JP3773313B2 - Crucible furnace type aluminum melting equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、リサイクル利用のためにアルミニウム廃材を溶解することを主な目的としたアルミニウム溶解装置に関し、とくに、坩堝炉を原型とした連続的な溶解処理が可能な坩堝炉型アルミニウム溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
よく知られているように、回収したアルミニウム空き缶は適当に小さく切断してから溶解し、再生地金としてリサイクル利用する。工場などからでるアルミニウム切削屑や切粉やダライ粉などのアルミニウム廃材も同様に溶解して再生地金をつくる。
【0003】
アルミニウムは融点が低いので、どのような形式の炉でも容易に溶解しうる。従来型の坩堝炉でもアルミニウムを溶解できるが、坩堝炉では溶解作業と溶湯の取り出し作業とを交互に繰り返すバッチ処理となるため能率が悪い。アルミニウム廃材の溶解処理を連続的に能率よく行うために、通常は反射炉を使用している。
【0004】
しかし反射炉は酸化ロスが多いという欠点がある。細かなアルミニウム材は溶解時に燃焼火炎にさらされて酸化してしまい、溶解歩留りが悪くなるのである。この点では、被溶解材が燃焼室の火炎にさらされない坩堝炉の方が優れている。
【0005】
そこで従来から、酸化ロスを少なくするように工夫した反射炉型アルミニウム溶解装置が種々提案されている。例えば特開昭58−2587号や実開昭64−5095号公報の装置では、ポンプを用いて溶湯をアルミニウム材に注ぎかける構成としている。また特開平1−132724号公報の装置では、ポンプを用いて溶湯の渦流をつくり、その渦流に向けてアルミニウム材を投入する構成としている。同様に特開平3−120322号や特開平156378号公報の装置では、電磁撹拌装置を用いて溶湯の渦流をつくりだしている。このように、細かなアルミニウム材に溶湯を注いだり、溶湯の渦流内に細かなアルミニウム材を投入することで、空気接触の時間を少なくして酸化ロスを減らしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように酸化ロスを減らす対策を講じた従来の反射炉型アルミニウム溶解装置では、ポンプや電磁撹拌装置などの付加設備のために初期設備費がかさむとともに、これら複雑な付加設備のメンテナンスのために運用経費もかさむという問題があった。アルミニウム空き缶のリサイクルを推進するために、できる限り少ない費用で溶解装置を設備して運用できることが強く要請されている。この面で従来装置は不充分であった。
【0007】
また従来の反射炉型アルミニウム溶解装置は、細かなアルミニウム材を溶湯内に瞬時に巻き込ませることで酸化ロスを減らしている。したがって、アルミニウム材に水分や油分などが付着していると、その付着物が溶湯と瞬時に反応して水蒸気爆発のような激しい反応を引き起こす危険がある。この危険を防止するために、炉に投入する前にアルミニウム材の残留付着物を充分に除いておく必要がある。つまり、切断したアルミニウム空き缶など、溶解しようとするアルミニウム材を事前に加熱処理し、残留水分を除去するとともに表面の印刷にかかる有機質や付着油分を燃焼させて除去している。この事前処理のために、従来、高価な加熱処理設備や集塵設備が必要だという問題があった。
【0008】
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、安価で保守も簡単な設備ですみ、酸化ロスが少なく、能率よく連続的に溶解処理を行え、アルミニウム材の事前処理も簡単にすむようにした坩堝炉型アルミニウム溶解装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る坩堝炉型アルミニウム熔解装置は、つぎの事項(a)〜(e)により特定されるものである。
(a)炉本体と、バーナーと、坩堝と、原料供給手段とを備えた坩堝炉型アルミニウム溶解装置であること
(b)炉本体は、底面と周面の内張り耐火物で囲まれた燃焼室を形成し、周面にバーナーが取り付けられ、燃焼室の上方が開口し、燃焼室の底から外部につながる湯道を備えること
(c)坩堝は、縦長の形態であり、燃焼室の中央に設置され、その中間高さ付近に出湯穴が貫通形成され、出湯穴の内側に仕切部材が付設されること
(d)仕切部材は、出湯穴の内側開口面から離れて当該穴を遮蔽し、その下端は出湯穴の下端位置より下方に達していること
(e)原料供給手段は、炉本体の上方に設置され、アルミニウム材を坩堝内に上部開口から順次投入するとともに、投入したアルミニウム材を坩堝内の溶湯に混ぜ合わせること
【0010】
この発明は、上記の基本構成に加えて、湯道は燃焼室の外部にて溶湯が溜まる保持室を備え、保持室は溜まった溶湯を上方から加熱する補助バーナーを備える構成を採用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の第1実施例の構成を図1と図2に示している。炉本体1の内張り耐火物で囲まれた燃焼室7の中央に台2を設置し、その台2の上に黒鉛坩堝4を載置している。炉本体1の側壁部分の穴に設置されたバーナー5により燃焼室7内の坩堝4および台2が加熱される。炉本体1の側壁部分の2箇所には掃除口10がある。また、炉本体1の上部に覆いかぶさる形態の架台15を設置し、その架台15にアルミニウム挿入装置17および撹拌装置14を搭載している。
【0012】
この発明の構成の大きな特徴は、坩堝4の胴部の中間高さ付近に出湯穴3が貫通形成されていることである。またもう1つの大きな特徴は、坩堝4の内部において出湯穴3が形成されている部分に仕切部材16が付設され、この仕切部材16は出湯穴3の開口面から適宜に離れて当該穴3を遮蔽しており、また仕切部材16の下端は出湯穴3の下端位置より適宜に下方に達していることである。
【0013】
具体例の黒鉛坩堝4は高さ1100mmの円筒形で、そのほぼ中間の胴部の1箇所に縦60mm×横100mmの長方形の出湯穴3を形成している。この実施例の仕切部材16は、坩堝4の上端縁に引っ掛けるように取り付けられて坩堝4の内部に垂下設置されている。仕切部材16の表面と出湯穴3の開口面とは30mm程度の間隔をあけてある。また仕切部材16の下端は出湯穴3の下端より80mm程度下方まで達している。さらに図2に示すように、仕切部材16の両側部は坩堝4の壁面に向かって曲った形態になっており、その両側部が坩堝4の胴部内周面に当接している。
【0014】
適当に小さく切断したアルミニウム空き缶のようなアルミニウム材6を坩堝4内に上部開口から投入し、バーナー5により坩堝4を外周から加熱する。この熱で坩堝4内のアルミニウム材6が下方から溶解する。燃焼ガスは炉壁20と坩堝4の間を経て炉蓋19の開口部21から排出される。なおアルミニウム材6の溶解を促進するために、アルミニウム材6と溶湯を撹拌して混ぜ合わせる撹拌装置14を使用する。
【0015】
坩堝4の胴部のほぼ中間位置に出湯穴3があるので、坩堝4の内部にある程度の量の溶湯が溜まってくると、溶湯は穴3からこぼれ出て坩堝4の外部に排出され、炉本体1の保持室18へと流れて溜まる。炉本体1の内部には燃焼室7から保持室18そして出湯樋12につながる湯道が形成されており、保持室18に溜まったアルミニウム溶湯9が重力の作用で出湯樋12から炉外に排出される。保持室18のアルミニウム溶湯9の冷却を防止するために、炉本体1に補助バーナー11を設置してあり、これにより上方から溶湯9を加熱する。
【0016】
前記のように、出湯穴3の位置に対応した量のアルミニウム溶湯が坩堝4内に溜まるので、上から投入されるアルミニウム材6は溜まっている溶湯に接触して効率よく溶解する。坩堝4の内部のアルミニウム溶湯の湯面より上方の空間は予熱帯となり、この投入されるアルミニウム材6はこの予熱帯に溜まり、下から徐々に溶湯に溶け込んでいく。
【0017】
坩堝4における出湯穴3の形成位置が下すぎると、坩堝4に溜まる溶湯の量が少なくなり、投入されるアルミニウム材6に熱を奪われて溶湯がシャーベット状に凝固してしまい、溶解がスムーズに行われない。また、坩堝4における出湯穴3の形成位置が上すぎると、溜まる溶湯の量が多くなって湯面の位置が高くなり、その分だけ湯面上の予熱帯の空間容積が少なくなる。その場合、投入されて予熱帯に溜まるアルミニウム材6が坩堝4からはみ出してしまい、そのはみ出したアルミニウム材6がバーナー5から発生する気流により飛散してしまう。このような点を考慮して出湯穴3の形成位置を適切に設定する。
【0018】
また、出湯穴3の内面側に仕切部材16を配設して当該穴3をこれから少し離れて遮蔽する構成は、坩堝4に投入されたアルミニウム材6によって出湯穴3が塞がれないようにするために設けている。溶湯の表面には、まだ溶けていないアルミニウム材6やシャーベット状のアルミニウム材のほか酸化物も浮遊しており、溶湯流とともにこれらが出湯穴3に流れ込んで当該穴3を塞いでしまうと、前記のように溶湯の湯面が上昇してしまい、スムーズな溶解処理が阻害される。仕切部材16はこのような不都合を防いでいる。仕切部材16は、その下端部分にて坩堝4の内面と適切な間隔があいていればよい。その間隔部分を通って溶湯が出湯穴3へと流れる。
【0019】
坩堝4内での溶解速度に応じて、アルミニウム材6を順次坩堝4内に投入することで、通常の坩堝炉でのバッチ処理と異なり、連続的に溶解処理を行うことができる。坩堝4に投入したアルミニウム材6はいきなり溶湯に接するのではなく、坩堝4内の上部空間で加熱されながら徐々に下方に落ちていって溶解される。つまり、坩堝4内の上部空間は未溶解物部分の予熱帯であり、下方空間が溶解状態が進む溶解帯となる。アルミニウム材6に水分や油分などの付着物が残留していたとしても、これが予熱帯を通過するあいだに除去され、前述した水蒸気爆発のような激しい反応が起きるおそれは少なく、安全性が高い。また、前記予熱帯は非酸化性雰囲気となるので、酸化ロスはきわめて少ない。
【0020】
【発明の効果】
(1)溶解処理を能率よく連続的に行える。
(2)坩堝内には適当な量のアルミニウム溶湯しか溜まらず、湯面の上方に相当に大容量の予熱帯が形成されるので、その予熱帯を投入アルミニウム材が通過する間に残留付着物が効果的に除去され、したがってアルミニウム材の事前処理を簡略化できるし、水蒸気爆発のような激しい反応は起きにくく、安全に溶解作業を進めることができる。
(3)坩堝内が非酸化性雰囲気に保たれるので、酸化ロスがきわめて少ない。
(4)坩堝炉を原型としているので、設置スペースが小さくてすみ、設備費および保守費も安く、運転経費も安い。
(5)アルミニウム材の付着物は燃料として利用できる。
(6)以上の構成を有する溶解装置なので,アルミニウムインゴットの溶解も連続的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の縦断面図である。
【図2】同上実施例の平断面図である。
【符号の説明】
1 炉本体
2 坩堝台
3 出湯穴
4 坩堝
5 バーナー
6 アルミニウム材
7 燃焼室
9 アルミニウム溶湯
10 掃除口
11 補助バーナー
12 出湯樋
14 撹拌装置
15 架台
16 仕切部材
17 アルミニウム挿入装置
18 保持室
19 炉蓋
20 炉壁
21 開口部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an aluminum melting apparatus whose main purpose is to dissolve waste aluminum for recycling, and more particularly to a crucible furnace type aluminum melting apparatus capable of continuous melting treatment using a crucible furnace as a prototype.
[0002]
[Prior art]
As is well known, the recovered aluminum can can be cut into small pieces, melted, and recycled as recycled metal. Aluminum scraps from mills, scraps of aluminum, and scrap aluminum are also melted in the same way to make recycled bullion.
[0003]
Aluminum has a low melting point and can be easily dissolved in any type of furnace. Aluminum can be melted even in a conventional crucible furnace, but in a crucible furnace, the efficiency is poor because the melting process and the taking-out operation of the molten metal are repeated alternately. In order to efficiently and continuously dissolve the aluminum waste material, a reflection furnace is usually used.
[0004]
However, the reflection furnace has a drawback that there is a lot of oxidation loss. The fine aluminum material is exposed to the combustion flame when it is melted and oxidizes, resulting in poor melting yield. In this respect, the crucible furnace in which the material to be melted is not exposed to the flame of the combustion chamber is superior.
[0005]
Therefore, various types of reflection furnace type aluminum melting apparatuses devised so as to reduce oxidation loss have been proposed. For example, the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-2587 and Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 64-5095 uses a pump to pour molten metal onto an aluminum material. In the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-132724, a vortex of a molten metal is created using a pump, and an aluminum material is introduced toward the vortex. Similarly, in the apparatuses disclosed in JP-A-3-120322 and JP-A-156378, an vortex flow of the molten metal is created using an electromagnetic stirring device. In this way, by pouring the molten metal into a fine aluminum material or by introducing the fine aluminum material into the vortex of the molten metal, the air contact time is reduced and the oxidation loss is reduced.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the conventional reflection furnace type aluminum melting equipment that takes measures to reduce oxidation loss increases initial equipment costs due to additional equipment such as pumps and electromagnetic stirrers, as well as maintenance of these complicated additional equipment. In addition, there was a problem that operation costs were also increased. In order to promote recycling of aluminum cans, there is a strong demand to be able to install and operate melting equipment at the lowest possible cost. In this respect, the conventional apparatus is insufficient.
[0007]
Further, the conventional reflection furnace type aluminum melting apparatus reduces oxidation loss by instantaneously entraining a fine aluminum material in the molten metal. Therefore, if moisture, oil, or the like adheres to the aluminum material, there is a risk that the adhering matter reacts instantaneously with the molten metal and causes a violent reaction such as a steam explosion. In order to prevent this danger, it is necessary to sufficiently remove the residual deposits of the aluminum material before putting it into the furnace. That is, an aluminum material to be dissolved, such as a cut aluminum empty can, is preliminarily heat-treated to remove residual moisture and burn and remove organic matter and attached oil on the surface printing. Conventionally, there has been a problem that expensive heat treatment equipment and dust collection equipment are necessary for this pretreatment.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and its purpose is to use equipment that is inexpensive and easy to maintain, has little oxidation loss, can be efficiently and continuously melted, and pre-treats aluminum materials. Another object of the present invention is to provide a crucible furnace type aluminum melting apparatus that can be easily completed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The crucible furnace type aluminum melting apparatus according to the present invention is specified by the following items (a) to (e).
(A) A crucible furnace type aluminum melting apparatus provided with a furnace body, a burner, a crucible, and a raw material supply means. (B) The furnace body is a combustion chamber surrounded by a lining refractory on the bottom and peripheral surfaces. (C) The crucible has a vertically long shape at the center of the combustion chamber, and a burner is attached to the peripheral surface, the upper portion of the combustion chamber is open, and the runner is connected to the outside from the bottom of the combustion chamber. A hot water hole is formed in the vicinity of the intermediate height, and a partition member is attached to the inner side of the hot water hole (d) the partition member is shielded from the inner opening surface of the hot water hole, (E) The raw material supply means is installed above the furnace body, and the aluminum material is sequentially introduced into the crucible from the upper opening, and the introduced aluminum material is Mix with the molten metal in the crucible [0 10]
In the present invention, in addition to the basic configuration described above, the runner may include a holding chamber in which molten metal accumulates outside the combustion chamber, and the holding chamber may include an auxiliary burner that heats the accumulated molten metal from above. it can.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The configuration of the first embodiment of the present invention is shown in FIGS. A
[0012]
A major feature of the configuration of the present invention is that a hot
[0013]
The graphite crucible 4 of a specific example is a cylindrical shape with a height of 1100 mm, and a rectangular hot
[0014]
An aluminum material 6 such as an aluminum can that has been cut into a small size is put into the crucible 4 from the upper opening, and the crucible 4 is heated from the outer periphery by the
[0015]
Since there is a pouring
[0016]
As described above, an amount of molten aluminum corresponding to the position of the
[0017]
If the formation position of the
[0018]
Moreover, the structure which arrange | positions the
[0019]
Unlike the batch process in a normal crucible furnace, the melting process can be continuously performed by sequentially feeding the aluminum material 6 into the crucible 4 according to the melting rate in the crucible 4. The aluminum material 6 put into the crucible 4 does not contact the molten metal suddenly, but gradually falls down and is melted while being heated in the upper space in the crucible 4. That is, the upper space in the crucible 4 is a pre-tropical zone of the undissolved part, and the lower space is a melting zone in which the dissolved state proceeds. Even if deposits such as moisture and oil remain on the aluminum material 6, they are removed while passing through the pre-tropical zone, and there is little risk of a violent reaction such as the steam explosion described above, and safety is high. Further, since the pre-tropical zone has a non-oxidizing atmosphere, there is very little oxidation loss.
[0020]
【The invention's effect】
(1) The dissolution treatment can be performed efficiently and continuously.
(2) Only a suitable amount of molten aluminum is stored in the crucible, and a considerably large volume of pre-tropical zone is formed above the hot water surface. Therefore, the pretreatment of the aluminum material can be simplified, and a vigorous reaction such as a steam explosion is unlikely to occur, so that the melting operation can proceed safely.
(3) Since the inside of the crucible is kept in a non-oxidizing atmosphere, oxidation loss is extremely small.
(4) Since the crucible furnace is used as a prototype, the installation space is small, equipment costs and maintenance costs are low, and operating costs are low.
(5) Aluminum deposits can be used as fuel.
(6) Since the melting apparatus has the above configuration, the aluminum ingot can be melted continuously.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan sectional view of the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
炉本体は、底面と周面の内張り耐火物で囲まれた燃焼室を形成し、周面にバーナーが取り付けられ、燃焼室の上方が開口し、燃焼室の底から外部につながる湯道を備え、
坩堝は、縦長の形態であり、燃焼室の中央に設置され、その中間高さ付近に出湯穴が貫通形成され、出湯穴の内側に仕切部材が付設され、
仕切部材は、出湯穴の内側開口面から離れて当該穴を遮蔽し、その下端は出湯穴の下端位置より下方に達しており、
原料供給手段は、炉本体の上方に設置され、アルミニウム材を坩堝内に上部開口から順次投入するとともに、投入したアルミニウム材を坩堝内の溶湯に混ぜ合わせる
坩堝炉型アルミニウム熔解装置。A crucible furnace type aluminum melting apparatus provided with a furnace body, a burner, a crucible, and a raw material supply means,
The furnace body forms a combustion chamber surrounded by a refractory lining on the bottom and peripheral surfaces, a burner is attached to the peripheral surface, the upper part of the combustion chamber opens, and a runner that connects from the bottom of the combustion chamber to the outside ,
The crucible is in a vertically long form, installed in the center of the combustion chamber, a hot water hole is formed in the vicinity of the intermediate height, and a partition member is attached inside the hot water hole,
The partition member separates from the inner opening surface of the hot water hole and shields the hole, and the lower end thereof reaches below the lower end position of the hot water hole,
The raw material supply means is installed above the furnace body, and sequentially introduces aluminum materials into the crucible from the upper opening, and mixes the introduced aluminum materials with the molten metal in the crucible.
保持室は、溜まった溶湯を上方から加熱する補助バーナーを備える
請求項1に記載の坩堝型アルミニウム熔解装置。The runway has a holding chamber where molten metal accumulates outside the combustion chamber,
The crucible type aluminum melting apparatus according to claim 1, wherein the holding chamber includes an auxiliary burner that heats the accumulated molten metal from above.
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