの最上紙Ptがピックアップローラ18により取り出されて搬送路19へと送り出される。そして、搬送路19に適宜配置された搬送ローラ20により記録用紙Pは搬送路19に沿って搬送され、レジストローラ21が前記トナー像の形成と同期して駆動回転することにより記録用紙Pを感光体ドラム15へと搬送する。感光体ドラム15へと搬送された記録用紙Pは、転写ローラ22によって感光体ドラム15に押圧され、この転写ローラ22に、感光体ドラム15上のトナー像と逆極性の電圧を印加することにより、感光体ドラム15上のトナーが記録用紙へと転写される。更に、記録用紙Pは、搬送路19に沿って下流へと搬送され、図示しないヒータを内蔵する定着ローラ23によって圧力と熱を印加されることにより、記録用紙P上のトナーが記録用紙Pに定着する。その後、記録用紙Pは排紙ローラ24によって排紙トレイ25へと排出されるものとなっている。また、感光体ドラム15に当接して設けられた拡散ブラシ26は、記録用紙Pに転写しきれずに感光体ドラム上15に残留したトナーや紙粉等を、感光体ドラム15の表面から浮き上がらせる役割を果たしている。
First, the operation of the
本実施例に係る画像形成装置1では、図1に示すように、前記感光体ドラム15と、この感光体ドラム15に対して作用する帯電ブラシ14及び拡散ブラシ26とを一体化してドラムカートリッジ27としている。また、現像ローラ3等からなる所謂現像ユニットを一体化してプロセスカートリッジ5としている。このドラムカートリッジ27及びプロセスカートリッジ5の構成は、本実施例に限られず適宜設計変更が可能であり、例えば、プロセスカートリッジ5が感光体ドラム15や帯電ブラシ14をも含んだ構成とすることも可能である。
In the
プロセスカートリッジ5は、画像形成装置1の装置本体2に着脱自在に設けられている。すなわち、図に詳細は示さないが、装置本体2の内部にはプロセスカートリッジ5を収容するためのカートリッジ装着部が設けられている。このカートリッジ装着部は、プロセスカートリッジ5を嵌め入れるために装置本体2の内部に形成された空間を有して構成されており、その空間の形状はプロセスカートリッジ5の外形に略合致する形状となっている。プロセスカートリッジ5は、このカートリッジ装着部に嵌め入れられることにより装置本体2に装着され、また、上方へと引き出されることにより、装置本体2から取り外されものとなっている。これにより、ユーザーがプロセスカートリッジ5を容易に交換することが可能となっている。
The
プロセスカートリッジ5は、図2に示すように、トナーTを収容するためのトナー溜め部28が形成されたケーシング29と、前記感光体ドラム15上の潜像をトナーTを用いて現像する現像ローラ3と、この現像ローラ3にトナーを供給する供給ローラ4と、トナー溜め部28に収容されたトナーTを撹拌して供給ローラ4側へと送り出すアジテータ30と、現像ローラ3に当接する規制ブレード31とを具備してなるものである。
As shown in FIG. 2, the
現像ローラ3は、図3に示すように、中空の円筒形の形状を有するウレタンゴム部材32(ローラ本体)にローラ軸33が挿通されてなるものであり、その表面に担持したトナーTを感光体ドラム15に供給して、感光体ドラム15の表面の潜像を可視像化する、所謂現像手段の役割を果たすものである。また、現像ローラ3は現像手段としての役割を果たすと同時に、所謂クリーニング手段としての役割も果たしている。すなわち、現像ローラ3は、画像形成時に感光体ドラム15が回転を開始してから1回転目を行う際には現像手段としての役割を果たし、感光体ドラム15が2回転目を行う際には、前記記録用紙Pに転写し切れずに感光体ドラム15の表面に残留し、前記拡散ブラシ26の作用により感光体ドラム15の表面から浮き上がったトナーTを除去する役割を果たしている。このように、現像ローラ3を、現像手段及びクリーニング手段として兼用することにより、クリーニング手段を別途設ける必要がなくコストダウンを図ることができるという利点がある。また、現像ローラ3は、図2に示すように、電圧値可変型の第1電源装置10に接続されており、現像ローラ3に対して任意の大きさの電圧を印加することが可能となっている。これにより、露光後の感光体ドラム15の表面と現像ローラ3との電位差を調節し、現像ローラ3から感光体ドラム15へと移動するトナーの量を変化させることにより、形成される画像の濃淡を調節することが可能となっている。
As shown in FIG. 3, the developing
現像ローラ3は、図3に示すように、ローラ軸33の端部33aが、同心軸受34(軸受)を介してケーシング29に回転自在に取り付けられている。すなわち、ケーシング29の側壁29aに形成された軸受挿通孔35に対して、同心軸受34がケーシング29の内側から嵌め込むようにして取り付けられ、この同心軸受34にローラ軸33の端部33aを挿通させることにより、現像ローラ3はケーシング29に回転自在に取り付けられている。以下、更に詳細に説明する。
As shown in FIG. 3, the developing
同心軸受34は、図3及び図4に示すように、ケーシング29の側壁29aに形成された軸受挿通孔35に嵌め込まれる取付部36と、この取付部36の下端に設けられたフランジ部37とを具備し、取付部36及びフランジ部37を貫通してローラ軸挿通孔38が形成されてなるものである。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
取付部37は、図3及び図4に示すように、円筒の一部が軸方向に沿って切除されて回り止め39が形成されてなり、同心軸受34をケーシング29に取り付けるためのものである。すなわち、図3に示すように、ケーシング29の側壁29aには、取付部36の形状に略合致する形状の軸受挿通孔35がケーシング29を貫通して形成されており、この軸受挿通孔35に取付部36を嵌め込むことにより、同心軸受34がケーシング29に取り付けられる。ここで、取付部36に回り止め39を形成したことにより、同心軸受34と軸受挿通孔35の間には大きな摩擦力が生じ、同心軸受34自体が回転しないものとなっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the mounting
フランジ部37は、図3に示すように、ケーシング29の内側面29bに密接し、同心軸受34が軸受挿通孔35からケーシング29の外部へと抜け落ちることを防止するためのものである。従って、フランジ部37は、軸受挿通孔35より大きく形成すればよく、その形状及び大きさは、本実施例に限られず適宜設計変更が可能である。
As shown in FIG. 3, the
ローラ軸挿通孔38は、現像ローラ3のローラ軸33の一端部33aが挿通されるものであり、図4に示すように、ローラ軸33の外径より若干大きい外径を有する孔が、取付部36及びフランジ部37を貫通して形成されている。また、ローラ軸挿通孔38は、その中心軸C1が、取付部36の中心軸C1’と略一致するように形成されている。
The roller
供給ローラ4は、図3に示すように、中空の円筒形の形状を有するスポンジ材40(ローラ本体)にローラ軸41が挿通されてなるものであり、前記トナー溜め部28に収容されたトナーTをスポンジ材40で捕捉して、現像ローラ3に供給するものである。この供給ローラ4は、図2に示すように、電圧値可変型の第2電源装置11に接続されており、供給ローラ4に対して任意の大きさの電圧を印加することが可能となっている。これにより、現像ローラ3と供給ローラ4との電位差を調節し、供給ローラ4から現像ローラ3へと移動するトナーTの量を変化させることにより、形成される画像の濃淡を調節することが可能となっている。
As shown in FIG. 3, the
供給ローラ4は、図3に示すように、ローラ軸41の端部41aが、偏心軸受42(軸受)を介してケーシング29に回転自在に取り付けられている。すなわち、ケーシング29の側壁29aに形成された軸受挿通孔43に対して、偏心軸受42がケーシング29の内側から嵌め込むようにして取り付けられ、この偏心軸受42に供給ローラ4のローラ軸41の一端部41aを挿通させることにより、供給ローラ4はケーシング29に回転自在に取り付けられている。以下、更に詳細に説明する。
As shown in FIG. 3, the
偏心軸受42は、図3及び図5に示すように、ケーシング29の側壁29aに形成された軸受挿通孔43に嵌め込まれる取付部44と、この取付部44の下端に設けられたフランジ部45とを具備し、取付部44及びフランジ部45を貫通してローラ軸挿通孔46が形成されてなるものである。この偏心軸受42の取付部44及びフランジ部45は、同心軸受34の取付部36及びフランジ部37と同様の構成、機能を有するものであり、ここでは詳細な説明は省略する。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
ローラ軸挿通孔46は、供給ローラ4のローラ軸41の一端部41aが挿通されるものであり、図5に示すように、ローラ軸41の外径より若干大きい外径を有する孔が、取付部44及びフランジ部45を貫通して形成されている。また、ローラ軸挿通孔46は、その中心軸C2が、取付部44の中心軸C2’から偏心量dだけ偏心するようにして形成されている。尚、図における2点鎖線は、同心軸受34のローラ軸挿通孔38の位置を示したものである。
The roller
この偏心軸受42を用いることにより、プロセスカートリッジ5を使用後に回収し、使用により径の小さくなった供給ローラ4を再利用することが可能となっている。すなわち、スポンジ材40からなる供給ローラ4は、現像ローラ3との接触による摩耗によりその径が経時的に小さくなり、現像ローラ3との接触状態が悪くなる。これにより、供給ローラ4から現像ローラ3に十分な量のトナーが供給されず、画像品質が劣化するという問題がある。本実施例では、偏心軸受42を用いることにより、この問題の解決を図っている。
By using this
より詳細に説明するに、供給ローラ4をリサイクルする前の状態においては、図13に示すように、供給ローラ4についても、現像ローラ3と同様に、ローラ軸41の両端部41aが同心軸受34を介してケーシング29に取り付けられている。この時、現像ローラ3のローラ軸33と供給ローラ4のローラ軸41との間の距離L1は、現像ローラ3の半径Rと供給ローラ4の半径rとを加えた大きさに略等しくなっており、これにより、現像ローラ3と供給ローラ4とは互いに接触するものとなっている。一方、供給ローラ4のリサイクル時においては、図3に示すように、供給ローラ4は使用により小さくなり、その半径が(r−d)となっている。この場合、供給ローラ4のローラ軸41を、偏心軸受42を介してケーシング29に取り付ける。このとき、偏心軸受42を、ケーシング29の側壁29aに形成された既存の軸受挿通孔43を利用して取り付けることにより、軸受のケーシング29への取り付け位置をリサイクル前から移動させることなく、供給ローラ4の配置位置を、偏心軸受42のローラ軸挿通孔46の中心軸C2の偏心量d分だけ、すなわち、供給ローラ4の半径が小さくなった分だけ、現像ローラ3側へと移動させることができる。これにより、偏心軸受42を取り付けるために、ケーシング29に図示しない新たな軸穴挿通孔を設ける必要がない。尚、図3における1点鎖線は、リサイクル前において軸受挿通孔43に取り付けられた同心軸受34のローラ軸挿通孔38の中心軸C1の位置を示している。以上により、使用により径の小さくなった供給ローラ4を再利用する場合でも、現像ローラ3と供給ローラ4との接触状態を良好に保つことが可能となっている。尚、偏心量dの大きさは、供給ローラ4のリサイクル回数等に応じて任意の大きさとすることができる。
In more detail, in the state before the
規制ブレード31は、図2に示すように、一端部がケーシング29に取り付けられるとともに、他端部が現像ローラ3に対してカウンター方向に当接するようにして設けられたものであり、図に詳細は示さないが、現像ローラ3に付着したトナーTを均一化してトナー薄層を形成するためのものである。
As shown in FIG. 2, the regulating
アジテータ30は、図2に示すように、ケーシング29のトナー溜め部28に収容されたトナーTを撹拌し、トナーTが凝集することを防止するとともに、トナー溜め部28から供給ローラ4側へとトナーTを送り出すものである。このアジテータ30は、ケーシング29の長手方向に沿って配置され、その両端部がケーシング29に回転可能に支持された回転軸30aと、この回転軸30aからその径方向に向かって突設された薄い板状の撹拌羽30bとを具備している。撹拌動作時には、回転軸30aが図示しない駆動機構により回転駆動され、これに伴って撹拌羽30bがケーシング29内を撹拌するものとなっている。
As shown in FIG. 2, the
ケーシング29は、トナーTを収容するための容器であり、図2に示すように、その内部にはトナー溜め部28が形成されている。また、図6乃至図8に示すように、ケーシング29の側壁29aには第1検出窓47、及び第2検出窓48が設けられている。第1検出窓47は、図2に示すように現像ローラ3の端面3aに貼付された前記第1フィルム体6を、プロセスカートリッジ5の外部に配置された前記第1CCDセンサ8によって読み取ることを可能とするものであり、図8に示すように、ケーシング29の側壁29aにおける第1フィルム体6に向かい合う位置に、第1フィルム体6の大きさよりも若干大きい貫通孔49を形成し、この貫通孔49に透光部材50が嵌め込まれてなるものである。また、第2検出窓48は、図2に示すように供給ローラ4の端面4aに貼付された前記第2フィルム体7を、前記第2CCDセンサ9によって読み取ることを可能とするものであり、ケーシング29の側壁29aにおける第2フィルム体7に対向した位置に、第1検出窓47と同様に設けられている。
The
また、ケーシング29の側壁29aには、図6及び図7に示すように、透光窓51が設けられている。この透光窓51は、図3に示すように、ケーシング29の側壁29aにおける現像ローラ3と供給ローラ4の間の位置に、略平行四辺形の貫通孔52を形成し、この貫通孔52に、接触位置確認窓53とトナー切れ検出窓54が形成された、例えばアクリル板等の透光部材55が嵌め込まれてなるものである。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, a
接触位置確認窓53は、現像ローラ3と供給ローラ4の正常な接触位置の目安を示すものであり、現像ローラ3と供給ローラ4がこの接触位置確認窓53の内側で接触しているかどうかを見ることで、その接触位置Xが正常であるかどうかを判別できるものとなっている。これにより、前述のように、使用により径の小さくなった供給ローラ4をリサイクル前よりも現像ローラ3側へと移動させて再利用した場合に、供給ローラ4が現像ローラ3に正常に接触しているかどうかをプロセスカートリッジ5の外部から容易に確認することができるので、例えば、画像形成装置1の出荷時に、この接触位置確認窓53を見ることで検査を行い、接触位置確認窓53の内側で現像ローラ3と供給ローラ4とが接触しているものを良品とし、現像ローラ3と供給ローラ4とが接触してないもの、または接触位置Xが接触位置確認窓53の内側に入っていないものを不良品として除去することができる。
The contact
トナー切れ検出窓54は、図6及び図7に示すように、装置本体2に設けられたフォトセンサS(トナー切れ検出センサ)により、プロセスカートリッジ5のトナー切れを検出するためのものである。すなわち、フォトセンサSは、トナー切れ検出窓54の内側にトナーTの存在を検出した場合には、プロセスカートリッジ5の内部に十分な量のトナーTが収容されていると判断する。一方、トナー切れ検出窓54の内側にトナーTが検出されない場合、フォトセンサSは、プロセスカートリッジ5のトナー切れを検出したものと判断し、前記コントローラ12に対して検出信号を発する。この検出信号を受けたコントローラ12は、装置本体2に設けられた図示しないランプを点滅させる等して、ユーザーにトナー切れを知らせるものとなっている。尚、フォトセンサSは、図に詳細は示さないが、発光素子と受光素子により構成され、発光素子から発せられた光が受光素子によって検出されるか否かによって、物体の有無を検知するものである。
As shown in FIGS. 6 and 7, the toner-out
以下、印加電圧適正化機構13による、現像ローラ3及び供給ローラ4への印加電圧の適正化について説明する。現像ローラ3及び供給ローラ4をリサイクルして再利用する場合、現像ローラ3は使用によりその表面粗さが小さくなってトナーの担持力が低下し、供給ローラ4は使用によりその径が小さくなっているというように、それぞれの特性が新品時と比較して変化している。従って、現像ローラ3及び供給ローラ4に印加する電圧の大きさを、新品時における初期設定と同じ設定としたのでは、濃度不良等の画像不具合が生じる場合がある。現像ローラ3及び供給ローラ4への印加電圧の適正化とは、この不具合を防止するために、現像ローラ3及び供給ローラ4の使用状況に応じて、それぞれに印加する電圧の大きさを最適な値に変化させることをいう。
Hereinafter, the optimization of the applied voltage to the developing
印加電圧適正化機構13は、図2に示すように、現像ローラ3のリサイクル履歴情報が記録され、現像ローラ3の端面3aに貼付された第1フィルム体6と、供給ローラ4のリサイクル履歴情報が記録され、供給ローラ4の端面4aに貼付された第2フィルム体7と、各フィルム体6,7からリサイクル履歴情報を読み取る第1CCDセンサ8及び第2CCDセンサ9と、各CCDセンサ8,9から送られた各リサイクル履歴情報に基づいて、前記第1電源装置10及び前記第2電源装置11を制御するコントローラ12とを具備してなるものである。
As shown in FIG. 2, the application
第1フィルム体6(第1情報提示手段)は、ポリマー、磁気テープ、ボール方式電子等からなるシート状の部材の表面6aに、現像ローラ3のリサイクル履歴情報がインクにて記録され、裏面6bに図示しない粘着層が形成されてなるものであり、図8に示すように、現像ローラ3の端面3a、すなわち現像ローラ3を構成する前記ウレタンゴム部材32の端面に、前記粘着層を介して貼付されている。このように、第1フィルム体6を現像ローラ3の端面3aに貼付することにより、第1フィルム体6を比較的大きく形成することができ、多くのリサイクル履歴情報を記録させることができるという利点がある。尚、第1フィルム体6に記録されたリサイクル履歴情報は書き換え可能となっている。すなわち、プロセスカートリッジ5のリサイクル時において、プロセスカートリッジ5を分解して現像ローラ3を取り出し、新たなリサイクル履歴情報に書き換えることが可能となっている。
The first film body 6 (first information presentation means) records the recycling history information of the developing
この第1フィルム体6に記録されるリサイクル履歴情報としては、例えば、プロセスカートリッジ5のトナー充填量や、現像ローラ3の走行距離や、現像ローラ3のリサイクル回数や、プロセスカートリッジ5の初期状態における検査データ等が挙げられる。より詳細に説明するに、前記プロセスカートリッジ5のトナー充填量とは、そのプロセスカートリッジ5が、画像形成装置1の出荷時に内蔵されるプロセスカートリッジ5なのか、それとも交換用のプロセスカートリッジ5なのかを識別するための情報である。これは、出荷時に内蔵されるプロセスカートリッジ5と、交換用のプロセスカートリッジ5とではその内部に収容されるトナー量が異なるために、プロセスカートリッジ5自体としての寿命が来たときにおける現像ローラ3の使用状態が両者では異なるからである。また、前記現像ローラ3の走行距離に代えて、現像ローラ3の総回転数、総駆動時間、または総印字数等を用いることも可能である。また、前記現像ローラ3のリサイクル回数は、新品出荷時を0として、リサイクルするごとに1ずつを足して1、2、3・・として記録していく。また、前記プロセスカートリッジ5の初期状態における検査データとしては、例えば、現像ローラ3の径の大きさ、現像ローラ3の製造年月日、現像ローラ3の材料特性等が挙げられる。
The recycling history information recorded on the
以上、現像ローラ3のリサイクル履歴情報が記録された第1フィルム体6について説明したが、これと同様に、図2に示すように、供給ローラ4の端面4aにも供給ローラ4のリサイクル履歴情報が記録された第2フィルム体7が貼付されている。この第2フィルム体7の構成、記録されるリサイクル履歴情報の内容については、第1フィルム体6と同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。尚、現像ローラ3及び供給ローラ4のリサイクル履歴情報を、図示しない1つのフィルム体にまとめて記録して、このフィルム体を現像ローラ3または供給ローラ4いずれか一方の端面3a,4aに貼付することも可能であるが、本実施例のように、現像ローラ3と供給ローラ4のそれぞれについてそのリサイクル履歴情報が記録されたフィルム体6,7を別々に貼付することにより、リサイクル時に、プロセスカートリッジ5を分解して現像ローラ3及び供給ローラ4を取り出して別々に取り扱っても、それぞれのリサイクル履歴情報を確実に識別することができるという利点がある。
The
第1CCDセンサ8(読取手段)は、第1検出窓47を通して、第1フィルム体6に記録された現像ローラ3のリサイクル履歴情報を読み取るためのものであり、図に詳細は示さないが、第1フィルム体6に光を照射する光源と、その反射光を収束させるレンズと、収束光を電気信号に変換する電荷結合素子(Charge Coupled Device)を具備してなるものである。この第1CCDセンサ8は、図8に示すように、装置本体2の側壁2aにおいて、第1検出窓47に向かい合う位置に取り付けられた断面略L字形のブラケット56の上に設置されている。また、図6に示すように、これと同様にして、装置本体2の側壁2aにおける第2検出窓48に向かい合う位置にもブラケット56が取り付けられ、このブラケット56の上に第2CCDセンサ9が設置されており、第2検出窓48を通して、第2フィルム体7に記録された供給ローラ4のリサイクル履歴情報を読み取るものとなっている。各CCDセンサ8,9は、プロセスカートリッジ5が装置本体2に装着されたことを検知した時に、各フィルム体6,7からリサイクル履歴情報を読み取り、読み取られたリサイクル履歴情報は、コントローラ12へ送られるものとなっている。
The first CCD sensor 8 (reading means) is for reading the recycling history information of the developing
コントローラ12は、図2に示すように、第1CCDセンサ8及び第2CCDセンサ9から受け取った各リサイクル履歴情報に基づいて、第1電源装置10及び第2電源装置11を制御し、現像ローラ3及び供給ローラ4に印加する電圧の大きさを変化させるものである。より詳細に説明するに、コントローラ12内部には、各リサイクル履歴情報とそれに応じて現像ローラ3及び供給ローラ4に印加すべき最適の電圧値とが図示しないテーブルとして記憶されており、コントローラ12は、第1CCDセンサ8及び第2CCDセンサ9から受け取った各リサイクル履歴情報に基づいて、前記テーブルを参照することにより現像ローラ3及び供給ローラ4に印加する電圧値を決定する。これにより、コントローラ12から第1電源10及び第2電源11に対して制御信号が発せられ、現像ローラ3及び供給ローラ4に印加される電圧が適正な値へと変更されるものとなっている。
As shown in FIG. 2, the
印加電圧の適正化に際しては、現像ローラ3のリサイクル回数が多くなるほど、または走行距離が長くなるほど、露光後の感光体ドラム15の表面電位と現像ローラ3の電位との差が新品時の初期設定より大きくなるように、現像ローラ3に印加する電圧の大きさを変更する。また、供給ローラ4のリサイクル回数が多くなるほど、または走行距離が長くなるほど、現像ローラ3の電位と供給ローラ4の電位との差が新品時の初期設定より大きくなるように、供給ローラ4に印加する電圧の大きさを変更する。これにより、供給ローラ4から現像ローラ3へと供給されるトナー量、及び現像ローラ3から感光体ドラム15へと供給されるトナー量が増加するので、現像ローラ3及び供給ローラ4の特性の変化による濃度不良等の画像不具合を防止することができる。表1は、印加電圧の適正化についてその一例を示したものである。
When optimizing the applied voltage, the difference between the surface potential of the
尚、本実施例では、各フィルム体6,7の表面に各リサイクル履歴情報を記録する手段としてインクを用い、このリサイクル履歴情報を読み取るための手段としてCCDセンサ8,9を使用したが、これに限られず、例えば、図に詳細は示さないが、各フィルム体6,7の表面に記録する手段としてインクに代えて磁気インクを用い、読取手段としてCCDセンサ8,9に代えて磁気センサを用いることも可能である。
In this embodiment, ink is used as a means for recording each recycling history information on the surface of each
本発明の実施例2について図面に基づいて説明する。図9は、本実施例に係る画像形成装置70におけるプロセスカートリッジ71について拡大した図であるが、図に示すように、画像形成装置70は、現像ローラ3のリサイクル履歴情報が記録された第1フィルム体72(第1情報提示手段)が現像ローラ3のローラ軸33の端面33bに貼付され、供給ローラ4のリサイクル履歴情報が記録された第2フィルム体73(第2情報提示手段)が供給ローラ4のローラ軸41の端面41bに貼付された点を除いては第1実施例に係る画像形成装置1と同様であり、図において、画像形成装置1と同一の部材については同一の符号を付し、ここでは詳細な説明は省略する。
A second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 9 is an enlarged view of the
第1フィルム体72は、図9に示すように、現像ローラ3のローラ軸33の縦断面より若干小さく形成され、ローラ軸33の端面33bに貼付されている。この時、図10に示すように、ローラ軸33はその端部がケーシング29の側壁29aを貫通して外部へと突出して設けられており、第1フィルム体72はケーシング29の外側に位置している。従って、第1フィルム体72を読み取るための第1CCDセンサ8は、画像形成装置1の装置本体2の側壁2aにおいて、ローラ軸33に向かい合う位置に取り付けられたブラケット56の上に設置されている。これにより、第1実施例のように、前記第1フィルム体6を第1CCDセンサ8で読み取るためにケーシング29の側壁29aに第1検出窓47を設ける必要がなく、ケーシング29の加工に要する手間を削減できるとともに、前記透光部材50が不要となる分、部品点数が減り、コスト節減を図ることができるという利点がある。
As shown in FIG. 9, the
本発明の実施例3について図面に基づいて説明する。本実施例に係る画像形成装置80は、図11及び図12に示すように、印加電圧適正化機構13を構成する現像ローラ3及び供給ローラ4の各リサイクル履歴情報を提示する手段として、第1フィルム体6及び第2フィルム体7に代えて、ケーシング29の側壁29aから外側に突出して設けられた複数本のピン81を用い、また、前記各リサイクル履歴情報を読み取る手段として、前記CCDセンサ8,9に代えて、ピンの存在を検出するピン検出手段82を用いたものであり、それ以外の点については第1実施例に係る画像形成装置1と同様であり、図において、画像形成装置1と同一の部材については同一の符号を付し、ここでは詳細な説明は省略する。
A third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 11 and 12, the
ピン81は、図11に示すように、略円柱形状を有する導電性部材83の下端部に取付代84が形成されてなるものである。本実施例では、4本のピン81を用い、2本のピン81aで現像ローラ3のリサイクル回数を、残りの2本のピン81bで供給ローラ4のリサイクル回数をデジタルデータとして提示することとしている。すなわち、ピン81を取り付けることで1を、取り付けないことで0を表し、2本のピン81a,81bで2桁の2進数を表すことにより、リサイクル回数0回から3回までを表すこととしている。もちろん、ピン81の本数は本実施例に限られず、リサイクル回数に応じて任意に設定することが可能である。
As shown in FIG. 11, the
ピン検出手段82は、図12に示すように、電源装置85に接続され、V字型の突出部86が形成された板バネ部材87と、トランジスタ88を介してコントローラ12に接続された板金部材89とを具備してなるものであり、板バネ部材87と板金部材89は装置本体2の側壁2aに取り付けられている。これにより、ケーシング29の側壁29aにピン81が取り付けられたプロセスカートリッジ90が、装置本体2に装着された場合、板バネ部材87の突出部86がピン81に接触するとともに、板金部材89の一端部89aがピン81に接触することにより、板バネ部材87側からピン81を介して板金部材89側へと電流が流れ、トランジスタ88により増幅されてコントローラ12へと送られるものとなっている。コントローラ12は、この電流を検出することによりピン81の存在を検出する。一方、ケーシング29の側壁29aにピン81が取り付けられていない場合は電流が発生せず、コントローラ12はピン81の存在を検出しない。このようにして、コントローラ12は、4本のピン81それぞれについてその存在または不存在を検出することにより、現像ローラ3及び供給ローラ4についてそのリサイクル回数を検出し、これに応じて前記第1電源装置10及び前記第2電源装置11に対して制御信号を発して、現像ローラ3及び供給ローラ4に対する印加電圧を適正化するものとなっている。以上のように、第1情報提示手段及び第2情報提示手段をピン81とし、読取手段をピン検出手段82とすることにより、構造が簡易となり、ケーシング29の加工に要する手間を削減できるとともに、コスト節減を図ることができるという利点がある。
As shown in FIG. 12, the pin detection means 82 is connected to the
画像形成装置の内部に用いられる他のローラ部材についても、使用によりその径が小さくなるものに適用可能である。また、使用により径が小さくなる場合に限られず、例えば、コストダウンを目的としてローラの径を設計変更したような場合にも適用可能である。 Other roller members used inside the image forming apparatus can also be applied to those whose diameters are reduced by use. Further, the present invention is not limited to the case where the diameter is reduced by use, and can be applied to a case where, for example, the diameter of the roller is changed for the purpose of cost reduction.
3 現像ローラ
4 供給ローラ
5,71,90 プロセスカートリッジ
15 感光体ドラム
29 ケーシング
29a 側壁(ケーシング)
34 同心軸受(軸受)
41 ローラ軸(供給ローラ)
42 偏心軸受(軸受)
44 取付部
46 ローラ軸挿通孔
C2 中心軸(ローラ軸挿通孔)
C2’ 中心軸(取付部)
T トナー
DESCRIPTION OF
34 Concentric bearing (bearing)
41 Roller shaft (supply roller)
42 Eccentric bearing (bearing)
44 Mounting
C2 'center axis (mounting part)
T Toner
Claims (1)
前記軸受を取り付けるために前記ケーシングの前記側壁に形成された軸受挿通孔に、この軸受挿通孔に嵌め込まれる取付部と、中心軸が前記取付部の中心軸から偏心するようにして形成されたローラ軸挿通孔とを具備してなる偏心軸受を取り付け、
この偏心軸受の前記ローラ軸挿通孔に、前記供給ローラのローラ軸を挿通させることにより、前記供給ローラをリサイクル前と比較して前記現像ローラ側に配置することを特徴とする供給ローラのリサイクル方法。 A casing for containing toner, a developing roller for developing the latent image on the photosensitive drum using toner, and both ends are rotatably attached to the side wall of the casing via bearings, and contact the developing roller A supply roller for supplying the toner, and collecting the process cartridge after use, and recycling the supply roller having a diameter reduced by use,
A bearing formed in the bearing insertion hole formed in the side wall of the casing for mounting the bearing, and a center axis decentered from the central axis of the mounting section. Attaching an eccentric bearing comprising a shaft insertion hole,
The supply roller recycling method, wherein the supply roller is disposed on the developing roller side compared to before recycling by inserting the roller shaft of the supply roller into the roller shaft insertion hole of the eccentric bearing. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295377A JP3775602B2 (en) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | Supply roller recycling method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295377A JP3775602B2 (en) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | Supply roller recycling method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005062685A JP2005062685A (en) | 2005-03-10 |
JP3775602B2 true JP3775602B2 (en) | 2006-05-17 |
Family
ID=34371651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003295377A Expired - Fee Related JP3775602B2 (en) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | Supply roller recycling method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3775602B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4735946B2 (en) * | 2005-03-14 | 2011-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | Developer cartridge |
JP4642067B2 (en) * | 2007-12-27 | 2011-03-02 | 株式会社ミヤコシ | Electrophotographic printing machine |
-
2003
- 2003-08-19 JP JP2003295377A patent/JP3775602B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005062685A (en) | 2005-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4865341B2 (en) | Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus | |
US20100303486A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP3818221B2 (en) | Image forming apparatus, replacement method and replacement system for consumable member thereof | |
US9778616B2 (en) | Process cartridge | |
JP2008292940A (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP3775602B2 (en) | Supply roller recycling method | |
JP4749135B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2005062682A (en) | Image forming apparatus | |
US9857767B2 (en) | Process cartridge and image forming apparatus | |
JP2005062690A (en) | Image forming apparatus | |
JP6780253B2 (en) | Developing equipment and image forming equipment | |
JP5994989B2 (en) | Cleaning unit and image forming apparatus provided with the same | |
JP2006349779A (en) | Image developing device and image forming apparatus equipped therewith | |
JP5723252B2 (en) | Image forming unit and image forming apparatus | |
JP2005331686A (en) | Cleaning device, process cartridge and image forming apparatus | |
JP2001215846A (en) | Electrophotographic image forming apparatus and process cartridge | |
JP6069879B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4428328B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2006284999A (en) | Development device and process cartridge and electrophotographic image forming apparatus | |
JP3724777B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2009288458A (en) | Toner cartridge, developing unit and image forming apparatus | |
JP2008105843A (en) | Sheet transporting mechanism and image forming device | |
JP2008158115A (en) | Image forming apparatus | |
JP5496923B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP2024155634A (en) | Image forming apparatus and unit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |