JP3774562B2 - 印刷制御装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御装置および方法に関するもので、特に片面印刷用の印刷装置からオペレータの介在により両面印刷を行わせたり、両面印刷機能を有する印刷装置により両面印刷を行わせる印刷制御装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、両面印刷を行わせるための両面ユニットがない印刷装置を用いて、用紙節約などのために用紙の両面に印刷を行わせる際は、出力されるページの順序をオペレータが決めなければならなかった。ページの出力順序を決めるためには、用いられる印刷装置の給紙方向や排紙のしかたなどを考慮する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、従来の手動両面印刷においては、出力しようとするページの順序を考慮してユーザがアプリケーションから出力されるページの順序を変えねばならない。このため、ユーザが印刷装置の給紙方向や排紙のしかたを知るためにテスト印刷などを行うなどする必要があった。さらに、得られた知識から意図に沿った出力が得られるようにページの出力順序を変更しなければならない。
【0004】
このように、オペレータに煩雑な操作を強いたり、テストによる用紙の無駄が生じるという欠点があった。
【0005】
また、両面印刷を行うための機構を選択的に着脱できる印刷装置もある。このような装置では、両面印刷を行うためには、オペレータは両面印刷機構がついているか判定しなければならない。すなわち、両面機構の有無についてもオペレータが介入し、片面であれば上述のように両面印刷を行うための操作を行わなければならなかった。
【0006】
本発明の上述の問題点に鑑みてなされたもので、オペレータによる煩雑な操作やテスト印刷を行わずに、簡単に両面印刷を行うことができる印刷制御装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成からなる。
記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置であって、
アプリケーションから発行された印刷命令を中間コードに変換して、スプールファイルに論理ページ単位に格納するスプール手段と、
前記印刷装置において印刷された記録媒体の記録面が上向きか下向きかを示す排紙タイプを少なくとも含む特性情報を取得する特性取得手段と、
前記特性取得手段により取得される特性情報の排紙タイプに応じて異なる複数のページ読み出し順序の中から、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する順序決定手段と、
前記順序決定手段により決定されるページ読み出し順序で、前記スプール手段で格納されている中間コードを論理ページ単位で読み出し、読み出された中間コードから、前記印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成される印刷データを出力させる出力手段と、
前記印刷装置により既に片面印刷されている記録媒体を操作者がどのように再給紙すべきかを示すダイアログ表示を行う表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、記録媒体の供給方向と、記録媒体に対して形成される画像の向きによって、複数の裏返し方法から特定される裏返し方法に対応して、表示するダイアログの内容を変更する
【0008】
に好ましくは、前記スプール手段により格納された論理ページ単位の中間コードを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成手段を更に備え、
前記順序決定手段は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、前記スプール手段から読み出して印刷させる順序を決定する。
更に好ましくは、前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段を更に有し、
前記順序決定手段は、前記印刷装置が該両面印刷機能を有する場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する。
更に好ましくは、前記印刷装置は、表面または裏面に画像が形成される記録媒体を供給する給紙トレイと、表面または裏面に画像が形成された記録媒体を供給する両面トレイとを有し、
前記順序制御手段は、前記給紙トレイと前記両面トレイとからおおむね交互に供給される記録媒体に対して、それが排出された際に、印刷データ本来のページ順に並ぶように、排出方向に応じて前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する
【0009】
また他の側面によれば本発明は次のような構成から成る。
記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置であって、
前記印刷装置の特性情報を取得する特性取得手段と、
前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果と前記特性取得手段により取得される特性情報に応じた手順で、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく印刷ページの順序を決定する順序決定手段と、
前記順序決定手段により決定される印刷ページの配置及び順序で生成される印刷データを出力させる出力手段とを備え、
前記順序決定手段は、前記判定手段により前記印刷装置が該両面印刷機能を有すると判定される場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、印刷させるページの順序を決定するものであり、
前記印刷装置が前記両面印刷機能を有しているか否かにより、前記順序決定手段により決定される印刷ページの順序が異なる
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用するに好適である印刷システムについて説明を行う。
【0012】
<印刷システムの構成>
図1は本実施形態におけるプリンタ制御システムのブロック図である。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続が為され処理が行われるシステムであっても本発明を適用できる。
【0013】
同図において、ホストコンピュータ3000は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備えている。CPU1は、システムバス4に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、このROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶され、ROM3のフォント用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理の際に使用するフォントデータ等が記憶され、ROM3のデータ用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理等を行う際に使用する各種データが記憶される。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0014】
キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方向インターフェース(インタフェース)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0015】
なお、CPU1は、例えばRAM2上に設けられた表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU1はCRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行える。
【0016】
プリンタ1500は、CPU12により制御される。プリンタCPU12は、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、このROM13のプログラムROMには、CPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM13のフォント用ROMには、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶され、ROM13のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等が記憶されている。
【0017】
CPU12は入力部18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ1500内の情報等をホストコンピュータ3000に通知できる。RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、操作パネル1501には、操作スイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0018】
また、外部メモリ14は1個に限らず、複数個備えられ、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。更に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0019】
図2は、プリンタ等の印刷装置が直接接続されているか、あるいはネットワーク経由で接続されているホストコンピュータにおける典型的な印刷処理の構成図である。アプリケーション201、グラフィックエンジン202、プリンタドライバ203、およびシステムスプーラ204は、外部メモリ11に保存されたファイルとして存在し、実行される場合にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM2にロードされ実行されるプログラムモジュールである。また、アプリケーション201およびプリンタドライバ203は、外部メモリ11のFDや不図示のCD−ROM、あるいは不図示のネットワークを経由して外部ディスク11のHDに追加することが可能となっている。外部メモリ11に保存されているアプリケーション201はRAM2にロードされて実行されるが、このアプリケーション201からプリンタ1500に対して印刷を行う際には、同様にRAM2にロードされ実行可能となっているグラフィックエンジン202を利用して出力(描画)を行う。グラフィックエンジン202は印刷装置ごとに用意されたプリンタドライバ203を同様に外部メモリ11からRAM2にロードし、アプリケーション210の出力をプリンタドライバ203を用いてプリンタの制御コマンドに変換する。変換されたプリンタ制御コマンドはOSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経てインターフェース21経由でプリンタ1500へ出力される仕組みとなっている。
【0020】
本実施形態の印刷システムは、図2で示すプリンタとホストコンピュータからなるシステムに加えて、更に図3に示すように、アプリケーションからの印刷データを一旦中間コードデータでスプールする構成を有する。
【0021】
<印刷制御システムの構成>
図3は、図2のシステムを拡張したもので、グラフィックエンジン202からプリンタドライバ203へ印刷命令を送る際に、一旦中間コードからなるスプールファイル303を生成する。図2のシステムでは、アプリケーション201が印刷処理から開放されるのはプリンタドライバ203がグラフィックエンジン202からのすべての印刷命令をプリンタの制御コマンドへ変換し終わった時点である。これに対して、図3のシステムでは、スプーラ302が全ての印刷命令を中間コードデータに変換してスプールファイル303に出力した時点である。通常、後者の方が短時間で済む。また、図3で示すシステムにおいては、スプールファイル303の内容に対して加工することができる。これにより、アプリケーションからの印刷データに対して、拡大縮小や、複数ページを1ページに縮小して印刷する等、アプリケーションの持たない機能を実現することができる。
【0022】
これらの目的のために、図2のシステムに対し、図3の様に中間コードデータでスプールする様、システムの拡張がなされてきている。なお、印刷データの加工を行うためには、通常プリンタドライバ203が提供する設定画面からオペレータが設定を行い、プリンタドライバ203がその設定内容をRAM2あるいは外部メモリ11上に保管する。
【0023】
以下、図3の詳細を説明する。図に示す通り、この拡張された処理方式では、グラフィックエンジン202からの印刷命令をディスパッチャ301が受け取る。ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受け取った印刷命令が、アプリケーション201からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令の場合には、ディスパッチャ301は外部メモリ11に格納されているスプーラ302をRAM2にロードし、プリンタドライバ203ではなくスプーラ302へ印刷命令を送付する。
【0024】
スプーラ302は受け取った印刷命令を中間コードに変換してスプールファイル303に出力する。また、スプーラ302は、プリンタドライバ203に対して設定されている印刷データに関する加工設定をプリンタドライバ203から取得してスプールファイル303に保存する。なお、スプールファイル303は外部メモリ11上にファイルとして生成されるが、RAM2上に生成されても構わない。更にスプーラ302は、外部メモリ11に格納されているスプールファイルマネージャ304をRAM2上にロードし、スプールファイルマネージャ304に対してスプールファイル303の生成状況を通知する。その後、スプールファイルマネージャ304は、スプールファイル303に保存された印刷データに関する加工設定の内容に従って印刷を行えるか判断する。スプールファイルマネージャ304がグラフィックエンジン202を利用して印刷を行えると判断した際には、外部メモリ11に格納されているデスプーラ305をRAM2にロードし、デスプーラ305に対してスプールファイル303に記述された中間コードの印刷処理を行うように指示する。
【0025】
デスプーラ305はスプールファイル303に含まれる中間コードをスプールファイル303に含まれる加工設定の内容に従って加工し、もう一度グラフィックエンジン202経由で出力する。
【0026】
ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受け取った印刷命令が、デスプーラ305からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令の場合には、ディスパッチャ301はスプーラ302ではなく、プリンタドライバ203に印刷命令を送る。
【0027】
プリンタドライバ203は受け取った印刷命令に応じてプリンタ制御コマンドを生成し、それをシステムスプーラ204,双方向インターフェース21経由でプリンタ1500に出力する。
【0028】
<プリンタの構成>
図12は本実施形態で用いられるプリンタの一例の断面図である。同図はレーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、このLBPは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に印刷することができる。
【0029】
図において、LBP本体740は、供給されるプリンタ制御コマンド等を基に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。操作パネル1501は操作のためのスイツチ及びLED表示器などが配されている。プリンタ制御ユニット1000は、LBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御ユニツト701は主にプリンタ制御コマンドをビデオ信号に変換してレーザドライバ702に出力する。プリンタ制御ユニット701には、フォントデータやページ記述言語のエミュレーションプログラム等を供給する外部メモリ711を接続することもできる。
【0030】
レーザドライバ702は半導体レーザ703を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光704をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム706周囲の現像ユニツト707により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送ローラ710により装置内に取込まれて、静電ドラム706に供給される。また、用紙カセット708の蓋部上面に設けられた手挿し給紙トレイから記録紙を供給することもできる。
【0031】
記録紙に転写されたトナー像は定着部712により加熱されて記録紙上に定着される。画像が形成された記録紙は、切り替えくさび713を上向きにした場合にはフェイスアップ排出部714から記録面を上にした状態で排紙トレイ716に排出され、くさび713を下向きにした場合にはフェイスダウン排出部715から記録面を下にした状態で排出される。
【0032】
<印刷制御手順>
次に、本実施の形態の印刷システムにおける手動による両面印刷時の制御手順について詳しく説明する。
【0033】
図4は、スプールファイルマネージャ304によるスプールファイルからの印刷命令の出力手順を示すフローチャートである。ここでは、アプリケーション201からの印刷データが、グラフィックエンジン202,ディスパッチャ301,スプーラ302を介して、印刷命令としてスプールファイル303に論理ページ単位で格納されているものとする。なお、論理ページとはアプリケーションで作成され、その後必要に応じて縮小や拡大等が施された印刷データにおけるページ区切りの単位である。これに対して、プリンタから印刷出力される記録紙の片面を物理ページと呼ぶ。一回の印刷要求により1物理ページの出力が行われる。本実施の形態では、論理ページと物理ページとは一致している。
【0034】
スプールファイルマネージャ304は、スプールファイルから303からの出力可能と判断すると、図4の手順を実行する。
【0035】
同図において、ステップ401で印刷に必要な初期設定を行う。
【0036】
ステップ402において、印刷設定を取得する。この中にプリンタのハードウェア特性情報として、給紙タイプと排紙タイプとを含んでいる。この情報は、双方向インターフェース21を介してプリンタ1500から読み取られる。なお、この情報は、スプールファイルマネージャが直接プリンタにアクセスして読み出すのではない。スプールファイルマネージャは、プリンタドライバにより読み出された情報をプリンタドライバから取得する。例えば、図12のプリンタは、給紙はフェイスアップ、排紙はフェイスアップとフェイスダウンとを切り替えられるタイプであり、現在設定されている状態がこのステップでホストに知らされる。
【0037】
ステップS403において、手差し両面印刷を行うかどうか判定し、行うならばステップ404へ進み、行わなければ通常の印刷処理を行うとしてステップ409へ進む。ステップ409では、印刷データは論理ページ順、あるいは指定された順に読み出されて印刷出力される。
【0038】
ステップ404において、アプリケーションからの印刷データの論理ページ数を取得する。
【0039】
ステップ405において、ステップ404で取得した論理ページ数が1ページかどうか判定する。1ページなら手差し両面印刷処理は行う必要がないとしてステップ409へ進み、1ページでなければステップS406へ進む。
【0040】
ステップ406において、オペレータに対する印刷された記録紙の裏返し要求を、プリンタに何回目の印刷要求を行う時点で行えばよいかを計算する。すなわち、片面用のプリンタで両面印刷を行うためには、裏面に印刷できるよう、片面の印刷が済んだ記録紙を再度給紙トレイに載置させるが、そのタイミングが物理ページにして何ページ目であるか計算する。裏返し要求を受けたオペレータは、排紙トレイから用紙を取出し、指定された方向に向けて給紙トレイに載置する。要求の方法については、図8のようなダイアログ表示などで行う。
【0041】
ステップ407において、ステップ402で取得したプリンタの給紙タイプ及び排紙タイプから、論理ページの印刷順序を計算する方法を決定する。印刷にあたっては、初めに奇数ページあるいは偶数ページのみ片面に印刷しておき、裏返した後で残りのページを印刷することになる。印刷順序は、2つの給紙タイプ(フェイスアップ/フェイスダウン)と2つの排紙タイプ(フェイスアップ/フェイスダウン)の組み合わせにより変わるため、4通りの計算方法がある。用いるプリンタの状態によりそのうちから1つ選択される。計算方法の詳細については後述する。
【0042】
ステップ408において、手差し両面印刷処理を行う。処理の詳細については図6において説明する。
【0043】
図6は手差し両面印刷の処理の詳細について述べたものである。
【0044】
ステップ601において、アプリケーションからの印刷データについて全て印刷が終ったかどうかを判定し、終了していれば処理を終え、終了していなければステップ602へ進む。
【0045】
ステップ602において、図4におけるステップ407において設定された計算方法に従って、印刷要求を行う論理ページ番号を計算する。計算方法のタイプにより、印刷要求される論理ページ番号の順序は、例えば6ページの印刷データの場合次のようになる。
▲1▼計算タイプ1については、6,4,2,(裏返し要求),5,3,1の順で印刷要求をする。
▲2▼計算タイプ2については、6,4,2,(裏返し要求),1,3,5の順で印刷要求をする。
▲3▼計算タイプ3については、2,4,6,(裏返し要求),5,3,1の順で印刷要求をする。
▲4▼計算タイプ4については、2,4,6,(裏返し要求),1,3,5の順で印刷要求をする。
【0046】
ステップ602においては、このように、計算タイプに応じた順序で論理ページが出力されるよう、印刷要求する論理ページ番号を決定する。各タイプの計算方法の詳細は次の通りである。なお、印刷要求ページとは、印刷要求される論理ページ番号のことである。
【0047】
まず、印刷しようとするページが物理ページにして第1番目であれば、図10の通りとなる。図中、空白ページであれば、空白ページフラグを立てる。第2物理ページ以降では、次の手順で計算される。
▲1▼計算タイプ1の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ−2
もし上式が0以下になった場合は以下の式によって再計算される。
【0048】
総ページ数が奇数の場合
印刷要求ページ←印刷データの最終ページ
総ページ数が偶数の場合
印刷要求ページ←印刷データの最終ページ−1
▲2▼計算タイプ2の場合
直前に印刷要求したページが奇数の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ+2
もし印刷要求ページが印刷データの総ページ数を超えた場合、空白ページフラグをONにする。
【0049】
直前に印刷要求したページが偶数の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ−2
もし上式が0以下になった場合
印刷要求ページ←1
▲3▼計算タイプ3の場合
直前に印刷要求したページが奇数の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ−2
直前に印刷要求したページが偶数の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ+2
もし上式が印刷データの最終ページを超えた場合
総ページ数が奇数の場合
印刷要求ページ←印刷データの最終ページ
総ページ数が偶数の場合
印刷要求ページ←印刷データの最終ページ−1
▲4▼計算タイプ4の場合
もし直前に印刷要求したページが総ページ数以上であった場合、
印刷要求ページ←1
それ以外の場合
印刷要求ページ←直前に印刷要求したページ+2
もし印刷要求ページが印刷データの総ページ数を超えた場合、空白ページフラグをONにする。
【0050】
ステップ602では以上のようにして印刷要求するページ番号を算出する。
【0051】
ステップ603において、これから行う印刷要求の回数が、図4のステップ406によって算出された裏返し要求を出すまでの印刷要求回数と一致するならばステップ604へ進み、そうでなければステップ607へスキップする。
【0052】
ステップ604において、ユーザに対して裏返し要求ダイアログを表示する。ダイアログの表示については、図4のステップ402によって取得した給紙タイプ、および画像の用紙に対する向き(縦長:PORTRAIT、横長:LANDSCAPE)によって表示するダイアログの内容を変更可能である。図7は裏返し方法のパターンを表した表である。裏返し方法1から16に対応して表示ダイアログの内容を変更する。また図8に表示ダイアログの一例を示す。
【0053】
ステップ605において、ユーザから給紙準備完了を意味するイベントを待つ。
【0054】
ステップ606において、ユーザから給紙準備完了を意味するイベントがきたかどうか判定し、完了イベントならステップ607へ進み、そうでないならステップ605へ戻る。
【0055】
ステップ607において、ユーザが再給紙を完了し、その旨イベントを受けたので、プリンタに対して印刷要求可能かどうか判定し、可能ならばステップS608へ進み、可能でないなら可能になるまで待つ。
【0056】
ステップ608においては、ステップ602で計算された論理ページ番号の印刷データについて、デスプーラ305へ印刷要求を行う。
【0057】
図9は、空白ページ処理を含んだステップS608の印刷要求処理について説明したフローチャートである。
【0058】
ステップ901において、空白ページフラグがONならばステップ902へ進み、OFFならばステップ905へ進む。
【0059】
ステップ902において、次の印刷要求ページ計算のために架空の印刷要求ページ番号を計算する。ここでの空白ページは、ページ数が奇数の場合に最終ページの裏面に印刷されるとみなされるページであり、論理ページ番号にすると印刷データの最終ページ番号+1となる。
【0060】
ステップ903において、空白ページの出力要求を行なう。
【0061】
ステップ904において、空白ページの出力要求が終了したので、空白ページフラグをOFFにする。
【0062】
ステップ905において、ステップ602で計算されたページの出力要求を行う。このようにして空白ページを含めて印刷データを印刷する。
【0063】
ステップ609において、デスプーラ305より印刷終了通知かどうか判定し、きたらステップ601へ戻り、こなければ終了通知が来るまで待つ。
【0064】
以上の手順で印刷制御処理を行うことにより、オペレータは片面が印刷された用紙を表示された向きで給紙トレイに載置するだけで両面印刷が実現できる。このため、オペレータは給紙のタイプや排紙のタイプなどを勘案して印刷順を調整する必要も、テスト印刷を行う必要もない。
【0065】
なお、本実施の形態ではレーザビームプリンタを用いているが、印刷の方式はどのようなものであっても良い。
[第2の実施の形態]
前述の実施形態においては、用紙の片面、すなわち1物理ページにつき1ページ(論理ページ)の印刷を想定していたが、1物理ページに複数の論理ページをまとめて印刷する場合においても、各計算タイプの計算方法を拡張することによって本発明は適応できる。なお、簡単のため、1物理ページ中に格納する論理ページ数をNと表現する。本実施の形態では、図4,図6,図9,図10における「論理ページ」を「物理ページ」と置き換えれば、第1の実施の形態と同様の手順で印刷制御を実現できる。この手順を、論理ページベースで説明すると次のようになる。
【0066】
1物理ページにつきN論理ページの印刷を行う場合において、各計算タイプにおけるデスプーラ305への最初の印刷要求を行うページ番号については、図11の通りである。図11において、タイプ1及びタイプ2では、「空白ページ判定基準を満たす場合空白ページ出力」とされているが、空白ページ判定基準とは次のようようなものである。
【0067】
第P論理ページは、N論理ページを1物理ページにまとめる場合、第(P/N)番目の物理ページに含まれる(ただし、演算"X/Y"は、YによりXの除算を行い小数部を切り上げた値を表す)。第P/N番目の物理ページには、第((P/N−1)×N+1)論理ページから第((P/N)×N)論理ページまで(あるいは最終ページまで)が含まれる。従って、第P論理ページを最終ページとすると、それが含まれる物理ページ番号P/Nが奇数であることが、タイプ1またはタイプ2において最初の物理ページを空白ページとする判定基準となる。
【0068】
また、タイプ1またはタイプ2の場合、空白ページ判定条件が満たされない場合には、第(((P/N)−1)×N+1)論理ページから第P論理ページ(最終論理ページ)までをまとめた物理ページを最初に印刷要求する。
【0069】
又、表に記載された印刷する論理ページとは、印刷要求を行おうとする物理ページに含まれる最大論理ページ番号である。その印刷要求ページに対して印刷される物理ページには、第(印刷要求ページ−N+1)番目から第(印刷要求ページ)番目の論理ページが含まれる。
【0070】
また、第2物理ページ以降に印刷要求する論理ページの計算方法については以下の通りである。求められる印刷要求ページとは、印刷要求を行おうとする物理ページに含まれる最大論理ページ番号である。なお、この印刷要求ページは、印刷する最終論理ページより大きくなりケースがある。そのような論理ページは印刷されない。
【0071】
なお、除算による小数点以下は断りのない限り切り上げるものとする。また、印刷する論理ページLに対して必要な物理ページ数Fは、
F=L/N
である。例えば、全13ページの文書を4ページずつまとめて1物理ページを構成するように印刷するとすれば、F=13/4=4となる。また、以下では印刷要求ページをNEXTと表記する。左辺のNEXTは新たに求める印刷要求ページであり、右辺のNEXTは直前に印刷要求したページを表している。
▲1▼計算タイプ1の場合
NEXT←(NEXT/N−2)×N
もし上式が0以下になった場合は以下の式によって再計算される。
【0072】
Fが奇数の場合
NEXT←F×N
Fが偶数の場合
NEXT←(F−1)×N
▲2▼計算タイプ2の場合
直前に印刷要求した物理ページが奇数の場合
NEXT←NEXT+2×N
直前に印刷要求した物理ページが偶数の場合
NEXT←NEXT−2×N
もし上式が0になった場合は以下の式によって再計算される。
【0073】
NEXT←N
▲3▼計算タイプ3の場合
NEXTがF×Nよりも大きい値であった場合
Fが奇数の場合
NEXT←F×N
Fが偶数の場合
NEXT←(F−1)×N
それ以外の場合
直前に印刷要求した物理ページが奇数の場合
NEXT←NEXT−2×N
直前に印刷要求した物理ページが偶数の場合
NEXT←NEXT+2×N
▲4▼計算タイプ4の場合
NEXTがF×Nよりも大きかった場合
NEXT←N
それ以外の場合
NEXT←NEXT+2×N
以上のような手順により、複数の論理ページを1物理ページにまとめて印刷する場合でも、オペレータは片面が印刷された用紙を表示された向きで給紙トレイに載置するだけで両面印刷が実現できる。このため、オペレータは給紙のタイプや排紙のタイプなどを勘案して印刷順を調整する必要も、テスト印刷を行う必要もない。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、図13や図16に示すような、着脱可能な両面ユニットを備えたプリンタに関する。印刷データの流れは、図3に示した通り、第1の実施の形態のプリンタと同様であるが、両面印刷を可能にするための機構及びそれを制御するための構成が付加されている。
【0074】
<両面プリンタの構成>
図13において、印刷するための用紙は、用紙カセット802あるいは805のいずれかから、給紙ローラ803,806及び搬送ローラ804,807により供給される。いずれの給紙カセット用いるかは、このプリンタを用いるホストコンピュータ等から印刷時に指定される。用紙は、レジストローラ808を経てトナーカセット810の下をとおり、感光ドラム811上に形成されたトナー像が、転写ローラ15の電荷により用紙に転写される。感光ドラム上のトナー像は、レーザスキャナユニット809から発せられ、反射鏡817で反射された、画像信号により変調されたレーザビームにより形成された静電潜像に、トナーを付着させて現像させたものである。
【0075】
トナー像が転写された用紙は定着ドラム812により加熱され、溶融したトナーは用紙上に定着する。定着ローラを通過した用紙は、両面デフレクタ813により、両面ユニット820へ入るか、あるいは排出されるか方向付けられる。用紙が上方へ向けられて排出される場合には、さらにフェイスアップ/フェイスダウンセレクタ814により、排出径路が切り換えられる。フェイスダウン排出の場合には、用紙は図の右方向へと向けられ、フェイスダウン排出ローラ815によりフェイスダウン排出トレイ816上に直前に印刷された面を下にして排出される。フェイスアップ排出が選択された場合には、フェイスアップ排出口819から、印刷された面を上にして不図示のトレイ上に排出される。フェイスアップ/フェイスダウンセレクタの位置は、センサによって検出され信号として出力される。
【0076】
一方、両面印刷が選択されている場合、両面ユニット820へ入った用紙は、搬送ローラ821により搬送されて両面トレイ826上に一旦載置される。片面の印刷が済んだ用紙は両面トレイから給送ローラ822により搬送される。搬送された用紙は、一旦両面パス824まで送られ、用紙の後端がほぼ両面搬送ローラ823に達すると、回動の中心が略両面搬送ローラ823と一致している反転デフレクタ825を、左端が径路828に達するまで回転させる。その状態で用紙を逆方向(図の左側)に向けて搬送すると、用紙の左端はデフレクタにより持ち上げられてそのまま両面パスピックアップローラ828により搬送され、レジストローラ808に達する。後は、通常の印刷と同じ径路・手順で画像が形成される。
【0077】
両面印刷時には、その印刷の制御はホストコンピュータからの指示で行われる。例えば、効率的に印刷するために、用紙を1枚ずつ両面に印刷して排出するのではなく、給紙トレイと両面トレイとから交互に用紙を現像部に供給して交互に印刷するといった制御方法がある。すなわち、印刷の順序としては、「1枚目表」→「2枚目表」→「1枚目裏」→「3枚目表」→「2枚目裏」→「4枚目表」→「3枚目裏」→…→「最後から3枚目裏」→「最後の1枚表」→「最後から2枚目裏」→「最後の1枚裏」のように、最初と最後でそれぞれ表と裏の印刷が連続することを除き、表と裏の印刷を交互に行う。表面が印刷された用紙は両面ユニットに送り込まれ、裏面が印刷された用紙はそのまま排紙トレイ上に排出される。すなわち、給紙トレイから供給された用紙に画像が形成されるとその用紙は両面トレイに送られ、両面トレイから送られてきた用紙に画像が形成されると、その用紙は排紙トレイに排出される。
【0078】
両面印刷時の制御はこれに限ったものではなく、1枚ずつ両面を印刷して次の用紙にも同様に両面を印刷する、といったように印刷を進めることできる。このような制御は、ホストコンピュータからの命令によって切り換えることができる。
【0079】
また、両面トレイに複数枚の用紙が載置できる構成ならば、両面トレイに載置できる枚数だけ片面印刷し、そのあとで、両面トレイから順次用紙を取り出してもう片方の面に印刷することもできる。これも、両面トレイ上の容量をホストコンピュータが知ることができれば、ホストコンピュータから制御の仕方を切り換えることができる。
【0080】
ホストコンピュータからの命令に応じて、制御ユニット801によりプリンタ全体の制御がおこなわれる。さらに、両面ユニット820は着脱が可能であり、それが取り付けられているか、取り外されているかという情報は、センサにより検知されてホストコンピュータへと渡される。
【0081】
<印刷制御手順>
本実施の形態においては、ホストコンピュータから印刷データを送付する際に、図14及び図15に示すような制御が行われる。なお、両面トレイには1枚しか載置されない例を説明する。
【0082】
図14は、ステップS1401を除いて図4と同様である。ステップS1401では、プリンタへの問い合わせのコマンドを発行し、返送されてきた情報に基づいてプリンタに両面ユニットが付いているか判定する。また、両面印刷の方式や前述した片面プリンタと同様のフェイスアップ/ダウン等の情報を受ける。印刷データを両面印刷すべき場合、図13のように両面ユニットが付いていれば図15の両面印刷に分岐し、付いていないと判定されれば、図4と同様に、片面印刷のみのプリンタで両面印刷を行うための処理が遂行される。
【0083】
図15は、両面印刷ユニット付きのプリンタで両面印刷を行う際の処理である。まず、これから印刷要求するページの番号を計算する(ステップS1501)。そして、印刷要求が出せる状態でなければ可能となるまで待ち(ステップS1502)、印刷要求をプリンタに発行する(ステップS1503)。そしてプリンタから印刷要求の処理終了通知を受けると(ステップS1504)、全てのページについて印刷が終了したか判定する(ステップS1505)。残っていれば、再び出力するページ番号をステップS1501で計算し、印刷要求の発行を繰り返す。
【0084】
全ページの印刷要求が終了していれば、そのページ数が奇数であったか判定し(ステップS1506)、奇数であれば、両面トレイに用紙が残っているため、それを強制的に排出させる(ステップS1507)。以上のようにして、両面印刷を行う。
【0085】
なお、図15では、図13のプリンタによる両面印刷の順に応じてページの順序が計算され、その順序で印刷要求が発行される。すなわち、図13のプリンタでは、給紙カセットと両面トレイから交互に用紙が供給されるから、排紙トレイに排出される印刷物を本来の順序に整列させるためには、フェイスアップ排紙であれば、1,3,2,5,4,7,6…という順に印刷要求し、フェイスダウン排紙であれば、2,4,1,6,3,8,5…という順に出力要求するようページ番号を決める。こうすれば、排紙トレイ上には、下から1,2,3,…と正しい順序で出力物が出力される。このページの順序及びトレイの選択の制御を一般化すると次のような制御手順になる。
(1)フェイスアップ排紙の場合
▲1▼論理ページ番号を示す変数Nを−2に初期化する。
【0086】
▲2▼Nが偶数であれば、NをN=N+3(トレイ=給紙トレイ)とする。
【0087】
▲3▼Nが奇数であれば、NをN=N−1(トレイ=両面トレイ)とする。
【0088】
▲4▼Nの値が1以上かつ総印刷ページ数以下であれば、第N論理ページを、対応するトレイから供給される用紙に印刷させるよう、印刷要求を発行する。
【0089】
▲5▼総印刷ページ数分の印刷要求を発行したなら、両面トレイから用紙を強制排出させて印刷終了とする。印刷すべきページがまだ残っていれば、ステップ▲2▼から繰り返す。
【0090】
以上の手順で順序が決められる。ただし、かっこ内は、そのページを印刷するための用紙が供給されるトレイである。
(2)フェイスダウン排紙の場合
▲1▼論理ページ番号を示す変数Nを−3に初期化する。
【0091】
▲2▼Nが奇数であれば、NをN=N+5(トレイ=給紙トレイ)とする。
【0092】
▲3▼Nが偶数であれば、NをN=N−3(トレイ=両面トレイ)とする。
【0093】
▲4▼Nの値が1以上かつ総印刷ページ数以下であれば、第N論理ページを、対応するトレイから供給される用紙に印刷させるよう、印刷要求を発行する。
【0094】
▲5▼総印刷ページ数分の印刷要求を発行したなら、両面トレイから用紙を強制排出させて印刷終了とする。印刷すべきページがまだ残っていれば、ステップ▲2▼から繰り返す。
【0095】
フェイスアップの場合も、フェイスダウンの場合も、上述の制御手順を図15に対応させると、ステップ▲1▼〜▲3▼が、図15のステップS1501で行われ、ステップ▲4▼が図15のステップS1502で行われ、ステップ▲5▼は、図15のステップS1505に相当する。
【0096】
以上のようにして、両面ユニットを有するか否かをホストコンピュータにより判定し、両面ユニットを持っていれば、その印刷機構に応じて制御を行い、プリンタに送り付けるための印刷データの整理や、印刷された出力物のページ順序の整理を行う必要がなく、効率的かつオペレータに負担をかけずに両面印刷を行うことができる。さらに、両面ユニットが無ければ、第1の実施の形態と同じく、片面のみの印刷装置によって、オペレータをわずらわさずに両面印刷を効率的に行うことができる。
<第4の実施の形態>
また、図16のような両面プリンタでは、1枚ずつ両面プリントを行う。
<両面プリンタの構成2>
図16は、プリンタ1500の一例である両面印刷機能を有するカラーレーザビームプリンタの断面図である。
【0097】
このプリンタは、ホストコンピュータ3000より入力した印刷データに基づいて得られる各色毎の画像データで変調されたレーザ光を、ポリゴンミラー31により感光ドラム15を走査して静電潜像を形成する。そして、この静電潜像をトナー現像して可視画像を得、これを中間転写体9へ全色について多重転写してカラー可視画像を形成する。そして更に、このカラー可視画像を転写材2へ転写し、転写材2上にカラー可視画像を定着させる。以上の制御を行う画像形成部は、感光ドラム15を有するドラムユニット、接触帯電17を有する一次帯電部、クリーニング部、現像部、中間転写体9、用紙カセット1や各種ローラ3、4、5、7を含む給紙部、転写ローラ10を含む転写部及び定着部25によって構成されている。
【0098】
ドラムユニット13は、感光ドラム(感光体)15と感光ドラム15のホルダを兼ねたクリーニング機構を有するクリーナ容器14とを一体に構成したものである。このドラムユニット13はプリンタ本体に対して着脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせて容易にユニット交換に構成されている。上記感光ドラム15はアルミシリンダの外周に有機光導電体層を塗布して構成し、クリーナ容器14に回転可能に指示されている。感光ドラム15は、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光ドラム15を画像形成動作に応じて反時計回り方向に回転させる。感光ドラム15への露光は、スキャナ部30から送られるレーザ光を感光ドラム15の表面を選択的に露光させることにより静電潜像が形成されるように構成されている。スキャナ部30では、変調されたレーザ光を、モータ31aにより画像信号の水平同期信号を同期して回転するポリゴンミラーにより反射し、レンズ32、反射鏡33を介して感光ドラムを照射する。
【0099】
現像部は、上記静電潜像を可視画像化するために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の現像を行う3個のカラー現像器20Y,20M,20Cと、ブラック(B)の現像を行う1個のブラック現像器12Bとを備えた構成を有する。カラー現像器20Y,20M,20C及びブラック現像器21Bには、スリーブ20YS,20MS,20CS及び21BSと、これらスリーブ20YS,20MS,20CS,20BSそれぞれの外周に圧接する塗布ブレード20YB,20MB,20CB及び21BBとがそれぞれ設けられる。また3個のカラー現像器20Y,20M,20Cには塗布ローラ20YR,20MR,20CRが設けられている。
【0100】
また、ブラック現像器21Bはプリンタ本体に対して着脱可能に取り付けられており、カラー現像器20Y,20M,20Cは回転軸22を中心に回転する現像ロータリー23にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
【0101】
ブラック現像器21Bのスリーブ21BSは感光ドラム15に対して例えば300μm程度の微小間隔を持って配置されている。ブラック現像器21Bは、器内に内蔵された送り込み部材によってトナーを搬送すると共に、時計回り方向に回転するスリーブ21BSの外周に塗布ブレード21BBに依って塗布するように摩擦帯電によってトナーへ電荷を塗布する。また、スリーブ21BSに現像バイアスを印加することにより、静電潜像に応じて感光ドラム15に対して現像を行って感光ドラム15にブラックトナーによる可視画像を形成する。
【0102】
3個のカラー現像器20Y,20M,20Cは、画像形成に際して現像ロータリー23の回転に伴って回転し、所定のスリーブ20YS,20MS,20CSが感光ドラム15に対して300μm程度の微小間隔を持って対向することになる。これにより所定のカラー現像器20Y,20M,20Cが感光ドラム15に対向する現像位置に停止し、感光ドラム15に可視画像が作成される。
【0103】
カラー画像形成時には、中間転写体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転し、イエロー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次いでブラック現像器21Bの順で現像工程がなされ、中間転写体9が4回転してイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのトナーによる可視画像を順次形成し、その結果フルカラー可視画像を中間転写体9上に形成する。
【0104】
中間転写体9は、感光ドラム15に接触して感光ドラム15の回転に伴って回転するように構成されたもので、カラー画像形成時に時計回り方向に回転し、感光ドラム15から4回の可視画像の多重転写を受ける。また、中間転写体9は画像形成時に後述する転写ローラ10が接触して転写材2を挟持搬送することにより転写材2に中間転写体9上のカラー可視画像を同時に多重転写する。
【0105】
転写ローラ10は、感光ドラム15に対して接離可能に支承された転写帯電器を備えたもので、金属軸を中抵抗発泡弾性体により巻回することによって構成されている。
【0106】
転写ローラ10は、図16に実践で示す様に中間転写体9上にカラー可視画像を多重転写している間は、カラー可視画像を乱さぬように下方に離開している。そして、上記中間転写体9上に4色のカラー可視画像が形成された後は、このカラー可視画像を転写材2に転写するタイミングにあわせてカム部材(不図示)により転写ローラ10を図示点線で示す上方に位置させる。これにより転写ローラ10は転写材2を介して中間転写体9に所定の押圧力で圧接すると共に、バイアス電圧が印加され、中間転写体9上のカラー可視画像が転写材2に転写される。
【0107】
定着部25は、転写材2を搬送させながら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、転写材2を加熱する定着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接させるための加圧ローラ27とを備えている。定着ローラ26と加圧ローラ27とは中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ28,29が内蔵されている。即ち、カラー可視画像を保持した転写材2は定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に、熱及び圧力を加えることによりトナーが表面に定着される。
【0108】
可視画像定着後の転写材2は、その後排紙ローラ34,35,36によって排紙部37へ排出して画像形成動作を終了する。
【0109】
クリーニング手段は、感光ドラム15上及び中間転写体9上に残ったトナーをクリーニングするものであり、感光ドラム15上に形成されたトナーによる可視画像を中間転写体9に転写した後の廃トナーあるいは、中間転写体9上に作成された4色のカラー可視画像を転写材2に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器14に蓄えられる。
【0110】
印刷される転写材(記録用紙)2は、給紙トレイ1から給紙トレイ3により取り出されて中間転写体9と転写ローラ10との間に挟まれるように搬送されてカラートナー画像が記録され、定着部25を通過してトナー像が定着される。片面印刷の場合には、案内38が上方の排紙部に記録用紙を導くように搬送径路を形成するが、両面印刷の用紙に対しては、下方の両面ユニットに導くように径路を形成する。
【0111】
両面ユニットに導かれた記録用紙は、搬送ローラ40によりトレイ1の下部(ニ点鎖点で示す搬送径路)に一旦送り込まれた後に逆方向に搬送され、両面トレイ39に送られる。両面トレイ39上では、用紙は給紙トレイ1に載置された状態とは表裏が逆になり、また搬送方向について前後が逆になっている。この状態で再びトナー像の転写・定着を再度行うことで、両面印刷ができる。
【0112】
このような両面プリンタで、カラープリントを行う場合、中間転写体9ヘの像形成時間が、中間トレイからの給紙時間よりも長くなる。したがって、第3の実施の形態で説明した様な順序でプリントしてもスループットは向上されない。
【0113】
このような場合、1枚ずつ両面印刷する。
【0114】
すなわち、ホストコンピュータからは、フェースアップ排紙の場合1,2,3,4,…の順序で頁毎に印刷データが出力され、フェースダウン排紙の場合2,1,4,3,…の順序でページ毎に印刷データが出力される。
【0115】
また、上述のような、カラープリンタの場合、カラープリントを行う場合、1枚ずつ両面印刷され、モノクロプリントを行う場合、第4の実施の形態で説明した順序で両面印刷される様に、出力する印刷データの頁順序を制御するようにしてもよい。
[第5の実施の形態]
両面トレイに片面だけ印刷された複数枚の用紙を載置できる場合には、やや手順は異なる。この場合には、印刷するページのうち、一方の面に印刷するページを順次送り、片面がすべて終了するか、あるいは両面トレイがいっぱいになったなら、両面トレイ上の用紙について、未印刷の面の印刷を行わせる。したがって、ページの順序としては、フェイスアップ排紙であれば、まず奇数ページを昇べきに印刷させ、その後偶数ページを同じく昇べきに印刷させる。フェイスダウンであればその逆に、まず偶数ページを昇べきに印刷させ、その後奇数ページを同じく昇べきに印刷させる。
【0116】
さらに、第3及び第4の実施の形態において両面トレイを有するか否かの判定が行われ、両面トレイが有るものと判定されたなら、さらにその両面機構がどのようなものであるか判定してもよい。この判定は、プリンタの機種等を読み取り、それに対応して両面機構は決まっているものとして行えばよい。
【0117】
このように、両面印刷の機構に応じて、制御を切り換えることもできる。こうすることによって、両面ユニットを有するか否か、さらに両面印刷機構がどのようなものであるかをホストコンピュータにより判定し、両面ユニットを持っていれば、その印刷機構に応じて制御を行い、効率的かつオペレータに負担をかけずに両面印刷を行うことができる。
【0118】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0119】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。
【0120】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0121】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0122】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0123】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、オペレータは片面が印刷された用紙を表示された向きで給紙トレイに載置するだけで両面印刷が実現できる。このため、オペレータは給紙のタイプや排紙のタイプなどを勘案して印刷順を調整する必要も、テスト印刷を行う必要もない。
【0125】
また、両面印刷の可否を判定し、両面印刷が可能であればその印刷機構に応じたページ順序で印刷を行うために、効率的かつオペレータに負担をかけずに両面印刷を行うことができる。さらに、両面印刷ができなければ、片面のみの印刷装置によって、オペレータをわずらわさずに両面印刷を効率的に行うことができる。
【0126】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の印刷システムのブロック図である。
【図2】ホストコンピュータにおける典型的な印刷データ生成を示す図である。
【図3】中間コードを生成する図2を拡張した印刷データ生成を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る印刷制御手順のフローチャートである。
【図5】ハードウェア特性と計算タイプの関係を表す図である。
【図6】図4における印刷処理のフローチャートである。
【図7】ユーザに対する裏返し要求方法の分類を表した図である。
【図8】ユーザに対する裏返し要求ダイアログの一例を示す図である。
【図9】空白ページ印刷の処理のフローチャートである。
【図10】各計算タイプにおける最初に印刷要求を行うページを示す図である。
【図11】1物理ページにつき複数論理ページの印刷を行う場合において、各計算タイプにおける最初の印刷要求を行うページ数を示す図である。
【図12】レーザビームプリンタの断面図である。
【図13】両面ユニット付きのレーザビームプリンタの断面図である。
【図14】第2の実施の形態に係る印刷制御手順のフローチャートである。
【図15】第2の実施の形態に係る印刷制御手順のフローチャートである。
【図16】両面印刷可能なカラーレーザビームプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
4 システムバス
12 CPU
13 ROM
19 RAM
3000 ホストコンピュータ
1500 プリンタ
820 両面ユニット

Claims (29)

  1. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置であって、
    アプリケーションから発行された印刷命令を中間コードに変換して、スプールファイルに論理ページ単位に格納するスプール手段と、
    前記印刷装置において印刷された記録媒体の記録面が上向きか下向きかを示す排紙タイプを少なくとも含む特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記特性取得手段により取得される特性情報の排紙タイプに応じて異なる複数のページ読み出し順序の中から、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定されるページ読み出し順序で、前記スプール手段で格納されている中間コードを論理ページ単位で読み出し、読み出された中間コードから、前記印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成される印刷データを出力させる出力手段と、
    前記印刷装置により既に片面印刷されている記録媒体を操作者がどのように再給紙すべきかを示すダイアログ表示を行う表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、記録媒体の供給方向と、記録媒体に対して形成される画像の向きによって、複数の裏返し方法から特定される裏返し方法に対応して、表示するダイアログの内容を変更することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記スプール手段により格納された論理ページ単位の中間コードを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成手段を更に備え、
    前記順序決定手段は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、前記スプール手段から読み出して印刷させる順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段を更に有し、
    前記順序決定手段は、前記印刷装置が該両面印刷機能を有する場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷装置は、表面または裏面に画像が形成される記録媒体を供給する給紙トレイと、表面または裏面に画像が形成された記録媒体を供給する両面トレイとを有し、
    前記順序制御手段は、前記給紙トレイと前記両面トレイとからおおむね交互に供給される記録媒体に対して、それが排出された際に、印刷データ本来のページ順に並ぶように、排出方向に応じて前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項に記載の印刷制御装置。
  5. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータにおける印刷制御方法であって、
    アプリケーションから発行された印刷命令を中間コードに変換して、スプールファイルに論理ページ単位に格納するスプール工程と、
    前記印刷装置において印刷された記録媒体の記録面が上向きか下向きかを示す排紙タイプを少なくとも含む特性情報を取得する特性取得工程と、
    前記特性取得工程により取得される特性情報の排紙タイプに応じて異なる複数のページ読み出し順序の中から、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する順序決定工程と、
    前記順序決定工程により決定されるページ読み出し順序で、前記スプール工程で格納されている中間コードを論理ページ単位で読み出し、読み出された中間コードから、前記印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成する生成工程と、
    前記生成手段で生成される印刷データを出力させる出力工程と
    前記印刷装置により既に片面印刷されている記録媒体を操作者がどのように再給紙すべきかを示すダイアログ表示を行う表示制御工程とを備え、
    前記表示制御工程では、記録媒体の供給方向と、記録媒体に対して形成される画像の向きによって、複数の裏返し方法から特定される裏返し方法に対応して、表示するダイアログの内容を変更することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 前記スプール工程により格納された論理ページ単位の中間コードを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成工程を更に備え、
    前記順序決定工程は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、前記スプール工程から読み出して印刷させる順序を決定することを特徴とする請求項に記載の印刷制御方法。
  7. 前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定工程を更に有し、
    前記順序決定工程は、前記印刷装置が該両面印刷機能を有する場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、前記スプール工程で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の印刷制御方法。
  8. 前記印刷装置は、表面または裏面に画像が形成される記録媒体を供給する給紙トレイと、表面または裏面に画像が形成された記録媒体を供給する両面トレイとを有し、
    前記順序制御工程は、前記給紙トレイと前記両面トレイとからおおむね交互に供給される記録媒体に対して、それが排出された際に、印刷データ本来のページ順に並ぶように、排出方向に応じて前記スプール工程で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項に記載の印刷制御方法。
  9. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置と、該印刷装置により印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置とを接続してなる印刷システムであって、
    前記印刷制御装置は、
    アプリケーションから発行された印刷命令を中間コードに変換して、スプールファイルに論理ページ単位に格納するスプール手段と、
    前記印刷装置において印刷された記録媒体の記録面が上向きか下向きかを示す排紙タイプを少なくとも含む特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記特性取得手段により取得される特性情報の排紙タイプに応じて異なる複数のページ読み出し順序の中から、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定されるページ読み出し順序で、前記スプール手段で格納されている中間コードを論理ページ単位で読み出し、読み出された中間コードから、前記印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成される印刷データを出力させる出力手段と、
    前記印刷装置により既に片面印刷されている記録媒体を操作者がどのように再給紙すべきかを示すダイアログ表示を行う表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、記録媒体の供給方向と、記録媒体に対して形成される画像の向きによって、複数の裏返し方法から特定される裏返し方法に対応して、表示するダイアログの内容を変更し、
    前記印刷装置は、前記出力手段により出力される順序で印刷出力を行うことを特徴とする印刷システム。
  10. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データをホストコンピュータの有するプリンタドライバにより生成させるためのプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、
    アプリケーションから発行された印刷命令を中間コードに変換して、スプールファイルに論理ページ単位に格納するスプール手段と、
    前記印刷装置において印刷された記録媒体の記録面が上向きか下向きかを示す排紙タイプを少なくとも含む特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記特性取得手段により取得される特性情報の排紙タイプに応じて異なる複数のページ読み出し順序の中から、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定されるページ読み出し順序で、前記スプール手段で格納されている中間コードを論理ページ単位で読み出し、読み出された中間コードから、前記印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成される印刷データを出力させる出力手段と、
    前記印刷装置により既に片面印刷されている記録媒体を操作者がどのように再給紙すべきかを示すダイアログ表示を行う表示制御手段としてコンピュータを機能させ
    前記表示制御手段は、記録媒体の供給方向と、記録媒体に対して形成される画像の向きによって、複数の裏返し方法から特定される裏返し方法に対応して、表示するダイアログの内容を変更することを特徴とする記憶媒体。
  11. 前記プログラムは更に、前記スプール手段により格納された論理ページ単位の中間コードを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成手段してコンピュータを機能させ、
    前記順序決定手段は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、前記スプール手段から読み出して印刷させる順序を決定することを特徴とする請求項10に記載の記憶媒体。
  12. 前記プログラムは更に、前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段としてコンピュータを機能させ、
    前記順序決定手段は、前記印刷装置が該両面印刷機能を有する場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項10または11に記載の記憶媒体。
  13. 前記印刷装置は、表面または裏面に画像が形成される記録媒体を供給する給紙トレイと、表面または裏面に画像が形成された記録媒体を供給する両面トレイとを有し、
    前記順序制御手段は、前記給紙トレイと前記両面トレイとからおおむね交互に供給される記録媒体に対して、それが排出された際に、印刷データ本来のページ順に並ぶように、排出方向に応じて前記スプール手段で論理ページ単位に格納されている中間コードのページ読み出し順序を決定することを特徴とする請求項12に記載の記憶媒体。
  14. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置であって、
    前記印刷装置の特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果と前記特性取得手段により取得される特性情報に応じた手順で、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく印刷ページの順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定される印刷ページの配置及び順序で生成される印刷データを出力させる出力手段とを備え、
    前記順序決定手段は、前記判定手段により前記印刷装置が該両面印刷機能を有すると判定される場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、印刷させるページの順序を決定するものであり、
    前記印刷装置が前記両面印刷機能を有しているか否かにより、前記順序決定手段により決定される印刷ページの順序が異なることを特徴とする印刷制御装置。
  15. 印刷しようとするページ数を獲得するページ数獲得手段と、
    獲得されたページ数の半分を印刷要求した時点で、オペレータに対して記録媒体を再セットさせる要求を出す再セット要求手段とを更に備えることを特徴とする請求項14に記載の印刷制御装置。
  16. 前記特性情報は記録媒体に対して画像が形成される向きに関する画像方向情報を含み、
    前記再セット要求手段は、前記画像方向情報に応じて、印刷された記録媒体を再セットする方向を示すことを特徴とする請求項15に記載の印刷制御装置。
  17. 前記順序決定手段は、前記再セット要求手段により再セット要求を出す前に奇数番目のページあるいは偶数番目のページを続けて読み出し、再セット要求を出した後に、前記再セット要求手段により示された方向に再セットされた記録媒体に、残りのページが印刷されるよう読み出し順序を決定することを特徴とする請求項16に記載の印刷制御装置。
  18. 印刷ページを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成手段を更に備え、
    前記順序決定手段は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、印刷ページの順序を決定することを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに記載の印刷制御装置。
  19. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータにおける印刷制御方法であって、
    前記印刷装置の特性情報を取得する特性取得工程と、
    前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定工程と、
    前記判定工程による判定結果と前記特性取得工程により取得される特性情報に応じた手順で、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく印刷ページの順序を決定する順序決定工程と、
    前記順序決定工程により決定される印刷ページの配置及び順序で生成される印刷データを出力させる出力工程とを備え、
    前記順序決定工程は、前記判定工程により前記印刷装置が該両面印刷機能を有すると判定される場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、印刷させるページの順序を決定するものであり、
    前記印刷装置が前記両面印刷機能を有しているか否かにより、前記順序決定工程により決定される印刷ページの順序が異なることを特徴とする印刷制御方法。
  20. 印刷しようとするページ数を獲得するページ数獲得工程と、
    獲得されたページ数の半分を印刷要求した時点で、オペレータに対して記録媒体を再セットさせる要求を出す再セット要求工程とを更に備えることを特徴とする請求項19に記載の印刷制御方法。
  21. 前記特性情報は記録媒体に対して画像が形成される向きに関する画像方向情報を含み、
    前記再セット要求工程は、前記画像方向情報に応じて、印刷された記録媒体を再セットする方向を示すことを特徴とする請求項20に記載の印刷制御方法。
  22. 前記順序決定工程は、前記再セット要求工程により再セット要求を出す前に奇数番目のページあるいは偶数番目のページを続けて読み出し、再セット要求を出した後に、前記再セット要求工程により示された方向に再セットされた記録媒体に、残りのページが印刷されるよう読み出し順序を決定することを特徴とする請求項21に記載の印刷制御方法。
  23. 印刷ページを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成工程を更に備え、
    前記順序決定工程は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、印刷ページの順序を決定することを特徴とする請求項19乃至22のいずれかに記載の印刷制御方法。
  24. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置で印刷されるべき印刷データをホストコンピュータの有するプリンタドライバにより生成させるためのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読の記憶媒体であって、前記プログラムは、
    前記印刷装置の特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段と、
    前記判定工程による判定結果と前記特性取得手段により取得される特性情報に応じた手順で、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく印刷ページの順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定される印刷ページの配置及び順序で生成される印刷データを出力させる出力手段とを備え、
    前記順序決定手段は、前記判定手段により前記印刷装置が該両面印刷機能を有すると判定される場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、印刷させるページの順序を決定するものであり、
    前記印刷装置が前記両面印刷機能を有しているか否かにより、前記順序決定手段により決定される印刷ページの順序が異なるものとしてコンピュータを機能させることを特徴とする記憶媒体。
  25. 前記プログラムは更に、印刷しようとするページ数を獲得するページ数獲得手段と、
    獲得されたページ数の半分を印刷要求した時点で、オペレータに対して記録媒体を再セットさせる要求を出す再セット要求手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項24に記載の記憶媒体。
  26. 前記特性情報は記録媒体に対して画像が形成される向きに関する画像方向情報を含み、
    前記再セット要求手段は、前記画像方向情報に応じて、印刷された記録媒体を再セットする方向を示すことを特徴とする請求項25に記載の記憶媒体。
  27. 前記順序決定手段は、前記再セット要求手段により再セット要求を出す前に奇数番目のページあるいは偶数番目のページを続けて読み出し、再セット要求を出した後に、前記再セット要求手段により示された方向に再セットされた記録媒体に、残りのページが印刷されるよう読み出し順序を決定することを特徴とする請求項26に記載の記憶媒体。
  28. 前記プログラムは更に、印刷ページを縮小して、所定数のページを印刷される1ページにまとめて再構成する再構成手段としてコンピュータを機能させ、
    前記順序決定手段は、前記再構成されたページについても、前記記録媒体の供給及び排出の方向に応じた手順で、印刷ページの順序を決定することを特徴とする請求項24乃至27のいずれかに記載の記憶媒体。
  29. 記録媒体の片面への印刷を行い、操作者による再給紙後に前記記録媒体の他面への印刷を行う印刷装置と、該印刷装置により印刷されるべき印刷データを生成するプリンタドライバを有するホストコンピュータとしての印刷制御装置を接続してなる印刷システムであって、
    前記印刷制御装置は、
    前記印刷装置の特性情報を取得する特性取得手段と、
    前記印刷装置が片面に印刷された記録媒体を操作者による再給紙することなく両面印刷することが可能な両面印刷機能を有するか判定する判定手段と、
    前記判定工程による判定結果と前記特性取得手段により取得される特性情報に応じた手順で、前記印刷装置で片面への印刷が行われた記録媒体を再給紙することにより両面に正しいページ順で印刷させるべく印刷ページの順序を決定する順序決定手段と、
    前記順序決定手段により決定される印刷ページの配置及び順序で生成される印刷データを出力させる出力手段とを備え、
    前記順序決定手段は、前記判定手段により前記印刷装置が該両面印刷機能を有すると判定される場合には、その排出方向に応じて、排出された記録媒体が印刷データ本来のページ順に並ぶように、印刷させるページの順序を決定ものであり、
    前記印刷装置が前記両面印刷機能を有しているか否かにより、前記順序決定手段により決定される印刷ページの順序が異なり
    前記印刷装置は、前記出力手段により出力される順序で印刷出力を行うことを特徴とする印刷システム。
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